瞳孔Plastic Tree | Plastic Tree | 有村竜太朗 | 長谷川正 | Plastic Tree | 時間 夢現 眠れなくって朝をただ待ってんの 秘密 呪文 憂いすら微笑みにして ケセラセラ 日々 割れ 笑う 名もない感情の向かうその先は? からっぽの運命論 信じているその理由(ワケ)は? 偽りの両翼で飛んだら 未来 予測 不明 揺蕩うように戯れたくて また目を瞑った 触れない夢に瞳孔が開く 瞬きのちいさな闇に君が ゆらめいてきらめいて いつだって嗚呼 映るけど 瞞 論理(ロジック) 模倣 字詰めて見つめて探す自分を指す言葉 ごらん 外 賑やかな孤独のパレードがきれい 曖昧な存在じゃ否って 泣く 喚く 騒ぐ 饒舌な情熱に飽きて 無言劇の始まり 鈍色な夢が網膜に残る 花降りかかるお終いがきたら 永遠も一瞬も 舞い散って嗚呼 ぐるぐると目眩は螺旋 懺悔日和な晴天にどんな歌が似合うでしょう 繰り返す夢は輪唱 さよならは罅いて残響(エコー) 夜みたいな眼の奥で何を視てる? 表と裏の間 射した光 遮って彷徨って 手を伸ばしても 此れもまた 幻 触れない夢に瞳孔が開く 瞬きのちいさな闇に君が ゆらめいて きらめいて いつだって嗚呼 映り込む 瞞 |
ドナドナPlastic Tree | Plastic Tree | 有村竜太朗 | 有村竜太朗 | | みどりいろのくさはたべてしまったよ きいろいおはなもすべてたべてしまったよ あかいいろしたおひさまでみえないけど あおいいろしたこころでどこへいきましょう そらははればれ あきずにながめてるけど そらはぼくにはひとつもきづかないんだよ しらないどっかのね ひとりぼっちのだれかさん そう とてもよくにてるぼくといつかであいましょう おもいでは ゆめのひきだしのなか さびしんぼう からかわれてなにうたう? ゆれながら ゆれながら どこへいこう ゆれながら ゆれながら ゆれながら どこへいこう こわれやすいものは おいてかなきゃね さびしんぼう ひやかされてなにおどる? ゆれながら ゆれながら どこへいこう ゆれながら ゆれながら ゆれながら どこへいこう よういしたのは ひゃくまんぺんのうそだよ でも ぜんぶいっこのほんとのはなしなんだよ おもっていたとこは たちいりきんしだったなぁ それではのどかなきょうをみつけにいきましょう |
内臓マイクPlastic Tree | Plastic Tree | 有村竜太朗 | 長谷川正 | Plastic Tree・増渕東 | ゆらぐ視界 刻んだのは散らかるプリズム 透明に突き刺さって 心に穴開いた 感傷はレンタルで 気に入れば延滞で 耳のなか齧ってくんだ にぎやかな孤独 ぶれる視界 回ったのは散らばるカレイド 殺伐と笑い声 バラ線をくぐって 感傷は燃えるゴミ きれいに灰になった 不感症のくせに 「愛して。」ってもがいて 恋愛 色事 戯事 残骸 置き去り つよがり 好き嫌い ロジック 残酷 切り足す運命線 内臓マイクの絶叫で 絡んだテープのSOS 泣いて笑って狂っても たぶん気まぐれ 悲しみ回路は劣化して パニくりそうだよSOS 感情解析不能でただ、歪んで―――――。 現実 こわがり いたがり 幻覚 つながり 歯ぎしり 憂鬱 ウィルス 野放し 併発 高熱 不整脈 スモッグ 曇り空 天使 失速 落下して墜落 問いかけ 沈黙 応答ナシ 鉄クズ ビルの墓標 内臓マイクの絶叫で 絡んだテープのSOS 泣いて笑って狂っても たぶん気まぐれ 悲しみ回路は劣化して パニくりそうだよSOS 感情解析不能でただ、歪んで―――――。 内臓マイクの爆音で ちぎれるテープのSOS がなってわめいて叫んでは またすがって 悲しみ回路の暴走で 蒸涙反応SOS 感情解体不能でただ、歪んで―――――。 |
ナショナルキッドPlastic Tree | Plastic Tree | 有村竜太朗 | 長谷川正 | 亀田誠治・プラスティックトゥリー | 遥かなる上空で人工衛星が僕を見つけ笑った。笑った。 永遠に僕といて! 核シェルターでパンと水と愛をあげるよ。あげるよ。 時間たっても忘れちゃっても保存しとかなきゃ。 バカ笑いも涙声も君じゃなきゃ嫌だ! オゾン層が壊れた空。きれいだから、 2人だけで冷蔵庫に入ろう。 「コンニチワ~サヨウナラ。」 確信がつけないままメール送った。送った。 日本製少年の伝書鳩は目をまわして堕ちて、途絶えた。途絶えた。 時間たったら忘れちゃったら取りださなくちゃね。 無理してても無視している僕なんかじゃ嫌だ! 水没して沈んじゃっても別にいいんじゃない? 2人だけで冷蔵庫の中で。 時間たっても忘れちゃっても大事にしなきゃね。 どこに行っても、ここに居ても、2人じゃなきゃ嫌だ! オゾン層が壊れた空。青ざめてく。 2人だけで冷蔵庫に入ろう――――。 |
名前のない花Plastic Tree | Plastic Tree | 有村竜太朗 | 長谷川正 | Plastic Tree | 鉄で出来た凹凸の街でずっと見慣れた夢も枯れそう 交差点はこもれ陽でゆらいだ 途方にくれて見失う道 サヨナラをたくさん思い出して ふいに浮かぶメロディー とても輝いて見える空を錆びたブランコこいで仰ぐ 流れてく雲はなんか叙情的 隙間の青をずっと眺めた 舞いあがって想いも投げたら 憂い消えた 風が変わって 冷たい季節の予感で グルグル回る 切ない心飛ばされて 漂いながら 君にまで届けばいいな 僕だけの花 季節はずれに咲いたらいいな 未来まで透けるような、寒い空―――――。 言葉つむいで作る希望 明日を手さぐりでまた探す 色つけずに世界を描いた 君を書く絵の具だけ残してさ 出来たらすぐ見せに行かなくちゃ 褪せる前に 風が変わって 冷たい季節の匂いで キラキラしてる 素直な心気づいたよ ただ揺れながら 君の前で笑ってたいな 名前のない花 季節はずれに咲いたらいいな 未来まで抜けるような、寒い空――――――。 風が変わって 冷たい季節の予感で グルグル回る 切ない心飛ばされて 漂いながら 君にまで届けばいいな 僕だけの花 季節はずれに咲いたらいいな ただ揺れながら 君の前で笑ってたいな 名前のない花 季節はずれに咲いたらいいな 未来まで透けるような、寒い空――――――。 |
ナミダドロップPlastic Tree | Plastic Tree | 有村竜太朗 | 有村竜太朗 | Plastic Tree・増渕東 | ねぇ 夕暮れ たそがれ ビードロの街 残ったまんまの忘れ物があるんだ また胸の奥たたく声は君だよ 砕けないように想いをギュッと押さえなきゃ 名を呼び合い 名を告げあい ぐるぐる回る惑星で 君と僕 会えた事 涙こぼれたら何がなくなるの? サヨナラ溶けたら何が残るかな? 言葉にならない想い ひとしずく 冷たく乾いて 少しだけ苦いな もう 宵闇 思い込み セロハンの街 無数の光の中で交わしたお別れ あの指切りしたあと 嘘つきの指 ささくれ出来て 今でもちょっと痛いよ 散らばってくスケッチを両手であわてて拾うよ 似てないな 君の顔 涙こぼれたら忘れてくのかな? カナシミ溶けたらちゃんと見えるかな? きらめく世界で揺らめくカゲロウ 冷たく乾いて 消えてく手 握って 月より風吹きかき消されてくけど ハレルヤのように君まで届いてよ ねぇ 今どこで何してるんだろう? 教えてよ 涙こぼれたら何がなくなるの? サヨナラ溶けたら何が残るかな? 言葉にならない想い ひとしずく 冷たく乾いて 消えていくよ ほら 例えば 世界が嘘でデタラメで出来てたとしても たぶん気にしないよ この星のどこか僕は歌ってて この星でどうか君は笑っていて |
日没地区/nichibotsuchiku有村竜太朗 | 有村竜太朗 | 有村竜太朗 | 有村竜太朗 | | 夕焼けに染められて 君も僕も燃えてく そんな夢を覚ました 5時のおわかれチャイム 摂取過剰な薬 あくび出すぎて滲む 水彩画みたい 奇麗 みんな連れて行ってね ゆっくりと沈んでく世界で どうか そばにいて そこにいて 願うほど陽炎 僕らはね 最後まで ひとつになんてなれないの知ってた?と ねぇ 向こう岸で笑う 心いつ忘れたの?焼け残る影は誰? 祈るみたいに遊ぼう ぜんぶ赤くなるまで 訪れた幸福に怯えないように 僕の手で誰かの手をギュッと握れたら それは誓い ときどき痛い いつか息さえ塞ぐかも 未来まで ねぇ 奪うのが愛です なんで 声を聞くだけで なんで どうして 見てるそれだけで いいの ゆっくりと沈んでく世界で どうか そばにいて そこにいて 願うほど陽炎 僕らはね 最後まで ひとつになんてなれないの知ってた?と ねぇ 向こう側 揺れながら増えるのは幻ばかりだ もういいよ さようなら 空も消えるとこ 僕らがね このままで ひとりになんてなれないの 知ってた?と ねぇ 答えてと どう 問いかけても だんまり |
猫夢/nekoyume有村竜太朗 | 有村竜太朗 | 有村竜太朗 | 有村竜太朗 | | 覚めた夢をたどるたび 猫みたいに置き去りね ふりむいたら 嘘ついてて 居なかった うれしい夢に似せてみて 歌歌えど曖昧で 気がついたら 痣になって 滲むんだ 繋がって 繋がって 僕ら ただ 揺らぐように 連れてって 連れてって ふたり だけ 彷徨うように ずっと ずっと ずっと ずっと こわい夢で迷子なの ベルが響く空室も 嫌だったから 燃やしちゃって 灰にした 悲しい夢を見上げたら ガラスの雨 土砂降りに 血が付いたら 花いっぱいに 咲いたんだ なくしたもの なんだろ あるくとほしこわれた はつかねずみ わらった きれいだって わらった 繋がって 繋がって 僕ら ただ 揺らぐように 連れてって 連れてって ふたり だけ 彷徨うように 絡まって 絡まって 僕ら まだ 切れないように 漂って 漂って ふたり いま 溶け合うように ずっと ずっと ずっと ずっと 醒めた夢に逃げるけど 夜はいつも暗闇ね 君も僕も似た誰かも包む |
眠れる森Plastic Tree | Plastic Tree | 有村竜太朗 | 長谷川正 | 明石昌夫・Plastic Tree | 眠れる森―――――。 夜をめくり、向かった。 胸の鼓動は変拍子を刻む。 優しい顔、君は笑うばかりで。 それはペルソナ。剥がれたら歪む。 暗闇、どこまでも君の事想うよ。 瞼の裏側で逃げていくのは何故。 何度でも追いかけて、迷って眠れる森。 こんなにもざわめいて心の枝が騒ぐ。 もう誰も触れない夢がほら、ひらいたら 僕の夜の中をうろついてる影は君だろ? 「忘れないで。」って僕はただ唄って、 「忘れたいの。」って君はただ踊る。 眠れる森―――――。 黒い霧、隠した。 二人はずっと目覚めないまま。 きれいな傷跡を僕にだけ見せてよ。 君の心の中、棲んでいるモノは何? 何度でも呼んでいて、探した眠れる森。 あんなにもゆらめいて笑って君が騒ぐ。 もう二度と戻れない夢がほら、ひらいたら 僕の夜の中をうろついてる影は君だろ? 何度でも追いかけて、迷って眠れる森。 こんなにもざわめいて心の枝が騒ぐ。 もう誰も触れない夢がほら、ひらいたら 僕の夜の中をうろついてる影。 何度でも呼んでいて、探した眠れる森。 あんなにもゆらめいて笑って君が騒ぐ。 もうきっと帰れない夢の幕ひらいたら 僕の夜の中をうろついてる影は君なんだ。 君なんだ。 君なんだ。 君なんだ。 君なんだ。 |
念力Plastic Tree | Plastic Tree | 有村竜太朗 | 長谷川正 | Plastic Tree | 在らざる何を 信じるつもり? 暗示にかけて まやかし見せて 禁じ手使って 繋いでく配線 いいかげんな論理 組み立ててロンリー 漂白したら こゝろだってきれいねぇ 今度はなんかさ 違ったものに なれるかなぁ ぐらぐら 目眩のような おかしな夢を覗けば 鮮やかすぎて僕だけ 透けそう 消えそう ぐるぐる 念力めいた 言葉で世界を説けば 触れないままの君へ 意識が届くかな? あなたは異常です だがそれがおいしい 勘違いも一種 生きていく才能 出所不明の イメージを共有 一斉に着信 耳鳴りがループ 人間なんだし 繊細ぶるのもいいねぇ 感が鈍っても 考える葦で いれたらなぁ ふらふら 目隠ししたら おかしな夢さえ残像 何を失くしてしまったの? 嘆いたら 共鳴 ぎらぎら 念力送信 瞼の紗幕を引いて 呼び出したけど君だけ 鏡の向こう側 アザムケ ハナムケ カオムケ フリムケバ アレダレ? カゲダケ ユレル ニゲル オイテケボリ ぐらぐら 目眩のような おかしな夢を覗けば 鮮やかすぎて僕だけ 透けそう 消えそう ぐるぐる 念力めいた 言葉で世界を宙返り 出逢えてないのに君へ 意識が届くかな? そこまで届いたらなぁ そばまで届いたらなぁ そのまま届いたらなぁ そしたらわかるかなぁ |
剥製Plastic Tree | Plastic Tree | 有村竜太朗 | 有村竜太朗 | Plastic Tree | たのしいことがありますように 逢い引き アンドロメダへまで さびしさナイフ 刺さったままで 進めば 目眩の渦のなか すてきなことがありますように 孔雀はいっせいに夢広げ 思惑通り 夜を迎えた 何も想わずに目を閉じる 空には穴が空いていて ひそかに人々そこに登る 始まりも終わりも わすれていくの こゝろには触れない抜け殻だけど 微笑んで歪んで 君は僕の腕でほら とっても奇麗 うれしいことがありますように 灯を消してく少女たち 醜いものはここにはないよ 気づけば 鏡の行き止まり 夢中で探す蜘蛛の糸 つかめば刹那にそれは切れる 浮かんだり沈んだり 融けなくて不純 声もなく叫んで誰を呼んでる? 1と1足しても 答えなんてないことは 永遠に秘密 ておくれ てのひら 傾いて世界 さかして さがして 暗闇畑 あかくて あおくて 心臓の音 薔薇色で憂鬱 始まりも終わりも わすれていくの こゝろには触れない抜け殻だけど 微笑んで歪んで 君は僕の腕のなか いっつも ゆうるりと滅べば 静かな躯 傷ばかりいっぱいで何を知れたの? 愛しくて くらくら 胸の奥 並ぶ僕ら どれも奇麗 |
針槐Plastic Tree | Plastic Tree | 有村竜太朗 | 長谷川正 | Plastic Tree | ピストルが欲しい 毒薬が欲しい 心の湖 広がる輪 広がる輪 見捨てられた景色 誰か探すけど 世界中が僕でいっぱいだいっぱいだ そう ハリエンジュの棘 触れるたび刺さって 傷を舐めあえば 夜は叙情してく ハリエンジュの棘 触れるたび痛くて 舌を出しあえば 夜は叙情してく 押し殺してなきゃ ゴミみたいな感情 心の湖 ひきかえす ひきかえす あれは何て歌? 君は何て言った? 最後に知りたくて 聞きかえす 聞きかえす そう ハリエンジュの棘 触れるたび刺さって 傷を舐めあえば 夜は叙情してく ハリエンジュの棘 触れるたび痛くて 舌を出しあえば 夜は叙情してく ピストルが欲しい 毒薬が欲しい 心の湖 透きとおって 透きとおって 呼んでいるように 手を振りサヨナラ 契りあいで僕を 引き裂いて 引き裂いて そう ハリエンジュの棘 触れるたび刺さって 傷を舐めあえば 夜は叙情してく ハリエンジュの棘 触れるたび痛くて 舌を出しあえば 夜は叙情してく もう抜けないや 抜けないや 抜けないや 抜けないや |
春咲センチメンタルPlastic Tree | Plastic Tree | 有村竜太朗 | 有村竜太朗 | 亀田誠治・Plastic Tree | 拝啓 君は元気ですか? 初めて手紙なんか書きます 僕はなんとなく元気です 独りにも少し慣れました 帰り道、 夜の公園が 満開の櫻だったんで、 君の事を想ったりしてます まっ黒い空にうかんで 櫻はあえいでいるようです 世界の微熱があがるから 景色が歪んで見えてきます それが恋のせいなら、 きっと、いつか僕らは虫の息 最期の蕾がひらいていきます ハロー ハロー 聞こえますか? 僕は僕でいれますか? 祈る手に花びらです 君に触れたようです あざやかな色で 音をたてて櫻が咲く 君の声を追いかけてく こぼれてくる恋のカケラ 見上げたなら、花降る春 あったかい風が吹いてきます もうすぐ春の嵐が来ます 狂ったように咲いてるけど いずれは散りゆく運命です それが恋にもよく似ていて いつかの僕らにそっくりで 思い出し笑いしてしまいます ハロー ハロー どこですか? 僕に何ができますか? 探す手に花びらです 君に触れたようです あざやかな色で 音をたてて櫻が咲く 繋いだ手が離れていく こぼれてくる千の願い 見上げたなら、花降る春 舞い散る櫻で君の顔が見えなくなる 淡い夢が覚めてくから、こぼれるのは涙で- あざやかな色で音をたてて櫻が咲く 大切だったものは全部、 この木の下に埋めていくよ 目の前には、別れる春 見上げたなら、花降る春 僕の上に 僕の上に そっと- |
HelloPlastic Tree | Plastic Tree | 有村竜太朗 | ナカヤマアキラ | 西脇辰弥・Plastic Tree | 「Hello」 また僕は自分だけと会話した 夜明けまで少し ほら、手の中に希望とかがまだあった 星屑じゃないはず ゆらぎ うたた寝 「またね、いつかね」 言葉ふたつ重ねてみた 覚めた夢 たどれば やさしい歌できてた ゆるやかに聞こえてくる 眠い目をこすったら 確かな今日になるから 何故かすぐ忘れてしまいそうで 君の名前を呼んだ 君の名前を呼んだ ただ願ってた 憂いが消えていくように 効果はないけど 入院したい 月の病院 明日にはもう、欠けてくから 覚めた夢 たどれば やさしい歌できてた ゆるやかに聞こえてくる 眠い目をつむったら 確かな今日は終わって 何故かすぐ忘れたくない僕は 君の名前を呼んだ 君の名前を呼んだ 覚めた夢 たどれば やさしい歌できてた ゆるやかに聞こえてくる 眠い目をこすったら 確かな今日になるから 何故かすぐ忘れてしまいそうで 君の名前を呼んだ 君の名前を呼んだ 呼んだんだ |
バリアPlastic Tree | Plastic Tree | 有村竜太朗 | ナカヤマアキラ | NARASAKI・プラスティックトゥリー | いつも白黒思考で 好きなものは好き 嫌いなものは嫌い 放課後 ひび割れたチャイム 残響していた 鼓膜が破けそうだ アスピリン つくり笑い 不感症の涙 クラスメート カメレオン はっていたバリア 生きたふり? 死んだふり? ゼラチンの固まり ゼラチンの固まり―。 手のひら 運命線を切った まっ赤に染まった指先が なんか良いね 現実 モザイクかかった 残像のせいで 片目がつぶれそうだ ハルシオン 水の匂い 盲目のピアノ 代償行為 ディストーション 美しいアリア 流れる血、なくなれば 透明な心 透明な心―。 もう何も感じないで 生きていける あんなにも信じていた全てが いま崩れていく アスピリン つくり笑い 不感症の涙 クラスメート カメレオン はっていたバリア 生きたふり? 死んだふり? 透明な心 ねぇ、さわって― もう何も感じないで 生きていける あんなにも信じていた全てが いま崩れていく |
水色ガールフレンドPELICAN FANCLUB | PELICAN FANCLUB | 有村竜太朗 | 有村竜太朗 | PELICAN FANCLUB | ビニール傘の花を閉じた 雨上がりしかでない空 なんかとても すばらしいので 君も見ていたらいいのになあ 夕立ち 止んで ひぐらし鳴く 僕の熱があがってく 水色ガールフレンド 雨色ガールフレンド いつも涙 ひとつせつなく キラメキきらり ユラメキゆらり そんなふうに君といれたらいいのに ふいに突然 思慮深い発言 僕をビックリさせるんだ ボンヤリする 気のせいじゃない 恋の病いって本当だ 水滴 なまぬるく滲む 泣き虫は君の嘘 水色ガールフレンド 雨色ガールフレンド いつも涙 ひとつせつなく あこがれこがれ たそがれこがれ 全部思い通りになればいいのにね 僕の熱があがってく、僕の血が濃くなって―――――。 水色ガールフレンド 雨色ガールフレンド いつか涙 空に返して キラメキきらり ユラメキゆらり そんなふうに君といれたら 虹色ガールフレンド 夢色ガールフレンド 君の笑顔が虹をわたって届く |
バンビPlastic Tree | Plastic Tree | 有村竜太朗 | 長谷川正 | Plastic Tree | いまだに幻想進行系 知恵の輪ずっと外れないや 願望全部を空想ノートに描いたら ゼンマイ仕掛けの感情で涙の準備ができました 現実逃避のエンディングばっか作るよ 淡い甘い記憶で僕は 案外、悲しいだけじゃないかもね それはとてもまぶしい日々で いつまでも覚めなければいいのにな 東京地下鉄(メトロ)で深海を漂流している最中です 放心しちゃえば存在意義さえ希薄だ 人魚との恋も水の泡 孤独に揺らげば水中花 『永遠なんて』と印象的に笑ったっけ 淡い甘い記憶で僕は 案外、悲しいだけじゃないかもね それはとてもまぶしい日々で いつまでも覚めなければいいのにな なんでも欲しがっては 足りないものだらけだ 遠回りしてばっかで まだ探せないんだけど 大事なこともあってさ 信じてみてもいっかな やるべき意味を それらの価値を 僕としてく 淡い甘い記憶で僕は 案外、悲しいだけじゃないかもね それはとてもまぶしい日々で いつまでも嬉しい いつもいちばん言いたいことは 胸がつまり上手く言えないよ どんなこともしてあげれたら いつかはさ 見つけれたらいいのにね |
パラノイアPlastic Tree | Plastic Tree | 有村竜太朗 | ナカヤマアキラ | Plastic Tree | 僕はまるで石になるアンモナイト 君が見つけてくれるのを待ってる きっとそれは禁じられた遊び まわる秒針の針を眺めてる 言葉は掌から砂のように サラサラとサラサラとこぼれてく パラノイア 覚めない夢の中 パラノイア 踊りつづけて パラノイア 覚めない夢だから パラノイア 映ろう世界は 全部モノクローム 心臓の音だけしか聞こえない とても静かな闇でただ待ってる きっとこれは美しい自己犠牲 尖る秒針の針が痛いから 失くしたものを思い出そうとするけど ヒラヒラとヒラヒラと逃げてくんだ パラノイア 覚めない夢の中 パラノイア 何を想うの? パラノイア 覚めない夢を見て パラノイア 膝を抱えたら どれくらいロンリー? 「ソレでいいの?」「コレでいいの。」 「本当なの?」「かまわないで。」 「解らないの?」「解りたいの。」 自問自答―。 パラノイア 覚めない夢の中 パラノイア 踊りつづけて パラノイア 覚めない夢だから パラノイア 移ろう世界は 全部モノクローム 全部モノクローム |
ピアノブラックPlastic Tree | Plastic Tree | 有村竜太朗 | ナカヤマアキラ | Plastic Tree | フリーズ スリープ 画面上は真っ暗になった 原因 不明 女王は永久に不在だ 呪文 無効 誓いは破ってしまおう 理想 悲壮 秘密基地はもう 燃やして 燃やして 燃やして 灰にすんの 燃やして 燃やして 燃やして 灰にすんの 非常ベル 鳴り出して みんな逃げてく ディレイ きれい 途方に暮れてしまうね 孤独 夢中 揺らいでる影と踊るよ 無限 無言 冷たく秒針 回って 回って 回って 戻れんの? 回って 回って 回って 愁しみはまだきれい いつまでも触れない 枯れてゆく花束を眺めてるだけなの でも君の目みたいな夜が来るたび また ブラックアウト ブラックアウト いれないで インナーワールド ふれないで インナースペース けさないで インナーライト 愁しみはまだきれい いつまでも触れない 枯れてゆく花束を眺めてるだけなの でも君の目みたいな夜が来るたび また ブラックアウト 窓の外 落ちていく 誰か投げたピアノ 来る明日に望むのは 壊れてしまう世界 いま君の目みたいな夜の中にいるよ ブラックアウト ブラックアウト |
ピカソごっこPlastic Tree | Plastic Tree | 有村竜太朗 | ナカヤマアキラ | プラスティックトゥリー | 青い絵の具を塗りまくるんだ! キャンバスの上いっぱいに! 青い絵の具を塗りまくるんだ! 部屋の壁中いっぱいに! 青い絵の具を塗りまくるんだ! 僕の顔中いっぱいに! 青い絵の具を塗りまくるんだ! パレットにあふれてる感情! 口笛を「トゥルトゥー」って吹いて、 平気なふり。平気なふり。 口笛を「トゥルトゥー」って吹いて、 平気なふり。平気なふり。 青い絵の具を塗りまくるんだ! 陽射しのようにいっぱいに! 青い絵の具を塗りまくるんだ! アトリエで狂ってはデッサン! 口笛を「トゥルトゥー」って吹いて、 平気なふり。平気なふり。 口笛を「トゥルトゥー」って吹いて、 平気なふり。平気なふり。 口笛を「トゥルトゥー」って吹いて、 平気なふり。平気なふり。 口笛を「トゥルトゥー」って吹いて、 平気なふり。 平気なふりして、 描くのは悲しい肖像画。 飾んないけど。 飾んない、 けど。 |
フィクションPlastic Tree | Plastic Tree | 有村竜太朗 | ナカヤマアキラ | Plastic Tree | 絶望日和の茜空で口笛吹いてみる 人ごみの中で立ってられる定位置探してた 招かれざる世界って知って 涙がこぼれたら 生温いセンチメンタルに僕が滲むよ 効き目のない呪文みたいな歌を歌ってみる わかんなくなった周波数 ちゃんと合わしてさ 置き去りにした感情なら 行方不明のまま 僕は僕としているため、何をなくしたの? サンセット サンセット 泣いたその訳を サンデー サンデー 笑うその意味を サンシャイン 目を閉じてイメージできたら 両手を広げてありのままで飛ぶ いびつな夢の羽をはためかせ 暗闇めくって風に乗れた気分 夕凪 夕凪 夕凪 そよいで 未来まで 未来まで 運んで 解ってる事ばっか探して ジッとして動けない ほろ苦いセンチメンタルで俯いてしまうけど ひとコマずつでも進め 現実はパレード イヌ、キジ、サルは居なくとも前のめりで行進! フレーム フレーム 景色を詰め込んで フレーズ フレーズ 始まりはゆるやかに フラット 目を閉じてイメージできたら 両手を広げてありのままで飛ぶ 歪んだ夢で見つけた自由で 暗闇くぐって何処まで行けるかな? 夕映え 夕映え 夕映え 染まって 未来だけ 未来だけ 映した UFOだよ 逃避行だよ そんなんやだよ 途中で降ろしてよ ふりきっちゃうんです 連れてっちゃうんです 例え話です これはフィクションです 目を閉じてイメージできたら 両手を広げてありのままで飛ぶ いびつな夢の羽をはためかせ 暗闇めくって風になれそう 目を開けて素直になれたら 君の涙だって受け止められるよ 優愛 憂鬱 幽遠 感じて 雑踏 街並 遠い宇宙(そら) 駆け上る パノラマ オゾン層 大気圏 突き抜け グッドバイ グッドバイ バイバイ――――――。 |
梟a crowd of rebellion | a crowd of rebellion | 有村竜太朗 | 有村竜太朗・長谷川正 | a crowd of rebellion | これは多分、恋愛療法。 副作用はいまだ抜けず、 歌にしてみたら5分くらいの麻酔がかかった。 君とじゃない口づけをした。横目で見ていた小さな月。 いちばん遠いもの、ただ想う。 恋煩い。胸に残った君の声、忘れ物です。 眠れない僕の夜はどこつながるんだろ? 星のない夜空ヘメール、エレクトリックな魔法送って、 青醒めて影。色違いは圏外。出会えるのなら、まほろば―――――。 ざわめく胸を羽ばたいた。光を忘れながら。 暗闇。君に触れそうな夢みせてよ、梟。 泣いてる片目閉ざした。 記憶の舞台裏でこぼれた涙支払って未来を覗いたら、 恋しくて、愛しくて、切なくて、苦しくて、悲しくって、 見えなくてまばたきをした瞬間、いま刹那スローモーション―――――。 逢いたくて、逢えなくて、追いかけて触れてみたその花は、 ずぶ濡れて、幻。 恋焦がれ、不意に笑った。 ひとりよがり。壊れた船。 沈んだら、僕も夜とおんなじ温度になった。 訂正の文字だらけで言葉のロジックは解けないままだ。 さかしまな想い。うずまく心模様。巡り逢えれば微睡み―――――。 軋めく胸が哭き出して、こゝろが壊れるから、 暗闇。君をつれさった夢映して、梟。 いびつに瞼おろして記憶を閉じ込めたら、 散らばる羽根の残像がいくつも宙を舞う。 キスをして、キズつけて、絡まって、重なって、堕ちていって、 永遠を過ぎてってその瞬間、いま刹那アイソレーション―――――。 何処までも何処へでも君を想い、散らかしたこの花も、 泣き濡れて、陽炎。 最終形の感情論で君に伝えたい事があります。 僕らはみんな誰かよりもちょっとだけ幸せになりたいの。 記憶が息を引き取ってってなくなってく愛の実感が、 いまや消滅してるあの星の光にもよく似ていて心細く、 送らないメールを書いた儀式も今日を最後に止めにします。 ――― で、僕、君、知らなくなる。 「フラ フラ 歩いたら ユラ ユラ 揺らめいて ――― キラ キミ 煌めいてさ」 ざわめく胸を羽ばたいた。光を忘れながら。 暗闇。君に触れそうな夢みせてよ、梟。 泣いてる片目閉ざした。 記憶の舞台裏に散らばる羽根の残像が、いくつも宙を舞う。 さざめく胸を飛び立った。光を隠しながら。 何度も夜、横切って未来を探してる。 恋しくて、愛しくて、切なくて、苦しくって、、悲しくって 見えなくてまばたきをした瞬間、いま刹那スローモーション―――――。 逢いたくて、逢えなくて、追いかけて触れていたあの君が、 ずぶ濡れて、幻。 |
梟 Plastic Tree | Plastic Tree | 有村竜太朗 | 有村竜太朗・長谷川正 | Plastic Tree | これは多分、恋愛療法。 副作用はいまだ抜けず、 歌にしてみたら5分くらいの麻酔がかかった。 君とじゃない口づけをした。横目で見ていた小さな月。 いちばん遠いもの、ただ想う。 恋煩い。胸に残った君の声、忘れ物です。 眠れない僕の夜はどこつながるんだろ? 星のない夜空へメール、エレクトリックな魔法送って、 青醒めて影。色違いは圏外。出会えるのなら、まほろば―。 ざわめく胸を羽ばたいた。光を忘れながら。 暗闇。君に触れそうな夢見せてよ、梟。 泣いてる片目閉ざした。 記憶の舞台裏でこぼれた涙支払って未来を覗いたら、 恋しくて、愛しくて、切なくて、苦しくて、悲しくって、 見えなくてまばたきをした瞬間、いま刹那スローモーション―。 逢いたくて、逢えなくて、追いかけて触れてみたその花は、 ずぶ濡れて、幻。 恋焦がれ、不意に笑った。 ひとりよがり。壊れた船。 沈んだら、僕も夜とおんなじ温度になった。 訂正の文字だらけで言葉のロジックは解けないままだ。 さかしまな想い。うずまく心模様。巡り逢えれば微睡み―。 軋めく胸が哭き出して、こゝろが壊れるから、 暗闇。君をつれさった夢映して、梟。 いびつに瞼おろして記憶を閉じ込めたら、 散らばる羽根の残像がいくつも宙を舞う。 キスをして、キズつけて、絡まって、重なって、堕ちていって、 永遠を過ぎてってその瞬間、いま刹那アイソレーション―。 何処までも何処へでも君を想い、散らかしたこの花も、 泣き濡れて、陽炎。 最終形の感情論で君に伝えたい事があります。 僕らはみんな誰かよりもちょっとだけ幸せになりたいの。 記憶が息を引き取ってってなくなってく愛の実感が、 いまや消滅してるあの星の光にもよく似ていて心細 く、 送らないメールを書いた儀式も今日を最後に止めにします。 ―で、僕、君、知らなくなる。 「フラ フラ 歩いたら ユラ ユラ 揺らめいて ― キラ キミ 煌いてさ」 ざわめく胸を羽ばたいた。光を忘れながら。 暗闇。君に触れそうな夢見せてよ、梟。 泣いてる片目閉ざした。 記憶の舞台裏に散らばる羽根の残像が、いくつも宙を舞う。 さざめく胸を飛び立った。光を隠しながら。 何度も夜、横切って未来を探してる。 恋しくて、愛しくて、切なくて、苦しくて、悲しくって、 見えなくてまばたきをした瞬間、いま刹那スローモーション―。 逢いたくて、逢えなくて、追いかけて触れていたあの君が、 ずぶ濡れて、幻。 |
不純物Plastic Tree | Plastic Tree | 有村竜太朗 | 有村竜太朗 | 明石昌夫・Plastic Tree | 25:00 示す針 鋭く君を想う 世界中 ふたりだけ 甘い 悪い 夢の途中 ひどく赤く捻れてる 唇ふさいだら キレイ グロイ 色とりどり 嘘でも「君が好き。」 溶けなくて 溶けなくて 溶けなくて 沈んでく 透きとおって 透きとおって 透きとおって 消えれたら 重なって 重なって 重なって 君と僕 心の底、不純物――――。 去勢した悲しみなの? うるさい涙だよ ほら ごらん 全部あげる 嘘でも受けとめて 溶けあって 溶けあって 溶けあって 混ざれたら なくなって なくなって なくなってしまえたら 冷たくて 冷たくて 冷たくて 君と僕 心の底、不純物――――。 憐情なら―――手の鳴るほう 感情なら―――行方不明 恋は邪魔―――撤去予告 愛はゴミ―――廃棄処分 溶けなくて 溶けなくて 溶けなくて 沈んでく 透きとおって 透きとおって 透きとおって 消えれたら 重なって 重なって 重なって 君と僕 心の底 溜まって 心の底 積もって 残ってしまうの、不純物―――――。 ―――ァーァア アーァア アーァア |
浮融/fuyuu有村竜太朗 | 有村竜太朗 | 有村竜太朗 | 有村竜太朗 | | みずうみの奥へひとりで泳ぐ 窓は開けたまま カーテン揺らぐ 置き去りでごめん 結末だから そこから見えなくなる僕を見ててよ 泡になったら 奇麗 憂い 沈みきったら 浮上 不浄 揺蕩う個体 此処 何処 漂う 世界 ただ居る 世界 光刻むような雨にみとれたい 消える感覚にとっても眠い さびしい夢へは立ち入り禁止 とおくの岸辺でサーカスが燃えている 泡と消える 呪文 自問 存在なら 不明 未明 彷徨う固体 救い 誓い 讃えて世界 ただいま世界 ( 対岸に 幽閉 再会へ 遊泳 透明な 有毒 感覚が 融解 沈黙して 夕闇 回想も 悠遠 永遠で 憂鬱 曖昧じゃ 幽霊 |
冬の海は遊泳禁止でPlastic Tree | Plastic Tree | 有村竜太朗 | ナカヤマアキラ | Plastic Tree | 冬の海は遊泳禁止で なんか誰もいなくていい感じ 映画でしか見た事ないような船が来るから ここで待ってよう ウミネコの巣は 岬のはしの灯台の上にあるけど 乗りおくれたら最後だから ちゃんと水平線を眺めてなきゃ 僕ら はずみで首をしめたり 心までしめたりしてしまうけど ねぇ ねぇ 僕の目を見て ねぇ ねぇ そらさないで ねぇ ねぇ 四六時中 こんなにも 大好きで 大好きで 冬の海は水銀みたい 太陽は溺れてく寸前 きっといつか流した涙もこの海に帰っているんだね ウミネコの巣で身を寄せあって ヒナ達が眠っているように 僕達も体をくっつけて 2人の体温であたためあおう 笑っちゃうくらい 動きたくない ここ以外 行くあてもないんだけど ねぇ ねぇ 僕の目を見て ねぇ ねぇ そらさないで ねぇ ねぇ 四六時中 こんなにも 大好きで 大好きで ねぇ ねぇ 僕の目を見て ねぇ ねぇ そらさないで ねぇ ねぇ ちゃんと見ていて ねぇ ねぇ 離れないで ねぇ ねぇ 例えばこれが ねぇ ねぇ 嘘だとしても ねぇ ねぇ 四六時中 こんなにも 大好きで 大好きで 大好きで―。 冬の海は遊泳禁止で なんか誰もいなくていい感じ 灯台の明かりは届くかな? そして僕達もいなくなっていい感じ |
ブルーバックPlastic Tree | Plastic Tree | 有村竜太朗 | 佐藤ケンケン | | 午前0時 雨 静寂に問う 思考はインク 流れ出して 潜れば 僕の色に 沈む 沈む フィルム 逆走 日々なら模様 カレイド 覗いてほしい 混ざってく 僕の色が 回る 回る 愛 青 赤 想いは 痣 残れど いつか 消えて 無くなる 僕の色が 滲む 滲む 無言劇 続く 舞台の裏 秘め事 枯れてくバラ バラ バラ 僕の色が 散る 散る 息 声 指 躯 心 君がね ひとつひとつ 離れて 世界は また からっぽだ 視界 さかさま 身をゆだねて 堕ちれば 「おかえりなさい。」 すべてに 僕の宙が 降る 降る 失われていく記憶にいまさら触れたところでもう、幻。 手放した場面。重ねて映して。 なにもない此処はどうせ只の、 ブルーバック――――。 |
プラットホーム氣志團 | 氣志團 | 有村竜太朗 | ナカヤマアキラ | 氣志團 | 衛生的。 タイルの駅。 どこかで笑い声、ケラケラ。 僕だけ目を閉じて耳を塞いだ。 水色の冷たいプラットホーム。 速やかに僕は潜り込んで。 何もかも僕は忘れてく。 地下鉄は闇のなか、進んで―――。 矢印は<幻想行き>。 前髪伸びすぎて、そう見えた。 とぎれたホームの端、 白線の上―――。 流れてく外が澱んでく。 誰も居ない海の底みたい。 何もかも僕が忘れたら、 地下鉄に雨が降りだすよ。 水色の冷たいプラットホーム。 速やかに僕は潜り込んで。 何もかも僕は忘れてく、 地下鉄は……。 離れてく僕の後ろには悲しみが小さくなっていく。 どこまでも行ける地下鉄は、 銀色の光、そのもので―――。 |
プラットホームPlastic Tree | Plastic Tree | 有村竜太朗 | ナカヤマアキラ | NARASAKI・Plastic Tree | 衛生的。 タイルの駅。 どこかで笑い声、ケラケラ。 僕だけ目を閉じて耳を塞いだ。 水色の冷たいプラットホーム。 速やかに僕は潜り込んで。 何もかも僕は忘れてく。 地下鉄は闇のなか、進んで―――。 矢印は<幻想行き>。 前髪伸びすぎて、そう見えた。 とぎれたホームの端、 白線の上―――。 流れてく外が澱んでく。 誰も居ない海の底みたい。 何もかも僕が忘れたら、 地下鉄に雨が降りだすよ。 水色の冷たいプラットホーム。 速やかに僕は潜り込んで。 何もかも僕は忘れてく、 地下鉄は……。 離れてく僕の後ろには悲しみが小さくなっていく。 どこまでも行ける地下鉄は、 銀色の光、そのもので―――。 |
ペットショップPlastic Tree | Plastic Tree | 有村竜太朗 | 長谷川正 | Plastic Tree | 死にたがりのハムスターがペットショップで回ってる。 ねばりつく熱帯魚の感覚。 風船乗りにでもなりたい。 いっぱいの虫の卵でこんなに頭がふくれるんだ、破裂しそう。 全部、バクテリアの世界。 本当は僕らのものじゃない。 だから何も感じないや、別に。別に。別に。 電線の上、綱わたり。合唱部は悲しい唄。 イワンのバカは落下してった。 誰もいない市営プール。非常階段にはふたり。 抱きあっても混じる事はない液体。 全部、バクテリアの世界。 本当は僕らのものじゃない。 だから何も感じないや、別に。別に。別に。 どうか僕に武器をください。 駄目なら薬でもかまわない。 間違い探しはもう、おしまい。おしまい。おしまい。 全部、バクテリアの世界。 本当は僕らのものじゃない。 だから何も感じないや、別に。 暗がり―――。 閉まったペットショップでハムスターは回り続けてる。 「カラカラ……」 千回、二千回、三千回、何千回? 死んだ。 |
マイムPlastic Tree | Plastic Tree | 有村竜太朗 | 長谷川正 | Plastic Tree | 夜に問う 答えなし 空欄の言葉埋まらず 追憶は刹那放つ お揃いだといいけど 好き 嫌い まばたきの数増えた目に 月の光 さりさり 刺さり やけに煩いから瞼の幕を下ろす 花をつけて 花を散らして 視えないもの演じて僕ら どれもすべて 戯れ言で夢 マイム マイム マイム もう秘密 触れちゃ駄目 結末すら忘れました あやとりは絡まるだけ もう解くのは無理でしょ? 理論 模倣 自作自演の果てに なに 自問自答してるの? それ 歌にしても不純 金糸雀 幕を引く 花をつけて 花を散らして 視えないもの演じて僕ら どれもすべて 戯れ言で夢 マイム マイム マイム 吐息咲いて こゝろは閉じて 嘘つきの掌が舞う どうせ褪せる色事なのに 奇麗 奇麗 奇麗 夜に恋う 応答願う 空白が静かに騒ぐ 朱頂蘭 毒が廻る 観客は居なくなる 花をつけて 花を散らして 視えないもの演じて僕ら どれもすべて 戯れ言で夢 マイム マイム マイム 記憶だけが瞬くばかり 密やかに滅んで僕ら だから今日は おやすみなさい ネムル ネムル ネムル イナフ イナフ イナフ マイム マイム マイム ふらふら うれしく はらはら かなしく ひらひら おかしく ぐらぐら なせかい |
また、堕月さま/mata,otsukisama有村竜太朗 | 有村竜太朗 | 有村竜太朗 | 有村竜太朗 | | フラスコの空は透明に 僕ら その底で不純物 思い出も馬鹿みたい 隠したり見せびらかしたり 忘れちゃうくせに 多分 既読してるのに かくれんぼ 数を数えては返事待ち 気にかけてよ ほっといてよ めんどくさい 自意識は過剰 絡まれ小指の糸 目に映るものは要らぬこと 目に浮かぶものばかり追うの 嗤う月 夢と現 区切るのは言葉だけ 繋がらぬこゝろだから この闇の意味を知り 指切りで契ったのは すぐ側の遠いところって 気づいたら 憂い 憂い 攫われて空はがらんどう どこかよく似てる心模様 あれこれと邪魔だもの 思い出は 残像だらけ 騙されてたいけど無理 遊び歌 しょせん嘘ならば 花がただ枯れていくように 嗤う月 零れて夜 問いかけど答えなく 忘れてく理だと 茫漠の理由を知り 指切りで千切れたから すぐ側は遠いところへ 消えそうで 奇麗 奇麗 記憶はあてにならないでしょう いずれ朝巡りぬ 嗤う月 夢と現 区切るのは言葉だけ 繋がらぬこゝろだから この闇の意味を知り 指切りで契ったのは すぐ側の遠いところって 気づいたの 何故? 嗤う月 零れて夜 問いかけど答えなく 忘れてく理だと 茫漠の理由を知り 指切りで千切れたから すぐ側は遠いところへ 消えそうで 憂い 奇麗 |
真っ赤な糸Plastic Tree | Plastic Tree | 有村竜太朗 | 長谷川正 | 明石昌夫 | 硝子の空に台風が来てるってさ すごい風だろ それだけでほら、笑う理由になる二人だよ 光まみれでもう見えなくなった 目を閉じたらこぼれてくコレは何? さよなら ああ あなたが好きで絡めた想い 真っ赤な糸 ほどけて ああ 魔法が解けた 僕は独りで歩いていけるかな? 硝子の空は割れた 止まっていた世界 動きはじめた 僕ら以外は全部、吹き飛べってはしゃぐんだ 話したい事がたくさんあった 生まれ変わるなら君になりたいな さよなら ああ 会えなくなるね 結んだ想い 真っ赤な糸 ゆびきり ああ やさしい嘘に騙されながらいれたらいい うわごと ああ 名前を呼んだ 呪文みたいに繰り返した 忘れない ああ あなたの声も いろんな顔も 紡いだ心も さよなら ああ あなたが好きで絡めた想い 真っ赤な糸 ほどけて ああ 魔法が解けた 僕は独りで歩いていく さよなら ああ 会えなくなるね 結んだ想い 真っ赤な糸 ゆびきり ああ やさしい嘘に騙されながらいれたらいい さよなら ああ さよなら ああ |
魔似事/manegoto有村竜太朗 | 有村竜太朗 | 有村竜太朗 | 有村竜太朗 | | またねいつかで 最果てに来た 気がふれたような芝居おしまい いつでも夜の黒い瞳が ぼんやりと君見せた 咲いて散りゆく花になれたの? 思惑通り自分騙せた? 問いに答えて◯×記入 見事に全部はずれ 陽炎めいて 君が揺れる 世界は今日は何を攫う 知る由もない 未来のせいで 目に浮かんでも また歪んでさ 欺き合って 嗤いながら ほんとはぜんぶ忘れたいのに 奇麗だねって 消えなくなって 夢に残す 夢に残す 思わせぶりな赤い糸なの どうぞこのまま絡まるままに それとも針で この胸の穴 繕って塞いでよ 影絵みたいな 君を追っても はなやぐ声は透けてくだけで 惑わされたら 触れる事無い 時間が廻る 視界が曲がる 置き去りにした自分に聞いたら 過去形となり あなたはどなた 幻だっけ まやかしだっけ あれ あれ 気づいたら 醒めるのが常ならば つら つら 書きためた 言葉さえ自己摸倣 さら さら いつの日か 触れたもの 灰と舞う 陽炎めいて 君が揺れる 世界は今日は何を攫う 知る由もない 未来のせいで 目に浮かんでも また歪んでさ 欺き合って 嗤いながら ほんとはぜんぶ忘れたいのに 奇麗だねって 消えなくなって 影絵みたいな 君を追っても はなやぐ声は透けてくだけだ 惑わされたら 触れる事無い 時間が廻る 視界が曲がる 離れ難くも記憶は脆く 鮮やかな色 失うばかり まちがいだって まねごとだって 夢に映る 夢に映る 夢に映る 夢を閉じる またねいつかの 最果てでまた 気がふれたような芝居再演 救われたいと 見とれてたけど 滲んじゃって 泣き笑い |
まひるの月Plastic Tree | Plastic Tree | 有村竜太朗 | 長谷川正 | Plastic Tree | みんなキラキラして 嘘に見えて不安だから 7月の高すぎる青い空は嫌いなんだ 雨の後に濡れた細い道で 忘れられた薄い透明なビニール傘 僕みたいに風で飛んだ ずっと繰り返す 脆弱なうたごえの 蝉の声で狂いそうだ (うるさくてたまらない!) まひるに出る 細く長い三日月の切っ先が 針のように静かにそっと僕に刺さってた 胸が痛くなりだして 息が出来なくなるから 酸素が足らない僕は 泣きながら喘いで 胸が痛くなりだして 息が出来なくなるから 酸素が足らない僕は 泣きながら喘ぎ続けていた 水槽で泳ぐ金魚 (さっきからあおむけで ういてみたり、しずんだりして、 まるでぼくのまね?) まひるに出る 細く長い三日月の切っ先が 針のように静かにそっと僕に刺さってた 胸が痛くなりだして 息ができなくなるから 酸素が足らない僕は 泣きながら喘いで むねがいたくなりだして いきができなくなるから さんそがたらないぼくは なきながらあえいで そしてめをとじた |
水色ガールフレンドPlastic Tree | Plastic Tree | 有村竜太朗 | 有村竜太朗 | 亀田誠治・Plastic Tree | ビニール傘の花を閉じた 雨上がりしかでない空 なんかとても すばらしいので 君も見ていたらいいのになあ 夕立ち 止んで ひぐらし鳴く 僕の熱があがってく 水色ガールフレンド 雨色ガールフレンド いつも涙 ひとつせつなく キラメキきらり ユラメキゆらり そんなふうに君といれたらいいのに ふいに突然 思慮深い発言 僕をビックリさせるんだ ボンヤリする 気のせいじゃない 恋の病いって本当だ 水滴 なまぬるく滲む 泣き虫は君の嘘 水色ガールフレンド 雨色ガールフレンド いつも涙 ひとつせつなく あこがれこがれ たそがれこがれ 全部思い通りになればいいのにね 僕の熱があがってく、僕の血が濃くなって―――――。 水色ガールフレンド 雨色ガールフレンド いつか涙 空に返して キラメキきらり ユラメキゆらり そんなふうに君と居れたら 虹色ガールフレンド 夢色ガールフレンド 君の笑顔が虹をわたって届く |
みらいいろ緒方恵美 | 緒方恵美 | 有村竜太朗 | 長谷川正 | 黒須克彦 | 果てなき世界ならば この胸には証しを 同じ涙濡れたら 僕ら笑いあおう 解き放ってった現実で 刻む鼓動にフレーズを 共鳴してく心に音をたてて咲く 名前のない花 おそろいの居場所 僕ら見つける 夢みるように目覚めて 未来までって伸ばした手 つかむ はなす くりかえし探して 思いついてく色で暗闇だって塗り変えながら きおく きずな きぼう と重ねたら みらいいろ ずっと僕らは描いてく 凹凸の鉄の町 寂しさに躓いて 痛くないふりをしてデタラメに笑う そんなロンリネスな論理なんて 全否定で一歩踏み出すよ 透明めいた心に 憧れて揺れる 壊れそうな花 つぎはぎの願い 僕ら捧げて 涙がいつか乾くほど 速く回ってメリーゴーラウンド 遊ぼう 遊ぼう 光まみれになる 思い巡ってく色に 愁しみだって消えていくから きせつ きせき きれい に写してく みらいいろ 望んだのはどんなイメージ? 明日に呼ばれてく 砂時計のルール ひとつ ひとつ 零れていく 忘れてしまうこと 失くしてしまうもの いくつ いくつ あるの? 夢みるように目覚めて 未来までって伸ばした手 つかむ はなす くりかえし探して 涙がいつか乾くほど 速く回ってメリーゴーラウンド 遊ぼう 遊ぼう 光まみれになる 思いついてく色で暗闇だって塗り変えながら きおく きずな きぼう と重ねたら みらいいろ ずっと僕らは描いてく きらめき を確かめて描いてく |
みらいいろPlastic Tree | Plastic Tree | 有村竜太朗 | 長谷川正 | Plastic Tree | 果てなき世界ならば この胸には証しを 同じ涙濡れたら 僕ら笑いあおう 解き放ってった現実で 刻む鼓動にフレーズを 共鳴してく心に 音をたてて咲く 名前のない花 おそろいの居場所 僕ら見つける 夢みるように目覚めて 未来までって伸ばした手 つかむ はなす くりかえし探して 思いついてく色で 暗闇だってぬり変えながら きおく きずな きぼうと重ねたら みらいいろ ずっと僕らは描いてく 凹凸の鉄の街 寂しさにつまずいて 痛くないふりをして デタラメに笑う そんなロンリネスな論理なんて 全否定で一歩踏み出すよ 透明めいた心に 憧れて揺れる 壊れそうな花 ツギハギの願い 僕ら捧げて 涙がいつか渇くほど 速く回ってメリーゴーラウンド 遊ぼう 遊ぼう 光まみれになる 思い巡ってく色に 愁しみだって消えていくから きせつ きせき きれいに写してく みらいいろ 望んだのはどんなイメージ? 明日に呼ばれてく 砂時計のルール ひとつ ひとつ 零れていく 忘れてしまうこと 失してしまうもの いくつ いくつ あるの? 夢みるように目覚めて 未来までって伸ばした手 つかむ はなす くりかえし探して 涙がいつか渇くほど 速く回ってメリーゴーラウンド 遊ぼう 遊ぼう 光まみれになる 思いついてく色で 暗闇だってぬり変えながら きおく きずな きぼうと重ねたら みらいいろ ずっと僕らは描いてく きらめきを確かめて描いてく |
ムーンライト――――。Plastic Tree | Plastic Tree | 有村竜太朗 | 有村竜太朗・長谷川正 | Plastic Tree | おしまいはこんな夜でした 『いつかまたね』って嘘つきなふたり いますぐに会いたいってわけじゃないけど 君のこと思い出します 夜空とは宇宙の一部で手の届かない領域に例えれば 満ちては欠けてく月でした 墜ちては泣けてく僕でした 傷つくことが恐いから 出来るだけ傷つけることはしません まして個人的な感情論 ぶつけるのなんてもってのほかで ともすればプラスティック的関係といえちゃうふたりでしたが それでも 愛おしいと想い こゝろに穴が空いたようです メール画面 開いて閉じて たまに 過去を指さき確認 いつの 記録? 好きな言葉だ されど 記憶 期限切れだ 同じ月 同じこと 胸の奥を照らされたら あと1秒 1光秒 戻るほどに遠い 消えてかない 消えてかない 出口に似た光を かけ昇れば 君に逢える気がしてムーンライト――――。 現実が変っちゃうことは ちょっとは理解してるつもりだけど こんな気持ちに終わりはないし この先もやっぱり尽きなさそうだし 未送信フォルダーを整理 残ってたお願い全件削除 『内容が失われますが、消去してもよろしいですか?』 星に 問えば 煌めきすぎて すごい数で気が遠くなる ならば 呼び名 唱えた呪文 なのに なぜに忘れてくの? どこまでも どこからも 想うのにね 離ればなれ 誰にもない 誰かじゃない 魔法だけが残る 振り向かない 振り向かない 夢の迷路に迷って 立ち止まれば 君が呼んだ気がしてムーンライト――――。 風も街も雨も花も刻も 吹いて揺れて降って舞って止めて 夢に色に熱に酔に恋に 醒めて褪めて冷めてさめていくのは 嫌 嫌 嫌 嫌 同じ月 同じこと 胸の奥を照らされたら あと1秒 1光秒 戻るほどに遠い 消えてかない 消えてかない 出口に似た光を かけ昇れば 君に逢えるんでしょ? くり返し くり返し 胸の奥を照らされたら 君の声 君の影 隠れた闇探す 守れない約束をたよりにして夜空を 追いかけてく ふたりが今繋がるムーンライト――――。 |
メランコリック清春 | 清春 | 有村竜太朗 | 有村竜太朗 | 三代堅 | メランコリックな日差し 太陽がいっぱい 気がふれてく夏 真昼の夢 つたえたい感情 つなげたい愛情 かなり僕は重症 ちぎれたまま ボンヤリ 気持ちは行方不明 沈黙 切り裂く蝉の声 現実捧げて伸ばした手は未来まで届くかな? なぜか 涙こぼれておちた 瞼閉じて君を探したよ もしも 涙枯れてしまえば 何もかもが消えてしまいそう 降りだしたのは、雨。 降りだしたのは、雨。 メランコリックな夜 朽ちかけてく月 不安は進行形 喘いだ夢 目にあまる絶望 手にあまるのは希望 わかんなくて失望 宇宙の底 遠くで はなやぐ笑い声 花火 刹那的に消えた 風でとばされてた願いもどっかで咲くのかな? なぜか 涙こぼれておちた 瞼閉じて君を探したよ だから お願い 声を聞かせて すべて失くなってしまう気がしたら 降りだしたのは、雨。 降りだしたのは、雨。 あんなに 日溜まり はしゃいでた日 いまじゃ忘却の彼方さ 確かな光に伸ばした手は未来まで届くはず なぜか 涙こぼれておちた 瞼閉じて君を探したよ もしも 涙枯れてしまえば 何もかもが消えてしまいそうで 壊れながら 失ないながら 僕らは加速してつき進む 我を忘れ 時を忘れて いつかセツナイモノに変わったなら 降りだしたのは、雨。 降りだしたのは、雨。 洗い流して、雨。 洗い流して、雨。 |
メランコリックPlastic Tree | Plastic Tree | 有村竜太朗 | 有村竜太朗 | | メランコリックな日差し 太陽がいっぱい 気がふれてく夏 真昼の夢 つたえたい感情 つなげたい愛情 かなり僕は重傷 ちぎれたまま ボンヤリ 気持ちは行方不明 沈黙 切り裂く蝉の声 現実捧げて伸ばした手は未来まで届くかな? なぜか 涙こぼれておちた 瞼閉じて君を探したよ もしも 涙枯れてしまえば 何もかもが消えてしまいそう 降りだしたのは、雨。降りだしたのは、雨。 メランコリックな夜 朽ちかけてく月 不安は進行形 喘いだ夢 目にあまる絶望 手にあまるのは希望 わかんなくて失望 宇宙の底 遠くで はなやぐ笑い声 花火 刹那的に消えた 風でとばされてた願いもどっかで咲くのかな? なぜか 涙こぼれておちた 瞼閉じて君を探したよ だから お願い 声を聞かせて すべて失くなってしまう気がしたら 降りだしたのは、雨。降りだしたのは、雨。 あんなに 日溜まり はしゃいでた日 いまじゃ忘却の彼方さ 確かな光に伸ばした手は未来まで届くはず なぜか 涙こぼれておちた 瞼閉じて君を探したよ もしも 涙枯れてしまえば 何もかもが消えてしまいそうで 壊れながら 失いながら 僕らは加速してつき進む 我を忘れ 時を忘れて いつかセツナイモノに変わったなら 降りだしたのは、雨。降りだしたのは、雨。 洗い流して、雨。洗い流して、雨。 |
メルヘンPlastic Tree | Plastic Tree | 有村竜太朗 | 有村竜太朗 | Plastic Tree | 薔薇色 枯らさないで 時計が回るように あの人 愛しくって 魔法をかけてるんだ ごめんね 知らなかった 綺麗な顔のまま 仮面の下は ずっと歪んで泣いてたんだ ねぇ また花開く 麻痺した舌と舌 全てを受け止めて ほら いま腕の中 夢さえ お終いに気づくから 交わりは寂しく 間違いは愁しく このまま時間ごと連れてって 指先が触れたら 何処までも攫っていって 祈ってみても きっとそれに意味はないよ 絡んだ赤い糸も解くと切れてたんだ ねぇ でも咲いてくの 色めき 毒のよう 多分もう戻れない あの日の小夜曲 目眩の渦のなか 追いかけて 鮮やかな幻 褪せないで瞞し 知らない秘密だけ告げるような くちづけで暗闇 涙ただ溢れて なんで? 不思議な気分だった 鼓動が早くなって あの人 愛しいのに 何も感じないや 夢さえ お終いに気づくから 交わりは寂しく 間違いは愁しく このまま時間ごと連れてって 指先が触れたら 何処までも攫って 目眩の渦のなか 追いかけて 鮮やかな幻 褪せないで瞞し 知らない秘密だけ告げるような くちづけで暗闇 涙ただ溢れて なんで? |
「雪蛍」Plastic Tree | Plastic Tree | 有村竜太朗 | 有村竜太朗 | | 「雨ときどき雪。」 「愛ときどき嘘。」 東京の冬は天気予報よりも寒くて 口癖の真似はまだとれないまま 一緒だったって証拠探す僕がいるよ こぼしたため息 想いがつまったように ふわりうかんでくよ 雪が降る前に君に会いたい 瞼閉じるたび 君が泣いて 暗闇で蛍みたい 光ったら いつか消えた 寒がりな君は 今頃どこかで 切れぎれの笑顔うかべながら雨を見てる 忘れても悲しい? 願っても苦しい? 明日にはきっと街は全部白く変わる 同じ時間ゆらいで よせていた頬が ひとり冷たい 冬がココロを磨いていくよ 瞼閉じるたび 追いかけてく 暗闇に雪が舞って 悲しいほど きれいだった 雪が降る前に君に会いたい 瞼閉じるたび 君が泣いて 暗闇で蛍みたい 光ったら いつか消えた そして雨が雪に変わってく あふれる想い出さえ凍えそうで 届かない 僕の声も 届かない伸ばした手も ずっと |
夢落ちPlastic Tree | Plastic Tree | 有村竜太朗 | 有村竜太朗 | Plastic Tree | 始めから全部これは夢でした そんな終わりかもなぁ 星も生まれては消滅するから 極論どうでもいい どれくらい経った?現在?過去?未来?散らかった疑問符です 秘密色の空 知らない気持ちまで すべて映すつもり 寂しさの定義って 数式じゃないし 意味のない謎掛けだって 笑う きらり ゆらぎ 儚ない日々は まるで光の粒のようだね あわく あまく 忘れる頃に 今日が始まるのでしょう 割れた画面からとりあえず流す 壊れかけのメロディ 傾いた世界 徒然なるままどこまでも行こうよ ありがとう ごめんなさい 合言葉どっち? 見せかけの張りぼてだねって 燥ぐ めぐり めぐる 季節はいつも どこか眩しい淺い憂鬱 ひとつ いくつ 失くなる前に 全部閉じ込めたら 束ねた願い事も 重ねた絵空事も 答え合わせはもう時間切れ さようなら またいつか きらり ゆらぎ 儚ない日々は まるで光の粒のようだね あわく あまく 忘れる頃に 今日が始まるのでしょう めぐり めぐる 季節はいつも どこか眩しい遠い憂鬱 たどる あそぶ 生命を泳ぐ いつか追いつけるかな? |
ライフ・イズ・ビューティフルPlastic Tree | Plastic Tree | 有村竜太朗 | 有村竜太朗 | Plastic Tree | 左目には泣いて視えました 右目には笑って視えました 目と目の間に処理できない気持ちがいまだになんか在るんです 初めて上野駅へ行ったのは めずらしく雪が降るクリスマス 終電はもう向こう側 遠くに行っちゃう光を見送れば対照的 楽しすぎたから 喋りすぎたから 今度は黙って世界の音に耳を傾けた 公園の奥の消灯している博物館で剥製達は永遠の夢を見てる 例えば こんな美しい今日もそうあるようにと一瞬思う 舞ってる雪は積もりそうにもない ライフ ライフ ライフ ライフ ライフ イズ ビューティフル ライフ ライフ ライフ ライフ ライフ イズ ビューティフル ライフ ライフ ライフ ライフ ライフ ワズ ビューティフルデイズ ワズ ビューティフルデイズ ワズ ビューティフルデイズ 僕は君が好きなふりをして 君が好きなものを好きとして だからまた誰かしらにそんな感情が芽生えるなら 全部そうする これらを録音した僕の歌を逆回転して再生すれば 記憶はキュルキュルキュルキュルキュルキュル虚しい呪文を唱えだして 切って貼っていった言葉全部 散って舞って逝ってしまうようです つまりは僕らは世界でちいさくメラメラ燃えるゴミになるの ライフ ライフ ライフ ライフ ライフ イズ ビューティフル ライフ ライフ ライフ ライフ ライフ イズ ビューティフル ライフ ライフ ライフ ライフ ライフ ワズ ビューティフルデイズ ワズ ビューティフルデイズ ワズ ビューティフル ライフ ライフ ライフ ライフ ライフ イズ ビューティフル ライフ ライフ ライフ ライフ ライフ イズ ビューティフル ライフ ライフ ライフ ライフ ライフ ワズ ビューティフルデイズ ワズ ビューティフルデイズ ワズ ビューティフルデイズ ちいさく吹雪く闇が なんでこんなにいつ迄も まだ綺麗 いつも見えない奥が なんか哀しくなるほどに ただ綺麗 そんな感情 なんとか伝達できますようにとタコ足配線で電球を 点滅 明滅 寂滅 消滅 光に気づいた皆様に あらゆる仮面を用意しておかなきゃ 陳腐な怪人百面相だ 泣いてる顔はどうだったろう? 笑ってる顔はどうだったろう? ねぇ? ライフ ライフ ライフ ライフ ライフ イズ ビューティフル ライフ ライフ ライフ ライフ ライフ イズ ビューティフル ライフ ライフ ライフ ライフ ライフ ワズ ビューティフルデイズ ワズ ビューティフルデイズ ワズ ビューティフル アイ アイ アイ アイ アイマイミーマイン あい あい あい あい あいまいすぎて 愛 愛 愛 愛 愛されたいだけです ワズ ビューティフルデイズ ワズ ビューティフル ワズ ビューティフルデイズ ワズ ビューティフル ワズ ビューティフルデイズ |
RustyPlastic Tree | Plastic Tree | 有村竜太朗 | 長谷川正 | Plastic Tree | close your life そうやって植えつけるんだね きっと ずっと 苦しまされる close your life 見えてくる「病院」の中 暗くしよう 明かりを消して 嘘の中まで ひどく居心地いい 目眩のような 君の言葉が好き close your life フロアでは動物的な 嫌な 音が 響き始めた 錆びたパイプを ずっと流れてゆく 退屈な午後 僕は追いかけるよ we have something don't hart yourself また零れてく… 長い廊下で…今… くもりだしそう 僕の目の前から 迷い込む僕 何も見えなくなる we have something don't hart yourself また零れてく… 長い廊下で…今… I know how it is 暗い病室 僕 サナギになりそう |
ラストワルツPlastic Tree | Plastic Tree | 有村竜太朗 | 長谷川正 | Plastic Tree・増渕東 | 蒼いインク そんな夜だ フラフラ 月を見てて迷子だよ 闇のどこか 貴方の声 ハラハラ 泣いてるのはなんでなの? 心が星座のように 繋がれるなら 想うよ 一晩中 だから おやすみ 何度でも きれいな夢だけ 貴方に見せてあげる 踊ろうよ 契りあうように 手をとり ラストワルツ 赤いインク そんな涙 ポロポロ 零れ落ちて綺麗だね 夜を裂いて 闇をめくり ユラユラ 何処まででも連れてくよ 点滅 唄ってるよ 銀の星クズ 聴こえる 一晩中 だから おやすみ 何度でも やさしい夢だけ 貴方は見てていいよ 踊ろうよ 千切れないように 手をとり ラストワルツ 何度でも きれいな夢だけ 貴方に見せてあげる 踊ろうよ 契りあうように 手をとり ラストワルツ 何度でも 命を泳いで 貴方に巡りあうから さようなら もう行かなきゃ 手をとり ラストワルツ 手をとり ラストワルツ |
落花Plastic Tree | Plastic Tree | 有村竜太朗 | 長谷川正 | Plastic Tree | 空虚感 適切なの それ 歌にしてみてるの これ 最果てに辿りついたようなグラデーション いま夜明け 何千回こんな感じだっけ? 自己啓発すら笑止 でも今日は いや今日もなんだけど また明日も個の儘で 目の前に選択肢があって 私利私欲な感情で選んで 正しくも間違ってもなくて 過ぎてくの 日々 無下に咲いては 散り落ちし花 風は何処にこゝろ攫うの? 忘れ難きと記憶を追えば 鮮やかな様 僕だけが透ける ふと気づくと 2,3分寝てた ずれてる秒針進む うわのそら 存在なくなって 消えてく感覚 わかる? 結末を忘れてく論理 運命も自己批判も浄化 必要か不必要じゃないか 問いかけて 日々 我を忘れし季節 束の間 風に言の葉 騒いでやまぬ うれしかなしき とめどなきかな 賑やかなまゝ 夢のやうに閉じる なぁ 誰か いつまでも側に居てはくれまいか 然すれば このような愚行だって意味を持つ ねぇ どうぞ好き勝手に踊ってってくださいな もう だけど時間切れ 暗転 がらんどう 無下に咲いては 散り落ちし花 風は何処にこゝろ攫うの? 忘れ難きと記憶を追えば 鮮やかなれど あなたはどなた? 故に触れぬ絵空と知れば さよならいつか 世界へと堕ちる |
理科室Plastic Tree | Plastic Tree | 有村竜太朗 | 長谷川正 | Plastic Tree | 理科室で外を眺めてた。グラウンドは誰もいないや。 僕はただ火をつける真似。灰にする、そっと全部―――。 ゆらいで、ゆらいで、君の笑顔歪んだ。 ちゃんと、ちゃんと、見れなくなるくらい。 なんで、なんで、涙がこぼれるの? 理解はできないけど、 答えなんかいらないから空を仰ぐ。 インチキな言葉と感情はフラスコのなかで混ざった。 擦り減って、失くなってしまうよ。まるで僕、白いチョークだ。 にじんで、にじんで、キラめいて見えるんだ。 不安で、不安で、考えるのも嫌だ。 そして、そして、ボンヤリ思うのはいちばん遠いところ。 それはきっと、 多分きっと、君の心―――。 わかりあう事が愛だって聞いた。それが本当ならみんなひとりぼっち。 ずっと、ずっと。 ゆらいで、ゆらいで、君の笑顔歪んだ。 ちゃんと、ちゃんと、見れなくなるくらい。 なんで、なんで、涙がこぼれるの? 答えなんかいらない! にじんで、にじんで、キラめいて見えるんだ。 不安で、不安で、考えるのも嫌だ。 そして、そして、ボンヤリ思うのはいちばん遠いところ。 それはきっと、 多分きっと、君の心―――。 こんな僕を燃やすだけの火をください。 |
リプレイ Plastic Tree | Plastic Tree | 有村竜太朗 | 有村竜太朗 | Plastic Tree | 最終便の観覧車―――。 君と僕が夜に浮かんでく。 星空とパノラマの街の光と光の真ん中らへん。 右手の中にある温もりは、いつか違う人を照らすでしょう。 リズムが早くなりだす鼓動。君の名を叫ぶ心臓です。 約束交わさずに、いつかまた逢えるなんてどんな魔法だろ? ごめん、ありがとう、さようなら、言いたくない言葉しか出なそう。 気が遠くなるほどの未来で、心が重くってうずくまる。 永遠によく似た10分間。その度、思うんだろう。 廻る、廻る、二人がほら夜に闇に光探す。 恋しい、愛しい、想うゆえに胸がひどく苦しい。 真夜中、止まった観覧車―――。 忘れ物を取りに来たんだよ。 瞬間接着剤の涙。開いた傷だってくっつけた。 あー、そうでした。俺、こんなでした。君と会う前、自分嫌いでした。 だから胸のいちばん奥で君の名を呼ぶんだよ。 廻る、廻る、心がまだ夜に闇に君を探す。 恋しい、愛しい、知らない間に消えてしまう光。 確かなものなんていらないや。涙で悲しみを拭く。 大丈夫。それでも僕だった。 何もない右の掌で、残ってる温もりが騒いだって。 まぶた閉じた。記憶墜ちた。星が瞬く隙に歌う。 100年分の鼓動のせて響く、声が届く。 巡る、巡る、君を想う。ひとつ、ひとつ、忘れながら。 廻る、廻る、あの日のまま二人、夜に浮かぶ―――。 あ、また同じとこ。戻ってきたら朝だよ。 赤。青。夢。嘘。色づく空。 帰宅。始発。陽射し。窓。きらめく世界流れた。 もう手を振らなきゃ、 サヨナラだよ―――。 |
涙腺回路Plastic Tree | Plastic Tree | 有村竜太朗 | 有村竜太朗 | 明石昌夫・Plastic Tree | 涙腺 枯れた 回路 なにが外れちゃったんだろ? 最後―――――見えた君はどんな形だったけな なんか忘れたんだよ なんか忘れないんだよ ロンリー キレイ事ならキライでしょ? なんで思い出せない? なんで思い消えない? ロンリー かかんない魔法試してよ 夕立 濡れた残骸 愁しそうな影なの 雨の匂い 満ちて アスファルト 染まってくの なんか言いかけたろ? なんか隠したんでしょ? ロンリー 戯言でも 飾んなきゃ なんで絡まるんだろ? なんで捻れちゃうんだろ? ロンリー 切れない糸 ほどいてよ 見上げれば僕は雨の檻 ずっとずっと降って 囲まれた僕を裁くのは きっときっと君で 感情 チューニング狂う ト音記号歪んでさ あえぐ 言葉 加速 ひたすらただクロールだよ なんか欠けてたんだろ? なんか落としたんだろ? ロンリー 端っから ねぇ なかったの? なんで笑い慣れても なんで痛がりなの? ロンリー 不実な身に 祝福を! 見上げれば僕は雨の檻 ずっとずっと降って 囲まれた僕を裁くのは きっときっと君で 見上げれば冷たい雨の檻 もっともっと降って 温かいモノが流れたら きっときっと、 涙――― |
涙腺回路ゆきむら。 | ゆきむら。 | 有村竜太朗 | 有村竜太朗 | Nagacho・西川進 | 涙腺 枯れた 回路 なにが外れちゃったんだろ? 最後―――――見えた君はどんな形だったけな なんか忘れたんだよ なんか忘れないんだよ ロンリー キレイ事ならキライでしょ? なんで思い出せない? なんで思い消えない? ロンリー かかんない魔法試してよ 夕立 濡れた残骸 愁しそうな影なの 雨の匂い 満ちて アスファルト 染まってくの なんか言いかけたろ? なんか隠したんでしょ? ロンリー 戯言でも 飾んなきゃ なんで絡まるんだろ? なんで捻れちゃうんだろ? ロンリー 切れない糸 ほどいてよ 見上げれば僕は雨の檻 ずっとずっと降って 囲まれた僕を裁くのは きっときっと君で 感情 チューニング狂う ト音記号歪んでさ あえぐ 言葉 加速 ひたすらただクロールだよ なんか欠けてたんだろ? なんか落としたんだろ? ロンリー 端っから ねぇ なかったの? なんで笑い慣れても なんで痛がりなの? ロンリー 不実な身に 祝福を! 見上げれば僕は雨の檻 ずっとずっと降って 囲まれた僕を裁くのは きっときっと君で 見上げれば冷たい雨の檻 もっともっと降って 温かいモノが流れたら きっときっと、 涙――― |
恋ト幻/rentogen有村竜太朗 | 有村竜太朗 | 有村竜太朗 | 有村竜太朗 | | 「何時間でもこのままいたいよ ただ君の顔だけ見てたいの」 そんな都合いい事なんてないわけで あんな甘ったれた幻想に 戻りたい 戻れない なんで? 帰りたい 帰れない そっかぁ 触りたい 触れない じゃあさ 会えないんだし 知らないでいいよ くちづけで咲いて 躯で色づいて きれいな果実が生ったなら 地面に落ちて腐っていくみたいに愛し尽くせたら良かったなぁ 欲しくって 欲しがって ばっか 遮って 彷徨って 空中 からかって ちらかってるまんま 片付かない 感情やだ 薬で飲む記憶 溶けて底漂う 効き目が切れたのは いつの事?誰の事?だっけぇ? 「何時間でもこのままいたいよ ただ君の顔だけ見てたいの」 そんな都合いい事がもしもあれば こんどは甘ったれた幻想に 覚めないで 醒めないで いるよ 消えないし 消さないし なんて ズルだけど コレだって デモにして 書き留めた どこだって そばだって いくよ ほらだって ここだって いるよ |
六月の雨Plastic Tree | Plastic Tree | 有村竜太朗 | ナカヤマアキラ | | 目を開けたままで 眠ってるみたいだな ボンヤリ 傘がない僕だよ 水色 水滴 銀色 空模様 望んでた六月の雨だよ 引力で堕ちて 重力で堕ちて 全部 ねぇ こぼれてしまうから いったりきたり 何千回ブルー? きっと もう どこにも居ない 君が降らした小さな雨 歪んでくのははなやぐ記憶 同じものだけ見てられたら どこまで解りあえたのかな? アジサイの行列 黒い傘の葬列 騒がしい六月の雨音 錯覚おこして 窒息おこして 全部 ねぇ 忘れてしまうから いったりきたり 何千回メロウ? 小さい声 とぎれとぎれ 君が降らした小さな雨 薄れてくのは悲しい記憶 全てに笑いかけられたら 離れないでいられたかな? 君が降らした小さな雨 歪んでくのははなやぐ記憶 同じものだけ見てられたら どこまで解りあえたのかな? 止まない雨に打たれる事が、 今はこんなに優しく思う――――――。 |
ロムPlastic Tree | Plastic Tree | 有村竜太朗 | ナカヤマアキラ | Plastic Tree | けっきょく 目が覚めたら 手つかずの世界がまた始まり 伴奏つきの夢の リアルな感触が残っていた 全部 モノクロじゃない 光まみれで君と手を繋いでいたっけ? そう繋いでたんだ 単純 僕の中で 素直に流れてる赤いモノと リンクしてるように 素直に回ってる日々の憂い 全然 消えそうにない 離してしまった憧れが募っていって また目をつむった 閉じた瞼の 赤い闇 何を見てたの? ほら 気づいたら ボンヤリと開いた 飾る花を探してみるよ 覚めた時間を辿りながら 邪魔な視界は無視しながら 冷たい針を戻して 冷たい針を戻して 迷走 無理承知で 試行錯誤くりかえして進む 感情 溢れ出して 言葉 仕草 涙 日々 切実 退屈 同じ景色 作りすぎた僕だけの窓を閉めていった もう見ないように 壊れそうなほど 何度でもドアを叩くよ ほら 気づいてよ 君の手で開いて 飾る花を探してみるよ 覚めた時間を辿りながら 邪魔な視界は無視しながら 冷たい針を戻して 冷たい針を戻して 飾る花を探してみるよ 覚めた時間を辿りながら 邪魔な視界は無視しながら 冷たい針を戻して 飾る花を探してみるよ 覚めた時間を辿りながら 邪魔な視界は無視しながら 戻していく 飾る花を見つけられたら 失くした声で唄いながら 見えない風を集めていくよ 冷たい針が回った 冷たい針が回った |
ロールシャッハ(左)Plastic Tree | Plastic Tree | 有村竜太朗 | 有村竜太朗 | Plastic Tree | 午前0時―――― 鏡のなかに出演してる知らない僕だ 朝が来ても忘れぬように 夜が来ても失くさぬように 「ばいばい」だとか「さよなら」だとか 「またね」だとか「いつかね」だとか 全部 言って 聞いて 見せて 同じような表情(かお) トゥトゥトゥルトゥトゥトゥトゥトゥトゥー トゥトゥトゥルトゥトゥトゥトゥトゥトゥー トゥトゥトゥルトゥトゥトゥトゥトゥトゥー トゥトゥトゥルトゥトゥトゥトゥトゥトゥー |
ロールシャッハ(右)Plastic Tree | Plastic Tree | 有村竜太朗 | 有村竜太朗 | Plastic Tree | ひとつ ふたつ 鏡のうえにヒビが入り割れて崩れた 僕と僕のふたりの模様 描くことないひとつの模様 「あいたい」だとか「あえない」だとか 「ひつよう」だとか「いらない」だとか 全部 消えてしまったのにな 同じような唄 トゥトゥトゥルトゥトゥトゥトゥトゥトゥー トゥトゥトゥルトゥトゥトゥトゥトゥトゥー トゥトゥトゥルトゥトゥトゥトゥトゥトゥー トゥトゥトゥルトゥトゥトゥトゥトゥトゥー |