どうぞこのままこの確かな 時間だけが 今の二人に 与えられた 唯一の あかしなのです ふれあうことの 喜びを あなたのぬくもりに 感じて そうして 生きているのです くもりガラスを伝わる 雨のしずくのように ただひとすじに ただひとすじに ただひたむきに それは ばかげたあこがれか 気まぐれな 恋だとしても 雨は きっと降り続く くもりガラスをたたく 雨の音かぞえながら どうぞこのまま どうぞこのまま どうぞやまないで さよならは 涙とうらはら さめたコーヒーのようなもの だから いつまでも このまま どうぞこのまま どうぞこのまま どうぞやまないで どうぞこのまま どうぞこのまま どうぞやまないで | ジュディ・オング | 丸山圭子 | 丸山圭子 | | この確かな 時間だけが 今の二人に 与えられた 唯一の あかしなのです ふれあうことの 喜びを あなたのぬくもりに 感じて そうして 生きているのです くもりガラスを伝わる 雨のしずくのように ただひとすじに ただひとすじに ただひたむきに それは ばかげたあこがれか 気まぐれな 恋だとしても 雨は きっと降り続く くもりガラスをたたく 雨の音かぞえながら どうぞこのまま どうぞこのまま どうぞやまないで さよならは 涙とうらはら さめたコーヒーのようなもの だから いつまでも このまま どうぞこのまま どうぞこのまま どうぞやまないで どうぞこのまま どうぞこのまま どうぞやまないで |
夏の終りたとえば ダフニスと クローエのように たったひとめで 愛し合った私たち けれど そのとき もう定められていた 涙ばかりが 待ってることが… 夏の終りのエーゲ 青い海 紅い夕陽 夏の終りのエーゲ 白い風 黒い瞳 それがギリシャでなかったら きっとなにも 起らなかった たとえば ヘクトールと ヘレネーのように 許されぬのに 愛し合った私たち だけど そのとき もう定められていた すぐに別れが 待ってることが 夏の終りのエーゲ 甘い歌 花のかおり 夏の終りのエーゲ 燃える頬 夢の世界 それがギリシャでなかったら きっとなにも 起らなかった 夏の終りのエーゲ 青い海 紅い夕陽 夏の終りのエーゲ 白い風 黒い瞳 それがギリシャでなかったら きっとなにも 起らなかった | ジュディ・オング | 藤田敏雄 | 萩田光雄 | | たとえば ダフニスと クローエのように たったひとめで 愛し合った私たち けれど そのとき もう定められていた 涙ばかりが 待ってることが… 夏の終りのエーゲ 青い海 紅い夕陽 夏の終りのエーゲ 白い風 黒い瞳 それがギリシャでなかったら きっとなにも 起らなかった たとえば ヘクトールと ヘレネーのように 許されぬのに 愛し合った私たち だけど そのとき もう定められていた すぐに別れが 待ってることが 夏の終りのエーゲ 甘い歌 花のかおり 夏の終りのエーゲ 燃える頬 夢の世界 それがギリシャでなかったら きっとなにも 起らなかった 夏の終りのエーゲ 青い海 紅い夕陽 夏の終りのエーゲ 白い風 黒い瞳 それがギリシャでなかったら きっとなにも 起らなかった |
愛のほつれ愛するあなたに背(そ)向いてまでも 私は生きてていいのでしょうか 自分の気持をいつわることで 小さな倖せ呼べるでしょうか 愛はさすらいふとふりむけば 女の旅は傷だらけです 明日と云う日に望みをかけて 私は疲れて死ぬのでしょうか 苦しむ愛より忘れる愛が あなたの為だと云えるでしょうか 心の秘密を笑顔でかくし 夜更けに泣いてもいいのでしょうか 愛はさすらいふと立ちどまり もいちど虹をみつめてみよう この世の絆のほつれを解いて 私は私で又歩きましょう 私は私で又歩きましょう | ジュディ・オング | 石坂まさを | 土田啓四郎 | | 愛するあなたに背(そ)向いてまでも 私は生きてていいのでしょうか 自分の気持をいつわることで 小さな倖せ呼べるでしょうか 愛はさすらいふとふりむけば 女の旅は傷だらけです 明日と云う日に望みをかけて 私は疲れて死ぬのでしょうか 苦しむ愛より忘れる愛が あなたの為だと云えるでしょうか 心の秘密を笑顔でかくし 夜更けに泣いてもいいのでしょうか 愛はさすらいふと立ちどまり もいちど虹をみつめてみよう この世の絆のほつれを解いて 私は私で又歩きましょう 私は私で又歩きましょう |
アカシア慕情もっとぬれても 今はしあわせ 雨とあなたに みんな投げだした夜 ひとり待たせて こんな待たせて そして思いを 影でいろどる にくいひとなのに しのんで逢うしか ふたりにはやすらぎもないの みたされて じらされて 指の先で熱をもつ アカシアの 白い花 もえて大連 胸につかえた それを云ったら そうねあなたを 今日で見失うだけ 恋はまぼろし 絹の街道 砂にしるした ひとの行方を 風がかえてゆく どうして女は かなしみも愛せるのかしら いつの日か 盗み見た 父の若い日記にも アカシアが ぬれていた もえて大連 どこまで本気で たわむれでかまわないけれど つかの間の しのび逢い あかい赤い 紅に アカシアを ぬれさせて もえて大連 | ジュディ・オング | ちあき哲也 | 佐瀬寿一 | | もっとぬれても 今はしあわせ 雨とあなたに みんな投げだした夜 ひとり待たせて こんな待たせて そして思いを 影でいろどる にくいひとなのに しのんで逢うしか ふたりにはやすらぎもないの みたされて じらされて 指の先で熱をもつ アカシアの 白い花 もえて大連 胸につかえた それを云ったら そうねあなたを 今日で見失うだけ 恋はまぼろし 絹の街道 砂にしるした ひとの行方を 風がかえてゆく どうして女は かなしみも愛せるのかしら いつの日か 盗み見た 父の若い日記にも アカシアが ぬれていた もえて大連 どこまで本気で たわむれでかまわないけれど つかの間の しのび逢い あかい赤い 紅に アカシアを ぬれさせて もえて大連 |
あなたの背中少しうつむきかげんに歩く背中 時がたっても変っていないものね 今はしあわせそうだと聞いてるから 声もかけずに通り過ぎたけど 指輪はずし返したのを 昨日みたいに思い出したわ 別れだけが 残されてる愛のような日がある あの日身のふり方だけ気になるふりして 歩いたこの街角 思いがけない日暮れにたどれば 今日またあなたを見かけた私 すべて過ぎて 愛も過ぎて 胸にしみるうしろ姿もあるのね 別れ言葉をむなしくさがしながら あの日涙のない目で泣いたあなた たとえどんなに身の上変ったって なぜか淋しい背中はそのまま 華やいでる噂聞いて 私拍手をしたい気持よ 別れだけが いつわりないこころ語る日がある もしもどこかでも一度 あなたを見かけるチャンスがあるとしても 今日と違った気持で 私はやっぱり黙って見送るでしょう すべて過ぎて 愛も過ぎて 胸にしみるうしろ姿もあるのね | ジュディ・オング | 有馬三恵子 | 桑原研郎 | | 少しうつむきかげんに歩く背中 時がたっても変っていないものね 今はしあわせそうだと聞いてるから 声もかけずに通り過ぎたけど 指輪はずし返したのを 昨日みたいに思い出したわ 別れだけが 残されてる愛のような日がある あの日身のふり方だけ気になるふりして 歩いたこの街角 思いがけない日暮れにたどれば 今日またあなたを見かけた私 すべて過ぎて 愛も過ぎて 胸にしみるうしろ姿もあるのね 別れ言葉をむなしくさがしながら あの日涙のない目で泣いたあなた たとえどんなに身の上変ったって なぜか淋しい背中はそのまま 華やいでる噂聞いて 私拍手をしたい気持よ 別れだけが いつわりないこころ語る日がある もしもどこかでも一度 あなたを見かけるチャンスがあるとしても 今日と違った気持で 私はやっぱり黙って見送るでしょう すべて過ぎて 愛も過ぎて 胸にしみるうしろ姿もあるのね |
愛と哀の間ドアーが閉まる間際 笑顔がくずれて ガラス窓に頬をよせて あなた手を振る 今日の最後の地下鉄の灯が 見る見る間に素早く夜に溶けこんで行く 立ち尽す私の 体をすり抜け 薄い紙のビラが 風に踊っているわ 取り残された 心がさびしくて 一人帰るあなたに 遠く呼びかけてる やさしくなんて しないで あとが辛くなるばかりだわ 想い出なんて いらない それが二人に何になるの 重ねていた 指のぬくもりさえ いつか夢のように 時は消しさるのね 好きよ あなた 好きよ とても 唇かんだ 私の影一ツ 切なく今 揺れてる 愛と哀の間 やさしくなんて しないで あとが辛くなるばかりだわ 想い出なんて いらない それが二人に何になるの 誰もいない 夜の暗いホーム くつの音が響く 私 歩き出すの 衿を立てたコート 落ちる涙のあと 愛と哀の間 好きよ | ジュディ・オング | 阿木燿子 | 筒美京平 | | ドアーが閉まる間際 笑顔がくずれて ガラス窓に頬をよせて あなた手を振る 今日の最後の地下鉄の灯が 見る見る間に素早く夜に溶けこんで行く 立ち尽す私の 体をすり抜け 薄い紙のビラが 風に踊っているわ 取り残された 心がさびしくて 一人帰るあなたに 遠く呼びかけてる やさしくなんて しないで あとが辛くなるばかりだわ 想い出なんて いらない それが二人に何になるの 重ねていた 指のぬくもりさえ いつか夢のように 時は消しさるのね 好きよ あなた 好きよ とても 唇かんだ 私の影一ツ 切なく今 揺れてる 愛と哀の間 やさしくなんて しないで あとが辛くなるばかりだわ 想い出なんて いらない それが二人に何になるの 誰もいない 夜の暗いホーム くつの音が響く 私 歩き出すの 衿を立てたコート 落ちる涙のあと 愛と哀の間 好きよ |
朝なのに黄昏 -33才-手鏡を合せて 見つけたほくろ ピンクのアイシャドウ 浮ぶ泣きぼくろ 手放しで泣けたら どんなに楽かしら 隠した涙が つくる星屑 こうして何度も 見送ったけれど これが最後ね 幻に変るあなた 朝なのに黄昏 靄(もや)のスクリーン 消えてゆく恋 アー 朝なのに黄昏 暗くてなんにも見えないわ 人生を少しは 知り始めてから 愛したのだから 罪は重いわ 流れる時間に ワインを注いで 想い出の日々を 真紅(くれない)に染める私 朝なのに黄昏 窓のはるか向う 夕闇の空 アー 朝なのに黄昏 二度と戻らない恋人よ | ジュディ・オング | JULIO IGLESIAS・日本語詞:阿木燿子 | JULIO IGLESIAS | | 手鏡を合せて 見つけたほくろ ピンクのアイシャドウ 浮ぶ泣きぼくろ 手放しで泣けたら どんなに楽かしら 隠した涙が つくる星屑 こうして何度も 見送ったけれど これが最後ね 幻に変るあなた 朝なのに黄昏 靄(もや)のスクリーン 消えてゆく恋 アー 朝なのに黄昏 暗くてなんにも見えないわ 人生を少しは 知り始めてから 愛したのだから 罪は重いわ 流れる時間に ワインを注いで 想い出の日々を 真紅(くれない)に染める私 朝なのに黄昏 窓のはるか向う 夕闇の空 アー 朝なのに黄昏 二度と戻らない恋人よ |
あなたならどうする嫌われてしまったの 愛する人に 捨てられてしまったの 紙くずみたいに 私のどこがいけないの それともあの人が変わったの 残されてしまったの 雨降る町に 悲しみの眼の中を あの人が逃げる あなたならどうする あなたならどうする 泣くの歩くの 死んじゃうの あなたなら あなたなら 私のどこがいけないの それとも誰かを愛したの 忘れられてしまったの 愛した人に 何が出来るというの 女がひとりで あなたならどうする あなたならどうする 泣くの歩くの 死んじゃうの あなたなら あなたなら | ジュディ・オング | なかにし礼 | 筒美京平 | | 嫌われてしまったの 愛する人に 捨てられてしまったの 紙くずみたいに 私のどこがいけないの それともあの人が変わったの 残されてしまったの 雨降る町に 悲しみの眼の中を あの人が逃げる あなたならどうする あなたならどうする 泣くの歩くの 死んじゃうの あなたなら あなたなら 私のどこがいけないの それとも誰かを愛したの 忘れられてしまったの 愛した人に 何が出来るというの 女がひとりで あなたならどうする あなたならどうする 泣くの歩くの 死んじゃうの あなたなら あなたなら |
逢いたがり待ったなしの恋ならば ちょっぴり堕天使 地上に舞い降りる時 羽に傷がついても あーこんなに逢いたけりゃ あー誰も止められない あーこんなに逢いたけりゃ あー私 止められない 雌蕊 雄蕊の よくある色恋を 小馬鹿にしていた罰かしら 季節の悪戯 狂い咲いたまま 花に嵐 いつでも沢山 欲しがって あなたに沢山 憧れて 写真に沢山 キスをして やっぱり私は 逢いたがり 昨夜も一杯 欲張って 今夜も一杯 弄って 明日は一杯 抱き合って 本当はあなたも 逢いたがり 取って置きの夢ならば 叶えて上げなきゃ 私が可哀相だわ 後で悔やんだりして あーこんなに愛してる あークラクラするくらい あーこんなに愛してる あー眩暈がするくらい 生意気盛りの いつまでも不良ね 私とあなたの 恋心 楽しい夜更かし 重ねるそのたび 花に嵐 時々 沢山 淋しがり 一緒に沢山 嬉しがり お陰で沢山 泣きたがり 本当に私は 逢いたがり 何でも一杯 知りたがり 囁き一杯 聞きたがり 優しく一杯 触れたがり やっぱり二人は 逢いたがり 沢山 沢山 欲しがって 沢山 沢山 憧れて 沢山 沢山 キスをして やっぱり私は 逢いたがり 本当はあなたも 逢いたがり やっぱり二人は 逢いたがり | ジュディ・オング | 阿木燿子 | 宇崎竜童 | | 待ったなしの恋ならば ちょっぴり堕天使 地上に舞い降りる時 羽に傷がついても あーこんなに逢いたけりゃ あー誰も止められない あーこんなに逢いたけりゃ あー私 止められない 雌蕊 雄蕊の よくある色恋を 小馬鹿にしていた罰かしら 季節の悪戯 狂い咲いたまま 花に嵐 いつでも沢山 欲しがって あなたに沢山 憧れて 写真に沢山 キスをして やっぱり私は 逢いたがり 昨夜も一杯 欲張って 今夜も一杯 弄って 明日は一杯 抱き合って 本当はあなたも 逢いたがり 取って置きの夢ならば 叶えて上げなきゃ 私が可哀相だわ 後で悔やんだりして あーこんなに愛してる あークラクラするくらい あーこんなに愛してる あー眩暈がするくらい 生意気盛りの いつまでも不良ね 私とあなたの 恋心 楽しい夜更かし 重ねるそのたび 花に嵐 時々 沢山 淋しがり 一緒に沢山 嬉しがり お陰で沢山 泣きたがり 本当に私は 逢いたがり 何でも一杯 知りたがり 囁き一杯 聞きたがり 優しく一杯 触れたがり やっぱり二人は 逢いたがり 沢山 沢山 欲しがって 沢山 沢山 憧れて 沢山 沢山 キスをして やっぱり私は 逢いたがり 本当はあなたも 逢いたがり やっぱり二人は 逢いたがり |
風のララバイ街に風が吹いてると やさしい人に逢いたくなる 愛のかげりの一つか二つ 知ってる人に 午後の空が透けていると 子供の頃が恋しくなる レンゲ スミレと一緒に編んだ 夢の数々 ひとりお茶を飲んでると 誰かに恋をしてるような 出すあてもない手紙を書いた日 なつかしくなる 綿の花が咲いていると 人との別れ思い出すよ 心寒く別れた人や いとしい人や 汽笛遠く聞こえると はてない旅へ行きたくなる 淋しがりやの住んでる場所を 訪ねあてたい 海へ向いた窓のそばで てのひらどうし重ねながら 椅子を寄せあい つきない話 繰り返したい | ジュディ・オング | 有馬三恵子 | 桑原研郎 | | 街に風が吹いてると やさしい人に逢いたくなる 愛のかげりの一つか二つ 知ってる人に 午後の空が透けていると 子供の頃が恋しくなる レンゲ スミレと一緒に編んだ 夢の数々 ひとりお茶を飲んでると 誰かに恋をしてるような 出すあてもない手紙を書いた日 なつかしくなる 綿の花が咲いていると 人との別れ思い出すよ 心寒く別れた人や いとしい人や 汽笛遠く聞こえると はてない旅へ行きたくなる 淋しがりやの住んでる場所を 訪ねあてたい 海へ向いた窓のそばで てのひらどうし重ねながら 椅子を寄せあい つきない話 繰り返したい |
2月のベニスからHey, ボビー 訳を聞いてよね あれから 私の一人旅 クリスマスの頃なの 知り会った人 So, ボビー 暮らしてみたのよ 半年 一緒にいたかしら 知らず知らずのうちに 二人のこと 比べては ため息をついてみたり 嫌味な 女ね私も 愛していたのは あなただけ Hey, ボビー 2月のベニスから 真夜中 電話をくれたでしょ カーニバルを観たのね あの娘と 雪が降るサンマルコ 甘いkissをしたのは 私じゃないのね 約束したのは 私でも どこに居ると 聞かないでね また偶然 出逢うわ 雪が降るサンマルコ 甘いkissをしたのは 私じゃないのね 君のこと 忘れよう そのためにだけのkiss そうだと言ってね | ジュディ・オング | 三浦徳子 | 久保田利伸 | | Hey, ボビー 訳を聞いてよね あれから 私の一人旅 クリスマスの頃なの 知り会った人 So, ボビー 暮らしてみたのよ 半年 一緒にいたかしら 知らず知らずのうちに 二人のこと 比べては ため息をついてみたり 嫌味な 女ね私も 愛していたのは あなただけ Hey, ボビー 2月のベニスから 真夜中 電話をくれたでしょ カーニバルを観たのね あの娘と 雪が降るサンマルコ 甘いkissをしたのは 私じゃないのね 約束したのは 私でも どこに居ると 聞かないでね また偶然 出逢うわ 雪が降るサンマルコ 甘いkissをしたのは 私じゃないのね 君のこと 忘れよう そのためにだけのkiss そうだと言ってね |
滴のようにああ 時はむなしく ああ 人はむなしく ただ うつろうばかり (愛が見えない) ガラス窓にくぎられた空は低くて 飛ばせないの 飛ばせないの 心遠くへ 今ゆきすぎる風は きのうの夢を無情にさえぎる こがらし 怒る勇気も 許す勇気も すがる勇気も ないから ゆるんだ蛇口の滴のように 思い出だけふくらみこぼれる ゆるんだ蛇口の滴のように 思い出だけふくらみこぼれる ああ 恋はむなしく ああ 夢はむなしく ただ さすらうばかり (愛が見えない) 冷えた土はやせてかれる私の心 咲けないのよ 咲けないのよ 小さな花も 今ゆきすぎる風は きのうの涙 無情にさえぎる こがらし ためらうばかり けだるいばかり 渇くばかりで 吐息が ゆるんだ蛇口の滴のように 思い出だけふくらみこぼれる ゆるんだ蛇口の滴のように 思い出だけふくらみこぼれる ああ 時はむなしく ああ 人はむなしく ただ うつろうばかり | ジュディ・オング | 嶺岸未来 | 中村泰士 | | ああ 時はむなしく ああ 人はむなしく ただ うつろうばかり (愛が見えない) ガラス窓にくぎられた空は低くて 飛ばせないの 飛ばせないの 心遠くへ 今ゆきすぎる風は きのうの夢を無情にさえぎる こがらし 怒る勇気も 許す勇気も すがる勇気も ないから ゆるんだ蛇口の滴のように 思い出だけふくらみこぼれる ゆるんだ蛇口の滴のように 思い出だけふくらみこぼれる ああ 恋はむなしく ああ 夢はむなしく ただ さすらうばかり (愛が見えない) 冷えた土はやせてかれる私の心 咲けないのよ 咲けないのよ 小さな花も 今ゆきすぎる風は きのうの涙 無情にさえぎる こがらし ためらうばかり けだるいばかり 渇くばかりで 吐息が ゆるんだ蛇口の滴のように 思い出だけふくらみこぼれる ゆるんだ蛇口の滴のように 思い出だけふくらみこぼれる ああ 時はむなしく ああ 人はむなしく ただ うつろうばかり |
銀の鎖蒼ざめた街角を歩けば夜明け 身軽なけだるさに思い出がある そうよ 遅すぎをとがめだてする人もいない あなたと別れてから 風の便りだけ何となく届く うまくいってると聞いたところよ いつだかあなたとすれ違った日も とてもしあわせな人に見えたわ あなたから贈られたあの腕時計 別れにはずしたら元のもくあみ ごめん 寝たいだけ寝たりして勝手気ままに 時間のない暮しよ あんなに欲しいと願った自由も ありすぎてみると味気ないのね 居留守にしてても不機嫌なあなた だから遊ぶのもひかえたものよ さよならの潮時をいいだしたのは 確かに私だし悔まないけど たまに あの鎖 手ごたえもよかったなんて あなたと別れてから…… | ジュディ・オング | 有馬三恵子 | 桑原研郎 | | 蒼ざめた街角を歩けば夜明け 身軽なけだるさに思い出がある そうよ 遅すぎをとがめだてする人もいない あなたと別れてから 風の便りだけ何となく届く うまくいってると聞いたところよ いつだかあなたとすれ違った日も とてもしあわせな人に見えたわ あなたから贈られたあの腕時計 別れにはずしたら元のもくあみ ごめん 寝たいだけ寝たりして勝手気ままに 時間のない暮しよ あんなに欲しいと願った自由も ありすぎてみると味気ないのね 居留守にしてても不機嫌なあなた だから遊ぶのもひかえたものよ さよならの潮時をいいだしたのは 確かに私だし悔まないけど たまに あの鎖 手ごたえもよかったなんて あなたと別れてから…… |
終着駅落ち葉の舞い散る 停車場は 悲しい女の 吹きだまり だから今日もひとり 明日もひとり 涙を捨てにくる 真冬に裸足は 冷たかろう 大きな荷物は 重たかろう なのに今日もひとり 明日もひとり 過去から逃げてくる 一度離したら 二度とつかめない 愛という名のあたたかい 心の鍵は 最終列車が 着く度に よく似た女が 降りてくる そして今日もひとり 明日もひとり 過去から逃げてくる 肩抱く夜風の なぐさめは 忘れる努力の 邪魔になる だから今日もひとり 明日もひとり 過去から逃げてくる 一度離したら 二度とつかめない 愛という名のあたたかい 心の鍵は 最終列車が着く度に よく似た女が 降りてくる そして今日もひとり 明日もひとり 過去から逃げてくる そして今日もひとり 明日もひとり 過去から逃げてくる | ジュディ・オング | 千家和也 | 浜圭介 | | 落ち葉の舞い散る 停車場は 悲しい女の 吹きだまり だから今日もひとり 明日もひとり 涙を捨てにくる 真冬に裸足は 冷たかろう 大きな荷物は 重たかろう なのに今日もひとり 明日もひとり 過去から逃げてくる 一度離したら 二度とつかめない 愛という名のあたたかい 心の鍵は 最終列車が 着く度に よく似た女が 降りてくる そして今日もひとり 明日もひとり 過去から逃げてくる 肩抱く夜風の なぐさめは 忘れる努力の 邪魔になる だから今日もひとり 明日もひとり 過去から逃げてくる 一度離したら 二度とつかめない 愛という名のあたたかい 心の鍵は 最終列車が着く度に よく似た女が 降りてくる そして今日もひとり 明日もひとり 過去から逃げてくる そして今日もひとり 明日もひとり 過去から逃げてくる |
夢三夜あなたの腕を 枕にして 目醒め煙草 吹かしてる 薔薇の夜明け 街角を ひとりうつろに 見ているの あなたはやさしい 寝息たてて 不思議な夢の中 迷うの いつかまたあう あてなどないから 恋は夢一夜(ゆめひとよ) あなたとなら なぜかしら わかりあえる 気がするの 深い海を 泳いでる 青いお魚 みたいなの あなたの両手は たくましくて からだは潮騒の香りね こんなはずでは なかったことよと 恋は夢二夜(ゆめふたや) あなたの胸に 耳をあてて 指でなぞる この想い そうよあなた 似ているの 好きでわかれた あのひとに あなたは朝日が まぶしいねと わたしを抱きしめて 笑うわ 七夜八夜(ななやはちや)へ 続けばいいけど 恋は夢三夜(ゆめさんや) | ジュディ・オング | 石丸博 | 北原じゅん | | あなたの腕を 枕にして 目醒め煙草 吹かしてる 薔薇の夜明け 街角を ひとりうつろに 見ているの あなたはやさしい 寝息たてて 不思議な夢の中 迷うの いつかまたあう あてなどないから 恋は夢一夜(ゆめひとよ) あなたとなら なぜかしら わかりあえる 気がするの 深い海を 泳いでる 青いお魚 みたいなの あなたの両手は たくましくて からだは潮騒の香りね こんなはずでは なかったことよと 恋は夢二夜(ゆめふたや) あなたの胸に 耳をあてて 指でなぞる この想い そうよあなた 似ているの 好きでわかれた あのひとに あなたは朝日が まぶしいねと わたしを抱きしめて 笑うわ 七夜八夜(ななやはちや)へ 続けばいいけど 恋は夢三夜(ゆめさんや) |
手紙死んでもあなたと暮らしていたいと 今日までつとめた この私だけど 二人で育てた 小鳥をにがし 二人で書いた この絵燃やしましょう 何が悪いのか 今もわからない 誰のせいなのか 今もわからない 涙で綴りかけた お別れの手紙 出来るものならば 許されるのなら もう一度生まれて やり直したい 二人で飾った レースをはずし 二人で開けた 窓に鍵をかけ 明日の私を 気づかうことより あなたの未来を みつめてほしいの 涙で綴り終えた お別れの手紙 涙で綴り終えた お別れの手紙 | ジュディ・オング | なかにし礼 | 川口真 | | 死んでもあなたと暮らしていたいと 今日までつとめた この私だけど 二人で育てた 小鳥をにがし 二人で書いた この絵燃やしましょう 何が悪いのか 今もわからない 誰のせいなのか 今もわからない 涙で綴りかけた お別れの手紙 出来るものならば 許されるのなら もう一度生まれて やり直したい 二人で飾った レースをはずし 二人で開けた 窓に鍵をかけ 明日の私を 気づかうことより あなたの未来を みつめてほしいの 涙で綴り終えた お別れの手紙 涙で綴り終えた お別れの手紙 |
夜がクスクス何となくつまらない雨の夜は 鏡の中で私の過去がクスクスと笑うのよ しかたなく電話でもかけてみたり とりとめもなく あいつをなじり時を埋めるの そうよ ほれていたわ 本気だったわ 肌を通りすぎる奇蹟をみたの 別れの言葉 上手に言える奴だから 旅なれた小鳥のように もどって来るのかしら 情無しの馬鹿野郎死んじまえと 子供の頃にしたよに私メソメソと泣いてみた 両足にからみつく落葉踏んで 涙のあとを かくしてそしてひとり歩くの そうよ すがりついて 泣けばいいのに こころ半分でも倖せかもね つくろいながら生きる事も出来るけど 愛されたいと願う 女になりたいから いいじゃないあいつだってひとりぼっち 港を船が出る時たしか ボソボソと言ってたわ 行きつけのスナックの弾き語りが あんたに似合う 唄だといってきかせるブルース そうよ あいつだけが 男じゃないと 息のもれる笛を口でふいた 夕日に映える海に両手をかざして 悲劇のラストシーン 演じてみようかしら | ジュディ・オング | 中村泰士 | 中村泰士 | | 何となくつまらない雨の夜は 鏡の中で私の過去がクスクスと笑うのよ しかたなく電話でもかけてみたり とりとめもなく あいつをなじり時を埋めるの そうよ ほれていたわ 本気だったわ 肌を通りすぎる奇蹟をみたの 別れの言葉 上手に言える奴だから 旅なれた小鳥のように もどって来るのかしら 情無しの馬鹿野郎死んじまえと 子供の頃にしたよに私メソメソと泣いてみた 両足にからみつく落葉踏んで 涙のあとを かくしてそしてひとり歩くの そうよ すがりついて 泣けばいいのに こころ半分でも倖せかもね つくろいながら生きる事も出来るけど 愛されたいと願う 女になりたいから いいじゃないあいつだってひとりぼっち 港を船が出る時たしか ボソボソと言ってたわ 行きつけのスナックの弾き語りが あんたに似合う 唄だといってきかせるブルース そうよ あいつだけが 男じゃないと 息のもれる笛を口でふいた 夕日に映える海に両手をかざして 悲劇のラストシーン 演じてみようかしら |
乾いた花流れるあの雲に聞いてみたい 夕べのひとは帰るの 大きなアカシアにたずねたいの あのひと ここを通ったか 私は恋人をさがしてるの 黒髪風に流して 緑の服を着た女がきて あのひと 連れて行ったの どこへ行くとも言わないで 馬の背中に乗せられて 乾いた花が咲く丘の上に 破れた帽子残して どこへ行くとも言わないで 馬の背中に乗せられて あのひと あの日から帰らないの 聞いても誰も言わない 言わない | ジュディ・オング | 岩谷時子 | 加藤和彦 | | 流れるあの雲に聞いてみたい 夕べのひとは帰るの 大きなアカシアにたずねたいの あのひと ここを通ったか 私は恋人をさがしてるの 黒髪風に流して 緑の服を着た女がきて あのひと 連れて行ったの どこへ行くとも言わないで 馬の背中に乗せられて 乾いた花が咲く丘の上に 破れた帽子残して どこへ行くとも言わないで 馬の背中に乗せられて あのひと あの日から帰らないの 聞いても誰も言わない 言わない |
絵葉書サン・ジェルマンデュプレでは 実存主義者がお茶を飲み モンマルトルの坂道で ヒゲの詩人が恋をする 結婚前のひとり旅だと わがまま言って 出かけた彼のパリからの便り 右肩上りの字がなつかしく 指を重ねてまねながら 愛の歓び 今 確かめました テルミニ駅の黄昏は 灯りをさけたふたりづれ スペイン広場の石段で 救世軍が愛の歌 旅はひとりが最高だよと つよがり言って 出かけた彼のローマでの便り 来月はじめに帰って来たら 日どりを決めて結婚ね 愛の歓び 今 味わいました 来月はじめに帰って来たら 日どりを決めて結婚ね 愛の歓び 今 味わいました | ジュディ・オング | 中村泰士 | 中村泰士 | | サン・ジェルマンデュプレでは 実存主義者がお茶を飲み モンマルトルの坂道で ヒゲの詩人が恋をする 結婚前のひとり旅だと わがまま言って 出かけた彼のパリからの便り 右肩上りの字がなつかしく 指を重ねてまねながら 愛の歓び 今 確かめました テルミニ駅の黄昏は 灯りをさけたふたりづれ スペイン広場の石段で 救世軍が愛の歌 旅はひとりが最高だよと つよがり言って 出かけた彼のローマでの便り 来月はじめに帰って来たら 日どりを決めて結婚ね 愛の歓び 今 味わいました 来月はじめに帰って来たら 日どりを決めて結婚ね 愛の歓び 今 味わいました |
横浜チャイニーズ・ドール7つの海を滑りだす 豪華船を閉じこめた 大きな絵が売られてく ここは 横浜チャイニーズ・ストリート きらびやかに飾られた ガラスケースの真ン中で 道行く人を魅了する 私は 横浜チャイニーズ・ドール あなたの声が聞こえる 服をまとう私を抱くだけで 裸の私を欲しくはないの 横浜チャイニーズ・ドール 横浜チャイニーズ・ドール あなた あなた 心をいつ私にくれるのですか 首に重たい翡翠さえ 夜になってもはずせない 麝香の街は午前2:00 私は 横浜チャイニーズ・ドール あなたの声が聞きたい 美しい女を抱き寄せた その手で明日も触れるというの 横浜チャイニーズ・ドール 横浜チャイニーズ・ドール あなた あなた 心は今 誰かのものなのですか | ジュディ・オング | 浅野裕子 | 萩田光雄 | | 7つの海を滑りだす 豪華船を閉じこめた 大きな絵が売られてく ここは 横浜チャイニーズ・ストリート きらびやかに飾られた ガラスケースの真ン中で 道行く人を魅了する 私は 横浜チャイニーズ・ドール あなたの声が聞こえる 服をまとう私を抱くだけで 裸の私を欲しくはないの 横浜チャイニーズ・ドール 横浜チャイニーズ・ドール あなた あなた 心をいつ私にくれるのですか 首に重たい翡翠さえ 夜になってもはずせない 麝香の街は午前2:00 私は 横浜チャイニーズ・ドール あなたの声が聞きたい 美しい女を抱き寄せた その手で明日も触れるというの 横浜チャイニーズ・ドール 横浜チャイニーズ・ドール あなた あなた 心は今 誰かのものなのですか |
オリンポス・ハネムーン今日のためなの 新しいドレス 光の渦に遊ばれてるわ 目にうつるもの すべての景色が 白くまぶしく輝いてるの アクロポリスの丘から見れば エーゲの海はエメラルドの色の宝石 オリンポスから出される手紙 開(あ)ける時にはオリーブの実の香りするはず 永遠(とこしえ)に変わらない愛を今 ミモザの花を抱いて誓い合う そうよ 夢の続きを明日もまた追いかけるの トラモンタンの風よ吹き抜けて あなたと私 祝福してね 少女の頃に 夢に見た通り 雲一ツない青い空だわ たわわになった 恋する果実が 二人の胸にポトンと落ちる パルテノーンの神殿に立ち ここで暮した女神達の姿思うわ オリンポスから続く道には 時代を越えた大理石の白い敷石 やさしさをいつまでも忘れずに いようと言った声に涙ぐむ そうよ あなたと共にこれから先き生きてゆくの トラモンタンの風よ運んでね 二人のために 幸福の日々 | ジュディ・オング | 阿木燿子 | 筒美京平 | | 今日のためなの 新しいドレス 光の渦に遊ばれてるわ 目にうつるもの すべての景色が 白くまぶしく輝いてるの アクロポリスの丘から見れば エーゲの海はエメラルドの色の宝石 オリンポスから出される手紙 開(あ)ける時にはオリーブの実の香りするはず 永遠(とこしえ)に変わらない愛を今 ミモザの花を抱いて誓い合う そうよ 夢の続きを明日もまた追いかけるの トラモンタンの風よ吹き抜けて あなたと私 祝福してね 少女の頃に 夢に見た通り 雲一ツない青い空だわ たわわになった 恋する果実が 二人の胸にポトンと落ちる パルテノーンの神殿に立ち ここで暮した女神達の姿思うわ オリンポスから続く道には 時代を越えた大理石の白い敷石 やさしさをいつまでも忘れずに いようと言った声に涙ぐむ そうよ あなたと共にこれから先き生きてゆくの トラモンタンの風よ運んでね 二人のために 幸福の日々 |
幸福の距離普段着が気楽で 多分誰でもそうね 風の ある日とない日 それぞれに感じ 愛する 人がいて 幸福を 測るなら やさしい 笑顔だけ 見つめれば わかるはず よそ行きの心じゃ 多分くつろがなくて 陽ざし あふれる景色 素顔での語り 情熱 さりげなく 伝えたら 注げたら やさしい 瞳だけ 見つめれば 届くはず いつも 普通に生きて 感じ合う月日 愛する 人がいて 幸福を 測るなら 近くに 笑顔だけ 交し合う そんな距離 情熱 さりげなく 交し合う 愛の距離 | ジュディ・オング | 来生えつこ | 鈴木康博 | | 普段着が気楽で 多分誰でもそうね 風の ある日とない日 それぞれに感じ 愛する 人がいて 幸福を 測るなら やさしい 笑顔だけ 見つめれば わかるはず よそ行きの心じゃ 多分くつろがなくて 陽ざし あふれる景色 素顔での語り 情熱 さりげなく 伝えたら 注げたら やさしい 瞳だけ 見つめれば 届くはず いつも 普通に生きて 感じ合う月日 愛する 人がいて 幸福を 測るなら 近くに 笑顔だけ 交し合う そんな距離 情熱 さりげなく 交し合う 愛の距離 |
上海椿姫まだ たっぷり時間はあるわ 腰を熱く寄せて踊りましょう ここは ダンスホール「上海」 目のあたりが 思えば似ている あなた 名も知らない人だけれど ひどく懐しいわ 私 椿姫よ ここではそう 呼ばれてる 朝が来るまでなら あなただけの恋人よ まだ 別れて半年なのよ 夜になると傷が疼きだすの だから ダンスホール「上海」 また 堕ちるの 人種の坩堝に 人に揉まれてると忘れられる ここは 恋の館 私 椿姫よ 愛のかけら 探してる それを承知ならば 蕩けるほど 抱きしめて 真心は命賭け惚れ抜いた あの人に 体なら その時の男 私 椿姫よ ここではそう 呼ばれてる 朝が来るまでなら あなただけの恋人よ | ジュディ・オング | 阿木燿子 | 萩田光男 | | まだ たっぷり時間はあるわ 腰を熱く寄せて踊りましょう ここは ダンスホール「上海」 目のあたりが 思えば似ている あなた 名も知らない人だけれど ひどく懐しいわ 私 椿姫よ ここではそう 呼ばれてる 朝が来るまでなら あなただけの恋人よ まだ 別れて半年なのよ 夜になると傷が疼きだすの だから ダンスホール「上海」 また 堕ちるの 人種の坩堝に 人に揉まれてると忘れられる ここは 恋の館 私 椿姫よ 愛のかけら 探してる それを承知ならば 蕩けるほど 抱きしめて 真心は命賭け惚れ抜いた あの人に 体なら その時の男 私 椿姫よ ここではそう 呼ばれてる 朝が来るまでなら あなただけの恋人よ |
曲り角の女年の差を考えたことないわ あなたとは 若くても大人びた人だから 尚のこと いつの間にか 秋風が 吹いた気がして 曲り角で立ち止まる私 すれ違う 熱い吐息 ベッドの軋みも ギクシャクと音を立てる 切なくて またシーツを噛むの 夜更けにはバスルーム 灯消し入るのよ ほとばしる水しぶき その中で涙ぐむ 若い人ね 分るのよ 今度の相手 曲り角で待っているのでしょう すれ違う 愛の言葉 それでもいいから 好きだよと囁やいてね 最後まで 信じさせてほしい すれ違う 熱い吐息 ベッドの軋みも ギクシャクと音を立てる 切なくて ウ…… | ジュディ・オング | 阿木燿子 | 萩田光男 | | 年の差を考えたことないわ あなたとは 若くても大人びた人だから 尚のこと いつの間にか 秋風が 吹いた気がして 曲り角で立ち止まる私 すれ違う 熱い吐息 ベッドの軋みも ギクシャクと音を立てる 切なくて またシーツを噛むの 夜更けにはバスルーム 灯消し入るのよ ほとばしる水しぶき その中で涙ぐむ 若い人ね 分るのよ 今度の相手 曲り角で待っているのでしょう すれ違う 愛の言葉 それでもいいから 好きだよと囁やいてね 最後まで 信じさせてほしい すれ違う 熱い吐息 ベッドの軋みも ギクシャクと音を立てる 切なくて ウ…… |
Rondeあなたの姿を 偶然見かけた 土曜日のRistorante 冷たい窓辺に ため息ぬぐえば 懐かしさに降る雪 切なさを重ねて時はゆく Rondo心で逢えたらいいわ 遠いあなたは想い出のひと Rondoかなわぬ恋だったのに 優しいmemories 愛し合いながら 離れてく理由を 若さのせいにしたの どうぞ気づかずに 幸福の時間を 恋人と過ごしてね 別々のキャンドル 灯しましょう Rondo想いは あなたへめぐる 遠くなるほど 美しい恋 Rondo粉雪…… 触れれば消える 幻…… ああ Rondo心で逢えたらいいわ 遠いあなたは想い出のひと Rondoふたりは離れてるから 永遠にmemories | ジュディ・オング | 吉元由美 | 山川恵津子 | | あなたの姿を 偶然見かけた 土曜日のRistorante 冷たい窓辺に ため息ぬぐえば 懐かしさに降る雪 切なさを重ねて時はゆく Rondo心で逢えたらいいわ 遠いあなたは想い出のひと Rondoかなわぬ恋だったのに 優しいmemories 愛し合いながら 離れてく理由を 若さのせいにしたの どうぞ気づかずに 幸福の時間を 恋人と過ごしてね 別々のキャンドル 灯しましょう Rondo想いは あなたへめぐる 遠くなるほど 美しい恋 Rondo粉雪…… 触れれば消える 幻…… ああ Rondo心で逢えたらいいわ 遠いあなたは想い出のひと Rondoふたりは離れてるから 永遠にmemories |
蜜月の砂漠砂漠には(magic) 月の篝り火 蜜月は(magic) 夢吹雪の一夜 薄絹の夜風をまとい 抱かれていた 幾千年焦がれて 永遠に恋人を つなぎ止めるために 女たちは 胸に毒を秘め あなたの優しさが 切なくなる時 夢が醒めぬように ため息は呪文 Lai Lai Yai Lai Lai Lai Lai Lai Yai Lai 黒髪の孔雀なの 私色彩を変えて 奇跡をああ誘う 永遠にふたりだけ 孤独守るために 女たちは命も殺める あなたの温りを 想い出したくて 羽枕に紅を 移して祈れば Lai Lai Yai Lai Lai Lai Lai Lai Yai Lai 背中を滑ってく 風が冷たくて あなたの抜けがらに 涙の化石を Lai Lai Yai Lai Lai Lai Lai Lai Yai Lai 砂漠には(magic) 幻の華 蜜月は(magic) 夢が咲く闇 | ジュディ・オング | 阿木燿子 | 船山基紀 | | 砂漠には(magic) 月の篝り火 蜜月は(magic) 夢吹雪の一夜 薄絹の夜風をまとい 抱かれていた 幾千年焦がれて 永遠に恋人を つなぎ止めるために 女たちは 胸に毒を秘め あなたの優しさが 切なくなる時 夢が醒めぬように ため息は呪文 Lai Lai Yai Lai Lai Lai Lai Lai Yai Lai 黒髪の孔雀なの 私色彩を変えて 奇跡をああ誘う 永遠にふたりだけ 孤独守るために 女たちは命も殺める あなたの温りを 想い出したくて 羽枕に紅を 移して祈れば Lai Lai Yai Lai Lai Lai Lai Lai Yai Lai 背中を滑ってく 風が冷たくて あなたの抜けがらに 涙の化石を Lai Lai Yai Lai Lai Lai Lai Lai Yai Lai 砂漠には(magic) 幻の華 蜜月は(magic) 夢が咲く闇 |
青春のままにいつか知らずに風の中 遠くここまできたけれど 今も変わらぬあの頃の 尽きせぬ夢を抱いている あなたの笑顔に恋をして 今日も 今日も 今日も輝け! 歩き続ける 歩き続ける 青春のままに たとえ何かにつまずいて 転んで心をくじいても 夢は今でも道なかば 夕陽の向こうに何がある 涙をぬぐって立ち上がれ 風に 風に 風に向かって 歩き続ける 歩き続ける 青春のままに あなたの笑顔に恋をして 今日も 今日も 今日も輝け! 歩き続ける 歩き続ける 青春のままに 涙をぬぐって立ち上がれ 風に 風に 風に向かって 歩き続ける 歩き続ける 青春のままに 青春のままに | ジュディ・オング | 小林篁次 | 榊原政敏 | 小島久政 | いつか知らずに風の中 遠くここまできたけれど 今も変わらぬあの頃の 尽きせぬ夢を抱いている あなたの笑顔に恋をして 今日も 今日も 今日も輝け! 歩き続ける 歩き続ける 青春のままに たとえ何かにつまずいて 転んで心をくじいても 夢は今でも道なかば 夕陽の向こうに何がある 涙をぬぐって立ち上がれ 風に 風に 風に向かって 歩き続ける 歩き続ける 青春のままに あなたの笑顔に恋をして 今日も 今日も 今日も輝け! 歩き続ける 歩き続ける 青春のままに 涙をぬぐって立ち上がれ 風に 風に 風に向かって 歩き続ける 歩き続ける 青春のままに 青春のままに |
ISLAND OF CRETEISLAND OF CRETE BELOW ME ON A JET PLANE FOR HOME NOW SITTING ALONE AND WONDERING THE WHY THE WHERE AND HOW HIS EYES HIS VOICE HIS LIPS TOUCHING MINE ARE THEY JUST MEMORIES TO HAUNT MY MIND AND FILL MY HEART WITH SORROW AND TEARS LOVELY ISLAND OF CRETE WHERE WE KISSED BENEATH THE SHINING STARS WHERE HE HELD ME SO TIGHT AND THE PASSION OF LOVE WAS OURS THE PASSION OF LOVE WAS OURS LOVERS WE WERE YES, OUR HEARTS WERE ONE NOW LOVE IS GONE I MUST GO ON WITHOUT YOU ISLAND OF CRETE IS GONE NOW GONE FROM MY SIGHT FOREVER MEDITERRANEAN OCEAN SO DEEP, SO BLUE, SO CALM TAKE ME, A WAY, SO FAR, FAR AWAY SO WHAT I SHALL NEVER SEE THE PLACE WHERE LOVE HAS DIED AND ONLY MEMORIES LINGER ON EVEN NOW I CAN TASTE THE BITTER-SWEETNESS IN MY HEART AND MEMORIES OF LOVE WILL FOREVER LIVE WITHIN MY HEART FOR THE PASSION OF LOVE WAS OURS LOVERS WE WERE YES, OUR HEARTS WERE ONE NOW LOVE IS GONE I MUST GO ON WITHOUT YOU LOVELY ISLAND OF CRETE WHERE WE KISSED BENEATH THE SHINING STARS WHERE HE HELD ME SO TIGHT AND THE PASSION OF LOVE WAS OURS THE PASSION OF LOVE WAS OURS LOVERS WE WERE YES, OUR HEARTS WERE ONE NOW LOVE IS GONE I MUST GO ON WITHOUT YOU | ジュディ・オング | 阿木燿子・英語詞:ジェリー伊藤 | 筒美京平 | | ISLAND OF CRETE BELOW ME ON A JET PLANE FOR HOME NOW SITTING ALONE AND WONDERING THE WHY THE WHERE AND HOW HIS EYES HIS VOICE HIS LIPS TOUCHING MINE ARE THEY JUST MEMORIES TO HAUNT MY MIND AND FILL MY HEART WITH SORROW AND TEARS LOVELY ISLAND OF CRETE WHERE WE KISSED BENEATH THE SHINING STARS WHERE HE HELD ME SO TIGHT AND THE PASSION OF LOVE WAS OURS THE PASSION OF LOVE WAS OURS LOVERS WE WERE YES, OUR HEARTS WERE ONE NOW LOVE IS GONE I MUST GO ON WITHOUT YOU ISLAND OF CRETE IS GONE NOW GONE FROM MY SIGHT FOREVER MEDITERRANEAN OCEAN SO DEEP, SO BLUE, SO CALM TAKE ME, A WAY, SO FAR, FAR AWAY SO WHAT I SHALL NEVER SEE THE PLACE WHERE LOVE HAS DIED AND ONLY MEMORIES LINGER ON EVEN NOW I CAN TASTE THE BITTER-SWEETNESS IN MY HEART AND MEMORIES OF LOVE WILL FOREVER LIVE WITHIN MY HEART FOR THE PASSION OF LOVE WAS OURS LOVERS WE WERE YES, OUR HEARTS WERE ONE NOW LOVE IS GONE I MUST GO ON WITHOUT YOU LOVELY ISLAND OF CRETE WHERE WE KISSED BENEATH THE SHINING STARS WHERE HE HELD ME SO TIGHT AND THE PASSION OF LOVE WAS OURS THE PASSION OF LOVE WAS OURS LOVERS WE WERE YES, OUR HEARTS WERE ONE NOW LOVE IS GONE I MUST GO ON WITHOUT YOU |
追いかけて都会はしゃぐネオンの笑い声 愛のかけらが夜をたたく あなた捜せば迷いそう 星の降らない都会 遊びだったらどうして あんなに優しくしたの 崩れた熱さ今でも私の中 浮気な人は淋しがりや あなた 追いかけて 人の流れに逆らえば ヒールの下で嘘がきしむ 今夜ひとりじゃ眠れない 服を脱がずに誰か 遊びだったらどうして あんなに優しくしたの とろける痛さ今でも鏡の中 顔が見たいの声が欲しい あなた 追いかけて 遊びだったらどうして あんなに優しくしたの 崩れた熱さ今でも私の中 浮気な人は淋しがりや あなた 追いかけて | ジュディ・オング | 岡田冨美子 | 佐瀬寿一 | | はしゃぐネオンの笑い声 愛のかけらが夜をたたく あなた捜せば迷いそう 星の降らない都会 遊びだったらどうして あんなに優しくしたの 崩れた熱さ今でも私の中 浮気な人は淋しがりや あなた 追いかけて 人の流れに逆らえば ヒールの下で嘘がきしむ 今夜ひとりじゃ眠れない 服を脱がずに誰か 遊びだったらどうして あんなに優しくしたの とろける痛さ今でも鏡の中 顔が見たいの声が欲しい あなた 追いかけて 遊びだったらどうして あんなに優しくしたの 崩れた熱さ今でも私の中 浮気な人は淋しがりや あなた 追いかけて |
バッカスの夜あゝポセイドン 今夜は荒れないで 魚のように 水影で はてしもなく抱きあう ふたりの海にだけ 白亜の村では 酒祭り 島からしのんで 逢いにきた 1,000すじに燃える髪 舟に乗せて あなたのくちびるへ 遅れて覚えた いとしさは ひとよりなまめく 熱が出て てのひらのムール貝 もう女色 あゝポセイドン 今夜はそのままで 云いよる恋の 波の中 さだめを今 抱きあう ふたりの海にだけ うっかりしてると 酒祭り 人目を残して 壜が空く こみあげる胸のたけ ぶつけるには みじかい夏一夜 乳房がもひとつ 欲しいほど あなたにしぐさを 導かれ てのひらのムール貝 もう女色 篝火(かがりび)の流れ木が つきるまで 見させて いい思い 白亜の村では 酒祭り あなたの私は 恋祭り またひとつムール貝 ほら女色 | ジュディ・オング | ちあき哲也 | 佐瀬寿一 | | あゝポセイドン 今夜は荒れないで 魚のように 水影で はてしもなく抱きあう ふたりの海にだけ 白亜の村では 酒祭り 島からしのんで 逢いにきた 1,000すじに燃える髪 舟に乗せて あなたのくちびるへ 遅れて覚えた いとしさは ひとよりなまめく 熱が出て てのひらのムール貝 もう女色 あゝポセイドン 今夜はそのままで 云いよる恋の 波の中 さだめを今 抱きあう ふたりの海にだけ うっかりしてると 酒祭り 人目を残して 壜が空く こみあげる胸のたけ ぶつけるには みじかい夏一夜 乳房がもひとつ 欲しいほど あなたにしぐさを 導かれ てのひらのムール貝 もう女色 篝火(かがりび)の流れ木が つきるまで 見させて いい思い 白亜の村では 酒祭り あなたの私は 恋祭り またひとつムール貝 ほら女色 |
食前酒(アペリティーフ)をどうぞかすかなときめき 呑みこんだみたい 身体(からだ)の芯まで 微熱が広がる 琥珀の歴史は 女の命ね ねむって ねむって いく夜(よ)が過ぎる 恋しかしてこなかったと ある朝突然気がつくの 1945 シャトーオリビエ あなたより年上のワインで乾杯しましょう 食前酒 食前酒を どうぞ どうぞ だけど飲みすぎてはいや あとが続くわ ルルルル 夜は長いの 明日をできれば 覗いてみたいわ 水晶の玉の 代りになるかも 琥珀の翳りは 女の涙ね やさしく やさしく いく夜を流す 心に残るめぐり会い いくつかあったと思い出す 1945 シャトーオリビエ あなたより年上のワインで乾杯しましょう 食前酒 食前酒を どうぞ どうぞ だけど酔いすぎてはだめ 先が見えない ルルルル 夜は長いの | ジュディ・オング | 阿木燿子 | 筒美京平 | | かすかなときめき 呑みこんだみたい 身体(からだ)の芯まで 微熱が広がる 琥珀の歴史は 女の命ね ねむって ねむって いく夜(よ)が過ぎる 恋しかしてこなかったと ある朝突然気がつくの 1945 シャトーオリビエ あなたより年上のワインで乾杯しましょう 食前酒 食前酒を どうぞ どうぞ だけど飲みすぎてはいや あとが続くわ ルルルル 夜は長いの 明日をできれば 覗いてみたいわ 水晶の玉の 代りになるかも 琥珀の翳りは 女の涙ね やさしく やさしく いく夜を流す 心に残るめぐり会い いくつかあったと思い出す 1945 シャトーオリビエ あなたより年上のワインで乾杯しましょう 食前酒 食前酒を どうぞ どうぞ だけど酔いすぎてはだめ 先が見えない ルルルル 夜は長いの |
ソフィアの宴朝やけはいつも素早く 蒼(あお)い夜を押しのける 屋根裏べやの 壊れた時計が 狂った時 告げる あなたと私 幼馴じみの そう 従兄弟(いとこ)のように 膝をかかえて そう 見つめてるだけね 暗い気持ちで 互いの傷の深さを 計る 瞳の色だわ love and hate 変わるがわるに 赤い蘭の花の香り 胸に迫る アー お願いやさしく 抱いて 口癖もいつか二人は 似ているのに気がつくわ 開けると中に 踊り子のついた まるでオルゴール あなたと私 同じメロディー そう 繰り返してきた 退屈すぎる そう 想い出の中で 漂いながら 心に響く悲しみ 分け合う それだけのため love and hate そのたびごとに 朝と夜が 音もたてず 入れ変わるの アー 出来れば両手で 抱いて 赤い蘭の花が散れば 一人残る 私 お願い最後に 抱いて | ジュディ・オング | 阿木燿子 | 筒美京平 | | 朝やけはいつも素早く 蒼(あお)い夜を押しのける 屋根裏べやの 壊れた時計が 狂った時 告げる あなたと私 幼馴じみの そう 従兄弟(いとこ)のように 膝をかかえて そう 見つめてるだけね 暗い気持ちで 互いの傷の深さを 計る 瞳の色だわ love and hate 変わるがわるに 赤い蘭の花の香り 胸に迫る アー お願いやさしく 抱いて 口癖もいつか二人は 似ているのに気がつくわ 開けると中に 踊り子のついた まるでオルゴール あなたと私 同じメロディー そう 繰り返してきた 退屈すぎる そう 想い出の中で 漂いながら 心に響く悲しみ 分け合う それだけのため love and hate そのたびごとに 朝と夜が 音もたてず 入れ変わるの アー 出来れば両手で 抱いて 赤い蘭の花が散れば 一人残る 私 お願い最後に 抱いて |
朝刊の片隅にお別れしてから 三年の 朝刊の片隅に あなたの名前 なぜか右側に 黒い罫 まぶしいほどの昼さがり 庭では子供たちが走ります 思い出してはいけない人の 永遠の別れは こうして来たの あなたとすごした 短い日 どうして あのままで消えたのですか うらみ 今日限り忘れます しあわせいつも逃げ腰で 日射しの明るささえもつらすぎる 今日という日をあなたのために 黒いスーツを 心に着ます まぶしいほどの昼さがり 庭では子供たちが走ります 思い出してはいけない人の 永遠の別れは こうして来たの | ジュディ・オング | 生田圭 | 中村泰士 | | お別れしてから 三年の 朝刊の片隅に あなたの名前 なぜか右側に 黒い罫 まぶしいほどの昼さがり 庭では子供たちが走ります 思い出してはいけない人の 永遠の別れは こうして来たの あなたとすごした 短い日 どうして あのままで消えたのですか うらみ 今日限り忘れます しあわせいつも逃げ腰で 日射しの明るささえもつらすぎる 今日という日をあなたのために 黒いスーツを 心に着ます まぶしいほどの昼さがり 庭では子供たちが走ります 思い出してはいけない人の 永遠の別れは こうして来たの |