ナカヤマアキラ作曲の歌詞一覧リスト  55曲中 1-55曲を表示

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曲名 歌手名 作詞者名 作曲者名 編曲者名 歌い出し
メデューサPlastic TreePlastic TreeナカヤマアキラナカヤマアキラPlastic Tree編み込んだ目は味わい深く さりげなく ミステリアスとか 意味深に言っておこう 触らぬ神に祟りなし って言うでしょう 目は合わせるな 鏡越し 故に曖昧  通りで買ったカーネーションが変色したら逃げるんだ 計算式だけじゃ手に負えずに迎えが来るよ  言葉につまる瞬間に 我が身引き裂ける想い 側にいないとかって些細な議論は 今不必要 思っていても鼓動で 我が身破裂寸前の危機 錆びたナイフは捨てておこう あしたは晴れる  マネキンヘッドを投げつけた 街灯が点滅始めた  どうしたら また紙粘土的なものに 斬新ね とか言うのもなんか違う 君子危うきに近寄らず  って言うでしょう 視線はクロール 空返事 故に仄か  低温保存溶け出した 脱兎の如く逃げるんだ 前線は撤退だ 万策尽き 半死半生  言葉につまる瞬間に 我が身引き裂ける想い 堪忍袋の尾が切れそう 議論はもう不成立 思っていても鼓動で 我が身破裂寸前の危機 錆びたナイフを捨て忘れ あしたは雨  マネキンヘッドを踏み付けて 交差点で傘を捨てた  言葉に詰まる瞬間に 我が身引き裂ける想い 無くなって困るものは無い 議論はまだ続くかい? 思っていても鼓動で 我が身破裂寸前の危機 錆びたナイフは研ぎ上げた あしたの為に  心は何処に向って 我が身諸共粉砕し 救いようない顛末を ああ無情と欺いて 一晩経って我に返る 二階級特進回避 研いだナイフに錆びが浮き 雨は雪に  マネキンヘッドを蹴り上げた 信号は青に変わり マネキンヘッドは粉々に ダイヤモンドダストの恋
Light.Gentle.and Soul.Plastic TreePlastic TreeナカヤマアキラナカヤマアキラPlastic Treeなるべくなら僕は 今日じゃなくて明日でもなくて いっそやめてしまいたい 出会うべくして出会った様になんて 無茶が過ぎてて いっそやめてしまいたい  なるべくなら僕は今日は そうだ不治の病だ そっとしてほしいみたい 出会いとかほら向いてないじゃないか 無茶が過ぎてて そっとしてほしいみたい  それでも異常なほど騒がしくて あまりにうざったくて呆れていた “カードをめくってごらん 今に良い事あるさ” 僕なりの道化を演じてようか  mistake. adjust. like. better. stronger. mistake. adjust. life. bias. stroke. mistake. adjust. live. gender. stranger. mistake. adjust. light. gentle. soul.  なるべくなら 僕の些細な愛のようなものには すっと消えて欲しいのに 「出会う事なく何もなかったでした」 無茶が過ぎてて すっと消えて欲しいのに  それから終末の地獄の如く 選択肢限られて呆れていた “カードをめくってごらん どうしようブランクだけど” 僕なりの道化は崩壊手前  mistake. adjust. like. better. stronger. mistake. adjust. life. bias. stroke. mistake. adjust. live. gender. stranger. mistake. adjust. light. gentle. soul.  mistake. adjust. like. better. stronger. mistake. adjust. life. bias. stroke. mistake. adjust. live. gender. stranger. mistake. adjust. light. gentle. soul
エクジスタンシアリスムPlastic TreePlastic Tree有村竜太朗ナカヤマアキラPlastic Tree二元的な解釈で 実存主義理解してる このマテリアル妄想 あのメモリアル崩壊 斜に構えて何諭す? 理論武装誤魔化せてる? そのフォトグラフ嫌い それオリジナルじゃない  ねぇ 透きとおって好きすぎて 見えなくなるから もう 現実も幻覚も 同じ顔だ そう 嘘つきで色つきで ずっと騙してて あぁ くらくらときらきらと 瞳孔  フィードバックで埋もれてる コミュ症な歌とか好き そこディレイとかかけて あとリバーブも足して  ねぇ 透けすぎて素になって 聴けなくなりそう もう 原形も幻影も どうでも良いや そう いつわりでいつまでも どうか謳ってて あぁ ぐらぐらとぐるぐると おかしな感じ  被写体 いなくなって ピントがあわなくって ぼやけてぶれまくって 写せない  ねぇ 透きとおって好きすぎて 見えなくなるから もう 現実も幻覚も 同じ顔で そう 嘘つきで色つきで ずっと騙してて あぁ くらくらをきらきらを 捉えた瞳孔  被写体 君になって ピントがちゃんとあって 「いま、世界触れたよ」って 笑った
scenarioPlastic TreePlastic TreeナカヤマアキラナカヤマアキラPlastic Tree明日から 明日から そんな事ばかり言ってたら ここはどこ? ここはどこ? 楽して過ごしていけるかな オカシイナ? オカシイナ? ボクハネテイタハズダヨネ? 赤い眼のヌイグルミ 僕が担いで踊ってる  常連様のいつでも仮面のズレた紳士 曰く “繰る繰る舞え 飛べ 飛べ 飛べ” 唐草模様なびく ギロリ睨んで空を仰ぐ “繰る繰る舞え 飛べ 飛べ 飛べ”  明日から 明日から それの何がおかしいのかな ここはどこ? ここはどこ? ここがどこでも別にいいや オカシイナ? オカシイナ? ボクノネムレルサイノウハ? 青い眼のヌイグルミ 僕を引き摺り歌ってる  常連様のいつでも指輪ギラギラ淑女 曰く “繰る繰る舞え 飛べ 飛べ 飛べ” 唐草模様は裂け ギロリ睨んで這いつくばる “繰る繰る舞え 飛べ 飛べ 飛べ”  そう悩ましく そうすべからく 空想微粒子 末枯れたら  一秒 二秒 三秒 もういいですか? あぁそうですか “繰る繰る舞え 飛べ 飛べ 飛べ” なんで?ナゼ?何故?どうして? ユラリ揺られる あぁ悠久に “繰る繰る舞え 飛べ 飛べ 飛べ”  そう悩ましく そうすべからく 空想微粒子 末枯れたら
プラットホーム氣志團氣志團有村竜太朗ナカヤマアキラ氣志團衛生的。 タイルの駅。 どこかで笑い声、ケラケラ。 僕だけ目を閉じて耳を塞いだ。  水色の冷たいプラットホーム。 速やかに僕は潜り込んで。 何もかも僕は忘れてく。 地下鉄は闇のなか、進んで―――。  矢印は<幻想行き>。 前髪伸びすぎて、そう見えた。 とぎれたホームの端、 白線の上―――。  流れてく外が澱んでく。 誰も居ない海の底みたい。 何もかも僕が忘れたら、 地下鉄に雨が降りだすよ。  水色の冷たいプラットホーム。 速やかに僕は潜り込んで。 何もかも僕は忘れてく、 地下鉄は……。  離れてく僕の後ろには悲しみが小さくなっていく。 どこまでも行ける地下鉄は、 銀色の光、そのもので―――。
creepPlastic TreePlastic Tree佐藤ケンケンナカヤマアキラPlastic Tree揺れる哀しいひかり 褪せてく理由ちぎった夢 月下の明けない夜に 重ねた影切り取って  君と等しい距離を 繋いだ先違った視線 嘘は躊躇う声に 憂いの罰 不都合な感情  時間が 記憶隠してくなら 連れてくのなら 止めないでいて  欠けた月が剥がれては千切れてく 薄れて痛み欠落 見えない糸に藻掻いては絡まってく 焦がれて想い残した 独り  陰る淋しいひかり 染めてた夜滲んだ夢 星が見えない空に 渇いた闇ひろがってた  君の冷たい涙 溢れる先伝った指 嘘は優しいから 抱えた罪繕ったまま  時雨が 孤独溶かしてくなら 流せるのなら 止まないでいて  描く日々を違えては失ってく 掠れた知らない結末 癒えない傷が汚れては蝕んでく 咎めた儚い願いの跡  閉じこめた今が ただ朽ちていく 刹那彷徨って 届かない明日は遠く 終わりのない過去だけ辿ってく  裂けそうな胸の鼓動 割りきれずに 縺れて乱れて 残響 残像 途切れ  消えそうな矛盾の罠 張り巡らし 螺旋状のからくり 幻聴 幻想 縫って 心縛ってく  欠けた月が剥がれては千切れてく 薄れた痛み欠落 見えない糸に藻掻いては絡まってく 焦がれた想い壊れて 堕ちた世界 離れては解けてく 寂れた浅い眠りの淵  閉じかけた瞼から 零れてく理由に哀しんで 償いの涙なの? 終わりのない過去だけ辿ってく
シンクロPlastic TreePlastic Tree佐藤ケンケンナカヤマアキラPlastic Tree夜の隙間に 色のない僕は溶けて 涙落ちては 悲しみ散らばるから 解いた謎だけ 新しい景色の中 小さな鼓動 今刻んでく 始まり告げて  独り 零れた溜め息 僕は掬って 渇き癒せない心は散らかるだけ  黄昏れてはすれ違い見失う 違えた距離 離れてたって約束は繋がってく 変わらない絆の跡  照らしたひかりが 流れる星になり 追いかけたスピードは 知らずに加速してく さよなら ひらひら 過ぎてく切ない日で 重なってくイメージを描いて シンクロの途中 ずっと消さないでよ  閉じた瞳で 戻れない景色探し 痛み疼いた傷口 嘘で塞ぐ  儚さ知った過ちに 歪んでく荒んだ街 抱えてきた約束と 信じてく強さを胸に  僕ら 幾重も逸れた眠れない夜越えて 途切れてたロジックが 君とのこたえになる 巡っては しらしら 染まってく季節にも 流れてくフレーズは滲んだ 白黒の空  誰かじゃない僕としていられるように 「何かでいられたら僕である」とかじゃなく 「何かを失くしたら僕じゃない」と気づかなきゃ  立ち止まり 理由も意味も見えなくなりそうだけど 止められない時間瞬く 鏤めた煌めき掴んでくから  時にはすべてが無意味に思えても 残されたトレースが いつかの地図に代わる さよなら きらきら 過ごした眩しい日に 重ねてたイメージは 今もシンクロしてく ずっと消せないように
フラスコPlastic TreePlastic TreeナカヤマアキラナカヤマアキラPlastic Tree例えようのない 此処は輪郭線あやふや 其処に幾つもの鐘が 並んでるだけなんだ  「一つだけ選ぶといい」 何処からか聞こえたような気がしたから 一つ適当に選んだら 「いいかい うまく鳴らしたいなら 君の好きな事や夢とか そんな事を願い鳴らせばいい」 と また声が  鐘の音で琥珀の虫のような思いが開放されてく 僕は曖昧に笑いだす  遮る物ない此処は輪郭線あやふや 何処で独りきり? 特に寂しくはないんだ  こんな他愛も無い事で笑えるんだったら 何時迄も此処に居たい 余韻だけが響いてる  鐘の音で琥珀の虫のような思いが開放されてく 僕は曖昧に笑いだす きっと此処はひどく小さい世界なのでしょう フラスコ位の世界 曖昧に笑えれば
スラッシングパンプキン・デスマーチPlastic TreePlastic TreeナカヤマアキラナカヤマアキラPlastic Tree今日のパイプは特注のこの2本持っていこう  “パーティの時間だ! ” っていつも君はうるさいな 今日はなんか祭りとか言うだけ言って 終いに“なんでメイクしない? ” って ほんと君はうるさいな  惚けているんだ 僕だってわかってるよ 今日は何の日 聞くまでもないだろう  午後5時だ くすんだ路地目指して パンプキンたちに 有罪判決を下そう  フランティックパイプ カラカラ引きずってれば スラッシングパンプキン奴が来た また来たと騒ぐ  ぐちゃぐちゃにぐちゃぐちゃにもてなそう  “キャンディーは嫌いだ 錆びた味ばかりだ” “そんな事言わないで ちょっと待って” から5分  ラララ口ずさんで“ほーらビスケットだ” って君は優しいよね 今日も僕は反抗期  惚けているんだ 僕が持て余した 愛しい笑顔を 忘れるわけないだろう  午後5時だ 強烈なニオイ漂うパンプキンたちに 有罪判決を下そう  ラスティフレーバー クルクル回していれば スラッシングパンプキン奴が来た また来たと騒ぐ  ぐちゃぐちゃにぐちゃぐちゃにもてなそう  午後5時だ くすんだ路地で今日もパンプキンたちに存分に鉄槌を下そう  ヴィクティムハンマー ギラギラ月下に眩しく スラッシングパンプキン 迷想にズブ濡れて  今日も僕は不味いキャンディーを咥え パンプキンたちが泣き叫び震えてると 指差してケラケラ笑ってたらしい  スラッシングパンプキン 迷想にズブ濡れて心中 ぐちゃぐちゃにぐちゃぐちゃに悶える
感傷ダイアリーPlastic TreePlastic Tree佐藤ケンケンナカヤマアキラPlastic Tree哀歌(エレジー) 加速してく残響だ 旋律(メロディー) 日々口遊むように さめないのは夢 止まないだけ 移ろう目を閉じたまま  描いては来る彼方を 刻んでく答えにして 未来のない 空の青 君と 今 追いかけた  跪いては過ぎた夜を 繋いでく言葉にして 色のない景色 染める 所業(カルマ)  悲しいのは 触れられない残像 永遠 君 離れてくようで 切ないのは わりきれないだけ 煩う恋 消えないまま  浮かんでは闇漂って 沈んでは影連なって 名前のない声と衝動 僕に 今 問いかけて  巡っては過ぎる夜を 紡いでく言葉の糸 解けない嘘に  あの日 窓がそっと欠伸して 揺らいだ 不意に カーテン押し当てる 隣 君もふっと欠伸した 部屋には 散らかる僕の破片  描いてた来る彼方を 刻んでも答えなくて 未来のない 空の青 君と ただ 追いかけた  選んだそれぞれの日々 繋いでた言葉消して 色づける 涙  繰り返して彷徨って 抱えては折り重なって 願いのない籠の中 僕は 手を伸ばすから  たとえば 燃えるゴミのように 世界が明日終わっても 色のない僕を 染めて 所業(カルマ)
カオスリロンPlastic TreePlastic Tree佐藤ケンケンナカヤマアキラPlastic Tree足りない期待半分 要らない未来半分 堕ちてしまいそうな運命逆らっても 理由となる前提なんて コレクションした安い偏見ばっかで くるくるくるくる しょうもない世界  千年先の忙しい今日も きっと知らない事だって曖昧で ずっと リプライ 間違い を繰り返し 縛られたままエンド。 拝啓 感傷ない君へ  見えない理想郷と 癒えない負の連鎖 両目しまい込んで 願い押しつけんの? カウントダウン数えてんだって こんなもんじゃないって まだ本気出してないって だらだらだらだら 「げ。」 時間切れ  散文的な世界 今日も後悔だらけ 言葉は反転で そっと触れた透明な嘘 遠く重なってったのは残像 拝啓 哀憐ない日々へ  渇いた砂の時計 君を溺らせた 隠れ手招きする とおりゃんせ とおりゃんせ  千年先も 会えない夜は きっと感情脆くって単純で ずっとセオリー通りは裏返し 矛盾抱えデータ消去 永遠 無常な日々で  渇いた砂の時計 君を溺らせた 手繰り手招きする とおりゃんせ とおりゃんせ  溢れる涙時計 僕は溺れてた 仰げば 素晴らしきこの世界 とおりゃんせ  自分知ることさえ こころはもつれて あらゆる色の中で 幾千の夜に願うだけ
リコールPlastic TreePlastic Tree佐藤ケンケンナカヤマアキラPlastic Tree朝 目覚める度に また 僕は消えてく 手に 木洩れ日落ちて 空 見上げてた  光の雨 笑ってる君がいて 続いてく道 静かな 痛い 日々  ねえ 悲しい今日を まだ 君は願うの? 影 溶けてくように もう 戻れない  散らかった音 眠ってる僕がいて 塞いでた耳 騒がしい 痛い 日々  描く季節 眩しい色で 滲む言葉 浮かぶ景色 辿る時間 移ろいながら 記憶。欠片。雫。探す。  そんな今日が 消えて終わり 伝う涙 途切れ途切れ 空も今日も 歌う声も 遠くなって 君が見えなくなった  見えなくなった 日々
嬉々Plastic TreePlastic Treeナカヤマアキラナカヤマアキラ手と手繋いで歩いていたんだ カッコウがギロギロ睨みだし 環状の道が溶け出して 大切な相棒をとどのつまり ぶち壊されてしまった judgement judgement infinite  一人二人と魔女だけ呼ばれた 包丁がキラキラ狂い咲く東南の丘で祈ったって 黄昏の風景と共に嘆き ぶち壊されるだけだ judgement  君は彩り 嬉々 饒舌 「畜生に何を願う?」とあざ笑うキリギリス 君はひとひら墨絵と化してグシャグシャ踏まれる という条件で そう 大体こんな感じでいつも  病棟は疲れた看護婦と鏡台とアンプルが ギラギラ乱反射 真鍮のベッドで針刺した鳴き声の醜悪なサギとリベンジ ぶち壊されにいくね judgement  君は彩り 嬉々 饒舌 「畜生に何を願う?」とあざ笑うキリギリス 君はひらひら蝶々と化してグシャグシャ喰われる という条件で そう 大体こんな風に繰り返す  あぁ何で?って聞いてみたら良かったのかな? もしもって思ったらダメなのかな? 何で?って言ってるのは いつもあなた さあねって言っておくの わたしらしく あぁいつだって貪欲だと笑ってるかな? そうねって言ってみたら違ったのかな? 感傷にゆらゆらとひたっていたら 「誰だって貪欲だ」と笑うキリギリス  唄を唄おう 畜生の伴奏で ラララ ラララ ラララ
輪舞Plastic TreePlastic Tree長谷川正ナカヤマアキラ関係ないってまた 願い突き放したら 悪い癖だねと 呆れてはただ自嘲 何回巡ってまた 立ち止っているんだろ 水たまりにほら コールタールの空  ずっと戻れない 夢の深さを測って 沈めた記憶の距離感にため息  ハロー どんな風に世界を見つめたら もう 光が眼に沁みたりしないかな ハロー どんな風に言葉を交わせたら もう 嘘つきには愛想が尽きるかな  風速上がってまた 軋みだす風見鶏 誰かさんみたいだ なんて思っては自嘲  そっと舞い落ちた 羽根は心を奪って どうして気がつかないの?って囁く  ハロー どんな風に世界を見つめたら もう 光が眼に沁みたりしないかな ハロー どんな風に言葉を交わせたら もう 嘘つきには愛想が尽きるかな  きっと分かっても 僕は知らないふりして おどけた口笛吹いたまま笑うよ  ハロー どんな風に世界を見つめたら もう 光が眼に沁みたりしないかな ハロー どんな風に言葉を交わせたら もう 嘘つきには愛想が尽きるかな  ハロー いつか僕が世界と踊れたら ハロー 伸ばした手で一緒にステップを  円を描いて
アイレンPlastic TreePlastic Tree佐藤ケンケンナカヤマアキラPlastic Tree黄昏 赤く柔らかい空 (ほら) 繋がる影と 忘れない 誓い (為合い) 間違い探しにも似た 未来 (インライト) 確かに 廻り始めた (事態) 時間 (予感) 期待 (奇胎) (奇態)  滲んで 茜色した空 (ほら) 見慣れた筈なのに 視界 暗い (嫌い) パズルのピースにも似た 未来 (憂い) 僕には難解でした (答え) 誤解  こんなに苦しいのは 君の言葉×感情×理論 求めても解けないから  サイレン サイレン 焦がれて サイレン サイレン 駆けてく サイレン サイレン 解くまで サイレン サイレン 何度も  夕立 降りだしそうな空 (間) つぎはぎ 絡む持論 思想 意想 (志操) (奇想) 繰り返し終わる日々 似た未来 (担い) 確かに進みだしてた (事態) 時間 (未開)  どんなに流れても 消せない言葉×感情×理論 これからも抱えてくから  サイレン サイレン 探して サイレン サイレン 駆けてく サイレン サイレン 見上げて サイレン サイレン 何度も  黄昏れ想い 届かない空 (ほら) 繋げた影は 忘れない誓い (願い) 間違い探しはもうしない 未来 (トゥライト) それでも廻り始めた ((記憶)) 辿る  サイレン サイレン 焦がれて サイレン サイレン 駆けてく サイレン サイレン 解くまで アイレン アイレン 君まで アイレン アイレン 響いて サイレン サイレン 何度も  何度も
ピアノブラックPlastic TreePlastic Tree有村竜太朗ナカヤマアキラPlastic Treeフリーズ スリープ 画面上は真っ暗になった 原因 不明 女王は永久に不在だ 呪文 無効 誓いは破ってしまおう 理想 悲壮 秘密基地はもう 燃やして 燃やして 燃やして 灰にすんの 燃やして 燃やして 燃やして 灰にすんの  非常ベル 鳴り出して みんな逃げてく ディレイ きれい 途方に暮れてしまうね 孤独 夢中 揺らいでる影と踊るよ 無限 無言 冷たく秒針 回って 回って 回って 戻れんの? 回って 回って 回って  愁しみはまだきれい いつまでも触れない 枯れてゆく花束を眺めてるだけなの でも君の目みたいな夜が来るたび また ブラックアウト ブラックアウト  いれないで インナーワールド ふれないで インナースペース けさないで インナーライト  愁しみはまだきれい いつまでも触れない 枯れてゆく花束を眺めてるだけなの でも君の目みたいな夜が来るたび また ブラックアウト 窓の外 落ちていく 誰か投げたピアノ 来る明日に望むのは 壊れてしまう世界  いま君の目みたいな夜の中にいるよ ブラックアウト ブラックアウト
あバンギャルどPlastic TreePlastic TreeナカヤマアキラナカヤマアキラPlastic Tree日が落ちた 白髪の老人が 今日もナイフを持ちだした 漂ったアルコール ――――13号館  包帯が奇声挙げ 破裂音響く時間になりました 時計いらずだ 醜悪 ――――13号館  一人目は吊り 二人目飛んでた 今の人はもう限りなく 液体状だ  絶望が希望が月光下に舞い千切る 曇り無き業 故に酔い 殺伐 嗚呼、二ッ眼に撫斬り 錯乱描写 妄り血化粧狂演者酔い 殺伐  然れど占い師曰く 「躊躇無く殺めてく。 舞って、斬って、桃源郷。 ずっと連鎖。」 「喘ぐ血も…」  右は滴り 左ウミと化す 刻まれたもの  狂おしく紅蓮に咲く  絶望が希望が月光下に舞い千切る 曇り無き業 故に酔い 殺伐 嗚呼、二ッ眼に撫斬り 錯乱描写 妄り血化粧狂演者酔い 殺伐  あー 不甲斐ない激情の連鎖 まもなく閉館となるようです ――――13号館  然れど占い師曰く 「躊躇無く殺めてく。 舞って、斬って、桃源郷。 ずっと連鎖。」 「喘ぐ血も蓮と化した。 あの日から蓮と化した。 あの日まで興じた快楽、世俗。」  狂人 傀儡 外道
君はカナリヤPlastic TreePlastic Tree佐藤ケンケンナカヤマアキラPlastic Tree通りぬけて 夜風がまた舞い上がれば 遠い空に忘れた唄思い出せるの? 追いこした昨日の影かすめるような 追いこせない雲が浮かんでた  僕の手は届くかな 途切れない空に 想い重ねて ちゃんと届くかな  君はカナリヤ 歌う声なくして 映る水面に涙落ちて 月の明かりが照らすその先まで 続く静寂に波はよせて  迷いも 褪せてく日々を過ぎれば いつか答えになるはず  降りだして 滲んでいく止まない雨 なき空に悲しい唄思い出すから 会えなくて翳る胸につもってくような 哀切は空回りです  二人出会って重ねた想い出は ほら そのままずっと ここにあるから  月夜カナリヤ また夢はぐれて 映る景色に涙枯れて 月が優しく照らす海浮かんで 繋ぎ合わせた星見上げて  別れも出会いも巡りくるほど 想いは続いてくから  君はカナリヤ 歌う声なくして 映る水面に涙落ちて 月の明かりが照らすその先まで 続く静寂に波かえして  迷いや涙に戸惑いながら ずっと探してた今があるから きっと歩き出せるから
退屈マシンPlastic TreePlastic Treeナカヤマアキラナカヤマアキラ16ピースじゃ一瞬だけれど すぐ解けない知恵の輪が 目の前にあって  曖昧 何となく嘘言ったり 愛情なんて脆くて きらめき感 粗悪 わめき うんざり 歪んでく 曲がってく 見栄えはどんな風だ?  クラクラと眼舞うほど 針むしろ あまねく所業 気の毒ね 放っておこう ユラユラと 不都合って寄り添って ガラクタに見えた月日より 異状  だけど 上っ面 余所行きの笑顔作って さぁかくれんぼ 退屈しのぎ  曖昧 何となく嘘言ったり 愛情なんて脆くて 透き通った琥珀 色褪せり 蒔いてたパンくずはなくなった トロイの木馬は空っぽだ 退屈でも奇妙な芝居を始めよう シルクハット かぶって 悲しい予想でも 醒める事なく解けそうな知恵の輪が 今ここにあって  欺いたという罪は サディスティック 愛情以上求めて いたいけな程 多分幻聴で 気付いたら 切っ先 えぐってくんだ ラララ  曖昧 何となく嘘言ったり 愛情なんて脆くて きらめき感 粗悪 わめき うんざり  歪んでく 曲がってく 見栄えはどんな風だ? 笑ったりはしゃいだり 遊んでたいねって言って かすんでく記憶ほど ――――魅力的な未練です。
アリアPlastic TreePlastic Tree長谷川正ナカヤマアキラ落ちてくる星の雨 伸ばした指先に触れて 足下に伝われば 汚れた水に変わるから  ほら 目を閉ざして 叶えば 地には花を  失うために時は過ぎて 静けさひとつ 漂うほど戯れる微熱が ため息で舞い上がった  引き換えにするものもなくて 嘘をちぎった 閉じ込めてたはずの願いで 胸の奥照らし出すよ  巡り巡る夜はすぐに痛みさえ忘れてく  落ちてくる星の雨 伸ばした指先に触れて 足下に伝われば 汚れた水に変わるから  ほら 目を閉ざして 叶えば 地には花を  明日を夢見てばかりの僕は 昨日に置き去り どこかで笑いかける君が知ったら悲しむのかな?  揺れて揺れる春の夜風 面影を奪ってく  遠い月 あの空に恋しさばかり重なって うつむけばつま先で 心が形 無くすから  ほら 目を閉ざして 叶えば 地には花を  すれ違いざまの季節は 天使の手を引いてた ただ一瞬目を合わせて 通り過ぎた  落ちてくる星の雨伸ばした指先に触れて 足下に伝われば 汚れた水に変わるから  ほら 目を閉ざせば 夜空は瞬き ほら 目を閉ざして 叶えば 僕に花を
デュエットPlastic TreePlastic Treeナカヤマアキラナカヤマアキラ月光蝶は 遥か向うの論争と宙を舞う 可笑しい位 鮮やかに  落葉樹と ずっと遊んでよう 一晩中 ずっと踊ってよう 枯れ葉散る ひらひらと美しく  この場所で彼が言う 魔性施したドレス トクントクン 鼓動音鳴り響く 「どうか木々の歌い手不埒な才色美」 片目 くるくるって抜いた 月夜に弧 描いてった  水銀燈は 遥か向うの抗争と夢うつつ 眩しい位 艶やかに  劇作家は ずっとうなだれる 一晩中 ずっとうなだれる 紙屑にぐしゃぐしゃと 殴り書く  この場所で彼の見る 化粧施した人形 ドロドロと溶いてある果実 「どうか木々の歌い手 全ての醜悪に」 更に くるくるくるくるくるくる って  遠くには 君の言ってた数多の出来事が 戸惑い覚えそうな程にある という事ですね? それでも 僕が思う数多の出来事に付き合ってくれた君を 今は心から愛おしいと ただ ただ 思う 盲目の僕  落葉樹は 遥か向うの終焉と酌み交わす 疚しい位 華やかに  髑髏 くすっと笑ってる 一晩中 ずっと笑ってる 星空はギラギラと 牙を剥く  この場所に彼のいる意味を 壊しました 口論 ギスギスの感情ささくれる 「どうか木々の歌い手 寂しくないように」 眠りましょうね 愛と情と今日でもう さようなら  寄り添い 私の手に誓いのキスをする 最後の力は尽き 僕の足下に墜ちてゆく あなたと砕けてゆこう 鉛の心臓も  残酷と思う勿れ 彼ら永遠に歌う  庭園で  ラララ ラララ
1999Plastic TreePlastic Tree有村竜太朗ナカヤマアキラハレルヤ ほうき星 悲観主義未来予想図は ノストラダムスの芝居 いく年月数えれば1、2、3、4、5、6、7、8、9、10年経過 両手ほどの涙 宇宙へと注いで  動脈 静脈 進化論は過渡期ですけど 天才にはなれません 心臓の奥 はなやぐ血 ドクドク独毒 時々ドキドキ 忙しくてさ 裏側にあるこゝろ ネジがサビました  1999年 世界はちょっと終わりっぽかったけど なんにもなくお伽話な嘘は消えた 1999年 素晴らしい未来なんてないって なんにもない自分が嫌で信じてただけ  ヘッドホン 不協和音 レプリカントの方舟 記憶の価値がチケット 独り言のカウントで10、9、8、7、6、5、4、3、2、1で僕は 電気羊の夢で、静かな月面へ――――。  1999年 世界はちょっと終わりっぽかったけど なんにもなくお伽話な嘘は消えた 1999年 素晴らしい未来なんてないって なんにもない自分が嫌で信じてただけ  新世界 点滅 何秒 イマジネーション 現実 非常事態 意識的 ブラックアウト 蜃気楼 明滅 存在 アブストラクション ゴースト 救済 慈愛的 ブラックホール  1999年 世界はちょっと終わりっぽかったけど なんにもなくお伽話な嘘は消えた 1999年 僕ならちょうど永遠に疑問で なんでもないフリしながら答えを探していた
sunset bloody sunsetPlastic TreePlastic Treeナカヤマアキラナカヤマアキラ夕暮れ 木陰で佇んだ 気紛れ黄昏道化詩人 楽しげに語りだす ボレロ踊りつつ  夕暮れ 時計は汝指す 気遣い螺子巻き道化詩人 悲しげに語りだす 切ない演目  カラカラと笑う ミス 冷たい祝福  きっと僕の愛と奢り 恋 尊いものさえ もう信じられない 嘘 徒労と思えては 自重 自嘲 きっと君は相反する 回廊は堪え難く  歓喜の歌 ララ ララ 口ずさんだ トリック トリック あからさまな異論 異論 誹膀  夕暮れ 無言に青ざめた カリスマ被れの道化詩人 おぼろげに 喋り倒す その間 凍りつく  招かざる来客と 戯れと 罠  きっと僕の愛と奢り 恋 尊いものさえ もう信じられない 嘘 徒労と思えては 自重 自嘲 きっと君は相反する 回廊は堪え難く  賛美の歌 ララ ララ ロずさんだ トゥデイ トゥデイ 悶えすがる 記号 記号 狂気の沙汰 記録 記録 恥辱  然した偉業 哀れ可憐 童歌降り注ぐ 感度高揚 不満 不安 剥がれる鼓膜 腐乱 腐乱 過度の依存 憂鬱加減 艶姿 成れの果て  数え歌 ララ ララ ロずさんだ マニック マニック 愛唱と為す 魅力 魅力 だから笑う カラ カラ カラ
コンセント。Plastic TreePlastic Tree有村竜太朗ナカヤマアキラPlastic Tree東京 月光は暗躍して 望郷 刹那的フラッシュバックで この手にはなにかある? 止まらないリフレイン 蜃気楼 ネオン街グラデーション 哀歌(エレジー) 演奏は哀ポッド この目になにが映る? 偽物ユートピア 揺らめいた  遊泳 訪徨うは真実で 暗唱 呟いて パスワード この夜になに探す? 足りないユーフォリア  運命線たどりながら囁いて あのメロディ 現実感ない感傷にときめいて戻れない  裂いて フィードバック 下げないで フェーダー 墜ちる インナースペース 届いて シグナル  旋律 覚えたてセンテンス 輪唱 ハモったらバージョンアッブ この闇になに隠す? 迷い込むアイロニー  輪郭線なぞりながら組み合わす モンタージュ 罪悪感ない感覚にきらめいて還れない  咲いて サイケデリック 醒めないで フィーバー 回る インナーワールド 引き抜いて コンセント  真空管よりテレパシー (ハイファイ) 逆回転ならラプソディー (ローファイ) 空中遊泳 ギャラクシー (アップデート エスケープ 論理 ロンリネス)  運命線たどりながら囁いて あのメロディ 現実感ない感傷にときめいて戻れない 輪郭線なぞりながら組み合わす モンタージュ 罪悪感ない感覚にきらめいて還れない  裂いて フィードバック 下げないで フェーダー 墜ちる インナースペース 届いて シグナル
Dummy BoxPlastic TreePlastic TreeナカヤマアキラナカヤマアキラPlastic Tree最初に受け取ったその日は 曇りでした 「多分すぐ君の番だ。」って言ってた 嬉しかった 手にした鍵のナンバー 錆付き消えました 以上の事 本当は忘れてしまいました  dummy box 一夜きり ただ小さく咲いた鳳仙花 弾ける dummy box 朽ちるまで ただ小さく赤く そっと咲かせていたい  何処にいけば 誰に問えば 救いの手は君へ差し出す? そこにいれば そのように思えば 救いの手は憐れんで差し出すと思うか?  奇妙だと感じたのは その日のうちでした 多分あの古時計が鳴る度 狂うんです エコー トリップ 異常暗示 不快 卑猥 奇特 天使 以上の事 本当に忘れてしまいたくて  dummy box 一夜きり 一輪の鳳仙花 想い込める深紅 dummy box 朽ちるまで ただ小さく深く染めて 咲かせていたい  何処で捧ぐ 独奏バラード 救いの声が聞こえて欲しい? そこで歌えば その感情歌えば 救いの声が憐れんでささやくと思うか?  dummy box 一想い ただ小さく咲いた鳳仙花 弾ける dummy box 朽ちていく ただ小さく赤く裂いて 触れないでよ dummy box 壊れたけど 永遠に裂いていく 赤く引き裂いてく  何処にいけば 誰に問えば 救いの手は君へ差し出す? そこにいれば そのように思えば 救いの手は憐れんで差し出すと思うか?  足掻く鳳仙花
フィクションPlastic TreePlastic Tree有村竜太朗ナカヤマアキラPlastic Tree絶望日和の茜空で口笛吹いてみる 人ごみの中で立ってられる定位置探してた 招かれざる世界って知って 涙がこぼれたら 生温いセンチメンタルに僕が滲むよ  効き目のない呪文みたいな歌を歌ってみる わかんなくなった周波数 ちゃんと合わしてさ 置き去りにした感情なら 行方不明のまま 僕は僕としているため、何をなくしたの?  サンセット サンセット 泣いたその訳を サンデー サンデー 笑うその意味を サンシャイン  目を閉じてイメージできたら 両手を広げてありのままで飛ぶ いびつな夢の羽をはためかせ 暗闇めくって風に乗れた気分 夕凪 夕凪 夕凪 そよいで 未来まで 未来まで 運んで  解ってる事ばっか探して ジッとして動けない ほろ苦いセンチメンタルで俯いてしまうけど ひとコマずつでも進め 現実はパレード イヌ、キジ、サルは居なくとも前のめりで行進!  フレーム フレーム 景色を詰め込んで フレーズ フレーズ 始まりはゆるやかに フラット  目を閉じてイメージできたら 両手を広げてありのままで飛ぶ 歪んだ夢で見つけた自由で 暗闇くぐって何処まで行けるかな? 夕映え 夕映え 夕映え 染まって 未来だけ 未来だけ 映した  UFOだよ 逃避行だよ そんなんやだよ 途中で降ろしてよ ふりきっちゃうんです 連れてっちゃうんです 例え話です  これはフィクションです  目を閉じてイメージできたら 両手を広げてありのままで飛ぶ いびつな夢の羽をはためかせ 暗闇めくって風になれそう 目を開けて素直になれたら 君の涙だって受け止められるよ  優愛 憂鬱 幽遠 感じて 雑踏 街並 遠い宇宙(そら) 駆け上る パノラマ オゾン層 大気圏 突き抜け グッドバイ グッドバイ バイバイ――――――。
斜陽Plastic TreePlastic Tree有村竜太朗ナカヤマアキラPlastic Tree窓に斜陽 なんか凡庸 しんとしてる 夕暮れ時 ぼーっとしてた 想ったりした 面倒くさい 止めにした からかいだした ユラユラ踊る 僕の影法師  聞いておくれ 黒いニセモノ 告白した 胸のうち 恥じらう事 忘れました 揺らいでいる カーテン越し 太陽は落下 死に物狂い 僕の影法師  焦がれて 茜色 濃くなる 血の色 赤く赤く染まる世界で問いかける 答えてくれなくて 覗いた影の中 過去しかいないから 未来がいないから  眩しすぎて 見えなくなる さらってくように射した、斜陽――――――。  窓の外 日々の果て スモッグのせい 目が痛い 陽が映る 床のうえ ちぎれて影 再生不能  帰れない 橙色 戻らない 血の色 赤く赤く染まる世界に僕と僕 話してくれなくて 触った影の中 指先触れたのは 名前のない感情 怯えもなく 救いもなく 消えてくんだね 孤独だけ残してさ  眩しすぎて 見えなくなる 燃やしてくように射した、斜陽――――――。
GEKKO OVERHEADPlastic TreePlastic TreeナカヤマアキラナカヤマアキラPlastic Tree雷鳴る。30回目か、その辺から耐え切れない程 憂鬱感 絶望感等纏い 愚行数々 10回いや13回位 考えうる等々の絶頂 老人 赤子 とも言えぬ真っ白 そんな気分  踊れ 此処で舞え 舞って灯せ 這いつくばって灯せ そして其処で泣け 誰を恨むな 泣きじゃくって映せ  心を灯すよ 幾重にも御身に寄り添う月光蝶 眼に灯した星空と綺麗に映ろう 月光 無常  突風吹く30階ビル。屋上では耐え切れない程 罪悪感 罵詈雑言等纏い 自虐数々 数百もの悪態全てを噛み砕き 叫び 挙句 其れから這い上がる様は 構え解くサムライ  踊れ 此処で舞え 舞って灯せ 這いつくばって灯せ そして其処で泣け 誰を恨むな 泣きじゃくって映せ  心を灯すよ 幾重にも御身に寄り添う月光蝶 眼に灯した星空と綺麗に映ろう 月光 無常  踊れ 此処で舞え 舞って救われたって輪廻 そして其処で泣け 誰を妬むな 切り裂くんだ情景  心に灯した世俗非情 我が身は遷ろう月光蝶 眼に映せる情景は 綺麗と無縁の日々の無情
DollyPlastic TreePlastic TreeナカヤマアキラナカヤマアキラPlastic Tree味気のない毎日と、薄暗い天気も慣れた 白ジャケットの笛の音で、カラスは並びだした 錚錚たる黒い群れ 銀の鐘が鳴り出した 変わらない景色眺めて、これでいいんだって思うか  味気のない窓際と、肌寒い天気も慣れた 白ジャケットの笛の音で、カラスは並びだした 錚錚たる黒い群れ 銀の鐘が轟 いた 変わらない景色眺めて、これでいいんだって思うか  おどけて虚脱感 雨の匂い このフィルムに映し出す度、麻痺されてゆく それが心地良いのです  いつか僕と歩いた道は、君が壊してくれてるはず 眩しさを淡い夢に綴る それが僕と歩いた道と、哀れ傷ついたとしても 虚しさを戯言に冷めて 午後は晴れるよ Dolly  味気のない気遺いと、ドス黒い狂気も慣れた 白ジャケットの笛唸れ、カラスも叫びだした 錚錚たる黒い群れ 銀の鐘は甘い蜜 変わらない景色眺めて、これでいいんだって思うか  あざけて虚脱感 霧に迷い このフィルムに映し出す度、麻痺されてゆく それが心地良いのです  いつか僕と歩いた道は、君が壊してくれてるはず 戯れを淡い夢に綴る それが僕と歩いた道と、哀れ傷ついたとしても 卑しさと戯言に冷めて 午後は晴れかな Dolly  ゆだねて虚脱感 蔑んだ このフィルムが映し出す劇、いつまで続く 童歌と消えるんだ  いつか僕と歩いた道は、君が壊してくれてるはず 眩しさを淡い夢に綴る それが僕と歩いた道と、哀れ傷ついたとしても 虚しさと戯言に冷めて いつか僕と歩いた道で、君が残していくはずと 悲鳴あげ、カラスは待ってる そして僕と歩いた道で、哀れ傷ついてく君に 残酷な末路も待ってる  Dolly 雨に相容れ くすんで
lilacPlastic TreePlastic TreeナカヤマアキラナカヤマアキラPlastic Treeずっと望んで叶えてみたら ちょっと違った現実になる カメラにだって作り笑いだ そう思うから僕は言った 「いびつなベッド 薄暗い部屋 今始まった事じゃない 気付かないでね 道化のように例えないでね 意味はわかる」  矛盾でもこんな風に 我儘に意味もなく嘆きたい 見失って ひとくぎり 眺めてる 今は咲いているから  壊れたレンズ直さないまま覗いてるけど 見えないから 些細な事は構わないって そう思うから僕は言った 「歪んでる日々 空回りさえ今始まった事じゃない なくした事が悲しいなんて例えないでね 意味はわかる」  矛盾でもこんな風に 我儘に意味もなく嘆きたい 見失って ひとくぎり 眺めてる 今は散っていくまで  感情に済し崩し 気が付けば花も枯れた 捨てなきゃ 見失って ひとくぎり 眺めてる 今も待っているから  枯れたはずのライラック 咲いてるよ 君の声が届かなくなっても 枯れたはずのライラック 咲いてるよ  多分これが最後だとしても
光合成Plastic TreePlastic Tree長谷川正ナカヤマアキラPlastic Treeもう 空箱のメンソール 武器よさらば そう 光なら事欠かず いつも朝は新しい  もう うつむいた昨日さえ 今は遠く そう 透明になる僕は 光合成  漂う時間の幽霊ならすぐに蒸発  どんな風に君に話したら こんな気持ちは届くのかな 確かなのは息してる理由を 見つけるよりも素敵なはずさ  もう しゃべり出す矛盾には 罪と罰を そう ビンに詰め投げ出せば いともたやすい  散らばる欠片触れた指先滲む体温  どんな風に君に話したら こんな気持ちは届くのかな 確かなのは息してる理由を 見つけるよりも素敵なはずさ  いつか僕に誰か言ってたよ 明るく生きる事が全て 朝の日差し溢れてる光 今の僕にはそれが全て  どんな風に君に話したら こんな気持ちは届くのかな 確かなのは息してる理由を 見つけるよりも素敵なはずさ…たぶんね
パラノイアPlastic TreePlastic Tree有村竜太朗ナカヤマアキラPlastic Tree僕はまるで石になるアンモナイト 君が見つけてくれるのを待ってる きっとそれは禁じられた遊び まわる秒針の針を眺めてる  言葉は掌から砂のように サラサラとサラサラとこぼれてく  パラノイア 覚めない夢の中 パラノイア 踊りつづけて パラノイア 覚めない夢だから パラノイア 映ろう世界は 全部モノクローム  心臓の音だけしか聞こえない とても静かな闇でただ待ってる きっとこれは美しい自己犠牲 尖る秒針の針が痛いから  失くしたものを思い出そうとするけど ヒラヒラとヒラヒラと逃げてくんだ  パラノイア 覚めない夢の中 パラノイア 何を想うの? パラノイア 覚めない夢を見て パラノイア 膝を抱えたら どれくらいロンリー?  「ソレでいいの?」「コレでいいの。」 「本当なの?」「かまわないで。」 「解らないの?」「解りたいの。」 自問自答―。  パラノイア 覚めない夢の中 パラノイア 踊りつづけて パラノイア 覚めない夢だから パラノイア 移ろう世界は 全部モノクローム  全部モノクローム
ジンテーゼPlastic TreePlastic Tree長谷川正ナカヤマアキラPlastic Tree疼き出す憂鬱はオレンジ色 窓越しになぞった飛行機雲 西日差すカーテン揺れてる影 バカだねと笑って何処かに消えた  いつの間にか浸りきった 心地のいい 甘い痛み 救いの無い世界よりも 楽になれる気がした それでもまだ足もとには 剥がれ落ちる 鈍い痛み かき集めてシロップ漬け 漂ったら泡に変わる  テーブルの上には枯れゆく花 もう水は差さずに眺めるだけ 麻痺してる悲しみ確かめれば 重なった未来も怖くないかな  目をつぶって怯えてても 明日は強く 腕を引いて まだ知らない景色の待つ 外へと連れ出すから 深い眠り沈む前に 邪魔なだけの 鈍い痛み かき集めてシロップ漬け 漂って泡に変わる  いつの間にか浸りきった 心地のいい 甘い痛み 救いの無い世界よりも 楽になれる気がした それでもまだ足もとには 剥がれ落ちる 鈍い痛み かき集めてシロップ漬け 漂って
冬の海は遊泳禁止でPlastic TreePlastic Tree有村竜太朗ナカヤマアキラPlastic Tree冬の海は遊泳禁止で なんか誰もいなくていい感じ 映画でしか見た事ないような船が来るから ここで待ってよう ウミネコの巣は 岬のはしの灯台の上にあるけど 乗りおくれたら最後だから ちゃんと水平線を眺めてなきゃ  僕ら はずみで首をしめたり 心までしめたりしてしまうけど  ねぇ ねぇ 僕の目を見て ねぇ ねぇ そらさないで ねぇ ねぇ 四六時中 こんなにも 大好きで 大好きで  冬の海は水銀みたい 太陽は溺れてく寸前 きっといつか流した涙もこの海に帰っているんだね ウミネコの巣で身を寄せあって ヒナ達が眠っているように 僕達も体をくっつけて 2人の体温であたためあおう  笑っちゃうくらい 動きたくない ここ以外 行くあてもないんだけど  ねぇ ねぇ 僕の目を見て ねぇ ねぇ そらさないで ねぇ ねぇ 四六時中 こんなにも 大好きで 大好きで  ねぇ ねぇ 僕の目を見て ねぇ ねぇ そらさないで ねぇ ねぇ ちゃんと見ていて ねぇ ねぇ 離れないで ねぇ ねぇ 例えばこれが ねぇ ねぇ 嘘だとしても ねぇ ねぇ 四六時中 こんなにも 大好きで 大好きで  大好きで―。  冬の海は遊泳禁止で なんか誰もいなくていい感じ 灯台の明かりは届くかな? そして僕達もいなくなっていい感じ
月の光をたよりにPlastic TreePlastic Tree有村竜太朗ナカヤマアキラPlastic Treeもう夜って気付くまで だいぶかかった 星屑のシグナル 遠いなぁ もうつかめない 僕は ほら 宇宙の底にいる  明日は会えるといいね 散る故に花は咲くけど  おんなじ月を見て どんな事を想ってるの? 金色の光をたよりに 君につながれたら  僕達の落としものは 夜空にまだ残ったままだから 眠らずに探さなきゃ 神様 まだページをめくらないで  明日は晴れるといいなぁ 散る故に花が咲くから  おんなじ月を見て どんな事を想ってるの? 金色の光をたよりに 君を探すから おんなじ月を見て きっと君は笑っていて 金色の光をたよりに 君につながって 僕も 少し 笑う
ロムPlastic TreePlastic Tree有村竜太朗ナカヤマアキラPlastic Treeけっきょく 目が覚めたら 手つかずの世界がまた始まり 伴奏つきの夢の リアルな感触が残っていた 全部 モノクロじゃない 光まみれで君と手を繋いでいたっけ? そう繋いでたんだ  単純 僕の中で 素直に流れてる赤いモノと リンクしてるように 素直に回ってる日々の憂い 全然 消えそうにない 離してしまった憧れが募っていって また目をつむった  閉じた瞼の 赤い闇 何を見てたの? ほら 気づいたら ボンヤリと開いた  飾る花を探してみるよ 覚めた時間を辿りながら 邪魔な視界は無視しながら 冷たい針を戻して 冷たい針を戻して  迷走 無理承知で 試行錯誤くりかえして進む 感情 溢れ出して 言葉 仕草 涙 日々 切実 退屈 同じ景色 作りすぎた僕だけの窓を閉めていった もう見ないように  壊れそうなほど 何度でもドアを叩くよ ほら 気づいてよ 君の手で開いて  飾る花を探してみるよ 覚めた時間を辿りながら 邪魔な視界は無視しながら 冷たい針を戻して 冷たい針を戻して  飾る花を探してみるよ 覚めた時間を辿りながら 邪魔な視界は無視しながら 冷たい針を戻して  飾る花を探してみるよ 覚めた時間を辿りながら 邪魔な視界は無視しながら 戻していく  飾る花を見つけられたら 失くした声で唄いながら 見えない風を集めていくよ 冷たい針が回った 冷たい針が回った
無人駅Plastic TreePlastic Treeナカヤマアキラナカヤマアキラ明石昌夫・Plastic Treeそういえば ギター買ってかなり経ったよって笑っていた いつになったら弾いてもらえるのかって? 知らないよ 伝えたい事なんて一つもなくて 弾けないんだ どうしても言えなくて 我慢出来なくて苛立った  傷ついて痛がって 僕の前からあなたはきっと消えてく  逃げたくて買った切符は ポケット中囁いた それじゃ君はいつも独り  伝えたい思いは情けない今 絵空事 どうしても言えなくて 我慢出来なくて苛立った  傷ついて痛がって ガラス細工をあなたはずっと見つめる  逃げたくて買った切符は ポケット中囁いた それじゃ君はいつも独り  ―――――誰も来ない駅 ただ待つ 誰も来なくても ただ待つ列車―――――  傷ついて痛がって 感情過多でもあなたときっと歩める  逃げたくて買った切符は ポケット中泣き出した そして僕ら向かう 駅に  最終列車は出る 僕らだけ乗せて ほら ずっとずっと行くよ
オレンジPlastic TreePlastic Tree長谷川正ナカヤマアキラ明石昌夫・Plastic Treeオレンジ かじって 見てた月 退屈は罪だよ 味気ない果実  思い出 刺さって 虫の息 放つのは君だよ さよならせつなくて 甘く 甘く 残るよ  回る世界は 夢を見せる  月が照らした 細い道を 辿れば行けるよ 君の街に 明日の事はひとつも分からないけど たぶん きっと 君に会える  時間の スケッチ 閉じ込めた はにかんでる笑顔 見るたびせつなくて 甘く 甘く 焦げるよ  回る世界は 夢を見てる  寂しさひとつ こぼれたなら 聞かせて欲しい 君の声を 目の前少し曇って動けないけど たぶん きっと 歩き出せる  月が照らした 細い道を 辿れば行けるよ 君の街に 約束なんて 交わせなくて 明日の事はひとつも分からないけど たぶん きっと 真っ白な 世界で 君が笑いかける  夜に溶けてく 僕の影を オレンジ色の 月が見てる
SabbathPlastic TreePlastic Tree長谷川正ナカヤマアキラ明石昌夫・Plastic Tree翳り出す世界 ランプを灯した 始まりもしない 悲劇に胸痛めて  思い出す君の 薄ら笑いで 溜め息も出ない 恐怖に焦げ付きそう  壊れ出す世界 ベッドに潜った 結末はたぶん 一人で楽しめるよ  悪い夢の調べ 響く夜のほとり 君の声も嘘も 全部知らないって事にしたいな  ―――――何も無い世界 (かすかに聞こえた) ―――――何も無い世界 (確かに聞こえたんだ)  悪い夢の調べ 響く夜のほとり 明日を奪うように 騒ぐ不眠の星屑流れた  悪い夢の調べ 響く夜のほとり 君の声も嘘も 全部知らないって事にしたいな
黒い傘Plastic TreePlastic Treeナカヤマアキラナカヤマアキラ明石昌夫・Plastic Tree朝露は何を知る 「冷たいね」って語りだす 僕は饒舌な君の涙を知らず  夕電は何を知る 「眠ったね」って語りだす 僕は遠くから君の涙を枯らす  僕に差しだす白い傘 僕を刺しだす赤い傘  捗無くて何知れず 「さよならね」って呟くと独り悶えた 何も受けいれられず  僕に差しだす白い傘 僕を刺しだす赤い傘  君の願う事叶うかな 黒い傘雨に唄えば
puppet talkPlastic TreePlastic TreeナカヤマアキラナカヤマアキラPlastic Tree・増渕東さびれた公園が似合う ひじをついて眺めるものなく 数分の気まずい沈黙 ただ繰られる ふらふら舞ってる  例えばパレードは 期待外れの気ぐるいメロディ 独りマーチ  愛想 ただ舞い踊り 不可思議眼差し 今カラクリ 哀訴 ただ無情に繰り 剥がれるイミテーション 糸絡みほどけない 可愛げない ソサエティ  挿絵のカラスが問うよ ひじをついて答えてハミング 数分後カラクリ集う 隠し化粧 ひらひらの衣装  例えばパレードは 調子外れの気まぐれメロディ しょぼいマーチ  愛想 ただ飼い殺し 不可思議なスピーチ 喜々と寝ずに 哀訴 ただ飼い慣らし 無気力アジテーション 糸絡みほどけない 可愛げない ソサエティ  愛想 ただ舞い踊り 不可思議眼差し 今カラクリ 哀訴 ただ無情に繰り 剥がれるイミテーション 糸絡み 愛想 ただ舞い踊り 繰られるだけの殺伐カラクリ 哀訴 ただ無情に繰り 吐き出すディストーション 糸絡みほどけない 可愛げない ソサエティ
cage for rentPlastic TreePlastic TreeナカヤマアキラナカヤマアキラPlastic Tree・増渕東あしたには離れてく それが君はさっきから気に入らなかった あしたには忘れてく それが僕はさっきから気に入らなかった  カナリアはかごの中ささやくよ  咲いて朽ちた花と共に約束とかそう 泣いて描いた嘘解けずに もがいてた僕ら  あしたから探してく それを君はさっきまで望んでいたんだ あしたから流れてく それを僕はさっきまで望んでいたんだ  カナリアはかごの中何想う  咲いて朽ちた花のようにかすんで消えてく 泣いて描いた嘘は何処に 笑ってるよ僕ら 鳴いて朽ちた明日を待たずに かごだけ残して歌声が響く 君らの居場所見つけたの? 手紙を書くよ  長い雨 淡い夜に雨降り灌ぐ 虹色液体 アスファルト それは狂気の歌声だ 花とカナリア
GhostPlastic TreePlastic TreeナカヤマアキラナカヤマアキラPlastic Tree笑ってた 狂っていた 絶えず泣きじゃくった 忘れてた感情が不安から魔が刺した 歪んでく視界 瞑想 動揺は醒め切った 忘れてた感情はよくて妄想で 埋葬  笑ってた 狂っていた ただ怯えきっていた忘れてた感情と よくて妄想を埋葬  この眼で この眼で見える映像全て 求めて 求めてすれ違い始めてく 奏でて 奏でて言葉だけ泳いで 壊れて 壊れて想いが零れ出す 「何時だって会いたい」って君からそう言われたら もう何も言えない もう何も言えない  笑ってた 狂っていた 誰と触れ合ったんだ 忘れてた感情が不安から魔が刺した 歪んだ儚い幻想 衝動は醒め切った 忘れてた感情はよくて妄想で 埋葬  この眼で この眼で見える映像全て 求めて 求めてすれ違い始めてく 奏でて 奏でて言葉だけ泳いで 壊れて 壊れて想いが零れ出す 「ずっと信じている」って君からそう言われたら もう何も言えない もう何も言えない  笑ってた 狂っていた ただ怯えきっていた忘れてた感情と よくて妄想を埋葬  この眼で この眼で見える映像全て 求めて 求めてすれ違い始めてく 奏でて 奏でて言葉だけ泳いで 壊れて 壊れて想いが零れ出す 一滴涙 だって君が笑ってくれたんだ 僕は強くなれる そんな気がするんだ
六月の雨Plastic TreePlastic Tree有村竜太朗ナカヤマアキラ目を開けたままで 眠ってるみたいだな ボンヤリ 傘がない僕だよ 水色 水滴 銀色 空模様 望んでた六月の雨だよ  引力で堕ちて 重力で堕ちて 全部 ねぇ こぼれてしまうから いったりきたり 何千回ブルー? きっと もう どこにも居ない  君が降らした小さな雨 歪んでくのははなやぐ記憶 同じものだけ見てられたら どこまで解りあえたのかな?  アジサイの行列 黒い傘の葬列 騒がしい六月の雨音  錯覚おこして 窒息おこして 全部 ねぇ 忘れてしまうから いったりきたり 何千回メロウ? 小さい声 とぎれとぎれ  君が降らした小さな雨 薄れてくのは悲しい記憶 全てに笑いかけられたら 離れないでいられたかな?  君が降らした小さな雨 歪んでくのははなやぐ記憶 同じものだけ見てられたら どこまで解りあえたのかな?  止まない雨に打たれる事が、 今はこんなに優しく思う――――――。
cellPlastic TreePlastic Tree有村竜太朗ナカヤマアキラPlastic Tree閉ざしきった心に朝を。 笑い絶えていく日に花を。 未完成な月夜に夢を。 被験者の僕に電極を。  不感症の目には涙を。 悲劇的な彼女に笑みを。 走り去った影に光を。 色のない世界には絵の具を。  アナグラムな思考に意味を。 スノビズムな思想に歌を。 バクテリアに至上の愛を。 傷口にはただ口づけを。  いつからだっけ? 何も感じなくなった。 なんでなんだっけ? うまく笑えなくなった。 ずっと永遠に信じれるものがあるの? いつか永遠に信じれるものがあるの?  ため息には狂想の日々を。 沈黙の点線に声を。 離人症に割れた鏡を。 フラスコのバラには孤独を。  ずっと永遠に信じれるものがあるの?  いつか永遠に信じれるものがあるの?
怪物くんPlastic TreePlastic Tree有村竜太朗ナカヤマアキラPlastic Tree知りたくなくて、理解できなくて、現実逃避をくりかえして妄想。 見たくもなくて、気づきたくなくて、現実逃避をくりかえして妄想してんだ。  朝はめぐりぬ決起前夜。ひざをかかえた内向少年。 不安材料。被害妄想。 青い孤独を静かに燃やそう。 幼稚な気持。ガムシロップ。甘い思想は 吐き気をもよおす。 待ち望んでる救済の手。モノクルオシイ自己喪失感。  知りたくなくて、理解できなくて、現実逃避を くりかえして妄想。 見たくもなくて、気づきたくなくて、現実逃避をくりかえして 妄想してんだ。  不確実感。ゆえに焦燥。誰かを求め共同幻想。 退屈は罪。もう、どれくらい 欠伸をかみ殺しているんだろ? 生きてるふりに飽きてしまって死んでるふりをして過ごしたりしてる。 自意識過剰。発育不全。ひとりよがりで咲きちらかして―。  知りたくなくて、理解できなくて、現実逃避をくりかえして妄想。 見たくもなくて、気づきたくなくて、現実逃避をくりかえして妄想してんだ。  朝はめぐりぬ決起前夜。ひざをかかえた内向少年。 不安材料。被害妄想。青い孤独を静かに燃やそう。  知りたくなくて、理解できなくて、現実逃避をくりかえして妄想。 見たくもなくて、気づきたくなくて、現実逃避をくりかえして妄想。 わかりあえなくて、つながれなくて、現実逃避をくりかえして妄想してんだ。
crackpotPlastic TreePlastic TreeナカヤマアキラナカヤマアキラPlastic TreeGood Morning 意味在りげに猥褻 差し当たり血相スマイル さあ何処へ行く?今日は  僕らの基地がいいとはしゃぐ 悲鳴がやまない 毒牙が剥き出している  わだかまりは欲のようだ 在るが故に欲してみようか 傍からはきっと羨む声が 彼方へ導く意味も霞んで  わだかまりは欲のようだ 在るが故に欲してみようか 震えだした 壊れそうだ 笑いだした 廃人 栄華 血で血を染めてくケダモノの様だ 歪んだ火に舞い集う蛾の様だ 傍からはきっと羨む声が 彼方へ導く意味も 霞んで
comic youthPlastic TreePlastic TreeナカヤマアキラナカヤマアキラPlastic Tree夢中で読んだのは僕だけか 君の手紙は嘘 曖昧すぎて鬱 それでも最後迄 読んだんだ 破り捨てる事は いつでも出来るから  少し背伸び 今日に帰る 意味を書き留めとくよ  優しく笑ってるのに 本当も嘘もないんだろう 嬉しいフリが得意気 宛ら操り人形 悲しい哉 本当にささやかだと感じた 何想い 涙する 過ぎ去って 過ぎ去って今更  来るって言ってる 本当かなぁ 君の言葉は嘘 曖昧すぎて鬱 あれから最後迄 続けて 一人きりで ずっと眺めた 写真 傘  雨の日には思いだすよ すぐに書き留めとくよ  優しく時に我侭 本当も嘘もないんだろう 嬉しい程に不機嫌 宛ら三流喜劇 悲しい哉 本当に忘れてしまう気がした 何想い 涙する 過ぎ去って 過ぎ去って今更  優しく笑ってるのに 本当も嘘もないんだろう 嬉しいフリが得意気 宛ら操り人形 悲しい哉 本当にささやかだと感じた 何想い 涙する 過ぎ去って 過ぎ去って  悲しい哉 本当は寂しいフリが好きだから 何想い焦がれても 過ぎ去って 過ぎ去って今更 今更今更今更
星座づくりPlastic TreePlastic Tree有村竜太朗ナカヤマアキラ亀田誠治・プラスティックトゥリーねぇ、 非常階段 登る24時 眠った町のパノラマ ねぇ、 まっ黒な地図 見るのに飽きたら ふたりで星を数えよう  そっと つなげて 新しい星座作るよ ずっと変わらない想いが 夜空に残ったら 残ったら なんかラッキー  ねぇ、 今夜は新月 さんご色した光がおおいつくすから ねぇ、 手を握れない 魚座の僕の指は 泳いでばかりだけど  そっと つなげて 新しい星座作るよ ずっと変わらない想いが 夜空に残ったら 残ったら なんかラッキー  ねぇ、 またたきながら 宇宙の声が賛美歌みたいに聞こえる ねぇ、 ひとりでいるより ふたりの方が寂しいのかもしれないね  そっと つなげて 新しい星座作るよ ずっと変わらない想いが 夜空に残ったら きっと きっと離れない そんな事少し思えたら 「今度また遊ぼう。」って ふたりが仲良くハモったら なんかラッキー
ピカソごっこPlastic TreePlastic Tree有村竜太朗ナカヤマアキラプラスティックトゥリー青い絵の具を塗りまくるんだ! キャンバスの上いっぱいに! 青い絵の具を塗りまくるんだ! 部屋の壁中いっぱいに!  青い絵の具を塗りまくるんだ! 僕の顔中いっぱいに! 青い絵の具を塗りまくるんだ! パレットにあふれてる感情!  口笛を「トゥルトゥー」って吹いて、 平気なふり。平気なふり。 口笛を「トゥルトゥー」って吹いて、 平気なふり。平気なふり。  青い絵の具を塗りまくるんだ! 陽射しのようにいっぱいに! 青い絵の具を塗りまくるんだ! アトリエで狂ってはデッサン!  口笛を「トゥルトゥー」って吹いて、 平気なふり。平気なふり。 口笛を「トゥルトゥー」って吹いて、 平気なふり。平気なふり。 口笛を「トゥルトゥー」って吹いて、 平気なふり。平気なふり。 口笛を「トゥルトゥー」って吹いて、 平気なふり。 平気なふりして、 描くのは悲しい肖像画。 飾んないけど。 飾んない、 けど。
バリアPlastic TreePlastic Tree有村竜太朗ナカヤマアキラNARASAKI・プラスティックトゥリーいつも白黒思考で 好きなものは好き 嫌いなものは嫌い 放課後 ひび割れたチャイム 残響していた 鼓膜が破けそうだ  アスピリン つくり笑い 不感症の涙 クラスメート カメレオン はっていたバリア 生きたふり? 死んだふり? ゼラチンの固まり ゼラチンの固まり―。  手のひら 運命線を切った まっ赤に染まった指先が なんか良いね 現実 モザイクかかった 残像のせいで 片目がつぶれそうだ  ハルシオン 水の匂い 盲目のピアノ 代償行為 ディストーション 美しいアリア 流れる血、なくなれば 透明な心 透明な心―。  もう何も感じないで 生きていける あんなにも信じていた全てが いま崩れていく  アスピリン つくり笑い 不感症の涙 クラスメート カメレオン はっていたバリア 生きたふり? 死んだふり?  透明な心 ねぇ、さわって―  もう何も感じないで 生きていける あんなにも信じていた全てが いま崩れていく
グライダーPlastic TreePlastic Tree有村竜太朗ナカヤマアキラPlastic Tree正午を少し過ぎた、暑い午後。 「カルピスが飲みたいな。」焦がれる僕を乗せて、 自転車はカラカラと走ってく。 夏が消えかけてる、止まってる噴水を回ったら ヒンヤリ気持ち良くて、ないはずの水滴を数えてた。 誰かと話したいな。キズいたらキズついていくって事。 携帯は電池切れだぁ。 あきらめて踏み込んで、ディレイかけた。  なんとなく浮かんでるような、そんな気分。 まるでグライダー。 センチメンタル、感じながら飛んでくよ。 僕はグライダー。  錯覚はすぐに覚めるけど。 錯覚はすぐに覚めるけど。  なんとなく浮かんでるような、そんな気分。 まるでグライダー。 センチメンタル、感じながら飛んでくよ。 僕はグライダー。 そっちまで行くから。そっちまで行くから。 こんな風に、ほら。こんな風に、ほら―――。  変な夢、見ては自嘲気味。 笑う、笑う、笑う。
赤い靴Plastic TreePlastic Tree長谷川正ナカヤマアキラPlastic Treeまるで、意味不明な落書きみたい。心模様。 何を話せばいいの?もつれた糸がほどけない。  鈍く光った切れないハサミ。音を立てたら―――。  遠くで聞こえる。 「赤い靴」みたい、誰かが連れ去ってくよ。 気まぐれな白昼夢。 覚めるのも早いから、また後で手紙を書くよ。  嘘も嫌いじゃない、傷つかないですむなら。 何を話せばいいの?絵本を開けて見たけれど。  破けてばかり。黒山羊鳴いた。ピアノ線切れた―――。  遠くで聞こえる。 「赤い靴」みたい、誰かが連れ去ってくよ。 気まぐれな白昼夢。 覚めるのも早いから、また後で手紙を書くよ。  鈍く光った切れないハサミ。音を立てたら―――。  遠くで聞こえる。 「赤い靴」みたい、誰かが連れ去ってくよ。 気まぐれな白昼夢。 覚めるのも早いから、また後で手紙を書くよ。 ときめきはいつだって僕だけを置き去り。 長い影、残してさよなら。 気まぐれな白昼夢。 覚めるのも早いから、また後で手紙を書くよ。 書くよ。
プラットホームPlastic TreePlastic Tree有村竜太朗ナカヤマアキラNARASAKI・Plastic Tree衛生的。 タイルの駅。 どこかで笑い声、ケラケラ。 僕だけ目を閉じて耳を塞いだ。  水色の冷たいプラットホーム。 速やかに僕は潜り込んで。 何もかも僕は忘れてく。 地下鉄は闇のなか、進んで―――。  矢印は<幻想行き>。 前髪伸びすぎて、そう見えた。 とぎれたホームの端、 白線の上―――。  流れてく外が澱んでく。 誰も居ない海の底みたい。 何もかも僕が忘れたら、 地下鉄に雨が降りだすよ。  水色の冷たいプラットホーム。 速やかに僕は潜り込んで。 何もかも僕は忘れてく、 地下鉄は……。  離れてく僕の後ろには悲しみが小さくなっていく。 どこまでも行ける地下鉄は、 銀色の光、そのもので―――。
HelloPlastic TreePlastic Tree有村竜太朗ナカヤマアキラ西脇辰弥・Plastic Tree「Hello」  また僕は自分だけと会話した 夜明けまで少し ほら、手の中に希望とかがまだあった 星屑じゃないはず  ゆらぎ うたた寝 「またね、いつかね」 言葉ふたつ重ねてみた  覚めた夢 たどれば やさしい歌できてた ゆるやかに聞こえてくる 眠い目をこすったら 確かな今日になるから 何故かすぐ忘れてしまいそうで 君の名前を呼んだ 君の名前を呼んだ  ただ願ってた 憂いが消えていくように 効果はないけど  入院したい 月の病院 明日にはもう、欠けてくから  覚めた夢 たどれば やさしい歌できてた ゆるやかに聞こえてくる 眠い目をつむったら 確かな今日は終わって 何故かすぐ忘れたくない僕は 君の名前を呼んだ 君の名前を呼んだ  覚めた夢 たどれば やさしい歌できてた ゆるやかに聞こえてくる 眠い目をこすったら 確かな今日になるから 何故かすぐ忘れてしまいそうで 君の名前を呼んだ 君の名前を呼んだ 呼んだんだ
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