翼をください今 私の願い事が叶うならば 翼がほしい この背中に鳥のように 白い翼 つけて下さい この大空に翼を広げ 飛んで行きたいよ 悲しみのない自由な空へ 翼はためかせ 行きたい 今 富とか名誉ならばいらないけど 翼がほしい 子供の時 夢見たこと 今も同じ 夢に見ている この大空に翼を広げ 飛んで行きたいよ 悲しみのない自由な空へ 翼はためかせ 行きたい この大空に翼を広げ 飛んで行きたいよ 悲しみのない自由な空へ 翼はためかせ 行きたい | 新垣勉 | 山上路夫 | 村井邦彦 | 上柴はじめ | 今 私の願い事が叶うならば 翼がほしい この背中に鳥のように 白い翼 つけて下さい この大空に翼を広げ 飛んで行きたいよ 悲しみのない自由な空へ 翼はためかせ 行きたい 今 富とか名誉ならばいらないけど 翼がほしい 子供の時 夢見たこと 今も同じ 夢に見ている この大空に翼を広げ 飛んで行きたいよ 悲しみのない自由な空へ 翼はためかせ 行きたい この大空に翼を広げ 飛んで行きたいよ 悲しみのない自由な空へ 翼はためかせ 行きたい |
死んだ男の残したものは死んだ男の残したものは ひとりの妻とひとりの子ども 他には何も残さなかった 墓石ひとつ残さなかった 死んだ女の残したものは しおれた花とひとりの子ども 他には何も残さなかった 着もの一枚残さなかった 死んだ子どもの残したものは ねじれた脚と乾いた涙 他には何も残さなかった 思い出ひとつ残さなかった 死んだ兵士の残したものは こわれた銃とゆがんだ地球 他には何も残せなかった 平和ひとつ残せなかった 死んだかれらの残したものは 生きてるわたし生きてるあなた 他には誰も残っていない 他には誰も残っていない 死んだ歴史の残したものは 輝く今日とまた来る明日 他には誰も残っていない 他には誰も残っていない | 新垣勉 | 谷川俊太郎 | 武満徹 | 伊藤芳輝 | 死んだ男の残したものは ひとりの妻とひとりの子ども 他には何も残さなかった 墓石ひとつ残さなかった 死んだ女の残したものは しおれた花とひとりの子ども 他には何も残さなかった 着もの一枚残さなかった 死んだ子どもの残したものは ねじれた脚と乾いた涙 他には何も残さなかった 思い出ひとつ残さなかった 死んだ兵士の残したものは こわれた銃とゆがんだ地球 他には何も残せなかった 平和ひとつ残せなかった 死んだかれらの残したものは 生きてるわたし生きてるあなた 他には誰も残っていない 他には誰も残っていない 死んだ歴史の残したものは 輝く今日とまた来る明日 他には誰も残っていない 他には誰も残っていない |
ゴンドラの唄いのち短し 恋せよ小女(おとめ) 朱(あか)き唇 褪(あ)せぬ間に 熱き血潮の 冷えぬ間に 明日の月日は ないものを いのち短し 恋せよ小女(おとめ) いざ手を取りて 彼(か)の舟に いざ燃ゆる頬を 君が頬に ここは誰(た)れも 来ぬものを いのち短し 恋せよ小女(おとめ) 彼に漂(ただよ)う 舟の様(よ)に 君が柔手(やわて)を 我が肩に ここには人目 無いものを いのち短し 恋せよ小女(おとめ) 黒髪の色 褪(あ)せぬ間に 心のほのお 消えぬ間に 今日はふたたび 来ぬものを | 新垣勉 | 吉井勇 | 中山晋平 | 美野春樹 | いのち短し 恋せよ小女(おとめ) 朱(あか)き唇 褪(あ)せぬ間に 熱き血潮の 冷えぬ間に 明日の月日は ないものを いのち短し 恋せよ小女(おとめ) いざ手を取りて 彼(か)の舟に いざ燃ゆる頬を 君が頬に ここは誰(た)れも 来ぬものを いのち短し 恋せよ小女(おとめ) 彼に漂(ただよ)う 舟の様(よ)に 君が柔手(やわて)を 我が肩に ここには人目 無いものを いのち短し 恋せよ小女(おとめ) 黒髪の色 褪(あ)せぬ間に 心のほのお 消えぬ間に 今日はふたたび 来ぬものを |
あなたに人にやさしくされた時 自分の小ささを知りました あなた疑う心恥じて 信じましょう心から 流れゆく日々その中で 変わりゆく物多すぎて 揺るがないものただ一つ あなたへの思いは変わらない 泣かないで愛しい人よ 悩める喜び感じよう 気がつけば悩んだ倍 あなたを大切に思う ほら 元どおり以上だよ 気がつけばもう僕の腕の中 あなたに 逢いたくて 逢いたくて あなたに 逢いたくて 逢いたくて 眠れない夜 夢で逢えたら考えすぎて 眠れない夜 夢で逢えたら どこへ行こうか? あなたがいれば どこでもいいよ あなたに 逢いたくて 逢いたくて あなたに 逢いたくて 逢いたくて 流れゆく日々 季節は変わる 花咲き散れば元にもどるの こんな世の中 誰を信じて歩いてゆこう 手を取ってくれますか? あなたに 逢いたくて 逢いたくて あなたに 逢いたくて 逢いたくて | 新垣勉 | Kiyosaku Uezu | MONGOL800 | | 人にやさしくされた時 自分の小ささを知りました あなた疑う心恥じて 信じましょう心から 流れゆく日々その中で 変わりゆく物多すぎて 揺るがないものただ一つ あなたへの思いは変わらない 泣かないで愛しい人よ 悩める喜び感じよう 気がつけば悩んだ倍 あなたを大切に思う ほら 元どおり以上だよ 気がつけばもう僕の腕の中 あなたに 逢いたくて 逢いたくて あなたに 逢いたくて 逢いたくて 眠れない夜 夢で逢えたら考えすぎて 眠れない夜 夢で逢えたら どこへ行こうか? あなたがいれば どこでもいいよ あなたに 逢いたくて 逢いたくて あなたに 逢いたくて 逢いたくて 流れゆく日々 季節は変わる 花咲き散れば元にもどるの こんな世の中 誰を信じて歩いてゆこう 手を取ってくれますか? あなたに 逢いたくて 逢いたくて あなたに 逢いたくて 逢いたくて |
あなたを忘れないどうして生まれて きたかも知らずに ひろがる夜空に あふれる星(ひかり) それは流れる 時のどこかで 明日を見つめる あなたに似てる つらくてこぼれる 涙もあるけど 悲しみだけじゃない 涙だって かならずある あなたを忘れない 愛はいつでも 抱きしめてる誰かが きっといるから きっと 耳をすませば 響くときめき ひとりじゃないこと 教えてくれる 優しくなりたい 気持ちを信じて そこにはほんとうの 絆がある かならずある あなたを忘れない 愛はいつでも 抱きしめてる誰かが きっといるから きっと | 新垣勉 | 松井五郎 | 宮下博次 | | どうして生まれて きたかも知らずに ひろがる夜空に あふれる星(ひかり) それは流れる 時のどこかで 明日を見つめる あなたに似てる つらくてこぼれる 涙もあるけど 悲しみだけじゃない 涙だって かならずある あなたを忘れない 愛はいつでも 抱きしめてる誰かが きっといるから きっと 耳をすませば 響くときめき ひとりじゃないこと 教えてくれる 優しくなりたい 気持ちを信じて そこにはほんとうの 絆がある かならずある あなたを忘れない 愛はいつでも 抱きしめてる誰かが きっといるから きっと |
竹田の子守唄守もいやがる 盆から先にゃ 雪もちらつくし 子も泣くし 盆が来たとて 何うれしかろ 帷子(かたびら)はなし 帯はなし この子よう泣く 守をばいじる 守も一日 やせるやら はよも行(ゆ)きたや この在所(ざいしょ)こえて 向こうに見えるは 親の家(うち) | 新垣勉 | 京都府民謡 | 京都府民謡 | 美野春樹 | 守もいやがる 盆から先にゃ 雪もちらつくし 子も泣くし 盆が来たとて 何うれしかろ 帷子(かたびら)はなし 帯はなし この子よう泣く 守をばいじる 守も一日 やせるやら はよも行(ゆ)きたや この在所(ざいしょ)こえて 向こうに見えるは 親の家(うち) |
四季の歌春を愛する人は 心清き人 スミレの花のような ぼくの友だち 夏を愛する人は 心強き人 岩をくだく波のような ぼくの父親 秋を愛する人は 心深き人 愛を語るハイネのような ぼくの恋人 冬を愛する人は 心広き人 根雪をとかす大地のような ぼくの母親 ララララ… | 新垣勉 | 荒木とよひさ | 荒木とよひさ | 宮下博次 | 春を愛する人は 心清き人 スミレの花のような ぼくの友だち 夏を愛する人は 心強き人 岩をくだく波のような ぼくの父親 秋を愛する人は 心深き人 愛を語るハイネのような ぼくの恋人 冬を愛する人は 心広き人 根雪をとかす大地のような ぼくの母親 ララララ… |
君をのせてあの地平線 輝くのは どこかに君をかくしているから たくさんの灯がなつかしいのは あのどれかひとつに 君がいるから さあ でかけよう ひときれのパン ナイフ ランプ かばんにつめこんで 父さんが残した 熱い想い 母さんがくれた あのまなざし 地球はまわる 君をかくして 輝く瞳 きらめく灯 地球はまわる 君をのせて いつかきっと出会う ぼくらをのせて 父さんが残した 熱い想い 母さんがくれた あのまなざし 地球はまわる 君をかくして 輝く瞳 きらめく灯 地球はまわる 君をのせて いつかきっと出会う ぼくらをのせて | 新垣勉 | 宮崎駿 | 久石譲 | | あの地平線 輝くのは どこかに君をかくしているから たくさんの灯がなつかしいのは あのどれかひとつに 君がいるから さあ でかけよう ひときれのパン ナイフ ランプ かばんにつめこんで 父さんが残した 熱い想い 母さんがくれた あのまなざし 地球はまわる 君をかくして 輝く瞳 きらめく灯 地球はまわる 君をのせて いつかきっと出会う ぼくらをのせて 父さんが残した 熱い想い 母さんがくれた あのまなざし 地球はまわる 君をかくして 輝く瞳 きらめく灯 地球はまわる 君をのせて いつかきっと出会う ぼくらをのせて |
時には昔の話を時には昔の話をしようか 通いなれた なじみのあの店 マロニエの並木が窓辺に見えてた コーヒーを一杯で一日 見えない明日を むやみにさがして 誰もが希望をたくした ゆれていた時代の 熱い風にふかれて 体中で瞬間を感じた そうだね 道端で眠ったこともあったね どこにも行けない みんなで お金はなくても なんとか生きてた 貧しさが明日を運んだ 小さな下宿屋にいく人もおしかけ 朝まで騒いで眠った 嵐のように毎日が燃えていた 息がきれるまで走った そうだね 一枚残った写真をごらんよ ひげづらの男は君だね どこにいるのか今ではわからない 友達もいく人かいるけど あの日のすべてが空しいものだと それは誰にも言えない 今でも同じように 見果てぬ夢を描いて 走りつづけているよね どこかで | 新垣勉 | 加藤登紀子 | 加藤登紀子 | | 時には昔の話をしようか 通いなれた なじみのあの店 マロニエの並木が窓辺に見えてた コーヒーを一杯で一日 見えない明日を むやみにさがして 誰もが希望をたくした ゆれていた時代の 熱い風にふかれて 体中で瞬間を感じた そうだね 道端で眠ったこともあったね どこにも行けない みんなで お金はなくても なんとか生きてた 貧しさが明日を運んだ 小さな下宿屋にいく人もおしかけ 朝まで騒いで眠った 嵐のように毎日が燃えていた 息がきれるまで走った そうだね 一枚残った写真をごらんよ ひげづらの男は君だね どこにいるのか今ではわからない 友達もいく人かいるけど あの日のすべてが空しいものだと それは誰にも言えない 今でも同じように 見果てぬ夢を描いて 走りつづけているよね どこかで |
故郷兎(うさぎ)追(お)いし かの山 小鮒(こぶな)釣りし かの川 夢は今も めぐりて 忘れがたき 故郷(ふるさと) 如何(いか)に在(い)ます 父母 恙(つつが)なしや 友がき 雨に風に つけても 思い出(い)づる 故郷(ふるさと) 志(こころざし)を はたして いつの日にか 帰らん 山は青き 故郷(ふるさと) 水は清き 故郷(ふるさと) | 新垣勉 | 高野辰之 | 岡野貞一 | 美野春樹 | 兎(うさぎ)追(お)いし かの山 小鮒(こぶな)釣りし かの川 夢は今も めぐりて 忘れがたき 故郷(ふるさと) 如何(いか)に在(い)ます 父母 恙(つつが)なしや 友がき 雨に風に つけても 思い出(い)づる 故郷(ふるさと) 志(こころざし)を はたして いつの日にか 帰らん 山は青き 故郷(ふるさと) 水は清き 故郷(ふるさと) |
浜辺の歌あした浜辺を さまよえば 昔のことぞ しのばるる 風の音よ 雲のさまよ 寄する波も 貝の色も ゆうべ浜辺を もとおれば 昔の人ぞ しのばるる 寄する波よ 返す波よ 月の色も 星の影も 月の色も 星の影も | 新垣勉 | 林古溪 | 成田為三 | 美野春樹 | あした浜辺を さまよえば 昔のことぞ しのばるる 風の音よ 雲のさまよ 寄する波も 貝の色も ゆうべ浜辺を もとおれば 昔の人ぞ しのばるる 寄する波よ 返す波よ 月の色も 星の影も 月の色も 星の影も |
あざみの歌山には山の 愁いあり 海には海の かなしみや ましてこころの 花園に 咲きしあざみの 花ならば 高嶺の百合の それよりも 秘めたる夢を ひとすじに くれない燃ゆる その姿 あざみに深き わが思い いとしき花よ 汝(な)はあざみ こころの花よ 汝はあざみ さだめの径は 涯てなくも かおれよせめて わが胸に | 新垣勉 | 横井弘 | 八洲秀章 | 宮下博次 | 山には山の 愁いあり 海には海の かなしみや ましてこころの 花園に 咲きしあざみの 花ならば 高嶺の百合の それよりも 秘めたる夢を ひとすじに くれない燃ゆる その姿 あざみに深き わが思い いとしき花よ 汝(な)はあざみ こころの花よ 汝はあざみ さだめの径は 涯てなくも かおれよせめて わが胸に |
Arrietty's SongI'm 14 years old, I'm pretty. 元気な 小さい Lady 床下に ずっと 借りぐらししてたの 時には Happy, 時には Blue, 誰かに会いたい 風 髪に感じて 空を眺めたい あなたに花 届けたい 向こうは別の世界 ほら蝶々が舞ってる 私を待っている そう、変わることのない わたしの小さい世界 嫌いじゃないの でもあなたを もっと もっと知りたくて 喜びと悲しみは いつも 折り混ざってゆく 風 髪に感じて 空を眺めたい あなたに花 届けたい 向こうは別の世界 ほら蝶々が舞ってる あなたを待っている 太陽の下で 花に囲まれて あなたと日々 過ごしたい この想いを胸に 新しい世界で 私らしく 生きる | 新垣勉 | Cecile Corbel・訳詞:伊平容子 | Simon Caby・Cecile Corbel | | I'm 14 years old, I'm pretty. 元気な 小さい Lady 床下に ずっと 借りぐらししてたの 時には Happy, 時には Blue, 誰かに会いたい 風 髪に感じて 空を眺めたい あなたに花 届けたい 向こうは別の世界 ほら蝶々が舞ってる 私を待っている そう、変わることのない わたしの小さい世界 嫌いじゃないの でもあなたを もっと もっと知りたくて 喜びと悲しみは いつも 折り混ざってゆく 風 髪に感じて 空を眺めたい あなたに花 届けたい 向こうは別の世界 ほら蝶々が舞ってる あなたを待っている 太陽の下で 花に囲まれて あなたと日々 過ごしたい この想いを胸に 新しい世界で 私らしく 生きる |
きみの朝横たわるきみの顔に 朝の光が射している 過去の重さを洗おうとして たどりついた 深い眠りよ 別れようとする魂と 出会おうとする魂と あゝ心より躯のほうが 確かめられるというのか モーニング モーニング きみの朝だよ モーニング モーニング きみの朝だよ 急ぎ足ふととめて ふりかえれば夕焼けが この先いくら生きてゆくのか こんな暮らし 仮の姿と 生まれようとする魂と 老いぼれてゆく魂と あゝ人間のはしくれに 生まれてきたというのに モーニング モーニング きみの朝だよ モーニング モーニング きみの朝だよ 群衆をのみこんだ 都会(まち)の悲しみの渦の中に コーヒー一杯分のやさしさを そそぎこむ ぼくの唄よ かわろうとする魂と よどんでしまう魂と あゝ躯じゅう輝きながら 旅立ってゆけ 朝に モーニング モーニング きみの朝だよ モーニング モーニング きみの朝だよ モーニング モーニング きみの朝だよ モーニング モーニング きみの朝だよ | 新垣勉 | 岡本おさみ | 岸田智史 | 淡海悟郎 | 横たわるきみの顔に 朝の光が射している 過去の重さを洗おうとして たどりついた 深い眠りよ 別れようとする魂と 出会おうとする魂と あゝ心より躯のほうが 確かめられるというのか モーニング モーニング きみの朝だよ モーニング モーニング きみの朝だよ 急ぎ足ふととめて ふりかえれば夕焼けが この先いくら生きてゆくのか こんな暮らし 仮の姿と 生まれようとする魂と 老いぼれてゆく魂と あゝ人間のはしくれに 生まれてきたというのに モーニング モーニング きみの朝だよ モーニング モーニング きみの朝だよ 群衆をのみこんだ 都会(まち)の悲しみの渦の中に コーヒー一杯分のやさしさを そそぎこむ ぼくの唄よ かわろうとする魂と よどんでしまう魂と あゝ躯じゅう輝きながら 旅立ってゆけ 朝に モーニング モーニング きみの朝だよ モーニング モーニング きみの朝だよ モーニング モーニング きみの朝だよ モーニング モーニング きみの朝だよ |
我した村思い出は ふるさとの村 夢に見る 県道みち 道すじの 並松(なんまつ)の 並松(なんまつ)の 一里二里 思い出は ふるさとの村 なつかしく 村あしび 遊(あし)び庭(な)の デイゴの花(でぃぐぬはな) デイゴの花(でぃぐぬはな) 赤さ赤さ 思い出は ふるさとの村 忘れない カヤブキの 家(や)のそばに 九年母(くねんぼ)の 九年母(くねんぼ)の 二つ三つ | 新垣勉 | 朝比呂志 | 普久原恒勇 | 淡海悟郎 | 思い出は ふるさとの村 夢に見る 県道みち 道すじの 並松(なんまつ)の 並松(なんまつ)の 一里二里 思い出は ふるさとの村 なつかしく 村あしび 遊(あし)び庭(な)の デイゴの花(でぃぐぬはな) デイゴの花(でぃぐぬはな) 赤さ赤さ 思い出は ふるさとの村 忘れない カヤブキの 家(や)のそばに 九年母(くねんぼ)の 九年母(くねんぼ)の 二つ三つ |
風人は誰も ただ一人旅に出て 人は誰も ふるさとを振り返る ちょっぴりさみしくて振り返っても そこにはただ風が吹いているだけ 人は誰も 人生につまづいて 人は誰も 夢やぶれ振り返る プラタナスの枯葉舞う冬の道で プラタナスの散る音に振り返る 帰っておいでよと振り返っても そこにはただ風が吹いているだけ 人は誰も 恋をした切なさに 人は誰も 耐え切れず振り返る 何かを求めて振り返っても そこにはただ風が吹いているだけ 振り返らずただ一人一歩ずつ 振り返らず泣かないで歩くんだ 何かを求めて振り返っても そこにはただ風が吹いているだけ 吹いているだけ 吹いているだけ…… | 新垣勉 | 北山修 | 端田宣彦 | 上柴はじめ | 人は誰も ただ一人旅に出て 人は誰も ふるさとを振り返る ちょっぴりさみしくて振り返っても そこにはただ風が吹いているだけ 人は誰も 人生につまづいて 人は誰も 夢やぶれ振り返る プラタナスの枯葉舞う冬の道で プラタナスの散る音に振り返る 帰っておいでよと振り返っても そこにはただ風が吹いているだけ 人は誰も 恋をした切なさに 人は誰も 耐え切れず振り返る 何かを求めて振り返っても そこにはただ風が吹いているだけ 振り返らずただ一人一歩ずつ 振り返らず泣かないで歩くんだ 何かを求めて振り返っても そこにはただ風が吹いているだけ 吹いているだけ 吹いているだけ…… |
涙そうそう古いアルバムめくり ありがとうってつぶやいた いつもいつも胸の中 励ましてくれる人よ 晴れ渡る日も 雨の日も 浮かぶあの笑顔 想い出遠くあせても おもかげ探して よみがえる日は 涙そうそう 一番星に祈る それが私のくせになり 夕暮れに見上げる空 心いっぱいあなた探す 悲しみにも 喜びにも おもうあの笑顔 あなたの場所から私が 見えたら きっといつか 会えると信じ 生きてゆく 晴れ渡る日も 雨の日も 浮かぶあの笑顔 想い出遠くあせても さみしくて 恋しくて 君への想い 涙そうそう 会いたくて 会いたくて 君への想い 涙そうそう | 新垣勉 | 森山良子 | BEGIN | | 古いアルバムめくり ありがとうってつぶやいた いつもいつも胸の中 励ましてくれる人よ 晴れ渡る日も 雨の日も 浮かぶあの笑顔 想い出遠くあせても おもかげ探して よみがえる日は 涙そうそう 一番星に祈る それが私のくせになり 夕暮れに見上げる空 心いっぱいあなた探す 悲しみにも 喜びにも おもうあの笑顔 あなたの場所から私が 見えたら きっといつか 会えると信じ 生きてゆく 晴れ渡る日も 雨の日も 浮かぶあの笑顔 想い出遠くあせても さみしくて 恋しくて 君への想い 涙そうそう 会いたくて 会いたくて 君への想い 涙そうそう |
ふるさとの雨雨が降る降る ふるさとの 山のみどりに 田や畑に 稔りの雨が 島に降る 雨がふるふる ふるさとに 雨が降る降る ふるさとの 赤いかわらに 石垣に 風の涙か うるむよう 雨がふるふる ふるさとに 雨が降る降る ふるさとの 真紅(あか)いデイゴにユウナの葉に まろい雨が 島に降る 雨がふるふる ふるさとに | 新垣勉 | 吉川安一 | 普久原恒勇 | | 雨が降る降る ふるさとの 山のみどりに 田や畑に 稔りの雨が 島に降る 雨がふるふる ふるさとに 雨が降る降る ふるさとの 赤いかわらに 石垣に 風の涙か うるむよう 雨がふるふる ふるさとに 雨が降る降る ふるさとの 真紅(あか)いデイゴにユウナの葉に まろい雨が 島に降る 雨がふるふる ふるさとに |
さんぽあるこう あるこう わたしはげんき あるくの だいすき どんどんいこう さかみち トンネル くさっぱらいっぽんばしに でこぼこじゃりみち くものすくぐって くだりみち あるこう あるこう わたしはげんき あるくの だいすき どんどんいこう みつばち ぶんぶん はなばたけ ひなたにとかげ へびはひるね ばったがとんで まがりみち あるこう あるこう わたしはげんき あるくの だいすき どんどんいこう きつねも たぬきも でておいで たんけんしよう はやしのおくまで ともだちたくさん うれしいな ともだちたくさん うれしいな | 新垣勉 | 中川李枝子 | 久石譲 | | あるこう あるこう わたしはげんき あるくの だいすき どんどんいこう さかみち トンネル くさっぱらいっぽんばしに でこぼこじゃりみち くものすくぐって くだりみち あるこう あるこう わたしはげんき あるくの だいすき どんどんいこう みつばち ぶんぶん はなばたけ ひなたにとかげ へびはひるね ばったがとんで まがりみち あるこう あるこう わたしはげんき あるくの だいすき どんどんいこう きつねも たぬきも でておいで たんけんしよう はやしのおくまで ともだちたくさん うれしいな ともだちたくさん うれしいな |
赤とんぼ夕焼け小焼けの 赤とんぼ 負(お)われて見たのは いつの日か 山の畑の 桑(くわ)の実を 小籠(こかご)に摘んだは まぼろしか 十五で姐(ねえ)やは 嫁に行き お里のたよりも 絶えはてた 夕焼け小焼けの 赤とんぼ とまっているよ 竿(さお)の先 | 新垣勉 | 三木露風 | 山田耕筰 | 美野春樹 | 夕焼け小焼けの 赤とんぼ 負(お)われて見たのは いつの日か 山の畑の 桑(くわ)の実を 小籠(こかご)に摘んだは まぼろしか 十五で姐(ねえ)やは 嫁に行き お里のたよりも 絶えはてた 夕焼け小焼けの 赤とんぼ とまっているよ 竿(さお)の先 |
愛燦燦雨 潸潸(さんさん)と この身に落ちて わずかばかりの運の悪さを 恨んだりして 人は哀しい 哀しいものですね それでも過去達は 優しく睫毛に憩う 人生って 不思議なものですね 風 散散(さんさん)と この身に荒れて 思いどおりにならない夢を 失くしたりして 人はかよわい かよわいものですね それでも未来達は 人待ち顔して微笑む 人生って 嬉しいものですね 愛 燦燦(さんさん)と この身に降って 心秘そかな嬉し涙を 流したりして 人はかわいい かわいいものですね ああ 過去達は 優しく睫毛に憩う 人生って 不思議なものですね ああ 未来達は 人待ち顔して微笑む 人生って 嬉しいものですね | 新垣勉 | 小椋佳 | 小椋佳 | 宮下博次 | 雨 潸潸(さんさん)と この身に落ちて わずかばかりの運の悪さを 恨んだりして 人は哀しい 哀しいものですね それでも過去達は 優しく睫毛に憩う 人生って 不思議なものですね 風 散散(さんさん)と この身に荒れて 思いどおりにならない夢を 失くしたりして 人はかよわい かよわいものですね それでも未来達は 人待ち顔して微笑む 人生って 嬉しいものですね 愛 燦燦(さんさん)と この身に降って 心秘そかな嬉し涙を 流したりして 人はかわいい かわいいものですね ああ 過去達は 優しく睫毛に憩う 人生って 不思議なものですね ああ 未来達は 人待ち顔して微笑む 人生って 嬉しいものですね |
風の谷のナウシカ金色の花びら散らして 振り向けば まばゆい草原 雲間から光が射せば 身体ごと宙に浮かぶの やさしさは見えない翼ね 遠くからあなたが呼んでる 愛しあう人は誰でも 飛び方を知ってるものよ 風の谷のナウシカ 髪を軽くなびかせ 風の谷のナウシカ 眠る樹海を飛び超え 青空から舞い降りたら やさしくつかまえて 花や木や小鳥の言葉を あなたにも教えてあげたい 何故人は傷つけあうの しあわせに小石を投げて 風の谷のナウシカ 白い霧が晴れたら 風の谷のナウシカ 手と手固く握って 大地けって翔び立つのよ はるかな地平線 風の谷のナウシカ 眠る樹海を飛び超え 青空から舞い降りたら やさしく抱きしめて | 新垣勉 | 松本隆 | 細野晴臣 | | 金色の花びら散らして 振り向けば まばゆい草原 雲間から光が射せば 身体ごと宙に浮かぶの やさしさは見えない翼ね 遠くからあなたが呼んでる 愛しあう人は誰でも 飛び方を知ってるものよ 風の谷のナウシカ 髪を軽くなびかせ 風の谷のナウシカ 眠る樹海を飛び超え 青空から舞い降りたら やさしくつかまえて 花や木や小鳥の言葉を あなたにも教えてあげたい 何故人は傷つけあうの しあわせに小石を投げて 風の谷のナウシカ 白い霧が晴れたら 風の谷のナウシカ 手と手固く握って 大地けって翔び立つのよ はるかな地平線 風の谷のナウシカ 眠る樹海を飛び超え 青空から舞い降りたら やさしく抱きしめて |
白いブランコ君はおぼえているかしら あの白いブランコ 風に吹かれて ふたりでゆれた あの白いブランコ 日暮れはいつも淋しいと 小さな肩をふるわせた 君にくちづけした時に 優しくゆれた 白い白いブランコ 君はおぼえているかしら あの白いブランコ 寒い夜に 寄りそってゆれた あの白いブランコ 誰でもみんな ひとりぼっち 誰かを愛していたいのと 冷たいほほを寄せた時に 静かにゆれた 白い白いブランコ 僕の心に今もゆれる あの白いブランコ 幼い恋を 見つめてくれた あの白いブランコ まだこわれずに あるのなら 君の面影抱きしめて ひとりでゆれてみようかしら 遠いあの日の 白い白い白いブランコ | 新垣勉 | 小平なほみ | 菅原進 | 宮下博次 | 君はおぼえているかしら あの白いブランコ 風に吹かれて ふたりでゆれた あの白いブランコ 日暮れはいつも淋しいと 小さな肩をふるわせた 君にくちづけした時に 優しくゆれた 白い白いブランコ 君はおぼえているかしら あの白いブランコ 寒い夜に 寄りそってゆれた あの白いブランコ 誰でもみんな ひとりぼっち 誰かを愛していたいのと 冷たいほほを寄せた時に 静かにゆれた 白い白いブランコ 僕の心に今もゆれる あの白いブランコ 幼い恋を 見つめてくれた あの白いブランコ まだこわれずに あるのなら 君の面影抱きしめて ひとりでゆれてみようかしら 遠いあの日の 白い白い白いブランコ |
さよならのかわりに僕の手に触れてみて きみの手とひとつになる 静かにかよいあうもの これが生きている温かさ どんなに離れても きみをずっと覚えている どこにいても 信じていて 僕はいつもきみと生きている 会えない朝も昼も 疲れて眠る夜も 生きていく街の中 たたずむ人混みの中 見上げればそこには空がある きみと同じ空を見る 何を見ても聞いても きみのことを思うだろう いろんなことがあるたび きっときみに語りかけるだろう かわいた風の中で やまない雨の中で どんなに離れても きみをそばに感じるだろう 淋しいかい 僕も同じだよ だけどもう歩き出そう 心で抱きしめるよ さよならのかわりに 僕の手に触れてみて きみの手とひとつになる 静かにかよいあうもの これが生きている温かさ どんなに離れても きみをずっと支えている くじけないで 信じていて 僕はいつもきみと生きている くじけないで 信じていて 僕はいつもきみと生きている | 新垣勉 | 谷山浩子 | 谷山浩子 | | 僕の手に触れてみて きみの手とひとつになる 静かにかよいあうもの これが生きている温かさ どんなに離れても きみをずっと覚えている どこにいても 信じていて 僕はいつもきみと生きている 会えない朝も昼も 疲れて眠る夜も 生きていく街の中 たたずむ人混みの中 見上げればそこには空がある きみと同じ空を見る 何を見ても聞いても きみのことを思うだろう いろんなことがあるたび きっときみに語りかけるだろう かわいた風の中で やまない雨の中で どんなに離れても きみをそばに感じるだろう 淋しいかい 僕も同じだよ だけどもう歩き出そう 心で抱きしめるよ さよならのかわりに 僕の手に触れてみて きみの手とひとつになる 静かにかよいあうもの これが生きている温かさ どんなに離れても きみをずっと支えている くじけないで 信じていて 僕はいつもきみと生きている くじけないで 信じていて 僕はいつもきみと生きている |
見上げてごらん夜の星を見上げてごらん夜の星を 小さな星の 小さな光が ささやかな幸せをうたってる 見上げてごらん夜の星を ボクらのように名もない星が ささやかな幸せを祈ってる 手をつなごうボクと おいかけよう夢を 二人なら 苦しくなんかないさ 見上げてごらん夜の星を 小さな星の 小さな光が ささやかな幸せをうたってる 見上げてごらん夜の星を ボクらのように名もない星が ささやかな幸せを祈ってる | 新垣勉 | 永六輔 | いずみたく | 淡海悟郎 | 見上げてごらん夜の星を 小さな星の 小さな光が ささやかな幸せをうたってる 見上げてごらん夜の星を ボクらのように名もない星が ささやかな幸せを祈ってる 手をつなごうボクと おいかけよう夢を 二人なら 苦しくなんかないさ 見上げてごらん夜の星を 小さな星の 小さな光が ささやかな幸せをうたってる 見上げてごらん夜の星を ボクらのように名もない星が ささやかな幸せを祈ってる |
砂山海は荒海(あらうみ) 向こうは佐渡(さど)よ すずめ啼(な)け啼(な)け もう日は暮れた みんな呼べ呼べ お星さま出たぞ 暮れりゃ砂山 汐鳴(しおなり)ばかり すずめちりぢり また風荒れる みんなちりぢり もう誰も見えぬ かえろかえろよ 茱萸原(ぐみわら)わけて すずめさよなら さよならあした 海よさよなら さよならあした | 新垣勉 | 北原白秋 | 山田耕筰 | 美野春樹 | 海は荒海(あらうみ) 向こうは佐渡(さど)よ すずめ啼(な)け啼(な)け もう日は暮れた みんな呼べ呼べ お星さま出たぞ 暮れりゃ砂山 汐鳴(しおなり)ばかり すずめちりぢり また風荒れる みんなちりぢり もう誰も見えぬ かえろかえろよ 茱萸原(ぐみわら)わけて すずめさよなら さよならあした 海よさよなら さよならあした |
しゃぼん玉しゃぼん玉 飛んだ 屋根まで飛んだ 屋根まで飛んで こわれて消えた しゃぼん玉 消えた 飛ばずに消えた 生まれてすぐに こわれて消えた 風 風 吹くな しゃぼん玉 飛ばそ 風 風 吹くな しゃぼん玉 飛ばそ | 新垣勉 | 野口雨情 | 中山晋平 | 美野春樹 | しゃぼん玉 飛んだ 屋根まで飛んだ 屋根まで飛んで こわれて消えた しゃぼん玉 消えた 飛ばずに消えた 生まれてすぐに こわれて消えた 風 風 吹くな しゃぼん玉 飛ばそ 風 風 吹くな しゃぼん玉 飛ばそ |
青い海よ 東北地方太平洋沖地震の鎮魂歌青い海よ 教えておくれ 怒りの叫びと友の行方を 突然あの日 刻み込まれた にじんだ姿のおもい出達を 願いはいつか 遠くへ辿り きっと そこまでも せめてながれ星 見上げるひととき 静まっていておくれ あふれる涙と 汗のしずくが しお辛い海に似ているのは 僕の赤い血と 君の心が 今も一つの証なのさ 名前はいつか こだまでかえり きっと ここまでも 目を閉じながら つかみ触れてる 祈りを届けておくれ 七つの海の 彼方にあるという 行き交う夢のまばゆい場所 そうさ海は 広い世界だよ 未来につながる風も吹くだろう 望みはいつか この時巡り きっと どこまでも 念じ信じて 歩き続ける 力を与えておくれ | 新垣勉 | イースト・K | 宮下博次 | | 青い海よ 教えておくれ 怒りの叫びと友の行方を 突然あの日 刻み込まれた にじんだ姿のおもい出達を 願いはいつか 遠くへ辿り きっと そこまでも せめてながれ星 見上げるひととき 静まっていておくれ あふれる涙と 汗のしずくが しお辛い海に似ているのは 僕の赤い血と 君の心が 今も一つの証なのさ 名前はいつか こだまでかえり きっと ここまでも 目を閉じながら つかみ触れてる 祈りを届けておくれ 七つの海の 彼方にあるという 行き交う夢のまばゆい場所 そうさ海は 広い世界だよ 未来につながる風も吹くだろう 望みはいつか この時巡り きっと どこまでも 念じ信じて 歩き続ける 力を与えておくれ |
夜明けのうた夜明けのうたよ あたしの心の きのうの悲しみ 流しておくれ 夜明けのうたよ あたしの心に 若い力を 満たしておくれ 夜明けのうたよ あたしの心の あふれる想いを 判っておくれ 夜明けのうたよ あたしの心に おおきな望みを 抱かせておくれ 夜明けのうたよ あたしの心の 小さな倖せ 守っておくれ 夜明けのうたよ あたしの心に 思い出させる ふるさとの空 | 新垣勉 | 岩谷時子 | いずみたく | | 夜明けのうたよ あたしの心の きのうの悲しみ 流しておくれ 夜明けのうたよ あたしの心に 若い力を 満たしておくれ 夜明けのうたよ あたしの心の あふれる想いを 判っておくれ 夜明けのうたよ あたしの心に おおきな望みを 抱かせておくれ 夜明けのうたよ あたしの心の 小さな倖せ 守っておくれ 夜明けのうたよ あたしの心に 思い出させる ふるさとの空 |
待ちぼうけ待ちぼうけ 待ちぼうけ ある日せっせと 野良(のら)かせぎ そこへ兎(うさぎ) が飛んで出て ころりころげた 木のねっこ 待ちぼうけ 待ちぼうけ しめたこれから 寝(ね)て待とか 待てば獲(え)ものは 駆けて来る 兎(うさぎ)ぶつかれ 木のねっこ 待ちぼうけ 待ちぼうけ 昨日(きのう)鍬(くわ)とり 畑仕事(はたけしごと) 今日は頬(ほお)づえ 日向(ひなた)ぼこ うまい伐(き)り株(かぶ) 木のねっこ 待ちぼうけ 待ちぼうけ 今日は今日はで 待ちぼうけ 明日は明日はで 森のそと 兎(うさぎ)待ち待ち 木のねっこ 待ちぼうけ 待ちぼうけ もとは涼しい 黍畑(きびばたけ) いまは荒野(あれの)の 箒草(ほうきぐさ) 寒い北風 木のねっこ | 新垣勉 | 北原白秋 | 山田耕筰 | 美野春樹 | 待ちぼうけ 待ちぼうけ ある日せっせと 野良(のら)かせぎ そこへ兎(うさぎ) が飛んで出て ころりころげた 木のねっこ 待ちぼうけ 待ちぼうけ しめたこれから 寝(ね)て待とか 待てば獲(え)ものは 駆けて来る 兎(うさぎ)ぶつかれ 木のねっこ 待ちぼうけ 待ちぼうけ 昨日(きのう)鍬(くわ)とり 畑仕事(はたけしごと) 今日は頬(ほお)づえ 日向(ひなた)ぼこ うまい伐(き)り株(かぶ) 木のねっこ 待ちぼうけ 待ちぼうけ 今日は今日はで 待ちぼうけ 明日は明日はで 森のそと 兎(うさぎ)待ち待ち 木のねっこ 待ちぼうけ 待ちぼうけ もとは涼しい 黍畑(きびばたけ) いまは荒野(あれの)の 箒草(ほうきぐさ) 寒い北風 木のねっこ |
なごり雪汽車を待つ君の横で僕は 時計を気にしてる 季節はずれの雪が降ってる 東京で見る雪はこれが最後ねと さみしそうに君がつぶやく なごり雪も降る時を知り ふざけすぎた季節のあとで 今春が来て君はきれいになった 去年よりずっときれいになった 動き始めた汽車の窓に顔をつけて 君は何か言おうとしている 君の口びるがさようならと動くことが こわくて下をむいてた 時がゆけば幼い君も 大人になると気づかないまま 今春が来て君はきれいになった 去年よりずっときれいになった 君が去ったホームにのこり 落ちてはとける雪を見ていた 今春が来て君はきれいになった 去年よりずっときれいになった | 新垣勉 | 伊勢正三 | 伊勢正三 | 宮下博次 | 汽車を待つ君の横で僕は 時計を気にしてる 季節はずれの雪が降ってる 東京で見る雪はこれが最後ねと さみしそうに君がつぶやく なごり雪も降る時を知り ふざけすぎた季節のあとで 今春が来て君はきれいになった 去年よりずっときれいになった 動き始めた汽車の窓に顔をつけて 君は何か言おうとしている 君の口びるがさようならと動くことが こわくて下をむいてた 時がゆけば幼い君も 大人になると気づかないまま 今春が来て君はきれいになった 去年よりずっときれいになった 君が去ったホームにのこり 落ちてはとける雪を見ていた 今春が来て君はきれいになった 去年よりずっときれいになった |
かなりや唄を忘れた 金糸雀(かなりや)は 後(うしろ)の山に 棄てましょか いえいえそれは なりませぬ 唄を忘れた 金糸雀(かなりや)は 背戸(せど)の小藪(こやぶ)に 埋めましょか いえいえそれも なりませぬ 唄を忘れた 金糸雀(かなりや)は 柳の鞭(むち)で ぶちましょか いえいえそれは かわいそう 唄を忘れた 金糸雀(かなりや)は 象牙の船に 銀の櫂(かい) 月夜の海に 浮かべれば 忘れた唄を おもいだす | 新垣勉 | 西條八十 | 成田為三 | 美野春樹 | 唄を忘れた 金糸雀(かなりや)は 後(うしろ)の山に 棄てましょか いえいえそれは なりませぬ 唄を忘れた 金糸雀(かなりや)は 背戸(せど)の小藪(こやぶ)に 埋めましょか いえいえそれも なりませぬ 唄を忘れた 金糸雀(かなりや)は 柳の鞭(むち)で ぶちましょか いえいえそれは かわいそう 唄を忘れた 金糸雀(かなりや)は 象牙の船に 銀の櫂(かい) 月夜の海に 浮かべれば 忘れた唄を おもいだす |
さらば青春僕は呼びかけはしない 遠くすぎ去るものに 僕は呼びかけはしない かたわらを行くものさえ 見るがいい 黒い水が 抱き込むように 流れてく 少女よ 泣くのはお止め 風も木も川も土も みんな みんな たわむれの口笛を吹く 僕は呼びかけはしない 遠くすぎ去るものに 僕は呼びかけはしない かたわらを行くものさえ 見るがいい 黒い犬が えものさがして かけて行く 少女よ 泣くのはお止め 空も海も月も星も みんな みんな うつろな輝きだ ラララ……ラララ…… | 新垣勉 | 小椋佳 | 小椋佳 | | 僕は呼びかけはしない 遠くすぎ去るものに 僕は呼びかけはしない かたわらを行くものさえ 見るがいい 黒い水が 抱き込むように 流れてく 少女よ 泣くのはお止め 風も木も川も土も みんな みんな たわむれの口笛を吹く 僕は呼びかけはしない 遠くすぎ去るものに 僕は呼びかけはしない かたわらを行くものさえ 見るがいい 黒い犬が えものさがして かけて行く 少女よ 泣くのはお止め 空も海も月も星も みんな みんな うつろな輝きだ ラララ……ラララ…… |
緑陰~こかげ~集う 笑う 歌う 踊る 村びとの 語らいが 明るくひびいてた 枝を 拡げ 茂る その葉 吹き抜ける潮風が 心を撫でていく 緑陰よ 緑陰 クワディーサーの緑陰 さしのばす枝のむこうに タマンの海 鮮やか ウチナーの夏 青い 風に 雲は 走る 村びとも恋びとも まどろむ昼さがり 枝を 拡げ 茂る その葉 迫りくる 夕暮れが 茜を呼びよせる 緑陰よ 緑陰 クワディーサーの緑陰 さしのばす枝のむこうに タマンの海 鮮やか ウチナーの夏 遠い日 忘れられない 夏があり その年に うりずんはなかった 村は消え 丘は砕け 村びとの声は 炎に溶けた 緑陰さえ 燃えつきてしまった 残ったのは 悲しみより深い 悲しみ 苦しみより重い 苦しみ 陽炎 ゆれる 夏の 礎 名を探し 触れる手に 灼きつくなつかしさ 枝を 伸ばせ 茂れ その葉 過ぎし日の 語らいを やさしく呼びおこせ 緑陰よ 緑陰 クワディーサーの緑陰 さしのばす枝のむこうに タマンの海 鮮やか ウチナーの夏 緑陰よ 緑陰 クワディーサーの緑陰 さしのばす枝のむこうに タマンの海 鮮やか ウチナーの夏 | 新垣勉 | 寺島尚彦 | 寺島尚彦 | | 集う 笑う 歌う 踊る 村びとの 語らいが 明るくひびいてた 枝を 拡げ 茂る その葉 吹き抜ける潮風が 心を撫でていく 緑陰よ 緑陰 クワディーサーの緑陰 さしのばす枝のむこうに タマンの海 鮮やか ウチナーの夏 青い 風に 雲は 走る 村びとも恋びとも まどろむ昼さがり 枝を 拡げ 茂る その葉 迫りくる 夕暮れが 茜を呼びよせる 緑陰よ 緑陰 クワディーサーの緑陰 さしのばす枝のむこうに タマンの海 鮮やか ウチナーの夏 遠い日 忘れられない 夏があり その年に うりずんはなかった 村は消え 丘は砕け 村びとの声は 炎に溶けた 緑陰さえ 燃えつきてしまった 残ったのは 悲しみより深い 悲しみ 苦しみより重い 苦しみ 陽炎 ゆれる 夏の 礎 名を探し 触れる手に 灼きつくなつかしさ 枝を 伸ばせ 茂れ その葉 過ぎし日の 語らいを やさしく呼びおこせ 緑陰よ 緑陰 クワディーサーの緑陰 さしのばす枝のむこうに タマンの海 鮮やか ウチナーの夏 緑陰よ 緑陰 クワディーサーの緑陰 さしのばす枝のむこうに タマンの海 鮮やか ウチナーの夏 |
また逢う日までまた逢う日まで 逢える時まで 別れのそのわけは 話したくない なぜかさみしいだけ なぜかむなしいだけ たがいに傷つき すべてをなくすから ふたりでドアをしめて ふたりで名前消して その時心は何かを話すだろう また逢う日まで 逢える時まで あなたは何処にいて 何をしてるの それは知りたくない それはききたくない たがいに気づかい 昨日にもどるから ふたりでドアをしめて ふたりで名前消して その時心は何かを話すだろう ふたりでドアをしめて ふたりで名前消して その時心は何かを話すだろう | 新垣勉 | 阿久悠 | 筒美京平 | 上柴はじめ | また逢う日まで 逢える時まで 別れのそのわけは 話したくない なぜかさみしいだけ なぜかむなしいだけ たがいに傷つき すべてをなくすから ふたりでドアをしめて ふたりで名前消して その時心は何かを話すだろう また逢う日まで 逢える時まで あなたは何処にいて 何をしてるの それは知りたくない それはききたくない たがいに気づかい 昨日にもどるから ふたりでドアをしめて ふたりで名前消して その時心は何かを話すだろう ふたりでドアをしめて ふたりで名前消して その時心は何かを話すだろう |
シクラメンのかほり真綿色した シクラメンほど 清(すが)しいものはない 出逢いの時の 君のようです ためらいがちに かけた言葉に 驚いたように ふりむく君に 季節が頬をそめて 過ぎてゆきました うす紅色の シクラメンほど まぶしいものはない 恋する時の 君のようです 木もれ陽あびた 君を抱けば 淋しささえも おきざりにして 愛がいつのまにか 歩き始めました 疲れを知らない 子供のように 時が二人を 追い越してゆく 呼び戻すことが できるなら 僕は何を 惜しむだろう うす紫の シクラメンほど 淋しいものはない 後ろ姿の 君のようです 暮れ惑う街の 別れ道には シクラメンのかほり むなしくゆれて 季節が知らん顔して 過ぎてゆきました 疲れを知らない 子供のように 時が二人を 追い越してゆく 呼び戻すことが できるなら 僕は何を 惜しむだろう | 新垣勉 | 小椋佳 | 小椋佳 | 宮下博次 | 真綿色した シクラメンほど 清(すが)しいものはない 出逢いの時の 君のようです ためらいがちに かけた言葉に 驚いたように ふりむく君に 季節が頬をそめて 過ぎてゆきました うす紅色の シクラメンほど まぶしいものはない 恋する時の 君のようです 木もれ陽あびた 君を抱けば 淋しささえも おきざりにして 愛がいつのまにか 歩き始めました 疲れを知らない 子供のように 時が二人を 追い越してゆく 呼び戻すことが できるなら 僕は何を 惜しむだろう うす紫の シクラメンほど 淋しいものはない 後ろ姿の 君のようです 暮れ惑う街の 別れ道には シクラメンのかほり むなしくゆれて 季節が知らん顔して 過ぎてゆきました 疲れを知らない 子供のように 時が二人を 追い越してゆく 呼び戻すことが できるなら 僕は何を 惜しむだろう |
城ヶ島の雨雨はふるふる 城ヶ島の磯に 利久鼠(りきゅうねずみ)の 雨がふる 雨は真珠か 夜明けの霧か それともわたしの 忍び泣き 舟はゆくゆく 通り矢のはなを 濡れて帆上げた ぬしの舟 ええ 舟は櫓(ろ)でやる 櫓は唄でやる 唄は船頭(せんど)さんの 心意気 雨はふるふる 日はうす曇る 舟はゆくゆく 帆がかすむ | 新垣勉 | 北原白秋 | 梁田貞 | 美野春樹 | 雨はふるふる 城ヶ島の磯に 利久鼠(りきゅうねずみ)の 雨がふる 雨は真珠か 夜明けの霧か それともわたしの 忍び泣き 舟はゆくゆく 通り矢のはなを 濡れて帆上げた ぬしの舟 ええ 舟は櫓(ろ)でやる 櫓は唄でやる 唄は船頭(せんど)さんの 心意気 雨はふるふる 日はうす曇る 舟はゆくゆく 帆がかすむ |