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さくらしめじ ライヴレポート ライブレポート

さくらしめじ ライヴレポート

【さくらしめじ ライヴレポート】 『菌育in the 家(はうす) ファイナル 真夏の星空ピクニック』 2018年7月28日 at 日比谷野外大音楽堂

2018年07月28日@

撮影:埼玉泰史、大庭 元/取材:土屋恵介

2018.08.11

高校生フォークデュオ、さくらしめじの初の日比谷野外大音楽堂公演が開催された。この日は台風12号・ジョンダリの接近で大雨というバッドコンディションながらも、2,500人のきのこりあん(ファンの呼称)が集結。ふたりは悪天候を吹き飛ばすかのようにフレッシュな音楽を届け、ファンとともに最高の空間を作り上げた。

雨の日比谷野外大音楽堂と言えば、これまでにたくさんの伝説を生んできた空間。さくらしめじ初の野音はハートフルで感動的なライヴが繰り広げられた。田中雅功と髙田彪我がステージに登場すると、勢いが良すぎた彪我が雨に濡れたステージで滑って転倒し、笑いに包まれる。そんな緊張感をほぐすハプニングもありつつ、生バンドとともに「スタートダッシュ」からライヴをスタート。笑顔全開のふたりはきのこりあんのテンションをぐんぐん上げていく。ふたりだけの弾き語りコーナーで聴かせたあとは、シンガーソングライターのコレサワが楽曲提供した新曲「届けそこねたラブソング」を初披露。初の失恋モチーフの歌詞をポップチューンとして届けるのも、明るい性格のふたりにとてもぴったりだ。ライヴ後半戦はミラーボールが煌めく中での「まよなかぴくにっく」、ワイルドな「でぃすとーしょん」「ねこの16ビート」、ポップな「えそらごと」...と駆け抜けるようにプレイ。

そして、アンコールでは客席中央のステージに向かい、マイクもアンプもなしで「いくじなし」をきのこりあんとともに合唱。さらにここで12月15日に中野サンプラザ公演が決定したことがサプライズ発表されると、会場は歓喜の嵐に。最後に「みちくさこうしんきょく」を軽快に届けたあと、雅功が“また次の目標もできました。これからも頑張って、もっと大きなきのこになっていきます!”、彪我が“これからもみなさんと一緒に歩んでいきたいと思っております!”と声をあげて終幕。ファンとともに作り上げた楽しさに満ちたライヴとなった。

撮影:埼玉泰史、大庭 元/取材:土屋恵介

さくらしめじ

さくらしめじ:田中雅功(がく)と髙田彪我(ひょうが)による、フォークデュオユニット。2015年3月に両A面シングル「いくじなし / きのうのゆめ」にてデビュー。フリーライヴで全国47都道府県を回る“菌活”の遂行など、精力的な活動を展開! 17年夏より1年をかけて月に1回、日本各地のライヴハウスでライヴを行なっていく『菌育 in the 家(はうす)』を実施し、18年4月には待望の1stアルバム『ハルシメジ』をリリースする。