中島みゆきの歌詞一覧リスト  473曲中 201-400曲を表示

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曲名 歌手名 作詞者名 作曲者名 編曲者名 歌い出し
月迎え月を迎えに出かけませんか 部屋を抜けておいでなさい 月は意外と今の季節にとても近くに降りてくる 何かが足元をすり抜けて走る 生き物が足元くすぐって逃げる 見覚えがあるでしょう 自分の影だもの 寝巻と裸足で丘の上に着けば 先ゆく影が くるり振り返るよ 月を迎えに出かけませんか 部屋を抜けておいでなさい  月を迎えに出かけませんか 身体抜けておいでなさい 月の光は傷にしみない 虫の背中も痛まない 月は山の縁(へり)を離れたときから 少しずつふやけて空いっぱいになる さわってみたかった かじってみたかった 同んなじ望みで月を見上げるのは 隣の谷から来た 小さいカナヘビ 月を迎えに出かけませんか 身体抜けておいでなさい中島みゆき中島みゆき中島みゆき瀬尾一三月を迎えに出かけませんか 部屋を抜けておいでなさい 月は意外と今の季節にとても近くに降りてくる 何かが足元をすり抜けて走る 生き物が足元くすぐって逃げる 見覚えがあるでしょう 自分の影だもの 寝巻と裸足で丘の上に着けば 先ゆく影が くるり振り返るよ 月を迎えに出かけませんか 部屋を抜けておいでなさい  月を迎えに出かけませんか 身体抜けておいでなさい 月の光は傷にしみない 虫の背中も痛まない 月は山の縁(へり)を離れたときから 少しずつふやけて空いっぱいになる さわってみたかった かじってみたかった 同んなじ望みで月を見上げるのは 隣の谷から来た 小さいカナヘビ 月を迎えに出かけませんか 身体抜けておいでなさい
月はそこにいる逃げ場所を探していたのかもしれない 怖(こわ)いもの見たさでいたのかもしれない あてもなく砂漠に佇(たたず)んでいた 思いがけぬ寒さに震えていた 悠然(ゆうぜん)と月は輝き まぶしさに打たれていた あの砂漠にはもう行けないだろう あの灼熱はもう耐えないだろう 蜩(ひぐらし)の声 紫折戸(しおりど)ひとつ 今日も終(しま)いと閉じかけて ふと 立ちすくむ 悠然(ゆうぜん)と月は輝く そこにいて月は輝く 私ごときで月は変わらない どこにいようと 月はそこにいる 悠然(ゆうぜん)と月はそこにいる  敵(かな)わない相手に 敵(かな)わないと告げてしまいたかっただけかもしれない 鳥よりも高い岩山の上 降(お)り道を失くしてすくんでいた 凛然(りんぜん)と月は輝き 天空の向きを示した あの山道は消えてしまった 人を寄せなくなってしまった 日々の始末に汲汲(きゅうきゅう)として また1日を閉じかけて ふと 立ちすくむ 凛然(りんぜん)と月は輝く そこにいて月は輝く 私ごときで月は変わらない どこにいようと 月はそこにいる 凛然(りんぜん)と月はそこにいる中島みゆき中島みゆき中島みゆき瀬尾一三逃げ場所を探していたのかもしれない 怖(こわ)いもの見たさでいたのかもしれない あてもなく砂漠に佇(たたず)んでいた 思いがけぬ寒さに震えていた 悠然(ゆうぜん)と月は輝き まぶしさに打たれていた あの砂漠にはもう行けないだろう あの灼熱はもう耐えないだろう 蜩(ひぐらし)の声 紫折戸(しおりど)ひとつ 今日も終(しま)いと閉じかけて ふと 立ちすくむ 悠然(ゆうぜん)と月は輝く そこにいて月は輝く 私ごときで月は変わらない どこにいようと 月はそこにいる 悠然(ゆうぜん)と月はそこにいる  敵(かな)わない相手に 敵(かな)わないと告げてしまいたかっただけかもしれない 鳥よりも高い岩山の上 降(お)り道を失くしてすくんでいた 凛然(りんぜん)と月は輝き 天空の向きを示した あの山道は消えてしまった 人を寄せなくなってしまった 日々の始末に汲汲(きゅうきゅう)として また1日を閉じかけて ふと 立ちすくむ 凛然(りんぜん)と月は輝く そこにいて月は輝く 私ごときで月は変わらない どこにいようと 月はそこにいる 凛然(りんぜん)と月はそこにいる
月の夜に月の夜に岸を出て あてどもなく岸を出て 月の残す曳(ひ)き波が 光るのを辿(たど)ってゆく 朝になれば あの人は何もかも元のとおり 私を知らぬ人になり 穏(おだ)やかに暮らすだろう  遥(はる)かな波の彼方 何かが気になっても 何も其処(そこ)に見つけはしない 気のせいだけで終わるだろう 月の夜に岸を出て 想いを捨てにゆく 月の夜はひきとめて 夢だけひきとめて  水平線が見当たらないほど 月の出ない闇ならば 遠い灯(あか)り間違えて 街の夜に騙(だま)されて 涙を抱きしめる  月の夜は空の中 花が咲いているようで あの人にとどけたくて どこまでも辿(たど)ってゆく  言えば良かったことが 月の中に揺れてる 言わなければ良かったことが 水面(みなも)の月に揺れている 月の影に誘われて 想いを捨てにゆく 月の夜は抱きしめて 夢だけ抱きしめて  月を背にすれば 闇が道標(みちしるべ) 許されているような しどけなさを真(ま)に受けて 街の夜に騙(だま)されて 涙を抱きしめる中島みゆき中島みゆき中島みゆき瀬尾一三月の夜に岸を出て あてどもなく岸を出て 月の残す曳(ひ)き波が 光るのを辿(たど)ってゆく 朝になれば あの人は何もかも元のとおり 私を知らぬ人になり 穏(おだ)やかに暮らすだろう  遥(はる)かな波の彼方 何かが気になっても 何も其処(そこ)に見つけはしない 気のせいだけで終わるだろう 月の夜に岸を出て 想いを捨てにゆく 月の夜はひきとめて 夢だけひきとめて  水平線が見当たらないほど 月の出ない闇ならば 遠い灯(あか)り間違えて 街の夜に騙(だま)されて 涙を抱きしめる  月の夜は空の中 花が咲いているようで あの人にとどけたくて どこまでも辿(たど)ってゆく  言えば良かったことが 月の中に揺れてる 言わなければ良かったことが 水面(みなも)の月に揺れている 月の影に誘われて 想いを捨てにゆく 月の夜は抱きしめて 夢だけ抱きしめて  月を背にすれば 闇が道標(みちしるべ) 許されているような しどけなさを真(ま)に受けて 街の夜に騙(だま)されて 涙を抱きしめる
月の赤ん坊閉ざしておいた筈の窓をすり抜け 子守歌が流れてる 裸足のままで蒼い窓辺に立てば 折れそうな三日月 だれが歌っているの だれが叫んでいるの なんでもないよと答えた日からひとりになったの 笑顔のままで蒼ざめきった月は 今にも折れそう  大人になんか僕はなりたくないと だれかを責めた時から 子供はきっとひとつ覚えてしまう 大人のやりくち 君はいくつになるの 明日いくつになるの 恐いもの何もないと言えたら大人と呼ぼうね 子供はいつもそれと知らないうちに 大人に変わるよ  だれが歌っているの だれが叫んでいるの なんでもないよと答えた日からひとりになったの 夜になるたび月は子供に帰り ひとりを恐がる 夜になるたび月は子供に帰り ひとりを恐がる中島みゆき中島みゆき中島みゆき閉ざしておいた筈の窓をすり抜け 子守歌が流れてる 裸足のままで蒼い窓辺に立てば 折れそうな三日月 だれが歌っているの だれが叫んでいるの なんでもないよと答えた日からひとりになったの 笑顔のままで蒼ざめきった月は 今にも折れそう  大人になんか僕はなりたくないと だれかを責めた時から 子供はきっとひとつ覚えてしまう 大人のやりくち 君はいくつになるの 明日いくつになるの 恐いもの何もないと言えたら大人と呼ぼうね 子供はいつもそれと知らないうちに 大人に変わるよ  だれが歌っているの だれが叫んでいるの なんでもないよと答えた日からひとりになったの 夜になるたび月は子供に帰り ひとりを恐がる 夜になるたび月は子供に帰り ひとりを恐がる
心月心月(つき)を捜してる 夜(よ)もすがら 遮られながら 夜もすがら 心月を捜してる 夜もすがら 欺かれながら 夜もすがら 空を覆う雲のせい いいえたぶんそこには無い 心月を捜してる 夜もすがら  心月を捜してる 昼ひなか 目も眩みながら 昼ひなか 降り注ぐ威光(ひかり)の中 いいえたぶんそこにも無い 降り注ぐ威風(かぜ)の中 いいえたぶんそこにも無い 心月を捜してる 昼ひなか 目も眩みながら 昼ひなか  心月を捜してる 夜もすがら 遮られながら 夜もすがら 暗い夜が明ける刻(とき)まで 心月よ照らせ 深く潜んで 暗い夜が明ける刻まで 心月よ照らせ 深く潜んで 心月を捜してる 夜もすがら(暗い夜が明ける刻まで) 心月よ照らせ 深く潜んで 心月を捜してる 夜もすがら(暗い夜が明ける刻まで) 心月よ照らせ 深く潜んで 心月を捜してる 夜もすがら 遮られながら 夜もすがら  暗い夜が明ける刻まで 心月よ照らせ 深く潜んで 暗い夜が明ける刻まで 心月よ照らせ 深く潜んで 暗い夜が明ける刻まで 心月よ照らせ 深く潜んで 暗い夜が明ける刻まで 心月よ照らせ 深く潜んで中島みゆき中島みゆき中島みゆき瀬尾一三心月(つき)を捜してる 夜(よ)もすがら 遮られながら 夜もすがら 心月を捜してる 夜もすがら 欺かれながら 夜もすがら 空を覆う雲のせい いいえたぶんそこには無い 心月を捜してる 夜もすがら  心月を捜してる 昼ひなか 目も眩みながら 昼ひなか 降り注ぐ威光(ひかり)の中 いいえたぶんそこにも無い 降り注ぐ威風(かぜ)の中 いいえたぶんそこにも無い 心月を捜してる 昼ひなか 目も眩みながら 昼ひなか  心月を捜してる 夜もすがら 遮られながら 夜もすがら 暗い夜が明ける刻(とき)まで 心月よ照らせ 深く潜んで 暗い夜が明ける刻まで 心月よ照らせ 深く潜んで 心月を捜してる 夜もすがら(暗い夜が明ける刻まで) 心月よ照らせ 深く潜んで 心月を捜してる 夜もすがら(暗い夜が明ける刻まで) 心月よ照らせ 深く潜んで 心月を捜してる 夜もすがら 遮られながら 夜もすがら  暗い夜が明ける刻まで 心月よ照らせ 深く潜んで 暗い夜が明ける刻まで 心月よ照らせ 深く潜んで 暗い夜が明ける刻まで 心月よ照らせ 深く潜んで 暗い夜が明ける刻まで 心月よ照らせ 深く潜んで
知人・友人・愛人・家人あなたの瞳の中で 私は誰 あなたの中で 私は誰 知人・友人・愛人・家人 私は何処にも席がない  あなたの記憶の中で 私は誰 あなたの中で 私は誰 知人・友人・愛人・家人 私は何処にも生きてない  旅に出ようよ 私と出会いに あの日 拾ってくれた日のように 私は何処にも席がない  旅に出ようよ 私と出会いに あの日 拾ってくれた日のように  私は何処にも席がない 私は何処にも席がない中島みゆき中島みゆき中島みゆき瀬尾一三あなたの瞳の中で 私は誰 あなたの中で 私は誰 知人・友人・愛人・家人 私は何処にも席がない  あなたの記憶の中で 私は誰 あなたの中で 私は誰 知人・友人・愛人・家人 私は何処にも生きてない  旅に出ようよ 私と出会いに あの日 拾ってくれた日のように 私は何処にも席がない  旅に出ようよ 私と出会いに あの日 拾ってくれた日のように  私は何処にも席がない 私は何処にも席がない
地上の星PLATINA LYLIC風の中のすばる 砂の中の銀河 みんな何処へ行った 見送られることもなく 草原のペガサス 街角のヴィーナス みんな何処へ行った 見守られることもなく 地上にある星を誰も覚えていない 人は空ばかり見てる つばめよ高い空から教えてよ 地上の星を つばめよ地上の星は今 何処にあるのだろう  崖の上のジュピター 水底のシリウス みんな何処へ行った 見守られることもなく 名立たるものを追って 輝くものを追って 人は氷ばかり掴む つばめよ高い空から教えてよ 地上の星を つばめよ地上の星は今 何処にあるのだろう  名立たるものを追って 輝くものを追って 人は氷ばかり掴む 風の中のすばる 砂の中の銀河 みんな何処へ行った 見送られることもなく つばめよ高い空から教えてよ 地上の星を つばめよ地上の星は今 何処にあるのだろうPLATINA LYLIC中島みゆき中島みゆき中島みゆき瀬尾一三風の中のすばる 砂の中の銀河 みんな何処へ行った 見送られることもなく 草原のペガサス 街角のヴィーナス みんな何処へ行った 見守られることもなく 地上にある星を誰も覚えていない 人は空ばかり見てる つばめよ高い空から教えてよ 地上の星を つばめよ地上の星は今 何処にあるのだろう  崖の上のジュピター 水底のシリウス みんな何処へ行った 見守られることもなく 名立たるものを追って 輝くものを追って 人は氷ばかり掴む つばめよ高い空から教えてよ 地上の星を つばめよ地上の星は今 何処にあるのだろう  名立たるものを追って 輝くものを追って 人は氷ばかり掴む 風の中のすばる 砂の中の銀河 みんな何処へ行った 見送られることもなく つばめよ高い空から教えてよ 地上の星を つばめよ地上の星は今 何処にあるのだろう
小さき負傷者たちの為に声もなき 小さき者たちは 見開いた瞳も乾(かわ)いて 力なき 小さき者たちは ひれ伏して 爪まで縮(ちぢ)めて 愛のある人間と 愛のない人間の 微笑(ほほえ)みの違いなど 読みわけるすべもなく 疑わず まっすぐに付いてゆく 言葉持たない命よりも 言葉しかない命どもが そんなに偉いか 確かに偉いか 本当に偉いか 遥かに偉いか 卑怯(ひきょう)と闘う同志でありたい 小さき小さき負傷者たちの為に  仕方なく 小さき者たちは 己(おの)が身を 比べることなく 傷ついて 小さき者たちは 己(おの)が身の 落度かと詫(わ)びる 心ある人間と 心ない人間の さしのべるその腕を 選びとるすべもなく 助け無(な)く 運命に耳を澄(す)ます 言葉持たない命よりも 言葉しかない命どもが そんなに偉いか 確かに偉いか 本当に偉いか 遥かに偉いか 卑怯(ひきょう)と闘う同志でありたい 小さき小さき負傷者たちの為に  言葉持たない命よりも 言葉しかない命どもが そんなに偉いか 確かに偉いか 本当に偉いか 遥かに偉いか 卑怯(ひきょう)と闘う同志でありたい 小さき小さき負傷者たちの為に 卑怯(ひきょう)と闘う同志でありたい 小さき小さき負傷者たちの為に中島みゆき中島みゆき中島みゆき瀬尾一三声もなき 小さき者たちは 見開いた瞳も乾(かわ)いて 力なき 小さき者たちは ひれ伏して 爪まで縮(ちぢ)めて 愛のある人間と 愛のない人間の 微笑(ほほえ)みの違いなど 読みわけるすべもなく 疑わず まっすぐに付いてゆく 言葉持たない命よりも 言葉しかない命どもが そんなに偉いか 確かに偉いか 本当に偉いか 遥かに偉いか 卑怯(ひきょう)と闘う同志でありたい 小さき小さき負傷者たちの為に  仕方なく 小さき者たちは 己(おの)が身を 比べることなく 傷ついて 小さき者たちは 己(おの)が身の 落度かと詫(わ)びる 心ある人間と 心ない人間の さしのべるその腕を 選びとるすべもなく 助け無(な)く 運命に耳を澄(す)ます 言葉持たない命よりも 言葉しかない命どもが そんなに偉いか 確かに偉いか 本当に偉いか 遥かに偉いか 卑怯(ひきょう)と闘う同志でありたい 小さき小さき負傷者たちの為に  言葉持たない命よりも 言葉しかない命どもが そんなに偉いか 確かに偉いか 本当に偉いか 遥かに偉いか 卑怯(ひきょう)と闘う同志でありたい 小さき小さき負傷者たちの為に 卑怯(ひきょう)と闘う同志でありたい 小さき小さき負傷者たちの為に
断崖―親愛なる者へ―風は北向き 心の中じゃ 朝も夜中も いつだって吹雪 だけど 死ぬまで 春の服を着るよ そうさ 寒いと みんな逃げてしまうものね、みんなそうさ  走り続けていなけりゃ 倒れちまう 自転車みたいな この命転がして 息はきれぎれ それでも走れ 走りやめたら ガラクタと呼ぶだけだ、この世では  冷えた身体を 暖めてくれ すがり寄る町に 住む人とてなく 扉をあけて 出てくる人は 誰も今しも 旅に出る仕度、意気も高く  生きてゆけよと 扉の外で 手を振りながら 呼んでる声が聞こえる 死んでしまえと ののしっておくれ 窓の中 笑いだす声を 聞かすくらいなら、ねぇ、おまえだけは  生きる手だては あざないものと 肩をそらして 風を受けながら いま 崩れゆく 崖の上に立ち 流し目を使う 昔惚れてくれた奴に、なさけないね  風は北向き 心の中じゃ 朝も夜中も いつだって吹雪 だけど 死ぬまで春の服を着るよ そうさ 寒いとみんな逃げてしまうものね そうさ 死んでも春の服を着るよ そうさ 寒いとみんな逃げてしまうものね  そうさ 死んでも春の服を着るよ そうさ 寒いとみんな逃げてしまうものね中島みゆき中島みゆき中島みゆき福井峻風は北向き 心の中じゃ 朝も夜中も いつだって吹雪 だけど 死ぬまで 春の服を着るよ そうさ 寒いと みんな逃げてしまうものね、みんなそうさ  走り続けていなけりゃ 倒れちまう 自転車みたいな この命転がして 息はきれぎれ それでも走れ 走りやめたら ガラクタと呼ぶだけだ、この世では  冷えた身体を 暖めてくれ すがり寄る町に 住む人とてなく 扉をあけて 出てくる人は 誰も今しも 旅に出る仕度、意気も高く  生きてゆけよと 扉の外で 手を振りながら 呼んでる声が聞こえる 死んでしまえと ののしっておくれ 窓の中 笑いだす声を 聞かすくらいなら、ねぇ、おまえだけは  生きる手だては あざないものと 肩をそらして 風を受けながら いま 崩れゆく 崖の上に立ち 流し目を使う 昔惚れてくれた奴に、なさけないね  風は北向き 心の中じゃ 朝も夜中も いつだって吹雪 だけど 死ぬまで春の服を着るよ そうさ 寒いとみんな逃げてしまうものね そうさ 死んでも春の服を着るよ そうさ 寒いとみんな逃げてしまうものね  そうさ 死んでも春の服を着るよ そうさ 寒いとみんな逃げてしまうものね
誰のせいでもない雨が誰のせいでもない雨が降っている しかたのない雨が降っている 黒い枝の先ぽつりぽつり血のように りんごが自分の重さで落ちてゆく 誰のせいでもない夜が濡れている 眠らぬ子供が 責められる そっと通る黒い飛行機があることも すでに赤子が馴れている もう誰一人気にしてないよね 早く 月日すべての悲しみを癒せ 月日すべての悲しみを癒せ  怒りもて石を握った指先は 眠れる赤子をあやし抱き 怒りもて罪を穿った唇は 時の褥に愛を呼ぶ されど 寒さに痛み呼ぶ片耳は されど 私の裏切りは 誰のせいでもない雨が降っている 日々の暮らしが降っている もう誰一人気にしてないよね 早く 月日すべての悲しみを癒せ 月日すべての悲しみを癒せ  船は港を出る前に沈んだと 早すぎる伝令が火を止めにくる 私たちの船は 永く火の海を 沈みきれずに燃えている きのう滝川と後藤が帰らなかったってね 今ごろ遠かろうね寒かろうね 誰かあたしのあの人を救けてよと 跣(はだし)の女が雨に泣く もう誰一人気にしてないよね 早く 月日すべての悲しみを癒せ 月日すべての悲しみを癒せ 早く 月日すべての悲しみを癒せ 月日すべての悲しみを癒せ中島みゆき中島みゆき中島みゆき誰のせいでもない雨が降っている しかたのない雨が降っている 黒い枝の先ぽつりぽつり血のように りんごが自分の重さで落ちてゆく 誰のせいでもない夜が濡れている 眠らぬ子供が 責められる そっと通る黒い飛行機があることも すでに赤子が馴れている もう誰一人気にしてないよね 早く 月日すべての悲しみを癒せ 月日すべての悲しみを癒せ  怒りもて石を握った指先は 眠れる赤子をあやし抱き 怒りもて罪を穿った唇は 時の褥に愛を呼ぶ されど 寒さに痛み呼ぶ片耳は されど 私の裏切りは 誰のせいでもない雨が降っている 日々の暮らしが降っている もう誰一人気にしてないよね 早く 月日すべての悲しみを癒せ 月日すべての悲しみを癒せ  船は港を出る前に沈んだと 早すぎる伝令が火を止めにくる 私たちの船は 永く火の海を 沈みきれずに燃えている きのう滝川と後藤が帰らなかったってね 今ごろ遠かろうね寒かろうね 誰かあたしのあの人を救けてよと 跣(はだし)の女が雨に泣く もう誰一人気にしてないよね 早く 月日すべての悲しみを癒せ 月日すべての悲しみを癒せ 早く 月日すべての悲しみを癒せ 月日すべての悲しみを癒せ
ダイヤル117手を貸して あなた 今夜眠れないの 笑えないの 歩けないの 大人になれない  手を貸して あなた 今夜眠くなるまで わがままよ 泣き虫よ ひとりの時あたし  あなたもいつか ひとりの夜が 一度はあるなら わかるでしょう ねえ 切らないで なにか 答えて  人前で泣くのは 女はしちゃいけない 笑いなさい 歩きなさい 涙涸れるまで  愚痴を聞くのは 誰も好きじゃない 笑うだけよ 歩くだけよ 女は死ぬ日まで  張りつめすぎた ギターの糸が 夜更けに ひとりで そっと切れる ねえ 切らないで なにか 答えて  張りつめすぎた ギターの糸が 夜更けに ひとりで そっと切れる ねえ 切らないで なにか 答えて  ねえ 切らないで なにか 答えて中島みゆき中島みゆき中島みゆき福井峻手を貸して あなた 今夜眠れないの 笑えないの 歩けないの 大人になれない  手を貸して あなた 今夜眠くなるまで わがままよ 泣き虫よ ひとりの時あたし  あなたもいつか ひとりの夜が 一度はあるなら わかるでしょう ねえ 切らないで なにか 答えて  人前で泣くのは 女はしちゃいけない 笑いなさい 歩きなさい 涙涸れるまで  愚痴を聞くのは 誰も好きじゃない 笑うだけよ 歩くだけよ 女は死ぬ日まで  張りつめすぎた ギターの糸が 夜更けに ひとりで そっと切れる ねえ 切らないで なにか 答えて  張りつめすぎた ギターの糸が 夜更けに ひとりで そっと切れる ねえ 切らないで なにか 答えて  ねえ 切らないで なにか 答えて
DIAMOND CAGEDIAMOND CAGE 臆病な笑みを DIAMOND CAGE 檻で囲え DIAMOND CAGE 臆病な笑みを DIAMOND CAGE 檻で囲え  DIAMOND CAGE 臆病な笑みを DIAMOND CAGE 檻で囲え DIAMOND CAGE 臆病な笑みを DIAMOND CAGE 檻で囲え  「悲しい夢など何ひとつひとつ 見ないで済むなら越したことはない 悲しい話は何ひとつひとつ 聞かずに済むなら越したことはない 越したことはない」  DIAMOND CAGE 臆病な笑みを DIAMOND CAGE 檻で囲え DIAMOND CAGE 頑丈な檻の DIAMOND CAGE 中で笑え  誰かがおまえに矢を射かけるかと 怯えて怯えて夜も眠れない 誰かがお前に毒を盛るかもと 怯えて怯えて水も飲めないね そんなに恐ければ  DIAMOND CAGE ナイフより強い DIAMOND CAGE 檻で囲え DIAMOND CAGE 柔らかなヒヨコ DIAMOND CAGE 息もできず  DIAMOND CAGE ナイフより強い DIAMOND CAGE 檻で囲え DIAMOND CAGE 柔らかなヒヨコ DIAMOND CAGE 息もできず  なのに何故WOMAN 愛し始めたら なのに何故WOMAN 恐いもの知らずなの なのに何故WOMAN ダイヤの檻さえも なのに何故WOMAN 卵の殻みたいね  DIAMOND CAGE ナイフより強い DIAMOND CAGE 檻で囲え DIAMOND CAGE 臆病な笑みを DIAMOND CAGE 檻で囲え  なのに何故WOMAN 愛し始めたら なのに何故WOMAN 恐いもの知らずなの なのに何故WOMAN ダイヤの檻さえも なのに何故WOMAN 卵の殻みたいね  DIAMOND CAGE 頑丈な檻の DIAMOND CAGE 中で笑え DIAMOND CAGE 柔らかなヒヨコ DIAMOND CAGE 息もできず DIAMOND CAGE DIAMOND CAGE DIAMOND CAGE中島みゆき中島みゆき中島みゆき浦田恵司・瀬尾一三DIAMOND CAGE 臆病な笑みを DIAMOND CAGE 檻で囲え DIAMOND CAGE 臆病な笑みを DIAMOND CAGE 檻で囲え  DIAMOND CAGE 臆病な笑みを DIAMOND CAGE 檻で囲え DIAMOND CAGE 臆病な笑みを DIAMOND CAGE 檻で囲え  「悲しい夢など何ひとつひとつ 見ないで済むなら越したことはない 悲しい話は何ひとつひとつ 聞かずに済むなら越したことはない 越したことはない」  DIAMOND CAGE 臆病な笑みを DIAMOND CAGE 檻で囲え DIAMOND CAGE 頑丈な檻の DIAMOND CAGE 中で笑え  誰かがおまえに矢を射かけるかと 怯えて怯えて夜も眠れない 誰かがお前に毒を盛るかもと 怯えて怯えて水も飲めないね そんなに恐ければ  DIAMOND CAGE ナイフより強い DIAMOND CAGE 檻で囲え DIAMOND CAGE 柔らかなヒヨコ DIAMOND CAGE 息もできず  DIAMOND CAGE ナイフより強い DIAMOND CAGE 檻で囲え DIAMOND CAGE 柔らかなヒヨコ DIAMOND CAGE 息もできず  なのに何故WOMAN 愛し始めたら なのに何故WOMAN 恐いもの知らずなの なのに何故WOMAN ダイヤの檻さえも なのに何故WOMAN 卵の殻みたいね  DIAMOND CAGE ナイフより強い DIAMOND CAGE 檻で囲え DIAMOND CAGE 臆病な笑みを DIAMOND CAGE 檻で囲え  なのに何故WOMAN 愛し始めたら なのに何故WOMAN 恐いもの知らずなの なのに何故WOMAN ダイヤの檻さえも なのに何故WOMAN 卵の殻みたいね  DIAMOND CAGE 頑丈な檻の DIAMOND CAGE 中で笑え DIAMOND CAGE 柔らかなヒヨコ DIAMOND CAGE 息もできず DIAMOND CAGE DIAMOND CAGE DIAMOND CAGE
誕生PLATINA LYLICひとりでも私は生きられるけど でもだれかとならば人生ははるかに違う 強気で強気で生きてる人ほど 些細な寂しさでつまずくものよ 呼んでも呼んでもとどかぬ恋でも むなしい恋なんて ある筈がないと言ってよ 待っても待っても戻らぬ恋でも 無駄な月日なんてないと言ってよ  めぐり来る季節をかぞえながら めぐり逢う命をかぞえながら 畏れながら憎みながら いつか愛を知ってゆく 泣きながら生まれる子供のように もいちど生きるため泣いて来たのね  Remember 生まれた時だれでも言われた筈 耳をすまして思い出して最初に聞いた Welcome Remember 生まれたこと Remember 出逢ったこと Remember 一緒に生きてたこと そして覚えていること  ふりかえるひまもなく時は流れて 帰りたい場所がまたひとつずつ消えてゆく すがりたいだれかを失うたびに だれかを守りたい私になるの  わかれゆく季節をかぞえながら わかれゆく命をかぞえながら 祈りながら嘆きながら とうに愛を知っている 忘れない言葉はだれでもひとつ たとえサヨナラでも愛してる意味  Remember 生まれた時だれでも言われた筈 耳をすまして思い出して最初に聞いた Welcome Remember けれどもしも思い出せないなら 私いつでもあなたに言う 生まれてくれて Welcome  Remember 生まれたこと Remember 出逢ったこと Remember 一緒に生きてたこと そして覚えていることPLATINA LYLIC中島みゆき中島みゆき中島みゆき瀬尾一三ひとりでも私は生きられるけど でもだれかとならば人生ははるかに違う 強気で強気で生きてる人ほど 些細な寂しさでつまずくものよ 呼んでも呼んでもとどかぬ恋でも むなしい恋なんて ある筈がないと言ってよ 待っても待っても戻らぬ恋でも 無駄な月日なんてないと言ってよ  めぐり来る季節をかぞえながら めぐり逢う命をかぞえながら 畏れながら憎みながら いつか愛を知ってゆく 泣きながら生まれる子供のように もいちど生きるため泣いて来たのね  Remember 生まれた時だれでも言われた筈 耳をすまして思い出して最初に聞いた Welcome Remember 生まれたこと Remember 出逢ったこと Remember 一緒に生きてたこと そして覚えていること  ふりかえるひまもなく時は流れて 帰りたい場所がまたひとつずつ消えてゆく すがりたいだれかを失うたびに だれかを守りたい私になるの  わかれゆく季節をかぞえながら わかれゆく命をかぞえながら 祈りながら嘆きながら とうに愛を知っている 忘れない言葉はだれでもひとつ たとえサヨナラでも愛してる意味  Remember 生まれた時だれでも言われた筈 耳をすまして思い出して最初に聞いた Welcome Remember けれどもしも思い出せないなら 私いつでもあなたに言う 生まれてくれて Welcome  Remember 生まれたこと Remember 出逢ったこと Remember 一緒に生きてたこと そして覚えていること
た・わ・わモンローウォークにつられてつい振り返る 男心はみんな彼女のマリオネット 胸は熟したフルーツさ眩暈を誘う みんな寝不足なのさ彼女の夢で 醒めてもうつつ幻づくめ 悩ましい膝組みかえながら  た・わ・わ おまえを殺したい た・わ・わ あいつをとらないで  糸を渡ってゆくような細いピンヒール きっと迎えてくれる期待の手招きさ まとうシルクドレスは腰までバックレス 流し目ひとつくれたら天にも昇る 不思議な奴さ優しい奴さ 男の弱み全て知ってる  た・わ・わ おまえを殺したい た・わ・わ あいつをとらないで た・わ・わ おまえを殺したい た・わ・わ あいつをとらないで  よりどりみどり気まぐれ次第 誘いかけない男なんてありえない  た・わ・わ おまえを殺したい た・わ・わ あいつをとらないで た・わ・わ おまえを殺したい た・わ・わ あいつをとらないで中島みゆき中島みゆき中島みゆきモンローウォークにつられてつい振り返る 男心はみんな彼女のマリオネット 胸は熟したフルーツさ眩暈を誘う みんな寝不足なのさ彼女の夢で 醒めてもうつつ幻づくめ 悩ましい膝組みかえながら  た・わ・わ おまえを殺したい た・わ・わ あいつをとらないで  糸を渡ってゆくような細いピンヒール きっと迎えてくれる期待の手招きさ まとうシルクドレスは腰までバックレス 流し目ひとつくれたら天にも昇る 不思議な奴さ優しい奴さ 男の弱み全て知ってる  た・わ・わ おまえを殺したい た・わ・わ あいつをとらないで た・わ・わ おまえを殺したい た・わ・わ あいつをとらないで  よりどりみどり気まぐれ次第 誘いかけない男なんてありえない  た・わ・わ おまえを殺したい た・わ・わ あいつをとらないで た・わ・わ おまえを殺したい た・わ・わ あいつをとらないで
旅人よ我に帰れ僕が貴女を識(し)らない様に 貴女も貴女を識(し)らない 古い記憶は 語り継がれて 捩(ね)じ曲げられることもある 彷徨(さまよ)う人よ 心と逸(はぐ)れていないか 優しすぎる弱虫は 孤独だけを選びとる 真実の灯(ひ)をかざして 帰り道を照らそう 我に帰れ 旅人よ帰れ 我に帰れ この胸に帰れ  旅を命ずるその囁きは 貴女の生きる日を願うか 遠く見つめるその道筋は 闇に塞がれていないか 彷徨(さまよ)う人よ 心は凍(こご)えていないか 優しすぎる弱虫は 孤独だけを選びとる 真実の灯(ひ)をかざして 帰り道を照らそう  優しすぎる弱虫は 孤独だけを選びとる 真実の灯(ひ)をかざして 帰り道を照らそう woo… (植えつけられた怖れに縛りつけられないで) (ただまっすぐに光のほうへ行きなさい) woo… (まちがった怖れに縛りつけられないで) (ただまっすぐに光のほうへ行きなさい) 我に帰れ (私たちはジャスミン 茉莉花(まつりか)の2人) 旅人よ帰れ (あなたも1人 私も1人) 我に帰れ (さようならジャスミン 私の妹) この胸に帰れ (私とは違う人生を生きなさい) Ah… (さようならジャスミン 私の妹) (私とは違う人生を生きなさい) (さようならジャスミン 私の妹)中島みゆき中島みゆき中島みゆき瀬尾一三僕が貴女を識(し)らない様に 貴女も貴女を識(し)らない 古い記憶は 語り継がれて 捩(ね)じ曲げられることもある 彷徨(さまよ)う人よ 心と逸(はぐ)れていないか 優しすぎる弱虫は 孤独だけを選びとる 真実の灯(ひ)をかざして 帰り道を照らそう 我に帰れ 旅人よ帰れ 我に帰れ この胸に帰れ  旅を命ずるその囁きは 貴女の生きる日を願うか 遠く見つめるその道筋は 闇に塞がれていないか 彷徨(さまよ)う人よ 心は凍(こご)えていないか 優しすぎる弱虫は 孤独だけを選びとる 真実の灯(ひ)をかざして 帰り道を照らそう  優しすぎる弱虫は 孤独だけを選びとる 真実の灯(ひ)をかざして 帰り道を照らそう woo… (植えつけられた怖れに縛りつけられないで) (ただまっすぐに光のほうへ行きなさい) woo… (まちがった怖れに縛りつけられないで) (ただまっすぐに光のほうへ行きなさい) 我に帰れ (私たちはジャスミン 茉莉花(まつりか)の2人) 旅人よ帰れ (あなたも1人 私も1人) 我に帰れ (さようならジャスミン 私の妹) この胸に帰れ (私とは違う人生を生きなさい) Ah… (さようならジャスミン 私の妹) (私とは違う人生を生きなさい) (さようならジャスミン 私の妹)
旅人のうた(2nd Version)男には男のふるさとがあるという 女には女のふるさとがあるという なにも持たないのは さすらう者ばかり どこへ帰るのかもわからない者ばかり 愛よ伝われ ひとりさすらう旅人にも 愛よ伝われ ここへ帰れと あの日々は消えてもまだ夢は消えない 君よ歌ってくれ 僕に歌ってくれ 忘れない忘れないものも ここにあるよと  西には西だけの正しさがあるという 東には東の正しさがあるという なにも知らないのは さすらう者ばかり 日ごと夜ごと変わる風向きにまどうだけ 風に追われて消えかける歌を僕は聞く 風をくぐって僕は応える あの日々は消えてもまだ夢は消えない 君よ歌ってくれ 僕に歌ってくれ 忘れない忘れないものも ここにあるよと  あの愛は消えてもまだ夢は消えない 君よ歌ってくれ 僕に歌ってくれ 忘れない忘れないものも ここにあるよと中島みゆき中島みゆき中島みゆき男には男のふるさとがあるという 女には女のふるさとがあるという なにも持たないのは さすらう者ばかり どこへ帰るのかもわからない者ばかり 愛よ伝われ ひとりさすらう旅人にも 愛よ伝われ ここへ帰れと あの日々は消えてもまだ夢は消えない 君よ歌ってくれ 僕に歌ってくれ 忘れない忘れないものも ここにあるよと  西には西だけの正しさがあるという 東には東の正しさがあるという なにも知らないのは さすらう者ばかり 日ごと夜ごと変わる風向きにまどうだけ 風に追われて消えかける歌を僕は聞く 風をくぐって僕は応える あの日々は消えてもまだ夢は消えない 君よ歌ってくれ 僕に歌ってくれ 忘れない忘れないものも ここにあるよと  あの愛は消えてもまだ夢は消えない 君よ歌ってくれ 僕に歌ってくれ 忘れない忘れないものも ここにあるよと
旅人のうたPLATINA LYLIC男には男のふるさとがあるという 女には女のふるさとがあるという なにも持たないのは さすらう者ばかり どこへ帰るのかもわからない者ばかり 愛よ伝われ ひとりさすらう旅人にも 愛よ伝われ ここへ帰れと あの日々は消えてもまだ夢は消えない 君よ歌ってくれ 僕に歌ってくれ 忘れない忘れないものも ここにあるよと あの愛は消えてもまだ夢は消えない 君よ歌ってくれ 僕に歌ってくれ 忘れない忘れないものも ここにあるよと  西には西だけの正しさがあるという 東には東の正しさがあるという なにも知らないのは さすらう者ばかり 日ごと夜ごと変わる風向きにまどうだけ 風に追われて消えかける歌を僕は聞く 風をくぐって僕は応える あの日々は消えてもまだ夢は消えない 君よ歌ってくれ 僕に歌ってくれ 忘れない忘れないものも ここにあるよと あの愛は消えてもまだ夢は消えない 君よ歌ってくれ 僕に歌ってくれ 忘れない忘れないものも ここにあるよとPLATINA LYLIC中島みゆき中島みゆき中島みゆき瀬尾一三男には男のふるさとがあるという 女には女のふるさとがあるという なにも持たないのは さすらう者ばかり どこへ帰るのかもわからない者ばかり 愛よ伝われ ひとりさすらう旅人にも 愛よ伝われ ここへ帰れと あの日々は消えてもまだ夢は消えない 君よ歌ってくれ 僕に歌ってくれ 忘れない忘れないものも ここにあるよと あの愛は消えてもまだ夢は消えない 君よ歌ってくれ 僕に歌ってくれ 忘れない忘れないものも ここにあるよと  西には西だけの正しさがあるという 東には東の正しさがあるという なにも知らないのは さすらう者ばかり 日ごと夜ごと変わる風向きにまどうだけ 風に追われて消えかける歌を僕は聞く 風をくぐって僕は応える あの日々は消えてもまだ夢は消えない 君よ歌ってくれ 僕に歌ってくれ 忘れない忘れないものも ここにあるよと あの愛は消えてもまだ夢は消えない 君よ歌ってくれ 僕に歌ってくれ 忘れない忘れないものも ここにあるよと
煙草煙草をください あの人に見せたいから 煙草をください わざとすってみせるから みつめてください 噂(うわさ)がうまれるように 私が本当は 移り気に見えるように  踊りの輪の中には あなたとあの娘 溶け合うように いま煙草の煙が 途切れたすきに わかってしまう  だれか 私の目を閉じて 何も見ないことにして  煙草をすうたび あなたに嫌われたわね あの娘は煙草を すわないふりしてるのね 忘れて帰った あなたの煙草をいつか 返せるつもりで みんな湿気てしまったわ  煙がつくり出したスクリーンには 幸せ見える 蜃気楼(しんきろう)のように あなたとあの娘 いつまで見える  だれか 私の目を閉じて 何も見ないことにして  煙がつくり出したスクリーンには 幸せ見える 蜃気楼(しんきろう)のように あなたとあの娘 いつまで見える  だれか 私の目を閉じて 何も見ないことにして中島みゆき中島みゆき中島みゆきクリスタルキング・山下三智夫煙草をください あの人に見せたいから 煙草をください わざとすってみせるから みつめてください 噂(うわさ)がうまれるように 私が本当は 移り気に見えるように  踊りの輪の中には あなたとあの娘 溶け合うように いま煙草の煙が 途切れたすきに わかってしまう  だれか 私の目を閉じて 何も見ないことにして  煙草をすうたび あなたに嫌われたわね あの娘は煙草を すわないふりしてるのね 忘れて帰った あなたの煙草をいつか 返せるつもりで みんな湿気てしまったわ  煙がつくり出したスクリーンには 幸せ見える 蜃気楼(しんきろう)のように あなたとあの娘 いつまで見える  だれか 私の目を閉じて 何も見ないことにして  煙がつくり出したスクリーンには 幸せ見える 蜃気楼(しんきろう)のように あなたとあの娘 いつまで見える  だれか 私の目を閉じて 何も見ないことにして
たとえ世界が空から落ちてもやさしい男(ひと)は だれだって好き 札つきだろうと 殺し屋だろうと やさしいことを 言ってくれるなら たとえ世界が空から落ちても あたしは あの人をかばう やさしくしてくれるなら  嘘つきだろうと 落ちぶれだろうと やさしいことを くれる人ならば たとえ世界が空から落ちても あたしは あの人をかばう やさしくしてくれるなら中島みゆき中島みゆき中島みゆきやさしい男(ひと)は だれだって好き 札つきだろうと 殺し屋だろうと やさしいことを 言ってくれるなら たとえ世界が空から落ちても あたしは あの人をかばう やさしくしてくれるなら  嘘つきだろうと 落ちぶれだろうと やさしいことを くれる人ならば たとえ世界が空から落ちても あたしは あの人をかばう やさしくしてくれるなら
ただ・愛のためにだけ涙なしでは語れぬ日々も あなたの名を呟けば 救われる気がした 涙なしでは語れぬ日々も あなたの名を呟けば 救われる気がした ああ大事なことに気づくまでに みんな私たちは遠回りだけど ただ・愛のためにだけ 涙はこぼれても ただ・愛のためにだけ これが始まりでも これでおしまいでも ただ・愛のためにだけ 生きてると言おう ただ・愛のためにだけ 生きてると言おう  星も見えない砂漠の日々も あなたの呼ぶ声を聞く 風に耳をすます ああ心の中に磁石がある みんなひとつずつの磁石がある ただ・愛のためにだけ 言葉はかすれても ただ・愛のためにだけ これが始まりでも これでおしまいでも ただ・愛のためにだけ 生きてると言おう ただ・愛のためにだけ 生きてると言おう  これが始まりでも これでおしまいでも これが始まりでも これでおしまいでも ただ・愛のためにだけ 生きてると言おう ただ・愛のためにだけ 生きてると言おう ただ・愛のためにだけ 生きてると言おう中島みゆき中島みゆき中島みゆき瀬尾一三涙なしでは語れぬ日々も あなたの名を呟けば 救われる気がした 涙なしでは語れぬ日々も あなたの名を呟けば 救われる気がした ああ大事なことに気づくまでに みんな私たちは遠回りだけど ただ・愛のためにだけ 涙はこぼれても ただ・愛のためにだけ これが始まりでも これでおしまいでも ただ・愛のためにだけ 生きてると言おう ただ・愛のためにだけ 生きてると言おう  星も見えない砂漠の日々も あなたの呼ぶ声を聞く 風に耳をすます ああ心の中に磁石がある みんなひとつずつの磁石がある ただ・愛のためにだけ 言葉はかすれても ただ・愛のためにだけ これが始まりでも これでおしまいでも ただ・愛のためにだけ 生きてると言おう ただ・愛のためにだけ 生きてると言おう  これが始まりでも これでおしまいでも これが始まりでも これでおしまいでも ただ・愛のためにだけ 生きてると言おう ただ・愛のためにだけ 生きてると言おう ただ・愛のためにだけ 生きてると言おう
竹の歌遙かな山から吹きつける風に ひれ伏しながら けして折れはせぬ 押し寄せる雲から打ちやまぬ雨に ひれ伏しながら けして折れはせぬ  私がなりたいものはといえば 地下に根を張る あの竹林  月の日 火の日 水の日 木の日 金に踊って 土と日に還る  私が住みたい国はといえば 地下に根を張る あの竹の国  ゆく夏来る夏 照りつける熱に 埋ずもれながら けして消えはせぬ 青に黄に緑に 移りゆく旗に 移ろいながら けして消えはせぬ  私が覚えて残せるものは 地下に根を張る あの竹の歌  月の日 火の日 水の日 木の日 金に踊って 土と日に還る  私が覚えて残せるものは 地下に根を張る あの竹の歌  月の日 火の日 水の日 木の日 金に踊って 土と日に還る  私がなりたいものはといえば 地下に根を張る あの竹林中島みゆき中島みゆき中島みゆき瀬尾一三遙かな山から吹きつける風に ひれ伏しながら けして折れはせぬ 押し寄せる雲から打ちやまぬ雨に ひれ伏しながら けして折れはせぬ  私がなりたいものはといえば 地下に根を張る あの竹林  月の日 火の日 水の日 木の日 金に踊って 土と日に還る  私が住みたい国はといえば 地下に根を張る あの竹の国  ゆく夏来る夏 照りつける熱に 埋ずもれながら けして消えはせぬ 青に黄に緑に 移りゆく旗に 移ろいながら けして消えはせぬ  私が覚えて残せるものは 地下に根を張る あの竹の歌  月の日 火の日 水の日 木の日 金に踊って 土と日に還る  私が覚えて残せるものは 地下に根を張る あの竹の歌  月の日 火の日 水の日 木の日 金に踊って 土と日に還る  私がなりたいものはといえば 地下に根を張る あの竹林
タグ・ボート(Tug・Boat)負けを知らぬ城のような 大いなる船が出る あふれ返る光の粒 降り注ぐ水の上 祝盃は交わされる 人々は沸(わ)き返る 胸高鳴る旅人の 目は何も見ていない  その城の足元を 懸命に押している 汚れたタグ・ボートを 誰も見ていない  大いなる船は今 おごそかに岸を離れる 祝杯は交わされる 人々は見ていない  その城の足元を 身を震わせ引いている 汚れたタグ・ボートを 誰も見ていない  外海(そとうみ)へ出たなら 大いなるスクリューが回りだす 小さな船は急いで急いで離れゆく  さよなら ようそろ 行っておいでの笛 さよなら ようそろ ごきげんようの笛  大いなる人々の水平線は 大いなる船の上 甲板の高さ 大いなる人々は その足よりも低いところにあるものを 見ることはない  タグ・ボートは今日も上機嫌 タグ・ボートは今日も上機嫌 夕靄(ゆうもや)の中を帰ってゆく  潮の流れに乗ったなら 港は見えなくなる 大いなる船が 遠く遠くから響かせる  さよなら ようそろ ごくろうさんの笛 さよなら ようそろ ごきげんようの笛  大いなる人々の水平線は 大いなる船の上 甲板の高さ 大いなる人々は その足よりも低いところにあるものを 見ることはない  タグ・ボートは今日も上機嫌 タグ・ボートは今日も上機嫌 夕靄(ゆうもや)の中を帰ってゆく  タグ・ボート タグ・ボート タグ・ボート タグ・ボート タグ・ボート タグ・ボート タグ・ボート タグ・ボート中島みゆき中島みゆき中島みゆき瀬尾一三負けを知らぬ城のような 大いなる船が出る あふれ返る光の粒 降り注ぐ水の上 祝盃は交わされる 人々は沸(わ)き返る 胸高鳴る旅人の 目は何も見ていない  その城の足元を 懸命に押している 汚れたタグ・ボートを 誰も見ていない  大いなる船は今 おごそかに岸を離れる 祝杯は交わされる 人々は見ていない  その城の足元を 身を震わせ引いている 汚れたタグ・ボートを 誰も見ていない  外海(そとうみ)へ出たなら 大いなるスクリューが回りだす 小さな船は急いで急いで離れゆく  さよなら ようそろ 行っておいでの笛 さよなら ようそろ ごきげんようの笛  大いなる人々の水平線は 大いなる船の上 甲板の高さ 大いなる人々は その足よりも低いところにあるものを 見ることはない  タグ・ボートは今日も上機嫌 タグ・ボートは今日も上機嫌 夕靄(ゆうもや)の中を帰ってゆく  潮の流れに乗ったなら 港は見えなくなる 大いなる船が 遠く遠くから響かせる  さよなら ようそろ ごくろうさんの笛 さよなら ようそろ ごきげんようの笛  大いなる人々の水平線は 大いなる船の上 甲板の高さ 大いなる人々は その足よりも低いところにあるものを 見ることはない  タグ・ボートは今日も上機嫌 タグ・ボートは今日も上機嫌 夕靄(ゆうもや)の中を帰ってゆく  タグ・ボート タグ・ボート タグ・ボート タグ・ボート タグ・ボート タグ・ボート タグ・ボート タグ・ボート
タクシードライバーGOLD LYLICやけっぱち騒ぎは のどがかれるよね 心の中では どしゃ降りみたい 眠っても眠っても 消えない面影は ハードロックの波の中に 捨てたかったのにね  笑っているけど みんな本当に幸せで 笑いながら 町の中歩いてゆくんだろうかね 忘れてしまいたい望みを かくすために バカ騒ぎするのは あたしだけなんだろうかね  タクシー・ドライバー 苦労人とみえて あたしの泣き顔 見て見ぬふり 天気予報が 今夜もはずれた話と 野球の話ばかり 何度も何度も 繰り返す  酔っぱらいを乗せるのは 誰だって嫌だよね こんなふうに道の真ン中で泣いてるのも 迷惑だよね だけどあたしは もう行くところがない 何をしても 叱ってくれる人も もう いない  タクシー・ドライバー 苦労人とみえて あたしの泣き顔 見て見ぬふり 天気予報が 今夜もはずれた話と 野球の話ばかり 何度も何度も 繰り返す  車のガラスに額を押しつけて 胸まで酔ってるふりをしてみても 忘れたつもりの あの歌が口をつく あいつも あたしも 好きだった アローン・アゲイン  ゆき先なんて どこにもないわ ひと晩じゅう 町の中 走りまわっておくれよ ばかやろうと あいつをけなす声が途切れて 眠ったら そこいらに捨てていっていいよ  タクシー・ドライバー 苦労人とみえて あたしの泣き顔 見て見ぬふり 天気予報が 今夜もはずれた話と 野球の話ばかり 何度も何度も 繰り返す タクシー・ドライバー 苦労人とみえて あたしの泣き顔 見て見ぬふり 天気予報が 今夜もはずれた話と 野球の話ばかり 何度も何度も 繰り返すGOLD LYLIC中島みゆき中島みゆき中島みゆき福井峻やけっぱち騒ぎは のどがかれるよね 心の中では どしゃ降りみたい 眠っても眠っても 消えない面影は ハードロックの波の中に 捨てたかったのにね  笑っているけど みんな本当に幸せで 笑いながら 町の中歩いてゆくんだろうかね 忘れてしまいたい望みを かくすために バカ騒ぎするのは あたしだけなんだろうかね  タクシー・ドライバー 苦労人とみえて あたしの泣き顔 見て見ぬふり 天気予報が 今夜もはずれた話と 野球の話ばかり 何度も何度も 繰り返す  酔っぱらいを乗せるのは 誰だって嫌だよね こんなふうに道の真ン中で泣いてるのも 迷惑だよね だけどあたしは もう行くところがない 何をしても 叱ってくれる人も もう いない  タクシー・ドライバー 苦労人とみえて あたしの泣き顔 見て見ぬふり 天気予報が 今夜もはずれた話と 野球の話ばかり 何度も何度も 繰り返す  車のガラスに額を押しつけて 胸まで酔ってるふりをしてみても 忘れたつもりの あの歌が口をつく あいつも あたしも 好きだった アローン・アゲイン  ゆき先なんて どこにもないわ ひと晩じゅう 町の中 走りまわっておくれよ ばかやろうと あいつをけなす声が途切れて 眠ったら そこいらに捨てていっていいよ  タクシー・ドライバー 苦労人とみえて あたしの泣き顔 見て見ぬふり 天気予報が 今夜もはずれた話と 野球の話ばかり 何度も何度も 繰り返す タクシー・ドライバー 苦労人とみえて あたしの泣き顔 見て見ぬふり 天気予報が 今夜もはずれた話と 野球の話ばかり 何度も何度も 繰り返す
鷹の歌あなたは杖(つえ)をついて ゆっくりと歩いて来た 見てはいけないようで 私の視線はたじろいだ あなたはとても遅く 身体(からだ)を運んでいた まわりの人はみんな いたわりの手を差しのべた 鷹と呼ばれていた人が 這(は)うように命を運ぶ 「見なさい」 あなたの目が 「見なさい」 私を見た 「怖(おそ)れるなかれ 生きることを」 鷹の目が 見つめて来た  世界は変わってゆく あなたはいつもそれの 変えてはならないことを つよく叫び続けて来た 世界は変わってゆく あなたを嘲笑(わら)いながら 私はあなたの歌を 痛々しく聴き返す 灰色の翼は痩(や)せて かすれた鳴き声をあげて 「見なさい」 あなたの目が 「見なさい」 私を見た 「命を超えて続くものを」 鷹の目が 叫んでいた  あなたは停(と)まりもせず そのまま歩いてゆく 面倒(めんどう)な道ばかりを あえて歩き続けてゆく 私は自分を恥(は)じる あなたを思って恥(は)じる ラクな道へ流れくだる 自分の安さを恥(は)じる 鷹と呼ばれていた人が 這(は)うように命を運ぶ 「見なさい」 あなたの目が 「見なさい」 私を見た 「怖(おそ)れるなかれ 生きることを」 鷹の目が 見つめて来た  「見なさい」 あなたの目が 「見なさい」 私を見た 「怖(おそ)れるなかれ 生きることを」 鷹の目が 見つめて来た中島みゆき中島みゆき中島みゆき瀬尾一三あなたは杖(つえ)をついて ゆっくりと歩いて来た 見てはいけないようで 私の視線はたじろいだ あなたはとても遅く 身体(からだ)を運んでいた まわりの人はみんな いたわりの手を差しのべた 鷹と呼ばれていた人が 這(は)うように命を運ぶ 「見なさい」 あなたの目が 「見なさい」 私を見た 「怖(おそ)れるなかれ 生きることを」 鷹の目が 見つめて来た  世界は変わってゆく あなたはいつもそれの 変えてはならないことを つよく叫び続けて来た 世界は変わってゆく あなたを嘲笑(わら)いながら 私はあなたの歌を 痛々しく聴き返す 灰色の翼は痩(や)せて かすれた鳴き声をあげて 「見なさい」 あなたの目が 「見なさい」 私を見た 「命を超えて続くものを」 鷹の目が 叫んでいた  あなたは停(と)まりもせず そのまま歩いてゆく 面倒(めんどう)な道ばかりを あえて歩き続けてゆく 私は自分を恥(は)じる あなたを思って恥(は)じる ラクな道へ流れくだる 自分の安さを恥(は)じる 鷹と呼ばれていた人が 這(は)うように命を運ぶ 「見なさい」 あなたの目が 「見なさい」 私を見た 「怖(おそ)れるなかれ 生きることを」 鷹の目が 見つめて来た  「見なさい」 あなたの目が 「見なさい」 私を見た 「怖(おそ)れるなかれ 生きることを」 鷹の目が 見つめて来た
たかが愛GOLD LYLICまちがいだけを数えていても人の心をなぞれはしない 教えておくれ止まない雨よ本当は誰を探しているの あぁ この果てない空の下で 何ひとつまちがわない人がいるだろうか 何故にたかが愛に迷いそしてたかが愛に立ちどまらされても 捨ててしまえないものがまだあるの 僕はたかが愛に迷いそしてたかが愛に立ちどまらされても 捨ててしまえない たかが愛  傷つきあったさよならだけが形に残るものだとしても たしかにあったあのときめきがいつか二人を癒してくれる あぁ この果てない空の下で 独りでも寂しくない人がいるだろうか 何故にたかが愛に迷いそしてたかが愛に立ちどまらされても 捨ててしまえないものがまだあるの 僕はたかが愛に迷いそしてたかが愛に立ちどまらされても 捨ててしまえない たかが愛GOLD LYLIC中島みゆき中島みゆき中島みゆき瀬尾一三まちがいだけを数えていても人の心をなぞれはしない 教えておくれ止まない雨よ本当は誰を探しているの あぁ この果てない空の下で 何ひとつまちがわない人がいるだろうか 何故にたかが愛に迷いそしてたかが愛に立ちどまらされても 捨ててしまえないものがまだあるの 僕はたかが愛に迷いそしてたかが愛に立ちどまらされても 捨ててしまえない たかが愛  傷つきあったさよならだけが形に残るものだとしても たしかにあったあのときめきがいつか二人を癒してくれる あぁ この果てない空の下で 独りでも寂しくない人がいるだろうか 何故にたかが愛に迷いそしてたかが愛に立ちどまらされても 捨ててしまえないものがまだあるの 僕はたかが愛に迷いそしてたかが愛に立ちどまらされても 捨ててしまえない たかが愛
体温秘かに訊きたいことがある あたしは不幸じゃないかしら わかってる その答え バチ当たりを言いなさんなって 生きてるだけでも奇跡でしょ こんなに危ない世の中で 体温があるだけで 拾いもんでしょってね 悩みごとなら砂の数 砂にまみれて探すのは 行方知れずの願いのカケラ 透明すぎて見つからない 体温だけが頼りなの 体温だけがすべてなの 流れゆく移り変わりを 怖がらせないで  あなたは確かに他人でも あたしはあなたが懐かしい 生者必滅(しょうじゃひつめつ)さとっても さみしさは羅針盤 味方のいない世界なら 将来だけが非常口 どうして言葉があるのだろう 言わずにわかる勘がないせいね 体温だけが頼りなの 体温だけがすべてなの 流れゆく移り変わりを 怖がらせないで  悩みごとなら砂の数 砂にまみれて探すのは 行方知れずの願いのカケラ 透明すぎて見つからない 体温だけが頼りなの 体温だけがすべてなの 流れゆく移り変わりを 怖がらせないで中島みゆき中島みゆき中島みゆき瀬尾一三秘かに訊きたいことがある あたしは不幸じゃないかしら わかってる その答え バチ当たりを言いなさんなって 生きてるだけでも奇跡でしょ こんなに危ない世の中で 体温があるだけで 拾いもんでしょってね 悩みごとなら砂の数 砂にまみれて探すのは 行方知れずの願いのカケラ 透明すぎて見つからない 体温だけが頼りなの 体温だけがすべてなの 流れゆく移り変わりを 怖がらせないで  あなたは確かに他人でも あたしはあなたが懐かしい 生者必滅(しょうじゃひつめつ)さとっても さみしさは羅針盤 味方のいない世界なら 将来だけが非常口 どうして言葉があるのだろう 言わずにわかる勘がないせいね 体温だけが頼りなの 体温だけがすべてなの 流れゆく移り変わりを 怖がらせないで  悩みごとなら砂の数 砂にまみれて探すのは 行方知れずの願いのカケラ 透明すぎて見つからない 体温だけが頼りなの 体温だけがすべてなの 流れゆく移り変わりを 怖がらせないで
それは愛ではないあてもなく自分を休みたい日がある 弱音を少しだけ解き放ちたい日がある 強がりを続けてどこまでも走るだろう けれどふと黙りこむ時もあるのだろう たとえばこんな満天の星の夜 たとえばここで討ち死にをしたくなる 砂に倒れる虚しさよりも ひとときの人間の心に倒れこみたい 愛ではない それは愛ではない 愛ではない それは愛ではない  やさしさはさほど難しくはない 与えることはさほど難しいことじゃない 奪い取ることさえも恐くはない なのに他人(ひと)からの恵みには後ずさる たとえばこんな満天の星の夜 たとえばだれかに従ってしまいたい 宇宙(そら)を横切る軌道のように なにもかも行く先をだれかに委ねたくなる 愛ではない それは愛ではない 愛ではない それは愛ではない中島みゆき中島みゆき中島みゆき瀬尾一三あてもなく自分を休みたい日がある 弱音を少しだけ解き放ちたい日がある 強がりを続けてどこまでも走るだろう けれどふと黙りこむ時もあるのだろう たとえばこんな満天の星の夜 たとえばここで討ち死にをしたくなる 砂に倒れる虚しさよりも ひとときの人間の心に倒れこみたい 愛ではない それは愛ではない 愛ではない それは愛ではない  やさしさはさほど難しくはない 与えることはさほど難しいことじゃない 奪い取ることさえも恐くはない なのに他人(ひと)からの恵みには後ずさる たとえばこんな満天の星の夜 たとえばだれかに従ってしまいたい 宇宙(そら)を横切る軌道のように なにもかも行く先をだれかに委ねたくなる 愛ではない それは愛ではない 愛ではない それは愛ではない
それ以上言わないで自分でなんか言えないことを 貴方自分で知ってたくせに なにか言わなきゃならないような しずかな海になぜ来たの 少し私が寒そうにすると 貴方いつしか無意識のうち 上着を脱いではおってくれる よけいさみしい温もりね 波に洗われて足跡が消えてゆく 貴方の中から私が消えてゆく 君は強い人だからいいね1人でも だけど僕のあの娘は … それ以上言わないで  わざと貴方が眠っている時に 迎えにきてよとtelかけたわね わがままだから愛しているよ はしゃいだ日々がよみがえる 憎み合っての別れじゃなかったと 明日みんなに言わなきゃね 昔 貴方を愛した時も だれかこうして泣いたのかしら 波に洗われて足跡が消えてゆく 貴方の中から私が消えてゆく 君は強い人だからいいね1人でも だけど僕のあの娘は … それ以上言わないで  もしも私に勇気があれば ここで貴方を殺したかった あの娘にあげる心はあげる せめて私に命をほしい 波に洗われて足跡が消えてゆく 貴方の中から私が消えてゆく 君は強い人だからいいね1人でも だけど僕のあの娘は … それ以上言わないで中島みゆき中島みゆき中島みゆき自分でなんか言えないことを 貴方自分で知ってたくせに なにか言わなきゃならないような しずかな海になぜ来たの 少し私が寒そうにすると 貴方いつしか無意識のうち 上着を脱いではおってくれる よけいさみしい温もりね 波に洗われて足跡が消えてゆく 貴方の中から私が消えてゆく 君は強い人だからいいね1人でも だけど僕のあの娘は … それ以上言わないで  わざと貴方が眠っている時に 迎えにきてよとtelかけたわね わがままだから愛しているよ はしゃいだ日々がよみがえる 憎み合っての別れじゃなかったと 明日みんなに言わなきゃね 昔 貴方を愛した時も だれかこうして泣いたのかしら 波に洗われて足跡が消えてゆく 貴方の中から私が消えてゆく 君は強い人だからいいね1人でも だけど僕のあの娘は … それ以上言わないで  もしも私に勇気があれば ここで貴方を殺したかった あの娘にあげる心はあげる せめて私に命をほしい 波に洗われて足跡が消えてゆく 貴方の中から私が消えてゆく 君は強い人だからいいね1人でも だけど僕のあの娘は … それ以上言わないで
宙船(そらふね)PLATINA LYLICその船を漕いでゆけ おまえの手で漕いでゆけ おまえが消えて喜ぶ者に おまえのオールをまかせるな  その船は今どこに ふらふらと浮かんでいるのか その船は今どこで ボロボロで進んでいるのか 流されまいと逆らいながら 船は挑み 船は傷み すべての水夫が恐れをなして逃げ去っても その船を漕いでゆけ おまえの手で漕いでゆけ おまえが消えて喜ぶ者に おまえのオールをまかせるな  その船は自らを宙船(そらふね)と 忘れているのか その船は舞い上がるその時を 忘れているのか 地平の果て 水平の果て そこが船の離陸地点 すべての港が灯りを消して黙り込んでも その船を漕いでゆけ おまえの手で漕いでゆけ おまえが消えて喜ぶ者に おまえのオールをまかせるな  何の試験の時間なんだ 何を裁く秤(はかり)なんだ 何を狙って付き合うんだ 何が船を動かすんだ 何の試験の時間なんだ 何を裁く秤なんだ 何を狙って付き合うんだ 何が船を動かすんだ その船を漕いでゆけ おまえの手で漕いでゆけ おまえが消えて喜ぶ者に おまえのオールをまかせるな その船を漕いでゆけ おまえの手で漕いでゆけ おまえが消えて喜ぶ者に おまえのオールをまかせるなPLATINA LYLIC中島みゆき中島みゆき中島みゆき瀬尾一三・中村哲その船を漕いでゆけ おまえの手で漕いでゆけ おまえが消えて喜ぶ者に おまえのオールをまかせるな  その船は今どこに ふらふらと浮かんでいるのか その船は今どこで ボロボロで進んでいるのか 流されまいと逆らいながら 船は挑み 船は傷み すべての水夫が恐れをなして逃げ去っても その船を漕いでゆけ おまえの手で漕いでゆけ おまえが消えて喜ぶ者に おまえのオールをまかせるな  その船は自らを宙船(そらふね)と 忘れているのか その船は舞い上がるその時を 忘れているのか 地平の果て 水平の果て そこが船の離陸地点 すべての港が灯りを消して黙り込んでも その船を漕いでゆけ おまえの手で漕いでゆけ おまえが消えて喜ぶ者に おまえのオールをまかせるな  何の試験の時間なんだ 何を裁く秤(はかり)なんだ 何を狙って付き合うんだ 何が船を動かすんだ 何の試験の時間なんだ 何を裁く秤なんだ 何を狙って付き合うんだ 何が船を動かすんだ その船を漕いでゆけ おまえの手で漕いでゆけ おまえが消えて喜ぶ者に おまえのオールをまかせるな その船を漕いでゆけ おまえの手で漕いでゆけ おまえが消えて喜ぶ者に おまえのオールをまかせるな
空と君のあいだにPLATINA LYLIC君が涙のときには 僕はポプラの枝になる 孤独な人につけこむようなことは言えなくて 君を泣かせたあいつの正体を僕は知ってた ひきとめた僕を君は振りはらった遠い夜  ここにいるよ 愛はまだ ここにいるよ いつまでも  空と君とのあいだには今日も冷たい雨が降る 君が笑ってくれるなら僕は悪にでもなる 空と君とのあいだには今日も冷たい雨が降る 君が笑ってくれるなら僕は悪にでもなる  君の心がわかる、とたやすく誓える男に なぜ女はついてゆくのだろう そして泣くのだろう 君がすさんだ瞳で強がるのがとても痛い 憎むことでいつまでもあいつに縛られないで  ここにいるよ 愛はまだ ここにいるよ うつむかないで  空と君とのあいだには今日も冷たい雨が降る 君が笑ってくれるなら僕は悪にでもなる 空と君とのあいだには今日も冷たい雨が降る 君が笑ってくれるなら僕は悪にでもなる  空と君とのあいだには今日も冷たい雨が降る 君が笑ってくれるなら僕は悪にでもなるPLATINA LYLIC中島みゆき中島みゆき中島みゆき瀬尾一三君が涙のときには 僕はポプラの枝になる 孤独な人につけこむようなことは言えなくて 君を泣かせたあいつの正体を僕は知ってた ひきとめた僕を君は振りはらった遠い夜  ここにいるよ 愛はまだ ここにいるよ いつまでも  空と君とのあいだには今日も冷たい雨が降る 君が笑ってくれるなら僕は悪にでもなる 空と君とのあいだには今日も冷たい雨が降る 君が笑ってくれるなら僕は悪にでもなる  君の心がわかる、とたやすく誓える男に なぜ女はついてゆくのだろう そして泣くのだろう 君がすさんだ瞳で強がるのがとても痛い 憎むことでいつまでもあいつに縛られないで  ここにいるよ 愛はまだ ここにいるよ うつむかないで  空と君とのあいだには今日も冷たい雨が降る 君が笑ってくれるなら僕は悪にでもなる 空と君とのあいだには今日も冷たい雨が降る 君が笑ってくれるなら僕は悪にでもなる  空と君とのあいだには今日も冷たい雨が降る 君が笑ってくれるなら僕は悪にでもなる
曲名 歌手名 作詞者名 作曲者名 編曲者名 歌い出し
空がある限りアゼルバイジャンの夕暮れは 女満別(めまんべつ)の夕暮れと変わらない 歩いているうちにいつのまにか 紛れ込んで続いてゆきそうだ 銃で砕かれた建物や 鉄条網が視界を塞いでも まるで昔からいるように 私はそこにいるだろう 肌を包む布がある 私は赤児に返る 誰か歌う声がする 私は子供に返る 空がある限り 私の暮らす町 なつかしさも わずらわしさも 美しさも 汚なさも あなたと私の町  これから朝に転じる前が 夜のいちばん寒い時間でしょう あなたにたどり着かないのは まだ寂(さみ)しさが足りないのでしょう あなたの傍へゆくために パスポートもビザも必要がない 空を見上げて 空に溶けて 空を伝ってゆく そこに夏は来るかしら そこに冬は来るかしら そこに人は住むかしら そこに神は住むかしら 空がある限り 私の暮らす町 なつかしさも わずらわしさも 美しさも 汚なさも あなたと私の町  取り替えてみませんか あなたがここに 私がそこに どちらの寂(さみ)しさも変わらない 共にいないならば 空がある限り 空がある限り なつかしさも わずらわしさも 美しさも 汚なさも あなたと私の町 なつかしさも わずらわしさも 美しさも 汚なさも あなたと私の町中島みゆき中島みゆき中島みゆき瀬尾一三アゼルバイジャンの夕暮れは 女満別(めまんべつ)の夕暮れと変わらない 歩いているうちにいつのまにか 紛れ込んで続いてゆきそうだ 銃で砕かれた建物や 鉄条網が視界を塞いでも まるで昔からいるように 私はそこにいるだろう 肌を包む布がある 私は赤児に返る 誰か歌う声がする 私は子供に返る 空がある限り 私の暮らす町 なつかしさも わずらわしさも 美しさも 汚なさも あなたと私の町  これから朝に転じる前が 夜のいちばん寒い時間でしょう あなたにたどり着かないのは まだ寂(さみ)しさが足りないのでしょう あなたの傍へゆくために パスポートもビザも必要がない 空を見上げて 空に溶けて 空を伝ってゆく そこに夏は来るかしら そこに冬は来るかしら そこに人は住むかしら そこに神は住むかしら 空がある限り 私の暮らす町 なつかしさも わずらわしさも 美しさも 汚なさも あなたと私の町  取り替えてみませんか あなたがここに 私がそこに どちらの寂(さみ)しさも変わらない 共にいないならば 空がある限り 空がある限り なつかしさも わずらわしさも 美しさも 汚なさも あなたと私の町 なつかしさも わずらわしさも 美しさも 汚なさも あなたと私の町
蕎麦屋GOLD LYLIC世界じゅうがだれもかも偉い奴に思えてきて まるで自分ひとりだけがいらないような気がする時 突然おまえから電話がくる 突然おまえから電話がくる あのぅ、そばでも食わないかあ、ってね  べつに今さらおまえの顔見てそばなど食っても仕方がないんだけれど 居留守つかうのもなんだかみたいでなんのかんのと割り箸を折っている どうでもいいけどとんがらし どうでもいいけどとんがらし そんなにかけちゃ よくないよ、ってね  風はのれんをばたばたなかせてラジオは知ったかぶりの大相撲中継 あいつの失敗話に けらけら笑って丼につかまりながら、おまえ あのね、わかんない奴もいるさって あのね、わかんない奴もいるさって あんまり突然云うから 泣きたくなるんだ  風はのれんをばたばたなかせて ラジオは知ったかぶりの大相撲中継 くやし涙を流しながらあたしたぬきうどんを食べている おまえは丼に顔つっこんでおまえは丼に顔つっこんで 駄洒落話をせっせと咲かせる  風はのれんをばたばたなかせて ラジオは知ったかぶりの大相撲中継GOLD LYLIC中島みゆき中島みゆき中島みゆき世界じゅうがだれもかも偉い奴に思えてきて まるで自分ひとりだけがいらないような気がする時 突然おまえから電話がくる 突然おまえから電話がくる あのぅ、そばでも食わないかあ、ってね  べつに今さらおまえの顔見てそばなど食っても仕方がないんだけれど 居留守つかうのもなんだかみたいでなんのかんのと割り箸を折っている どうでもいいけどとんがらし どうでもいいけどとんがらし そんなにかけちゃ よくないよ、ってね  風はのれんをばたばたなかせてラジオは知ったかぶりの大相撲中継 あいつの失敗話に けらけら笑って丼につかまりながら、おまえ あのね、わかんない奴もいるさって あのね、わかんない奴もいるさって あんまり突然云うから 泣きたくなるんだ  風はのれんをばたばたなかせて ラジオは知ったかぶりの大相撲中継 くやし涙を流しながらあたしたぬきうどんを食べている おまえは丼に顔つっこんでおまえは丼に顔つっこんで 駄洒落話をせっせと咲かせる  風はのれんをばたばたなかせて ラジオは知ったかぶりの大相撲中継
走(そう)風向きは変わり続けている 掌(てのひら)は返り続けている ひと時の追い風も ひと時の逆風も 旗色に従っている 約束は変わり続けている 審判は変わり続けている 昔からのルールも 出来たてのルールも 利害に従っている 君も変わってしまうのだろうか 君も忘れてしまうのだろうか 迎える声は風の中 ゴールは吹雪の中 どこまでもどこまでも荒野は続いている 辿(たど)り着けたら誰が居るだろう 力尽きたら誰が知るだろう 報(むく)われたなら その時泣こう それまでは笑ってゆこう Yes, My Road, Yes, My Road, 愛だけで走ってゆく Yes, My Road, Yes, My Road, 愛だけで走ってゆく  応援はとうに終わっている 表彰はとうに終わっている ちぎれ去ったテープも ゆき交った盃(さかずき)も 伝説に変わっている 恩人は恩返しを待っている 損になるか得になるか数えている ひときれの優しさも ひときれの励ましも 見返りを数えている 僕は迷っているのだろうか 僕は走っているのだろうか 約束の船は風の中 はるかな吹雪の中 どこまでもどこまでも荒野は続いている 辿(たど)り着けたら誰が居るだろう 力尽きたら誰が知るだろう 報(むく)われたなら その時泣こう それまでは笑ってゆこう Yes, My Road, Yes, My Road, 愛だけで走ってゆく Yes, My Road, Yes, My Road, 愛だけで走ってゆく Yes, My Road, Yes, My Road, 愛だけで走ってゆく中島みゆき中島みゆき中島みゆき瀬尾一三風向きは変わり続けている 掌(てのひら)は返り続けている ひと時の追い風も ひと時の逆風も 旗色に従っている 約束は変わり続けている 審判は変わり続けている 昔からのルールも 出来たてのルールも 利害に従っている 君も変わってしまうのだろうか 君も忘れてしまうのだろうか 迎える声は風の中 ゴールは吹雪の中 どこまでもどこまでも荒野は続いている 辿(たど)り着けたら誰が居るだろう 力尽きたら誰が知るだろう 報(むく)われたなら その時泣こう それまでは笑ってゆこう Yes, My Road, Yes, My Road, 愛だけで走ってゆく Yes, My Road, Yes, My Road, 愛だけで走ってゆく  応援はとうに終わっている 表彰はとうに終わっている ちぎれ去ったテープも ゆき交った盃(さかずき)も 伝説に変わっている 恩人は恩返しを待っている 損になるか得になるか数えている ひときれの優しさも ひときれの励ましも 見返りを数えている 僕は迷っているのだろうか 僕は走っているのだろうか 約束の船は風の中 はるかな吹雪の中 どこまでもどこまでも荒野は続いている 辿(たど)り着けたら誰が居るだろう 力尽きたら誰が知るだろう 報(むく)われたなら その時泣こう それまでは笑ってゆこう Yes, My Road, Yes, My Road, 愛だけで走ってゆく Yes, My Road, Yes, My Road, 愛だけで走ってゆく Yes, My Road, Yes, My Road, 愛だけで走ってゆく
線路の外の風景なにごともなく一日が過ぎ去っていたあの頃は 苛立っていた 決められて歩くのが悔しかったんだ  なにも疑わずにレールを なにも違わずにレールを ただ素直に進んでゆく娘たちが ぬるく見えた  あれから紆余曲折を経て 心は今どこにあるの 見渡す限り草原の中 ここは線路の外の風景 見渡す限り草原の中 ここは線路の外の風景  荒れ果てた地面のすきまに 朽ち果てたレールが寝ていた そんなものあたしのじゃないと 行く先も確かめなかった  でも夜に思い出したんだ 夢の中思い出したんだ あれはあたしの夢のレールだ 走ろうとしていたあたしだ  あれから紆余曲折を経て 心は今どこにあるの 見渡す限り草原の中 ここは線路の外の風景 見渡す限り草原の中 ここは線路の外の風景 見渡す限り草原の中 見渡す限り草原の中 見渡す限り草原の中 …中島みゆき中島みゆき中島みゆき瀬尾一三なにごともなく一日が過ぎ去っていたあの頃は 苛立っていた 決められて歩くのが悔しかったんだ  なにも疑わずにレールを なにも違わずにレールを ただ素直に進んでゆく娘たちが ぬるく見えた  あれから紆余曲折を経て 心は今どこにあるの 見渡す限り草原の中 ここは線路の外の風景 見渡す限り草原の中 ここは線路の外の風景  荒れ果てた地面のすきまに 朽ち果てたレールが寝ていた そんなものあたしのじゃないと 行く先も確かめなかった  でも夜に思い出したんだ 夢の中思い出したんだ あれはあたしの夢のレールだ 走ろうとしていたあたしだ  あれから紆余曲折を経て 心は今どこにあるの 見渡す限り草原の中 ここは線路の外の風景 見渡す限り草原の中 ここは線路の外の風景 見渡す限り草原の中 見渡す限り草原の中 見渡す限り草原の中 …
儀式(セレモニー)ひきずられてゆく波の中で光る ガラスたちの折れる寒い音がする 少し着くずれたあなたの衿元を なおしてあげる手を途中で引きます あの町へ行ったね あの海も行ったね 仲間たちに会ったね いいことばかりだったね  セレモニー 指輪を結び合い セレモニー 涙の海へ投げて セレモニー 単車の背中から みつめた夕陽に さよなら  24時間の過ぎてゆく早さを 変えようとしていた夏の日が遠い 危うげな愛の過ぎてゆく早さを 予感してた2人なおさら急いだ 幻を崖まで追いつめたあの日々 耳を打つ潮風はたわごとだけを運んだ  セレモニー 指輪を結び合い セレモニー 涙の海へ投げて セレモニー 単車の背中から みつめた夕陽に さよなら  セレモニー 指輪を結び合い セレモニー 涙の海へ投げて セレモニー 単車の背中から みつめた夕陽に さよなら中島みゆき中島みゆき中島みゆきひきずられてゆく波の中で光る ガラスたちの折れる寒い音がする 少し着くずれたあなたの衿元を なおしてあげる手を途中で引きます あの町へ行ったね あの海も行ったね 仲間たちに会ったね いいことばかりだったね  セレモニー 指輪を結び合い セレモニー 涙の海へ投げて セレモニー 単車の背中から みつめた夕陽に さよなら  24時間の過ぎてゆく早さを 変えようとしていた夏の日が遠い 危うげな愛の過ぎてゆく早さを 予感してた2人なおさら急いだ 幻を崖まで追いつめたあの日々 耳を打つ潮風はたわごとだけを運んだ  セレモニー 指輪を結び合い セレモニー 涙の海へ投げて セレモニー 単車の背中から みつめた夕陽に さよなら  セレモニー 指輪を結び合い セレモニー 涙の海へ投げて セレモニー 単車の背中から みつめた夕陽に さよなら
背広の下のロックンロールうまく化けてるね 見分けがつかない程に 静かな人に見えるよ どこから見ても たぎる怒り たぎる願い 抱え込んで たくし込んで ネクタイで首をしめて 荒くれをつなぎとめても 革靴に足を詰めて さすらいをつなぎとめても 背広の下のロックンロール 誰に見せる為じゃない 己れの為だ 背広の下のロックンロール 誰に見せる為じゃない 己れの素顔見るロックンロール  見破られないね その笑顔からは悲しみを 見破られないね その目つきからは悔しさを 100のうちの99まで譲ったなら 何が残る 右肩に愛を乗せて 足どりが遅くなっても 左肩に国を乗せて 足どりが遅くなっても 背広の下のロックンロール 誰に見せる為じゃない 己れの為だ 背広の下のロックンロール 誰に見せる為じゃない 己れの素顔見るロックンロール  過ぎ去りし無謀を 惜しむ幼な馴染みよ 全力で駆け抜ける 人生のバイクが見えないか 右肩に愛を乗せて 足どりが遅くなっても 左肩に国を乗せて 足どりが遅くなっても 背広の下のロックンロール 誰に見せる為じゃない 己れの為だ 背広の下のロックンロール 誰に見せる為じゃない 己れの素顔見るロックンロール  背広の下のロックンロール 誰に見せる為じゃない 己れの為だ 背広の下のロックンロール 誰に見せる為じゃない 己れの素顔見るロックンロール  WOO, 誰も気付かないさ WOO, 誰も気付かないさ中島みゆき中島みゆき中島みゆき瀬尾一三・中村哲うまく化けてるね 見分けがつかない程に 静かな人に見えるよ どこから見ても たぎる怒り たぎる願い 抱え込んで たくし込んで ネクタイで首をしめて 荒くれをつなぎとめても 革靴に足を詰めて さすらいをつなぎとめても 背広の下のロックンロール 誰に見せる為じゃない 己れの為だ 背広の下のロックンロール 誰に見せる為じゃない 己れの素顔見るロックンロール  見破られないね その笑顔からは悲しみを 見破られないね その目つきからは悔しさを 100のうちの99まで譲ったなら 何が残る 右肩に愛を乗せて 足どりが遅くなっても 左肩に国を乗せて 足どりが遅くなっても 背広の下のロックンロール 誰に見せる為じゃない 己れの為だ 背広の下のロックンロール 誰に見せる為じゃない 己れの素顔見るロックンロール  過ぎ去りし無謀を 惜しむ幼な馴染みよ 全力で駆け抜ける 人生のバイクが見えないか 右肩に愛を乗せて 足どりが遅くなっても 左肩に国を乗せて 足どりが遅くなっても 背広の下のロックンロール 誰に見せる為じゃない 己れの為だ 背広の下のロックンロール 誰に見せる為じゃない 己れの素顔見るロックンロール  背広の下のロックンロール 誰に見せる為じゃない 己れの為だ 背広の下のロックンロール 誰に見せる為じゃない 己れの素顔見るロックンロール  WOO, 誰も気付かないさ WOO, 誰も気付かないさ
SE・TSU・NA・KU・TE友だちをなぐさめる役ばかり回ってきた 励ましてひやかして頼りにされたりしてた 人生の答だけ教えてくれる映画たち はじめから答だけ教えてくれるドラマたち みんなみんな嘘ね みんなみんな嘘ね 私にだけなにも教えない せつなくて ふいにせつなくて こみあげる涙だけが素直 恋しくて それと言えなくて こんなせつなさを知らなかった  今までの私なら気のきいたジョークきめる 今までの私ならクールなセリフできめる なのになぜ口ごもる うろたえて答が出ない こんなときこうしろと友だちになら言えたのに わかりすぎてしまう わかりすぎてしまう あなたに追いつけやしないこと せつなくて ふいにせつなくて こみあげる涙だけが素直 恋しくて それと言えなくて こんなせつなさを知らなかった  せつなくて ふいにせつなくて こみあげる涙だけが素直 恋しくて それと言えなくて こんなせつなさを知らなかった中島みゆき中島みゆき中島みゆき瀬尾一三友だちをなぐさめる役ばかり回ってきた 励ましてひやかして頼りにされたりしてた 人生の答だけ教えてくれる映画たち はじめから答だけ教えてくれるドラマたち みんなみんな嘘ね みんなみんな嘘ね 私にだけなにも教えない せつなくて ふいにせつなくて こみあげる涙だけが素直 恋しくて それと言えなくて こんなせつなさを知らなかった  今までの私なら気のきいたジョークきめる 今までの私ならクールなセリフできめる なのになぜ口ごもる うろたえて答が出ない こんなときこうしろと友だちになら言えたのに わかりすぎてしまう わかりすぎてしまう あなたに追いつけやしないこと せつなくて ふいにせつなくて こみあげる涙だけが素直 恋しくて それと言えなくて こんなせつなさを知らなかった  せつなくて ふいにせつなくて こみあげる涙だけが素直 恋しくて それと言えなくて こんなせつなさを知らなかった
雪・月・花シーツの波間にあなたを探していた 探せると思った 会いたくて固く抱きあっていても もっと会いたいと思うばかり どこへゆけばあなたに会える あなたに訊く 不思議がられる 会ってるよとあなたは笑う もっと会うと私はねだる なんにもわかっていない人ね 雪・月・花 移ろわないのが恋心 雪・月・花 ひたすらつのるばかり Ah…  何かを私に与えてくれるならば ひとつだけ与えて 自由をください あなたを愛してもいいという自由だけをください 解き放して私を早く 縛らないで私を早く あなたなしで生きる未来の淋しさから 自由にしてよ なんにもわかっていない人ね 雪・月・花 移ろわないのが恋心 雪・月・花 ひたすらつのるばかり Ah…  雪・月・花 移ろわないのが恋心 雪・月・花 ひたすらつのるばかり  雪・月・花 移ろわないのが恋心 雪・月・花 ひたすらつのるばかり Ah…中島みゆき中島みゆき中島みゆきシーツの波間にあなたを探していた 探せると思った 会いたくて固く抱きあっていても もっと会いたいと思うばかり どこへゆけばあなたに会える あなたに訊く 不思議がられる 会ってるよとあなたは笑う もっと会うと私はねだる なんにもわかっていない人ね 雪・月・花 移ろわないのが恋心 雪・月・花 ひたすらつのるばかり Ah…  何かを私に与えてくれるならば ひとつだけ与えて 自由をください あなたを愛してもいいという自由だけをください 解き放して私を早く 縛らないで私を早く あなたなしで生きる未来の淋しさから 自由にしてよ なんにもわかっていない人ね 雪・月・花 移ろわないのが恋心 雪・月・花 ひたすらつのるばかり Ah…  雪・月・花 移ろわないのが恋心 雪・月・花 ひたすらつのるばかり  雪・月・花 移ろわないのが恋心 雪・月・花 ひたすらつのるばかり Ah…
世情PLATINA LYLIC世の中はいつも 変わっているから 頑固者だけが 悲しい思いをする  変わらないものを 何かにたとえて その度崩れちゃ そいつのせいにする  シュプレヒコールの波 通り過ぎてゆく 変わらない夢を 流れに求めて 時の流れを止めて 変わらない夢を 見たがる者たちと 戦うため  世の中は とても 臆病な猫だから 他愛のない嘘を いつもついている  包帯のような嘘を 見破ることで 学者は世間を 見たような気になる  シュプレヒコールの波 通り過ぎてゆく 変わらない夢を 流れに求めて 時の流れを止めて 変わらない夢を 見たがる者たちと 戦うため  シュプレヒコールの波 通り過ぎてゆく 変わらない夢を 流れに求めて 時の流れを止めて 変わらない夢を 見たがる者たちと 戦うため  シュプレヒコールの波 通り過ぎてゆく 変わらない夢を 流れに求めて 時の流れを止めて 変わらない夢を 見たがる者たちと 戦うためPLATINA LYLIC中島みゆき中島みゆき中島みゆき世の中はいつも 変わっているから 頑固者だけが 悲しい思いをする  変わらないものを 何かにたとえて その度崩れちゃ そいつのせいにする  シュプレヒコールの波 通り過ぎてゆく 変わらない夢を 流れに求めて 時の流れを止めて 変わらない夢を 見たがる者たちと 戦うため  世の中は とても 臆病な猫だから 他愛のない嘘を いつもついている  包帯のような嘘を 見破ることで 学者は世間を 見たような気になる  シュプレヒコールの波 通り過ぎてゆく 変わらない夢を 流れに求めて 時の流れを止めて 変わらない夢を 見たがる者たちと 戦うため  シュプレヒコールの波 通り過ぎてゆく 変わらない夢を 流れに求めて 時の流れを止めて 変わらない夢を 見たがる者たちと 戦うため  シュプレヒコールの波 通り過ぎてゆく 変わらない夢を 流れに求めて 時の流れを止めて 変わらない夢を 見たがる者たちと 戦うため
鶺鴒(せきれい)心許無(こころもとな)く見るものは 野の花僅(わず)か草の花 それでも何も無いならば 絵描(か)きの描(えが)く花よ咲け 絵描(か)きの描(えが)く花よ咲け 心許無(こころもとな)く聴くものは 野の鳥僅(わず)か草の鳥 それでも何も無いならば 母御(ははご)の唄う歌よ咲け 母御(ははご)の唄う歌よ咲け 永遠(とわ)に在(あ)れ山よ 永遠(とわ)に在(あ)れ河よ 人は永遠(とわ)に在(あ)らねど 咲き遺(のこ)れよ心  心許無(こころもとな)く鶺鴒(せきれい)の ゆく空帰る空を見る それでも泣けてくるならば 涙の水たまりを見る 涙に映る空を見る 心許無(こころもとな)く鶺鴒(せきれい)の 呼ぶ声返す声を聴く それでも泣けてくるならば 子を呼ぶ人の声を聴く 人呼ぶ人の声を聴く 永遠(とわ)に在(あ)れ空よ 永遠(とわ)に在(あ)れ国よ 人は永遠(とわ)に在(あ)らねど 咲き継(つ)がれよ心  永遠(とわ)に在(あ)れ空よ 永遠(とわ)に在(あ)れ国よ 人は永遠(とわ)に在(あ)らねど 咲き継(つ)がれよ心  心許無(こころもとな)く鶺鴒(せきれい)の 心許無(こころもとな)く鶺鴒(せきれい)の中島みゆき中島みゆき中島みゆき小林信吾・瀬尾一三心許無(こころもとな)く見るものは 野の花僅(わず)か草の花 それでも何も無いならば 絵描(か)きの描(えが)く花よ咲け 絵描(か)きの描(えが)く花よ咲け 心許無(こころもとな)く聴くものは 野の鳥僅(わず)か草の鳥 それでも何も無いならば 母御(ははご)の唄う歌よ咲け 母御(ははご)の唄う歌よ咲け 永遠(とわ)に在(あ)れ山よ 永遠(とわ)に在(あ)れ河よ 人は永遠(とわ)に在(あ)らねど 咲き遺(のこ)れよ心  心許無(こころもとな)く鶺鴒(せきれい)の ゆく空帰る空を見る それでも泣けてくるならば 涙の水たまりを見る 涙に映る空を見る 心許無(こころもとな)く鶺鴒(せきれい)の 呼ぶ声返す声を聴く それでも泣けてくるならば 子を呼ぶ人の声を聴く 人呼ぶ人の声を聴く 永遠(とわ)に在(あ)れ空よ 永遠(とわ)に在(あ)れ国よ 人は永遠(とわ)に在(あ)らねど 咲き継(つ)がれよ心  永遠(とわ)に在(あ)れ空よ 永遠(とわ)に在(あ)れ国よ 人は永遠(とわ)に在(あ)らねど 咲き継(つ)がれよ心  心許無(こころもとな)く鶺鴒(せきれい)の 心許無(こころもとな)く鶺鴒(せきれい)の
清流なぜ競わなければいられないのでしょう 男と女は敵じゃないわ なぜ夢中になることは弱みになるのでしょう 私あなたの敵じゃないわ 従えてもひれ伏させても 掌に心は入らない 私が味方だとわからない 流れよ清き流れよ はじめの気持ちを忘れても 流れよどちらからともなくまじわり合って流れてゆけ  世の中に争いは数限りなくある 勝ちと負けとで成り立ってる だからといってあなたまで何に身構えるの 私があなたに何をするの うやまわせておそれさせておかなけりゃ逃げると思ってる 私が味方だとわからない 流れよ清き流れよ はじめの滴を忘れても 流れよどちらからともなくまじわり合って流れてゆけ  流れよ清き流れよ はじめの滴を忘れても 流れよどちらからともなくまじわり合って流れてゆけ中島みゆき中島みゆき中島みゆき瀬尾一三なぜ競わなければいられないのでしょう 男と女は敵じゃないわ なぜ夢中になることは弱みになるのでしょう 私あなたの敵じゃないわ 従えてもひれ伏させても 掌に心は入らない 私が味方だとわからない 流れよ清き流れよ はじめの気持ちを忘れても 流れよどちらからともなくまじわり合って流れてゆけ  世の中に争いは数限りなくある 勝ちと負けとで成り立ってる だからといってあなたまで何に身構えるの 私があなたに何をするの うやまわせておそれさせておかなけりゃ逃げると思ってる 私が味方だとわからない 流れよ清き流れよ はじめの滴を忘れても 流れよどちらからともなくまじわり合って流れてゆけ  流れよ清き流れよ はじめの滴を忘れても 流れよどちらからともなくまじわり合って流れてゆけ
成人世代悲しい気持ちを 抱きしめて 悲しみ知らないふりをする 笑っているのは 泣き顔を 思い出さずに歩くため  寂しい気持を 抱きしめて 寂しさ知らないふりをする 踊っているのは憐れみを 鎖と共に捨てるため  テレビの歌はいかにもそこに いかにもありそうな お伽ばなしをうたう 夢やぶれ いずこへ還る 夢やぶれ いずこへ還る  隣りを歩いてゆく奴は だれもが幸せ のぼり坂 ころんでいるのは自分だけ だれもが心で そう思う  大人の隣りを追い越せば しらけた世代と声がする 子供の隣りを追い越せば ずるい世代と声がする  電車のポスターは いつでも夢が 手元に届きそうな ことばだけ選ぶ 夢やぶれ いずこへ還る 夢やぶれ いずこへ還る 夢やぶれ いずこへ還る中島みゆき中島みゆき中島みゆき星勝悲しい気持ちを 抱きしめて 悲しみ知らないふりをする 笑っているのは 泣き顔を 思い出さずに歩くため  寂しい気持を 抱きしめて 寂しさ知らないふりをする 踊っているのは憐れみを 鎖と共に捨てるため  テレビの歌はいかにもそこに いかにもありそうな お伽ばなしをうたう 夢やぶれ いずこへ還る 夢やぶれ いずこへ還る  隣りを歩いてゆく奴は だれもが幸せ のぼり坂 ころんでいるのは自分だけ だれもが心で そう思う  大人の隣りを追い越せば しらけた世代と声がする 子供の隣りを追い越せば ずるい世代と声がする  電車のポスターは いつでも夢が 手元に届きそうな ことばだけ選ぶ 夢やぶれ いずこへ還る 夢やぶれ いずこへ還る 夢やぶれ いずこへ還る
SMILE,SMILE君の笑顔には不思議な力があると 君だけが知らない気づいていない  君の笑顔には不思議な力があると 君だけが知らない気づいていない  ねぇ、SMILE, SMILE 試してみて僕に笑ってみせて SMILE, SMILE 笑ってみて ほら僕も笑いだす  夜も昼も忘れ 話し続ける人たちも ほんのひとつの愛を 伝えあぐねる  難しい演説 きけばきくほどもつれる 君はたやすくほどく 決まりきった挨拶も君が言うと別物さ 自信もっていいよ  SMILE, SMILE 試してみて僕に笑ってみせて SMILE, SMILE 笑ってみて ほら僕も笑いだす  ねぇ、SMILE, SMILE 試してみて僕に笑ってみせて SMILE, SMILE 笑ってみて ほら僕も笑いだす  昔の小説も 今日の朝の新聞も 読んでくれる君の声で意味が変わる  決まりきった挨拶も君が言うと別物さ 自信もっていいよ  君の笑顔には不思議な力があると 君だけが知らない気づいていない  ねえ、SMILE, SMILE La La… SMILE, SMILE La La… SMILE, SMILE SMILE, SMILE中島みゆき中島みゆき中島みゆき瀬尾一三君の笑顔には不思議な力があると 君だけが知らない気づいていない  君の笑顔には不思議な力があると 君だけが知らない気づいていない  ねぇ、SMILE, SMILE 試してみて僕に笑ってみせて SMILE, SMILE 笑ってみて ほら僕も笑いだす  夜も昼も忘れ 話し続ける人たちも ほんのひとつの愛を 伝えあぐねる  難しい演説 きけばきくほどもつれる 君はたやすくほどく 決まりきった挨拶も君が言うと別物さ 自信もっていいよ  SMILE, SMILE 試してみて僕に笑ってみせて SMILE, SMILE 笑ってみて ほら僕も笑いだす  ねぇ、SMILE, SMILE 試してみて僕に笑ってみせて SMILE, SMILE 笑ってみて ほら僕も笑いだす  昔の小説も 今日の朝の新聞も 読んでくれる君の声で意味が変わる  決まりきった挨拶も君が言うと別物さ 自信もっていいよ  君の笑顔には不思議な力があると 君だけが知らない気づいていない  ねえ、SMILE, SMILE La La… SMILE, SMILE La La… SMILE, SMILE SMILE, SMILE
砂の船誰か 僕を呼ぶ声がする 深い夜の 海の底から 目を 開ければ窓の外には のぞくように 傾いた月  僕はどこへゆくの夢を泳ぎ出て 夢を見ない国をたずねて いま 誰もいない夜の海を 砂の船がゆく  望むものは何ひとつない さがす人も 誰ひとりない 望むほどに 消える夢です さがすほどに 逃げる愛です  月は波に揺れて 幾百 幾千 古い熱い夢の数だけ いま 誰もいない夜の海を 砂の船がゆく  月は波に揺れて 幾百 幾千 古い熱い夢の数だけ いま 誰もいない夜の海を 砂の船がゆく いま 誰もいない夜の海を 砂の船がゆく ただ 誰もいない夜の海を 砂の船がゆく中島みゆき中島みゆき中島みゆき誰か 僕を呼ぶ声がする 深い夜の 海の底から 目を 開ければ窓の外には のぞくように 傾いた月  僕はどこへゆくの夢を泳ぎ出て 夢を見ない国をたずねて いま 誰もいない夜の海を 砂の船がゆく  望むものは何ひとつない さがす人も 誰ひとりない 望むほどに 消える夢です さがすほどに 逃げる愛です  月は波に揺れて 幾百 幾千 古い熱い夢の数だけ いま 誰もいない夜の海を 砂の船がゆく  月は波に揺れて 幾百 幾千 古い熱い夢の数だけ いま 誰もいない夜の海を 砂の船がゆく いま 誰もいない夜の海を 砂の船がゆく ただ 誰もいない夜の海を 砂の船がゆく
捨てるほどの愛でいいから夢でもいいから 嘘でもいいから どうぞふりむいて どうぞ気がついて あの人におくる愛に比べたら ほんの捨てるほどの愛でいいから  はじめから どうせこんなことじゃないかと 思っていたわ べつに涙を流すほどのことじゃない そうよ たぶん 愛を交わす人の一人もいない人には 見えなかった わたしの予感があたりね でも 気のつくのが遅いわ それがわたしの悪いところよ くり返し 一人の浜辺に打ちあげられるだけ わすれられて わすれられて さまよい揺れるだけ  夢でもいいから 嘘でもいいから どうぞふりむいて どうぞ気がついて あの人におくる愛に比べたら ほんの捨てるほどの愛でいいから  誰にでも やさしくし過ぎるのは あなたの 軽い癖でも わたしみたいな者には心にしみる はじめから いっそ冷たくされれば こんな夢も見ないわ いいえ それでも愛を待ちわびるかしら でも あなたの胸の中は あの人のためによせる愛で 満たされて わたしの姿は 波間に消えるだけ わすれられて わすれられて さまよい揺れるだけ  夢でもいいから 嘘でもいいから どうぞふりむいて どうぞ気がついて あの人におくる愛に比べたら ほんの捨てるほどの愛でいいから  夢でもいいから 嘘でもいいから どうぞふりむいて どうぞ気がついて あの人におくる愛に比べたら ほんの捨てるほどの愛でいいから  夢でもいいから 嘘でもいいから どうぞふりむいて どうぞ中島みゆき中島みゆき中島みゆき夢でもいいから 嘘でもいいから どうぞふりむいて どうぞ気がついて あの人におくる愛に比べたら ほんの捨てるほどの愛でいいから  はじめから どうせこんなことじゃないかと 思っていたわ べつに涙を流すほどのことじゃない そうよ たぶん 愛を交わす人の一人もいない人には 見えなかった わたしの予感があたりね でも 気のつくのが遅いわ それがわたしの悪いところよ くり返し 一人の浜辺に打ちあげられるだけ わすれられて わすれられて さまよい揺れるだけ  夢でもいいから 嘘でもいいから どうぞふりむいて どうぞ気がついて あの人におくる愛に比べたら ほんの捨てるほどの愛でいいから  誰にでも やさしくし過ぎるのは あなたの 軽い癖でも わたしみたいな者には心にしみる はじめから いっそ冷たくされれば こんな夢も見ないわ いいえ それでも愛を待ちわびるかしら でも あなたの胸の中は あの人のためによせる愛で 満たされて わたしの姿は 波間に消えるだけ わすれられて わすれられて さまよい揺れるだけ  夢でもいいから 嘘でもいいから どうぞふりむいて どうぞ気がついて あの人におくる愛に比べたら ほんの捨てるほどの愛でいいから  夢でもいいから 嘘でもいいから どうぞふりむいて どうぞ気がついて あの人におくる愛に比べたら ほんの捨てるほどの愛でいいから  夢でもいいから 嘘でもいいから どうぞふりむいて どうぞ
すずめ別れの話は 陽のあたる テラスで紅茶を 飲みながら あなたと私の 一日の 一頁(ページ)を 読むように 別れの話を する時は 雨降る夜更けに 呼ばないで あなたと私の 一生が 終わるように 響くから  時計の中に だれかがいるの 旅立つ支度の あなた 今なら汽車に 間に合うかしら 車を さがしてくるわ 雀 雀 私の心 あなたのそばを 離れたくない なのに なのに ふざけるばかり 雀のように はしゃいでるばかり  あなたにもらった パステルの 私の似顔を 捨てたいわ 焼くのはあまりに つらいから 夜の海に 捨てたいわ  いつものように 手を振りながら あなたの車が消える ついでのように 見送りながら 私 いつか走りだす 雀 雀 私の心 あなたのそばを 離れられない 呼んで 呼んで 雀のように あなたのあとを 追いかけてゆくの  雀 雀 私の心 あなたのそばを 離れられない 呼んで 呼んで 雀のように あなたのあとを 追いかけてゆくの中島みゆき中島みゆき中島みゆき告井延隆別れの話は 陽のあたる テラスで紅茶を 飲みながら あなたと私の 一日の 一頁(ページ)を 読むように 別れの話を する時は 雨降る夜更けに 呼ばないで あなたと私の 一生が 終わるように 響くから  時計の中に だれかがいるの 旅立つ支度の あなた 今なら汽車に 間に合うかしら 車を さがしてくるわ 雀 雀 私の心 あなたのそばを 離れたくない なのに なのに ふざけるばかり 雀のように はしゃいでるばかり  あなたにもらった パステルの 私の似顔を 捨てたいわ 焼くのはあまりに つらいから 夜の海に 捨てたいわ  いつものように 手を振りながら あなたの車が消える ついでのように 見送りながら 私 いつか走りだす 雀 雀 私の心 あなたのそばを 離れられない 呼んで 呼んで 雀のように あなたのあとを 追いかけてゆくの  雀 雀 私の心 あなたのそばを 離れられない 呼んで 呼んで 雀のように あなたのあとを 追いかけてゆくの
スクランブル交差点の渡り方初めて渡ったときは気分が悪くなり しばらく道の隅で休んでいました それから何年も そこを渡るたびに 気持ちを使い果たす程に疲れました おそらく人に酔ったみたいなことです おそろしく沢山な敵ばかりでした 私には向いていないと思いました  信号のない島に行ったりしました 誰も来ない道は 道と呼べませんでした 3つ隣の 中くらいの島に着いて 信号の灯に喜んだのは確かでした とはいえ街に戻ると めまいがしました あまりにも複雑な競い合いでした 私には向いていないと思いました  私には向いていない その交差点を やむなく めまいしながら何年も渡り ほんとに偶然に気が付いたんです みんななぜ楽々(らくらく)と渡っているのか 人と違うほうへ出ようとするから 人とぶつかるばかりだったんです 人の後ろに付けばいいんだと知りました スクランブル交差点では 渡り方にコツが要(い)る  それでも時折 意外な所へ着いてしまったりもするので 人の行く先を予測するのが大事(だいじ)です スクランブル交差点では 渡り方にコツが要(い)る スクランブル交差点では 渡り方に‥‥中島みゆき中島みゆき中島みゆき瀬尾一三初めて渡ったときは気分が悪くなり しばらく道の隅で休んでいました それから何年も そこを渡るたびに 気持ちを使い果たす程に疲れました おそらく人に酔ったみたいなことです おそろしく沢山な敵ばかりでした 私には向いていないと思いました  信号のない島に行ったりしました 誰も来ない道は 道と呼べませんでした 3つ隣の 中くらいの島に着いて 信号の灯に喜んだのは確かでした とはいえ街に戻ると めまいがしました あまりにも複雑な競い合いでした 私には向いていないと思いました  私には向いていない その交差点を やむなく めまいしながら何年も渡り ほんとに偶然に気が付いたんです みんななぜ楽々(らくらく)と渡っているのか 人と違うほうへ出ようとするから 人とぶつかるばかりだったんです 人の後ろに付けばいいんだと知りました スクランブル交差点では 渡り方にコツが要(い)る  それでも時折 意外な所へ着いてしまったりもするので 人の行く先を予測するのが大事(だいじ)です スクランブル交差点では 渡り方にコツが要(い)る スクランブル交差点では 渡り方に‥‥
過ぎゆく夏過ぎゆく夏のたわむれに 君を愛してしまおうか みんなみんな忘れん坊たちだから 忘れてもいいよ 今日のことは  過ぎゆく夏のはかなさに 君を惜しんでしまおうか みんなみんないい奴ばかりだったと 今だけは言ってもいいじゃないか  過ぎゆくものよ 清(すが)しきものよ 横顔だけを見せつけて 帰らぬものよ 袖振るものよ 熟さぬ酒を酌みかわせ  さみしさと愛しさを 夏はすり替える  過ぎゆく夏のまぶしさに 君を好きだと告げようか みんなみんな幻かもしれないから いいじゃないか 夏だったでいいじゃないか いいじゃないか 夏だったでいいじゃないか中島みゆき中島みゆき中島みゆき瀬尾一三過ぎゆく夏のたわむれに 君を愛してしまおうか みんなみんな忘れん坊たちだから 忘れてもいいよ 今日のことは  過ぎゆく夏のはかなさに 君を惜しんでしまおうか みんなみんないい奴ばかりだったと 今だけは言ってもいいじゃないか  過ぎゆくものよ 清(すが)しきものよ 横顔だけを見せつけて 帰らぬものよ 袖振るものよ 熟さぬ酒を酌みかわせ  さみしさと愛しさを 夏はすり替える  過ぎゆく夏のまぶしさに 君を好きだと告げようか みんなみんな幻かもしれないから いいじゃないか 夏だったでいいじゃないか いいじゃないか 夏だったでいいじゃないか
人生の素人輝いていた頃の君を探してた 今はもう失ったものを褒(ほ)めていた そのことが君をなお傷つけていたと 気づかない僕は この愚かさを憎む 「くよくよなんてしなさんな 昨日は昨日 見せたい海があるの 知らなかったでしょう」 君が今 新しさを僕に教えてる 皆、 人生は素人(しろうと)につき  日々という流れには ひながたもなく 1人ずつ放された蛍のようだ 「いつかはなんて云わないで 今すぐ見せて 行(ゆ)けばよかった國(くに)の地図 私に見せて」 君が今 向う見ずを僕に迫ってる 皆、 人生は素人(しろうと)につき  思い出は要(い)りますか 思い出は要(い)りませんか いつか旅立つ日のために 憧れは要(い)りますか 憧れは要(い)りませんか いつか旅立つ日のために 皆、 人生は素人(しろうと)につき  「くよくよなんてしなさんな 昨日は昨日 見せたい海があるの 知らなかったでしょう」 君が今新しさを僕に教えてる 皆、 人生は素人(しろうと)につき 皆、 人生は素人(しろうと)につき中島みゆき中島みゆき中島みゆき瀬尾一三輝いていた頃の君を探してた 今はもう失ったものを褒(ほ)めていた そのことが君をなお傷つけていたと 気づかない僕は この愚かさを憎む 「くよくよなんてしなさんな 昨日は昨日 見せたい海があるの 知らなかったでしょう」 君が今 新しさを僕に教えてる 皆、 人生は素人(しろうと)につき  日々という流れには ひながたもなく 1人ずつ放された蛍のようだ 「いつかはなんて云わないで 今すぐ見せて 行(ゆ)けばよかった國(くに)の地図 私に見せて」 君が今 向う見ずを僕に迫ってる 皆、 人生は素人(しろうと)につき  思い出は要(い)りますか 思い出は要(い)りませんか いつか旅立つ日のために 憧れは要(い)りますか 憧れは要(い)りませんか いつか旅立つ日のために 皆、 人生は素人(しろうと)につき  「くよくよなんてしなさんな 昨日は昨日 見せたい海があるの 知らなかったでしょう」 君が今新しさを僕に教えてる 皆、 人生は素人(しろうと)につき 皆、 人生は素人(しろうと)につき
ジョークにしないか笑ってくれましたか それならいいんです 驚き過ぎると笑うしかないですよね 笑ってくれましたか 黙らないでください 構えさせてしまった 深い意味はないんです 愛について語ることは 私たちは苦手だから 明日また会えるように ジョークにしないか きりのない願いは ジョークにしてしまおう  桜が咲きましたね 雪が来ますね そんな話だけで1年が過ぎてもいい ふざけてばかりな奴 好きも嫌いもない うとましがられるより そんな奴でいいんです 愛なんて軽いものだ 会えることに比べたなら 明日また会えるように ジョークにしないか きりのない願いは ジョークにしてしまおう  海へゆこう 眺めにゆこう 無理に語らず 無理に笑わず 伝える言葉から伝えない言葉へ きりのない願いは ジョークにしてしまおう 伝える言葉から伝えない言葉へ きりのない願いは ジョークにしてしまおう きりのない願いは ジョークにしてしまおう中島みゆき中島みゆき中島みゆき瀬尾一三笑ってくれましたか それならいいんです 驚き過ぎると笑うしかないですよね 笑ってくれましたか 黙らないでください 構えさせてしまった 深い意味はないんです 愛について語ることは 私たちは苦手だから 明日また会えるように ジョークにしないか きりのない願いは ジョークにしてしまおう  桜が咲きましたね 雪が来ますね そんな話だけで1年が過ぎてもいい ふざけてばかりな奴 好きも嫌いもない うとましがられるより そんな奴でいいんです 愛なんて軽いものだ 会えることに比べたなら 明日また会えるように ジョークにしないか きりのない願いは ジョークにしてしまおう  海へゆこう 眺めにゆこう 無理に語らず 無理に笑わず 伝える言葉から伝えない言葉へ きりのない願いは ジョークにしてしまおう 伝える言葉から伝えない言葉へ きりのない願いは ジョークにしてしまおう きりのない願いは ジョークにしてしまおう
常夜灯常夜灯が点(つ)いているから あたし泣かないわ 常夜灯が点(つ)いているから あたし泣かないわ もう二度とあの人が通って来ない曲がり角を ひとりきり帰るけど あの人が消し忘れて行った 常夜灯が 点(つ)いているから あたし泣かないわ  次の夜明けに帰って来るわ きっとあの人は だからここで待っているのよ あたし泣かないわ もしあたしが留守だったら その間(あいだ)かもしれなくて 大急ぎ戻るのよ 間(ま)に合うかしら息を切らして 常夜灯が点(つ)いているから あたし泣かないわ  月が何回丸くても 月が何回壊れても 花が咲いても 雪が積んでも 見てるのは あの曲がり角だけよ  夜の底で 眠り半(なか)ば 目を開けてしまった 誰もいない 音もしない 風も動かない カーテンの隙間から細い光が伏せている それだけが添い寝なの あの人が消し忘れて行った 消し忘れて行った 常夜灯が点(つ)いているから あたし哀しいわ 常夜灯が点(つ)いているから あたし哀しいわ中島みゆき中島みゆき中島みゆき瀬尾一三常夜灯が点(つ)いているから あたし泣かないわ 常夜灯が点(つ)いているから あたし泣かないわ もう二度とあの人が通って来ない曲がり角を ひとりきり帰るけど あの人が消し忘れて行った 常夜灯が 点(つ)いているから あたし泣かないわ  次の夜明けに帰って来るわ きっとあの人は だからここで待っているのよ あたし泣かないわ もしあたしが留守だったら その間(あいだ)かもしれなくて 大急ぎ戻るのよ 間(ま)に合うかしら息を切らして 常夜灯が点(つ)いているから あたし泣かないわ  月が何回丸くても 月が何回壊れても 花が咲いても 雪が積んでも 見てるのは あの曲がり角だけよ  夜の底で 眠り半(なか)ば 目を開けてしまった 誰もいない 音もしない 風も動かない カーテンの隙間から細い光が伏せている それだけが添い寝なの あの人が消し忘れて行った 消し忘れて行った 常夜灯が点(つ)いているから あたし哀しいわ 常夜灯が点(つ)いているから あたし哀しいわ
情婦の証言ひと晩じゅう あたしたちは片時も離れず 睦み合ってどこへも行くことはありえなかった  ひと晩じゅう あたしたちは片時も離れず 睦み合ってどこへも行くことはありえなかった  疑いの眼差が2人に向けられる 調べてもかまわない 愛だけが見えるはず  けれど情婦の証言は法廷では 無いのに等しい  目撃者は「あの人よ」と指差し 現れ出る 何人もの証言はあまりに同じ言葉  目撃者は「あの人よ」と指差し 現れ出る 何人もの証言はあまりに同じ言葉  どこかで仕組まれてる 身代りうまれてる 誰よりも側にいる 何もかも知っている  けれど情婦の証言は法廷では 無いのに等しい  ひと晩じゅう あたしたちは片時も離れず 睦み合ってどこへも行くことはありえなかった  ひと晩じゅう あたしたちは片時も離れず  中島みゆき中島みゆき中島みゆき瀬尾一三ひと晩じゅう あたしたちは片時も離れず 睦み合ってどこへも行くことはありえなかった  ひと晩じゅう あたしたちは片時も離れず 睦み合ってどこへも行くことはありえなかった  疑いの眼差が2人に向けられる 調べてもかまわない 愛だけが見えるはず  けれど情婦の証言は法廷では 無いのに等しい  目撃者は「あの人よ」と指差し 現れ出る 何人もの証言はあまりに同じ言葉  目撃者は「あの人よ」と指差し 現れ出る 何人もの証言はあまりに同じ言葉  どこかで仕組まれてる 身代りうまれてる 誰よりも側にいる 何もかも知っている  けれど情婦の証言は法廷では 無いのに等しい  ひと晩じゅう あたしたちは片時も離れず 睦み合ってどこへも行くことはありえなかった  ひと晩じゅう あたしたちは片時も離れず  
樹高千丈 落葉帰根見知らぬ土地へ流れてゆく心細さをたとえるなら 幹から遠くなるほどに 次第に細くなってゆく枝葉 私はどこまでゆけるでしょう 空まで昇ってゆくかしら それともつらい冬が来て 望み叶わずに散るかしら 樹高は千丈 遠ざかることだけ憧れた 落ち葉は遙か 人知れず消えてゆくかしら いいえ どこでもない 枝よりもっと遙かまで 木の根はゆりかごを差し伸べて きっと抱きとめる  それぞれ離れてゆく枝は つかのま触れてはまた離れ 風のしわざと知りつつも 諦めきれずに振り返る 私は独りが嫌いです それより戦さが嫌いです それゆえ違う土地へゆき 懐しがろうと思います 樹高は千丈 遠ざかるしかない者もある 落ち葉は遙か 人知れず消えてゆくかしら いいえ どこでもない 枝よりもっと遙かまで 木の根はゆりかごを差し伸べて きっと抱きとめる  いいえ どこでもない 枝よりもっと遙かまで 木の根はゆりかごを差し伸べて きっと抱きとめる中島みゆき中島みゆき中島みゆき瀬尾一三見知らぬ土地へ流れてゆく心細さをたとえるなら 幹から遠くなるほどに 次第に細くなってゆく枝葉 私はどこまでゆけるでしょう 空まで昇ってゆくかしら それともつらい冬が来て 望み叶わずに散るかしら 樹高は千丈 遠ざかることだけ憧れた 落ち葉は遙か 人知れず消えてゆくかしら いいえ どこでもない 枝よりもっと遙かまで 木の根はゆりかごを差し伸べて きっと抱きとめる  それぞれ離れてゆく枝は つかのま触れてはまた離れ 風のしわざと知りつつも 諦めきれずに振り返る 私は独りが嫌いです それより戦さが嫌いです それゆえ違う土地へゆき 懐しがろうと思います 樹高は千丈 遠ざかるしかない者もある 落ち葉は遙か 人知れず消えてゆくかしら いいえ どこでもない 枝よりもっと遙かまで 木の根はゆりかごを差し伸べて きっと抱きとめる  いいえ どこでもない 枝よりもっと遙かまで 木の根はゆりかごを差し伸べて きっと抱きとめる
十年凍えた並木の下 あなたに初めて会った あなたをあきれさせる生意気な口をきいた 嵐に折られかけた あなたの日々を見てた 私はいたわりもせず 薄情に離れていた わざとよ 心の中で波が騒いでたから わざとよ あなたの傍にいるべき人を知ってたから 十年は長い月日か 十年は短い日々か 恋する者には 無きにひとしい 想いだけが ただ咲いていた  並木は枝を伸ばし 緑のトンネルになった 二人でいると聞いてたあなたに 再び出会った 本当よ 二人のこと遠くで安心してたのに ずいぶん前からまさか あなたが孤独だったなんて 十年は長い月日か 十年は短い日々か 恋する者には 無きにひとしい 想いだけが ただ咲いていた  枯葉の並木の下 あなたを祝っている すさんだ日々を支えた新しい彼女を 褒めている 本当ね 十年なんてほんのひとつ 恋ひとつぶんね ふざけてあなたが肩を抱いてくれたから もういいよ 十年は長い月日か 十年は短い日々か 恋する者には 無きにひとしい 想いだけが ただ咲いている 十年は長い月日か 十年は短い日々か 恋する者には 無きにひとしい 想いだけが ただ咲いている中島みゆき中島みゆき中島みゆき瀬尾一三凍えた並木の下 あなたに初めて会った あなたをあきれさせる生意気な口をきいた 嵐に折られかけた あなたの日々を見てた 私はいたわりもせず 薄情に離れていた わざとよ 心の中で波が騒いでたから わざとよ あなたの傍にいるべき人を知ってたから 十年は長い月日か 十年は短い日々か 恋する者には 無きにひとしい 想いだけが ただ咲いていた  並木は枝を伸ばし 緑のトンネルになった 二人でいると聞いてたあなたに 再び出会った 本当よ 二人のこと遠くで安心してたのに ずいぶん前からまさか あなたが孤独だったなんて 十年は長い月日か 十年は短い日々か 恋する者には 無きにひとしい 想いだけが ただ咲いていた  枯葉の並木の下 あなたを祝っている すさんだ日々を支えた新しい彼女を 褒めている 本当ね 十年なんてほんのひとつ 恋ひとつぶんね ふざけてあなたが肩を抱いてくれたから もういいよ 十年は長い月日か 十年は短い日々か 恋する者には 無きにひとしい 想いだけが ただ咲いている 十年は長い月日か 十年は短い日々か 恋する者には 無きにひとしい 想いだけが ただ咲いている
十二天北の天から 南の天へ 乾の天から 巽の天へ 西の天から 東の天へ 坤(ひつじさる)から 艮(うしとら)へ 上(かみ)の天から 下(しも)の天 日の天から 月の天  毘沙門天(びしゃもんてん)から 焔魔(えんま)の天へ 風の天から 火の天へ 水の天から 帝釈天(たいしゃくてん)へ 羅刹天(らせつてん)から 伊舎那天(いしゃなてん) 梵(ぼん)の天から 地の天へ 日の天から 月の天中島みゆき中島みゆき中島みゆき瀬尾一三北の天から 南の天へ 乾の天から 巽の天へ 西の天から 東の天へ 坤(ひつじさる)から 艮(うしとら)へ 上(かみ)の天から 下(しも)の天 日の天から 月の天  毘沙門天(びしゃもんてん)から 焔魔(えんま)の天へ 風の天から 火の天へ 水の天から 帝釈天(たいしゃくてん)へ 羅刹天(らせつてん)から 伊舎那天(いしゃなてん) 梵(ぼん)の天から 地の天へ 日の天から 月の天
十二月自殺する若い女が この月だけ急に増える それぞれに男たち 急に正気に返るシーズン 大都会の薬屋では 睡眠薬が売り切れる なけなしのテレビでは 家族たちが笑っている  何万人の女たちが あたしはちがうと思いながら 何万人の女たちと 同じと気がついてしまう月  人の叫びも 鴃(もず)の叫びも 風の叫びも 警笛(ふえ)の叫びも みんな似ている みんな似ている 人恋しと泣け 十二月  飾り澄ました街なかを 赤い光が駆け抜ける 付き添いの誰もない女たち 運ばれてゆく  何万人の女たちが あたしはちがうと思いながら 何万人の女たちと 同じと気がついてしまう月  好きになるのも 信じきるのも 待ちわびるのも 思い切るのも みんな自由だ みんな自由だ 人恋しと泣け 十二月  何万人の女たちが あたしはちがうと思いながら 何万人の女たちと 同じと気がついてしまう月  人の叫びも 鴃(もず)の叫びも 風の叫びも 警笛(ふえ)の叫びも みんな似ている みんな似ている 人恋しと泣け 十二月中島みゆき中島みゆき中島みゆき自殺する若い女が この月だけ急に増える それぞれに男たち 急に正気に返るシーズン 大都会の薬屋では 睡眠薬が売り切れる なけなしのテレビでは 家族たちが笑っている  何万人の女たちが あたしはちがうと思いながら 何万人の女たちと 同じと気がついてしまう月  人の叫びも 鴃(もず)の叫びも 風の叫びも 警笛(ふえ)の叫びも みんな似ている みんな似ている 人恋しと泣け 十二月  飾り澄ました街なかを 赤い光が駆け抜ける 付き添いの誰もない女たち 運ばれてゆく  何万人の女たちが あたしはちがうと思いながら 何万人の女たちと 同じと気がついてしまう月  好きになるのも 信じきるのも 待ちわびるのも 思い切るのも みんな自由だ みんな自由だ 人恋しと泣け 十二月  何万人の女たちが あたしはちがうと思いながら 何万人の女たちと 同じと気がついてしまう月  人の叫びも 鴃(もず)の叫びも 風の叫びも 警笛(ふえ)の叫びも みんな似ている みんな似ている 人恋しと泣け 十二月
時代MILLION LYLIC今はこんなに悲しくて 涙も枯れ果てて もう二度と笑顔にはなれそうもないけど  そんな時代もあったねと いつか話せる日が来るわ あんな時代もあったねと きっと笑って話せるわ だから今日はくよくよしないで 今日の風に吹かれましょう  まわるまわるよ時代は回る 喜び悲しみくり返し 今日は別れた恋人たちも 生まれ変わってめぐり逢うよ  旅を続ける人々は いつか故郷に出逢う日を たとえ今夜は倒れても きっと信じてドアを出る たとえ今日は果てしもなく 冷たい雨が降っていても  めぐるめぐるよ時代は巡る 別れと出逢いをくり返し 今日は倒れた旅人たちも 生まれ変わって歩きだすよ  まわるまわるよ時代は回る 別れと出逢いをくり返し 今日は倒れた旅人たちも 生まれ変わって歩きだすよ  今日は倒れた旅人たちも 生まれ変わって歩きだすよMILLION LYLIC中島みゆき中島みゆき中島みゆき船山基紀今はこんなに悲しくて 涙も枯れ果てて もう二度と笑顔にはなれそうもないけど  そんな時代もあったねと いつか話せる日が来るわ あんな時代もあったねと きっと笑って話せるわ だから今日はくよくよしないで 今日の風に吹かれましょう  まわるまわるよ時代は回る 喜び悲しみくり返し 今日は別れた恋人たちも 生まれ変わってめぐり逢うよ  旅を続ける人々は いつか故郷に出逢う日を たとえ今夜は倒れても きっと信じてドアを出る たとえ今日は果てしもなく 冷たい雨が降っていても  めぐるめぐるよ時代は巡る 別れと出逢いをくり返し 今日は倒れた旅人たちも 生まれ変わって歩きだすよ  まわるまわるよ時代は回る 別れと出逢いをくり返し 今日は倒れた旅人たちも 生まれ変わって歩きだすよ  今日は倒れた旅人たちも 生まれ変わって歩きだすよ
時刻表街頭インタヴューに答えて 私やさしい人が好きよと やさしくなれない女たちは答える 話しかけた若い司会者は またかとどこかで思いながら ぞんざいに次の歩行者をつかまえる 街角にたたずむ ポルノショーの看板持ちは爪を見る  きのう午後9時30分に そこの交差点を渡ってた 男のアリバイを証明できるかい あんなに目立ってた酔っぱらい 誰も顔は思い浮かばない ただ そいつが迷惑だったことだけしか たずね人の写真のポスターが 雨に打たれてゆれている  海を見たといっても テレビの中でだけ 今夜じゅうに行ってこれる海はどこだろう 人の流れの中で そっと時刻表を見上げる  満員電車で汗をかいて肩をぶつけてるサラリーマン ため息をつくなら ほかでついてくれ 君の落としたため息なのか 僕がついたため息だったか 誰も電車の中 わからなくなるから ほんの短い停電のように 淋しさが伝染する  誰が悪いのかを言いあてて どうすればいいかを書きたてて 評論家やカウンセラーは米を買う 迷える子羊は彼らほど賢い者はいないと思う あとをついてさえ行けば なんとかなると思う 見えることとそれができることは 別ものだよと米を買う  田舎からの手紙は 文字がまた細くなった 今夜じゅうに行ってこれる海はどこだろう 人の流れの中でそっと 時刻表を見上げる 人の流れの中でそっと 時刻表を見上げる中島みゆき中島みゆき中島みゆき街頭インタヴューに答えて 私やさしい人が好きよと やさしくなれない女たちは答える 話しかけた若い司会者は またかとどこかで思いながら ぞんざいに次の歩行者をつかまえる 街角にたたずむ ポルノショーの看板持ちは爪を見る  きのう午後9時30分に そこの交差点を渡ってた 男のアリバイを証明できるかい あんなに目立ってた酔っぱらい 誰も顔は思い浮かばない ただ そいつが迷惑だったことだけしか たずね人の写真のポスターが 雨に打たれてゆれている  海を見たといっても テレビの中でだけ 今夜じゅうに行ってこれる海はどこだろう 人の流れの中で そっと時刻表を見上げる  満員電車で汗をかいて肩をぶつけてるサラリーマン ため息をつくなら ほかでついてくれ 君の落としたため息なのか 僕がついたため息だったか 誰も電車の中 わからなくなるから ほんの短い停電のように 淋しさが伝染する  誰が悪いのかを言いあてて どうすればいいかを書きたてて 評論家やカウンセラーは米を買う 迷える子羊は彼らほど賢い者はいないと思う あとをついてさえ行けば なんとかなると思う 見えることとそれができることは 別ものだよと米を買う  田舎からの手紙は 文字がまた細くなった 今夜じゅうに行ってこれる海はどこだろう 人の流れの中でそっと 時刻表を見上げる 人の流れの中でそっと 時刻表を見上げる
時効誰も知らないことならば 何の罪にもなりはせず あとは時を味方につけるだけで 許されたことになる  証しが残されなければ 在るものも無いことになる あとは時を味方につけるだけで 許されたことになる  時の壁を越えて 残る何かがあることに 気づかずにいるのは 時の壁だけ いつまでも  誰もいない荒野を 一人近づいてゆけ 海鳴りの音が指し示すもの 辿ってゆけ  誰も知らないことならば 誰も知らないことならば 誰も知らないことならば 誰も知らないことならば  風に化わってゆく眺め 風に変わってゆく形見 あとは時を味方につけるだけで 新しさが正しさになる  時の壁を越えて 残る何かがあることに 気づかずにいるのは 時の壁だけ いつまでも  誰もいない荒野を 一人近づいてゆけ 海鳴りの音が指し示すもの 辿ってゆけ  誰も知らないことならば 誰も知らないことならば 誰も知らないことならば 誰も知らないことならば 誰も知らないことならば 誰も知らないことならば中島みゆき中島みゆき中島みゆき瀬尾一三誰も知らないことならば 何の罪にもなりはせず あとは時を味方につけるだけで 許されたことになる  証しが残されなければ 在るものも無いことになる あとは時を味方につけるだけで 許されたことになる  時の壁を越えて 残る何かがあることに 気づかずにいるのは 時の壁だけ いつまでも  誰もいない荒野を 一人近づいてゆけ 海鳴りの音が指し示すもの 辿ってゆけ  誰も知らないことならば 誰も知らないことならば 誰も知らないことならば 誰も知らないことならば  風に化わってゆく眺め 風に変わってゆく形見 あとは時を味方につけるだけで 新しさが正しさになる  時の壁を越えて 残る何かがあることに 気づかずにいるのは 時の壁だけ いつまでも  誰もいない荒野を 一人近づいてゆけ 海鳴りの音が指し示すもの 辿ってゆけ  誰も知らないことならば 誰も知らないことならば 誰も知らないことならば 誰も知らないことならば 誰も知らないことならば 誰も知らないことならば
自画像デリカシーに欠ける女が1人 ゆく先々で いちいち揉(も)める デリカシーに欠ける女が1人 発(た)つ鳥あとを 散らかし放題  他人(ひと)に言われりゃ腹が立つ 他人(ひと)に言われりゃ逆恨(さかうら)み あたり さわり 皆(み)んな耐える  エゴイストなだけの女が1人 気楽(きらく)とも呼べるが 薄情とも呼べる エゴイストなだけの女が1人 逃げ足いちばん ど忘れ にばん  絵具(えのぐ)足らずの自画像から やりきれない昨日(きのう)が ほつれる 巳(や)んぬる哉(かな) 巳(や)んぬる哉(かな)  デリカシーに欠ける女が1人 デリカシーに欠ける女が1人中島みゆき中島みゆき中島みゆき瀬尾一三デリカシーに欠ける女が1人 ゆく先々で いちいち揉(も)める デリカシーに欠ける女が1人 発(た)つ鳥あとを 散らかし放題  他人(ひと)に言われりゃ腹が立つ 他人(ひと)に言われりゃ逆恨(さかうら)み あたり さわり 皆(み)んな耐える  エゴイストなだけの女が1人 気楽(きらく)とも呼べるが 薄情とも呼べる エゴイストなだけの女が1人 逃げ足いちばん ど忘れ にばん  絵具(えのぐ)足らずの自画像から やりきれない昨日(きのう)が ほつれる 巳(や)んぬる哉(かな) 巳(や)んぬる哉(かな)  デリカシーに欠ける女が1人 デリカシーに欠ける女が1人
曲名 歌手名 作詞者名 作曲者名 編曲者名 歌い出し
ジェラシー・ジェラシージェラシー ジェラシー ジェラシー ジェラシー  誰の目にも見せないようにすればするほど ひどくなってゆくのがジェラシー 目線ひとつバレずにクールに見せてるほど 降り積もってゆくのがジェラシー  ジェラシー ジェラシー ジェラシー 嫌われたくないのね あの人からも あの人の側にいる人みんなから 良く思われたいのよね バカじゃないかしら  会えないのと会いたくないのは別ものだと わかりきっているのにジェラシー 「縛られないで済むのが賢い」と男たち 猫みたいに言うからジェラシー  ジェラシー ジェラシー ジェラシー 誰もが疑わしい 男だろうと 女ならもっと あの人に妙に近づきすぎる気がするの バカじゃないかしら  ジェラシー ジェラシー ジェラシー 誰もが疑わしい ジェラシー ジェラシー ジェラシー 誰もが疑わしい  ジェラシー ジェラシー ジェラシー ジェラシー中島みゆき中島みゆき中島みゆき瀬尾一三ジェラシー ジェラシー ジェラシー ジェラシー  誰の目にも見せないようにすればするほど ひどくなってゆくのがジェラシー 目線ひとつバレずにクールに見せてるほど 降り積もってゆくのがジェラシー  ジェラシー ジェラシー ジェラシー 嫌われたくないのね あの人からも あの人の側にいる人みんなから 良く思われたいのよね バカじゃないかしら  会えないのと会いたくないのは別ものだと わかりきっているのにジェラシー 「縛られないで済むのが賢い」と男たち 猫みたいに言うからジェラシー  ジェラシー ジェラシー ジェラシー 誰もが疑わしい 男だろうと 女ならもっと あの人に妙に近づきすぎる気がするの バカじゃないかしら  ジェラシー ジェラシー ジェラシー 誰もが疑わしい ジェラシー ジェラシー ジェラシー 誰もが疑わしい  ジェラシー ジェラシー ジェラシー ジェラシー
シーサイド・コーポラスコーポラスなんて名前をつけたら 本物のコーポラスが裸足で逃げそうな シーサイド・コーポラス 小ねずみ駆け抜ける 港はいつも魚の脂の匂い いじめっ小僧はいつも 一人きりで遊ぶのが嫌い 昼寝犬に石をぶつけて 吠えたてられても シーサイド・コーポラス 小ねずみ駆け抜ける 港はいつも魚の脂の匂い  蒸気船一つ 片付け終らない 大きな白い船は おやすみのあと 蒸気船一つ 片付け終らない おかみさん 夕暮れに子供らを呼ぶ 潮の匂いはいつも そう、海べりよりも海よりも 飲み屋小路の軒先につかまっているもの シーサイド・コーポラス 小ねずみ駆け抜ける 港はいつも魚の脂の匂い中島みゆき中島みゆき中島みゆきコーポラスなんて名前をつけたら 本物のコーポラスが裸足で逃げそうな シーサイド・コーポラス 小ねずみ駆け抜ける 港はいつも魚の脂の匂い いじめっ小僧はいつも 一人きりで遊ぶのが嫌い 昼寝犬に石をぶつけて 吠えたてられても シーサイド・コーポラス 小ねずみ駆け抜ける 港はいつも魚の脂の匂い  蒸気船一つ 片付け終らない 大きな白い船は おやすみのあと 蒸気船一つ 片付け終らない おかみさん 夕暮れに子供らを呼ぶ 潮の匂いはいつも そう、海べりよりも海よりも 飲み屋小路の軒先につかまっているもの シーサイド・コーポラス 小ねずみ駆け抜ける 港はいつも魚の脂の匂い
C.Q.C. Q. C. Q.…… C. Q. C. Q.…… C. Q. C. Q.…… C. Q. C. Q.…… C. Q. C. Q.…… C. Q. C. Q.…… C. Q. C. Q.…… C. Q. C. Q.…… だれかいますか だれかいますか だれかいますか どこかには だれかいますか 生きていますか 聞こえていますか C. Q. C. Q.…… C. Q. C. Q.…… C. Q. C. Q.…… C. Q. C. Q.…… 送ってみる 送ってみる あてのない呼びかけを 耳をすます 耳をすます あてのない空へ ただ人がいることをただ聞いてみたいだけ なにも欲しがりはしないただ聞いてみたいだけ だれかの頷く声だれかの頷く声 歩いた道のことや 仕事して来たことや どうでもいいようなことただ聞いてほしいだけ 咲いてた花のことや 拾ったボールのこと ただ聞いてほしいだけ ただ聞いてほしいだけ  だれかいますか だれかいますか だれかいますか どこかには だれかいますか 生きていますか 聞こえていますか 突然波が通る 大きな波が通る 呼びかけても応えない大きな波が通る 名前やTel.ナンバー I. D.ナンバー クラスナンバー そんなことつまらない 私を表さない どうでもいいようなことただ聞いてほしいだけ 孵ったヒナのことや 好きな人の話 ただ聞いてほしいだけ ただ聞いてほしいだけ  C. Q. C. Q.…… (だれかいますか) C. Q. C. Q.…… (だれかいますか) C. Q. C. Q.…… (だれかいますか) C. Q. C. Q.…… (C. Q. C. Q.……) C. Q. C. Q.…… (だれかいますか) C. Q. C. Q.…… (だれかいますか) C. Q. C. Q.…… (だれかいますか) C. Q. C. Q.…… (C. Q. C. Q.……)中島みゆき中島みゆき中島みゆきC. Q. C. Q.…… C. Q. C. Q.…… C. Q. C. Q.…… C. Q. C. Q.…… C. Q. C. Q.…… C. Q. C. Q.…… C. Q. C. Q.…… C. Q. C. Q.…… だれかいますか だれかいますか だれかいますか どこかには だれかいますか 生きていますか 聞こえていますか C. Q. C. Q.…… C. Q. C. Q.…… C. Q. C. Q.…… C. Q. C. Q.…… 送ってみる 送ってみる あてのない呼びかけを 耳をすます 耳をすます あてのない空へ ただ人がいることをただ聞いてみたいだけ なにも欲しがりはしないただ聞いてみたいだけ だれかの頷く声だれかの頷く声 歩いた道のことや 仕事して来たことや どうでもいいようなことただ聞いてほしいだけ 咲いてた花のことや 拾ったボールのこと ただ聞いてほしいだけ ただ聞いてほしいだけ  だれかいますか だれかいますか だれかいますか どこかには だれかいますか 生きていますか 聞こえていますか 突然波が通る 大きな波が通る 呼びかけても応えない大きな波が通る 名前やTel.ナンバー I. D.ナンバー クラスナンバー そんなことつまらない 私を表さない どうでもいいようなことただ聞いてほしいだけ 孵ったヒナのことや 好きな人の話 ただ聞いてほしいだけ ただ聞いてほしいだけ  C. Q. C. Q.…… (だれかいますか) C. Q. C. Q.…… (だれかいますか) C. Q. C. Q.…… (だれかいますか) C. Q. C. Q.…… (C. Q. C. Q.……) C. Q. C. Q.…… (だれかいますか) C. Q. C. Q.…… (だれかいますか) C. Q. C. Q.…… (だれかいますか) C. Q. C. Q.…… (C. Q. C. Q.……)
新曾根崎心中無駄だとわかってやめられるのなら 恋わずらいとは呼ばないのよ、ボク 夢だとわかって目が醒めないから 夢中と呼ぶのよ 覚えときなさい  二人きりにしてください 二人きりでしかできないことがあるから  親しんで楽しんでいとしんで愛(かな)しんで苦しんで ただ愛のもくず  親しんで楽しんでいとしんで愛(かな)しんで苦しんで ただ愛のもくずね  枕もおよばぬ絆の脆さ 義理でもふりでも愛よりは確か 肌身に離さぬおまえの気配 恩より親よりおまえが恋し  二人手をとって行こうか 二人きりでしか行けない憂き世の浄土、さァ  親しんで楽しんでいとしんで愛(かな)しんで苦しんで ただ愛のもくず  親しんで楽しんでいとしんで愛(かな)しんで苦しんで ただ愛のもくずね  二人手をとって行こうか 二人きりでしか行けない憂き世の浄土、さァ  親しんで楽しんでいとしんで愛(かな)しんで苦しんで ただ愛のもくず  親しんで楽しんでいとしんで愛(かな)しんで苦しんで ただ愛のもくず  親しんで楽しんでいとしんで愛(かな)しんで苦しんで ただ愛のもくず  親しんで楽しんでいとしんで愛(かな)しんで苦しんで ただ愛のもくずね中島みゆき中島みゆき中島みゆき瀬尾一三無駄だとわかってやめられるのなら 恋わずらいとは呼ばないのよ、ボク 夢だとわかって目が醒めないから 夢中と呼ぶのよ 覚えときなさい  二人きりにしてください 二人きりでしかできないことがあるから  親しんで楽しんでいとしんで愛(かな)しんで苦しんで ただ愛のもくず  親しんで楽しんでいとしんで愛(かな)しんで苦しんで ただ愛のもくずね  枕もおよばぬ絆の脆さ 義理でもふりでも愛よりは確か 肌身に離さぬおまえの気配 恩より親よりおまえが恋し  二人手をとって行こうか 二人きりでしか行けない憂き世の浄土、さァ  親しんで楽しんでいとしんで愛(かな)しんで苦しんで ただ愛のもくず  親しんで楽しんでいとしんで愛(かな)しんで苦しんで ただ愛のもくずね  二人手をとって行こうか 二人きりでしか行けない憂き世の浄土、さァ  親しんで楽しんでいとしんで愛(かな)しんで苦しんで ただ愛のもくず  親しんで楽しんでいとしんで愛(かな)しんで苦しんで ただ愛のもくず  親しんで楽しんでいとしんで愛(かな)しんで苦しんで ただ愛のもくず  親しんで楽しんでいとしんで愛(かな)しんで苦しんで ただ愛のもくずね
信じられない頃に信じられない頃に あなたが やって来たの 何も悪くは ないの そんな 頃だった だけなのよ  あなたが早く 来てくれないと 誰より早く 来てくれないと  信じられない 季節の淵に すぐに沈んで しまうものなのよ  なんて 不幸な あなた そして 不幸な 私 裏切り続けるのは 言うほど 楽じゃない ことなのよ  信じられない頃に あなたは愛を告げる 甘く やさしい声が 何もかもを 嘘に みせかける  あなたが早く 来てくれないと 誰より早く 来てくれないと 忘れられない 悲しみなんて すぐに覚えてしまう ものなのよ  なんて 不幸な あなた そして 不幸な 私 裏切り続けるのは 言うほど楽じゃない ことなのよ 言うほど楽じゃない ことなのよ中島みゆき中島みゆき中島みゆき西崎進信じられない頃に あなたが やって来たの 何も悪くは ないの そんな 頃だった だけなのよ  あなたが早く 来てくれないと 誰より早く 来てくれないと  信じられない 季節の淵に すぐに沈んで しまうものなのよ  なんて 不幸な あなた そして 不幸な 私 裏切り続けるのは 言うほど 楽じゃない ことなのよ  信じられない頃に あなたは愛を告げる 甘く やさしい声が 何もかもを 嘘に みせかける  あなたが早く 来てくれないと 誰より早く 来てくれないと 忘れられない 悲しみなんて すぐに覚えてしまう ものなのよ  なんて 不幸な あなた そして 不幸な 私 裏切り続けるのは 言うほど楽じゃない ことなのよ 言うほど楽じゃない ことなのよ
信じ難いもの十四や十五の 娘でもあるまいに くり返す嘘が 何故みぬけないの 約束はいつも 成りゆきと知りながら 何故あいつだけを べつだと言えるの  信じ難いもの:愛の言葉 誘い言葉 信じ難いもの:寂しい夜の あたしの耳  嘘つきはどちら 逃げること戻ること 嘘つきはどちら 泣き虫忘れん坊 いくつになったら 大人になれるだろう いくつになったら 人になれるだろう  信じ難いもの:愛の言葉 はやり言葉 信じ難いもの:寂しい夜の あたしの耳  信じ難いもの:愛の言葉 はやり言葉 信じ難いもの:寂しい夜の あたしの耳中島みゆき中島みゆき中島みゆき石川鷹彦十四や十五の 娘でもあるまいに くり返す嘘が 何故みぬけないの 約束はいつも 成りゆきと知りながら 何故あいつだけを べつだと言えるの  信じ難いもの:愛の言葉 誘い言葉 信じ難いもの:寂しい夜の あたしの耳  嘘つきはどちら 逃げること戻ること 嘘つきはどちら 泣き虫忘れん坊 いくつになったら 大人になれるだろう いくつになったら 人になれるだろう  信じ難いもの:愛の言葉 はやり言葉 信じ難いもの:寂しい夜の あたしの耳  信じ難いもの:愛の言葉 はやり言葉 信じ難いもの:寂しい夜の あたしの耳
SINGLES BARだれかあなたを待たせてる人がおありですか さっきから見るともなく見ている私を悪く思わないで下さい そこから何が見えますかタバコの煙越し 窓の彼方 マスターはあい変わらず何も話さない 自分のことも何も話さない 夜の入口はさみしくて 眠りにつくまでさみしくて 人の気配のする暗がりに身を寄せたくなります  だれか拾いに来たわけじゃない いまさらもういいんです 日々をひたすら生きてゆくだけだから 嘘のような時間がほしかったんです 出会うことも別れることも いまさらもういいんです ただ だれか同じような人が他にもいると思いたいんです 夜の入口はさみしくて 眠りにつくまでさみしくて 人の気配のする暗がりに身を寄せたくなります  古いレコードをかけるなら思い出よりももっと古いやつがいい 無邪気に「こんな曲知らない」と笑う私になれるから SINGLES BARのさみしさは 帰りどきを自分で決めること 「もう帰ろうか」って言われて席を立つ残念さもくすぐったさもないこと 夜の入口はさみしくて 眠りにつくまでさみしくて 人の気配のする暗がりに身を寄せたくなります  夜の入口はさみしくて 眠りにつくまでさみしくて 人の気配のする暗がりに身を寄せたくなります中島みゆき中島みゆき中島みゆき瀬尾一三だれかあなたを待たせてる人がおありですか さっきから見るともなく見ている私を悪く思わないで下さい そこから何が見えますかタバコの煙越し 窓の彼方 マスターはあい変わらず何も話さない 自分のことも何も話さない 夜の入口はさみしくて 眠りにつくまでさみしくて 人の気配のする暗がりに身を寄せたくなります  だれか拾いに来たわけじゃない いまさらもういいんです 日々をひたすら生きてゆくだけだから 嘘のような時間がほしかったんです 出会うことも別れることも いまさらもういいんです ただ だれか同じような人が他にもいると思いたいんです 夜の入口はさみしくて 眠りにつくまでさみしくて 人の気配のする暗がりに身を寄せたくなります  古いレコードをかけるなら思い出よりももっと古いやつがいい 無邪気に「こんな曲知らない」と笑う私になれるから SINGLES BARのさみしさは 帰りどきを自分で決めること 「もう帰ろうか」って言われて席を立つ残念さもくすぐったさもないこと 夜の入口はさみしくて 眠りにつくまでさみしくて 人の気配のする暗がりに身を寄せたくなります  夜の入口はさみしくて 眠りにつくまでさみしくて 人の気配のする暗がりに身を寄せたくなります
進化樹高い空 腕を伸ばして どこまでも咲こうとした めぐりあわせの儚(はかな)さに まだ気づきもせず  幾億年歩き続けて すがた貌(かたち)は変わっても 幾億年傷を抱えて 明日(あした)こそはと願っても  誰か教えて 僕たちは今 ほんとうに進化をしただろうか この進化樹の 最初の粒と 僕は たじろがずに向きあえるのか  ことづては託(たく)されてゆく 面影は偲(しの)ばれてゆく けれど世代の7つ8つ過ぎれば 他人  踏み固めた道も薄れて また始めから荒れ野原 人はなんて幼いのだろう 転ばなければわからない  誰か聞かせて 遥(はる)か昔へ 僕は 何を置いて来たのだろう 何も知らずに 僕はひとりだ この樹の根は 何処(どこ)に在(あ)ったのだろう  人はなんて幼いのだろう 転ばなければわからない  誰か教えて 僕たちは今 ほんとうに進化をしただろうか この進化樹の 最初の粒と 僕は たじろがずに向きあえるのか  何も知らずに 僕はひとりだ この樹の根は 何処(どこ)に在(あ)ったのだろう中島みゆき中島みゆき中島みゆき瀬尾一三高い空 腕を伸ばして どこまでも咲こうとした めぐりあわせの儚(はかな)さに まだ気づきもせず  幾億年歩き続けて すがた貌(かたち)は変わっても 幾億年傷を抱えて 明日(あした)こそはと願っても  誰か教えて 僕たちは今 ほんとうに進化をしただろうか この進化樹の 最初の粒と 僕は たじろがずに向きあえるのか  ことづては託(たく)されてゆく 面影は偲(しの)ばれてゆく けれど世代の7つ8つ過ぎれば 他人  踏み固めた道も薄れて また始めから荒れ野原 人はなんて幼いのだろう 転ばなければわからない  誰か聞かせて 遥(はる)か昔へ 僕は 何を置いて来たのだろう 何も知らずに 僕はひとりだ この樹の根は 何処(どこ)に在(あ)ったのだろう  人はなんて幼いのだろう 転ばなければわからない  誰か教えて 僕たちは今 ほんとうに進化をしただろうか この進化樹の 最初の粒と 僕は たじろがずに向きあえるのか  何も知らずに 僕はひとりだ この樹の根は 何処(どこ)に在(あ)ったのだろう
心音空は信じられるか 風は信じられるか 味方だろうか悪意だろうか 言葉を呑んだ あれは幻の空 あれは幻の町 ひりつく日々も眩しい日々も 閉じ込める夜 誰も触れない 誰も問わない 時は進まない でも聞こえてしまったんだ 僕の中の心音 綺麗で醜い嘘たちを 僕は此処で抱き留めながら 僕は本当の僕へと 祈りのように叫ぶだろう 未来へ 未来へ 未来へ 君だけで行け  窓は窓にすぎない 此処に雪は降らない 雪色の絵の中の出来事 冷たくはない 考えない どうでもいい 夜が塗り込める でも渡さない微かな熱 僕の中の心音 ほころびつつある世界の 瀬戸際で愛を振り絞り 僕は現実の僕へと 願いのように叫ぶだろう 未来へ 未来へ 未来へ 君だけで行け  綺麗で醜い嘘たちを 僕は此処で抱き留めながら 僕は本当の僕へと 祈りのように叫ぶだろう 未来へ 未来へ 未来へ 君だけで行け 未来へ 未来へ 未来へ 君だけで行け中島みゆき中島みゆき中島みゆき瀬尾一三空は信じられるか 風は信じられるか 味方だろうか悪意だろうか 言葉を呑んだ あれは幻の空 あれは幻の町 ひりつく日々も眩しい日々も 閉じ込める夜 誰も触れない 誰も問わない 時は進まない でも聞こえてしまったんだ 僕の中の心音 綺麗で醜い嘘たちを 僕は此処で抱き留めながら 僕は本当の僕へと 祈りのように叫ぶだろう 未来へ 未来へ 未来へ 君だけで行け  窓は窓にすぎない 此処に雪は降らない 雪色の絵の中の出来事 冷たくはない 考えない どうでもいい 夜が塗り込める でも渡さない微かな熱 僕の中の心音 ほころびつつある世界の 瀬戸際で愛を振り絞り 僕は現実の僕へと 願いのように叫ぶだろう 未来へ 未来へ 未来へ 君だけで行け  綺麗で醜い嘘たちを 僕は此処で抱き留めながら 僕は本当の僕へと 祈りのように叫ぶだろう 未来へ 未来へ 未来へ 君だけで行け 未来へ 未来へ 未来へ 君だけで行け
親愛なる者へ風は北向き 心の中じゃ朝も夜中もいつだって吹雪 だけど死ぬまで春の服を着るよ そうさ寒いとみんな逃げてしまうものね みんなそうさ  走り続けていなけりゃ倒れちまう 自転車みたいなこの命転がして 息はきれぎれそれでも走れ 走りやめたらガラクタと呼ぶだけだ この世では  冷えた身体を暖めてくれ すがり寄る町に住む人とてなく 扉をあけて出てくる人は 誰も今しも旅に出る支度 意気も高く  生きてゆけよと扉の外で 手を振りながら呼んでる声が聞こえる 死んでしまえとののしっておくれ 窓の中笑いだす声を聞かすくらいなら ねぇ、おまえだけは  生きる手だてはあざないものと 肩をそらして風を受けながら いま崩れゆく崖の上に立ち 流し目を使う 昔惚れてくれた奴に なさけないね  風は北向き 心の中じゃ朝も夜中もいつだって吹雪 だれどだけどだけど 死んでも春の服を着るよ そうさ寒いとみんな逃げてしまうものね中島みゆき中島みゆき中島みゆき瀬尾一三風は北向き 心の中じゃ朝も夜中もいつだって吹雪 だけど死ぬまで春の服を着るよ そうさ寒いとみんな逃げてしまうものね みんなそうさ  走り続けていなけりゃ倒れちまう 自転車みたいなこの命転がして 息はきれぎれそれでも走れ 走りやめたらガラクタと呼ぶだけだ この世では  冷えた身体を暖めてくれ すがり寄る町に住む人とてなく 扉をあけて出てくる人は 誰も今しも旅に出る支度 意気も高く  生きてゆけよと扉の外で 手を振りながら呼んでる声が聞こえる 死んでしまえとののしっておくれ 窓の中笑いだす声を聞かすくらいなら ねぇ、おまえだけは  生きる手だてはあざないものと 肩をそらして風を受けながら いま崩れゆく崖の上に立ち 流し目を使う 昔惚れてくれた奴に なさけないね  風は北向き 心の中じゃ朝も夜中もいつだって吹雪 だれどだけどだけど 死んでも春の服を着るよ そうさ寒いとみんな逃げてしまうものね
白菊月の降る夜は 水面に白菊が咲く 涙溜まる掌 ひとつ白菊が咲く  冬を越えてあなたともう一度めぐり会い 冬を越えてあなたをもう一度愛したい 変わらずに変わらずに 幻よ冬を越えて  月の降る夜は 水面に白菊が咲く 涙溜まる掌 ひとつ白菊が咲く  雪の降る夜は 荒れ野に白菊が咲く 消えた笑顔のような 淡い白菊が咲く  雪よ帰せすべてを真白きあの日々に 雪よ帰せ私を別れの前の日に 悲しみも思い出も 幻よ雪に包め  雪の降る夜は 荒れ野に白菊が咲く 消えた笑顔のような 淡い白菊が咲く中島みゆき中島みゆき中島みゆき瀬尾一三月の降る夜は 水面に白菊が咲く 涙溜まる掌 ひとつ白菊が咲く  冬を越えてあなたともう一度めぐり会い 冬を越えてあなたをもう一度愛したい 変わらずに変わらずに 幻よ冬を越えて  月の降る夜は 水面に白菊が咲く 涙溜まる掌 ひとつ白菊が咲く  雪の降る夜は 荒れ野に白菊が咲く 消えた笑顔のような 淡い白菊が咲く  雪よ帰せすべてを真白きあの日々に 雪よ帰せ私を別れの前の日に 悲しみも思い出も 幻よ雪に包め  雪の降る夜は 荒れ野に白菊が咲く 消えた笑顔のような 淡い白菊が咲く
ショウ・タイム日本中このごろ静かだと思います 日本中秘かに計画してます なにも変わりありませんなにも不足ありません たまに虚像の世界を翔びたいだけ 日本中望みをあからさまにして 日本中傷つき挫けた日がある だから話したがらないだれも話したがらない たまに虚像の世界を翔びたいだけ いまやニュースはショウ・タイム いまや総理はスーパースタ- カメラ回ればショウ・タイム 通行人も新人スター Watch & enjoy チャンネル切れば別世界  人が増えすぎて区別がつきません みんなモンゴリアン区別がつきません 私特技はハイジャンプ私苦手は孤独 たまに虚像の世界を翔びたいだけ 決まりきった演説偉いさんの演説 揺れるジェネレイションイライラの季節 息が詰まりそうな地味な暮らしが続く いいじゃないの 憧れてもすてきなショウ・タイム いまやニュースはショウ・タイム 乗っ取り犯もスーパースター カメラ回ればショウ・タイム 私なりたいスーパースター Watch & enjoy チャンネル切れば別世界中島みゆき中島みゆき中島みゆき日本中このごろ静かだと思います 日本中秘かに計画してます なにも変わりありませんなにも不足ありません たまに虚像の世界を翔びたいだけ 日本中望みをあからさまにして 日本中傷つき挫けた日がある だから話したがらないだれも話したがらない たまに虚像の世界を翔びたいだけ いまやニュースはショウ・タイム いまや総理はスーパースタ- カメラ回ればショウ・タイム 通行人も新人スター Watch & enjoy チャンネル切れば別世界  人が増えすぎて区別がつきません みんなモンゴリアン区別がつきません 私特技はハイジャンプ私苦手は孤独 たまに虚像の世界を翔びたいだけ 決まりきった演説偉いさんの演説 揺れるジェネレイションイライラの季節 息が詰まりそうな地味な暮らしが続く いいじゃないの 憧れてもすてきなショウ・タイム いまやニュースはショウ・タイム 乗っ取り犯もスーパースター カメラ回ればショウ・タイム 私なりたいスーパースター Watch & enjoy チャンネル切れば別世界
シュガースパンコールと羽根飾りをつけて 今夜もあたしの出番が来る ありえないような お伽の駅から 今夜も 男たち 旅立ってゆく  二文字 砕けた 呼び込みのネオンは おかげで 故郷のつづりと似てしまった 霧の深い夜は 大好きよ 5m先に あの日の夢たちが 映画みたいに映る  夢は57セント 1度足を上げる値段 夢から夢へ綱渡り SUGAR SUGAR 砂糖菓子  A.M.3時までには 迎えに行かなきゃね あの児の夜泣きする声が 聞こえて来る 預けっぱなしで なつかない瞳が あいつとそっくりに あたしをさげすむわ  夢は57セント 1度足を上げる値段 胸から胸へ綱渡り SUGAR SUGAR 砂糖菓子  欲しかったものは 手に入れたわ 何もかもさ ほら こんなに光ってる 靴もネックレスも 人生は 2番目の夢だけが叶うものなのよ ほら だって あの人はあたしに残らない  隣の店から 風に乗って流されて来る 油の匂いで 胸やけがするわ スポンジのようなパンを 水で喉に押し込んで 今夜も 極楽へ 踊り出してゆく  夢は57セント 1度足を上げる値段 ここから どこへ まだゆける SUGAR SUGAR 砂糖菓子  夢は57セント 1度足を上げる値段 ここから どこへ まだゆける SUGAR SUGAR 砂糖菓子中島みゆき中島みゆき中島みゆき椎名和夫スパンコールと羽根飾りをつけて 今夜もあたしの出番が来る ありえないような お伽の駅から 今夜も 男たち 旅立ってゆく  二文字 砕けた 呼び込みのネオンは おかげで 故郷のつづりと似てしまった 霧の深い夜は 大好きよ 5m先に あの日の夢たちが 映画みたいに映る  夢は57セント 1度足を上げる値段 夢から夢へ綱渡り SUGAR SUGAR 砂糖菓子  A.M.3時までには 迎えに行かなきゃね あの児の夜泣きする声が 聞こえて来る 預けっぱなしで なつかない瞳が あいつとそっくりに あたしをさげすむわ  夢は57セント 1度足を上げる値段 胸から胸へ綱渡り SUGAR SUGAR 砂糖菓子  欲しかったものは 手に入れたわ 何もかもさ ほら こんなに光ってる 靴もネックレスも 人生は 2番目の夢だけが叶うものなのよ ほら だって あの人はあたしに残らない  隣の店から 風に乗って流されて来る 油の匂いで 胸やけがするわ スポンジのようなパンを 水で喉に押し込んで 今夜も 極楽へ 踊り出してゆく  夢は57セント 1度足を上げる値段 ここから どこへ まだゆける SUGAR SUGAR 砂糖菓子  夢は57セント 1度足を上げる値段 ここから どこへ まだゆける SUGAR SUGAR 砂糖菓子
シャングリラシャングリラから シャングリラから いつか迎えの馬車が来る シャングリラには シャングリラには 幸せ者が辿り着く  高い丘の向こうには夢のお城が建っている 誰もまだ行ったことがない 誰も誰も見たことがない  シャングリラから シャングリラから いつか迎えの馬車が来る シャングリラには シャングリラには 幸せ者が辿り着く  私たちは貧しくて何の飾りもありはせぬ 野辺に咲く小菊を髪にさし 春の風を身にまといましょう  きっといつかは遠い日に 誰か見初める人がある 絹のドレスに金の腕輪 水晶の靴を手土産に 水晶の靴を手土産に  シャングリラから シャングリラから いつか迎えの馬車が来る シャングリラには シャングリラには 幸せ者が辿り着く  シャングリラには シャングリラには 幸せ者が辿り着く中島みゆき中島みゆき中島みゆきシャングリラから シャングリラから いつか迎えの馬車が来る シャングリラには シャングリラには 幸せ者が辿り着く  高い丘の向こうには夢のお城が建っている 誰もまだ行ったことがない 誰も誰も見たことがない  シャングリラから シャングリラから いつか迎えの馬車が来る シャングリラには シャングリラには 幸せ者が辿り着く  私たちは貧しくて何の飾りもありはせぬ 野辺に咲く小菊を髪にさし 春の風を身にまといましょう  きっといつかは遠い日に 誰か見初める人がある 絹のドレスに金の腕輪 水晶の靴を手土産に 水晶の靴を手土産に  シャングリラから シャングリラから いつか迎えの馬車が来る シャングリラには シャングリラには 幸せ者が辿り着く  シャングリラには シャングリラには 幸せ者が辿り着く
島より私たちが暮らした あの窓からは見えなかった 星の渦が 騒いでいます 浴びるような星の中 心細さも 戻りたさも涙も 溶けてゆきます 私じゃなかっただけのことね 初めての国で 習わしを覚え たぶん忙しく生きてゆけるでしょう 島よりとだけしか明かさぬ文は それゆえ明かすでしょう 心の綾を  なるようになるものね 恋人たちは 遠回りしてもなお 宿命ならば 私じゃなかっただけのことね 島では誰でも 子供に戻れる 夢を持つ前の 子供に戻れる 島よりとだけしか明かさぬ文は それゆえ明かすでしょう 心の綾を  誰にでも優しいのは およしなさいと 伝えてよ南風 はるかな人へ 島よりとだけしか明かさぬ文は それゆえ明かすでしょう 心の綾を 島よりとだけしか明かさぬ文は それゆえ明かすでしょう 心の綾を中島みゆき中島みゆき中島みゆき瀬尾一三私たちが暮らした あの窓からは見えなかった 星の渦が 騒いでいます 浴びるような星の中 心細さも 戻りたさも涙も 溶けてゆきます 私じゃなかっただけのことね 初めての国で 習わしを覚え たぶん忙しく生きてゆけるでしょう 島よりとだけしか明かさぬ文は それゆえ明かすでしょう 心の綾を  なるようになるものね 恋人たちは 遠回りしてもなお 宿命ならば 私じゃなかっただけのことね 島では誰でも 子供に戻れる 夢を持つ前の 子供に戻れる 島よりとだけしか明かさぬ文は それゆえ明かすでしょう 心の綾を  誰にでも優しいのは およしなさいと 伝えてよ南風 はるかな人へ 島よりとだけしか明かさぬ文は それゆえ明かすでしょう 心の綾を 島よりとだけしか明かさぬ文は それゆえ明かすでしょう 心の綾を
シニカル・ムーンふたり歩くのが似合いそうな春の夜は四月 すこし肌寒いくらいの風が寄り添いやすい 月並みな愛は古すぎる 突然な愛は気障すぎる 言いたいことばだけ言わせないつもりか 皮肉な流し目 シニカル・ムーン シニカル・ムーン わかったような月が心をのぞく春は シニカル・ムーン シニカル・ムーン ふたりは十年先を怯えてしまう  肩にまわした指に積もる花びらひんやり すこし薄着のうなじの上 髪の先が逃げる 好きだと言えば不安になる 言われていなきゃ不安になる 言えないことから伝わってしまう 皮肉なものだね シニカル・ムーン シニカル・ムーン わかったような月が心を照らす春は シニカル・ムーン シニカル・ムーン 無邪気だったおまえの寝顔が好きだ  シニカル・ムーン シニカル・ムーン わかったような月が心をのぞく春は シニカル・ムーン シニカル・ムーン ふたりは十年先を怯えてしまう中島みゆき中島みゆき中島みゆきふたり歩くのが似合いそうな春の夜は四月 すこし肌寒いくらいの風が寄り添いやすい 月並みな愛は古すぎる 突然な愛は気障すぎる 言いたいことばだけ言わせないつもりか 皮肉な流し目 シニカル・ムーン シニカル・ムーン わかったような月が心をのぞく春は シニカル・ムーン シニカル・ムーン ふたりは十年先を怯えてしまう  肩にまわした指に積もる花びらひんやり すこし薄着のうなじの上 髪の先が逃げる 好きだと言えば不安になる 言われていなきゃ不安になる 言えないことから伝わってしまう 皮肉なものだね シニカル・ムーン シニカル・ムーン わかったような月が心を照らす春は シニカル・ムーン シニカル・ムーン 無邪気だったおまえの寝顔が好きだ  シニカル・ムーン シニカル・ムーン わかったような月が心をのぞく春は シニカル・ムーン シニカル・ムーン ふたりは十年先を怯えてしまう
下町の上、山の手の下下町では彼女はとびっきりの上玉 しみったれた奴らなんかまっぴらの上玉 山の手ではあいつは見くだされた皮肉屋 気取り屋たちのゲームからこぼれた皮肉屋 似合いと意外は紙一重のめぐり会い いちいち気に障るしたたかな組み合わせ 下町の上、山の手の下 下町の上、山の手の下 少しだけ油断をさせてくれ  思い出はすれ違う話せば話すほど ケンカにもならないイライラの繰り返し そして彼女は下町へあいつは山の手へ 帰りついて初めて荒野だと気がつく 下町の上、山の手の下 下町の上、山の手の下 もう一度油断をさせてくれ  下町から山の手へ電車は通わない 山の手から下町へ電車は通わない けれど彼女は山の手へあいつは下町へ 気に障る相手のもとへと歩いてゆく 下町の上、山の手の下 下町の上、山の手の下 もう一度油断をさせてくれ  下町の上、山の手の下 下町の上、山の手の下中島みゆき中島みゆき中島みゆき瀬尾一三下町では彼女はとびっきりの上玉 しみったれた奴らなんかまっぴらの上玉 山の手ではあいつは見くだされた皮肉屋 気取り屋たちのゲームからこぼれた皮肉屋 似合いと意外は紙一重のめぐり会い いちいち気に障るしたたかな組み合わせ 下町の上、山の手の下 下町の上、山の手の下 少しだけ油断をさせてくれ  思い出はすれ違う話せば話すほど ケンカにもならないイライラの繰り返し そして彼女は下町へあいつは山の手へ 帰りついて初めて荒野だと気がつく 下町の上、山の手の下 下町の上、山の手の下 もう一度油断をさせてくれ  下町から山の手へ電車は通わない 山の手から下町へ電車は通わない けれど彼女は山の手へあいつは下町へ 気に障る相手のもとへと歩いてゆく 下町の上、山の手の下 下町の上、山の手の下 もう一度油断をさせてくれ  下町の上、山の手の下 下町の上、山の手の下
しあわせ芝居泣きながら電話をかければ バカな奴だとなだめてくれる 眠りたくない気分の夜は 物語をきかせてくれる とてもわがままな私に とてもあの人はやさしい たぶん周りのだれよりも とてもあの人はやさしい  恋人がいます 恋人がいます 心の頁につづりたい 恋人がいます 恋人がいます けれどつづれないわけがある  私みんな気づいてしまった しあわせ芝居の舞台裏 電話してるのは私だけ あの人から来ることはない  浜辺を見たいのとさそえば 鼻唄まじりに連れてゆく 踊りたいとすねてみせれば おどけながらあわせてくれる 部屋をたずねてもいいかしらと 一度きいてみるつもりです きっとあの人はだめだとは 言わないだろうと思います  恋人がいます 恋人がいます 心の頁につづりたい 恋人がいます 恋人がいます けれどどうしてもつづれない  私みんな気づいてしまった しあわせ芝居の舞台裏 逢いたがるのは私一人 あの人から来ることはない  私みんな気づいてしまった しあわせ芝居の舞台裏 逢いたがるのは私一人 あの人から来ることはない中島みゆき中島みゆき中島みゆき鈴木茂泣きながら電話をかければ バカな奴だとなだめてくれる 眠りたくない気分の夜は 物語をきかせてくれる とてもわがままな私に とてもあの人はやさしい たぶん周りのだれよりも とてもあの人はやさしい  恋人がいます 恋人がいます 心の頁につづりたい 恋人がいます 恋人がいます けれどつづれないわけがある  私みんな気づいてしまった しあわせ芝居の舞台裏 電話してるのは私だけ あの人から来ることはない  浜辺を見たいのとさそえば 鼻唄まじりに連れてゆく 踊りたいとすねてみせれば おどけながらあわせてくれる 部屋をたずねてもいいかしらと 一度きいてみるつもりです きっとあの人はだめだとは 言わないだろうと思います  恋人がいます 恋人がいます 心の頁につづりたい 恋人がいます 恋人がいます けれどどうしてもつづれない  私みんな気づいてしまった しあわせ芝居の舞台裏 逢いたがるのは私一人 あの人から来ることはない  私みんな気づいてしまった しあわせ芝居の舞台裏 逢いたがるのは私一人 あの人から来ることはない
幸せ夢なら醒めるいつかは醒める 見なけりゃよかったのにと言われても それでも夢が醒めるまでのあいだ 見てたことを幸せと呼びたいわ あなたの町が窓の向こうで星のように遠ざかる電車で思います 幸せになる道には2つある 1つめは願いごとうまく叶うこと 幸せになる道には2つある もう1つは願いなんか捨ててしまうこと せんないね せんないね どちらもぜいたくね せんないね せんないね これからどうしよう 幸せになりたいね  旅の途中の雪降る駅でなぜ降りてしまったのかわからない あなたは来ない追いかけては来ない 当たり前ねと小さく笑います 急ぎ足では遠ざかれない 雪の粒より小さな夢をまだ見てるわ 幸せになる道には2つある 1つめは願いごとうまく叶うこと 幸せになる道には2つある もう1つは願いなんか捨ててしまうこと せんないね せんないね どちらもぜいたくね せんないね せんないね これからどうしよう 幸せになりたいね  幸せになる道には2つある 1つめは願いごとうまく叶うこと 幸せになる道には2つある もう1つは願いなんか捨ててしまうこと せんないね せんないね せんないね せんないね 幸せになりたいね中島みゆき中島みゆき中島みゆき瀬尾一三夢なら醒めるいつかは醒める 見なけりゃよかったのにと言われても それでも夢が醒めるまでのあいだ 見てたことを幸せと呼びたいわ あなたの町が窓の向こうで星のように遠ざかる電車で思います 幸せになる道には2つある 1つめは願いごとうまく叶うこと 幸せになる道には2つある もう1つは願いなんか捨ててしまうこと せんないね せんないね どちらもぜいたくね せんないね せんないね これからどうしよう 幸せになりたいね  旅の途中の雪降る駅でなぜ降りてしまったのかわからない あなたは来ない追いかけては来ない 当たり前ねと小さく笑います 急ぎ足では遠ざかれない 雪の粒より小さな夢をまだ見てるわ 幸せになる道には2つある 1つめは願いごとうまく叶うこと 幸せになる道には2つある もう1つは願いなんか捨ててしまうこと せんないね せんないね どちらもぜいたくね せんないね せんないね これからどうしよう 幸せになりたいね  幸せになる道には2つある 1つめは願いごとうまく叶うこと 幸せになる道には2つある もう1つは願いなんか捨ててしまうこと せんないね せんないね せんないね せんないね 幸せになりたいね
サーモン・ダンスまだ遠い まだ遠い まだ遠いあの国まで たくさんの魂が待ってる 見つからない 見つからない 見つからない転轍機 この線路を切り換える為に  あのドアもこのドアも探した 梃子(てこ)の形をした物 誰か見かけてませんか 梃子の形をした物 誰か覚えてませんか それはもしや 過ぎ去った時計の針と似ている  生きて泳げ 涙は後ろへ流せ 向かい潮の彼方の国で 生まれ直せ 生きて泳げ 涙は後ろへ流せ 向かい潮の彼方の国で 生まれ直せ  なぜ遠い なぜ遠い なぜ遠いあの川音 たくさんの魂が待ってる 動かせない 動かせない 動かせない転轍機 この線路で掛かってるから  掛かった鎖を解く方法 思い出して 梃子を0に戻してから 次へ掛け直すんじゃないか 梃子を0に戻してから 次へ掛け直すんじゃないか それはもしや 過ぎ去った時計の針と似ている  生きて泳げ 涙は後ろへ流せ 向かい潮の彼方の国で 生まれ直せ 生きて泳げ 涙は後ろへ流せ 向かい潮の彼方の国で 生まれ直せ 生きて泳げ 涙は後ろへ流せ 向かい潮の彼方の国で 生まれ直せ  生きて泳げ 涙は後ろへ流せ 向かい潮の彼方の国で 生まれ直せ 生きて泳げ 涙は後ろへ流せ 向かい潮の彼方の国で 生まれ直せ 生きて泳げ 涙は後ろへ流せ 向かい潮の彼方の国で 生まれ直せ 生きて泳げ 涙は後ろへ流せ 向かい潮の彼方の国で 生まれ直せ中島みゆき中島みゆき中島みゆき瀬尾一三まだ遠い まだ遠い まだ遠いあの国まで たくさんの魂が待ってる 見つからない 見つからない 見つからない転轍機 この線路を切り換える為に  あのドアもこのドアも探した 梃子(てこ)の形をした物 誰か見かけてませんか 梃子の形をした物 誰か覚えてませんか それはもしや 過ぎ去った時計の針と似ている  生きて泳げ 涙は後ろへ流せ 向かい潮の彼方の国で 生まれ直せ 生きて泳げ 涙は後ろへ流せ 向かい潮の彼方の国で 生まれ直せ  なぜ遠い なぜ遠い なぜ遠いあの川音 たくさんの魂が待ってる 動かせない 動かせない 動かせない転轍機 この線路で掛かってるから  掛かった鎖を解く方法 思い出して 梃子を0に戻してから 次へ掛け直すんじゃないか 梃子を0に戻してから 次へ掛け直すんじゃないか それはもしや 過ぎ去った時計の針と似ている  生きて泳げ 涙は後ろへ流せ 向かい潮の彼方の国で 生まれ直せ 生きて泳げ 涙は後ろへ流せ 向かい潮の彼方の国で 生まれ直せ 生きて泳げ 涙は後ろへ流せ 向かい潮の彼方の国で 生まれ直せ  生きて泳げ 涙は後ろへ流せ 向かい潮の彼方の国で 生まれ直せ 生きて泳げ 涙は後ろへ流せ 向かい潮の彼方の国で 生まれ直せ 生きて泳げ 涙は後ろへ流せ 向かい潮の彼方の国で 生まれ直せ 生きて泳げ 涙は後ろへ流せ 向かい潮の彼方の国で 生まれ直せ
サーチライトあたしがあんまりブルースを 歌いすぎたから 町では このところ 天気予報は「明日も夜です」 それでも とにかく 昔の古いろうそくを 引っぱり出して火をつける すると 聞こえだす 古いブルース 明るいろうそくを点せば 明るいブルースが点り ちびたろうそくを点せば ちびたブルースが揺れる サーチライト……  町では毎日ブルースがたむろして 大人も 年寄りも しいたげられた悲しみ歌う それでも あたしの 悲しみほどじゃない あたしの悲しみは 昇る朝日も落としちまうほど ふられた女の気持ちを 甘く見くびるものじゃないわ たかが太陽のひとつくらい あの人に比べたなら サーチライト……  頼みがあるのよ 大切な頼みなの あの人探すのよ きっと暗くて探せないだけよ 明かりを貸してよ 町じゅうのろうそくを あたしを照らすのよ きっと暗くて探せないだけよ わすれん坊のあの人でも いつか気付いてくれるだろう いつか ともし疲れた炎が あたしに燃え移るころ サーチライト……中島みゆき中島みゆき中島みゆきあたしがあんまりブルースを 歌いすぎたから 町では このところ 天気予報は「明日も夜です」 それでも とにかく 昔の古いろうそくを 引っぱり出して火をつける すると 聞こえだす 古いブルース 明るいろうそくを点せば 明るいブルースが点り ちびたろうそくを点せば ちびたブルースが揺れる サーチライト……  町では毎日ブルースがたむろして 大人も 年寄りも しいたげられた悲しみ歌う それでも あたしの 悲しみほどじゃない あたしの悲しみは 昇る朝日も落としちまうほど ふられた女の気持ちを 甘く見くびるものじゃないわ たかが太陽のひとつくらい あの人に比べたなら サーチライト……  頼みがあるのよ 大切な頼みなの あの人探すのよ きっと暗くて探せないだけよ 明かりを貸してよ 町じゅうのろうそくを あたしを照らすのよ きっと暗くて探せないだけよ わすれん坊のあの人でも いつか気付いてくれるだろう いつか ともし疲れた炎が あたしに燃え移るころ サーチライト……
3分後に捨ててもいい3分後に捨ててもいいよ 通りがかりゆきがかり 知らない話にうなずいて 少しだけ傍にいて 身代わりなんかじゃないけどさ 似てる人を知ってるわ 恋と寂しさの違いなど誰がわかるのかしら  あぁ 流れてゆく車のヘッドライトは天の川 あぁ 流れてゆく人の心も天の川 3分後に捨ててもいいから いまだけ傍にいて  コンパクトに映して見れば 時計はみんな昔回り 二度と戻らない人ばかり 浮かんでは消えてゆく  ねぇ 子供の頃あたし星を見てるのが好きだった ねぇ 子供の頃あんたどんなふうだったの 3分後に捨ててもいいから いまだけ傍にいて  こんなビルの隙間にも 白いカモメが飛んでいる 紙きれみたいな人生が ねぐら探している  あぁ 流れてゆく車のヘッドライトは天の川 あぁ 流れてゆく人の心も天の川 3分後に捨ててもいいから いまだけ傍にいて  あぁ 流れてゆく車のヘッドライトは天の川 あぁ 流れてゆく人の心も天の川 3分後に捨ててもいいから いまだけ傍にいて中島みゆき中島みゆき中島みゆき瀬尾一三3分後に捨ててもいいよ 通りがかりゆきがかり 知らない話にうなずいて 少しだけ傍にいて 身代わりなんかじゃないけどさ 似てる人を知ってるわ 恋と寂しさの違いなど誰がわかるのかしら  あぁ 流れてゆく車のヘッドライトは天の川 あぁ 流れてゆく人の心も天の川 3分後に捨ててもいいから いまだけ傍にいて  コンパクトに映して見れば 時計はみんな昔回り 二度と戻らない人ばかり 浮かんでは消えてゆく  ねぇ 子供の頃あたし星を見てるのが好きだった ねぇ 子供の頃あんたどんなふうだったの 3分後に捨ててもいいから いまだけ傍にいて  こんなビルの隙間にも 白いカモメが飛んでいる 紙きれみたいな人生が ねぐら探している  あぁ 流れてゆく車のヘッドライトは天の川 あぁ 流れてゆく人の心も天の川 3分後に捨ててもいいから いまだけ傍にいて  あぁ 流れてゆく車のヘッドライトは天の川 あぁ 流れてゆく人の心も天の川 3分後に捨ててもいいから いまだけ傍にいて
36時間1日は36時間と決めたんです 他人(ひと)さまの進み方は知りません お陽さまが昇って次に昇るのが1日じゃなく 次が昇るのを見届けて沈むまでが1日 出来ることが まだ間にあう し残したことが まだ間にあう ゆっくりゆっくり 悲しみは癒えるだろう 大切に大切に 愛する人と歩くだろう おそるおそる 人は変わってゆけるだろう 追いつめられた心たちよ 36時間に来ませんか 追いつめられた心たちよ 36時間に来ませんか  1日は36時間と忘れていました 子供の頃には知ってたのに お陽さまが直接教えてくれたのに なのにいつしか小賢(こざか)しく1日を短くしてしまった うろたえれば見まちがえる 慌てれば忘れ物を残す ゆっくりゆっくり 痛みの膜ははがれる やさしくやさしく 大切な人に尽くすだろう 休み休み 呼吸は深くなってゆけるだろう 追いつめられた心たちよ 36時間に来ませんか 追いつめられた心たちよ 36時間に来ませんか 追いつめられた心たちよ 36時間に来ませんか中島みゆき中島みゆき中島みゆき小林信吾・瀬尾一三1日は36時間と決めたんです 他人(ひと)さまの進み方は知りません お陽さまが昇って次に昇るのが1日じゃなく 次が昇るのを見届けて沈むまでが1日 出来ることが まだ間にあう し残したことが まだ間にあう ゆっくりゆっくり 悲しみは癒えるだろう 大切に大切に 愛する人と歩くだろう おそるおそる 人は変わってゆけるだろう 追いつめられた心たちよ 36時間に来ませんか 追いつめられた心たちよ 36時間に来ませんか  1日は36時間と忘れていました 子供の頃には知ってたのに お陽さまが直接教えてくれたのに なのにいつしか小賢(こざか)しく1日を短くしてしまった うろたえれば見まちがえる 慌てれば忘れ物を残す ゆっくりゆっくり 痛みの膜ははがれる やさしくやさしく 大切な人に尽くすだろう 休み休み 呼吸は深くなってゆけるだろう 追いつめられた心たちよ 36時間に来ませんか 追いつめられた心たちよ 36時間に来ませんか 追いつめられた心たちよ 36時間に来ませんか
03時あたいを見かけた 噂を聞いて あんたが 港へ発つ汽車と 居所持たずの あたいを乗せた 夜汽車が 03時に すれ違う  忘れてゆくなら 窓もこんなに 滲みゃしない あんたの涙と あたいの涙 夜汽車は 03時に すれ違う  そのまま切るなと 話は続く あたいは 受話器の 手を離す やさしい夜汽車が 着かないうちに あたいは今夜も 町を出る  忘れてゆくなら 窓もこんなに 滲みゃしない あんたの涙と あたいの涙 夜汽車は 03時に すれ違う  あんたを乗せてる まばゆい窓が あたいにゃ何故でも 見られない 似合いの暮らしを つづけるために あたいは今夜も 町を出る  忘れてゆくなら 窓もこんなに 滲みゃしない あんたの涙と あたいの涙 夜汽車は 03時に すれ違う  あんたの涙と あたいの涙 夜汽車は 03時に すれ違う中島みゆき中島みゆき中島みゆきエジソンあたいを見かけた 噂を聞いて あんたが 港へ発つ汽車と 居所持たずの あたいを乗せた 夜汽車が 03時に すれ違う  忘れてゆくなら 窓もこんなに 滲みゃしない あんたの涙と あたいの涙 夜汽車は 03時に すれ違う  そのまま切るなと 話は続く あたいは 受話器の 手を離す やさしい夜汽車が 着かないうちに あたいは今夜も 町を出る  忘れてゆくなら 窓もこんなに 滲みゃしない あんたの涙と あたいの涙 夜汽車は 03時に すれ違う  あんたを乗せてる まばゆい窓が あたいにゃ何故でも 見られない 似合いの暮らしを つづけるために あたいは今夜も 町を出る  忘れてゆくなら 窓もこんなに 滲みゃしない あんたの涙と あたいの涙 夜汽車は 03時に すれ違う  あんたの涙と あたいの涙 夜汽車は 03時に すれ違う
サヨナラを伝えてまさかあなたが恋の身代わりを あたしに紹介してくれるために あとでおまえの部屋をたずねると 耳うちしたとは思わなかったから  表通りの花屋に寄って 目に映る花を買いはたいてきた 今ならわかる恋の花言葉 黄色いローズマリー 伝えてサヨウナラ  ドアをあけたら花束かかえて あなたにたのまれた人が立っていた ことづてがあるとわけも知らないで あなたに少し似た人が立っていた  おしまいの手紙はあずかってこない たのまれたものはあふれる花束 今ならわかる恋の花言葉 黄色いローズマリー 伝えてサヨウナラ  おしまいの手紙はあずかってこない たのまれたものはあふれる花束 今ならわかる恋の花言葉 黄色いローズマリー 伝えてサヨウナラ中島みゆき中島みゆき中島みゆき鈴木茂まさかあなたが恋の身代わりを あたしに紹介してくれるために あとでおまえの部屋をたずねると 耳うちしたとは思わなかったから  表通りの花屋に寄って 目に映る花を買いはたいてきた 今ならわかる恋の花言葉 黄色いローズマリー 伝えてサヨウナラ  ドアをあけたら花束かかえて あなたにたのまれた人が立っていた ことづてがあるとわけも知らないで あなたに少し似た人が立っていた  おしまいの手紙はあずかってこない たのまれたものはあふれる花束 今ならわかる恋の花言葉 黄色いローズマリー 伝えてサヨウナラ  おしまいの手紙はあずかってこない たのまれたものはあふれる花束 今ならわかる恋の花言葉 黄色いローズマリー 伝えてサヨウナラ
さよならの鐘広場の鐘が 四時を告げたら あなたの汽車が駅を出る 私 行かないわ 見送りになんて 忘れたふりで 踊ってるわ 鐘が鳴り始める 時を告げに来る 耳を押さえても聞こえる さよなら さよなら さよならの鐘がひびく 二度とは 二度とは 二度とは逢わないあなた 行かないで 行かないで 行かないで 私の全て 生きる夢も 愛の意味も あなたがくれたもの 生きる夢も 愛の意味も あなたが全て  思いだすたびに 泣いて暮らすわ やさしくされた 思い出を いさかいのことは 忘れてしまう たよりないものね 思い出なんて 鐘が鳴り始める 時を告げに来る 耳を押さえても聞こえる さよなら さよなら さよならの鐘がひびく 二度とは 二度とは 二度とは逢わないあなた 行かないで 行かないで 行かないで 私の全て 生きる夢も 愛の意味も あなたがくれたもの 生きる夢も 愛の意味も あなたが全て  長い旅になるわ あなたも私も 眠りさめるのは いつの日 さよなら さよなら さよならの鐘がひびく 二度とは 二度とは 二度とは逢えない あなた 行かないで 行かないで 行かないで 私の全て 生きる夢も 愛の意味も あなたがくれたもの 生きる夢も 愛の意味も あなたが全て中島みゆき中島みゆき中島みゆきクリスタルキング・山下三智夫広場の鐘が 四時を告げたら あなたの汽車が駅を出る 私 行かないわ 見送りになんて 忘れたふりで 踊ってるわ 鐘が鳴り始める 時を告げに来る 耳を押さえても聞こえる さよなら さよなら さよならの鐘がひびく 二度とは 二度とは 二度とは逢わないあなた 行かないで 行かないで 行かないで 私の全て 生きる夢も 愛の意味も あなたがくれたもの 生きる夢も 愛の意味も あなたが全て  思いだすたびに 泣いて暮らすわ やさしくされた 思い出を いさかいのことは 忘れてしまう たよりないものね 思い出なんて 鐘が鳴り始める 時を告げに来る 耳を押さえても聞こえる さよなら さよなら さよならの鐘がひびく 二度とは 二度とは 二度とは逢わないあなた 行かないで 行かないで 行かないで 私の全て 生きる夢も 愛の意味も あなたがくれたもの 生きる夢も 愛の意味も あなたが全て  長い旅になるわ あなたも私も 眠りさめるのは いつの日 さよなら さよなら さよならの鐘がひびく 二度とは 二度とは 二度とは逢えない あなた 行かないで 行かないで 行かないで 私の全て 生きる夢も 愛の意味も あなたがくれたもの 生きる夢も 愛の意味も あなたが全て
さよならさよならさよなら さよなら 今は なにも 言わないわ さよなら さよなら 今は なにも言えないわ  楽しいことだけ 想い出す あなたに 幸せを  さよなら さよなら いつか 街で 出逢ったら はじめて 出逢った人の 言葉 かわしましょう  さよなら さよなら 恋は いつか 終わるもの 涙は みせずに 違う電車 待ちましょう  楽しいことだけ 想い出す あなたに 幸せを  さよなら さよなら 今は なにも 言わないわ さよなら さよなら 今は なにも 言えないわ中島みゆき中島みゆき中島みゆきさよなら さよなら 今は なにも 言わないわ さよなら さよなら 今は なにも言えないわ  楽しいことだけ 想い出す あなたに 幸せを  さよなら さよなら いつか 街で 出逢ったら はじめて 出逢った人の 言葉 かわしましょう  さよなら さよなら 恋は いつか 終わるもの 涙は みせずに 違う電車 待ちましょう  楽しいことだけ 想い出す あなたに 幸せを  さよなら さよなら 今は なにも 言わないわ さよなら さよなら 今は なにも 言えないわ
サメの歌よしましょうよ 昔のことを飾ってる間に 短気な今が過ぎてゆく よしましょうよ 昔の傷を気取ってる間に 身軽な今が過ぎてゆく 可笑しい(おか)ことに なまものは後ろへ進めない なりふりを構いもせず 前(さき)へ向くように出来ている サメよ サメよ 落とし物の多い人生だけど  よしましょうよ 手柄(てがら)話を繕(つくろ)う暇(ひま)に あこぎな今が過ぎてゆく よしましょうよ ほつれた過去を繕(つくろ)う暇(ひま)に 浮気な今が過ぎてゆく 哀しいことに なまものは後ろへ進めない いまさらと笑いながら 後悔にさいなまれてる サメよ サメよ 忘れ物の多い人生だけど  可笑(おか)しいことに なまものは後ろへ進めない なりふりを構いもせず 前(さき)へ向くように出来ている サメよ サメよ 落とし物の多い人生だけど中島みゆき中島みゆき中島みゆき瀬尾一三よしましょうよ 昔のことを飾ってる間に 短気な今が過ぎてゆく よしましょうよ 昔の傷を気取ってる間に 身軽な今が過ぎてゆく 可笑しい(おか)ことに なまものは後ろへ進めない なりふりを構いもせず 前(さき)へ向くように出来ている サメよ サメよ 落とし物の多い人生だけど  よしましょうよ 手柄(てがら)話を繕(つくろ)う暇(ひま)に あこぎな今が過ぎてゆく よしましょうよ ほつれた過去を繕(つくろ)う暇(ひま)に 浮気な今が過ぎてゆく 哀しいことに なまものは後ろへ進めない いまさらと笑いながら 後悔にさいなまれてる サメよ サメよ 忘れ物の多い人生だけど  可笑(おか)しいことに なまものは後ろへ進めない なりふりを構いもせず 前(さき)へ向くように出来ている サメよ サメよ 落とし物の多い人生だけど
サバイバル・ロードOh, この街はサバイバル・ロード Oh, 迂回路はどこにもない Oh, 共にゆける者はないのか  その通りを通るものは ただのビル風だから すぐに変わる すぐに逃げる すぐ物陰に消える 社交辞令 つくり笑い すべてまともに受けりゃ 油断のあとで 寒さに気づく 身ぐるみ剥がれて気づく その通りを通るものは ただのビル風だから Oh, この街はサバイバル・ロード Oh, 迂回路はどこにもない Oh, 共にゆける者はないのか  その通りの石畳は ただの石くれだから 見た目軽く 当たり軽く 浮かれた足をすくう 最敬礼 大歓迎 ふところの中のナイフ 落とし穴の底で気づく 食いちぎられて気づく その通りの石畳は ただの石くれだから Oh, この街はサバイバル・ロード Oh, 迂回路はどこにもない Oh, 共にゆける者はないのか  その通りの曲がり角は ただの吹き溜りだから カマイタチが身をひそめる 角ごとに罠を掛ける おだて文句 誘い文句 舞いあがって踏み込めば 誰も守らん 誰も助けん 喰らいあって闇の中 その通りの曲がり角は ただの吹き溜りだから Oh, この街はサバイバル・ロード Oh, 迂回路はどこにもない Oh, 共にゆける者はないのか  Oh, この街はサバイバル・ロード Oh, 迂回路はどこにもない Oh, 共にゆける者はないのか中島みゆき中島みゆき中島みゆき瀬尾一三Oh, この街はサバイバル・ロード Oh, 迂回路はどこにもない Oh, 共にゆける者はないのか  その通りを通るものは ただのビル風だから すぐに変わる すぐに逃げる すぐ物陰に消える 社交辞令 つくり笑い すべてまともに受けりゃ 油断のあとで 寒さに気づく 身ぐるみ剥がれて気づく その通りを通るものは ただのビル風だから Oh, この街はサバイバル・ロード Oh, 迂回路はどこにもない Oh, 共にゆける者はないのか  その通りの石畳は ただの石くれだから 見た目軽く 当たり軽く 浮かれた足をすくう 最敬礼 大歓迎 ふところの中のナイフ 落とし穴の底で気づく 食いちぎられて気づく その通りの石畳は ただの石くれだから Oh, この街はサバイバル・ロード Oh, 迂回路はどこにもない Oh, 共にゆける者はないのか  その通りの曲がり角は ただの吹き溜りだから カマイタチが身をひそめる 角ごとに罠を掛ける おだて文句 誘い文句 舞いあがって踏み込めば 誰も守らん 誰も助けん 喰らいあって闇の中 その通りの曲がり角は ただの吹き溜りだから Oh, この街はサバイバル・ロード Oh, 迂回路はどこにもない Oh, 共にゆける者はないのか  Oh, この街はサバイバル・ロード Oh, 迂回路はどこにもない Oh, 共にゆける者はないのか
サッポロSNOWY大陸からの強い寒気が下がって 今夜半 冷え込みます 夕方遅く降りだした雪は明日もかなり強く降るでしょう 昨日ついた足跡もみんなみんな包んで  サッポロSNOWY まだ SNOWY あの人が まだ好きになってくれないから サッポロSNOWY まだ SNOWY 帰れない 今日も天気予報 長距離で聞く SNOWY……  吹雪の海で迷っている漁船から無線は強気な駄酒落 氷の国の人は涙のかわりに負けん気なジョークを言う 昨日あった出来事もみんなみんな包んで  サッポロSNOWY まだ SNOWY あの人が まだ好きになってくれないから サッポロSNOWY まだ SNOWY 帰れない 今日も天気予報 長距離で聞く SNOWY……  本やTVで覚えたことも嘘ではないけど  サッポロSNOWY いつか SNOWY あの人に 言葉にならない雪を見せたい サッポロSNOWY ただ SNOWY 降りしきる あの雪の中の素顔見せたい サッポロSNOWY まだSNOWY あの人が まだ好きになってくれないから サッポロSNOWY まだ SNOWY 帰れない 今日も天気予報 長距離で聞く SNOWY……中島みゆき中島みゆき中島みゆき大陸からの強い寒気が下がって 今夜半 冷え込みます 夕方遅く降りだした雪は明日もかなり強く降るでしょう 昨日ついた足跡もみんなみんな包んで  サッポロSNOWY まだ SNOWY あの人が まだ好きになってくれないから サッポロSNOWY まだ SNOWY 帰れない 今日も天気予報 長距離で聞く SNOWY……  吹雪の海で迷っている漁船から無線は強気な駄酒落 氷の国の人は涙のかわりに負けん気なジョークを言う 昨日あった出来事もみんなみんな包んで  サッポロSNOWY まだ SNOWY あの人が まだ好きになってくれないから サッポロSNOWY まだ SNOWY 帰れない 今日も天気予報 長距離で聞く SNOWY……  本やTVで覚えたことも嘘ではないけど  サッポロSNOWY いつか SNOWY あの人に 言葉にならない雪を見せたい サッポロSNOWY ただ SNOWY 降りしきる あの雪の中の素顔見せたい サッポロSNOWY まだSNOWY あの人が まだ好きになってくれないから サッポロSNOWY まだ SNOWY 帰れない 今日も天気予報 長距離で聞く SNOWY……
曲名 歌手名 作詞者名 作曲者名 編曲者名 歌い出し
流浪の詩さあママ 町を出ようよ 激しい雨の夜だけど 仕度は 何もないから はだしでドアをあけるだけ 形見になるようなものを 拾うのは およし 次の町では そんなものは ただ邪魔になるだけ  いつもこうなることぐらい わかりきってるものだから 必ず町で一番 暗い酒場で ママは待つ こんどは西へ行こうか それとも南 愚痴はあとから聞いてあげるから 今は泣かないで  東の風が吹く頃 長距離バスが乗せて来た あの人の黄色いジャケツ それから先は おきまりどおりに家をとび出した 遠い遠い昔のこと  何度も 人違いをしたわ あの人には めぐり逢えず 旅から旅をゆく間に 顔も忘れてしまってた それでも 旅を忘れて 悲しみを捨てて ひとつ 静かに暮らしてみるには わるくなりすぎた  いつか東風の夜は あたしの歌を聴くだろう 死んでも 旅をつづける 女の歌を聴くだろう 片手にママと名付けた 黒猫を抱いて 暗い夜道で風を呼んでいる 声を聴くだろう  東の風は いつでも 長距離バスを乗せて来る あの人の黄色いジャケツ それから先は おきまりどおりに 家をとび出した 遠い遠い昔のこと  さあママ 町を出ようよ 激しい雨の夜だけど 仕度は 何もないから はだしでドアをあけるだけ 形見になるようなものを 拾うのは およし 次の町では そんなものは ただ邪魔になるだけ  東の風が吹く頃 長距離バスが乗せて来た あの人の黄色いジャケツ それから先は おきまりどおりに家をとび出した 遠い遠い昔のこと  風は東風 心のままに いつか 飛んで飛ばされて 砕け散るまで だから  風は東風 心のままに いつか 飛んで飛ばされて 砕け散るまで中島みゆき中島みゆき中島みゆきエジソンさあママ 町を出ようよ 激しい雨の夜だけど 仕度は 何もないから はだしでドアをあけるだけ 形見になるようなものを 拾うのは およし 次の町では そんなものは ただ邪魔になるだけ  いつもこうなることぐらい わかりきってるものだから 必ず町で一番 暗い酒場で ママは待つ こんどは西へ行こうか それとも南 愚痴はあとから聞いてあげるから 今は泣かないで  東の風が吹く頃 長距離バスが乗せて来た あの人の黄色いジャケツ それから先は おきまりどおりに家をとび出した 遠い遠い昔のこと  何度も 人違いをしたわ あの人には めぐり逢えず 旅から旅をゆく間に 顔も忘れてしまってた それでも 旅を忘れて 悲しみを捨てて ひとつ 静かに暮らしてみるには わるくなりすぎた  いつか東風の夜は あたしの歌を聴くだろう 死んでも 旅をつづける 女の歌を聴くだろう 片手にママと名付けた 黒猫を抱いて 暗い夜道で風を呼んでいる 声を聴くだろう  東の風は いつでも 長距離バスを乗せて来る あの人の黄色いジャケツ それから先は おきまりどおりに 家をとび出した 遠い遠い昔のこと  さあママ 町を出ようよ 激しい雨の夜だけど 仕度は 何もないから はだしでドアをあけるだけ 形見になるようなものを 拾うのは およし 次の町では そんなものは ただ邪魔になるだけ  東の風が吹く頃 長距離バスが乗せて来た あの人の黄色いジャケツ それから先は おきまりどおりに家をとび出した 遠い遠い昔のこと  風は東風 心のままに いつか 飛んで飛ばされて 砕け散るまで だから  風は東風 心のままに いつか 飛んで飛ばされて 砕け散るまで
囁く雨囁く雨に身じろぎもせず ただ さよならを全身で聴いている  泣いてしまいたかった 人目を気にせずに あいつが泣いてしまった それで泣きそびれた 通り過ぎる人々が2人をそっと盗み見る ずるいよね あたしには引き際を飾る花もない 囁く雨に身じろぎもせず ただ さよならを全身で聴いている  わかってないよね あたしには母性本能なんてないんだから いたわって微笑んで終りなんておとぎばなしにゃならないからね 「ぶん殴ってしまえば?」と やきもき雨がそそのかす 「いつまでもあいつに良く思われていたい嘘つきね」 囁く雨に身じろぎもせず ただ さよならを全身で聴いている  囁く雨に身じろぎもせず ただ さよならを全身で聴いている中島みゆき中島みゆき中島みゆき瀬尾一三囁く雨に身じろぎもせず ただ さよならを全身で聴いている  泣いてしまいたかった 人目を気にせずに あいつが泣いてしまった それで泣きそびれた 通り過ぎる人々が2人をそっと盗み見る ずるいよね あたしには引き際を飾る花もない 囁く雨に身じろぎもせず ただ さよならを全身で聴いている  わかってないよね あたしには母性本能なんてないんだから いたわって微笑んで終りなんておとぎばなしにゃならないからね 「ぶん殴ってしまえば?」と やきもき雨がそそのかす 「いつまでもあいつに良く思われていたい嘘つきね」 囁く雨に身じろぎもせず ただ さよならを全身で聴いている  囁く雨に身じろぎもせず ただ さよならを全身で聴いている
桜らららら風に呼ばれて振り向く君を 僕は少し妬ましく見守り続ける この手に摘んだら 融けてしまうね 魔法使いの夢のように 君はあどけなくて 桜 桜 ららら らら桜 桜 桜 ららら らら桜 早く僕に気づいておくれ 桜 桜 らららら 桜 桜 ららら らら桜 桜 桜 ららら らら桜 早く僕に気づいておくれ 桜 桜 らららら 桜 桜 らららら中島みゆき中島みゆき中島みゆき瀬尾一三・中島みゆき風に呼ばれて振り向く君を 僕は少し妬ましく見守り続ける この手に摘んだら 融けてしまうね 魔法使いの夢のように 君はあどけなくて 桜 桜 ららら らら桜 桜 桜 ららら らら桜 早く僕に気づいておくれ 桜 桜 らららら 桜 桜 ららら らら桜 桜 桜 ららら らら桜 早く僕に気づいておくれ 桜 桜 らららら 桜 桜 らららら
最後の女神いちばん最後に見た夢だけを 人は覚えているのだろう 幼い日に見た夢を 思い出してみないか  あぁ あれは壊れたオモチャ いつもいつも好きだったのに 僕には直せなかった 夢の中で今も泣いてる 言葉にならないSOSの波 受けとめてくれる人がいるだろうか  あぁ あれは最後の女神 まぎれもなく君を待っている あぁ たとえ最後のロケットが 君を残し 地球を捨てても  まだ見ぬ陸を信じて 何故に鳥は海をゆけるの 約束を載せた紙は風の中 受けとめてくれる人がいるだろうか  あぁ あれは最後の女神 天使たちが歌いやめても あぁ あれは最後の女神 まぎれもなく君を待ってる  心は変わる 誰もが変わる 変わりゆけ 変わりゆけ もっと好きになれ  いちばん最後に見た夢だけを 人は覚えているのだろう 幼い日に見た夢を 思い出してみない…  あぁ あれは最後の女神 天使たちが歌いやめても  あぁ あれは最後の女神 天使たちが歌いやめても  あぁ あれは最後の女神 天使たちが歌いやめても中島みゆき中島みゆき中島みゆき瀬尾一三いちばん最後に見た夢だけを 人は覚えているのだろう 幼い日に見た夢を 思い出してみないか  あぁ あれは壊れたオモチャ いつもいつも好きだったのに 僕には直せなかった 夢の中で今も泣いてる 言葉にならないSOSの波 受けとめてくれる人がいるだろうか  あぁ あれは最後の女神 まぎれもなく君を待っている あぁ たとえ最後のロケットが 君を残し 地球を捨てても  まだ見ぬ陸を信じて 何故に鳥は海をゆけるの 約束を載せた紙は風の中 受けとめてくれる人がいるだろうか  あぁ あれは最後の女神 天使たちが歌いやめても あぁ あれは最後の女神 まぎれもなく君を待ってる  心は変わる 誰もが変わる 変わりゆけ 変わりゆけ もっと好きになれ  いちばん最後に見た夢だけを 人は覚えているのだろう 幼い日に見た夢を 思い出してみない…  あぁ あれは最後の女神 天使たちが歌いやめても  あぁ あれは最後の女神 天使たちが歌いやめても  あぁ あれは最後の女神 天使たちが歌いやめても
最悪それは星の中を歩き回って帰りついた夜でなくてはならない けっして雨がコートの中にまで降っていたりしてはならない それは なんにもないなんにもない部屋の ドアを開ける夜でなくてはならない 間違ってもラジオのスイッチがつけっ放しだったりしては 間違ってもラジオのスイッチがつけっ放しだったりしてはならない Brandy night あいつのために歌った歌が Brandy night ちょうど流れて来たりしたら 最悪だ  僕はあいつを好きというほどじゃない あいつは僕を少しも好きじゃない ゆらゆら揺れるグラスに火をつければロマンティックな音で砕けた なにもかも失くしてもこいつだけはと昨日のようにギターを抱き寄せれば ジョークの陰にうずめた歌ばかり指より先に歌いだすんだ ジョークの陰にうずめた歌ばかり指より先に歌い始めるんだ Brandy night 踊るあいつのヒールは無邪気 Brandy night 今夜僕の酔った顔は 最悪だ  Brandy night 踊るあいつのヒールは無邪気 Brandy night 今夜僕の酔った顔は 最悪だ Brandy night 踊るあいつのヒールは無邪気 Brandy night 踊るあいつのヒールは無邪気 Brandy night 今夜僕の酔った顔は 最悪だ中島みゆき中島みゆき中島みゆきそれは星の中を歩き回って帰りついた夜でなくてはならない けっして雨がコートの中にまで降っていたりしてはならない それは なんにもないなんにもない部屋の ドアを開ける夜でなくてはならない 間違ってもラジオのスイッチがつけっ放しだったりしては 間違ってもラジオのスイッチがつけっ放しだったりしてはならない Brandy night あいつのために歌った歌が Brandy night ちょうど流れて来たりしたら 最悪だ  僕はあいつを好きというほどじゃない あいつは僕を少しも好きじゃない ゆらゆら揺れるグラスに火をつければロマンティックな音で砕けた なにもかも失くしてもこいつだけはと昨日のようにギターを抱き寄せれば ジョークの陰にうずめた歌ばかり指より先に歌いだすんだ ジョークの陰にうずめた歌ばかり指より先に歌い始めるんだ Brandy night 踊るあいつのヒールは無邪気 Brandy night 今夜僕の酔った顔は 最悪だ  Brandy night 踊るあいつのヒールは無邪気 Brandy night 今夜僕の酔った顔は 最悪だ Brandy night 踊るあいつのヒールは無邪気 Brandy night 踊るあいつのヒールは無邪気 Brandy night 今夜僕の酔った顔は 最悪だ
最愛メッセージを お願いします 今 出てゆくあの船に  二人が乗っています 誇らしそうな 貴方と 愛されてもふさわしいと思える きれいな女が 二人が乗っています 果てしない夢を抱いて ペンを持って泣いています わたしは港 二番目に好きな人 三番目好きな人 その人なりに愛せるでしょう でも 一番に好きだったのは わたし誰にも言わないけど 死ぬまで貴方  彼女がデッキに出て 潮風にそよいでいる 今のうちに そっと点いて メッセージランプはブルー 「ワタシハ他ニ好キナ相手ガ 沢山イマス ダカラソノ方ヲ 幸セニシテアゲテクダサイ」  二番目に好きな人 三番目好きな人 その人なりに愛せるでしょう でも 一番に好きだったのは わたし誰にも言わないけど 死ぬまで貴方  二番目に好きな人 三番目好きな人 その人なりに愛せるでしょう でも 一番に好きだったのは わたし誰にも言わないけど 死ぬまで貴方 わたし誰にも言わないけど 死ぬまで貴方中島みゆき中島みゆき中島みゆき告井延隆メッセージを お願いします 今 出てゆくあの船に  二人が乗っています 誇らしそうな 貴方と 愛されてもふさわしいと思える きれいな女が 二人が乗っています 果てしない夢を抱いて ペンを持って泣いています わたしは港 二番目に好きな人 三番目好きな人 その人なりに愛せるでしょう でも 一番に好きだったのは わたし誰にも言わないけど 死ぬまで貴方  彼女がデッキに出て 潮風にそよいでいる 今のうちに そっと点いて メッセージランプはブルー 「ワタシハ他ニ好キナ相手ガ 沢山イマス ダカラソノ方ヲ 幸セニシテアゲテクダサイ」  二番目に好きな人 三番目好きな人 その人なりに愛せるでしょう でも 一番に好きだったのは わたし誰にも言わないけど 死ぬまで貴方  二番目に好きな人 三番目好きな人 その人なりに愛せるでしょう でも 一番に好きだったのは わたし誰にも言わないけど 死ぬまで貴方 わたし誰にも言わないけど 死ぬまで貴方
ごまめの歯ぎしり目出度(めでた)いことか知らないけれど 私、この頃(ごろ) 疑(うた)ぐり深い 人の気持ちや真心(まごころ)よりも 人の打算に目が向いてしまう 人を見る目がついたのか 人を見る目が失(う)せたのか あの日のように単純に あの日のように明快に 見てくれだとか 肩書きだとか そんなものには食いつかないのよ だから1人でお茶を飲むんです ごまめの歯ぎしりでしょうね、たぶん  賢(かしこ)いことか知らないけれど 私、この頃(ごろ) よそ見が多い どこが素敵(すてき)か見つめるよりも どこが胡乱(うろん)か見つめてしまう 懲(こ)りた記憶がささやくの 懲(こ)りる予感がささやくの あの日のように全身で あの日のように全霊(ぜんれい)で 空振(からぶ)りしたら立ち直れない 立ち直るほど時間がないでしょ だから冷たく世間話です ごまめの歯ぎしりでしょうね、たぶん  油断をすると恋をする 弱気になると恋をする そこらの人に突っ走り 相(あい)も変わらずつんのめる 高い樹(き)にあるブドウはどうせ 酸(す)っぱいとでも言っておきましょう だから1人で星を観(み)るんです ごまめの歯ぎしりでしょうね、たぶん だから1人で星を観(み)るんです ごまめの歯ぎしりでしょうね、たぶん中島みゆき中島みゆき中島みゆき瀬尾一三目出度(めでた)いことか知らないけれど 私、この頃(ごろ) 疑(うた)ぐり深い 人の気持ちや真心(まごころ)よりも 人の打算に目が向いてしまう 人を見る目がついたのか 人を見る目が失(う)せたのか あの日のように単純に あの日のように明快に 見てくれだとか 肩書きだとか そんなものには食いつかないのよ だから1人でお茶を飲むんです ごまめの歯ぎしりでしょうね、たぶん  賢(かしこ)いことか知らないけれど 私、この頃(ごろ) よそ見が多い どこが素敵(すてき)か見つめるよりも どこが胡乱(うろん)か見つめてしまう 懲(こ)りた記憶がささやくの 懲(こ)りる予感がささやくの あの日のように全身で あの日のように全霊(ぜんれい)で 空振(からぶ)りしたら立ち直れない 立ち直るほど時間がないでしょ だから冷たく世間話です ごまめの歯ぎしりでしょうね、たぶん  油断をすると恋をする 弱気になると恋をする そこらの人に突っ走り 相(あい)も変わらずつんのめる 高い樹(き)にあるブドウはどうせ 酸(す)っぱいとでも言っておきましょう だから1人で星を観(み)るんです ごまめの歯ぎしりでしょうね、たぶん だから1人で星を観(み)るんです ごまめの歯ぎしりでしょうね、たぶん
極楽通りへいらっしゃい何処からきたのってあたしが訊いたら 馴れたふりして答えてね 昨日住んでた場所なんて訊いてないわ 今夜の気分で答えてね 泣きだしそうなあんたのためには 暗い灯りと堅い椅子 ヤケになりそうなあんたのためには 赤い灯りとやばい服 うつむく首すじ手をかけて 幸せ不幸せ混ぜてあげる 今夜はようこそ ここは極楽通り 今夜はようこそ ここは極楽通り  汗が染みたの涙こぼしたの 濡れた上着を脱ぎなさい あたし誰かのふりしてあげようか お酒なしでも泣けるでしょ 今日は何回頭下げたの ひとからバカだって言われたの 殴り返したい気持ちを貯めて あたしを笑いにきたんでしょ うつむく首すじ手をかけて 幸せ不幸せ混ぜてあげる 今夜はようこそ ここは極楽通り 今夜はようこそ ここは極楽通り 今夜はようこそ ここは極楽通り中島みゆき中島みゆき中島みゆき何処からきたのってあたしが訊いたら 馴れたふりして答えてね 昨日住んでた場所なんて訊いてないわ 今夜の気分で答えてね 泣きだしそうなあんたのためには 暗い灯りと堅い椅子 ヤケになりそうなあんたのためには 赤い灯りとやばい服 うつむく首すじ手をかけて 幸せ不幸せ混ぜてあげる 今夜はようこそ ここは極楽通り 今夜はようこそ ここは極楽通り  汗が染みたの涙こぼしたの 濡れた上着を脱ぎなさい あたし誰かのふりしてあげようか お酒なしでも泣けるでしょ 今日は何回頭下げたの ひとからバカだって言われたの 殴り返したい気持ちを貯めて あたしを笑いにきたんでしょ うつむく首すじ手をかけて 幸せ不幸せ混ぜてあげる 今夜はようこそ ここは極楽通り 今夜はようこそ ここは極楽通り 今夜はようこそ ここは極楽通り
御機嫌如何もしも 離れ離れになっても 変わらないと あれほど誓った ことばが風に溶けてゆく なさけないものですね あなたを忘れました 女は意外と 立ちなおれるものなのでしょう  御機嫌如何ですか 私は あいかわらずです 泣いてる日もあります 笑う日だってあります  氷の女発の 手紙をしたためます あなたも 私を もう気づかわないでいいわ  そうよ日々の暮らしは 心とは別にゆく 泣きすぎて 血を吐いて 喉でそれでも水を飲む 人形たちのような ヒロインじゃあるまいし 嘆いていないわ うぬぼれないでほしいのよ  御機嫌如何ですか 私は あいかわらずです 泣いてる日もあります 笑う日だってあります  氷の女発の 手紙をしたためます あなたも 私を もう気づかわないでいいわ  御機嫌如何ですか 私は あいかわらずです 御機嫌如何ですか 私を 覚えていますか  氷の女発の 手紙をしたためます 涙で 濡らした 切手を最後に貼ります中島みゆき中島みゆき中島みゆきもしも 離れ離れになっても 変わらないと あれほど誓った ことばが風に溶けてゆく なさけないものですね あなたを忘れました 女は意外と 立ちなおれるものなのでしょう  御機嫌如何ですか 私は あいかわらずです 泣いてる日もあります 笑う日だってあります  氷の女発の 手紙をしたためます あなたも 私を もう気づかわないでいいわ  そうよ日々の暮らしは 心とは別にゆく 泣きすぎて 血を吐いて 喉でそれでも水を飲む 人形たちのような ヒロインじゃあるまいし 嘆いていないわ うぬぼれないでほしいのよ  御機嫌如何ですか 私は あいかわらずです 泣いてる日もあります 笑う日だってあります  氷の女発の 手紙をしたためます あなたも 私を もう気づかわないでいいわ  御機嫌如何ですか 私は あいかわらずです 御機嫌如何ですか 私を 覚えていますか  氷の女発の 手紙をしたためます 涙で 濡らした 切手を最後に貼ります
五月の陽ざし遠い日の あなたの贈り物 まだ開けてみることもなかった リポンを見ただけで 何か重い気がしてしまったんです  贈り物は 難しいものです 喜ぶかと 迷惑だろうかと その代わりに何か望んでると 疑われたら悲しい  難しい意味なのかと おじけづいて 放り出して  長い年月が過ぎて 理由も忘れてほどいてる 色の梱せたリボン  小箱には 綿にくるまれて ドングリが きょとんと光ってた  遠い日の あなたの贈り物 まだ開けてみることもなかった 植えてみようかとも思ったけれど すでに時は過ぎたね  黙ったまま逃げ帰った 話しづらくなっていった  五月の陽ざしの中で あの素直な笑顔の人を思い出してみます  「ありがとう」でよかったのにね ドングリにまで気の毒なことをしました中島みゆき中島みゆき中島みゆき弦一徹・瀬尾一三・中島みゆき遠い日の あなたの贈り物 まだ開けてみることもなかった リポンを見ただけで 何か重い気がしてしまったんです  贈り物は 難しいものです 喜ぶかと 迷惑だろうかと その代わりに何か望んでると 疑われたら悲しい  難しい意味なのかと おじけづいて 放り出して  長い年月が過ぎて 理由も忘れてほどいてる 色の梱せたリボン  小箱には 綿にくるまれて ドングリが きょとんと光ってた  遠い日の あなたの贈り物 まだ開けてみることもなかった 植えてみようかとも思ったけれど すでに時は過ぎたね  黙ったまま逃げ帰った 話しづらくなっていった  五月の陽ざしの中で あの素直な笑顔の人を思い出してみます  「ありがとう」でよかったのにね ドングリにまで気の毒なことをしました
こんばんわ(ナレーション)忘れていたのよ あんたのことなんて いつまでも 忘れているつもりだったのに  こんばんわ 久しぶりね どうにか無事でいるようね どうしたの 知らん人を見るような眼をしてさ  あれから 何をやってもうまくはいかず あの町この町 渡ったよ こんばんわ 久しぶりね あたしにも 飲ませてよ  こんばんわ 昔ここに 猫とやさしい人がいた 恋しくて 寄ってみたよ いまはどうしているの  あれから 何をやってもうまくはいかず あの町この町 渡ったよ こんばんわ 久しぶりね あたしにも 飲ませてよ あれから 何をやってもうまくはいかず あの町この町 渡ったよ こんばんわ 久しぶりね あたしにも 飲ませてよ中島みゆき中島みゆき中島みゆき(ナレーション)忘れていたのよ あんたのことなんて いつまでも 忘れているつもりだったのに  こんばんわ 久しぶりね どうにか無事でいるようね どうしたの 知らん人を見るような眼をしてさ  あれから 何をやってもうまくはいかず あの町この町 渡ったよ こんばんわ 久しぶりね あたしにも 飲ませてよ  こんばんわ 昔ここに 猫とやさしい人がいた 恋しくて 寄ってみたよ いまはどうしているの  あれから 何をやってもうまくはいかず あの町この町 渡ったよ こんばんわ 久しぶりね あたしにも 飲ませてよ あれから 何をやってもうまくはいかず あの町この町 渡ったよ こんばんわ 久しぶりね あたしにも 飲ませてよ
暦売りの歌嗚呼 1日を何処へ運ぼうか 過ぎ去りし過去の日へ 暦を直すため 嗚呼 1日を何処へ運ぼうか 未だ知らぬ先の日へ 暦を先取るため 愚かさは輪をかけて 自惚れという輪をかけて 手に負えぬ今日の日を 悪態吐きつつ捨てかねて 暦はいかが 新しき古(いにし)えを 暦はいかが 1生1度の1日を 暦はいかが 新しき古(いにし)えを 暦はいかが 1生1度の1日を 総て良き日であるように  嗚呼 1日を何処に描こうか 過ぎ去りし過去の日に 暦の数の上 嗚呼 1日を何処に隠そうか 未だ知らぬ先の日に 暦の数の合間に 愚かさは輪をかけて 自惚れという輪をかけて 手に負えぬ今日の日を 悪態吐きつつ捨てかねて 暦はいかが 新しき古(いにし)えを 暦はいかが 1生1度の1日を 暦はいかが 新しき古(いにし)えを 暦はいかが 1生1度の1日を 総て良き日であるように中島みゆき中島みゆき中島みゆき瀬尾一三嗚呼 1日を何処へ運ぼうか 過ぎ去りし過去の日へ 暦を直すため 嗚呼 1日を何処へ運ぼうか 未だ知らぬ先の日へ 暦を先取るため 愚かさは輪をかけて 自惚れという輪をかけて 手に負えぬ今日の日を 悪態吐きつつ捨てかねて 暦はいかが 新しき古(いにし)えを 暦はいかが 1生1度の1日を 暦はいかが 新しき古(いにし)えを 暦はいかが 1生1度の1日を 総て良き日であるように  嗚呼 1日を何処に描こうか 過ぎ去りし過去の日に 暦の数の上 嗚呼 1日を何処に隠そうか 未だ知らぬ先の日に 暦の数の合間に 愚かさは輪をかけて 自惚れという輪をかけて 手に負えぬ今日の日を 悪態吐きつつ捨てかねて 暦はいかが 新しき古(いにし)えを 暦はいかが 1生1度の1日を 暦はいかが 新しき古(いにし)えを 暦はいかが 1生1度の1日を 総て良き日であるように
子守歌眠りなさい娘 恐い夢を見ずに 眠りなさい何も思い出さずに 悲しみを忘れるために人は夜の旅をする 河は流れ 雲はそこに留まりはしない 眠りなさい娘 恐い夢を見ずに 眠りなさい何も思い出さずに  眠りなさい心 つらい夢を見ずに 眠りなさい何も思い出さずに 悲しみを忘れるために人は夜の旅をする 河は流れ 雲はそこに留まりはしない 眠りなさい心 つらい夢を見ずに 眠りなさい何も思い出さずに  眠りなさい何も思い出さずに中島みゆき中島みゆき中島みゆき瀬尾一三眠りなさい娘 恐い夢を見ずに 眠りなさい何も思い出さずに 悲しみを忘れるために人は夜の旅をする 河は流れ 雲はそこに留まりはしない 眠りなさい娘 恐い夢を見ずに 眠りなさい何も思い出さずに  眠りなさい心 つらい夢を見ずに 眠りなさい何も思い出さずに 悲しみを忘れるために人は夜の旅をする 河は流れ 雲はそこに留まりはしない 眠りなさい心 つらい夢を見ずに 眠りなさい何も思い出さずに  眠りなさい何も思い出さずに
小春日和たぶん何かが足りなかったんでしょう それが何だったのかが 今もわからない それがそれがわかっていたなら あなたを傷つけはしなかったのに  悪気(わるぎ)だけでは生きてゆけないものよ 親切だけで生きてはゆけないように 何も何も頼らなければ あなたを傷つけはしなかったのに  風が吹くたび寂(さみ)しくて 雪がちらつくたびに寂(さみ)しくて 小春日和を探しています 小春日和を探しています 嘘のぬくもり探しています  冬の近さは誰にでもわかってる だから その前に少し息をつかせてね みんなみんな私をわかっている 私が自分をわかってないだけね  二度と誰をも泣かせない 誓うために訪ねて来ただけよ 小春日和を探しています 小春日和を探しています 嘘のぬくもり探しています  悪気(わるぎ)ありそな形(なり)をして 身構えなさいよと嗾(けしか)けて 小春日和を探しています 小春日和を探しています 嘘のぬくもり探しています中島みゆき中島みゆき中島みゆき瀬尾一三たぶん何かが足りなかったんでしょう それが何だったのかが 今もわからない それがそれがわかっていたなら あなたを傷つけはしなかったのに  悪気(わるぎ)だけでは生きてゆけないものよ 親切だけで生きてはゆけないように 何も何も頼らなければ あなたを傷つけはしなかったのに  風が吹くたび寂(さみ)しくて 雪がちらつくたびに寂(さみ)しくて 小春日和を探しています 小春日和を探しています 嘘のぬくもり探しています  冬の近さは誰にでもわかってる だから その前に少し息をつかせてね みんなみんな私をわかっている 私が自分をわかってないだけね  二度と誰をも泣かせない 誓うために訪ねて来ただけよ 小春日和を探しています 小春日和を探しています 嘘のぬくもり探しています  悪気(わるぎ)ありそな形(なり)をして 身構えなさいよと嗾(けしか)けて 小春日和を探しています 小春日和を探しています 嘘のぬくもり探しています
この世に二人だけGOLD LYLICあなたの彼女が描いた絵の 載った本をみつけた やわらかなパステルの色は そのままにあなたの好みの色  あなたは教えてくれない 私もたずねたくはない 夕暮れの本屋は風まかせ つらい名前のページをめくる  二人だけ この世に残し 死に絶えてしまえばいいと 心ならずも願ってしまうけど それでもあなたは 私を選ばない  クラクションが怒鳴ってゆく つまずいて私はころぶ 放り出された本を拾いよせ 私はひとり ひざをはらう  嫌いになどなれるはずない あなたの愛した女(ひと)だもの 夕暮れの木枯しにあおられて あなたと同じ苗字が 滲む  二人だけ この世に残し 死に絶えてしまえばいいと 心ならずも願ってしまうけど それでもあなたは 私を選ばない  二人だけ この世に残し 死に絶えてしまえばいいと 心ならずも願ってしまうけど それでもあなたは 私を選ばないGOLD LYLIC中島みゆき中島みゆき中島みゆきあなたの彼女が描いた絵の 載った本をみつけた やわらかなパステルの色は そのままにあなたの好みの色  あなたは教えてくれない 私もたずねたくはない 夕暮れの本屋は風まかせ つらい名前のページをめくる  二人だけ この世に残し 死に絶えてしまえばいいと 心ならずも願ってしまうけど それでもあなたは 私を選ばない  クラクションが怒鳴ってゆく つまずいて私はころぶ 放り出された本を拾いよせ 私はひとり ひざをはらう  嫌いになどなれるはずない あなたの愛した女(ひと)だもの 夕暮れの木枯しにあおられて あなたと同じ苗字が 滲む  二人だけ この世に残し 死に絶えてしまえばいいと 心ならずも願ってしまうけど それでもあなたは 私を選ばない  二人だけ この世に残し 死に絶えてしまえばいいと 心ならずも願ってしまうけど それでもあなたは 私を選ばない
この空を飛べたらGOLD LYLIC空を飛ぼうなんて 悲しい話を いつまで考えているのさ あの人が突然 戻ったらなんて いつまで考えているのさ  暗い土の上に 叩きつけられても こりもせずに空を見ている 凍るような声で 別れを言われても こりもせずに信じてる 信じてる  ああ人は昔々鳥だったのかもしれないね こんなにもこんなにも空が恋しい  飛べる筈のない空 みんなわかっていて 今日も走ってゆく 走ってく 戻る筈のない人 私わかっていて 今日も待っている 待っている  この空を飛べたら冷たいあの人も やさしくなるような気がして この空を飛べたら消えた何もかもが 帰ってくるようで 走るよ  ああ 人は 昔々 鳥だったのかもしれないね こんなにも こんなにも 空が恋しい  ああ 人は 昔々 鳥だったのかもしれないね こんなにも こんなにも 空が恋しいGOLD LYLIC中島みゆき中島みゆき中島みゆき鈴木茂空を飛ぼうなんて 悲しい話を いつまで考えているのさ あの人が突然 戻ったらなんて いつまで考えているのさ  暗い土の上に 叩きつけられても こりもせずに空を見ている 凍るような声で 別れを言われても こりもせずに信じてる 信じてる  ああ人は昔々鳥だったのかもしれないね こんなにもこんなにも空が恋しい  飛べる筈のない空 みんなわかっていて 今日も走ってゆく 走ってく 戻る筈のない人 私わかっていて 今日も待っている 待っている  この空を飛べたら冷たいあの人も やさしくなるような気がして この空を飛べたら消えた何もかもが 帰ってくるようで 走るよ  ああ 人は 昔々 鳥だったのかもしれないね こんなにも こんなにも 空が恋しい  ああ 人は 昔々 鳥だったのかもしれないね こんなにも こんなにも 空が恋しい
粉雪は忘れ薬忘れなけりゃならないことを 忘れながら人は生きるよ 無理して笑っても 無理してふざけても 意地悪な風 意地悪な雨 忘れさせて優しい日々を 忘れさせて楽しい人を 足音? 車の停まる音? 間違えながら待ってしまうから 粉雪は忘れ薬 すべての悲しみ消してくれるよ 粉雪は忘れ薬 すべての心の上に積もるよ  遠い町を訪ねてみても 1人きりで暮らしてみても 忘れるための無理は どこかに隙がある よみがえる風 よみがえる雨 忘れさせて 古い約束 忘れさせて 古い口癖 覚えておこうとしないのに 何かのはずみ 思い出して泣ける 粉雪は忘れ薬 すべての心の上に積もるよ 粉雪は忘れ薬 些細なことほど効き目が悪い  粉雪は忘れ薬 寂しい心の上に積もるよ 粉雪は忘れ薬 すべての心の上に積もるよ 粉雪は忘れ薬 すべての心の上に積もるよ すべての心の上に積もるよ中島みゆき中島みゆき中島みゆき瀬尾一三忘れなけりゃならないことを 忘れながら人は生きるよ 無理して笑っても 無理してふざけても 意地悪な風 意地悪な雨 忘れさせて優しい日々を 忘れさせて楽しい人を 足音? 車の停まる音? 間違えながら待ってしまうから 粉雪は忘れ薬 すべての悲しみ消してくれるよ 粉雪は忘れ薬 すべての心の上に積もるよ  遠い町を訪ねてみても 1人きりで暮らしてみても 忘れるための無理は どこかに隙がある よみがえる風 よみがえる雨 忘れさせて 古い約束 忘れさせて 古い口癖 覚えておこうとしないのに 何かのはずみ 思い出して泣ける 粉雪は忘れ薬 すべての心の上に積もるよ 粉雪は忘れ薬 些細なことほど効き目が悪い  粉雪は忘れ薬 寂しい心の上に積もるよ 粉雪は忘れ薬 すべての心の上に積もるよ 粉雪は忘れ薬 すべての心の上に積もるよ すべての心の上に積もるよ
こどもの宝見覚えのある あの少年が 遠い昔を抜け出して 私に気づかず 私の隣で 背伸びして佇んでいた 見覚えのある あの少年が 遠い昔を抜け出して 私を知らずに 私にもたれて 遥か未来を眺めていた  あの子の宝は何だろう あの子の願いは何だろう 今の私の願う宝は あの子と同じものだろうか  見覚えのある あの少年が 遠い昔を抜け出して 私を見上げる 私は目を逸らす 教えてやれることは まだ無い  あの子の宝は何だろう あの子の願いは何だろう 今の私の願う宝は あの子と同じものだろうか  見覚えのある あの少年が 遠い私を抜け出して 私を見上げる 私は目を逸らす 教えてやれることは まだ無い中島みゆき中島みゆき中島みゆき瀬尾一三見覚えのある あの少年が 遠い昔を抜け出して 私に気づかず 私の隣で 背伸びして佇んでいた 見覚えのある あの少年が 遠い昔を抜け出して 私を知らずに 私にもたれて 遥か未来を眺めていた  あの子の宝は何だろう あの子の願いは何だろう 今の私の願う宝は あの子と同じものだろうか  見覚えのある あの少年が 遠い昔を抜け出して 私を見上げる 私は目を逸らす 教えてやれることは まだ無い  あの子の宝は何だろう あの子の願いは何だろう 今の私の願う宝は あの子と同じものだろうか  見覚えのある あの少年が 遠い私を抜け出して 私を見上げる 私は目を逸らす 教えてやれることは まだ無い
孤独の肖像みんなひとりぽっち 海の底にいるみたい だからだれか どうぞ上手な嘘をついて いつも僕が側にいると 夢のように囁いて それで私 たぶん少しだけ眠れる  Lonely face 悲しみはあなたを失くしたことではなく Lonely face もう二度とだれも信じられなくなることよ どうせみんなひとりぽっち海の底にいるみたい だからだれかどうぞ上手な嘘をついて いつも僕が側にいると夢のように囁いて それで私たぶん少しだけ眠れる  Lonely face 愛なんて何処にもないと思えば気楽 Lonely face はじめからないものはつかまえられないわ どうせみんなひとりぽっち海の底にいるみたい だからだれかどうぞ上手な嘘をついて いつも僕が側にいると夢のように囁いて それで私たぶん少しだけ眠れる  どうせみんなひとりぽっち海の底にいるみたい だからだれかどうぞ上手な嘘をついて いつも僕が側にいると夢のように囁いて それで私たぶん少しだけ隠して心の中ずめて心の中 もう二度と悲しむのはこりごりよ暗闇の中へ 隠して心の中ずめて心の中 もう二度と悲しむのはこりごりよ暗闇の中へ 消えないわ心の中消せないわ心の中 手さぐりで歩きだしてもう一度愛をはじめから 消えないわ心の中消せないわ心の中 手さぐりで歩きだしてもう一度愛をはじめから 消えないわ心の中消せないわ心の中 手さぐりで歩きだしてもう一度愛をはじめから (Foever) 消えないわ心の中消せないわ心の中 (Foever) 手さぐりで歩きだしてもう一度愛をはじめから中島みゆき中島みゆき中島みゆきみんなひとりぽっち 海の底にいるみたい だからだれか どうぞ上手な嘘をついて いつも僕が側にいると 夢のように囁いて それで私 たぶん少しだけ眠れる  Lonely face 悲しみはあなたを失くしたことではなく Lonely face もう二度とだれも信じられなくなることよ どうせみんなひとりぽっち海の底にいるみたい だからだれかどうぞ上手な嘘をついて いつも僕が側にいると夢のように囁いて それで私たぶん少しだけ眠れる  Lonely face 愛なんて何処にもないと思えば気楽 Lonely face はじめからないものはつかまえられないわ どうせみんなひとりぽっち海の底にいるみたい だからだれかどうぞ上手な嘘をついて いつも僕が側にいると夢のように囁いて それで私たぶん少しだけ眠れる  どうせみんなひとりぽっち海の底にいるみたい だからだれかどうぞ上手な嘘をついて いつも僕が側にいると夢のように囁いて それで私たぶん少しだけ隠して心の中ずめて心の中 もう二度と悲しむのはこりごりよ暗闇の中へ 隠して心の中ずめて心の中 もう二度と悲しむのはこりごりよ暗闇の中へ 消えないわ心の中消せないわ心の中 手さぐりで歩きだしてもう一度愛をはじめから 消えないわ心の中消せないわ心の中 手さぐりで歩きだしてもう一度愛をはじめから 消えないわ心の中消せないわ心の中 手さぐりで歩きだしてもう一度愛をはじめから (Foever) 消えないわ心の中消せないわ心の中 (Foever) 手さぐりで歩きだしてもう一度愛をはじめから
心守歌崩れゆく砂を素手で塞きとめるような 長い1日の後 語るあてもなく 風よ味方になってよ 心折れる夜は 遙か彼方をゆく汽笛を運んでよ 果てしなく横たわる枯草を揺らして かすれた昔語り 思い出させてよ 遙かな愛しいあの人に 悩みのない寝息があればいい 風よ 心のかかとに翼をつけて どんな彼方へも ひと晩で行って戻れ  目をつむればいつでも膝の傍らを 風に揺れる野バラの枯れ枝がつつく 凍る石の褥にひとり目を覚ませば ほつれかけた上着の裾が風を聴く 遙かな愛しい人々に 悩みのない寝息があればいい 風よ 心のかかとに翼をつけて どんな彼方へも ひと晩で行って戻れ 風よ 心のかかとに翼をつけて どんな彼方へも ひと晩で行って戻れ中島みゆき中島みゆき中島みゆき瀬尾一三崩れゆく砂を素手で塞きとめるような 長い1日の後 語るあてもなく 風よ味方になってよ 心折れる夜は 遙か彼方をゆく汽笛を運んでよ 果てしなく横たわる枯草を揺らして かすれた昔語り 思い出させてよ 遙かな愛しいあの人に 悩みのない寝息があればいい 風よ 心のかかとに翼をつけて どんな彼方へも ひと晩で行って戻れ  目をつむればいつでも膝の傍らを 風に揺れる野バラの枯れ枝がつつく 凍る石の褥にひとり目を覚ませば ほつれかけた上着の裾が風を聴く 遙かな愛しい人々に 悩みのない寝息があればいい 風よ 心のかかとに翼をつけて どんな彼方へも ひと晩で行って戻れ 風よ 心のかかとに翼をつけて どんな彼方へも ひと晩で行って戻れ
此処じゃない何処かへ拾ってきたラジカセだけが たったひとつの窓だった 教科書よりずっとはるかに 真実に聴こえたラヴソング 手当たりしだい ムカついてた 実は自分にムカついていた 追われるように街を離れて 行くあても理由(わけ)もなく 急かされる気がした 心の中で 磁石のように何処かから 絶え間なく 呼ぶ声が聴こえた  此処じゃない 何処かへ 此処じゃない 何処かへ 此処じゃない 何処かへ  此処じゃない 何処かへ 此処じゃない 何処かへ 此処じゃない 何処かへ  もぐりこんだライヴハウスは 帰りも一人だったけど 握りしめたグラスの 氷溶かす何かの熱を見た 何もできない自分のこと ずっと嫌いになりかけていた 追われるように街を離れて 行くあても理由もなく 急かされる気がした 何かになれる約束もなく ただ風が吹くように ころがりだしたのさ  此処じゃない 何処かへ 此処じゃない 何処かへ 此処じゃない 何処かへ  此処じゃない 何処かへ 此処じゃない 何処かへ 此処じゃない 何処かへ  此処じゃない 何処かへ 此処じゃない 何処かへ 此処じゃない 何処かへ  此処じゃない 何処かへ 此処じゃない 何処かへ 此処じゃない 何処かへ中島みゆき中島みゆき中島みゆき瀬尾一三拾ってきたラジカセだけが たったひとつの窓だった 教科書よりずっとはるかに 真実に聴こえたラヴソング 手当たりしだい ムカついてた 実は自分にムカついていた 追われるように街を離れて 行くあても理由(わけ)もなく 急かされる気がした 心の中で 磁石のように何処かから 絶え間なく 呼ぶ声が聴こえた  此処じゃない 何処かへ 此処じゃない 何処かへ 此処じゃない 何処かへ  此処じゃない 何処かへ 此処じゃない 何処かへ 此処じゃない 何処かへ  もぐりこんだライヴハウスは 帰りも一人だったけど 握りしめたグラスの 氷溶かす何かの熱を見た 何もできない自分のこと ずっと嫌いになりかけていた 追われるように街を離れて 行くあても理由もなく 急かされる気がした 何かになれる約束もなく ただ風が吹くように ころがりだしたのさ  此処じゃない 何処かへ 此処じゃない 何処かへ 此処じゃない 何処かへ  此処じゃない 何処かへ 此処じゃない 何処かへ 此処じゃない 何処かへ  此処じゃない 何処かへ 此処じゃない 何処かへ 此処じゃない 何処かへ  此処じゃない 何処かへ 此処じゃない 何処かへ 此処じゃない 何処かへ
荒野よりPLATINA LYLIC望みは何かと訊(き)かれたら 君がこの星に居てくれることだ 力は何かと訊(き)かれたら 君を想えば立ち直れることだ  僕は走っているだろう 君と走っているだろう あいだにどんな距離があっても 僕は笑っているだろう 君と笑っているだろう あいだにどんな時が流れても  荒野より君に告ぐ 僕の為(ため)に立ち停(ど)まるな 荒野より君を呼ぶ 後悔など何もない  朝陽の昇らぬ日は来ても 君の声を疑う日はないだろう 誓いは嵐にちぎれても 君の声を忘れる日はないだろう  僕は歌っているだろう 君と歌っているだろう あいだにどんな距離があっても 僕は生きているだろう 君と生きているだろう あいだにどんな時が流れても  荒野より君に告ぐ 僕の為(ため)に立ち停(ど)まるな 荒野より君を呼ぶ 後悔など何もない  僕は走っているだろう 君と走っているだろう あいだにどんな距離があっても 僕は笑っているだろう 君と笑っているだろう あいだにどんな時が流れても  荒野より君に告ぐ 僕の為(ため)に立ち停(ど)まるな 荒野より君を呼ぶ 後悔など何もない 荒野より君に告ぐ 僕の為(ため)に立ち停(ど)まるな 荒野より君を呼ぶ 後悔など何もないPLATINA LYLIC中島みゆき中島みゆき中島みゆき瀬尾一三望みは何かと訊(き)かれたら 君がこの星に居てくれることだ 力は何かと訊(き)かれたら 君を想えば立ち直れることだ  僕は走っているだろう 君と走っているだろう あいだにどんな距離があっても 僕は笑っているだろう 君と笑っているだろう あいだにどんな時が流れても  荒野より君に告ぐ 僕の為(ため)に立ち停(ど)まるな 荒野より君を呼ぶ 後悔など何もない  朝陽の昇らぬ日は来ても 君の声を疑う日はないだろう 誓いは嵐にちぎれても 君の声を忘れる日はないだろう  僕は歌っているだろう 君と歌っているだろう あいだにどんな距離があっても 僕は生きているだろう 君と生きているだろう あいだにどんな時が流れても  荒野より君に告ぐ 僕の為(ため)に立ち停(ど)まるな 荒野より君を呼ぶ 後悔など何もない  僕は走っているだろう 君と走っているだろう あいだにどんな距離があっても 僕は笑っているだろう 君と笑っているだろう あいだにどんな時が流れても  荒野より君に告ぐ 僕の為(ため)に立ち停(ど)まるな 荒野より君を呼ぶ 後悔など何もない 荒野より君に告ぐ 僕の為(ため)に立ち停(ど)まるな 荒野より君を呼ぶ 後悔など何もない
幸福論今夜泣いてる人は 僕一人ではないはずだ 悲しいことの記憶は この星の裏表 溢れるはずだ 他人の笑顔が悔しい 他人の笑顔が悔しい そんなことばが心を飛び出して飛び出して走り出しそうだ 笑顔になるなら 見えない所にいてよ 妬ましくて貴方を憎みかけるから プラスマイナス他人の悲しみをそっと喜んでいないか  闇が回っているよ 星を回っているよ 嗚咽を拾い集めてふくらんでふくらんで堕落してゆくよ 薄い扉を隔てて 国境線を隔てて 泣いてる時はみんな ひとりずつひとりずつ膝を抱くのだね 孤独が恐けりゃ誰にも会わないことね いい人に見えるのは 他人だからよね 生まれたばかりの子供は欲の塊 叱られそうな説ね  プラスマイナス幸せの在庫はいくつ 誰が泣いて暮らせば僕は笑うだろう プラスマイナス他人の悲しみをそっと喜んでいないか中島みゆき中島みゆき中島みゆき今夜泣いてる人は 僕一人ではないはずだ 悲しいことの記憶は この星の裏表 溢れるはずだ 他人の笑顔が悔しい 他人の笑顔が悔しい そんなことばが心を飛び出して飛び出して走り出しそうだ 笑顔になるなら 見えない所にいてよ 妬ましくて貴方を憎みかけるから プラスマイナス他人の悲しみをそっと喜んでいないか  闇が回っているよ 星を回っているよ 嗚咽を拾い集めてふくらんでふくらんで堕落してゆくよ 薄い扉を隔てて 国境線を隔てて 泣いてる時はみんな ひとりずつひとりずつ膝を抱くのだね 孤独が恐けりゃ誰にも会わないことね いい人に見えるのは 他人だからよね 生まれたばかりの子供は欲の塊 叱られそうな説ね  プラスマイナス幸せの在庫はいくつ 誰が泣いて暮らせば僕は笑うだろう プラスマイナス他人の悲しみをそっと喜んでいないか
紅灯の海けがれなき者よ この海に迷い込むな 幼き者よ この海に憧れるな あてのない明日と しどけない過去の日々が すれ違うための 束の間の海だ 櫂もなくして舵もなくして 浮かれ浮かれ身も世もなしに 足は千鳥となり果てて 遠い月夜を物語る 紅灯の海に漂い ひとつふたつの思い出を抱き 紅灯の海は優しい 海と名の付くものは優しい  かもめよかもめよ 真白き指先は 手招きするか 別れを告げるのか 忘れた素振りの 忘れえぬ面影が 灯台のようにひるがえる海だ どこへ帰ろうどこへ帰ろう 浮かれ浮かれあてどもなしに 足は千鳥となり果てて 遠い月夜を物語る 紅灯の海に漂い ひとつふたつの思い出を抱き 紅灯の海は優しい 海と名の付くものは優しい  どこへ帰ろうどこへ帰ろう 浮かれ浮かれあてどもなしに 足は千鳥となり果てて 遠い月夜を物語る 紅灯の海に漂い ひとつふたつの思い出を抱き 紅灯の海は優しい 海と名の付くものは優しい 海と名の付くものは優しい中島みゆき中島みゆき中島みゆき瀬尾一三けがれなき者よ この海に迷い込むな 幼き者よ この海に憧れるな あてのない明日と しどけない過去の日々が すれ違うための 束の間の海だ 櫂もなくして舵もなくして 浮かれ浮かれ身も世もなしに 足は千鳥となり果てて 遠い月夜を物語る 紅灯の海に漂い ひとつふたつの思い出を抱き 紅灯の海は優しい 海と名の付くものは優しい  かもめよかもめよ 真白き指先は 手招きするか 別れを告げるのか 忘れた素振りの 忘れえぬ面影が 灯台のようにひるがえる海だ どこへ帰ろうどこへ帰ろう 浮かれ浮かれあてどもなしに 足は千鳥となり果てて 遠い月夜を物語る 紅灯の海に漂い ひとつふたつの思い出を抱き 紅灯の海は優しい 海と名の付くものは優しい  どこへ帰ろうどこへ帰ろう 浮かれ浮かれあてどもなしに 足は千鳥となり果てて 遠い月夜を物語る 紅灯の海に漂い ひとつふたつの思い出を抱き 紅灯の海は優しい 海と名の付くものは優しい 海と名の付くものは優しい
黄砂に吹かれて黄砂に吹かれて聴こえる歌は 忘れたくて忘れた 失くしたくて失くした つらい恋の歌 眠りを破って聴こえる歌は わかってるつもりの 紛らせてるつもりの ひとつだけの歌  もう 蜃気楼なのかもしれない 片思いかもしれない  あなたに似てる人もいるのに あなたよりやさしい男も 砂の数よりいるのにね 旅人  黄砂に吹かれて彷徨(さまよ)う旅は 地下を深く流れる 澄んだ水に似ている 終わりのない旅  微笑(ほほえみ)ずくで終わらせた恋が 夢の中 悲鳴あげる  あなたに似てる人もいるのに あなたよりやさしい男も 砂の数よりいるのにね 旅人  「うそつき」「うそつき」「うそつき」こみあげる 遠くへ向かう旅に出たいの あなたから遠い国まで 誰にも会わない国まで 黄砂よ何故 嘘 見破るの 旅人中島みゆき中島みゆき後藤次利黄砂に吹かれて聴こえる歌は 忘れたくて忘れた 失くしたくて失くした つらい恋の歌 眠りを破って聴こえる歌は わかってるつもりの 紛らせてるつもりの ひとつだけの歌  もう 蜃気楼なのかもしれない 片思いかもしれない  あなたに似てる人もいるのに あなたよりやさしい男も 砂の数よりいるのにね 旅人  黄砂に吹かれて彷徨(さまよ)う旅は 地下を深く流れる 澄んだ水に似ている 終わりのない旅  微笑(ほほえみ)ずくで終わらせた恋が 夢の中 悲鳴あげる  あなたに似てる人もいるのに あなたよりやさしい男も 砂の数よりいるのにね 旅人  「うそつき」「うそつき」「うそつき」こみあげる 遠くへ向かう旅に出たいの あなたから遠い国まで 誰にも会わない国まで 黄砂よ何故 嘘 見破るの 旅人
後悔真夜中のフライトに向けて 貴方はターミナル行く頃 心をよぎる迷いもなく 行く先のことを考えている 総ては流れてゆく日々の ゆきずりの眺めだった 私の姿も街の色も 過ぎてゆく眺めだった  泣くほどの子供じゃなかった ひきとめるほどの自信もなかった 諦めることに慣れたふりして 何を守ろうとしてみたの  どうしてどうして素直に 貴方に心を伝えなかったか 後悔してる 貴方は遠くで私を忘れる 朝が来るまでに1人に戻っている  日付変更線を越えて 貴方は戻って行ける 私と出会う前の日々へ ためらいもなく戻って行ける 大切なことはいつだって いちばん後に気がつく 心の扉にかけた鍵を 捨てられなくて気がつく  なにごともないかのように淹れるコーヒーが こぼれている 窓のサフランに これで良かったと何回言いきかせているの  どうしてどうして素直に 貴方に心を伝えなかったか 後悔してる 貴方は遠くで私を忘れる 朝が来るまでに1人に戻る  いまさらいまさら貴方に 届かぬ想いを鳥にあずけても波にあずけても 貴方は遠くで私を忘れる 朝が来るまでに1人に戻っている中島みゆき中島みゆき中島みゆき瀬尾一三真夜中のフライトに向けて 貴方はターミナル行く頃 心をよぎる迷いもなく 行く先のことを考えている 総ては流れてゆく日々の ゆきずりの眺めだった 私の姿も街の色も 過ぎてゆく眺めだった  泣くほどの子供じゃなかった ひきとめるほどの自信もなかった 諦めることに慣れたふりして 何を守ろうとしてみたの  どうしてどうして素直に 貴方に心を伝えなかったか 後悔してる 貴方は遠くで私を忘れる 朝が来るまでに1人に戻っている  日付変更線を越えて 貴方は戻って行ける 私と出会う前の日々へ ためらいもなく戻って行ける 大切なことはいつだって いちばん後に気がつく 心の扉にかけた鍵を 捨てられなくて気がつく  なにごともないかのように淹れるコーヒーが こぼれている 窓のサフランに これで良かったと何回言いきかせているの  どうしてどうして素直に 貴方に心を伝えなかったか 後悔してる 貴方は遠くで私を忘れる 朝が来るまでに1人に戻る  いまさらいまさら貴方に 届かぬ想いを鳥にあずけても波にあずけても 貴方は遠くで私を忘れる 朝が来るまでに1人に戻っている
恋文探るような眼で恋したりしない あなたの味方にどんな時だってなれる 試すような眼で恋したりしない あなたのすべてが宝物だった 嘘でも芝居でも ふりでもつもりでも 愛でも毒でも 何も違わないでしょう 試すような眼で恋したりしない あなたのすべてが宝物だった  恋文に託されたサヨナラに 気づかなかった私 「アリガトウ」っていう意味が 「これっきり」っていう意味だと 最後まで気が付かなかった  わかりきってから恋したりしない 知らないことから好きになるものだから 調べきってから恋したりしない みつけてゆくほど好きになってゆく 何故なの本気なの 何時(いつ)なのどうしたの 何処なの誰なの 何も訊けないものね わかりきってから恋したりしない 知らないことだけ好きになったのね  恋文に託されたサヨナラに 気づかなかった私 「アリガトウ」っていう意味が 「これっきり」っていう意味だと 最後まで気が付かなかった  恋文に託されたサヨナラに 気づかなかった私 「アリガトウ」っていう意味が 「これっきり」っていう意味だと 最後まで気が付かなかった  「アリガトウ」っていう意味が 「これっきり」っていう意味だと 最後まで気が付かなかった中島みゆき中島みゆき中島みゆき瀬尾一三探るような眼で恋したりしない あなたの味方にどんな時だってなれる 試すような眼で恋したりしない あなたのすべてが宝物だった 嘘でも芝居でも ふりでもつもりでも 愛でも毒でも 何も違わないでしょう 試すような眼で恋したりしない あなたのすべてが宝物だった  恋文に託されたサヨナラに 気づかなかった私 「アリガトウ」っていう意味が 「これっきり」っていう意味だと 最後まで気が付かなかった  わかりきってから恋したりしない 知らないことから好きになるものだから 調べきってから恋したりしない みつけてゆくほど好きになってゆく 何故なの本気なの 何時(いつ)なのどうしたの 何処なの誰なの 何も訊けないものね わかりきってから恋したりしない 知らないことだけ好きになったのね  恋文に託されたサヨナラに 気づかなかった私 「アリガトウ」っていう意味が 「これっきり」っていう意味だと 最後まで気が付かなかった  恋文に託されたサヨナラに 気づかなかった私 「アリガトウ」っていう意味が 「これっきり」っていう意味だと 最後まで気が付かなかった  「アリガトウ」っていう意味が 「これっきり」っていう意味だと 最後まで気が付かなかった
恋とはかぎらない会わずにいる日が続く なにか忘れた気がする それがせつないわけじゃない ただなんとなく自分になれない  今どこでどうしていると 知らなくても気にならない 自分のこと知らないのと 同じくらい知らないだけで  24時間そばにいたいってわけじゃない でも1番肝心な時は逢ってね  恋とはかぎらない 情とはかぎらない それから先 そこから先 何に変わってゆくのだろうか 恋とはかぎらない 情とはかぎらない それから先 そこから先 何に変わってゆくのだろうか  似合う人といるのでしょう 縁の人と住むのでしょう うらやましいわけじゃない ただなんとなく溜息が出る  何も訊かない 何も言わない だけどわかる 何かあった 何も問わない 何も見せない だけどわかる 少し変わった  24時間そばにいたいってわけじゃない でも1番肝心な時は逢ってね  恋とはかぎらない 情とはかぎらない それから先 そこから先 何に変わってゆくのだろうか 恋とはかぎらない 情とはかぎらない それから先 そこから先 何に変わってゆくのだろうか  恋とはかぎらない 情とはかぎらない 恋とはかぎらない 情とはかぎらない中島みゆき中島みゆき中島みゆき瀬尾一三会わずにいる日が続く なにか忘れた気がする それがせつないわけじゃない ただなんとなく自分になれない  今どこでどうしていると 知らなくても気にならない 自分のこと知らないのと 同じくらい知らないだけで  24時間そばにいたいってわけじゃない でも1番肝心な時は逢ってね  恋とはかぎらない 情とはかぎらない それから先 そこから先 何に変わってゆくのだろうか 恋とはかぎらない 情とはかぎらない それから先 そこから先 何に変わってゆくのだろうか  似合う人といるのでしょう 縁の人と住むのでしょう うらやましいわけじゃない ただなんとなく溜息が出る  何も訊かない 何も言わない だけどわかる 何かあった 何も問わない 何も見せない だけどわかる 少し変わった  24時間そばにいたいってわけじゃない でも1番肝心な時は逢ってね  恋とはかぎらない 情とはかぎらない それから先 そこから先 何に変わってゆくのだろうか 恋とはかぎらない 情とはかぎらない それから先 そこから先 何に変わってゆくのだろうか  恋とはかぎらない 情とはかぎらない 恋とはかぎらない 情とはかぎらない
小石のように山をくだる流れにのせて まだ見ぬ景色あこがれ焦がれ 転がりだす石は16才 流れはおもい次第  旅をとめる親鳥たちは かばおうとするその羽根がとうに ひな鳥には小さすぎると いつになっても知らない  おまえ おまえ 耳をふさいで さよならを聞いてもくれない とめどもなく転がりだして 石ははじめて ふりむく  川はいつか幅も広がり 暗く深く小石をけずる 石は砂に砂はよどみに いまやだれにも見えない  おまえ おまえ 海まで百里 坐り込むにはまだ早い 石は砂に砂はよどみに いつか青い海原に  おまえ おまえ 海まで百里 坐り込むには まだ早い 砂は海に海は大空に そしていつかあの山へ 砂は海に海は大空に そしていつかあの山へ中島みゆき中島みゆき中島みゆき石川鷹彦山をくだる流れにのせて まだ見ぬ景色あこがれ焦がれ 転がりだす石は16才 流れはおもい次第  旅をとめる親鳥たちは かばおうとするその羽根がとうに ひな鳥には小さすぎると いつになっても知らない  おまえ おまえ 耳をふさいで さよならを聞いてもくれない とめどもなく転がりだして 石ははじめて ふりむく  川はいつか幅も広がり 暗く深く小石をけずる 石は砂に砂はよどみに いまやだれにも見えない  おまえ おまえ 海まで百里 坐り込むにはまだ早い 石は砂に砂はよどみに いつか青い海原に  おまえ おまえ 海まで百里 坐り込むには まだ早い 砂は海に海は大空に そしていつかあの山へ 砂は海に海は大空に そしていつかあの山へ
月夜同舟今宵の舟には 見覚えのある人が ことばも持たずに 乗りあわせて揺られる  眠ってるみたいでしょう 涙がこばれても 夢みてるような姿でしょう 舟べりに凭れかかり  降りやまぬ月明り くぐってゆくひと粒舟ゆらら  眠ってるみたいでしょう 涙がこばれても 夢みてるような姿でしょう 舟べりに凭れかかり  降りやまぬ月明り くぐってゆくひと粒舟ゆらら  今宵の舟には 悲しみのある人が 今宵の舟には 見覚えのある人が中島みゆき中島みゆき中島みゆき瀬尾一三今宵の舟には 見覚えのある人が ことばも持たずに 乗りあわせて揺られる  眠ってるみたいでしょう 涙がこばれても 夢みてるような姿でしょう 舟べりに凭れかかり  降りやまぬ月明り くぐってゆくひと粒舟ゆらら  眠ってるみたいでしょう 涙がこばれても 夢みてるような姿でしょう 舟べりに凭れかかり  降りやまぬ月明り くぐってゆくひと粒舟ゆらら  今宵の舟には 悲しみのある人が 今宵の舟には 見覚えのある人が
曲名 歌手名 作詞者名 作曲者名 編曲者名 歌い出し
結婚小さな男の子が もっと小さな男の子に 僕はおまえと結婚するぞと言った 男の子の母親は驚いて それはできないことなのよとさえぎった 小さな男の子は口をとがらせ抗議した どうして結婚できないと思うのさ  母親はふと思いあたった もしかしておまえ 決闘と言いたいの 小さな男の子はまちがいに気がついて気をとり直して そうだよと胸をそらした  翌日 若い母親がオフィスでその話を披露した 若くない男の社員が呟いた 同じ場合もあると 結婚と決闘 結婚と決闘 まだ若い母親は話しやめてしまった中島みゆき中島みゆき中島みゆき瀬尾一三小さな男の子が もっと小さな男の子に 僕はおまえと結婚するぞと言った 男の子の母親は驚いて それはできないことなのよとさえぎった 小さな男の子は口をとがらせ抗議した どうして結婚できないと思うのさ  母親はふと思いあたった もしかしておまえ 決闘と言いたいの 小さな男の子はまちがいに気がついて気をとり直して そうだよと胸をそらした  翌日 若い母親がオフィスでその話を披露した 若くない男の社員が呟いた 同じ場合もあると 結婚と決闘 結婚と決闘 まだ若い母親は話しやめてしまった
化粧PLATINA LYLIC化粧なんて どうでもいいと思ってきたけれど せめて 今夜だけでも きれいになりたい 今夜 あたしは あんたに 逢いに ゆくから 最後の最後に 逢いにゆくから  あたしが出した 手紙の束を返してよ 誰かと 二人で 読むのは やめてよ 放り出された昔を 胸に抱えたら 見慣れた夜道を 走って帰る  流れるな 涙 心でとまれ 流れるな 涙 バスが出るまで  バカだね バカだね バカだね あたし 愛してほしいと 思ってたなんて バカだね バカだね バカのくせに 愛してもらえるつもりでいたなんて  化粧なんて どうでもいいと思ってきたけれど 今夜、死んでも いいから きれいになりたい こんなことなら あいつを捨てなきゃよかったと 最後の最後に あんたに 思われたい  流れるな 涙 心でとまれ 流れるな 涙 バスが出るまで  流れるな 涙 心でとまれ 流れるな 涙 バスが出るまで  バカだね バカだね バカだね あたし 愛してほしいと思ってたなんて バカだね バカだね バカのくせに 愛してもらえるつもりでいたなんてPLATINA LYLIC中島みゆき中島みゆき中島みゆき化粧なんて どうでもいいと思ってきたけれど せめて 今夜だけでも きれいになりたい 今夜 あたしは あんたに 逢いに ゆくから 最後の最後に 逢いにゆくから  あたしが出した 手紙の束を返してよ 誰かと 二人で 読むのは やめてよ 放り出された昔を 胸に抱えたら 見慣れた夜道を 走って帰る  流れるな 涙 心でとまれ 流れるな 涙 バスが出るまで  バカだね バカだね バカだね あたし 愛してほしいと 思ってたなんて バカだね バカだね バカのくせに 愛してもらえるつもりでいたなんて  化粧なんて どうでもいいと思ってきたけれど 今夜、死んでも いいから きれいになりたい こんなことなら あいつを捨てなきゃよかったと 最後の最後に あんたに 思われたい  流れるな 涙 心でとまれ 流れるな 涙 バスが出るまで  流れるな 涙 心でとまれ 流れるな 涙 バスが出るまで  バカだね バカだね バカだね あたし 愛してほしいと思ってたなんて バカだね バカだね バカのくせに 愛してもらえるつもりでいたなんて
傾斜GOLD LYLIC傾斜10度の坂道を 腰の曲がった老婆が 少しずつのぼってゆく 紫色の風呂敷包みは また少しまた少し 重くなったようだ 彼女の自慢だった足は うすい草履の上で 横すべり横すべり のぼれども のぼれども どこへも着きはしない そんな気がしてくるようだ  冬から春へと坂を降り 夏から夜へと坂を降り 愛から冬へと人づたい のぼりの傾斜は けわしくなるばかり  としをとるのはステキなことです そうじゃないですか 忘れっぽいのはステキなことです そうじゃないですか 悲しい記憶の数ばかり 飽和の量より増えたなら 忘れるよりほかないじゃありませんか  息が苦しいのは きっと彼女が 出がけにしめた帯がきつすぎたのだろう 息子が彼女に邪険にするのは きっと彼女が女房に似ているからだろう あの子にどれだけやさしくしたかと 思い出すほど あの子は他人でもない みせつけがましいと言われて 抜きすぎた白髪の残りはあと少し  誰かの娘が坂を降り 誰かの女が坂を降り 愛から夜へと人づたい のぼりの傾斜は けわしくなるばかり  としをとるのはステキなことです そうじゃないですか 忘れっぽいのはステキなことです そうじゃないですか 悲しい記憶の数ばかり 飽和の量より増えたなら 忘れるよりほかないじゃありませんか  冬から春へと坂を降り 夏から夜へと坂を降り 愛から冬へと人づたい のぼりの傾斜は けわしくなるばかり  としをとるのはステキなことです そうじゃないですか 忘れっぽいのはステキなことです そうじゃないですか 悲しい記憶の数ばかり 飽和の量より増えたなら 忘れるよりほかないじゃありませんかGOLD LYLIC中島みゆき中島みゆき中島みゆき傾斜10度の坂道を 腰の曲がった老婆が 少しずつのぼってゆく 紫色の風呂敷包みは また少しまた少し 重くなったようだ 彼女の自慢だった足は うすい草履の上で 横すべり横すべり のぼれども のぼれども どこへも着きはしない そんな気がしてくるようだ  冬から春へと坂を降り 夏から夜へと坂を降り 愛から冬へと人づたい のぼりの傾斜は けわしくなるばかり  としをとるのはステキなことです そうじゃないですか 忘れっぽいのはステキなことです そうじゃないですか 悲しい記憶の数ばかり 飽和の量より増えたなら 忘れるよりほかないじゃありませんか  息が苦しいのは きっと彼女が 出がけにしめた帯がきつすぎたのだろう 息子が彼女に邪険にするのは きっと彼女が女房に似ているからだろう あの子にどれだけやさしくしたかと 思い出すほど あの子は他人でもない みせつけがましいと言われて 抜きすぎた白髪の残りはあと少し  誰かの娘が坂を降り 誰かの女が坂を降り 愛から夜へと人づたい のぼりの傾斜は けわしくなるばかり  としをとるのはステキなことです そうじゃないですか 忘れっぽいのはステキなことです そうじゃないですか 悲しい記憶の数ばかり 飽和の量より増えたなら 忘れるよりほかないじゃありませんか  冬から春へと坂を降り 夏から夜へと坂を降り 愛から冬へと人づたい のぼりの傾斜は けわしくなるばかり  としをとるのはステキなことです そうじゃないですか 忘れっぽいのはステキなことです そうじゃないですか 悲しい記憶の数ばかり 飽和の量より増えたなら 忘れるよりほかないじゃありませんか
群衆はかない時代だね せめて君だけは 私をみつけて 叫び声紛れ 群衆  手をつなぎ 歩いてく 幸せそうな人たち 街に紛れ 手をほどき 別れてく やつれちまった人たち 街に紛れて  憐れんでも はかなんでも 束の間 争っても うらやんでも 100年も続かないドラマですか  はかない花たちよ わけもわからずに 流され 流され 織りなすモザイク はかない時代だね せめて君だけは 私をみつけて 叫び声紛れ 群衆  So average  溜息を編みながら ベンチで暮らすレディも 街に紛れて  憐れんでも はかなんでも 束の間 争っても うらやんでも 行く先もわからないドラマですか  はかない花たちよ わけもわからずに 流され 流され 織りなすモザイク はかない時代だね せめて君だけは 私をみつけて 叫び声紛れ 群衆  100年も続かないドラマですか  はかない花たちよ わけもわからずに 流され 流され 織りなすモザイク はかない時代だね せめて君だけは 私をみつけて 叫び声紛れ 群衆  So average So average中島みゆき中島みゆき後藤次利はかない時代だね せめて君だけは 私をみつけて 叫び声紛れ 群衆  手をつなぎ 歩いてく 幸せそうな人たち 街に紛れ 手をほどき 別れてく やつれちまった人たち 街に紛れて  憐れんでも はかなんでも 束の間 争っても うらやんでも 100年も続かないドラマですか  はかない花たちよ わけもわからずに 流され 流され 織りなすモザイク はかない時代だね せめて君だけは 私をみつけて 叫び声紛れ 群衆  So average  溜息を編みながら ベンチで暮らすレディも 街に紛れて  憐れんでも はかなんでも 束の間 争っても うらやんでも 行く先もわからないドラマですか  はかない花たちよ わけもわからずに 流され 流され 織りなすモザイク はかない時代だね せめて君だけは 私をみつけて 叫び声紛れ 群衆  100年も続かないドラマですか  はかない花たちよ わけもわからずに 流され 流され 織りなすモザイク はかない時代だね せめて君だけは 私をみつけて 叫び声紛れ 群衆  So average So average
グッバイガールグッバイガール 何とでも 私のことを 他人は語るがいいさ グッバイガール はじめから さよなら目当て そんなふうに 語るがいいさ  あの人は恋 私には恋 誰も信じなくても だけど あの人は恋 私には恋 あの人も信じないけど  汚れてゆく雪のようです 女たちの心は 汚れながら春になります 不埒でしょうか  罪びとの咎を 問いつめるように 別れを数えないでよ やむにもやまれぬ 別れだったと 私は 思っていたのに  あの人は恋 私には恋 いつでも忘れがたい だけど あの人は言う 街角で言う 別れやすい奴だってさ  汚れてゆく雪のようです 女たちの心は 汚れながら春になります 不埒でしょうか  あの人は恋 私には恋 いつでも忘れがたい だけど あの人は言う 街角で言う 別れやすい奴だってさ  汚れてゆく雪のようです 女たちの心は 汚れながら春になります 不埒でしょうか  汚れてゆく雪のようです 女たちの心は 汚れながら春になります 不埒でしょうか中島みゆき中島みゆき中島みゆき瀬尾一三グッバイガール 何とでも 私のことを 他人は語るがいいさ グッバイガール はじめから さよなら目当て そんなふうに 語るがいいさ  あの人は恋 私には恋 誰も信じなくても だけど あの人は恋 私には恋 あの人も信じないけど  汚れてゆく雪のようです 女たちの心は 汚れながら春になります 不埒でしょうか  罪びとの咎を 問いつめるように 別れを数えないでよ やむにもやまれぬ 別れだったと 私は 思っていたのに  あの人は恋 私には恋 いつでも忘れがたい だけど あの人は言う 街角で言う 別れやすい奴だってさ  汚れてゆく雪のようです 女たちの心は 汚れながら春になります 不埒でしょうか  あの人は恋 私には恋 いつでも忘れがたい だけど あの人は言う 街角で言う 別れやすい奴だってさ  汚れてゆく雪のようです 女たちの心は 汚れながら春になります 不埒でしょうか  汚れてゆく雪のようです 女たちの心は 汚れながら春になります 不埒でしょうか
Good Morning,Ms.CastawayGood Morning, Ms. Castaway ずっと待っていたわ Good Morning, Ms. Castaway 聞かせていろんなこと  私たちはまだ知らない この海の向こうで 誰が何をしていたのか 今何があるのか  Good Morning, Ms. Castaway 聞かせていろんなこと  La La…  Good Morning, Ms. Castaway どこへ行って来たの Good Morning, Ms. Castaway ここは時間の谷間  変わりもせず忘れもせず 戻ることもできず ただ明日に耳を澄まし 未来を聞いている  Good Morning, Ms. Castaway どこへ行って来たの Good Morning, Ms. Castaway どこへ急いでいるの Good Morning, Ms. Castaway どこへ急いでいるの  La La…  Good Morning, Ms. Castaway中島みゆき中島みゆき中島みゆき瀬尾一三Good Morning, Ms. Castaway ずっと待っていたわ Good Morning, Ms. Castaway 聞かせていろんなこと  私たちはまだ知らない この海の向こうで 誰が何をしていたのか 今何があるのか  Good Morning, Ms. Castaway 聞かせていろんなこと  La La…  Good Morning, Ms. Castaway どこへ行って来たの Good Morning, Ms. Castaway ここは時間の谷間  変わりもせず忘れもせず 戻ることもできず ただ明日に耳を澄まし 未来を聞いている  Good Morning, Ms. Castaway どこへ行って来たの Good Morning, Ms. Castaway どこへ急いでいるの Good Morning, Ms. Castaway どこへ急いでいるの  La La…  Good Morning, Ms. Castaway
クレンジング クリームクレンジングクリームひと塗り いやな女現われる クレンジングクリームひと塗り ずるい女現われる クレンジングクリームひと塗り 嘘つき女現われる クレンジングクリームクレンジングクリーム いらない女 現われる クレンジングクリームひと塗り 醜い女現われる クレンジングクリームひと塗り 汚れた女現われる クレンジングクリームひと塗り 卑しい女現われる クレンジングクリームクレンジングクリーム いらない女 現われる クレンジングクリームひと塗り 老いた女現われる クレンジングクリームひと塗り しつこい女現われる クレンジングクリームひと塗り 馬鹿な女現われる クレンジングクリームクレンジングクリーム いらない女 現われる クレンジングクリームひと塗り 安い女現われる クレンジングクリームひと塗り 邪魔な女現われる クレンジングクリームひと塗り 退屈な女現われる クレンジングクリームクレンジングクリーム いらない女 現われる クレンジングクリームひと塗り 淋しい女現われる クレンジングクリームひと塗り 捨てられた女現われる クレンジングクリームひと塗り いらない女現われる クレンジングクリームクレンジングクリーム 泣いてる女中島みゆき中島みゆき中島みゆきクレンジングクリームひと塗り いやな女現われる クレンジングクリームひと塗り ずるい女現われる クレンジングクリームひと塗り 嘘つき女現われる クレンジングクリームクレンジングクリーム いらない女 現われる クレンジングクリームひと塗り 醜い女現われる クレンジングクリームひと塗り 汚れた女現われる クレンジングクリームひと塗り 卑しい女現われる クレンジングクリームクレンジングクリーム いらない女 現われる クレンジングクリームひと塗り 老いた女現われる クレンジングクリームひと塗り しつこい女現われる クレンジングクリームひと塗り 馬鹿な女現われる クレンジングクリームクレンジングクリーム いらない女 現われる クレンジングクリームひと塗り 安い女現われる クレンジングクリームひと塗り 邪魔な女現われる クレンジングクリームひと塗り 退屈な女現われる クレンジングクリームクレンジングクリーム いらない女 現われる クレンジングクリームひと塗り 淋しい女現われる クレンジングクリームひと塗り 捨てられた女現われる クレンジングクリームひと塗り いらない女現われる クレンジングクリームクレンジングクリーム 泣いてる女
クリスマスソングを唄うようにクリスマスソング唄うように 今日だけ愛してよ 暦変われば他人に戻る クリスマスソング唄うように 今だけ愛してよ 雪に浮かれる街のように  ひと晩の雪に騙されたように 街は突然に優しくなる 急に慈悲深くなった人々と そして変わらずに すげない貴方(ひと)  クリスマスを理由に 雪を理由に 云えない想いを 御伽噺  クリスマスソング唄うように 今日だけ愛してよ 暦変われば他人に戻る クリスマスソング唄うように 今だけ愛してよ 雪に浮かれる街のように中島みゆき中島みゆき中島みゆきクリスマスソング唄うように 今日だけ愛してよ 暦変われば他人に戻る クリスマスソング唄うように 今だけ愛してよ 雪に浮かれる街のように  ひと晩の雪に騙されたように 街は突然に優しくなる 急に慈悲深くなった人々と そして変わらずに すげない貴方(ひと)  クリスマスを理由に 雪を理由に 云えない想いを 御伽噺  クリスマスソング唄うように 今日だけ愛してよ 暦変われば他人に戻る クリスマスソング唄うように 今だけ愛してよ 雪に浮かれる街のように
くらやみ乙女暗闇に紛れて会いにゆきたいのに なのになのに よりによって満月 足跡を隠してくれると頼ってた 強い雨も とうにあがった  通りがかる町の人が 私を叱ってゆく “目を覚ませ目を覚ませ 思い知っただろう” 世の中なんてやきもちやきばかり あきらめさせて喜ぶ、そうでしょう  血のように紅い服で あなたに会いにゆくよ どんな遠い夜でも 見失うことなんてありえない Believe in you  白く光る道が夜の中にのびる まるで刃物が横たわってるよう 思いあたることが思い出をかすめる 風に押され 走り出す道  “訪れてはほしくない telもほしくない” あれは何故あれは何故 心がくり返す そんなはずないと思うことばかり 目の前にあるドアからこぼれる  血のように紅い服で あなたに会いにゆくよ せめてひとつ教えて 少しだけは本気もあったよね  血のように紅い服で あなたに会いにゆくよ せめてひとつ教えて 少しだけは本気もあったよね Believin' you中島みゆき中島みゆき中島みゆき暗闇に紛れて会いにゆきたいのに なのになのに よりによって満月 足跡を隠してくれると頼ってた 強い雨も とうにあがった  通りがかる町の人が 私を叱ってゆく “目を覚ませ目を覚ませ 思い知っただろう” 世の中なんてやきもちやきばかり あきらめさせて喜ぶ、そうでしょう  血のように紅い服で あなたに会いにゆくよ どんな遠い夜でも 見失うことなんてありえない Believe in you  白く光る道が夜の中にのびる まるで刃物が横たわってるよう 思いあたることが思い出をかすめる 風に押され 走り出す道  “訪れてはほしくない telもほしくない” あれは何故あれは何故 心がくり返す そんなはずないと思うことばかり 目の前にあるドアからこぼれる  血のように紅い服で あなたに会いにゆくよ せめてひとつ教えて 少しだけは本気もあったよね  血のように紅い服で あなたに会いにゆくよ せめてひとつ教えて 少しだけは本気もあったよね Believin' you
Clavis−鍵−海を渡る旅の途中で 鍵を落として来たかもしれない 人を渡る旅の途中で 鍵を落として来たかもしれない 月灯りで照らしてみた 街灯りで照らしてみた 謎に包まれていた 七重八重 十重に十二重に 心あるかないか探し続けている 誰もみんな自分ひとりだけで見つけるのは難しい 心あるかないか探し続けたいな 生きるための鍵を見つけたいな君と 君と  弱くなれない旅の途中で 鍵をうずめて来たかもしれない 淋しがれない旅の途中で 鍵をうずめて来たかもしれない 思い出して探してみた 振り返って探してみた 謎は深まるばかり 七重八重 十重に二十重に 心抱いて抱いて ヒナを孵(かえ)すように 誰もみんな自分を暖めることはとても難しい 心あるかないか探し続けたいな 生きるための鍵を見つけたいな君と 君と  謎は深まる 七重八重 十重に二十重に 心あるかないか探し続けている 誰もみんな自分ひとりだけで見つけるのは難しい 心あるかないか探し続けたいな 生きるための鍵を見つけたいな君と 君と 心抱いて抱いて ヒナを孵すように 誰もみんな自分を暖めることはとても難しい 心あるかないか探し続けたいな 生きるための鍵を見つけたいな君と 君と 君と中島みゆき中島みゆき中島みゆき海を渡る旅の途中で 鍵を落として来たかもしれない 人を渡る旅の途中で 鍵を落として来たかもしれない 月灯りで照らしてみた 街灯りで照らしてみた 謎に包まれていた 七重八重 十重に十二重に 心あるかないか探し続けている 誰もみんな自分ひとりだけで見つけるのは難しい 心あるかないか探し続けたいな 生きるための鍵を見つけたいな君と 君と  弱くなれない旅の途中で 鍵をうずめて来たかもしれない 淋しがれない旅の途中で 鍵をうずめて来たかもしれない 思い出して探してみた 振り返って探してみた 謎は深まるばかり 七重八重 十重に二十重に 心抱いて抱いて ヒナを孵(かえ)すように 誰もみんな自分を暖めることはとても難しい 心あるかないか探し続けたいな 生きるための鍵を見つけたいな君と 君と  謎は深まる 七重八重 十重に二十重に 心あるかないか探し続けている 誰もみんな自分ひとりだけで見つけるのは難しい 心あるかないか探し続けたいな 生きるための鍵を見つけたいな君と 君と 心抱いて抱いて ヒナを孵すように 誰もみんな自分を暖めることはとても難しい 心あるかないか探し続けたいな 生きるための鍵を見つけたいな君と 君と 君と
空港日誌あなたの心が疲れていた頃へ もう一度呼び出す 広島空港 風が強くてYSは降りない 気の毒顔で ゲートが閉まる  「今夜の乗客は9人 乳飲み児が1人 女性が2人 あとは常連客 尋ねられた名前は ありません」  あの日にあなたが 博多にいたという 愛のアリバイを壊してあげたい 写真ひとつで 幸せはたじろぐ 安い女と嘲笑うがいいわ  もう一度 むくわれぬ季節があなたに来れば 迷いに抱かれて 戻って来るかと…… 今日も風は 飛行機を追い返す  ドアから吹きこむ12月の風が グラウンドスチュワーデス スカーフを揺らす ふっと 秘密を話したくなるから 冷たい声で事実を告げて  「今夜の乗客は9人 乳飲み児が1人 女性が2人 あとは常連客 尋ねられた名前は ありません」  羽田へと向かう道にさえ乗っていない そんなこと 百もわかりきってるけど、でも中島みゆき中島みゆき中島みゆきあなたの心が疲れていた頃へ もう一度呼び出す 広島空港 風が強くてYSは降りない 気の毒顔で ゲートが閉まる  「今夜の乗客は9人 乳飲み児が1人 女性が2人 あとは常連客 尋ねられた名前は ありません」  あの日にあなたが 博多にいたという 愛のアリバイを壊してあげたい 写真ひとつで 幸せはたじろぐ 安い女と嘲笑うがいいわ  もう一度 むくわれぬ季節があなたに来れば 迷いに抱かれて 戻って来るかと…… 今日も風は 飛行機を追い返す  ドアから吹きこむ12月の風が グラウンドスチュワーデス スカーフを揺らす ふっと 秘密を話したくなるから 冷たい声で事実を告げて  「今夜の乗客は9人 乳飲み児が1人 女性が2人 あとは常連客 尋ねられた名前は ありません」  羽田へと向かう道にさえ乗っていない そんなこと 百もわかりきってるけど、でも
銀の龍の背に乗ってPLATINA LYLICあの蒼ざめた海の彼方で 今まさに誰かが傷(いた)んでいる まだ飛べない雛たちみたいに 僕はこの非力を嘆いている 急げ悲しみ 翼に変われ 急げ傷跡 羅針盤になれ まだ飛べない雛たちみたいに 僕はこの非力を嘆いている  夢が迎えに来てくれるまで 震えて待ってるだけだった昨日 明日 僕は龍の足元へ崖を登り 呼ぶよ「さあ、行こうぜ」 銀の龍の背に乗って 届けに行こう 命の砂漠へ 銀の龍の背に乗って 運んで行こう 雨雲の渦を  失うものさえ失ってなお 人はまだ誰かの指にすがる 柔らかな皮膚しかない理由(わけ)は 人が人の傷みを聴くためだ 急げ悲しみ 翼に変われ 急げ傷跡 羅針盤になれ まだ飛べない雛たちみたいに 僕はこの非力を嘆いている  わたボコリみたいな翼でも 木の芽みたいな頼りない爪でも 明日 僕は龍の足元へ崖を登り 呼ぶよ「さあ、行こうぜ」 銀の龍の背に乗って 届けに行こう 命の砂漠へ 銀の龍の背に乗って 運んで行こう 雨雲の渦を  銀の龍の背に乗って 運んで行こう 雨雲の渦を 銀の龍の背に乗って 銀の龍の背に乗ってPLATINA LYLIC中島みゆき中島みゆき中島みゆき瀬尾一三あの蒼ざめた海の彼方で 今まさに誰かが傷(いた)んでいる まだ飛べない雛たちみたいに 僕はこの非力を嘆いている 急げ悲しみ 翼に変われ 急げ傷跡 羅針盤になれ まだ飛べない雛たちみたいに 僕はこの非力を嘆いている  夢が迎えに来てくれるまで 震えて待ってるだけだった昨日 明日 僕は龍の足元へ崖を登り 呼ぶよ「さあ、行こうぜ」 銀の龍の背に乗って 届けに行こう 命の砂漠へ 銀の龍の背に乗って 運んで行こう 雨雲の渦を  失うものさえ失ってなお 人はまだ誰かの指にすがる 柔らかな皮膚しかない理由(わけ)は 人が人の傷みを聴くためだ 急げ悲しみ 翼に変われ 急げ傷跡 羅針盤になれ まだ飛べない雛たちみたいに 僕はこの非力を嘆いている  わたボコリみたいな翼でも 木の芽みたいな頼りない爪でも 明日 僕は龍の足元へ崖を登り 呼ぶよ「さあ、行こうぜ」 銀の龍の背に乗って 届けに行こう 命の砂漠へ 銀の龍の背に乗って 運んで行こう 雨雲の渦を  銀の龍の背に乗って 運んで行こう 雨雲の渦を 銀の龍の背に乗って 銀の龍の背に乗って
ギヴ・アンド・テイクGive & Take 与えられることは Give & Take 心苦しくて 困ってはいない 望んでもいない そんなふうに言うのは 返せない借りだと恐れてしまうから Give & Take 施し物は Give & Take 人をみじめにする 気がひけてしまう うつむいてしまう そんなふうに思うのは 返せない借りだと恐れてしまうから Give & Take それは違うよ 僕は君から貰える 君が受けとって呉れる ほら僕は貰えている Give & Take それは違うよ 僕は君から貰える 君が受けとって呉れる ほら僕は貰えている  Give & Take 他人の恵みを Give & Take 貰わずに済めば 誇りも自由も奪われないと 嘆いてしまうのは 今まであまりに騙され過ぎたから Give & Take 高いところから Give & Take 放られた物を 柳のように首うなだれて 拾い集めるつらさは誰にもわからないでしょう Give & Take それは違うよ 僕は君から貰える 君が受けとって呉れる ほら僕は貰えている Give & Take それは違うよ 僕は君から貰える 君が受けとって呉れる ほら僕は貰えている中島みゆき中島みゆき中島みゆき瀬尾一三Give & Take 与えられることは Give & Take 心苦しくて 困ってはいない 望んでもいない そんなふうに言うのは 返せない借りだと恐れてしまうから Give & Take 施し物は Give & Take 人をみじめにする 気がひけてしまう うつむいてしまう そんなふうに思うのは 返せない借りだと恐れてしまうから Give & Take それは違うよ 僕は君から貰える 君が受けとって呉れる ほら僕は貰えている Give & Take それは違うよ 僕は君から貰える 君が受けとって呉れる ほら僕は貰えている  Give & Take 他人の恵みを Give & Take 貰わずに済めば 誇りも自由も奪われないと 嘆いてしまうのは 今まであまりに騙され過ぎたから Give & Take 高いところから Give & Take 放られた物を 柳のように首うなだれて 拾い集めるつらさは誰にもわからないでしょう Give & Take それは違うよ 僕は君から貰える 君が受けとって呉れる ほら僕は貰えている Give & Take それは違うよ 僕は君から貰える 君が受けとって呉れる ほら僕は貰えている
金魚一匹も すくえなかったね ほんとうに要領が悪いんだから 浮いてきたところ すくわなきゃ ほらシャツの袖が水びたし  きらりひらりきらりひらり 人生が身をかわす きらりひらり 幸せが逃げる  でも嬉しいみたい すくえなかったことが どうせ飼えないものね 旅暮らし中島みゆき中島みゆき中島みゆき一匹も すくえなかったね ほんとうに要領が悪いんだから 浮いてきたところ すくわなきゃ ほらシャツの袖が水びたし  きらりひらりきらりひらり 人生が身をかわす きらりひらり 幸せが逃げる  でも嬉しいみたい すくえなかったことが どうせ飼えないものね 旅暮らし
霧に走る次のシグナル 右に折れたら あの暗い窓が 私の部屋 寄っていってと もう何度も 心の中では 話しかけてる  けれど車は 走りつづける あなたは ラジオに気をとられる せめて ブルーに変わらないでと 願う シグナルはなんて意地悪  ああ 外はなんて 深い霧 車の中にまで いっそ こんな車 こわれてしまえばいいのに  とりとめもない 冗談になら あなたはいつでも うなづくのに やっと言葉を 愛にかえれば あなたの心は 急に霧もよう  今夜となりに すわってるのは 小石か猫だと 思ってるの 指をのばせば あなたの指に ふれると なんだか 嫌われそうで  ああ 外はなんて深い霧 車の中にまで いっそ こんな車 こわれてしまえばいいのに  ああ 外はなんて深い霧 車の中にまで いっそ こんな車 こわれてしまえばいいのに中島みゆき中島みゆき中島みゆき後藤次利次のシグナル 右に折れたら あの暗い窓が 私の部屋 寄っていってと もう何度も 心の中では 話しかけてる  けれど車は 走りつづける あなたは ラジオに気をとられる せめて ブルーに変わらないでと 願う シグナルはなんて意地悪  ああ 外はなんて 深い霧 車の中にまで いっそ こんな車 こわれてしまえばいいのに  とりとめもない 冗談になら あなたはいつでも うなづくのに やっと言葉を 愛にかえれば あなたの心は 急に霧もよう  今夜となりに すわってるのは 小石か猫だと 思ってるの 指をのばせば あなたの指に ふれると なんだか 嫌われそうで  ああ 外はなんて深い霧 車の中にまで いっそ こんな車 こわれてしまえばいいのに  ああ 外はなんて深い霧 車の中にまで いっそ こんな車 こわれてしまえばいいのに
今日以来失敗ばかりの人生でした やることなすこと へまばかり 後悔ばかりの人生でした 迷惑ばかりを散らかしました 謝(あやま)れば 理由が付けば 何が消せるというのでしょうか もう愛します 今日以来 愛されたがりは罪つくり もう愛します 今日以来 愛したがりになれるかな  わけのわからん人生でした あちらぶつかり こちらぶつかり さまにならない人生でした 間違いばかりをやらかしました こけました へこみました なのに何(な)んにも学べてません もう愛します 今日以来 愛されたがりは罪つくり もう愛します 今日以来 愛したがりになれるかな  人の善意を信じることは 怖(こわ)いことです 綱渡(つなわた)りです 人の悪意を信じるほうが 安全でしょうね 寂しいけれど 突然に 暖かな人に出会って 泣いたりするんです もう愛します 今日以来 愛されたがりは罪つくり もう愛します 今日以来 愛したがりになれるかな  もう愛します 今日以来 愛されたがりは罪つくり もう愛します 今日以来 愛したがりになれるかな中島みゆき中島みゆき中島みゆき瀬尾一三失敗ばかりの人生でした やることなすこと へまばかり 後悔ばかりの人生でした 迷惑ばかりを散らかしました 謝(あやま)れば 理由が付けば 何が消せるというのでしょうか もう愛します 今日以来 愛されたがりは罪つくり もう愛します 今日以来 愛したがりになれるかな  わけのわからん人生でした あちらぶつかり こちらぶつかり さまにならない人生でした 間違いばかりをやらかしました こけました へこみました なのに何(な)んにも学べてません もう愛します 今日以来 愛されたがりは罪つくり もう愛します 今日以来 愛したがりになれるかな  人の善意を信じることは 怖(こわ)いことです 綱渡(つなわた)りです 人の悪意を信じるほうが 安全でしょうね 寂しいけれど 突然に 暖かな人に出会って 泣いたりするんです もう愛します 今日以来 愛されたがりは罪つくり もう愛します 今日以来 愛したがりになれるかな  もう愛します 今日以来 愛されたがりは罪つくり もう愛します 今日以来 愛したがりになれるかな
君の昔を君の昔を誰にもらおう 言葉途切れるこの夕暮れに 君はうなじを頑なにして 過ぎた景色に戸を閉ざす 戻れるものなら戻りたいですか 必ずそらす話が きまってあるよね 今も誰かと比べてるみたい 妬んでいる 君と会って君を去った古い仲間を 妬んでいる 君を愛し君を去った古い女を 妬んでいる  君の昔は君に優しい 他人(ひと)を寄せずに君に優しい 君の隣は夢でふさがり 風は私の上に吹く サヨナラ私は 今日という日だって 悪くはないよって言いたかっただけだよ いつも誰かと比べていたね 妬んでいる 君と会って君を去った古い仲間を 妬んでいる 君を愛し君を去った古い女を 妬んでいる  いつも誰かと比べていたね 妬んでいる 君と会って君を去った古い仲間を 妬んでいる 君を愛し君を去った古い女を 妬んでいる 君と会って君を去った古い仲間を 妬んでいる 君を愛し君を去った古い女を 妬んでいる中島みゆき中島みゆき中島みゆき瀬尾一三君の昔を誰にもらおう 言葉途切れるこの夕暮れに 君はうなじを頑なにして 過ぎた景色に戸を閉ざす 戻れるものなら戻りたいですか 必ずそらす話が きまってあるよね 今も誰かと比べてるみたい 妬んでいる 君と会って君を去った古い仲間を 妬んでいる 君を愛し君を去った古い女を 妬んでいる  君の昔は君に優しい 他人(ひと)を寄せずに君に優しい 君の隣は夢でふさがり 風は私の上に吹く サヨナラ私は 今日という日だって 悪くはないよって言いたかっただけだよ いつも誰かと比べていたね 妬んでいる 君と会って君を去った古い仲間を 妬んでいる 君を愛し君を去った古い女を 妬んでいる  いつも誰かと比べていたね 妬んでいる 君と会って君を去った古い仲間を 妬んでいる 君を愛し君を去った古い女を 妬んでいる 君と会って君を去った古い仲間を 妬んでいる 君を愛し君を去った古い女を 妬んでいる
気にしないで気にしないで 些細なこと 気にしないで 待ってなさいな こんなところへ 来るものじゃないわ ここはあの人の愛の巣じゃない  気にしないで 気になるのなら 探すがいいわ あの人の靴 気にしないで 町の噂は 尾鰭をとれば他愛もない  少し似てる髪の形 少し似てるネックレス そして少しも似てはいない みつめあった淋しさ  もしも あなたが まだ彼を好きなら 怯えることは ひとつもない あの人はあなたを いつも好きよ それはあたしが保証できる  気にしないで よくあること 問いつめずに かばってあげなさい 悪い女に 手間どったこと あの人も自分に腹を立ててるわ  気にしないで あたしは初めから この世にいなかったようなもの あの人に訊いてみるといいわ そのとおりだと きっと言うから  気にしないで 何も変わらない 男の人には よくあること あなたになおさら 惚れ直させただけ 感謝されても いいくらいだわ  気にしないで あの人は帰る 何もなかった顔をしてさ 気にしないで 気にしないで あの人は帰る あなたのもとへ  気にしないで お幸せにね 気にしないで うまくおやりよ あの人は帰る あの人は帰る あたしの気持ち? それは……… それは まぁ、いいじゃないの中島みゆき中島みゆき中島みゆき気にしないで 些細なこと 気にしないで 待ってなさいな こんなところへ 来るものじゃないわ ここはあの人の愛の巣じゃない  気にしないで 気になるのなら 探すがいいわ あの人の靴 気にしないで 町の噂は 尾鰭をとれば他愛もない  少し似てる髪の形 少し似てるネックレス そして少しも似てはいない みつめあった淋しさ  もしも あなたが まだ彼を好きなら 怯えることは ひとつもない あの人はあなたを いつも好きよ それはあたしが保証できる  気にしないで よくあること 問いつめずに かばってあげなさい 悪い女に 手間どったこと あの人も自分に腹を立ててるわ  気にしないで あたしは初めから この世にいなかったようなもの あの人に訊いてみるといいわ そのとおりだと きっと言うから  気にしないで 何も変わらない 男の人には よくあること あなたになおさら 惚れ直させただけ 感謝されても いいくらいだわ  気にしないで あの人は帰る 何もなかった顔をしてさ 気にしないで 気にしないで あの人は帰る あなたのもとへ  気にしないで お幸せにね 気にしないで うまくおやりよ あの人は帰る あの人は帰る あたしの気持ち? それは……… それは まぁ、いいじゃないの
キツネ狩りの歌キツネ狩りにゆくなら気をつけておゆきよ キツネ狩りは素敵さただ生きて戻れたら ねぇ空は晴れた風はおあつらえ あとは君のその腕次第  もしも見事射とめたら 君は今夜の英雄 さあ走れ夢を走れ  キツネ狩りにゆくなら気をつけておゆきよ キツネ狩りは素敵さただ生きて戻れたら、ね  キツネ狩りにゆくなら酒の仕度も忘れず 見事手柄たてたら乾杯もしたくなる ねぇ空は晴れた風はおあつらえ 仲間たちとグラスあけたら  そいつの顔を見てみよう 妙に耳が長くないか 妙にひげは長くないか  キツネ狩りにゆくなら気をつけておゆきよ グラスあげているのがキツネだったりするから 君と駆けた君の仲間は 君の弓で倒れたりするから  キツネ狩りにゆくなら 気をつけておゆきよ キツネ狩りは素敵さ ただ生きて戻れたら、 ね中島みゆき中島みゆき中島みゆきキツネ狩りにゆくなら気をつけておゆきよ キツネ狩りは素敵さただ生きて戻れたら ねぇ空は晴れた風はおあつらえ あとは君のその腕次第  もしも見事射とめたら 君は今夜の英雄 さあ走れ夢を走れ  キツネ狩りにゆくなら気をつけておゆきよ キツネ狩りは素敵さただ生きて戻れたら、ね  キツネ狩りにゆくなら酒の仕度も忘れず 見事手柄たてたら乾杯もしたくなる ねぇ空は晴れた風はおあつらえ 仲間たちとグラスあけたら  そいつの顔を見てみよう 妙に耳が長くないか 妙にひげは長くないか  キツネ狩りにゆくなら気をつけておゆきよ グラスあげているのがキツネだったりするから 君と駆けた君の仲間は 君の弓で倒れたりするから  キツネ狩りにゆくなら 気をつけておゆきよ キツネ狩りは素敵さ ただ生きて戻れたら、 ね
北の国の習い離婚の数では日本一だってさ 大きな声じゃ言えないけどね しかも女から口火を切ってひとりぽっちの道を選ぶよ 北の国の女は耐えないからね 我慢強いのはむしろ南の女さ  待っても春など来るもんか 見捨てて歩き出すのが習わしさ 北の国の女にゃ気をつけな 待っても春など来るもんか 見捨てて歩き出すのが習わしさ 北の国の女にゃ気をつけな  吹雪の夜に白い山を越えてみようよ あんたの自慢の洒落た車で 凍るカーブは鏡のように気取り忘れた顔を映し出す 立ち往生の吹きだまり凍って死ぬかい  それとも排気ガスで眠って死ぬかい  待っても春など来るもんか 見捨てて歩き出すのが習わしさ 北の国の女にゃ気をつけな 待っても春など来るもんか 見捨てて歩き出すのが習わしさ 北の国の女にゃ気をつけな  待っても春など来るもんか 見捨てて歩き出すのが習わしさ  待っても春など来るもんか 見捨てて歩き出すのが習わしさ 北の国の女にゃ気をつけな中島みゆき中島みゆき中島みゆき瀬尾一三離婚の数では日本一だってさ 大きな声じゃ言えないけどね しかも女から口火を切ってひとりぽっちの道を選ぶよ 北の国の女は耐えないからね 我慢強いのはむしろ南の女さ  待っても春など来るもんか 見捨てて歩き出すのが習わしさ 北の国の女にゃ気をつけな 待っても春など来るもんか 見捨てて歩き出すのが習わしさ 北の国の女にゃ気をつけな  吹雪の夜に白い山を越えてみようよ あんたの自慢の洒落た車で 凍るカーブは鏡のように気取り忘れた顔を映し出す 立ち往生の吹きだまり凍って死ぬかい  それとも排気ガスで眠って死ぬかい  待っても春など来るもんか 見捨てて歩き出すのが習わしさ 北の国の女にゃ気をつけな 待っても春など来るもんか 見捨てて歩き出すのが習わしさ 北の国の女にゃ気をつけな  待っても春など来るもんか 見捨てて歩き出すのが習わしさ  待っても春など来るもんか 見捨てて歩き出すのが習わしさ 北の国の女にゃ気をつけな
帰省遠い国の客には笑われるけれど 押し合わなけりゃ街は 電車にも乗れない まるで人のすべてが敵というように 肩を張り肘を張り 押しのけ合ってゆく  けれど年に2回 8月と1月 人ははにかんで道を譲る 故郷(ふるさと)からの帰り 束の間 人を信じたら もう半年がんばれる  機械たちを相手に言葉は要らない 決まりきった身ぶりで街は流れてゆく 人は多くなるほど 物に見えてくる ころんだ人をよけて 交差点(スクランブル)を渡る  けれど年に2回 8月と1月 人は振り向いて足をとめる 故郷からの帰り 束の間 人を信じたら もう半年がんばれる  けれど年に2回 8月と1月 人は振り向いて足をとめる 故郷からの帰り 束の間 人を信じたら もう半年がんばれる中島みゆき中島みゆき中島みゆき瀬尾一三遠い国の客には笑われるけれど 押し合わなけりゃ街は 電車にも乗れない まるで人のすべてが敵というように 肩を張り肘を張り 押しのけ合ってゆく  けれど年に2回 8月と1月 人ははにかんで道を譲る 故郷(ふるさと)からの帰り 束の間 人を信じたら もう半年がんばれる  機械たちを相手に言葉は要らない 決まりきった身ぶりで街は流れてゆく 人は多くなるほど 物に見えてくる ころんだ人をよけて 交差点(スクランブル)を渡る  けれど年に2回 8月と1月 人は振り向いて足をとめる 故郷からの帰り 束の間 人を信じたら もう半年がんばれる  けれど年に2回 8月と1月 人は振り向いて足をとめる 故郷からの帰り 束の間 人を信じたら もう半年がんばれる
傷ついた翼時は流れゆき 想い出の船は港をはなれ 通りすぎてゆく人達も 今はやさしく見える そんなある日 想い出すわ あの愛の翼 こおりつく夜を歩いてた 私の心のせて 朝のくる街をたずねて 秘かに去った どこにいるの 翼をおって 悲しい想いをさせたのね 飛んでいてねあなたの空で 私きっとすぐにゆくわ  そうね あの頃は悲しくて だれの言葉も聞かず 愛の翼にも気づかずに つきとばしてきたのよ 何も言わぬひとみの色 今見える 愛は一人一人になって やっとこの手に届いたの 飛んでいてねあなたの空で 私きっとすぐに行くわ  傷ついた翼思うたび 胸ははげしく痛む 遅すぎなければ この想いのせて もう一度飛んで 泣いているわ 愛の翼 今見える  愛は一人一人になって やっとこの手に届いたの 飛んでいてねあなたの空で 私きっとすぐに行くわ ラララ…中島みゆき中島みゆき中島みゆき船山基紀時は流れゆき 想い出の船は港をはなれ 通りすぎてゆく人達も 今はやさしく見える そんなある日 想い出すわ あの愛の翼 こおりつく夜を歩いてた 私の心のせて 朝のくる街をたずねて 秘かに去った どこにいるの 翼をおって 悲しい想いをさせたのね 飛んでいてねあなたの空で 私きっとすぐにゆくわ  そうね あの頃は悲しくて だれの言葉も聞かず 愛の翼にも気づかずに つきとばしてきたのよ 何も言わぬひとみの色 今見える 愛は一人一人になって やっとこの手に届いたの 飛んでいてねあなたの空で 私きっとすぐに行くわ  傷ついた翼思うたび 胸ははげしく痛む 遅すぎなければ この想いのせて もう一度飛んで 泣いているわ 愛の翼 今見える  愛は一人一人になって やっとこの手に届いたの 飛んでいてねあなたの空で 私きっとすぐに行くわ ラララ…
兆しのシーズン眠りそこねた真夜中 窓を打つ雨 いつから夢の中に忍び込んだの うなされていたうわごと 目を醒ましても 唇にまだリアルに漂っている こんな理由でなんか会いにゆけないわ  もう一人では眠れない 兆しのシーズン 壊れたら悲しい でもそれよりも恋しい もう強がりの限界 兆しのシーズン いなされてしまうのかしら  降りつのらせてゆく雨 熱くなる胸 潤んで瞳の中 意地がくずれる 貴方が遠ざかってく夢で泣いたわ 愚かしいほどに私 すがりついてた 知らず知らずのうちに傾いてたのね  貴方だけが気づかない 兆しのシーズン なぜ女のほうからじゃ 強気に出られない もう半端じゃ終われない 兆しのシーズン いなされてしまうのかしら  貴方だけが気づかない 兆しのシーズン なぜ女のほうからじゃ 強気に出られない もう半端じゃ終われない 兆しのシーズン いなされてしまうのかしら中島みゆき中島みゆき筒美京平瀬尾一三眠りそこねた真夜中 窓を打つ雨 いつから夢の中に忍び込んだの うなされていたうわごと 目を醒ましても 唇にまだリアルに漂っている こんな理由でなんか会いにゆけないわ  もう一人では眠れない 兆しのシーズン 壊れたら悲しい でもそれよりも恋しい もう強がりの限界 兆しのシーズン いなされてしまうのかしら  降りつのらせてゆく雨 熱くなる胸 潤んで瞳の中 意地がくずれる 貴方が遠ざかってく夢で泣いたわ 愚かしいほどに私 すがりついてた 知らず知らずのうちに傾いてたのね  貴方だけが気づかない 兆しのシーズン なぜ女のほうからじゃ 強気に出られない もう半端じゃ終われない 兆しのシーズン いなされてしまうのかしら  貴方だけが気づかない 兆しのシーズン なぜ女のほうからじゃ 強気に出られない もう半端じゃ終われない 兆しのシーズン いなされてしまうのかしら
帰郷群ひと粒の心 ひと粒の心 ひと粒の心 ひと粒の心 ひと粒の心 ころがりだす ひと粒の心 ひと粒の心 ひと粒の心 ひと粒の心 ひと粒の心 集まりだす ひと粒の心 ひと粒の心 ひと粒の心 ひと粒の心 ひと粒の心 つながりだす 愛情かもしれない 孤独かもしれない 習慣(ならい)かもしれない 本能かもしれない ひと粒の心 ひと粒の心 ひと粒の心 つながりだす  運んでゆく縁(えにし) 運ばれてゆく縁(えにし) 運んでゆく縁(えにし) 運ばれてゆく縁(えにし) 身の内の羅針盤が道を指(さ)す 帰るべき郷(さと)に背を向けた者も 眠りの中では身仕度する 帰るべき郷(さと)に背を向けた者も 眠りの中では荷造りする 運んでゆく縁(えにし) 運ばれてゆく縁(えにし) 身の内の羅針盤が道を指す  愛情かもしれない 孤独かもしれない 習慣(ならい)かもしれない 本能かもしれない 運んでゆく縁(えにし) 運ばれてゆく縁(えにし) 身の内の羅針盤が道を指す 誰かが私を憎んでいる 誰かが私を憎んでいる 帰るべき郷(さと)に背を向けた者も 眠りの中では戸口を出る ひと粒の心 ひと粒の心 ひと粒の心中島みゆき中島みゆき中島みゆき瀬尾一三ひと粒の心 ひと粒の心 ひと粒の心 ひと粒の心 ひと粒の心 ころがりだす ひと粒の心 ひと粒の心 ひと粒の心 ひと粒の心 ひと粒の心 集まりだす ひと粒の心 ひと粒の心 ひと粒の心 ひと粒の心 ひと粒の心 つながりだす 愛情かもしれない 孤独かもしれない 習慣(ならい)かもしれない 本能かもしれない ひと粒の心 ひと粒の心 ひと粒の心 つながりだす  運んでゆく縁(えにし) 運ばれてゆく縁(えにし) 運んでゆく縁(えにし) 運ばれてゆく縁(えにし) 身の内の羅針盤が道を指(さ)す 帰るべき郷(さと)に背を向けた者も 眠りの中では身仕度する 帰るべき郷(さと)に背を向けた者も 眠りの中では荷造りする 運んでゆく縁(えにし) 運ばれてゆく縁(えにし) 身の内の羅針盤が道を指す  愛情かもしれない 孤独かもしれない 習慣(ならい)かもしれない 本能かもしれない 運んでゆく縁(えにし) 運ばれてゆく縁(えにし) 身の内の羅針盤が道を指す 誰かが私を憎んでいる 誰かが私を憎んでいる 帰るべき郷(さと)に背を向けた者も 眠りの中では戸口を出る ひと粒の心 ひと粒の心 ひと粒の心
黄色い犬Yes, I'm Yellow Yes, I'm Yellow Yes, I'm Yellow Yes, I'm Yellow  言い寄る男を袖にして 情のなの字もありゃしない あたしのすべてに惚れたなら あたしがゼロでも好きかしらね つれない素振りにそそられて 女の値段はつり上がる あたしの昔を許すなら あたしの明日も許すかしら ねぇBoy  素っ裸で I Love You 素っ裸で I Need You 何ンにもない女でも 愛してくれますか  街じゅう怯える顔役が あたしの後ろで糸を引く それゆえあたしはちやほやと 言い寄る男に こと欠かない あたしを落とせば顔役と タイはるつもりの男たち あたしは飾りのただの犬 口添え役にもなれないわ 残念ね  素っ裸で I Love You 素っ裸で I Need You 何ンにもない女でも 愛してくれますか 素っ裸で I Love You 素っ裸で I Need You 何ンにもない女でも 愛してくれますか  こんどの男は違うはずだから もう一度信じてこれきりよ  男のことだと思うでしょう 女の話に見えるでしょう 言えない危い話なら 騙りと譬えは紙一重よ 彫り深く描けコスメティク 白く白く塗れコスメティク 雨のシャワーひと降り浴びりゃ 黄色い肢した犬に変わりない  Yes, I'm Yellow 綺麗でしょ Yes, I'm Yellow 月の色 Yes, I'm Yellow 綺麗でしょ Yes, I'm Yellow 月の色 Yes, I'm Yellow 綺麗でしょ Yes, I'm Yellow 月の色 Yes, I'm Yellow 綺麗でしょ Yes, I'm Yellow 月の色  こんどの男は違うはずだから もう一度信じて これきりよ  Yes, I'm Yellow 綺麗でしょ Yes, I'm Yellow 月の色 Yes, I'm Yellow 綺麗でしょ Yes, I'm Yellow 月の色 Yes, I'm Yellow 綺麗でしょ Yes, I'm Yellow 月の色 Yes, I'm Yellow 綺麗でしょ Yes, I'm Yellow 月の色 Yes, I'm Yellow Yes, I'm Yellow Yes, I'm Yellow Yes, I'm Yellow中島みゆき中島みゆき中島みゆきYes, I'm Yellow Yes, I'm Yellow Yes, I'm Yellow Yes, I'm Yellow  言い寄る男を袖にして 情のなの字もありゃしない あたしのすべてに惚れたなら あたしがゼロでも好きかしらね つれない素振りにそそられて 女の値段はつり上がる あたしの昔を許すなら あたしの明日も許すかしら ねぇBoy  素っ裸で I Love You 素っ裸で I Need You 何ンにもない女でも 愛してくれますか  街じゅう怯える顔役が あたしの後ろで糸を引く それゆえあたしはちやほやと 言い寄る男に こと欠かない あたしを落とせば顔役と タイはるつもりの男たち あたしは飾りのただの犬 口添え役にもなれないわ 残念ね  素っ裸で I Love You 素っ裸で I Need You 何ンにもない女でも 愛してくれますか 素っ裸で I Love You 素っ裸で I Need You 何ンにもない女でも 愛してくれますか  こんどの男は違うはずだから もう一度信じてこれきりよ  男のことだと思うでしょう 女の話に見えるでしょう 言えない危い話なら 騙りと譬えは紙一重よ 彫り深く描けコスメティク 白く白く塗れコスメティク 雨のシャワーひと降り浴びりゃ 黄色い肢した犬に変わりない  Yes, I'm Yellow 綺麗でしょ Yes, I'm Yellow 月の色 Yes, I'm Yellow 綺麗でしょ Yes, I'm Yellow 月の色 Yes, I'm Yellow 綺麗でしょ Yes, I'm Yellow 月の色 Yes, I'm Yellow 綺麗でしょ Yes, I'm Yellow 月の色  こんどの男は違うはずだから もう一度信じて これきりよ  Yes, I'm Yellow 綺麗でしょ Yes, I'm Yellow 月の色 Yes, I'm Yellow 綺麗でしょ Yes, I'm Yellow 月の色 Yes, I'm Yellow 綺麗でしょ Yes, I'm Yellow 月の色 Yes, I'm Yellow 綺麗でしょ Yes, I'm Yellow 月の色 Yes, I'm Yellow Yes, I'm Yellow Yes, I'm Yellow Yes, I'm Yellow
カーニヴァルだったね気がつけばしたたかに飲んだくれ 祭の街で 道のほとりに身をさらばえて 歌う宵宮の歌 見渡せばいつの間に 道を知る友とはぐれて 酒の鏡に夜を映して 探す北斗七星 注がれる酒に毒でもあれば今ごろ消えているものを 何故ここにいるのだろう カーニヴァルだったね  気がつけばしたたかに飲んだくれ 痛む頭を 赤子のように撫ぜられている 何を話したのだろう 身の上を知ればこそ明かせない悲しみもある 通りすがりの人なればこそ言える罪状もある 愚かな望み 愚かな暮らし 愚かな悔いの繰返し 罪さえも抱きしめて カーニヴァルだったね  注がれる酒に毒でもあれば今ごろ消えているものを 何故ここにいるのだろう カーニヴァルだったね中島みゆき中島みゆき中島みゆき瀬尾一三気がつけばしたたかに飲んだくれ 祭の街で 道のほとりに身をさらばえて 歌う宵宮の歌 見渡せばいつの間に 道を知る友とはぐれて 酒の鏡に夜を映して 探す北斗七星 注がれる酒に毒でもあれば今ごろ消えているものを 何故ここにいるのだろう カーニヴァルだったね  気がつけばしたたかに飲んだくれ 痛む頭を 赤子のように撫ぜられている 何を話したのだろう 身の上を知ればこそ明かせない悲しみもある 通りすがりの人なればこそ言える罪状もある 愚かな望み 愚かな暮らし 愚かな悔いの繰返し 罪さえも抱きしめて カーニヴァルだったね  注がれる酒に毒でもあれば今ごろ消えているものを 何故ここにいるのだろう カーニヴァルだったね
観音橋観音橋(かんのんばし)を 渡らず右へ 煤(すす)けた寺の縁(えん)の下くぐり グスベリの木に登って落ちた 私は橋のこちらの異人  観音橋(かんのんばし)の こちらの岸は 来ては立ち去る他所者(よそもの)長屋 橋の向こうのひそひそ話 話しかければ ちりぢり逃げる  グスベリの粒 ぶっつけたの誰ぁれ 観音(かんのん)さんの おつかい坊主 「おまえバカだな ここいらの言葉 ひとことくらい語ってみろや」  観音橋(かんのんばし)を ものともせずに ませた娘が恋しに行った 鶏(とり)の羽(は)むしる生業(なりわい)を見て 逃げて来たわと 私に明かす  グスベリの粒 拾(ひろ)ったの誰ぁれ 観音(かんのん)さんの 手伝いばぁや 「めし喰う術(すべ)は せつないもんや 橋のこちらの娘にゃわからん」  観音橋(かんのんばし)を 離(はな)れず居(い)ます 薄い縁(えにし)の身内のように どうせ離(はな)れてゆくのだろうと 泣いたあなたの 味方で居(い)ます  グスベリの粒 忘れたの誰ぁれ 橋を渡って あなたは消えた グスベリの粒 忘れたの誰ぁれ 私は ここを離(はな)れず居(い)ます グスベリの粒 忘れたの誰ぁれ 私は ここを離(はな)れず居(い)ます中島みゆき中島みゆき中島みゆき小林信吾・瀬尾一三観音橋(かんのんばし)を 渡らず右へ 煤(すす)けた寺の縁(えん)の下くぐり グスベリの木に登って落ちた 私は橋のこちらの異人  観音橋(かんのんばし)の こちらの岸は 来ては立ち去る他所者(よそもの)長屋 橋の向こうのひそひそ話 話しかければ ちりぢり逃げる  グスベリの粒 ぶっつけたの誰ぁれ 観音(かんのん)さんの おつかい坊主 「おまえバカだな ここいらの言葉 ひとことくらい語ってみろや」  観音橋(かんのんばし)を ものともせずに ませた娘が恋しに行った 鶏(とり)の羽(は)むしる生業(なりわい)を見て 逃げて来たわと 私に明かす  グスベリの粒 拾(ひろ)ったの誰ぁれ 観音(かんのん)さんの 手伝いばぁや 「めし喰う術(すべ)は せつないもんや 橋のこちらの娘にゃわからん」  観音橋(かんのんばし)を 離(はな)れず居(い)ます 薄い縁(えにし)の身内のように どうせ離(はな)れてゆくのだろうと 泣いたあなたの 味方で居(い)ます  グスベリの粒 忘れたの誰ぁれ 橋を渡って あなたは消えた グスベリの粒 忘れたの誰ぁれ 私は ここを離(はな)れず居(い)ます グスベリの粒 忘れたの誰ぁれ 私は ここを離(はな)れず居(い)ます
川風あの人といた頃は 毎日いいことばかりあったから あの人といた頃は うれしいこと きれいなものばかりで  だから もしも離れたならば なにもいいことなくなりそうで それがこわくなった  川風よ伝えて あの人に伝えて あやまりたいのと 川風よ伝えて あの人に伝えて あやまりたいのと  あの人といなければ いいことなくなるのがこわかったの でもそれは あの人を大切にすることとは違ってた  バカね私 今思い出す ずっとあの人 寂しくて それで離れて行ったのね  川風よ伝えて あの人に伝えて あやまりたいのと 川風よ伝えて あの人に伝えて あやまりたいのと あやまりたいのと  中島みゆき中島みゆき中島みゆき瀬尾一三あの人といた頃は 毎日いいことばかりあったから あの人といた頃は うれしいこと きれいなものばかりで  だから もしも離れたならば なにもいいことなくなりそうで それがこわくなった  川風よ伝えて あの人に伝えて あやまりたいのと 川風よ伝えて あの人に伝えて あやまりたいのと  あの人といなければ いいことなくなるのがこわかったの でもそれは あの人を大切にすることとは違ってた  バカね私 今思い出す ずっとあの人 寂しくて それで離れて行ったのね  川風よ伝えて あの人に伝えて あやまりたいのと 川風よ伝えて あの人に伝えて あやまりたいのと あやまりたいのと  
彼と私と、もう1人流れ着いて吹き寄せられて街の底 寒さしのぎでめぐり逢う落葉たち もう傷つきようもなく愛たちを失って さまよいようもなく立ちすくむ街角で 私たちは逢う ほかには何も無い 私たちは暮らす そののち気がつく 彼と私と、 どこかにもう1人 彼と私と、 確かにもう1人  引き返すあても失(な)くして闇の底 息を呑んで耳をすます心当たり もう切り離せはしない どんなことがあっても 疑いようもなく運命を結びあい 私たちは呼ぶ 心と心で 私たちは誓う そののち気がつく 彼と私と、 どこかにもう1人 彼と私と、 確かにもう1人  もう切り離せはしない どんなことがあっても 疑いようもなく運命を結びあい 私たちは呼ぶ 心と心で 私たちは誓う そののち気がつく 彼と私と、 どこかにもう1人 彼と私と、 確かにもう1人 彼と私と、 確かにもう1人中島みゆき中島みゆき中島みゆき瀬尾一三流れ着いて吹き寄せられて街の底 寒さしのぎでめぐり逢う落葉たち もう傷つきようもなく愛たちを失って さまよいようもなく立ちすくむ街角で 私たちは逢う ほかには何も無い 私たちは暮らす そののち気がつく 彼と私と、 どこかにもう1人 彼と私と、 確かにもう1人  引き返すあても失(な)くして闇の底 息を呑んで耳をすます心当たり もう切り離せはしない どんなことがあっても 疑いようもなく運命を結びあい 私たちは呼ぶ 心と心で 私たちは誓う そののち気がつく 彼と私と、 どこかにもう1人 彼と私と、 確かにもう1人  もう切り離せはしない どんなことがあっても 疑いようもなく運命を結びあい 私たちは呼ぶ 心と心で 私たちは誓う そののち気がつく 彼と私と、 どこかにもう1人 彼と私と、 確かにもう1人 彼と私と、 確かにもう1人
身体の中を流れる涙身体の中を流れる涙 どこを切っても涙が落ちる 涙が私を動かしている 私は涙でできている 身体の中を流れる涙 熱い血なんかはひと粒もない 温もり目当てに抱きしめたなら なおさら寒さを知るばかり 縁起かつぎや験(げん)かつぎ 悲しみ除(よ)けなど要りません 今より悲しいことはない この先怯えることもない 心よりなお早く 身体は凍る 氷よりなお深く 涙は凍る  どこかに理由があるならば どこかで止まりもするけれど 何から何まで理由なら 涙はつづいてゆくばかり なぐさめ言葉 知恵言葉 私のためなら要りません 私の聞きたいひとことは あの人だけしか使えない 命よりなお長く 誓いは生きる(身体の中を流れる涙 誰にもわからない) 涙よりなお長く 誓いは生きる(身体の中を流れる涙)  (何を泣いていたか忘れても 自分でも見えない悲しみが 流れ続け 引き継がれてゆく 誓いは生きる) (何を泣いていたか忘れても 自分でも見えない悲しみが 流れ続け 引き継がれてゆく)中島みゆき中島みゆき中島みゆき瀬尾一三身体の中を流れる涙 どこを切っても涙が落ちる 涙が私を動かしている 私は涙でできている 身体の中を流れる涙 熱い血なんかはひと粒もない 温もり目当てに抱きしめたなら なおさら寒さを知るばかり 縁起かつぎや験(げん)かつぎ 悲しみ除(よ)けなど要りません 今より悲しいことはない この先怯えることもない 心よりなお早く 身体は凍る 氷よりなお深く 涙は凍る  どこかに理由があるならば どこかで止まりもするけれど 何から何まで理由なら 涙はつづいてゆくばかり なぐさめ言葉 知恵言葉 私のためなら要りません 私の聞きたいひとことは あの人だけしか使えない 命よりなお長く 誓いは生きる(身体の中を流れる涙 誰にもわからない) 涙よりなお長く 誓いは生きる(身体の中を流れる涙)  (何を泣いていたか忘れても 自分でも見えない悲しみが 流れ続け 引き継がれてゆく 誓いは生きる) (何を泣いていたか忘れても 自分でも見えない悲しみが 流れ続け 引き継がれてゆく)
曲名 歌手名 作詞者名 作曲者名 編曲者名 歌い出し
かもめはかもめGOLD LYLICあきらめました あなたのことは もう 電話も かけない あなたの側に 誰がいても うらやむだけ かなしい かもめはかもめ 孔雀や鳩や ましてや 女には なれない あなたの望む 素直な女には はじめから なれない  青空を 渡るよりも 見たい夢は あるけれど かもめはかもめ ひとりで空を ゆくのがお似合い  あきらめました あなたのことは もう ゆくえも 知らない あなたがどこで 何をしても 何ひとつ 私では 合わない かもめはかもめ 孔雀や鳩や ましてや 女には なれない あなたの望む 素直な女には 最後まで なれない  この海を 失くしてでも ほしい愛は あるけれど かもめはかもめ ひとりで海を ゆくのがお似合いGOLD LYLIC中島みゆき中島みゆき中島みゆきクニ河内あきらめました あなたのことは もう 電話も かけない あなたの側に 誰がいても うらやむだけ かなしい かもめはかもめ 孔雀や鳩や ましてや 女には なれない あなたの望む 素直な女には はじめから なれない  青空を 渡るよりも 見たい夢は あるけれど かもめはかもめ ひとりで空を ゆくのがお似合い  あきらめました あなたのことは もう ゆくえも 知らない あなたがどこで 何をしても 何ひとつ 私では 合わない かもめはかもめ 孔雀や鳩や ましてや 女には なれない あなたの望む 素直な女には 最後まで なれない  この海を 失くしてでも ほしい愛は あるけれど かもめはかもめ ひとりで海を ゆくのがお似合い
かもめの歌いつかひとりになった時に この歌を思い出しなさい どんななぐさめも追いつかない ひとりの時に歌いなさい おまえより多くあきらめた人の 吐息をつづって風よ吹け おまえより多く泣いた人の 涙をつづって雨よ降れ  生まれつきのかもめはいない あれは其処で笑ってる女 心だけが身体をぬけて 空へ空へと昇るよ  もういちど時を巻き戻して はじめから生き直せたなら 愛さずに生きられるかしら ならば泣かなくてすむかしら  生まれつきのかもめはいない あれは其処で笑ってる女 心だけが身体をぬけて 空へ空へと昇るよ  思い出話はえこひいきなもの いない者だけに味方する いまさら本当も嘘もない 私のせいだと名乗るだけ いつかひとりになった時に この歌を思い出しなさい どんななぐさめも追いつかない ひとりの時に歌いなさい  生まれつきのかもめはいない あれは其処で笑ってる女 心だけが身体をぬけて 空へ空へと昇るよ  生まれつきのかもめはいない あれは其処で笑ってる女 心だけが身体をぬけて 空へ空へと昇るよ中島みゆき中島みゆき中島みゆき瀬尾一三いつかひとりになった時に この歌を思い出しなさい どんななぐさめも追いつかない ひとりの時に歌いなさい おまえより多くあきらめた人の 吐息をつづって風よ吹け おまえより多く泣いた人の 涙をつづって雨よ降れ  生まれつきのかもめはいない あれは其処で笑ってる女 心だけが身体をぬけて 空へ空へと昇るよ  もういちど時を巻き戻して はじめから生き直せたなら 愛さずに生きられるかしら ならば泣かなくてすむかしら  生まれつきのかもめはいない あれは其処で笑ってる女 心だけが身体をぬけて 空へ空へと昇るよ  思い出話はえこひいきなもの いない者だけに味方する いまさら本当も嘘もない 私のせいだと名乗るだけ いつかひとりになった時に この歌を思い出しなさい どんななぐさめも追いつかない ひとりの時に歌いなさい  生まれつきのかもめはいない あれは其処で笑ってる女 心だけが身体をぬけて 空へ空へと昇るよ  生まれつきのかもめはいない あれは其処で笑ってる女 心だけが身体をぬけて 空へ空へと昇るよ
仮面おあいにくさま 何を期待してたの 甘い慰め 無言のぬくもり そんなに震えて 何を怯えてるの あれはあんたの正体じゃないか 知ったことじゃない あんたの痛み 勝手に底まで 落ちぶれるがいい  羽振りの良かった時代のように 思い上がった口をききなさい 己れを知らない 子供のように なんでもできそうな 口をききなさい  ねえ 覚えてやしないでしょう あたし あんたが文無しだった 頃から 近くにいたのにさ 近くで 見とれていたのにさ  捨てゼリフなしじゃ 町を出られやしない そして誰でも 内緒で戻るよ 下りの坂なら 落ちる先は海 そうさ あんたの生れた町へね みじめな歌なんか ブルースシンガーに くれてやるがいい 捨てちまうがいい  ぼろぼろになって 獣がむせぶ 失うものは もうなにもない ぼろぼろになって 獣が眠る あたしは邪険に 抱きしめる  ねえ 覚えてやしないでしょう あたし あんたが文無しだった 頃から 近くにいたのにさ 近くで 見とれていたのにさ  ぼろぼろになって 獣がむせぶ 失うものは もうなにもない ぼろぼろになって 獣が眠る あたしは邪険に 抱きしめる  ねえ 覚えてやしないでしょう あたし あんたが文無しだった 頃から 近くにいたのにさ 近くで 見とれていたのにさ中島みゆき中島みゆき甲斐よしひろおあいにくさま 何を期待してたの 甘い慰め 無言のぬくもり そんなに震えて 何を怯えてるの あれはあんたの正体じゃないか 知ったことじゃない あんたの痛み 勝手に底まで 落ちぶれるがいい  羽振りの良かった時代のように 思い上がった口をききなさい 己れを知らない 子供のように なんでもできそうな 口をききなさい  ねえ 覚えてやしないでしょう あたし あんたが文無しだった 頃から 近くにいたのにさ 近くで 見とれていたのにさ  捨てゼリフなしじゃ 町を出られやしない そして誰でも 内緒で戻るよ 下りの坂なら 落ちる先は海 そうさ あんたの生れた町へね みじめな歌なんか ブルースシンガーに くれてやるがいい 捨てちまうがいい  ぼろぼろになって 獣がむせぶ 失うものは もうなにもない ぼろぼろになって 獣が眠る あたしは邪険に 抱きしめる  ねえ 覚えてやしないでしょう あたし あんたが文無しだった 頃から 近くにいたのにさ 近くで 見とれていたのにさ  ぼろぼろになって 獣がむせぶ 失うものは もうなにもない ぼろぼろになって 獣が眠る あたしは邪険に 抱きしめる  ねえ 覚えてやしないでしょう あたし あんたが文無しだった 頃から 近くにいたのにさ 近くで 見とれていたのにさ
カム・フラージュ悪い噂 隠すために わたしを呼びださないで まずい噂 隠すために わたしを連れ歩かないで 似合いかしら 無難かしら 誰をかばってるの みつめ合ったふりで 急に言いましょうか 「本気よ」 カム・フラージュ カム・フラージュ あなたの心のどこかには カム・フラージュ カム・フラージュ いつでも誰かが暮らしてる わたしは あなたの 偽物両思い  みんなが疑うときだけ わたしを抱き寄せないで みんなが見ているときだけ わたしに口づけしないで 甘い言葉ささやくのも 人に聞こえよがし 芝居してるふりで 急に言いましょうか 「本気よ」 カム・フラージュ カム・フラージュ あなたの心のどこかには カム・フラージュ カム・フラージュ いつでも誰かが暮らしてる わたしは あなたの 偽物両思い  カム・フラージュ カム・フラージュ あなたの心のどこかには カム・フラージュ カム・フラージュ いつでも誰かが暮らしてる わたしは あなたの 偽物両思い中島みゆき中島みゆき中島みゆきチト河内悪い噂 隠すために わたしを呼びださないで まずい噂 隠すために わたしを連れ歩かないで 似合いかしら 無難かしら 誰をかばってるの みつめ合ったふりで 急に言いましょうか 「本気よ」 カム・フラージュ カム・フラージュ あなたの心のどこかには カム・フラージュ カム・フラージュ いつでも誰かが暮らしてる わたしは あなたの 偽物両思い  みんなが疑うときだけ わたしを抱き寄せないで みんなが見ているときだけ わたしに口づけしないで 甘い言葉ささやくのも 人に聞こえよがし 芝居してるふりで 急に言いましょうか 「本気よ」 カム・フラージュ カム・フラージュ あなたの心のどこかには カム・フラージュ カム・フラージュ いつでも誰かが暮らしてる わたしは あなたの 偽物両思い  カム・フラージュ カム・フラージュ あなたの心のどこかには カム・フラージュ カム・フラージュ いつでも誰かが暮らしてる わたしは あなたの 偽物両思い
髪を洗う女かみともにいまして ゆく道をまもり かみのまもり 汝が身を離れざれ  泣くにも泣けない しずかな夜は 灯りもつけずに しょんぼりと いつまでいつまで 飽きもせず 女が髪を洗います  煙草の煙を流すため お酒の香りを流すため あいつの全てを流すため いつまでいつまで 飽きもせず 女が髪を洗います  女は薄情なものだから 髪形ひとつで 言葉も変わる 元結ほどけば 崩れるように 髪の毛だけが 泣くのです  煙草の煙が流れない お酒の香りが流れない あいつの全てが流れない ひとりの夜更けは 水音さむく 女が髪を洗います  煙草の煙が流れない お酒の香りが流れない あいつの全てが流れない ひとりの夜更けは 水音さむく 女が髪を洗います中島みゆき中島みゆき中島みゆきかみともにいまして ゆく道をまもり かみのまもり 汝が身を離れざれ  泣くにも泣けない しずかな夜は 灯りもつけずに しょんぼりと いつまでいつまで 飽きもせず 女が髪を洗います  煙草の煙を流すため お酒の香りを流すため あいつの全てを流すため いつまでいつまで 飽きもせず 女が髪を洗います  女は薄情なものだから 髪形ひとつで 言葉も変わる 元結ほどけば 崩れるように 髪の毛だけが 泣くのです  煙草の煙が流れない お酒の香りが流れない あいつの全てが流れない ひとりの夜更けは 水音さむく 女が髪を洗います  煙草の煙が流れない お酒の香りが流れない あいつの全てが流れない ひとりの夜更けは 水音さむく 女が髪を洗います
長い髪が好きだと あなた昔だれかに話したでしょう だから私こんなに長く もうすぐ腰までとどくわ  それでもあなたは離れてゆくばかり ほかに私には何もない 切ってしまいますあなたに似せて 切ってしまいますこの髪を 今夜旅立つあなたに似せて 短かく  長い髪を短かくしても とてもあなたに似てきません 似ても似つかない泣き顔が 鏡のむこうでふるえます  あなたの写真も残らなかったから 影をあなただと思いたい 切ってしまいますあなたに似せて 切ってしまいますこの髪を 今夜旅立つあなたに似せて 短かく中島みゆき中島みゆき中島みゆき福井峻長い髪が好きだと あなた昔だれかに話したでしょう だから私こんなに長く もうすぐ腰までとどくわ  それでもあなたは離れてゆくばかり ほかに私には何もない 切ってしまいますあなたに似せて 切ってしまいますこの髪を 今夜旅立つあなたに似せて 短かく  長い髪を短かくしても とてもあなたに似てきません 似ても似つかない泣き顔が 鏡のむこうでふるえます  あなたの写真も残らなかったから 影をあなただと思いたい 切ってしまいますあなたに似せて 切ってしまいますこの髪を 今夜旅立つあなたに似せて 短かく
彼女の生き方酒とくすりで 体はズタズタ 忘れたいことが 多すぎる 別れを告げて来た中にゃ いい奴だって 居たからね  死んでいった男たち 呼んでるような 気がする 生きている奴らの 言うことなんか 聞かないが  彼女の人生 いつでも晴れ  そうさあたしは タンポポの花 風に吹かれて 飛んでゆく 行きたい町へ 行きたい空へ 落ちると思えば 飛びあがる  浮気女と 呼ばれても 嫌いな奴には 笑えない おかみさんたちよ あんたらの方が あこぎな真似を してるじゃないか  彼女の人生 いつでも晴れ  思い通りには 動かない 世の中なんて 何もかも だけど あたしだって 世の中の 思い通りなんか 動かない  彼女の人生 いつでも晴れ  ああ今日もまた 裏街は うわさ話の 花盛り 浮気な風を 追い払え 裏切り者を たたき出せ  そうさあたしは タンポポの花 風に吹かれて 飛んでゆく 行きたい町へ 行きたい空へ 落ちると思えば 飛びあがる  彼女の人生 いつでも晴れ中島みゆき中島みゆき中島みゆきエジソン酒とくすりで 体はズタズタ 忘れたいことが 多すぎる 別れを告げて来た中にゃ いい奴だって 居たからね  死んでいった男たち 呼んでるような 気がする 生きている奴らの 言うことなんか 聞かないが  彼女の人生 いつでも晴れ  そうさあたしは タンポポの花 風に吹かれて 飛んでゆく 行きたい町へ 行きたい空へ 落ちると思えば 飛びあがる  浮気女と 呼ばれても 嫌いな奴には 笑えない おかみさんたちよ あんたらの方が あこぎな真似を してるじゃないか  彼女の人生 いつでも晴れ  思い通りには 動かない 世の中なんて 何もかも だけど あたしだって 世の中の 思い通りなんか 動かない  彼女の人生 いつでも晴れ  ああ今日もまた 裏街は うわさ話の 花盛り 浮気な風を 追い払え 裏切り者を たたき出せ  そうさあたしは タンポポの花 風に吹かれて 飛んでゆく 行きたい町へ 行きたい空へ 落ちると思えば 飛びあがる  彼女の人生 いつでも晴れ
彼女によろしくあと幾日生きられるか 生命線に尋ねてみても 昨日死んだ若い人の掌は長生き示してた 明日が見えなくて良かったわ だからあなた信じられたもの 時計は二度と回らない God bless you 彼女によろしく  いつか行ってみたいけれどたぶん無理だなと そらしたのは 忙しいと受けとめてた そういう意味じゃなかったんだね 一人で行きます外っ国へ 子供じゃあるまいし何処へでも 時計は二度と回らない God bless you 彼女によろしく  仕事をしていて良かったわ 愛どころじゃないふりができる 時計は二度と回らない God bless you 彼女によろしく  私が彼女に見えるほど 酔った時だけ言えたね愛を 時計は二度と回らない God bless you 彼女によろしく God bless you 彼女によろしく中島みゆき中島みゆき中島みゆきあと幾日生きられるか 生命線に尋ねてみても 昨日死んだ若い人の掌は長生き示してた 明日が見えなくて良かったわ だからあなた信じられたもの 時計は二度と回らない God bless you 彼女によろしく  いつか行ってみたいけれどたぶん無理だなと そらしたのは 忙しいと受けとめてた そういう意味じゃなかったんだね 一人で行きます外っ国へ 子供じゃあるまいし何処へでも 時計は二度と回らない God bless you 彼女によろしく  仕事をしていて良かったわ 愛どころじゃないふりができる 時計は二度と回らない God bless you 彼女によろしく  私が彼女に見えるほど 酔った時だけ言えたね愛を 時計は二度と回らない God bless you 彼女によろしく God bless you 彼女によろしく
かなしみ笑いだから 笑い続けるだけよ 愛の傷が 癒えるまで 喜びも 悲しみも 忘れ去るまで  遊び歩いた あげくの恋は 別れやすそうな 相手を選んで 二度と 涙流さないような 軽い暮らしを 続けてゆくのよ  だって仕方がないじゃないの あなたは 二度と戻って来ないし ひとり暮らしをするのは つらい あなたを 待ち続けた あの部屋で  ひとり待ちわびて 待ちわびて 時を 恨むだけ  だから 笑い続けるだけよ 愛の傷が 癒えるまで 喜びも 悲しみも 忘れ去るまで  恨んでいられるうちは いいわ 忘れられたら 生きてはゆけない そんな 心の誓いも いつか 一人笑いに慣れてしまうもの  酒と踊りと歌を 覚えて 暗く輝く街へ 出かけよう そこで覚えた暮らしがいつか 生まれながらに 思えてくるまで  そうよ 待ちわびて 待ちわびて 時を恨むだけ  だから 笑い続けるだけよ 愛の傷が 癒えるまで 喜びも 悲しみも 忘れ去るまで  だから 笑い続けるだけよ 愛の傷が 癒えるまで 喜びも 悲しみも 忘れ去るまで中島みゆき中島みゆき中島みゆきだから 笑い続けるだけよ 愛の傷が 癒えるまで 喜びも 悲しみも 忘れ去るまで  遊び歩いた あげくの恋は 別れやすそうな 相手を選んで 二度と 涙流さないような 軽い暮らしを 続けてゆくのよ  だって仕方がないじゃないの あなたは 二度と戻って来ないし ひとり暮らしをするのは つらい あなたを 待ち続けた あの部屋で  ひとり待ちわびて 待ちわびて 時を 恨むだけ  だから 笑い続けるだけよ 愛の傷が 癒えるまで 喜びも 悲しみも 忘れ去るまで  恨んでいられるうちは いいわ 忘れられたら 生きてはゆけない そんな 心の誓いも いつか 一人笑いに慣れてしまうもの  酒と踊りと歌を 覚えて 暗く輝く街へ 出かけよう そこで覚えた暮らしがいつか 生まれながらに 思えてくるまで  そうよ 待ちわびて 待ちわびて 時を恨むだけ  だから 笑い続けるだけよ 愛の傷が 癒えるまで 喜びも 悲しみも 忘れ去るまで  だから 笑い続けるだけよ 愛の傷が 癒えるまで 喜びも 悲しみも 忘れ去るまで
悲しみに悲しみに うちひしがれて 今夜 悲しみに 身をふるわせる 裏切りの足どりが 今夜示す おまえのドアを 知らずに泣いていればよかった  誰にさえ なげくあてなく 今夜 誰にさえ かみついている 名を呼べば ふり返る 友は知らぬ 笑顔をみせて 今夜は 夜に流されそうだ  悲しみは 白い舟 沖をゆく 一隻の舟 今夜は 風にながされそうだ 今夜は 風にながされそうだ中島みゆき中島みゆき中島みゆき石川鷹彦悲しみに うちひしがれて 今夜 悲しみに 身をふるわせる 裏切りの足どりが 今夜示す おまえのドアを 知らずに泣いていればよかった  誰にさえ なげくあてなく 今夜 誰にさえ かみついている 名を呼べば ふり返る 友は知らぬ 笑顔をみせて 今夜は 夜に流されそうだ  悲しみは 白い舟 沖をゆく 一隻の舟 今夜は 風にながされそうだ 今夜は 風にながされそうだ
悲しいことはいつもあるだれも 悪くは ないのに 悲しい事なら いつもある 願いごとが 叶わなかったり 願いごとが 叶いすぎたり だれも 悪くは ないのに 悲しい事は いつもある  願いごとが 叶わなかったり 願いごとが 叶いすぎたり だれも 悪くは ないのに 悲しい事は いつもある中島みゆき中島みゆき中島みゆき西崎進だれも 悪くは ないのに 悲しい事なら いつもある 願いごとが 叶わなかったり 願いごとが 叶いすぎたり だれも 悪くは ないのに 悲しい事は いつもある  願いごとが 叶わなかったり 願いごとが 叶いすぎたり だれも 悪くは ないのに 悲しい事は いつもある
勝手にしやがれ右へ行きたければ 右へ行きゃいいじゃないの あたしは左へ行く 山へ行きたければ 山へ行きゃいいじゃないの あたしは町へ行く あたしはあたし おもちゃじゃない どうしようと勝手 心はなれて はじめて気づく あんたの わがままが ほしい  部屋を出て行くなら 明かり消して行ってよ 後ろ姿を見たくない 明かりつけたければ 自分でつけに行くわ むずかしい本でも 読むために あんたはあんた おもちゃじゃない どうしようと勝手 心はなれて はじめて気づく あんたのわがままが ほしい  あたしはあたし おもちゃじゃない どうしようと勝手 心はなれて はじめて気づく あんたのわがままが ほしい中島みゆき中島みゆき中島みゆき右へ行きたければ 右へ行きゃいいじゃないの あたしは左へ行く 山へ行きたければ 山へ行きゃいいじゃないの あたしは町へ行く あたしはあたし おもちゃじゃない どうしようと勝手 心はなれて はじめて気づく あんたの わがままが ほしい  部屋を出て行くなら 明かり消して行ってよ 後ろ姿を見たくない 明かりつけたければ 自分でつけに行くわ むずかしい本でも 読むために あんたはあんた おもちゃじゃない どうしようと勝手 心はなれて はじめて気づく あんたのわがままが ほしい  あたしはあたし おもちゃじゃない どうしようと勝手 心はなれて はじめて気づく あんたのわがままが ほしい
肩幅の未来こわれかけたラジカセ あなたが捨てたガラクタ かわいそうで拾って 直せないまま ひと夏 忘れんぼうの歳月 好奇心でスイッチ ノイズだらけのFM 痛い曲が流れ出た  ケンカなんていつもだった 嫌いなんて言わなかった ちょっと甘い ちょっと苦い 夕暮れの溜息  肩幅の未来 いちずにあなたの背中しか 肩幅の未来 見ない自分が怖かった 1人になって見る夢は こんどは昔の背中だけ ……らちもない  ライヴハウスの立ちぎき ショールームの1日 非常口から夜中の駐車場に潜んでいた  宝探しするように サヨナラを探したね あなただって子供だった 私たち子供だった  肩幅の未来 いちずにあなたの背中しか 肩幅の未来 見ない自分が怖かった 1人になって見る夢は なおさら昔の背中だけ ……らちもない  肩幅の未来 いちずにあなたの背中しか 肩幅の未来 見ない自分が怖かった 1人になって見る夢は こんどは昔の背中だけ ……らちもない中島みゆき中島みゆき筒美京平こわれかけたラジカセ あなたが捨てたガラクタ かわいそうで拾って 直せないまま ひと夏 忘れんぼうの歳月 好奇心でスイッチ ノイズだらけのFM 痛い曲が流れ出た  ケンカなんていつもだった 嫌いなんて言わなかった ちょっと甘い ちょっと苦い 夕暮れの溜息  肩幅の未来 いちずにあなたの背中しか 肩幅の未来 見ない自分が怖かった 1人になって見る夢は こんどは昔の背中だけ ……らちもない  ライヴハウスの立ちぎき ショールームの1日 非常口から夜中の駐車場に潜んでいた  宝探しするように サヨナラを探したね あなただって子供だった 私たち子供だった  肩幅の未来 いちずにあなたの背中しか 肩幅の未来 見ない自分が怖かった 1人になって見る夢は なおさら昔の背中だけ ……らちもない  肩幅の未来 いちずにあなたの背中しか 肩幅の未来 見ない自分が怖かった 1人になって見る夢は こんどは昔の背中だけ ……らちもない
肩に降る雨肩に降る雨の冷たさも気づかぬまま歩き続けてた 肩に降る雨の冷たさにまだ生きてた自分を見つけた  あの人なしでは1秒でも生きてはゆけないと思ってた あの人がくれた冷たさは薬の白さよりなお寒い  遠くまたたく光は遥かに私を忘れて流れてゆく流れてゆく  幾日歩いた線路沿いは行方を捨てた闇の道 なのに夜深く夢の底で耳に入る雨を厭うのは何故  肩に降る雨の冷たさは生きろと叫ぶ誰かの声 肩に降る雨の冷たさは生きたいと迷う自分の声  肩に降る雨の冷たさも気づかぬまま歩き続けてた 肩に降る雨の冷たさにまだ生きてた自分を見つけた中島みゆき中島みゆき中島みゆき肩に降る雨の冷たさも気づかぬまま歩き続けてた 肩に降る雨の冷たさにまだ生きてた自分を見つけた  あの人なしでは1秒でも生きてはゆけないと思ってた あの人がくれた冷たさは薬の白さよりなお寒い  遠くまたたく光は遥かに私を忘れて流れてゆく流れてゆく  幾日歩いた線路沿いは行方を捨てた闇の道 なのに夜深く夢の底で耳に入る雨を厭うのは何故  肩に降る雨の冷たさは生きろと叫ぶ誰かの声 肩に降る雨の冷たさは生きたいと迷う自分の声  肩に降る雨の冷たさも気づかぬまま歩き続けてた 肩に降る雨の冷たさにまだ生きてた自分を見つけた
片想目をさませ 早く 甘い夢から うまい話には 裏がある 目をさませ 早く 甘い夢から うかれているのはおまえだけ  「一度やそこらのやさしさで つけあがられるのは とても迷惑なんだ」 目をさませ 早く 甘い夢から うかれているのはおまえだけ  手を放せ 早く すがる袖から 振り払うのは うとましい 手を放せ 早く すがる袖から うかれているのはおまえだけ  「一度やそこらのやさしさで つけあがられるのは とても迷惑なんだ」 手を放せ 早く すがる袖から うかれているのはおまえだけ 手を放せ 早く 甘い夢から うかれているのはおまえだけ中島みゆき中島みゆき中島みゆき福井峻目をさませ 早く 甘い夢から うまい話には 裏がある 目をさませ 早く 甘い夢から うかれているのはおまえだけ  「一度やそこらのやさしさで つけあがられるのは とても迷惑なんだ」 目をさませ 早く 甘い夢から うかれているのはおまえだけ  手を放せ 早く すがる袖から 振り払うのは うとましい 手を放せ 早く すがる袖から うかれているのはおまえだけ  「一度やそこらのやさしさで つけあがられるのは とても迷惑なんだ」 手を放せ 早く すがる袖から うかれているのはおまえだけ 手を放せ 早く 甘い夢から うかれているのはおまえだけ
風の笛つらいことをつらいと言わず イヤなことをイヤとは言わず 呑み込んで隠して押さえ込んで 黙って泣く人へ ええかげんにせえよ たいがいにせえよ あけっぴろげだったお前は 何処(どこ)へ消えた ええかげんにせえよ たいがいにせえよ 目一杯だったお前が 気にかかる 言いたいことを言えば傷つく 大切な総てが傷つく だから黙る だから耐える それを誰もが知らない ならば 言葉に出せない思いのために お前に渡そう風の笛 言葉に出せない思いの代りに ささやかに吹け風の笛  言葉に出せば通じることもある 言葉に出せばこじれることもある 目を上げてみな アゴ上げてみな 言えないこと呑んで溺れかけている 黙るより他(ほか)思いつかず 決めたんならそれもいいだろう そして黙る そして耐える それを誰もが知らない ならば 言葉に出せない思いのために お前に渡そう風の笛 言葉に出せない思いの代りに ささやかに吹け風の笛  つらいことをつらいと言わず イヤなことをイヤとは言わず 呑み込んで隠して押さえ込んで 黙って泣く人へ 言葉に出せない思いのために お前に渡そう風の笛 言葉に出せない思いの代りに ささやかに吹け風の笛 言葉に出せない思いの代りに ささやかに吹け風の笛中島みゆき中島みゆき中島みゆき瀬尾一三つらいことをつらいと言わず イヤなことをイヤとは言わず 呑み込んで隠して押さえ込んで 黙って泣く人へ ええかげんにせえよ たいがいにせえよ あけっぴろげだったお前は 何処(どこ)へ消えた ええかげんにせえよ たいがいにせえよ 目一杯だったお前が 気にかかる 言いたいことを言えば傷つく 大切な総てが傷つく だから黙る だから耐える それを誰もが知らない ならば 言葉に出せない思いのために お前に渡そう風の笛 言葉に出せない思いの代りに ささやかに吹け風の笛  言葉に出せば通じることもある 言葉に出せばこじれることもある 目を上げてみな アゴ上げてみな 言えないこと呑んで溺れかけている 黙るより他(ほか)思いつかず 決めたんならそれもいいだろう そして黙る そして耐える それを誰もが知らない ならば 言葉に出せない思いのために お前に渡そう風の笛 言葉に出せない思いの代りに ささやかに吹け風の笛  つらいことをつらいと言わず イヤなことをイヤとは言わず 呑み込んで隠して押さえ込んで 黙って泣く人へ 言葉に出せない思いのために お前に渡そう風の笛 言葉に出せない思いの代りに ささやかに吹け風の笛 言葉に出せない思いの代りに ささやかに吹け風の笛
風の姿そんな人だと思わなかった、と言われて どうして涙が出たの どんな人だと思われたくて どこの誰の真似をしてきたの  嵐が近い 嵐が近い 折れた小枝が窓を叩いているわ だから 風の姿を誰か教えて 愛の姿を誰か教えて 数えきれない数の定義じゃなくて たった一人の愛の言葉で 私をうなずかせて  「らしい」と言われて付けてたブレス 鎖の角が本当は痛かった 悪く言われて破って捨てた シフォンのシャツが本当は好きだった  嵐が近い 嵐が近い 思いがけない私かもしれないわ だから 風の姿を誰か教えて 愛の姿を誰か教えて 数えきれない数の定義じゃなくて たった一人の愛の言葉で 私をうなずかせて  だから 風の姿を誰か教えて 愛の姿を誰か教えて 数えきれない数の定義じゃなくて たった一人の愛の言葉で 私をうなずかせて中島みゆき中島みゆき中島みゆき倉田信雄そんな人だと思わなかった、と言われて どうして涙が出たの どんな人だと思われたくて どこの誰の真似をしてきたの  嵐が近い 嵐が近い 折れた小枝が窓を叩いているわ だから 風の姿を誰か教えて 愛の姿を誰か教えて 数えきれない数の定義じゃなくて たった一人の愛の言葉で 私をうなずかせて  「らしい」と言われて付けてたブレス 鎖の角が本当は痛かった 悪く言われて破って捨てた シフォンのシャツが本当は好きだった  嵐が近い 嵐が近い 思いがけない私かもしれないわ だから 風の姿を誰か教えて 愛の姿を誰か教えて 数えきれない数の定義じゃなくて たった一人の愛の言葉で 私をうなずかせて  だから 風の姿を誰か教えて 愛の姿を誰か教えて 数えきれない数の定義じゃなくて たった一人の愛の言葉で 私をうなずかせて
風にならないかむずかしい言葉は自分を守ったかい 振りまわす刃は自分を守ったかい 降りかかる火の粉と 降り注ぐ愛情を けして間違わずに来たとは言えない 二度とだれかを傷つけたくはない されど自分が傷つきたくもない 互い違いに心は揺れる あてにならぬ地図を持ち ただ立ちすくんでいる もう風にならないか ねぇ風にならないか  自由になりたくて孤独になりたくない 放っておいてほしい 見捨てないでほしい 望みはすばしこく何処へでも毒をまく やがて自分の飲む水とも知らないで だれにも置き去りにされたくはない だれをも置き去りにさせたくはない 我が身可愛いと心は揺れる あてにならぬ地図を持ち ただ立ちすくんでいる もう風にならないか ねぇ風にならないか  だれにも置き去りにされたくはない だれをも置き去りにさせたくはない 我が身可愛いと心は揺れる あてにならぬ地図を持ち ただ立ちすくんでいる もう風にならないか ねぇ風にならないか中島みゆき中島みゆき中島みゆき瀬尾一三むずかしい言葉は自分を守ったかい 振りまわす刃は自分を守ったかい 降りかかる火の粉と 降り注ぐ愛情を けして間違わずに来たとは言えない 二度とだれかを傷つけたくはない されど自分が傷つきたくもない 互い違いに心は揺れる あてにならぬ地図を持ち ただ立ちすくんでいる もう風にならないか ねぇ風にならないか  自由になりたくて孤独になりたくない 放っておいてほしい 見捨てないでほしい 望みはすばしこく何処へでも毒をまく やがて自分の飲む水とも知らないで だれにも置き去りにされたくはない だれをも置き去りにさせたくはない 我が身可愛いと心は揺れる あてにならぬ地図を持ち ただ立ちすくんでいる もう風にならないか ねぇ風にならないか  だれにも置き去りにされたくはない だれをも置き去りにさせたくはない 我が身可愛いと心は揺れる あてにならぬ地図を持ち ただ立ちすくんでいる もう風にならないか ねぇ風にならないか
顔のない街の中で見知らぬ人の笑顔も 見知らぬ人の暮らしも 失われても泣かないだろう 見知らぬ人のことならば ままにならない日々の怒りを 物に当たる幼な児のように 物も人も同じに扱ってしまう 見知らぬ人のことならば ならば見知れ 見知らぬ人の命を 思い知るまで見知れ 顔のない街の中で 顔のない国の中で 顔のない世界の中で  見知らぬ人の痛みも 見知らぬ人の祈りも 気がかりにはならないだろう 見知らぬ人のことならば ああ今日も暮らしの雨の中 くたびれて無口になった人々が すれ違う まるで物と物のように 見知らぬ人のことならば ならば見知れ 見知らぬ人の命を 思い知るまで見知れ 顔のない街の中で 顔のない国の中で 顔のない世界の中で  ならば見知れ 見知らぬ人の命を 思い知るまで見知れ 顔のない街の中で 顔のない国の中で 顔のない世界の中で中島みゆき中島みゆき中島みゆき瀬尾一三見知らぬ人の笑顔も 見知らぬ人の暮らしも 失われても泣かないだろう 見知らぬ人のことならば ままにならない日々の怒りを 物に当たる幼な児のように 物も人も同じに扱ってしまう 見知らぬ人のことならば ならば見知れ 見知らぬ人の命を 思い知るまで見知れ 顔のない街の中で 顔のない国の中で 顔のない世界の中で  見知らぬ人の痛みも 見知らぬ人の祈りも 気がかりにはならないだろう 見知らぬ人のことならば ああ今日も暮らしの雨の中 くたびれて無口になった人々が すれ違う まるで物と物のように 見知らぬ人のことならば ならば見知れ 見知らぬ人の命を 思い知るまで見知れ 顔のない街の中で 顔のない国の中で 顔のない世界の中で  ならば見知れ 見知らぬ人の命を 思い知るまで見知れ 顔のない街の中で 顔のない国の中で 顔のない世界の中で
帰れない者たちへ帰れない者たちが 月を見る十三夜 「帰る気もないのね」と 手紙読む十三夜 冷たい肌です 涙が浸みて 冷たい人です 恩知らずで 帰れない者たちが 月に泣く十三夜  帰れない歳月(さいげつ)を 夢だけがさかのぼる 足跡も探せずに 影と泣く十三夜 異人の形(なり)です 旅した者は 戻れぬ関(せき)です よそ者には 帰れない歳月(さいげつ)を 夢だけがさかのぼる  冷たい肌です 涙が浸みて 冷たい人です 恩知らずで 帰れない者たちが 月に泣く十三夜 帰れない者たちが 月に泣く十三夜中島みゆき中島みゆき中島みゆき瀬尾一三帰れない者たちが 月を見る十三夜 「帰る気もないのね」と 手紙読む十三夜 冷たい肌です 涙が浸みて 冷たい人です 恩知らずで 帰れない者たちが 月に泣く十三夜  帰れない歳月(さいげつ)を 夢だけがさかのぼる 足跡も探せずに 影と泣く十三夜 異人の形(なり)です 旅した者は 戻れぬ関(せき)です よそ者には 帰れない歳月(さいげつ)を 夢だけがさかのぼる  冷たい肌です 涙が浸みて 冷たい人です 恩知らずで 帰れない者たちが 月に泣く十三夜 帰れない者たちが 月に泣く十三夜
女なんてものに女なんてものに 本当の心はないと そんなふうに言うようになった あなたが哀しい 女なんてものは 心にもないことを 平気で言うと人を悟してる あなたが哀しい 笑ってごらんなんて なぐさめを あたし これから 信じないわ 泣いてもどうにも ならないけれど 笑ってもあなたは 帰らないじゃないの  女なんてものは 愛などほしがらないと 笑いながら 言うようになった あなたが哀しい 女なんて奴の 涙は 売り物だと 泣いてる人を 指さして言う あなたが哀しい 忘れていればなんて 言い方を あたし これから 信じないわ 呼んでも どうにも ならないけれど 忘れてもあなたは 帰らないじゃないの  笑ってごらん なんて なぐさめを あたし これから 信じないわ 泣いても どうにもならないけれど 笑っても あなたは 忘れても あなたは 帰らないじゃないの中島みゆき中島みゆき中島みゆき女なんてものに 本当の心はないと そんなふうに言うようになった あなたが哀しい 女なんてものは 心にもないことを 平気で言うと人を悟してる あなたが哀しい 笑ってごらんなんて なぐさめを あたし これから 信じないわ 泣いてもどうにも ならないけれど 笑ってもあなたは 帰らないじゃないの  女なんてものは 愛などほしがらないと 笑いながら 言うようになった あなたが哀しい 女なんて奴の 涙は 売り物だと 泣いてる人を 指さして言う あなたが哀しい 忘れていればなんて 言い方を あたし これから 信じないわ 呼んでも どうにも ならないけれど 忘れてもあなたは 帰らないじゃないの  笑ってごらん なんて なぐさめを あたし これから 信じないわ 泣いても どうにもならないけれど 笑っても あなたは 忘れても あなたは 帰らないじゃないの
女という商売SWEET POISON, SWEET POISON, 夢を見せてあげる SWEET POISON, SWEET POISON, 嘘をついてあげる  女と生まれて来たからにゃ 誰も彼もがみんな同じ 男と生まれて来たからにゃ 誰も彼もがみんな同じ どんなに気取っても お見とおし  夢の木の実はどこにある それを売るのが仕事よ SWEET POISON, SWEET POISON, 夢を見せてあげる SWEET POISON, SWEET POISON, 嘘をついてあげる  女を捜しているのでしょ 自分を捜しているのでしょ 遠い昔のずっと昔 その日を捜しているのでしょ 男も女も女だった  夢の昔はどこにある それを売るのが仕事よ  SWEET POISON, SWEET POISON, 夢を見せてあげる SWEET POISON, SWEET POISON, 嘘をついてあげる  SWEET POISON, SWEET POISON, 夢を見せてあげる SWEET POISON, SWEET POISON, 嘘をついてあげる中島みゆき中島みゆき中島みゆき瀬尾一三SWEET POISON, SWEET POISON, 夢を見せてあげる SWEET POISON, SWEET POISON, 嘘をついてあげる  女と生まれて来たからにゃ 誰も彼もがみんな同じ 男と生まれて来たからにゃ 誰も彼もがみんな同じ どんなに気取っても お見とおし  夢の木の実はどこにある それを売るのが仕事よ SWEET POISON, SWEET POISON, 夢を見せてあげる SWEET POISON, SWEET POISON, 嘘をついてあげる  女を捜しているのでしょ 自分を捜しているのでしょ 遠い昔のずっと昔 その日を捜しているのでしょ 男も女も女だった  夢の昔はどこにある それを売るのが仕事よ  SWEET POISON, SWEET POISON, 夢を見せてあげる SWEET POISON, SWEET POISON, 嘘をついてあげる  SWEET POISON, SWEET POISON, 夢を見せてあげる SWEET POISON, SWEET POISON, 嘘をついてあげる
恩知らずGOLD LYLIC沢山の親切と心配をありがとう 沢山の気づかいと人生をありがとう どれもこれもあなたには 出来ない無理をさせたのね そんなにいつの間にボロボロになってたの まだ続けるつもり? だからだからだからこれきりです これでこれでこれで楽(らく)になってね 恩を仇(あだ)で返します 恩知らずになりました まだずっと好きだけど ごめん  心苦しいんです 申し訳ないんです 私に会わなければ あなたはどうだったでしょう このままあなた命懸けで 無理をさせてはいけない どうかこれからは自分のために生きて まだ間に合うはずよ だからだからだからこれきりです 他(ほか)に他(ほか)に方法が浮かばない あなたを傷つけずに あなたの傍(そば)にいる そんな夢も昔は見たわ  だからだからだからこれきりです これでこれでこれで楽(らく)になってね 恩を仇(あだ)で返します 恩知らずになりました まだずっと好きだけど ごめん まだずっと好きだけど ごめんGOLD LYLIC中島みゆき中島みゆき中島みゆき瀬尾一三沢山の親切と心配をありがとう 沢山の気づかいと人生をありがとう どれもこれもあなたには 出来ない無理をさせたのね そんなにいつの間にボロボロになってたの まだ続けるつもり? だからだからだからこれきりです これでこれでこれで楽(らく)になってね 恩を仇(あだ)で返します 恩知らずになりました まだずっと好きだけど ごめん  心苦しいんです 申し訳ないんです 私に会わなければ あなたはどうだったでしょう このままあなた命懸けで 無理をさせてはいけない どうかこれからは自分のために生きて まだ間に合うはずよ だからだからだからこれきりです 他(ほか)に他(ほか)に方法が浮かばない あなたを傷つけずに あなたの傍(そば)にいる そんな夢も昔は見たわ  だからだからだからこれきりです これでこれでこれで楽(らく)になってね 恩を仇(あだ)で返します 恩知らずになりました まだずっと好きだけど ごめん まだずっと好きだけど ごめん
終り初物こんな言葉を 今どきわかる人がいるかしら 言葉は変わる 暮らしは変わる 今では 何んて言うかしら  あなたに届けたくて 今日のうち届けたくて 急いだ理由(わけ)を手紙に書いて 預けてゆくから 読んでね  終(おわ)り初物(はつもの) 季節見送り 手に入ったから おすそわけ 終(おわ)り初物(はつもの) 明日(あした)にはもう どこにもないから おすそわけ 過ぎゆく季節 嘆くより 祝って送るために  ひとり娘のあの子が 遠い国へゆくらしい いろんな理由(わけ)がそれぞれあって 掛けうる言葉が足りない  見送りにはゆきません 仕事を続けています 預けておいた包みの中に 借りてた詩集も入れました  終(おわ)り初物(はつもの) 季節見送り 手に入ったから おすそわけ 終(おわ)り初物(はつもの) 明日(あした)にはもう 会えなくなるから おすそわけ 過ぎゆく季節 嘆くより 祝って送るために  終(おわ)り初物(はつもの) 季節見送り 会えなくなるから おすそわけ 過ぎゆく季節 嘆くより 祝って送るために 過ぎゆく季節 嘆くより 祝って送るために中島みゆき中島みゆき中島みゆき瀬尾一三こんな言葉を 今どきわかる人がいるかしら 言葉は変わる 暮らしは変わる 今では 何んて言うかしら  あなたに届けたくて 今日のうち届けたくて 急いだ理由(わけ)を手紙に書いて 預けてゆくから 読んでね  終(おわ)り初物(はつもの) 季節見送り 手に入ったから おすそわけ 終(おわ)り初物(はつもの) 明日(あした)にはもう どこにもないから おすそわけ 過ぎゆく季節 嘆くより 祝って送るために  ひとり娘のあの子が 遠い国へゆくらしい いろんな理由(わけ)がそれぞれあって 掛けうる言葉が足りない  見送りにはゆきません 仕事を続けています 預けておいた包みの中に 借りてた詩集も入れました  終(おわ)り初物(はつもの) 季節見送り 手に入ったから おすそわけ 終(おわ)り初物(はつもの) 明日(あした)にはもう 会えなくなるから おすそわけ 過ぎゆく季節 嘆くより 祝って送るために  終(おわ)り初物(はつもの) 季節見送り 会えなくなるから おすそわけ 過ぎゆく季節 嘆くより 祝って送るために 過ぎゆく季節 嘆くより 祝って送るために
オリエンタル・ヴォイスオリエンタル・ヴォイス オリエンタル・ヴォイス オリエンタル・ヴォイス オリエンタル・ヴォイス あなたには理解できない あなたには真似ができない あなたには信じられない なのに恋はたぎる あなたには謎でしかない あなたには疑惑しかない あなたには誤解しかない なのに恋はたぎる どうして君は君なんだと 答えられる人があるかしら 私も知らないことばかり いつのまにか私なの 会えない人の面影を 私に求めて呼ばないで 私の名前は霧の中 オリエンタル・ヴォイス オリエンタル・ヴォイス オリエンタル・ヴォイス オリエンタル・ヴォイス  あからさまな口をきけば この国では喧嘩を売る 遠回しな口をきけば 後ろ暗い証拠になる 愛してほしいとは言わないわ 独りがいいとも言わないわ 私も知らないことだけで 私は出来ているの 届かない人の面影に 私をかさねて抱かないで 私の涙は霧の中 オリエンタル・ヴォイス オリエンタル・ヴォイス オリエンタル・ヴォイス オリエンタル・ヴォイス  会えない人の面影を 私に求めて呼ばないで 私の名前は霧の中 オリエンタル・ヴォイス オリエンタル・ヴォイス オリエンタル・ヴォイス オリエンタル・ヴォイス中島みゆき中島みゆき中島みゆき瀬尾一三オリエンタル・ヴォイス オリエンタル・ヴォイス オリエンタル・ヴォイス オリエンタル・ヴォイス あなたには理解できない あなたには真似ができない あなたには信じられない なのに恋はたぎる あなたには謎でしかない あなたには疑惑しかない あなたには誤解しかない なのに恋はたぎる どうして君は君なんだと 答えられる人があるかしら 私も知らないことばかり いつのまにか私なの 会えない人の面影を 私に求めて呼ばないで 私の名前は霧の中 オリエンタル・ヴォイス オリエンタル・ヴォイス オリエンタル・ヴォイス オリエンタル・ヴォイス  あからさまな口をきけば この国では喧嘩を売る 遠回しな口をきけば 後ろ暗い証拠になる 愛してほしいとは言わないわ 独りがいいとも言わないわ 私も知らないことだけで 私は出来ているの 届かない人の面影に 私をかさねて抱かないで 私の涙は霧の中 オリエンタル・ヴォイス オリエンタル・ヴォイス オリエンタル・ヴォイス オリエンタル・ヴォイス  会えない人の面影を 私に求めて呼ばないで 私の名前は霧の中 オリエンタル・ヴォイス オリエンタル・ヴォイス オリエンタル・ヴォイス オリエンタル・ヴォイス
重き荷を負いて足元の石くれをよけるのが精一杯 道を選ぶ余裕もなく 自分を選ぶ余裕もなく 目にしみる汗の粒をぬぐうのが精一杯 風を聴く余裕もなく 人を聴く余裕もなく まだ空は見えないか まだ星は見えないか ふり仰ぎ ふり仰ぎ そのつど転けながら 重き荷を負いて 坂道を登りゆく者ひとつ 重き荷も坂も 他人には何ひとつ見えはしない まだ空は見えないか まだ星は見えないか 這いあがれ這いあがれと 自分を呼びながら 呼びながら  掌の傷口を握るのが精一杯 愛をひろう余裕もなく 泥をひろう余裕もなく ひび割れた唇は噛みしめるのが精一杯 過去を語る余裕もなく 明日を語る余裕もなく がんばってから死にたいな がんばってから死にたいな ふり仰ぎ ふり仰ぎ そのつど転けながら 重き荷を負いて 坂道を登りゆく者ひとつ 重き荷は重く 坂道は果てもなく続くようだ がんばってから死にたいな がんばってから死にたいな 這いあがれ這いあがれと 自分を呼びながら 呼びながら  まだ空は見えないか まだ星は見えないか ふり仰ぎ ふり仰ぎ そのつど転けながら 重き荷を負いて 坂道を登りゆく者ひとつ 重き荷は重く 坂道は果てもなく続くようだ がんばってから死にたいな がんばってから死にたいな 這いあがれ這いあがれと 自分を呼びながら 呼びながら中島みゆき中島みゆき中島みゆき瀬尾一三・中村哲足元の石くれをよけるのが精一杯 道を選ぶ余裕もなく 自分を選ぶ余裕もなく 目にしみる汗の粒をぬぐうのが精一杯 風を聴く余裕もなく 人を聴く余裕もなく まだ空は見えないか まだ星は見えないか ふり仰ぎ ふり仰ぎ そのつど転けながら 重き荷を負いて 坂道を登りゆく者ひとつ 重き荷も坂も 他人には何ひとつ見えはしない まだ空は見えないか まだ星は見えないか 這いあがれ這いあがれと 自分を呼びながら 呼びながら  掌の傷口を握るのが精一杯 愛をひろう余裕もなく 泥をひろう余裕もなく ひび割れた唇は噛みしめるのが精一杯 過去を語る余裕もなく 明日を語る余裕もなく がんばってから死にたいな がんばってから死にたいな ふり仰ぎ ふり仰ぎ そのつど転けながら 重き荷を負いて 坂道を登りゆく者ひとつ 重き荷は重く 坂道は果てもなく続くようだ がんばってから死にたいな がんばってから死にたいな 這いあがれ這いあがれと 自分を呼びながら 呼びながら  まだ空は見えないか まだ星は見えないか ふり仰ぎ ふり仰ぎ そのつど転けながら 重き荷を負いて 坂道を登りゆく者ひとつ 重き荷は重く 坂道は果てもなく続くようだ がんばってから死にたいな がんばってから死にたいな 這いあがれ這いあがれと 自分を呼びながら 呼びながら
思い出だけではつらすぎるむずかしい言葉であなたの居場所を告げないで さがせないから 風のように距離を 雨のように時を わからせて 呼び寄せて  めぐり会えるまでの古い出来事など忘れましょう 波の彼方へ さまよった足跡 凍えきった涙 引き潮にまかせましょう  寄り添えば温もりはどこにでもあると思えた なのに幻はどこにでもあると知ったの  思い出だけではつらすぎる ありえない窓は開かない 本当の鍵はただひとつ 永遠にあなたが持ってる  さまよった足跡 凍えきった涙 引き潮にまかせましょう  大切な何もかも たやすくはさがせないのに 寒いニセモノはどこにでもあると知ったの  思い出だけではつらすぎる 今すぐに抱きしめていて 本当の鍵はただひとつ 永遠にあなたが持ってる  怖れを覚えて 大人になりすぎて あとわずか爪先踏み出せなくなりそうで  思い出だけではつらすぎる 今すぐに抱きしめていて 本当の鍵はただひとつ 永遠にあなたが持ってる  中島みゆき中島みゆき中島みゆき瀬尾一三むずかしい言葉であなたの居場所を告げないで さがせないから 風のように距離を 雨のように時を わからせて 呼び寄せて  めぐり会えるまでの古い出来事など忘れましょう 波の彼方へ さまよった足跡 凍えきった涙 引き潮にまかせましょう  寄り添えば温もりはどこにでもあると思えた なのに幻はどこにでもあると知ったの  思い出だけではつらすぎる ありえない窓は開かない 本当の鍵はただひとつ 永遠にあなたが持ってる  さまよった足跡 凍えきった涙 引き潮にまかせましょう  大切な何もかも たやすくはさがせないのに 寒いニセモノはどこにでもあると知ったの  思い出だけではつらすぎる 今すぐに抱きしめていて 本当の鍵はただひとつ 永遠にあなたが持ってる  怖れを覚えて 大人になりすぎて あとわずか爪先踏み出せなくなりそうで  思い出だけではつらすぎる 今すぐに抱きしめていて 本当の鍵はただひとつ 永遠にあなたが持ってる  
おもいで河涙の国から 吹く風は ひとつ覚えのサヨナラを 繰り返す おもいで河には 砂の船 もう 心はどこへも 流れない  飲んで すべてを忘れられるものならば 今夜も ひとり飲み明かしてみるけれど 飲めば飲むほどに 想い出は深くなる 忘れきれない この想い 深くなる  おもいで河へと 身を投げて もう 私は どこへも流れない  季節のさそいに さそわれて 流れてゆく 木の葉よりも 軽やかに あなたの心は 消えてゆく もう 私の愛では とまらない  飲んで すべてを忘れられるものならば 今夜も ひとり飲み明かしてみるけれど 飲めば飲むほどに 想い出は深くなる 忘れきれない この想い 深くなる  おもいで河へと 身を投げて もう 私は どこへも流れない 飲んで すべてを忘れられるものならば 今夜も ひとり飲み明かしてみるけれど 飲めば飲むほどに 想い出は深くなる 忘れきれない この心 深くなる  おもいで河へと 身を投げて もう 私は どこへも流れない  おもいで河へと 身を投げて もう 私は どこへも流れない中島みゆき中島みゆき中島みゆき涙の国から 吹く風は ひとつ覚えのサヨナラを 繰り返す おもいで河には 砂の船 もう 心はどこへも 流れない  飲んで すべてを忘れられるものならば 今夜も ひとり飲み明かしてみるけれど 飲めば飲むほどに 想い出は深くなる 忘れきれない この想い 深くなる  おもいで河へと 身を投げて もう 私は どこへも流れない  季節のさそいに さそわれて 流れてゆく 木の葉よりも 軽やかに あなたの心は 消えてゆく もう 私の愛では とまらない  飲んで すべてを忘れられるものならば 今夜も ひとり飲み明かしてみるけれど 飲めば飲むほどに 想い出は深くなる 忘れきれない この想い 深くなる  おもいで河へと 身を投げて もう 私は どこへも流れない 飲んで すべてを忘れられるものならば 今夜も ひとり飲み明かしてみるけれど 飲めば飲むほどに 想い出は深くなる 忘れきれない この心 深くなる  おもいで河へと 身を投げて もう 私は どこへも流れない  おもいで河へと 身を投げて もう 私は どこへも流れない
思い出させてあげる思い出させてあげよう忘れていたあの日のこと 思い出させてあげよう忘れていた誰かのこと 人は誰も見えるものを信じ込んでいるけど 思い出させてあげよう貴女だけが知ってること  記憶の中から誰かの声が聞こえだす 本当はいつでも聞こえていたのかもしれない あれは遠い幻? あれは遠い海鳴り? 嵐のように揺れて惑う心 あれは遠い幻? あれは遠い海鳴り? 嵐のように揺れて惑う心  思い出の中で人はいつまでも変わらない もしも急に会えたとしても誰とは信じられないでしょう 思い出の中で人はいつまでも変わらない いつか急に会えたとしても誰とは信じられない  思い出させてあげよう忘れ捨てたあの日のこと 思い出させてあげよう忘れ捨てた誰かのこと  記憶の中から誰かの声が聞こえだす 本当はいつでも聞こえていたのかもしれない あれは遠い幻? あれは遠い海鳴り? 嵐のように揺れて惑う心 あれは遠い幻? あれは遠い海鳴り? 嵐のように揺れて惑う心  思い出の中で人はいつまでも変わらない もしも急に会えたとしても誰とは信じられないでしょう 思い出の中で人はいつまでも変わらない いつか急に会えたとしても誰とは信じられない  思い出させてあげよう忘れ捨てたあの日のこと 思い出させてあげよう忘れ捨てた誰かのこと 思い出させてあげよう 思い出させてあげよう中島みゆき中島みゆき中島みゆき瀬尾一三思い出させてあげよう忘れていたあの日のこと 思い出させてあげよう忘れていた誰かのこと 人は誰も見えるものを信じ込んでいるけど 思い出させてあげよう貴女だけが知ってること  記憶の中から誰かの声が聞こえだす 本当はいつでも聞こえていたのかもしれない あれは遠い幻? あれは遠い海鳴り? 嵐のように揺れて惑う心 あれは遠い幻? あれは遠い海鳴り? 嵐のように揺れて惑う心  思い出の中で人はいつまでも変わらない もしも急に会えたとしても誰とは信じられないでしょう 思い出の中で人はいつまでも変わらない いつか急に会えたとしても誰とは信じられない  思い出させてあげよう忘れ捨てたあの日のこと 思い出させてあげよう忘れ捨てた誰かのこと  記憶の中から誰かの声が聞こえだす 本当はいつでも聞こえていたのかもしれない あれは遠い幻? あれは遠い海鳴り? 嵐のように揺れて惑う心 あれは遠い幻? あれは遠い海鳴り? 嵐のように揺れて惑う心  思い出の中で人はいつまでも変わらない もしも急に会えたとしても誰とは信じられないでしょう 思い出の中で人はいつまでも変わらない いつか急に会えたとしても誰とは信じられない  思い出させてあげよう忘れ捨てたあの日のこと 思い出させてあげよう忘れ捨てた誰かのこと 思い出させてあげよう 思い出させてあげよう
おまえの家雨もあがったことだし おまえの家でも ふっと たずねて みたくなった けれど おまえの家は なんだか どこかが しばらく 見ないまに 変わったみたい 前には とても おまえが聞かなかった 音楽が 投げつけるみたいに 鳴り続けていたし 何より ドアを あける おまえが なんだかと 言いかけて おまえもね と 言われそうで 黙りこんだ 昔 飼っていた猫は 黒猫じゃ なかったね 髪型も そんなじゃ なかったね それは それなりに 多分 似合ってるんだろうけど なんだか 前のほうが と 言いかけて とめた 言いだせないことを 聞きだせもせずに 二人とも 黙って お湯の沸く 青い火をみている 何を飲むかと ぽつり おまえは たずねる 喫茶店に来てる気は ないさ  ねぇ 昔よく聴いた あいつの新しいレコードがと わざと 明るく きり出したとき おまえの涙をみる ギターは やめたんだ 食って いけないもんな と それきり 火を見ている  部屋の隅には黒い 皮靴がひとつ くたびれて お先に と 休んでる お湯のやかんが わめきたてるのを ああと 気がついて おまえは 笑ったような 顔になる なにげなく タンスに たてかけた ギターを あたしは ふと見つめて 思わず思わず 目をそむける あの頃の おまえのギターは いつでも こんなに 磨いては なかったよね  あんまり ゆっくりも してはいられないんだ 今度 また来るからと おまえの目を見ずに言うと そうか いつでも 来てくれよと そのとき おまえは 昔の顔だった  コートの衿を立てて あたしは仕事場へ向かう 指先も 衿もとも 冷たい 今夜は どんなに メイジャーの歌を弾いても しめっぽい 音を ギターは 出すだろう中島みゆき中島みゆき中島みゆき中島みゆき雨もあがったことだし おまえの家でも ふっと たずねて みたくなった けれど おまえの家は なんだか どこかが しばらく 見ないまに 変わったみたい 前には とても おまえが聞かなかった 音楽が 投げつけるみたいに 鳴り続けていたし 何より ドアを あける おまえが なんだかと 言いかけて おまえもね と 言われそうで 黙りこんだ 昔 飼っていた猫は 黒猫じゃ なかったね 髪型も そんなじゃ なかったね それは それなりに 多分 似合ってるんだろうけど なんだか 前のほうが と 言いかけて とめた 言いだせないことを 聞きだせもせずに 二人とも 黙って お湯の沸く 青い火をみている 何を飲むかと ぽつり おまえは たずねる 喫茶店に来てる気は ないさ  ねぇ 昔よく聴いた あいつの新しいレコードがと わざと 明るく きり出したとき おまえの涙をみる ギターは やめたんだ 食って いけないもんな と それきり 火を見ている  部屋の隅には黒い 皮靴がひとつ くたびれて お先に と 休んでる お湯のやかんが わめきたてるのを ああと 気がついて おまえは 笑ったような 顔になる なにげなく タンスに たてかけた ギターを あたしは ふと見つめて 思わず思わず 目をそむける あの頃の おまえのギターは いつでも こんなに 磨いては なかったよね  あんまり ゆっくりも してはいられないんだ 今度 また来るからと おまえの目を見ずに言うと そうか いつでも 来てくれよと そのとき おまえは 昔の顔だった  コートの衿を立てて あたしは仕事場へ向かう 指先も 衿もとも 冷たい 今夜は どんなに メイジャーの歌を弾いても しめっぽい 音を ギターは 出すだろう
おはようおはよう 夜は終わった おはよう 闇は終わった おはよう 魔法たちはみんな終わった おはよう 星はもういない おはよう 月はもういない おはよう 夢はもういない  昨日(きのう)は飛び去っただろうか 昨日(きのう)は続いてるだろうか 昨日(きのう)は本当に有ったことなんだろうか ここに点(とも)っているロウソクの長さが 確かに短くなった  おはよう 覚えていますか おはよう 変わっていますか おはよう まだ愛してますか  おはよう 目が醒(さ)めたことは おはよう うれしいことですか おはよう うれしくないですか おはよう 日付が移った おはよう 季節が移った おはよう 心ならなおさら  傷は治ったんだろうか 毒は治ったんだろうか まるで期限切れになった炭酸みたいに 繰り返すものは何もないのかな あれはカレンダーのマジックかな  おはよう 明日(あした)はどこですか おはよう 未来はどこですか おはよう ここはまだ寒い  おはよう おはよう おはよう おはよう おはよう おはよう おはよう中島みゆき中島みゆき中島みゆき瀬尾一三おはよう 夜は終わった おはよう 闇は終わった おはよう 魔法たちはみんな終わった おはよう 星はもういない おはよう 月はもういない おはよう 夢はもういない  昨日(きのう)は飛び去っただろうか 昨日(きのう)は続いてるだろうか 昨日(きのう)は本当に有ったことなんだろうか ここに点(とも)っているロウソクの長さが 確かに短くなった  おはよう 覚えていますか おはよう 変わっていますか おはよう まだ愛してますか  おはよう 目が醒(さ)めたことは おはよう うれしいことですか おはよう うれしくないですか おはよう 日付が移った おはよう 季節が移った おはよう 心ならなおさら  傷は治ったんだろうか 毒は治ったんだろうか まるで期限切れになった炭酸みたいに 繰り返すものは何もないのかな あれはカレンダーのマジックかな  おはよう 明日(あした)はどこですか おはよう 未来はどこですか おはよう ここはまだ寒い  おはよう おはよう おはよう おはよう おはよう おはよう おはよう
踊り明かそうさあ指笛を 吹き鳴らし 陽気な歌を 思い出せ 心の憂さを 吹き飛ばす 笑い声を 聞かせておくれ  上りの汽車が 出る時刻 名残の汽笛が鳴る あたし一人 ここに残して あの人が 逃げてゆく  さあ指笛を 吹き鳴らし 陽気な歌を 思い出せ 心の憂さを 吹き飛ばす 笑い声を 聞かせておくれ  ここに居るのは 酔いどれと 噺のうまい 奴ばかり 酒のひとわたりも すれば 浮かれた気分に すぐなれる  上りの汽車が 出る時刻 名残の汽笛が鳴る あたし一人 ここに残して あの人が 逃げてゆく  さあ踊り明かせ 今夜は 気の狂うまで 死ねるまで 賭けてもいいよ あの人は 二度と迎えになんか来ない  上りの汽車が 出る時刻 名残の汽笛が鳴る あたし一人 ここに残して あの人が 逃げてゆく  さあ踊り明かせ 今夜は 気の狂うまで 死ねるまで 賭けてもいいよ あの人は 二度と迎えになんか来ない 二度と迎えになんか来ない 二度と迎えになんか来ない中島みゆき中島みゆき中島みゆき西崎進さあ指笛を 吹き鳴らし 陽気な歌を 思い出せ 心の憂さを 吹き飛ばす 笑い声を 聞かせておくれ  上りの汽車が 出る時刻 名残の汽笛が鳴る あたし一人 ここに残して あの人が 逃げてゆく  さあ指笛を 吹き鳴らし 陽気な歌を 思い出せ 心の憂さを 吹き飛ばす 笑い声を 聞かせておくれ  ここに居るのは 酔いどれと 噺のうまい 奴ばかり 酒のひとわたりも すれば 浮かれた気分に すぐなれる  上りの汽車が 出る時刻 名残の汽笛が鳴る あたし一人 ここに残して あの人が 逃げてゆく  さあ踊り明かせ 今夜は 気の狂うまで 死ねるまで 賭けてもいいよ あの人は 二度と迎えになんか来ない  上りの汽車が 出る時刻 名残の汽笛が鳴る あたし一人 ここに残して あの人が 逃げてゆく  さあ踊り明かせ 今夜は 気の狂うまで 死ねるまで 賭けてもいいよ あの人は 二度と迎えになんか来ない 二度と迎えになんか来ない 二度と迎えになんか来ない
おとぎばなしいちばん好きな人と結ばれる 幸せ者は 稀なことね いちばん好きな人は いつだって 遠く見守るだけなのね  私に良かれと 父母が 知らない男を連れてくる どうにでもなれと うなずいて 私は自分を傷つける  おとぎばなしを聞かせてよ 恋はかなうと聞かせてよ  子供のうちに小指の先に 結ばれている 赤い糸よ あの人じゃない人へ続くなら 風にほどけてしまいなさい  昔にくわしい人々が 私に明日を指し示す 私は無謀な夢を見て 死ぬまで待つかと叱られる  おとぎばなしを聞かせてよ 恋はかなうと聞かせてよ  かなうか かなわないか 確かめて 恋を始めるわけでは ないものね  おとぎばなしを聞かせてよ 恋はかなうと聞かせてよ  おとぎばなしを聞かせてよ 恋はかなうと聞かせてよ  おとぎばなしを聞かせてよ 恋はかなうと聞かせてよ  中島みゆき中島みゆき中島みゆきいちばん好きな人と結ばれる 幸せ者は 稀なことね いちばん好きな人は いつだって 遠く見守るだけなのね  私に良かれと 父母が 知らない男を連れてくる どうにでもなれと うなずいて 私は自分を傷つける  おとぎばなしを聞かせてよ 恋はかなうと聞かせてよ  子供のうちに小指の先に 結ばれている 赤い糸よ あの人じゃない人へ続くなら 風にほどけてしまいなさい  昔にくわしい人々が 私に明日を指し示す 私は無謀な夢を見て 死ぬまで待つかと叱られる  おとぎばなしを聞かせてよ 恋はかなうと聞かせてよ  かなうか かなわないか 確かめて 恋を始めるわけでは ないものね  おとぎばなしを聞かせてよ 恋はかなうと聞かせてよ  おとぎばなしを聞かせてよ 恋はかなうと聞かせてよ  おとぎばなしを聞かせてよ 恋はかなうと聞かせてよ  
お月さまほしい君が今頃泣いてるんじゃないかと思ったんだ ひとりだけで泣いてるんじゃないかと思ったんだ どんなにひどい1日の終わりでも 笑って帰って行った君だから 夜中にひとりで泣いてるんじゃないかと思ったんだ  君をかばう勇気も なぐさめも 何ひとつ浮かばず 見送った 己れのなさけなさに さいなまれて 君に何か渡してあげたくて 何かないか何かないか 探し回ったんだ  夜中の屋根で猫は跳ぶ 呼んで跳ぶ 泣いて跳ぶ 夜中の屋根で猫は跳ぶ 呼んで跳ぶ 泣いて跳ぶ 君に贈ってあげたいから お月さまほしい  夜中の屋根で猫は跳ぶ 呼んで跳ぶ 泣いて跳ぶ 君に贈ってあげたいから お月さまほしい中島みゆき中島みゆき中島みゆき瀬尾一三・中島みゆき君が今頃泣いてるんじゃないかと思ったんだ ひとりだけで泣いてるんじゃないかと思ったんだ どんなにひどい1日の終わりでも 笑って帰って行った君だから 夜中にひとりで泣いてるんじゃないかと思ったんだ  君をかばう勇気も なぐさめも 何ひとつ浮かばず 見送った 己れのなさけなさに さいなまれて 君に何か渡してあげたくて 何かないか何かないか 探し回ったんだ  夜中の屋根で猫は跳ぶ 呼んで跳ぶ 泣いて跳ぶ 夜中の屋根で猫は跳ぶ 呼んで跳ぶ 泣いて跳ぶ 君に贈ってあげたいから お月さまほしい  夜中の屋根で猫は跳ぶ 呼んで跳ぶ 泣いて跳ぶ 君に贈ってあげたいから お月さまほしい
おだやかな時代まだ眠っている町を抜け出して駈け出すスニーカー おだやかでなけりゃ残れない時代少し抜け出して  まだ眠っている町を抜け出して駈け出すスニーカー おだやかでなけりゃ残れない時代少し抜け出して きのう産まれた獣たちもう目を開けて歩き出すよ 駅は部屋のドア 開ければそこから始まるよレールウェイ  おだやかな時代 鳴かない獣が好まれる時代 標識に埋もれて僕は愛にさえ辿り着けない 目をこらしても霧の中レールの先は見えないけど 止まり方しか習わなかった町の溜息を僕は聞いている  毎日 Broken my heart 声もたてずに 毎日 Broken my heart 傷ついていた 毎日 Broken my heart 声もたてずに 毎日 Broken my heart 傷ついていた  昨夜の雨が残す水たまり 靴底にしみて 爪先を濡らす 僕はジョークだけが 上手くなった 愛を真に 受けてもらえなくなった 僕に怯える天使たちよ 僕は君ほど強くないさ まだ眠っている 町を抜け出して 駈け出すスニーカー  毎日 Broken my heart 声もたてずに 毎日 Broken my heart 傷ついていた 毎日 Broken my heart 声もたてずに 毎日 Broken my heart 傷ついていた  毎日 Broken my heart 声もたてずに 毎日 Broken my heart 傷ついていた 毎日 Broken my heart 声もたてずに 毎日 Broken my heart 傷ついていた  毎日 Broken my heart 声もたてずに 毎日 Broken my heart 傷ついていた 毎日 Broken my heart 声もたてずに 毎日 Broken my heart 傷ついていた中島みゆき中島みゆき中島みゆきまだ眠っている町を抜け出して駈け出すスニーカー おだやかでなけりゃ残れない時代少し抜け出して  まだ眠っている町を抜け出して駈け出すスニーカー おだやかでなけりゃ残れない時代少し抜け出して きのう産まれた獣たちもう目を開けて歩き出すよ 駅は部屋のドア 開ければそこから始まるよレールウェイ  おだやかな時代 鳴かない獣が好まれる時代 標識に埋もれて僕は愛にさえ辿り着けない 目をこらしても霧の中レールの先は見えないけど 止まり方しか習わなかった町の溜息を僕は聞いている  毎日 Broken my heart 声もたてずに 毎日 Broken my heart 傷ついていた 毎日 Broken my heart 声もたてずに 毎日 Broken my heart 傷ついていた  昨夜の雨が残す水たまり 靴底にしみて 爪先を濡らす 僕はジョークだけが 上手くなった 愛を真に 受けてもらえなくなった 僕に怯える天使たちよ 僕は君ほど強くないさ まだ眠っている 町を抜け出して 駈け出すスニーカー  毎日 Broken my heart 声もたてずに 毎日 Broken my heart 傷ついていた 毎日 Broken my heart 声もたてずに 毎日 Broken my heart 傷ついていた  毎日 Broken my heart 声もたてずに 毎日 Broken my heart 傷ついていた 毎日 Broken my heart 声もたてずに 毎日 Broken my heart 傷ついていた  毎日 Broken my heart 声もたてずに 毎日 Broken my heart 傷ついていた 毎日 Broken my heart 声もたてずに 毎日 Broken my heart 傷ついていた
惜しみなく愛の言葉をもしも私の愛の言葉の あらん限りを君に贈れば もう明日から言葉も尽きて 私は愛に置き去りかしら いいえ私は 明日をも知れず 今日在るだけの1日の花 いいえ私は 明日を憂えず 今日咲き尽くす1日の花 惜しみなく愛の言葉を 君に捧ぐ今日も明日も 惜しみなく愛の言葉を 君に捧ぐあらん限りに  愛を表わす言葉の綾を 私は多く持ちえないから 聞き飽きられてしまわぬために 寡黙であれと風は教える いいえ私は 明日をも知れず 今日在るだけの1日の花 いいえ私は 明日を憂えず 今日咲き尽くす1日の花 惜しみなく愛の言葉を 君に捧ぐ今日も明日も 惜しみなく愛の言葉を 君に捧ぐあらん限りに  いいえ私は 明日をも知れず 今日在るだけの1日の花 いいえ私は 明日を憂えず 今日咲き尽くす1日の花 惜しみなく愛の言葉を 君に捧ぐ今日も明日も 惜しみなく愛の言葉を 君に捧ぐあらん限りに  惜しみなく愛の言葉を 君に捧ぐ今日も明日を 惜しみなく愛の言葉を 君に捧ぐあらん限りに中島みゆき中島みゆき中島みゆき瀬尾一三もしも私の愛の言葉の あらん限りを君に贈れば もう明日から言葉も尽きて 私は愛に置き去りかしら いいえ私は 明日をも知れず 今日在るだけの1日の花 いいえ私は 明日を憂えず 今日咲き尽くす1日の花 惜しみなく愛の言葉を 君に捧ぐ今日も明日も 惜しみなく愛の言葉を 君に捧ぐあらん限りに  愛を表わす言葉の綾を 私は多く持ちえないから 聞き飽きられてしまわぬために 寡黙であれと風は教える いいえ私は 明日をも知れず 今日在るだけの1日の花 いいえ私は 明日を憂えず 今日咲き尽くす1日の花 惜しみなく愛の言葉を 君に捧ぐ今日も明日も 惜しみなく愛の言葉を 君に捧ぐあらん限りに  いいえ私は 明日をも知れず 今日在るだけの1日の花 いいえ私は 明日を憂えず 今日咲き尽くす1日の花 惜しみなく愛の言葉を 君に捧ぐ今日も明日も 惜しみなく愛の言葉を 君に捧ぐあらん限りに  惜しみなく愛の言葉を 君に捧ぐ今日も明日を 惜しみなく愛の言葉を 君に捧ぐあらん限りに
狼になりたいGOLD LYLIC夜明け間際の吉野屋では 化粧のはげかけたシティ・ガールと ベィビィ・フェイスの狼たち 肘をついて眠る  なんとかしようと思ってたのに こんな日に限って朝が早い 兄ィ、俺の分はやく作れよ そいつよりこっちのが先だぜ  買ったばかりのアロハは どしゃ降り雨で よれよれ まぁ いいさ この女の化粧も同じようなもんだ  狼になりたい 狼になりたい ただ一度  向かいの席のおやじ見苦しいね ひとりぼっちで見苦しいね ビールをくださいビールをください 胸がやける  あんたも朝から忙しいんだろ がんばって稼ぎなよ 昼間・俺たち会ったら お互いに「いらっしゃいませ」なんてな  人形みたいでもいいよな 笑えるやつはいいよな みんな、いいことしてやがんのにな いいことしてやがんのにな ビールはまだか  狼になりたい 狼になりたい ただ一度  俺のナナハンで行けるのは 町でも海でもどこでも ねぇ あんた 乗せてやろうか どこまでもどこまでもどこまでもどこまでも  狼になりたい 狼になりたい ただ一度  狼になりたい 狼になりたい ただ一度GOLD LYLIC中島みゆき中島みゆき中島みゆき石川鷹彦夜明け間際の吉野屋では 化粧のはげかけたシティ・ガールと ベィビィ・フェイスの狼たち 肘をついて眠る  なんとかしようと思ってたのに こんな日に限って朝が早い 兄ィ、俺の分はやく作れよ そいつよりこっちのが先だぜ  買ったばかりのアロハは どしゃ降り雨で よれよれ まぁ いいさ この女の化粧も同じようなもんだ  狼になりたい 狼になりたい ただ一度  向かいの席のおやじ見苦しいね ひとりぼっちで見苦しいね ビールをくださいビールをください 胸がやける  あんたも朝から忙しいんだろ がんばって稼ぎなよ 昼間・俺たち会ったら お互いに「いらっしゃいませ」なんてな  人形みたいでもいいよな 笑えるやつはいいよな みんな、いいことしてやがんのにな いいことしてやがんのにな ビールはまだか  狼になりたい 狼になりたい ただ一度  俺のナナハンで行けるのは 町でも海でもどこでも ねぇ あんた 乗せてやろうか どこまでもどこまでもどこまでもどこまでも  狼になりたい 狼になりたい ただ一度  狼になりたい 狼になりたい ただ一度
追いかけてヨコハマ追いかけてヨコハマ あの人が逃げる 残した捨てゼリフに誰か見覚えはありませんか 追いかけてヨコハマ あの人がいつも この街をほめたことだけが裏切りの手がかりです  旅の仕度をした人ばかり どうしてこんなに通るのでしょう ヨコハマヨコハマこの船は 街ごと運んで旅ですか 追いかけてヨコハマ あの人が逃げる 残した捨てゼリフに誰か見覚えはありませんか  追いかけてヨコハマ 心当たりには ひとつ残らず寄ったけれど返事はなぐさめばかり この街を最後にあの人のことで 私にわかっていることは何ひとつなくなります  旅の終わりはヨコハマあたり 溜息(ためいき)街だと言いました ヨコハマヨコハマ似た街は どこかにそんなにありますか 追いかけてヨコハマ あの人が逃げる 残した捨てゼリフに誰か見覚えはありませんか  旅の仕度をした人ばかり どうしてこんなに通るのでしょう ヨコハマヨコハマこの船は 街ごと運んで旅ですか 追いかけてヨコハマ あの人が逃げる 残した捨てゼリフに 誰か見覚えはありませんか  残した捨てゼリフに 誰か見覚えはありませんか中島みゆき中島みゆき中島みゆき後藤次利追いかけてヨコハマ あの人が逃げる 残した捨てゼリフに誰か見覚えはありませんか 追いかけてヨコハマ あの人がいつも この街をほめたことだけが裏切りの手がかりです  旅の仕度をした人ばかり どうしてこんなに通るのでしょう ヨコハマヨコハマこの船は 街ごと運んで旅ですか 追いかけてヨコハマ あの人が逃げる 残した捨てゼリフに誰か見覚えはありませんか  追いかけてヨコハマ 心当たりには ひとつ残らず寄ったけれど返事はなぐさめばかり この街を最後にあの人のことで 私にわかっていることは何ひとつなくなります  旅の終わりはヨコハマあたり 溜息(ためいき)街だと言いました ヨコハマヨコハマ似た街は どこかにそんなにありますか 追いかけてヨコハマ あの人が逃げる 残した捨てゼリフに誰か見覚えはありませんか  旅の仕度をした人ばかり どうしてこんなに通るのでしょう ヨコハマヨコハマこの船は 街ごと運んで旅ですか 追いかけてヨコハマ あの人が逃げる 残した捨てゼリフに 誰か見覚えはありませんか  残した捨てゼリフに 誰か見覚えはありませんか
遠雷「このままでいいじゃないか」 あなたの煙草 切り札を躱されて 私の煙草 唇で溶けあって そこからMidnight  こぼれるのはため息ばかりの遠雷の夜 答などを求めないそんな女はいないわ あぁ 今夜もほだされて舞い戻る腕の中 せつなく乱されて遠ざかる雨の音  後ろ手の置き手紙 ちぎれてMidnight もう一夜 なりゆきにまかせてMidnight  これ以上は望み過ぎなのね 遠雷の夜 いとしさがきわまって何かしでかしそうなのに あぁ今夜もほだされて舞い戻る腕の中 せつなく乱されて遠ざかる雨の音  ガレージの車には違う口紅がある 見ないふりするのもこれまでよ 言いかけたのに あぁ今夜もほだされて舞い戻る腕の中 せつなく乱されて遠ざかる雨の音 あぁ今夜もほだされて舞い戻る腕の中 せつなく乱されて遠ざかる雨の音中島みゆき中島みゆき中島みゆき瀬尾一三「このままでいいじゃないか」 あなたの煙草 切り札を躱されて 私の煙草 唇で溶けあって そこからMidnight  こぼれるのはため息ばかりの遠雷の夜 答などを求めないそんな女はいないわ あぁ 今夜もほだされて舞い戻る腕の中 せつなく乱されて遠ざかる雨の音  後ろ手の置き手紙 ちぎれてMidnight もう一夜 なりゆきにまかせてMidnight  これ以上は望み過ぎなのね 遠雷の夜 いとしさがきわまって何かしでかしそうなのに あぁ今夜もほだされて舞い戻る腕の中 せつなく乱されて遠ざかる雨の音  ガレージの車には違う口紅がある 見ないふりするのもこれまでよ 言いかけたのに あぁ今夜もほだされて舞い戻る腕の中 せつなく乱されて遠ざかる雨の音 あぁ今夜もほだされて舞い戻る腕の中 せつなく乱されて遠ざかる雨の音
縁ある人 万里の道を越えて 引き合うもの 縁なき人 顔をあわせ すべもなくすれ違う  あなたを私は追い回す 私はあなたの毒になる  河よ 教えて泣く前に この縁は ありやなしや  あなたを私は追い回す 私はあなたの毒になる  河よ 教えて泣く前に この縁は ありやなしや この縁は ありやなしや中島みゆき中島みゆき中島みゆき縁ある人 万里の道を越えて 引き合うもの 縁なき人 顔をあわせ すべもなくすれ違う  あなたを私は追い回す 私はあなたの毒になる  河よ 教えて泣く前に この縁は ありやなしや  あなたを私は追い回す 私はあなたの毒になる  河よ 教えて泣く前に この縁は ありやなしや この縁は ありやなしや
エレーンGOLD LYLIC風にとけていったおまえが残していったものといえば おそらく誰も着そうにもない 安い生地のドレスが鞄にひとつと  みんなたぶん一晩で忘れたいと思うような悪い噂 どこにもおまえを知っていたと 口に出せない奴らが流す悪口  みんなおまえを忘れて忘れようとして幾月流れて 突然なにも知らぬ子供が ひき出しの裏からなにかをみつける  それはおまえの生まれた国の金に替えたわずかなあぶく銭 その時 口をきかぬおまえの淋しさが 突然私にも聞こえる  エレーン 生きていてもいいですかと誰も問いたい エレーン その答を誰もが知ってるから 誰も問えない  流れて来る噂はどれもみんな本当のことかもしれない おまえは たちの悪い女で 死んでいって良かった奴かもしれない  けれどどんな噂より けれどおまえのどんなつくり笑いより、私は 笑わずにはいられない淋しさだけは真実だったと思う  今夜雨は冷たい 行く先もなしにおまえがいつまでも 灯りの暖かに点ったにぎやかな窓を ひとつずつ のぞいてる  今夜雨は冷たい  エレーン 生きていてもいいですかと誰も問いたい エレーン その答を誰もが知ってるから誰も問えない エレーン 生きていてもいいですかと誰も問いたい エレーン その答を誰もが知ってるから誰も問えないGOLD LYLIC中島みゆき中島みゆき中島みゆき風にとけていったおまえが残していったものといえば おそらく誰も着そうにもない 安い生地のドレスが鞄にひとつと  みんなたぶん一晩で忘れたいと思うような悪い噂 どこにもおまえを知っていたと 口に出せない奴らが流す悪口  みんなおまえを忘れて忘れようとして幾月流れて 突然なにも知らぬ子供が ひき出しの裏からなにかをみつける  それはおまえの生まれた国の金に替えたわずかなあぶく銭 その時 口をきかぬおまえの淋しさが 突然私にも聞こえる  エレーン 生きていてもいいですかと誰も問いたい エレーン その答を誰もが知ってるから 誰も問えない  流れて来る噂はどれもみんな本当のことかもしれない おまえは たちの悪い女で 死んでいって良かった奴かもしれない  けれどどんな噂より けれどおまえのどんなつくり笑いより、私は 笑わずにはいられない淋しさだけは真実だったと思う  今夜雨は冷たい 行く先もなしにおまえがいつまでも 灯りの暖かに点ったにぎやかな窓を ひとつずつ のぞいてる  今夜雨は冷たい  エレーン 生きていてもいいですかと誰も問いたい エレーン その答を誰もが知ってるから誰も問えない エレーン 生きていてもいいですかと誰も問いたい エレーン その答を誰もが知ってるから誰も問えない
永久欠番GOLD LYLICどんな立場の人であろうと いつかはこの世におさらばをする たしかに順序にルールはあるけど ルールには必ず反則もある  街は回ってゆく 人1人消えた日も 何も変わる様子もなく 忙しく忙しく先へと  100年前も 100年後も 私がいないことでは同じ 同じことなのに 生きていたことが帳消しになるかと思えば淋しい  街は回ってゆく 人1人消えた日も 何も変わる様子もなく 忙しく忙しく先へと かけがえのないものなどいないと風は吹く  愛した人の席がからっぽになった朝 もうだれも座らせないと 人は誓ったはず でも その思い出を知らぬ他人が平気で座ってしまうもの  どんな記念碑(メモリアル)も 雨風にけずられて崩れ 人は忘れられて 代わりなどいくらでもあるだろう だれか思い出すだろうか ここに生きてた私を  100億の人々が 忘れても 見捨てても 宇宙(そら)の掌の中 人は永久欠番 宇宙の掌の中 人は 永久欠番GOLD LYLIC中島みゆき中島みゆき中島みゆきどんな立場の人であろうと いつかはこの世におさらばをする たしかに順序にルールはあるけど ルールには必ず反則もある  街は回ってゆく 人1人消えた日も 何も変わる様子もなく 忙しく忙しく先へと  100年前も 100年後も 私がいないことでは同じ 同じことなのに 生きていたことが帳消しになるかと思えば淋しい  街は回ってゆく 人1人消えた日も 何も変わる様子もなく 忙しく忙しく先へと かけがえのないものなどいないと風は吹く  愛した人の席がからっぽになった朝 もうだれも座らせないと 人は誓ったはず でも その思い出を知らぬ他人が平気で座ってしまうもの  どんな記念碑(メモリアル)も 雨風にけずられて崩れ 人は忘れられて 代わりなどいくらでもあるだろう だれか思い出すだろうか ここに生きてた私を  100億の人々が 忘れても 見捨てても 宇宙(そら)の掌の中 人は永久欠番 宇宙の掌の中 人は 永久欠番
永遠の嘘をついてくれGOLD LYLICニューヨークは粉雪の中らしい 成田からの便はまだまにあうだろうか 片っぱしから友達に借りまくれば けっして行けない場所でもないだろうニューヨークぐらい なのに永遠の嘘を聞きたくて 今日もまだこの街で酔っている 永遠の嘘を聞きたくて 今はまだ 二人とも旅の途中だと 君よ永遠の嘘をついてくれ いつまでもたねあかしをしないでくれ 永遠の嘘をついてくれ なにもかも愛ゆえのことだったと言ってくれ  この国を見限ってやるのは俺のほうだと 追われながらほざいた友からの手紙には 上海の裏街で病んでいると 見知らぬ誰かの下手な代筆文字 なのに永遠の嘘をつきたくて 探しには来るなと結んでいる 永遠の嘘をつきたくて 今はまだ僕たちは旅の途中だと 君よ永遠の嘘をついてくれ いつまでもたねあかしをしないでくれ 永遠の嘘をついてくれ 一度は夢を見せてくれた君じゃないか  傷ついた獣たちは最後の力で牙をむく 放っておいてくれと最後の力で嘘をつく 嘘をつけ永遠のさよならのかわりに やりきれない事実のかわりに たとえくり返し何故と尋ねても 振り払え風のようにあざやかに 人はみな望む答だけを聞けるまで尋ね続けてしまうものだから 君よ永遠の嘘をついてくれ いつまでもたねあかしをしないでくれ 永遠の嘘をついてくれ 出会わなければよかった人などないと笑ってくれ  君よ永遠の嘘をついてくれ いつまでもたねあかしをしないでくれ 永遠の嘘をついてくれ 出会わなければよかった人などないと笑ってくれGOLD LYLIC中島みゆき中島みゆき中島みゆき瀬尾一三ニューヨークは粉雪の中らしい 成田からの便はまだまにあうだろうか 片っぱしから友達に借りまくれば けっして行けない場所でもないだろうニューヨークぐらい なのに永遠の嘘を聞きたくて 今日もまだこの街で酔っている 永遠の嘘を聞きたくて 今はまだ 二人とも旅の途中だと 君よ永遠の嘘をついてくれ いつまでもたねあかしをしないでくれ 永遠の嘘をついてくれ なにもかも愛ゆえのことだったと言ってくれ  この国を見限ってやるのは俺のほうだと 追われながらほざいた友からの手紙には 上海の裏街で病んでいると 見知らぬ誰かの下手な代筆文字 なのに永遠の嘘をつきたくて 探しには来るなと結んでいる 永遠の嘘をつきたくて 今はまだ僕たちは旅の途中だと 君よ永遠の嘘をついてくれ いつまでもたねあかしをしないでくれ 永遠の嘘をついてくれ 一度は夢を見せてくれた君じゃないか  傷ついた獣たちは最後の力で牙をむく 放っておいてくれと最後の力で嘘をつく 嘘をつけ永遠のさよならのかわりに やりきれない事実のかわりに たとえくり返し何故と尋ねても 振り払え風のようにあざやかに 人はみな望む答だけを聞けるまで尋ね続けてしまうものだから 君よ永遠の嘘をついてくれ いつまでもたねあかしをしないでくれ 永遠の嘘をついてくれ 出会わなければよかった人などないと笑ってくれ  君よ永遠の嘘をついてくれ いつまでもたねあかしをしないでくれ 永遠の嘘をついてくれ 出会わなければよかった人などないと笑ってくれ
答えづらいことを無理に訊くから 嘘をついてしまう ひねくれちまう ほら すれ違いざま飛礫(つぶて)のように 堅気女たちの ひそひそ話  悪いことばかり信じるのね 観たがるのは告白 あなただけは世界じゅうで 刑事じゃないといってよ  外は5月の雨 噂の季節 枝のように少し あなたが揺れる  噂なんて きっかけにすぎない どこかで この日を待ち望んでたあなたを知ってる  私たちの歌を酒場は歌う 気の毒な男と 猫かぶり女 目撃者は増える 1時間ごと あなたは気にしだす半時間ごと  何もなかったと言えば 疑う心に火を注ぐ 何かあったとからかえば ほらやっぱりとうなずくの  外は5月の雨 どこへ行こうか 少し疑ってる男を捨てて  噂なんて きっかけにすぎない どこかで この日を待ち望んでたあなたを知ってる  外は5月の雨 どこへ行こうか 疑いたがってる男を捨てて中島みゆき中島みゆき中島みゆき後藤次利答えづらいことを無理に訊くから 嘘をついてしまう ひねくれちまう ほら すれ違いざま飛礫(つぶて)のように 堅気女たちの ひそひそ話  悪いことばかり信じるのね 観たがるのは告白 あなただけは世界じゅうで 刑事じゃないといってよ  外は5月の雨 噂の季節 枝のように少し あなたが揺れる  噂なんて きっかけにすぎない どこかで この日を待ち望んでたあなたを知ってる  私たちの歌を酒場は歌う 気の毒な男と 猫かぶり女 目撃者は増える 1時間ごと あなたは気にしだす半時間ごと  何もなかったと言えば 疑う心に火を注ぐ 何かあったとからかえば ほらやっぱりとうなずくの  外は5月の雨 どこへ行こうか 少し疑ってる男を捨てて  噂なんて きっかけにすぎない どこかで この日を待ち望んでたあなたを知ってる  外は5月の雨 どこへ行こうか 疑いたがってる男を捨てて
うらみ・ますGOLD LYLICうらみますうらみます あたしやさしくなんかないもの うらみますいいやつだと 思われなくていいもの  泣いてるのはあたし一人あんたになんか泣かせない ふられたての女くらいだましやすいものはないんだってね あんた誰と賭けていたのあたしの心はいくらだったの うらみますうらみます あんたのこと死ぬまで  雨が降る雨が降る 笑う声のかなたから 雨が降る雨が降る あんたの顔がみえない  ドアに爪で書いてゆくわやさしくされて唯うれしかったと あんた誰と賭けていたのあたしの心はいくらだったの うらみますうらみます あんたのこと死ぬまで  ふられたての女くらいおとしやすいものはないんだってね ドアに爪で書いてゆくわやさしくされて唯うれしかったと うらみますうらみます あんたのこと死ぬまで うらみますうらみます あんたのこと死ぬまでGOLD LYLIC中島みゆき中島みゆき中島みゆきうらみますうらみます あたしやさしくなんかないもの うらみますいいやつだと 思われなくていいもの  泣いてるのはあたし一人あんたになんか泣かせない ふられたての女くらいだましやすいものはないんだってね あんた誰と賭けていたのあたしの心はいくらだったの うらみますうらみます あんたのこと死ぬまで  雨が降る雨が降る 笑う声のかなたから 雨が降る雨が降る あんたの顔がみえない  ドアに爪で書いてゆくわやさしくされて唯うれしかったと あんた誰と賭けていたのあたしの心はいくらだったの うらみますうらみます あんたのこと死ぬまで  ふられたての女くらいおとしやすいものはないんだってね ドアに爪で書いてゆくわやさしくされて唯うれしかったと うらみますうらみます あんたのこと死ぬまで うらみますうらみます あんたのこと死ぬまで
海よ海よ おまえが 泣いてる夜は 遠い 故郷の 歌を歌おう 海よ おまえが 呼んでる夜は 遠い 舟乗りの 歌を歌おう 時はいま いかりをあげて 青い馬に 揺れるように 心の荷物たちを 捨てにゆこうね 海よ わたしが 泣いてる夜は 遠い 故郷へ 舟を運べよ  海よ おまえは 覚えているか 若い 舟乗りの 夢の行方を 海よ わまえは 覚えているか そして 帰らない 小舟の数を この歌は 舟乗りの歌 若い 舟乗りの歌 故郷の島を 離れ 今日もさまよう  海よ わたしを 愛するならば 今宵 故郷へ 舟を運べよ 海よ わたしを 愛するならば 今宵 故郷へ 舟を運べよ  中島みゆき中島みゆき中島みゆき西崎進海よ おまえが 泣いてる夜は 遠い 故郷の 歌を歌おう 海よ おまえが 呼んでる夜は 遠い 舟乗りの 歌を歌おう 時はいま いかりをあげて 青い馬に 揺れるように 心の荷物たちを 捨てにゆこうね 海よ わたしが 泣いてる夜は 遠い 故郷へ 舟を運べよ  海よ おまえは 覚えているか 若い 舟乗りの 夢の行方を 海よ わまえは 覚えているか そして 帰らない 小舟の数を この歌は 舟乗りの歌 若い 舟乗りの歌 故郷の島を 離れ 今日もさまよう  海よ わたしを 愛するならば 今宵 故郷へ 舟を運べよ 海よ わたしを 愛するならば 今宵 故郷へ 舟を運べよ  
海に絵を描く海に絵を描(か)く 絵具は涙 海が絵を呑む 記憶は逃げる 忘れたものは 捨てたものと同じことになる 残したものは 邪魔だったものと同じことになる 海に絵を描(か)く 絵具は涙  海に絵を描(か)く 絵筆は吐息 海が身を捩る 手筋を匿(かく)す 約束事はその場限り 水の泡よりも 振り向きざまに消えるなら 嘘と同じことになる 海に絵を描(か)く 絵筆は吐息  約束事はその場限り 水の泡よりも 振り向きざまに消えるから 嘘と同じことになる 海に絵を描(か)く 絵筆は吐息 海に絵を描(か)く 絵具は涙中島みゆき中島みゆき中島みゆき小林信吾・瀬尾一三海に絵を描(か)く 絵具は涙 海が絵を呑む 記憶は逃げる 忘れたものは 捨てたものと同じことになる 残したものは 邪魔だったものと同じことになる 海に絵を描(か)く 絵具は涙  海に絵を描(か)く 絵筆は吐息 海が身を捩る 手筋を匿(かく)す 約束事はその場限り 水の泡よりも 振り向きざまに消えるなら 嘘と同じことになる 海に絵を描(か)く 絵筆は吐息  約束事はその場限り 水の泡よりも 振り向きざまに消えるから 嘘と同じことになる 海に絵を描(か)く 絵筆は吐息 海に絵を描(か)く 絵具は涙
海鳴り海鳴りが寂しがる夜は 古い時計が泣いてなだめる 遠く過ぎて行った者たちの 声を真似して 呼んでみせる  覚えてるよ 覚えてるよ この足元で はしゃいでいたね 覚えてるよ 覚えてるよ 時計だけが 約束を守る  海鳴りよ 海鳴りよ 今日も また お前と 私が 残ったね  海鳴りよ 海鳴りよ 今日も また お前と 私が 残ったね  見てごらん 今歩いてゆく あんな ふたりを 昔みたね そして 今日は 明日は 誰が 私の ねじを 巻いてくれるだろう  忘れないで 忘れないで 叫ぶ声は 今も 聞こえてる 忘れないよ 忘れないよ 時計だけが約束を守る  海鳴りよ 海鳴りよ 今日もまた お前と 私が 残ったね  海鳴りよ 海鳴りよ 今日もまた お前と 私が 残ったね中島みゆき中島みゆき中島みゆき海鳴りが寂しがる夜は 古い時計が泣いてなだめる 遠く過ぎて行った者たちの 声を真似して 呼んでみせる  覚えてるよ 覚えてるよ この足元で はしゃいでいたね 覚えてるよ 覚えてるよ 時計だけが 約束を守る  海鳴りよ 海鳴りよ 今日も また お前と 私が 残ったね  海鳴りよ 海鳴りよ 今日も また お前と 私が 残ったね  見てごらん 今歩いてゆく あんな ふたりを 昔みたね そして 今日は 明日は 誰が 私の ねじを 巻いてくれるだろう  忘れないで 忘れないで 叫ぶ声は 今も 聞こえてる 忘れないよ 忘れないよ 時計だけが約束を守る  海鳴りよ 海鳴りよ 今日もまた お前と 私が 残ったね  海鳴りよ 海鳴りよ 今日もまた お前と 私が 残ったね
海と宝石臆病な女を 抱きしめて 蒼ざめたうなじを あたためて かもめたち ぽつりと 振り返る 宝石に映った 朝陽を見る だから 愛してくれますか 私の頬が 染まるまで だから 愛してくれますか 季節を染める風よりも 甘やかに でも もしもあなたが困るなら 海にでも 聴かせる話だけど  冷たそうな女が 身について 傷つけることだけ 得意です 臆病な小石の泣きごとを まだ雛のかもめが 咥えてゆく だから 愛してくれますか 私の頬が 染まるまで だから 愛してくれますか 季節を染める風よりも 甘やかに  だから 愛してくれますか 私の頬が 染まるまで だから 愛してくれますか 季節を染める風よりも 甘やかに でも もしもあなたが困るなら 海にでも 聴かせる話だけど中島みゆき中島みゆき中島みゆき告井延隆臆病な女を 抱きしめて 蒼ざめたうなじを あたためて かもめたち ぽつりと 振り返る 宝石に映った 朝陽を見る だから 愛してくれますか 私の頬が 染まるまで だから 愛してくれますか 季節を染める風よりも 甘やかに でも もしもあなたが困るなら 海にでも 聴かせる話だけど  冷たそうな女が 身について 傷つけることだけ 得意です 臆病な小石の泣きごとを まだ雛のかもめが 咥えてゆく だから 愛してくれますか 私の頬が 染まるまで だから 愛してくれますか 季節を染める風よりも 甘やかに  だから 愛してくれますか 私の頬が 染まるまで だから 愛してくれますか 季節を染める風よりも 甘やかに でも もしもあなたが困るなら 海にでも 聴かせる話だけど
生まれた時から生まれた時から飲んでたと思うほど あんたが素面でいるのを あたしは見たことがない あたしの気持ちを気づかない仲間から 昔のあんたの姿を 悪気もなく聞かされた あの娘と別れて荒れてたあの頃と 今でも同じだと まだ悲しいんだねと 飲んででもいなければ 悲しみは眠らない あの娘の魅力のおこぼれで 夢を見た  生まれた時から好かれたことがない 冴えないあたしに聞かせた 浴びるような恋の歌 あたし嬉しかった 好かれたかと思った あんたは本気の時には あの娘にゃ素面だってね いまさら嫌いに変われるはずもなし 聞かなかったふりして もろともに飲んだくれ 飲んででもいなければ 悲しみは眠らない あの娘の魅力のおこぼれで 夢を見た  飲んででもいなければ 悲しみは眠らない あの娘の魅力のおこぼれで 夢を見た中島みゆき中島みゆき中島みゆき生まれた時から飲んでたと思うほど あんたが素面でいるのを あたしは見たことがない あたしの気持ちを気づかない仲間から 昔のあんたの姿を 悪気もなく聞かされた あの娘と別れて荒れてたあの頃と 今でも同じだと まだ悲しいんだねと 飲んででもいなければ 悲しみは眠らない あの娘の魅力のおこぼれで 夢を見た  生まれた時から好かれたことがない 冴えないあたしに聞かせた 浴びるような恋の歌 あたし嬉しかった 好かれたかと思った あんたは本気の時には あの娘にゃ素面だってね いまさら嫌いに変われるはずもなし 聞かなかったふりして もろともに飲んだくれ 飲んででもいなければ 悲しみは眠らない あの娘の魅力のおこぼれで 夢を見た  飲んででもいなければ 悲しみは眠らない あの娘の魅力のおこぼれで 夢を見た
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