| MORNING TIMEテーブルの上 ささやきかわすグラスとティーカップ 視線をそらすオレンジマフィン おかしな朝 カタンと音たてて倒れた机の写真 ふりむけばすぐ後ろで 誰か笑い声が 何か隠れている 何を隠している? 何もかもいつもと同じふりをしてる 単調な声繰り返してるテレビのニュース 確か前にもきいたことがある 何回も 鏡のすみを知らない人の影が横切る 心のすみを記憶の影がふいに横切る 何か忘れている 何を忘れている? 突然 部屋中の時計が鳴りだした 時計の針は嘘をついてる 過去は未来に 未来は過去に 誰かがぼくの耳もとでそっとたずねている これはほんとにきょうの朝か きのうじゃないか? 答はどこかカーテンの陰 本棚の裏 手あかのついたページのすみに走り書きが 何か忘れている 何を忘れている? どこか遠い場所で 記憶のベルが鳴る | 谷山浩子 | 谷山浩子 | 谷山浩子 | | テーブルの上 ささやきかわすグラスとティーカップ 視線をそらすオレンジマフィン おかしな朝 カタンと音たてて倒れた机の写真 ふりむけばすぐ後ろで 誰か笑い声が 何か隠れている 何を隠している? 何もかもいつもと同じふりをしてる 単調な声繰り返してるテレビのニュース 確か前にもきいたことがある 何回も 鏡のすみを知らない人の影が横切る 心のすみを記憶の影がふいに横切る 何か忘れている 何を忘れている? 突然 部屋中の時計が鳴りだした 時計の針は嘘をついてる 過去は未来に 未来は過去に 誰かがぼくの耳もとでそっとたずねている これはほんとにきょうの朝か きのうじゃないか? 答はどこかカーテンの陰 本棚の裏 手あかのついたページのすみに走り書きが 何か忘れている 何を忘れている? どこか遠い場所で 記憶のベルが鳴る |
| タイタニア 恋をしようタイタニア 恋をしよう 素敵なロバと タイタニア 星降る夜 秘密のキスを 人は誰もが仮面をつけて 惑い歩く 人の世界は仕掛けだらけの パズルの森 何が良くて何が悪くて 何が綺麗で汚い? 燃える水の面に映る 何が本当? 何が嘘? タイタニア 男はみな 素敵なロバだ タイタニア あふれる愛 すべて捧げよう 怖がることもためらうことも 何もいらぬ 傷つくことは 花と咲くこと 燃え立つ闇 月の光に磨かれたような 裸身を草に横たえ 遠くで星が生まれる痛みを その身の奥に受け止めて タイタニア 恋をしよう 素敵なロバと タイタニア 現は夢 夢は炎の花 夜に香る果実の輝き それはお前だけのもの 愛を語る言葉は虚しく うつろな耳に消えゆくだけ タイタニア 男はみな とまどうロバだ タイタニア 言葉を捨て 吐息の海へ タイタニア 恋をしよう 夜はつかのま タイタニア 言葉を捨て 吐息の海へ | 谷山浩子 | 谷山浩子 | 谷山浩子 | 橋本一子 | タイタニア 恋をしよう 素敵なロバと タイタニア 星降る夜 秘密のキスを 人は誰もが仮面をつけて 惑い歩く 人の世界は仕掛けだらけの パズルの森 何が良くて何が悪くて 何が綺麗で汚い? 燃える水の面に映る 何が本当? 何が嘘? タイタニア 男はみな 素敵なロバだ タイタニア あふれる愛 すべて捧げよう 怖がることもためらうことも 何もいらぬ 傷つくことは 花と咲くこと 燃え立つ闇 月の光に磨かれたような 裸身を草に横たえ 遠くで星が生まれる痛みを その身の奥に受け止めて タイタニア 恋をしよう 素敵なロバと タイタニア 現は夢 夢は炎の花 夜に香る果実の輝き それはお前だけのもの 愛を語る言葉は虚しく うつろな耳に消えゆくだけ タイタニア 男はみな とまどうロバだ タイタニア 言葉を捨て 吐息の海へ タイタニア 恋をしよう 夜はつかのま タイタニア 言葉を捨て 吐息の海へ |
| なつかしい朝なんにも言わない海よ おまえはいつも見ていた 人の世界の争いごとを 流した涙のことを 遠い遠い昔から おまえはみんな見ていた 今も静かなそのまなざしを わたしたちにむけている 忘れられる そんな気がする どんな悲しい きのうのことも 子供の頃に感じたような あのまぶしいしあわせが 帰ってくる 帰ってくる なつかしい こんな朝は きのうまではうす暗い 闇の中にひとりきり あしたのことも信じられずに うつむいていたけれど 心ひらいてみれば 風はあの日とおんなじ ひさしぶりだね また会えたねと 耳もとでささやいてる 鳥がうたう 草木が萌える 季節のかおり ふりまきながら 子供の頃に出会ったような あのすなおなときめきが 帰ってくる 帰ってくる なつかしい こんな朝は | 谷山浩子 | 谷山浩子 | 谷山浩子 | | なんにも言わない海よ おまえはいつも見ていた 人の世界の争いごとを 流した涙のことを 遠い遠い昔から おまえはみんな見ていた 今も静かなそのまなざしを わたしたちにむけている 忘れられる そんな気がする どんな悲しい きのうのことも 子供の頃に感じたような あのまぶしいしあわせが 帰ってくる 帰ってくる なつかしい こんな朝は きのうまではうす暗い 闇の中にひとりきり あしたのことも信じられずに うつむいていたけれど 心ひらいてみれば 風はあの日とおんなじ ひさしぶりだね また会えたねと 耳もとでささやいてる 鳥がうたう 草木が萌える 季節のかおり ふりまきながら 子供の頃に出会ったような あのすなおなときめきが 帰ってくる 帰ってくる なつかしい こんな朝は |
| 袋井市歌~ここがふるさと~大きくひらけた 大地の上を 駆けぬけていく 遠州の風 風に吹かれて 私は生きる どんな時にも たくましい心で 飾らぬ言葉 まっすぐなまなざし 見守る空は どこまでも広い 袋井 ここがふるさと 私たちの町 袋井 ここがふるさと ここで生きていく 折々の花や 誇らかな果実 あふれるほどの 田園の恵み 思いのままに 私は歩く どんな場所へも 道は続いている 歴史をいだく 北の山から 碧くきらめく 南の海まで 袋井 ここがふるさと 私たちの町 袋井 ここがふるさと ここで生きていく 西へ東へと 行き交う旅人 どうぞひととき 足を休めて 友と語らう 安らぎに似て どんな人にも ここはやさしいから 人と自然が 温かく寄り添い 豊かな時が ゆっくり流れる 袋井 ここがふるさと 私たちの町 袋井 ここがふるさと ここで生きていく 袋井 ここがふるさと 私たちの町 袋井 ここがふるさと ここで生きていく | 谷山浩子 | 谷山浩子 | 大島ミチル | | 大きくひらけた 大地の上を 駆けぬけていく 遠州の風 風に吹かれて 私は生きる どんな時にも たくましい心で 飾らぬ言葉 まっすぐなまなざし 見守る空は どこまでも広い 袋井 ここがふるさと 私たちの町 袋井 ここがふるさと ここで生きていく 折々の花や 誇らかな果実 あふれるほどの 田園の恵み 思いのままに 私は歩く どんな場所へも 道は続いている 歴史をいだく 北の山から 碧くきらめく 南の海まで 袋井 ここがふるさと 私たちの町 袋井 ここがふるさと ここで生きていく 西へ東へと 行き交う旅人 どうぞひととき 足を休めて 友と語らう 安らぎに似て どんな人にも ここはやさしいから 人と自然が 温かく寄り添い 豊かな時が ゆっくり流れる 袋井 ここがふるさと 私たちの町 袋井 ここがふるさと ここで生きていく 袋井 ここがふるさと 私たちの町 袋井 ここがふるさと ここで生きていく |
| 八日市場特別支援学校校歌はれた日には まどをあけよう きらら きらら えがおが光る ともだち げんきかな お日さま げんきかな 八日市場特別支援学校 雨の日には おはなししよう きらら きらら 心が光る ともだち げんきかな せんせい げんきかな 八日市場特別支援学校 かなしいときは なまえをよんで うれしいときは いっしょにわらう ともだち そばにいる 歩こう かたくんで 八日市場特別支援学校 | 谷山浩子 | 谷山浩子 | 谷山浩子 | | はれた日には まどをあけよう きらら きらら えがおが光る ともだち げんきかな お日さま げんきかな 八日市場特別支援学校 雨の日には おはなししよう きらら きらら 心が光る ともだち げんきかな せんせい げんきかな 八日市場特別支援学校 かなしいときは なまえをよんで うれしいときは いっしょにわらう ともだち そばにいる 歩こう かたくんで 八日市場特別支援学校 |
| 吟遊詩人の森わたしの知らない森の中で あなたは空を見上げてる わたしの知らない森の中で あなたは枯れ枝をふんで 木の葉とおしゃべりしたり やさしく気ままな遊び 涙を流す 淋しがり屋 たったひとり世界の中 わたしの知らない小さな町に あなたの歌が今日もまた 煙草のうすいけむりのように 季節の中にとけて行く あなたの 瞳はいつも 遠いふるさとを見ている 世界が消えても あなたの森は いつまでも消えはしない 都会の風に 吹かれて 姿を変える前の 生まれたてのあなたの歌が わたしにきこえてきます。 あなたの眠る森の中で わたしも夢を追いかけて 時には立ちつくしてみたい すきとおる風の中に | 谷山浩子 | 谷山浩子 | 谷山浩子 | | わたしの知らない森の中で あなたは空を見上げてる わたしの知らない森の中で あなたは枯れ枝をふんで 木の葉とおしゃべりしたり やさしく気ままな遊び 涙を流す 淋しがり屋 たったひとり世界の中 わたしの知らない小さな町に あなたの歌が今日もまた 煙草のうすいけむりのように 季節の中にとけて行く あなたの 瞳はいつも 遠いふるさとを見ている 世界が消えても あなたの森は いつまでも消えはしない 都会の風に 吹かれて 姿を変える前の 生まれたてのあなたの歌が わたしにきこえてきます。 あなたの眠る森の中で わたしも夢を追いかけて 時には立ちつくしてみたい すきとおる風の中に |
| 空の駅ふと目を上げれば 汽車のない線路 線路のない駅 駅のない駅長 ひとつの蜜柑を わたしに差し出して 駅長は言った 「この靴をはきなさい」 野原にぽつんと わたしは立ってる うつむく背中を 過ぎていく雲の影 ふと目を上げれば 空はいちめんの 大根畠が どこまでも広がる わたしは歩いた 空の道ひとり 歩いて歩いて 消えていく心 夢で歩いた町を 目覚めても歩ける 夢で愛した人を 目覚めても愛する はるかな地平線の 彼方で笑う人を 届かぬ地平線の 彼方で手を振る人を ひとつの蜜柑を わたしに差し出して 駅長は言った 「さあきみの鞄だ」 ひとつの蜜柑を わたしに差し出して 駅長は言った 「さあきみの帽子だ」 | 谷山浩子 | 谷山浩子 | 谷山浩子 | 石井AQ・谷山浩子 | ふと目を上げれば 汽車のない線路 線路のない駅 駅のない駅長 ひとつの蜜柑を わたしに差し出して 駅長は言った 「この靴をはきなさい」 野原にぽつんと わたしは立ってる うつむく背中を 過ぎていく雲の影 ふと目を上げれば 空はいちめんの 大根畠が どこまでも広がる わたしは歩いた 空の道ひとり 歩いて歩いて 消えていく心 夢で歩いた町を 目覚めても歩ける 夢で愛した人を 目覚めても愛する はるかな地平線の 彼方で笑う人を 届かぬ地平線の 彼方で手を振る人を ひとつの蜜柑を わたしに差し出して 駅長は言った 「さあきみの鞄だ」 ひとつの蜜柑を わたしに差し出して 駅長は言った 「さあきみの帽子だ」 |
| 息を深く吸う森もぎたての秋風が 貨物列車で着いたから 街中がいい匂い こもれび色の真昼です 知らず知らず 軽やかに 深い息 いきいき 好奇心の森でちょっと 行方不明になるの あの人いつ 気づくかしら きのうと違う はつらつさに ハイヒールの 赤ずきんは いたずらっぽく メロウです ハチミツの味がする りんごみたいに まろやかな この愛が実っても わたしの秋は緑です 心いっぱい あざやかに 深い息 いきいき 針葉樹になったような エバー・グリーンのエナジー あの人にも 分けてあげよう この不思議な みずみずしさ コーヒー好きの 眠り姫は 白いバックが 自慢です | 谷山浩子 | 山川啓介 | 谷山浩子 | | もぎたての秋風が 貨物列車で着いたから 街中がいい匂い こもれび色の真昼です 知らず知らず 軽やかに 深い息 いきいき 好奇心の森でちょっと 行方不明になるの あの人いつ 気づくかしら きのうと違う はつらつさに ハイヒールの 赤ずきんは いたずらっぽく メロウです ハチミツの味がする りんごみたいに まろやかな この愛が実っても わたしの秋は緑です 心いっぱい あざやかに 深い息 いきいき 針葉樹になったような エバー・グリーンのエナジー あの人にも 分けてあげよう この不思議な みずみずしさ コーヒー好きの 眠り姫は 白いバックが 自慢です |
| ハーブガーデン風邪をひいたら エルダーフラワー ラベンダー タイム マーシュマロウ からだを温めてね ラベンダー タイム マーシュマロウ すぐに横になって ゆっくり休んでね 少しでも食べて 力をつけてね 風邪をひいたら カモマイル ヒソップ セージ ローズマリー じゅうぶん睡眠をとってね ヒソップ セージ ローズマリー できるだけ何度も うがいをくりかえし 汗をかいたなら すぐに着がえてね 少し退屈でも 静かに寝ていてね 遊びに行くのは 元気になってから 風邪をひいたら エルダーフラワー ラベンダー タイム マーシュマロウ 夢の中で遊ぼう ラベンダー タイム マーシュマロウ わたしたち待ってるよ ヒソップ セージ ローズマリー 夢の中で会えるよ ヒソップ セージ ローズマリー | 谷山浩子 | 谷山浩子 | 谷山浩子 | 谷山浩子 | 風邪をひいたら エルダーフラワー ラベンダー タイム マーシュマロウ からだを温めてね ラベンダー タイム マーシュマロウ すぐに横になって ゆっくり休んでね 少しでも食べて 力をつけてね 風邪をひいたら カモマイル ヒソップ セージ ローズマリー じゅうぶん睡眠をとってね ヒソップ セージ ローズマリー できるだけ何度も うがいをくりかえし 汗をかいたなら すぐに着がえてね 少し退屈でも 静かに寝ていてね 遊びに行くのは 元気になってから 風邪をひいたら エルダーフラワー ラベンダー タイム マーシュマロウ 夢の中で遊ぼう ラベンダー タイム マーシュマロウ わたしたち待ってるよ ヒソップ セージ ローズマリー 夢の中で会えるよ ヒソップ セージ ローズマリー |
| 瞬間夢をみた ひとすじの道が 空の中へつづいている 日がさして輝いた 空にゆらめく街がある 空に流れる川がある 遠い記憶のかたすみの路地に 子供がかくれている うずくまるきみをみつけたよ 空の街の雲のショーウィンドウ 忘れてた あの時に 何か約束をしたんだ 何か大事な約束を どこへ あれからぼくたちは どこへ はぐれてしまったのか ふりむけば 街中の 窓が幾千のガラスを 窓が金色のガラスを ふいに激しく震わせる ぼくの心をたたいている | 谷山浩子 | 谷山浩子 | 谷山浩子 | | 夢をみた ひとすじの道が 空の中へつづいている 日がさして輝いた 空にゆらめく街がある 空に流れる川がある 遠い記憶のかたすみの路地に 子供がかくれている うずくまるきみをみつけたよ 空の街の雲のショーウィンドウ 忘れてた あの時に 何か約束をしたんだ 何か大事な約束を どこへ あれからぼくたちは どこへ はぐれてしまったのか ふりむけば 街中の 窓が幾千のガラスを 窓が金色のガラスを ふいに激しく震わせる ぼくの心をたたいている |
| 卵卵の中で 僕は生まれた 卵の中で 僕は育った 卵の中で 僕は年老い 卵の中で 死んで腐った ような気がするほど 長い長い時が 僕の上を下を 流れて過ぎた 卵の中に 全てがある 卵の中に 世界がまるごと 座ったままで 全部手が届く 眠ったままで 全部手に入る だからまあまあ楽しい なにということもなく 壁に映る夢に 心は躍る だけどひとつだけ 気になることがある かすかに聞こえる 誰かの泣き声 胸をしめつける 悲しげなその声 昼夜途切れず いつまでも続く 卵の中で 僕は生まれた 卵の中で 僕は育った 何か違うと 思いながらも 卵の世界で 僕は生きてる 早く終わればいいと 僕は思ってるんだろう 眠ったまま幕が下りればいいと 卵の殻を 誰か叩いてる 卵の外で 何かつぶやく 風の音さと 笑ったその時 空に大きな 亀裂が走った 泣き声が響く とてつもない大音響 悲鳴のような声 耳をふさいでも 突然気づいた これは僕の声だ 胸をしめつける これは僕の声 卵が割れる 僕が壊れる こんな痛みを 僕は知らない 卵が割れる 何かが見える こんな痛みを 僕は知らない 卵が割れる 僕が生まれる どちらが夢か 僕は知らない でもこれが夢なら 全てが夢だ これが夢なら 宇宙も人も | 谷山浩子 | 谷山浩子 | 谷山浩子 | 石井AQ・谷山浩子 | 卵の中で 僕は生まれた 卵の中で 僕は育った 卵の中で 僕は年老い 卵の中で 死んで腐った ような気がするほど 長い長い時が 僕の上を下を 流れて過ぎた 卵の中に 全てがある 卵の中に 世界がまるごと 座ったままで 全部手が届く 眠ったままで 全部手に入る だからまあまあ楽しい なにということもなく 壁に映る夢に 心は躍る だけどひとつだけ 気になることがある かすかに聞こえる 誰かの泣き声 胸をしめつける 悲しげなその声 昼夜途切れず いつまでも続く 卵の中で 僕は生まれた 卵の中で 僕は育った 何か違うと 思いながらも 卵の世界で 僕は生きてる 早く終わればいいと 僕は思ってるんだろう 眠ったまま幕が下りればいいと 卵の殻を 誰か叩いてる 卵の外で 何かつぶやく 風の音さと 笑ったその時 空に大きな 亀裂が走った 泣き声が響く とてつもない大音響 悲鳴のような声 耳をふさいでも 突然気づいた これは僕の声だ 胸をしめつける これは僕の声 卵が割れる 僕が壊れる こんな痛みを 僕は知らない 卵が割れる 何かが見える こんな痛みを 僕は知らない 卵が割れる 僕が生まれる どちらが夢か 僕は知らない でもこれが夢なら 全てが夢だ これが夢なら 宇宙も人も |
| 空の終点空に終点はあるのかしら どんな道も終点があるでしょ 大地にも終点があるわ 海にも終点があるはずよ 終わりがないものってあるのかしら 夜が来て一日は終わるでしょ どの季節にも終わりがあるわ わたしの命もいつか 空には終点がないって あのひとはいう 空はずっとずっと続いて どこまで行っても終わりがないと 空に終点はあるのかしら それを確かめにいきたい あの人と あの人と 飛んでいきたい 空の終点があるところまで | 谷山浩子 | 宮崎吾朗 | 谷山浩子 | | 空に終点はあるのかしら どんな道も終点があるでしょ 大地にも終点があるわ 海にも終点があるはずよ 終わりがないものってあるのかしら 夜が来て一日は終わるでしょ どの季節にも終わりがあるわ わたしの命もいつか 空には終点がないって あのひとはいう 空はずっとずっと続いて どこまで行っても終わりがないと 空に終点はあるのかしら それを確かめにいきたい あの人と あの人と 飛んでいきたい 空の終点があるところまで |
| 冬の果実~グレアム~ボクの胸 まるで 固すぎた果実 このままでいれば 誰にもわからない わからないままで 朽ちて行けたのに 誰かがボクを口に含んでみる 白い歯を立てる ボクの痛みよりも 彼のとまどいが 胸に突き刺さる このままでいれば このままでいれば 何も見ずに 何も聞かずに 何も 何も このままでいれば このままでいれば 生きて行けたはずなのに ボクの腕の中 とびこんだきみは 傷ついた小鳥 かすかな気配にも おびえた目をして ボクに しがみつく つめたいからだを あたためておくれ きみのかぼそいその両手で 抱いておくれ 凍えた心を あたためておくれ 今は寒い冬の中 | 谷山浩子 | 谷山浩子 | 谷山浩子 | | ボクの胸 まるで 固すぎた果実 このままでいれば 誰にもわからない わからないままで 朽ちて行けたのに 誰かがボクを口に含んでみる 白い歯を立てる ボクの痛みよりも 彼のとまどいが 胸に突き刺さる このままでいれば このままでいれば 何も見ずに 何も聞かずに 何も 何も このままでいれば このままでいれば 生きて行けたはずなのに ボクの腕の中 とびこんだきみは 傷ついた小鳥 かすかな気配にも おびえた目をして ボクに しがみつく つめたいからだを あたためておくれ きみのかぼそいその両手で 抱いておくれ 凍えた心を あたためておくれ 今は寒い冬の中 |
| 天の貝殻いく度目の春か 帰らない あのひとを待つ 湖の家 しゃんしゃん 水面に しゃんしゃん 雨降る 千のさかなが はねる水音 しゃんしゃん 心も しゃんしゃん ぬれるよ かわかない わたしの涙 時が過ぎれば 悲しみも うすれるものだと 誰が言った しゃんしゃん 毎日 しゃんしゃん 雨降る 天の貝殻 あのひとの鈴 しゃんしゃん 聴こえる しゃんしゃん わたしを 呼んでいるのか 遠い空から しゃんしゃん 毎日 しゃんしゃん 雨降る 天の貝殻 あのひとの鈴 しゃんしゃん 行きたい しゃんしゃん 行けない ゆれゆれる わたしの小舟 | 谷山浩子 | 谷山浩子 | 谷山浩子 | | いく度目の春か 帰らない あのひとを待つ 湖の家 しゃんしゃん 水面に しゃんしゃん 雨降る 千のさかなが はねる水音 しゃんしゃん 心も しゃんしゃん ぬれるよ かわかない わたしの涙 時が過ぎれば 悲しみも うすれるものだと 誰が言った しゃんしゃん 毎日 しゃんしゃん 雨降る 天の貝殻 あのひとの鈴 しゃんしゃん 聴こえる しゃんしゃん わたしを 呼んでいるのか 遠い空から しゃんしゃん 毎日 しゃんしゃん 雨降る 天の貝殻 あのひとの鈴 しゃんしゃん 行きたい しゃんしゃん 行けない ゆれゆれる わたしの小舟 |
| 天使のつぶやき淋しく雨が森をつつんで こずえをわたる 小鳥の声も 冷たくとざされ 白い空から 聞こえてくるの 遠い昔に 愛をなくした 天使のつぶやき 「ああ 何もかも 消えていくよ ああ 銀色の僕の涙といっしょに」 どんなに強く 愛していても いつかはきっと さめてしまうわ むなしいものなの 「ああ 何もかも 消えていくよ ああ 銀色の僕の涙といっしょに」 涙をうかべ ひとりぼっちの 天使のように わたしもいつか ひとりになるのね | 谷山浩子 | 谷山浩子 | 谷山浩子 | 原田良一 | 淋しく雨が森をつつんで こずえをわたる 小鳥の声も 冷たくとざされ 白い空から 聞こえてくるの 遠い昔に 愛をなくした 天使のつぶやき 「ああ 何もかも 消えていくよ ああ 銀色の僕の涙といっしょに」 どんなに強く 愛していても いつかはきっと さめてしまうわ むなしいものなの 「ああ 何もかも 消えていくよ ああ 銀色の僕の涙といっしょに」 涙をうかべ ひとりぼっちの 天使のように わたしもいつか ひとりになるのね |
| わたし帽子わたし帽子 あなたに似合う あなた人間 わたしに似合う 世界でいちばん似合う わたしたち いつも一緒 どこへ行くのも 買物も 散歩の時も あなたのそばで 生きてるわたし 午後の陽射し はしゃぐ坂道 ふいに風が吹いて わたしは飛んだ 風に こころころころころがる 坂をころころころがる 追いかけてきてくれる あなたの手が 好きだよ ある日ふと 足がとまった あなたじっと あの子を見てた 見つめあうふたり 時が停まった 風が吹いて わたしは飛んだ 風が吹いて 舗道に落ちた あなた気づかない あの子に夢中 ねえ気づいて わたしここだよ ねえ気づいて あなたの好きな帽子 風に こころころころころがる ひとりころころころがる 追いかけてつかまえて だけど声も とどかない こころころころころがる ひとりころころころがる 遠く離れてしまった もうあなたに 会えない | 谷山浩子 | 谷山浩子 | 谷山浩子 | 石井AQ | わたし帽子 あなたに似合う あなた人間 わたしに似合う 世界でいちばん似合う わたしたち いつも一緒 どこへ行くのも 買物も 散歩の時も あなたのそばで 生きてるわたし 午後の陽射し はしゃぐ坂道 ふいに風が吹いて わたしは飛んだ 風に こころころころころがる 坂をころころころがる 追いかけてきてくれる あなたの手が 好きだよ ある日ふと 足がとまった あなたじっと あの子を見てた 見つめあうふたり 時が停まった 風が吹いて わたしは飛んだ 風が吹いて 舗道に落ちた あなた気づかない あの子に夢中 ねえ気づいて わたしここだよ ねえ気づいて あなたの好きな帽子 風に こころころころころがる ひとりころころころがる 追いかけてつかまえて だけど声も とどかない こころころころころがる ひとりころころころがる 遠く離れてしまった もうあなたに 会えない |
| 想い出駈けてくる引き出しを一つ開けても ほら想い出駈けてくる あなたのシャツにつけたこれはあの残りの刺繍糸 なつかしい映画の様に ほら想い出駈けてくる 指からすべり落ちた写真はあの朝の海 こうして部屋の片付けしても 終わりそうにないの あなたと過ごした幸せがわたしの指を止める 逢いたい それさえもう夢 二つの想いが心を流れてる コーヒーの匂う街角 ほら想い出駈けてくる 背中で今あなたが 淋しいかどうかきいたみたい 振りむけばあの日の二人 ほら想い出駈けてくる わたしは愛を急ぎ あなたを重くさせてた 一人で街を歩いていても 行くところがないの 淋しい落葉が散る道で あなたが目かくしする 逢いたい それさえもう夢 今頃わたしは自分を捜してる 今頃あなたを静かに愛して 自分を捜してる | 谷山浩子 | 武田全弘 | 谷山浩子 | | 引き出しを一つ開けても ほら想い出駈けてくる あなたのシャツにつけたこれはあの残りの刺繍糸 なつかしい映画の様に ほら想い出駈けてくる 指からすべり落ちた写真はあの朝の海 こうして部屋の片付けしても 終わりそうにないの あなたと過ごした幸せがわたしの指を止める 逢いたい それさえもう夢 二つの想いが心を流れてる コーヒーの匂う街角 ほら想い出駈けてくる 背中で今あなたが 淋しいかどうかきいたみたい 振りむけばあの日の二人 ほら想い出駈けてくる わたしは愛を急ぎ あなたを重くさせてた 一人で街を歩いていても 行くところがないの 淋しい落葉が散る道で あなたが目かくしする 逢いたい それさえもう夢 今頃わたしは自分を捜してる 今頃あなたを静かに愛して 自分を捜してる |
| O YA SU MIおやすみ あしたはきっと あのひとに会えるよ おやすみ あしたはきっと やさしくなれるよ こんな夜にひとりぼっちで 目覚めていてはいけない おやすみ あしたはきっと あのひとがもどる おやすみ 今夜どこかに 眠れない人がいる おやすみ 今夜どこかに 泣いている人がいる だからそうさ ひとりじゃないよ わたしの声がきこえたら おやすみ あしたはきっと あのひとがもどる おやすみ 悲しい時は 幸せのふりをして おやすみ 悲しい時は 子供の頃のように 好きな歌や夢のカケラを 枕もとに並べてごらん おやすみ あしたはきっと あのひとがもどる だからそうさ ひとりじゃないよ わたしの声がきこえたら おやすみ おやすみ 今はすべてを忘れて | 谷山浩子 | 谷山浩子 | 谷山浩子 | 鳴海寛・松下誠・山川恵津子 | おやすみ あしたはきっと あのひとに会えるよ おやすみ あしたはきっと やさしくなれるよ こんな夜にひとりぼっちで 目覚めていてはいけない おやすみ あしたはきっと あのひとがもどる おやすみ 今夜どこかに 眠れない人がいる おやすみ 今夜どこかに 泣いている人がいる だからそうさ ひとりじゃないよ わたしの声がきこえたら おやすみ あしたはきっと あのひとがもどる おやすみ 悲しい時は 幸せのふりをして おやすみ 悲しい時は 子供の頃のように 好きな歌や夢のカケラを 枕もとに並べてごらん おやすみ あしたはきっと あのひとがもどる だからそうさ ひとりじゃないよ わたしの声がきこえたら おやすみ おやすみ 今はすべてを忘れて |
| ポプラ・ポプラポプラ・ポプラ 春 夏 秋 冬がきて また春がくる ポプラ・ポプラ いつも見てる 駅からの通学路 ポプラ・ポプラ 白い息が 「おはよう」と 追いこしてゆく きょうは少し うつむきがち 思わず 頬をそめた ひとりの人の色に 世界がそまる 一日その人だけ みつめて過ぎてゆく ポプラ・ポプラ そんなふうに 自分が変わっていくのが なんとなく 悲しい気持ち 心が とまどってる いつのまにか 彼の前で わたしの声 あまえている 友だちに 知られたくない わたしが わたしじゃない 放課後の窓ぎわの 気ままなおしゃべり 友だちの輪の中で 笑いころげていた ポプラ・ポプラ あの自由な 日だまりのような時間が 永遠に つづいていくと わけもなく 信じてたの 透明な水のような きのうが終わる 嫌いにならないでね 恋をしたわたしを 風に向かい 空に向かい まっすぐに背すじをのばす ポプラ並木 見上げている やさしい人とふたり ポプラ・ポプラ 春 夏 秋 冬がきて また春がくる ポプラ・ポプラ いつも見てる 駅からの通学路 ポプラ・ポプラ いつも見てる 駅からの通学路 | 谷山浩子 | 谷山浩子 | 谷山浩子 | | ポプラ・ポプラ 春 夏 秋 冬がきて また春がくる ポプラ・ポプラ いつも見てる 駅からの通学路 ポプラ・ポプラ 白い息が 「おはよう」と 追いこしてゆく きょうは少し うつむきがち 思わず 頬をそめた ひとりの人の色に 世界がそまる 一日その人だけ みつめて過ぎてゆく ポプラ・ポプラ そんなふうに 自分が変わっていくのが なんとなく 悲しい気持ち 心が とまどってる いつのまにか 彼の前で わたしの声 あまえている 友だちに 知られたくない わたしが わたしじゃない 放課後の窓ぎわの 気ままなおしゃべり 友だちの輪の中で 笑いころげていた ポプラ・ポプラ あの自由な 日だまりのような時間が 永遠に つづいていくと わけもなく 信じてたの 透明な水のような きのうが終わる 嫌いにならないでね 恋をしたわたしを 風に向かい 空に向かい まっすぐに背すじをのばす ポプラ並木 見上げている やさしい人とふたり ポプラ・ポプラ 春 夏 秋 冬がきて また春がくる ポプラ・ポプラ いつも見てる 駅からの通学路 ポプラ・ポプラ いつも見てる 駅からの通学路 |
| 月日の鏡鏡の中にうつっている いつものわたしは なんにも飾りのない素顔 こっちを見てる そこにね つけましょう ホホエミという名前の淡いルージュを きれいだけど 少しへんな気持ち それから 上目使いに見る おどけなさのチーク 髪には無邪気さを編み込む 細いリボン そしてね 鏡にむかって言うの こんにちは これがわたし わたし わたし たぶん これがわたし 鏡の中にうつっている いつものわたしは 飾れば飾るほど素顔に なぜか見える 嘘かな ほんとかな いつのまにか わからなくなる どうしてそんな顔してるの わたし わたし 嘘かな ほんとかな いつのまにか記憶が消えて しあわせ わたし わたし たぶん これがわたし | 谷山浩子 | 谷山浩子 | 谷山浩子 | | 鏡の中にうつっている いつものわたしは なんにも飾りのない素顔 こっちを見てる そこにね つけましょう ホホエミという名前の淡いルージュを きれいだけど 少しへんな気持ち それから 上目使いに見る おどけなさのチーク 髪には無邪気さを編み込む 細いリボン そしてね 鏡にむかって言うの こんにちは これがわたし わたし わたし たぶん これがわたし 鏡の中にうつっている いつものわたしは 飾れば飾るほど素顔に なぜか見える 嘘かな ほんとかな いつのまにか わからなくなる どうしてそんな顔してるの わたし わたし 嘘かな ほんとかな いつのまにか記憶が消えて しあわせ わたし わたし たぶん これがわたし |
| 夕暮れの街角で(1975)あなたにここで会えてよかった 知らない町で道に迷って いつもなら大好きな夕暮れ時が たまらなく心細かった あなたにひとこと告げるために 住み慣れた家をひとり出ました わがままなわたしだけどつれていってほしい たまらなくひとりが淋しいのです あなたにここで会えてよかった 知らない町はとてもつめたい いつもなら笑いながら通りすぎる ガラスの前でなぜか足をとめた あなたにひとこと告げるために 住み慣れた家をひとり出ました わがままなわたしだけどつれていってほしい ひとりで生きるのはとてもとても淋しいのです | 谷山浩子 | 泉明子 | 谷山浩子 | | あなたにここで会えてよかった 知らない町で道に迷って いつもなら大好きな夕暮れ時が たまらなく心細かった あなたにひとこと告げるために 住み慣れた家をひとり出ました わがままなわたしだけどつれていってほしい たまらなくひとりが淋しいのです あなたにここで会えてよかった 知らない町はとてもつめたい いつもなら笑いながら通りすぎる ガラスの前でなぜか足をとめた あなたにひとこと告げるために 住み慣れた家をひとり出ました わがままなわたしだけどつれていってほしい ひとりで生きるのはとてもとても淋しいのです |
| よく見えない子供そこにいるような いないような よくわからない子供がいる そこにあるような ないような 木馬にまたがり 揺れてるような 記憶の樹海の奥深く 人のいた気配もない隠れ家 子供の姿を描いてた あの絵描きはどこへ消えた そこにいるような いないような よくわからない子供がいる まばたきひとつで いなくなり まばたきふたつで 隣にいる 戯れに言葉をかければ 返事が聞こえる 木霊のように 本当にわたしはいるのか わたしという言葉の嘘 雨が降る ブーツの中に 雨が降る 鏡の中に 雨が降る 世界の外に 雨が降る ここは光る境界線の上 そこにいるような いないような 子供がいない 子供がいる いるって いないって どういうこと? 尋ねる声が 聞こえたような 心が動かない心が 子供が動かない 声もしない 今どこにわたしはいるのか わたしという言葉はない 雨が降る 電車の中に 雨が降る まぶたの中に 雨が降る 世界の外に 雨が降る ここは暗い境界線の上 | 谷山浩子 | 谷山浩子 | 谷山浩子 | 谷山浩子 | そこにいるような いないような よくわからない子供がいる そこにあるような ないような 木馬にまたがり 揺れてるような 記憶の樹海の奥深く 人のいた気配もない隠れ家 子供の姿を描いてた あの絵描きはどこへ消えた そこにいるような いないような よくわからない子供がいる まばたきひとつで いなくなり まばたきふたつで 隣にいる 戯れに言葉をかければ 返事が聞こえる 木霊のように 本当にわたしはいるのか わたしという言葉の嘘 雨が降る ブーツの中に 雨が降る 鏡の中に 雨が降る 世界の外に 雨が降る ここは光る境界線の上 そこにいるような いないような 子供がいない 子供がいる いるって いないって どういうこと? 尋ねる声が 聞こえたような 心が動かない心が 子供が動かない 声もしない 今どこにわたしはいるのか わたしという言葉はない 雨が降る 電車の中に 雨が降る まぶたの中に 雨が降る 世界の外に 雨が降る ここは暗い境界線の上 |
| 公爵夫人の子守唄かわいいぼうやはどなりつけ くしゃみをしたらひっぱたけ 大人をこまらせるためにこそ くしゃみしているだけだもの ワーウ ワーウ ワーウ ワーウ ワーウ ワーウ わたしゃぼうやにきびしくて くしゃみをすればひっぱたく この子コショウが大好きで どうせよろこんでいるだけさ ワーウ ワーウ ワーウ ワーウ ワーウ ワーウ | 谷山浩子 | 日本語詞:矢川澄子 | 谷山浩子 | 石井AQ・谷山浩子 | かわいいぼうやはどなりつけ くしゃみをしたらひっぱたけ 大人をこまらせるためにこそ くしゃみしているだけだもの ワーウ ワーウ ワーウ ワーウ ワーウ ワーウ わたしゃぼうやにきびしくて くしゃみをすればひっぱたく この子コショウが大好きで どうせよろこんでいるだけさ ワーウ ワーウ ワーウ ワーウ ワーウ ワーウ |
| Pyun Pyunきいて 秋風わたしの恋が終わったの わたしのほうがいつでも少し片思い だけどこんなふうに終わるなんて思ってなかった 「ほんとは好きじゃなかった ごめんね」なんて カンタンな人ね Pyun Pyun その時 風が言ったの Pyun Pyun 好きだよ きみはすてきさ Pyun Pyun そら耳 それでもかまわない Pyun Pyun もう一度 まねして 彼の声 彼とあの娘が話してたのは夕暮れの 川ぞいの道 バイクをとめていつまでも 彼がみつめていた まるい瞳 くせのある髪 わたし心・体ぜんぶすててあの子になりたい Pyun Pyun その時 風が言ったの Pyun Pyun だめだよ きみが消えたら Pyun Pyun 小鳥も青空もかくれるよ Pyun Pyun 世界が毎日雨降りさ 風は気まぐれ口がうまいと知ってるわ ピエロみたいにふざけるだけよ 本気じゃない だけどこんな日には風がなぜかやさしくみえて 素直に腕をとってしまう もう少しそばにいて Pyun Pyun 秋風 耳にささやく Pyun Pyun 好きだよ ぼくのお日さま Pyun Pyun おどけて くるくるまわるから Pyun Pyun わたしは泣いたり笑ったり Pyun Pyun 秋風 耳にささやく Pyun Pyun 好きだよ ぼくのお日さま Pyun Pyun おどけて くるくるまわるから Pyun Pyun わたしは泣いたり笑ったり | 谷山浩子 | 谷山浩子 | 谷山浩子 | 大村雅朗 | きいて 秋風わたしの恋が終わったの わたしのほうがいつでも少し片思い だけどこんなふうに終わるなんて思ってなかった 「ほんとは好きじゃなかった ごめんね」なんて カンタンな人ね Pyun Pyun その時 風が言ったの Pyun Pyun 好きだよ きみはすてきさ Pyun Pyun そら耳 それでもかまわない Pyun Pyun もう一度 まねして 彼の声 彼とあの娘が話してたのは夕暮れの 川ぞいの道 バイクをとめていつまでも 彼がみつめていた まるい瞳 くせのある髪 わたし心・体ぜんぶすててあの子になりたい Pyun Pyun その時 風が言ったの Pyun Pyun だめだよ きみが消えたら Pyun Pyun 小鳥も青空もかくれるよ Pyun Pyun 世界が毎日雨降りさ 風は気まぐれ口がうまいと知ってるわ ピエロみたいにふざけるだけよ 本気じゃない だけどこんな日には風がなぜかやさしくみえて 素直に腕をとってしまう もう少しそばにいて Pyun Pyun 秋風 耳にささやく Pyun Pyun 好きだよ ぼくのお日さま Pyun Pyun おどけて くるくるまわるから Pyun Pyun わたしは泣いたり笑ったり Pyun Pyun 秋風 耳にささやく Pyun Pyun 好きだよ ぼくのお日さま Pyun Pyun おどけて くるくるまわるから Pyun Pyun わたしは泣いたり笑ったり |
| はじまりの丘この星をつつんでる 水と大気 果てのない曇り空 眠る人魚 ざわざわと風が吹く 風が吹く 灌木をふるわせて 風が吹く 空のハープ かき鳴らして 風が吹く 風が吹く きみが来る きみが来る ひたひたと予感の波……もうすぐ会える ぼくたちを満たすのは 言葉じゃなく 鮮やかな色彩の 街でもなく のびやかに息をする 植物と 鳴きかわす 鳥の声 深々と夜をいだく 闇の蒼さ 風が吹く 風が吹く 永遠を 語り合う 退屈も 孤独もなく すべてが見える ざわざわと風が吹く 風が吹く はじまりの丘に今 僕は立つ 生まれたての 世界を見る 風が吹く 風が吹く きみが来る きみが来る 幻影の王国から すべてを捨てて この星をつつんでる 水と大気 果てのない曇り空 眠る人魚 この星をつつんでる 水のように ぼくたちも 永遠の一部になる | 谷山浩子 | 谷山浩子 | 谷山浩子 | 石井AQ・谷山浩子 | この星をつつんでる 水と大気 果てのない曇り空 眠る人魚 ざわざわと風が吹く 風が吹く 灌木をふるわせて 風が吹く 空のハープ かき鳴らして 風が吹く 風が吹く きみが来る きみが来る ひたひたと予感の波……もうすぐ会える ぼくたちを満たすのは 言葉じゃなく 鮮やかな色彩の 街でもなく のびやかに息をする 植物と 鳴きかわす 鳥の声 深々と夜をいだく 闇の蒼さ 風が吹く 風が吹く 永遠を 語り合う 退屈も 孤独もなく すべてが見える ざわざわと風が吹く 風が吹く はじまりの丘に今 僕は立つ 生まれたての 世界を見る 風が吹く 風が吹く きみが来る きみが来る 幻影の王国から すべてを捨てて この星をつつんでる 水と大気 果てのない曇り空 眠る人魚 この星をつつんでる 水のように ぼくたちも 永遠の一部になる |
| PUPPYいとしくて思いきり抱きしめたい ぼくたちの宝物 きみはいつも 雨の日も風の日も ゴキゲンだね 叱られてしょげるけど ゴキゲンだね スキだよPUPPY 迎えにきてくれたの スキだよPUPPY 青空と草の道 きみとふたりで帰る 恋人同士みたいに なかよく きみはまだ少年のあどけなさで めずらしいおもちゃ箱 かきまわすよ スキだよPUPPY まっすぐにかけてくる スキだよPUPPY ぼくはきれいじゃなくて きみといると少しだけ 落ちこむこともあるんだ 時には スキだよPUPPY まっすぐにかけてくる スキだよPUPPY ぼくを守るつもり からだも小さいくせに まるでナイトみたいな顔して いとしくて思いきり抱きしめたい ぼくたちの宝物 きみはいつも 雨の日も風の日も ゴキゲンだね 叱られてしょげるけど ゴキゲンだね いとしくて思いきり抱きしめたい ぼくたちの宝物 きみはいつも 雨の日も風の日も ゴキゲンだね ぼくたちといるだけで ゴキゲンだね | 谷山浩子 | 谷山浩子 | 谷山浩子 | | いとしくて思いきり抱きしめたい ぼくたちの宝物 きみはいつも 雨の日も風の日も ゴキゲンだね 叱られてしょげるけど ゴキゲンだね スキだよPUPPY 迎えにきてくれたの スキだよPUPPY 青空と草の道 きみとふたりで帰る 恋人同士みたいに なかよく きみはまだ少年のあどけなさで めずらしいおもちゃ箱 かきまわすよ スキだよPUPPY まっすぐにかけてくる スキだよPUPPY ぼくはきれいじゃなくて きみといると少しだけ 落ちこむこともあるんだ 時には スキだよPUPPY まっすぐにかけてくる スキだよPUPPY ぼくを守るつもり からだも小さいくせに まるでナイトみたいな顔して いとしくて思いきり抱きしめたい ぼくたちの宝物 きみはいつも 雨の日も風の日も ゴキゲンだね 叱られてしょげるけど ゴキゲンだね いとしくて思いきり抱きしめたい ぼくたちの宝物 きみはいつも 雨の日も風の日も ゴキゲンだね ぼくたちといるだけで ゴキゲンだね |
| 空色のメロディ~大好きなグリーンフィールド~丘の上から 見わたせば どこまでひろがる緑 青い空 ハチとあたし よろしくね きょうから 大好きなグリーンフィールド ぬけるような 青空からメロディ 心 透き通るような… パパとママはもういないけど あたしとハチとおじいちゃん 何もかもがこれからね きょうから 大好きなグリーンフィールド いつでもあたしを やさしく包んで きっと元気になるから 涙なんてもういらない さみしい気持ちになったら 丘をかけていくわ あの空に向かって 胸にいつでも光ってる パパとママにもらった青いペンダント そっとあたしを見守ってね きょうから 大好きなグリーンフィールド あたしの回りの みんながきらきらと いつもかがやいているの 大好きな あたしのグリーンフィールド あたしのグリーンフィールド | 谷山浩子 | 水沢めぐみ | 谷山浩子 | | 丘の上から 見わたせば どこまでひろがる緑 青い空 ハチとあたし よろしくね きょうから 大好きなグリーンフィールド ぬけるような 青空からメロディ 心 透き通るような… パパとママはもういないけど あたしとハチとおじいちゃん 何もかもがこれからね きょうから 大好きなグリーンフィールド いつでもあたしを やさしく包んで きっと元気になるから 涙なんてもういらない さみしい気持ちになったら 丘をかけていくわ あの空に向かって 胸にいつでも光ってる パパとママにもらった青いペンダント そっとあたしを見守ってね きょうから 大好きなグリーンフィールド あたしの回りの みんながきらきらと いつもかがやいているの 大好きな あたしのグリーンフィールド あたしのグリーンフィールド |
| ハートのジャックがパイとったハートの女王がパイつくり 夏の日いちにちかかってさ ハートのジャックがパイとった そっくりくすねてどろんした | 谷山浩子 | 日本語詞:矢川澄子 | 谷山浩子 | 石井AQ・谷山浩子 | ハートの女王がパイつくり 夏の日いちにちかかってさ ハートのジャックがパイとった そっくりくすねてどろんした |
| 雨雨が遠く 街並み霞ませて 春の木々を 冷たく濡らす 窓をつたい 流れる雨だれは 泣けぬばかな わたしの涙 あぁ 流れて ひとつになって河になり あぁ 溢れる悲しみが 消え去ればいいのに 窓を叩く 雨音絶え間なく 濡れた心 かき乱すから 何も知らぬ 幼い子のように 雨に指を さしのべてみる あぁ わたしも ひとつぶの雨になって 流れ行き 海になり 空へ帰れるなら 雨 雨 雨 雨…… | 谷山浩子 | 宮崎吾朗 | 谷山浩子 | 谷山浩子 | 雨が遠く 街並み霞ませて 春の木々を 冷たく濡らす 窓をつたい 流れる雨だれは 泣けぬばかな わたしの涙 あぁ 流れて ひとつになって河になり あぁ 溢れる悲しみが 消え去ればいいのに 窓を叩く 雨音絶え間なく 濡れた心 かき乱すから 何も知らぬ 幼い子のように 雨に指を さしのべてみる あぁ わたしも ひとつぶの雨になって 流れ行き 海になり 空へ帰れるなら 雨 雨 雨 雨…… |
| 鯨のため息(full version)憧れる遠い南 揺れ揺れる海の上 まどろむ鯨 黒光り ため息は水の香り 不思議な水のしぶき それは信じられないほど細かい それは粒子よりもっと細かい とても細かい 顔に 髪に 吹きつければ 僕も 砕けて霧に 僕は海 僕は潮 僕の中で大きく 寄せては返す波の音 憧れる遠い南 揺れ揺れる海の上 まどろむ鯨 息を吐く その息を吸い込む時 初めて知る 世界を つないでほどく そしてまたつないで またほどく そのくり返し 永遠の 香りの波 香りの力 僕は 僕を突き抜ける 僕は海 僕は潮 鯨のつくため息 それは切ない幸せな | 谷山浩子 | 谷山浩子 | 谷山浩子 | 谷山浩子 | 憧れる遠い南 揺れ揺れる海の上 まどろむ鯨 黒光り ため息は水の香り 不思議な水のしぶき それは信じられないほど細かい それは粒子よりもっと細かい とても細かい 顔に 髪に 吹きつければ 僕も 砕けて霧に 僕は海 僕は潮 僕の中で大きく 寄せては返す波の音 憧れる遠い南 揺れ揺れる海の上 まどろむ鯨 息を吐く その息を吸い込む時 初めて知る 世界を つないでほどく そしてまたつないで またほどく そのくり返し 永遠の 香りの波 香りの力 僕は 僕を突き抜ける 僕は海 僕は潮 鯨のつくため息 それは切ない幸せな |
| 双子の鳥風から生まれた 双子の鳥がいた 生まれた時から 一緒に生きていた 赤い実 青い実 ふたりで分けあって 同じとき笑って 同じとき泣いたよ やがておとなになり ふたりは別々に 小高い山の上へ 深い森の奥へ それでも心は いつもつながってた 同じとき眠って 同じとき目覚めた 空へと帰る日が ひとりにおとずれた 姿が見えない 呼んでも声はない こんなこと 今まで 思いもしなかった ひとりはうずくまる 夜は暗く長く 風から生まれた 双子の鳥が飛ぶ 真っ白な翼と 透明な翼が 重なり よりそい 大空飛んでいく 泣かないで ぼくはいつも きみの中にいるよ ふたりの翼が 明日へと飛んでいく 生きていけ ぼくはいつも きみの中にいるよ | 谷山浩子 | 谷山浩子 | 谷山浩子 | 谷山浩子 | 風から生まれた 双子の鳥がいた 生まれた時から 一緒に生きていた 赤い実 青い実 ふたりで分けあって 同じとき笑って 同じとき泣いたよ やがておとなになり ふたりは別々に 小高い山の上へ 深い森の奥へ それでも心は いつもつながってた 同じとき眠って 同じとき目覚めた 空へと帰る日が ひとりにおとずれた 姿が見えない 呼んでも声はない こんなこと 今まで 思いもしなかった ひとりはうずくまる 夜は暗く長く 風から生まれた 双子の鳥が飛ぶ 真っ白な翼と 透明な翼が 重なり よりそい 大空飛んでいく 泣かないで ぼくはいつも きみの中にいるよ ふたりの翼が 明日へと飛んでいく 生きていけ ぼくはいつも きみの中にいるよ |
| ジリスジュリス走る走るジリス ジリスは地上リス ララ ジュリス ジュリスは樹上リス ララ ジリス ジリスは地上リス ララ ジュリス ジュリスは樹上リス スキサスキサ ジリス ジリスが恋をした ララ ジュリス ジュリスに恋をした なかなか 珍しいことだが 向こうも わりとその気みたい こっちへおいでよ遊ぼう 広い野原をふたりで駆けよう ダメよあたしは樹から降りたくない 遊びたいならあなたが登って 意地っ張りのジリス ジリスは登らない ララ ジュリス ジュリスも降りてこない 樹の上と下でにらみあい とても恋してる感じじゃない どうしたらいいか わからない ほんと どうしたらいいの わからない やがて西にお日さま傾いて ふたりの顔も薄れる夕方 そこへピュンと飛んだモモンガ 夜じゃないけどモモンガ よーおまえたち どうしたの どうもしないわ あっち行け モモンガ去りて どうする さてどうする 内心 これにも飽きてきた でも先に 動くのはシャクだし このままいるのも しんどいし ジリスはジュリスが好きだし そして ジュリスもジリスが好きだし あとは素直に動けばいいだけ それができれば何も苦労はない そこへピュンと飛んだモモンガ 夜が大好きモモンガ キュッと驚きジュリスは 高い枝から落ちたよ モモンガ去りて モモンガ去りて 落ちてくる彼女を あわてて ジリスが受け止めた 何もかも忘れて樹を登り 低い枝の上で受け止めた ありがとうってはにかむ彼女と 優しく抱きしめたジリスと ほんとはわざと落ちたことは 内緒ねってジュリスが目くばせ | 谷山浩子 | 谷山浩子 | 谷山浩子 | 石井AQ | 走る走るジリス ジリスは地上リス ララ ジュリス ジュリスは樹上リス ララ ジリス ジリスは地上リス ララ ジュリス ジュリスは樹上リス スキサスキサ ジリス ジリスが恋をした ララ ジュリス ジュリスに恋をした なかなか 珍しいことだが 向こうも わりとその気みたい こっちへおいでよ遊ぼう 広い野原をふたりで駆けよう ダメよあたしは樹から降りたくない 遊びたいならあなたが登って 意地っ張りのジリス ジリスは登らない ララ ジュリス ジュリスも降りてこない 樹の上と下でにらみあい とても恋してる感じじゃない どうしたらいいか わからない ほんと どうしたらいいの わからない やがて西にお日さま傾いて ふたりの顔も薄れる夕方 そこへピュンと飛んだモモンガ 夜じゃないけどモモンガ よーおまえたち どうしたの どうもしないわ あっち行け モモンガ去りて どうする さてどうする 内心 これにも飽きてきた でも先に 動くのはシャクだし このままいるのも しんどいし ジリスはジュリスが好きだし そして ジュリスもジリスが好きだし あとは素直に動けばいいだけ それができれば何も苦労はない そこへピュンと飛んだモモンガ 夜が大好きモモンガ キュッと驚きジュリスは 高い枝から落ちたよ モモンガ去りて モモンガ去りて 落ちてくる彼女を あわてて ジリスが受け止めた 何もかも忘れて樹を登り 低い枝の上で受け止めた ありがとうってはにかむ彼女と 優しく抱きしめたジリスと ほんとはわざと落ちたことは 内緒ねってジュリスが目くばせ |
| 愛を込めて。海あなたと出会ったころ コクリコの花が咲いていたことを まだ憶えてますか 古い石垣と生垣 かたむいた電信柱 黒くて重たい自転車で あなたは風になって わたしを丘の上から連れ去った あなたが旅立ったころ コクリコの花が咲いていたことを まだ憶えてますか 輝く海に浮かぶ船影 青い松の木の香り それはやっぱり悲しかったけど わたしはもう一人でも 漕ぎ出すことができると知っていた 坂道を駆け上がる潮風が 手紙を運んでくれる きっと、ずっと、あなたが あなたがどこにいても わたしはとても元気です 去年より背が伸びました わたしはいつもここにいて いまも、これから先も あなたの旅の無事を祈っています コクリコ坂から 愛をこめて | 谷山浩子 | 宮崎吾朗 | 谷山浩子 | 谷山浩子 | あなたと出会ったころ コクリコの花が咲いていたことを まだ憶えてますか 古い石垣と生垣 かたむいた電信柱 黒くて重たい自転車で あなたは風になって わたしを丘の上から連れ去った あなたが旅立ったころ コクリコの花が咲いていたことを まだ憶えてますか 輝く海に浮かぶ船影 青い松の木の香り それはやっぱり悲しかったけど わたしはもう一人でも 漕ぎ出すことができると知っていた 坂道を駆け上がる潮風が 手紙を運んでくれる きっと、ずっと、あなたが あなたがどこにいても わたしはとても元気です 去年より背が伸びました わたしはいつもここにいて いまも、これから先も あなたの旅の無事を祈っています コクリコ坂から 愛をこめて |
| 七角錐の少女完全な円錐の形したきみの家 透きとおる藍色の夜空めざし のびていく きみの家は高く高く 細長くのびていき 今やそれはひとすじの 銀色の糸のよう 僕は今歩いてる きみの家につづく道 完全な直線の 幅のないこの道を 歩いても歩いても たどりつけぬきみの家 時は白く凍りつき 距離は無限の罠の中 七つの星に飾られた 七角錐の少女 日がな一日 はかりつづける 自分の辺の長さ 闇の中 光る鏡が映しだす不等辺 完全な円錐に隠された その姿 どうしても耐えられない きみは決して認めない 誇り高いきみの家は 空をめざしのびていく 七つの城に守られた 七角錐の少女 いつまできみはそこにいる いつまで窓を閉じて 歩いても歩いても たどりつけぬきみの家 愛してる 愛してる 泣きながら僕は叫ぶ 叫んでも叫んでも とどかない僕の声 愛してる 愛してる 泣きながら僕は叫ぶ 歩いても歩いても たどりつけぬきみの家 愛してる 愛してる 泣きながら僕は叫ぶ 叫んでも叫んでも とどかない僕の声 愛してる 愛してる 泣きながら僕は叫ぶ | 谷山浩子 | 谷山浩子 | 谷山浩子 | 石井AQ・谷山浩子 | 完全な円錐の形したきみの家 透きとおる藍色の夜空めざし のびていく きみの家は高く高く 細長くのびていき 今やそれはひとすじの 銀色の糸のよう 僕は今歩いてる きみの家につづく道 完全な直線の 幅のないこの道を 歩いても歩いても たどりつけぬきみの家 時は白く凍りつき 距離は無限の罠の中 七つの星に飾られた 七角錐の少女 日がな一日 はかりつづける 自分の辺の長さ 闇の中 光る鏡が映しだす不等辺 完全な円錐に隠された その姿 どうしても耐えられない きみは決して認めない 誇り高いきみの家は 空をめざしのびていく 七つの城に守られた 七角錐の少女 いつまできみはそこにいる いつまで窓を閉じて 歩いても歩いても たどりつけぬきみの家 愛してる 愛してる 泣きながら僕は叫ぶ 叫んでも叫んでも とどかない僕の声 愛してる 愛してる 泣きながら僕は叫ぶ 歩いても歩いても たどりつけぬきみの家 愛してる 愛してる 泣きながら僕は叫ぶ 叫んでも叫んでも とどかない僕の声 愛してる 愛してる 泣きながら僕は叫ぶ |
| 水晶散歩僕は探していた 姿を消した子猫 歩いているとふいに 知らない人が僕に 「ねえ君 頼みがある わしは水族館の 館長をしてる者だが 水族館から逃げ出した 砂版魚を全部つかまえないと帰れない どうかこの時計を 水族館の者に渡してほしい」 僕は時計を受け取り 街へと歩いていく 「水族館はどこにありますか」とたずねた 「ねえ君」と男が言った 「もしかしたら君は 水族館にその時計を 持って行くんじゃないのかい」 「どうしてそのことを」とたずねると男は 「俺も前 水族館の館長をしてたから」そう答えた 街の真ん中 煙を噴く山 地理学者がいる これで8日目 8日間も地理学者 あいつは運がいい 僕はやっと水族館に着いて そこにいた人に 「館長さんに頼まれて来ました」と言うと彼は 「館長はわたしですよ あなたが会ったその人は おそらく時計屋です 館長になりたがってる こんなふうに次々 時計をよこしても それで館長になれるわけもないのに こんなふうに次々 時計が届いて それで館長になれるわけもないことは 知っているのに 知っているのに 知っているのに」 | 谷山浩子 | 谷山浩子 | 谷山浩子 | 谷山浩子 | 僕は探していた 姿を消した子猫 歩いているとふいに 知らない人が僕に 「ねえ君 頼みがある わしは水族館の 館長をしてる者だが 水族館から逃げ出した 砂版魚を全部つかまえないと帰れない どうかこの時計を 水族館の者に渡してほしい」 僕は時計を受け取り 街へと歩いていく 「水族館はどこにありますか」とたずねた 「ねえ君」と男が言った 「もしかしたら君は 水族館にその時計を 持って行くんじゃないのかい」 「どうしてそのことを」とたずねると男は 「俺も前 水族館の館長をしてたから」そう答えた 街の真ん中 煙を噴く山 地理学者がいる これで8日目 8日間も地理学者 あいつは運がいい 僕はやっと水族館に着いて そこにいた人に 「館長さんに頼まれて来ました」と言うと彼は 「館長はわたしですよ あなたが会ったその人は おそらく時計屋です 館長になりたがってる こんなふうに次々 時計をよこしても それで館長になれるわけもないのに こんなふうに次々 時計が届いて それで館長になれるわけもないことは 知っているのに 知っているのに 知っているのに」 |
| 道草をくったジャック僕は僕の好きなものが 好きなものが好きだ それは普遍の 宇宙の摂理 僕は僕の好きなものが ぜんぶ好きだ | 谷山浩子 | 谷山浩子 | 谷山浩子 | 石井AQ・谷山浩子 | 僕は僕の好きなものが 好きなものが好きだ それは普遍の 宇宙の摂理 僕は僕の好きなものが ぜんぶ好きだ |
| 夢土曜日には少しだけ早起き 都心までドライブして あなたと軽く食事をしたあとは 別に目的もなく 人混みをすり抜け 歩いた おしゃべりして 露店の花 カメラ屋のショーウィンドウ わけもなく笑いたい ベビーカーにほほえむ老夫婦 駐車場の猫たち 人待ち顔のギャラリー 日射しにきらめく窓 みんな夢だったなんて 夢だったなんて 夢だったなんて 夢だったなんて 何もかも 日曜日は思い切り眠って 気がつけば日は高く 窓の外でのんびりした声が 子供を叱っている いつもと同じテレビ 画面の中 はしゃぐ少女たち みんな夢だったなんて 夢だったなんて 夢だったなんて 夢だったなんて 何もかも 食器を洗う 毎日くり返し 汚しては また洗う 野菜や卵 タオルやハンカチの なつかしい手触りも 少しずつ変わっていく 季節の風のにおいも みんな夢だったなんて 夢だったなんて 夢だったなんて 夢だったなんて 何もかも | 谷山浩子 | 谷山浩子 | 谷山浩子 | 石井AQ・谷山浩子 | 土曜日には少しだけ早起き 都心までドライブして あなたと軽く食事をしたあとは 別に目的もなく 人混みをすり抜け 歩いた おしゃべりして 露店の花 カメラ屋のショーウィンドウ わけもなく笑いたい ベビーカーにほほえむ老夫婦 駐車場の猫たち 人待ち顔のギャラリー 日射しにきらめく窓 みんな夢だったなんて 夢だったなんて 夢だったなんて 夢だったなんて 何もかも 日曜日は思い切り眠って 気がつけば日は高く 窓の外でのんびりした声が 子供を叱っている いつもと同じテレビ 画面の中 はしゃぐ少女たち みんな夢だったなんて 夢だったなんて 夢だったなんて 夢だったなんて 何もかも 食器を洗う 毎日くり返し 汚しては また洗う 野菜や卵 タオルやハンカチの なつかしい手触りも 少しずつ変わっていく 季節の風のにおいも みんな夢だったなんて 夢だったなんて 夢だったなんて 夢だったなんて 何もかも |
| 鏡よ鏡鏡よ鏡 不思議な鏡 まま母なんかやりたくないの 白雪姫をやりたいの あたし 鏡よ鏡 不思議な鏡 乞食の役は やりたくないの 王子の役を やらせてよ 日毎夜毎 この国の 鏡の部屋に 世界中からおしよせる 手紙たち 言葉たち 涙たち 鏡よ鏡 不思議な鏡 サクランボなんか やりたくないの ストロベリーを やらせてよ 鏡よ鏡 ほんとはあたし きたないからだ 欲しくはないの 真白なのが欲しいのよ 鏡よ鏡 ほんとはあたし やきもちなんか やきたくないの やかない心が 欲しいのよ きょうも朝から忙しい鏡の部屋は 悲しそうな声ばかり 悪い人 弱い人 馬鹿な人 鏡よ鏡 どうしてもだめ それならいいわ 毒入りりんご 白雪姫を殺しちゃえ きょうも朝から忙しい鏡の部屋で 自分の入れた りんごの毒に むせかえる 青くなる 黒くなる 鏡よ鏡 不思議な鏡 お願いだから かなえておくれ 白雪姫になりたいの あたし | 谷山浩子 | 谷山浩子 | 谷山浩子 | クニ河内 | 鏡よ鏡 不思議な鏡 まま母なんかやりたくないの 白雪姫をやりたいの あたし 鏡よ鏡 不思議な鏡 乞食の役は やりたくないの 王子の役を やらせてよ 日毎夜毎 この国の 鏡の部屋に 世界中からおしよせる 手紙たち 言葉たち 涙たち 鏡よ鏡 不思議な鏡 サクランボなんか やりたくないの ストロベリーを やらせてよ 鏡よ鏡 ほんとはあたし きたないからだ 欲しくはないの 真白なのが欲しいのよ 鏡よ鏡 ほんとはあたし やきもちなんか やきたくないの やかない心が 欲しいのよ きょうも朝から忙しい鏡の部屋は 悲しそうな声ばかり 悪い人 弱い人 馬鹿な人 鏡よ鏡 どうしてもだめ それならいいわ 毒入りりんご 白雪姫を殺しちゃえ きょうも朝から忙しい鏡の部屋で 自分の入れた りんごの毒に むせかえる 青くなる 黒くなる 鏡よ鏡 不思議な鏡 お願いだから かなえておくれ 白雪姫になりたいの あたし |
| 春のさけび(初DAWデモ)ちいさな若葉がのびるよに りょうの手 空にさしあげて 大地のかおり すいこめば わたしが緑にそまってく わたしの中からあふれだす 春のさけびは いのちのさけび こずえをわたる風のよに 春のさけびよ かなたへとどけ こずえをわたる風のよに 春のさけびよ かなたへとどけ | 谷山浩子 | 宮崎吾朗 | 谷山浩子 | | ちいさな若葉がのびるよに りょうの手 空にさしあげて 大地のかおり すいこめば わたしが緑にそまってく わたしの中からあふれだす 春のさけびは いのちのさけび こずえをわたる風のよに 春のさけびよ かなたへとどけ こずえをわたる風のよに 春のさけびよ かなたへとどけ |
| 赤い靴知らないわけじゃなかった 一度はいたら死ぬまで 踊りつづける魔法の靴に 出会ったが 私の運のつき 離れられない どうしても 裸足になんかなれない 踊りつづける魔法の靴で 心も体もフラフラ 踊り子と赤い靴 ふたりきりの舞踏会 おまえが破けてこわれるまで あたしが疲れて倒れるまで くるくるまわる 白い花をつみたい 白い雲を食べたい 裸足になっておまえ裏切って でかけても誰も責めないさ だけどだめ 赤い靴 はなれられないどうしても 踊りつづける 眠れない夜 ふたりだけ また 目覚めてる 踊り子と赤い靴 ふたりきりの舞踏会 おまえが破けてこわれるまで あたしが疲れて倒れるまで くるくるまわる くるくるまわる くるくるまわる…… | 谷山浩子 | 谷山浩子 | 谷山浩子 | クニ河内 | 知らないわけじゃなかった 一度はいたら死ぬまで 踊りつづける魔法の靴に 出会ったが 私の運のつき 離れられない どうしても 裸足になんかなれない 踊りつづける魔法の靴で 心も体もフラフラ 踊り子と赤い靴 ふたりきりの舞踏会 おまえが破けてこわれるまで あたしが疲れて倒れるまで くるくるまわる 白い花をつみたい 白い雲を食べたい 裸足になっておまえ裏切って でかけても誰も責めないさ だけどだめ 赤い靴 はなれられないどうしても 踊りつづける 眠れない夜 ふたりだけ また 目覚めてる 踊り子と赤い靴 ふたりきりの舞踏会 おまえが破けてこわれるまで あたしが疲れて倒れるまで くるくるまわる くるくるまわる くるくるまわる…… |
| 青い鳥月の光の青い鳥 この手が 触れれば黒こげの 月の光の青い鳥 この手が 触れれば黒い鳥 つかまえそこねた ただ一羽 黄金の瞳のその鳥は あたしの背中の思い出を くわえてどこかの遠い空 踊れ静かな 夢のまにまに つかれた心よ ひとり目ざめよ こぼれ落ちて行くものばかり 夜の国へと あたしひとりが陽射しの中で またふり返る きのうのきのう うしろの闇を 闇を 月の光の青い鳥 この手が 触れれば死んで行く 月の光の青い鳥 やけに明るく死んで行く 踊れ静かな 夢のまにまに つかれた心よ ひとり目ざめよ | 谷山浩子 | 谷山浩子 | 谷山浩子 | 瀬尾一三 | 月の光の青い鳥 この手が 触れれば黒こげの 月の光の青い鳥 この手が 触れれば黒い鳥 つかまえそこねた ただ一羽 黄金の瞳のその鳥は あたしの背中の思い出を くわえてどこかの遠い空 踊れ静かな 夢のまにまに つかれた心よ ひとり目ざめよ こぼれ落ちて行くものばかり 夜の国へと あたしひとりが陽射しの中で またふり返る きのうのきのう うしろの闇を 闇を 月の光の青い鳥 この手が 触れれば死んで行く 月の光の青い鳥 やけに明るく死んで行く 踊れ静かな 夢のまにまに つかれた心よ ひとり目ざめよ |
| 魔法使いの恋人が逃げたみんな ねえみんな 出て来ておくれ あのひと乗ったクルマが 遠くなってくよ みんな ねえみんな 出て来ておくれ 泣きながらあのひとが 遠くなってくよ ああ そんなに逃げたきゃ 思う存分逃げるがいいよ ああ 明るすぎる真昼の薄闇の中 夜はいつでもあたしのものさ みんな ねえみんな 出て来ておくれ あのひとの涙から あたしを守ってよ みんな ねえみんな 出て来ておくれ 今ならばひとりきりさ 祭もできる みんな ねえみんな 出て来ておくれよ 暗い夜空に身を投げて 踊り明かそうよ ああ おまえたちだけさ あたしのそばにいつもいるのは ああ 人たちはそれぞれ別々の舟 時に近より また遠ざかる みんな ねえみんな 出て来ておくれよ あのひとのあしたから あたしを守ってよ あのひとの昼間から あたしを守ってよ | 谷山浩子 | 谷山浩子 | 谷山浩子 | 瀬尾一三 | みんな ねえみんな 出て来ておくれ あのひと乗ったクルマが 遠くなってくよ みんな ねえみんな 出て来ておくれ 泣きながらあのひとが 遠くなってくよ ああ そんなに逃げたきゃ 思う存分逃げるがいいよ ああ 明るすぎる真昼の薄闇の中 夜はいつでもあたしのものさ みんな ねえみんな 出て来ておくれ あのひとの涙から あたしを守ってよ みんな ねえみんな 出て来ておくれ 今ならばひとりきりさ 祭もできる みんな ねえみんな 出て来ておくれよ 暗い夜空に身を投げて 踊り明かそうよ ああ おまえたちだけさ あたしのそばにいつもいるのは ああ 人たちはそれぞれ別々の舟 時に近より また遠ざかる みんな ねえみんな 出て来ておくれよ あのひとのあしたから あたしを守ってよ あのひとの昼間から あたしを守ってよ |
| アリス (プロローグ)世界の行き止まりのむこうに きゃべつ畑 世界の行き止まりのむこうに 幻の国 文字盤の上を 時計の針がまわる 終わりのない時の上を 少女がまわる あの子は アリス | 谷山浩子 | 谷山浩子 | 谷山浩子 | | 世界の行き止まりのむこうに きゃべつ畑 世界の行き止まりのむこうに 幻の国 文字盤の上を 時計の針がまわる 終わりのない時の上を 少女がまわる あの子は アリス |
| 雲雀誰も信じちゃくれないが お天道さまは くわせ者 誰も信じちゃくれないが アア あたしゃあいつに金貸した 雲にかくれて 出て来ない 雨を降らせて 追い返す 雲雀風情に返すかと アア 知らぬ 存ぜぬ ふみたおす 春はぽかぽか お天道さまだって かくれてばかりはいられまい ンー だから ひゅるひゅる 空に昇っては 雲雀わめくよ 金返せ 金返せ ぴよろろりろい ひやららりろい ぴよろろりろい ひやららりろい よおりろい 春は楽しい季節だってのに あたしひとりが馬鹿をみる ンー だから ひゅるひゅる 空に昇っては 雲雀さわぐよ 金返せ 金返せ ぴよろろりろい ひやららりろい ぴよろろりろい ひやららりろい よおりろい | 谷山浩子 | 谷山浩子 | 谷山浩子 | クニ河内 | 誰も信じちゃくれないが お天道さまは くわせ者 誰も信じちゃくれないが アア あたしゃあいつに金貸した 雲にかくれて 出て来ない 雨を降らせて 追い返す 雲雀風情に返すかと アア 知らぬ 存ぜぬ ふみたおす 春はぽかぽか お天道さまだって かくれてばかりはいられまい ンー だから ひゅるひゅる 空に昇っては 雲雀わめくよ 金返せ 金返せ ぴよろろりろい ひやららりろい ぴよろろりろい ひやららりろい よおりろい 春は楽しい季節だってのに あたしひとりが馬鹿をみる ンー だから ひゅるひゅる 空に昇っては 雲雀さわぐよ 金返せ 金返せ ぴよろろりろい ひやららりろい ぴよろろりろい ひやららりろい よおりろい |
| アリス (エピローグ)ある朝 窓が暗い ある朝 背中が寒い すりきれた いつのまにか すりきれた小さな靴 文字盤の上を 時計の針だけがまわる 一緒にまわってたのに 迷子になった あたしは アリス 迷い子のアリス | 谷山浩子 | 谷山浩子 | 谷山浩子 | | ある朝 窓が暗い ある朝 背中が寒い すりきれた いつのまにか すりきれた小さな靴 文字盤の上を 時計の針だけがまわる 一緒にまわってたのに 迷子になった あたしは アリス 迷い子のアリス |
| 北風南風旅の子供は 風のいたずら 秋の日暮れにどこかへ消える 子供は遊ぶ不思議な国 半ば本当で 半ばは夢 南風吹けば 帰らない 片道切符の行ったきり TU・TU・TU…… 風はいつでも一本道を ひき返せない もどれない 北風が吹けば 帰って来る 旅の子供たち 帰って来る TU・TU・TU…… 北風に乗れば もうすぐに | 谷山浩子 | 谷山浩子 | 谷山浩子 | クニ河内 | 旅の子供は 風のいたずら 秋の日暮れにどこかへ消える 子供は遊ぶ不思議な国 半ば本当で 半ばは夢 南風吹けば 帰らない 片道切符の行ったきり TU・TU・TU…… 風はいつでも一本道を ひき返せない もどれない 北風が吹けば 帰って来る 旅の子供たち 帰って来る TU・TU・TU…… 北風に乗れば もうすぐに |
| 二月の部屋その屋敷には、十二の部屋がありました 一月の部屋には 松竹にしめ飾り 二月の部屋には 桜に梅に桃の花 三月の部屋には 赤い毛せんにひな人形 四月の部屋には 菜の花に…… 二月の扉をあけてはならぬ あければ悔やむ あければ悔やむ 二月の部屋はのぞいちゃならぬ 訳は言われぬがのぞけば悔やむ 二月の部屋をのぞけば悔やむと 言われながらものぞくが人情 アー うぐいす とんで出た うぐいす とんで出た 逃げていった 短いおらが春 短いおらが春 逃げていった…… あけてはならぬと言われた扉を あけてみたらばすべてが消えた 黄金の林 星降る沼も 全ては夢よ 全ては夢よ 二月の扉をあけてはならぬ あければ悔やむ あければ悔やむ | 谷山浩子 | 谷山浩子 | 谷山浩子 | 瀬尾一三 | その屋敷には、十二の部屋がありました 一月の部屋には 松竹にしめ飾り 二月の部屋には 桜に梅に桃の花 三月の部屋には 赤い毛せんにひな人形 四月の部屋には 菜の花に…… 二月の扉をあけてはならぬ あければ悔やむ あければ悔やむ 二月の部屋はのぞいちゃならぬ 訳は言われぬがのぞけば悔やむ 二月の部屋をのぞけば悔やむと 言われながらものぞくが人情 アー うぐいす とんで出た うぐいす とんで出た 逃げていった 短いおらが春 短いおらが春 逃げていった…… あけてはならぬと言われた扉を あけてみたらばすべてが消えた 黄金の林 星降る沼も 全ては夢よ 全ては夢よ 二月の扉をあけてはならぬ あければ悔やむ あければ悔やむ |
| 水蜘蛛水の面のきらきらひかり集めて糸をつむぎます 日がな一日かたこと 日がな一日かたこと きょうは 水辺にかわいい男 沼の魚をつっている 魚欲しけりゃいくらも 魚あげましょ いくらも あたし あの男 欲しいよう あたしの糸が男の足に優しくからみ ひっぱるよ 糸は心だ それひけ 糸は心だ やれひけ あたしはいつも沼にいて おまえが来るのを待っているよ 優しくしてあげよう おまえのしゃれこうべに 一日 百万遍のくちづけをしてあげる あたしはいつも沼にいて おまえが来るのを待っているよ…… 水の面のきらきらひかり集めて糸をつむぎます 日がな一日かたこと 日がな一日かたこと 日がな一日かたこと 日がな一日 アー…… | 谷山浩子 | 谷山浩子 | 谷山浩子 | 瀬尾一三 | 水の面のきらきらひかり集めて糸をつむぎます 日がな一日かたこと 日がな一日かたこと きょうは 水辺にかわいい男 沼の魚をつっている 魚欲しけりゃいくらも 魚あげましょ いくらも あたし あの男 欲しいよう あたしの糸が男の足に優しくからみ ひっぱるよ 糸は心だ それひけ 糸は心だ やれひけ あたしはいつも沼にいて おまえが来るのを待っているよ 優しくしてあげよう おまえのしゃれこうべに 一日 百万遍のくちづけをしてあげる あたしはいつも沼にいて おまえが来るのを待っているよ…… 水の面のきらきらひかり集めて糸をつむぎます 日がな一日かたこと 日がな一日かたこと 日がな一日かたこと 日がな一日 アー…… |
| やまわろやまわろ来る来る 心をかくせよ かたく目をつぶれ やまわろ来る来る あたしの中に 食われたらおしまいだ 何だのかんだのあれだのこれだの 心はぐるぐる 何から何までお見とおしだよ かくしてもむだなこと ああ あの人もほら やまわろにつかれた ああ もう二度とほら 体の力がぬけない 心の力がぬけない やまわろ来る来る 心をかくせよ かたく目をつぶれ 夢々 みんな夢 みんな夢だよ なにもない ゆらゆら ああ 気付かなくても 心の奥底 ああ 知らずにもえる 不思議なたきぎがはぜるよ 不思議なたきぎがはぜるよ やまわろ来る来る 心をかくせよ かたく目をつぶれ やまわろ来る来る あたしの中に 食われたらおしまいだ | 谷山浩子 | 谷山浩子 | 谷山浩子 | 瀬尾一三 | やまわろ来る来る 心をかくせよ かたく目をつぶれ やまわろ来る来る あたしの中に 食われたらおしまいだ 何だのかんだのあれだのこれだの 心はぐるぐる 何から何までお見とおしだよ かくしてもむだなこと ああ あの人もほら やまわろにつかれた ああ もう二度とほら 体の力がぬけない 心の力がぬけない やまわろ来る来る 心をかくせよ かたく目をつぶれ 夢々 みんな夢 みんな夢だよ なにもない ゆらゆら ああ 気付かなくても 心の奥底 ああ 知らずにもえる 不思議なたきぎがはぜるよ 不思議なたきぎがはぜるよ やまわろ来る来る 心をかくせよ かたく目をつぶれ やまわろ来る来る あたしの中に 食われたらおしまいだ |
| 夜明け前声がやって来た夜明け前 潮待ちしてたんだよ 棒っきれを枕に浜で寝てたら 水平線からおかしな声がやって来た 夜明け前 声の言うことにゃよ 「棒っきれどんこれから近くの村まで 生まれた赤ん坊の運命を決めに行かんかね」 「あたしゃこん人の枕にされとって動けないもんで おまえさんひとりで行っとくれ 行けばよいよい 好きにしてよい ひとの命はどうせ短い 夢のまにまに漂うものなら ゆらゆらこぽこぽ ゆらゆらこぽこぽ」 夜明け前 浜で寝てた時 おらあ聞いたんだ おらあ逃げるよ どんどこどんどこ駆けて駆けて駆けぬけて 好きにされるか されてたまるか おらあ逃げるよ 逃げきってみせるよ 足をひっぱられ 袖をひっぱられ ひきずりもどされ しまいにゃ命も 夜明け前 浜で寝てた時 おらあ聞いたんだ おらあ逃げるよ どんどこどんどこ駆けて駆けて | 谷山浩子 | 谷山浩子 | 谷山浩子 | 瀬尾一三 | 夜明け前 潮待ちしてたんだよ 棒っきれを枕に浜で寝てたら 水平線からおかしな声がやって来た 夜明け前 声の言うことにゃよ 「棒っきれどんこれから近くの村まで 生まれた赤ん坊の運命を決めに行かんかね」 「あたしゃこん人の枕にされとって動けないもんで おまえさんひとりで行っとくれ 行けばよいよい 好きにしてよい ひとの命はどうせ短い 夢のまにまに漂うものなら ゆらゆらこぽこぽ ゆらゆらこぽこぽ」 夜明け前 浜で寝てた時 おらあ聞いたんだ おらあ逃げるよ どんどこどんどこ駆けて駆けて駆けぬけて 好きにされるか されてたまるか おらあ逃げるよ 逃げきってみせるよ 足をひっぱられ 袖をひっぱられ ひきずりもどされ しまいにゃ命も 夜明け前 浜で寝てた時 おらあ聞いたんだ おらあ逃げるよ どんどこどんどこ駆けて駆けて |