三波春夫「三波春夫 歌舞伎座特別公演 20年の歴史 主題歌集」の歌詞一覧リスト

曲名 歌手名 作詞者名 作曲者名 編曲者名 歌い出し
お祭り鴉三波春夫三波春夫藤田まさと春川一夫親が恋しい 年頃に なってしみじみ しのぶ顔 風の便りは もう聞き飽きた せめて情けの 声が聞きたい 母恋鴉  祭り太鼓に 誘われて 来れば宿場は 通り雨 旅は憂いもの 八幡さまの あばれ神輿に 羽をとられた お祭り鴉  ドスは捨てても 捨てられぬ 昔なじみの 里の唄 母は何処か 東か西か 泣いて一ト節 節でうらなう 風吹き鴉
名月綾太郎ぶし三波春夫三波春夫藤田まさと長津義司芸道修行の 辛さより あかぬまなこは 尚辛い いとし女房の 三味線が 今日も壷坂 霊験記 泣いて語れと 泣いて語れと 背をうつ  妻は夫をいたわりつ 夫は妻に慕いつつ 頃は六月中の頃 夏とはいえど片田舎 木立の森も いと涼し  風が冷たく 身を責める まして俺らは 目無し鳥 知らぬ他国の 旅の宿 やせた女房の 手をとって 何度泣いたろ 何度泣いたろ 拝んだろ  夢の十年 ひとむかし お里沢市 壷坂の 語り文句を そのままに 今宵三すじの 糸の音も さえて心に さえて心に 返る春
沖縄月夜三波春夫三波春夫渋谷郁夫久慈ひろしなんなん菜の花 髪かざり あの娘はそわそわ 誰れを待つ 日昏れの港の 岩の蔭 幼馴染みの 俺らの胸を 知っているやら 知らぬやら ホロホロ ホロホロ 沖縄月夜  とんとん機織る 筬の音 あの娘の夜なべは 何時終る 乱れて切ない 恋ごころ 島の娘は 他国の人に 惚れちゃならない 筈なのに ホロホロ ホロホロ 沖縄月夜  つんつん月夜の 影法師 あの娘は若衆と 二人連れ 海神祭りの 遠囃子 ひとりさみしく 見返える空に 濡れて傾く 二十日月 ホロホロ ホロホロ 沖縄月夜
鼠小僧唄念仏三波春夫三波春夫渡辺光春川一夫雪はしんしん 雲さえ凍る 浅利蜆の 売り声は 親があるやら ないのやら 爪を噛む子が 次郎吉の 胸にせつない 鐘の声  月は冴ゆれど 心は闇よ 鼠小僧の 悪名を 抱いて寝る夜の やるせなさ この世は地獄さ 次郎吉の 枕ぬらした 夢のあと  駒はしゃんしゃん 仕置場さして 今ぞこの世を 捨て札に 槍はとどめの 十文字 未来は浄土か 次郎吉の 頬に明るい 夕ざくら
恋さま道中三波春夫三波春夫藤田まさと春川一夫人の浮世が 表と裏と 二つあるとは つい知らなんだ 嫌でござんす お天道様よ 親は極楽 罪もないのに 子は地獄  どこが塒か 一本刀 馬鹿な話よ 日の暮れ時は 旅の永さと 草鞋の重さ 胸にこたえて 泣かぬつもりが ついほろり  江戸を離れて 西空百里 鳥羽の宿場で 拾った夢は 緑も深川 浮名も辰巳 仇なあの娘の 解いて崩した 洗い髪
暴れん坊若様三波春夫三波春夫猪又良長津義司三ツ葉葵に 旭が映えて 天下御免の 旅姿 まかり通るぞ 六十余洲 暴れ若様 浮世のよごれを 斬り捨てに  金も要らなきゃ お城も要らぬ 恋と情けに 泣くもよし 花を散らして 長七郎が 別れつらさを 振り切る小袖に ひとしぐれ  空を流れる 無情の月に むせぶ流転の 葵笠 若い血潮の 捨て場はどこか ゆくぞ島原 徳川魂 火と燃えて
出世佐渡情話(浪曲入り)三波春夫三波春夫北村桃児長津義司お国訛りを嗤われて なんど楽屋で泣いたやら 浮かぶふるさと あの山小川 飾る錦が男の誓い 今宵 血を吐く寒稽古  泣いて別れたあの人に 熱い想いを通わせて 島の娘の黒髪恋し 唄うおけさも米若ぶしに 乗せて出世の 佐渡情話  佐渡へ佐渡へと草木もなびく 佐渡は居よいか住みよいか 唄で知られた 佐渡ヶ島 寄せては返す浪の音 立つや鴎か群千鳥 浜の小岩に佇んで 若き男女のアー語り合い  晴れの舞台に七彩の 夢を呼ぶよな名調子 恋の四十九厘 たらいの舟も 今は昔よ お光と吾作 涙輝やく 金屏風
大利根無情GOLD LYLIC三波春夫GOLD LYLIC三波春夫猪又良長津義司利根の利根の川風 よしきりの 声が冷たく 身をせめる これが浮世か 見てはいけない 西空見れば 江戸へ江戸へひと刷毛(はけ) あかね雲  「佐原囃子が聴えてくらあ、想い出すなア…、 御玉ヶ池の千葉道場か、うふ…。 平手造酒も、今じゃやくざの用心棒、 人生裏街道の枯落葉か。」  義理の義理の夜風に さらされて 月よお前も 泣きたかろ こゝろみだれて 抜いたすすきを 奥歯で噛んだ 男男泪(なみだ)の 落し差し  「止めて下さるな、妙心殿。落ちぶれ果てても平手は 武士じゃ男の散りぎわは 知って居り申す、 行かねばならぬそこをどいて下され、 行かねばならぬのだ。」  瞼(まぶた)瞼ぬらして 大利根の 水に流した 夢いくつ 息をころして 地獄まいりの 冷酒のめば 鐘が鐘が鳴る鳴る 妙円寺
妻恋双六三波春夫三波春夫藤田まさと春川一夫生れ故郷も ふた親さまも はぐれ鴉にゃ 用はない どうせ俺らは 浅間の煙り 風のまにまに 散る命  惚れた阿呆に 好かれた阿呆 それが恋なら それもよし 結ぶ草鞋に 絡まる紅緒(べにお) 乙な木曽路の わたり鳥  三月三年 ながれた雲に 明日の運命を また賭ける 落ちて裏目の 妻恋笠に お陽(ひ)は照らずに 雨が降る
深川百年三波春夫三波春夫藤田まさと春川一夫人の浮世は 辛いというが 木場の掟にゃ 歯がたたぬ 親子三代 さかずき一つ 守りつづけた 深川仁義 筏ながしは いのちがけ  死ぬも生きるも 笑うも泣くも こころ次第と いうけれど 木場の男にゃ 理屈は無用 意地も人情も 丸太で裁く 晴れて笑顔の 春を待つ  木遣い一ト節 その一ト節に 絡み合わせた 夢いくつ 夢を抱えて 深川百年 人は変れど 変らぬものは 水のながれと 木場の月
あばれ太鼓三波春夫三波春夫猪又良春川一夫親の無学を 嗤うじゃないぞ 親はわが子に いのちだけ 伸びよ育てよ 麟太郎 貧乏暮しの 路地裏に こころふくらむ 春の風  母の涙で 情けを悟れ 父のこぶしで 意地を知れ つらい修行の 明けくれに 負けて死にたきゃ 権現の 滝に打たれて 目をさませ  若い血汐が 時代を変える ゆけよ走れよ 麟太郎 今がお前の 出番だぞ 花の明治の あけぼのへ あばれ太鼓が 鳴り渡る
人力一代三波春夫三波春夫北村桃児長津義司廻るくるまに 男の夢を 乗せて明治の 街を行く 人力一代 恋も情けも 仕事の邪魔と 笑う瞳に 涙が光る  浮世はぐるま 何故何故合わぬ 破れ障子に 秋の月 人力一代 江戸の名残りの 馬場先門に 走るひびきは 時代の響き  人の噂を 気にする様じゃ 花も咲かなきゃ 実も成らぬ 人力一代 可愛い伜の 制服姿 晴れておやじが 乗せて引く
大江戸かわら版三波春夫三波春夫渋谷郁男佐藤川太サーテ サテサテ サテサテ ちょいとそこゆく ご新造さん 熊さん八っあん ご隠居さん 天地神命 神かけて 仕込んだネタに 嘘はない 涙もあれば 夢もある 天下ご免の かわら版  サーテ サテサテ サテサテ 義理と人情の しがらみに 咲くのも花なら 散るも花 毎度皆さま お馴染みの 強きをくじく こころ意気 いのちを筆に 傾けた 天下ご免の かわら版  吉良家の付け人剣豪清水一角が、赤穂浪士の討入りに何んであえなく 斃れたか、こいつにゃ深けえわけがある。 皆さんとくとご存知の呑んべ安兵衛、喧嘩安、 堀部安兵衛武庸が聞かせてくれた裏ばなし。 サアテその夜、吉良の屋敷に乗り込んだ赤穂浪士は四十と七人。 一際目に立つ安兵衛の行く手をさえぎる清水一角 「やあれ安兵衛、久し振りよな。真庭念流樋口の道場、 共に学んだ兄弟弟子が刃交わすも宿世の縁。斟酌無用ー」 と呼わって大上段に構えたり。  誘いの大刀か捨身の術か、不思議な事があるものよ、 ただの一度も一角はこんな構えはしなかった。 「ハッ!」と気付いたその時に、降り下したる大刀風を危くかわした横一文字。 愛刀関の孫六が相手の胴に決まったり。 雪を真赤な血に染めて、どうと斃れた一角がー  よくぞ安兵衛 出かしたり お前に斬られて 嬉しいぞ 敵と味方に 別れても 誓い交わした 友ならば 恨みつらみを 持ちはせぬ 忠義に刃向う 敵はなし  死出の旅路のその真際、口にゃ出さねどそれとなく震える指で 教えてくれた仇の在所。 炭小屋深く吉良様がかくれひそんでいたと言う。 どうです皆さんー江戸っ子ならば清水一角の武士の情けに泣いとくれ。  サーテ サテサテ サテサテ 鏡は上野か 浅草か 墨田の川面を 流れゆく 人の浮世も 流れゆく せめて明日の しあわせを 祈る心で 書き上げた 天下ご免の からわ版
高田屋嘉兵衛三波春夫三波春夫北村桃児いずみたく国は何処かと聞かれたら 日本人だと 胸を張る 男、高田屋嘉兵衛どん 此処はエトロフ千島の沖で 波の飛沫を受けて立つ  「ロシアの艦長さん、如何にもあなたがたの上官ゴロヴニン中佐は、 松前藩の役人衆の手に捕らえられました。 それは何故だかご存知でございましょう、あなたがたがエトロフ島に 不法上陸をなされ剰え発砲騒ぎをおこされたからでござります。 若しどうしても中佐を帰して欲しいと仰有るなら今後ロシアのお国が、 エトロフやクナシリには決して手出しをしないとお誓いなされ、 さすりゃ高田屋嘉兵衛、命にかえても将軍さまにかけ合って進ぜましょう。 はばかり乍らこのエトロフは、この高田屋が開拓をした島でござります。 いいえ、さ!日本の領土でござりますわい。」  顔は笑っているけれど 度胸千両の瞳の光り 男、高田屋嘉兵衛どん 捕えられても首斬られても 日本の領土は渡されぬ  「おう、お前達よ元気じゃったか、一年半ぶりじゃのう、 儂はロシアの牢屋につながれている時、 しみじみ国の淡路や函館が恋しかったわい、しかしロシアがあやまりを 認める迄は儂は死んでも帰らぬと頑張った、 さあ、これで日本とロシアの紛争も治まった、 これからは皆大きな顔して海の仕事に精がだせるぞよ」  花の明治にさきがけて 港 函館 春を呼ぶ 男、高田屋嘉兵衛どん 夢は故郷の淡路の島か 月の鳴戸のうず汐か
縞の合羽に三度笠三波春夫三波春夫北村桃児伏見竜治峠7里の 夕焼け空を 縞の合羽に 三度笠 親が恋しゅうて 泣きたい時は 長脇差(ドス)を抜きたくなるんだぜ 「チェッ 調子がでねぇや」 バカはお止しと 言うように 白い蝶々が 手に止まる  独(ひと)り咲いてる 紅山百合(やまゆり)に 足が止まるよ 三度笠 聞いてくれるか 身の上話 野暮な男の 故郷(くに)の歌 「チェッ しけてやがらア」 月が出そうな あの山に 雨をはらんだ 雲が飛ぶ  何処(どこ)で終わるか 浮世の旅を 縞の合羽に 三度笠 恨みつらみは さらりと捨てて 明日の命を さいころに 「ヘン 一寸先ア闇だ!」 泣くも笑うも 旅の空 義理も人情も 風任せ
虹を掴む男三波春夫三波春夫北村桃児佐藤川太男一代 勝負とかけて 生命燃やした この仕事 夢は七彩 虹のいろ 思い切り 手を伸ばせ 両手の中に 虹を 虹を掴むのだ  男ひとりが 勝負とかけて 生命燃やした 恋もある 乙女ごころは 虹のいろ 思い切り 手を伸ばせ 心の中に 虹を 虹を掴むのだ  男一代 勝負とかけて 目指す港に この船出 海は七つの 虹のいろ 思い切り 手を伸ばせ 両手の中に 虹を 虹を掴むのだ
駿府のれん太鼓三波春夫三波春夫北村桃児伏見竜治品(しな)が悪けりゃ 売りませぬ それがのれんの 心意気 駿河よいとこ よい茶の香り 富士に恥じない 力を込めて のれん太鼓の のれん太鼓の 乱れ打ち  客の心が 掴めなきゃ 店ののれんは 守れない 辛い修行の 涙の花が 実るみかんの 段々畑 のれん太鼓が のれん太鼓が なつかしや  親の心を 子や孫が ついだのれんの 尊さよ 夢を呼ぶよな あの枹さばき 富士がそびえる 東海道に のれん太鼓が のれん太鼓が 鳴り渡る
赤い椿と三度笠三波春夫三波春夫北村桃児遠藤実花がひと片 夜風に落ちた 抱いておくれと 笠の上 こんなやくざにゃ お寄りなさんな 洗い流せぬ 身の錆に 俺も泣きたい 旅ぐらし  赤い椿の 身の上話し 聞けば俺らも ついほろり 縞の合羽に 抱いてた夢は 脇差も要らなきゃ 名も要らぬ せめて堅気に 戻りたや  無理に通れば 白刃の雨が 俺の行手に 降りかかる ままよ地獄の 峠を越えて 花の手を引く 旅発(だ)ちに 被り直した 三度笠
人情桧舞台三波春夫三波春夫三波春夫佐藤川太寄らば斬るぞと 大見得切れど 恋も人情も 斬れませぬ 春が来たのに 塗る白粉が やけに冷たい 楽屋うら あゝ檜舞台は まだ遠い  客が喜ぶ 芝居の心 それが掴めぬ この辛さ 月を見ながら 歩いた夜は 人も浮世も 冷たくて あゝ凍りつくような 影法師  人の情が わからぬようじゃ 檜舞台は 踏めやせぬ 剣がきらめき 火花が咲いた 男命の 花道に あゝひびく出囃子 本調子
俺は藤吉郎三波春夫三波春夫北村桃児遠藤実何時(いつ)も 温かな 心でいたい 何時も 命を 燃やしていたい 雲の彼方に 夢かけて 駒よ 駒よ いなゝけ 俺は藤吉郎  恋に一度は 泣いてもみたい 想う 花なら 抱いてもみたい 辛い この世で あればこそ 共に 共に ゆこうよ 俺は 藤吉郎  母の泪を 大事にしたい 人の倖せ 守ってやりたい 建てゝみせよう 城一つ 男 男 なりゃこそ 俺は 藤吉郎
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