瀬尾一三編曲の歌詞一覧リスト  475曲中 401-475曲を表示

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曲名 歌手名 作詞者名 作曲者名 編曲者名 歌い出し
ピアニシモ中島みゆき中島みゆき中島みゆき中島みゆき瀬尾一三あらん限りの大声を張りあげて 赤ん坊の私はわめいていた 大きな声を張りあげることで 大人のあいだに入れると思った 大人の人たちの声よりも 男の人たちの声よりも 機械たちや車の音よりも ずっと大きな声を出そうとした だって歴史たちが示している シュプレヒコールもアジテイションもみんな わめかなければ届くものじゃない がならなければ振り向きもされない なのに あの人が私にリクエスト ピアニシモで歌ってください ピアニシモで歌ってください 大きな声と同じ力で ピアニシモで歌ってください  それしか言わない あの人は言わない 戸惑った私は あの人を憎んだ 屈辱のようで腹を立てていた 仕返しのように小さく歌った 言わんことじゃない ほら案(あん)の定(じょう) 通行人は誰も振り向きもしない けれどその代りに私には それから初めて聴こえたものがある 今すれ違った 気弱な挨拶 ピアニシモで歌ってください ピアニシモで歌ってください 大きな声と同じ力で ピアニシモで歌ってください  あの人に会えるなら伝えたい あの人はもう この町にいないから 私はピアニシモで歌っていますと でも たまにはフォルテシモでも歌いますと ピアニシモで歌ってください ピアニシモで歌ってください 大きな声と同じ力で ピアニシモで歌ってください
常夜灯中島みゆき中島みゆき中島みゆき中島みゆき瀬尾一三常夜灯が点(つ)いているから あたし泣かないわ 常夜灯が点(つ)いているから あたし泣かないわ もう二度とあの人が通って来ない曲がり角を ひとりきり帰るけど あの人が消し忘れて行った 常夜灯が 点(つ)いているから あたし泣かないわ  次の夜明けに帰って来るわ きっとあの人は だからここで待っているのよ あたし泣かないわ もしあたしが留守だったら その間(あいだ)かもしれなくて 大急ぎ戻るのよ 間(ま)に合うかしら息を切らして 常夜灯が点(つ)いているから あたし泣かないわ  月が何回丸くても 月が何回壊れても 花が咲いても 雪が積んでも 見てるのは あの曲がり角だけよ  夜の底で 眠り半(なか)ば 目を開けてしまった 誰もいない 音もしない 風も動かない カーテンの隙間から細い光が伏せている それだけが添い寝なの あの人が消し忘れて行った 消し忘れて行った 常夜灯が点(つ)いているから あたし哀しいわ 常夜灯が点(つ)いているから あたし哀しいわ
愛詞(あいことば)GOLD LYLIC中島美嘉GOLD LYLIC中島美嘉中島みゆき中島みゆき瀬尾一三ありふれた男と ありふれた女が 群像の中で 突然の中で 特別な人になる 傷ついた昨日も 傷ついた未来も 諦めの中で 突然の中で 意味のある日になる 逢いたくて 昨日までと違う意味で逢いたくて 触れたくて 昨日までと違う意味で触れたくて 傷ついたあなたへ 傷ついた命へ わかる人にしかわからない それでいい愛詞(あいことば) わかる人にしかわからない それでいい愛詞(あいことば)  風の強い夜です 手をつないでください 昨日までならば言えた戯(ざ)れ言も ためらう風の中 願いごと増えました 独りなら願わない あなたが微笑んでいてくれるように 泣かずにいるように 伝えたくて 昨日までと違う意味で伝えたくて せつなくて 昨日までと違う意味でせつなくて こごえてるあなたへ こごえてる命へ 心の扉の鍵になれ ひと粒愛詞(あいことば) 心の扉の鍵になれ ひと粒愛詞(あいことば)  傷ついたあなたへ 傷ついた命へ わかる人にしかわからない それでいい愛詞(あいことば) わかる人にしかわからない それでいい愛詞(あいことば)
愛だけを残せ(remix)中島みゆき中島みゆき中島みゆき中島みゆき瀬尾一三愛だけを残せ 壊(こわ)れない愛を 激流のような時の中で 愛だけを残せ 名さえも残さず 生命(いのち)の証(あかし)に 愛だけを残せ  やむにやまれぬ人生は綱渡(つなわた)りだ 選ぶつもりで選ばされる手品だ 闇の中の風のように 突然に愛は居どころを求める 弱き者汝の名を名乗れ しなやかに 強き者汝の名を名乗れ ささやかに みんな儚(はかな)くて みんな愛(いと)しくて 振り返ってしまうから  愛だけを残せ 壊(こわ)れない愛を 激流のような時の中で 愛だけを残せ 名さえも残さず 生命(いのち)の証(あかし)に 愛だけを残せ  思いがけない幻(まぼろし)に誘われて 思いがけない風向きに運ばれて 偶然の朝 偶然の夜 我々は何も知らされず 踏み出す 縁(えん)は不思議 それと知らぬ間(ま)に探し合う 縁(えん)は不思議 それと知りながら迷い合う みんな哀しくて みんな恋しくて 立ち止まってしまうから  愛だけを残せ 壊(こわ)れない愛を 激流のような時の中で 愛だけを残せ 名さえも残さず 生命(いのち)の証(あかし)に 愛だけを残せ  みんな儚(はかな)くて みんな愛(いと)しくて 振り返ってしまうから  愛だけを残せ 壊(こわ)れない愛を 激流のような時の中で 愛だけを残せ 名さえも残さず 生命(いのち)の証(あかし)に 愛だけを残せ  愛だけを残せ 壊(こわ)れない愛を 激流のような時の中で 愛だけを残せ 名さえも残さず 生命(いのち)の証(あかし)に 愛だけを残せ 愛だけを残せ
七色のスターダスト3Bjunior3Bjunior伊勢正三・南こうせつ南こうせつ瀬尾一三この道はいつの日か 光の中へ続く道 一歩ずつあきらめずに 願いを叶えよう 校庭に舞う桜 追いかけては 空見上げた ちっぽけな私だけど 夢を忘れない  もう迷わない 私の瞳を見て 確かな歌が魂に 響き渡るまで  愛のスターダスト 暗闇を破ろう そんな時代がもう そこまで来てるでしょう  雨の日も 大丈夫 夢が青く透き通るから 赤いバラ 恋の雫 君に贈ろう 遠い街 故郷の 風の悲しみ奏でよう 言葉さえ失っても 温もり信じて  もう泣かない 君がいるから 昨日の喧嘩も ジョークも みんな好きだから  愛のスターダスト 七色に輝く そんな日々の中で 君と過ごせるなら  もう泣かない 一人の夜も ずっと灯火消さずに 明日に向かって  愛のスターダスト 七色に輝く そんな青春の今を 君とかけていこう  愛のスターダスト 暗闇を破ろう そんな時代がもう そこまで来てるでしょう  愛のスターダスト 七色に輝く そんな青春の今を 君とかけていこう
泣いてもいいんだよGOLD LYLICももいろクローバーZGOLD LYLICももいろクローバーZ中島みゆき中島みゆき瀬尾一三「強くなれ 泣かないで」 「強くなれ 負けないで」 「大人になれ 泣かないで」 「大人になれ 負けないで」 僕たちは いつだって 乳飲み児の頃だって 言われ続け 育った  逃げ道のない闘いの日々が いつか人類を疲れさせてゆく 危ぶみながら見ぬふりの未来が いつか本能を痺(しび)れさせてゆく こんな約束を 僕たちはしていない 泣き虫な強い奴なんてのが いてもいいんじゃないか 全然泣けなくて 苦しいのは誰ですか 全然今なら 泣いてもいいんだよ そりゃ全然泣けなくて 苦しいのは誰ですか 全然今なら 泣いてもいいんだよ  1日の中に1年を詰(つ)め込む 急ぎすぎる日々が欲望を蝕(むしば)む 隙(すき)も見せられない警戒の夜が いつか涙さえも孤立させてゆく どんな幻滅も 僕たちは超えてゆく でもその前にひとしきり痛むアンテナも なくはない 全然泣けなくて 苦しいのは誰ですか 全然今なら 泣いてもいいんだよ そりゃ全然泣けなくて 苦しいのは誰ですか 全然今なら 泣いてもいいんだよ  どんな幻滅も 僕たちは超えてゆく でもその前にひとしきり痛むアンテナも なくはない 全然泣けなくて 苦しいのは誰ですか 全然今なら 泣いてもいいんだよ そりゃ全然泣けなくて 苦しいのは誰ですか 全然今なら 泣いてもいいんだよ そりゃ全然泣けなくて 苦しいのは誰ですか 全然今なら 泣いてもいいんだよ  そりゃ全然泣けなくて 苦しいのは誰ですか 全然今なら 泣いてもいいんだよ そりゃ
麦の唄PLATINA LYLIC中島みゆきPLATINA LYLIC中島みゆき中島みゆき中島みゆき瀬尾一三なつかしい人々 なつかしい風景 その総てと離れても あなたと歩きたい 嵐吹く大地も 嵐吹く時代も 陽射しを見上げるように あなたを見つめたい 麦に翼はなくても 歌に翼があるのなら 伝えておくれ故郷へ ここで生きてゆくと 麦は泣き 麦は咲き 明日(あした)へ育ってゆく  大好きな人々 大好きな明け暮れ 新しい「大好き」を あなたと探したい 私たちは出会い 私たちは惑い いつか信じる日を経て 1本の麦になる 空よ風よ聞かせてよ 私は誰に似てるだろう 生まれた国 育つ国 愛する人の国 麦は泣き 麦は咲き 明日(あした)へ育ってゆく  泥に伏せるときにも 歌は聞こえ続ける 「そこを超えておいで」 「くじけないでおいで」 どんなときも届いて来る 未来の故郷から  麦に翼はなくても 歌に翼があるのなら 伝えておくれ故郷へ ここで生きてゆくと 麦は泣き 麦は咲き 明日(あした)へ育ってゆく 麦は泣き 麦は咲き 明日(あした)へ育ってゆく
泣いてもいいんだよGOLD LYLIC中島みゆきGOLD LYLIC中島みゆき中島みゆき中島みゆき瀬尾一三「強くなれ 泣かないで」 「強くなれ 負けないで」 「大人になれ 泣かないで」 「大人になれ 負けないで」 僕たちは いつだって 乳飲み児の頃だって 言われ続け 育った  逃げ道のない闘いの日々が いつか人類を疲れさせてゆく 危ぶみながら見ぬふりの未来が いつか本能を痺(しび)れさせてゆく こんな約束を 僕たちはしていない 泣き虫な強い奴なんてのが いてもいいんじゃないか 全然泣けなくて 苦しいのは誰ですか 全然今なら 泣いてもいいんだよ そりゃ全然泣けなくて 苦しいのは誰ですか 全然今なら 泣いてもいいんだよ  1日の中に1年を詰(つ)め込む 急ぎすぎる日々が欲望を蝕(むしば)む 隙(すき)も見せられない警戒の夜が いつか涙さえも孤立させてゆく どんな幻滅も 僕たちは超えてゆく でもその前にひとしきり痛むアンテナも なくはない 全然泣けなくて 苦しいのは誰ですか 全然今なら 泣いてもいいんだよ そりゃ全然泣けなくて 苦しいのは誰ですか 全然今なら 泣いてもいいんだよ  (「強くなれ 泣かないで」 「強くなれ 負けないで」 「大人になれ 泣かないで」 「大人になれ 負けないで」 僕たちは いつだって 乳飲み児の頃だって 言われ続け 育った)  どんな幻滅も 僕たちは超えてゆく でもその前にひとしきり痛むアンテナも なくはない 全然泣けなくて 苦しいのは誰ですか 全然今なら 泣いてもいいんだよ そりゃ全然泣けなくて 苦しいのは誰ですか 全然今なら 泣いてもいいんだよ 全然泣けなくて 苦しいのは誰ですか 全然今なら 泣いてもいいんだよ
NIGHT WING中島みゆき中島みゆき中島みゆき中島みゆき瀬尾一三何処で眠りに就こう 静まらない夜の中 石畳の隙間で ノイズの羽根にくるまる 君はもう寝たのかな 静まらない夜の中 せめて夢でなりとも 安らぎを手渡したい 走っても走っても止まってるように見えるのは 何のゆえだろう 泣いても泣いても笑ってるように見えるのは 何のゆえだろう NIGHT WING 心型の翼は 風に煽られて飛び立つ NIGHT WING 心逸れた翼は ぽつり 掌で眠る NIGHT WING  窓はいくつあるんだろう 世界全部合わせたら そのひとつひとつずつ 愛は巣ごもるだろうか 帰っても帰っても帰り着かぬ気がするのは 何のゆえだろう 触れても触れても触れていない気がするのは 何のゆえだろう NIGHT WING 心型の翼は 風に煽られて飛び立つ NIGHT WING 心逸れた翼は ぽつり 掌で眠る NIGHT WING  痛んでも痛んでも人を呼び起こせないのは 何のゆえだろう 黙っても黙っても君だけは聞こえてくれると 願うせいかな NIGHT WING 心型の翼は 風に煽られて飛び立つ NIGHT WING 心逸れた翼は ぽつり 掌で眠る NIGHT WING  NIGHT WING 心型の翼は 風に煽られて飛び立つ NIGHT WING 心逸れた翼は ぽつり掌で眠る NIGHT WING
一夜草中島みゆき中島みゆき中島みゆき中島みゆき瀬尾一三どうせひと夜の花よ あてにしないでおくれ 風が変われば行方も変わる それは私のせいじゃない どうぞ憎んでおくれ 逃げも隠れもしない 願いどおりの風は吹かない 運び去られる この命 下手に愛など持とうものなら 裏切り者になるばかり 夜風につられてセレナーデ 思わず知らずセレナーデ 歌えてしまうよセレナーデ 罪つくりなセレナーデ  そうさひと夜の花は 何も残しやしない 終わらぬことや変わらぬことを 欲で待つから泣きを見る 好きも嫌いも嘘もホントも どうせ私の夢の外 夜風につられてセレナーデ 思わず知らずセレナーデ 歌えてしまうよセレナーデ 罪つくりなセレナーデ  もしも明日がもひとつあれば 心残りはないだろうか 夜風につられてセレナーデ 思わず知らずセレナーデ 歌えてしまうよセレナーデ 罪つくりなセレナーデ
ペルシャ中島みゆき中島みゆき中島みゆき中島みゆき瀬尾一三ペルシャ なつかない無愛想のかたまり ペルシャ かといって機嫌は悪くない ペルシャ さみしげなそぶりなんかしない ペルシャ 目に映る人の向こうを見ている 雨の夜は眠たい 無愛想のうわぬり うしろめたさを誘う 無口な時間 思い出しかけてる 誰かが呼んでいる 愛しい人が私を呼ぶわ 「迎えに来たよ、さあ行(ゆ)こうね」と 愛しい人が私を呼ぶわ 「捨てたわけではないのよ」なんて なんだ、 夢なのか  ペルシャ ふわふわと触り心地が良い ペルシャ ふわふわとつかみどころがない ペルシャ 綱渡り 思い出の国まで ペルシャ 間違えてなついては離れる 雨の夜にだけ開く 幻の踏切り どこにあるのか普段 手掛かりもない 思い出しかけてる 誰かが呼んでいる 愛しい人が私を呼ぶわ 「迎えに来たよ、さあ行(ゆ)こうね」と 愛しい人が私を呼ぶわ 「捨てたわけではないのよ」なんて なんだ、 夢なのか
身体の中を流れる涙中島みゆき中島みゆき中島みゆき中島みゆき瀬尾一三身体の中を流れる涙 どこを切っても涙が落ちる 涙が私を動かしている 私は涙でできている 身体の中を流れる涙 熱い血なんかはひと粒もない 温もり目当てに抱きしめたなら なおさら寒さを知るばかり 縁起かつぎや験(げん)かつぎ 悲しみ除(よ)けなど要りません 今より悲しいことはない この先怯えることもない 心よりなお早く 身体は凍る 氷よりなお深く 涙は凍る  どこかに理由があるならば どこかで止まりもするけれど 何から何まで理由なら 涙はつづいてゆくばかり なぐさめ言葉 知恵言葉 私のためなら要りません 私の聞きたいひとことは あの人だけしか使えない 命よりなお長く 誓いは生きる(身体の中を流れる涙 誰にもわからない) 涙よりなお長く 誓いは生きる(身体の中を流れる涙)  (何を泣いていたか忘れても 自分でも見えない悲しみが 流れ続け 引き継がれてゆく 誓いは生きる) (何を泣いていたか忘れても 自分でも見えない悲しみが 流れ続け 引き継がれてゆく)
問題集中島みゆき中島みゆき中島みゆき中島みゆき瀬尾一三2人のカバンの中には 違う問題集がある 代りに解いてあげたなら 代りに解いてくれるかな 取り替えてみたい気がする あなたの問題集は 私にはたやすく見える 私の問題集は あなたにはたやすく見える 取り替えてみたい気がする 答合わせには まだ遠い先のことらしい 1問も解けないうちに 問題ばかりが降って来る  おそらくあなたの問題集に書かれている文字と おそらく私の問題集に書かれている文字は 違う国の言葉なんだろう イカれた女が急に答えても 誰も信じない まぐれか真似たに違いないとしか 誰も信じない 斜めにうなずいている 手に入れたつもりの虎の巻には余白がある 間違って読み違っても 案外当たりなこともある  明日には わかるようになるかな 今夜には わかるようになるかな もうまもなく わかるようになるかな もうまもなく わかるようになるかな
病院童中島みゆき中島みゆき中島みゆき中島みゆき瀬尾一三痛い苦しい時にゆく もしくは運ばれる ゆかずに済めば関(かかわ)りたくない それが病院 「きっと元どおりにしてね」「きっと昔に戻してね」 言うほうも言われるほうも なかなかせつない 病院は戦場だ 病院は外国だ まさか過ぎる人生が 行ったり来たりする  叶(かな)うものなら 密(ひそ)やかに病院の片隅で 日曜日も寄り添ってる 童(わらし)になりたいわ きっと治って帰ってね きっと笑って帰ってね ここで出会ったことなんか忘れてしまってね 病院は戦場だ 病院は外国だ 急ぎ過ぎる人生が 行ったり来たりする  病院で産まれて 病院で育った この頃は 消毒のあの匂いが やや物足りない 病院は戦場だ 病院は外国だ 普通の表通りから さほど遠くない  所詮1人であることを ここでは知らされる 元気ならば越えられる孤独が 身に刺さる 「何んだおまえまだ居たのか」と笑ってもらえたらうれしい 1人ぽっちで泣く人の居るのは悲しい 病院は戦場だ 病院は外国だ 心細い人生が 行ったり来たりする 病院は戦場だ 病院は外国だ 病院童(びょういんわらし)になりたい 切実な願い
ジョークにしないか中島みゆき中島みゆき中島みゆき中島みゆき瀬尾一三笑ってくれましたか それならいいんです 驚き過ぎると笑うしかないですよね 笑ってくれましたか 黙らないでください 構えさせてしまった 深い意味はないんです 愛について語ることは 私たちは苦手だから 明日また会えるように ジョークにしないか きりのない願いは ジョークにしてしまおう  桜が咲きましたね 雪が来ますね そんな話だけで1年が過ぎてもいい ふざけてばかりな奴 好きも嫌いもない うとましがられるより そんな奴でいいんです 愛なんて軽いものだ 会えることに比べたなら 明日また会えるように ジョークにしないか きりのない願いは ジョークにしてしまおう  海へゆこう 眺めにゆこう 無理に語らず 無理に笑わず 伝える言葉から伝えない言葉へ きりのない願いは ジョークにしてしまおう 伝える言葉から伝えない言葉へ きりのない願いは ジョークにしてしまおう きりのない願いは ジョークにしてしまおう
愛詞(あいことば)中島みゆき中島みゆき中島みゆき中島みゆき瀬尾一三ありふれた男と ありふれた女が 群像の中で 突然の中で 特別な人になる 傷ついた昨日も 傷ついた未来も 諦めの中で 突然の中で 意味のある日になる 逢いたくて 昨日までと違う意味で逢いたくて 触れたくて 昨日までと違う意味で触れたくて 傷ついたあなたへ 傷ついた命へ わかる人にしかわからない それでいい愛詞(あいことば) わかる人にしかわからない それでいい愛詞(あいことば)  風の強い夜です 手をつないでください 昨日までならば言えた戯(ざ)れ言も ためらう風の中 願いごと増えました 独りなら願わない あなたが微笑んでいてくれるように 泣かずにいるように 伝えたくて 昨日までと違う意味で伝えたくて せつなくて 昨日までと違う意味でせつなくて こごえてるあなたへ こごえてる命へ 心の扉の鍵になれ ひと粒愛詞(あいことば) 心の扉の鍵になれ ひと粒愛詞(あいことば)  傷ついたあなたへ 傷ついた命へ わかる人にしかわからない それでいい愛詞(あいことば)
気分を出してもう一度立木リサ&今野雄二立木リサ&今野雄二安井かずみ加藤和彦瀬尾一三気分出して欲しいわ 恋に似てるかんじで せっかくの夜 ねえ ムダにしないで 胸トキメかせ ながら We can dance, We can dance, We can dance, dance, dance  気分出して欲しいわ バラと酒のつかのま ひとかけらでも ねえ ほんとの気持 グラスに映し ながら We can dance, We can dance, We can dance, dance, dance  踊って la la la 踊って la la 気分を出して ねえ 踊って la la la 踊ってla la 恋人みたいに 気分出して 気分出して 気分出して欲しいわ  気分出して欲しいわ ほかの事は忘れて たとえ誰かが ねえ 噂をしても 今夜はふたり だけで We can dance, We can dance, We can dance, dance, dance  踊って la la la 踊って la la 気分を出して ねえ 踊って la la la 踊ってla la 恋人みたいに 気分出して 気分出して 気分出して欲しいわ
SENTIMENTAL SUGAR RAIN河合奈保子河合奈保子吉元由美河合奈保子瀬尾一三さよならじゃないのに 涙が出るの 真夜中のバスを待つ 濡れたベンチでキスした  幸せを捜しに 遠くへ行くの あなたにあふれている 勇気を少し分けてほしい  愛された頃には我がまま言えても 唇の熱さを今は告げられず  Close my eyes Sugar Sugar Tear Rains ほろ苦いものね 優しさは 淋しささえ夢と言った 男(ひと)を愛したら  No one I can love more like as you Holding your dream all right so long Only place you'll be back is sweet my heart Kiss me like a lovely rose and please sting my lips  好きな人出来ても愛さないでいて 「待ってる…」と心で叩く広い胸  Close your eyes Sugar Sugar Tear Rains 切なさを試す雨のよう あなたの瞳(め)に小さくなる 私抱いていて  Close my eyes Sugar Sugar Tear Rains ほろ苦いものね 優しさは 淋しささえ夢と言った 男(ひと)を愛したら
紙の船下成佐登子下成佐登子山川啓介坂田晃一瀬尾一三出せるはずのない あなたへの手紙 たそがれの河に そっと流しましょう 生きる哀しみも 知らない頃の 笹舟のかたちに 愛を折って  紙の舟 紙の舟 あなたに届け 運命(さだめ)の流れに 沈まないで 赤い糸 赤い糸 切れずにいて 時間(とき)のナイフに 負けないで  夢を追いかける あなたの若さに 追いつけなかった 遠いわかれ道 選んだ暮らしは やさしいけれど ひたむきな愛へと 帰りたい  紙の舟 紙の舟 あなたに届け 手渡しそこねた 思いを乗せ 星の海 星の海 ゆられながら いつか愛しい 胸に着け  赤い糸 赤い糸 切れずにいて 二度と会えない 男(ひと)だけど
Mrs. Melancholy下成佐登子下成佐登子山川啓介坂田晃一瀬尾一三Mrs. メランコリー 頬づえをついて 遠い瞳(め)で なにを見てるの? Mrs. メランコリー 窓ごしの空の スクリーンに 映るのは 誰?  幸せの香りを まとうあなたの 心に吹く風 誰も知らない 実らずに別れた 愛のまぶしさ 哀しいめまいは きっと罪の色  Mrs. メランコリー あの男(ひと)は今も 少年のような まなざし Mrs. メランコリー くり返す恋は あなたを 忘れないせい  ひとはみなあしたへ 急ぐ旅人 歩みをとめれば 過去はあざやか 女には最初の 恋がふるさと 戻ってゆけない 道が燃えている  幸せの香りを まとうあなたの 心に吹く風 誰も知らない 聞き慣れた靴音 ドアにひびけば あなたはいつもの 顔に帰るはず
NEVER MIND下成佐登子下成佐登子佐藤純子下成佐登子瀬尾一三新しい恋をするたび あなたの夢 見る すこしだけ 気がかりだよと やさしい目で見つめているの  Never your mind 平気よ 今度は きっとうまくゆく あなたが「友達」だもの  つらいこと 何かあるたび 甘えさせてくれず それでいて つきはなさない 不思議なひと そのままでいて  Never your mind 平気よ 今度は きっとうまくゆく あなたが「友達」だもの  友達や恋人が しかたなく変わるけれど 遠くから手を振って 同じ道を歩いてほしい  Never your mind, Never mind love  あなたの生きかたが好きよ 私が誇れるほど
やさしい雨下成佐登子下成佐登子佐藤純子下成佐登子瀬尾一三ガラス色の小雨の中 忘れていた名前を聞く 強気だったあなたなのに くじけてると聞かされたわ  想い出追い越して強くなったけど 哀しい噂じゃ 胸が痛いから  Love is lonely journey 心が旅してゆく 過ぎた季節へと 翼ひろげて Rain is rolling jewelry さびしい時はそっと 名前呼んでみて 飛んでゆくわ すぐに  まずしすぎる夢を見てた あの日のまま はしゃいでいた 今になって悔やんでいる 知らず知らず傷つけたと  やさしい雨が降る こんな朝には まぶたのふちにも ぬくもりがあるの  Love is lonely journey 涙が旅してゆく 時を止めたまま 遠い日々へと Rain is rolling jewelry 苦しい時はきっと 私もどこかで すこしだけ泣くわ  誰より自分を愛し続けてね Love is lonely journey 自分を責めないでね すぐムキになるあなたのままで Rain is rolling jewelry 思い出して いつでも やさしくなれたら 胸の奥で逢える  Love is lonely journey 涙が旅してゆく 時を止めたまま 遠い日々へと Rain is rolling jewelry 苦しい時はきっと 私もどこかで すこしだけ泣くわ
雪解け下成佐登子下成佐登子天野滋天野滋瀬尾一三雪解けの音は春のときめき 一つの雫が川の流れへ 急ぎ過ぎている白い花たちに そっと風のくちづけ  ああ だけど 冷たい冬を 懐かしく感じるのは なぜ ああ だけど 冷たい雪に やさしさを感じるのは なぜ  目を閉じると ふるさとは いつも すぐそばに  鳥たちの声は春のささやき 季節の扉の鍵を運んで 暮れてゆくたびに移りゆく景色 そっと時のいたずら  ああ だけど 冷たい冬を 懐かしく感じるのは なぜ ああ だけど 冷たい雪に やさしさを感じるのは なぜ  目を閉じると ふるさとは もう すぐそこに
LADY JANE中島みゆき中島みゆき中島みゆき中島みゆき瀬尾一三LADY JANE 店を出るなら まだ LADY JANE 暗いうちがおすすめです 日常な町角 LADY JANE どしゃ降りの夜なら LADY JANE 古い看板が合います 色もない文字です 愛を伝えようとする二人連れが ただジャズを聴いている 愛が底をついた二人連れも ただ聴いている 時流につれて客は変わる それもいいじゃないの この町は乗り継ぎ人(びと)の町 LADY JANE 大好きな男が LADY JANE この近くにいるの たぶんここは知らないけど LADY JANE  LADY JANE 脛(すね)に傷ありそうな LADY JANE マスターはいつも怒ってる 何かを怒ってる LADY JANE 昔の映画より LADY JANE 明日(あした)の芝居のポスターが 何故(なぜ)か古びている 座り心地が良いとは言いかねる 席はまるで船の底 常に灯りは霞(かす)んでいる 煙草のるつぼ 時流につれて町は変わる 迷い子になる程変わっちまっても この店はあるのかな  酔いつぶれて寝ていたような片隅の客が ふいとピアノに着く 静かに遠ざかるレコードから 引き継いで弾く 時流につれて国は変わる 言葉も通じない国になっても この店は残ってね LADY JANE 私は一人です LADY JANE 歩いて帰れる程度のお酒を作ってね LADY JANE 店を出るなら まだ LADY JANE 暗いうちがおすすめです 日常な町角 LADY JANE
休石中島みゆき中島みゆき中島みゆき中島みゆき瀬尾一三あなたが急に早足で 何か約束でも思い出したように登ってゆく 待ってください 呼ぶ声は切れぎれに 日の暮れがたに 石段は長い 「もういいよ」 休石(やすみいし)で休んで待っていてね 「もういいよ」 家々の灯りが増えてゆく 私はヒールを脱ぎ捨てて 後悔坂を這い登る  忘れていない 忘れたつもりでいただけ 隠れ鬼をしようと私が言った 私が鬼です あなたは痛む足を引き上げ引き上げながら 登って行った 見えなくなるまで登って行った 「もういいよ」 休石(やすみいし)で休んで待っていてね 「もういいよ」 伝えればよかった言(こと)の葉(は)が散っている 私は両手に掻(か)き集め 後悔坂を這い登る  待ってください 呼ぶ声は切れぎれに 日の暮れがたに 石段は長い 「もういいよ」 休石(やすみいし)で休んで待っていてね 「もういいよ」 伝えればよかった言(こと)の葉(は)が散っている 私は両手に掻(か)き集め 後悔坂を這い登る 私は両手に掻(か)き集め 後悔坂を這い登る
Why & No中島みゆき中島みゆき中島みゆき中島みゆき瀬尾一三何か変だと第六感が今うしろ髪引っ張った だけど訊いたら気まずいようで ここで訊いたら間(ま)が悪いようで 何か変だと寒気(さむけ)のように今いやな感じがした だけど訊いたら機嫌損(そこ)ねそう ここで訊いたらアタマ悪そうで 根拠もないし 証拠もないし 理屈では敵(かな)わない でもだいたいそういうのが当たりなんだよね 訊くべきだったね「なんでさ」ってね 間に合わせの納得で黙り込まないで もしかしたら世の中はそういうものかもしれないなんて “そういうもの”なんて あるもんか 訊けばいいじゃんいいじゃん「なんでさ」ってね 訊けばいいじゃんいいじゃん「Why & No & No」  どこか痛いと心の鱗(うろこ) 無理に剥(は)がれる音がした だけど異論は無礼なようで 進めなければ時間ないようで どこか痛いと匂いのように疑わしさがそそけ立つ だけど異論は間違いなようで 進めなければ仕方ないようで いつもそうだ繰り返しだ その弱味知られてる 甘いもんだと ちょろいもんだと エサになっている 言うべきだったね「ことわる」ってね その場しのぎのお愛想は もうたくさんだ もしかしたら世の中が正しいものかもしれないなんて “正しい他人”なんて あるもんか 言えばいいじゃんいいじゃん「ことわる」ってね 言えばいいじゃんいいじゃん「Why & No & No」 手抜きせんで言えばいいじゃん 「Why & No」
もういちど雨が中島みゆき中島みゆき中島みゆき中島みゆき瀬尾一三もういちど雨が降りだしたみたいだね 遠ざかる車たちの足音が濡れている この街の雨は ひそやかな音で降るね 今もまだ馴染(なじ)めなくて 聞き逃しそうになる 偶然は一生に一度しかないのかな もういちど始まりの偶然はないのかな 愛はどこだ 指の隙間(すきま)から こぼれ落ちた日々を探している 愛はどこだ あの日々は もういちど雨が降りだしたみたいだね もういちど素直になれば やり直せるだろうか  遠い日に旅に出て 今もまだ旅に居て 帰るのに足りるだけの理由を探している この街の外で もういちど出会えたなら 寂しさに騙(だま)されずに 求め合えるだろうか 過ぎてゆく時間より他(ほか)にもうないのかな 悲しみを拭い去る奇跡はないのかな 愛はどこだ まるで水のように こぼれ落ちた夢を探している 愛はどこだ はじめから もういちど雨が降りだしたみたいだね もうないと思っていた空が まだあるらしい
空がある限り中島みゆき中島みゆき中島みゆき中島みゆき瀬尾一三アゼルバイジャンの夕暮れは 女満別(めまんべつ)の夕暮れと変わらない 歩いているうちにいつのまにか 紛れ込んで続いてゆきそうだ 銃で砕かれた建物や 鉄条網が視界を塞いでも まるで昔からいるように 私はそこにいるだろう 肌を包む布がある 私は赤児に返る 誰か歌う声がする 私は子供に返る 空がある限り 私の暮らす町 なつかしさも わずらわしさも 美しさも 汚なさも あなたと私の町  これから朝に転じる前が 夜のいちばん寒い時間でしょう あなたにたどり着かないのは まだ寂(さみ)しさが足りないのでしょう あなたの傍へゆくために パスポートもビザも必要がない 空を見上げて 空に溶けて 空を伝ってゆく そこに夏は来るかしら そこに冬は来るかしら そこに人は住むかしら そこに神は住むかしら 空がある限り 私の暮らす町 なつかしさも わずらわしさも 美しさも 汚なさも あなたと私の町  取り替えてみませんか あなたがここに 私がそこに どちらの寂(さみ)しさも変わらない 共にいないならば 空がある限り 空がある限り なつかしさも わずらわしさも 美しさも 汚なさも あなたと私の町 なつかしさも わずらわしさも 美しさも 汚なさも あなたと私の町
ライカM4中島みゆき中島みゆき中島みゆき中島みゆき瀬尾一三モデルはどんなつもりに写ろうかと あれこれ考えてやって来た それなりに モデルはどんなつもりに写ったかと 期待を籠(こ)めて出来上がりを覗(のぞ)き込む ところがそこに姿はない 期待を籠(こ)めた姿はない モデルは黙り込んで 踵(きびす)を返す だってそれはライカM4 無理もなくてライカM4 こいつが撮るのは風と光 他(ほか)にはあとひとつだけ だってそれはライカM4 無理もなくてライカM4 こいつが撮るのはレンズの手前 カメラマンの涙だけ  モデルは何(なん)の色に染まろうかと 腕の見せどころを考えてやって来た モデルは新たな色を創り出せたか 意地の見せどころを探して覗(のぞ)き込む ところがそこに貌(かたち)はない モデルは透明に写るだけ 靴音荒げ モデルは立ち去った だってそれはライカM4 無理もなくてライカM4 こいつが撮るのは風と光 他(ほか)にはあとひとつだけ だってそれはライカM4 無理もなくてライカM4 こいつが撮るのはレンズの手前 カメラマンの涙だけ  時がすぐに過ぎるのは 良(い)いことかもしれないね つなぎとめることは出来たかい 今日吹いた風を  モデルは逃げて指示に従わない 機嫌悪いらしく 話に応えない モデルはよけてフレームに収まらない 〆切りの時間ばかりがただ過ぎてゆく あれはどこかで見た奴だと 気がつけば忘れようもなく 子供の頃の自分がそこにいた だってそれはライカM4 無理もなくてライカM4 こいつが撮るのは風と光 他(ほか)にはあとひとつだけ だってそれはライカM4 無理もなくてライカM4 こいつが撮るのはレンズの手前 カメラマンの涙だけ
愛と云わないラヴレター中島みゆき中島みゆき中島みゆき中島みゆき瀬尾一三愛という言葉を一度も使わずに あの人だけわかる文(ふみ)を書く 誰か覗(のぞ)いて見ようとしても 季節伺(うかが)いと読めるだけ あの人だけ読みとれる言葉散りばめて 心当たりにそっと触れる言葉散りばめて 手を触れて 愛と云わずに互いの心に手を触れて 白日(はくじつ)のもとに文(ふみ)を書く  愛という言葉に愛は収まらない さりとて伝えずには伝わらない 喉元に答迫るような言葉は あえて使わない 読みたい文字 他人は探して読み進む 裸な文字を探り当てるために読み進む 嘘じゃない 愛と云わずに慕わしさに衣(きぬ)を着せかけて 白日(はくじつ)のもとに文(ふみ)を書く  あの人だけ読みとれる言葉散りばめて 心当たりにそっと触れる言葉散りばめて 手を触れて 愛と云わずに互いの心に手を触れて 白日(はくじつ)のもとに文(ふみ)を書く
曲名 歌手名 作詞者名 作曲者名 編曲者名 歌い出し
マリンブルーの恋人達児島未散児島未散安藤芳彦村田和人瀬尾一三風は オフショア 光の嵐 だけど 二人は黙る 濡れた サンダル 浜辺に置いて 一人 波打ち際 Who are you? 少しだけ 距離を感じている 一つ夏が 過ぎる度に さみしさを 知って行く 意外なほど 冷たい波 私一人 秋ね 『僕の 事など 忘れろ』なんて とても 言えないあなた だから 余計に 悲しくなるの 優しさにさよなら Please, take me. もう一度 夏へ連れて行って 青い海と 砕ける波 心まで奪われて 生きてる事 感じていた 二人だけの夏よ 海へ続いてく 急な坂道から あなたが今 鳴らすクラクション 腕かかえ見送るの 意外なほど 冷たい波 私一人 秋ね
荒野より久我陽子久我陽子中島みゆき中島みゆき瀬尾一三望みは何かと訊(き)かれたら 君がこの星に居てくれることだ 力は何かと訊(き)かれたら 君を想えば立ち直れることだ  僕は走っているだろう 君と走っているだろう あいだにどんな距離があっても 僕は笑っているだろう 君と笑っているだろう あいだにどんな時が流れても  荒野より君に告ぐ 僕の為(ため)に立ち停(ど)まるな 荒野より君を呼ぶ 後悔など何もない  朝陽の昇らぬ日は来ても 君の声を疑う日はないだろう 誓いは嵐にちぎれても 君の声を忘れる日はないだろう  僕は歌っているだろう 君と歌っているだろう あいだにどんな距離があっても 僕は生きているだろう 君と生きているだろう あいだにどんな時が流れても  荒野より君に告ぐ 僕の為(ため)に立ち停(ど)まるな 荒野より君を呼ぶ 後悔など何もない  僕は走っているだろう 君と走っているだろう あいだにどんな距離があっても 僕は笑っているだろう 君と笑っているだろう あいだにどんな時が流れても  荒野より君に告ぐ 僕の為(ため)に立ち停(ど)まるな 荒野より君を呼ぶ 後悔など何もない 荒野より君に告ぐ 僕の為(ため)に立ち停(ど)まるな 荒野より君を呼ぶ 後悔など何もない
ひとり上手久我陽子久我陽子中島みゆき中島みゆき瀬尾一三ひとり上手と呼ばないで 心だけ連れてゆかないで 私を置いてゆかないで ひとりが好きなわけじゃないのよ  私の帰る家は あなたの声のする街角 冬の雨に打たれて あなたの足音をさがすのよ  あなたの帰る家は 私を忘れたい街角 肩を抱いているのは 私と似ていない長い髪  心が街角で泣いている ひとりはキライだとすねる ひとり上手と呼ばないで 心だけ連れてゆかないで 私を置いてゆかないで ひとりが好きなわけじゃないのよ  雨のようにすなおに あの人と私は流れて 雨のように愛して サヨナラの海へ流れついた  手紙なんてよしてね なんどもくり返し泣くから 電話だけで捨ててね 僕もひとりだよとだましてね  心が街角で泣いている ひとりはキライだとすねる ひとり上手と呼ばないで 心だけ連れてゆかないで 私を置いてゆかないで ひとりが好きなわけじゃないのよ  ひとり上手と呼ばないで 心だけ連れてゆかないで 私を置いてゆかないで ひとりが好きなわけじゃないのよ
アリア -Air-平原綾香平原綾香中島みゆき中島みゆき瀬尾一三やまぬ雨のように考え続けよう あなたのことだけを考え続けよう 世の中のことなど振り向きもせず 不安を予感して泣く赤ん坊たち 不安を予感して恋する大人たち 未来は嘘をつく 予感を嗤(わら)う  1人では歌は歌えない 受けとめられて産まれる あてもなく夜の空へ鳥を放つかのように あてもなく声に出す 心を放つ 1人では歌は歌えない 受けとめられて産まれる 響きあう波を探して  アリア 人は誰も自由になりたかった アリア 空を覆(おお)う孤独という冷たい闇から  海辺で聴く歌は波の音(ね)と似ている 砂漠で聴く歌は砂の音(ね)と似ている 私の歌声は何(なに)にでもなる 私は待ちわびる あなたの歌声を 私は待ちわびる 誤(あやま)たずあなたを 騒がしい時代に埋もれぬように  1人では歌は歌えない 受けとめられて産まれる 巡りあう人の総(すべ)て愛せるほど強くない 巡りあう人の総(すべ)て敵なら虚(むな)しい 1人では歌は歌えない 受けとめられて産まれる 響きあう波を探して  アリア 人は誰も自由になりたかった アリア 空を覆(おお)う孤独という冷たい闇から  1人では歌は歌えない 受けとめられて産まれる 響きあう波を探して  アリア 人は誰も自由になりたかった アリア 空を覆(おお)う孤独という冷たい闇から 冷たい闇から
バトン徳永英明徳永英明徳永英明徳永英明瀬尾一三かっこ悪くていい 何か言われてもいい 僕には出来ないって、心のまま伝えてみな  大人だからなんなの? 好きな人のためなの? 自信がないのなら、その気持ちを大事にして  夜空が明けてゆくよ 背中が僕の希望 期待というバトン、いつもつなげること出来なくても  ゴールが近づく頃 笑顔になれるのなら 不安だらけだよと いまは泣くがいい  闘わなくていい 変わらなくてもいい 負けそうな時には、その気持ちに寄り添ってて  生きるという未来に 勇気を置いてゆこう 立ち止まる数だけ 楽しめばいい  忘れようと決めても あの日を思い出してる 時間は止まっても 星たちは動き続けてゆくんだ  夜空が明けてゆくよ 背中が僕の希望 期待という想い、いつも応えること出来なくても  ゴールが近づく頃 笑顔になれるのなら 不安だらけだよと 微笑む僕に  また逢いましょう
陽炎徳永英明徳永英明徳永英明徳永英明瀬尾一三あなた遠くへ逝ったのは 六月のわり蒸し暑い そこにはもう居ないのに あなたの手を握ってた  あなたを憎んだことばかり 離れてくらした日もあった それでも私の気持ちはずっと あなたの方を向いていた  許せないことばかり 多すぎたからかしら しばらくは面影も見ないようにしてたみたい  でも、あなたの残したセーターの 袖を折って着てます 私でも知らないこの想い 言葉に表すことできません  一人が慣れたこの家も あなたの写真がある部屋も 住み慣れた場所の近くに 引越ししようと思います  思い出は楽しいと 人は呼んでますか? 私には思い出に陽炎が舞っています  でも、あなたの好きな洋菓子を 今日も買って帰るの 私にも見えない思い出が 記憶のどこかにあるのでしょ  笑顔だけで他の女(ひと) たぶらかしてばかり 手鏡が映すのは泣き腫れた私だった  でも、あなたの残したセーターの 袖を折って着てます 私でも知らないこの想い 言葉に表すことできません  私でも知らないこの想い 言葉に表すことできません
人生の素人中島みゆき中島みゆき中島みゆき中島みゆき瀬尾一三輝いていた頃の君を探してた 今はもう失ったものを褒(ほ)めていた そのことが君をなお傷つけていたと 気づかない僕は この愚かさを憎む 「くよくよなんてしなさんな 昨日は昨日 見せたい海があるの 知らなかったでしょう」 君が今 新しさを僕に教えてる 皆、 人生は素人(しろうと)につき  日々という流れには ひながたもなく 1人ずつ放された蛍のようだ 「いつかはなんて云わないで 今すぐ見せて 行(ゆ)けばよかった國(くに)の地図 私に見せて」 君が今 向う見ずを僕に迫ってる 皆、 人生は素人(しろうと)につき  思い出は要(い)りますか 思い出は要(い)りませんか いつか旅立つ日のために 憧れは要(い)りますか 憧れは要(い)りませんか いつか旅立つ日のために 皆、 人生は素人(しろうと)につき  「くよくよなんてしなさんな 昨日は昨日 見せたい海があるの 知らなかったでしょう」 君が今新しさを僕に教えてる 皆、 人生は素人(しろうと)につき 皆、 人生は素人(しろうと)につき
慕情GOLD LYLIC中島みゆきGOLD LYLIC中島みゆき中島みゆき中島みゆき瀬尾一三愛より急ぐものが どこにあったのだろう 愛を後回(あとまわ)しにして何を急いだのだろう 甘えてはいけない 時に情(なさけ)は無い 手離してならぬ筈(はず)の何かを 間違えるな 振り向く景色はあまりに遠い もいちどはじめから もしもあなたと歩きだせるなら もいちどはじめから ただあなたに尽くしたい  海から産まれて来た それは知ってるのに どこへ流れ着くのかを知らなくて怯えた 生き残る歳月 ひとりで歩けるかな 生き残らない歳月 ひとりで歩けるかな 限りない愚かさ 限りない慕情 もいちど出逢いから もしもあなたと歩きだせるなら もいちど出逢いから ただあなたに尽くしたい  少し嬉しかった事や 少し悲しかった事で 明日(あした)の行方(ゆくえ)は たやすくたやすく 翻(ひるがえ)るものだから 甘えてはいけない 時に情(なさけ)は無い 手離してならぬ筈(はず)の何かを 間違えるな  限りない愚かさ 限りない慕情 もいちどはじめから もしもあなたと歩きだせるなら もいちどはじめから ただあなたに尽くしたい もいちどはじめから もしもあなたと歩きだせるなら もいちどはじめから ただあなたに尽くしたい
希い中島みゆき中島みゆき中島みゆき中島みゆき瀬尾一三希いに希う人ほど 希いを口に出さない 誰に打ち明けてみても 届かなかった日が多すぎて 欲にまみれた希いばかりが 先を争って叶(かな)ってゆく ささやかな希いばかりが 粉雪のように残される 肩を抱いてみても 頬を寄せてみても 何ひとつ ほんとは聞いていなかったんだ つましい希いだったのに  希いよ届け あの人の希い 私のすべての希いと引き替えに 希いよ届け あの人の希い 私のすべての未来と引き替えに ただひとつ  言うに言えない恐れが 世界じゅうに溢(あふ)れてる 時が解決するだろうか 人が解決するだろうか 強く希えば叶(かな)うだなんて 子供に嘘はいけませんね 右と左の希いがあれば 強い方が叶(かな)うと教えますか その時でなければ間に合わない希いがある それと気付きながら 時を稼いだんだ 切(せつ)なる希いだったのに  希いよ届け あの人の希い 私のすべての希いと引き替えに 希いよ届け あの人の希い 私のすべての未来と引き替えにただひとつ  あなたのSOSが 聞こえなかったのは何故(なぜ)だ 聞こえなかったのではなく 聞きたくなかったせいだろう  希いよ届け あの人の希い 私のすべての希いと引き替えに 希いよ届け あの人の希い 私のすべての未来と引き替えに ただひとつ
アリア -Air-中島みゆき中島みゆき中島みゆき中島みゆき瀬尾一三やまぬ雨のように 考え続けよう あなたのことだけを 考え続けよう 世の中のことなど振り向きもせず 不安を予感して泣く赤ん坊たち 不安を予感して恋する大人たち 未来は嘘をつく 予感を嗤(わら)う  1人では歌は歌えない 受けとめられて産まれる あてもなく夜の空へ 鳥を放つかのように あてもなく声に出す 心を放つ 1人では歌は歌えない 受けとめられて産まれる 響きあう波を探して アリア 人は誰も 自由になりたかった  海辺で聴く歌は 波の音(ね)と似ている 砂漠で聴く歌は 砂の音(ね)と似ている 私の歌声は何にでもなる 私は待ちわびる あなたの歌声を 私は待ちわびる 誤(あやま)たずあなたを 騒がしい時代に埋もれぬように  1人では歌は歌えない 受けとめられて産まれる 巡りあう人の総(すべ)て 愛せるほど強くない 巡りあう人の総(すべ)て 敵なら虚(むな)しい 1人では歌は歌えない 受けとめられて産まれる 響きあう波を探して アリア 人は誰も 自由になりたかった  1人では歌は歌えない 受けとめられて産まれる 響きあう波を探して アリア 人は誰も 自由になりたかった アリア 空を覆(おお)う 孤独という冷たい闇から 闇から
ねこちぐら中島みゆき中島みゆき中島みゆき中島みゆき瀬尾一三ねこちぐらに潜(もぐ)り込んで 1日じゅう出て来ないの ずいぶん古くてボロボロなのに 藁(わら)の匂いも消え去ったのに ねこちぐらに潜り込んで 1日じゅう出て来ないの 怒ってはいない 怖いこともない 欲しいものはない 何もいらない ねこちぐらに入ったまま 私の心 出て来なくなった  ねこが帰って来なくなった こんなひどい雨降りなのに たぶん あなたの部屋まで帰った 見上げているわ なつかしい窓 ねこが帰って来なくなった こんなひどい雨降りなのに 追い返してね ちゃんと話してね そこはもう 他(ほか)のねこの居場所 ねこが帰って来なくなった こんなひどい雨降りなのに  気まぐれだから 忘れんぼだから かまわないでおいて 何もいらない ねこちぐらに入ったまま 私の心 出て来なくなった  ねこは なにもいわない ねこは なにもいわない でも ねこだってかなしい でも ねこだってかなしい
月の夜に中島みゆき中島みゆき中島みゆき中島みゆき瀬尾一三月の夜に岸を出て あてどもなく岸を出て 月の残す曳(ひ)き波が 光るのを辿(たど)ってゆく 朝になれば あの人は何もかも元のとおり 私を知らぬ人になり 穏(おだ)やかに暮らすだろう  遥(はる)かな波の彼方 何かが気になっても 何も其処(そこ)に見つけはしない 気のせいだけで終わるだろう 月の夜に岸を出て 想いを捨てにゆく 月の夜はひきとめて 夢だけひきとめて  水平線が見当たらないほど 月の出ない闇ならば 遠い灯(あか)り間違えて 街の夜に騙(だま)されて 涙を抱きしめる  月の夜は空の中 花が咲いているようで あの人にとどけたくて どこまでも辿(たど)ってゆく  言えば良かったことが 月の中に揺れてる 言わなければ良かったことが 水面(みなも)の月に揺れている 月の影に誘われて 想いを捨てにゆく 月の夜は抱きしめて 夢だけ抱きしめて  月を背にすれば 闇が道標(みちしるべ) 許されているような しどけなさを真(ま)に受けて 街の夜に騙(だま)されて 涙を抱きしめる
移動性低気圧中島みゆき中島みゆき中島みゆき中島みゆき瀬尾一三女の胸の中には 違う女が住んでる あと1人 時によりあと3人4人 女の胸の中には 手に負えない性悪(しょうわる)と 憎めない女神が 野放しで住んでる  わからん 冷たいのか わからん 熱いのか 機嫌のゆくえは移動性低気圧 わからん 遠ざかり わからん 跳ね返り はずみで何処(どこ)まで 行(ゆ)くか戻るか 女の心は低気圧 予測のつかない低気圧 予測がつくのは 昨日(きのう)へ戻れないことだけ  男の夢の中には 粗忽(そこつ)な貘(ばく)が住んでる いま見たはずの夢を食べてしまった 男の夢の中には 古い風車(ふうしゃ)が廻ってる 思い出の風を 恋しては廻る  わからん 積み上げた わからん 日々の前 突然横切る移動性低気圧 わからん 好きなのか わからん 違うのか とりあえず振り向く 振り廻される 男の心は高気圧 かなしいくらいに高気圧 わかっているのは 寂(さみ)しさに弱いことだけ  不確かさ気になって 高気圧は惑(まど)う 両極端の真ん中は 見る位置次第 女の心は低気圧 予測のつかない低気圧 予測がつくのは 昨日(きのう)へ戻れないことだけ 予測がつくのは 昨日(きのう)へ戻れないことだけ
マンハッタン ナイト ライン中島みゆき中島みゆき中島みゆき中島みゆき瀬尾一三日本には繋(つな)がないで いま頃は真昼の国 夜の中起きている流民(るみん)たちに繋(つな)いでよ ガラス越しに見る街は 届きそうなシャンデリア 触ってみなさいよと 威丈高(いたけだか)な媚(こ)び笑い  変わり者が名物 浮気者が名物 顔ぶれはすぐ変わる 挨拶はすぐ変わる 争って勝ち抜いたら雲の上  マンハッタンナイトライン マンハッタンナイトライン 泣いてると聴こえたら風邪のせい マンハッタンナイトライン マンハッタンナイトライン 逃げ帰る故郷など とうに無い  急ぎ足で追い抜いて 早口でリエゾンする この街の人々は 気が良くて 気が多い  たぶん何か話した たぶん何か笑った それなのに誰ひとり会わなかった気がする 真夜中の言葉なら通じるかな  マンハッタンナイトライン マンハッタンナイトライン あの人がいないなら意味がない マンハッタンナイトライン マンハッタンナイトライン 置き去りの夜景にくるまっても  突然の雪が降る 急に真冬に変わる 突然の熱が来る 急に真夏に変わる ひと晩で身の上も変わり果てる  マンハッタンナイトライン マンハッタンナイトライン 泣いてると聴こえたら風邪のせい マンハッタンナイトライン マンハッタンナイトライン 逃げ帰る故郷など とうに無い  マンハッタンナイトライン マンハッタンナイトライン マンハッタンナイトライン マンハッタンナイトライン
小春日和中島みゆき中島みゆき中島みゆき中島みゆき瀬尾一三たぶん何かが足りなかったんでしょう それが何だったのかが 今もわからない それがそれがわかっていたなら あなたを傷つけはしなかったのに  悪気(わるぎ)だけでは生きてゆけないものよ 親切だけで生きてはゆけないように 何も何も頼らなければ あなたを傷つけはしなかったのに  風が吹くたび寂(さみ)しくて 雪がちらつくたびに寂(さみ)しくて 小春日和を探しています 小春日和を探しています 嘘のぬくもり探しています  冬の近さは誰にでもわかってる だから その前に少し息をつかせてね みんなみんな私をわかっている 私が自分をわかってないだけね  二度と誰をも泣かせない 誓うために訪ねて来ただけよ 小春日和を探しています 小春日和を探しています 嘘のぬくもり探しています  悪気(わるぎ)ありそな形(なり)をして 身構えなさいよと嗾(けしか)けて 小春日和を探しています 小春日和を探しています 嘘のぬくもり探しています
秘密の花園中島みゆき中島みゆき中島みゆき中島みゆき瀬尾一三道を教えてください 足跡残してください そこまでどれだけ遠いのでしょう  痛みを抱えた動物たちだけが向かう 誰にも教えてもらわずに 迷わず向かう 賢いはずの人間だけが 辿(たど)り着けずにまだ迷って いつか誰か教えてくれるまで  美しい風たちと 美しい水たちと 秘密が秘密に そっと寄り添って もの言わぬ森たちと もの言わぬ空たちと そこでは時計が黙り込んでいる  見つけたつもりで近づけば偽物(にせもの)ばかり 騙(だま)しているのは 眼の中の氷のカケラ 涙に溶けて流れて去れば 突然見える すぐ眼の前 密(ひそ)やかに続く道の その先  停まらない風たちと 停まらない水たちと 秘密が秘密を 補いあって 息をする森たちと 息をする砂たちと そこでは記憶がすれ違ってゆく  これは秘密 すべて秘密 あなたたちが打ち明けたら 消える  美しい風たちと 美しい水たちと 秘密が秘密に そっと寄り添って もの言わぬ森たちと もの言わぬ空たちと そこでは時計が黙り込んでいる
My Sweet Little Eyesしばたはつみしばたはつみ浜口庫之助・英詞:奈良橋陽子浜口庫之助瀬尾一三My sweet little chocolate eyes Can you tell me what you're dreamin' of Wish we were by the summer sea And you're walking' hand in hand with me The summer sea is clearest of blue The sun is shining down upon you Your skin is turning golden brown Like the color of soft'n gentle fawn  Dreamin' about your chocolate eyes Wonder if you're wishin' what I'm wishin' now Dreamin' about your chocolate eyes Wonder if you're dreamin' what I'm dreamin' now Let me dream, let me dream, let me dream of your Lotte My sweet love, sweet, sweet love, chocolate Lotte  My sweet little chocolate eyes Can you tell me what you're dreamin' of Wish we were by the summer sea And you're walking' hand in hand with me The summer sea is clearest of blue The sun is shining down upon you Your skin is turning golden brown Like the color of soft'n gentle fawn  Dreamin' about your chocolate eyes Wonder if you're wishin' what I'm wishin' now Dreamin' about your chocolate eyes Wonder if you're dreamin' what I'm dreamin' now Let me dream, let me dream, let me dream of your Lotte My sweet love, sweet, sweet love, chocolate Lotte
涙雨サヨ・ナラ清竜人清竜人清竜人清竜人瀬尾一三You want this love You want to be lonly in time End the love Before  I close in my life In smoking with Talking this time in the say it Call  もう二度と恋する事のない悲しい人なのね そんな目で俺を見つめてる君を愛してた  いたずらに傷付く事が恐くなってしまったのは 雨の夜君と出逢ったからなんて言えないよ  Tell me why 不確かな運命を 二人は Miss you  気が付けば赤ん坊のように言葉忘れて 愛してるさえ言えない愚か者さ  幾千の想いは涙雨と変わり 君の頬「さよなら」と綴られてた  心から誰かを愛する事を知ってしまったのは 哀しそうに君が笑ったからなんて言えないよ  Take on me 戻らない運命を それでも Miss you  もう遅いのに まだ間に合うと胸は騒いで もう居ないのに まだここに居る気がして  幾千の願いは涙雨と変わり 俺だけが「さよなら」と呟いてた
青春は美しい清竜人清竜人清竜人清竜人瀬尾一三僕は何を失い 何を得たのか 嗚呼 父さん 見つめていてね 母さん  明日にはもう 今日の僕はいないから さよなら いつの日か  夕暮れの紅 朝焼けの匂い  さあ 最後に 言い残す事がある 言葉にするのも やっとなんだ 黙って聞いてくれよ  出逢いと別れ 初恋 涙が出るのは いつだって この場所だけさ  これほど 僕達を悩ませている 青春はこんなにも美しいんだよ  僕は何を諦め 何をしたのか 嗚呼 先生 忘れないでいて マイフレンド  未来がほら 僕を迎えに来たから さよなら またいつか  放課後の影 教室の窓  さあ 最後に 叫びたい事がある 二度とないこの日を 精一杯 受け止めてくれよ  希望と挫折 旅立ち 涙の雫は 誰だって 夢の欠片さ  これほど 俺達を惑わせている 人生はこんなにも美しいんだよ  青春はこんなにも美しいんだよ
進化樹中島みゆき中島みゆき中島みゆき中島みゆき瀬尾一三高い空 腕を伸ばして どこまでも咲こうとした めぐりあわせの儚(はかな)さに まだ気づきもせず  幾億年歩き続けて すがた貌(かたち)は変わっても 幾億年傷を抱えて 明日(あした)こそはと願っても  誰か教えて 僕たちは今 ほんとうに進化をしただろうか この進化樹の 最初の粒と 僕は たじろがずに向きあえるのか  ことづては託(たく)されてゆく 面影は偲(しの)ばれてゆく けれど世代の7つ8つ過ぎれば 他人  踏み固めた道も薄れて また始めから荒れ野原 人はなんて幼いのだろう 転ばなければわからない  誰か聞かせて 遥(はる)か昔へ 僕は 何を置いて来たのだろう 何も知らずに 僕はひとりだ この樹の根は 何処(どこ)に在(あ)ったのだろう  人はなんて幼いのだろう 転ばなければわからない  誰か教えて 僕たちは今 ほんとうに進化をしただろうか この進化樹の 最初の粒と 僕は たじろがずに向きあえるのか  何も知らずに 僕はひとりだ この樹の根は 何処(どこ)に在(あ)ったのだろう
離郷の歌中島みゆき中島みゆき中島みゆき中島みゆき瀬尾一三屋根打つ雨よりも 胸打つあの歌は 二度とは戻らない 宙(そら)の流れ 何ひとつ変わらず人々は呼び合い 応(こた)える我が声に 夢は覚(さ)める  離れざるをえず離れたものたち 残さざるをえず残したものたち  心は離れない 星は消えない いつの日か 遠い國(くに)の歌を聞かせよう  屋根打つ雨よりも 胸打つあの歌は 二度とは戻らない 宙(そら)の流れ  行(ゆ)く手に道無く 況(ま)して待つ人無く 水に書く恋文 海へ還(かえ)れ  汚れざるをえず汚れたものたち 埋(う)もれざるをえず埋(う)もれたものたち  何もかも全てを連れてゆけたら 喜びも涙さえも 連れてゆけたなら  行(ゆ)く手に道無く 況(ま)して待つ人無く 水に書く恋文 海へ還(かえ)れ  離れざるをえず離れたものたち 残さざるをえず残したものたち  屋根打つ雨よりも 胸打つあの歌は 二度とは戻らない 宙(そら)の流れ
タグ・ボート(Tug・Boat)中島みゆき中島みゆき中島みゆき中島みゆき瀬尾一三負けを知らぬ城のような 大いなる船が出る あふれ返る光の粒 降り注ぐ水の上 祝盃は交わされる 人々は沸(わ)き返る 胸高鳴る旅人の 目は何も見ていない  その城の足元を 懸命に押している 汚れたタグ・ボートを 誰も見ていない  大いなる船は今 おごそかに岸を離れる 祝杯は交わされる 人々は見ていない  その城の足元を 身を震わせ引いている 汚れたタグ・ボートを 誰も見ていない  外海(そとうみ)へ出たなら 大いなるスクリューが回りだす 小さな船は急いで急いで離れゆく  さよなら ようそろ 行っておいでの笛 さよなら ようそろ ごきげんようの笛  大いなる人々の水平線は 大いなる船の上 甲板の高さ 大いなる人々は その足よりも低いところにあるものを 見ることはない  タグ・ボートは今日も上機嫌 タグ・ボートは今日も上機嫌 夕靄(ゆうもや)の中を帰ってゆく  潮の流れに乗ったなら 港は見えなくなる 大いなる船が 遠く遠くから響かせる  さよなら ようそろ ごくろうさんの笛 さよなら ようそろ ごきげんようの笛  大いなる人々の水平線は 大いなる船の上 甲板の高さ 大いなる人々は その足よりも低いところにあるものを 見ることはない  タグ・ボートは今日も上機嫌 タグ・ボートは今日も上機嫌 夕靄(ゆうもや)の中を帰ってゆく  タグ・ボート タグ・ボート タグ・ボート タグ・ボート タグ・ボート タグ・ボート タグ・ボート タグ・ボート
自画像中島みゆき中島みゆき中島みゆき中島みゆき瀬尾一三デリカシーに欠ける女が1人 ゆく先々で いちいち揉(も)める デリカシーに欠ける女が1人 発(た)つ鳥あとを 散らかし放題  他人(ひと)に言われりゃ腹が立つ 他人(ひと)に言われりゃ逆恨(さかうら)み あたり さわり 皆(み)んな耐える  エゴイストなだけの女が1人 気楽(きらく)とも呼べるが 薄情とも呼べる エゴイストなだけの女が1人 逃げ足いちばん ど忘れ にばん  絵具(えのぐ)足らずの自画像から やりきれない昨日(きのう)が ほつれる 巳(や)んぬる哉(かな) 巳(や)んぬる哉(かな)  デリカシーに欠ける女が1人 デリカシーに欠ける女が1人
齢寿天任せ中島みゆき中島みゆき中島みゆき中島みゆき瀬尾一三天任(そらまか)せ 天任(そらまか)せ さようならは べつだん恐(こわ)くない 恐(こわ)いのは 嘘つきになることです いつまでも離れずにいますなんて 有(あ)り得(え)ない嘘をついてしまうことです  何時(いつ)までと区切りましょう 突然で驚かぬように めでたさも かなしさも 手に負えぬ 天任(そらまか)せ 行(ゆ)く方(かた)も 来(こ)し方(かた)も 齢寿(よわいことぶき)天任(そらまか)せ  1足す1が2と限らない世界 1引く1が0(ゼロ)にならない世界 あてにしてた梯子(はしご)が外(はず)されても まだまだ人は昇るつもりの世界  雲の上 星の上 浮世の屋根裏へ 愛しさも はかなさも 手に負えぬ 天任(そらまか)せ 行(ゆ)く方(かた)も 来(こ)し方(かた)も 齢寿(よわいことぶき)天任(そらまか)せ  長すぎる余生をどうしようか 子供たちは茫漠(ぼうばく)と見霽(みはる)かす あと少し余生を延ばせないか 大人たちは 焦燥につんのめる  めでたさも かなしさも 手に負えぬ 天任(そらまか)せ 行(ゆ)く方(かた)も 来(こ)し方(かた)も 齢寿(よわいことぶき)天任(そらまか)せ 行(ゆ)く方(かた)も 来(こ)し方(かた)も 齢寿(よわいことぶき)天任(そらまか)せ  天任(そらまか)せ 天任(そらまか)せ 天任(そらまか)せ 天任(そらまか)せ
歌うことが許されなければ中島みゆき中島みゆき中島みゆき中島みゆき瀬尾一三歌うことが許されなければ 歌うことが許されなければ  誰か わたしの腕の中から隠したの 古い古い物語 風が わたしの腕の中から飛ばしたの 編みかけてた物語  もの言わぬ魚さえ 歌いたい 波に紛れて もの言わぬ枝でさえ 歌いたい 夜に紛れて 繰り返される戦いの日々 言葉は閉じこめられてゆく  わたしの心は風の中 本当の心は風の中 何度でも編みなおす物語 歌うことが許されなければ わたしは何処(どこ)へゆこう 歌うことが許されなければ わたしは何処(どこ)へゆこう  息をひそませて降る 雨の音 羊たちだけが耳を傾ける 息をひそませて鳴く 虫の声 今宵を限りと謳(うた)う 命懸(いのちが)け  遠い星の数え方 夜啼(な)き鳥が教えてくれる 遠い国の掛詞(かけことば) 渡り鳥が教えてくれる そびえる山に爪は立たない 言葉は振り払われてゆく  わたしの願いは風の中 本当の願いは風の中 何処(どこ)へでも旅をゆく物語 歌うことが許されなければ わたしは何処(どこ)へゆこう 歌うことが許されなければ わたしは何処(どこ)へゆこう わたしは何処(どこ)へゆこう
おはよう中島みゆき中島みゆき中島みゆき中島みゆき瀬尾一三おはよう 夜は終わった おはよう 闇は終わった おはよう 魔法たちはみんな終わった おはよう 星はもういない おはよう 月はもういない おはよう 夢はもういない  昨日(きのう)は飛び去っただろうか 昨日(きのう)は続いてるだろうか 昨日(きのう)は本当に有ったことなんだろうか ここに点(とも)っているロウソクの長さが 確かに短くなった  おはよう 覚えていますか おはよう 変わっていますか おはよう まだ愛してますか  おはよう 目が醒(さ)めたことは おはよう うれしいことですか おはよう うれしくないですか おはよう 日付が移った おはよう 季節が移った おはよう 心ならなおさら  傷は治ったんだろうか 毒は治ったんだろうか まるで期限切れになった炭酸みたいに 繰り返すものは何もないのかな あれはカレンダーのマジックかな  おはよう 明日(あした)はどこですか おはよう 未来はどこですか おはよう ここはまだ寒い  おはよう おはよう おはよう おはよう おはよう おはよう おはよう
終り初物中島みゆき中島みゆき中島みゆき中島みゆき瀬尾一三こんな言葉を 今どきわかる人がいるかしら 言葉は変わる 暮らしは変わる 今では 何んて言うかしら  あなたに届けたくて 今日のうち届けたくて 急いだ理由(わけ)を手紙に書いて 預けてゆくから 読んでね  終(おわ)り初物(はつもの) 季節見送り 手に入ったから おすそわけ 終(おわ)り初物(はつもの) 明日(あした)にはもう どこにもないから おすそわけ 過ぎゆく季節 嘆くより 祝って送るために  ひとり娘のあの子が 遠い国へゆくらしい いろんな理由(わけ)がそれぞれあって 掛けうる言葉が足りない  見送りにはゆきません 仕事を続けています 預けておいた包みの中に 借りてた詩集も入れました  終(おわ)り初物(はつもの) 季節見送り 手に入ったから おすそわけ 終(おわ)り初物(はつもの) 明日(あした)にはもう 会えなくなるから おすそわけ 過ぎゆく季節 嘆くより 祝って送るために  終(おわ)り初物(はつもの) 季節見送り 会えなくなるから おすそわけ 過ぎゆく季節 嘆くより 祝って送るために 過ぎゆく季節 嘆くより 祝って送るために
私は好奇心の強い女シュリークスシュリークス神部和夫神部和夫瀬尾一三私は20才の嫁入り前の女の子 いつも町で男をあさるのよ 今日の彼はとってもいい男 だけど頭が少々足りないの ああ残念ね残念ね本当にくやしいワー またの明日に私は燃えるのよ  私は20才の嫁入り前の女の子 見合いはイやよ絶対恋愛結婚よ 今日の彼はグッと落ち着いて それもそのはず彼には母ちゃんいたの ああ残念ね残念ね本当にくやしいワー またの明日に私は燃えるのよ  私は20才の好奇心の強い女 SEXなんでもとっても大好きよ 今日の彼は筋肉もりもりと だけど…………だめなのよ ああ残念ね残念ね本当にくやしいワー またの明日に私はもだえるの
星空かぐや姫かぐや姫喜多條忠伊勢正三瀬尾一三星がきれいね とっても 近く見えるわ 赤い星 青い星 私中学校の時 バレーボール部にいたのよ 恋人? いたわよ とっても背が高くて真黒に陽焼けして シュークリームが大好きだったキャプテン 私生徒手帳にいつも 彼の写真入れてた …… でも死んじゃったの その人 どうして? ううん お母さん教えてくれなかった こんなきれいな星空だったわ その人思いきり ジャンプして そう、お星さまに手が届いちゃったのよ
風紋大久保一久大久保一久大久保一久大久保一久瀬尾一三今頃お前は アパートに戻って 化粧台の前で 時計をはずし 疲れたその手で 見慣れた文字での お前あての手紙 読んでいるだろう 乱れている文字は 忙いだ訳じゃなく 窓を叩く雨に とまどいをかくせない 夜明け前 出てゆけるけど ぬくもりをお前には残せない  形を変えてく 風紋にも似て あの頃見た夢も 変わったけれど ひとつの言葉で 傷つけ合うのは 誰のせいでもなく 若すぎたんだ 別れることを今 覚えてしまうけど 時の流れが又 お前を強くさせる 気紛れな男だけれど 明りだけこのままにつけてゆく
カナリア渡辺真知子渡辺真知子中島みゆき中島みゆき瀬尾一三歌わないカナリアが あなたの傍(そば)に来たの 歌わない姿なら わからないから 誰もいない時だけ カナリアへと戻って 誰も聴かない歌を 歌い始める  カナリアに歌わせて 愛の歌 歌わせて 何んにも望まない ただ歌わせて  どんな夜や どんな冬が 暗闇を見せても ともる灯り ともる心 わたしたちは呼び合っている  カナリアに歌わせて 愛の歌 歌わせて 何んにも望まない ただ歌わせて  何も彼もが変わって 何も彼もが消えても あなたの居るところで 歌い続ける  カナリアに歌わせて まるで息をするように 何んにも望まない ここに居させて  カナリアに歌わせて まるで息をするように 何んにも望まない ここに居させて
二雙の舟渡辺真知子渡辺真知子中島みゆき中島みゆき瀬尾一三時は全てを連れてゆくものらしい なのにどうして寂しさを置き忘れてゆくの いくつになれば人懐かしさを うまく捨てられるようになるの 難しいこと望んじゃいない 有り得ないこと望んじゃいない 時よ最後に残してくれるなら 寂しさの分だけ愚かさをください  おまえとわたしは たとえば二雙の舟 暗い海を渡ってゆくひとつひとつの舟 互いの姿は波に隔てられても 同じ歌を歌いながらゆく二雙の舟 時流を泳ぐ海鳥たちは むごい摂理をささやくばかり いつかちぎれる絆 見たさに 高く高く高く  敢えなくわたしが波に砕ける日には どこかでおまえの舟がかすかにきしむだろう それだけのことでわたしは海をゆけるよ たとえ舫い網は切れて嵐に飲まれても きこえてくるよ どんな時も おまえの悲鳴が胸にきこえてくるよ 越えてゆけと叫ぶ声が ゆくてを照らすよ おまえの悲鳴が胸にきこえてくるよ 越えてゆけと叫ぶ声が ゆくてを照らすよ  難しいこと望んじゃいない 有り得ないこと望んじゃいないのに  風は強く波は高く 闇は深く星も見えない 風は強く波は高く 暗い海は果てるともなく 風の中で波の中で たかが愛は木の葉のように  わたしたちは 二雙の舟 ひとつずつの そしてひとつの わたしたちは 二雙の舟 ひとつずつの そしてひとつの わたしたちは 二雙の舟 ‥‥
倶にGOLD LYLIC中島みゆきGOLD LYLIC中島みゆき中島みゆき中島みゆき瀬尾一三手すりのない橋を 全力で走る 怖(こわ)いのは 足元の深い峡谷を見るせいだ 透きとおった道を 全力で走る 硝子(ガラス)かも 氷かも 疑いが足をすくませる つんのめって 出遅れて 日は沈む 雨は横なぐりだ 倶(とも)に走りだそう 倶(とも)に走り継(つ)ごう 過ぎた日々の峡谷を のぞき込むヒマはもうない 倶(とも)に走りだそう 倶(とも)に走り継(つ)ごう 生きる互いの気配が ただひとつだけの灯火(ともしび)  身代(みがわ)りは要(い)らない 背負わなくてもいい 手を引いてこちらへと 示してほしいわけでもない 君は走っている ぜったい走ってる 確かめるすべもない 遠い遠い距離の彼方(かなた)で 独(ひと)りずつ 独(ひと)りずつ 僕たちは 全力で共鳴する 倶(とも)に走りだそう 倶(とも)に走り継(つ)ごう 風前の灯火(ともしび)だとしても 消えるまできっちり点(とも)っていたい 倶(とも)に走りだそう 倶(とも)に走り継(つ)ごう 生きる互いの気配が ただひとつだけの灯火(ともしび)  つんのめって 出遅れて 日は沈む 雨は横なぐりだ 倶(とも)に走りだそう 倶(とも)に走り継(つ)ごう 風前の灯火(ともしび)だとしても 消えるまできっちり点(とも)っていたい 倶(とも)に走りだそう 倶(とも)に走り継(つ)ごう 生きる互いの気配が ただひとつだけの灯火(ともしび) 生きる互いの気配が ただひとつだけの灯火(ともしび)
夢の京中島みゆき中島みゆき中島みゆき中島みゆき瀬尾一三うなされ続けていたね 眠りの外の国では 終わりの見えない悲しみごとが 空に横たわっていた 眠れる歌を聴かせて 鎮かな花を咲かせて 数えきれない涙の上に 粉雪を降らせて 心を持つのは人だけ いいえそれは思い上がり 鳥は歌う 虫は歌う なのに人は なのに人は 樹々は歌う 水は歌う なのに人は なのに人は 悲しみを晴らすために 新しく誰を悲しませるの 夢の京(みやこ)へ帰ろう もう無い国へ帰ろう 時は戻らない 夢は戻れる 怖れることはない  長く生きて来た樹の根に 生まれたての若木が訊く 鳥は昔ここに来たの 人は昔ここに来たの 鳥は今はどこにいるの 人は今はどこにいるの 荒れ果てた野辺(のべ)に 小さな若木がただ背伸びをしている 夢の京へ帰ろう もう無い国へ帰ろう 時は戻らない 夢は戻れる 怖れることはない  樹々は歌う 水は歌う なのに人は なのに人は 欲の 轍(わだち)に轍を重ね 自らを埋ずめてゆくの 夢の京へ帰ろう もう無い国へ帰ろう 時は戻らない 夢は戻れる 怖れることはない 怖れることはない
天女の話中島みゆき中島みゆき中島みゆき中島みゆき瀬尾一三あんた笑いもんにされておるんやで ええのんかって えみちゃんは涙こぼし鼻水こぼして いきどおる あんたあんな嘘いわせて ほっといてええのんかって えみちゃんのパフェはとうに でろでろに溶けてしまった 逢いに来てよかったわ 仕事とんだけど 心斎橋まで 1時間 低い屋根しかないけれど ねえ 夕焼けが綺麗だね 人間なんて小さいね 小さいね  あんたのは結局のとこ ええかっこしいなんやって えみちゃんは掛けた椅子ごと にじり寄っては抗議する 沈黙は金(きん)なんて嘘 嘘やそれ横着やって えみちゃんは子供の日の顔になって もういちど泣く 逢いに来てよかったわ もう戻らなけりゃ 心斎橋まで 1時間 大きな川でもないけれど ねえ 潮風がさかのぼる 人間なんて小さいね 小さいね  旦那もおって 子供もおって 身体も壊して 地獄も越えて 笑顔の良さが 価値千両(あたいせんりょう) 面と向かっては ちょっと言えないが あたしのえみちゃんは 天女(てんにょ)なんだ 心斎橋まで 1時間 低い屋根しかないけれど ねえ 夕焼けが綺麗だね 人間なんて小さいね 小さいね 心斎橋まで 1時間
心月中島みゆき中島みゆき中島みゆき中島みゆき瀬尾一三心月(つき)を捜してる 夜(よ)もすがら 遮られながら 夜もすがら 心月を捜してる 夜もすがら 欺かれながら 夜もすがら 空を覆う雲のせい いいえたぶんそこには無い 心月を捜してる 夜もすがら  心月を捜してる 昼ひなか 目も眩みながら 昼ひなか 降り注ぐ威光(ひかり)の中 いいえたぶんそこにも無い 降り注ぐ威風(かぜ)の中 いいえたぶんそこにも無い 心月を捜してる 昼ひなか 目も眩みながら 昼ひなか  心月を捜してる 夜もすがら 遮られながら 夜もすがら 暗い夜が明ける刻(とき)まで 心月よ照らせ 深く潜んで 暗い夜が明ける刻まで 心月よ照らせ 深く潜んで 心月を捜してる 夜もすがら(暗い夜が明ける刻まで) 心月よ照らせ 深く潜んで 心月を捜してる 夜もすがら(暗い夜が明ける刻まで) 心月よ照らせ 深く潜んで 心月を捜してる 夜もすがら 遮られながら 夜もすがら  暗い夜が明ける刻まで 心月よ照らせ 深く潜んで 暗い夜が明ける刻まで 心月よ照らせ 深く潜んで 暗い夜が明ける刻まで 心月よ照らせ 深く潜んで 暗い夜が明ける刻まで 心月よ照らせ 深く潜んで
噤中島みゆき中島みゆき中島みゆき中島みゆき瀬尾一三夜もまだ明けない 冷たく蒼い空 小さな噤(つぐみ)は 何思い 巡る 東の空から 明日が降って来る 西の海の底へ 昨日が沈む いつまで続ければ こんな旅は終わるのか 噤みながら逐(お)われゆく 悲しみは終わる  東の大地から 明日が降って来る 西の町の底へ 昨日が沈む いつまで続ければ こんな旅は終わるのか 噤みながら逐われゆく 悲しみは終わる  はるかな昔から 何が変わったかな はるかな未来には 何が変わるかな いつまで続ければ こんな旅は終わるのか 噤みながら逐われゆく 悲しみは終わる 悲しみは終わる
童話中島みゆき中島みゆき中島みゆき中島みゆき瀬尾一三美しい物語 読み聞かせていた 良い夢を見なさいと 寝かしつけていた おはなしのお終いは どれも必ず 報われた幸せで 満ちあふれていた 目を醒まして見るのは 片付かない結末 どうして 善い人が まだ泣いているの 童話は童話 世界は世界 子供たちに何んと言えばいいのだろうか  勇ましい物語 悪者は倒されて 囚われの人々は 救われて いだき合い 穏やかな物語 長い旅路の果て たどり着くふるさとで 青い鳥が待っている 目を醒まして見るのは 不思議な 現の闇 泣き歩く人々が なぜまだ居るの 童話は童話 世界は世界 子供たちに何んと言えばいいのだろうか  目を醒まして見るのは 片付かない結末 どうして 善い人が まだ泣いているの 童話は童話 世界は世界 子供たちに何んと言えばいいのだろうか 童話は童話 世界は世界 子供たちに何んと言えばいいのだろうか
体温中島みゆき中島みゆき中島みゆき中島みゆき瀬尾一三秘かに訊きたいことがある あたしは不幸じゃないかしら わかってる その答え バチ当たりを言いなさんなって 生きてるだけでも奇跡でしょ こんなに危ない世の中で 体温があるだけで 拾いもんでしょってね 悩みごとなら砂の数 砂にまみれて探すのは 行方知れずの願いのカケラ 透明すぎて見つからない 体温だけが頼りなの 体温だけがすべてなの 流れゆく移り変わりを 怖がらせないで  あなたは確かに他人でも あたしはあなたが懐かしい 生者必滅(しょうじゃひつめつ)さとっても さみしさは羅針盤 味方のいない世界なら 将来だけが非常口 どうして言葉があるのだろう 言わずにわかる勘がないせいね 体温だけが頼りなの 体温だけがすべてなの 流れゆく移り変わりを 怖がらせないで  悩みごとなら砂の数 砂にまみれて探すのは 行方知れずの願いのカケラ 透明すぎて見つからない 体温だけが頼りなの 体温だけがすべてなの 流れゆく移り変わりを 怖がらせないで
十年中島みゆき中島みゆき中島みゆき中島みゆき瀬尾一三凍えた並木の下 あなたに初めて会った あなたをあきれさせる生意気な口をきいた 嵐に折られかけた あなたの日々を見てた 私はいたわりもせず 薄情に離れていた わざとよ 心の中で波が騒いでたから わざとよ あなたの傍にいるべき人を知ってたから 十年は長い月日か 十年は短い日々か 恋する者には 無きにひとしい 想いだけが ただ咲いていた  並木は枝を伸ばし 緑のトンネルになった 二人でいると聞いてたあなたに 再び出会った 本当よ 二人のこと遠くで安心してたのに ずいぶん前からまさか あなたが孤独だったなんて 十年は長い月日か 十年は短い日々か 恋する者には 無きにひとしい 想いだけが ただ咲いていた  枯葉の並木の下 あなたを祝っている すさんだ日々を支えた新しい彼女を 褒めている 本当ね 十年なんてほんのひとつ 恋ひとつぶんね ふざけてあなたが肩を抱いてくれたから もういいよ 十年は長い月日か 十年は短い日々か 恋する者には 無きにひとしい 想いだけが ただ咲いている 十年は長い月日か 十年は短い日々か 恋する者には 無きにひとしい 想いだけが ただ咲いている
島より中島みゆき中島みゆき中島みゆき中島みゆき瀬尾一三私たちが暮らした あの窓からは見えなかった 星の渦が 騒いでいます 浴びるような星の中 心細さも 戻りたさも涙も 溶けてゆきます 私じゃなかっただけのことね 初めての国で 習わしを覚え たぶん忙しく生きてゆけるでしょう 島よりとだけしか明かさぬ文は それゆえ明かすでしょう 心の綾を  なるようになるものね 恋人たちは 遠回りしてもなお 宿命ならば 私じゃなかっただけのことね 島では誰でも 子供に戻れる 夢を持つ前の 子供に戻れる 島よりとだけしか明かさぬ文は それゆえ明かすでしょう 心の綾を  誰にでも優しいのは およしなさいと 伝えてよ南風 はるかな人へ 島よりとだけしか明かさぬ文は それゆえ明かすでしょう 心の綾を 島よりとだけしか明かさぬ文は それゆえ明かすでしょう 心の綾を
有謬の者共中島みゆき中島みゆき中島みゆき中島みゆき瀬尾一三いくつの夜を 集めても足りない ここは隠れ家 息をひそめてる 幻の火を 連ねても足りない ここは物陰 嘘たちの棲み処 隠れて隠れて隠れ続けた 逃れて逃れて逃れ続けた 真っ新で 真っ直ぐで 真っ暗な空 完璧で 潔癖で 鉄壁な空 嘘が解れる夜 間違えてもニンゲン 間違えてもニンゲン 間違うのがニンゲン 誰かがまだニンゲン 間違えてもニンゲン 間違えてもニンゲン 間違うのがニンゲン あんたがまだニンゲン  時が縺れる 夜へ傾れ込む 離れ離れの記憶が入り組む 停まって停まって停まり続けた 凍って凍って凍り続けた 清潔で 高潔で 冷血な空 従順で 恭順で 単純な空 嘘が溶けだす夜 間違えてもニンゲン 間違えてもニンゲン 間違うのがニンゲン 誰かがまだニンゲン 間違えてもニンゲン 間違えてもニンゲン 間違うのがニンゲン あんたがまだニンゲン  真っ新で 真っ直ぐで 真っ暗な空 完璧で 潔癖で 鉄壁な空 嘘が弾ける夜 間違えてもニンゲン 間違えてもニンゲン 間違うのがニンゲン 誰かがまだニンゲン 間違えてもニンゲン 間違えてもニンゲン 間違うのがニンゲン あんたがまだニンゲン 間違えてもニンゲン 間違えてもニンゲン 間違うのがニンゲン 誰かがまだニンゲン
心音中島みゆき中島みゆき中島みゆき中島みゆき瀬尾一三空は信じられるか 風は信じられるか 味方だろうか悪意だろうか 言葉を呑んだ あれは幻の空 あれは幻の町 ひりつく日々も眩しい日々も 閉じ込める夜 誰も触れない 誰も問わない 時は進まない でも聞こえてしまったんだ 僕の中の心音 綺麗で醜い嘘たちを 僕は此処で抱き留めながら 僕は本当の僕へと 祈りのように叫ぶだろう 未来へ 未来へ 未来へ 君だけで行け  窓は窓にすぎない 此処に雪は降らない 雪色の絵の中の出来事 冷たくはない 考えない どうでもいい 夜が塗り込める でも渡さない微かな熱 僕の中の心音 ほころびつつある世界の 瀬戸際で愛を振り絞り 僕は現実の僕へと 願いのように叫ぶだろう 未来へ 未来へ 未来へ 君だけで行け  綺麗で醜い嘘たちを 僕は此処で抱き留めながら 僕は本当の僕へと 祈りのように叫ぶだろう 未来へ 未来へ 未来へ 君だけで行け 未来へ 未来へ 未来へ 君だけで行け
壊れかけのRadio佐々木望佐々木望徳永英明徳永英明瀬尾一三何も聞こえない 何も聞かせてくれない 僕の身体が昔より 大人になったからなのか ベッドに置いていた 初めて買った黒いラジオ いくつものメロディーが いくつもの時代を作った  思春期に少年から 大人に変わる 道を探していた 汚れもないままに 飾られた行きばのない 押し寄せる人波に 本当の幸せ教えてよ 壊れかけのRadio  いつも聞こえてた いつも聞かせてくれてた 窓ごしに空をみたら かすかな勇気が生まれた ラジオは知っていた 僕の心をノックした 恋に破れそうな胸 やさしい風が手を振った  華やいだ祭りの後 静まる街を背に 星を眺めていた けがれもないままに 遠ざかる故郷の空 帰れない人波に 本当の幸せ教えてよ 壊れかけのRadio  ギターを弾いていた 次のコードも判らずに 迷子になりそうな夢 素敵な歌が導いた  思春期に少年から 大人に変わる 道を探していた 汚れもないままに 飾られた行きばのない 押し寄せる人波に 本当の幸せ教えてよ 壊れかけのRadio  華やいだ祭りの後 静まる街を背に 星を眺めていた けがれもないままに 遠ざかる故郷の空 帰れない人波に 本当の幸せ教えてよ 壊れかけのRadio 遠ざかる溢れた夢 帰れない人波に 本当の幸せ教えてよ 壊れかけのRadio
海燕工藤静香工藤静香中島みゆき中島みゆき瀬尾一三崖っぷちの運命から 時を蹴って逆風に向かって翔び立つ 殴りかかって来る 海のつぶてを胸に受けて翔び立つ そんなにまでして どうしてそこに そんなにまでして 逃げずにいるの 暖かくて煌びやかなワナを見抜いたら 行ける先は 冷たさの向こう ずぶ濡れで とび込む岩のねぐら 私たちは そんなふうにしか逢えなかった  きりきりと凍りつくガラスから 泣かぬ術を学んで 打ち寄せる敵意の泡から 息をぬすむ旅立ち 強くなれなかった 臆病だもの 強くなれなかった 浅はかだもの 泣きかけたら 鏡の自分に言うのよ いい気味だわって 寂しさは翼 期せずして翔び始める翼 私たちは そんなふうにしか逢えなかった  宇宙(そら)に焦がれるまでもない 二人が すでに宇宙だから  泣きかけたら 鏡の自分に言うのよ いい気味だわって 寂しさは翼 期せずして翔び始める翼 私たちは そんなふうにしか逢えなかった 私たちは そんなふうにしか逢えなかった
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