椎名林檎作詞の歌詞一覧リスト  289曲中 201-289曲を表示

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曲名 歌手名 作詞者名 作曲者名 編曲者名 歌い出し
あおぞらGOLD LYLIC椎名林檎GOLD LYLIC椎名林檎椎名林檎椎名林檎亀田誠治片付いた部屋が温かくて 曇り窓の外コントラスト 独りで居るのに慣れないまま ジャニスを聴いているセンチメンタル  此の世で一番輝いている人は努力しているって教えてくれたね  ねえ 見ている? ほら 星が光っているのを 明日は心も空も素敵な青  堅苦しい言葉懐かしくて 貴方は小さなモンテスキュー  本当の自分に正直で飾らないあたしで良いのだって教えてくれたね  ねえ 見ている? 此の 星が光っているのを 貴方の心の様な空を見ている  ねえ 云える? いま 星が光っている理由(わけ) 貴方の心を映しているからだよ  明日は心も空も素敵な青
勝ち戦GOLD LYLIC東京事変GOLD LYLIC東京事変椎名林檎椎名林檎No one knows how I live my life 'Cause I don't belong to anywhere No one knows the truth inside me  Don't know the fever that's so deep in me  Come on give me fever I want the shock to see how much you kill my mind Won't you go for your life Fever... Burns on a brand-new-day  No one knows what's your struggle 'Cause you're in the air Don't care 'bout your values till U die Between reality and dreams, there's right  Wanna give U fever I wanna rock U showing how much I get blind My past can be a lie Fever... Burns on a brand-new-day  Good-bye, fever from yesterday That's the real knack you all know Welcome to my fever, today That will cool down, but never know  I' ain't got fever No one is intoxicated by nature Now it's time to learn Fever will go down so soon  Won't you give me fever? I want the shock to see how much you kill my mind Won't go back to where I was 'Cause that's the only way to win, oh
乗り気GOLD LYLIC東京事変GOLD LYLIC東京事変椎名林檎伊澤一葉小さな頃に遠い世代のことだって思っていた未来が、いま視ている現代。 電話を持って、電車に乗って、電動ランデヴー。 実に便利…わたしは生きているの? 一体大丈夫?  果たして 感じているのか考えているのか はてなしらない だれのため存在するのか 最も自分が紛らわしい  リピーター率の多さが決定打のショッピングは、身体機能を鈍らせる麻酔剤。 昏睡して、抗体が出来て、後悔デジャヴュ。 好い顧客(カスタマー)…わたしは生きているの? 一体大丈夫?  果たして 欲しているのか満更いやなのか とてもあぶない いつどこに存在するのか 最も自分が疑わしい  吸っているのかも吐いているのかも もうおぼつかない 五体満足を無駄遣い 抑々下段がガラ空きなんじゃい  読みかじった文字面と、視たままの 数字を覚えて、知った気になっている ようじゃあきょうも、丘サーファー…。 波の所為にはしたくない。  !!! 身包み剥いだ丸腰で たかがこの身一つ手ぶらで 乗れるもの全部に乗ったれ 取っ掛かりなんて作っちゃえばいい  感じているより考えているより からだがはやい いまここに存在するのに 必要なものはもう持っているんだ
御祭騒ぎGOLD LYLIC東京事変GOLD LYLIC東京事変椎名林檎椎名林檎東京事変毎日が勝手に過ぎ行く夏の終わり 今夜間に合えば直に掴めそうです  生を受けた此の時代の歯車と 今夜こそやっと歯が噛み合いそうです  抜け出そう行かなきゃ 今日は何だか違うの 出掛けよう時間がない 実際の季節に期待して  放生を行い此の世代を祝おうと云う こんな折に何ともまあお誂え向き  こよなく愉しいよ 今日は何だか違うの 少しも恐くない  実際の祭に魅了され  綿菓子 水笛 見知らぬ他人の汗 桃色雛や見世物小屋の嘘  全てが初めて 今日がもう来ないことを知ったのも初めて 林檎飴が紅い  そして私は生きている! 今日現在を歩いているんだ 何も無い私だって融け合っているのさ 嗚呼
葬列GOLD LYLIC椎名林檎GOLD LYLIC椎名林檎椎名林檎椎名林檎今朝は妙なメイルを拝受しました。 其処に「出生の意志」が載つて居り、 現在(いま)は、酸素を押し返さうと必死です。 まう亡骸は消去完了……何處にも桃源郷は無いと云ひます。  僕は、両(りやう)の肢から認知しました。 此処に「半分の意味」を見出して、 現在は、酸素を吸ひ切つてしまふ準備中です。 亡骸に弁護は不要…… 何處にも桃源郷が無いのなら、お造り致しませう。  ・生むで廃棄する勇氣 ・空を斬つてゆく庖丁(ナイフ) ・今日、胎盤、明日  僕を食しても植わらない理由は「渾(すべ)て獨りぼつちだから」。  偖(さて)は、こんな輪廻と交際をする業が、 お嫌ひなのでせう、当然です。 未だ何の「建設も着工」してゐない、白紙に還す予定です。  お顔を。 さあ、拝見させて下さい。
GOLD LYLIC椎名林檎GOLD LYLIC椎名林檎椎名林檎椎名林檎斎藤ネコ・椎名林檎恐ろしくて堪んないの ただひとり黒々澱んでいる わたしの名は過去と言うのよ 迎えを待っている  恥ずかしくて堪んないの 仰いだら白々拡がっていた あなたがそう未来と言うのね 眩しく揺らいでいる  遠いようで近いようなあなたの正体を さあ見せてわたしを捕まえて頂戴ほら あなたはわたしを判っているんでしょ  悲しくて動けないわ 包(くる)んでもっとそっと さあ見ていて… 二人が出会う瞬間よ 嗚呼なんて美しいの  これ以上は有り得ないわ わたし達は二つで一つ もう完成しているから 離れらんないの 如何したって 全てが揃ったわ 無彩色同士愛し合って 赤青黄色の永遠になった 嗚呼なんて果敢無いの
ブラックアウトGOLD LYLIC東京事変GOLD LYLIC東京事変椎名林檎椎名林檎東京事変山ノ手線 最終で何処へ行こうと云うの?  都市(まち)の芳香(にお)いが変わり桜はもう散っている 急いで帰る気温は疾(とう)に北へと逃げ去った様 抜け駆けで何処へでも遊びに行きましょう もっと酔って居たい 哀しく満たされ寒さより明るさが疎ましいのさ  都市のネオンはきっと星達を奪ったのだ 希望の通り黒い時間が二人を匿っている 抜け駆けで何処へでも私を連れて行って 今日は帰らない 素面になってしまいそう 遠くまで揺らせて運んで行って もっと酔って居たい 哀しく汚され何時もより撓(しな)やかに忘れたいのさ  白く照らされる日々に置いて行かれそうで ちょっと隠れたいだけ 分かっている 是以上は無い  だから連れて行って 帰りたくない 誰も知らないけど 何より嗚呼! あなたが疎ましいのさ
おとなの掟GOLD LYLIC椎名林檎GOLD LYLIC椎名林檎椎名林檎椎名林檎斎藤ネコ・椎名林檎Sighs in the blackest black abiding, as soon as one dies, one is rising with the night so dark and cold, the wishes I make are swallowed up and hidden away Breath of the whitest white is what I most with to say down deep now inside Can a voice so numb and cold have some song to sing? It could be false, or reality The things I like, or hate, or things I want to gain Whatever's feeling good is what my lines would say For setting off the black from white, it'd work perfectly Though like a chant of ruination it'd be  Why did I think that since I'd studied the latest schoolbook I'd know clearly What's right from what's wrong, and which is which one, that I could choose, I could really know? I live according to stage-right, stage-left, exit Improvisation's not been in my bag of tricks So much of what I want to say pours out noisily But never when you're not here alone with me  What I know that I hold in my hands I want to set free, think of how much lighter you and I would feel then Every word, every wall, every curse and sparing nothing, strip it, take it all away to once again see eye to eye  The things I like, or hate, or things I want, expect, Though if I let them out, I think, what happens next? Well, setting off the white from black is fearful indeed It's even more so when you live honestly  This life is long, so long, the world is wide, I say, And when we've freedom won, it all becomes one gray Yes, happiness, unhappiness, it's only the heart That knows no quietude that makes itself known While an adult can keep a secret alone
殺し屋危機一髪GOLD LYLICSOIL&“PIMP”SESSIONSと椎名林檎GOLD LYLICSOIL&“PIMP”SESSIONSと椎名林檎椎名林檎椎名林檎・タブゾンビ斎藤ネコやめてこんな駆け引き 賢しらな偽装は無意味(ナンセンス) 洒落て共謀したいのに 相手は危険でHな玄人  裏切りが媚薬なの たちまち皆殺し! つれなくされる程 -XTC-(エクスタシー)  決め手欠いた取り引き お返しに非情の免許証(ライセンス) 駄目ね突張(つっぱっ)てたいのに 吐息は死線の摂氏40°  噂どおりの甘い罠 まるきり生殺し! 懐こくされるのは -致命傷-  女はいつだって間(あいだ)が無いわ 愛さないのならば殺すまで  男は不自由から脱するため 女の自由を食べるのね‥  互いの虚しさをついばむ度 相殺し得ない闇に飲まれる  憎しみより有毒な拘りが苦いのよ  これでちょうど引分(ドロー)ね 深入りはご免よ無意味(ナンセンス) 敵か味方かなんてまあ 尤も時と場合に依るわ
喧嘩上等GOLD LYLIC東京事変GOLD LYLIC東京事変椎名林檎椎名林檎東京事変こっちの心根量らずと、一体如何云う御了見 そうした喧嘩は手前から、売ってやりんす上等よ  待てこら未だ答えは聞けちゃ居ないのさ 洗い浚い吐け今宵は常套句なんて通用しないと思え  I'm so angry with you, sorry. You should concentrate on cheering me up. But it's too late now, you've lost your chance, it's gone. You never once realized how bad our dilemma had got. Stop it, honey, cheeky! Why can't you see it my way just this time? Silence, naughty, fussy! I am really sick of you. And I hate you.  That's right you love me so much, don't you. I should thank you for that, maybe. But it's no use how what a giant waste of time. Because I have never felt any weight in your words to me. Shut up!! Stop it, honey, snooty! Why don't we just look at our bullshit then? Iffy, crappy, scrappy! You would be best off alone. I am really sick of you. And I hate you.
華麗なる逆襲GOLD LYLICSMAPGOLD LYLICSMAP椎名林檎椎名林檎tofubeats・村田陽一さあ本当の敵はだれだっけ そうかんがえても判らない 今日たった今の瞬間運命が 動いているんだ じゃあ相手を忌み嫌う前に そう愛するやりかたがいい ああきっと皆共通の標的(ターゲット)を 狙っているんだ  行儀ばっか気にしていちゃ 勿体ないし はしたないぜ ご覧あっちゅう間よ一生は 時間がないじゃない…  毎度あり!もっと目映い光で どきどきさしてダイヤモンド 天下一 眩しく光って この俺を野生に還して いつになく無防備だよ 未開拓な答えを出そう  まあ本当は敵など居ないさ そう脱いでしまえばおなじ ああ皆がみんな開戦前夜に 震えたいんだ  結果ばっか気にしていちゃ つまんないし 面倒臭いぜ ご覧案外世間は小っちゃい 都合がいいじゃない…  毎度あり!もっと危ない力で びりびりさしてダイナマイト 導火線 捜し出そうか この俺の野性を試して どこまでも無防備だよ 未開拓な世界つくろう  買い被らないでどうか茶化してよ まだまだ勝負しちゃあいないぜ ほんのついさっきまでの全てを 予兆と呼ぶから  毎度あり!ようこそ! 毎度いらっしゃいませ くらくらしようぜ皆の衆 どんな逆境だって たのしんでしまえさあ 面白おかしく 俺は勝ち逃げするよ
眩暈GOLD LYLIC椎名林檎GOLD LYLIC椎名林檎椎名林檎椎名林檎亀田誠治あたしがこんなメロディを口ずさむのはさてどうしてでしょう? ねぇ、じっくり考えてみて あたしがこんな言葉を口走るのはさてどうしてでしょう? ねぇ、ちょっぴり考えてみて  何処迄 堕ちて行っちゃうの 此の身体は 灰色に遠くなる遠くなる空  其の日は確かに地面が音も立てず あたしの歩みを妨げ揺れて居た  あたしがこんな涙を流して居るのはさてどうしてでしょう? ねぇ、さっぱり考えてみて  何処迄 堕ちて行っちゃうの 此の身体は 灰色に遠くなる遠くなる空  其の日は確かに地面が容赦すらせず 車の暴走を受け入れ騒いで居た
ギャンブルGOLD LYLIC椎名林檎GOLD LYLIC椎名林檎椎名林檎椎名林檎虐待グリコゲンあなたはそっと微笑(わら)ってくれるから 明くる朝とうに泣き止んで居るのさ 此の小さな轍(わだち)に「アナタ呼吸(イキ)ヲシテ居(イ)ル」  蝉が喚いて夏の到来を知る 其の都度何故か羨んで居るのさ 此の戦地で尽きたら「何(ナニ)カシラヘノ服従(フクジュー)」  帰る場所など何処に在りましょう 動じ過ぎた もう疲れた 愛すべき人は何処に居ましょう 都合の良い答えは知っているけど  中目黒駅のホームに立って居たら 誰かが急に背を押したんだ 本当さ 此の勝負に負けたら「生(イ)キテユク資格(シカク)モ無(ナ)イ」  飼い馴らされた猫の眼(まなこ)で 鳴いてみようか やってみようか 愛すべき人は何処に居ましょう 予定の調和なんて容易だけど  声を出せばどなたかみえましょう 真実がない もう歩けない 灰になれば皆喜びましょう 愛していたよ 軽率だね
積木遊びGOLD LYLIC椎名林檎GOLD LYLIC椎名林檎椎名林檎椎名林檎亀田誠治あなたはいつもそうやって丸い四角を選ぶ あたしも特に気にせず 三角をのせてしまう  嗚呼 しくじった しくじった まただわ YOU KNOW HOW MUCH I CARE IT. 嗚呼 やられたり やられたり ようやく 愛妻 某ジャクソン夫人  あなたはいつもそうやって長い間悩んで あたしを上手く丸める全くの積木くろうと  嗚呼 しくじった しくじった まただわ YOU KNOW HOW MUCH I LOVE IT. 嗚呼 くやしけり くやしけり ようやく 友好 傍若孫婦人  ののしるなんぢ飽かずやあらむ 輒(すなは)ち お相手つかまつりませう I REALLY REALLY DO
宗教GOLD LYLIC椎名林檎GOLD LYLIC椎名林檎椎名林檎椎名林檎誰か僕に巧いお菓子を 毒で本望 嘘で元々さ 可成なら甘いものが善い 湯呑勘定 蟲歯も厭はない  「立て」「撃て」「切り裂いても敬ひ去れ」「歇(や)むな」「惡(にく)むな」 「吐け」「出せ」「引き摺つても歩き行け」「振り向くべからず」  色彩  丁度好い洋杯(コップ)が何処に行つても見付からないのだ 如何して こんなにビルも道路も 増えて居るのに 飲むでも飲み切れぬ壜(ボットル)で不條理を凝視せよ  季節は廻つて急ぎ足 花は咲いた 蜂を呼寄せた 幾度も繰り還しをする 寛る様で 枯れるのが常と  「待て」「伏せ」「不可解でも崇め逝け」「病むな」「憎むな」 「視ろ」「嗅げ」「不愉快でも味わひ識(し)れ」「覚悟を極(き)めろ」  芳醇  長嘉の勝訴が何時になつても見當(みあ)たらないのだ 如何して 品位が麗しいのは事実なのに 泣いて負けを認むる獣の條理を諷刺せよ  あ、通り雨 憂ひ菩薩 雲 行きて また 晴れて 配置されし 僕の記号 期待すれば氣付いてしまふ 模範だらけ 模倣だらけ 續いて 往く 此の 営み
愛妻家の朝食GOLD LYLIC椎名林檎GOLD LYLIC椎名林檎椎名林檎椎名林檎森俊之昼過ぎに珍しくテレビをちょっとだけ観たわ 果物が煙草の害を少し防ぐと言うの それですぐこの間のお店へ買いに急いだわ 御出掛けになるのなら必ず召し上がってね  貴方はきっと外では違う顔なのでしょう? だから此の手は其の疲れを癒す為だけに在るの  今朝の様にお帰りが酷く遅い日も屡々 明け方の孤独にはピアノで舞踏曲(ポロネーズ)を  貴方はそっと指先で髪を撫でるでしょう? だからいま黒く揺蕩うまま伸ばす理由は只ひとつ  処でこんな情景をどう思われますか? 差し詰め勝手気儘な嘘を云いました 態とらしい空の色も全部疎ましくて だから右手に強く握る光など既に見えない…  「もう 何も要りません。」
おこのみでGOLD LYLIC椎名林檎GOLD LYLIC椎名林檎椎名林檎椎名林檎指と謂う指を貴方に委ね疎通 夢を見てゐる金色エナメルが伍本揃ふ 其処で 鳥渡(ちよつと)だけ 休憩を お口に合ひますか さあだうぞ 唯濃密な接吻を お口に合ひますか  生命さへ怪しき瞬きに過呼吸 貴方に塗つて戴いた金色エナメルが壱拾本揃ふ 此処で やつとこさ 完成品 お眼鏡は如何 さあだうぞ 唯従服の快感を お眼鏡は如何  「愛したひとは貴方だけ」善くも平氣で濡れし此の色目よ 似合ふのは さう 興味本位な 金色の爪(ネイル) そして燃ゆる頬令今宵は果実色に 無言(しじま)の意圖か熟れゆく鎖骨のお皿 注いで 銘酒の内の取つて置きなら  処變はればお相手も變はつて往きます 虚構みたいに真赤のエナメル弐拾本揃ふ  此処でも 矢張り 同様に 御顔色を窺ひつ さあだうぞ 唯恍惚と心中を 御顔色を窺ひつ  「愛と謂う言葉が嫌ひです」善くも平氣で抜かす此の色目よ 似合ふのは さう 鋭利で気丈な真赤の爪(ネイル) そして燃ゆる頬血液に似た色に  日向の意圖か熟れゆく羞恥心のお庭 注いで 銘酒の内の取つて置きなら  だつて明日は如何生る身露知れず 果てはたつた一時先の未来 其れすら確かぢや無いもの 確かぢやないでせう  「愛するひとは貴方だけ」是がたつた一時の真事(まこと)で痛くもない 剥いではまた塗つて戴く爪(ネイル) 「愛と謂う言葉は不要です」いとも容易に濡れし此の色目を 新しく演出して さあ何方でも …お好きな様に
ドッペルゲンガーGOLD LYLIC椎名林檎GOLD LYLIC椎名林檎椎名林檎椎名林檎今日は 然様なら 愛してゐる 大嫌ひ 夕暮 泪雨 懇(ねんごろ) 赤の他人  見えてしまつたよ 慾を掌つた過去形 まう罷めるよ ほらすぐ此処に示して 楽にしてあげる  今日は 御休み 前のめり 淑(しとやか) 夕暮 波久礼雲 苗床 赤の他人  消えてしまつたよ 己を能(よ)く模した騒霊 まう決めたよ ほら災ひを起こして 取り憑いてあげる  見えてしまつたよ 美意識を孕(はら)むだ愛憎 まう辭めたよ ほら須く示して 其処は天國
ポルターガイストGOLD LYLIC椎名林檎GOLD LYLIC椎名林檎椎名林檎椎名林檎もつと澤山(たくさん)逢いにゐらして下さい…さう口走つた君。 僕は愛ほしく思ひ、大層動じたので、 前髪の成す造形に神経を奪はれて、 鍵(キイ)も持たず家を出たのです。 斯くして、麗しき君の許へ超へていく想ひ、抑へました。 「今日は電車で!」壱度乗り換へた頃、高まつていく時めきに 負けさうになつてゐることに氣付き始めました。 真実は最初で最後なのです…さう口走つた君。 僕は思ひ出しつつ、聡明な生き方を 鳥渡(ちょっと)真似たいと感じ颯爽と歩いては、 キツと厳しい表情(かほ)をしたのです。 君を笑はす為に、微笑むでゐやうと思ひ、鍛へました。 「扉(ドーア)の前にて!」若しも、 此の部屋も無く、連なつてゐる輝きが まやかしであらうとも僕に恐れなどはないです。 君はひと足先に微笑むで、幻視を與(あた)へました。 「こんな僕に!」徐(やを)ら、 見境も無く慾しくなるまぼろしは孰(いづ)れ衰へても 僕には美しく見えます。君だけに是を唄ひます。
入水願いGOLD LYLIC東京事変GOLD LYLIC東京事変椎名林檎椎名林檎東京事変自分の世界を飛び出す勇気を持てた暁に 今迄吐いた下らぬ嘘を美化して下さる? でも多分無理 疲労が超えてる 他人の期待を受け止める意志を持てた暁に 貫いてきた下らぬ倫理を認めて下さる? また同じこと 繰り返している  天現寺発って今日は房総半島へ 助手席に埋まったあなたの生命 如何にでもしてなんて云うなら何でもしてあげたいけど あたしなんかで良いの  あたしを殺して其れからちゃんと独りで死ねるのか 応えもしない子供の仮面を付けた鮮やかな瞳 もう一つの方 生きる方は如何  海浜公園今日も月光に薄闇 助手席に照ったあなたの信号 コートの下を這っている両手は何にも掴めないでしょ 人違いじゃないかしら  大嫌いです 全部が厭です 賞讃したがっているあなたの嘘吐き 今夜以降こんな仕様も無い女が生き存らえるなんてあられもないわ! …どうぞ殺って
この世の限りGOLD LYLIC椎名林檎・椎名純平GOLD LYLIC椎名林檎・椎名純平椎名林檎椎名林檎斎藤ネコこの世に限りはあるの? もしも果てが見えたなら 如何やって笑おうか愉しもうか もうやり尽くしたね  じゃあ何度だって忘れよう そしてまた新しく出逢えれば素晴らしい 然様なら 初めまして  But still my dear if the end draws near what should I do? If you hold me tight I'd feel all right but still be blue But if a song were to play just for us for a moment To take the heartache away  Well then I'd say, I'll make a song for you Nothing too old, and nothing too new Sing to the light of day You'll smile for me, we'll be happy that way  Da la la...  Just turn away and take this point of view Nothing is old, and nothing is new When you look at me and say I'll forget you...  If you were me who would you be when the sun goes down? Two faces bright but I fear the night might come around And if reflections appear from the past, all our moments, Smiles, love and laughter, I fear...  Well then I'd say, I'll make a song for you Nothing too old, and nothing too new Sing to the light of day You'll smile for me, we'll be happy that way  And take this point of view Nothing is old, and nothing is new When you look at me and say Nice to meet you, would you mind if I stay?
秘密GOLD LYLIC東京事変GOLD LYLIC東京事変椎名林檎椎名林檎伊澤一葉何にも云いたくない 今宵の口は猛威を奮っている獣を捕う 教科書通りの慣用句などは止めて… 虚しいだけ  此処へ来てさあ早く 夜に食べられちゃあ勿体無い 誰も知らない内に 現在だけの素肌 引っ掻いてみて  何にも聴こえていない 今宵の耳は優雅に踊っている孤独を探す 惨事を報じるテレビなどは消して… 哀しいだけ  身体だけが証 夜を飲み込めば絶頂さ 明ける日はもう其処に 現在だけの気持 いっちゃいたいのに  淋しいのはあなたばかりじゃない 恐ろしい闇無かったことにする為
メロウGOLD LYLIC椎名林檎GOLD LYLIC椎名林檎椎名林檎椎名林檎・戸谷誠天才プレパラート橙色は止まらない 黄色を探して乗り込め お前はきっとナイフを 使う僕に恐怖を覚える  蔑んでくれ 僕は何処迄も真摯なのだ“至って普通さ” いま群れ為す背中 お前が僕よりイッちゃっているのだ 狂っているーそうだろう?  意識は希望に素直じゃあない 回避するなんて止めておけ お前の弁護をしているマシンをぶっ壊してあげるよ  引き攣ってくれ 僕は此処でお前に云うのだ“愛しているさ” いま赤く染めた お前が僕よりイッちゃっているのだ 狂っているーそうだろう?  嗚呼…  美しい予感・眼に映る全て・儚き事象  要らぬ もう 要らぬ  嗚呼…  蔑んでくれ 僕は何処迄も真摯なのだ“至って普通さ” いま群れ為す背中 お前が僕よりイッちゃっているのだ 狂っているーそうだろう?  嗚呼…  引き攣ってくれ 僕は此処でお前に云うのだ”愛しているさ” いま赤く染めた お前が僕よりイッちゃっているのだ 狂っているーそうだろう?  嗚呼…  嗚呼…
同じ夜GOLD LYLIC椎名林檎GOLD LYLIC椎名林檎椎名林檎椎名林檎亀田誠治飛交う人の批評に自己実現を図り戸惑うこれの根源に尋ねる行為を忘れ 此の日々が訪れた窓の外には誤魔化しの無い夏 描かれている  吹き荒れる風に涙することも 幸せな君を只願うことも 同じ空は明日を始めてしまう 例え君が此処に居なくても  彷徨う夢の天神に生温さを望み行交う人の大半に素早く注目をさせ 其の欲が満たされたあたしの眼にも果てることない夢 映されるのか  泣き喚く海に立ち止まることも 触れられない君を只想うことも 同じ 空は明日を始めてしまう 例えあたしが息を止めても  吹き荒れる風に涙することも 幸せな君を只願うことも 泣き喚く海に立ち止まることも 触れられない君を只想うことも 同じ 空は明日を始めてしまう 例えあたしが息を止めても
17GOLD LYLIC椎名林檎GOLD LYLIC椎名林檎椎名林檎椎名林檎亀田誠治・椎名林檎now I'm seventeen my school is in the country students wear trainers read the same magazines now I'm seventeen my school is gettinng tiresome teachers-they're so young singling me out  only like philosophy & after school the time that's what I call my own time nice girls meet nice boys end of school day while other girls go strait home  talking 'bout soaps'n' that  I go home alone like it watching the nameless people  surfing subways,travelling somewhere “…nowhere…”  now i'm seventeen i do not have a title depend on no one else busy being king (to myself)  only like philosophy & after school the time that's what I call my own time nice girls meet nice boys end of school day while other girls go strait home  i go hime alone and have dinner in my sweet home praying again, again & again (“…peace…”)  i see the same faces in school & they say that i am different i think it's an honour i say it's an honour to B different i can't go their way  surfing subways,travelling somewhere “…nowhere…” i see the same faces in school & they say that i am different i think it's an honour i say it's an honour to B different i can't go their way  now i'm seventeen now i'm “…seventeen…”
警告GOLD LYLIC椎名林檎GOLD LYLIC椎名林檎椎名林檎椎名林檎亀田誠治朝の訪れを微塵も感じない夜 闇がこの先の日本を考えるのか TVも溜息も時計を滅多に止めない 何がこれ程迄に虚しさを呼ぶのだ?  あなたの部屋の留守番電話が近頃まめに働いているの 何故か少しも気にならないのよ 伸ばした髪も意味ないから  言葉で穴を埋めても 満たされる筈など無い 日の出を待ち切れぬまま 鋏を探し出す あなたは全てをあたしが切っちゃっても効かない…  夏に見たのは実在しない人だった 寒くなる迄知らないで愛してしまった 今頃になってから「全部演じていた」なんて 受話器越しに泣かれたってこっちが泣きそう  あなたがあたしだけ呼んで居ても幾ら素敵に気を引いていても 時は既に遅過ぎるのよ 答える努力もしないから  此の海を又訪れ 思い出そうと歩く 波を止めることよりは た易いと感じるのに あたしの気持ちは何処に行ったって戻らない…  「嘘はつき つかれるもの」あなたはそう笑うが 間抜けなあたしをはじめ 不可能な人種も居る 上手く前に進めずに不器用に倒れるなら 起き上がる道具ひとつ 持たないで死んで行くわ  殺意だけ仕舞ったら あたしは最後のいま 「機械の様に余り馬鹿にしないで」って云いたい…
私生活GOLD LYLIC東京事変GOLD LYLIC東京事変椎名林檎亀田誠治東京事変酸素と海とガソリンと沢山の気遣いを浪費している 生活のため働いて僕は都会(まち)を平らげる 左に笑うあなたの頬の仕組みが乱れないように 追い風よさあ吹いてくれよ 背後はもう思い出 向かい風まで吸い込めたらやっと新しくなる  夕日も秋も日曜も沢山はない出会いも浪費している 行ったり来たり繰り返し僕は時代(ひと)によいしょする あなたの眼には情けな過ぎて哀れに違いない 羅針盤(コンパス)よさあ指してくれよ 現在地を教えて 既存の地図を暗記してもきっとあなたへ向かう  あなたが元気な日はそっと傍に居たい あとどれくらい生きられるんだろう? 行かないで! 追い付かせて 待ってあと少しだけ 生きているあなたは何時でも遠退いて僕を生かす
電波通信GOLD LYLIC東京事変GOLD LYLIC東京事変椎名林檎伊澤一葉アンテナ立てて頂戴 迚も間に合いそうにない 通じてオンライン 待って微かな周波 ‥遠くない‥ 本音デフォルト搭載 臆面も無く対応したい 信じてローファイ だって確かな電波 …発してんだ  作動(アクティブ) 君と相互作用(インタラクティブ) すぐ干渉過多(ハイパラクティブ) 皆まで差し障(さわ)らせて 音速(ソニック) 君と超過音速(スーパーソニック) すぐ極超音速(ハイパーソニック) 今だけ連結(リンク)していたいの  脳内、占拠(ジャック)されているわ 安否も判らぬ事態なんて  先手取られて狼狽 仰けの後手じゃあ大違い 禁じ手ゴーサイン 勝って明日葉連覇 …圧してんだ  接続(アクセス) 君に多重接合(マルチアクセス) すぐ直接取引(ダイレクトアクセス) 嫌われたって慕(した)って 呼出(コーリング) 君に近郊呼出(ローカルコーリング) すぐ直接呼出(ダイレクトコーリング) 今だけ同期(シンク)していたいの  灯台、支配(ハック)されているわ 賛否も決らず仕舞なんて  暗号を読んで 侵(おか)される前に 食(や)られる前に 洗脳(せんのう)されないように ‥CATCH ME‥ 嗚呼彼奴等(きゃつら)の妨害に 倍返(ばいがえ)し  電波が占拠(ジャック)されているわ 暗示を解けるのは君だけ 電波が支配(ハック)されているわ 感じ取って今僕を選んで
緑酒GOLD LYLIC東京事変GOLD LYLIC東京事変椎名林檎伊澤一葉乾杯日本の衆今日は今日でまあ一つ美味しいかどうかはさておきだ 各種生業お疲れさん 小さな頃描いた将来大人は列国の制度のめぼしき面選んでは取り入れ 最終形態を拵えた 気付いたら違っていたバトンタッチが済んで自分らは扶養側へ 責任を負う立場になった 時間がない金すら無い無い尽くしという増してどうしてこう 心身消耗してんだっけ 乾杯日本の衆信じていたい遍く全員善人でしょう疑念なぞ抱いても 肝を突いちゃならん 大きな不安孕んだ正体憚る膨満感に口歳いてどこから嚥下できようか 未だ皆目消化不良だ 気付いたら許していたお年召した御仁と幼気な御子さん方は 恥ずかしそうに黙ってんだ ぺてんのない世の中を直ぐに作んなくちゃそう願わくばいっそ 老いも若いも多弁であれ 自由よいいように搾取されないで安く売らないで終始貴様は誇り高くあって 頼むよ自由 フェイクじゃない元来の意味を見せて騙るまじ腐るまじ追い続けていたい 貴様をずっと 果たしても選ばれざる服従層と知らん間に選ばれし支配層を結ぶ争点 自由という名の富 買い叩いて奪い合う尊厳乾杯日本の衆いつか本当の味を知って酔いたいから 樹立しよう 簡素な真人間に救いある新型社会次世代へただ真っ当に生きろと 云い放てる時 遂に祝う その一口ぞ青々と自由たる香さぞ染み入る事だろう伝う汗と涙が 報われて欲しい皆の衆 自由よ愛しているもう遠ざかんないで傍に抱き寄せて終始貴様を尊び敬って 求める自由 嗚呼どうしてって意識せざるを得ない逃すまじ失くすまじ愛されてみたい 貴様にやっと
生きるGOLD LYLIC東京事変GOLD LYLIC東京事変椎名林檎伊澤一葉体と心とが、離れてしまった。居直れ我が生命よ。 現と夢の往来。行き交う途中で、居堪れない過去ども此処に消えろ。 (木枯の喧噪に二人紛れ込んでいたらば、如何して互いを見出せようか。) とても叶わない。見分けがつかない。若かりし日、統べてを握った利き手も 草臥れて居る。 噫…充たされないで、識らないで、追い掛ける影の美しさよ。皆まで言うな。 憧れ続けていた筈の、孤独と自由が首を絞める。 なんてこの世は果てしないのだろう。  言葉と感覚が、結ばれぬまま。居直れ我が生命よ。 現と夢の反芻。繰り返す体で、知る由もない未来ごと此処に失せろ。 (新緑の平穏にただ浮き足立っていたらば、あらたな己に出会せようか。) 最早何ぶん諸々を聞き飽きて居る。 噫…囚われないで、云わないで、為遂げる光のしなやかさよ。至らなかった。 忌み嫌い続けていた筈の、無欲と空虚が胸を占める。 なんてこの身は頼りないのだろう。 あまりに何も無い。
曲名 歌手名 作詞者名 作曲者名 編曲者名 歌い出し
本音と建前GOLD LYLICSexy ZoneGOLD LYLICSexy Zone椎名林檎椎名林檎椎名林檎さあおいで胸の裡を透き通すくらい近付いて  get up, get up... now is the time wake up, wake up... time to get down  ほら世界が騒がしかろうと遮った途端感度は 上がってんじゃんようこそ人知れぬアジトへ 相互作用シナジー生ずる気配まずは一つ乾杯 怖気にセイグッバイ延いては各々の意志次第 どうしようかどうしたいのどうしてほしいの その声を聞かせて今夜装わない素材のままで 欲望を見せてくれ  What the hell U want Who is it U came for No U can't hide it Not when I know it's me  raise up, raise up... No need to wait  かつての尊大な(oops)言葉遣いシニカルぶった芝居 自分のそんな醜態当時の理合が判って来た齢 なんちゃってどうしたいかどうしてほしいか 答はとうに持っていたんだ心と体と脳がいま 連動してきた模様  shake up, shake up... tun up, tun up... burn up, burn up...  恥ずかしくも確信を以って生きていると感じ 生きていきたいと思う 真相に関心ない外野の機嫌など窺うの止した 大人ほど自然にしたいことしかしないようだ そうしよう三二一…(sexy)最高に満たされています 裏も表もないですごめんねもう全俺が愛だぜ 共犯関係でしょう
すべりだいGOLD LYLIC椎名林檎GOLD LYLIC椎名林檎椎名林檎椎名林檎亀田誠治あなたが八度七分の声を使うときは 必ずあたしに後ろめたいことがあるとき  汗ばんだって恥じらったって 理由もなく触れたがったりした 凍えたって甘えたって 只の刹那に変わった二人  その時全て流れ落ちた 冷たい秋はたった二度目でも 砂場の砂も気持ちも全部 二人の手で滑り落とした  あなたが脈略も無くキスをくれるときは 必ずあたしの機嫌を損ねた様なとき  汗ばんだって恥じらったって 理由もなく触れたがったりした 凍えたって甘えたって 只の刹那に変わった二人  その時全て壊れ落ちた 激しい雨には慣れていたけど お得意の嘘や詮索ごっこが 最後の遊びへ導いていた  このところ悔やんでばかり居る 口には決して出せないけど 今のあたしだったらあなたと 退(すべ)らずに済む様な気がする 許されるなら本当はせめて すぐにでも泣き喚きたいけど こだわっていると思われない様に 右眼で滑り台を見送って 記憶が薄れるのを待っている
至上の人生GOLD LYLIC椎名林檎GOLD LYLIC椎名林檎椎名林檎椎名林檎椎名林檎お願い黙っていて今は 言葉のほうが甘いの 本当の何倍も  お願い視線を逸らして 若々しくて痛いの 突刺す純情が  逆らえぬ抗力±0迄 お互いに引き合えば 全てがあって何もないふたり  出くわせた運命を思うほど その手の体温が鼓動が 点っていくんだ 至上の安らぎ あなたは生きている ああ、あいしている この静かな瞬間よ止まって これ以上は決して望んでいない  お願い支えていて何処か 危なっかしくて恐いの 隠した熱情が  償える罪科は±0迄 疑いで相殺よ そう 自由を覚えて勝ち取った孤独  結ばれない運命を憂うほど あまりに簡単で不安で 壊しちゃいそうよ 至上の苦しみ わたしは生きている ああ、あいしている このあえかな実感よ続いて これ以上は決して望んでいない
スーパースターGOLD LYLIC東京事変GOLD LYLIC東京事変椎名林檎亀田誠治東京事変「未来は不知顔さ、自分で造っていく。」 多分あなたはそう云うと判っているのに ほんのちょっとざわめいた朝に声を無くすの  私はあなたの強く光る眼思い出すけれど もしも逢えたとして喜べないよ か弱い今日の私では これでは未だ厭だ  「答えは無限大さ、自分で造っていく。」 枯れ行く葉が相変わらず地面を護っている そんな大地蹴って歩いては声を探すの  私はあなたの孤独に立つ意思を思い出す度に 泪を堪えて震えているよ 拙い今日の私でも  明日はあなたを燃やす炎に向き合うこヽろが欲しいよ もしも逢えたときは誇れる様に テレビのなかのあなた 私のスーパースター
走れゎナンバーGOLD LYLIC椎名林檎GOLD LYLIC椎名林檎椎名林檎椎名林檎椎名林檎この密室を拵える要素は、大概が借り物で、自分もそう。降り込んだ雨 の率直さは、自由と不自由とを、分け入る様。 絶対戻れやしない。一体何処へ行こうか。考えるまい。 環状線脱出したい。JCTは大渋滞。止まんないで。運んで行って。何 処へでも。充電10%を切ったiPhoneよ、さあ。見限って、どうか。  取り巻いた環境の全部が、決断を迫って技量を問う。責任能力を問うて くれ。立証出来やしまい。じゃ、自分は如何。 一層忘れられたい。消えて無くなろうか。引返すまい。 中央道突破したい、界隈の視界がない。焦んないで。落着いて行って。 足が付いちゃう。No.の特定を急いだオービスよ、さあ。見逃して、どうか。  訥々と鳴くワイパー、能弁な流行歌。差し障り合う。 関係を断ち切りたい。一切を金輪際。焦れったいわ、面倒臭いわ、どう しようもない。ドライバー失格。運転出来ていないもん。要は自分さえも。 ハザード。 返そう。もう皆返そう。レンタカーならハイオク満タン現金で元通り。 ああ、燃料0%を切った我が身は、何処へ返そうか。 決して捜さないで。
アイデンティティGOLD LYLIC椎名林檎GOLD LYLIC椎名林檎椎名林檎椎名林檎亀田誠治・椎名林檎是程多くの眼がバラバラに何かを探すとなりゃあ其れなり 様々な言葉で各々の全てを見極めなくちゃあならない 正しいとか 間違いとか 黒だとか 白だとか  何処に行けば良いのですか 君を信じて良いのですか 愛してくれるのですか あたしは誰なのですか 怖くて仕方が無いだけなのに…  是迄多くの眼がちやほやとひたすらあたしを肯定した 様々な合図でてきぱきと姿を見破られなくちゃあならない 優れていて 劣っていて 数だとか レヴェルとか  此処に居れば良いのですか 誰が真実なのですか お金が欲しいのですか あたしは誰なのですか 何処に行けば良いのですか 君を信じて良いのですか 愛してくれるのですか あたしは誰なのですか 此の先も現在(いま)も無いだけなのに…
シドと白昼夢PLATINA LYLIC椎名林檎PLATINA LYLIC椎名林檎椎名林檎椎名林檎亀田誠治昔 描いた夢で あたしは別の人間で ジャニス・イアンを自らと思い込んでいた 現実には本物が居ると理解っていた  此処の所描く夢の あたしはあたしだから 欲望も何も区別がつかなくなっていた 現実でもほとんど不確かだ  あなたの髪を切らなきゃ 真っ黒な其の眼があたしの眼に光を射てば呼吸が出来る いまは還らない影など全く厭だけれど あなたには殺されても良いわ  手錠をされたままであたしに跪いた 独り切りじゃ泣いてばかりになる為 誰かにそっと寄り掛かるのであろう  あなたはあたしじゃなくちゃ 真っ白なほっぺたに透き通る小さな雨垂れを落としてしまう でも泣かないで 今すぐ鍵を開けてあげる あなたには全て許しちゃうわ
モルヒネPLATINA LYLIC椎名林檎PLATINA LYLIC椎名林檎椎名林檎椎名林檎亀田誠治家にはひとりで帰ります あたしには鳥が4羽ついてるので 家には納豆が有ります あたしにはグリコゲンがあるし 驚きなのは地下鉄のレール  素敵な貴方をたたえます あたしにはとりえなんて無いですので 素敵な赤色のボトムス あたしには少し似合わないし 驚きなのは空色のカーテン  あたしの脳のなかで麻薬物質は とめどなくとめどなく排出されゆき あたしはひたすら、だ液を吐き捨てる 密やかな密やかな行為に専念していました  あたしの頬が赤く染まりゆく中で 高らかな高らかな貴方の声を聞き あたしはひたすら目をつぶって昔の 密やかな密やかな夢を見続け あたしの脳のなかで麻薬物質は とめどなくとめどなく排出されゆき あたしはひたすら、だ液を吐き捨てる 密やかな密やかな行為に専念していました
目抜き通りPLATINA LYLIC椎名林檎とトータス松本PLATINA LYLIC椎名林檎とトータス松本椎名林檎椎名林檎D'ou venons-nous? Que sommes-nous? Ou allons-nous? Lorsque nous mourrons, aurons-nous les reponses? Where did we come from? Who are we? where'll we go? We die finally answering in the dark The world waits in my heart...  誰も知らない わたしが何なのか 当てにならない 肩書きも苗字も 今日までどこをどう歩いて来たか わかっちゃあいない 誰でもない それなら上等 出るとこへ出るわ 当てにされたい 閃きもとんちも もっと迷いたいもっと色めきたい 広い往来で 本番さショータイム終らない ああ 生きている間ずっと 愛し愛され歩いて行こうよ 銀座は、春 最新のネオンサイン探したい ああ まだ見ぬ仲間達が まばゆく光り誘っている 日本の夏よ そう、結果オーライ認めたい ああ いのちの使い道は すれ違いざま笑って返す ほんの一瞬 つらい仕事にご褒美のないときも 惚れた人が選んでくれないときも 不幸だった訳がわかっている今は 損しただなんてまるでおもわない あの世でもらう批評が本当なのさ デートの夢は永い眠りで観ようか 最期の日から数えてみてほらご覧 飛び出しておいで目抜き通りへ!
やっつけ仕事PLATINA LYLIC椎名林檎PLATINA LYLIC椎名林檎椎名林檎椎名林檎虐待グリコゲン毎日 襲来する強敵 電話の電鈴(ベル) 追つては平穏なる感度を慾するのさ  高速 渋滞とは云つても低速だらう 真理と 相反する條理に従服姿勢  何も善いと思へない 余り憤慨もしない 今日は何曜日だつた? 然(さ)して問題ぢやないか …嗚呼 痛い思ひをしたいのに  興味や関心を奪ふ程 合ふ辻褄 或いは交(まぐは)ひを以て営むで…なんて目論むでゐないか  統御(コントロール)して頂戴 退屈が忌々ましい 銀座線終電何時? 然(さ)して問題ぢや無いか …嗚呼 機械になつちやひたいのに  ねえ好きつて何だつけ 思ひ出せないよ
意識PLATINA LYLIC椎名林檎PLATINA LYLIC椎名林檎椎名林檎椎名林檎頭が有れば要は簡単に片付いて 子供と呼べば汚されないで済むのさ 僕に少しの光合成 君に似合ふ遺伝子を ヒトは仕様の無いことが好きなのだらう 「嘘ヲ吐クナヨ」  泣いたら何だつて此の白い手に入りさうで 答へなら純粋だ 惹かれ合つてゐる こんな風に君を愛する 多分  幾つに成れば淋しさや恐怖は消へ得る 子供を持てば軈(やが)て苦痛も失せるのか 君が慕ふ思春期と 僕が用ゐる反抗期 最早語呂を合はすことが好きなのだらう 「嘘ヲ吐クナヨ」  泣いたらどんな法も覆して願望通り 答へなら残忍だ 騙し合つてゐる こんな風に君は愛する 多分  「嘘ヲ吐クナヨ」  もう是以上知つて 眠らない夜と心中未遂 思ひ出に酸化した此の含嗽薬(うがいやく) 迷彩(カムフラーヂュ) 無い物 頂戴なんて憤(むずか)つてゐる幼児同様 お母様 混紡の僕を恥ぢてゐらつしやいますか  君が愛した 僕
迷彩PLATINA LYLIC椎名林檎PLATINA LYLIC椎名林檎椎名林檎椎名林檎「ねえ一層遠く知らない街に隠居して沈黙しませぬこと? こんな日々には厭きたのさ ねえだうぞ攫(さら)つて行つて」  逃げ延びて水密桃(すいみつとう)に未練 砂みたいな意識と云ふ次元で 逃げ延びた暑さよ何邊(いずこ)へ 揺れが生じ  其の儘 怠惰に委ねた 最後の青さ まう還らないと知つた温度も超へられぬ夜の恐怖色 境界に澱むでゐた決心の甘さ たうに喪(うしな)つた岸壁打つは 引いてくれぬ後悔と濤(なみ)の色  待ち侘びて凍る馨(か)は混凝土(コンクリイト) 砂みたいな意識と云ふ器官で 待ち侘びた寒さよ何邊へ 揺れに動じ  此の儘 愛情に模した 修正ペンの白さ 現状を必死で繕つては 剥いだ素肌に恐怖色 傍観に徹してゐた感慨の淡さ たうに喪つた雷雨仰ぐは泣いてくれぬ残忍な雲の色 最後の青さ  もう還らないと知つた温度も 超へられぬ夜の恐怖色 境界に澱むでゐた決心の甘さ たうに喪(うしな)つた岸壁打つは 引いてくれぬ後悔と濤(なみ)の色
茎(STEM)~大名遊ビ編~PLATINA LYLIC椎名林檎PLATINA LYLIC椎名林檎椎名林檎椎名林檎椎名林檎There’s a door here, but it will not break There’s a stone there, but it won’t remain Up there a heaven now, but it will not wait And the lies there, the scent of it , just too much So should you, Sow it once and make it grow, the sweet clematis Let it flower, and paint it all of the colors bold Instantly things fall and fade, return to silence Why oh why, why does it all feel so sorrowful? Dreams of what is real  There’s breath here, but it will not break There’s a face there, but it won’t remain Up there a heaven now, but it knows no name and the stain is the color of red through red And thus, You cannot cry, confuse the lies,try to remember When you rise, you take you steps with a strong desire Time goes by, a breath it comes,like something given Why oh why, why have these nightmares not long expired the real is but a dream  From now on, should it grow and open full,the sweet clematis Flower bold, but there’s no need for rejoicing more Precious life, this life just once,it comes just one time Keep it close, keep it from ever just leaving you Crying tears confusing fears they are no longer When I stand I know I’ll never be down again Nothing that I need now,once it comes just one time Somehow, somehow, someone, ah Entry Number One
空が鳴っているPLATINA LYLIC東京事変PLATINA LYLIC東京事変椎名林檎亀田誠治東京事変高速道路(フリーウェー)生命を揺らしてくれるの? レコードの高周波音凍り付いている ‥‥恐いのは如何して‥‥ 高速道路何処まで攫ってくれるの? 呼吸のおとだけがふたつ残っている 野放途きわまりない闇夜見上げれば いまにもはじけ飛びそうに熟れた星 すべてを手に入れる瞬間をごらん! ‥‥スローモーション‥‥ 今なら僕らが世界一幸せに違いない あぶない橋ならなおさらわたりたい 神さまお願いです、終わらせないで 高速道路何時まで囲ってくれるの? 鼓動はあじ気なくひとつ響いている 無防備きわまりない君をまさぐれば いまにもくだけ散りそうに枯れた瞳 すべてをものにした実感をごらん! ‥‥ノンフィクション‥‥ 今まで僕らは世界一幸せになる為に どれほど加速して来たか分からない 神さまお願いです、あきらめさせて
PLATINA LYLIC椎名林檎PLATINA LYLIC椎名林檎椎名林檎椎名林檎J.A.M誰もがわたしを化石にしても 貴方に生かして貰いたい これ以上埃で塗れない様に  貴方とお互いの生命(いのち)がまだ  繋っていることを 確かめて いつか別れを識る恐れから 逃がして いまは叱って笑って何時も通り  誰かが貴方を褒めそやしても わたしは姿勢を崩さない それ以上噂で汚れない様に  貴方とお互いの意志(こころ)をただ  敬っていることを 確かめて いつか衰えて行く恐れすら 融かして  そとが白んで変って浮沈(うつ)るまに  生きているうちはずっと旬だと そう裏付けて 充たして いまを感じて覚えて何時もより 生きて、生きて、活きて居よう
虚言症PLATINA LYLIC椎名林檎PLATINA LYLIC椎名林檎椎名林檎椎名林檎亀田誠治・椎名林檎しかし何故にこんなにも眼が乾く気がするのかしらね 黄色の手一杯に広げられた地図には 何も無い そして何故に雨や人波にも傷付くのかしらね 魚の目をしているクラスメイトが 敵では 決して無い  線路上に寝転んでみたりしないで大丈夫 いま君の為に歌うことだって出来る あたしは何時も何時もボロボロで生きる  例えば少女があたしを憎む様な事があっても 摩れた瞳(め)の行く先を探り当てる気など 丸で無い  徒(いたずら)に疑ってみたりしないで大丈夫 いま君が独りで生きているなんて云えるの 君は常に常にギリギリで生きる あたしは何時も君を想っているのに  髪の毛を誘う風を何ともすんなりと受け入れる 眩しい日に身を委せることこそ悪いこととは云わない  無理矢理に繕ってみたりしないで大丈夫 いま君の為に歌うことだって出来る あたしは何時も何時もボロボロで生きる
獣ゆく細道PLATINA LYLIC椎名林檎と宮本浩次PLATINA LYLIC椎名林檎と宮本浩次椎名林檎椎名林檎笹路正徳この世は無常 皆んな分つてゐるのさ 誰もが移ろふ さう絶え間ない流れに ただ右往左往してゐる いつも通り お決まりの道に潜むでゐるあきのよる 着膨れして生き乍ら死んぢやあゐまいかとふと訝る 飼慣らしてゐるやうで飼殺してゐるんぢやあないか 自分自身の才能を あたまとからだ、丸で食ひ違ふ 人間たる前の単に率直な感度を頼つてゐたいと思ふ さう本性は獣 丸腰の命をいま野放しに突走らうぜ 行く先はこと切れる場所 大自然としていざ行かう そつと立ち入るはじめての道に震へてふゆを覚える 紛れたくて足並揃へて安心してゐた昨日に恥ぢ入る 気遣つてゐるやうで気遣わせてゐるんぢやあ 厭だ 自己犠牲の振りして 御為倒しか、とんだかまとゝ 謙遜する前の単に率直な態度で誇つてゐたいと思ふ さう正体は獣 悴むだ命でこそ成遂げた結果が全て 孤独とは言い換へりやあ自由 黙つて遠くへ行かう 本物(モノホン)か贋物(テンプラ)かなんて無意味(ナンセンス) 能書きはまう結構です 幸か不幸かさへも勝敗さへも当人だけに意味が有る 無けなしの命がひとつ だうせなら使ひ果たさうぜ かなしみが覆ひ被さらうと抱きかゝへて行くまでさ 借りものゝ命がひとつ 厚かましく使ひ込むで返せ さあ貪れ笑ひ飛ばすのさ誰も通れぬ程狭き道をゆけ
ありきたりな女PLATINA LYLIC椎名林檎PLATINA LYLIC椎名林檎椎名林檎椎名林檎椎名林檎幼い頃から耳を澄ませば、ほんとうに小さな音も聴こえて来た。遠い雲 が雨を手放す間に、木々の笑う声。時と言う時はそう音楽になり、欲しい ものなどなかった。 どれほど強く望もうとも、どれほど深く祈ろうとも、もう聴こえない。 あなたの命を聴き取るため、代わりに失ったわたしのあの素晴らしき世界。 GOODBYE。 唯一の母親に、娘は漏れなく取って置きの魔法をかけられているのだ。 青い海が陽射しを抱擁する様に、それは護られていく。出会すシーンはす べてハイライトで、みな、掛け替えのないキャストだった。 どれほど強く悔やもうとも、どれほど深く嘆こうとも、帰れやしない。 わたしは今やただの女。さよなら、あなた不在のかつての素晴らしき世界。 GOODBYE。
闇に降る雨PLATINA LYLIC椎名林檎PLATINA LYLIC椎名林檎椎名林檎椎名林檎亀田誠治・椎名林檎余りの暑さに目を醒ましさっき迄見ていた夢の中 東西線はあたしを乗せても新宿に降ろしてくれなくて  辿り着けない 此処に欲しい腕や髪や首筋 貴方の嫌う生温い雨に濡らされてゆく  貴方に降り注ぐものが譬え雨だろうが運命だろうが 許すことなど出来る訳ない 此の手で必ず守る 側に置いていて  天気予報が外れてばかりの毎日が見させた嘘の闇 高揚も時めきも溜め息も消耗しやがて失くなりそうで  招きたくない 空々しい土の香や向日葵の すぐにも迎う馨(かぐわ)しい絵画と化する日など  貴方を知り尽くすことが譬え 可能だろうが不可能だろうが 満たされる日が来る筈もない 身体が生きている限り 側に置いていて  貴方に身を委(まか)すことが譬え 危険だろうが安全だろうが 留め金などが在る筈もない 全て惜しみなく挙げる 貴方に降り注ぐものが譬え 雨だろうが運命だろうが 許すことなど出来る訳ない 此の手で必ず守る 側に側に置いていて
カーネーションPLATINA LYLIC椎名林檎PLATINA LYLIC椎名林檎椎名林檎椎名林檎斎藤ネコ小さく丸めた躯は今 かなしみ隠し震えて 命を表しているのね 重く濡らした瞼は今 よろこび映す日の為 心を育てているのね かじかむ指ひろげて 風に揺れ雨に晒され 遥か空へ身を預けて ‥生きよう‥ 何も要らない私が今 本当に欲しいもの等 唯一つ、唯一つだけ
浴室PLATINA LYLIC椎名林檎PLATINA LYLIC椎名林檎椎名林檎椎名林檎亀田誠治・斎藤ネコ新宿のカメラ屋さんの階段を降りた茶店は ジッポの油とクリーム あんたの台詞が香った 云ったでしょ?「俺を殺して」  今日は特別に笑ってばかりのあたしは丁度 さっき一度夢で死んだあんたを仕方無く愛す どうか 見捨てたりしないで  洗って 切って 水の中 呼吸器官は冒される あたしが完全に乾くのいまきちんと見届けて 磨いて 裂いて 水の中 無重力に委(まか)される あたしが完全に溶けたらすぐきちんと召し上れ  あんたが目の前で絶えて嗚咽を止められなかった 何だか浮世の全て恋しくて堪らなかった あんな夢を見させないで  甘い匂いに汚された 御留守になっていた守備部隊 あたしが完全に乾くのいまきちんと見届けて 赤い嘘に汚された 自分で吐(つ)いて傷を見た あたしが完全に溶けたらすぐきちんと召し上がれ  退屈なんか怖れていない どうして二人は出会った?
落日PLATINA LYLIC東京事変PLATINA LYLIC東京事変椎名林檎椎名林檎東京事変君は産まれ僕に出会い春を憂い秋を見た 記憶を辿る過程であどけない君の写真に 認めたのは僕が所詮季節すら知らない事 現在では声を失くした君だけが映す月花  「当てにならないことばかり」って 嘆いたこの舌の根でさえも 乾く前に期待を仄めかす まるで手応えの得られぬ夜 また一つ小さく冷えていく生命を抱いた  雪に生れ何時も笑い雨を嫌い此処に居た 確かなのは只唯一君のさっき迄の温もり  「何が悲しい?」と尋かれたって 何も哀しんでなど居ないさ 丁度太陽が去っただけだろう 微かな希望と裏腹に ごく当たり前の白け切った夕日を迎えた  独りきり置いていかれたって サヨナラを言うのは可笑しいさ 丁度太陽が去っただけだろう 僕は偶然君に出遭って ごく当たり前に慈しんで 夕日を迎えた さあもう笑うよ
依存症PLATINA LYLIC椎名林檎PLATINA LYLIC椎名林檎椎名林檎椎名林檎亀田誠治・椎名林檎急に只 寝息が欲しくなって 冷凍庫にキーを隠したのです 夢の隙に現を殺し 戦う不条理なレッグカフ …今朝の二時 シヤーベッツのロゴが溶けている 黄色い車の名は「   」 明け立ての夜を強請(ねだ)る品川埠頭に似合うのです …今朝の五時 あたしが此のまヽ海に沈んでも何一つ汚されることはありませぬ 其れすら知りながらあなたの相鎚だけ 望んでいるあたしは病気なのでしょう  甲州街道からの渋滞が激化して日本の朝を見ました 覚醒を要する今日と云う厳しい矛盾に惑うのです …つい先(さっき)も  どれ程 若さの上に丸で雲切れの笑顔を並べど変わりませぬ 孤独を知る毎に あなたの相鎚だけ望んでいるあたしはあたしは あなたの其の瞳が頷く瞬間に初めて生命の音を聴くのです 天鵞絨(ビロード)の海にも 仕方のないことしか無かったら あたしはどう致しましょう  翻弄されているということは状態として 美しいでしょうか いいえ 綺麗な花は枯れ醜い過程が嘲笑(わら)うのです …何時の日も
丸の内サディスティック (EXPO Ver.)PLATINA LYLIC椎名林檎PLATINA LYLIC椎名林檎椎名林檎椎名林檎Playing cops and robbers 'neath Ginza signs All who chance to prosper shall go blind Won't you buy me a Ric to play What I got ain't enough to pay  I'll play a riff  Plug me into Marshall, I'll blow out your window And trip my way up to eternal heights RAT and I will lay down and shake out your eardrums A hit of this distortion makes me high  報酬は入社後平行線で 東京は愛せど何も無い 領収書を書いて頂戴 税理士なんて付いて居ない 後楽園  I'll rip into those robes and pursue the Dharma A Buddhist monk of my own would feel fine Selflessness and cessation get you Nirvana It Kurt would beat my Gretsch, I think I'd fly  将来憎に成って結婚して欲しい 毎晩寝具で遊戯するだけ ピザ屋の彼女になってみたい そしたらベンジー、あたしをグレッチで殴って  I'm looking for a good way to fly I'm searching for a way you can't buy You know I know a kickin' way to die It's rock and roll, martyrs keep the fans high Still floating, as time rolls by
絶体絶命PLATINA LYLIC東京事変PLATINA LYLIC東京事変椎名林檎伊澤一葉・椎名林檎かなしみが声を殺してわたしを待ち構えている 躙り寄る気配の主を知りながらも手に掛かって 余にも重く余にも硬く余にも暗く余にも冷たい かなしみが顔を隠してわたしを抱き抱えている 伸し掛るその恐ろしさ知りながら儘と捕まって 余にも低く余にも永く余にも深く余にも大きい 静寂が嘯く「騒いだ所で出される答は同じ」と 教えてよ頭のうちでは言葉がなにより正しいと かなしみよ横たわってわたしを喰い尽さないで 関わり合って居ない知能と肉体だけ持て余して 絶望が囁く「逃した魚へ拘泥る姿勢は尊い」と 教えてよ口に出した途端言葉は裏切るものだと 唯独りにして放っといてさようならかなしみよ 寝返り打って‥かなしみよ向うへ行って‥ かなしみよ押し黙ってわたしを縛り付けないで 晴れ渡る空は遠く塗り潰されて行く
茜さす 帰路照らされど…PLATINA LYLIC椎名林檎PLATINA LYLIC椎名林檎椎名林檎椎名林檎亀田誠治何時もの交差点で彼は頬にキスする また約束も無く今日が海の彼方に沈む  ヘッドフォンを耳に充(あ)てる アイルランドの少女が歌う 夕暮れには切な過ぎる 涙を誘い出しているの?  振り返る通りを渡るひとに見蕩(みと)れる また約束も無く彼がビルの彼方に消える  ヘッドフォンを耳に充てる ファズの利いたベースが走る 夕焼けには切な過ぎる 涙を誘い出しているの?  今の二人には確かなものなど何も無い 偶(たま)には怖がらず明日を迎えてみたいのに  I PLACE THE HEADPHONES ON MY EARS AND LISTEN SOMEONE SINGS A SONG. I FEEL SO BLUE  NOW DARLIN' PROMISE ME PLEASE TELL ME SOMETHING WORDS TO SOOTHE I DON'T WANNA CRY 
真夜中は純潔PLATINA LYLIC椎名林檎PLATINA LYLIC椎名林檎椎名林檎椎名林檎東京スカパラダイスオーケストラ洗い立ての黒い髪が馨(カヲ)って 今にも飛んで行きそう  カシス色に染まった爪 潤んだ二人の粘膜みたい  悪いけれど葡萄酒(ワイン)ならば 自分の口唇ダイレクトで  グラスよりも其の御口に 注いで載きたいのだもの  「始めませふ安易な位置づけ 属隷(ゾクレイ)の興行(ショウ) 簡単な選択(セレクション) わたしは今夜 唯 攻められたひ」  類稀(タグイマレ)に理由もなく 平伏(ヒレフ)すだけの場合が有るの  近い様でも他人で在る それ以外何も無い寂しさ  「辱(ハズカシ)めて小粋な言葉で匂はす首 強引な仕草で捩ぢ伏せて 増歪(ディストーション)懸けたら 揺蕩(タユタ)ふ布 簡単な選択(セレクション) わたしは只現在あなたが依々」  蜷色(ニナイロ)に埋もれども 雑(マ)じり気なき身  「辱(ハズカシ)めて小粋な言葉で匂はす首 強引な仕草で捩ぢ伏せて 増歪(ディストーション)懸けたら 揺蕩(タユタ)ふ布 簡単な選択(セレクション) わたしは只現在あなたが依々」  あなたが依々 あなたが依々
月に負け犬PLATINA LYLIC椎名林檎PLATINA LYLIC椎名林檎椎名林檎椎名林檎亀田誠治・椎名林檎好きな人や物が多過ぎて 見放されてしまいそうだ 虚勢を張る気は無いのだけれど取分け怖いこと等ない  此の河は絶えず流れゆき 一つでも浮かべてはならない花などが在るだろうか 無い筈だ 僕を認めてよ  明日 くたばるかも知れない だから今すぐ振り絞る 只 伝わるものならば 僕に後悔はない  何時も身体を冷やし続けて無言の季節に立ち竦む 浴びせる罵倒に耳を澄まし 数字ばかりの世に埋まる  上手いこと橋を渡れども 行く先の似た様な途(みち)を 未だ走り続けている 其れだけの 僕を許してよ  逢いたい人に逢うこともない だから手の中の全てを 選べない 日の出よりも先に 僕が空に投げよう  吐く息が熱くなってゆく
PLATINA LYLIC椎名林檎PLATINA LYLIC椎名林檎椎名林檎椎名林檎此の扉(ドアー)なら破れない 其の塔なら崩れない 彼(あ)の天なら潰れない 何(ど)れも嘘らしく馨つてゐます  喩へ蒔いても育つても仙人草(クレマチス) 咲いても強く色付かうとも 瞬時に黙つて堕ちて逝きます  如何して? 何故 哀しくなつたの 現実の夢  此の肺なら破れない 其の顔なら崩れない 彼(あ)の天なら限りない 何(ど)れも赤色に匂つてゐます  斯くて哭(な)いては惑つては生(な)りませぬ 立つたら強く進まなくては やつとで呼吸に成つて来ました  如何して? 何故 魘(うな)されてゐるの 現実が夢  今日からは生えても芽吹いても仙人草(クレマチス) 咲いても悦び過ぎないから 大事な生命(いのち) 壱ツだけ だうか持つて行かれませぬ様に 哭(な)いたり惑つたり致しませぬ 立つたら弐度と倒れないから 何も要らない 壱ツだけ だうか 誰か 嗚呼  エントリー番号壱(ナンバーワン)
永遠の不在証明PLATINA LYLIC東京事変PLATINA LYLIC東京事変椎名林檎椎名林檎東京事変引き金を引いた途端立ち現わる白く空虚な時よ 掻き乱せ目眩ませ煙に巻け 果て無き闇の洗礼 重たい敵意込められた弾がほら緋く通ずる前に 掻い潜れ飛び違う弾を避(よ)け 道無き道を駆けて 追い付きたい突き止めたい その真相最高機密(トップシークレット) さあ隠し通せよ一層実は全部真っ黒だろうけど 嘘を吐く方選び台本書き続けるか釈明しようか 加害者にはいつでも誰でもなれる仮令考えず共 御座形な言葉も凶器となる 果敢無き人の尊厳 追い越したい食い止めたい この手で急転直下 ああ仮初めの人生を愛し合うのも啀み合うのも 詰まり各自選ぶ相棒次第どうして間違えるのか 味方の自分が最後まで奇々怪々なる存在 そう 世界平和をきっと皆願っている待ち望んでいる 白か黒か謎か宇宙の仕組みは未だ解明されない 今沢山の生命が又出会っては活かし合っている せめて誰かひとり死守出来るとしたら万々歳か 喜びとは怒りとは悲しみとは灰色に悩んでいる 元々の本当の僕はどこへ
修羅場PLATINA LYLIC東京事変PLATINA LYLIC東京事変椎名林檎椎名林檎東京事変短夜半夏、嘘を眩むとぞ 疑うなんて浅ましいです  陽のもと認めたあの腕の白さまで 忘れたら‥凍えずに温まるのか 一層この侭通わないとて構わない  笠の雪の、自然が災ひや 黒ばむ前科に労働きます  揺れては末とあの夏の期待を責め 仰いだら‥灰色に誘う娑羅双樹 一層この侭繁らないとて厭わない  何方かに会えば記憶を奪取まれよう 喉を使えば貴方が零れ出で溢れよう  ‥是以上識りたくなどない 一層この侭眠って居られたら好いのに 噫!貴方の首筋が きっと現在はもう真っ白く透き徹って居る
女の子は誰でもPLATINA LYLIC東京事変PLATINA LYLIC東京事変椎名林檎椎名林檎服部隆之女の子は誰でも魔法使いに向いている 言葉を介さずとも肌で感じているから 淋しさへ立ち向かうにはぜんぶ脱いで 最初に覚えた呪(まじな)い一つだけ思い出して 女の子は何時でも現在(いま)が初恋でしょう 惚れた貴方だけには魔法使いも形無し やりかたを忘れたときはぜんぶ解いて 贋物(まやかし)を見抜く占い一つだけ思い出して 女の子はお砂糖と薬味(スパイス)とで出来ている 気休め喰らわずとも時めきを嗅ぐから この胸は甘く満ちてはち切れるほどに 願い事を焦がされて何処までも苦いの 唱えてみて一度だけライクアバージン  And when you talk to me it's paradise All words seem to turn into love songs And if I could be the one in your heart Just two people till death do us part If I am with you it's no consequence That blood flows through my veins I'm begging you Give your kiss to me now Would you fly me to heaven?
公然の秘密PLATINA LYLIC椎名林檎PLATINA LYLIC椎名林檎椎名林檎椎名林檎椎名林檎・村田陽一どこからか漂う 美味しそうな匂い 逃れらんないの一旦嗅いだら最後よ くらくら蹌踉けちゃう 拐かす匂い 秘密という名で評判のフレーバーよ 秘すれば花ね本当噂通りで堪んない 自分を誑し込んだ本体突き止めたい ほらご覧隠したってみえみえ…嘘を 乗せたトップノートああ近いようね 初々しいバニラ そう甘やかでしょ とろとろ蕩けちゃう 抱え切れぬ恋 秘密といういま流行のフレーバーの 主に成り果てて噂立ったら堪んない 自分を化かし通し首尾よく諦めたい 眼は逸らしたってばればれ…悔いを 残すラストノートああスパイシーね もどかしいシナモン ほろ苦いのよ 騙し騙され未来はどうなっちゃうの 罰は受けるハッピーエンドをお願い 頭まで微熱持ってめろめろ…ジゴロ 憖そそらないで存在さえもう罪深い チョコレート 芳しいのよ厭だ厭だ 見付かんないで誰にも…フェロモン 遍く振り撒いて皆を誘き寄せないで いつも見張り続けて独り占めしたい
今夜はから騒ぎPLATINA LYLIC東京事変PLATINA LYLIC東京事変椎名林檎椎名林檎東京事変みずぎわ干いては満ちて胸騒ぎ  もう屹度(KITTO)潮時よ顔と名前の貸借 足を洗うべきよ媚と恨みの売買  目尻(MANAJIRI)の真相は語るまじ世の煩い 涙は見せないで気まぐれまぐれ  当然の報いだよ仇と利息の返済 手を染めた罰よ恩と喧嘩の売買  裏切りの衝動は秋の夜の恋患い 項(UNAJI)で問わないでさようなら淫ら  浮かばれるか沈むか暗黙のTOKYO港湾(HARBOR) ずらからにゃパクられてまうああ青息吐息  笑顔がまぶしいね見おさめ小雨  泡沫(HOUR)を喰っちゃ泡沫を吹かす大博打思惑師 赤プリがもぬけならば名ばかりの紀尾井町  終わりゆく時代へ投げキス毎度あり型通り あの八番出口もヨウナシね…溜池山王
青春の瞬きPLATINA LYLIC椎名林檎PLATINA LYLIC椎名林檎椎名林檎椎名林檎冨田恵一美しさと正しさが等しくあると 疑わないで居られるのは若さ故なんだ 子供みたいに疲れを忘れて寄り掛り合えば 僕らはたった独りでいるよりも有りの侭になる 時よ止まれ 何ひとつ変わってはならないのさ 今正に僕ら目指していた場所へ辿り着いたんだ  新しさと確かさを等しくもとめ 生命をほんの少しだけ前借りしたんだ 大人になって恥じらい覚えて寄り掛り合えば 僕らはきっと互いの重さを疎ましく思うだろう いつも何故か 気付いた時にはもう跡形も無い 伸ばす手の先で消え失せる物程欲しくなるんだ
雨傘PLATINA LYLICTOKIOPLATINA LYLICTOKIO椎名林檎椎名林檎東京事変待って 鼻を利かせなよ 今宵は雨だろう 傘くらい携えて行け 恐いことは流されること 五官が有るだろう なにより頼れば良いのに  お前の瞳が暗く翳っている瞬間(とき)は何時も 気圧の所為にして忘れているんだ  思い起こせ生命(いのち) 自分の道具を持て余す位なら濡れて帰れよ  ご覧よほら 耳を澄ましなよ 雨音は何処に ぶつかり派手になるのか 酷い騒音に言葉失えど 五感を涸らすな 其れだけ頼れば良いから  お前の瞳が濡れて火照っている瞬間(とき)は何時も 文明の所為にして怠けているんだ  使い果たせ生命(いのち) 自分の脳味噌飼い殺す位なら立ち尽くして居ろ  思い出せぬ程の深い痛手と 使い切れぬ程の高い理想抱え びしょ濡れになったら迎えに行くよ ただ自分の現在地見誤るな
ちちんぷいぷいPLATINA LYLIC椎名林檎PLATINA LYLIC椎名林檎椎名林檎椎名林檎村田陽一そう確かに何でも持っている この世はおよそわたしのもの じゃあ如何して こんな欲を抱く必要があるのよ? 封じていたわ色仕掛など最終任務(FINAL MISSION)  喰らえHONEYTRAP本当か 嘘かも知れぬDIAM.を吐いて 奪うわあなたのハートを搦め捕り 根こそぎ頂戴するわSHAZAM  そう最初はフェイクでいいのよ 最後にモノホンにしてしまえば 従来の青臭い欲を凌ぐ性急な思い きっとこれは命懸けなの最終手段(FINAL SECTION)  当たれSWEETSPOT外せば 明日をも知れぬこの身体を代償に 狙うわあなたのハートを突止めて 一撃お見舞いするわSHAZAM  箒や呪文などもう使わないのよ さあ此処からは止どめ!ご覚悟  251ならばちょっとひと捻り DIAM. へ変えて 攫うわあなたのハートを鷲掴み 高飛びするわ  +2何処へ飛んで行くべきかも わたしには判っているの 貰うわあなたのハートを遣り込めて 時めきお見舞いするわSHAZAM
正しい街PLATINA LYLIC椎名林檎PLATINA LYLIC椎名林檎椎名林檎椎名林檎亀田誠治あの日飛び出した此の街と君が正しかったのにね  不愉快な笑みを向け長い沈黙の後態度を更に悪くしたら 冷たいアスファルトに額を擦らせて期待はずれのあたしを攻めた 君が周りを無くした あたしはそれを無視した さよならを告げたあの日の唇が一年後 どういう気持ちでいまあたしにキスをしてくれたのかな  短い嘘を繋げ赤いものに替えて疎外されゆく本音を伏せた 足らない言葉よりも近い距離を好み理解出来ていた様に思うが 君に涙を教えた あたしはそれも無視した 可愛いひとなら捨てる程いるなんて云うくせに どうして未だに君の横には誰一人居ないのかな  何て大それたことを夢見てしまったんだろう あんな傲慢な類の愛を押し付けたり 都会では冬の匂いも正しくもない 百道浜も君も室見川もない  もう我が儘など云えないことは分かっているから 明日の空港に最後でも来てなんてとても云えない 忠告は全ていま罰として現実になった  あの日飛び出した此の街と君が正しかったのにね
遭難PLATINA LYLIC東京事変PLATINA LYLIC東京事変椎名林檎椎名林檎東京事変この花が咲いて枯れるまできっと二人には乗る物も見当らない 積載の限度を誤らない様に望む儘離す距離 拒むのを許せよ 遂に壊して着地点 認識困難 「墜ちていく。」  こうやって今此処で開花する傷付け合いの会話が 善くない種を増やしてまた育っていく 嗚呼もう如何(どう)にでもなりそうな事態 答に気付いても未だお互い愛しいと感じている非常線 「救助して。」  冬が嫌いと云う冷えた手はとうに選ばれて届く距離 掴むのを赦せよ 一層壊して水面が 遥か頭上へ 「溺れる。」  こうやって今振り向きもせず慈しみ合うこと自体 危ないとは判っていても黙っている 嗚呼もう如何にかなるかも知れない 答に気付いても未だお互い微笑み合う真昼 紅いネイル!だって真実等に興味は無い…下品な芝居で定刻 果敢ない想いを真っ白に隠して置いて 嗚呼もう如何にかなる途中の自分が疎ましい 然様(さよう)なら お互い似た答の筈 「出遭ってしまったんだ。」
新しい文明開化PLATINA LYLIC東京事変PLATINA LYLIC東京事変椎名林檎伊澤一葉・椎名林檎東京事変KNOCK ME OUT NOW THE GROUND I'M ON IS FAILING ONE MORE HIT AND I GO DOWN  ALL I EVER SEE IS PRETTY FLOWER POWER BUT YOU KNOW I'M REALLY STARVING FOR THE OTHER SIDE ALL I EVER HEAR IS CHATTER FLATTER HOUR BUT YOU KNOW I'M REALLY HOPING FOR A BETTER LINE ALL I EVER BREATHE IS KIND OF BROKEN DOWN BUT YOU KNOW I REALLY WANT TO FIND A LITTLE TIME ALL I EVER TASTE I WANT TO SPIT IT OUT AND YOU KNOW I'M REALLY DYING FOR A LITTLE LIGHT  SOMETIMES IT FEELS THE MORE YOU WANT AND WANT IT YOU GET CAUGHT AND FORGET IT'S NEVER REAL SOMETIMES I FIND I THINK I'M LOSING MY MIND I GET CAUGHT AND FORGET IT'S NEVER REAL HELLO GOODBYE SEE AND TOUCH, THINK AND KNOW FEEL, FORGET, BREATHE NOW BECAUSE SOMETHING HAS GONE WRONG HERE, I SAID  MY FRIEND THE SPACE I'M IN IS FADING ONE MORE PUNCH WILL DO ME IN DO IT FOR THE WIN WHAT IS WRONG? YOU'VE COME THIS FAR, NOW TAKE IT ONE MORE KICK AND I'LL BE DONE KICK ME, HAVE YOUR FUN 1234, I KNOW THE SCORE 5678, HEAR WHAT I SAY  ALL I EVER SAY I NEVER SAY IT LOUD BUT IT'S LIKE I'M REALLY WAITING FOR A BIGGER FIGHT ALL I EVER FEEL I WANT TO SPIT IT OUT AND IT'S LIKE I'M REALLY DYING FOR A LITTLE LIGHT  SOMETIMES IT FEELS THE MORE YOU WANT AND WANT IT YOU GET CAUGHT AND FORGET IT'S NEVER REAL SOMETIMES I KNOW I KNOW THE MILES GET OLD, WE GET CAUGHT AND FORGET IT'S NEVER REAL GOODBYE HELLO SEE AND TOUCH, THINK AND KNOW FEEL, FORGET, BREATHE NOW BECAUSE SOMETHING HAS GONE WRONG HERE, I SAID  MY FRIEND THE SPACE I'M IN IS FADING ONE MORE PUNCH WILL DO ME IN DO IT FOR THE WIN WHAT IS WRONG? YOU'VE COME THIS FAR, NOW TAKE IT ONE MORE KICK AND I'LL BE DONE KICK ME, HAVE YOUR FUN 1234, I KNOW THE SCORE 5678, HEAR WHAT I SAY  NO DON'T DOUBT THE GROUND I'M ON IS FAILING ONE MORE HIT AND I GO DOWN I GO DOWN WHAT WAS RIGHT? THIS PAST IS NOT WORTH SAVING I DON'T WANT ANOTHER ROUND NOTHING TO BE FOUND WHAT IS WRONG? THE PAST IS WHAT I'M CRAVING BOTH MY FEET HAVE LEFT THE GROUND NOWHERE TO BE FOUND
いろはにほへとPLATINA LYLIC椎名林檎PLATINA LYLIC椎名林檎椎名林檎椎名林檎斎藤ネコ・椎名林檎青い空よなぜ雲をかかえて走っていく 恋しいだれかをそっと追い掛けるの? 甘い果実よなぜ蜜を隠して黙っている 美味しい所をだれかに残しているの?     おしえてよもう騙されないわ     仮初めの彩度だけぢゃ厭なの       ‥色眼鏡割り棄てて‥  赤い空よなぜ太陽なんて溶かしていく 敢えないなみだに今日を滲ませるの?     判るのよちゃんと見極めるわ     モノクロの濃度だけで好いの       ‥色仕掛取り止めて‥  気高いあなたもこの大自然の一端ね わたしに見せてよ今尚未開拓の根源 生きているあなたいのちは無色透明  黄色い百合よなぜ別れ際に咲(わら)っている 万代不易(えいえん)を欲するのは無為と云うの? 丸い目をすかして求めた全部が愛(かな)しい 浅い夢見やしゃんせさあ見やしゃんせ
キラーチューンPLATINA LYLIC東京事変PLATINA LYLIC東京事変椎名林檎伊澤一葉東京事変「贅沢は味方」もっと欲しがります負けたって 勝ったってこの感度は揺るがないの 貧しさこそが敵  贅沢するにはきっと財布だけじゃ足りないね だって麗しいのはザラにないの 洗脳(わな)にご注意  ご覧、ほらねわざと逢えたんだ 季節を使い捨て生きていこう 夜も秋も盗めないよ 貴方は私の一生もの  贅沢するにはきっと妬まれなきゃいけないね ちょっと芳(かぐわ)しいのを睨まないで 欲しがらないなら  「今日は一度切り」無駄がなけりゃ意味がない 絶対美しいのは計れないの 溢れ出すから  ご覧、険しい日本(ここ)で逢えたんだ 探し出してくれて有り難う 空も恋も騙せないよ 私は貴方の一生もの
カプチーノPLATINA LYLIC椎名林檎PLATINA LYLIC椎名林檎椎名林檎椎名林檎小林武史あと少しあたしの成長を待って あなたを夢中にさせたくて 藻掻くあたしを可愛がってね  今度逢う時はコートも要らないと そんなに普通に云えちゃうのが理解らない …ミルクの白に茶色が負けている  何よりもあなたに逢って触れたいの 全て味わって確かめて イーヴンな関係に成りたい 変わりゆくあたしの温度を許して もし我が儘が過ぎて居ても 黙って置いて行ったりしないでね  コーヒーの匂いを間に挟んで 優位の笑みを隠し切れない様子で居る …苦いだけじゃ未だ中庸が取れない  梅の散る午後にもちゃんと二人は 今日と同じ様に人混みを 擦り抜けられるかしら それぞれが只忙しくして居たら 引く手の加減も曖昧に 忘れちゃいそうで不安なのに  あなたが此処に居る約束など 1つも交わして居ない 何時の間にか淡色が当たり前に香り 二人を支配しそう  誰よりもあたしをちゃんと見透かして 口の悪さや強がりは“精一杯”の証拠だって  何よりもあなたに逢って触れたいの 全て味わって確かめて イーヴンな関係に成りたい 変わりゆくあたしの温度を許して もし我が儘が過ぎて居ても 黙って置いて行ったりしないでね
透明人間PLATINA LYLIC東京事変PLATINA LYLIC東京事変椎名林檎亀田誠治東京事変僕は透明人間さ きっと透けてしまう 同じ人には判る 噂が走る通りは 息を吸い込め 止めた儘で渡ってゆける 秘密も愉しいけれど直ぐ野晒しになるよ それを笑わないで 好きなひとやものなら有り過ぎる程有るんだ 鮮やかな色々  あなたが笑ったり飛んだり大きく驚いたとき 透き通る気持ちでちゃんと応えたいのさ 毎日染まる空の短い季節 真っ直ぐに仰いだら夕闇も恐ろしくないよ  僕は透明人間さ もっと透けて居たい 本当はそう願っているだけ 何かを悪いと云うのはとても難しい 僕には簡単じゃないことだよ 一つ一つこの手で触れて確かめたいんだ 鮮やかな色々  あなたが怒ったり泣いたり声すら失ったとき 透き通る気持ちを分けてあげたいのさ 毎日染まる空の短い季節 手を叩いて数えたらもうじきに新しくなるよ  恥ずかしくなったり病んだり咲いたり枯れたりしたら 濁りそうになったんだ 今夜は暮れる空の尊い模様を真っ直ぐに仰いでいる 明日も幸せに思えるさ またあなたに逢えるのを楽しみに待って さようなら
ありあまる富PLATINA LYLIC椎名林檎PLATINA LYLIC椎名林檎椎名林檎椎名林檎いまみちともたか僕らが手にしている富は見えないよ 彼らは奪えないし壊すこともない 世界はただ妬むばっかり  もしも彼らが君の何かを盗んだとして それはくだらないものだよ 返して貰うまでもない筈 何故なら価値は生命に従って付いている  彼らが手にしている富は買えるんだ 僕らは数えないし失くすこともない 世界はまだ不幸だってさ  もしも君が彼らの言葉に嘆いたとして それはつまらないことだよ なみだ流すまでもない筈 何故ならいつも言葉は嘘を孕んでいる  君の影が揺れている 今日限り逢える日時計 何時もの夏がすぐそこにある証 君の喜ぶものはありあまるほどにある すべて君のもの 笑顔を見せて  もしも彼らが君の何かを盗んだとして それはくだらないものだよ 返して貰うまでもない筈 何故なら価値は生命に従って付いている  ほらね君には富が溢れている
NIPPONPLATINA LYLIC椎名林檎PLATINA LYLIC椎名林檎椎名林檎椎名林檎斎藤ネコ・椎名林檎万歳(Hurray)!万歳(Hurray)!日本晴れ 列島草いきれ 天晴 乾杯(Cheers)!乾杯(Cheers)!いざ出陣 我ら 時代の風雲児  さいはて目指して持って来たものは唯(たった)一つ この地球上で いちばん 混じり気の無い気高い青 何よりも熱く静かな炎さ  鬨の声が聴こえている 気忙しく祝福している 今日までハレとケの往来に 蓄えた財産をさあ使うとき  爽快な気分だれも奪えないよ 広大な宇宙繋がって行くんだ 勝敗は多分そこで待っている そう 生命が裸になる場所で  ほんのつい先(さっき)考えて居たことがもう古くて 少しも抑えて居らんないの 身体まかせ 時を追い越せ 何よりも速く確かに今を蹴って  噫また不意に接近している淡い死の匂いで この瞬間がなお一層 鮮明に映えている 刻み込んでいる あの世へ持って行くさ 至上の人生 至上の絶景  追い風が吹いている もっと煽って唯(たった)今は この地球上で いちばん 混じり気の無い我らの炎 何よりもただ青く燃え盛るのさ
閃光少女PLATINA LYLIC東京事変PLATINA LYLIC東京事変椎名林檎亀田誠治今日現在(いま)が確かなら万事快調よ 明日には全く憶えて居なくたっていいの 昨日の予想が感度を奪うわ 先回りしないで  今日現在(いま)を最高値で通過して行こうよ 明日まで電池を残す考えなんてないの 昨日の誤解で歪んだ焦点(ピント)は 新しく合わせて 切り取ってよ、一瞬の光を 写真機は要らないわ 五感を持ってお出で 私は今しか知らない 貴方の今に閃きたい  今日現在(いま)がどんな昨日よりも好調よ  明日からそうは思えなくなったっていいの 呼吸が鼓動が大きく聴こえる 生きている内に 焼き付いてよ、一瞬の光で またとないいのちを 使い切っていくから 私は今しか知らない 貴方の今を閃きたい これが最期だって光って居たい
人生は夢だらけPLATINA LYLIC椎名林檎PLATINA LYLIC椎名林檎椎名林檎椎名林檎村田陽一大人になってまで胸を焦がして時めいたり傷付いたり慌ててばっかり  この世にあって欲しい物を作るよ 小さくて慎ましくて無くなる瞬間 こんな時代じゃあ手間暇掛けようが掛けなかろうが終いには一緒くた きっと違いの分かる人は居ます そう信じて丁寧に拵えて居ましょう あの人に愛して貰えない今日を正面切って進もうにも難しいがしかし 実感したいです 喉元過ぎればほら酸いも甘いもどっちもおいしいと これが人生 私の人生 鱈腹味わいたい 誰かを愛したい 私の自由 この人生は夢だらけ  この世にあって欲しい物があるよ 大きくて勇ましくて動かない永遠 こんな時代じゃあそりゃあ新しかろう良かろうだろうが古い物は尊い ずっと自然に年を取りたいです そう貴方のように居たいです富士山 二度と会えない人の幸せなんて遠くから願おうにも洒落臭いがしかし 痛感したいです 近寄れば悲しく離れれば楽しく見えてくるでしょう それは人生 私の人生 誰の物でもない 奪われるものか 私は自由 この人生は夢だらけ
自由へ道連れPLATINA LYLIC椎名林檎PLATINA LYLIC椎名林檎椎名林檎椎名林檎椎名林檎超弩級(ちょうドきゅう)のミサイル 逸(はや)る命 この現し身は驀地(まっしぐら) 世界のまん中が視たい Take me there, won't you? 混沌(カオス)と秩序(コスモス)の間で待って居るよ  最高級(トップバリュー)のドライブ 君の命 そのDNAは驀地 世界のまん中に触れて Raise me up, won't you? 破壊と建設の間で立って居てよ  待ち切れない 今ならば子供にも大人にもなれる 試されたい 近付いている 確かめてほら 自由へ秒読み  初期化中の未来図 朧(おぼ)ろ命 ふと省みて驀地 世界のまん中が遠退く Wake me up, won't you? 気分と合理の両方で迷って居るよ  断ち切りたい 今だけは男にも女にもならない 裁かれたい 悴(かじか)んでいる 誰ひとりとて 損ねない様に  雨が止んで風が吹いて 絡み付いた縄解(ほど)くとき  生きている証は執着そのものだろうけど 放たれたい 相反する二つを結べ 自由はここさ 本当の世界のまん中
ここでキスして。PLATINA LYLIC椎名林檎PLATINA LYLIC椎名林檎椎名林檎椎名林檎亀田誠治I'll never be able to give up on you So never say good bye and kiss me once again  あたしは絶対あなたの前じゃ  さめざめ泣いたりしないでしょ これはつまり常に自分が アナーキーなあなたに似合う為 現代のシド・ヴィシャスに 手錠かけられるのは只あたしだけ  行かないでね 何処にだってあたしと一緒じゃなきゃ厭よ あなたしか見て無いのよ 今すぐに此処でキスして  違う制服の女子高生を 眼で追っているの 知ってるのよ 斜め後ろ頭ら辺に痛い程視線感じないかしら そりゃ あたしは綺麗とか美人な タイプではないけれどこっち向いて  行かないでね どんな時もあたしの思想を見抜いてよ あなたの長い睫毛も其の華奢で大きな手も 全部大好きなの 何処にだってあなた程のひとなんて居ないよ あなたしか見て無いのよ 今すぐに此処でキスして  行かないでね 何処にだってあたしと一緒じゃなきゃ厭よ あなたしか見て無いのよ 今すぐに此処でキスして ねぇ  I feel so nice 'cause you are with me now It is certain Ilove you so much baby I'll never be able to give up on you So never say good bye and kiss me once again
罪と罰PLATINA LYLIC椎名林檎PLATINA LYLIC椎名林檎椎名林檎椎名林檎亀田誠治・椎名林檎頬を刺す朝の山手通り 煙草の空き箱を捨てる 今日もまた足の踏み場は無い 小部屋が孤独を甘やかす  「不穏な悲鳴を愛さないで 未来等 見ないで 確信出来る 現在(いま)だけ 重ねて あたしの名前をちゃんと 呼んで身体を触って 必要なのは 是だけ 認めて」  愛している−独り泣き喚いて 夜道を弄れど虚しい  改札の安蛍光燈は 貴方の影すら落さない  歪んだ無常の遠き日も セヴンスターの香り 味わう如く季節を呼び起こす あたしが望んだこと自体 矛盾を優に超えて 一番愛しいあなたの声迄 掠れさせて居たのだろう  静寂を破るドイツ車とパトカー サイレン 爆音 現実界 或る浮遊  「不穏な悲鳴を愛さないで 未来等 見ないで 確信出来る現在だけ重ねて あたしの名前をちゃんと呼んで 身体を触って必要なのは是だけ認めて」  「不穏な悲鳴を愛さないで 確信出来る 現在だけ 重ねて あたしの名前をちゃんと呼んで 身体を触って必要なのは是だけ認めて」  頬を刺す朝の山手通り 煙草の空き箱を捨てる 今日もまた足の踏み場は無い 小部屋が孤独を甘やかす
能動的三分間PLATINA LYLIC東京事変PLATINA LYLIC東京事変椎名林檎椎名林檎東京事変You're all alone You're fixing ramen You pour hot water in  Where are your thoughts wandering as you wait there?  Come back to life and be high  遣る瀬ない沙汰止みを 溜息にして無常 嘆いても時は男女平等  精神崩壊前夜 待ってよサンデードライバー 泣いてんだったら聴きな 才能開花した君は ヒッチハイクの巧いベテランペーパードライバー  三分間でさようならはじめまして See, yes I really am movin' on 骸骨を狙えシンセサイザー Hit! 格付(ランキング)のイノチは短い  come back to life and be high  寄る辺ない現し身を 使い古して無常 喚いても時は怨親平等  列島崩壊前夜 待ってよダイナマイター タイマー切ったら効きな 愛憎大破した君は ロックアイコン顔負けのナチュラルハイタイム  三分間でさようならはじめまして See, yes U really are movin' on 脳天を浸せイコライザー Rock! 音楽(ミュージック)のキキメは長い  I'm your record, I keep spinning round But now my groove is running down Don't look back brother get it on That first bite is but a moment away When I'm gone, take your generator, shock! Raise the dead on your turntable Up, up and away!
歌舞伎町の女王PLATINA LYLIC椎名林檎PLATINA LYLIC椎名林檎椎名林檎椎名林檎亀田誠治蝉の声を聞く度に 目に浮かぶ九十九里浜 皺々の祖母の手を離れ 独りで訪れた歓楽街  ママは此処の女王様 生き写しの様なあたし 誰しもが手を伸べて 子供ながらに魅せられた歓楽街  十五に成ったあたしを 置いて女王は消えた 毎週金曜日に来ていた男と暮らすのだろう  「一度栄えし者でも必ずや衰えゆく」 その意味を知る時を迎え足を踏み入れたは歓楽街  消えて行った女を憎めど夏は今 女王と云う肩書きを誇らしげに掲げる  女に成ったあたしが売るのは自分だけで 同情を欲した時に全てを失うだろう  JR新宿駅の東口を出たら 其処はあたしの庭 大遊戯場歌舞伎町  今夜からは此の町で娘のあたしが女王
ギブスMILLION LYLIC椎名林檎MILLION LYLIC椎名林檎椎名林檎椎名林檎亀田誠治・椎名林檎あなたはすぐに写真を撮りたがる あたしは何時も其れを厭がるの だって写真になっちゃえば あたしが古くなるじゃない  あなたはすぐに絶対などと云う あたしは何時も其れを厭がるの だって冷めてしまっちゃえば 其れすら嘘になるじゃない  don’t U θink? i 罠 B wiθ U  此処に居て ずっとずっとずっと 明日のことは判らない だからぎゅっとしていてね ダーリン  あなたはすぐに いじけて見せたがる あたしは何時も 其れを喜ぶの だってカートみたいだから あたしがコートニーじゃない  don’t U θink? i 罠 B wiθ U  傍に来て もっと 昨日のことは忘れちゃおう そしてぎゅっとしていてね ダーリン  また四月が 来たよ 同じ日のことを思い出して
群青日和MILLION LYLIC東京事変MILLION LYLIC東京事変椎名林檎H是都M東京事変新宿は豪雨 あなた何処へやら 今日が青く冷えてゆく東京 戦略は皆無 わたし何処へやら 脳が水滴を奪って乾く  「泣きたい気持ちは連なって冬に雨を齎(もたら)している」 と、云うと疑わぬあなた 「嘘だって好くて沢山の矛盾が丁度善い」 と答にならぬ”高い無料(ただ)の論理”で 嘘を嘘だといなすことで即刻関係の無いヒトとなる  演技をしているんだ あなただってきっとそうさ 当事者を回避している 興味が湧いたって 据え膳の完成を待って 何とも思わない振りで笑う  突き刺す十二月と伊勢丹の息が合わさる衝突地点 少しあなたを思い出す体感温度  答は無いの? 誰かの所為にしたい ちゃんと教育して叱ってくれ 新宿は豪雨 誰か此処へ来て 青く燃えてゆく東京の日
本能MILLION LYLIC椎名林檎MILLION LYLIC椎名林檎椎名林檎椎名林檎亀田誠治どうして 歴史の上に 言葉が生まれたのか 太陽 酸素 海 風 もう充分だった筈でしょう  淋しいのはお互い様で 正しく舐め合う傷は誰も何も 咎められない 紐 解いて 生命に 擬う  気紛れを 許して 今更なんて思わずに急かしてよ もっと中迄入って あたしの衝動を 突き動かしてよ  全部どうでもいいと云っていたい様な月の灯 劣等感 カテゴライズ そういうの 忘れてみましょう  終わりにはどうせ独りだし 此の際虚の真実を押し通して絶えてゆくのが良い 鋭い其の目線が 好き  約束は 要らないわ 果たされないことなど 大嫌いなの ずっと繋がれて 居たいわ 朝が来ない窓辺を 求めているの
幸福論MILLION LYLIC椎名林檎MILLION LYLIC椎名林檎椎名林檎椎名林檎亀田誠治本当のしあわせを 探したときに 愛し愛されたいと考えるようになりました そしてあたしは君の強さも隠しがちな弱さも汲んで 時の流れと空の色に 何も望みはしない様に 素顔で泣いて笑う君にエナジイを燃やすだけなのです  本当のしあわせは目に映らずに 案外傍にあって気付かずにいたのですが かじかむ指の求めるものが見慣れたその手だったと知って あたしは君のメロディーやその 哲学や言葉 全てを 守る為なら少し位する苦労もいとわないのです  時の流れと空の色に 何も望みはしない様に 素顔で泣いて笑う君のそのままを愛している故に あたしは君のメロディーやその 哲学や言葉 全てを守り通します 君が其処に生きているという真実だけで幸福なのです
長く短い祭MILLION LYLIC椎名林檎MILLION LYLIC椎名林檎椎名林檎椎名林檎椎名林檎・村田陽一天上天下繋ぐ花火哉 万代と刹那の出会ひ 忘るまじ我らの夏を  場違ひに冷え切つた体を 人熱に放つて流し流され 思へば遠くへ来たものだ  人生なんて飽く気ないね まして若さはあつちう間 今宵全員が魁、一枚目よ  皆銘々取りゞの衣裳 奔放な命を被ふ化粧 隠すまじ我らは夏よ  何か知ら落ち込むだ心は 人熱彷徨つて流し流され 思へば遠くへ来たものだ  永遠なんて素気ないね ほんの仮初めが好いね 愈々宴も酣、本番です  皆銘々選り取り全方位 獰猛な命燃やす匂ひ 臆すまじ我らは夏よ  一寸女盛りを如何しやう この侭ぢや行き場がない 花盛り色盛り真盛りまだ  丁度大輪の枝垂れ柳 蘇るひと世の走馬灯 逃すまじ我らの夏を  一寸女盛りを如何しやう この侭ぢやまだ終れない 花盛り色盛り真盛りまだ
丸の内サディスティックMILLION LYLIC椎名林檎MILLION LYLIC椎名林檎椎名林檎椎名林檎亀田誠治報酬は入社後並行線で 東京は愛せど何も無い  リッケン620頂戴 19万も持って居ない 御茶の水  マーシャルの匂いで飛んじゃって大変さ 毎晩絶頂に達して居るだけ ラット1つを商売道具にしているさ そしたらベンジーが肺に映ってトリップ  最近は銀座で警官ごっこ 国境は越えても盛者必衰(じょうしゃひっすい)  領収書を書いて頂戴 税理士なんて就いて居ない 後楽園  将来僧に成って結婚して欲しい 毎晩寝具で遊戯するだけ ピザ屋の彼女になってみたい そしたらベンジー、あたしをグレッチで殴(ぶ)って   青 噛んで熟(い)って頂戴 終電で帰るってば 池袋
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