西方裕之「西方裕之ベストセレクション」の歌詞一覧リスト

曲名 歌手名 作詞者名 作曲者名 編曲者名 歌い出し
赤とんぼ西方裕之西方裕之たきのえいじ弦哲也夕焼けが やけに目に沁みる ビルの谷間の 赤とんぼ なつかしい ふるさとが まぶた閉じれば 浮かんでくるよ 帰りたいよ あの町へ 流れゆくあの雲に 乗って行きたいよ  夢だけは 今もこの胸に 抱いているのさ 人知れず 気にかかる 今もなお 幼馴染(おさななじみ)のあの娘(こ)の事が しあわせなら それでいい 流れゆくあの雲を 何処で見てるやら  かんべんな 便り出しもせず いつになるやら 帰る日は 達者かな おふくろは 親父カラオケ唄ってるかな 変わりないか 風邪ひくな 流れゆくあの雲に 祈るこの俺さ
おふくろ西方裕之西方裕之たきのえいじ弦哲也はじめて背広を 着たその日 目頭おさえて 泣いていた おふくろよ ありがとう 苦労教えりゃ 手に余る あれから春が また秋が 増えた白髪が 目にしみる  いくつになっても 子は子供 いくつになっても 親は親 おふくろよ ありがとう 無茶も重ねた 困らせた ひとりで酒を 呑む夜は 思いだすんだ がきの頃  ふたりで並べば 今更に ちいさくなったと そう思う おふくろよ ありがとう 俺が今夜は 背おう番 筋くれだった 薬指 せめてあげたい しあわせを
冬・七夕西方裕之西方裕之木下龍太郎聖川湧貴方(あなた)を迎える 蛇の目の傘を 雪が白地に 染め変える 一年は 長過ぎますわ 一人待つ身の 女には…… 冬・七夕と 名を付けた 年に一度の しのび逢い  女の口から お酒をねだる 早く酔いたい 置炬燵(おきごたつ) この指を 憶えています 憎い恋しい 指だから…… 乱され燃えた あの夜が 肌を通して 蘇(よみがえ)る  一日 日付(ひづけ)が 変わっただけで 駅へ貴方(あなた)を また送る わがままを 言っては駄目(だめ)ね 夢があるだけ まだいいの…… 冬・七夕の 恋ならば 次の逢瀬も 雪見月
長崎ノクターン西方裕之西方裕之池田充男朝月廣臣すゝり泣く雨に 街も濡れている ひとり聞く別れの 長崎ノクターン あのひとの残した 溜息が とても とても とても せつない  港 出る船は 沖の島遠く だれを乗せてゆくやら 赤い灯(ひ)が消える 今宵 また逢いたい 人の名を 雨に 雨に 雨に つぶやく  帰らない恋の つらい想い出を 雨は知っているのか 音もなくそゝぐ きずついた心に 長崎の 甘い 甘い 甘い ノクターン
薄羽かげろう西方裕之西方裕之吉岡治徳久広司宿の浴衣(ゆかた)の 藍染(あいぞめ)に 触れればたちまち 罪になる 脱いでも脱いでも あゝ わたし女です 枕灯(まくらあか)りに 焦(こ)がれて痩(や)せた 薄羽(うすば)かげろう おんな宿  紙のこよりの 指輪でも あなたに貰(もら)えば 嬉しくて 一夜の一夜の あゝ 赤い契り糸 夢でふたりが 飛べたらいいわ 薄羽(うすば)かげろう 恋地獄  忍ぶ恋でも 恋は恋 口惜(くや)しい縁(えにし)の 闇路(やみじ)です 抱いても 抱いても あゝ 別れつれてくる 命まるごと 預けてみても 薄羽(うすば)かげろう おんな宿
夢追い川西方裕之西方裕之たかたかし徳久広司川の瀬音か 降る雨か 山の湯宿(ゆやど)は こころがしぐれる 夢をみさせて もう一度 浴衣の肩を抱きよせた あの日のあなたが盃(さかずき)に こぼれてすがる 夢追い川よ  誰を呼ぶのか 水鳥よ 声がわびしく 夜雨(よさめ)にあとひく 夢をみさせて ねぇ あなた 拭いても残るくち紅の 色さえさみしく身をせめる あなたが欲しい 夢追い川よ  酔いにうたたね 手枕の 耳に流れる せせらぎ悲しい 夢をみさせて もう一度 湯の香に匂う黒髪が 今夜もあなたに濡れながら 乱れてからむ 夢追い川よ
恋路川西方裕之西方裕之早川詩朗・鳥居実板谷隆バカな女と云われてもいい すがりつきたいもう一度 いやよいやです次の世なんて 死んでいいのね この恋抱いて どこまで迷う 恋路川  逢えぬつらさに涙もかれて ひとり女の頼りなさ あなた以外に愛するなんて とてもできない 出来ない女 どこまで迷う 恋路川  一生一度のこの恋だから 思いきれない忘れない あるき疲れた心の中に いつかぼんやり夕陽も落ちて どこまで迷う 恋路川
片恋月夜西方裕之西方裕之ぶんごぶぜん立木達也去り行く影を 追いたいが 切れる草履(ぞうり)の 鼻緒(はなお)がにくい 惚れているのに 叶わない つらい運命を 映(うつ)し出す おんな片恋 片恋月夜(かたこいづきよ)  抱かれる夢を 見るたびに そっと小指で 口紅落とす 知らず知らずに 身をついた 付けちゃいけない 移(うつ)り紅(べに) おんな片恋 片恋月夜  一度は指に 触れたけど 掴めなかった 幸せひとつ 忘れたいのに 面影を 見せてひとり寝 つらくする おんな片恋 片恋月夜
紀ノ川西方裕之西方裕之たかたかし徳久広司春まだ浅い 吉野路(よしのじ)を 追われてゆくのも 恋のため 降る雨のつめたさ 肩をぬらして 人目(ひとめ)しのんで 舟を漕(こ)ぐ あなただけ おまえだけ 情けの紀ノ川  行方(ゆくえ)もしれぬ さざ波の うわさがつらい 木(こ)の葉舟(かぶね) 身をよせて手と手を かさねあわせて にじむ灯りに 目をぬらす あなただけ おまえだけ 涙の紀ノ川  漂うだけの 水草(みずくさ)も 春には芽を吹く いのち草 この川の果てには きっとふたりの 愛を結べる 岸がある あなただけ おまえだけ 情けの紀ノ川
遠花火西方裕之西方裕之竜はじめ徳久広司下駄がからころ 後追うように 浴衣の裾に 絡みつく 夜空にひとつ またひとつ 肩を寄せ合う 橋の上 瞬間(とき)を彩る 遠花火  燃えて広がる 菊一輪も 音と光の すれ違い 川面(かわも)にひとつ またひとつ 添えぬ二人に 似た運命(さだめ) 消えて儚(はかな)い 遠花火  縋(すが)りつきたい 思いの丈(たけ)を 秘めて髪梳(す)く いで湯宿 鏡にひとつ またひとつ 今宵かぎりの 花化粧 咲いて散りゆく 遠花火
雨の酒場町西方裕之西方裕之丹まさと徳久広司前田俊明むらさきしぐれの 路地裏は 別れ未練に 心もぬれる 逢いたくて 逢いたくて やさしいおまえ あぁ 奪いたい 男泣かせの 雨の酒場町  この愛信じて いいですか そっと呟(つぶや)き 恥(は)じらうおまえ いとしくて いとしくて グラスを交し あぁ 燃えていた 想い出させる 雨の酒場町  薄紅(うすべに)化粧の その裏で 強く生きると 涙を拭(ふ)いた もう一度 もう一度 この手に熱く あぁ 抱きしめる 明日(あす)を夢見る 雨の酒場町
流れる西方裕之西方裕之星野哲郎徳久広司雲は流れる 流れる雲が 山に当たれば 雪になる どこかにあるさ かならずあるさ 俺がくだけて 雪になる 男の山を さがして歩く  川は流れる 流れる川が 崖(がけ)をとびおり 竜(りゅう)になる いつかはくるさ かならずくるさ いのち散らして 虹を画(か)く 男の崖を 背負って生きる  時は流れる 流れる時が 石を炎(ほのお)に してくれる その日はくるさ かならずくるさ 時をつかんで 燃えさかる 炎の明日を 信じて耐える
北海酔虎伝西方裕之西方裕之星野哲郎徳久広司親にもらったヨ 名前もあるに 虎と呼ばれる 無法者 人のいやがる 船に乗り 人にゃ呑めない 酒をのむ 夢も北海 酔虎伝  酒で寒さはヨ しのげるけれど 浴びる吹雪に 血も凍る 男 いっぴき さいはての 海を墓場と 決めて咲く 花は北海 酔虎伝  酒と女をヨ はかりにかけて 酒を選んだ 男だぜ 呼ぶな ウトロの恋灯り どうせ一生 この海で 唄う北海 酔虎伝
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