夜がクスクス

ジュディ・オング

夜がクスクス

作詞:中村泰士
作曲:中村泰士
発売日:2004/04/21
この曲の表示回数:11,754回

夜がクスクス
何となくつまらない雨の夜は
鏡の中で私の過去がクスクスと笑うのよ
しかたなく電話でもかけてみたり
とりとめもなく
あいつをなじり時を埋めるの
そうよ ほれていたわ
本気だったわ
肌を通りすぎる奇蹟をみたの
別れの言葉 上手に言える奴だから
旅なれた小鳥のように
もどって来るのかしら

情無しの馬鹿野郎死んじまえと
子供の頃にしたよに私メソメソと泣いてみた
両足にからみつく落葉踏んで
涙のあとを
かくしてそしてひとり歩くの
そうよ すがりついて
泣けばいいのに
こころ半分でも倖せかもね
つくろいながら生きる事も出来るけど
愛されたいと願う
女になりたいから

いいじゃないあいつだってひとりぼっち
港を船が出る時たしか
ボソボソと言ってたわ
行きつけのスナックの弾き語りが
あんたに似合う
唄だといってきかせるブルース
そうよ あいつだけが
男じゃないと
息のもれる笛を口でふいた
夕日に映える海に両手をかざして
悲劇のラストシーン
演じてみようかしら

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