石川さゆり「さゆりIII」の歌詞一覧リスト

曲名 歌手名 作詞者名 作曲者名 編曲者名 歌い出し
宵待ち歌石川さゆり石川さゆり阿久悠岡千秋若草恵待ちくだびれて 宵おぼろ あの娘の顔も わからない 俺がこれほど 純だとは 涙こぼして 気がついた  はじめて親に さからって この愛ひとつ つらぬくと 若い娘が きつい目で 俺をにらんだ ことがある  息せききって 駆けて来て このまま連れて 逃げてよと 重い鞄を さし出して わたしあなたのものと言う  くちべにつけて 爪を塗り 女の匂い 少しつけ 急に大人のふりをして なのに涙を流してる  いつしか宵は 夜になり 月見る花も 影になり 俺はこの娘の一生を 抱いて歩くと手をつなぐ
惚れ神石川さゆり石川さゆり阿久悠杉本眞人矢野立美惚れ神にあったの そりゃもう突然だったわ 倒れたわたしを抱き起こし 凍えた耳に息を吹き込む  惚れなさい 自分を捨てて 惚れなさい 誰かのために 生きなさい 惚れなさい ただ切なさに 惚れなさい 一生一度 泣きなさい  ああ 惚れ神をわたしは信じたの ああ 惚れ神にあえて目が覚めた  惚れ神がいたのよ この世が明るくなったわ 孤独なわたしに寄り添って 夜が明けるまで 歌をうたった  惚れなさい 心をこめて 惚れなさい 捨てられたって いいじゃない 惚れなさい 目立たぬように 惚れなさい 身をふるわせて 耐えなさい  ああ 惚れ神がわたしを見てくれる ああ 惚れ神と生きる気になった  惚れなさい 涙とともに 惚れなさい いとしさだけを 守りつつ 惚れなさい 去り行く人も 惚れなさい しあわせ祈り 酔いなさい  ああ 惚れ神にわたしを預けたわ ああ 惚れ神が夢でささやいた
狭霧の宿石川さゆり石川さゆり吉岡治岡千秋南郷達也枕あかりに身を灼(や)いて どこへ飛びたい 糸とんぼ 二度も三度も諦めた つらい恋なのに… ああ…逢えば夢を追う 狭霧の宿  月が宿るという湯舟 できることなら 掬(すく)いたい 肩にうっすらなごり紅 指でなぞれば… ああ…揺れておぼろな 狭霧の宿  怖いものなど何もない 明日の別れが 怖いだけ いつか答えが出る日まで つらい恋だから… ああ…霧よ隠して 狭霧の宿
女 春雨破れ傘石川さゆり石川さゆり高田ひろお岡千秋宮崎慎二一歩踏みだし もつれる足に カラコロ カラコロ カラコロ 転がる 東下駄(あずまげた) チッと唇(くちびる) 尖(とが)らせて ついてないわと ひとり言 情け深川 情け雨 女 春雨 破れ傘  嘘もだましも なんでもありの 男と女の 男と女の この浮世 風は柳を なびかせる なびく気のない 恋もある 絆ほどいて 泣き枕 女 春雨 破れ傘  活きのいいのが とりえじゃないか 色恋なんかに 色恋なんかに 負けちゃだめ 男まさりと 呼ばれるが 辰巳女(たつみおんな)の 意地がある 木遣(きや)りくずしの 流れ花 女 春雨 破れ傘
肥後の盆唄 〜炎〜石川さゆり石川さゆり高田ひろお三木たかし若草恵襦袢(じゅばん)の裾(すそ)に 蛍が止まる 止まる蛍が 盆を呼ぶ 抱かれて熱い 熱いこの身を あんたもいちど 抱き締めて 惚れちょるばい 惚れちょるばい あの世へ逝っても 惚れちょるけんね あ…あんた あ…あんた 盆に来い  おどま盆ぎり 盆ぎり 盆からさきゃ 居らんど  早よ来ておくれ 八代湾(やっちろわん)の 波にきらめく 不知火は 迎え火なのか 夢幻か 生きる女の 命火か 惚れちょるばい 惚れちょるばい 情も焦がれて 惚れちょるけんね あ…あんた あ…あんた 逢いに来い  惚れちょるばい 惚れちょるばい あの世へ逝っても 惚れちょるけんね あ…あんた あ…あんた 盆に来い  あ…あんた あ…あんた 逢いに来い
京の覚え唄石川さゆり石川さゆり吉岡治岡林信康千代正行春は壬生寺(みぶでら) 念仏狂言 夏は送り火 孟蘭盆会(うらぼんえ) 殼を背負ってる まいまいつんぶり 千夜待っても 来ない人 しんどかったら うちぃかめへん 夜もすがら うちの肌を染めたのに 染めたのに ああ… あの人が見えへん あの人が見えへん  丸太町通(まる) 竹屋町通(たけ) 夷川通(えびす) 二条通(に) 押小路通(おし) 御池通(おいけ) 姉小路通(あね) 三条通(さん) 六角通(ろっかく) 蛸薬師通(たこ) 錦小路通(にしき)  京の夜寒に せかれるように 秋は紅葉の 真如堂(しんにょどう) 思いばかりで 翔ぶに翔べない 冬の鴨川 百合鴎 どないなっても うちぃかめへん 露地ぬらす 愛想なしの霧しぐれ 霧しぐれ ああ… あの人が見えへん あの人が見えへん  丸太町通(まる) 竹屋町通(たけ) 夷川通(えびす) 二条通(に) 押小路通(おし) 御池通(おいけ) 姉小路通(あね) 三条通(さん) 六角通(ろっかく) 蛸薬師通(たこ) 錦小路通(にしき)  あの人が見えへん あの人が見えへん
憂愁平野 〜おもかげ〜石川さゆり石川さゆり阿久悠三木たかし若草恵二百十日の 嵐が過ぎて 鰯雲いろづく 空になる 遠く聞こえる 祭りの囃子 哀しみの風になる 憂愁平野  こんな時代に 愛ひとすじは 笑いばなしになりますか おもかげ迫って 旅するなんて 滑稽ですか おかしいですか  日暮れ過ぎたら 突然寒く 満天を飾って星月夜 純な恋して 一生捨てて ただひとり生きている 憂愁平野  縁があっても ことわりつづけ 変わり者だといいますか おもかげだけと 連れそうなんて 悲しげですか 嫌われますか  やがて風花 舞い散る頃に 忘れずにおもかげ抱きに来る たった一度の きれいな旅を この胸に焼きつける 憂愁平野 憂愁平野
雪幻花石川さゆり石川さゆり吉岡治弦哲也南郷達也まるで千年 降りつむような 雪は未練の 繰り言か 夜汽車の窓に 投げた雪の玉 ただの男の横顔が 憎い愛しい 雪国の恋  春になったら 迎えに行くと 何度手紙が 雪になる 寝がえり打てば 細い風の笛 たかが一夜のまぼろしが 胸を突き刺す 雪国の恋  赤い角巻 夜更けに羽織り 雪を掴めば 花になる 鏡にうつす ひとり夢芝居 情けないほど女です 憎い恋しい 雪国の恋
風の島うた石川さゆり石川さゆり吉岡治弦哲也千代正行月の出を待ちながら 君のことぼんやりと想ってる 人はなぜ恋をして 哀しみを知るんだろ  香りたつ花々に ちっぽけな諍(いさかい)が恥ずかしい 君もおいで すぐに 心ひらいて 裸足で 風の子ども生むこの島の 祭りにようこそ  うす雲を剥(は)ぐたびに 冴えざえと満天に龍骨座(りゅうこつざ) 三線(さんしん)も唄ってる 夜もすがら愛しなと  白金(しろがね)に満ちる海 ちっぽけなこの心恥ずかしい 君もおいで 此処に 身体ひとつで 無邪気に 風の子ども生むこの島の 祭りにようこそ  君もおいで 此処に 身体ひとつで 無邪気に 風の子ども生むこの島の 祭りにようこそ  この世(くぬゆ)とあの世(ぬゆ)の 祭りにようこそ この世(くぬゆ)とあの世(ぬゆ)の 祭りにようこそ
微笑みだけで充分です石川さゆり石川さゆり阿久悠鈴木キサブロー矢野立美登り坂だけ見たら 心は重い だけどその先必ず 明日が見える 恋につまずきながら 道にも迷い 少し弱気になった 日々もあったけど  けなげな少女が 涙につつまれ やがて涙を ちぎって捨てて ようやく女の値打ちを覚えて わたし わたし 生きます 形のあるもの 重さのあるもの 何にもいらない 微笑みだけで充分です  うまくいかないことも 時にはあるわ いいえこの世はすべてがそういうものよ だけどがっかりしない 希望も少し きっとわたしの分が 残されているわ  誰かを恨んで 生きても切ない 人は愛して はじめてわかる 女に生まれて ほんとによかった わたし わたし 生きます 飾りのあるもの 値段のあるもの 何にもいらない 微笑みだけで充分です  形のあるもの 重さのあるもの 何にもいらない 微笑みだけで充分です
朝花石川さゆり石川さゆり樋口了一樋口了一森俊之夏は過ぎ 胸に残る唄ひとつ あのひとと 唄った 唄がひとつ 悲しく 悲しく 響いた時 優しく 優しく 包まれた時  あの朝花の 調べに寄り添い ハイハイ ハ~レイ ヨイサヨイ と 生きて 生きてきました  子は育ち やがて子の親となり この唄を 集い 唄うのだろう 楽しい 楽しい 時に唄え 苦しい 苦しい 時こそ唄え  あの朝花の 調べに抱かれて ハイハイ ハ~レイ ヨイサヨイ と 泣いて 泣いてみました  瞬きの 間に過ぎていった この生を 悔やむ 曇りはあらず いつしか いつしか カモメになり あのひとの あのひとの 胸に帰るまで  あの朝花の 調べに寄り添い ハイハイ ハ~レイ ヨイサヨイ と あなたを 想い  あの朝花の 調べに抱かれて ハイハイ ハ~レイ ヨイサヨイ と 生きて 生きてゆきます
風の歌 波の歌石川さゆり石川さゆり阿久悠鈴木キサブロー若草恵風は何を歌うのでしょう 生まれた山の悲しみか 流れる雲のはかなさか 風は心があるように いつも歌っているのです  少女の時は 耳たぶで 女になって 胸で聴き わたしは今日まで 生きてきました 喜びも悲しみも 風とともに これから先も 風とともに これから先も 風とともに  波は何を歌うのでしょう 砕けて散った せつなさか 見知らぬ岸の 寂しさか 波は旅する人のよに 寄せて 返して 消えて行く  遠くのことが知りたくて 波乱も夢に思われて わたしはザンザと泣いてきました 歌うのも 恋するも 波のように 一生かけて 波のように 一生けけて 波のように アアア…
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