
工藤綾乃(工藤あやの)スペシャルインタビュー!
工藤綾乃(工藤あやの)スペシャルインタビュー! 歌手と社長の二刀流! 独立後 初の新曲「ぶんちょう恋物語 (ラブストーリー)」が 2024年8月10日に発売! インディーズながら「オリコン」ランクイン! マイナー調アップテンポのポップス歌謡曲!「"好き" と思ったものは好きです…」独立の理由も! オリコン「週間 演歌・歌謡シングルランキング」10/21付けで 9位にランクイン! 10/7〜10/9 は 3日間連続で「デイリー 演歌・歌謡シングル ランキング」1位!(2024/10/17 追記) オリコン「週間 演歌・歌謡シングルランキング」2024/10/21 付(10月07日~10月13日) インタビューの最後に、直筆サイン色紙 の 読者プレゼントあり! Kudo Ayano 工藤 綾乃 (工藤あやの) New Single 『 ぶんちょう恋物語 (ラブストーリー) 』 ★ 2014年に『さくらんぼ 恋しんぼ』で歌手デビュー! ★ 2023年に発売された8枚目のシングル『洗ひ髪』は「オリコン」1位! ★ 2018年からは歌謡ミュージカルユニット「みちのく娘!」でも活動! ★ 2024年2月から独立し "工藤綾乃" に改名! 歌手と社長の二刀流! ★ 独立後 初の新曲『ぶんちょう恋物語 (ラブストーリー)』が発売! ★ マイナー調アップテンポで、ノリの良い GS/ロカビリー風のポップス歌謡曲! ★ インディーズながら「オリコン」TOP 30 にランクイン! ★「"好き" と思ったものは好きです…」 工藤綾乃『ぶんちょう恋物語 (ラブストーリー)』ミュージックビデオ 工藤綾乃『ぶんちょう恋物語 (ラブストーリー)』ミュージックビデオ メイキング映像 vol.1 工藤綾乃『ぶんちょう恋物語 (ラブストーリー)』ミュージックビデオ メイキング映像 vol.2 工藤綾乃『ぶんちょう恋物語 (ラブストーリー)』ライブ動画 ■ シングル リリース情報 工藤綾乃『ぶんちょう恋物語(ラブストーリー)』 シングル CD 2024年 8月10日 発売 Ayano Records / PESOLA Records <収録曲> 1 ぶんちょう恋物語 (ラブストーリー) (作詞:柴田徹 / 作曲:山口岩男 / 編曲:山口岩男) 試聴 各配信サイト 歌詞を見る CD購入 工藤綾乃商店 工藤綾乃 オフィシャルサイト 工藤綾乃 公式 X 工藤綾乃 公式 Instagram 工藤綾乃 YouTube 工藤あやの 徳間ジャパンコミュニケーションズ みちのく娘! 日本クラウン 工藤綾乃 歌詞一覧 ■ CD 取扱い店 【北海道】 コーチャンフォー 新川通り店 ミュージックコーナー コーチャンフォー ミュンヘン大橋店 ミュージックコーナー コーチャンフォー 美しが丘店 ミュージックコーナー 【山形県】 八文字屋 北店 TENDO 八文字屋 八文字屋 鶴岡店 八文字屋 酒田店 八文字屋 新庄店 八文字屋 長井店 TSUTAYA 山形北町店 TSUTAYA 久保田店 ミュージック昭和 こまつ書店 寿町本店 こまつ書店 桜田店 こまつ書店 東根店 こまつ書店 西田店 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毎週 土曜日 18:40 〜 19:00(再放送) YBC(山形放送)ラジオ YBC ラジオ radiko(YBC ラジオ)で聞く(※) (※)YBC ラジオ の圏内なら、無料でパシコンやスマホで聞けます。 (※)エリアフリーに登録すると、月額¥385-で日本全国どこからでも、パシコンやスマホで聞けます。 ラジコプレミアム エリアフリー ■ 工藤綾乃(工藤あやの) スペシャルインタビュー! 「歌手」とは、「歌を歌うことを職業とする人」のことを言う。一般的には、メジャーレコード会社から CD を発売し、テレビの音楽番組などに多く出演している人を言うことが多いだろう。しかし、必ずしも、テレビで頻繁に見なくても(ポップス系ではテレビには一切出ないというアーティストも少なくない)、メジャーレコード会社から CD を出していなくても「歌うこと」を生業(なりわい)としている人はいる。 今年、2024年2月に、それまでの所属事務所と所属レコード会社から独立し、自身の会社を立ち上げ、ひとりで活動している 工藤綾乃 も、今、そういう歌手のひとりだ。以前の事務所やレコード会社に所属していたときと同じように、多くのコンサートや営業イベントなどに出演し、忙しくしている。それが出来るということは、確実にファンがいて、工藤綾乃 という歌手が求められていているということになる。 山形県山形市出身、「山形のひだまり娘」のキャッチフレーズで、2014年1月に "工藤あやの" として『さくらんぼ 恋しんぼ』(作詞:たかたかし / 作曲:弦哲也 / 編曲:南郷達也)で歌手デビューした 工藤綾乃 は、レコード会社「徳間ジャパンコミュニケーションズ」から、これまでシングル8枚をリリース。 また、ソロとしての活動と並行して、2018年からは、同じ東北出身の 津吹みゆ、羽山みずき とともに、舞踊家で振付師として知られる 花柳糸之 がプロデュースする3人組の歌謡ミュージカルユニット「みちのく娘!」のメンバー(リーダー)としても活動しており、「日本クラウン」からこれまでにシングル3枚をリリースし、そのユニークな存在から話題となっていた。 昭和アイドル歌手のようなキュートな耳に残る歌声で、正統派演歌から昭和歌謡曲、ポップスまで、なんでも見事に歌いこなす。小さい頃に民謡をやっていたせいか、余計なチカラが入っていないから、やさしく、響きが明るく、その声の魅力で、聴き手に言葉がスーッと入ってくる。なにより、工藤綾乃 は、本当に楽しそうに歌うし、歌うことが本当に好きだということが伝わってくる。 昨年、2023年1月に発売された 8枚目のシングル、王道演歌の『洗ひ髪』(作詞:原文彦 / 作曲:弦哲也 / 編曲:若草恵)は、発売当日の「オリコン シングル デイリー ランキング」(2023/1/17付)「演歌・歌謡曲」部門で1位、J-POP等を含めた総合ランキングでも6位。さらに、発売初週の「オリコン シングル ウィークリー ランキング」(2023/1/30付)でも「演歌・歌謡曲」部門で1位、J-POP等を含めた 総合ランキングでも8位という、自身、これまでで最高のセールスを記録した。 そんな、歌手としてのキャリアで最も良い時であったにも関わらず、歌手デビュー10年目を機に独立することを決意し、昨年、2023年12月に発表、今年、2024年1月末をもって所属事務所の退所、所属レコード会社との契約も終了した。そして、今年、2024年2月からは、芸名を "工藤あやの" から、本名である "工藤綾乃" に変え、自身が立ち上げた会社「株式会社 Sunflower 綾乃」の代表取締役社長となり、プレーイングマネージャーとしての活動をスタートさせている。 先日、2024年8月10日には、最新シングル『ぶんちょう恋物語(ラブストーリー)』(作詞:柴田徹 / 作曲:山口岩男 / 編曲:山口岩男)を自身のインディーズ・レーベルから発売した。以前は、レコード会社が組んでいた新曲キャンペーンも、自らそれぞれのレコード店に電話をかけ、店頭キャンペーンも積極的に行っている。 新曲『ぶんちょう恋物語(ラブストーリー)』は、演歌ではない。マイナー調アップテンポで、ノリの良い GS/ロカビリー風のポップス歌謡曲だ。甘いトーンの抜けの良い明るい歌声で、サビの「♪ぶんちょう ぶんちょう」が耳に残る。ちなみに、「ぶんちょう」とは、鳥の文鳥のことではなく、仙台の繁華街「国分町」(こくぶんちょう)のことで、地元の人が「ぶんちょう」と言う、その国分町が舞台となっている。 最新シングル『ぶんちょう恋物語(ラブストーリー)』は、インディーズでの発売にも関わらず、すでに「オリコン シングル ウィークリー ランキング」(2024/9/2付)「演歌・歌謡曲」部門で 27位と、TOP 30 以内にランクインしている。 X(旧 Twitter)やインスタグラム、YouTube や ColorSing などのインターネット媒体をうまく使うという、まさに、今の時代だからできるプロモーションに加え、レコード店での店頭キャンペーンや、国分町でひとりで路上ライブをやったり、キャンペーンでお店を回ったりもするなど、極めて王道のプロモーションもやっている。ミュージック・ビデオ撮影や路上ライブのための「道路使用許可」も自ら警察署に申請に行く。 路上ライブは、メジャーレコード会社に所属していた前回のインタビューの時にも「やりたい」と話していた。そういう「やりたかったこと」がたくさんあり、それらを実現させるために独立したと話す。それとともに、将来的には、芸能界を目指す子ども達をプロデュースしていきたいとも言う。 また、ファンとの距離感が近いことも、工藤綾乃 の特徴だ。X(旧 Twitter)で告知し、ボーリング大会などファンイベントを頻繁に開催している。 今回の取材当日、工藤綾乃 は、大げさではなく 40〜50キロはあろうかという巨大なスーツケースを押しながら現れた。男性でも片手で持ち上げることができないくらいの重さだ。実際、飛行機で預けるときには、毎回、かなりの超過料金を取られると言う。現在、マネージャーもいないため、そういう移動も完全にひとりだ。 独立してから、初めて会ったこの日、そんな忙しく、大変な毎日を送りながらも、明るく元気で、楽しそうな印象を受けた。そして、以前よりも、どことなく表情もやわらかい感じがした。 いつも明るく元気、アネゴ肌で、天真爛漫な感じだが、同時に、実に繊細な人でもある。デビュー後も、その感受性の強さゆえ、悩むことも多かった。一時は、やめようとまで考えたこともあった。今でも、いろいろと辛いこともあるのだろうが、そういうことは見せない。それ以上に、これまでやりたくても出来なかったことなど、自分がやりたいように自由に出来ていることが楽しく、充実しているからかもしれない。 歌手である以上、たとえば「NHK 紅白歌合戦」への出場や、大きな会場でのコンサートをやりたいだろうとは思うが、工藤綾乃 が、今、目指しているところは、そういうこととはちょっと違う。 いずれにしろ、「ただ好きなことを、やりたいことをやっているだけ」とは言うが、30歳にして、その覚悟と、思い切りの良さと行動力には、本当に驚かされる。「知らないから」とか「やったことがないから」とか「経験がないことだから」などという弱気な言い訳で、無意識に最初から選択肢を減らしてしまうような発想は、もとから 工藤綾乃 にはない。見習うべきことも少なくないと感じた。 <もくじ> 1 歌手デビュー 10年目で独立した理由 〜「もうそれがひとつのピリオドって言うか…」〜 2 歌手と社長の二刀流で、インディーズながら「オリコン」ランクイン 〜「独立したからできることであって…」〜 3 山形の3人で制作された、独立後、初のシングル CD 〜「私の知らないところで、水面下で出来てたみたいなんです…」〜 4 仙台の国分町を舞台にした新曲『ぶんちょう恋物語 (ラブストーリー)』 〜「"好き" と思ったものは好きです…」〜 5 今後、目指すところ 〜「みんなを照らせるような歌い手でありたい…」〜 1 歌手デビュー 10年目で独立した理由 〜「もうそれがひとつのピリオドって言うか…」〜 ーー 山形県山形市出身、「山形のひだまり娘」のキャッチフレーズで、2014年1月に "工藤あやの" として『さくらんぼ 恋しんぼ』(作詞:たかたかし / 作曲:弦哲也 / 編曲:南郷達也)で歌手デビューした 工藤綾乃 は、メジャーレコード会社「徳間ジャパンコミュニケーションズ」からシングル 8枚をリリース。歌手デビュー 11年目に入った今年、それまでの所属事務所を退所、レコード会社との契約も終了し、2024年2月からは、自身が立ち上げた会社で、歌手として独立した活動をスタートさせた。 工藤: う〜ん……、なんか、すごく成長させてもらったこの 10年間だったなっていう気持ちですね。決して、「あっという間」っていう感じはなくて、その 4年間っていうコロナの間があって、自分をちゃんと、「歌手・工藤あやの」っていうのを見つめ直す期間で、「これからどうやっていきたいのか?」っていうのをすごく明確に出せた期間だったかなと思います。 ーー コロナの時に、一度、辞めようと思ったこともあったが、しかし、結果、辞めなかった。 工藤: うん、うん。そのときは、「今じゃない」って思って……。いずれ、この世界を引退するときは来るかもしれないけど、私のそのときの「辞める」っていうのは引退じゃなくて、「お世話になっている事務所さんとかとが終わりなのかも」っていうのに気づいて、そっからもう 2年間ぐらいは「勉強させてもらおう」と思って、いろんなものの見方とか接し方とか変わっていきましたね。 ーー 今回、歌手デビュー 10年目を機に、独立した理由を聞いた。 工藤: そうですね〜。もともと、ゆくゆくは「(歌手を)育てる側」をやりたいなと思っていたので、なので、「そのために自分が何ができるかな」って思ったら、いろんな人たちと出会って、将来、出会う子たちが「あまり不自由せずに前向きに行けるように」って思って、そうなったときに、「いろんな人たちと会っていく」ってなったら、やっぱり、守られているだけの立場……、提供してもらった場だけで歌うとかじゃなくって、自分で、いろんな人たちともっと関わっていって、自分で何かをやることが先決なんじゃないかなとか思ってから、独立っていうひとつのワードみたいなのが出てきて……、そこからかな……。結局は、自分がやりたいことなので、自分のためですね。 ーー それは、いつ頃から考えていたのだろう? 工藤: う〜ん……、そうだなぁ〜……、『白糸恋情話』(作詞:原文彦 / 作曲:弦哲也 / 編曲:若草恵)くらいですね。 ーー 通算 7枚目のシングル『白糸恋情話』は、2022年1月の発売だから、独立の 2年以上前になる。 工藤: そうです、『白糸恋情話』のときに……、出す前かな……、辞めるか辞めないか迷ってたころに、「勉強の期間だ」と思って、「今じゃない」と思って踏みとどまって、『洗ひ髪』(作詞:原文彦 / 作曲:弦哲也 / 編曲:若草恵、2023年)のときには、CD も出来てて、「あとは発売だけ」っていう段階だったんですけど、契約更新の日にちが迫ってたので「事務所を辞めさせてください」って申し出ました。 工藤: 『洗ひ髪』が(2023年)1月18日リリースだったんですけど、私の(事務所とレコード会社との契約)更新のタイミングが、10月末と11月なんですね。なので、「もう(事務所を)退所します」って話とかもしてて……。まっ、当然、初めは許してはもらえなかったですけど、話し合いをして、そのあとに、すぐ出たのが『新・BS日本のうた』(NHK BSP4K / NHK BS)で、私がなぜか泣いてて、みんながびっくりしてたときで……(笑)。「本当にこれが、最後(の出演)になるかもしれないな」っていうことで、番組とかも、1個1個かみしめながら、『洗ひ髪』のあのときは出てたような形でした。 ーー 昨年、2023年1月に発売された 8枚目のシングル、王道演歌の『洗ひ髪』(作詞:原文彦 / 作曲:弦哲也 / 編曲:若草恵)は、発売当日の「オリコン シングル デイリー ランキング」(1/17付)「演歌・歌謡曲」部門で 1位、J-POP等を含めた総合ランキングでも 6位。さらに、発売初週の「オリコン シングル ウィークリー ランキング」(1/30付)でも「演歌・歌謡曲」部門で 1位、J-POP等を含めた 総合ランキングでも 8位という、自身、最高のセールスを記録した。そんな、歌手としてのキャリアで最も良い時であったにも関わらず、独立することを決意した。 工藤: あれも、計画的に進めました。自分でできること、ポスター企画だったりとか……。やっぱり、もう最後「有終の美」じゃないけど、「それを飾るんだ」っていうことで、もう、「全部、私が(送料は)元払いで持ちますから、ポスター飾ってくれるところがあればお願いします!」とか、「皆さん、それぞれ、ぜひ CD の営業部長になっていただいて、応援してもらえるところを探してもらえませんか?」とか、普通、事務所さんとやるようなことを、X(旧 Twitter)とかで、ファンの皆さんたちと一緒にやり始めていたときだったので、本当、そこからはもう、皆さんと一緒に、最後、あの(オリコンの)記録を作ったっていう感じですね。 工藤: だから、みんなには、「一番いいときに辞めたね」とか言われるんですけど、私は、もうそれがひとつのピリオドって言うか、けじめとして、「今までで一番いい成績を残して、これからの期待度とかも残して、次に繋げられたらいいかな〜」って思って、あの時は、できる限りのことをやりました。皆様には感謝の気持ちでいっぱいです。本当にありがたかったです。 2 歌手と社長の二刀流で、インディーズながら「オリコン」ランクイン 〜「独立したからできることであって…」〜 ーー 昨年、2023年12月に、事務所の退所とレコード会社との契約終了を発表し、今年、2024年2月からは、自身が設立した会社「株式会社 Sunflower 綾乃」での活動をスタートさせた。現在は、たとえば資料作りなどで手伝ってくれる人はいるものの、マネージャー的な人はいないため、プレーイングマネージャーとして歌手と社長の二刀流になり、歌手としてだけでなく、プロダクションやレコード会社がやるような作業も自分でやらなければならないから大変だ。 工藤: う〜ん……、そうですね〜。大変だとは思わないですけど……。大変だとは思わないけど、1日の時間がもっとたくさんあったらいいのにな〜って思います。24時間じゃなくて38時間ぐらいあったらいいなって……(笑)。でも、楽しいです。 ーー 楽しいというのであれば何よりだ。独立した甲斐があったというものだ。歌手と社長の二刀流で、何が一番、大変なのだろう? 工藤: う〜ん……、パソコン作業……(笑)。あとは、お金の管理とか……。あと、大変ではないけど不安なのは……、何だろうな……、「今日、この仕事で間違いないよね?」とか、「スケジュール被りないよね?」とか、そういうところですね。(スケジュールを)入れるのも自分で、確認するのも自分、行くのも自分なんで、そこは、なんか、もうひとりぐらいいてくれて、「間違いないですよ。今日はここですよ!」みたいにできたらいいな〜とは思います。 ーー そういうふうに、全部、ひとりでやっているが故に、いろいろ失敗もある。先日も、茨城県の「石岡健康センター」で「工藤綾乃 歌謡ショー」(2024年8月14日)が行われたが、その時、販売用 CD の用意を忘れたことに、当日の朝、気がついた。そのことを、すぐに、X(旧 Twitter)でポストしたところ、山形から来る予定だったファンのひとりが、山形の自宅から販売用の CD をピックアップして運んでくれたということもがあった。 工藤: そうなんです〜。助かった〜。 ーー 一生懸命やっていれば、誰かが助けてくれるものだ。ファンとの距離が近いことも 工藤綾乃 の特徴だ。 工藤: うん、ホントにありがたかったです。まだね、そういうふうに、なんとかカバーできるものとかだったらいいんですけど、やっぱり、仕事に穴あけるのは良くないし……。 工藤: あっ、この間、大変だったのは、体調壊して声が全く出なかったときに、もう電話の受け答えもできないし……、もう電波に乗らないかったんですよ、声がカスカスすぎて。そのときに、普通ね、「自分のとこのタレントさんが体壊して行けない」ってなったら、社長が謝りに行ったり、マネージャーが謝りに行ったりするけど、兼任してるから、とりあえず謝りに行ったら怒られたし……(笑)。 工藤: なんか、「声が出ないから、今日、出演キャンセルにしてんのに、お前、何で来るんだ」みたいな……、「来ると思ってたけどな」みたいなのを言われました……(笑)。なんか「難しいな」とは思いましたね。 ーー 本気で怒っているわけではなくて、愛のある怒り方だ。 工藤: そうですね……、(その現場では)他の演者さんもたくさんいらっしゃったので、その万が一ね、声が出ないっていうのが、ただの使いすぎなのか、それとも、コロナとかそういうものなのかっていうのも心配してたのかもしれないですね。 ーー 歌手なら、誰でも一度くらいは、声が出なくなって仕事をキャンセルしなければならなかったことがあるものだ。 工藤: うん……、沈黙療法だったんで、喋れなくて……、音楽も聴いちゃいけないんですよね。 ーー そして、2024年8月10日には、最新シングル『ぶんちょう恋物語(ラブストーリー)』(作詞:柴田徹 / 作曲:山口岩男 / 編曲:山口岩男)を自身のインディーズ・レーベルから発売した。以前は、レコード会社が組んでいた新曲キャンペーンも、自らそれぞれのレコード店に電話をかけ、店頭キャンペーンも積極的に行っている。 工藤: あっ、そうです。もう、全部、調べて電話して。 ーー これまでの 10年間で何度もキャンペーンで行っているところだから、当然、それぞれのレコード店もよく知ってくれている。 工藤: うん、ありがたいです。ただ……、みんな、「綾乃ちゃん、いま何してんの?」っていう感じじゃないですか、(レコード店の人は)年配の方も多いから SNS とか見れないし見ない方も多いから。「実は、こうこう、こういうことで、まだ一生懸命頑張ってて……、ただインディーズになったんですけど今まで通りにキャンペーンとかさせてもらったり CD とか置いてもらえますか?」って言うことも、全部、お願いして。 工藤: で、私、(CD の卸しの)掛け率とかそういうのも知らなかったんですけど、いろんな方たちと話していく中で学んだことを、あたかも「すごい昔から知ってますよ〜」って感じでお話して……(笑)。「掛け率どのぐらいですか〜?」って……(笑)。「生意気にすみませんでした」っていう感じです。 ーー 知らなくて当然だし、聞けば教えてくれる。 工藤: あっ、でも、聞くことがわからないと聞けないんですよ。なので、「掛け率どのぐらいですか?」って聞いて、「いや〜、綾乃ちゃんの言い値でいいよ〜」って言ってくれたりするんですけど、そういうのとか……、あと、「委託」にするのか「買い取り」にするのかとか、キャンペーン・スケジュールとかも相談したりとか……。 工藤: でも、自分でスケジュールを管理してるからこそ、どこが空いてて、どのタイミングだったら行けるかっていうのも逆算できるのはすごいありがたいです。でも、たとえば、その岡山とかに(レギュラー番組で)行ったときに、翌日、キャンペーンとかにしちゃうと危ないので、万が一を考えて、中1日空けたりとかっていうことも考えますね。 ーー 以前と変わらず、それぞれのレコード店が協力的で、新曲キャンペーンをやらせてもらえるというのは、本当にありがたいことだ。 工藤: そうなんですよ〜。もうすごく「ありがたいな」って思ったのは、「おかえり〜」って言ってくれたり、あと、「キャンペーンさせてもらいたいんですけど……」って言ったら、「綾乃ちゃん、駄目よ! 私達のセリフ取っちゃ! それは私達が言わなくちゃいけないことなんだからね!」って……、「嬉しい〜!」と思って、「ありがとうございます〜」って……。 ーー 社長を兼任する立場としては、いろいろフォローしなければならないことも出てくる。たとえば、8月23日に 工藤綾乃 のインターネットサイン会を予定していた東京・池袋の有名な CD ショップ「五番街」が、8月5日に急に閉店してしまったときには、予約購入したファンのことを考え、「そこまでやらなくてもいいのでは?」と思うようなことまでフォローとしてやっている。 工藤: いやいや、やんなくちゃいけないわけじゃないです。ただ、私ができることだったら、全部、解決してあげたいし、独立したからできることであって、これが、たとえば、レーベルに所属してる人間だったら、CD の売値・買値だけじゃないところってあるじゃないですか。やっぱり、「(CD を)作るに当たってかかったお金もあるから、このぐらいはもらわないと」とか、払わないと簡単に渡せなかったりとかするけど、もう CD も自分で作って、自分で払って、もう皆さんにお支払いしてるから、別にもう、なんて言うか、痛くも痒くもないし、とにかく「みんなが損をしなければいいな」っていう……、それが、いつか自分に返ってくるだろうし。 ーー 今は、マネージャーもいないから、移動も大変だ。40〜50キロはあろうかという巨大なスーツケースを、時には 2つも持って、ひとりで現場に行く。たとえば、この取材の前日は、茨城県の「石岡健康センター」で「工藤綾乃 歌謡ショー」が、昼・夜、14時〜と19時〜の 2回あって、CD 即売、サイン会などを行って東京に深夜に帰宅。翌日は、昼からこの取材、そのあとは、そのまま山形へ移動すると言う。 工藤: う〜ん、でも、(事務所に)所属してたころに比べれば、全然……。うん、もっと、毎日、もういっぱい働いてましたから……(笑)、もっときつかったですよ〜、本当に。体が粉々になるくらいですよ……(笑)。だから、わかりやすく言うと、津吹みゆ さんとか、羽山みずき さんは、今もね、そのルーティンでされてますから、絶対にもっと大変。毎日、毎日、違う現場に行って……、で、彼女たちは日帰りだし、基本的に。いや〜「よく頑張ってるな〜」と思います。 ーー CD やポスターを宅配便で送ったり、事務的な作業も多い。 工藤: それはね、好きなことだから全然。今は移動の時間とかも、なんか作業してると、すぐ着いちゃうんですよ。「え〜っ! もう着いた!」みたいな……(笑)。前は、その現場に行って歌うだけだったので、寝て、起きて、「暇だな〜」みたいな……(笑)。いまは、(移動中に)寝るときは、もう気絶したときだけですね……(笑)。 ーー そういう、地道なプロモーションの結果、インディーズでの発売にも関わらず、すでに「オリコン シングル ウィークリー ランキング」(2024/9/2付)「演歌・歌謡曲」部門で 27位と、TOP 30 以内にランクインしている。 3 山形の3人で制作された、独立後、初のシングル CD 〜「私の知らないところで、水面下で出来てたみたいなんです…」〜 ーー 先日、2024年8月10日に発売された最新シングル『ぶんちょう恋物語(ラブストーリー)』(作詞:柴田徹 / 作曲:山口岩男 / 編曲:山口岩男)は、前作『洗ひ髪』のような演歌ではない。マイナー調アップテンポで、ノリの良い GS/ロカビリー風のポップス歌謡曲だ。甘いトーンの抜けの良い明るい歌声で、サビの「♪ぶんちょう ぶんちょう」が耳に残る。工藤綾乃 の声の魅力、いいところがよく出ている曲だ。ちなみに、「ぶんちょう」とは、鳥の文鳥のことではなく、仙台の繁華街「国分町」(こくぶんちょう)のことで、地元の人が「ぶんちょう」と呼んでいる国分町が舞台となっている。 ーー 新曲『ぶんちょう恋物語(ラブストーリー)』は、山形県天童市出身で、現在、山形県内を中心に活動しているギタリストでウクレレ奏者で、シンガーソングライターで作詞作曲家でもある 山口岩男 が作曲と編曲を担当し、山形市出身、元「NHK 山形局」のアナウンサーで、現在は NHK を退職し山形市在住の 柴田 徹 が作詞を担当、そして、山形市出身の 工藤綾乃 が歌うという、山形の 3人で作られた CD だ。 工藤: うん、そうそう。これは、私が『洗ひ髪』を発売して、一生懸命 1年間活動していく中で、でも、「(事務所を)退所させてください」って言って、夏ぐらいにはもう独立する決心をして、「じゃあ、独立するためにはどうしたらいいのか?」「どこかに所属するのか? 会社を立てるのか?」で悩んでたときに、結局、会社を立てることにしたんですよね。 工藤: それで、周りの人たちに相談できるっていったら、唯一、山口岩男 さんたちのブレーンで、そのみなさんに伝えたら、「じゃあ、俺たちの知り合いの司法書士とか税理士とか紹介するよ」って……。「あと、こっちで勝手に、綾乃ちゃんが独立してからも歌えるように歌とか作っとくからさ」みたいな。で、「ありがとうございます〜」なんて言ってて、そしたら、これ(『ぶんちょう恋物語 (ラブストーリー)』)が、私の知らないところでどんどん進んでて、水面下で出来てたみたいなんです……(笑)。 工藤: で、山口岩男 さんと 柴田徹 さんが「(工藤綾乃に)なにかスナックで盛り上がれる曲を作りたいね」って動いてくださってたんですけど、基本的に NHK の方たちって、副業とか兼業とか駄目なので、柴田さんはそのときはまだ「NHK 青森局」とかにいたかいなかったかくらいのときかと思います。で、完全に(NHKを)辞められてから、本腰入れて、作詞の活動とかも、山口岩男 さんと毎日、朝5時ぐらいに LINE をしながらやってたらしくて。で、作詞としてやったのは今回が 2回目なのかな。でも、ほぼほぼ、こうやって CD という形になって出たのは、もうこれが初ぐらいだったんですよ。 工藤: だから、(NHKを)辞める準備もしながら、「支えたい」と思って準備をしてくれてて、お互いが準備期間みたいな。それで、私が、この詞をいただいたのは、もう本当に秋過ぎ、もう冬の始まりぐらいのときで、で、その楽曲的なところは、最初、もっとテンポも遅かったし、入ってる楽器も違かったんですよね。それで、『ぶんちょう恋物語(ラブストーリー)』を初披露したのが、去年(2023年)の 11月にあった 山口岩男 さんの還暦コンサート(2023年11月25日〜26日、山形市蔵王「東ソーアリーナ」)だったんです。 工藤: 実は、そのころには、もう私は会社設立してたんですよ。12月8日が「株式会社 Sunflower 綾乃」の設立日で、前の事務所との契約は 1月末の満了で、2月1日から自分の事務所としての活動だったんです。「独立します」っていう発表は、もう12月くらいにしてましたけど、活動を「本日から開始します」っていうのは 2月1日からでしたね。 ーー 今回、作曲・編曲を担当した 山口岩男 は、2022年1月に発売された 工藤あやの 7枚目のシングル『白糸恋情話』にカップリング曲として収録された『山形育ち』(作詞・作曲:山口岩男 / 編曲:矢田部 正)も書いている。『山形育ち』は、メジャー調でゆったりしたテンポのやさしい歌謡曲。もともと、山口岩男 が歌っていたもののカバーだが、まるで、工藤あやの のために書かれた曲のように感じる。 工藤: え〜っと、(山口)岩男 さんとの出会いは、それより前ですね。そもそも、親方(柴田徹)とも、お付き合いができたのは「NHK 山形局」の『ライブバー・あがすけ』(山形 NHKラジオ第一、その後『方言×音楽 ライブバーあがすけ』としてテレビでも放送)っていう、コロナ禍真っ只中のときに始まった番組で、山形のアーティストさん、(山口)岩男さんとか、駒込 綾(こまごめ りょう)さんってバイオリンの人とか、いろんな方たちを集めて、最後、「歌い手は誰にするか?」みたいになったときに、親方(柴田徹)の中で、「山口岩男 の『山形育ち』が、俺は脳内でずっと 工藤綾乃 の声で再生されるんだ」って言ってて、「だから、このメンバーに 工藤綾乃 を入れるんだ」ってことになって、そのメンバーに入れてもらってからずっとそのメンバーで 2ヶ月に1回ぐらい一緒に生放送をやるようになったんですよね。 ーー 今回、作詞をした 柴田徹 は、「NHK 山形局」でのアナウンサー時代、『ライブバー・あがすけ』や、バラエティー番組『今夜はなまらナイト』などを企画し、自ら出演もしていた山形では有名な名物アナウンサーで、番組の中で「親方」と呼ばれていたことから、そういうふうにも呼ばれている。 工藤: そうなんです。で、そこから、(山口)岩男さんとは、より深い付き合いになってって、親方(柴田徹)とも深い付き合いになってたんです。 工藤: で、もともとの(山口)岩男さんとの出会いは、「YBC 山形放送」っていうラジオ局の『918フェスタ』っていうそのラジオ局の開局何周年みたいなときのイベントだったんですね。そのとき、初対面だし、共演だし、とりあえず挨拶しようと思って挨拶したら、「うい」みたいな……、「なんだ、このオヤジ! 挨拶もろくにできねのか!」みたいな、「とんでもねぇやつだな!」とかって超最悪な印象だったんですよ……(笑)。 工藤: で、あっちもあっちで思ってたみたいですけど、なんかそれが今となっては笑い話で、『ライブバー・あがすけ』の番組で再会したときに、その話とかもしたら、「いや、最悪な印象ほど長く続くもんだったりすんだよ〜」とかっつって笑いながら喋ってて、どんどん仲良くなっていったんです。 工藤: で、そんな中で、『山形育ち』を番組の中ではカバーしてたけど、今度ね、『白糸恋情話』出すときのカップリングにしようっていうことにもなって、そこからより(山口)岩男さんとの深い関わりになっててっていう……。 ーー 『山形育ち』は、山口岩男 が歌うオリジナルもいいが、やはり、工藤綾乃 のバージョンの方が魅力的で、曲に合っているように思う。 工藤: あははは……(笑)、よかったです〜、ありがとうございます。やっぱ、(山口)岩男さんも、もともと「山形出身の女性演歌歌手に歌って欲しかった」って言ってたから、「それが私でよかったのかな〜?」っていうのはあったけど……。 4 仙台の国分町を舞台にした新曲『ぶんちょう恋物語 (ラブストーリー)』 〜「"好き" と思ったものは好きです…」〜 ーー 新曲『ぶんちょう恋物語 (ラブストーリー)』は、仙台の繁華街「国分町」(こくぶんちょう)が舞台になった歌詞で、地元の人は「国分町」のことを「ぶんちょう」と呼ぶことから、このタイトルとなった。「国分町」の「ぶんちょう」に、止まり木にとまる鳥の文鳥もかかっているように思う。 工藤: うん、みんなそう言います。でも、全然、関係ないんです……(笑)。鳥の文鳥は、まったくもって関係ないんですよ、本当に。そんな演歌っぽい裏とかはないんです……(笑)。仙台の人は、国分町のことを、みんなが「ぶんちょう」っていう愛称で呼ぶんですって。「今日、ぶんちょう行こうぜ」みたいな。 ーー 作詞した 柴田徹 は、東北大学の学生時代を仙台で過ごし、NHK 入局後も仙台局に勤務していたことのあるから、馴染みの土地だ。 工藤: なんかね、もう勝手に(歌詞を)作ってくれてたみたいなんですよ……(笑)。なんか、「工藤綾乃といえば、しっとりの曲、演歌もいいんだけど、もっと居酒屋とかスナックで盛り上がれる曲の方が彼女にとってはいいんじゃないか」みたいなのを話してた上で、「じゃあ、舞台はどこにする?」ってなったときに、柴田(徹)さんが「俺が学生時代にいた思い出のある国分町を舞台に詞を書こう」ってなったみたいなんです。 工藤: で、(山口)岩男さんも 岩男さんで、もうメロディーを作っててみたいな、ほぼ同時進行だったみたいです。毎日、毎日、すり合わせしてってるから、(歌詞とメロディの)どっちが先に出来上がったとかもなく、もうその都度合わせてったみたいで……、でも、どっちかって言ったら、多分、曲先だと思いますね。本当、微々たる差だと思いますけど。なので、常に 2人でやってたので、なんか「ひとパーツごと」だったみたいです。だから、珍しい、今までの私にとってはありえないスタートでした。 ーー そうして出来上がった『ぶんちょう恋物語 (ラブストーリー)』は、期待通りのものだった。 工藤: もう、この今の発売される状態のものを聴いたときは、鳥肌が立ちましたし、めちゃくちゃ嬉しかった。なんか、「かっこいい!」っていう……。エレキギターとかそういう弦楽器もすごい好きですし、テンポの速い曲も好きだし、自分の今までの作品で言ったら、『恋微熱 JIN JIN JIN』(作詞:渡辺なつみ / 作曲:向井浩二 / 編曲:若草恵、2019年)とかがすごい好きだったので、なんか、「また、すごい楽しい曲が来た!」っていう感じでしたね。しっとりもすごい好きだったけど、なんかこういうテンポのある曲、勝手に体が動いちゃうような曲も好きだから「楽しみだな〜、歌うのが」っていう感じでした。 工藤: で、今回は、その、何だろうな……、楽曲ができて「ただ歌う」だけでもなくて、「じゃあ、コンガを入れるか」とか、「ここに何か楽器を入れるか」とかっていうときも、「これ、ない方がいいと思います」とか、「テンポ、もうちょっと速い方がいいと思います」とかも全部リクエストして、ある程度、固まった後は、こっちもリクエストしてさらにすり合わせして出来上がったんです。 ーー 山口岩男 のフルプロデュースではあるが、工藤綾乃 自身の意見もかなり入っているようだ。 工藤: うん、かなり取り入れていただいて……、はい。 ーー アレンジもいいし、歌いやすそうな曲だ。 工藤: あの〜、すっと入ってきましたね。歌詞は複雑じゃないし、その場にあるものを歌詞にしてるので、なんか「この歌詞の意味は皆さんでそれぞれお考えください」みたいな、何か深い感じじゃなくて、もうわかりやすく言えば、超簡単な……(笑)、みんながそれぞれ意識を共通して持てるものだから、なんかすっと入ってきました。 工藤: ただ、みんなが、「♪ぶんちょう ぶんちょう…… 国分町〜」って歌うんですけど、「♪ぶんちょう ぶんちょう」のあと、絶対に「国分町」が出てこないんですよね……(笑)。だから、そこだけ「国分町で、全部、統一してくれよ」みたいな……(笑)。正直、そこが覚えにくくて、「1番はなんだっけ? 2番なんだっけ? 3番なんだっけ?」みたいな、毎回、なってたんで、そこだけは「言えばよかったかな〜」って……(笑)。 ーー たしかに、サビの「♪ぶんちょう ぶんちょう」のあとは、「天の川」「初めてよ」「この気持ち」と毎コーラス違うし、最後の繰り返しでは「♪純情 ぶんちょう 国分町」となっているが、韻を踏んでいて覚えやすいしキャッチーだ。 工藤: そうそうそう、そうなんですよ。 ーー レコード店のキャンペーンなどでも反応がいい。 工藤: はい、本当に、みなさん「ノリがいいね」って言ってくださいますし、今回、この楽曲を発売して、その……自分の YBC 山形放送の『工藤綾乃のあやラジ!』とかでも結構かけさせてもらったんですけど、それがきっかけで、工藤綾乃 を初めて知ってくださった方が多いんですよ。新規の方が、この曲が流れてきて、全然、ラジオとか聞いてなかったけど、この曲きっかけで 工藤綾乃 を好きになってくれたりとかしてくれたりっていうのがすごい多くて、しかも、それが演歌ファンじゃないんですよ。 工藤: 本当に新規のお客様で、それが刺さってる年代っていうのも幅広くて、なんかこの曲からたどってって 工藤綾乃 を知ったら「なんか変なことやってる面白いネエちゃんだな」みたいな……(笑)。どんどん、お客様が増えてって、入りはこっちだったけども、本業っていうかね、ずっとやってた演歌とかも聴いたらそれはそれでいいなみたいな……。 ーー ポップス調の歌謡曲だから、新たなファンも増えているようだ。工藤あやの のデビュー曲『さくらんぼ 恋しんぼ』(2014年)や、「徳間ジャパン」時代の最後のシングル『洗ひ髪』(2023年)などは王道の演歌だが、たとえば、2017年に発売された 4枚目のシングル『恋ごよみ』(作詞:三浦徳 / 作曲:弦哲也 / 編曲:若草恵)や、2019年に発売された 5枚目のシングル『恋微熱 JIN JIN JIN』(作詞:渡辺なつみ / 作曲:向井浩二 / 編曲:若草恵)など、これまでにもポップス調の曲も歌っているし、歌謡ミュージカルユニット「みちのく娘!」でも歌謡曲調の曲を歌っているから、これまでのファンにとっても、今回のポップス調の歌謡曲『ぶんちょう恋物語 (ラブストーリー)』は違和感なく聴ける。 工藤: そうですね〜。でも、新規の人たちは、やっぱり、(演歌を歌っているのを聴いて)びっくりするみたいな……(笑)。なんか「一辺倒じゃないんだね」って、「カメレオンみたいだね」とはよく言われます。 ーー そういうポップス調の歌謡曲も王道演歌も、どっちも好きだと言う。 工藤: うん。ジャンル関係ない。「好き」と思ったものは好きです。 ーー 新曲『ぶんちょう恋物語 (ラブストーリー)』は、実は、2024年8月7日に発売された 山口岩男 のアルバム『MY HOME TOWN』にも、『ぶんちょう恋物語 feat.工藤綾乃』として収録されている。工藤綾乃 のシングルとは違う音源のようだ。 工藤: えっと、微妙に違います……、歌のトラックは同じですけど。頭にドラムロールみたいなのが入ってるんですけど、それは(ライブでカラオケ音源として)ギターを抜いたときに(山口)岩男 さんがギターで入れるように付けていたりとか……、ちょっとアレンジを変えて、どっちも楽しんでもらえるようにしたいですよねって。で、いちおう、(山口)岩男 さん用にってことで、何個か後で入れられる声とかも入ってたんですけど、結局、それは使われてないかもしれない……(笑)。 ーー その 山口岩男 のアルバムの方が、工藤綾乃 のシングルよりも 3日早く発売されている。 工藤: いやいや……、でも、私の方は、(CD の)現物が間に合わないかもしれないから、一応、余裕を持って(発売日を)8月10日にしようって言ってただけで、実際は、もう 7月13日から売り始めていたので。 ーー 発売日の 2024年8月10日は土曜日で、通常の CD の発売日である水曜日ではない。 工藤: うんうん、でもインディーズだから、関係ないかなって。 ーー しかも、お盆に入る時期で、一般的に、レコード会社がこの期間に CD を発売することはない。どこかのレコード店が X(旧 Twitter)で「お盆期間で唯一のリリース!」と書いていた。 工藤: あ〜、そうなんだ〜。ありがたい。 ーー 今回のジャケット写真もいい。 工藤: ありがとうございます。もうそれは、『白糸恋情話』と『洗ひ髪』を撮ってくださったカメラマンさんに撮ってもらったんです。でも、今回の『ぶんちょう恋物語 (ラブストーリー)』用として撮ったものではなかったんです。「株式会社 三洋」さんというビニール製品の会社様のイメージキャラクターをさせていただいていて、その写真用でした。ただ、あまりにも猛スピードで進んだので、その先方様(「株式会社 三洋」)に説明をしたら、快く撮影協力として承諾してくださいました。 ーー 9月3日には、エキストラを募集して、ミュージックビデオの撮影が仙台市国分町で行われた。イメージコンセプトから、エキストラの募集、会場の確保、道路許可証の申請、スタッフの切符や宿泊の手配、衣装選び、カット割り、ヘアメイク、ケータリングに至るまで、全てを自分でやっている。プロデューサーであり、監督であり、AD であり、そして、主役でもある。 ーー 新曲『ぶんちょう恋物語 (ラブストーリー)』のミュージックビデオは、10月中旬ころには公開されるとのことだ。 5 今後、目指すところ 〜「みんなを照らせるような歌い手でありたい…」〜 ーー 1年ほど前から、山口岩男 の YouTube チャンネルで、『山口岩男&工藤あやの★山形弁ウクレレレッスン』というのがシリーズで公開されている。 工藤: うん。なんか、(山口)岩男さんに「着物を着ていウクレレ弾いてる人っていないよね」って言われて、「そうですね〜」って言って、今まで楽器やっても 3日坊主で……、3日も行かなかったんですけど……(笑)、(山口)岩男さんの教え方が上手で、結構、楽しくやってて、そっからですね。今、忙しくて全然できてなかったんですけど、ちょうど昨日の夜に、「そういえば、ウクレレ……」と思って出したら、やっぱ覚えてるもんで弾けましたね。 工藤: でも、もう 2年ぐらいやってるくせに、ちゃんと弾けるの 1曲しかないです……(笑)、『赤い風船』だけずっと弾いてます……(笑)。 ーー 最近、家にいる時は、どんな音楽を聴いているのだろう? 工藤: え〜っとね……、ファンの方からいただいた 浜田省吾 さんのアルバムとか聴いてます。なんか作業するときって、日本語を聴いちゃうと止まっちゃうんですよ……、とくに、文字のやつやってるときとか。だから、何か聴きたいのに聴けないし、「洋楽だとポップすぎるな、なんかこのちょっと拍(ビート)が自分の求めてるやつと違うんだよな」とかなったときに、「ハマショー(浜田省吾)さんでも聴いてみるか!」と思って聴いたら、なんか日本語なのに邪魔しなくて、遠いところで……、なんて言うのかな……、空気のような存在というか、温かい包み込むような感じ……。わかりやすく言うと、「邪魔しないんだけれども、そこにはすごい輝くものがあって」みたいな……。 工藤: あと、作業のときは、YouTube のゲーム配信の人のをずっと流してます。「兄者弟者(あにじゃ おとじゃ)」っていう YouTube のゲーム配信者の方がいるんですけど、その方のをずっとラジオのように流してて作業してますね。 ーー 最近、聴いて好きになった曲を聞いた。 工藤: う〜ん……、なんか、この間、「この曲いいな〜」って思ったのが、夏の歌で、結構、古い曲だったと思います……、男性の歌で乗れる曲。今、何年か前の流行りの歌、「再ブーム」みたいなのが流れてくるじゃないすか、コンビニとか、あと SNS とかでね。そこで知って、「知ってるけど、ちゃんと聴いたことなかったな〜。あらためて聴いたらすごいいい歌だな〜」って思って、「これ、自分もキャンペーンで歌いたいな」って思いました。 工藤: やっぱ、夏のシーズンとか、営業のときって、みんなが知ってる曲を歌って、そこで一緒に盛り上がっていただいた方が、その先に、工藤綾乃 単体でも気に入っていただいたりとかするので……。曲名、なんだったっけな……、ちょっと、思い出したらお知らせします。 ーー 今後、どういう歌を歌っていきたいのか聞いた。 工藤: あ〜、小唄を歌いたいなと思いましたね。五月みどり さんの『一週間に十日来い』みたいな、そういう「♪タンタカ タンタ タンタン」みたいな、そういうのをずっと「やりたいな〜」って思ってたんですよ。思ってて、『ぶんちょう恋物語 (ラブストーリー)』が来たんですけど……(笑)。でも、それはそれで、二刀流でいいと思うんですよね、別に。 ーー そういう小唄も含め、王道演歌も歌えば、『ぶんちょう恋物語(ラブストーリー)』のようなポップス歌謡曲も歌う 工藤綾乃 は、どういう歌手を目指しているのだろうか。 工藤: ジャンル関係なく、「歌いたい歌を歌いたいな」っていう……。やっぱり、歌を歌うときは、自分が「好きだな〜」とか、そういう愛に比例して皆さんも、受け取り側って変わっていくので、まず自分が好きになれる楽曲であることが一番大事なんですね。 工藤: 今までは、「じゃあ、次の新曲、これだよ」って渡していただいてたんですけど、そうじゃなくて、やっぱ、「どういう歌を歌いたいか?」っていうことも含めて、イチから一緒に作ってって愛せる楽曲を歌いたいなって。 工藤: そん中で言ったら、挑戦したいのは、五月みどり さんみたいな「小唄」とか、なんかそういう、宴会?、ちょっとしたお座敷? 「お座敷もの」かな……、そういう、盛り上がれる楽曲とかも歌いたい。同時に、この『ぶんちょう恋物語 (ラブストーリー)』とかも、結局は、スナックなので、「和か、洋か?」みたいな違いかもしれないですけど、お座敷と……(笑)、なんかそういう楽曲。ひとりで淡々と歌うよりは、みんなで歌える曲の方が好き。 ーー ゆくゆくは、歌手を育てたいと話す 工藤綾乃 だが、しかし、まずは、自分がもっと有名になっていかなければならない。今後、どういう活動をイメージしているのだろうか? 工藤: 会社が「Sunflower 綾乃」っていう「太陽」というか「ひまわり」なんですけど、とにかく、いつでも明るくいたいなっていう……。ただ、元気のいい歌だけ歌ってくとかじゃなくて、なんか、みんなを照らせるような歌い手でありたいなって。私にとっての太陽は皆さんであることは間違いないので、皆さんにとっての太陽も私でありたいなっていうのは、すごく思ってるので、それは、ずっと続けていきたいなっていう。 工藤: まあ、ちょっと、ざっくりですけど、何か具体的な、たとえば、何だろう……、「武道館を満杯にできる歌い手になりたい」とかっていうのよりかは、なんか、本当にみんなと何かひとつを作り上げるとか……。 工藤: あとは、そうだな……。やりたいことをこれからもどんどんやっていきたいっていうことはもう間違いないですね。そのために、やっぱり独立したのもあるので。でも、1個 1個 叶えていってて、「路上ライブやりたい」って言ってたのは、とりあえず叶えられたし……。 工藤: 路上ライブは、この間、自分でスピーカー買って、国分町でやってきました。夜中 3時ぐらいまでかな、ずっとキャンペーンで、ひとり国分町を歩いて、マイクも自分でさして、キャリーみたいなのを押して、その上にチラシと CD を持って、たすき掛けて、手売りですよね。そういうのやって、話しかけたりとかして、お店とかも直談判で歌わせてもらったりしました。 工藤: で、その国分町に行くときは、「あまりにも心配だから、5軒ぐらい紹介するよ」って言ってくださった方がいて、その方が一番最初に紹介してくれたお店のママが誕生日だったんです、その日。で、誕生日ってことは、手ぶらで行くわけにいかないから、その 1軒目向かう前に、国分町に着いてすぐに花屋さんに寄ってプレゼントを買って、「これも PR タイムだ!」と思って、色紙とチラシと CD を置いて、「山形から来たんですけど、今度、新曲で国分町をテーマにしてるんで応援してください!」って言って、置いてたんですよね。で、しばらく歩いて、またその花屋さん通ったら、その渡したチラシをお店の看板とかに貼ってくれてたんですよ。 工藤: 「おじちゃん、ありがとう!」って言って、で、また違うとこ行って帰ってきたんですけど、2時ぐらいのときに、どんどん人が、若者が増えてくんすよね、国分町に。で、その花屋さんに、「ここで歌わせてもらってもいいですか?」って言ったら、「好きにしていいよ!」って言われて、そこで路上ライブをまた花屋さんの前で始めて、最終的には、マイクのジャックがポキッと折れちゃって、歌えなくなっちゃったんですけど……(笑)。歌入りを流しながら、地声で一生懸命歌ってたら声が枯れて、その後のアカペラリクエストがとんでもない下手だったっていう……(笑)、そういう思い出とかもありますけど。 ーー 地元、山形でのソロコンサートも決まった。 工藤: あっ、はい、ソロコンサートは決まりました。ようやくですね、もう本当に、なかなか進みきれないところだったので……。これからも、しぶとく歌い続けます……(笑)。 工藤: 10周年記念コンサートで、来年(2025年)1月18日の土曜日に山形で開催します。独立後初のコンサートで、しかも、生バンドです。「全部、わたしの宝物!」というタイトルなので、ありったけの思いを込めてお届けします。前売り券は 5,500円で、当日券は 6,000円です! なんぼでもお得にきてけろな〜(笑)。 ーー 工藤綾乃 は、本当に楽しそうに歌う。歌うことが本当に好きだということが伝わるし、その楽しさも伝わってきて、見て聴いて楽しい。 工藤: ありがとうございます。よかったです。あの……、独立して、なおさらそういうふうに思いました。 やっぱり、なんか余計なことに気を取られずに、今、自分が好きなことを、好きなことだけに全集中してやったら、「こんなに楽しいんだな〜」って思って……。いまは、よりステージが楽しいですよね。 また、機会を頂けるように、とにかくいまは頑張ります! (取材日:2024年 8月15日 / 取材・文:西山 寧) デビューまでのヒストリー、デビュー後のことがもっと知りたい方はコチラ↓ みちのく娘!(工藤あやの、津吹みゆ、羽山みずき)ロングインタビュー(2020年) 「歌えない自分に腹が立って…」 みちのく娘!(工藤あやの、津吹みゆ、羽山みずき)インタビュー(2021年) 「なんか好きなんだと思います…」 工藤あやの (みちのく娘!)スペシャルインタビュー(2023年) 「そっからですね、私の人生が明るくなったのは…」 ■ 読者プレゼント! 工藤綾乃 直筆サイン色紙 を 3名様にプレゼント! X(旧 twitter)で、大人の歌ネット(@MUSICGUIDE1003)を フォロー&下記リンクの投稿をリポスト(リツイート)して頂いた方の中から、抽選で3名様に、 あやのちゃん が持っている 直筆サイン色紙を プレゼントさせていただきます。 締め切りは、2024年 10月 14日 (月) まで! 投稿(ツイート)はコチラ! 【ご注意ください】 当選された方には、x(twitter)の DM(ダイレクトメッセージ)にて、ご連絡させていただきます。 (せっかくご当選されたのに連絡の取れない方がいらっしゃいます。) また、「大人の歌ネット @MUSICGUIDE1003」を名乗る偽アカウントからプレゼント当選のDMが送られてくる事例が発生しています。 公式アカウントは「@MUSICGUIDE1003」です。 締切前に、当選者を決めたりご連絡することはありません。 DMでアカウント登録やクーポンを配信することはありません。 偽アカウントからDMが届いても、個人情報を入力したり、リンクをクリックしないで下さい。 ■ インタビュー 関連動画 工藤綾乃 インターネットサイン会 イベント♪工藤綾乃さん 「ぶんちょう恋物語」発売記念! 【ミニライブ&特典会(1回目)キャンペーン動画2024年8月20日開催】 イベント♪工藤綾乃さん 「ぶんちょう恋物語」発売記念! 【ミニライブ&特典会(2回目)キャンペーン動画2024年8月20日開催】 2024.09.21 ぶんちょう恋物語キャンペーン@八文字屋北店様 ありがとうございました 【山形育ち】 工藤あやの|のぞみ歌謡祭スペシャル 山口岩男『ぶんちょう恋物語 (ラブストーリー) feat.工藤綾乃』(Audio) ■ 工藤綾乃(工藤あやの)ディスコグラフィ 1st Single 「さくらんぼ 恋しんぼ」2014年 1月19日 発売(作詞:たかたかし 作曲:弦哲也 編曲:南郷達也) 2nd Single 「花咲く丘」2015年 2月4日 発売(作詞:高田ひろお 作曲:弦哲也 編曲:南郷達也) 3rd Single 「故郷さん、あいたいよ」2016年 3月9日 発売(作詞:たかたかし 作曲:弦哲也 編曲:南郷達也) 4th Single 「恋ごよみ」2017年 4月12日 発売(作詞:三浦徳子 作曲:弦哲也 編曲:若草恵) 5th Single 「恋微熱 JIN JIN JIN」2019年 1月30日 発売(作詞:渡辺なつみ 作曲:向井浩二 編曲:若草恵) 6th Single 「大阪花吹雪」2019年 11月6日 発売(作詞:二宮康 作曲:弦哲也 編曲:伊戸のりお) 7th Single 「白糸恋情話」2022年 1月26日 発売(作詞:原文彦、作曲:弦哲也、編曲:若草恵) 8th Single 「洗ひ髪」2023年 1月18日 発売(作詞:原文彦、作曲:弦 哲也、編曲:若草恵) ■ みちのく娘! (工藤あやの、津吹みゆ、羽山みずき) ディスコグラフィ 1st Single「春ッコわらし」2018年11月14日 発売(作詩:喜多條忠/作曲:宮川彬良/編曲:宮川彬良) 2nd Single(両A面)「べっぴん音頭」2020年5月13日 発売(作詞:荒木とよひさ/作曲:宮川彬良/編曲:宮川彬良) 2nd Single(両A面)「あっちむいてほい」2020年5月13日 発売(作詞:森浩美/作曲:宮川彬良/編曲:宮川彬良) 3rd Single「みちのく恋の花」2021年12月8日 発売(作詩:もりちよこ/作曲:宮川彬良/編曲:宮川彬良) 工藤あやの 徳間ジャパン YouTube 工藤綾乃 YouTube Uta-Net「大人の歌ネット」インタビュー 一覧 Uta-Net「大人の歌ネット」トップ