鳥羽一郎「時代の歌V」の歌詞一覧リスト

曲名 歌手名 作詞者名 作曲者名 編曲者名 歌い出し
本牧メルヘン鳥羽一郎鳥羽一郎阿久悠井上忠夫本牧(ほんもく)で死んだ娘(こ)は鴎(かもめ)になったよ ペットのブルースに送られて 踊るのが大好きと言ってたあの娘が 寂しさに耐えかねて死んだのさ  ジョニーもスミスも泣くのを忘れて 海鳴りに向って歌っていたよ 本牧で死んだ娘は鴎になったよ なぜかしら誰でもがそう思う  本牧の夜ふけ頃にがめのコーヒー 飲みながら思い出す あのことを 恋をしたこともなく悩みもないのに あの店の片隅で死んだ娘を  ジョニーもスミスもさえない顔で 真夜中に泣き泣き歌っていたよ 本牧で死んだ娘は鴎になったよ なぜかしら誰でもがそう思う  ジョニーもスミスも泣くのを忘れて 海鳴りに向って歌っていたよ 本牧で死んだ娘は鴎になったよ なぜかしら誰でもがそう思う
ダンシング・オールナイト鳥羽一郎鳥羽一郎水谷啓二もんたよしのり甘いときはずむ心 ひと夜(よ)のきらめきにゆれる キャンドルがうるむ瞳(め)の中で 無邪気に踊ってみせる ダンシング・オールナイト 言葉にすれば ダンシング・オールナイト 嘘に染まる ダンシング・オールナイト このままずっと ダンシング・オールナイト 瞳(ひとみ)を閉じて  独り言吐息ひとつ それだけで崩れてしまう あぶなげな恋としらず ぬくもりを手さぐりしてた ダンシング・オールナイト 言葉にすれば ダンシング・オールナイト 嘘に染まる ダンシング・オールナイト このままずっと ダンシング・オールナイト 瞳を閉じて  この店で最後の夜を どちらからともなくそう決めて 思い出をなぞるように踊る 初めて会った夜のように ダンシング・オールナイト 言葉にすれば ダンシング・オールナイト 嘘に染まる ダンシング・オールナイト このままずっと ダンシング・オールナイト 瞳を閉じて  ダンシング・オールナイト 言葉にすれば ダンシング・オールナイト 嘘に染まる ダンシング・オールナイト このままずっと ダンシング・オールナイト 瞳を閉じて
男はつらいよ鳥羽一郎鳥羽一郎星野哲郎山本直純[台詞] 私生まれも育ちも葛飾柴又です 帝釈天でうぶ湯を使い 姓は車 名は寅次郎 人呼んで フーテンの寅と発します  俺がいたんじゃ お嫁にゃ行けぬ わかっちゃいるんだ 妹よ いつかおまえの よろこぶような 偉い兄貴になりたくて 奮闘努力の甲斐も無く 今日も 涙の 今日も 涙の 日が落ちる 日が落ちる  ドブに落ちても 根のある奴は いつかは蓮(はちす)の 花と咲く 意地は張っても 心の中じゃ 泣いているんだ 兄さんは 目方で男が 売れるなら こんな苦労も こんな苦労も かけまいに かけまいに  男とゆうもの つらいもの 顔で笑って 顔で笑って 腹で泣く 腹で泣く  [台詞] とかく 西に行きましても 東に行きましても 土地 土地のお兄貴さん お姐さんに ごやっかいかけがちなる若造です 以後 見苦しき面体お見知り おかれまして 今日こう万端ひきたって よろしく おたのみ申します
昔の名前で出ています鳥羽一郎鳥羽一郎星野哲郎叶弦大京都にいるときゃ 忍と呼ばれたの 神戸じゃ渚と 名乗ったの 横浜(はま)の酒場に 戻ったその日から あなたがさがして くれるの待つわ 昔の名前で 出ています  忘れたことなど 一度もなかったわ いろんな男を 知るたびに いつもこの胸 かすめる面影の あなたを信じて ここまできたわ 昔の名前で 出ています  あなたの似顔を ボトルに書きました ひろみの命と 書きました 流れ女の さいごの止り木に あなたが止って くれるの待つわ 昔の名前で 出ています
暗い港のブルース鳥羽一郎鳥羽一郎なかにし礼早川博二いとしいひと あなたはいま 名前さえ告げずに 海にかえるの 白い霧に 目かくしされ 遠い船の汽笛 ぼくは聴いてる かりそめの 恋をさけんだけれど あふれくる 涙 涙 涙 切れたテープ 足にからめ あなたの影を追う 暗い港  さよならは 死ねというも同じ 枯れはてた 涙 涙 涙 不幸色した ランプゆれて あなたを今日も待つ 暗い港
酒よ鳥羽一郎鳥羽一郎吉幾三吉幾三涙には幾つもの 想い出がある 心にも幾つかの 傷もある ひとり酒 手酌酒 演歌を聞きながら ホロリ酒 そんな夜も たまにゃ なァいいさ  あの頃を振り返りゃ 夢積む船で 荒波に向ってた 二人して 男酒 手酌酒 演歌を聞きながら なァ酒よ お前には わかるか なァ酒よ  飲みたいよ浴びるほど 眠りつくまで 男には明日がある わかるだろう 詫びながら手酌酒 演歌を聞きながら 愛してる これからも わかるよ なァ酒よ  詫びながら手酌酒 演歌を聞きながら 愛してる これからも わかるよ なァ酒よ わかるよ なァ酒よ
ひとり寝の子守唄鳥羽一郎鳥羽一郎加藤登紀子加藤登紀子ひとりで寝る時にゃよォー ひざっ小僧が寒かろう おなごを抱くように あたためておやりよ  ひとりで寝る時にゃよォー 天井のねずみが 歌ってくれるだろう いっしょに歌えよ  ひとりで寝る時にゃよォー もみがら枕を 想い出がぬらすだろう 人恋しさに  ひとりで寝る時にゃよォー 浮気な夜風が トントン戸をたたき お前を呼ぶだろう  ひとりで寝る時にゃよォー 夜明けの青さが 教えてくれるだろう 一人者もいいもんだと  ひとりで寝る時にゃよォー
河内遊侠伝鳥羽一郎鳥羽一郎星野哲郎清水路雄ばかながきほど かわゆてならぬ 親ばか河内の 親かぼちゃ ぽんとふみつけ 一天地六 流れ流れて 布施阿倍野 酒と女の 二本だて  人間、死ぬ気になりゃ、何でもでける、 わいはそんなつもりで河内からやってきたんや、 泥にまみれたってのう、この魂は汚すもんか  金のかたきに やられて死んだ 親父の仇討ち してやると 切ったたんかは ほんとかうそか 赤い灯が呼ぶ 飛田町  破れマントが 風を切る わしの兄貴は 生駒のお山さ 誰にも盃ゃ もらわない ほれてくれるな 女にだけは 強い男の 虫がなく 夜の浪花の 裏通り
思案橋ブルース鳥羽一郎鳥羽一郎川原弘川原弘哭(な)いているような 長崎の街 雨に打たれて ながれた ふたつの心は かえらない かえらない 無情の雨よ ああ 長崎 思案橋ブルース  呼んでくれるな 俺のなまえを もどりはしないさ 昔の 気ままな この俺 忘れてよ 忘れてよ つれない雨よ ああ 長崎 思案橋ブルース  夢は捨てたのさ 今のこの俺 じっと孤独を かみしめ お前を好きだと いってみた いってみた 冷たい雨に ああ 長崎 思案橋ブルース
弟よ鳥羽一郎鳥羽一郎橋本淳川口真ひとり暮らしの アパートで 薄い毛布に くるまって ふと想い出す 故郷(ふるさと)の ひとつちがいの 弟を 暗い 暗い眼をして すねていた 弟よ 弟よ 悪くなるのは もうやめて あなたを捨てた わけじゃない  かれこれ二年ね あの日から 夢がないから 恋をして 今じゃ男の 心さえ 読めるおんなに なりました 遠く 遠く離れて 暮らすほど 弟よ 弟よ ささいなことが 気にかかる あなたを捨てた わけじゃない  暗い 暗い眼をして すねていた 弟よ 弟よ 悪くなるのは もうやめて あなたを捨てた わけじゃない
男の友情鳥羽一郎鳥羽一郎高野公男船村徹ゆんべも君の 夢見たよ 何の変わりも ないだろね 東京恋しや 行けぬ身は 背のびしてみる 遠い空 段々畑の ぐみの実も あの日のままに うるんだぜ  流れる雲は ちぎれても いつも変らぬ 友情に 東京恋しや 逢いたくて 風に切れぎれ 友の名を 淋しく呼んだら 泣けてきた たそがれ赤い 丘の径  田舎の駅で 君の手を ぐっと握った あの温(ぬく)み 東京恋しや 今だって 男同士の 誓いなら 忘れるものかよ この胸に 抱きしめながら いる俺さ
夜霧のブルース鳥羽一郎鳥羽一郎嶋田磬也大久保徳二郎青い夜霧に 灯影(ほかげ)が紅い どうせ俺(おい)らは ひとりもの 夢の四馬路(スマロ)か ホンキュの街か ああ 波の音にも 血が騒ぐ  可愛いあの娘が 夜霧の中へ 投げた涙の リラの花 何も言わぬが 笑って見せる ああ これが男と いうものさ  花のホールで 踊っちゃいても 春を持たない エトランゼ 男同志の 合々傘で ああ 嵐呼ぶよな 夜(よ)が更ける
パナマ運河鳥羽一郎鳥羽一郎新本創子宇崎竜童カリブの風に 誘われて ひさしぶりだぜ バルボア港 嵐くぐった 船員(なかま)らと テキーラ一杯 ひっかけて 赤いラテンの 焔(ほのお)の花と 昼からしけこむ 安ホテル あぁこのままで 葉巻くわえて お前の男で 暮らそうか パナマ運河の 宿のデッキを 錆びた貨物船(かもつ)の 横腹が 人生みたいに 過ぎてゆく  光と影の 船乗りにゃ まぶしすぎるぜ 綺麗な瞳 椰子の木陰で 三日過ぎ あばよが言えない 恋ごころ バンドネオンの 吐息に燃えて 夜まで踊ろう 別れまで あぁ紫の シャツをきめこみ お前の男で 暮らしたい パナマ運河の 宿のデッキを 錆びた貨物船が 霧の中 人生みたいに 過ぎてゆく
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