花の店吉田拓郎 | 吉田拓郎 | 岡本おさみ | 吉田拓郎 | 吉田拓郎 | なだらかな坂の途中 花の店がある 長い雨もあがったらしい 淡い光がさしてきた ぼくはいつも窓側の 同じ椅子に座り コーヒーなど飲みながら 店の方を見ている 恋人らしく、はなやぐふたり 内気そうな少女もいて 花の店は坂の途中 花の店は坂の途中 夕陽射す、ビルの谷間 花の店の前 なぜか人は立ち止まって ほほえみながら花を見る 春は春の花々が 彩りをそえて 訪れる人も流れながら また、変わってゆく 照れくさそうな男たちや 杖をついた老人もくる 花の店は坂の途中 花の店は坂の途中 ぼくはいつも窓側の 同じ椅子に座る 誰か先に居るときは またあとで、といって 季節の風を、身体に感じ それからまた、いつもの椅子に 花の店は坂の途中 花の店は坂の途中 |
純吉田拓郎 | 吉田拓郎 | 吉田拓郎 | 吉田拓郎 | 吉田拓郎 | 僕はアナタのすべてを 命がけでも欲しい 他の言い方はない 胸がジンジンふるえ 寝ても覚めていても 焼け焦がれてしまいそう 忙しい方々は 苦笑いするだけ アナタのなにもかもに 心奪われた瞬間から 頑なを通します 一途なままの僕 どけ どけ どけ 無関心な奴はどけ 寄ってたかって野暮が 恋の邪魔をする どけ そこ どけ 純情のお通りだ 男と女はいつも 求め合うのが いいさ 僕の命アナタに 捧げてしまっていいさ 男と女の距離は コブシ二つでいいさ 僕の命アナタに 捧げてしまっていいさ 僕が泣いているのは とても悔しいからです 人の尊さやさしさ 踏みにじられそうで 力を示す者達は しなやかさを失って ウソまみれドロまみれ じれったい風景でしょう より強くしたたかに タフな生き方をしましょう まっすぐ歩きましょう 風は向かい風 どけ どけ どけ 後ろめたい奴はどけ 有象無象の町に 灯りをともせ どけ そこ どけ 真実のお通りだ 正義の時代がくるさ 希望の歌もあるさ 僕の命この世に 捧げてしまっていいさ どけ どけ どけ どけ 情をなくした奴はどけ 生きる者すべてが 愛でつながれる どけ どけ そこ どけ 正直のお通りだ アナタの為の僕さ 悔し涙のままさ たぎる情熱の僕さ ゆれる心のままさ 僕の命アナタに 捧げてしまっていいさ 僕の命この世に 捧げてしまっていいさ |
僕を呼び出したのは吉田拓郎 | 吉田拓郎 | 石原信一 | 吉田拓郎 | 吉田拓郎 | 大人になるのは 死ぬことなのと 痩せた身体を 投げ出した君 激しい河に 流されまいと 夜に震えて しがみついてた ささくれだった 硝子の街を ふたり素足で 歩き続けた おんなじ痛みを 感じることが 恋することと 雨に打たれた 残酷な季節だったと 目の前の人が笑うよ あれからはどうしていたの 風のなか 想い出してた 少しはぐれたけれど 今日まで生きてきたよ 少しねじれたけれど 今日まで生きてきたよ 僕を呼び出したのは さがしものがあるの 僕を呼び出したのは どこかへ行ってみたいの 心のアザに ウイスキー注ぎ 倒れて泣けば 昨日は消えた 失うものが なんにもなくて 部屋の片隅 りんご飾った 橋の上から 恐怖と孤独 叫ぶ絵を見て わかると言った 僕にもわかると 答えた時に あれがサヨナラ だったんだよね 残酷な季節だったと 白い手の人が笑うよ 光るのは指輪だろうか まぶしくて顔をそむけた 少しはぐれたけれど 今日まで生きてきたよ 少しねじれたけれど 今日まで生きてきたよ 僕を呼び出したのは さがしものがあるの 僕を呼び出したのは どこかへ行ってみたいの 少しはぐれたけれど 今日まで生きてきたよ 少しねじれたけれど 今日まで生きてきたよ 少しはぐれたけれど 少しねじれたけれど |
そうしなさい吉田拓郎 | 吉田拓郎 | 吉田拓郎 | 吉田拓郎 | 吉田拓郎 | もぬけの殻でもいいじゃない 人は流れるものだから 後悔なんて 捨てなさい 風吹く路を 行きなさい 思えばつらい事だった でも悪いことばかり 続かない 新しい事を 始めよう 希望を抱いて 踏み出そう 新しい事を 始めよう 希望を抱いて 踏み出そう かなわぬ想いは 言いにくい 燃えては消える さだめでも 失望なんて やめなさい 涙をほほで 切りなさい 体の中に 誰かいる そんなに急いで どこへ行くんだい 描いた夢は そこにある 元気を出せば 見えてくる 描いた夢は そこにある 元気を出せば 見えてくる 描いた夢を つかむため 新しい事 始めよう 元気を出せば 見えてくる 勇気がそこに わいてくる |
夕映え吉田拓郎 | 吉田拓郎 | 石原信一 | 吉田拓郎 | 吉田拓郎 | 色とりどりに うつろいながら 時代よ どこへ 急ぐのか 昨日をまるで 汚れものだと 汚れものと脱ぎすてて どこへ急ぐ 刻(とき)は ためらいもなく 夕映えに燃えて 今日の残り火は また 星に砕けても 僕は誰にも 奪われない 愛する君を 振り返る 愛する君を 振り返る それほど人は 強くはなくて 時代に惑うことだろう けれど自分の うしろ影まで うしろ影を責めるなよ 笑うなよ 刻は うたかたの夢 夕映えに燃えて 無情であることだけが 闇を包んでも 僕は誰にも 奪われない 愛する君の そばにいる 僕は誰にも 奪われない 愛する君を 抱きしめる 刻(とき)は ためらいもなく 夕映えに燃えて 今日の残り火は また 星に砕けても 刻(とき)は ためらいもなく 夕映えに燃えて 今日の残り火は また 星に砕けても |
サマータイムブルースが聴こえる吉田拓郎 | 吉田拓郎 | 松本隆 | 吉田拓郎 | 吉田拓郎 | かなりやばい線になってきた 防波堤の上に 朝陽が射すよ 朝まで眠らないと 頑張った 君も猫のように 寝息たててる サマータイム・ブルース 潮風の中に聴こえたよ サマータイム・ブルース ほろ苦い歌が ぼくも淋しかったんだね ギターケース抱えて歩いたよ 何故かバスにのるより自由な気がして こんな馬鹿なことが出来るのも 20才になるまでさ それでいいよね サマータイム・ブルース 手当り次第に声かけて サマータイム・ブルース みんな振られたよ 君も淋しかったんだね 砂浜のキャンプで抱きあった 君もぼくも それが初めてだった 何もかも終わった 星の夜 誰かが PPM 歌っていたよ サマータイム・ブルース 青い夏のせいさ誰だって サマータイム・ブルース 人恋しいよ みんな淋しかったんだね サヨナラのあとで Tシャツの背中に気付いたよ 「バカ」って赤い 口紅の文字さ 君も淋しかったんだね みんな淋しかったんだよ サマータイム・ブルース サマータイム・ブルース |
この指とまれ吉田拓郎 | 吉田拓郎 | 吉田拓郎 | 吉田拓郎 | 吉田拓郎 | この指とまれ この指とまれ 君のまわりは変じゃないか 何か気づいた事ないか あいつはいつもの 笑顔でいるけど 胸の中にまたひとつ やばい事隠してる 友達づらして 手招きするけど 俺ら あいつを見捨てたよ この指とまれ この指とまれ ガキの遊びじゃあるまいに 俺ら お先にチョイトゴメン 俺ら お先にチョイトゴメン 信じることは義理じゃない 人の自由って何だったい 言葉たくみな奴等も だけどすべてにおさなくて あやつるつもりが 気づいたら不自由で 出まかせ言うな 愛など語るな 俺ら とにかく 大キライだね この指とまれ この指とまれ 甘いケーキは食えないよ 俺ら 明日にチョイトゴメン 俺ら 明日にチョイトゴメン 浮かれてるのは誰だってさ やましいこともあるもんだ 逃げたからって アンタなんかに ひきょうだなんて言わせないぜ 外の景色も人の心も 変わってきたけど 人間なんだ 忘れちゃこまるよ 俺ら 気ままでいいんじゃないか この指とまれ この指とまれ なぐさめもないのに 俺ら とにかくチョイトゴメン 俺ら とにかくチョイトゴメン この指とまれ この指とまれ この指とまれ この指とまれ |
one last night吉田拓郎 | 吉田拓郎 | 吉田拓郎 | 吉田拓郎 | 吉田拓郎 | とうとう最後の夜が来た 嵐を両手に抱きこんで 寝る前に叫びたい 淋しい顔を見せるな one last night 時には勇気が湧いて来た うなだれて旅をする時も 君に逢い いたずらな 瞳の動きを追うのも one last night 何かが出来ないわけはない たどり着けない道を行く 気がつけば意味の無い 軽率に流れるだけだ one last night かわいた心をうるおしたい時 見知らぬ男のつぶやきでさえも 信じないわけには いかないだろう どうして どうして ここにいるんだろうか 都会の悲しみ消えてくれ 人の苦しみ消してくれ 強者を 演じてる 政の好きなピエロに one more chance 怒りの声がかすれ行く 信じる者はくずれ行く 明日が無い 夢が無い 幸福買えない男に one more chance 安売り笑顔は欲しくない 人との交わり重すぎる 鎖から 解き放て 知りすぎた事も蹴散らせ one last night 疲れた身体を横たえたい時 誰かが後ろで話し合ってる 耳をふさいでも聞こえてくるだろう このまま眠れぬ夜と抱き合うだけさ |
7月26日未明吉田拓郎 | 吉田拓郎 | 吉田拓郎 | 吉田拓郎 | 吉田拓郎 | たとえそれが叶わない夢でも 自分を殺してまで生き続けるよりは 道ばたの小石になろうとも 今動かないよりはまだましなのさ 目まぐるしい時の流れなど 横目でにらみつければいい 変わらない心がある限り 人のそしりは通り雨のよう 幸福の大きさなど計れないもの 不幸の深さは闇の奥まで続く いずれに身をゆだねていたところで 明日が形を変えるわけじゃない 越えなければならないものがある 語らずに行かねばならない時がある コップ一杯の水を一息に飲み干して 朝のうちに外の雨を感じよう 言葉に酔いすぎた人々は 満足という定期便を待つばかり 心は貧しくなっているけれど 現実には充たされた気分 踏切を通過する満員電車 あらゆるため息をつめ込んでいる どこの駅で誰が降りようとも ベルにせかされ電車は走り出す 生きていくのがそれこそわずらわしい時がある 恥をさらすには それだけ利口になり過ぎて たけど船はまだ港の中 乗り遅れそうなのは誰 間に合うさ 間に合うさ 遅すぎる事は無い 人を愛したり 人を拒んだり 何かを奪ったり 束縛されたり 人生のメニューはいつも多すぎて 一つだけを選べないでいる つけっぱなしたままのブラウン管からは 欺瞞に満ちた笑顔とやさしさが 現実を伝えるニュースの合間に 土足のままで入り込んで来る 人は生まれた時すでに旅をしている 頭の中にそれぞれの地図を広げ 誰かとの出会いで立ち止っても 旅人を引き止める鎖は無い すべてが終わってしまったわけじゃない 今何かを始めればそれでいい 荷物をまとめようとしなくても その中の1つだけ携えていこう 生きていくのがそれこそわずらわしい時がある 恥をさらすには それだけ利口になり過ぎて たけど船はまだ港の中 乗り遅れそうなのは誰 間に合うさ 間に合うさ 遅すぎる事は無い |
Life吉田拓郎 | 吉田拓郎 | 吉田拓郎 | 吉田拓郎 | 吉田拓郎 | 僕は間違っていたんだろうか その日1日にすべてをかけて ただひたすらに走り過ぎれば 生きる事くらいうまく行く筈だと 河の水が海へ出る様に 心のままに人ごみをすりぬける そんな自分を許し過ぎたんだろうか 愛をたくみに あやつる人よ お前の心に住みついた悪魔は いともたやすく人生をもて遊び 正義の仮面を素顔に塗り代える 裏切りの日々に酔いしれて 愛するわずらわしさも知らないで 多くを語るな 何処かへ堕ちて行け 思い通りに生きていたい 誰もが願っているけれども ただ気がついたら肩を落として レールに添って歩いているだけ 横道にそれる者をあざ笑い 仲間同志で傷をなめあって 1人じゃ何も出来ない みんな美しいね 仕組みがあるから生きるわけじゃない 勝手なルールを押しつけないでくれ こちらを向けと言われて背いても 人が人として息づいているんだ やるせなさも通わない世の中に いつまでも流されてなるものか 悲しみの河に今漕ぎ出よう あゝ自由をこの身で感じたい 失ったものは記憶の中にない 遙かな旅を今終えた人よ 僕に逢って話してくれないか 淋しさが今日も又 一つずつ消えて行く 誰のせいでもないんだろうけれど |
旧友再会フォーエバーヤング吉田拓郎 | 吉田拓郎 | 吉田拓郎 | 吉田拓郎 | 吉田拓郎 | 久しぶりに逢えたのだから つもる話もかずかずあるけど 何だか胸がしめつけられて あなただけとにかく元気でなによりです 結婚してから十年になり 子供に追われる暮らしの中で 男の夢だけ捨て切れません 目の前のマッターホルンがまだなのです あゝあの頃よりは少し あゝ歳もとりました だけど 時には無邪気に はしゃいでみたいと フォーエバーヤング フォーエバーヤング 僕はといえば時計にはじかれ 灰色の街に吸い込まれている 今日一日の照れ笑いのすべてを ビールの泡と一緒に飲みほしてます 若かった頃が一番きれいでしょう 煙草をやめたりむやみに走ったり そんな毎日が立派だなんて 魂が熱くならなきゃ恥ずかしいだけ あゝあの頃よりは少し あゝ歳もとりました だけど 時には男だと 肩いからして フォーエバーヤング フォーエバーヤング あゝあなたの様な生き方も あゝ私の様な毎日も 人生なんだと 言えるでしょうか 随分歩いて来たようで 夢につまづいた日々に追われる フォーエバーヤング フォーエバーヤング |
ペニーレインへは行かない吉田拓郎 | 吉田拓郎 | 吉田拓郎 | 吉田拓郎 | 吉田拓郎 | 流れる雲の形みたいに 激しさに身を任す時は終わった 君とも幾度かひざつき合わせ 快い痛みを受け止め合ったね やさしさはすでに語り尽され 僕の口からは言葉が出て来ない 今夜もビートルズ メロディーはイエスタディ 色あせなかったのは4人の若者だけ 僕が知っている風景は今はもう 原宿あたりにも心の中にもない だから だから ペニーレインへは もう行かないよ 月日はどうしてそんなに急ぐんだろう 行き止まりの先には何があるんだろう もう僕達は眠った方がいい 穏やかな愛に抱きしめられて 懐かしさだけを追いかけたって 君の失ったものは帰らない こぶしをふるわせバーボンをあおっても わかってもらえない切なさが残るだけ 僕が知っている風景は今はもう 原宿あたりにも心の中にもない だから だから ペニーレインへは もう行かないよ 僕を愛していてくれたんだね この街も 通りも 店も テーブルも 別れの時が 夜明けが来たんだ どうしてこんなに 悲しくないんだろう 僕が知っている風景は今はもう 原宿あたりにも心の中にもない だから だから ペニーレインへは もう行かないよ |
大いなる吉田拓郎 | 吉田拓郎 | 吉田拓郎 | 吉田拓郎 | 吉田拓郎 | ロックンロールの 響きがいい あの娘しびれて くれるはず つっぱれ 意地はれ はりとおせ かまうじゃないぞ 風の音 雨にぬれぬれ 君と歩く 久しぶりだね こんな夜 送ってやろう 君の家まで 昔のように 肩よせて いずれの道も 避けるな いつでも 自分を 確かめろ 大いなる人生 手助け無用 言葉多くて 振り返る 人の笑顔に 恋焦がれ 涙流した 日のことが 今はどこかの酒のつま 立ち上がる時 噛みしめた ころんだ傷が 癒える時 男の夢を かなわさん 小さな声で 叫んだよ |
裏窓吉田拓郎 | 吉田拓郎 | 石原信一 | 吉田拓郎 | 吉田拓郎 | 夜明けに目覚めて 翔ぼうとすれば 裸の女が しがみつく おれの首筋に 咬みついて 棄ててゆくなら 殺すと叫ぶ おまえだけが 形あるものよ もの みな壊れ 風吹く街で 痩せた乳房に むしゃぶりつけば せめて爪立て ざわめきくれる ラジオの戦争 かすれてくのは くちびる奪い 吸ったから まやかしなのは どちらだろう 流せない血よ たわむれさわげ おまえだけが 記憶あるものよ 1秒前さえ 忘れる日々に 脚をからませ まぶしい白さ 男の牙を 誘ってくれる ついでに女よ 言ってみたんだ ためしに死んで みないかと 冗談なのさ 冗談なんだよ 死んだふりして まだ生きられる おまえだけが 命あるものよ そいつを愛とは 呼びはしないが 哀しいくらいに まぼろしならば 傷つけあって 痛みを分ける おまえだけが 命あるものよ そいつを愛とは 呼びはしないが おまえだけが 命あるものよ そいつを愛とは 呼びはしないが |
男達の詩吉田拓郎 | 吉田拓郎 | 吉田拓郎 | 吉田拓郎 | 吉田拓郎 | うすむらさきの 煙がゆれて ああ ああ 何て遠い昔なんだろう 君は嵐を 乗り越えたか そして 心は 満たされたか 星を数える 旅が続く 男達は 黙って進む 今夜は ころがれ (狂うまで) 今夜は うかれて (流れたい) 都会の河で 友と一緒に 花でもかざして 踊ろうじゃないか とぎれがちな刻 空をかけめぐれ ああ ああ 何て君に逢いたいんだろう 夢の女と 結ばれたか そして 自由を抱いているか いさかう声が ホロ苦いネ 男達は 笑って進む 今夜は ころがれ (狂うまで) 今夜は うかれて (流れたい) 都会の河で 友と一緒に 花でもかざして 踊ろうじゃないか すこやかならば やすらぐならば ああ ああ 何てやさしい風になるだろう ひたすらでいい 想いのまま そして身体を はねてみせる 生きる位は たやすいこと 男達は 純情 燃やす 今夜は ころがれ (狂うまで) 今夜は うかれて (流れたい) 都会の河で 友と一緒に 花でもかざして 踊ろうじゃないか |
たえなる時に吉田拓郎 | 吉田拓郎 | 吉田拓郎 | 吉田拓郎 | 吉田拓郎 | 今 君はあの人を 心から 好きですか 今 君はあの人を 心から 好きですか 愛でないものは あるはずがない 運命のように 時に思っても いくつかの雨が いきすぎたあとで 遠い日を一人 漂ってみれば ああ よころびを そっと ああ かなしみは ぐっと ああ 愛しき者よ たえなる時に たえなる時に ゆうべ 争って くだけた祈りが 世界の後ろに 落ちて行こうとも 今 休めばいい その次のために 燃ゆる想いは 激しすぎるから 今 君はあの人を 心から 好きですか 今 君はあの人を 心から 好きですか 今 君はあの人を 心から 好きですか 今 君はあの人を 心から 好きですか 今 抱いてるのは 真実でしょうか 大切なものは 魂でしょうか いくつかの夜が ささやきかけてくる 愛でないものは あるはずがない ああ よころびを そっと ああ かなしみは ぐっと ああ 愛しき者よ たえなる時に たえなる時に |
マラソン吉田拓郎 | 吉田拓郎 | 吉田拓郎 | 吉田拓郎 | 吉田拓郎 | 子供の頃僕は 夢を見たことがあった 隣の大きな家に住む あの人達に混じって話がしたい ただそこにあるレンガの壁を 飛びこえさえすれば いいんだけれど 小さな僕の背伸びでは まだ大人の世界をのぞけなかった 誰から聞いた訳じゃなくて 可愛いい女の子がいるらしい まだ見ぬ憧れを追って 僕は ここにいるよと叫びたかった 夢を見続けているうちに あの人達は どこかの町へ とり残された僕の心に 悲しさが初めて姿を見せた 今はもう忘れかけた 出来事だけど そんな ひとつひとつが重なりあって 人は いつか走れなくなるまで はるかな夢を抱いて 旅を続ける なつかしい人に出逢った時に 恥ずかしさが僕を包みこむ 例えば昔の恋人を まぶしく思うのは 何故だろう その時は その時の心をこめて 愛を言葉にしたんだけれど あまりに何かを求め急いで 季節の変わるのも気づかずに きっと本当は誰だって 人の人生を見つめはしない 心が病んだり ゆれる時 話し相手には なってくれるけど 自分の旅が続く限り 自分の明日を追いかける限り 苦しさにたえて そこにただ 立ちつくすだけの時もある 僕はあの時 風になり 大空をくるくる回りながら このまま死んでしまいたいと またひとつ 小さな夢を見た ふり返れば そこに僕がいて お調子者だと笑ってる 子供の頃も 今もまた 壁にしがみつくだけだった 今はもう忘れかけた 出来事だけど そんな ひとつひとつが重なりあって 人は いつか走れなくなるまで はるかな夢を抱いて 旅を続ける |
あいつの部屋には男がいる吉田拓郎 | 吉田拓郎 | 吉田拓郎 | 吉田拓郎 | 吉田拓郎 | 彼女と初めて 口づけしたのは 去年の夏だった 体は熱いし 心が燃えるし 人影まばらだし 次の日青山通りを曲がった 彼女のマンションへ 女の一人暮らしは それなりに甘くてとけちまう 今夜のあいつは変だぜ 返事がうわの空だぜ 電話ごしに音がする 煙草は吸わない筈だぜ 誰かが居るから 二人の男に 心がまどわされ おまえは受話器を早く おきたがる サヨナラを急ぐ Oh あいつの部屋には あいつの部屋には 男がいる 男と女の関係ができて 半年が経ち 好みのレコード 好みのシャンプー 好みのティーカップ 俺らのにおいが ふとした気分で ただよう425号 気持ちが少しは ゆるんでいたかも 恋に落ちていたし 今夜のあいつは変だぜ 知らない曲が 聞こえるぜ 電話ごしに音がする シャワーが つけっぱなしだぜ 誰かを気づかう おまえの心は 確かにうわの空 「今日は遅いから 明日また」なんて サヨナラを急ぐ Oh あいつの部屋には あいつの部屋には 男がいる 青山通りを曲がった所で 車を降りてみた 彼女の部屋から 灯りがもれてる このまま帰ろう 合鍵がやけに まとわりつくから 気分も白い 明日になれば 新しいKeyの#425 Oh あいつの部屋には あいつの部屋には 男がいる あいつの部屋には あいつの部屋には 男がいる Oh あいつの部屋には あいつの部屋には 男がいる あいつの部屋には あいつの部屋には 男がいる… |
I'm In Love吉田拓郎 | 吉田拓郎 | 吉田拓郎 | 吉田拓郎 | 吉田拓郎 | 恋は素敵だね 何も考えず ただ時に身をゆだねて いればいい 僕は自分の 過去を忘れて 今 ありのままの姿で君に逢える このまま世界の終わりが来てもかまわない 君と一緒に死んで行けるなら 全てを許そう You never とめられない Nobody You never Forever 君といると 穏やかな気分で もう明日をどうして生きるか どうでもよくて 雨が降っても 風が吹いても いつも僕は君を抱きしめ 全てから守ろう このまま世界の終わりが来てもかまわない 君と一緒に死んで行けるなら 全てを許そう You never とめられない Nobody You never Forever 指をからませて 口びるを寄せて この愛するよろこびを わかちあおう 君が居れば もう何もいらない この世でただ一人の 心を許す人 このまま世界の終わりが来てもかまわない 君と一緒に死んで行けるなら 全てを許そう You never とめられない Nobody You never Forever このまま世界の終わりが来てもかまわない 君と一緒に死んで行けるなら 全てを許そう You never とめられない Nobody You never Forever |
古いメロディー吉田拓郎 | 吉田拓郎 | 岡本おさみ | 吉田拓郎 | 吉田拓郎 | 古い メロディ こびりついて 離れないぜ やりきれないね はじめて女を 抱いた 夜みたいさ 古い メロディ 酔えば 唄ってる かくせない かくせない 心 古い メロディ ふりはらっても からみつくぜ いつからだろうか 光をこばみ 日陰から 湧いてくる 古い メロディ 酔えば 唄ってる 振りはらう 振りはらう 想い 古い メロディ 叫びつづけ 怨み節 淋しすぎるぜ ひとりで酒に おぼれた 夜ふらつく 古いメロディ 酔えば 唄ってる 影をひく 影をひく 昔 |
ありふれた街に雪が降る吉田拓郎 | 吉田拓郎 | 石原信一 | 吉田拓郎 | 吉田拓郎 | 目を覚まし 外をごらんよ めずらしく 雪が降ってる ふたりとも 深刻ぶった 真夜中は うずもれたのさ 君はまだ ベッドの中で 猫の真似 いじいじしてる むりやりに 抱きよせたなら ひっかくと 僕をおどすよ ありふれたこの街に いたずらな雪が降る クラクション響かせる あの車 おかしいね おどけ芝居と 笑いとばして 恋人をやりなおそう 不思議だね 雪を見てると なつかしい 子供にもどる 昨日まで 暮らした君が 初恋の女(ひと)に思える ありふれたこの街に いたずらな雪が降る ニュースでは足もとに 気をつけてと呼びかける 僕たち少し すべったみたい 恋人をやりなおそう おどけ芝居と 笑いとばして 恋人をやりなおそう 恋人をやりなおそう |
海を泳ぐ男吉田拓郎 | 吉田拓郎 | 吉田拓郎 | 吉田拓郎 | 吉田拓郎 | あんまり 夜が滲みるから 闇にまぎれて ハネてみる やさしくするのは 悪くない 顰めっ顔は似合わない あの頃 急いだ 人生が 今はしみじみ なつかしい 時代は変わったそうだから 君のうしろに 僕はいる 世界をナナメに 泳がない 僕等は 胸にしみている 若さが街に 流れこみ 遠い記憶と口づける かしこい事など ウソだから 少しくらいは いさましく 幾千万の経験は 夢のかけらが 消えたあと 時代は 変わったそうだから 何かが古くなって行く いきがらないでも よくなった 僕等は 胸にしみている ありのままで いればいい こだわる程のことじゃない あれはみんな 陽炎だったから 今は少し滲みるさ この胸に |
白い部屋吉田拓郎 | 吉田拓郎 | 松本隆 | 吉田拓郎 | 吉田拓郎 | もう何も考えないよ ぼくの背中に爪を立て 高まってゆく君は とても綺麗だし 揺れながら 揺れながら 魂の海を 漂うだけさ だってここは白い部屋だもの 窓の外が嵐でも天気でも どうでもいいことさ 倖せだよね 倖せだよね 倖せだよね 横須賀の暗い港に ミッドウェーがはいる 疲れた顔の水浜の一人が 泣きながら 泣きながら 人は兄弟だと デモ隊に叫ぶ だってそれは七時のニュースだし 君がテレビのチャンネルをまわしたら 通り過ぎる事さ それだけだよね それだけだよね それだけだよね もう何も考えないよ ぼくの頭は空っぽで 君が小さな叫びを洩らせば 果てしなく 果てしなく 心の宇宙を駆け巡るのさ だってここは白い部屋だもの 愛するより大切なことなんて 人にあるだろうか 静かだよね 静かだよね 静かだよね |
愛してるよ吉田拓郎 | 吉田拓郎 | 松本隆 | 吉田拓郎 | 吉田拓郎 | 光と影があるなら 光になりたい 涙と微笑み選ぶなら 微笑んで生きよう 星のない夜なら 朝を待ちたい 鎖につながれるより 空を舞う鳥が好きだよ 愛してるよ 君を一瞬 そして永遠に 愛してるよ 偽り だけど真実さ 愛してるよ 愛してるよ 愛してるよ 愛してるよ 心の中を探るより 君を信じたい 誰かを悪く言うより 友達になりたい 利口に責めるよりも 愚かに許したい 夢に頬づえつくより 夢を両手で支えたい 愛してるよ 君を心と 身体で 愛してるよ 幻だけど現実さ 愛してるよ 愛してるよ 愛してるよ 愛してるよ |
無人島で…。吉田拓郎 | 吉田拓郎 | 松本隆 | 吉田拓郎 | 吉田拓郎 | スコールの黒雲が 海を渡って 近づいてくる 5分後は雨だわ と 物知り顔の君がつぶやいた さびついた砲台が 砂に埋もれて 空を向いてる 水着着た少女達 カメラかまえて 想い出がひとつ 無人島で 無人島で 無人島で 君を抱きたい スコールは大つぶで 肌にびしびし つぶてを投げる 逃げるより手をひろげ 乾いたのどうるおしたいね 船が出る時間まで 島を二人でまわってみようよ 裏側のビーチなら 口説く言葉を思いつくはずさ 無人島で 無人島で 無人島で 君を抱きたい スコールが去った後 びしょぬれの服 脱いじゃおって 僕に目を閉じさせて 君は裸になっちまったよ 青い波とび込むと もう目をあけていいよと呼んでる 照り出した太陽が めまいのように瞳を灼いた 無人島で 無人島で 無人島で 君を抱きたい |
風のシーズン吉田拓郎 | 吉田拓郎 | 松本隆 | 吉田拓郎 | 吉田拓郎 | 風のシーズン 僕には四季がない 白く凪いだ海は 鏡に似ているね 時の流れも 黙りにくるさ 君の麻の服の 糸の縫いどりに 夏の気配が 息をひそめてる もっと愛していいよ 人を好きになるのは いいことだし もっと愛していいよ 心が歩く そのまま 身をゆだねたい気もする 風のシーズン 僕には四季がない はしゃいだ夏と 沈みゆく冬だけ あとはただの風のシーズン あとはただの風のシーズン 白く凍る窓を 朝陽が溶かす頃 冬のホテルに 人影もない 薄いシーツまとう 君の眠り顔に 何故か見飽きて ふと眼を外らす これで終わりにしよう 嘘に慣れてしまえば 息がつまるし これで終わりにしよう 冷たい石を抱くよに 君を抱くのは哀しい 風のシーズン 僕には四季が無い きらめく夏と もの言わぬ冬だけ それもただの風のシーズン それもただの風のシーズン |
パーフェクトブルー吉田拓郎 | 吉田拓郎 | 松本隆 | 吉田拓郎 | 吉田拓郎 | 目覚めれば遅い朝 冷たいシャワーで二日酔いざまし アフターシェイブをぶちまけて 心の傷口にヒリヒリすりこむ 気分は ぶるう とにかく ぶるう ありったけ ぶるう でたらめな人生さ 地下鉄みたいに真暗闇だし タクシーの運ちゃん 俺らを未来に連れてってくれよ 気分は ぶるう とにかく ぶるう ありったけ ぶるう 傷ついた鳩がいた やさしく抱いたらくちばしで突いた 驚いて投げ捨てた それっきりあいつは動かなくなったよ 気分は ぶるう とにかく ぶるう ありったけ ぶるう 女の子女の子 俺らとどこかへつきあってくれよ ショーウインドウすましこむ マネキン相手に馬鹿だネ 気分は ぶるう とにかく ぶるう ありったけ ぶるう 口説いたらマンションヘ あの娘は扉を細目に開いて 彼の靴見つけたら ゴメンネ サヨナラひどい話サ 気分は ぶるう とにかく ぶるう ありったけ ぶるう くたびれて戻る部屋 今夜もしっかり独りで眠るよ 明日の朝目覚めたら 少しは風向き変わってるだろう 気分は ぶるう とにかく ぶるう ありったけ ぶるう |
ガラスのワンピース吉田拓郎 | 吉田拓郎 | 吉田拓郎 | 吉田拓郎 | 吉田拓郎 | 水玉ワンピース 天使を気どったあの娘の後を 無邪気な顔して尻軽男がゾロゾロ行くよ みんな一度は噂で耳にした魅力に負けて 今夜こそはと口説きにまわる あの娘と寝た事あるだろう ご機嫌だってネ 心と身体かチグハグ育ち 切ないセブンティーン そんな彼女に本気で入れこんで身動き出来ないけれど 恋がおいらを見つけてくれたのサ おいらに何が起こったところで関係ないだろう 横切る風は寂しい声で泣いてるようだけど 今の自分に足りない所を誰かが埋めてくれるはず 行きずりだけの小さなやさしさで 真実の未来を語ってくれるものがあるだろうか 噂のとおりにあの娘がワルなら自分にニガ笑い きっと彼女を仕込んだオフクロも 昔は恋するおとめ この世のゼロはおいらの何だろう |
君が先に背中を吉田拓郎 | 吉田拓郎 | 吉田拓郎 | 吉田拓郎 | 吉田拓郎 | この次のバスに 僕は乗るからね いつまで話しても 答えは出ないから 最終便まで 時間はあるけど このまま続けても むなしさだけが残りそう 君の人生に また陽が登り 明るい笑顔が 戻る日はすぐ来るさ だから泣かないで 僕を見つめないで 君が先に背中を 向けてくれないか 決して年月を 無駄にはしなかった 流される男には 幸福すぎるほど わがままだけど 君の切なさに 心を洗われる思いで 居た事も 真実さ 人が流れる このバスターミナル 君を見失う 時間が来たようだ だけど泣かないで 僕を見つめないで 君が先に背中を 向けてくれないか 僕の胸には 愛とやさしさと ケースの中には つらさを詰め込んで だけど泣かないで 僕を見つめないで 君が先に背中を 向けてくれないか だから泣かないで 僕を見つめないで 君が先に背中を 向けてくれないか |
気分は未亡人吉田拓郎 | 吉田拓郎 | 吉田拓郎 | 吉田拓郎 | 吉田拓郎 | ラ ララララ……………… あの人今夜も行き先知れずで帰って来ない どんな仕事か知らないけれど勝手なものね 付き合い 寄り合い 友達 先輩 人良しNO1 私の身体は思っているほど安くはないのよ 仕方が無いから車を飛ばして東名高速 夏の夜風にすべてを任せてふと考えたわ 結婚する時誓ったセリフはどうでもいいけど 子供と私は会話も少なく疲れてきたわ ラ ララララ……………… 私はあなたの帰りを待つだけそれだけですか 子供を寝かせて1人でシャワーを浴びるだけですか 違った生き方しようと思えば 今が good timing あなたが風なら私もそうしておかしくないわね 女ですもの男みたいにはいかないけれど 誘惑されたらついて行きますよ どこかのドンファンに 私は毎日抱いて欲しいとは言ったりしないわ あなたは夫のつもりでいるけど私は未亡人 ラ ララララ……………… ラ ララララ……………… |
心が届いた吉田拓郎 | 吉田拓郎 | 吉田拓郎 | 吉田拓郎 | 吉田拓郎 | あなたは今確かに振り返ったよね 何かがはっきりその目に映ったのかい 自分の過去を少しだけ見たかったのかい 今の姿を確めてみたかったのかい 僕には今何も見えやしない 僕の目に映るものはと言えば どしゃぶりの雨の音ぐらい 淋しがり屋が今日も又 一人生まれる ときめく心も怒りをも両手にかざし そんなあなたを誰かがいつも見てくれてないと どうにも動けないのは人間だからかい 僕には心も残っていない 僕がここに居る理由はと言えば 気づかなかった偶然だけさ 行く宛のある人はきれいだよ 美しすぎるウソもつきなさい 孤独な人におくる言葉は あなたが不自由とは限らないのさ 狂おしい程の熱い吐息や 痛すぎる様に揺れる心が あなたを縛って放しはしない あなたを縛って放しはしない そして僕の身体は木の葉の様に舞う そして僕の身体は木の葉の様に舞う |
that's it やったね吉田拓郎 | 吉田拓郎 | 吉田拓郎 | 吉田拓郎 | 吉田拓郎 | 「負けるもんか」って 言葉にしてみようよ 夢に応えた時は 大きな拍手で 人生やってると 色んな事があるさ でも小さな1歩を 諦めたりしないで もってけ ヒーロー もってけ いいとこ 胸が熱過ぎて 涙が止まらない もってけ ヒーロー もってけ いいとこ 声も途切れそうで 心がふるえるよ その一瞬の君が 大好きなんだよ 空を舞う君の姿 追いかけてゆく 星空が今夜 僕等のためのものなら あの中の1つ 君に捧げたい もってけ ヒーロー もってけ いいとこ 胸が熱過ぎて 涙が止まらない もってけ ヒーロー もってけ いいとこ 声も途切れそうで 心がふるえるよ もってけ ヒーロー もってけ いいとこ 胸が熱過ぎて 涙が止まらない もってけ ヒーロー もってけ いいとこ 声も途切れそうで 心がふるえるよ that's it! that's it! that's it! that's it! that's it! that's it! |
今さら I love you吉田拓郎 | 吉田拓郎 | 吉田拓郎 | 吉田拓郎 | 吉田拓郎 | I love you って言うのは何だかね 昔はそこから始まった 君を独り占めしたいから 誰にも負けない勇気だった 照れ臭いなんて思わない 自分の力を信じられた I love you って言えるはずだけど 今こそ口にしていいんだけど ちょっと心が戸惑っている 今でも変わらぬはずなのに 時の流れにいる君が 遠くへ行ってしまわぬよう I love you が言えない僕なんて 生きてる意味さえありやしない どれだけ月日が流れても 君への想いは変わらない 淋しい気持ちは隠せない 若くない自分も真実さ ふるえる心を思い出し 僕は声にして伝えたい そこから始めた人生を これから大切にしていくよ 戸惑う時には立ち止まり 自分の力を振り返り もっと君との時の中 まだ見ぬ君にも出会いたい 時の流れにいる君が 遠くへ行ってしまわぬよう I love you が言えない僕なんて 生きてる意味さえありやしない どれだけ月日が流れても 君への想いは変わらない I love you って言うのは何だかね 心がちょっとだけ戸惑っている ふるえる心を思い出し 自分の力を振り返り 君が遠くへ行かぬ間に 気持ちが冷たくならぬ間に もっと君との時の中 まだ見ぬ君とも出会いたい |
清流(父へ)吉田拓郎 | 吉田拓郎 | 吉田拓郎 | 吉田拓郎 | 吉田拓郎 | あなたが 元気でいるならば 僕は正面にひざまづき 多くの無礼を 心から おわびしなければなりません この頃 やっと正直に 愚かな自分を声にして 時には 人目もはばからず 無念の涙を流します 今ここにいる僕は 何処からやってきたのか これから何処へ行けばいい あなたに逢いたい あなたの声が聴きたい 力が 永遠のものならば 僕は後悔をしないまま 若くて 選んだ激流を 今でも泳いでいるだろう あなたの 家族でいたことを 誇りに思える時だから 叶わぬ願いは 求めすぎず 運命の川を流れよう 今ここにいる僕は 何処からやってきたのか これから何処へ行けばいい あなたに逢いたい あなたの声が聴きたい |
この風吉田拓郎 | 吉田拓郎 | 銀色夏生 | 吉田拓郎 | 吉田拓郎 | わかっていることと わからないこと 新しいことと古いこと 笑わせるものと 泣かせるものと そしてそのどちらでもないもの ちょっと静かになろうよと 怒ってる人を見て思う この風どこから 吹いて来たのだろう この風はいつか君に触れたかもしれない 指の隙間からこぼれるもの 爪の間に残るもの 繰り返すことと一度きりとは 見ているところが違うから せめてやさしくありたいと 寂しい人を見て思う この風どこへと 吹いていくのだろう この風はいつか君に触れるかもしれない 水平線が分けていたのは ただの空と海だった この風どこへと 吹いていくのだろう この風はいつか僕に触れるかもしれない この風はどこへ 吹いていくのだろう この風はいつか僕に触れるかもしれない いつかまた僕に 僕に触れるかもしれない |
危険な関係吉田拓郎 | 吉田拓郎 | 吉田拓郎 | 吉田拓郎 | 吉田拓郎 | 僕はその日 映画を観ていた そんなに素敵な話じゃなかったけど ふと君の事を思い出してしまった いつも君の事 気にしながら 生きているわけじゃないし 君だって 僕が淋しい夜に 一緒に泣いたりはしないだろう どうして今日は 涙が出たんだろう 愛も少しだけ 手が届いたような 君と僕とのストーリー そんな気がしたよ 映画が終わり 渋谷を歩いた 長い時を二人で過ごしたから ふと恋人のように思える時がある 例えば君が風邪を 引いたとしても 僕は気にとめないと思う 君だって 僕が落ち込んだ時に 他の誰かと逢ってるだろう なぜだか今日は それでも良くなった 縛り合うよりも 緩やかでいい 君と僕とのストーリー そんな気がしたよ 大きな事は言えない 僕だけど 君のそばにいる それが出来るんだ わかり合えない事が あったとしても 届かない愛の形も あるからね 君と僕との映画は もう少し続けよう 君と僕との映画は もう少し続けよう |
僕の道吉田拓郎 | 吉田拓郎 | 吉田拓郎 | 吉田拓郎 | 吉田拓郎 | 心がつらい時 僕は1人じゃない 涙が頬を濡らしても 僕は1人じゃない この道を行けばいい 月に向かって 歩いて行こう ずっと遠い昔から 足音が聞こえる この道が 大好きだから この道を 行けばいい この道が 大好きだから この道を 行くんだよ 心が歌うから 息を弾ませて 想いが若く跳ねるなら 君は淋しくない この道を行けばいい 星に向かって 歩いて行こう いつも君と一緒に 足音を刻んで この道が 大好きだから この道を 行けばいい この道が 大好きだから この道を 行くんだよ この道が 大好きだから この道を 行けばいい この道が 大好きだから この道を 行くんだよ 心がもう少し 時に戸惑って 求める場所を探したり 振り返る時は この道を行けばいい 空に向かって 歩いて行こう 遥か夢の場所へと 足音を運んで この道が 大好きだから この道を 行けばいい この道が 大好きだから この道を 行くんだよ この道が 大好きだから この道を 行けばいい この道が 大好きだから この道を 行くんだよ |