森山慎也作曲の歌詞一覧リスト 28曲中 1-28曲を表示
曲名 | 歌手名 | 作詞者名 | 作曲者名 | 編曲者名 | 歌い出し |
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やさぐれブルース美良政次 | 美良政次 | みやび恵 | 森山慎也 | 滝沢光啓 | 親父の演歌が子守歌 今でも聞こえるしゃがれ声 時代遅れと 笑った俺が 演歌肴に 酒を呑む 下手に出れば付け上がる 本音を話せば突っかかる しょせんこの世は 殿様ばかり やさぐれ男に 勝ちはない ささくれ畳の狭い部屋 甲斐性なしにも夢がある こんな俺でも ぬくもりくれる おまえに見せたい 夢がある てっぺん目指すと意気込めば 梯子を外され泥ん中 どうせやさぐれ 出たとこ勝負 いつかは俺にも 風が吹く いつかは俺にも 風が吹く |
落涙落合博満 | 落合博満 | 池田充男 | 森山慎也 | 夢に破れて 酒をみちづれに 何処(いずこ)をさすらう 汽車の窓 夜の暗さか 都恋しさか 光る星見りゃ 涙流れる 泣くな男だ 何も語るまい 別れの情(なさけ)が うそになる 花はやさしく 咲けよ幸福(しあわせ)に 俺は見守る 遠い他国で 霧笛きこえる 町もいいだろう 心をいやして くれるなら 結ぶ仮寝の 寒い夢にまで 何故に浮かぶか 恋の面影 北で夜明けて 北で黄昏(たそがれ)て せつなやゆきずり 旅まくら 今日も無人の 駅をあとにする さらば愛しき 女(ひと)に乾杯 | |
あじさいの宿で根津甚八 | 根津甚八 | 中山大三郎 | 森山慎也 | 古びた町の 古びた宿に 心ひかれて クツをぬいだよ お前に生きて お前に泣いて そして別れた 旅のゆきずりに 雨に打たれてる あじさいの花が あざやかすぎて 日暮れが淋しい せめてお前だけは 幸せになれよ 冷たくすてて 私をすてて 泣いてお前は 背中向けたよ タバコを吸って 煙をはいて 俺は別れの 言葉探したよ 俺のせいにして サヨナラを告げる お前の肩が かなしくふるえた いいさお前だけは 幸せになれよ 雨に打たれてる あじさいの花が ふしぎなほどに 心にまぶしい せめてお前だけは 幸せになれよ | |
ゆきずり落合博満 | 落合博満 | 池田充男 | 森山慎也 | 指輪のひとつも やれない俺に 二年もつくして くれた奴 別れの苦しさ 耐えてたお前 わかっていたのさ いたいほど ゆきずりの 町に来て ゆきずりの 酒を飲む お前の涙の 味がする 世間の掟に しばられながら 愛してしまった 俺たちさ こんなに辛いと 思わなかった 男ひとりの 旅の果て ゆきずりの 町に来て ゆきずりの 酒を飲む 酔うほどむなしく なるばかり 二人でくらせる 世界がほしい お前の言葉が 身をせめる 詫びてもすまない この俺だけど 幸せ祈って いるんだよ ゆきずりの 町に来て ゆきずりの 酒を飲む どこかで一声 泣く汽笛 | |
恋するふたり田中アキラ&占い師メイ | 田中アキラ&占い師メイ | 麻こよみ | 森山慎也 | 前田俊明 | なぜか淋しい 横顔 おまえの仕草が せつなくて そっとグラスを 揺らせば ときめく心が 隠せない もっと 飲んじゃおか もっと 酔いたいわ 優しく肩先 抱き寄せる 初めて出会った あの瞬間(ひ)から なんだか気が合う いい感じ ドキドキしちゃうわ ドキドキしちゃうよ 恋するふたり キザなセリフを 並べて 口説(くど)いてみたって ガラじゃない 熱いあなたの その瞳(め)に 誘惑されそう 今夜こそ 今日は 帰さない 今日は 帰らない 大事にしたいよ この恋は カクテルひとくち 飲むたびに 心が溶け合う カウンター ドキドキしちゃうわ ドキドキしちゃうよ 恋するふたり もっと 飲んじゃおか もっと 酔いたいわ 優しく肩先 抱き寄せる 初めて出会った あの瞬間(ひ)から なんだか気が合う いい感じ ドキドキしちゃうわ ドキドキしちゃうよ 恋するふたり |
風雪山河上野さゆり | 上野さゆり | 水木れいじ | 森山慎也 | 猪股義周 | 寒い夜風に ふたりで耐えて 越えたこの世の 花嵐 振り向けば… ほんとにいろいろ あったけど… 過ぎてしまえば おもいで話 風雪山河 悔いはない 人は情(なさけ)よ 袖ふれあって 借りたまごころ また返す 忘れずに… 旅してゆこうよ ねぇあなた… 遠い夜空に 故郷(ふるさと)しのぶ 風雪山河 夢はるか 笑顔ひとつで 心は晴れる 晴れて花咲く 春を呼ぶ これからも… あなたとみちづれ ふたりづれ… 泣いて笑って より添いながら 風雪山河 明日(あす)も行く |
地図のない旅根津甚八 | 根津甚八 | 池田充男 | 森山慎也 | 地図のない旅が 人生ならば ひとは誰でも 孤独な旅びと とまらない汽車に ひとりとび乗り 嵐のなかを さまよい走る 幸福とすれちがい かなしみとめぐり逢い 愛という名の 夜明けの町に いつの日 いつ頃 たどり着くのだろう 肩を寄せあって 暮らした女 三月たらずで あっさり別れた とまらない汽車の 古い網だな 人生ゆきの 荷物が並ぶ 思い出とすれちがい むなしさとめぐり逢い 愛という名の 夜明けの町に いつの日 いつ頃 たどり着くのだろう 幸福とすれちがい かなしみとめぐり逢い 愛という名の 夜明けの町に いつの日 いつ頃 たどり着くのだろう | |
河内のおんな金沢明子 | 金沢明子 | 岡まさと | 森山慎也 | 逢う瀬かさねた 恋だもの 難波 八坂は 仮の宿 愛に賭(か)けたら 気ばるのも あんたのためや あんさんの 心に 心に惚れた 河内(かわち)の女 はぐれ夜鴉(よがらす) かげぐちは 働(かせ)ぐ二人に 何さらす 馬鹿を承知で 尽くすのも あんたのためや あんさんの 奥歯を 奥歯をかんだ 丼池ぐらし 夫婦鵯(めおとひよどり) なぐさめは たぐる襟あし 日ぐれ唄 燃える火のよな 玉肌も あんたのためや あんさんの 惚れたら 惚れたら一途(いちず) 河内の女 | |
小樽のおんな上野さゆり | 上野さゆり | 沖津安江 | 森山慎也 | 何時(いつ)も笑顔に あの笑窪(えくぼ) 頬(ほお)ずりながら 抱き寄せて 貴方お前と 確かめる 小樽おんなの みれん花 いつか咲かせて みち草に 夢でかたろう ふたり川 別れせつなさ 何度めか お酒にすがり 燃えながら 貴方お前と 確かめる 小樽おんなの なみだ雨 恋の深さを 胸にだき 何時(いつ)になるのか さだめ川 想いよせあう 運河にも 一人で待つの ブロンズよ 貴方お前と 確かめる 小樽おんなの 乱れ酒 馬鹿(ばか)と言われて 悔やんでも 惚れたどうしの なさけ川 | |
旅路のひと落合博満 | 落合博満 | 里村龍一 | 森山慎也 | 今頃どうして いるだろと 想えば未練に 変わる酒 連れて行ってと 泣いていた あいつは旅路の 赤い花 北の酒場の 北の酒場の 赤い花 想い出ひとつも やらないで 冷たく別れて 来た俺さ それもあいつの ためだろと 言い訳まじりの ひとり言 酒につぶやく 酒につぶやく ひとり言 あの頃駄目でも 今ならば 倖せぐらいは やれそうだ 酔えば顔出す 北国の チラチラ小雪に しのぶ恋 酒のむこうに 酒のむこうに しのぶ恋 | |
北海道上野さゆり | 上野さゆり | 沖津安江 | 森山慎也 | 白神岬 最南端に 青函(せいかん)の トンネル過ぎて 日本海だ 函館夜景 森と松前 桜はみごと 北前船(きたまえぶね)の 江差追分 走れSL ニセコ小樽に 朝里温泉(あさりおんせん) 湖水をながめ 定山渓(じょうざんけい)に つぎは札幌 北海道は いいところ 雄冬(おふゆ)の岬(みさき) 留萌(るもい)に利尻(りしり) 稚内 樺太(サハリン)みえる オホーツク海 最北端に サロマ綱走 美幌(びほろ)と川湯(かわゆ) 摩周湖ながめ 斜里岳(しゃりだけ)みて ウトロ航路で うたう知床 羅臼岳(らうすだけ)から 国後(くなしり)しのび 標津(しべつ)は鮭(しゃけ)だ 「かに」は根室さ 北海道は いいところ 納沙布岬 釧路の港 あれ襟裳(えりも) 霧笛の音が 太平洋だ 競馬の日高 苫小牧から 白老(しらおい)ポロト ハヤブサ迫る 地球岬に 洞爺湖畔の 昭和新山 伊達(だて)の歴史に 昔をしのぶ 八雲の原野 牛の呼ぶ声 北海道は いいところ 北海道は いいところ | |
やっぱり有紀子の負けでした愛本健二 | 愛本健二 | 鮒津久志 | 森山慎也 | 前田俊明 | 胸の奥では いつだって 燃えているのよ そのくせに 逢えば意地張り 澄まし顔 好きと言えない いくじなし やっぱり私の 負けでした やっぱり有紀子の 負けでした あなたなんかに 用ないと 拗ねてしらけて 嘘ついて 無理に別れた そのあとで すぐに逢いたく なっちゃうの やっぱり私の 負けでした やっぱり有紀子の 負けでした ひとり暮らしが 身に沁みた 女ごころの たよりなさ いくら強がり 言ったって あなたなしでは 駄目なのよ やっぱり私の 負けでした やっぱり有紀子の 負けでした やっぱり私の 負けでした やっぱり有紀子の 負けでした |
酒のやど北野都 | 北野都 | 池田充男 | 森山慎也 | おんなは翳ある 横顔みせて 西から流れて きたという 問わず語りの 身のうえ話 ひざをよせあう カウンター さすらいの さすらいの 酒をのむ こぼれ灯の こぼれ灯の 酒のやど 硝子戸ゆすって 雪が舞う おんなは教えて はたちと幾つ 男につくした 指を折る 遠(とう)のむかしに わかれた女(やつ)を 想い出させる そのしぐさ さすらいの さすらいの 酒をのむ こぼれ灯の こぼれ灯の 酒のやど 泣くなよ しみるぜ あの汽笛 おんなは離れの ちいさな部屋に 泊まっていってと 下を向く 故郷(ふるさと)なくした 似た者どうし 夢のかけらが ほしい夜 さすらいの さすらいの 酒をのむ こぼれ灯の こぼれ灯の 酒のやど ゆらりとくずれる 酔いごころ | |
みれんという名の港町上野さゆり | 上野さゆり | 水木れいじ | 森山慎也 | 猪股義周 | この花が みかんの花ね あれが岬の 灯台なのね お酒呑むたび 話してくれた あなたの故郷(ふるさと) 訪ねて来たの… ここは瀬戸内 逢いたさつのる みれんという名の港町 はぐれ鴎(どり) 日暮れに啼(な)いて どこへ帰るか 島影はるか うしろ姿も 空似の人に すがれば他人の 夕月波止場… なみだ瀬戸内 海鳴りばかり みれんという名の港町 呑ませてね もう少しだけ 窓の漁火 目にしみるから 旅のおわりに 誰かが歌う あなたと覚えた 恋唄哀し… 夜の瀬戸内 女がひとり みれんという名の港町 |
さらばサハリン~大桟橋上野さゆり | 上野さゆり | 池田充男 | 森山慎也 | 竜崎孝路 | どこまでも続く紺碧の空と海… その果てのサハリン 遠いあの日、千切れるほどに 手を振った 涙の大桟橋よ 空に問えば 海に聞け 海に問えば 風に聞け 風に問えば ドームに聞けという 「祖国よさらば 父よ母よ いとしの妻よ子よ」 わかれを刻んだ 落書きも 稚泊(ちはく)航路も いまはまぼろし まぼろし哀し 大桟橋よ 逢いにゆけぬ 墓がある あれが故郷(ふるさと) サハリンと 語るひとよ なみだの宗谷湾(そうやわん) 「返らぬ島よ 鳥よ花よ まぶたの裏にある」 歳月ながれて 旅びとの 船は出てゆく 利尻・礼文へ さいはて哀し 大桟橋よ 「祖国よさらば 父よ母よ いとしの妻よ子よ」 わかれを刻んだ 落書きも 稚泊(ちはく)航路も いまはまぼろし まぼろし哀し 大桟橋よ |
ゆきずり根津甚八 | 根津甚八 | 池田充男 | 森山慎也 | 「お前は俺のすべてだったよ、苦労ばっかりで許しておくれ、 俺はひとりで旅に出る、お前の面影忘れるために」 指輪のひとつも やれない俺に 二年もつくして くれた奴 別れの苦しさ 耐えてたお前 わかっていたのさ いたいほど ゆきずりの 町に来て ゆきずりの 酒を飲む お前の涙の 味がする 「俺のことなんか忘れて、幸福になれよ」 世間の掟に しばられながら 愛してしまった 俺たちさ こんなに辛いと 思わなかった 男ひとりの 旅の果て ゆきずりの 町に来て ゆきずりの 酒を飲む 酔うほどむなしく なるばかり 「もうすぐ冬がやってくる、身体だけは気をつけろよ」 二人でくらせる 世界がほしい お前の言葉が 身をせめる 詫びてもすまない この俺だけど 幸せ祈って いるんだよ ゆきずりの 町に来て ゆきずりの 酒を飲む どこかで一声 泣く汽笛 | |
ほたる草根津甚八 | 根津甚八 | 池田充男 | 森山慎也 | この手に抱けば 折れそうな ほそい体の やつだった 指もふれずに 別れて来たと 言っても世間は 信じない あゝほたる草 ほたる草 旅路のはての あぜ道で おまえの面影 見る俺さ あの水色の 静けさが 好きと言ってた いじらしさ 汚れひとつも 知らないおまえ なんで出来よう 道づれに あゝほたる草 ほたる草 さすらう俺を 慰めて つぼみを開いて くれたのか 都をすてた 俺だけが 知っているのさ 純な恋 春を背にして 乗りつぐ汽車に きょうも夕陽が 燃えつきる あゝほたる草 ほたる草 旅路の宿の ひとり寝は おまえを夢見て 寒かろう | |
ふたりの別れ酒順弘子 | 順弘子 | 池田充男 | 森山慎也 | あなたを奪えば すむことなのに 運命に負けてく わたしがばかね 愛を重ねた 歳月を グラスの底に沈めて呑めば なみだがまじる なみだがまじる ふたりの別れ酒… 岬のきれいな 故郷へ帰り 鴎と話して 暮らしてゆくわ すきで添えない 世の中を うらんでみても しかたがないの 酔うほど辛い 酔うほど辛い ふたりの別れ酒… わたしは死ぬまで 恋などしない せつない想いをわかって欲しい なみだ流して すがりつく この指 この手 最後の夜に 寒さがしみる 寒さがしみる ふたりの別れ酒… | |
新宿時次郎田中アキラ | 田中アキラ | 里村龍一 | 森山慎也 | 前田俊明 | 別れも告げずに 離れてゆくが 恨んでくれるな 可愛い奴よ こんな男が そばにいりゃ いつかおまえが 駄目になる 野暮な 野暮な野郎でござんすが おいら新宿時次郎 ネオンが華やぐ 歌舞伎町あたり ふり向きゃ思い出 心にささる 命ふたつを 重ねても 風がひと吹きゃ ちぎれ雲 泣くな 泣くな酒場の明け鴉 おいら新宿時次郎 旅路は果てなく 望みは遠く 半端な奴ほど 夢追うものさ おまえだけでも 幸せに なってくれたら それでいい 明日は 明日はどこやら風に聞け おいら新宿時次郎 |
流浪の果てに香西かおり | 香西かおり | 池田充男 | 森山慎也 | 上杉洋史 | 星空が凍る夜は ぎしぎしと哭くという 流氷のかたまりが 青白いオホーツク わたし はるばるひとり旅 いのち道づれ いのち道づれ 最果てへ 愛を断ち切る覚悟です 食事つき 五千円 浜ぞいに 宿をとる 知床の岬には 海明けの声もない わたし はるばるひとり旅 遠い霧笛を 遠い霧笛を 聞きながら 生きる強さを見つけます わたし はるばるひとり旅 遠い霧笛を 遠い霧笛を 聞きながら 生きる強さを見つけます |
ほたる草細川たかし | 細川たかし | 池田充男 | 森山慎也 | 小杉仁三 | この手に抱けば 折れそうな 細い体のやつだった 指もふれずに 別れて来たと 言っても世間は 信じない ああ ほたる草 ほたる草 旅路の果ての あぜ道で おまえの面影 見る俺さ あの水色の 静けさが 好きと言ってた いじらしさ 汚れひとつも 知らないおまえ なんで出来よう 道づれに ああ ほたる草 ほたる草 さすらう俺を なぐさめて つぼみを開いて くれたのか 都をすてた 俺だけが 知っているのさ 純な恋 春を背にして 乗りつぐ汽車に 今日も夕陽が 燃えつきる ああ ほたる草 ほたる草 旅路の宿の ひとり寝は おまえを夢見て 寒かろう |
女ごころ細川たかし | 細川たかし | 松本礼児 | 森山慎也 | 伊藤雪彦 | あの人を 悪く言わないで 愛し足りない 私が悪い おバカさんねと 言われる度に にがいお酒の涙割り 港 長崎 雨すだれ 女ごころの 夢が散る この胸に隙間もない程 あの人だけを 信じていたのに 何処へ帰るか 外国船の あれは汽笛か 溜め息か 港 長崎 雨すだれ 女ごころの むせび泣き 想い出をひとつ またひとつ 置いて行きます オランダ坂に 髪をまさぐる 優しい指が 恋しすぎます 私には 港 長崎 雨すだれ 女ごころの 夢無情 |
望郷旅鴉千昌夫 | 千昌夫 | 里村龍一 | 森山慎也 | 昔話しはヨー 真ッ平ご免 なまじ振り向きゃ こころが痛む 生まれ在所に 背を向けて 今日も仮寝の 旅の宿 可愛あの娘よ 日暮れの空よ 泣いてくれるな泣いてくれるな 俺ら望郷旅鴉 風も無いのにヨー こぼれて落ちる 花に浮かぶよ あの娘の涙 つれて行ってと 泣かれても 俺にゃ出来ない みちずれに 北へ流れる 夜汽車の汽笛 呼んでくれるな呼んでくれるな 俺ら望郷旅鴉 夢を探してヨー ここまで来たが 寒い夜空に こころも細る あの娘ひとりも 倖せに なんで出来ない バチ当り 街道がらすが ひと声鳴いた 明日は何処やら明日は何処やら 俺ら 望郷旅鴉 | |
雪列車香西かおり | 香西かおり | 池田充男 | 森山慎也 | 上杉洋史 | わかれられない 男と女 そっと互いに 身を寄せる 忍ぶ仲でも ここまで来たら 生きてみましょう もう少し 日本海 小浜(おばま) 舞鶴(まいづる) 雪の中 夜行列車でゆれて行く 船がゆきかう この港町 ゆめを探して 降りてみる そこに温(ぬく)とい 女将がいたら すこしお酒を ねえあなた 御火(みほ)の浦 照らす灯台 また吹雪(ふぶ)く 夜行列車が仮のやど わたし黒髪あげられるけど あなたはなにをくれますか 旅の終わりはこの紅(べに)ひもで 指をむすんで眠りたい 明日(あす)はどこ 白兎(はくと) 山陰 さようなら 夜行列車は雪列車 |
恋みれん香西かおり | 香西かおり | 秋浩二 | 森山慎也 | 上杉洋史 | 「お前ひとりを 愛していたい」 酒が言わせた 戯言(たわごと)ね うらむ気持ちは さらさらないが つらいつらい飲むほどつらい 一人ぽっちの さみしい夜は 酒よお願い 一緒に泣いて いつかひとつの 屋根の下 暮らす幸せ 夢見てた 過ぎた昔と あきらめるのは いいえいいえできない私 「離さないよ」と からめた指の やさしいぬくもり 忘れはしない 赤いネオンが こぼれる露地を そぞろ歩けば 雨が降る あなたひとりが 生きがいなのに なんでなんで私を捨てた 恋の灯りに はぐれた夜は 酒よお願い 酔わせておくれ |
酒暦香西かおり | 香西かおり | 池田充男 | 森山慎也 | 伊戸のりお | 人の世に うまれて生きて いま幾つ 数えてみましょう 潮の満ちひき くり返しつつ 廻る地球が 住家です しあわせに 盃を… かなしみに ぐい呑みを… 泣いて笑って 酒暦 おんなみち 片道きっぷ 握りしめ 今日また夜汽車 愛を契って わかれた方は どこを旅して いるかしら しあわせに 盃を… かなしみに ぐい呑みを… 酔えばみれんな 酒暦 ふたりより ひとりが強い だれとなく 教えてくれた 寂しがりやに 囲まれながら わたし揺れてる いまが好き しあわせに 盃を… かなしみに ぐい呑みを… 春夏秋冬 酒暦 |
ゆきずり細川たかし | 細川たかし | 芦川みづほ | 森山慎也 | 指輪のひとつも やれない俺に 二年もつくして くれた奴 別れの苦しさ 耐えてたお前 わかっていたのさ いたいほど ゆきずりの町に来て ゆきずりの酒を飲む お前の涙の味がする 世間の掟に しばられながら 愛してしまった 俺たちさ こんなに辛いと 思わなかった 男ひとりの旅の果て ゆきずりの町に来て ゆきずりの酒を飲む 酔うほどむなしくなるばかり 二人でくらせる 世界がほしい お前の言葉が 身をせめる 詫びてもすまない この俺だけど 幸せ祈って いるんだよ ゆきずりの町に来て ゆきずりの酒を飲む どこかで一声 泣く汽笛 | |
酒のやど香西かおり | 香西かおり | 池田充男 | 森山慎也 | 伊戸のりお | おんなは翳(かげ)ある 横顔みせて 西から流れて きたという 問わず語りの 身のうえ話 ひざをよせあう カウンター さすらいの さすらいの 酒をのむ こぼれ灯の こぼれ灯の 酒のやど 硝子戸ゆすって 雪が舞う おんなは数えて はたちと幾つ 男につくした 指を折る 遠(とう)のむかしに わかれた女(やつ)を 想い出させる そのしぐさ さすらいの さすらいの 酒をのむ こぼれ灯の こぼれ灯の 酒のやど 泣くなよ しみるぜ あの汽笛(きてき) おんなは離れの ちいさな部屋に 泊まって行ってと 下を向く 故郷(ふるさと)なくした 似た者どうし 夢のかけらが ほしい夜 さすらいの さすらいの 酒をのむ こぼれ灯の こぼれ灯の 酒のやど ゆらりとくずれる 酔いごころ |
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