TSUMIKIHAYABUSA | HAYABUSA | 松本英子 | 橘哲夫 | 五十嵐宏治 | 今も あの部屋からの 景色とても好きだから 時々は☆を数え 寂しさ紛らす そっと二人で重ねた 時間はツミキのようで あとひとつ置いたらすぐに 崩れてしまいそう 形のないものに僕たちはまた 確かめられるもの求めていた 窓の向こうに見慣れた空 どこまでも遠くて 愛しているけど「さよなら」 つぶやいた時 涙があふれた もう戻れないとあの空さえ知っているのに どうしてあなたの言葉を 今でも信じてしまうんだろう 何度 考えてみても 褪せない思い出の日々 シアワセな映像を映して 心を曇らせた 足りなかったモノは自由じゃなくて ただ許し続ける強さだった 窓の向こうに見慣れた空 どこまでも遠くて 愛しているけど「さよなら」 つぶやいた時 涙がこぼれ落ちた 戻ることのないあの日たちから本当にさよなら この手で最後のひとつを置かせて欲しい 明日から一人きり歩いて行くために |
僕たちの時間HAYABUSA | HAYABUSA | 馬場俊英 | 馬場俊英 | 五十嵐宏治 | 答えの出せない日々を 忘れたふりして わざと置き去りにされた ふたりの時間 木漏れ陽のようにやさしく 時は流れた だけど 君の生きる場所はここじゃないこと 僕は気付いていた 君は迷っていた だけど ふたりは勇気が無くて 部屋の中で抱き合った 夜のとばり 君の寝息 時計の針が 止まったままで 錆びてしまう その前に 帰らなくちゃ 戻らなくちゃ 君はあの場所に これ以上 もう奪えない 君の時間を 気まぐれで贈った花に 君ははしゃいで 水に挿しながら流しで そっと泣いていた 君を失くせない 君を離したくない 同じ気持ち繰り返したまま 季節が通り過ぎて行く 君のそばで 君の横で 生きる夢を見た ああ ただ君と居れるのなら それでいい 何日でも 毎日でも そばに居て欲しい どうしても できなかった 君とさよなら 本当の幸せはここには来ない これ以上 もう奪えない 君の時間を |
迷いながらHAYABUSA | HAYABUSA | 押田誠・馬場俊英 | 押田誠 | 五十嵐宏治 | 知らないことや 分からないことに 無理にその答えを 出さないで 探してみても 見つからないなら それはまだどこにも ないんだ 大切なものは何? ため息まじり 問いかければ いつの間にかつまらなく生きてる だけど 胸にいつも 君がいる 僕らは迷いながら 時の行くまま 曖昧な答えを出して 与えられたものから 選ぶだけなら 今ここにいる 意味のひとつも見えない 遠い世界の 百万粒の涙 テレビの前で君が 泣いたら 君がこぼした 一粒の涙 ただそれを僕は 守りたい いちばん怖いことは何? 世界の終わり? 小さな嘘? 忘れていた大切な痛みを 思い出すことが出来るのなら 僕らの迷いを解く あの日見た夢 幼さに手を振るだけで 見送るだけの日々は もう終わらせて 踏み出して行く 明日の僕を見せたい 寂しそうな 瞳をしないで 君と描いてく ふたりの未来に 何の翳りも無いと 誓うから いつか大切な何かを 守ることが出来るその日まで 僕らは迷いながら 時の行くまま 曖昧な答えを出して 与えられたものから 選ぶだけなら 今ここにいる 意味のひとつも見えない |
朝凪半崎美子 | 半崎美子 | 半崎美子 | 半崎美子 | 五十嵐宏治 | 広がる空は大地を残し 生まれ変わった鼓動を刻む 夜を凌いだ水鳥たちは そっと朝に帰るだろう 連なる山は朝日を望み 雲間に伸びる希望を歌う 凪を忘れた大海原は そっと我に返るだろう 悲しみや苦しみを そっと送り出そう 朝が来たら見送ろう 次の岸まで 乾いた風が呼吸をしたら ざわめきだした白樺 香る 夜明けを告げた露草たちは 優しい青を放つだろう 喜びや慈しみを そっと救い出そう 包み込んで見守ろう 次の空まで 美しい故郷の影を思い出して ここへ来たら手を取ろう 次の旅まで 悲しみや苦しみを そっと送り出そう 朝が来たら見送ろう 次の路まで 異なる声は昨日を溶かし 互いの傷に心を交わす 愛を繋いだ命はやがて そっと明日に満ちるだろう |
鮮やかな前途半崎美子 | 半崎美子 | 半崎美子 | 半崎美子 | 五十嵐宏治 | どこへ行こうとも変わりはしないさ 時代はいつも後追いなのさ 先回りして待っていてね 必ず辿り着くから 忍ばせていた声を高らかにあげよう 私は歩き出そう 名残のない道を 新しい足跡をつけて その先で会おう 責任はいつも隣り合わせで 答えはいつも後付けなのさ キレイな幕開けは似合わないから 分かち合えない孤独を朗らかに歌おう 私は歩き出そう しるべのない未知を 宛のない道草をして その先で会おう 私はどこまで行こう 名残のない道を 果てのない足跡をつけて その先で会おう その旅で会おう その度出会おう あの場所はいつか この場所になる 明日はいつも待ちわびている |
あの海に帰りたいなら半崎美子 | 半崎美子 | 半崎美子 | 半崎美子 | 五十嵐宏治 | あの海に帰りたいなら この道を通って行きなさい あの空に帰りたいなら 夕暮れを待って発ちなさい あなたの声はここに届いている 小さく震えながら聞こえている 大きな海へ出ようとして ここまで泳いできたのね この先へ行きたいなら 私を倒して行きなさい それでも行くというのなら ここで出会った意味が無い 微かな合図を受け取ったなら 新しい朝をあなたに贈る 大きな海へつながっている この河で出会えたのだから あなたの夢は今も続いている あの星は叶えるのを待っている 正しい場所へ出ようとして どこにも行けなかったのね 大きな海へ出ようとして ここまで泳いできたのね |
稲穂半崎美子 | 半崎美子 | 半崎美子 | 半崎美子 | 五十嵐宏治 | 黄金色に輝く 稲穂のきらめきよ 巡る季節とともに歩むこの道よ 茜色に暮れ泥む 夕陽の瞬きよ まだ誰も知らない朝を渡るだろう 彼方に手を伸ばすように 高く高く舞い上がれ かざした心の行方は ずっと見守っている 東雲色に染まりゆく 大地のささやきよ 鳴り止まぬ鼓動が今日を連れてくる 明日に背を伸ばすように 絶えず絶えず立ち上がれ 離したこの手はいつまでも そっと祈っている Amazing grace how sweet the sound That saved a wretch like me. I once was lost but now I am found, was blind but now I see. |
生まれる前から半崎美子 | 半崎美子 | 半崎美子 | 半崎美子 | 五十嵐宏治 | 言葉の意味も知らないのに あのうたを口ずさんでいた 言葉を覚えるその前に あなたが歌ってくれたうた どんな時でもそばにあるのは かけがえのないうただった 言葉でうまく言えない時 あのうたが手をかしてくれた 言葉で足りないその時に あなたに届いてくれたうた こんな時こそ共にあるのは 混じりけのないうただった 眠れない夜孤独な夜 あのうたと共に目を閉じた どんな優しい言葉より 私を救ってくれたうた 生まれ変わるように導いたのは 祈りのようなうただった 生まれる前から聞いていたのは あなたの歌ううただった |
お弁当ばこのうた~あなたへのお手紙~半崎美子 | 半崎美子 | 半崎美子 | 半崎美子 | 五十嵐宏治 | おかえり 今日もからっぽのお弁当ばこをありがとう 毎日残さずきれいだね お弁当ばこのうた あなたの好きなものばかり 入れられないのよ 許してね 体のことも考えて作っているのよ 赤・緑(あお)・黄色の彩りと 栄養たっぷりのバランスと にんじん・ピーマン・セロリ あの手この手で入れてます 毎朝渡すお弁当は あなたへのお手紙 おかえり 今日はどうしたの? 残しているのねお弁当 心や体が弱いとき シグナルはお弁当 冷蔵庫が寂しいときは たまにシンプルになるけれど 愛情にしっかりフタをして もれないように包みました 毎朝渡すお弁当は 私からのお手紙 いつかあなたが大人になって 恋をしてダイエットなんて言うまでは 何があっても届けます あなたへのお便り 食べているところは 一度も見られないけれど 想像しながら作っています 卒業したら少し寂しくなるけど たまにはこうしてお便りします いよいよ今日が最後の日 からっぽのお弁当ばこの中から 「毎日どうもありがとう」 あなたからの手紙 |
感謝の根半崎美子 | 半崎美子 | 半崎美子 | 半崎美子 | 五十嵐宏治 | 言葉になる前に溢れ出したから ただ泣くことしかできなかった こんな時こそ ちゃんと胸を張って 届けたい想いがここにある ありがとう そっと見守ってくれて ありがとう ずっと支えてくれて ありがとう やっと見つけてくれて ありがとう 今日もそばにいてくれて いつかの種は静かに息づいて 雨も風も全部受け入れた どんな時でも しっかり根を張って 伝えたい想いが歌になる ありがとう 無理に笑ってくれて ありがとう 一緒に泣いてくれて ありがとう ちゃんとわかっているよ ありがとう やっと出会ってくれて 何もかもなくしてしまったような 気持ちになった時こそ 少しずつ そう少しずつ 感謝の根が深くなる ありがとう そっと見守ってくれて ありがとう ずっと支えてくれて ありがとう やっと見つけてくれて ありがとう いつもそばにいてくれて 花は枯れ落ち土に還るように いずれ同じ場所に戻る 最後に残った感謝だけがそっと 根を張り続けて生きていく |
桔梗の咲く頃半崎美子 | 半崎美子 | 半崎美子 | 半崎美子 | 五十嵐宏治 | 気が付けばまたこの季節 薄紫の桔梗が咲く頃 あなたが大事に育てていた庭先の花 幼い頃あなたの差し出した ひとさし指を強く握っていた あの指は誰よりも優しくぬくもりだった いまあなたに会えたらもう一度聞きたい 傷口をさすりながら言ってくれた「大丈夫」 私も少しずつあなたの年齢に近づいてきたからか よけいに側に感じています あなたはいつの日も気丈に振る舞って 自分より私のことを気遣い続けていた 最後の最後まで母親でした いつだって心配ばかりされるのは私の方で 寝たきりになってもまだあなたは心配いらないと言う もしあなたに会えたら今度こそ言いたい 心にもないことを言ってしまってごめんね 私も母になりあの涙の意味が 今になってわかったと もう伝えられないけれど あなたのような母になれているでしょうか 迷った時 あなたならといつも考えています いつまでも私は子供のままでした 五つの花びらが繋がって咲いている 途切れる事のない絆 教えてくれた人 最後の最後まで残してくれた人 |
草笛の声半崎美子 | 半崎美子 | 半崎美子 | 半崎美子 | 五十嵐宏治 | いつでも帰りたい場所は たったひとつだけで 懐かしいあの景色は 時が経つほど色濃くなった 草笛の鳴く土手や干し草の匂いも 美しい風に寄せて聞こえてくるよ 孤独な夜ほど 生まれて初めて見た空 あの海の輝きは どこにいても心の中広がっている 霜がおりる朝や 雪解けの小路に 芽吹いた夢を乗せて 色鮮やかに描いてみせた ケンカして出て行った日も 泣いて帰った日も 語らないでもわかる 何も言わずに迎えてくれた 離れて初めて見た空 埋まらない寂しさを 流れの速い雲の群れが隠していた 別れを告げたあの空は いつまでもここにいた どこまでいっても故郷に通じていた あなたの声が聞きたくて この空に探していた 私の心を残した夕映えの空 |
心の活路半崎美子 | 半崎美子 | 半崎美子 | 半崎美子 | 五十嵐宏治 | 今日の続きを誰か教えて 明日になる前に 優しい気持ちで窓をたたいて 起こしてほしい 明日の続きはわざと忘れて 今日だけを見よう 虚しい気持ちは洗い流して 起き上がろうか 足りないものなどない 生きている限り 受け入れた今日の日は やがて路になる 夢の続きをいつも背負って 暮れゆく日を 等しい気持ちでもう一度 渡れるだろうか 留まるものなどない 生きている限り 繋いだ寂しさを 分かちあうために 誰かのためこの路を引き返せるだろうか あなたは迷いもせず戻るだろう 癒えないものなどない 生きているならば 探していた朝は 今もここにある 足りないものなどない 生きているだけで あなたがいる限り 今日も陽は昇る |
色彩半崎美子 | 半崎美子 | 半崎美子 | 半崎美子 | 五十嵐宏治 | 型落ちの自転車に夕陽がおりる頃 さびついた世の中が夜を預けていく 欠け落ちた半分に今も会えなくて 張り付いた約束が夜風にこだまする あぁ今日もまた探している あぁどこにもいない この街にも 声にならない 色もつかない 思いを抱えている 落書きの自販機が闇を照らす頃 場違いな看板が人波に溶けていく あぁ少しでも揺れたなら あぁこぼれてしまうこの気持ちと 音も鳴らない 味もしない 身体はどこへいく 離れられない あなたがいた記憶を辿っている |
深層半崎美子 | 半崎美子 | 半崎美子 | 半崎美子 | 五十嵐宏治 | あなたをなくした悲しみと あなたと出会えた喜びの 二つを海に沈めたら同じ速さで落ちました あなたが残した思い出と あなたと交わした約束の 二つを空に放したら両手に残ったままでした 振り向けば光るあなたの欠片を 時としてつたう涙に代えて 気がつけば浮かぶあなたの言葉を 繰り返しつなぐ届かぬ日々に あなたをなくした悲しみと あなたと出会えた喜びの 二つと共に生きていく あなたと共に生きていく |
天国3丁目半崎美子 | 半崎美子 | 半崎美子 | 半崎美子 | 五十嵐宏治 | あの角を曲がったら もうお別れなんて 風も雲も星達も教えてくれなかった 眩いほどの思い出と しっかり手を繁いだら ライラック通りを抜けて 最後の橋を渡ろう 雲の星座を頼りに あなたを見つけるから大丈夫 コバルトのさざ波を揺らし 光を送るからね あの丘をのぼったら海鳴りの音がする 次の時代も必ず出会おう この場所で 拭いきれない涙と しっかりサヨナラしたら ポプラ並木を見下ろして 最初の虹を渡ろう 時の方舟に乗って 移り気な蝶達と踊ろう 雪虫のリズムに合わせて 同じ夢を見よう 拭いきれない涙と しっかりサヨナラしたら ポプラ並木を見下ろして 最初の虹を渡ろう 月の旋律を泳いで あなたに会いに行くその日まで 一面に咲く百日草 歌に乗せて送るからね 歌に乗せて送るからね |
夏花火半崎美子 | 半崎美子 | 半崎美子 | 半崎美子 | 五十嵐宏治 | 寄せては返す波間に もう二度と出会えない あなたを重ねて揺られていた 思い出ばかり増やして 退屈を分け合った 何もない それがよけいに二人をそっと近づけていた 漂う間だけ壊れずにいた 泡のような日々だったけど 水面のようにきらきら輝いていた もう帰らない あなたがいた夏の日 焦げ付く太陽の余熱を夜風に沈めた 今も離れないのは あの日みた夏花火 ゆっくり落ちる光のつぶ 音もなく消えていった 砂に足をとられ動けなかった このまま季節だけがあなたをさらって 終わったはずの花火を水に入れたら なぜだろう 小さな音がして また胸が軋んだ 忘れたはずだった あなたとの夏の日の 最後に消えた光のつぶ 今もまだ残っている 今もただ残っている |
ふたりの砂時計半崎美子 | 半崎美子 | 半崎美子 | 半崎美子 | 五十嵐宏治 | 並んだ心が離れた日もあったけれど 紡いだ思い出が何度も手を貸してくれた 運命と呼べる出会いだったと 気づくのが少しだけ遅くなったけど 良いときも悪いときも 変わらずそばにいてくれたね どんな日もあなたがいたから どこまでも強くなれた そっと拾った言葉を今抱きしめている きっとあなたは覚えていないでしょう こぼれ落ちていく日々の底に 重なり合っていく ふたりの足跡 辛いとき苦しいとき 必ずそばにいてくれたね 何より揺るぎない想い 今日だけ伝えさせて 前より優しいその背中 頼りない笑顔も 愛しさに変わる時の流れに こうして寄り添っていたい そしていつか 最後の一粒が落ちる その瞬間がやってくるその日まで さらさらと音も立てず 降り積もるような刻を ささやかでいいあなたと この先も生きていきたい |
風の中の I Love You馬場俊英 | 馬場俊英 | 馬場俊英 | 馬場俊英 | 五十嵐宏治 | 明日 街角で何かに巻き込まれて 僕らもう二度と 会えないかも知れない ところで こんなに静かな夜には 今年も小さな 冬の足音が聴こえてくる 愛に漕ぎ出した僕ら 世界にふたりだけ 月の光に照らされ 波に揺れながら ささやかな 毎日を分け合えば I love you ふたりのために I love you 君はテーブルで ページをめくっている 僕は寝転んで 君の横顔を眺めている 君のそばにいるだけで 心が強くなる 風の中の灯火を 両手でつつんで 絶やさずにいることが 生きること I love you ふたりのために I love you I love you 心をこめて I love you ざわめく街に明かりが灯る 今年も終わりだね ほんとうにありがとう I love you… I love you… I love you… 愛に漕ぎ出した僕ら 世界にふたりだけ 海の深さや広さを 知るたびに 怖くなるけれど 君がそばにいるだけで 心が強くなる 風の中の灯火を ふたりで守って ささやかな この毎日をいつまでも I love you ふたりのために I love you I love you 明日のために I love you I love you 心をこめて I love you |
さがしもの馬場俊英 | 馬場俊英 | 馬場俊英 | 馬場俊英 | 五十嵐宏治 | さよなら 僕の光 ふたりで描いた日々 分かり合えたあの日はもう ここにも どこにもない はなればなれになる前に こぼれ落ちてしまう前に さがすべきものが いくつもあった すれ違いはなんとなく 誰のせいでもなくて お互い心を寄せることも 忘れていた いつでも出来ることだと いつまでもやらずにいた いつでも言える言葉を いつでも言わずにいたね ふたり めぐり逢ったあの日のように ふたりで笑いたかった 意味のない話の途中で 本当のこと伝えたかった 淋しいときには 君に淋しいって言えばよかった さがすべきものは いつも君だった 夕暮れが街並を やがて染め抜いて 結局 僕は君の何になれたのだろうかと 歩道橋で立ち止まり 選ばなかったあの道や 歩かなかったこの道を 寄り道をして来なかった 心がまた振り返る 今も こんな日にはどこか遠く ふたりで行きたかった 小さかった想いも全部 言葉にすればよかった 忙しくて 疲れて ずっと 君の話を聞かなかった さがしたいものが いくつも いくつもある いつの間に はぐれてしまったのか めぐり逢ったあの日のように もう一度 笑いたかった 意味のない話の途中で 本当のこと伝えたかった 苦しいときには 君に苦しいって言えばよかった さがすべきものは いつも君だった 君だった ふたりで笑いたかった さがすべきものは いつも君だった |
主人公馬場俊英 | 馬場俊英 | 馬場俊英 | 馬場俊英 | 五十嵐宏治 | 映画を観るのなら 今日は青春映画にしよう 友情と恋のドラマ 涙と旅立ちのストーリー ふたりが出逢ったのは たしかに偶然だったけれど その手を握りしめたのは 気まぐれなんかじゃなかった カメラが回り出し 僕らは歩き出す 寄り添う街角のChapter One 素直になれなくて 涙こぼれても 互いに夢中で愛してた あのフレームの中で あのぬくもりを あの胸の高鳴りを あの情熱を 分かち合ったあの日 あの輝きを あの汗のきらめきを あのときめきを まだ覚えているか 涙を拭いたら もう一度 Oh Yes 物語の中へと 映画を撮るのなら 僕は照明係になるよ 君が闇に迷う時は そっと明かりを灯したい 通り過ぎた場所や 無情な季節の中に 消せない傷や 痛みがある 泣きたい時には 泣いてもいいんだよ そのままの君を写したい このフレームの中に あの輝きを あの愛のきらめきを あのときめきを その手に抱きしめて 数えきれない 悲しみの後ろには 数えきれない ドラマが待っている 涙の数だけ 笑えるさ Oh Yes 物語の中へと 古い写真をめくりながら そこにあった優しさに 今気づく レンズのこちら側から 幼い君を見つめていた 誰かの眼差しが教えている いつだって 今だって 君が主人公なんだと 苦しい時には そう言っていいんだよ 君の為に幕はまた上がってゆく さあフレームの中に そのぬくもりを その胸の高鳴りを その情熱を もう怖がらないで その輝きを その汗のきらめきを そのときめきを もう誤摩化さないで ドラマのつづきを もう一度 Oh Yes 物語の中へと 涙を拭いたら もう一度 Oh Yes 物語の中へと 振り向けば足元に 歩き終えてしまった道がある 僕らは立ち止まり 今 空を見上げている |
人生の復路 ~ My Homeward Journey馬場俊英 | 馬場俊英 | 馬場俊英 | 馬場俊英 | 五十嵐宏治 | 過ぎし日々の 声に耳を澄ませば 急ぎ足で行く いくつもの場面 この胸に なりたい自分に なれぬ自分を責め 叶えたい夢が 叶わない明日を 憂いでいた 君に めぐり逢えるまでの Yesterdays You are my love. どんな言葉で 飾るよりも 心を込めて 君に花束を 長い旅路を 君と折り返して いつか来た この道を 未来へと 歩き出せる 気がつけなかった 花の美しさを もう一度 この街で ふたり 探そう You are my life. 寂しいときに 思い出す歌 君と歌えば 希望が鳴る 時を旅する 花も冬を越える 僕たちの この想いは 変わらない 何が来ても 待ち切れなかった 愛や夢のそばで ゆっくりと この道を ふたり 歩こう この想い 変わらない いつまでも ずっと |
STATION馬場俊英 | 馬場俊英 | 馬場俊英 | 馬場俊英 | 五十嵐宏治 | 背中を抱いたら 二度と離さない 大丈夫だよ 僕らうまくいくよ 君の 君の そばで生きてみたかった どうしても たどり着いた ふたり 夜のSTATION 誰もいない 街の果て いつかはみんなが しあわせになれるよね 仕方がないってさ 許してくれるよね 何も 何も 壊さないで もう君を愛せない これでいいって 君を抱いたSTATION 次の列車には乗れるよね 寄り添う影 ありふれた毎日 改札の向こうに こぼれないで 涙よ 消さないで 何も見えなくなる ああ 僕ら これからどうなるんだろう? 大丈夫だよ きっとうまくいくよ 君の 君の そばで生きてみたかった どうしても これでいいって ふたり泣いたSTATION 誰にも奪えないこの想い 背中を抱いたら 二度と離さない 車輪の音が 遠く 近づいて来る |
N o.1馬場俊英 | 馬場俊英 | 馬場俊英・杉山清貴 | 馬場俊英 | 五十嵐宏治 | 小さかった君を 連れてここに 来たのは もう遠い夏 砂に座り 少し話そう この頃はどう? 人を信じ 愛すること 難しいだろう Teardrops その涙を I love you 拭ってあげたい 覚えているか あの頃は いつも僕が 君のNo.1 波を受け 滑りだすSurferたち 遠くに眺めながら たまには僕を頼っていいんだよ 慎重で臆病なところは僕に似ている 急がないでいい Someday 君の扉を One day 開けてあげたい 未だ見ぬ世界で 何に出会うだろう 心配ないさ 忘れないでいて 君が望んだとき 僕は そこにいる Teardrops その涙を I love you 守ってあげたい 友達にも 恋人にも負けない 僕が 君のNo.1 「バカじゃないの?」って笑いながら 家に帰ろう 横顔で微笑む 君は 紛れもなく 僕の 永遠のNo.1 |
八月のレイン馬場俊英 | 馬場俊英 | 馬場俊英 | 馬場俊英 | 五十嵐宏治 | 降り出した 土砂降りの 街は雨 どこまでも 落ちてくる 夏の雨 通り過ぎて行く WAGONが飛沫を跳ねながら 僕たちは走る テレビドラマの主役さ まるで 太陽が泣いている 街は雨 びしょ濡れの 君が笑う 夏の雨 風が吹いて来る 幾千の雨粒 すり抜けて 物語が 今 次のページへと急いでいる 君の唇に触れるたびに 空に稲妻が走り抜けて 心撃たれるようさ どこまでも 君を好きになる 夏の終わり 手のひらに ひとしずく 八月のレイン 黙り込むふたり 変わりはじめてる 何もかもが 今 長い口づけを交わすたびに 胸にせつない風が吹き抜け 心飛ばされそうさ 雨の街 君を抱きしめる 強く また強く Rain rain rain rain rain, in the rain. |
プロポーズをもう一度馬場俊英 | 馬場俊英 | 馬場俊英 | 馬場俊英 | 五十嵐宏治 | 毎日作るお味噌汁でも なにか違うときがあるよね 何千回炊いたご飯でも 季節で加減が違うのさ 24時間 週に7日 毎日元気じゃなくてもいい 泣いたって 拗ねたって 僕に当たってもいいのさ 少しくらいならね 悲しいときには笑いましょう 嬉しけりゃ泣きましょう 今日は「君」を お休みして 少しだけ楽しもう しっかり者だね えらいねと 言われて期待に応えてきた 長女で生まれた君だから 自分のことは後回しさ 春夏秋冬 朝昼夜 誰かのためじゃなくていいんだよ はみ出して 抜け出して カボチャの馬車に乗れよ 元祖 僕のシンデレラ リズムに合わせて踊りましょう 恋人にまた戻ろう もう一度 プロポーズさ 僕の手を取ってくれよ 365ピースのパズル ひとつひとつバラバラだけど あれだって これだって やがてあるべき場所に 収まる日が来る 星降る夜空を見上げながら 君を抱きしめるのさ いつまでも いつまでも 僕のそばにいてくれ リズムに合わせて踊りましょう 恋人にまた戻ろう もう一度 プロポーズさ 僕の手を取ってくれよ 週に7日 カレーライスでいいさ 君をフルコースでくれよ |
真面目に適当にいい加減に、でも真剣に馬場俊英 | 馬場俊英 | 馬場俊英 | 馬場俊英 | 五十嵐宏治 | 一限目は国語の授業 便箋に向かって Love Letter 消して 書いて 破り 机の中に眠ってる 恋することのもどかしさ 言葉にすることのバカらしさ Ah それでも 気持ち伝えたい 二時間目は体育の授業 人生は一人きりのレース 先頭突っ走りながら 最後尾を行くよ 一年坊主だった あの頃の僕らで行こう ウサギを気取らず カメで良しとせず ちょうどいいって何だっけ 僕らしいってどうだっけ 相応しいってこうだっけ 自信がありそうで なさそで ありそで 今日も考え中 真面目に 適当に いい加減に でも真剣に 真面目に 適当に いい加減に でも真剣に とても真剣に 今日も真剣に 窓を眺めている 三限目は数学の時間 割り切れない気持ち並べて 加減乗除 和差積商 ドライに割り切ってみよう 正解って無情だね でもなにかヒントがあるかもね 今の自分の 今の答えを出してみよう カッコいいって何だっけ 男らしいってどうだっけ 思いやりってこうだっけ 答えがありそうで なさそで ありそで 今日も考え中 みんな考え中 真面目に 適当に いい加減に でも真剣に 真面目に 適当に いい加減に でも真剣に とても真剣に 今日も真剣に 雲を数えている 真面目に 適当に いい加減に でも真剣に 真面目に 適当に いい加減に でも真剣に 真面目に 適当に いい加減に でも真剣に 真面目に 適当に いい加減に でも真剣に とても真剣に 今日も真剣に 明日を考えている |
待ち合わせ馬場俊英 | 馬場俊英 | 馬場俊英 | 馬場俊英 | 五十嵐宏治 | もしも君に逢えるのなら まず初めにどんな話 もしも君に逢えるのなら まず初めにどこに行くだろう 街を歩いて 好きな映画を観て 駅のホーム 椅子に腰掛けて 夕暮れの風に肩寄せて ふたり… 君を何度 忘れても 知らずにまた考えてしまう 何度 君をあきらめても 何度 君を胸にしまっても 通り過ぎる人並みに紛れ ふたりでまた 待ち合わせしよう 場所もない 時間もない ただ瞳閉じるだけ もしも君と他愛のない 喧嘩をするならどんなふうだろう 僕も君も意地を張るから ゴメンの合図を決めておこう そして夜に さよならするなら どんな言葉 ふたり交わすだろう? 「電話するよ」「また明日」 それとも… 君を何度 忘れても 知らずにまた考えてしまう 何度 君をあきらめても 何度 君を胸にしまっても もしも願いがひとつだけ叶い もう一度抱きしめられるならば この世界のどこへでも 僕は君に逢いに行くよ ひとり彷徨い 記憶の街を歩く あの頃に帰りたい もう一度だけ戻りたい 君を何度 忘れても 知らずにまた考えてしまう 何度 君をあきらめても 何度 君を胸にしまっても もしも願いがひとつだけ叶い もう一度抱きしめられるならば この世界のどこまでも 僕は君に逢いに行くよ 何度でも 何度でも… |
向かい風は未来からの風馬場俊英 | 馬場俊英 | 馬場俊英 | 馬場俊英 | 五十嵐宏治 | 汗と 夢と 恋と 寂しさと 嘘と 涙と 虚しさと 足して 引いて 掛けて 割って 一晩中 青春の方程式は 今も解けない 走ることを やめたとき答えが わかるなんて 悔しいじゃないか たった ひとつ わかることがある 汚れないために 僕ら生きてるわけじゃない 泥にまみれ行こうじゃない 向かい風はきっと未来から届く風 強ければ強いほど 明日に近づいている 世界の隅っこで 必死にもがいてる君を 世界の隅っこで 必死にもがきながら どんな時も全力で 愛しているよ 勝負ならば どちらかが負けるさ グーも チョキも 罪はないのさ 上り 下り 押して 引いて 一休み 間違わないために 僕ら生きてるわけじゃない 恥をさらして ナンボじゃい 向かい風はきっと未来から届く風 強ければ強いほど 明日に近づいている 世界の隅っこで 必死にもがいてる君を 世界の隅っこで 必死にもがきながら 元気そうじゃないかって 愛してくれよ 向かい風はきっと未来から届く風 強ければ強いほど 明日に近づいている 世界の隅っこで必死にもがいて 世界の隅っこでもがき続け 世界の隅っこで 必死にもがきながら どんな時も全力で 愛しているよ |
ラストフライト馬場俊英 | 馬場俊英 | 馬場俊英 | 馬場俊英 | 五十嵐宏治 | 誰よりも早くフロアーに着いて いちばん最後に家路につく ビルの壁のデジタルの数字が もう明日へと急いでいる 今日も最後まで ちゃんと君らしく 君は君をやり終えた Another Story, Another Season, Another Weekend, もうひとりの君に会いに行こう 僕ともう一度夢を見ようよ 空の果てをゆく風になって 忘れた夢をまた探そうよ 誰のためじゃなく 君のために Fly 声を枯らし 願いを込めて 誰かの分まで涙を流して 傷んだ胸や 冷え切った肩を 眠るまで抱きしめてあげて 春も夏も 秋も冬の日も いつも誰かのために生きて Another Season, Another Story, Another Day, 君に五番目の季節がめぐる ここでもう一度夢を見ようよ 最初の夢を叶えようよ なにもかも忘れて行こうよ すべてのものを全部許して 星の光も街の灯も ひとつ残さず君のものさ このラストフライト 僕ともう一度夢を見ようよ 空の果てをゆく風になって 忘れた夢をまた探そうよ 生まれた場所に飛んで行こうよ 憧れや願いを話そうよ 涙が枯れるまで泣こうよ 何もない場所に帰ろうよ 最後の旅を君のために Fly ラストフライト |
No.1馬場俊英 with 杉山清貴 | 馬場俊英 with 杉山清貴 | 馬場俊英・杉山清貴 | 馬場俊英 | 五十嵐宏治 | 小さかった君を 連れてここに 来たのは もう遠い夏 砂に座り 少し話そう この頃はどう? 人を信じ 愛すること 難しいだろう Teardrops その涙を I love you 拭ってあげたい 覚えているか あの頃は いつも僕が 君のNo.1 波を受け 滑りだすSurferたち 遠くに眺めながら たまには僕を頼っていいんだよ 慎重で臆病なところは僕に似ている 急がないでいい Someday 君の扉を One day 開けてあげたい 未だ見ぬ世界で 何に出会うだろう 心配ないさ 忘れないでいて 君が望んだとき 僕は そこにいる Teardrops その涙を I love you 守ってあげたい 友達にも 恋人にも負けない 僕が 君のNo.1 「バカじゃないの?」って笑いながら 家に帰ろう 横顔で微笑む 君は 紛れもなく 僕の 永遠のNo.1 |
泣けないラプソディ普天間かおり | 普天間かおり | 普天間かおり | 普天間かおり | 五十嵐宏治 | あの子がママになったって ほんのりあったかな知らせ 「似合わないよ」と冷やかしの言葉は 相変わらずのやりとり あたしもがんばってるし それなりに楽しんでるのに 家路を急ぐ人に追い越されて どこか置いてきぼり 悔しいとか そんなんじゃなくて あとからあとから 心細さ湧いてくる あたしもね 愛したい 愛されたいのに 傷つくのが怖い ほんとはね 泣きたいよ 泣きたいのに また平気なフリ もしもあのとき 別の道選んでたら違ってたかな 引き返したいわけじゃないけれど ぼんやり考えてる 今頃 彼(あいつ) どこでどうしてる? 昔を懐かしむなんて 後ろ向きかな ときどきね 苦しいよ 苦しいのに 立ち止まるのが怖い ほんとはね 感じたい でも戸惑うから 感じまいとしている ほんとはね 愛したい 愛されたいのに 傷つくのが怖い ほんとはね 泣きたいよ 泣きたいのに また平気なフリ |
恋なんて古内東子 | 古内東子 | 古内東子 | 古内東子 | 五十嵐宏治 | 人は誰でも忘れることが器用にできる だけどいちばん忘れたいひとは胸に残るの 昔 夕暮れがすぎて道端で泣いていたように そこにあるものが何にも見えない あなたのかわりが見つからない 恋なんてまたできるじゃない 世界中を歩き回れば あなた以上に好きになれる人が今も待っている 恋なんていつだってできる 愛するのはあなたじゃなくても きっと幸せみつけられる どんな場所にもある、恋なんて 小さな部屋が大きく見えるそんな夜には 不思議ね 不意にあなたの背中目に浮かんでる 昔 初めてのキスに心ごと震えていたように 泣きたくなるほど大好きだったの あなたのかわりが見つからない いたずらに吹き荒れる風にこの想いをいっそまかせて どこか遠くへ放てたならもっと強くなれるのに 恋なんていつだってできる 愛するのはあなたじゃなくてもきっと幸せ見つけられる どんな場所にもある、きっと 恋なんてまたできるじゃない 世界中を歩き回れば あなた以上に好きになれる人が今も待っている 恋なんていつだってできる 愛するのはあなたじゃなくてもきっと幸せ見つけられる どんな場所にもある、恋なんて |
淡路島増田政夫 | 増田政夫 | ますだおかだ増田 | ますだおかだ増田 | 五十嵐宏治 | 親父の車で渡った明石海峡 まだ橋もなく船の旅 朝陽に照らされ消えてく神戸の夜景に 子供のくせにせつなくなった 海辺を走り 五色浜に寝そべり 魚釣る親父の背中に大きさを ここは淡路島 親父を生んだ町 神戸からこぼれた涙の形 浴衣に着替えておどける 洲本の旅館の写真の俺は幼くて 親父とぶつかることなど知るよしもなく 酒飲みかわすこともないまま 窓から吹き込む玉葱の香りも 夕陽に照らされた燻(いぶし)の瓦にも ここは淡路島 親父が眠る町 神戸からこぼれた涙の形 今ならわかるさ 親父の不安や苛立ちも 父親と男で揺れる心の葛藤も 珈琲の味も ステテコと志賀勝の良さも 親父が夢に破れていたのも 何も言わなかったのも 橋から眺める神戸の夜景も 六甲の山のイカリの光にも いつも淡路島 親父を想う町 神戸からこぼれた涙の形 俺の目からこぼれた涙の形 |
防波堤増田政夫 | 増田政夫 | 馬場俊英 | 馬場俊英 | 五十嵐宏治 | 一人きり 辿り着いた フェリー乗り場の防波堤 波の音 風の匂い 橋の向こうに霞む街の色 別になんでもないけれど 久しぶりにやって来たよ 懐かしさと 寂しさが かわりばんこに 打ち寄せる 今ならわかることがある 君と過ごした夏の日 どれだけ歩いても どれだけ探しても 僕らは戻れない 心に染み込んだ 涙が乾くまで ここにいさせてよ ここで聴かせてよ 哀しみなんて 哀しみなんて どうすればいい カモメの群れ 眺めながら 季節外れの防波堤 時の流れが やりきれなくて 缶コーヒーを飲み干した 裸足のままで 歩いた道は 波に濡れた青春の日々 夕日が染めていた 君の横顔が 今さら愛しくて 心に絡みついた 糸をほどきながら 最後のあの夏の あの場所に戻っても 優しさなんて 優しさなんて oh どれだけ歩いても どれだけ探しても 僕らは戻れない 心に染み込んだ 涙が乾くまで ここにいさせてよ ここで聴かせてよ 思い出なんて 思い出なんて どうすればいい 哀しみなんて 哀しみなんて どうすればいい 夕闇が 降りてくる フェリー乗り場の防波堤 波の音 街の色 今ならわかることがある |
ブルー・スカイ ~あなたと飛びたい~松原健之 | 松原健之 | 松永伍一 | 藤澤ノリマサ | 五十嵐宏治 | つばさに 朝露光らせて いま飛んでいるのね 探しものはどこにあるやら わからないのに 天翔(あまかけ)る澄みきった羽音(はおと) 雲さえ癒やす ひびきよ 飛びたい わたしも飛びたい ブルー ブルー・スカイ 飛びたい わたしも飛びたい ブルー ブルー・スカイ ひとみに 赤い花映して いま飛んでいるのね いのち高くジャンプさせる 夢のひとすじ 天翔る澄みきった羽音 祈りを誘う ひびきよ 飛びたい あなたと飛びたい ブルー ブルー・スカイ 飛びたい あなたと飛びたい ブルー ブルー・スカイ 飛びたい わたしも飛びたい ブルー ブルー・スカイ 飛びたい わたしも飛びたい ブルー ブルー・スカイ ブルー ブルー・スカイ |
シラサギ水森かおり | 水森かおり | 半﨑美子 | 半﨑美子 | 五十嵐宏治 | 風にあおられようと黙って佇んでる 一羽のシラサギよ 鳴くこともせずに 空は何も言わずに今日を映してる 静かな姫沼よ 揺らぐこともなく 孤独を背負うとき いつも思い出す 明日(あした)を目指して飛び立った日の 青き私を見守った あの眼差し 巡り逢えた故郷(ふるさと) 未だ見ぬ景色 旅を続ける理由がある あなたに出会えたから 夕陽を背負いながら 渡る鳥たちよ 明日を探してさまよっていた あの日の私が見た夢が羽ばたいてる 辿り着いた故郷 懐かしい海 歌い続ける理由がある 再び出会うために 旅を続ける理由がある あなたに出会えたから |
WISH森山良子 | 森山良子 | 森山良子 | 森山良子 | 五十嵐宏治 | 風舞う街角 恋を灯し ため息あふれて あの日の小さな祈り 星屑が見つめてる 明日を目指す鳥の群れは 羽の色を銀に染めて 春の日の約束に 月はいつも満ちてた 降りそそぐ雨が 枯れた木々潤すようにいつか 時を彩る夢の色 涙の数鮮やかになれ 心と心が溶けあい めぐり逢えるように かがやく瞳がふれあい 許しあえるように 住みなれた街は今日も目覚めてゆく 朝の歌満ちて 指先を重ねるたび いつも守ってくれる 毎日始まる 新しい物語を信じて 風に立ち向かいたくましく しなやかに今生まれ変わる 草原を駆け抜けて 萌える夢を叫ぼう きらめく瞳で 窓辺に花を飾ろう 心と心が溶けあい 笑いあえるように かがやく瞳がふれあい 許しあえるように 草原を駆け抜けて 萌える夢を叫ぼう きらめく瞳で 窓辺に花を飾ろう La la la… |
幸せの場所森山良子 | 森山良子 | 西脇唯 | 森山良子 | 五十嵐宏治 | おぼえてるわ 出逢った日のことを 笑顔がとても やさしくてまぶしくて 笑いすぎて 涙がこぼれた いろんな事を とめどなく話してた 春のスミレも 夏のヒマワリも 二人の目に 息づいてる 大切な日々 泣かないで 泣かないで いつかきっと たどりつくから 満天の星のように 希望はいつも 見守ってる 時は過ぎて 噂も届かない だけど消えない「想い」たちは生きてる 晴れた秋の浮雲 冬は星座を数えながら 見つめあった 二人だけの 大切な日々 泣かないで 泣かないで 寂しくても くじけそうでも 幸せの住む場所が あなたの中 輝いてる 忘れない 忘れない 愛はずっと この胸に居る 眠れない夜を越え 咲き誇るように 輝いてる 泣かないで 泣かないで いつかきっと また逢えるから 満天の星のように 希望はいつも 見守ってる |
涙そうそう森山良子 | 森山良子 | 森山良子 | BEGIN | 五十嵐宏治 | 古いアルバムめくり ありがとうってつぶやいた いつもいつも胸の中 励ましてくれる人よ 晴れ渡る日も 雨の日も 浮かぶあの笑顔 想い出遠くあせても おもかげ 探して よみがえる日は 涙そうそう 一番星に祈る それが私のくせになり 夕暮れに見上げる空 心いっぱいあなた探す 悲しみにも 喜びにも 思うあの笑顔 あなたの場所から私が 見えたら きっといつか 会えると信じ 生きてゆく 晴れ渡る日も 雨の日も 浮かぶあの笑顔 想い出遠くあせても さみしくて 恋しくて 君への想い 涙そうそう 会いたくて 会いたくて 君への想い 涙そうそう |
やさしい気持ち森山良子 | 森山良子 | 森山良子 | 森山良子 | 五十嵐宏治 | あなたを想って 流した涙は 枯れても枯れても あふれてくる あなたにもらった 小さな花束 何度も何度も 嬉しくなる 空 雨あがりの虹 ほら きらめいている 言葉にならない 萌えたつ想いが 生まれて生まれて ため息つく あなたとつないだ 手と手のぬくもり 恋しく恋しく ほほにあてる 夢を乗せた船がゆく 街は夕暮れに燃えてゆくから 翼を広げて 舞い立つ水鳥 届けて届けて この心を あなたにもらった 小さな花束 何度も何度も 嬉しくなる |
あなたとならばLuxis | Luxis | 山上路夫 | 鈴木淳 | 五十嵐宏治 | あなたとならば 前を向いて歩ける 涙がでても すぐにかわくわ あなたとならば たとえ世界の果ての 凍りついた荒野にでも わたしはゆける 街の店コーヒーを 飲んでるだけで 二人の愛は 育ってゆくの あなたとならば 明日を信じてゆける 今日という日が 灰色だって めぐり会うこと はるか遠いところで 二人のため決められてた そんな気がする あなたとならば 歌を唄ってゆける 悲しいことも 耐えられるでしょう あなたとならば 生きる悩みを抱いて 生きてゆける二人の道 歩いてゆける 街はずれ星空を ながめていたら 流れ星ふたつ 流れていった あなたとならば 今はかすんだ未来 恐くはないわ 進んでゆける めぐり会うこと はるか遠いところで 二人のため決められてた そんな気がする 今日はもうあの空の 向こうに消えた 新しい時を 二人して待ちましょう あなたとならば 夜が淋しい時も わたしは待てる 朝焼けの時 めぐり会うこと はるか遠いところで 二人のため決められてた そんな気がする 眠る前に祈りたいの あなたのこと やさしい夢を見て おやすみなさい |