手紙~親愛なる子供たちへ~ 樋口了一 | 樋口了一 | 不詳、日本語詞:角智織、補作詞:樋口了一 | 樋口了一 | 樋口了一 | 年老いた私が、ある日、今までの私と違っていたとしても どうかそのままの私のことを理解して欲しい 私が服の上に食べ物をこぼしても 靴ひもを結び忘れても あなたに色んなことを教えたように見守って欲しい あなたと話す時 同じ話を何度も何度も繰り返しても その結末をどうかさえぎらずにうなずいて欲しい あなたにせがまれて繰り返し読んだ絵本のあたたかな結末は いつも同じでも私の心を平和にしてくれた 悲しい事ではないんだ 消え去ってゆくように 見える私の心へと 励ましのまなざしを向けて欲しい 楽しいひと時に 私が思わず下着を濡らしてしまったり お風呂に入るのをいやがるときには思い出して欲しい あなたを追い回し 何度も着替えさせたり 様々な理由をつけて いやがるあなたとお風呂に入った 懐かしい日のことを 悲しいことではないんだ 旅立ちの前の 準備をしている私に 祝福の祈りを捧げて欲しい いずれ歯も弱り、飲み込む事さえ出来なくなるかも知れない 足も衰えて立ち上がる事すら出来なくなったなら あなたが か弱い足で立ち上がろうと私に助けを求めたように よろめく私に どうかあなたの手を握らせて欲しい 私の姿を見て悲しんだり 自分が無力だと思わないで欲しい あなたを抱きしめる力がないのを知るのはつらい事だけど 私を理解して 支えてくれる心だけを持っていて欲しい きっとそれだけでそれだけで私には勇気がわいてくるのです あなたの人生の始まりに私がしっかりと付き添ったように 私の人生の終わりに少しだけ付き添って欲しい あなたが生まれてくれたことで私が受けた多くの喜びと あなたに対する変わらぬ愛を持って笑顔で答えたい 私の子供たちへ 愛する子供たちへ |
Over The Cloud樋口了一 | 樋口了一 | 樋口了一と凌雲高校生徒の皆さん | 樋口了一 | | ここで僕らは出会った 見えない光が導いた 胸の中にそれぞれの 青空を隠し持って 教室の片隅から 始まる小さな夢のかけら 君の思いをのせていま 風が中庭を吹き抜けた さあいこう 顔を上げて 見えるだろう目の前に 白くて大きな雲が そうさあの雲を越えていこう 見たこともない青空へ 君になにを言えばいいのか いまはそれさえわからないけど あの雲は知っているよ 僕たちが走る意味を いまはまだ遠く見えても いつか手が届くときが来る 意味もなく笑い転げて 些細なことでふさぎこんで 当たり前だった毎日が いまこんなに輝き出す 校庭をうつむき歩く 僕にいつも手を振ってくれた 君の笑顔が支えだった ずっと支えだった さあいこう 別の道を 少しだけの後悔を 未来への架け橋にして そうさあの雲を越えていこう 僕らだけの青空へ この胸が不安にふるえ 希望に膨らむ時は今だ あの雲は教えてくれる 僕たちが進む道を いつの日かここに集まり 変わらぬ笑顔でまた会おう 花火が舞い上がった あのグラウンド 放課後の静かな教室 音楽室から飛び出したメロディー ずっと ずっと ずっと忘れない そうさあの雲を越えていこう 見たこともない青空へ 君になにを言えばいいのか いまはそれさえわからないけど あの雲は知っているよ 僕たちが走る意味を いつの日かここに集まり 変わらぬ笑顔でまた会おう いつの日かここに集まり 空の広さを教えあおう |
ほのうた樋口了一 | 樋口了一 | 樋口了一 | 樋口了一 | | あるとき「ほ」が言いました 僕はひとりで大丈夫 友達なんかいらないよ だってさいつか かっこいいヨットの 上にあがって まっ白な「帆」になって 海を渡っていくからさ ほ ほ ほ・・・・・・・ ある朝「ほ」が目覚めると まんまる「こぶ」ができていた 鏡をのぞいてびっくりぎょうてん!! 「ぽ」になっちゃった どうしよう どうしよう 元に戻らない 思わず「ぽ」っと赤くなり 真っ赤なポストになりました ぽ ぽ ぽ ぽ ぽ ぽ ぽ 鳩時計が鳴くよ あるとき「ほ」にはじめての かわいい友達できました ひとりぼっちでさみしそうな ちっちゃな ちっちゃな「っ」 大きさもちがう 二人だけれど いっしょだと「ほっ」とできるんだ 心があたたかいんだ ほっ ほっ ほっ ほっ ほっ ほっ ほっ ホットケーキ食べよう やがて「ほ」の夢かない ヨットの帆になり旅にでる まんまる「こぶ」とちっちゃな「っ」 見送りにきた 三人笑顔で がまんしてたけど 涙が「ぽろっ」っとこぼれおち 「ほ」はたまらず言いました ひとりじゃつまらない ねえ いっしょに行かないかい? それで仲良く 旅にでました ほっ ほっ ほ ほ ほ ほのうた ほ ほ ほ ほ ほ ほ |
きみへのうた樋口了一 | 樋口了一 | 樋口了一 | 樋口了一 | | きみのために はじめて うたを作ったんだ 少しずつ 少しずつ きみを思い出しながら 作ったんだ きみが気に入ってくれるといいな きみが気に入ってくれるといいな 作りながら思ったんだ 僕はいままできみを 傷つけてばかりいた どんなに美しい言葉で飾ったって きみに歌わせてきたのは 悲しみのメロディーでしかなかったんだって きみが許してくれるといいな きみが許してくれるといいな なんでいま歌う気持ちが すなおに伝えられなかったんだろう あふれだす心のシーン 夜更けに笑いあったSilly Joke きみじゃなきゃだめなのに きみを抱きしめた強さが そのまま僕の強さになればいいのに あの日胸に響いてた メロディーを2人歌ってた 心から歌えるうただった きみへのうた きみへのうた もしもこのうたが きみにとどいたら 僕の声はどんな風に きみのなかで響くんだろうか 季節はずれの 波の音みたいに ただなつかしく ただとおく 響くんだろうか それでもいい きみが笑ってくれればいいんだ きみが笑ってくれればいいんだ なんで いまごろになって こんな気持ちで 僕は歌うんだろう 真夏の陽射しの夢も 奇跡のような星空も 過ぎ去ってしまったのに きみがくれた笑顔が そのまま僕の優しさになっていたころ きみは知っていたんだね 僕もきっとわかってたんだろう もう二度と歌えないうただって いつか このうたが僕らの心に もう一度 舞い降りてきたとき きみは何処にいるんだろう 僕を思い出しているのか もうなにもわからないけど きみを抱きしめた強さが たしかに僕の思いそのものだったこと どれだけ時がたっても きっとそれだけは忘れない 心から歌えるうただった きみへのうた きみへのうた きみへのうた きみへのうた |
風の呼び声樋口了一 | 樋口了一 | 樋口了一 | 樋口了一 | | 春の霞の 故郷の せせらぎの夢を見ました 形を変えてゆく 流れに 過ぎた日々を映しては 巡る心に 密やかに 咲いて切ない花のように 夜長に吹く風に乗せて 君に贈ります 微かに 微かに 聞こえる呼び声 この場所に 帰っておいでよと いま君にもう一度会えたなら 何を話そう あの風に舞い散る 桜の花びら 揺られ 揺られながら あの頃と これから 重ねて歩こう 離れて暮らすこの街に 秋の便りが舞いおりて 何気ない仕草の中にも 君を感じます 日暮れて泣いてた 落ち葉の帰り道 抱きしめてくれた手の ぬくもり いま君にもう一度会えたなら 何を話そう あの茜色に染まる夕暮れに そっと包まれたら 飾らないありがとう 君に伝えよう いま君にもう一度会えたなら 何を話そう あの風に舞い散る 桜の花びら 揺られ 揺られながら あの頃と これから 重ねて歩こう あの頃と これから 君と育ててゆこう |
札幌樋口了一 | 樋口了一 | 樋口了一 | 樋口了一 | | この街には梅雨がない 6月の空は青く高い 秋の始まりに似てるけど やがて来るのは短い夏 光の温もりの はかなさを知っている だから誰にも笑顔を惜しまない そんな人たちに会いたいなら 緑の大地に降り立とう 静かな幸せ守る強さを 教えてくれるよ札幌 この街には冬がある ビル街の空は狭く低い 雪の凍った路地裏で 自分の歩みを見つめてる 急ぎ過ぎることも 急がされることもなく 生まれた場所を当たり前に愛す そんな人たちに会いたくなる 悲しさ辛さも笑い飛ばす 別れの握手を交すその度 勇気をもらうよ札幌 いつか時が過ぎて 変わらない瞳で 変わらない夢を 語り続けている そんな人たちに負けないよう 夢見る心で居続けよう 広がる景色は初めて立った あの日のままだよ札幌 |
words of life樋口了一 | 樋口了一 | 樋口了一 | 樋口了一 | | 地下鉄の出口に 二人きりでたたずむ 日差しがふいにまぶしい 雪解けの歩道に 乾いた靴音が鳴る 寒い季節が終るよ あれほど苦しんだ事 いくつかの痛みを分かち合う 君がいて 僕がいて 笑顔が生まれる 悲しみが降り積もる 何も見えない夜に 消えない灯りになって 春へ導いてくれた あの時の君からの 忘れられない言葉 それさえあれば 僕は生きて行ける でたらめな暮らしと かたくなだった自分 今は素直に思い出せる 壊れてしまった夢を 繕うのは止めて この地図に どこまでも どこまでも 続く道を描こう 信じたものすべてが 離れてしまった時 変わらない優しさで そばに立っていてくれた 心に届く声が 命の言葉になる それさえあれば きっと生きて行ける 悲しみが降り積もる 何も見えない夜に 消えない灯りになって 春へ導いてくれた あの時の君からの 忘れられない言葉 それさえあれば 僕は生きて行ける 生きて行ける 生きて行ける 生きて行ける |
春樋口了一 | 樋口了一 | 樋口了一 | 樋口了一 | | 突然の風に帽子を飛ばされた朝 生まれて初めての季節に出会う 幾度となく繰り返して来た おおらかな息吹が 僕の人生の第二幕の始まりを静かに告げる 暗い大地に朽ち果てた果実の中で今目覚める揺るぎない光 春が来る僕らに春が来る 砂埃巻き上げる風とともに 春が来る僕らに春が来る 悲しみの季節を越えて 誰より自分が一番大切だった頃 とっておきの夢は何より輝いていた けれど夢という名前で呼んでいたものがいつの間にか なんてちっぽけなつまらない自分のプライドに変わったんだろう 全て失い絶望に打ちのめされそして君は目覚める本当の夢に 春が来る君にも春が来る 巡りくる季節は誰一人置き去りにしない 春が来る君にも春が来る たとえ今君が泣いていようと いつか最後の冬に体を横たえるとき僕はきっと感じるだろう いつかまた君に出会う時を 春が来る僕らに春が来る 砂埃巻き上げる風とともに 春が来る僕らに春が来る 悲しみの季節を越えて 巡り行く命を連れて |
どこから見てもへの字山こおり健太 | こおり健太 | 樋口了一 | 樋口了一 | 猪股義周 | どこから見てもへの字山 春の陽気に誘われて 放課後ひとりで登ったら 生まれて育った町が見えた ここでそのまま年老いて 昔の夢を悔しがる そんな人生ごめんだと ああ~そう思ったよ どこから見てもへの字山 夏は早よからじいちゃんと 栗やクヌギを揺すっては クワガタ虫にカブト虫 人の喜ぶ人になれ いつもおんなじ口癖は 今も変わらず空の上 ばあちゃんと笑っているよ どこから見てもへの字山 秋の落ち葉を踏みしめて 誰にも言わずに温めた 夢と駆け落ち決め込んだ 家を出てゆく朝靄(あさもや)に 煙るへの字のしかめ面 いつでも帰っておいでよと 呼ぶ声も聞えぬままに どこから見てもへの字山 おまえはえらいねホントえらい どんなにバカにされたって 低い背丈(せたけ)のままでいる 夢のつらさに独りきり 声を殺して泣いている 都会の空に浮かんでた 懐かしいへの字のままで どこから見てもへの字山 時は流れて春が来て あの日と同(おんな)じ場所に立ち 育ててくれた町を見る おまえのへの字に見守られ 俺はここまで来たんだよ 人の喜ぶ人になり ここに自分の骨埋める そんな人生決めたのさ 何故だろう涙が出たよ |
よろこびの歌樋口了一 | 樋口了一 | 樋口了一 | 樋口了一 | 本田優一郎 | もしも 走れないのならば 歩けるよろこび歌おう もしも 歩けないのならば 立ち上がるよろこび歌おう もしも 立ち上がれないなら 起き上がるよろこび歌おう もしも 起き上がれないなら 目覚めるよろこび歌おう それは君には 今は悲しい歌かもしれない けれど本当は いつも変わらないよろこびの歌だよ ラララー よろこびのうたを歌おう 涙で空がにじんだら あたたかく流れる君の 命のよろこび歌おう もしも なくしてしまったら 与えるよろこび歌おう もしも 背を向けられたなら 伝えるよろこび歌おう もしも 一人ぼっちならば 星に抱かれて歌おう もしも 去り行くときならば 生まれる明日を歌おう それは一度は 忘れられてしまうかもしれない けれど誰かの 誰かのために また歌い始める ラララー よろこびのうたを歌おう どんなに心閉ざしても 降りそそぐ光のような 愛するよろこび歌おう ラララー よろこびのうたを歌おう 涙で空がにじんだら あたたかく流れる君の いつか帰って行く君の 命のよろこび歌おう |
ふたば樋口了一 | 樋口了一 | 樋口了一 | 樋口了一 | 樋口了一 | ふたば ふたば かがやきはきみとともに ふたば ふたば よろこびはきみとともに 朝の光が窓辺に舞い降りて 悲しい夢を溶かすよ だからもう もう 泣かないで ゆうべの雨は終わった 今は神様がくれた 目覚めの時だよ ふたば ふたば ほほえみはきみのように ふたば ふたば 安らぎはきみのように とおい他生(どこ)かで出合った記憶さえ ひとみの奥に宿して だから もう もう 泣かないで 痛みの夜はいつでも やがて迎える朝陽の まぶしさ知るためだよ だから もう もう 泣かないで ゆうべの雨は幻 ここは神様がくれた 覚醒(めざめ)の国だよ だからここからはずっと きみを見つめているよ |
windy train樋口了一 | 樋口了一 | 樋口了一 | 樋口了一 | 本田優一郎 | 夜明けの光 八月の空 熱の冷めたレールの上に 耳をあてれば聞こえてくる 鼓動のような車輪の響き 川を渡る風に揺られ 田園の中横切ってゆく あれは僕らの夢の行方 そしてすべては太陽の魔法 あれからどれだけたったんだろう きみは今でも草の匂い憶えているかい 柔かに風を切り 汽車は走る 過去と未来を結んで 華やいだあの夏を 陽炎の彼方に追いかけながら 走れ僕のwindy train 蝉時雨る森 立ち上る雲 踏切の脇の昼顔の花 土砂降りの雨 佇む二人 生まれたばかりの 無垢な希望 どれだけ僕の中に残り 僕を僕でいさせてくれる どれだけ僕の心揺さぶり 君のもとに還してくれる 守れるものはもう多くはない だからなおさらにその笑顔を守りたい 柔らかに風を切り 汽車は走る 胸を踊らせた時代へ 消えかけたあの夢に 逃げ水の向うへ手を伸ばしながら 走る僕は windy train 夕闇の帰り道 一人きり急いだ 泣きながら 泣きながら まだ僕は 道程の途中さ 柔かに風を切り 汽車は走る 過去と未来を結んで 終わりなきあの夏を 陽炎の彼方に 追いかけながら 走れ僕のwindy train 走れ僕のwindy train |
みみらく霊歌樋口了一 | 樋口了一 | 樋口了一 | 樋口了一 | 森俊之 | 悲しいことって 涙涸れてから ほんとに悲しくなるんよね 浜風に乗って 太鼓の音がする あんたん声が聞こえた気がして ふり返ってもみたけれど チャンココの祈り 島影ににじむだけ オーオモオンデー オニヤミヨーデー 春に逝ったばかりで 盆には間に合うんかい 空を見上げてつぶやいた なし あんたはここに ここにいまおらんとだろね そしておらんのに 踊り踊るんだろね うれしいことって 思い出すたび 心がぬくぬくするんよね 二人待ち合わした みみらくの浜辺で 肩寄せ合って 小指絡めて 交した約束あるんよね 打ち寄せる波に 言い伝えを願う オーオモオンデー オニヤミヨーデー たおやかに舞う舞に あの日のうしろ姿 重ねてみてもなんになろう なし あんたはそがん 優しくて優しいんだろね そして優しくて いつも笑っていたね 今年の盆が過ぎても私 ずっと泣きよるか知れん けれどいつかはきっと あんたのように生きてみる なし あんたはここに ここにいまおらんとだろね そしておらんのに 踊り踊るんだろね まだ あんたがこがん 恋しくて恋しいからね そして恋しくて 逢いにきてくれんかね 逢いにきてくれるよね みみらくの浜辺で |
How?樋口了一 | 樋口了一 | 樋口了一 | 樋口了一 | 本田優一郎 | どうやって信じろっていうんだろう 神様がいないってことを 君の無垢な笑顔の中に宿っているのに どうやって信じろっていうんだろう 神様がいないってことを 君の小さな胸の祈りが僕にわかるのに どうやって信じろっていうんだろう 僕に終わりがあると 春に芽吹いた命のために花は枯れるのに どうやって信じろっていうんだろう 君に終わりがあると 夏のまぶしい陽射しのような笑顔知ってるのに 泣きはらした瞳のままでいい 巡る季節を感じるだけでいい どうやって信じろっていうんだろう 愛が幻だって 誰かのために生きてることが僕を支えているのに どうやって信じろっていうんだろう 希望が幻だって 永遠に続く悲しみなんてどこにもないのに 泣きはらした瞳のままでいい 巡る季節を感じるだけでいい どうやって信じろっていうんだろう 僕に終わりがあると この世界中命のうたが鳴り止まないのに どうやって信じろっていうんだろう 君に終わりがあると 君を愛する僕の思いに終わりはないのに どうやって信じろっていうんだろう 神様がいないってことを 君のために生きることを僕にくれたのに どうやって信じろっていうんだろう 神様がいないってことを 永遠に続く悲しみなんてどこにもないのに 永遠に続くよろこびへと僕らを導くのに |
SONG FOR A WISH中島美嘉 | 中島美嘉 | 樋口了一 | 樋口了一 | 清塚信也 | 涙あふれて どうしようもなくて 消えそうな夢 両手に抱えていた そんな君へと 私ができること ただ心の限り歌うことだけだよ 無力だと諦めてしまえばきっと どこかで出会う君の 瞳の悲しみに気付けない だから明日が雨でも 私は歌うよ 今よりもっと 遠くへもっと 君が飛べるように そして明日を夢見て 私は祈るよ 希望の歌が たった一人の君を 笑顔にできるまで 心疲れて 立ち止まったままで 見上げた空に 願いを託した夜 そんな私に 君からの「ありがとう」 輝く星になってこの胸にあるよ 優しさを知るほど人は強くなれる 君がくれた光で 未来へ続く道照らしたい だから明日が雨でも 私は歌うよ いつもそばに 同じ気持ちの 君を感じるから 折れそうな翼のまま 私は祈るよ いつかきっと 2人流す涙が 愛に届く日まで だから明日が雨でも 私は歌うよ 今よりもっと 遠くへもっと 君が飛べるように そして明日を夢見て 私は祈るよ 希望の歌が たった一人の君を 笑顔にできるまで |
朝花仲田かおり | 仲田かおり | 樋口了一 | 樋口了一 | 田上陽一 | 夏は過ぎ 胸に残る唄ひとつ あのひとと 唄った 唄がひとつ 悲しく 悲しく 響いた時 優しく 優しく 包まれた時 あの朝花の 調べに寄り添い ハイハイ ハ~レィ ヨイサヨイ と 生きて 生きてきました 子は育ち やがて子の親となり この唄を 集い 唄うのだろう 楽しい 楽しい 時に唄え 苦しい 苦しい 時こそ唄え あの朝花の 調べに抱かれて ハイハイ ハ~レィ ヨイサヨイ と 泣いて 泣いてみました 瞬きの 間に過ぎていった この生を 悔やむ 曇りはあらず いつしか いつしか カモメになり あのひとの あのひとの 胸に帰るまで あの朝花の 調べに寄り添い ハイハイ ハ~レィ ヨイサヨイ と あなたを 想い あの朝花の 調べに抱かれて ハイハイ ハ~レィ ヨイサヨイ と 生きて 生きて行きます |
ぼくたちは樋口了一 | 樋口了一 | 内田麟太郎・補作詞:樋口了一 | 樋口了一 | | もしかしたら にんげんがえらいのは かなしくても つらくても しにたくても いきているからかもしれない いしは なくだろうか てつは なくだろうか ほうせきは なくだろうか ぼくたちは なく つらくて つらくて なく こえを ころして なく こえを あげて なく でも ぼくたちは いきていく つらさを かかえながら かなしみを だきしめながら そんなぼくたちをみて だれかがいっているようなきがする がんばれ がんばれ ぼくたちは いきているだけで きっと えらいのだとおもう かなしみを こらえて いきているのだから おいおいなきながら いきているのだから ぼくたちは なく つらくて つらくて なく こえを ころして なく こえを あげて なく でも ぼくたちは いきていく それだけで じゅうぶんに |
桜の森樋口了一 | 樋口了一 | 樋口了一 | 樋口了一 | | 私が生まれた日 父が植えてくれた 小さな桜の木 凍える冬の朝だった 雪をかき分け 白い息を吐いて か細い苗木をしっかりと大地に立たせた そして父は空へ祈り捧げた この子がこの木とともに健やかでありますように 冬をくぐり抜け 満開の花をつけるように この子の人生に希望が花開くように 息子生まれた日 私が植えた 小さな桜の木 初夏の陽射しの中だった 私よりもずっと大きくなった 父の桜の隣で無邪気に揺れていた そして私は父に語りかけた あなたがこの木に込めた思いが今わかるように いつか息子も愛する誰かを抱いた時 この木を思い出し 涙を流すでしょうか 孫娘を連れて 息子が植える 小さな桜の木 今は春の芽吹きの時 真っ白な産着に包まれた孫の 頬にひとひら舞い降りてきた花びら 薄紅色をした眠れる君よ あなたは教えてくれた 命とはつながるもの 眼を開けた彼女はうれしそうに笑いかけていた 大きく枝を張った 二本の桜の方へ いつか私はきっと目にするだろう ここに無数の桜の森が広がる様を そして聴くだろう銀河のような花吹雪の中 高らかな命の 終わらない命の詠唱(うた)を |
咲ける花樋口了一 | 樋口了一 | 竹内めぐみ | 樋口了一 | | 何度でも 何度でも ただ泣けばいい 涙を忘れてしまうまで あの日から傷ついた心の穴を 僕にだけそっと見せて欲しい 明日の朝 迎えにいくから 泣きつかれたらもうお休み そのままの きみに会いたい 咲かない花もあるんだよ 咲けない花もあるんだよ 咲けるはずなのに 咲けないなんて 言わないでお願いだから あどけない横顔と 腫れたまぶたが いたいけな君だけど その奥に揺らいでる 夢があるなら もう一度笑える日はくる 心ない誰かの声に 自分らしさ捨ててしまわないで 空は青 君は君色 飛ばない鳥もいるんだよ 飛べない鳥もいるんだよ 飛べるはずなのに 飛べないなんて 言わないで 悲しいから 心ない誰かの声に 自分らしさ捨ててしまわないで 空は青 君は君色 咲かない花もあるんだよ 咲けない花もあるんだよ 咲けるはずなのに 咲けないなんて 言わないでお願いだから 咲けるはずなのに 咲けないなんて 言わないでお願いだから |
風一途樋口了一 | 樋口了一 | 樋口了一 | 樋口了一 | | 夕日にとける小さな背中 影は長く伸びて 駆け寄りながらあなたを呼べば 振り向く顔 眩し 朝な夕な立ち働いて息つく暇もなく すがしいほどに自分忘れた強き笑顔の人 時は流れて 私も同じ母になり 悲しいばかりに思えた あなたの人生輝いてもみえる 風は一途にけれどこの頬に何故か優しく 吹いて行きます あの日貴方が何も言わずに笑ってくれたように 一人静かに家を出た朝 凍える息白く 過ぎる景色にあなたの顔が重なりまた消えた ドアの向こうで泣きながら聞いていた声 「信じた道を行きなさい 帰れる場所はここにあるのだから」 雨は静かにけれどこの肩に何故か切なく 落ちて行きます あの日あなたが 涙浮かべて 叱ってくれたように 誰も知らない 吹き抜けた一陣の風 あなたのようになりたい 何も求めずただ愛する人に 風は一途にけれどこの頬に何故か優しく 吹いて行きます あの日あなたが何も言わずに笑ってくれたように あの日あなたが何も言わずに笑ってくれたように |
1000kmの夏樋口了一 | 樋口了一 | 樋口了一 | 樋口了一 | | 灼けつくアスファルト 背中に貼り付いた太陽 したたり落ちる汗拭って顔を上げたら カーブの向こう側 頬に吹き付ける海風 振り向けばいつしか大人びた笑顔の君 旅立ちの誓いはいまでも君の中の 幼い勇気を奮わせているかい 1000km の夏を君と歩いた 踏み出したその一歩が新しい君を創った 1000km の夏はいまも終わらない 君があの日の夢をその胸に灯している限り あんなに遠く見えた ゴールで手を振る誰かの 涙を見た時 大切な何かを知ったね たどり着くよろこびも 届かないくやしさも 肩を叩き合う仲間がいるから 1000km の夏を君と歩いた よみがえるその場面は未来の君へのエール 1000km の夏はきっと終わらない 君が流した涙その胸に溢れている限り 1000km の夏を君と歩いた 踏み出したその一歩が新しい君を創った 1000km の夏はいまも終わらない 君があの日の夢をその胸に灯している限り 1000km の夏を君と歩いた 1000km の夏はいまも終わらない 1000km の夏を君と歩いた 1000km の夏はきっと終わらない 1000km の夏を君と歩いた 1000km の夏はきっと終わらない |
のぞみ樋口了一 | 樋口了一 | 岡村幸彦 | 樋口了一 | | のぞみ のぞみ 少しだけ早く 少しだけ小さく 生まれてきた大切な命 君が宿ったと聞いたとき ぼくらは抱きあってよろこんだ あの日 生まれた君はちょっとだけ 他の子と違っていたんだ 2歳の誕生日が近づくと まわりの友達は走り回り 楽しいおしゃべりが もう始まっていた せめてひとこと「つらい」とだけでも言ってくれたら 君はゆっくりな子だって ある日ぼくらは気が付いたんだ それなら君が育つよろこびが ゆっくりと長く続きますように のぞみ のぞみ 少しだけ早く 少しだけ小さく 生まれてきた命 のぞみ のぞみ 少しでも幸せに 君を愛するたくさんの人たちに かこまれますように 痛いなんて決して言わずに 君はいつもがまんするのに 誰か悲しそうにしていると 涙を流してくれるよね 16歳になった君には 足し算さえもやっかいだけれど そんなことより もっと大切なもの 神様からいつでも もらっているんだね パパは大きな傘を一つ ママは小さな傘をたくさん作ります 君の人生に冷たい雨が かからないように のぞみ のぞみ 君は生まれてきた その胸にぼくらへのメッセージを抱いて のぞみ のぞみ 君の微笑みは 教えてくれる 命の尊さ 命の美しさ 命のすばらしさを |
こころの色石川さゆり | 石川さゆり | 樋口了一 | 樋口了一 | 森俊之 | きみのこころは何色ですか 木々の緑とするならば 新緑萌える里の山 育ててくれた愛を忘れない 愛ある人になるでしょう きみのこころは何色ですか 夕日の赤とするならば 町並み染める夕映え空 友の涙に涙を流す 寄り添う人になるでしょう きみのこころは何色ですか 雪の白だとするならば 汚れを知らぬ銀世界 無垢な大地に足跡標す 新たな人になるでしょう どんな色でもきみの色 悲しい色さえも いつか空に混ざり合う きみのこころは何色ですか 海の青だとするならば 遠くに見える水平線 夢に憧れ船を漕いでゆく 夢ある人になるでしょう 夢ある人になるでしょう |
のぞみHaruka Hummingbird | Haruka Hummingbird | 岡村幸彦 | 樋口了一 | Yuichiro Honda | のぞみ のぞみ 少しだけ早く 少しだけ小さく 生まれてきた大切な命 君が宿ったと聞いたとき 僕らは抱き合って喜んだ でも生まれた君はちょっとだけ ほかの子と違っていたんだ 2歳の誕生日が近づくと周りの友達は走り回り 楽しいおしゃべりがもう始まっていた せめて一言「つらい」とだけでも言ってくれたら… 君は“ゆっくりな子”だってある日僕らは気づいたんだ それなら君が育つ喜びがゆっくりと長く続きますように のぞみ のぞみ 少しだけ早く少しだけ小さく 生まれてきた命 のぞみ のぞみ 少しでも幸せに 君を愛するたくさんの 人たちに囲まれますように 「痛い」なんて決して言わずに、君はいつも我慢するのに 誰か悲しそうにしてると涙を流してくれるよね 16歳になった君には足し算さえもやっかいだけれど そんなことよりもっと大切なもの神様からいつでももらっているんだね パパは大きな傘を一つ ママは小さな傘をたくさん作ります 君の人生に冷たい雨がかからない ように のぞみ のぞみ 君は生まれてきた その胸に僕らへのメッセージを抱いて のぞみ のぞみ 君のほほえみは教えてくれる 命の尊さ命の美しさ命の素晴らしさを |
手紙~親愛なる子供たちへ~エンドレスライス | エンドレスライス | 不詳、日本語詞:角智織、補作詞:樋口了一 | 樋口了一 | エンドレスライス | 年老いた私がある日 今までの私と違っていたとしても どうかそのままの私のことを理解して欲しい 私が服の上に食べ物をこぼしても 靴ひもを結び忘れても あなたに色んなことを教えたように見守って欲しい あなたと話す時 同じ話を何度も何度も繰り返しても その結末をどうかさえぎらずにうなずいて欲しい あなたにせがまれて繰り返し呼んだ絵本のあたたかな結末は いつも同じでも私の心を平和にしてくれた 悲しい事ではないんだ 消え去ってゆくように 見える私の心へと 励ましのまなざしを向けて欲しい 楽しいひと時に 私が思わず下着を濡らしてしまったり お風呂に入るのをいやがるときには思い出して欲しい あなたを追い回し 何度も着替えさせたり 様々な理由をつけて いやがるあなたとお風呂に入った 懐かしい日のことを 悲しいことではないんだ 旅立ちの前の準備をしている私に 祝福の祈りを捧げて欲しい いずれも歯も弱り 飲み込む事さえ出来なくなるかも知れない 足も衰えて立ち上がる事すら出来なくなったら あなたが か弱い足で立ち上がろうと私に助けを求めたように よろめく私に どうかあなたの手を握らせて欲しい 私の姿を見て悲しんだり 自分が無力だと思わないで欲しい あなたを抱きしめる力がないのを知るのはつらい事だけど 私を理解して 支えてくれる心だけを持っていて欲しい きっとそれだけでそれだけで私には勇気がわいてくるのです あなたの人生の始まりに私がしっかりと付き添ったように 私の人生の終わりに少しだけ付き添って欲しい あなたが生まれてくれたことで私が受けた多くの喜びと あなたに対する変わらぬ愛を持って笑顔で答えたい 私の子供たちへ 愛する子供たちへ |
山鹿のピアノエンドレスライス | エンドレスライス | 遊なおこ | 樋口了一 | エンドレスライス | 100年生きてる 山鹿のピアノ 異国のピアノに 憧れた大工さん この手で作ろう 芽生えた 夢熱く ポロロンポロロンポロロン 工夫に工夫重ねて生まれたよ ポロロンポロロンポロロン あたたかな音色 ポロロンポロロンポロロンロンロンロン いろんな時代を生きてきた リヤカーのせられ 山鹿のピアノ 昨日はお祭り 明日は運動会 あの日の幸せ誰もが信じてた ポロロンポロロンポロロン おじいちゃんが戦争に向かった朝に ポロロンポロロンポロロン 仕舞われたピアノ ポロロンポロロンポロロンロンロンロン 悲しい時代は震えてた みんなが守った山鹿のピアノ 鍵盤の傷跡 今に生きる勲章 命の絆が紡いだメロディーよ ポロロンポロロンポロロン ふるさとの大空忘れないでと ポロロンポロロンポロロン あたたかな音色 ポロロンポロロンポロロンロンロンロン いろんな時代を生きてきた 明日を祈って詠うよ |
結婚写真エンドレスライス | エンドレスライス | 樋口了一・村上ゆき | 樋口了一 | エンドレスライス | 6月の陽射しが揺れる病室に 私のウエディングドレスが 煌めいて 驚いたあなたはベッドの上で 手渡されたタキシードに 袖を通した 僕がいなくなれば 君は自由だと あなたは式を挙げることに 反対だった けれど私は今が 幸せなの そんな顔して微笑んでる 結婚写真 残された時間の 一秒一秒を 愛おしんだあの日々が 昨日のことのよう あなたいま 元気ですか こんなにも柔らかな 陽射しの下で逢いたい 僕が今いる場所は湖のほとり 君が住んでる世界によく似た町さ 懐かしい人たち うちこめる仕事 ただ一つ足りないのは 君の笑顔だけ でも君が僕を呼べば その声は いつでも心のベルを 鳴らしてくれる その度にポケットから出して 眺めてる 2人をつなぐ架け橋 結婚写真 辛い気持ち隠し 僕を勇気づけた だから君に伝えたい ちゃんとここにいると 君はいま笑顔ですか 今夜の夢の中 あの星空で待ってる あなたを見葬った空は青く澄んで 悲しいはずの涙になぜか ぬくもりさえも感じてた あなたなぜ いないのですか こんなにも鮮やかな 思い出だけを残して あなたいま 元気ですか (君は今笑顔ですか) こんなにも柔らかな (夢の中) 陽射しの下で逢いたい (星空で待ってる) 必ず逢える日が来る (その日まで待ってる) きっときっと信じてる (愛してる) あの結婚写真のように |
手紙~親愛なる子供たちへ~ダイアモンド☆ユカイ | ダイアモンド☆ユカイ | 不詳・補作詞:樋口了一・訳詞:角智織 | 樋口了一 | 山川恵津子 | 年老いた私がある日今までの私と違っていたとしても どうかそのままの私のことを理解して欲しい 私が服の上に食べ物をこぼしても靴ひもを結び忘れても あなたにいろんな事を教えたように見守って欲しい あなたと話す時同じ話を何度も何度も繰り返しても その結末をどうかさえぎらずにうなずいて欲しい あなたにせがまれて繰り返し読んだ絵本のあたたかな結末は いつも同じでも私の心を平和にしてくれた 悲しい事ではないんだ 消え去ってゆくように 見える私の心へと 励ましのまなざしを向けて欲しい 楽しいひと時に私が思わず下着を濡らしてしまったり お風呂に入るのをいやがるときには思い出して欲しい あなたを追い回し何度も着替えさせたり様々な理由をつけて いやがるあなたとお風呂に入った懐かしい日のことを 悲しい事ではないんだ 旅立ちの前の 準備をしている私に 祝福の祈りを捧げて欲しい いずれ歯も弱り飲み込む事さえ出来なくなるかも知れない 足も衰えて立ち上がる事すら出来なくなったなら あなたがか弱い足で立ち上がろうと私に助けを求めたように よろめく私にどうかあなたの 手を握らせて欲しい 私の姿を見て悲しんだり自分が無力だと思わないで欲しい あなたを抱きしめる力がないのを知るのはつらい事だけど 私を理解して支えてくれる心だけを持っていて欲しい きっとそれだけでそれ だけで私には勇気がわいてくるのです あなたの人生の始まりに私がしっかりと付き添ったように 私の人生の終わりに少しだけ付き添って欲しい あなたが生まれてくれたことで私が受けた多くの喜びと あなたに対する変わらぬ愛を持って笑顔で答えたい 私の子供たちへ 愛する子供 たちへ |
小さき花の歌樋口了一と花咲かフレンズ | 樋口了一と花咲かフレンズ | 濱田龍郎 | 樋口了一 | | 今は小さな種だけど 人は人のため何かができるはず それが生きてる意味だから そうさ 今日あなたと出会ったことが 美しい夢となり いつかこの町に 幸せの花を咲かせるだろう 空を見上げて胸を張れ 今は小さな草だけど 人は人のため涙を流すんだ いつかは希望の陽が昇る そうさ 今日あなたと出会ったことが 美しい道となり いつかこの町に 幸せの花を咲かせるだろう 一人ひとりは不揃いの 今は小さな蕾だけど 人は人のため何度も立ち上がる いつかは明るい朝が来る そうさ 風が教えてくれたんだ 今日あなたと出会ったことが 美しい愛となり いつかこの町に 幸せの花を咲かせるだろう そうさ 今日あなたと出会ったことが 美しい夢となり 美しい道となり 美しい愛となり 美しいあの故郷になれ いつかこの町に 幸せの花を咲かせるだろう Heart to Heart Heart to Heart…… いつかこの町に 幸せの花を、、花を、、 |
明日の少年古澤剛 | 古澤剛 | 樋口了一・古澤剛 | 樋口了一 | 樋口了一 | 見えない明日の光を探してる 青い空に燃え立つような声が湧き上がる 仲間たちの白い ユニフォームが躍る 朝靄 風の色 心を過ぎてゆく場面 それぞれの願いを受けて 最終打席の君は静かに目を閉じた 今言葉を失ったまま遠く思い出す 大人になるために引き換えにしたもの どんなに時が過ぎ 我を忘れることも忘れ 風のない世界に生きても あのラストボールを 君は待ち続けるだろう 夢見る明日の少年を抱きしめて 熱い涙が胸に還るまで 二度と戻らない季節を 君の瞳に探してるのさ 虹の向こうに高くボールを打ち放ったまま 行方すら追わずに ただ君は走った 今暮らす街から遠い空 見上げるたびに聞こえるんだ あの時の振り絞る声が 遠くへ!遠くへ!と叫び続けてる 見えない明日の光を探してる 裸足のまま何もわからずに 二度と戻らない瞬間を この腕から離したくない 誰かがノックしてる 誰かが囁いてる 目を覚ました情熱には 魔法はいらない 夢見る明日の少年を抱きしめて 熱い涙が胸に還るまで 二度と戻らない瞬間を 君とともに 見えない明日の光を探してる 裸足のまま何もわからずに 二度と戻らない季節を 君の瞳に探してるのさ あの場所まで探しに行こう |
こころの旅 with ボニージャックスベイビーブー | ベイビーブー | 五木寛之 | 樋口了一 | 川口大輔 | 春の風吹けば こころも揺れる 七堂伽藍 訪ねてひとり 真実の愛に めぐり会いたい 永遠の時を感じてみたい あの石段をのぼった先に どんな世界が見えるでしょうか 木枯らしの中を 今日までずっと 歩き続けて 生きてきたけど 色あせぬ夢に 出会ってみたい 新しい道を探してみたい この回廊をめぐった後に どんな光が見えるでしょうか 静けさの中に 両手を合わせ 声なき声に 耳をすませて 暖かい涙 流してみたい 本当の自分を見つけてみたい そのひと時を過ごした後に どんな明日が見えるでしょうか |
笑う奴樋口了一 | 樋口了一 | 未来 | 樋口了一 | | 時に訪れる 気持ちの暴走 かなぐり捨てたい 強張る体 大声にできない口惜しい思い いつからだろうか そんな自分を 笑う奴がいる 真冬の田んぼに転がり落ちて 起きれなくなって 凍えて死ぬのかも なんて思いながら 雹が降る空に向かって 可笑しくて笑う 本当に可笑しくて笑う 笑う奴がいる 笑う奴がいる 自分が可笑しくて 自分が愛おしくて どんなに苦しくても どんなに悲しくても それが可笑しくて 笑う奴がいる 強張って立ちすくんだまま アスファルトに顔から崩れ 誰にも救われない 惨めさを 真っ青な空に向かって 大声で笑う 本当に可笑しくて笑う 笑う奴がいる 笑う奴がいる 自分が可笑しくて 自分が愛おしくて どんなに惨めでも どんなに切なくても それが可笑しくて 笑う奴は自分の強さが勝ると笑う 苦しみや悲しみはお前を強くすると笑う 笑う奴はすべてを愛すると笑う 惨めさや切なさはこの愛が 超えさせてくれると笑う 笑う奴がいる 笑う奴がいる 苦しみも悲しみも全部抱きしめて笑う 笑う奴がいる 笑う奴がいる お前にも超えられると すべてを超えて歌えと 笑う奴がいる 笑う奴がいる 自分が可笑しくて 自分が愛おしくて どんなに苦しくても どんなに悲しくても それが可笑しくて 笑う奴がいる |
永遠のラストショウ樋口了一 | 樋口了一 | 樋口了一 | 樋口了一 | | 僕らが旅をはじめたのは だれかのためじゃない たどり着きたい気持ちのままに 風の吹く方へ歩き始めただけ 僕らが旅を続けるのは 無理してるわけじゃない 次のゴールを探してるうちに 振り向けばここまで来たんだ こんなにもたくさんの憧れ乗せて北へ南へ あのバスは走り続ける 最後の一人が帰る場所 みつけるまで ここからがどうでしょう 本当のラストショウ 僕らはみんな夢見る旅人だから そうでしょう 終わりはしないでしょう だから全ての君に よき旅を 僕らは時に嫌になって 立ち止まることもある 見失った道を探すコンパスを 持ち寄ることさえできなくなって でも気がつけばポストの中覗き込む僕がいる 行き先さえ分からないチケットが届けられるのを待ちながら どこにいても なにをしていても ふと蘇る夕映えの海 あの日あの時出会った君も 世界のどこかでこの夕日見るだろう ここからがどうでしょう それぞれのラストラン 君が笑顔のまま流したあの涙 そうでしょう 忘れはしないでしょう だから全ての場面に 輝きを いつかこの旅を終えるとき 心の地図に浮かび上がる 曲がりくねったこの道 僕の生きた証 さあどうでしょう そろそろいきましょう 僕らの旅は今始まったばかり そうでしょう? 未だ見ないゴールを 目指す 全ての君に よき旅を どうでしょう 永遠のラストショウ 僕らはみんな夢見る旅人だから そうでしょう? 終わりはしないでしょう だからすべての夢に すべての明日に すべての君に ありがとう |
いまダンスをするのは誰だ?樋口了一 | 樋口了一 | 古新舜 | 樋口了一 | 河野圭 | 酸素を無くした都会の海 重いネクタイ解(ほど)き方忘れた ひとりぼっちの音のない世界 朝と夜はシュレッターにかけた 騙して押したシャッターでは 歪(ゆが)んだ風景(いま)が心を締めつける 病いの影が忍び寄る 今日までの人生呪った But I'm dancing, laughing, knocking on my destiny! スポットライトは いつも誰かに当たってた 手は震え 足固まる このままでいいのか? ステージは そっぽした運命を 手招きする さあどうする? 心はいま揺れ動く 名刺はマスト「ゴールはどこだ?」 君へのリボン結び方忘れた 踊らされてるターンテーブル 右へ左へまたルーレット まぶた閉じてピント定めたら 溢れ出る色 思い切りシャッフル くすんだ定期投げ捨てた 明日への切符握った Yes! I'm dancing, laughing, knocking on my destiny! スポットライトは なぜか誰かを照らしてた 手はもがき 足はわめく このままでいいのか? ステージは フレームをぶち壊す 目を開けろ さあどうする? 心はもう決まったろ? ファインダーばかり 覗いてたけど 自分らしさなんて 探さなくていい 後悔の日常は もう捨てちまったよ 未来への航海は いま始まったんだ Dancing, laughing, knocking on my destiny! スポットライトは ただまぶしいだけじゃんか? 手足は気ままにはしゃいでる このままじゃ終われない ステージは 過去も悲しみも 許してた さあ踊ろう 心は自由を抱きしめる Dancing, laughing, knocking on my destiny! スポットライトなんて もう要らないんだ! かっこつけるな 下手くそでいい 笑われたっていい ステージを 飛び出そう 世界が待ってるから 踊りまくろう 心はほら輝いてる! 「諦めることを諦めたよ。たとえここが暗闇だとしても…… 僕はいま君とダンスがしたいんだ」 僕はいま君とダンスがしたいんだ! 僕はいま君とダンスがしたいんだ!! |
光のランナー樋口了一 | 樋口了一 | 古新舜 | 樋口了一 | | 真っ白なシャツは 太陽を飲み込む 力強く踏み出した 勇気が眩しい 大空を駆け抜ける 風を味方にして 澄み切った笑顔に 勝負は消えていた 君が抱えた孤独は 希望を閉ざした 見上げた空の青さに 夢が溢れ出る 生命は限りあるものではない 生命は果てしなく続いていくもの あなたが走って 私も走り出す 情熱のバトン 受け継がれていく 七色の呼吸が 宇宙とつながる 地平線越えていく 無邪気な魂 回り道選んでた 景色がほころぶ 縛られた人生を もう繰り返さない 転んで倒れた背中に 涙冷たく どうして人は生きるの? 雨に叫んでた 生命は限りあるものではない 生命は果てしなく続いていくもの もう見ることのない まばゆいあの瞳 私とあなたは 光になっていた 輪郭が溶けて 一つになると 祈りは風となり いまを抱きしめる 生命は限りあるものではない 生命は果てしなく続いていくもの 愛することから 未来は生まれゆく 奇跡の足音 明日を奏でる 光のランナー 永遠まで飛んでゆけ! |
Return match樋口了一 | 樋口了一 | 樋口了一 | 樋口了一 | 樋口了一 | どこにたどり着くのかは神様の言う通り でもどこを通っていくのかは 決める自由がきっとある そうしてできた轍が教えてくれるのは 決して誰も語れない自分主役のhistory 小学5年の徒競走 高鳴る胸の鼓動 まるで今の気分は あの時と同じスタートライン 結局ガキのままじゃん 俺たち幾つになっても 冷たい風に吹かれたら ヤラレテ 夢見て また走り出す 昔のバンド仲間は夢を追いかけて 今では地元に帰って 二人の子供の良きパパ たまに週末飲みに行き バカな話して 熱いハートに描いてた 夢の行方を確かめる あの頃の俺たちの未来 形は変わっても 誰かを幸せにしたい 情熱はずっと変わらない 結局ガキのままじゃん 俺たち幾つになっても 石につまずき転んだら 互いの顔見て また立ち上がる 立ち止まる、うずくまる、ふさぎこむ、いやになる その先のstory 始めようReturn match 結局ガキのままじゃん 俺たち幾つになっても 冷たい風に吹かれたら ヤラレテ 夢見て また走り出す |
父として樋口了一 | 樋口了一 | 未来 | 樋口了一 | | 父よ母よ わたしは息子として生きて来れたのでしょうか 全く自信がありません せめて最期だけでも笑おうと思うのだけれど それすらもままなりません 父よ母よ 笑えないけれど わたしは幸せでした 精一杯のありがとうをこの親指に込めて 行ってきます 行ってきます 今日も 愛する妻よ わたしは夫として生きて来れたのでしょうか うまく愛せたとは思えません せめて最期だけでもきつく抱きしめたいのだけど 思うようにならないのです 愛する妻よ 抱きしめられないけど わたしは幸せでした 精一杯のあなたへの愛をこの人差し指にこめて 行ってくるよ 行ってくるよ 今日も 息子よ娘よ わたしは父親として生きて来れたのでしょうか 何も教えられなかったね せめて最期だけでも何か伝えたいのだけれど 声も出せないのです 息子よ娘よ 聞こえますか 父は幸せでしたよ 胸いっぱいのあふれる想いをこの小指に込めて 行っておいで 行っておいで 明日へ わたしは本当に幸せでした 胸いっぱいの愛をこの瞳に込めて 行ってきます 行ってきます 今日も ありがとう ありがとう 愛を |
タコ公園樋口了一 | 樋口了一 | 藤井要一 | 樋口了一 | 樋口了一 | 小さな小さな公園の 小さな小さなトンネルを 通り抜けたら見えてきたいつもいつでも待っていた タコ公園のタコ入道 砂場の真ん中タコ入道 みんなにみんなに愛されてピッカピカに輝いた みんなのみんなの人気者お日様みたいに真っ赤っか タコ公園のタコ入道 まっかっかっかのタコ入道 中学校に入ったら バッタリ行かなくなっちゃって 私、来年大学生 懐かしくって来てみたの 雪から半分顔出して あの日のままと思ったら 所々がハゲちゃって ずいぶん色も褪せちゃって タコ公園のタコ入道 ちょっと寂しげな後ろ姿 みんながみんなが撫でたから 晴れの日雨の日雪の日も 擦り傷だらけの足だって みんなが愛した証だね だけどなんだか悲しいな 涙がポロポロ出て来たよ だけどなんだか悲しいな 涙がポロポロ止まらない あなたと過ごした思い出を お話ししながら塗りたいな 初めてあなたに会った日の あなたの色に塗りたいな 頑張れなくて泣いた日の お話ししながら塗りたいの あなたに会うと頑張れた ありがとうって塗りたいの ありがとうって塗りたいの 小さな小さな公園の 小さな小さなトンネルを 通り抜けたら見えてくる いまもいまでも待っている タコ公園のタコ入道 砂場の真ん中タコ入道 ずっとずっとずっといてほしい |