夏の微笑どおすることも出来ない 戦く恋への憬れ それは十六の時の夏 ブルウヴィオレンソ 君の唇 それは十六の時の夏 ブルウヴィオレソン 君の唇 | あがた森魚 | 田中克久 | 田中克久 | | どおすることも出来ない 戦く恋への憬れ それは十六の時の夏 ブルウヴィオレンソ 君の唇 それは十六の時の夏 ブルウヴィオレソン 君の唇 |
トリカゴの街今ここにいる自分と 好きな人といた海の 町を見渡していると 急に時間は溶け出し 揺れてる島影 夏が来ると水しぶき 色リボンのムギワラで 海の町に触れていた 海の丘 すべてが見たくて 二人っきりじゃなく すべてが見たくて 丘の上 一番に登った 一人だけのときも 一番に登った 懐かしいからじゃなくて 帰りたいからでもなく そこで僕らが見ていた 今はたそがれゆく場所 もう一度街の影 夕凪ぎに陽は走る 二人だけで耳澄まし 地球の街にさわってた 海の丘 すべてが続いている 二人っきりじゃなく すべてが続いている 丘の上 一番に登った 一人だけのときも 一番に登った もう一度街の影 夕凪ぎに陽は走る 追いかけても逃げていく 夕凪ぎに陽は走る 海の丘 すべてに続いている 二人っきりじゃなく すべてに続いている 丘の上 一番に登った 一人だけのときも 一番に登った 消えていく砂の丘 夕凪ぎに陽は走る 追いかけても逃げていく 夕凪ぎに陽は走る 消えていく砂の丘 夕凪ぎに陽は走る 二人だけで耳澄まし 地球の街にさわってた 海の丘 すべてに続いている 二人っきりじゃなく すべてに続いている 丘の上 一番に登った 一人だけのときも 一番に登った | あがた森魚 | あがた森魚 | あがた森魚 | | 今ここにいる自分と 好きな人といた海の 町を見渡していると 急に時間は溶け出し 揺れてる島影 夏が来ると水しぶき 色リボンのムギワラで 海の町に触れていた 海の丘 すべてが見たくて 二人っきりじゃなく すべてが見たくて 丘の上 一番に登った 一人だけのときも 一番に登った 懐かしいからじゃなくて 帰りたいからでもなく そこで僕らが見ていた 今はたそがれゆく場所 もう一度街の影 夕凪ぎに陽は走る 二人だけで耳澄まし 地球の街にさわってた 海の丘 すべてが続いている 二人っきりじゃなく すべてが続いている 丘の上 一番に登った 一人だけのときも 一番に登った もう一度街の影 夕凪ぎに陽は走る 追いかけても逃げていく 夕凪ぎに陽は走る 海の丘 すべてに続いている 二人っきりじゃなく すべてに続いている 丘の上 一番に登った 一人だけのときも 一番に登った 消えていく砂の丘 夕凪ぎに陽は走る 追いかけても逃げていく 夕凪ぎに陽は走る 消えていく砂の丘 夕凪ぎに陽は走る 二人だけで耳澄まし 地球の街にさわってた 海の丘 すべてに続いている 二人っきりじゃなく すべてに続いている 丘の上 一番に登った 一人だけのときも 一番に登った |
東京節東京の中枢は丸の内 日比谷公園両議院 いきなかまえの帝劇に いかめし館は警視庁 諸官省ズラリ馬場先門 海上ビルディング東京駅 ポッポと出る汽車どこへゆく ラメチャンタラギッチョンチョンデ パイノパイノパイ パリコトパナナデフライフライフライ 東京で繁華な浅草は 雷門、仲見世、浅草寺 鳩ポッポ、豆売るお婆さん 活動、十二階、花屋敷 すし、おこし、牛、てんぷら なんだとこん畜生でお巡りさん スリに乞食にカッパライ ラメチャンタラギッチョンチョンデ パイノパイノパイ パリコトパナナデフライフライフライ 東京の名物 満員電車 いつまで待ってても乗れしねぇ 乗るにゃ喧嘩腰 命がけ ヤットコサと空いたのが来やがっても ダメ ダメと 手をふって またまた止めずに行きやがる なんだ故障車か ボロ電車め ラメチャンタラギッチョンチョンデ パイノパイノパイ パリコトパナナデフライフライフライ | あがた森魚 | 添田さつき | マーチング・スルー・ジョージア | | 東京の中枢は丸の内 日比谷公園両議院 いきなかまえの帝劇に いかめし館は警視庁 諸官省ズラリ馬場先門 海上ビルディング東京駅 ポッポと出る汽車どこへゆく ラメチャンタラギッチョンチョンデ パイノパイノパイ パリコトパナナデフライフライフライ 東京で繁華な浅草は 雷門、仲見世、浅草寺 鳩ポッポ、豆売るお婆さん 活動、十二階、花屋敷 すし、おこし、牛、てんぷら なんだとこん畜生でお巡りさん スリに乞食にカッパライ ラメチャンタラギッチョンチョンデ パイノパイノパイ パリコトパナナデフライフライフライ 東京の名物 満員電車 いつまで待ってても乗れしねぇ 乗るにゃ喧嘩腰 命がけ ヤットコサと空いたのが来やがっても ダメ ダメと 手をふって またまた止めずに行きやがる なんだ故障車か ボロ電車め ラメチャンタラギッチョンチョンデ パイノパイノパイ パリコトパナナデフライフライフライ |
電気ブラン浅草六区に行くんだったら電気ブラン たった五十銭 神谷バアの電気ブラン 一口天国二杯で地獄 三杯呑んだらあの世行き あの娘のようにシビレてしまうぜ 電気ブラン おさかなうまいね神谷バアの電気ブラン | あがた森魚 | あがた森魚 | あがた森魚 | | 浅草六区に行くんだったら電気ブラン たった五十銭 神谷バアの電気ブラン 一口天国二杯で地獄 三杯呑んだらあの世行き あの娘のようにシビレてしまうぜ 電気ブラン おさかなうまいね神谷バアの電気ブラン |
テレビヂョンてれびぢょん トキメキ日々ノ佳キ景色 移ロヒ日々ヲ 色ニ香に 良キ人ヨ イザ謳エ 明日ゾ昭和ノ 御代 アア テレビヂョン てれびぢょん 燃ユル日差シ 夢ニ聴キ 朗ラナ御聾 幻ロ視ル 若キ児ヨ イザ躍レ 今ゾ昭和ノ 御代 アア テレビヂョン てれびぢょん トキメキ日々ノ佳キ景色 移ロヒ日々ヲ 色ニ香に 良キ人ヨ イザ謳エ 明日ゾ 昭和ノ 御代 アア テレビヂョン | あがた森魚 | 不詳・補作詞:あがた森魚 | あがた森魚 | | てれびぢょん トキメキ日々ノ佳キ景色 移ロヒ日々ヲ 色ニ香に 良キ人ヨ イザ謳エ 明日ゾ昭和ノ 御代 アア テレビヂョン てれびぢょん 燃ユル日差シ 夢ニ聴キ 朗ラナ御聾 幻ロ視ル 若キ児ヨ イザ躍レ 今ゾ昭和ノ 御代 アア テレビヂョン てれびぢょん トキメキ日々ノ佳キ景色 移ロヒ日々ヲ 色ニ香に 良キ人ヨ イザ謳エ 明日ゾ 昭和ノ 御代 アア テレビヂョン |
津軽海峡・冬景色上野発の夜行列車 おりた時から 青森駅は雪の中 北へ帰る人の群れは 誰も無口で 海鳴りだけを きいている 私もひとり 連絡船に乗り こごえそうな鴎見つめ 泣いていました ああ 津軽海峡 冬景色 ごらんあれが竜飛岬 北のはずれと 見知らぬ人が指をさす 息でくもる窓のガラス ふいてみたけど はるかにかすみ 見えるだけ さよならあなた 私は帰ります 風の音が胸をゆする 泣けとばかりに ああ 津軽海峡・冬景色 さよならあなた 私は帰ります 風の音が胸をゆする 泣けとばかりに ああ 津軽海峡・冬景色 | あがた森魚 | 阿久悠 | 三木たかし | 松延耕資 | 上野発の夜行列車 おりた時から 青森駅は雪の中 北へ帰る人の群れは 誰も無口で 海鳴りだけを きいている 私もひとり 連絡船に乗り こごえそうな鴎見つめ 泣いていました ああ 津軽海峡 冬景色 ごらんあれが竜飛岬 北のはずれと 見知らぬ人が指をさす 息でくもる窓のガラス ふいてみたけど はるかにかすみ 見えるだけ さよならあなた 私は帰ります 風の音が胸をゆする 泣けとばかりに ああ 津軽海峡・冬景色 さよならあなた 私は帰ります 風の音が胸をゆする 泣けとばかりに ああ 津軽海峡・冬景色 |
ヂパングボーイ海鳴りも雷様も怒りたけって 海を越えろ 雨も越えろ 天地 くつがえせ いつか出会った旅人たちよ よい旅 つづくように 鶏鳴臥薪の朝やけ時を 嵐でやってこい いつか出会った旅人たちの よい旅 続くように 日本の浜辺で 遠いみなさん 幸せ 祈りましょう | あがた森魚 | あがた森魚 | あがた森魚 | | 海鳴りも雷様も怒りたけって 海を越えろ 雨も越えろ 天地 くつがえせ いつか出会った旅人たちよ よい旅 つづくように 鶏鳴臥薪の朝やけ時を 嵐でやってこい いつか出会った旅人たちの よい旅 続くように 日本の浜辺で 遠いみなさん 幸せ 祈りましょう |
一寸とそこまで夢みる街角 少年たちの リリリと口笛吹く音色 ほら あれだよ るり色稲妻かきわけ見上げてごらん 僕らの地球でまたたくや 宇宙の窓辺にニューヨーク リオデジヤネイロ照らす月 糸すぎ萌える 丘の国 泉を渉る愛の曲 ほら素敵だよ いつか二人で歩いたよ嘘みたい みつめてごらんあなたの生まれた星がささやくよ 宇宙のラジオにエッフェル塔 微笑返すはスヒンクス あのこは 今日も 夢みているか このこも泣かずに歌えるだろか ほらうみだよ 宇宙の朝潮波こえ つかんでみたいな 二人の生れた素適な星を わたってみたいな絹街道 お江戸の柳の日本橋 | あがた森魚 | あがた森魚 | 矢野誠・あがた森魚 | | 夢みる街角 少年たちの リリリと口笛吹く音色 ほら あれだよ るり色稲妻かきわけ見上げてごらん 僕らの地球でまたたくや 宇宙の窓辺にニューヨーク リオデジヤネイロ照らす月 糸すぎ萌える 丘の国 泉を渉る愛の曲 ほら素敵だよ いつか二人で歩いたよ嘘みたい みつめてごらんあなたの生まれた星がささやくよ 宇宙のラジオにエッフェル塔 微笑返すはスヒンクス あのこは 今日も 夢みているか このこも泣かずに歌えるだろか ほらうみだよ 宇宙の朝潮波こえ つかんでみたいな 二人の生れた素適な星を わたってみたいな絹街道 お江戸の柳の日本橋 |
第七東映アワー「あっ!ねえねえ走ってる。ほら汽車だよ!」 「あっ!あったあそこほら、私たちの学校」 「あっ!みっちゃんちの隣のおふろ屋さんのエントツ!」 「うん。ここからだと何でも見えるね…」 「でももうすぐ引っ越しちゃうんだろう…じゃ、ここからの景色見るのも これがおしまいか…」 「でも汽車に乗ってるだけなんだけどね」 「さあ七色のロマンと虹色のスペクタクル 映画新時代を拓く第七東映、第七東映アワー」 | あがた森魚 | あがた森魚 | あがた森魚・鈴木惣一朗 | | 「あっ!ねえねえ走ってる。ほら汽車だよ!」 「あっ!あったあそこほら、私たちの学校」 「あっ!みっちゃんちの隣のおふろ屋さんのエントツ!」 「うん。ここからだと何でも見えるね…」 「でももうすぐ引っ越しちゃうんだろう…じゃ、ここからの景色見るのも これがおしまいか…」 「でも汽車に乗ってるだけなんだけどね」 「さあ七色のロマンと虹色のスペクタクル 映画新時代を拓く第七東映、第七東映アワー」 |
大道芸人ないて生きよか 笑って生こか 死んでしまえば それまでよ 生きてるうちが 花なのね~ 親の因果か 産まれ落ちた 身のさだめ 足が魚だよ 人魚姫 いつの日か 遠い邦のマドロスに 捧げましょ ゆれて 人魚の ぬれて 人魚の 恋の花 ないて生きよか 笑って生こか 死んでしまえば それまでよ 生きているうちが 花なのね~ 海へは還れぬ人魚の泪は 真珠で紡いだ金の糸 | あがた森魚 | 林静一 | あがた森魚 | | ないて生きよか 笑って生こか 死んでしまえば それまでよ 生きてるうちが 花なのね~ 親の因果か 産まれ落ちた 身のさだめ 足が魚だよ 人魚姫 いつの日か 遠い邦のマドロスに 捧げましょ ゆれて 人魚の ぬれて 人魚の 恋の花 ないて生きよか 笑って生こか 死んでしまえば それまでよ 生きているうちが 花なのね~ 海へは還れぬ人魚の泪は 真珠で紡いだ金の糸 |
たそがれる海の城砂だらけの腕で抱きついて 笑ってるほおにゆらゆらゆられながら もいちど 肩に抱きついて 涙ふくほおにゆらゆらゆられながら あの時 僕らは 屋根の上 ふたりで並んで 屋根の上 真昼に燃え出す 海の屋根 ひろがる空いっぱいの秘密さ秘密さ 誰あれも知らずに わきたつ砂の城 宇宙の秘密さ つかのまの秘密さ海の城で たそがれる 海の城 みんな揃って波にゆらゆられながら 砂だらけの腕で抱きついて 笑ってるほおにゆらゆらゆられながら 桃色珊瑚 紅珊瑚 白い珊瑚 腕かざし 桃色珊瑚 紅珊瑚 白い珊瑚 腕かざし 腕飾り 耳飾り 桃色珊瑚 耳触り 首飾り 指輪にも 桃色珊瑚 指輪にも あの時 僕らは 波の上 ふたりではしゃいで 波の上 真昼に燃え出す 波の船 ひろがる空いっぱいの秘密さ秘密さ 誰あれも知らずに 消えてく砂の城 宇宙の秘密さ つかのまの秘密さ海の城で 宇宙の秘密さ つかのまの秘密さ海の城で 砂だらけの腕で抱きついて 笑ってるほおにゆらゆらゆられながら もいちど 肩に抱きついて 涙ふくほおにゆらゆらゆられながら たそがれる 海の城 みんな揃って波にゆらゆらゆられながら 砂だらけの腕で抱きついて 笑ってるほおにゆらゆらゆられながら もいちど 肩に抱きついて 涙ふくほおにゆらゆらゆられながら | あがた森魚 | あがた森魚 | あがた森魚・セロニアスモンキース | | 砂だらけの腕で抱きついて 笑ってるほおにゆらゆらゆられながら もいちど 肩に抱きついて 涙ふくほおにゆらゆらゆられながら あの時 僕らは 屋根の上 ふたりで並んで 屋根の上 真昼に燃え出す 海の屋根 ひろがる空いっぱいの秘密さ秘密さ 誰あれも知らずに わきたつ砂の城 宇宙の秘密さ つかのまの秘密さ海の城で たそがれる 海の城 みんな揃って波にゆらゆられながら 砂だらけの腕で抱きついて 笑ってるほおにゆらゆらゆられながら 桃色珊瑚 紅珊瑚 白い珊瑚 腕かざし 桃色珊瑚 紅珊瑚 白い珊瑚 腕かざし 腕飾り 耳飾り 桃色珊瑚 耳触り 首飾り 指輪にも 桃色珊瑚 指輪にも あの時 僕らは 波の上 ふたりではしゃいで 波の上 真昼に燃え出す 波の船 ひろがる空いっぱいの秘密さ秘密さ 誰あれも知らずに 消えてく砂の城 宇宙の秘密さ つかのまの秘密さ海の城で 宇宙の秘密さ つかのまの秘密さ海の城で 砂だらけの腕で抱きついて 笑ってるほおにゆらゆらゆられながら もいちど 肩に抱きついて 涙ふくほおにゆらゆらゆられながら たそがれる 海の城 みんな揃って波にゆらゆらゆられながら 砂だらけの腕で抱きついて 笑ってるほおにゆらゆらゆられながら もいちど 肩に抱きついて 涙ふくほおにゆらゆらゆられながら |
太陽がいっぱい初めて 都会へ 出て来た年の夏 友達に さそわれて 海を見にいった 磯部は 若い 男や女の子達で 何もかもが 眩ぶしすぎた 友達のヨットの上で 友達の彼女が ヨットよりも白い手で 麦藁帽子を 海にむけて涼しげに 振っていたけど 俺にもやさしいひとが欲しかっただけさ その日の 海は 青く深く澄んでいたけど 俺のナイフは 海の底に沈んでいた 友達の彼女とふたりだけで泳いだ日 砂浜の上でくちづけをした 昼下りの磯辺は 風と波と砂とばかりで ふたりが離れたら 海猫が 泣いていた 彼女は微笑むけど 何んだか口惜しくなって 口びるを噛みしめて ぬぐっても ぬぐっても ナイフで裏切った 傷口が赤すぎた 俺にも やさしいひとが欲しかっただけさ その日の 空は 白く高くぬけていたけど 俺のナイフは 海の底に錆びていただろうか | あがた森魚 | あがた森魚 | あがた森魚 | | 初めて 都会へ 出て来た年の夏 友達に さそわれて 海を見にいった 磯部は 若い 男や女の子達で 何もかもが 眩ぶしすぎた 友達のヨットの上で 友達の彼女が ヨットよりも白い手で 麦藁帽子を 海にむけて涼しげに 振っていたけど 俺にもやさしいひとが欲しかっただけさ その日の 海は 青く深く澄んでいたけど 俺のナイフは 海の底に沈んでいた 友達の彼女とふたりだけで泳いだ日 砂浜の上でくちづけをした 昼下りの磯辺は 風と波と砂とばかりで ふたりが離れたら 海猫が 泣いていた 彼女は微笑むけど 何んだか口惜しくなって 口びるを噛みしめて ぬぐっても ぬぐっても ナイフで裏切った 傷口が赤すぎた 俺にも やさしいひとが欲しかっただけさ その日の 空は 白く高くぬけていたけど 俺のナイフは 海の底に錆びていただろうか |
1970ハネディアンあの頃のぼくらは 老いたアリクイのようで 路地裏に しゃがみ込んで 風が 街に吹いても 鬱陶しいままに エレジー 奏でた 街に向けて 映画のように死んでくのも 羽田を飛び立ってゆくのも かなわない事だったよね ウォウォウォ (魚魚魚) 先のない 日々だったよね アンカレッジ廻りの トランジット 見送り 南廻りのバスから 月を見上げ 地中海の天気予報 アテネのラジオで聴いたり BANDONEON の騒ぐ 夜の国で メトロ裏窓で花壇や Barに居ても モノクローム墨ゑに澄んでも 醒めることない デジャヴなんだろか? wowowo 羽田では月が昇る頃 メトロ裏窓で花壇やBarに居ても モノクローム墨ゑに澄んでも 醒めることない デジャヴなんだろか? wowowo 羽田では月が昇ったか wowowo 羽田でも月が昇ったさ | あがた森魚 | 鈴木慶一・あがた森魚 | 鈴木慶一 | | あの頃のぼくらは 老いたアリクイのようで 路地裏に しゃがみ込んで 風が 街に吹いても 鬱陶しいままに エレジー 奏でた 街に向けて 映画のように死んでくのも 羽田を飛び立ってゆくのも かなわない事だったよね ウォウォウォ (魚魚魚) 先のない 日々だったよね アンカレッジ廻りの トランジット 見送り 南廻りのバスから 月を見上げ 地中海の天気予報 アテネのラジオで聴いたり BANDONEON の騒ぐ 夜の国で メトロ裏窓で花壇や Barに居ても モノクローム墨ゑに澄んでも 醒めることない デジャヴなんだろか? wowowo 羽田では月が昇る頃 メトロ裏窓で花壇やBarに居ても モノクローム墨ゑに澄んでも 醒めることない デジャヴなんだろか? wowowo 羽田では月が昇ったか wowowo 羽田でも月が昇ったさ |
赤色エレジー愛は愛とて何になる 男一郎 まこととて 幸子の幸は何処にある 男一郎ままよとて 昭和余年は春も宵 桜吹雪けば情も舞う さみしかったわどうしたの おかあさまのゆめみたね おふとんもひとつほしいよね いえいえこうしていられたら あなたの口からさよならは 言えないことと想ってた はだか電燈舞踏会 おどりし日々は走馬燈 幸子の幸は何処にある 愛は愛とて何になる 男一郎まこととて 幸子の幸は何処にある 男一郎ままよとて 幸子と一郎の物語 お泪頂戴ありがとう | あがた森魚 | あがた森魚 | 八洲秀章 | | 愛は愛とて何になる 男一郎 まこととて 幸子の幸は何処にある 男一郎ままよとて 昭和余年は春も宵 桜吹雪けば情も舞う さみしかったわどうしたの おかあさまのゆめみたね おふとんもひとつほしいよね いえいえこうしていられたら あなたの口からさよならは 言えないことと想ってた はだか電燈舞踏会 おどりし日々は走馬燈 幸子の幸は何処にある 愛は愛とて何になる 男一郎まこととて 幸子の幸は何処にある 男一郎ままよとて 幸子と一郎の物語 お泪頂戴ありがとう |
清怨夜曲汝が綺髪 かき抱き 吾が綺夢 見果てぬとも 添うて踊ろ 僕と一緒 君は仕合せに眠くなれ 素敵よ夜の曲片 あなたの肩でるりるら踊れたら だから踊ろ 僕と一緒 君は仕合せに眠くなれ でも怖いの ほらあんなに 明日も淋しそキラキラお星さま はなすもんか明日こそは 大きな海を見つけに行くんだぜ きっとよ お日さま照って 遠くまで仕合せが見えるのね 泣くなよ そんな泣いたら 僕だって悲しくなっちゃうよ だから踊ろ 僕と一緒 君は仕合せに眠くなれ 海も踊ろどんどんあれろ 天の神鳴りさまも 何にもかにもこわれてしまえ もう明日なんて怖くはないし だから踊ろ僕と一緒 君は仕合せに眠くなれ | あがた森魚 | あがた森魚 | あがた森魚 | | 汝が綺髪 かき抱き 吾が綺夢 見果てぬとも 添うて踊ろ 僕と一緒 君は仕合せに眠くなれ 素敵よ夜の曲片 あなたの肩でるりるら踊れたら だから踊ろ 僕と一緒 君は仕合せに眠くなれ でも怖いの ほらあんなに 明日も淋しそキラキラお星さま はなすもんか明日こそは 大きな海を見つけに行くんだぜ きっとよ お日さま照って 遠くまで仕合せが見えるのね 泣くなよ そんな泣いたら 僕だって悲しくなっちゃうよ だから踊ろ 僕と一緒 君は仕合せに眠くなれ 海も踊ろどんどんあれろ 天の神鳴りさまも 何にもかにもこわれてしまえ もう明日なんて怖くはないし だから踊ろ僕と一緒 君は仕合せに眠くなれ |
水晶になりたい水晶になりたい 地面の中から顔をのぞかせて 歌をうたっていたい 時々とおる旅人たちに 歌をうたっていたい ひろがる大空いっぱい 水晶になりたい 地面の中から顔をのぞかせて 水晶になりたい 地面の中 体もぐりこませ 歌をうたっていたい 時々とおる旅人たちに 歌をうたっていたい ひろがる大空いっぱい 水晶になりたい 地面の中 体もぐりこませ どうしてあんなに 青い空の上 ウォウォウォ ウォウォウォ | あがた森魚 | あがた森魚 | あがた森魚 | | 水晶になりたい 地面の中から顔をのぞかせて 歌をうたっていたい 時々とおる旅人たちに 歌をうたっていたい ひろがる大空いっぱい 水晶になりたい 地面の中から顔をのぞかせて 水晶になりたい 地面の中 体もぐりこませ 歌をうたっていたい 時々とおる旅人たちに 歌をうたっていたい ひろがる大空いっぱい 水晶になりたい 地面の中 体もぐりこませ どうしてあんなに 青い空の上 ウォウォウォ ウォウォウォ |
G.I.BluesG.I.ドイツのラインもイカスぜ! G.I.窓辺のラインもイカスぜ! だけど帰しておくれよテキサス待ってる Hap two three four オキュペーション G.I.ブルース G.I.刈だぜ G.I.靴だぜ 'Ivis! つむじをまげちゃえ! テキサス帰るぜ!! ドイツのシチューにドイツの黒パン ドイツの料理も飽き飽きしたんだ もいちど食べるぜ テキサスビフテキ 勲章もらえりゃ少しはましさ 勲章もらえりゃ少しはましさ だけど戦争と勲章じゃますます肩凝る Hap two three four オキュペーション G.I.ブルース G.I.刈だぜ G.I.靴だぜ 'Ivis! つむじをまげちゃえ! テキサス帰るぜ!! ドイツの街角 ドイツの乙女 ドイツの街角 ドイツの乙女 けれど恋さえ咲かぬぜ異国の花だぜ Hap two three four オキュペーション G.I.ブルース G.I.刈だぜ G.I.靴だぜ 'Ivis! つむじをまげちゃえ! テキサス帰るぜ!! オキュペーション G.I.ブルース オキュペーション G.I.ブルース オキュペーション G.I.ブルース | あがた森魚 | Roy C. Bennett・日本語詞:茶目賀もり | Sid Tepper | | G.I.ドイツのラインもイカスぜ! G.I.窓辺のラインもイカスぜ! だけど帰しておくれよテキサス待ってる Hap two three four オキュペーション G.I.ブルース G.I.刈だぜ G.I.靴だぜ 'Ivis! つむじをまげちゃえ! テキサス帰るぜ!! ドイツのシチューにドイツの黒パン ドイツの料理も飽き飽きしたんだ もいちど食べるぜ テキサスビフテキ 勲章もらえりゃ少しはましさ 勲章もらえりゃ少しはましさ だけど戦争と勲章じゃますます肩凝る Hap two three four オキュペーション G.I.ブルース G.I.刈だぜ G.I.靴だぜ 'Ivis! つむじをまげちゃえ! テキサス帰るぜ!! ドイツの街角 ドイツの乙女 ドイツの街角 ドイツの乙女 けれど恋さえ咲かぬぜ異国の花だぜ Hap two three four オキュペーション G.I.ブルース G.I.刈だぜ G.I.靴だぜ 'Ivis! つむじをまげちゃえ! テキサス帰るぜ!! オキュペーション G.I.ブルース オキュペーション G.I.ブルース オキュペーション G.I.ブルース |
ジブラ流樽ワルツあぶくの上でうみがめ眠る キャビアのマフラーでちょうざめ踊る 航海日誌は羅針盤めぐり 七つの海底(なかにわ) 船酔う船長(キャプテン) 取舵一杯千鳥足踊り 七つの魔の海うろつきやつれてさぁ さあ、おどりだせ 波におどりだせ さあ、おどりましょ 波におどりましょ 錨をしずめて あなたの腕で 錨をしずめて あなたの胸で あてすらない海の果て まぁるい夕陽だぁけは あなたの笑顔になる 月夜の海でじゅごんは歌う 海へび並んで ファゴット鳴らす 交換日誌は希望峰(ケープタウン)めぐり 七つの智恵の輪 解けない船長(キャプテン) 面舵一杯面影よぎり 七つの魔の港都(おか) うろつきやつれてさぁ さあ、おどりだせ 波におどりだせ さあ、おどりましょ 波におどりましょ 錨をしずめて あなたの腕で 錨をしずめて あなたの胸で あてすらない海の果て まぁるい夕陽抱けば あなたの笑顔になる さあ、おどりだせ 波におどりだせ さあ、おどりましょ 波におどりましょ | あがた森魚 | あがた森魚 | 安達昌宣 | | あぶくの上でうみがめ眠る キャビアのマフラーでちょうざめ踊る 航海日誌は羅針盤めぐり 七つの海底(なかにわ) 船酔う船長(キャプテン) 取舵一杯千鳥足踊り 七つの魔の海うろつきやつれてさぁ さあ、おどりだせ 波におどりだせ さあ、おどりましょ 波におどりましょ 錨をしずめて あなたの腕で 錨をしずめて あなたの胸で あてすらない海の果て まぁるい夕陽だぁけは あなたの笑顔になる 月夜の海でじゅごんは歌う 海へび並んで ファゴット鳴らす 交換日誌は希望峰(ケープタウン)めぐり 七つの智恵の輪 解けない船長(キャプテン) 面舵一杯面影よぎり 七つの魔の港都(おか) うろつきやつれてさぁ さあ、おどりだせ 波におどりだせ さあ、おどりましょ 波におどりましょ 錨をしずめて あなたの腕で 錨をしずめて あなたの胸で あてすらない海の果て まぁるい夕陽抱けば あなたの笑顔になる さあ、おどりだせ 波におどりだせ さあ、おどりましょ 波におどりましょ |
白い翼朝もやの中に霞んで 消えるまで 皆んなで 手を振った 白い翼よ Quando olhei a terra ardendo Qual fogueira de Sao Joao Eu perguntei ao Deus do ceu, ai Por que tamanha judiacao? Eu perguntei ao Deus do ceu, ai Por que tamanha judiacao? 帰って来るのか帰ってこないのか 古い友達 白い翼よ 古い友達 白い翼よ 霧が 晴れても 夢が消えても とどいて おくれよ 白い翼よ とどいて おくれよ 白い翼よ Inte mesmo a asa branca Bateu asas do sertao Entonces eu disse adeus Rosimha Guarda contigo meu coracao Entonces eu disse adeus Rosinha Guarda contigo meu coracao 無邪気に遊んだ われらが大地へ とどけて おくれよ 白い翼よ とどけて おくれよ 白い翼よ 帰って来るのか帰ってこないのか 古い友達 白い翼よ 古い友達 白い翼よ 翼よ 翼よ | あがた森魚 | Humberto Teixeira・Luiz Gonzaga・日本語詞:あがた森魚 | Humberto Teixeira・Luiz Gonzaga | | 朝もやの中に霞んで 消えるまで 皆んなで 手を振った 白い翼よ Quando olhei a terra ardendo Qual fogueira de Sao Joao Eu perguntei ao Deus do ceu, ai Por que tamanha judiacao? Eu perguntei ao Deus do ceu, ai Por que tamanha judiacao? 帰って来るのか帰ってこないのか 古い友達 白い翼よ 古い友達 白い翼よ 霧が 晴れても 夢が消えても とどいて おくれよ 白い翼よ とどいて おくれよ 白い翼よ Inte mesmo a asa branca Bateu asas do sertao Entonces eu disse adeus Rosimha Guarda contigo meu coracao Entonces eu disse adeus Rosinha Guarda contigo meu coracao 無邪気に遊んだ われらが大地へ とどけて おくれよ 白い翼よ とどけて おくれよ 白い翼よ 帰って来るのか帰ってこないのか 古い友達 白い翼よ 古い友達 白い翼よ 翼よ 翼よ |
少年宇宙屈折した純情心理 スウィトピーの水際 少年宇宙の底辺シック 早く君だけを抱きしめたいと くれなずむ上昇気流に ひとすじのアンコール 君は流れて星くずみたいだね ときめきは無限さ さみしかった二人は 水晶のように急ぐ 辛い辛いと言わないで スタッカートの口づけ 銀河の渚で セルロイドの靴をぬぐ 君は疲れて恋もつらいみたい 思わくは無限さ 思惑は無限さ 少年少女の恋人同志 早く知りたい ことがあるのに 誰を愛しても悲しいかい きっと同じ眼でどうでもいいと 銀河の渚で セルロイドの夢を見る 君は疲れてふいに涙声 トキメキは無限ね トキメキは無限さ 君は疲れて恋もつらいみたい トキメキは無限ね トキメキは無限さ | あがた森魚 | 銀色夏生 | あがた森魚 | | 屈折した純情心理 スウィトピーの水際 少年宇宙の底辺シック 早く君だけを抱きしめたいと くれなずむ上昇気流に ひとすじのアンコール 君は流れて星くずみたいだね ときめきは無限さ さみしかった二人は 水晶のように急ぐ 辛い辛いと言わないで スタッカートの口づけ 銀河の渚で セルロイドの靴をぬぐ 君は疲れて恋もつらいみたい 思わくは無限さ 思惑は無限さ 少年少女の恋人同志 早く知りたい ことがあるのに 誰を愛しても悲しいかい きっと同じ眼でどうでもいいと 銀河の渚で セルロイドの夢を見る 君は疲れてふいに涙声 トキメキは無限ね トキメキは無限さ 君は疲れて恋もつらいみたい トキメキは無限ね トキメキは無限さ |
上海リル陽は海に落ちて 街に夜が来れば 赤い唇仇な姿 歌うは 上海リル 恋の街よ 上海 流れ来る メロディ 高らかに 口ずさめば 心ははづむ 赤い唇 仇な姿 歌うは 上海リル | あがた森魚 | AI Dubin・訳詞:名古屋宏 | Harry Warren | | 陽は海に落ちて 街に夜が来れば 赤い唇仇な姿 歌うは 上海リル 恋の街よ 上海 流れ来る メロディ 高らかに 口ずさめば 心ははづむ 赤い唇 仇な姿 歌うは 上海リル |
シャドウレス・ア・ポカリプスChoppiring Kawwaick 0.15 Picogram dk Choppiring Kayuuick 0.15 Picogram zt 枯葉を歌えば朽ちる葉芳れり 病ら葉繁えれば若葉は萎れり Rock'nRoll は苔むす時まで 輝く理想は地球儀回して ひばりの雲間に未来を降り蒔いて 空中(そら)には中庭 彼等は一列 真昼に影をとられて並んでる.....誰もが 眠くなるまで 肩ヲクッツケテ 暗くなるまで 視ッツメアッテタ 枯葉を歌えば朽ちる葉芳れり Rock'nRoll 苔むす時まで 僕らはさあ フラミンゴ並ぶ日に 僕は君 君は僕といっしょ いつ いつ いつだっていっしょで 永遠に一緒に だったね 若さと希望は地球儀回して 嵐の雲間にはじき飛ばされて 空中(そら)では中庭 誰もが一度は 真夏に影をとられて並んでた.....誰かと 眠くなれなくて 抱キシメアッテタ 暗くなっても 視ッツメアッテタ 病ら葉繁えれば若葉はしおれり Rock'nRoll 苔むす時まで 僕らはさあ フラミンゴ踊る日に 僕は君 君は僕といっしょ いつ いつ いつだっていっしょで 永遠は一瞬 だったね 眠くなるまで肩ヲクッツケテ 暗くなるまで視ッツメアッテタ 眠くなれなくて抱キシメアッテタ 暗くなっても視ッツメアッテタ 眠くなるまでヒトツメノ星ヲ 暗くなるまでフタツノ永遠カラ | あがた森魚 | あがた森魚 | あがた森魚 | | Choppiring Kawwaick 0.15 Picogram dk Choppiring Kayuuick 0.15 Picogram zt 枯葉を歌えば朽ちる葉芳れり 病ら葉繁えれば若葉は萎れり Rock'nRoll は苔むす時まで 輝く理想は地球儀回して ひばりの雲間に未来を降り蒔いて 空中(そら)には中庭 彼等は一列 真昼に影をとられて並んでる.....誰もが 眠くなるまで 肩ヲクッツケテ 暗くなるまで 視ッツメアッテタ 枯葉を歌えば朽ちる葉芳れり Rock'nRoll 苔むす時まで 僕らはさあ フラミンゴ並ぶ日に 僕は君 君は僕といっしょ いつ いつ いつだっていっしょで 永遠に一緒に だったね 若さと希望は地球儀回して 嵐の雲間にはじき飛ばされて 空中(そら)では中庭 誰もが一度は 真夏に影をとられて並んでた.....誰かと 眠くなれなくて 抱キシメアッテタ 暗くなっても 視ッツメアッテタ 病ら葉繁えれば若葉はしおれり Rock'nRoll 苔むす時まで 僕らはさあ フラミンゴ踊る日に 僕は君 君は僕といっしょ いつ いつ いつだっていっしょで 永遠は一瞬 だったね 眠くなるまで肩ヲクッツケテ 暗くなるまで視ッツメアッテタ 眠くなれなくて抱キシメアッテタ 暗くなっても視ッツメアッテタ 眠くなるまでヒトツメノ星ヲ 暗くなるまでフタツノ永遠カラ |
七面鳥のパパたちへみんな船室に住んでいる 可愛らしい船室で遊んでる 一人一人小さな船室でみんな楽しく 遊んでいるみたいだ 船はみんなを乗せてどんどん進んでいる 誰も彼も乗せて進んでいるはず ここから先は僕らにはもう視えない ここから後もう僕らには遠いところ 船窓からは長い旅のかわあいい二十世紀の子供たち 歌は夢の中から次々と紡ぎ出されるけど あの日摘んだ彼等の花達はどこへ行ってしまったのお! みんな星に住んでた ちょっとつかれた星に住んでた だあれもだいすきな 歌や映画の溢れ返ってた星だったんだ 船はみんなを乗せてどんどん進んでいる 誰も彼も乗せて進んでいるはず ここから先は僕らにはまだ視えない ここから後もう僕らには遠いところ 歌は夢の中から次々と紡ぎ出されたけど あの日住んだ彼等の星々はどこへ行ってしまったのお! ここから先は僕らにはもう視えない ここから後もう僕らには遠いところ みんなみんな一人の旅は心細いのかい みんなみんな叫びながら船室にいるだけかい 船はみんなを乗せてどんどん進んでいる 誰も彼も乗せて進んでいるけどお! | あがた森魚 | あがた森魚 | あがた森魚・鈴木惣一朗 | | みんな船室に住んでいる 可愛らしい船室で遊んでる 一人一人小さな船室でみんな楽しく 遊んでいるみたいだ 船はみんなを乗せてどんどん進んでいる 誰も彼も乗せて進んでいるはず ここから先は僕らにはもう視えない ここから後もう僕らには遠いところ 船窓からは長い旅のかわあいい二十世紀の子供たち 歌は夢の中から次々と紡ぎ出されるけど あの日摘んだ彼等の花達はどこへ行ってしまったのお! みんな星に住んでた ちょっとつかれた星に住んでた だあれもだいすきな 歌や映画の溢れ返ってた星だったんだ 船はみんなを乗せてどんどん進んでいる 誰も彼も乗せて進んでいるはず ここから先は僕らにはまだ視えない ここから後もう僕らには遠いところ 歌は夢の中から次々と紡ぎ出されたけど あの日住んだ彼等の星々はどこへ行ってしまったのお! ここから先は僕らにはもう視えない ここから後もう僕らには遠いところ みんなみんな一人の旅は心細いのかい みんなみんな叫びながら船室にいるだけかい 船はみんなを乗せてどんどん進んでいる 誰も彼も乗せて進んでいるけどお! |
珊瑚魔術師の弟子寝静まる サンゴの森で サンゴの魔術で サンゴ叩け ぼやぼやしてると夜が明ける サンゴの魔術で サンゴ叩け つきあげる サンゴの腕で サンゴ達よ ボンゴ叩け わきあがる サンゴの声で サンゴ達よ サンゴ建てよ さがし続けていた 言葉がそこにあったけど 禁じられてしまった 言葉もそこにあったけど キラメク宝石に似た 言葉がそこにあったけど 静かに横たわってる 言葉もそこにあったけど どうしても聞こえなかった サンゴ魔術師の 言葉さえ どうしても聞こえなかった 僕は君とそこにいたのに 水底 玉手箱 水夫の歌声もなく ガイコツ船長さん ただゆらめく指の骨 愛してた 誰を 何を 誰を つきあげる サンゴの腕で サンゴ達よ ボンゴ叩け わきあがる サンゴの声で サンゴ達よ サンゴ建てよ サンゴの森の 最後の墓場 亡霊船乗り みな底に眠る サンゴの裏の 最後の金銀 ルビーの財産 サンゴ墓場に やっと見つけだした 言葉がそこにあったけど 本当に言いたかった 言葉もそこにあったけど 君にだけ言いたかった 言葉がそこにあったけど 静かに伝えたかった 言葉もそこにあったけど どうしても言えなかった 地の涯てまでも叫んだけど どうしても言えなかった 僕は君の前にいたのに あのときささやいた言葉の意味 また ひとつ ひとつ おもいだして あのときささやいた言葉の意味 また ひとつ ひとつ おもいだして | あがた森魚 | あがた森魚 | 谷口博史・OTO・丸尾めぐみ | | 寝静まる サンゴの森で サンゴの魔術で サンゴ叩け ぼやぼやしてると夜が明ける サンゴの魔術で サンゴ叩け つきあげる サンゴの腕で サンゴ達よ ボンゴ叩け わきあがる サンゴの声で サンゴ達よ サンゴ建てよ さがし続けていた 言葉がそこにあったけど 禁じられてしまった 言葉もそこにあったけど キラメク宝石に似た 言葉がそこにあったけど 静かに横たわってる 言葉もそこにあったけど どうしても聞こえなかった サンゴ魔術師の 言葉さえ どうしても聞こえなかった 僕は君とそこにいたのに 水底 玉手箱 水夫の歌声もなく ガイコツ船長さん ただゆらめく指の骨 愛してた 誰を 何を 誰を つきあげる サンゴの腕で サンゴ達よ ボンゴ叩け わきあがる サンゴの声で サンゴ達よ サンゴ建てよ サンゴの森の 最後の墓場 亡霊船乗り みな底に眠る サンゴの裏の 最後の金銀 ルビーの財産 サンゴ墓場に やっと見つけだした 言葉がそこにあったけど 本当に言いたかった 言葉もそこにあったけど 君にだけ言いたかった 言葉がそこにあったけど 静かに伝えたかった 言葉もそこにあったけど どうしても言えなかった 地の涯てまでも叫んだけど どうしても言えなかった 僕は君の前にいたのに あのときささやいた言葉の意味 また ひとつ ひとつ おもいだして あのときささやいた言葉の意味 また ひとつ ひとつ おもいだして |
サルビアの花いつもいつも思ってた サルビアの花を あなたの部屋の中に 投げ入れたくて そして君のベッドに サルビアの赤い花を敷きつめて ぼくは君を死ぬまで 抱きしめていようと なのになのにどうして 他の人の所に ぼくの愛の方がすてきなのに 泣きながら君の後を 追いかけて 花吹雪舞う道を 教会の鐘の音は何んて うそっぱちなのさ 扉が開いて出て来た君は いつわりの花束 ほゝをこわばらせ 僕をちらっとみた 泣きながら君のあとを追いかけて 花吹雪まう道を ころげながら ころげながら走りつづけたのさ (いつもいつも思ってた サルビアの花を) そして君のベッドに サルビアの赤い花を敷きつめて 僕は君を死ぬまで 抱しめていようと | あがた森魚 | 相沢靖子 | 早川義夫 | | いつもいつも思ってた サルビアの花を あなたの部屋の中に 投げ入れたくて そして君のベッドに サルビアの赤い花を敷きつめて ぼくは君を死ぬまで 抱きしめていようと なのになのにどうして 他の人の所に ぼくの愛の方がすてきなのに 泣きながら君の後を 追いかけて 花吹雪舞う道を 教会の鐘の音は何んて うそっぱちなのさ 扉が開いて出て来た君は いつわりの花束 ほゝをこわばらせ 僕をちらっとみた 泣きながら君のあとを追いかけて 花吹雪まう道を ころげながら ころげながら走りつづけたのさ (いつもいつも思ってた サルビアの花を) そして君のベッドに サルビアの赤い花を敷きつめて 僕は君を死ぬまで 抱しめていようと |
さまよえる未だ犬の夢きのうモノクロの旅に出た 遠い遠い遠いところ 僕はドリーム 荷馬車はカタコト揺れるよ いまにも泣き出しそうな空が 一瞬の夢よさめずに 僕はドリーム 荷馬車はカタコト揺れるよ | あがた森魚 | 春山玲 | 春山玲 | | きのうモノクロの旅に出た 遠い遠い遠いところ 僕はドリーム 荷馬車はカタコト揺れるよ いまにも泣き出しそうな空が 一瞬の夢よさめずに 僕はドリーム 荷馬車はカタコト揺れるよ |
サブマリンホテル花屋 カフェシアターニ 床屋燈カリ 灯シダスコロ 茶色い星の カフェ幻しか ファンタジアが鳴り出す頃は こうもり傘のまぶたも潤む 波の朝顔 夜のグラモフォン ホテル花屋 カフェシアターニ 床屋燈カリ 灯シダスコロ チャイナクォーター 隠れカジノで 美女は衣を 脱いだり着たり サブマリンのウロコが踊る 天体望遠鏡のよな目で ごらんよ いかづちの屋根の上 デコレイション ケイクの屋根の窓 ホテル花屋 カフェシアターニ 床屋燈カリ 灯シダスコロ 黄色い煙 小瓶が舞って モロッコ模様 カクテルバーで 氷雨の紳士 ハマナス博士 艦隊分かれ 大海戦中 ごらんよ いかづちの屋根の上 デコレイション ケイクの屋根の窓 ホテル花屋 カフェシアターニ 床屋燈カリ 灯シダスコロ 路地から屋根への 怪盗紳士 並みいる敵を 横目でチラリ スペインラザァの逆なでうけてヒステリックハンカチ震え止む ごらんよ いかづちの屋根の上 デコレイション ケイクの屋根の窓 ホテル花屋 カフェシアターニ 床屋燈カリ 灯シダスコロ 茶色い星のカフェ幻しか ファンタジアが鳴り止む頃は サブマリンの 連続艦隊 海底ケーブル 噛んだよな歯で ホテル花屋 カフェシアターニ 床屋燈カリ 灯シダスコロ | あがた森魚 | あがた森魚 | あがた森魚 | | ホテル花屋 カフェシアターニ 床屋燈カリ 灯シダスコロ 茶色い星の カフェ幻しか ファンタジアが鳴り出す頃は こうもり傘のまぶたも潤む 波の朝顔 夜のグラモフォン ホテル花屋 カフェシアターニ 床屋燈カリ 灯シダスコロ チャイナクォーター 隠れカジノで 美女は衣を 脱いだり着たり サブマリンのウロコが踊る 天体望遠鏡のよな目で ごらんよ いかづちの屋根の上 デコレイション ケイクの屋根の窓 ホテル花屋 カフェシアターニ 床屋燈カリ 灯シダスコロ 黄色い煙 小瓶が舞って モロッコ模様 カクテルバーで 氷雨の紳士 ハマナス博士 艦隊分かれ 大海戦中 ごらんよ いかづちの屋根の上 デコレイション ケイクの屋根の窓 ホテル花屋 カフェシアターニ 床屋燈カリ 灯シダスコロ 路地から屋根への 怪盗紳士 並みいる敵を 横目でチラリ スペインラザァの逆なでうけてヒステリックハンカチ震え止む ごらんよ いかづちの屋根の上 デコレイション ケイクの屋根の窓 ホテル花屋 カフェシアターニ 床屋燈カリ 灯シダスコロ 茶色い星のカフェ幻しか ファンタジアが鳴り止む頃は サブマリンの 連続艦隊 海底ケーブル 噛んだよな歯で ホテル花屋 カフェシアターニ 床屋燈カリ 灯シダスコロ |
最后のダンスステップ私の名は朝子です。 齢は十八、身長は百六十三センチです。 自分では綺麗な方だと想っています。 今、髪は短いですが、ぢき長くなると想います。 お酒はまだあまりのめませんが、 ブルースとタンゴぐらいは踊れます。 今宵限りのダンスホール あなたのリードでステップ踏めば お別れするのに夜会服が 何とか明日もくうるくると おいらめとろのつむぢ旋風 ソフトハットをなびかせて シベリア・ケーキにお茶でも飲んで ギンザのキネマに行きたいナァ 踊ろうか 踊りましょう せめて 今宵かぎりでも あなたなんだかおセンチね もうすぐ外地へお出征しね あたしも最後のパアマネント この髪乱して踊りたい 踊ろうか 踊りましょう せめて 今宵かぎりでも 今宵かぎりのダンスホール 扉閉ざせば あすしれぬ 今風立ちぬ いざ征かん あすは 異邦のつむぢ旋風 踊ろうか 踊りましょう どうせ 今宵かぎりぢゃない | あがた森魚 | あがた森魚 | あがた森魚 | | 私の名は朝子です。 齢は十八、身長は百六十三センチです。 自分では綺麗な方だと想っています。 今、髪は短いですが、ぢき長くなると想います。 お酒はまだあまりのめませんが、 ブルースとタンゴぐらいは踊れます。 今宵限りのダンスホール あなたのリードでステップ踏めば お別れするのに夜会服が 何とか明日もくうるくると おいらめとろのつむぢ旋風 ソフトハットをなびかせて シベリア・ケーキにお茶でも飲んで ギンザのキネマに行きたいナァ 踊ろうか 踊りましょう せめて 今宵かぎりでも あなたなんだかおセンチね もうすぐ外地へお出征しね あたしも最後のパアマネント この髪乱して踊りたい 踊ろうか 踊りましょう せめて 今宵かぎりでも 今宵かぎりのダンスホール 扉閉ざせば あすしれぬ 今風立ちぬ いざ征かん あすは 異邦のつむぢ旋風 踊ろうか 踊りましょう どうせ 今宵かぎりぢゃない |
午後4時のアメジスト午後4時の アメジスト 空向いて風に咲く まだやみがたき かなたへの まだ鳴りやまぬ 胸騒ぎ 今たそがれる おもかげが 今燃え上がる かの島の うすむらさきの おくりもの 午後9時にあじさいは うつむいて雨に咲く まだやみがたき あなたへの まだ鳴りやまぬ しおざいは うすむらさきに けぶってく まだ消えがたき 思い出に さようなら さようなら まだやみがたき あなたへの まだ鳴りやまぬ しおざいの うすむらさきの おくりもの まだたそがれぬ かの島に うすむらさきの おくりもの やがて消え行く かの島に さようなら 手を振って さようなら 手を振れば uh uh | あがた森魚 | あがた森魚 | あがた森魚 | | 午後4時の アメジスト 空向いて風に咲く まだやみがたき かなたへの まだ鳴りやまぬ 胸騒ぎ 今たそがれる おもかげが 今燃え上がる かの島の うすむらさきの おくりもの 午後9時にあじさいは うつむいて雨に咲く まだやみがたき あなたへの まだ鳴りやまぬ しおざいは うすむらさきに けぶってく まだ消えがたき 思い出に さようなら さようなら まだやみがたき あなたへの まだ鳴りやまぬ しおざいの うすむらさきの おくりもの まだたそがれぬ かの島に うすむらさきの おくりもの やがて消え行く かの島に さようなら 手を振って さようなら 手を振れば uh uh |
こんりん祭ゆめが 醒めれば 砂漠じゃないか あんたと 俺の 愛の古巣さ おもいで なんて いいことないよ あんたと 俺の 恋の道行き 桜吹雪に さらされて 桜吹雪に うもれてる たどりついたら 此処も砂漠さ あんたと 俺の 夢の棄て場さ 桜吹雪に さらされて 桜吹雪に うもれてる 桜吹雪に さらされて 桜吹雪に うもれてる 桜吹雪に さらされて 桜吹雪に うもれてる | あがた森魚 | 田中正志 | あがた森魚 | | ゆめが 醒めれば 砂漠じゃないか あんたと 俺の 愛の古巣さ おもいで なんて いいことないよ あんたと 俺の 恋の道行き 桜吹雪に さらされて 桜吹雪に うもれてる たどりついたら 此処も砂漠さ あんたと 俺の 夢の棄て場さ 桜吹雪に さらされて 桜吹雪に うもれてる 桜吹雪に さらされて 桜吹雪に うもれてる 桜吹雪に さらされて 桜吹雪に うもれてる |
これが自由というものか知らない間に生まれてて 知らない間に育ってて 知らない間に恋をして 知らない間に年とった これは呆れた驚いた 何がなんだか判らない これが人生というものか そうか人生というものか 知らない間に税金で 知らない間に督促状 知らない間にたまってて 知らない間にさしおさえ これは呆れた驚いた 何がなんだか判らない これがお金というものか そうかお金というものか 知らない間に飲んじゃって 知らない間に食べちゃって 知らない間にくだをまき 知らない間に御勘定 これは呆れた驚いた 何がなんだか判らない これがお金というものか そうかお金というものか 知らない間に兵隊で 知らない間に戦争で 知らない間に負けちゃって 知らない間に終わってた これは呆れた驚いた 何がなんだか判らない これが自由というものか そうか自由というものか 知らない間に働いて 知らない間に預けてて 知らない間にたまってて 知らない間にお金持ち これは呆れた驚いた 何がなんだかわからない これが幸福というものか そうか幸福というものか 知らない間に生まれてて 知らない間に育ってて 知らない間に恋をして 知らない間に年とった これは呆れた驚いた 何がなんだかわからない これが自由というものか そうか自由というものか これは呆れた驚いた 何がなんだかわからない これが自由というものか そうか自由というものか | あがた森魚 | 三木トリロー | 三木トリロー | | 知らない間に生まれてて 知らない間に育ってて 知らない間に恋をして 知らない間に年とった これは呆れた驚いた 何がなんだか判らない これが人生というものか そうか人生というものか 知らない間に税金で 知らない間に督促状 知らない間にたまってて 知らない間にさしおさえ これは呆れた驚いた 何がなんだか判らない これがお金というものか そうかお金というものか 知らない間に飲んじゃって 知らない間に食べちゃって 知らない間にくだをまき 知らない間に御勘定 これは呆れた驚いた 何がなんだか判らない これがお金というものか そうかお金というものか 知らない間に兵隊で 知らない間に戦争で 知らない間に負けちゃって 知らない間に終わってた これは呆れた驚いた 何がなんだか判らない これが自由というものか そうか自由というものか 知らない間に働いて 知らない間に預けてて 知らない間にたまってて 知らない間にお金持ち これは呆れた驚いた 何がなんだかわからない これが幸福というものか そうか幸福というものか 知らない間に生まれてて 知らない間に育ってて 知らない間に恋をして 知らない間に年とった これは呆れた驚いた 何がなんだかわからない これが自由というものか そうか自由というものか これは呆れた驚いた 何がなんだかわからない これが自由というものか そうか自由というものか |
焦げ茶色の国のアリス「終っちゃったね…」 「うん、終っちゃった…もっと活躍したかったろうにな…」 「でも映画良かった。『パラレルイヴニング』で二人は夫婦だったのかも しれませんねって台詞、私好きだな。」 「明日からハンマーキットシリーズが始まるんだ。時代も変わってね。」 metarica silverにまたがり cobalt空を飛ばした児 peppermint blueの声して 細長いまつげでしゃべった児 「明日からハンマーキットシリーズが始まるんだ。時代も変わってね、 VTRなんだ」 「ふーん、V、T、R?」 「さあもう寝よ。こないだのオオサンショウウオいるかな。 水族館に行く約束だろ。」 「ああ、新富町の淡水水族館。」 「たしか五郎って名前だったな。」 chocolataかおりの顔して 胸元で口笛吹いた児 beret帽かぶりの上手な 細長い影曳いて歩いた児 metarica silverにまたがり cobalt空を飛ばした児 peppermint blueの声して 細長いまつげでしゃべった児 夕繰れ時はね chocotto ほらさがしているよ chocoretto ほらあっちにも chocotto 男爵好みの chocoretto あう~お 気をつけて chocotto 気をつけないと chocoretto 誘惑されちゃうよ chocotto 月の光で働くやつ chocoretto 青白い光に chocotto あっドアが閉じてしまった | あがた森魚 | あがた森魚 | あがた森魚 | | 「終っちゃったね…」 「うん、終っちゃった…もっと活躍したかったろうにな…」 「でも映画良かった。『パラレルイヴニング』で二人は夫婦だったのかも しれませんねって台詞、私好きだな。」 「明日からハンマーキットシリーズが始まるんだ。時代も変わってね。」 metarica silverにまたがり cobalt空を飛ばした児 peppermint blueの声して 細長いまつげでしゃべった児 「明日からハンマーキットシリーズが始まるんだ。時代も変わってね、 VTRなんだ」 「ふーん、V、T、R?」 「さあもう寝よ。こないだのオオサンショウウオいるかな。 水族館に行く約束だろ。」 「ああ、新富町の淡水水族館。」 「たしか五郎って名前だったな。」 chocolataかおりの顔して 胸元で口笛吹いた児 beret帽かぶりの上手な 細長い影曳いて歩いた児 metarica silverにまたがり cobalt空を飛ばした児 peppermint blueの声して 細長いまつげでしゃべった児 夕繰れ時はね chocotto ほらさがしているよ chocoretto ほらあっちにも chocotto 男爵好みの chocoretto あう~お 気をつけて chocotto 気をつけないと chocoretto 誘惑されちゃうよ chocotto 月の光で働くやつ chocoretto 青白い光に chocotto あっドアが閉じてしまった |
月曜日のK約束は約束さ きっと守るよって 約束は約束さ きっと守るよって 頬寄せ 指切り 由故なく泣いたよ 今日からバルセロナへ翔んで行くのよって それでも 僕は行くよ エデンの東まで 月曜だけはキネマの椅子で | あがた森魚 | あがた森魚・松本隆 | あがた森魚 | | 約束は約束さ きっと守るよって 約束は約束さ きっと守るよって 頬寄せ 指切り 由故なく泣いたよ 今日からバルセロナへ翔んで行くのよって それでも 僕は行くよ エデンの東まで 月曜だけはキネマの椅子で |
喧嘩のあとでALPHABETこの話の続きは また明日にしよう また明日が来てしまえば 涙の意味も わかるだろう 今両腕でまるく肩をつつみ込んで まあるい胸のうちの吐息をなでれば 唇の中で少しとんがってた あなたの本当のALPHABETならんでいる だからこの続きは また明日にしよう 泣きたいだけ泣いて気が晴れたのなら 胸のうちに望む希望をそっと告げて 二人が一つにつらなって夜をみつめ 唇からふきこぼれるるALPHABETおしえて だからこの続きはまた明日にしよう 僕らの失敗のわけや傷つけあった意味もわかるだろう 見えなくなってしまった二人をつなげた あまくてせつなくてはげしいあの日をさがし出そう からだを空に向け望遠鏡覗こう ここから空に続くALPHABET並んで また明日が来てしまえば 涙の意味もわかるだろ | あがた森魚 | あがた森魚 | あがた森魚・鈴木惣一朗 | | この話の続きは また明日にしよう また明日が来てしまえば 涙の意味も わかるだろう 今両腕でまるく肩をつつみ込んで まあるい胸のうちの吐息をなでれば 唇の中で少しとんがってた あなたの本当のALPHABETならんでいる だからこの続きは また明日にしよう 泣きたいだけ泣いて気が晴れたのなら 胸のうちに望む希望をそっと告げて 二人が一つにつらなって夜をみつめ 唇からふきこぼれるるALPHABETおしえて だからこの続きはまた明日にしよう 僕らの失敗のわけや傷つけあった意味もわかるだろう 見えなくなってしまった二人をつなげた あまくてせつなくてはげしいあの日をさがし出そう からだを空に向け望遠鏡覗こう ここから空に続くALPHABET並んで また明日が来てしまえば 涙の意味もわかるだろ |
組曲噫無情<嘆きの舞姫(バレリーナ)> 流れ流れて地の果てよ 舞踏酒場の片隅で ピンクのガーター色っぽく 踊る瞳に涙あり ピンクのガーター色っぽく 語る昔に涙あり 風は何処から吹くのやら あなた訪ねて三千里 南十字の星さん わたしの瞳をぬらさずに 南十字の星さん わたしのあしたに輝いて 見よ嘆きの舞姫 踊る姿も、ああ哀し 夢はめぐりて幾星霜 ダンスガールの悲しさよ それでもあなたにめぐり逢い 星のワルツを踊ります 銀のシューズで踊ります <イカリの水夫> おいらはマドロス 船乗りポパイだぞ ここいら波止場で 寝過ごしちゃあいられない それでももう鳥渡 君といたいかな いややっぱりお名残り 惜しいが いざさらば オーロラまくらに君の夢をみよ それではいとおしのひと またいつか マドロスなんかにゃ 惚れちゃいけないよ 森羅万象酔生 ああ夢情 ああ無情 オーロラまくらに 君の夢 それではいとおしのひと またいつか マドロスなんかにゃ 惚れちゃあいけないよ 羅針盤に聴いても ああ無情 森羅万象酔生 ああ無情 ああ無情 | あがた森魚 | 松本隆・あがた森魚 | あがた森魚 | | <嘆きの舞姫(バレリーナ)> 流れ流れて地の果てよ 舞踏酒場の片隅で ピンクのガーター色っぽく 踊る瞳に涙あり ピンクのガーター色っぽく 語る昔に涙あり 風は何処から吹くのやら あなた訪ねて三千里 南十字の星さん わたしの瞳をぬらさずに 南十字の星さん わたしのあしたに輝いて 見よ嘆きの舞姫 踊る姿も、ああ哀し 夢はめぐりて幾星霜 ダンスガールの悲しさよ それでもあなたにめぐり逢い 星のワルツを踊ります 銀のシューズで踊ります <イカリの水夫> おいらはマドロス 船乗りポパイだぞ ここいら波止場で 寝過ごしちゃあいられない それでももう鳥渡 君といたいかな いややっぱりお名残り 惜しいが いざさらば オーロラまくらに君の夢をみよ それではいとおしのひと またいつか マドロスなんかにゃ 惚れちゃいけないよ 森羅万象酔生 ああ夢情 ああ無情 オーロラまくらに 君の夢 それではいとおしのひと またいつか マドロスなんかにゃ 惚れちゃあいけないよ 羅針盤に聴いても ああ無情 森羅万象酔生 ああ無情 ああ無情 |
霧のステーション・デパート街はビロードで たおれかかってる看板の映画館 フィルムのニュースは 霧のかかっているSCENE 夜行列車の停車時間に 夜毎おきてる事件 駅の地下室に人が消えていくSCENE プラットホームの屋根に登ってごらん 鏡の海峡を機関車が突き進む イケナイヨ!! 鏡の向こうなんて《非道ヒヨ!! 非道ヒヨ!!》 アエナイヨ そんな遠くては 《ステーション・デパートをご案内いたします》 海の底には 水族館 青紫色や赤紫色の揺れる水底 彼等は戦艦 沈みかかってるフィルムの夜を見る セーラー着たまま海のさらわれるSCENE 駅長室ではカーテン隙間で 朝まで改札中 霧の麻酔で記念館の消えかかるSCENE プラットホームの夜を走ってごらん 鏡の海峡で機関車があばれてる 逢イタイヨ!! ころげまわるほど 《入レテヨ!! 入レテヨ!!》 抱キタイヨ!! 空にぬけるほど 《ステーションデパートをご案内いたします》 海の底には海賊船 リオデジャネイロやマダガスカル沖の しかばねや宝箱 思い出してる海の域 いたずら好き達やフィロソフィアの 石ころたちの波の泡 「僕は人を傷つけたり殺したりするのは嫌だ」 「バカを言うな。おまえのおかげで風船男や影男がやられちまった。 早撃ちで勝負だ」 「あれ?これは本物の銀だ。おかげで助かった」 「おれは今までの奴とはちがうぞ」 「くそ」 「絶体絶命だな。これでもくらえ!」 「ここも回転扉だったのか。何とか助かった あれ?体が動かない」 そんな映画を観た帰りに雨と風の強い夜の… | あがた森魚 | あがた森魚 | あがた森魚・鈴木惣一朗 | | 街はビロードで たおれかかってる看板の映画館 フィルムのニュースは 霧のかかっているSCENE 夜行列車の停車時間に 夜毎おきてる事件 駅の地下室に人が消えていくSCENE プラットホームの屋根に登ってごらん 鏡の海峡を機関車が突き進む イケナイヨ!! 鏡の向こうなんて《非道ヒヨ!! 非道ヒヨ!!》 アエナイヨ そんな遠くては 《ステーション・デパートをご案内いたします》 海の底には 水族館 青紫色や赤紫色の揺れる水底 彼等は戦艦 沈みかかってるフィルムの夜を見る セーラー着たまま海のさらわれるSCENE 駅長室ではカーテン隙間で 朝まで改札中 霧の麻酔で記念館の消えかかるSCENE プラットホームの夜を走ってごらん 鏡の海峡で機関車があばれてる 逢イタイヨ!! ころげまわるほど 《入レテヨ!! 入レテヨ!!》 抱キタイヨ!! 空にぬけるほど 《ステーションデパートをご案内いたします》 海の底には海賊船 リオデジャネイロやマダガスカル沖の しかばねや宝箱 思い出してる海の域 いたずら好き達やフィロソフィアの 石ころたちの波の泡 「僕は人を傷つけたり殺したりするのは嫌だ」 「バカを言うな。おまえのおかげで風船男や影男がやられちまった。 早撃ちで勝負だ」 「あれ?これは本物の銀だ。おかげで助かった」 「おれは今までの奴とはちがうぞ」 「くそ」 「絶体絶命だな。これでもくらえ!」 「ここも回転扉だったのか。何とか助かった あれ?体が動かない」 そんな映画を観た帰りに雨と風の強い夜の… |
君はハートのクィーンだよぽっけに石鹸一個入れ 軽石手拭頚に下げ 君のほそい影踏めば おふろあがりのさむい径 街ではどかどかチンドン屋 年末特別大バーゲン 僕らのお城は長屋裏 石炭ストーヴない夜は ラヂヲで大雪注意報 君と僕とで静かに聴けば まるで大英帝国の 僕は勲功し王子様 君は麗わし王女様 君のおつとめ喫茶店 今夜も帰りは終電車 駅までおむかえ雪の径 マフラと駆けっこ白い息 ジングルジャングル街あかり 繭玉お飾り歳の市 僕らのお城も除夜の鐘 窓べで粉雪おにごっこ 僕らのお雑煮たべたそう よい年来てねとそっと祈れば そうさ(明日は)大英帝国の 僕は勲功し王子様 君は麗わし王女様 | あがた森魚 | あがた森魚 | あがた森魚 | | ぽっけに石鹸一個入れ 軽石手拭頚に下げ 君のほそい影踏めば おふろあがりのさむい径 街ではどかどかチンドン屋 年末特別大バーゲン 僕らのお城は長屋裏 石炭ストーヴない夜は ラヂヲで大雪注意報 君と僕とで静かに聴けば まるで大英帝国の 僕は勲功し王子様 君は麗わし王女様 君のおつとめ喫茶店 今夜も帰りは終電車 駅までおむかえ雪の径 マフラと駆けっこ白い息 ジングルジャングル街あかり 繭玉お飾り歳の市 僕らのお城も除夜の鐘 窓べで粉雪おにごっこ 僕らのお雑煮たべたそう よい年来てねとそっと祈れば そうさ(明日は)大英帝国の 僕は勲功し王子様 君は麗わし王女様 |
君のことすきなんだきみのこと すきだった とおくからみつめても きがつくと そばにいた 秘密のよな まばゆさに わけしらずひきづられ ゆびにさえ ふれてさえ きみのことすきだった もしもきみがしんだなら 約束はただひとつ みずうみになきがらを だきしめて 泳いでく みずうみにかすむまで きみのこえ きいてさえ きみのことすきだった しろい頬てをそえて みずうみになきがらを だきしめて およいでく みずうみにねむるまで だきしめて およいでく みずうみにかすむまで ゆびにさえ ふれてさえ きみのことすきなんだ | あがた森魚 | あがた森魚 | あがた森魚 | | きみのこと すきだった とおくからみつめても きがつくと そばにいた 秘密のよな まばゆさに わけしらずひきづられ ゆびにさえ ふれてさえ きみのことすきだった もしもきみがしんだなら 約束はただひとつ みずうみになきがらを だきしめて 泳いでく みずうみにかすむまで きみのこえ きいてさえ きみのことすきだった しろい頬てをそえて みずうみになきがらを だきしめて およいでく みずうみにねむるまで だきしめて およいでく みずうみにかすむまで ゆびにさえ ふれてさえ きみのことすきなんだ |
キネマ館に雨が降る場末の銀幕に哀しきスタアは 流れて消ゆる ピアニッシモの雨垂れたちよ 闇ずむ恋の夢 熱き泪は零れて消ゆる アメリカ生まれのセルロイド 今日も映画館に雨が降る 今日も映画館に雨が降る 相も変らず 夜霧にかき烟る メリケン波止場の夜は更けて 相々の傘一つ 路地の向こうに遠ざかれば ランプ・ポストのシルエット 今日も映画館に雨が降る 今日も映画館に雨が降る 泡末のロマンスは 星と輝き砕け散り 僕の瞳を傷つけた つかの間の恋終えぬ 扉の外の真昼の白さ エンドマークが胸を焼く 今日も映画館に雨が降る 今日も映画館に雨が降る | あがた森魚 | 鈴木慶一・松本隆 | 鈴木慶一 | | 場末の銀幕に哀しきスタアは 流れて消ゆる ピアニッシモの雨垂れたちよ 闇ずむ恋の夢 熱き泪は零れて消ゆる アメリカ生まれのセルロイド 今日も映画館に雨が降る 今日も映画館に雨が降る 相も変らず 夜霧にかき烟る メリケン波止場の夜は更けて 相々の傘一つ 路地の向こうに遠ざかれば ランプ・ポストのシルエット 今日も映画館に雨が降る 今日も映画館に雨が降る 泡末のロマンスは 星と輝き砕け散り 僕の瞳を傷つけた つかの間の恋終えぬ 扉の外の真昼の白さ エンドマークが胸を焼く 今日も映画館に雨が降る 今日も映画館に雨が降る |
キットキット!!遠く遠く!!どこへ行ったのだろう 遠く遠く遠く 誰もが歩いた 夢の彼方の星(まち)は なぜあの日 そこに僕と君はいたの? 離れても 生きる勇気つかむため? 新しい 時間を創り出すため?(キットキット) 旅立ってった君にも 生まれてくる君にも まぶたの上にキスして サヨナラは言わないよ キット遠くで キット会おうよ どこへ行ったのだろう キット遠く遠く それでも覚えてるだろう 涙や笑顔の時刻(とき)を なぜ今も 僕らは ここにいるの? 約束を また見つめ直すために? 新しい 宇宙(そら)を分かち合うために(キットキット) 別れていった君にも これから出合う君にも この両手で抱きしめて サヨナラは言わないよ キット遠くで キット会えるよ(キット遠くで) (キット遠く遠く)(キットキットキット) なぜあの日 そこに僕と君はいたの? 離れても 生きる勇気つかむため? 新しい 時代に生まれ続けるため (キットキット) 旅立ってった君にも 生まれてくる君にも この両手で抱きしめて サヨナラは言わないよ キット遠くで キット会えるよ キット遠くで キット会えるよ まぶたの上にキスをして まぶたをつむって宇宙(そら)を見て (サヨナラは言わない サヨナラはいらない) | あがた森魚 | あがた森魚・草間和夫 | 小杉保夫 | | どこへ行ったのだろう 遠く遠く遠く 誰もが歩いた 夢の彼方の星(まち)は なぜあの日 そこに僕と君はいたの? 離れても 生きる勇気つかむため? 新しい 時間を創り出すため?(キットキット) 旅立ってった君にも 生まれてくる君にも まぶたの上にキスして サヨナラは言わないよ キット遠くで キット会おうよ どこへ行ったのだろう キット遠く遠く それでも覚えてるだろう 涙や笑顔の時刻(とき)を なぜ今も 僕らは ここにいるの? 約束を また見つめ直すために? 新しい 宇宙(そら)を分かち合うために(キットキット) 別れていった君にも これから出合う君にも この両手で抱きしめて サヨナラは言わないよ キット遠くで キット会えるよ(キット遠くで) (キット遠く遠く)(キットキットキット) なぜあの日 そこに僕と君はいたの? 離れても 生きる勇気つかむため? 新しい 時代に生まれ続けるため (キットキット) 旅立ってった君にも 生まれてくる君にも この両手で抱きしめて サヨナラは言わないよ キット遠くで キット会えるよ キット遠くで キット会えるよ まぶたの上にキスをして まぶたをつむって宇宙(そら)を見て (サヨナラは言わない サヨナラはいらない) |
元祖ラヂヲ焼YEA YEA YEA!! GWANSOW!! RADIO YAKI GWA DEKITA! RADIO YAKI GWA YAKETA! AMATO NO OKATA WA TABEYANSE! KARATO NO OKATA MO TABEYANSE! TAISHO YAKI YORI OISHIYO YEA YEA RASHE RASHE OSHEYE OSHEYE BOY OICHAN!! RADIO YAKI 3 KO CHODAI GUY OOOH!! YAKITATE 3CHO!! BOY OH!! UMASO! MUSH CUCH MSHA!! GUY UMMM BOY ACH OKANE WA? BOY YE? OKANE DATTE OICHAN!! RADIO WA MUSEN DARO? GUY SWAMP! YEA YEA GWANSOW!! RADIO YAKI GWA DEKITA!! RADIO YAKI GWA DEKITA!! | あがた森魚 | あがた森魚 | あがた森魚 | | YEA YEA YEA!! GWANSOW!! RADIO YAKI GWA DEKITA! RADIO YAKI GWA YAKETA! AMATO NO OKATA WA TABEYANSE! KARATO NO OKATA MO TABEYANSE! TAISHO YAKI YORI OISHIYO YEA YEA RASHE RASHE OSHEYE OSHEYE BOY OICHAN!! RADIO YAKI 3 KO CHODAI GUY OOOH!! YAKITATE 3CHO!! BOY OH!! UMASO! MUSH CUCH MSHA!! GUY UMMM BOY ACH OKANE WA? BOY YE? OKANE DATTE OICHAN!! RADIO WA MUSEN DARO? GUY SWAMP! YEA YEA GWANSOW!! RADIO YAKI GWA DEKITA!! RADIO YAKI GWA DEKITA!! |
ガルトネルのブナの森あの年老いたブナの木 その 枝一つ一つ落としてゆく インダスに牛草はんでる間に間 あの年老いたブナの木 その 枝一つ一つ落としてゆく サイゴンの十字架朽ちてく間に間に 悪魔は眠ったふりや 死んだふりをするはずもなく 僕らに逢いたくて 見せかけの城に今も住みながら 愛してみせて 苦しめてみせて むごいつかの間 見逃さず 愛して抱きしめて さまよう廃墟街 廃墟の跡形もなく 月夜に城の跡 愛した跡形もなく 愛してた? 誰と 誰と 誰と あの時ささやいた言葉の色 また一つ一つ色移りて 老いたブナの木の葉擦れ合う間に間 あの時ささやいた言葉のくさび また一つ一つ錆ついてく 朽ちた船底の夢も洗いさらう間に間に あなたは眠ったふりや 死んだふりさえおしむことなく 誰かに逢いたくて 滅んだ夢に今も住みながら 愛してみせて 苦しんでみせて むごいつかの間 見逃さず 愛して苦しめて 愛して苦しんで | あがた森魚 | あがた森魚 | 谷口博史 | | あの年老いたブナの木 その 枝一つ一つ落としてゆく インダスに牛草はんでる間に間 あの年老いたブナの木 その 枝一つ一つ落としてゆく サイゴンの十字架朽ちてく間に間に 悪魔は眠ったふりや 死んだふりをするはずもなく 僕らに逢いたくて 見せかけの城に今も住みながら 愛してみせて 苦しめてみせて むごいつかの間 見逃さず 愛して抱きしめて さまよう廃墟街 廃墟の跡形もなく 月夜に城の跡 愛した跡形もなく 愛してた? 誰と 誰と 誰と あの時ささやいた言葉の色 また一つ一つ色移りて 老いたブナの木の葉擦れ合う間に間 あの時ささやいた言葉のくさび また一つ一つ錆ついてく 朽ちた船底の夢も洗いさらう間に間に あなたは眠ったふりや 死んだふりさえおしむことなく 誰かに逢いたくて 滅んだ夢に今も住みながら 愛してみせて 苦しんでみせて むごいつかの間 見逃さず 愛して苦しめて 愛して苦しんで |
蒲田行進曲 '74虹の都光の港 キネマの天地 花の姿 春の匂い あふるる処 カメラの眼に映る 仮染めの恋にさえ 青春もゆる生命もおどる キネマの天地 胸を去らぬ想い出ゆかし キネマの世界 セットの花と輝くスター 微笑む処 瞳の奥ふかく焼付けた面影の 消えて結ぶ幻の国 キネマの世界 | あがた森魚 | 堀内敬三 | Rudolf Friml | | 虹の都光の港 キネマの天地 花の姿 春の匂い あふるる処 カメラの眼に映る 仮染めの恋にさえ 青春もゆる生命もおどる キネマの天地 胸を去らぬ想い出ゆかし キネマの世界 セットの花と輝くスター 微笑む処 瞳の奥ふかく焼付けた面影の 消えて結ぶ幻の国 キネマの世界 |
河童あやめの漂う初夏の湯は 船が浮かんで背泳ぎで 夏が来る バミューダトライアングルなんて 知らなあいけどぉ セイントエルモスの燃える火も 知らなあいけどぉ 果てない海を泳いでいくのかな そして湯舟は霧立ち タイルの海の彼方まで | あがた森魚 | あがた森魚 | あがた森魚 | | あやめの漂う初夏の湯は 船が浮かんで背泳ぎで 夏が来る バミューダトライアングルなんて 知らなあいけどぉ セイントエルモスの燃える火も 知らなあいけどぉ 果てない海を泳いでいくのかな そして湯舟は霧立ち タイルの海の彼方まで |
怪盗ルビィ今度の花は たしかに間近 今度の恋は たしかに間近 今度の恋は たしかに間近 誰かの熱いハート いつでも恋はきらめく謎ね ねらいをつけたら もう逃がさないから 海賊が埋めたあの宝 手に入れたらすぐサヨナラ キラキラダイヤモンド 赤いルビーも輝く夜 夢みれば上がる温度 光るエメラルド 心はおどる 好きよ 金銀サンゴ 憧れてたタンゴ 欲しいのはサファイア それとも素敵なキス・オブ・ファイア ヒミツの鍵穴 やさしくかけるわな 涙をかくしたあの戸棚 思わず心に咲く花 誰かの熱いハート 盗んでいたのいつのまにか はばたく 天使の鳩 今度の花は たしかに間近 今度の恋は たしかに間近 | あがた森魚 | 和田誠 | 大瀧詠一 | | 今度の花は たしかに間近 今度の恋は たしかに間近 今度の恋は たしかに間近 誰かの熱いハート いつでも恋はきらめく謎ね ねらいをつけたら もう逃がさないから 海賊が埋めたあの宝 手に入れたらすぐサヨナラ キラキラダイヤモンド 赤いルビーも輝く夜 夢みれば上がる温度 光るエメラルド 心はおどる 好きよ 金銀サンゴ 憧れてたタンゴ 欲しいのはサファイア それとも素敵なキス・オブ・ファイア ヒミツの鍵穴 やさしくかけるわな 涙をかくしたあの戸棚 思わず心に咲く花 誰かの熱いハート 盗んでいたのいつのまにか はばたく 天使の鳩 今度の花は たしかに間近 今度の恋は たしかに間近 |
海底特急ミネルヴァなぜっていたいんだ 泡飛び跳ねる 翼のおうじろは ヴァイオレンスのつるぎ たたきつける 風のめまぐるしきに 泡飛び跳ねる 翼の魚らの オリエンタルな力 僕らを助ける しずみてしづけき うなじをすべって みなこそゆりゆらぎ ゆらぎてゆるぎぬ みなわをあつめて 星空ゆりゆらぎ 海洋特急 海洋特急 ミネルヴァエキスプレスGO! 海底特急 海底特急 ミネルヴァエキスプレスGO! なぜっていたいんだ 泡飛び跳ねる 翼のおうじろは 水の力 僕らの群れをしらせる いえない言葉は きこえない面影 ネ あえないくちびるは いえないくちづけ ネ かためをつむって 右目をまわすよ みなそら宙返り くるりともどして みぎわをまるめて すみれにすみわたり 海洋特急 海洋特急 ミネルヴァエキスプレスGO! 海底特急 海底特急 ミネルヴァエキスプレスGO! かためをつむって 右目をまわすよ みなそら宙返り くるりともどして みぎわをまるめて すみれにすみわたり 海洋特急 海洋特急 ミネルヴァエキスプレスGO! 海底特急 海底特急 ミネルヴァエキスプレスGO! しずみてしづけき うなじをすべって みなこそゆりゆらぎ ゆらぎてゆるぎぬ みなわをあつめて 星空ゆりゆらぎ ミネルヴァとヴィーナス ミネルヴァとヴィーナス みんなワッとはじけあい しずみてしづけき うなじをすべって みなこそゆりゆらぎ | あがた森魚 | あがた森魚 | あがた森魚・鈴木惣一朗 | | なぜっていたいんだ 泡飛び跳ねる 翼のおうじろは ヴァイオレンスのつるぎ たたきつける 風のめまぐるしきに 泡飛び跳ねる 翼の魚らの オリエンタルな力 僕らを助ける しずみてしづけき うなじをすべって みなこそゆりゆらぎ ゆらぎてゆるぎぬ みなわをあつめて 星空ゆりゆらぎ 海洋特急 海洋特急 ミネルヴァエキスプレスGO! 海底特急 海底特急 ミネルヴァエキスプレスGO! なぜっていたいんだ 泡飛び跳ねる 翼のおうじろは 水の力 僕らの群れをしらせる いえない言葉は きこえない面影 ネ あえないくちびるは いえないくちづけ ネ かためをつむって 右目をまわすよ みなそら宙返り くるりともどして みぎわをまるめて すみれにすみわたり 海洋特急 海洋特急 ミネルヴァエキスプレスGO! 海底特急 海底特急 ミネルヴァエキスプレスGO! かためをつむって 右目をまわすよ みなそら宙返り くるりともどして みぎわをまるめて すみれにすみわたり 海洋特急 海洋特急 ミネルヴァエキスプレスGO! 海底特急 海底特急 ミネルヴァエキスプレスGO! しずみてしづけき うなじをすべって みなこそゆりゆらぎ ゆらぎてゆるぎぬ みなわをあつめて 星空ゆりゆらぎ ミネルヴァとヴィーナス ミネルヴァとヴィーナス みんなワッとはじけあい しずみてしづけき うなじをすべって みなこそゆりゆらぎ |
女の友情黒髪ながく やはらかき をんなごころを たれかしる こころをつなぐ くろかみの 女の友情 知るや君 同じこころに 月と星 仰ぐひとみに 湧く涙 思ひを胸に 通はせて 花のこころは 花ぞしる 友のなげきは わが愁ひ 君悲しめば われ辛く 袂にかばひ 身を寄する 女の友情 知るや君 | あがた森魚 | 吉屋信子 | 田村しげる | | 黒髪ながく やはらかき をんなごころを たれかしる こころをつなぐ くろかみの 女の友情 知るや君 同じこころに 月と星 仰ぐひとみに 湧く涙 思ひを胸に 通はせて 花のこころは 花ぞしる 友のなげきは わが愁ひ 君悲しめば われ辛く 袂にかばひ 身を寄する 女の友情 知るや君 |
乙女の儚夢あわれ乙女よ何故歎くか お巡りさんがわけ迅えば お願いだから許してね 弟 いもうとおなかすかして 待ってるからね なくなと云えばなを泣いた かた うちふるわせて 乙女の父親人力俥夫豊八は にげたお春の日々を追い酒に歎き暮れ 弟 いもうといじらしく ジっとひもじさこらえれば 小さな胸にそっとあたためてみた あぁとりがらソップ お姉様はね 廓街錦紗の帯にほお紅で すてきなのよと 乙女よこがれよと アコーディオン鳴りわたり 物語り泣く宵の辻よ とおりぬけれます いえ通りぬけれぬ 春をひさぐ あぁメリンスフトン | あがた森魚 | あがた森魚 | あがた森魚 | | あわれ乙女よ何故歎くか お巡りさんがわけ迅えば お願いだから許してね 弟 いもうとおなかすかして 待ってるからね なくなと云えばなを泣いた かた うちふるわせて 乙女の父親人力俥夫豊八は にげたお春の日々を追い酒に歎き暮れ 弟 いもうといじらしく ジっとひもじさこらえれば 小さな胸にそっとあたためてみた あぁとりがらソップ お姉様はね 廓街錦紗の帯にほお紅で すてきなのよと 乙女よこがれよと アコーディオン鳴りわたり 物語り泣く宵の辻よ とおりぬけれます いえ通りぬけれぬ 春をひさぐ あぁメリンスフトン |
大寒町大寒町にロマンは沈む 星にのって 銀河を渡ろう かわいいあの娘と踊った場所は 今じゃあ 場末のビリヤード 大寒町に 雪降るころは もうじきだね 呼んでみようよ 輝やけ星よ 月よりも あの娘のしあわせ てらしだせ 大寒町にロマンは沈む 星にのって 銀河を渡ろう かわいいあの娘と踊った場所は 今じゃあ 場末のビリヤード | あがた森魚 | 鈴木博文 | 鈴木博文 | | 大寒町にロマンは沈む 星にのって 銀河を渡ろう かわいいあの娘と踊った場所は 今じゃあ 場末のビリヤード 大寒町に 雪降るころは もうじきだね 呼んでみようよ 輝やけ星よ 月よりも あの娘のしあわせ てらしだせ 大寒町にロマンは沈む 星にのって 銀河を渡ろう かわいいあの娘と踊った場所は 今じゃあ 場末のビリヤード |
永遠のマドンナK子供の頃、とほい面影。 母が心に抱いていた 大きな綺麗なチョコレットの ペーパーボクス 船乗りだった父が洋行帰りに 持ち帰った ハクライの函には、若き母の 夢の如き肖像フォトが しまわれていた。 遠い還らぬ日々と人と 異国の海と邦にはせた、 幼き心の彩られし日々。 そして、そのポートレートたちの中に一葉の 何とも不可思議なブロマイドが Kと云ふイニシャルを抱いていたのです。 Kと云ふイニシャルだったね 想えば哀し はつ恋のひと キネマの銀の絹の嵐をくぐりぬけて 今日からバルセローナへ 翔んで行くのよって 哀しく微笑み仄かに消えたよ Kだから云ったじゃないか 三つの蕾に一つは薔薇さ 約束は約束さ きっと守るよって 約束は約束さ きっと守るよって あいくるしい耳許にささやいたはずだよ 約束は約束さ きっと守るよって 約束は約束さ きっと守るよって 頬寄せ、指切り 由故なく泣いたよ キネマの銀の絹の嵐をくぐりぬけて それでも僕は行くよ エデンの東まで Kと云ふイニシャル追って | あがた森魚 | あがた森魚・松本隆 | あがた森魚 | | 子供の頃、とほい面影。 母が心に抱いていた 大きな綺麗なチョコレットの ペーパーボクス 船乗りだった父が洋行帰りに 持ち帰った ハクライの函には、若き母の 夢の如き肖像フォトが しまわれていた。 遠い還らぬ日々と人と 異国の海と邦にはせた、 幼き心の彩られし日々。 そして、そのポートレートたちの中に一葉の 何とも不可思議なブロマイドが Kと云ふイニシャルを抱いていたのです。 Kと云ふイニシャルだったね 想えば哀し はつ恋のひと キネマの銀の絹の嵐をくぐりぬけて 今日からバルセローナへ 翔んで行くのよって 哀しく微笑み仄かに消えたよ Kだから云ったじゃないか 三つの蕾に一つは薔薇さ 約束は約束さ きっと守るよって 約束は約束さ きっと守るよって あいくるしい耳許にささやいたはずだよ 約束は約束さ きっと守るよって 約束は約束さ きっと守るよって 頬寄せ、指切り 由故なく泣いたよ キネマの銀の絹の嵐をくぐりぬけて それでも僕は行くよ エデンの東まで Kと云ふイニシャル追って |
いとしの第六惑星もう忘れかけた霜降る月まてば 今船が沈む刻の胸に 遥か地の星 海にうかぶ 今宵 ぼうし かしげ 少し おもいけむり はいて船は くろい森を 阿蘇へ かえりたくない かえりたくない 同じことばをしゃべるとこへは かえりたくない かえりたくない 今 夜が巡る 双子のつばの上 光るガラスと仰ぐ 同じ星の下 そらにあそぶ もみじしだき うなじかさね あゆむ ひとり 滝に湯あむ スピカすだく 他に訪うものなく かえりたくない かえりたくない 君の唇奪うことばをしゃべるとこへは かえりたくない かえりたくない 熊本 南熊本 水前寺 龍田口 三里木原水 肥後大津 瀬田 立野駅 のりかえ 長陽 阿蘇下田 あとは 夜峰の岳 かえりたくない かえりたくない だけど 同じことばをしゃべるとこに こんな美し処 かえりたくない かえりたくない 明けの星がふるえ ねむい船は 有明 うみの かなた 博多 ヒカリ 最終 レール あとは ネオン トオキョオ かえりたくない かえりたくない 君の唇奪うことばをしゃべるとこへは かえりたくない かえりたくない 君を抱いていたい二人だけでいたい かえりたくない かえりたくない 君と 二人だけでいたい 君を抱きしめて | あがた森魚 | あがた森魚 | あがた森魚 | | もう忘れかけた霜降る月まてば 今船が沈む刻の胸に 遥か地の星 海にうかぶ 今宵 ぼうし かしげ 少し おもいけむり はいて船は くろい森を 阿蘇へ かえりたくない かえりたくない 同じことばをしゃべるとこへは かえりたくない かえりたくない 今 夜が巡る 双子のつばの上 光るガラスと仰ぐ 同じ星の下 そらにあそぶ もみじしだき うなじかさね あゆむ ひとり 滝に湯あむ スピカすだく 他に訪うものなく かえりたくない かえりたくない 君の唇奪うことばをしゃべるとこへは かえりたくない かえりたくない 熊本 南熊本 水前寺 龍田口 三里木原水 肥後大津 瀬田 立野駅 のりかえ 長陽 阿蘇下田 あとは 夜峰の岳 かえりたくない かえりたくない だけど 同じことばをしゃべるとこに こんな美し処 かえりたくない かえりたくない 明けの星がふるえ ねむい船は 有明 うみの かなた 博多 ヒカリ 最終 レール あとは ネオン トオキョオ かえりたくない かえりたくない 君の唇奪うことばをしゃべるとこへは かえりたくない かえりたくない 君を抱いていたい二人だけでいたい かえりたくない かえりたくない 君と 二人だけでいたい 君を抱きしめて |
いとこ同志いとこ同士で 洗い晒しに波打ち際で 踊って くだけて 他人同士でも 恋人同士でもない 僕らのつながり 腕の中に抱きすくめて 握りあう 手のひら 空に透かしてみると まぶしすぎるほどぴったり 僕ら とても 似てる形の 涙と笑顔 持っている 今に なにもかにも すべて終わること 知ってる くせに くちづけしたんだね 握りあう 手のひら 窓に透かしてみると まるでいとこみたいぴったり なぜか とても 似てる形の 涙と笑顔 持っている | あがた森魚 | あがた森魚 | 光永巌 | | いとこ同士で 洗い晒しに波打ち際で 踊って くだけて 他人同士でも 恋人同士でもない 僕らのつながり 腕の中に抱きすくめて 握りあう 手のひら 空に透かしてみると まぶしすぎるほどぴったり 僕ら とても 似てる形の 涙と笑顔 持っている 今に なにもかにも すべて終わること 知ってる くせに くちづけしたんだね 握りあう 手のひら 窓に透かしてみると まるでいとこみたいぴったり なぜか とても 似てる形の 涙と笑顔 持っている |
雨傘昨宵 あなたが忘れていった雨傘 水玉模様がほろほろと ぼくの晩のお使い一緒にね 斜に飾せば五月晴れ 飛んで往き来の濡れ燕 傘はきみに逢いたいよっていってるよ ぼくも少しは逢いたいよな気もするし こんど雨の日遊びに来ませんか だからどうぞ遊びに来てください でももう逢いには来ませんか もう逢いになんか来ませんよね あなたに伝えたいぼくの本当を こんな切ないペンで書き切れぬのなら いっそのこと喉掻き切れた方がどんなに 楽だろうにねと想いつつ 楽だろうにねと想いつつ 昨宵きみに書いた水色手紙 水玉泪で虹が架かり 煙草で火を付けもしてしまった こんど雨の日逢いに行きたいな 傘も逢いたいっていってるし ぼくもほんとに逢いたいし こんど逢えませんか いやもう逢えませんね もう逢うのなんてだめですよね ぼくさえあの時大人しくしていて きみを識らぬふりできていたら 五月晴れの中の夕立ちのように 束の間の雨宿りで済んでたらどんなに 楽だったろうにねと想いつつ 楽だったろうにねと想いつつ | あがた森魚 | あがた森魚 | あがた森魚 | | 昨宵 あなたが忘れていった雨傘 水玉模様がほろほろと ぼくの晩のお使い一緒にね 斜に飾せば五月晴れ 飛んで往き来の濡れ燕 傘はきみに逢いたいよっていってるよ ぼくも少しは逢いたいよな気もするし こんど雨の日遊びに来ませんか だからどうぞ遊びに来てください でももう逢いには来ませんか もう逢いになんか来ませんよね あなたに伝えたいぼくの本当を こんな切ないペンで書き切れぬのなら いっそのこと喉掻き切れた方がどんなに 楽だろうにねと想いつつ 楽だろうにねと想いつつ 昨宵きみに書いた水色手紙 水玉泪で虹が架かり 煙草で火を付けもしてしまった こんど雨の日逢いに行きたいな 傘も逢いたいっていってるし ぼくもほんとに逢いたいし こんど逢えませんか いやもう逢えませんね もう逢うのなんてだめですよね ぼくさえあの時大人しくしていて きみを識らぬふりできていたら 五月晴れの中の夕立ちのように 束の間の雨宿りで済んでたらどんなに 楽だったろうにねと想いつつ 楽だったろうにねと想いつつ |
あともう一回だけあともう一回だけ あなたが笑って あともう一回だけ わたしがサヨナラする あともう一回だけ あの日を見せて あともう一回だけ わたしがサヨナラする あともう一回だけ あなたが笑って あともう一回だけ あの日を見せて あともう一回だけ あなたが笑って あともう一回だけ わたしがサヨナラする | あがた森魚 | ツジコノリコ | ツジコノリコ | | あともう一回だけ あなたが笑って あともう一回だけ わたしがサヨナラする あともう一回だけ あの日を見せて あともう一回だけ わたしがサヨナラする あともう一回だけ あなたが笑って あともう一回だけ あの日を見せて あともう一回だけ あなたが笑って あともう一回だけ わたしがサヨナラする |
あこがれそして港b湧き立つ白雲にうれしさこらえて だからいたずらに だからいたずらに 笑っていれたよ ゆらめく階段を 一人っきりでおりて 泡だつ海岸 一人泳いだ夏 キスのことも知らずに まだ僕は16のままだった 君のことも知らずに 港いっぱい果実が浮かんでいたのだから まちきれない夏の坂を埃にまみれて だから走って 走って逃げ出して 知らんぷりしてたよ ゆらめく鉄塔を 一人っきりでおりて 泡だつ海底 届くばかりの丘(おか) キスのことも知らずに まだ街は16のままだった スキだとも知らずに 空いっぱい果実がうかんでいたのだから ただただその日のことは だからだからその日のことは もう忘れてほしいよね 街はかわってしまったのだから ただただその日のことは だからだからその日のことは もう許してほしいよね 僕もかわってしまったのだから だから だから だから だから だから だから だから だから もう忘れてほしいよね 今は変わってしまったのだから キスのことも知らずに まだ僕は16のままだった 君のことも知らずに 港いっぱい果実が浮かんでいたのだから キスのことも知らずに まだ街は16のままだった スキだとも知らずに 空いっぱい果実が浮かんでいたのだから だから だから 憧れていたん だから だから だから 大好きだったん だから だから だから だから だから | あがた森魚 | あがた森魚 | 谷口博史 | | 湧き立つ白雲にうれしさこらえて だからいたずらに だからいたずらに 笑っていれたよ ゆらめく階段を 一人っきりでおりて 泡だつ海岸 一人泳いだ夏 キスのことも知らずに まだ僕は16のままだった 君のことも知らずに 港いっぱい果実が浮かんでいたのだから まちきれない夏の坂を埃にまみれて だから走って 走って逃げ出して 知らんぷりしてたよ ゆらめく鉄塔を 一人っきりでおりて 泡だつ海底 届くばかりの丘(おか) キスのことも知らずに まだ街は16のままだった スキだとも知らずに 空いっぱい果実がうかんでいたのだから ただただその日のことは だからだからその日のことは もう忘れてほしいよね 街はかわってしまったのだから ただただその日のことは だからだからその日のことは もう許してほしいよね 僕もかわってしまったのだから だから だから だから だから だから だから だから だから もう忘れてほしいよね 今は変わってしまったのだから キスのことも知らずに まだ僕は16のままだった 君のことも知らずに 港いっぱい果実が浮かんでいたのだから キスのことも知らずに まだ街は16のままだった スキだとも知らずに 空いっぱい果実が浮かんでいたのだから だから だから 憧れていたん だから だから だから 大好きだったん だから だから だから だから だから |