プリズムポルノグラフィティ | ポルノグラフィティ | 岡野昭仁 | 岡野昭仁 | 近藤隆史・田中ユウスケ・Porno Graffitti | ちっぽけなくせに妄想は膨大で ひとりよがりの麗しきサニーデイズ 取り憑かれたような真っ白な恋だった どこまでも追いかけていた 「誰よりも高く飛べ」 息を巻き見上げた空 乱反射のプリズム あまりの色彩に立ち眩む 眩しくて 遥か遠くて 目を逸らしてしまえば 見失いそうで 気付いたら指をさして示してくれたのは君だった 夢か現か風か幻か 確かめるまで終わらない Great journey 夢中になれるものに出会えたら それだけで自分が少しだけ誇らしい おんなじように思う誰かがどこかで 笑っているならそれでいい 「どこまで来れたのかな?」ずいぶん長い旅になったから ここまでの道のりの答え合わせしようと問いかける 止まらない時間のなかで探しているんだよ 重なる声を それはきっと奇跡のようなめぐり合いなんだと思うんだ 過去も現代も未来もたくさんの愛に包まれている Precious journey 眩しくて 遥か遠くて 目を逸らしてしまえば 見失いそうで 気付いたら指をさして示してくれたのは君だった 夢か現か風か幻か 確かめるまで終わらない Great journey |
Swingポルノグラフィティ | ポルノグラフィティ | 岡野昭仁 | 岡野昭仁 | 本間昭光 | 君はあの日何も言わずに飛び出して行った 通り雨の湿った風 僕は揺れた ふたりはきっと確かな時間重ねたはずさ もうここから生まれるものはないだろう? 窓をたたく雨音は弱まって少しずつ姿あらわす現実 もう濡れる事のない赤いサンダル残して行った 雨が止んで賑わう街に君の声はもう響かない 何も出来ず僕はひとりここに佇んで居ただけさ 慌しく過ぎ去ってゆく日常の中で 薄れてゆく だけど消えない記憶なのさ 君と僕でかわした言葉達はいったい何処へ行ってしまったんだろう? 迷子になっているのならば帰ってこなくていいよ 結局ふたりは空っぽだったね何にも満たされることはなく 通り雨がすべて流し儚き幻になればいいさ ゆらゆらと揺れるあの虹も 時が経てば消えてゆくもの そうだろ? 君は自分の答え探し求め歩き始めたんだろう 僕は晴れた空を眺めて思う強がりでもいいから 相も変わらず煙草吹かしゆっくり僕のままで居るんだ もうすぐ雨は乾いてゆくよ そしたら君を忘れてしまおう |
BLUE SKYポルノグラフィティ | ポルノグラフィティ | 岡野昭仁 | 岡野昭仁 | ak.homma・Porno Graffitti | 僕らが乗っているバスはてっぺんを目指した 何マイルも進んで来たけど雲は晴れず霞んでいる 大切に持っている重過ぎるリュックサックが このバスの速度を緩めギアを落とし空回る Under the moonlight ここは暗闇のstation そこに居座る主は言った「別れを告げる時が来たんだ」 バイバイ僕らの弱い少年の残骸を捨て 爍々と太陽が照らし出す下へと 決して易しくない てっぺんの蒼い空 一瞬で土砂降りに変わりまた晴れる バスに乗って進める道はここで終わった 道なき道登るための術を僕ら見つけよう Over the trouble 風は完全against ならば帆を張れ 翼を生やせ 上昇気流にうまく乗っていけ 冒険をはじめたのは誰でもない自分で 舵をとる手 離すわけにはいかない キリキリ痛み軋む 心の摩擦を 上々な気持ちにするのも自分だけ バイバイ僕らの弱い少年の残骸を捨て 爍々と太陽が照らし出す下へと 決して易しくない てっぺんの蒼い空で そしてまた登るべき頂を見る |
ルーシーに微熱ポルノグラフィティ | ポルノグラフィティ | 岡野昭仁 | 岡野昭仁 | Porno Graffitti・宗本康兵 | マリブビーチの香りが 誘惑を予感させた ブラックライトで照らしたら 天使のような輪郭で踊る ビリビリと床を這う低音に乗って その距離を数ミリほどに迫ってみたい 背けない心は ルーシーに微熱 1ミリごと1℃上昇 理性は微弱 胸元にはキラリと光る汗 誘う言葉は I will always love you フェイクファーのゆらめきに 魅せられた男どもを フラッシュライトで散らしたら ご褒美にありつけるのかな? ジンジンと頭の中が痺れている 僕ならば誰よりも上手く無傷のまま 騙されてあげるよ ルーシーとミッドナイト フロアを舞う妖艶なバタフライ 夢ひとひら 夜の空へ飛び立とうよ fly away 刹那の記憶よ Let me be on your side ゆっくり廻るこの地球(ほし)には僕ら二人だけ どうせならいっそアンリミテッド どこまでも行ける ルーシーに微熱 1ミリごと1℃上昇 理性は微弱 胸元にはキラリと光る汗 誘う言葉は I will always love you 何も汚さず Let's spend the night with me |
カシオペヤの後悔ポルノグラフィティ | ポルノグラフィティ | 岡野昭仁 | 新藤晴一 | tasuku・Porno Graffitti | ひどく深い眠りのサイクル 靄のかかる正常な意識 どうして慢心が口を衝いた 身の丈知らずの馬鹿者よ 成したものなど宇宙(そら)の塵ほど 一瞬で消え去るほどのもの 虚しいカシオペヤの後悔 痛いくらい我が身貫く 灼熱のプライドが激しい豪雨に打たれたように冷たい 吹けよ嵐 轟け雷(いかづち) 壊せ砕け 腐った心 思いは彼方まで駆け巡って 記憶はどうしても拭えない 体中に廻った毒を綺麗に失くす血清を 嘘を許してしまうのも それを支配する我が心 コントロールを失くしたら誰にも救えない哀しい暴発ばかり 「夢を見てるだけならいいでしょ? 蒼い海に体浮かべていたい」 古の女神が僕に語りかける ポセイドンに裁かれて逃れられない罰が下るのか? もう都合のいい言の葉は誰の耳にも届かないだろう 虚しいカシオペヤの後悔 消える事ない深い傷跡 もう二度とは戻れない 崩れないように 負けないように 時が過ぎるのをただ静かに待ってる |
エピキュリアンポルノグラフィティ | ポルノグラフィティ | 岡野昭仁 | 新藤晴一 | 篤志・Porno Graffitti | この世界の煌めくものをボクは放っとけないよ 何よりこの目で確かめたい 胸騒ぎが号令になってニヤけた顔になって そしたら脇目も振らず進め 頬に感じてるのは ロマンスの風 甘酸っぱく漂う香り 止められないよ Wow Wow Wow… I wanna“Joy & Smile” Wow Wow Wow… エピキュリアン 止まない笑顔は全部素敵な宝石のよう 愉快に Ride on time それが In my life 「山もあれば谷もある」って野暮なこと言わないで 時には思うがまま進め キミのことを死ぬほど好きになったら 心が嬉しくなって泣いていたんだ Wow Wow Wow… I gotta “Love & Cry” Wow Wow Wow… You're my star 涙と笑顔は実は隣り合わせなんだ ゆらゆらシーソーゲーム それも In your heart Wow Wow Wow… エピキュリアン Wow Wow Wow… I gotta “Love & Cry” Wow Wow Wow… You're my star ボクらは今日よりも明日の方が幸せだと強く信じよう いつでもドリーマー Wow Wow Wow… |
365日ポルノグラフィティ | ポルノグラフィティ | 岡野昭仁 | 岡野昭仁 | 近藤隆史・田中ユウスケ・Porno Graffitti | 今日のキミはなんか浮かない顔 言葉にしなくてもボクにはわかってる 365日の心模様 日替わりの顔で明日を迎えている きっとボクに出来ること 少ししかないけど 黙って受け止めて一日の一瞬が明るく変わればいい キミの手を握ったら 恥ずかしくて照れちゃうけど 一緒に腕を振って 思い切りはしゃぐんだ 素敵なロケーションでも格別なディナーでも つまり結局のところキミの笑顔が見たい 十人十色 よく聞いてきた言葉 キミは何色? ボクは何色でしょう? 友達と色が違うと知ったら不安になって ときどきカメレオンが色を変えて身を隠すみたいなことをしてる 自分らしさって何だろう? 難しくってしょうがない ごめんね ボクはキミにマシなこと言えないや きっと夜空を見上げ ため息をひとつふたつ どんなに偉い人も同じように悩んでるさ 365日 移り行くカレンダー めくればめくるほど 新しい日が待っているんだ キミの手を握ったら 恥ずかしくて照れちゃうけど 一緒に腕を振って 思い切りはしゃぐんだ 素敵なロケーションでも格別なディナーでも つまり結局のところキミの笑顔が見たい |
電光石火ポルノグラフィティ | ポルノグラフィティ | 岡野昭仁 | 岡野昭仁 | 江口亮・Porno Graffitti | 酸素がもう肺の中空っぽ 気力体力もう限界 やれるだけやり切って燃え尽きる 青い空を優雅に飛んでいる黒光りのカラス 余裕を感じた 笑ってた 馬鹿にした そんな気した グルグルと回って元通り 電光石火で夢の中まで地平線まで 行けると踏んだ若かりしオレ カッコ良かったけど これからどうかわす? 難易度はA級 踊らされたピエロじゃイヤだ 理想郷の果てを知りたいからどこまでもぶっ飛ばす 自分の中で燃えそうな欠片を 無理にでも掻き出して確かめるそんな状態 継続中 ジタバタとやってはいますけど他でもないキミに オレの勇姿を見せつけたい 焼き付けたい 惚れさせたい ドキドキとしちゃって火が点いた 疾風雷神 恋のマジック爆発的な すべてを変える価値観を持つ恐ろしい力 再び湧き上がるモチベーションは回復 キミのためなら何でも出来る なんて言えちゃうから 心配ないよ 頑丈に出来てるから 電光石火で夢の中までキミの中まで 脇目も振らず走り抜くオレ 様になってたから まだ見ぬ未来を憂うのはヤメにして 踊らされて曲がりくねった自分らしい道を ギラギラとカッコつけてぶっ飛ばそう |
FLAGポルノグラフィティ | ポルノグラフィティ | 岡野昭仁 | 岡野昭仁 | Porno Graffitti・宗本康兵 | 名もない傷だらけの戦士達ばっか そんで常識も教科書も信念さえもねじ曲げられちまった Hey you 傍観者気取っているキミ ヒーローなんてもんは現れない 自分自身に賭けるしかねぇぞ Girls be ambitious, aren't you? Now. 燦然とキミは頭上へと光り輝く旗をたなびかせ 颯爽と今を駆け抜ける使命を持っている その旗に掲げるテーマは何だ? 愛か? 仁義か? 現状 確かに半端ない時代で 胸を押されて 深呼吸も出来ないような空気が蔓延る Hey you 苦しんでいるもん同士 笑っていられる時間を今一緒になってさ 増やしていこう Good days Good times How are you? 運命を共にする僕らに それぞれ背負う旗があるとして どんな色でも変な形でも素直に讃え合えること 例えば何も書いてない白い旗でも 燦然とキミは頭上へと光り輝く旗をたなびかせ 颯爽と今を駆け抜ける使命を持っている 道は険しくとも 愛も仁義も風林火山も平和も絆も希望もambitious も この時代には全部正解で一人一人が試されている 僕はそう思うけどキミはどうする? |
クリスチーナポルノグラフィティ | ポルノグラフィティ | 岡野昭仁 | 岡野昭仁 | ak.homma・ポルノグラフィティ | 待ちに待ってヤツはやって来た 俺の初代愛車「クリスチーナ」 眩しく輝くガンメタなボディ 早く走ってくれと呼んでる 革張りのシートに身体埋めて キーを差し込んでエンジンに火が入る 心躍る躍るシェイクダウンだ だけど目の前の標識はなんだ? ああ思い出した!「進入禁止」と僕はペーパードライバーだ ちょっと気になるシャレたお店も 縦列駐車はまだやばい止めよう… 後続車が俺にプレッシャーをかける 焦っちゃダメだと自分に言い聞かせ 大義名分は「安全運転」 だけどホントは不安でたまりません 我慢してくれよ お前のすべてを 引き出すのはまだ時間が… クリスチーナよお前に間違いない 魅惑のドライブへ誘ってくれ 非力な俺だが よろしく頼むぜ いつかは一心同体だ 爽快だ 老獪だ だいたいだ 最高 |
バベルの風ポルノグラフィティ | ポルノグラフィティ | 岡野昭仁 | 岡野昭仁 | タスク・Porno Graffitti | 空に放つ希望の歌が 掠れ足元へ落ちてく 長い夢の中にいるのに やたらリアルが迫って来る Screaming to the fog 焦燥の日々よ Enter the darkness それでももっと強くなれたなら (still in my heart) 今も止まぬバベルの風が 僕の心吹き抜けた take it back, don't forget あの日交わした約束は永遠に続く いわばそれは囚われの身だ 見えない鎖に縛られて 同じ場所で何度もストップモーション 先へ転がって行かないストーリー Wasting precious time 慟哭の日々に Enter the crossroad この広い街で迷子になった (lost my heart) 越えて越えて越えて行くんだ 甘い幻想のエピローグ fake a tear, fake a smile 誤魔化せないとわかったはずだろう? 自分を 染まる夕陽がやけに痛い あるがままを愛せたならば 明日は勝手にやって来ます 胸を掻きむしる旅人よ 今も止まぬバベルの風が 僕の心吹き抜けた take it back, don't forget あの日交わした約束は永遠に続く 続く |
小説のようにポルノグラフィティ | ポルノグラフィティ | 岡野昭仁 | ak.homma | ak.homma・ポルノグラフィティ | あなたの好きな小説の中に 愛を壊してしまう悲しい二人が居たね 青空を見上げて二人は別の道を歩んだ そんな結末に涙していた 嗚呼 僕らも小説のようになるの? 少しずつほころびて崩れ落ちそうになっている 繋ぎ合わせる愛はもう残らないの? 今流す涙にはそれと同じ結末が見えているんだろう 生きるという果てなき時間の中で たくさんを学び知り僕が居る理由探す 今それを探せた 遅くはなってしまったけれど 確かな答えは今ここに 嗚呼 あなたに愛される事で 僕は輪郭を縁取られ色が付いてここに居る そして僕もまたあなたを色付けて行く事が出来るはず だから聞いてよ 僕が生きる理由を 嗚呼 今日の空は曇り空 その後は雨が降る 永遠に雨が降り続けばいいのに あの小説は青空で終わっていた 間違った結末さ だからお願いサヨナラは言わないで・・・ |
ジューンブライダーポルノグラフィティ | ポルノグラフィティ | 岡野昭仁 | 岡野昭仁 | ak.homma・Porno Graffitti | 隣に座る白いドレスの女性(ひと) 今日から君は僕のお嫁さん 例えば気持ち言葉にするなら 二人は同じ言葉選ぶでしょう 華やいだ人の祝福に包まれて 胸に募る「幸せ」というこの想い 僕ら二人は巡り合えた 自分以上に大切なもの 6月の風に誘われる 胸の深くで魅かれあった それは運命と呼べるもの 時には僕を頼りなく思い 不安な夜を過ごしたことでしょう それでも君は投げ出すんじゃなく 僕を理解(わか)ろうと頑張ってくれたね もしもこれから小さな綻びを見つけたら 静かにそっと紡ぎ合えたらそれでいい これから二人が通る道 きっといろんなことがあるだろう 僕の喜び君にあげて 君が痛むなら僕とずっと話そう 朝がやって来るまで 夜更けの公園で 古びた映画館で 素敵な出会いに感謝 父の手と母の温もりで育まれた家族 誰も皆そこから始まって今の僕らがいる 今僕たちは家族になる 二人の帰る場所を作ろう 僕ら二人は巡り合えた 自分以上に大切なもの 6月の風を憶えていよう まだ見ぬ未来に思い出す為に ホントただ君が好き 桜舞う春に 潮風香る夏に 素敵な出会いに感謝 枯れ葉散る秋に 白銀の冬に 最高の出会いに感謝 |
Rainbowポルノグラフィティ | ポルノグラフィティ | 岡野昭仁 | 岡野昭仁 | ak.homma・Porno Graffitti | 走る 走る 今日も走る 我を忘れ大地を蹴って 過去の自分よりも速く走る 辛い日々にひたすら耐える 理由(わけ)は一つ 負けないためだ 風に 山に 太陽に そして君に 弱き我が心よ 共にまた行こう 胸を張って 思い切って 強くなるためのハイペースで 七つの色が重なり合って空へ伸びゆくあの虹のように 君と僕とが描いた夢に色を付けて重ね合わせよう だから前へと進まなければ歯を食いしばり涙を流し 一歩一歩に力を宿し喜びの声に湧くゴールは over the rainbow 走る 走る 時を忘れ 疲れ知らぬ 風の子たちは 雨が降れど ものともせずに まだ走る そうだ あの時も探していた虹を 見上げた空 浮かぶ七色 未来へ向かう号令になる なぜ僕たちは大人になって無くしたものに気付くのだろう? 夢や希望を口に出すこと後ろめたい気持ちになってる だから今こそ大事な人に愛する人に見ていて欲しい あの日のように駆け抜けるからひたむきな心が引き寄せる wonderful world 身体中 悲鳴を上げてもまだ走る 背中押す声 過ぎ行く景色 追い風に乗ったハイペースで 七つの色が一つになって光を浴びてあの虹になる 信じ続けて重ねた日々が報われる時がやって来た だから前へと進まなければ歯を食いしばり涙を流し 一歩一歩に力を宿し喜びの声に湧くゴールは over the rainbow |
休日ポルノグラフィティ | ポルノグラフィティ | 岡野昭仁 | ak.homma | ak.homma・Porno Graffitti | おだやかな午後 柔らかな日が差し込む 今日は久しぶりにゆっくり休もう ベランダの洗濯物は乾いたかな? いつのまにか季節外れになったTシャツ 時が過ぎるのは早いものだ、と思う そばで君はうたたね 僕は起こさないように 音も立てずにそっとベランダへ出た 僕も大人になったもんだ なんて勝手な思いやり 一人で微笑んでいる 君の寝顔見て となりの家から夕飯時の音が聞こえてくる 子供の頃はそれを合図に家路へ着いたと 急に思い出したり あの頃と比べて僕はどこか違うかな? なくしたものがたくさんある気がした 淋しい気持ちになってしまってたけど やっぱり気付いたよ 僕はこのままでいい 君が居てくれる 今も君はうたたね 話す相手居ないから ベランダで一人 昔の景色みている 振り返ってみることも大切だね 自分の居る場所を僕ら 確かめながら歩んで行くんだね 今日も明日も |
曖昧なひとたちポルノグラフィティ | ポルノグラフィティ | 岡野昭仁 | 岡野昭仁 | ak.homma・ポルノグラフィティ | 駅の近くのカフェテラス 行き先は決まっていない 冬の端っこで二人は ただひっそりと話している 甘くとろけるようなセリフも交わしてないし 世の中を憂う大人の言葉もないけどそれでいいんだ 窓の外は木枯らしが吹いて 街ゆく人は凍えている ここに愛が芽生えるかは誰も知らないから 春を待ってみよう 3杯目のホットコーヒー 地元の話も終わった そろそろどこかへ出掛けよう でも寒いのは勘弁だ 二人並んで歩く その時くらい手は繋ぐ なんとなく胸は高鳴っている そんな気はするんだけど 曖昧な二人の関係は 他と比べりゃおかしいけど それなりの歩幅をもって ゆるり進んでいる そこにはサプライズもマンネリもない平坦な恋路だけど 歩いてゆくには心地良いから疲れ知らず 苦しいことも知らず 『あいまい』という文字の中には『あい』という文字も含まれる 誰に急かされることのないペースでいいんだ ほんの少し愛が芽生えたら 春を待つ草花とともに 大きくなるのを眺めて 笑えているのなら 二人上手くやれる |
Ouch!!ポルノグラフィティ | ポルノグラフィティ | 岡野昭仁 | 新藤晴一 | | 女心わからない 男が多すぎよ フヤケたその心を叩き直せ 毎晩毎夜大変ね 仕事の他にもお付き合い お酒はほどほどにしといてね だけどアンタこのご時世 21世紀にもなって 連絡ひとつもよこせないのなんで!? 女心は時に情け無用なのよ アンタの事情なんて関係ないわ 信じてるし男の甲斐性もわかっている だけどいつも心にアタシが居て!! 複雑怪奇な迷宮 Woman's heart 未来永劫のテーマだ Woman's heart 夢を大いに語るのは素敵なことだと思うわよ ロマンは男に必要ね だけどアンタが見てるのは今日じゃなく明後日ばっかなの まさに”ローマは一日にしてならず” 女心は常に現実的なのよ 健気な幸せが大切なの 上を向いて歩いて足をすくわれるより 石橋でも叩いてゆっくり進め!! 筋金入りの正論だ no objection 手のひらの上で結局 Rollin' stone 女心ひとしお 魅かれ続けるのよ 母性の賜物ね Baby love to you 女心ひとひら しおらしいものなのよ だからアンタ背中で 漢(おとこ)見せて!! |
見えない世界ポルノグラフィティ | ポルノグラフィティ | 岡野昭仁 | 岡野昭仁 | ak.homma・ポルノグラフィティ | 少年は高く志した 自分は全て叶えられると 走るスピード考えず 前にひたすら駆け抜けて行った でも少しずつ見えてくる世界には 見えないものが大きくある 想像を超えた現実は僕らを怯ませてゆく こんな痛みを伴うとは思ってなかった 僕らが描く理想は例え小さくても お手軽ですぐそばにあるものではないのだろう すでに囚われ始めてた せまく息苦しいカゴの中へ きっと見えないもの 確かめるあまりに 現実を止めてしまってた SOSから僕らは這い上がれるはずなんだ きっと痛みを伴うのを怖がってる 頑丈で折れない心 手にしてゆく姿は 泥にまみれ美しいばかりじゃないものだ 想像を超えた現実に 掴めない理想の前に 空から降り出す雨に 強すぎる風のいたずらに うつろう人間の心に 悲しみや憎しみの前に 愛をなくした現代に 愛を見いだす困難に 想像を超える現実は少年を大きくさせる どんな痛みも共に連れて歩いてゆける 少年が描く理想は月のようにカタチを 変えてゆくけどずっと空にはあるのだから |
Twilight,トワイライトポルノグラフィティ | ポルノグラフィティ | 岡野昭仁 | 岡野昭仁 | | 亜細亜のスミで鳴き声一つ 繋がれた飼い犬が夜ごとリフレイン 主人はまるでシカト状態 「構いません。 あなたの側にいますから。」 さあ さあ 行きましょ みんなを乗せて走るナイトトレイン 「行き先をどなたか 告げてくれませんか?」 嗚呼 もう 戻れない twilight トワイライト twilight トワイライト 地球(ココ)にあるすべては一つだと 謳えば謳うほど嘘になり 敵はどこだ?と捜し続けた 暴走の果てに辿り着いたら 蔑んで 壊して 殺した twilight トワイライト twilight トワイライト twilight トワイライト twilight トワイライト トワイライト… twilight sunset nightmare moonlight |
wataridoriポルノグラフィティ | ポルノグラフィティ | 岡野昭仁 | 岡野昭仁 | タスク・Porno Graffitti | 夕陽に浮かぶ鳥の群れたち 彼方に霞む蜃気楼 誰かに会うために進み続ける それは途方もなく長い旅 どこへ向かっているのか 導く羅針盤はなくても 遠くで声が聞こえている 思いを馳せるよ 運命のシルエット そしてキミと巡り合った ずいぶん前から知ってるようだよ ボクの見える世界が変わる ただすべてがいま輝き出したんだ 降り出した雨は羽を濡らした 止むまで少し休もうかな 寒さにも負けず 焦らずに行こう ボクを待ってる人がいる もしも知らないうちに 未来が見えなくなっても もつれた糸をほぐすうちに 新しい夜明けが始まりを告げる たとえ何度生まれ変わっても 何度もまたキミに巡り合う きっといつも温かい場所へ まっすぐに帰る渡り鳥のように 約束を交わしていなくてもいい 必ず会える場所があるはずさ それがいつかはわからなくても 僕らの空は繋がってるんだ そしてキミと巡り合った ずいぶん前から知ってるようだよ ボクの見える世界が変わる ただすべてがいま輝き出したんだ 眩しすぎるほど輝き出したんだ |
ダリアポルノグラフィティ | ポルノグラフィティ | 岡野昭仁 | 岡野昭仁 | TASUKU・Porno Graffitti | 今夜も窓際いつものあの席で しゃべる話題はたわいもないことだ 「最近、暑すぎる」だの「テレビが、つまんない」だの グラスに注ぐのはガス入りのウォーター HANATAREのガキでもないし I don't have a big dream. ギラつきもなくなるし ダリアの花が咲いていたとさ 赤紫がとてもお綺麗 お花畑を歩き過ぎたら 匂いにむせてひと休み 今夜もあの席 ガス入りのウォーター 後ろの奴らの話がエグすぎる 他所(よそ)の不幸を笑って喰い物にしてるんだ でもね、明日は俺もそうするんだ HAJIMOSEZU もうヤになって I am always fool. また空にツバを吐く ダリアの花の花言葉には 移り気という意味もあるらしい 優雅に咲いた花を見てたら 涙がほろり 零れ落ちた ダリアが俺に何か言ってる ゆらゆら揺れる俺に言ってる お花畑を歩き過ぎたら 耳鳴りがしてもうやめた 次のお花はどこに咲く? |
デザイアポルノグラフィティ | ポルノグラフィティ | 岡野昭仁 | 岡野昭仁 | 近藤隆史・立崎優介・田中ユウスケ・Porno Graffitti | Wow…感情のリレーション Wow…残像はフォーエバー 吐息を絡ませ また始めよう 一糸まとわぬまま 剥き出しで踊れ 獣が戯れ合うように抱きしめて 首筋 甘噛み くちびるで鼓動感じる そして登り詰めても終わらない物語 午前三時の夢うつつの中で 熱く交わしたくちづけの分だけ 二人の夜明けはまだやって来ない あなたのことが好きです ボクの全部を投げ出してしまおう Wow…灼熱のエモーション Wow…忘却のシチュエーション 背中を照らした月の光を 指先でずっと撫で続けていた 描いたその円の中にあなたの心があるなら確かめられたらいいのに 今夜 何度果てても辿り着けないだろう 深い湖 仄暗い底まで 息を吸うのも忘れてしまうほど 二人の時間は止まったままになる 覚めやらぬその昂り あなたを巡る旅は続くのでしょう 広い宇宙(そら)のあの星はまだ今も変わらないまま輝くのか Oh そして登り詰めても終わらない物語 午前三時の夢うつつの中で 熱く交わしたくちづけの分だけ 二人の夜明けはまだやって来ない あなたのことが好きです ボクの全部を投げ出してしまおう Wow…感情のリレーション Wow…残像はフォーエバー |
MONSTERポルノグラフィティ | ポルノグラフィティ | 岡野昭仁 | 新藤晴一 | ak.homma・ポルノグラフィティ | 決着(けり)をつける頃かも 見栄を張るばかりの人生 身の程を知ればそこで 振り出しに戻れるのだろう 裏側を暴かないでよ そこに在(あ)るもの分かっている 「夢」や「希望」を喰い尽くす「嘘」や「妥協」というMONSTER 自分自身と交わした約束 破り続けていたら いつのまにやら居座り続ける この心の奥深くに 決着(けり)をつける頃かも 見栄を張るばかりの人生 身の程を知ればそこで 振り出しに戻れるのだろう 「しょうがない」という言葉で 逃げ出すことを正当化して 甘ったれな安易な道へと 知らぬ間に誘うMONSTER 自分自身を律することさえ ままならないくせして 誰かのせいや 時代のせいにして 傷を負わなくしていた 小手先で誤魔化しを 利かせるのは上手くなった その場しのぎで繋いで 偽物の汗を流した 百花繚乱? 諸行無常? おお なんてこった ならば I'm a LOOSER 誰の心にも飼い馴らしてる It's a BIG MONSTER もう隠せないと覚悟を決めたら 不意に怖くなったよ 少しだけでいい 勇気を下さい キミはどんな風に見てたの? 知らないのは自分だけ 等身大の自分を 他人はすべて知ってる 悲しきピエロの夢 決着(けり)をつける頃かも 時間はもう残されてない 期待はずれの自分に おさらばしてゼロに戻ろう |
朱いオレンジポルノグラフィティ | ポルノグラフィティ | 岡野昭仁 | 岡野昭仁 | ak.homma・ポルノグラフィティ | 僕を溶かしてよ 蠢いている言葉たちの出口はどこ? いつの間にか塞がれて行き場をなくしてしまっている 生きていく中で触れて来たもの 混じり合うことを重ねて そしてただ胸の奥でゆっくり塊になった ずっと全て受け入れる事が 僕の弱さ 打ち消すと信じていた… 僕を離してよ その手を退けて 何故そんなに強く掴む? 前を向きひたすらに走り出さなきゃいけないのに 腕を払っても爪は食い込んだ 強く掴む人はそう…僕だった そして飽きるくらい自分と向き合った あと何回くらい繰り返せば辿り着けるの? 鋼鉄の鎧を纏っている 僕のこの心を今すぐ 誰か灼熱の抱擁で 愛撫して溶かしてよ 綺麗なもの 歪んだもの 僕にはある ただ曝す事が怖くて 与えるもの 失うものさえも 見えなくなった ああ僕を返して下さい |
Montageポルノグラフィティ | ポルノグラフィティ | 岡野昭仁 | 新藤晴一 | 篤志・Porno Graffitti | はじまりも終わりもなく どこまでも続きそうで 一人きり震える 君よ Don't cry Don't cry 暗い路地裏 眠った黒猫 誰の運命を 翻弄しているの? 今日の不安と昨日の後悔 戦わせても無様な泥仕合 幾つもの場面 繋ぎ合わせなきゃ 望んでる夢にはまだ届きそうもない 何度でも破りすてて ただ未来描きなおす 名もなき色を重ねた 君のプライド プライド 強さだけ信じないで 弱さだと憎まないで その意味に気付いて 君はモンタージュ モンタージュ 歪んだ言葉 トラウマの Bad trip 冷凍保存されたまま Going on 愛してあげたい 惨めな心 ずっと寄り添って離れられないから 笑顔を写した 懐かしいフォトグラフ 瞼の裏に残る 鮮やかなプリズム 繰り返し浮かぶイメージ 輝けるあのGlory days 主人公は揺るがない 君のストーリー ストーリー 限りなく広がる世界 誰も皆 迷うのだろう 決断のその先に 君の Universe Universe 彼方にぼやけて消えそうな蜃気楼 信じているけれど ゆらゆらと風に舞っている 海原に投げ出されても 水を掻くことを止めないで 狂おしく美しい 君のプライド プライド 勝つことの脆さを知り 敗北で優しさを知る その意味に気付いて 君はモンタージュ モンタージュ |
ロストポルノグラフィティ | ポルノグラフィティ | 岡野昭仁 | 岡野昭仁 | ak.homma・ポルノグラフィティ | 鮮やかな花びら 雪の花が落ちる 大地の眠りさえ 邪魔をせず落ちる 僕のすぐ傍から 大切なもの消える 熱で積もる雪が 溶けるように消える 心はかりそめ 漂うままで ゆっくり現実をなぞるばかり 茜色の空 夜は迫る 浮かび上がるのは一番星 繰り返されゆく不変の渦 明日もそれは同じで すべてをこの手で掴みたいのに 二つの掌すり抜けてった 運命などという言葉なんて 知らない方が良かったのになぁ… ふと過る記憶が この上なく嬉しい 時に抗うように 昔に戻りたい 色褪せる思い出 あなたの声は少しずつ掠れて遠くなってる コバルト色した大海原 注いだ河には雪解け水 巡るものは皆 諦めたように身を預け委ねる あなたは行きたくなかったでしょう? 突然の風に攫われるように 僕とは離れた道を行った 惜しむ間もないまま行った 失うものが多くあり過ぎて その中で希望の道を見つけるだなんて… 茜色の空 闇夜の月 地球のどこかで産まれる命 宇宙の法則の上を歩く 小さ過ぎる僕達 忘れたくはない 消え去って欲しくない だから今ここで歌に代える あと何年経っても 僕の中に 深く深く留めておくよ |
東京ランドスケープポルノグラフィティ | ポルノグラフィティ | 岡野昭仁 | ak.homma | | 曇り空は憂鬱に拍車をかけた 街は東京 大都会 灰色ランドスケープ とても大きくけたたましい音の中 ラプソディはいまだに歌えていないな 僕の声さえ聞き分けられないのに 首都高ではまた今日も渋滞さ 何するにもここではすんなり行かずだ さすらいの出口はさらに混み合ってる 歴戦のツワモノ達が立ちはだかり微笑んでる 「早くここへ這い上がれ。違う景色をみせてやる。さあ早く!!」 僕は弱者で白旗を振る寸前だ 憧れには近づけてはないけど 仰ぐ東京狂詩曲(ラプソディ) 夢は続いてる さすらいは僕に何を与えてくれる? すぐそばの彼方へ向かう果てしない終わりなき旅を 僕はこれからも進む 振り返るヒマなんかない そびえ立つ高層ビルも溢れ返した人波も 眠ることのない街もそのまま飲みこんでしまえ すべてを 弱者の群れを迎えるパレードになれ 歴戦のツワモノ達がかつて僕にこう言ってた 「生きるという証明を今ここに残してるんだ。It's so easy!!」 今日は明日へとただ続いていくだけさ そう東京(ここ)に来て ずいぶん時は経った 思ったよりやれてる?褒めてあげよう |
素晴らしき人生かな?ポルノグラフィティ | ポルノグラフィティ | 岡野昭仁 | Tama | ak.homma・ポルノグラフィティ | 嗚呼 僕の部屋 クズが溜まる マガジンのマウンテン ボトルのリバー これも生きていく為には必要 てことは僕もそんなクズなのか? 空を見上げれば誰が見ても快晴 雲一つないのがまたやけにムカつくぜ もお! こんなはずじゃない 先月の僕は英気に満ちて溢れんばかりだった なのにもう ネガティブシンキング さあ こんな僕も今日でおさらば クズを集めて身を清めよう 嗚呼 よくもまあ溜め込んだもんだ 恥ずかしくなるね まあそんな事もある 思った矢先に電話のベルが鳴る 「なんで連絡ないの?」あの娘からのお叱りだ 「そんな言われても僕は君の為だけの僕じゃない 誕生日忘れてる? それはね…。世の中のせいだ…」 そしてあの娘は去り クズも綺麗に ある意味すっきりだよく見りゃまた空も晴れ 素晴らしき人生かな? 山も谷も紆余曲折も なけりゃない方がいい 必要以上 強くなってもねぇ? |
Let's go to the answerポルノグラフィティ | ポルノグラフィティ | 岡野昭仁 | 岡野昭仁 | | 情熱は変わんないぜ 今でも因島(いんとう)Dreamin' 冷めきったこの時代を飽きもせず焦がせ 確信は持ってないし怯む事もある それでも歌ってやる なりふり構わず Thirties の遠吠えをしかと聞いとけ 行けるだけ前に 疾走中のUpperな気分を Growin' 心拍数を上げて切り裂け音速の魂で Welcome to the jungle な気分に Ride on 導かれるままにあの日の思いを貫いて ヒトリノ夜にはMugenの幸せ 本気で考えジレンマの渦に 心のヴォイス聞いてもう一度ROLLする 確かにLACKしたものはあるはずだ Thirties の理性が行く手邪魔するようなら捨てろ Let's go to the answerはまだまだ先に 螺旋のこの道は必ず上に繋がってる 雑音級のNoisyな声には Shutdown 爆音を奏でて興奮の声だけ聞けばいい ずっと疾走中のUpperな気分を Growin' 心拍数を上げて切り裂け音速の魂で Welcome to the jungle な気分に Ride on 導かれるままにあの日の思いを貫いて Let's go to the answerは何処かにあって 君となら行けるさ痛みがあるのも構わない |
むかいあわせポルノグラフィティ | ポルノグラフィティ | 岡野昭仁 | 岡野昭仁 | tasuku・Porno Graffitti | おかえり やっと会えた ずいぶん長い旅だった 途中でそっと呼び掛けたけど前を見たまんまで応えなかった どこへ行けた? 何を見つけた? 誰かのこと好きになった? もっと笑って話してごらんよ ずいぶんと曇った顔してる 寄り道でもしてみたら景色がもっと鮮やかになる 今素直に受け止めよう この世界のざわめきを尊き日を 心と心をむかいあわせ 優しく輪郭をなぞった 知らずに放って置かれた傷がいくつか残っていたよ 真っ赤に腫れあがるその傷をさすって元どおりにするよ ゆっくりゆっくり眠ればいい ボクが守ってあげる ハローグッバイ いろんなことが何度も行ったり来たりで 幸せなこと 悲しくなること 一本の道の上にあったりする もう少しだけ歩こうよ せっかくここまで来たんだから 誰もがこの道を通るから 陽だまりの場所 尋ねて 向かってみよう 心と心を重ねあわせ 耳を当てて聞きとるメッセージ 消えそうな小さな叫び声がずっと聞こえてくるよ 「どうしてどうして強くなれない?」涙が交じったその言葉 大事に拾って大きくして 空へ運んで行くよ それはボクにしか出来ない どこにも置き去りにできない ましてや壊すための勇気なんてもっていない 真綿にくるんで この思い抱きかかえる さよなら また旅へ出るんだね 後ろを振り向かずに行くんだ まだ見ぬ素敵な景色がある 信じて進んでみよう 心と心をむかいあわせ そこに生まれるものがあるよ それを人は愛と呼んでいる ボクにも見せておくれよ きっと見つけられるから あなた あなたに出逢いたい |
惑星キミポルノグラフィティ | ポルノグラフィティ | 岡野昭仁 | 岡野昭仁 | ak.homma・ポルノグラフィティ | ボクのそばにはずっと地球で言う月のように 廻ってる星がある その名も「惑星キミ」さ 強烈な重力でボクを引き寄せてゆく ふわふわと満ちてゆく感情は無重力 深く深く刻まれたクレーター そこには二人の記憶があるのさ 惑星 OF THE LOVESICK STAR キミにとってボクは青く見えているかな? 惑星 OF THE LOVESICK STAR ずっと変わらない距離で二人は居られる 惑星 OF THE LOVESICK STAR 夜にはいくつもの顔で魅せられていたい 惑星 OF THE LOVESICK STAR いつもボクを惑わせて 恋が彗星のように通り過ぎてくこともあった 「またいつか会える」なんて そんなロマンスはいらないんだ 出逢いなんて星の数だけあるなんて言うけど ボクにとってキミにとってそれは ひとつでいいだろ? すべてが吸い込まれてしまうブラックホール そこには二人の異空間がある 惑星 OF THE PREMIER STAR 誰にも邪魔されることはないはずだから 惑星 OF THE PREMIER STAR もっと大きく黄金色に輝いて 惑星 OF THE PREMIER STAR 息が苦しくなるほどのキスをかわそう 惑星 OF THE PREMIER STAR ずっとボクを惑わせて 深く深く刻まれたクレーター そこには二人の記憶があるのさ 惑星 OF THE LOVESICK STAR キミにとってボクは青く見えているかな? 惑星 OF THE LOVESICK STAR ずっと変わらない距離で二人は居られる 惑星 OF THE LOVESICK STAR 夜にはいくつもの顔で魅せられていたい 惑星 OF THE LOVESICK STAR ずっとボクは離れない |
夕陽と星空と僕ポルノグラフィティ | ポルノグラフィティ | 岡野昭仁 | 岡野昭仁 | ak.homma・ポルノグラフィティ | もうすぐ夕暮れ高層ビルの向こう落ちる こうして立ってる僕の影も長くなる 五車線道路に架かる歩道橋の上で 落ちゆく夕陽に向かって声に出さず言った 「サヨナラ。」すべてが消え去るはずないけど 君への想いは太陽とともに沈んでゆけ 夜空見上げるかすかに光る星達に 僕は自分に偽りないと誓えるだろうか? 何故にすれ違う事選んでしまう 過ぎた時間は帰らないと知っているけれど 君の形 僕の形 重ねてはみ出したものを わかり合う事をきっと愛とか恋と呼ぶはずなのに 君の前では流せなかった涙が今ごろ頬をつたう 風もない静かな夜だからそのまま涙は足元に落ちた あの夕陽にも星空にも僕の想いは乗せられない 今言える事はひとつ「サヨナラ。」って事だけ 君の形 僕の形 いつかはその形を変えて どこかで出会えるはずさ この世界はとても広く 素晴らしい愛があるはずだから |
東京デスティニーポルノグラフィティ | ポルノグラフィティ | 岡野昭仁 | 岡野昭仁 | Porno Graffitti・宗本康兵 | カクテルに浮かぶ冴えない顔は誰? 明日へと立ち上がるが足取り重い 交差点に群れる若者のエネルギーを 羨んだ俺は何処へ行くのだろう? 迸るほどの青春の残骸を探せど 見つけられない 俺だけど 歯を食いしばり生きてる 男って愚かにもちっぽけなプライドを 捨てられず雁字搦め そんな俺を見つめるあなた 哀れみはいらないよ やるせのない風が吹く 這ってでも転んでも出口を見つけよう I need you I want you あなたに出会えたからそう言える オレンジのタワーのライト消えた瞬間(とき) 二人きりすべてを忘れ確かめ合った 潤んでる瞳 それが答えだったの? こんな俺を必要としてくれている 始まりは名前も知らぬ赤の他人だった それが今 運命(さだめ)なのか 魂で呼び合ってる 男なら何度でも惚れた女(ひと) 守り抜く 身を呈し雨風も躙り寄った時代(とき)の炎も あれほどに愛しかった 我が身すら惜しくない 人知れぬ獣でも変わらぬ生き様 男って懲りもせず ちっぽけなプライドで 打って出る負け戦 だけど胸は熱くなるんだ 曖昧でボヤけてる景色など見たくない 敗れても笑ってよう あなたがいるなら I need you I want you 俺にはあなたこそがすべてさ I love you I love you もっともっとあなたを愛していたい |
Aokage ポルノグラフィティ | ポルノグラフィティ | 岡野昭仁 | 岡野昭仁 | ak.homma・ポルノグラフィティ | いつもよりも向かい風が強く ペダルを踏む足も疲れてきた 少しだけ遠回りになるけれど 風を凌げる細い小道通っていこう もっと早く出掛ければよかった 時間には間に合わなさそうだ きっと君は不機嫌になってる 言い訳探せるかな? あのタバコ屋さんを曲がったら赤い屋根が見えてくる 大きな犬がいつものように吼えてくるはずだから それを合図に君が窓から顔出して笑ってる そうだとうれしいんだけど… 思っていたよりは怒っていない だけどやけに僕より先に行く さっき言った言い訳が嘘のように 背中を押す風に変わっている 「待ってくれよ!」なんて言える立場じゃない 君の前に行くのも違う気がする しばらくはこのままで居ようか やっぱり怒ってるのかな? 通りすがりの人から見れば不思議に写っただろう 「真剣な顔した男女が追いかけごっこしている」 追い風に乗った自転車は加速してゆくばかり 遅れた分取り戻せるかも… あの急な坂登りきったら青影トンネルだ 車の排気ガスで煙いのを少しだけ我慢すれば 目の前が広くなった先に目指す海が見えるよ そしたら機嫌直してね |
n.t. ポルノグラフィティ | ポルノグラフィティ | 岡野昭仁 | 岡野昭仁 | ak.homma・ポルノグラフィティ | 物腰は柔らかく 感情は出さずに スタイリッシュに振る舞う事が 大人というもの 目の前で起こっている 様々な現状を 冷静に噛み砕いていく 理想の将来像 なんだ つまんねぇ こんな 生き方 はやく 自分を塗り替えてしまえ 今 この胸から溢れ出す 情熱や憤りを 声高らかに吐き出せる そんな僕も そんな人間(ひと)も いいだろう 朝日が昇っている また今日が始まる なのに少しも変われない 心打たれない どうした? 小さくなってしまった? もう 何も入りきらないの? ああ 素晴らしき感動が そこにはあった はずなのに 生きてゆく為に擦り減った? そんな僕を 悲しむべき なんだろう 風が舞う空にその身を投げることができますか? 大きな悲しみを前に耐えることができますか? 固く握り締めた拳を振り下ろさずにいれますか? そしてそれが生きる事だと胸を張って言えますか? 嗚呼… |
真っ白な灰になるまで、燃やし尽くせ ポルノグラフィティ | ポルノグラフィティ | 岡野昭仁 | 岡野昭仁 | 江口亮・Porno Graffitti | Hey Brother 気付いてるのかい? 床に落ちたその白い灰は キミの心 空になるまで 全部燃やし尽くした証になるんだ 警鐘が鳴り止まない街で 呑気で純情な旅人 栄光も挫折も知らぬまま 目の前の酒を飲み干してる しばらくはその酔いに任せて 全てが煌びやかに見えた 醒めたらその寒々しさに 胸が焼け明けるまで嘔吐(えず)いた 黒い鳥たちが翼を広げ 手招きしながら 道を選べと迫ってる Hey Brother 頭の中巡る失敗と成功のシミュレーション 転ぶ先はどっちだ? Black & White 心がすり減っていく 三秒後の世界だってわかるはずもない 予言者じゃない ならば目の前の現在(いま)に向かってその生身をぶつけながら進んでく 誰かが唱えたロジックを みんなが手放しで讃える 自分はくだらないと感じても 同じように手を叩いた 誰かに寄り掛かってなくちゃ 生きづらい そんなのは世の常 それでも辺りを見渡して 居場所を探してみたくなる 顔を隠している天使の羽を 見つけられたなら 踏み出す方が良いのかな? Hey Sister 光と闇はいつも隣り合わせにあって そのど真ん中に立っていること 誰も教えてはくれない 太陽が囁いたのがたとえ絶望の歌であっても 惑わないように 染まらないように その身をただ輝かせていればいい 開かない扉の鍵を持ったその旅人 世界を切り開け 塗り変えていくんだ 心のままに 生き抜いていくために Hey Sister 生まれ落ちたこの天命を導くもの 道なき道で頼るべきは己から聞こえる声 Brother, Sister 気付いてるのかい? 床に落ちたその白い灰は キミの心 空になるまで 全部燃やし尽くした証になるんだ 今日を超える明日へ行こう |
Sheep~song of teenage love soldier~ ポルノグラフィティ | ポルノグラフィティ | 岡野昭仁 | 岡野昭仁 | ak.homma・ポルノグラフィティ | これで何度になる?言えない言葉は「君が好き」というメジャーな響き あいにく二人は話題が豊富で肝心なことに触れられない そんな事言って言い逃れして新しい季節が来る 夏が来ても冬が来ても加熱するこの想い 高まる鼓動をひた隠す為に 大切な勇気を消費する 「Keep on lovin' you」 真夜中にしたためたラブレターのように 言えたなら今頃は世界のキングにもなってるさ 背中を押す風も吹かない 目の前に高くそびえ立つ壁は臆病という名の防波堤 こんな自分に愛想尽きて動けなくなる前に 「俺も男だ 戦場に行くんだ」 大袈裟に奮い立たせよう 「Keep on lovin' you」 恋の戦士 今僕はここに立ってる もう二度と引かねぇぞ 潔く散ってしまえ 敗北知るのもいいだろう 固まった決意に後押しされた 僕はもう迷うことはない 「君が好き」我ながらよく言えた台詞だった 「私も」と笑ってる君を今抱きしめたい Keep on lovin' you I love you from my heart |
君は100% ポルノグラフィティ | ポルノグラフィティ | 岡野昭仁 | 岡野昭仁 | ak.homma・Porno Graffitti | ベッドに倒れ込んでため息一つ バイトで疲れ果て身体は重い 想像した将来は近づいて来ない シーツに顔うずめて「なんでだ?」って呟いた真夜中 Ah Ah Ah Ah Oh God bless you 願いは届かないのか 100%うまくいくという人生ってどうなんだろう? 完璧なストーリー 最高だと思っちゃうけど 失敗の次にある成功が何よりも勝って 素敵なものになる 君自身で証明をしてみるんだ 夢は壮大 バイタリティは特大 力まかせ我が道を行けば辿り着くと信じてた Ah Ah Ah Ah Oh Life goes on 迷える子羊よ どこへ? 100%自信に満ちて固まった決意が ボロボロと少しずつ削られてく だけど最後に残ったものはよく磨き込まれて キラリと輝ける君にとって宝物になるんだ 大きな帆を立て航海に出よう ガイアの果て 東西南北を夢中で駆け回り自分だけ知る楽園へと 誰もが一度は彷徨い通る道だから 孤独を感じなくてもいい 怖くはない 一人じゃない 「明日」っていつも真新しくて真っ白なキャンバス 思いのまま自由に描いていい 初めは綺麗じゃなくてもまた次の「明日」に 何度も飽きもせず色とりどりの君の未来を描け |
キング&クイーン ポルノグラフィティ | ポルノグラフィティ | 岡野昭仁 | 岡野昭仁 | 近藤隆史・立崎優介・田中ユウスケ・Porno Graffitti | 壊さぬように 大切に 幼い頃の憧れを 胸に抱き続けた未来 今どの辺りにいるかな? 思っていたよりもちっぽけな自分でも うつむかず上を向いてた 穢れのないこの想いが そばにあることが誇らしくて こんな時代 周りはほら 暗い話題ばかりで 塞ぎ込んだその空気を吹き飛ばすほどの気持ちで さあ行こう 誰よりも高く飛ぶんだ 精一杯その手伸ばして 憧れたその未来に もうすぐ届くはずだから 強さとは己自身を 何度でも信じられること Hop step jump 今日はきっと 我らこそ キング&クイーン 限りある人生 たとえ満たされても 留まることを選ぶより また次の一歩を刻む いつでも挑戦者でいよう そこに待っている圧倒的な高すぎる壁に ぶつかってみて 打ち拉がれ 空を仰ぐしかなけりゃ 笑うしかない 目の前の閉じた扉を 思い切り開けてみるんだ この世界は広いから そこら中にチャンスはある 想像を超えたときこそ 新しい自分になれる Hop step jump 今日を越えて 旅立ちさ Let's get started ! 辺りを見渡したら無数に残る足跡 そうなんだ ひとりじゃないから 怖くはない かけがえのない友がいる いつの日か勝利をこの手で掴もう 輪になって分かち合おうよ 讃える声に包まれ 無邪気に喜びが爆ぜる 困難も涙も汗も 輝ける栄光の日々さ Hop step jump 明日へ向かう 我らはもう キング&クイーン |
ワンモアタイム ポルノグラフィティ | ポルノグラフィティ | 岡野昭仁 | 岡野昭仁 | 近藤隆史・田中ユウスケ・Porno Graffitti | LaLaLaLaLaLa I believe, one more time LaLaLaLaLaLa Do you really want? 次から次へと 果てしなく繰り返される 明日の行方を遮る現実達 無力を嘆いて 黙っても 悲しみに怯え 逃げても あなたを守れなければ終わり ならばどうする? One more time 僕らの中にある あまねく無限の力を感じて Be with you 大切な人の 手を離さず駆け抜けて行くだけ LaLaLaLaLaLa I believe, one more time LaLaLaLaLaLa Do you really want? 優しさにぬくもりに 救われて歩き始めた 誰かへ 同じように返したい 忘れたくない こぼれた涙を拾って 未来の種へと注いで あなたと花が咲くのを待とう どんな色だろう? Day by day 微笑みの花よ 平和の花よ 真実の花よ Way of life 願いを込めよう 少しでも遠くまで届くように 僕らは繕うものは無くなった だからこそ夢があるって思い出す 遠くに一つ輝く星の 果てなき時間(とき)と比べてみれば 傍に 傍に あるよ One more time 僕らは信じてる 心と心が繁がった時に きっと新しい明日の風が吹き背中を押してくれる LaLaLaLaLaLa I believe, one more time LaLaLaLaLaLa Do you really want? LaLaLaLaLaLa I believe, one more time LaLaLaLaLaLa 未来のため |
ヴィンテージ ポルノグラフィティ | ポルノグラフィティ | 岡野昭仁 | 岡野昭仁 | ak.homma・ポルノグラフィティ | そんな些細なコトでうろたえないで欲しい 僕たちはこんなにも脆いものではないはず 確かめ合うコトばかり繰り返していても 成熟しないはずさふたりの関係はこれ以上 僕が求めるコトは難しいものじゃなく 世の中で語られる「恋愛」の類でもない 目の前に立ち塞がるものがあるとすれば ただふたりで答えを捜し出せればいい あの赤いワインのような濃密な時間を重ねて 僕らの愛がヴィンテージになる Baby It's all right 何も言わなくていいよ あなたから笑顔消えないように Yes, I am in your life あなたにとって僕が 大切なままであり続けてゆく 恋にしがみついている恋などに意味はなく 恋に溺れ流される恋などに価値はない 僕らの歩いた跡をしっかりと残せれば いつか誇れるものになってゆくと信じている 色褪せたこのギターを持ってあなたに愛の歌捧げよう 僕らの愛よヴィンテージになれ Everything goes right そばに居てあげるよ 鮮やかにあなたを彩る I say I love you 胸貫くような 強烈な声で言ってあげられるから Baby It's all right 何も言わなくていいよ あなたから笑顔消えないように Yes, I am in your life あなたにとって僕が 大切なままであり続けてゆく |
音のない森 ポルノグラフィティ | ポルノグラフィティ | 岡野昭仁 | 岡野昭仁 | ak.homma・ポルノグラフィティ | 月の明かり頼りに歩き出した おぼつかぬ足取り 白い冬も青い夏もそっと踏み出した いつの間にか迷い込んだ深い森は 暗く湿ったまま止まった 苦しくて叫ぶ声 届かない 何を待つ? 蜘蛛の糸? 青い鳥? 救いを求め天を仰ぐ ここには先を印す地図は無い そして気付いた事 旅は「未来」という名の終わり無いものだった 見渡せばそこにいくつもの足跡 誰もが通り行く場所なんだろう 身を屈め 泣いていた 音も無いこの深い森に怯えて 耳を塞ぐと 確かな鼓動だけ聞こえた 過ぎて行く時間にも 景色にも変わらないもの 僕たちはここに居る 呼吸を止めずここに居る そしてまた歩き出そう 先はまだ果てなく永い 僕たちはまだ森の中 抜け出そう 陽のあたる場所へ |
カゲボウシ ポルノグラフィティ | ポルノグラフィティ | 岡野昭仁 | 岡野昭仁 | 馬場一嘉・Porno Graffitti | ひとひらの夢 夢に焦がれ まっすぐで 強がったキミが居る 物語る背中 美しすぎて 危うげで 少し心配 時には陽の射さぬ 道を歩いていても 決してうつむかないよう 顔を上げて 会いたくなったら 思い出して 僕はずっとキミのカゲボウシ 駆け抜けて 心のままに どこまでも寄り添うから 嬉しくなったよ キミが居るから 僕の未来も微笑みばかり ありがとう この胸の中 優しさでいっぱいだよ 長い道だから 忘れないで 越えたとき 見えるその景色を 一つずつ ちゃんと 心へ刻む それこそが 生きる証 例えば間違って後戻りをしても 決して無駄にはならない 自信を持って 泣きたくなったら ここへおいで 僕が全てを受け止めるから 張り詰めてる 心の糸を 少し緩ませたらいい 会いたくなったら 思い出して 僕はずっとキミのカゲボウシ 駆け抜けて 心のままに どこまでも寄り添うから 嬉しくなったよ キミが居るから 僕の未来も微笑みばかり ありがとう ここは僕らの 世界で一つだけの場所 さあ行こう 扉 開いて待ってる 夢はもう すぐそこだよ |
うたかた ポルノグラフィティ | ポルノグラフィティ | 岡野昭仁 | ak.homma | | 夏の日に蜉蝣を見て 何故か愛しく感じた 羽音の調べは優しい子守歌に 土の中にかくれんぼ そして地上に舞うのはわずかにして 息絶えまた土に還る 儚くも散り行く姿重なった 知らないうちにそこにあった ただ押し寄せるあなたへの想い 胸は満ちて息が苦しい どうか恋よ散らないでいて 還る場所はないはずだから 夜の海に光を灯す青い夜光虫 旅人が辿り行く道しるべなのか 薄明かり這いつくばっても行かなくちゃ あなたまではひどく遠い だけど足を止められない 道の途中は目に映らない 辿り着いた先にあなた あなただけを捉えられたら 数多幾千うたかたと消えた想いを 空へと放って燦々と浴びてみようか こんな気持ちを知っただけでも 幸せだと言えるのだろう 胸は爛れ締め付けられても どうか恋を咎めないで せめてしんと眠りに就かせて |
Winding Road ポルノグラフィティ | ポルノグラフィティ | 岡野昭仁 | 岡野昭仁 | ak.homma・Porno Graffitti | 長く永い旅路に僕は君に恋した 季節めぐり時雨月 心をそっと濡らす 時が何か変えるならどうかどうかそっとして 君と歩く今だけ 静かに止まっていて 水辺のほとりに続いたWinding Road こんな二人にはお似合いなんだろう 一つの傘が悲しい まだ君が好きだから 素直に受け止められずに この雨に流されてすべてが嘘だと もう一度微笑んで 深く深く束ねた指をそっと離して 最後に見せた強がり 本当は離したくない ずっとこれからも忘れはしないだろう 君が恋しても僕が恋しても 確かに感じた永遠を ただ君が好きだった 気持ちに嘘はないのに どこかで掛け違えたボタンを外せないままになった もうすぐ冬がやってくる この指かじかむ前に やっと今外せて良かった 冷たい風には負けそうだから 温もり残ったままなら終われそうで |
ROLL ポルノグラフィティ | ポルノグラフィティ | 岡野昭仁 | 岡野昭仁 | ak.homma・ポルノグラフィティ | めぐりめぐる君を辿る 僕の探す すべてになった 剥がれ落ちる心が知ってた 愛してる この空の下でふたり ゆらりゆらり また風に吹かれ身を寄せ合ってゆく 大きな時の流れの中で僕は何を手にしたんだろう 芽を摘み集め咲かせたものをすぐに枯らせてしまう 雲は風に流され何処かで消える あるがままで生きようとするあまりそれさえも見えない めぐりめぐる君を辿る 僕の探す すべてになった 剥がれ落ちる心が知ってた 愛してる この空の下でふたり ゆらりゆらり また風に吹かれ身を寄せ合ってゆく 独りよがりの愛情は君に届かずに彷徨った 分かり合えるはずの君が遠くて 強くうねる行き場のないこの苛立ちだけ投げた めぐりめぐる僕は迷う 君にとって足りないもの 剥がれ落ちる心に染みて痛みだした 締めつける空の色と頬をつたう君の涙だけ 脳裏に焼き付く 君に触れ 君を抱き ぬくもりや呼吸を感じ 二人の愛 答え知り 手にしたと信じていた だけど今 君の中 苦しみや悲しみに 触れてしまった 気付いてしまった 僕はそれを恐れてたんだ めぐりめぐる君を辿る 僕がすべて抱いてあげる そしてここにふたりで集め咲かせよう 名も知らぬ花でもいい 枯れぬように 優しく包んでずっと咲かせる |
アニマロッサ ポルノグラフィティ | ポルノグラフィティ | 岡野昭仁 | 岡野昭仁 | ak.homma・Porno Graffitti | 風を切るツバメのように 一瞬で目指す碧い海へ行けるなら こんなに泥と埃にまみれた 棘の道を行かず済んだのに 背中には翼は生えず この足はもつれ つまずき 先はまだ長い それでも男達はひたむきに歩き続ける 君がここに居ることで僕はこの旅の先を知るだろう 足元を照らしてくれる光のように輝いてる 君とここに居ることを僕はそれを愛と呼んでいいのかい? この肉体(からだ) この心 君をずっと守りたい そばにいる 終わりまで 粉雪の結晶のように 美しい形のものなんて望まない ましてや 締まりの悪い馴れ合うばかりのものなら もう無くていい キリキリと張り詰めているピアノ線のように繋がることを望んでる 決して目を逸らさずまっすぐに見つめ続ける 運命の鐘が鳴る それは何色の「明日」を呼ぶんだろう? 喜びも悲しみも僕達には選べない ならば 君の涙にも微笑みにも花を添えよう その気持ちきっと忘れない 僕とともに焼き付けよう 離さない 終わりまで 君がここに居ることで僕は僕で居る意味を知るんだ ほとばしる真っ赤な愛情 僕の命を燃やしてる 君の為に僕は居るから この肉体(からだ) この心 君をずっと守りたい そばにいる 終わりまで 離さない |