冠水橋川底に身を潜め 濁流をやり過ごす 長い雨を抜けた朝ならば 水に浅く沈んで 冠水橋はゆらゆらと輝く 影のように 水面を走って渡れそう 水面を走って渡れるのさ feel so good! 透きとおる憂鬱 橋の上からオートバイが 跳ねを広げて飛び立つ 向こうの岸に永遠が見えているぜ こんな晴れの日は 空蝉の中に 琥珀色の時間が 流れている 一瞬で何かを悟って 水面が光って見失うのさ feel so good! 透きとおる憂鬱 空が落ちた! 風向きが今、変わった 風向きが今、変わったのさ 夕陽が迫って潰れそう 空が落ちた! 夕陽が迫って潰されそう 夢は果てなく すべてが移ろう そして思い出す 今日の日を 掃射砲のような雨が 夏草を撃ちぬいてゆく 水飛沫の冠を肩に乗せ 渡って歩いた | キリンジ | 堀込高樹 | 堀込高樹 | 堀込高樹 | 川底に身を潜め 濁流をやり過ごす 長い雨を抜けた朝ならば 水に浅く沈んで 冠水橋はゆらゆらと輝く 影のように 水面を走って渡れそう 水面を走って渡れるのさ feel so good! 透きとおる憂鬱 橋の上からオートバイが 跳ねを広げて飛び立つ 向こうの岸に永遠が見えているぜ こんな晴れの日は 空蝉の中に 琥珀色の時間が 流れている 一瞬で何かを悟って 水面が光って見失うのさ feel so good! 透きとおる憂鬱 空が落ちた! 風向きが今、変わった 風向きが今、変わったのさ 夕陽が迫って潰れそう 空が落ちた! 夕陽が迫って潰されそう 夢は果てなく すべてが移ろう そして思い出す 今日の日を 掃射砲のような雨が 夏草を撃ちぬいてゆく 水飛沫の冠を肩に乗せ 渡って歩いた |
僕の心のありったけ新しい街の見知らぬ風景 遠ざかる夢と生まれたての愛と 時の流れに忘れそうな思い出をもう手離そう この心のありったけ、ありったけを 今夜は君の中の宇宙に放ちたいのさ 放ちたいのさ 見苦しいほどに嫉妬してみたり 大切な人に裏切られてみたり 時の流れのほとりで手を振る人にめぐり逢いたい この心のありったけ、ありったけを 今夜は君の中の宇宙に放ちたいのさ 放ちたいのさ ごらん、朝靄の中で輝くこの街のスカイライン さざめく翳の樹 Shake it! 光が差したらギアをハイに入れてくれ 止まらないで 財布の底には星屑の金貨 鞄のポケット舞い込んだ花びら 晴れ着をまとい喝采を背に聞くように 影を追い越す僕の心 この心のありったけ、ありったけを ありったけを ありったけを 今夜は君の中の宇宙に放ちたいのさ 放ちたいのさ | キリンジ | 堀込高樹 | 堀込高樹 | | 新しい街の見知らぬ風景 遠ざかる夢と生まれたての愛と 時の流れに忘れそうな思い出をもう手離そう この心のありったけ、ありったけを 今夜は君の中の宇宙に放ちたいのさ 放ちたいのさ 見苦しいほどに嫉妬してみたり 大切な人に裏切られてみたり 時の流れのほとりで手を振る人にめぐり逢いたい この心のありったけ、ありったけを 今夜は君の中の宇宙に放ちたいのさ 放ちたいのさ ごらん、朝靄の中で輝くこの街のスカイライン さざめく翳の樹 Shake it! 光が差したらギアをハイに入れてくれ 止まらないで 財布の底には星屑の金貨 鞄のポケット舞い込んだ花びら 晴れ着をまとい喝采を背に聞くように 影を追い越す僕の心 この心のありったけ、ありったけを ありったけを ありったけを 今夜は君の中の宇宙に放ちたいのさ 放ちたいのさ |
朝焼けは雨のきざし君の夢見たのに 憶いだせなくて悲しい 眠らない奴らが 甘いコーヒーを飲む頃 東の雲は紅く 黄金色に夜露は輝いてる 蒼く冷めたアスファルト 夜が明けたら 君の部屋のベルを僕は鳴らすのさ 始発よりも早く愛を届けよう 朝焼けの後はいつも雨 と決めつけてしまいそうだ ドアを開けてくれ この運命に抗おう 昇っては消えていく 煙は白く細い糸のよう 西陽の差す窓から 人波を眺めては刹那がっている 古い音楽とワイン さあ、楽しもう 君の部屋のベルを 今日も鳴らすのさ 獣のように強く愛を謳おう 夕焼けの後はいつも どこでも晴れの日が待っている ドアを開けてくれ その運命に従おう 浅い夢を飛びこえて 君の部屋のベルを 今日も鳴らすのさ 胸の奥底から愛を汲みだそう 朝焼けの後はいつも雨 とは限っていないだろう ドアを開けてくれ この運命に抗おう | キリンジ | 堀込高樹 | 堀込高樹 | キリンジ・堀込高樹・山本拓夫 | 君の夢見たのに 憶いだせなくて悲しい 眠らない奴らが 甘いコーヒーを飲む頃 東の雲は紅く 黄金色に夜露は輝いてる 蒼く冷めたアスファルト 夜が明けたら 君の部屋のベルを僕は鳴らすのさ 始発よりも早く愛を届けよう 朝焼けの後はいつも雨 と決めつけてしまいそうだ ドアを開けてくれ この運命に抗おう 昇っては消えていく 煙は白く細い糸のよう 西陽の差す窓から 人波を眺めては刹那がっている 古い音楽とワイン さあ、楽しもう 君の部屋のベルを 今日も鳴らすのさ 獣のように強く愛を謳おう 夕焼けの後はいつも どこでも晴れの日が待っている ドアを開けてくれ その運命に従おう 浅い夢を飛びこえて 君の部屋のベルを 今日も鳴らすのさ 胸の奥底から愛を汲みだそう 朝焼けの後はいつも雨 とは限っていないだろう ドアを開けてくれ この運命に抗おう |
YOU AND MEYou and me よく似た僕らの You and me お喋りは You and me 背中合わせのダンス 電波に飲まれて 涙に浮かんで You and me 今夜もジョークが You and me 裏返るなら You and me あぁ 素敵なムードが ねぇ 逃げちまう前に 同じ空へ出ようよ ドアを蹴って 溢れるユニヴァース! 星の無い都市の外れから つながるユニヴァース! 輝ける時が合い言葉を包むだろ? You and me 光の速さで You and me 移ろう街で You and me あぁ 君と僕には ねぇ 黙り込むよりも 素敵な道があるさ そうさベイビィ 溢れるユニヴァース! もどかしい思いが耳元で つながるユニヴァース! 限りない愛の合い言葉に 溢れるユニヴァース! 星の無い都市の外れから つながるユニヴァース! 輝ける時へ合い言葉を放つのさ You and me You and me You and me... | キリンジ | 堀込泰行 | 堀込泰行 | 冨田恵一・堀込高樹・堀込泰行 | You and me よく似た僕らの You and me お喋りは You and me 背中合わせのダンス 電波に飲まれて 涙に浮かんで You and me 今夜もジョークが You and me 裏返るなら You and me あぁ 素敵なムードが ねぇ 逃げちまう前に 同じ空へ出ようよ ドアを蹴って 溢れるユニヴァース! 星の無い都市の外れから つながるユニヴァース! 輝ける時が合い言葉を包むだろ? You and me 光の速さで You and me 移ろう街で You and me あぁ 君と僕には ねぇ 黙り込むよりも 素敵な道があるさ そうさベイビィ 溢れるユニヴァース! もどかしい思いが耳元で つながるユニヴァース! 限りない愛の合い言葉に 溢れるユニヴァース! 星の無い都市の外れから つながるユニヴァース! 輝ける時へ合い言葉を放つのさ You and me You and me You and me... |
太陽とヴィーナス時は2015年 陽炎も買える街 西に消えてく今日にいまクラクション高く鳴く 首をつたう汗の そのルートをねじ伏せて 胸の高鳴るほうへ 首都高速くぐるのさ 甘く匂う果実 ほおばって投げ棄てた キミの微熱は今にあの宇宙(そら)も焦がすだろう 道を急ぐさ 照らせよヴィーナス 遠く遠く遠く はなれたあの太陽を目指すのさ その焔は 憧れに咲く花のようで 熟れすぎた夢を 小さな運命に焼きつけた 時を告げるラジオ 流れ出す小夜曲 西に消えてく今日に いざ!スロットル吹かすのさ 今宵流れる風景は 冗舌に語りだす うしろ髪より強く引かれる物語を 道を急ぐさ 照らせよヴィーナス 遠く遠く遠く はなれたあの太陽を目指すのさ その光りは 旅の始まり告げるようで 朽ちかけた夢も オーロラ色に染めあげる | キリンジ | 堀込泰行 | 堀込泰行 | キリンジ・冨田恵一 | 時は2015年 陽炎も買える街 西に消えてく今日にいまクラクション高く鳴く 首をつたう汗の そのルートをねじ伏せて 胸の高鳴るほうへ 首都高速くぐるのさ 甘く匂う果実 ほおばって投げ棄てた キミの微熱は今にあの宇宙(そら)も焦がすだろう 道を急ぐさ 照らせよヴィーナス 遠く遠く遠く はなれたあの太陽を目指すのさ その焔は 憧れに咲く花のようで 熟れすぎた夢を 小さな運命に焼きつけた 時を告げるラジオ 流れ出す小夜曲 西に消えてく今日に いざ!スロットル吹かすのさ 今宵流れる風景は 冗舌に語りだす うしろ髪より強く引かれる物語を 道を急ぐさ 照らせよヴィーナス 遠く遠く遠く はなれたあの太陽を目指すのさ その光りは 旅の始まり告げるようで 朽ちかけた夢も オーロラ色に染めあげる |
宇宙のトンネルタクシーだけが 通りすぎる真夜中 空車を探すのも ひと苦労なのよ バス停から煙あげ 走り去る 終バスの行き先には 赤いランプ ひとりベンチに座って ちょっと疲れたから かるく 背伸びとあくび そして まぶた 閉じる 地下鉄の入り口はね 宇宙につながってるの 誰も知らない私だけの秘密 青く光る惑星はあなた 私は月 夜を照らす ただひとつの光 忙しすぎて すれ違う毎日 守れない約束 返し忘れた本 「どんなに離れていても大丈夫」 そんなこというあなたの顔のぞきこむ まるで地球の終わりみたいな顔する あなたはまるで子供 とても愛おしいの 地下鉄の入り口はね 宇宙につながってると 昔 あなたが教えてくれた 雨上がりの街路樹が風に震えてるよ 早くあなたに会いに行きたいよ 夜空見上げると 思うの いつも この夜は 50億もの木の影 朝は隠れてると 早くあなたにも教えたい 耳元で 地下鉄の入り口はね 宇宙につながってるの 誰も知らない 私だけの秘密 青く光る惑星はあなた 私は月 夜を照らす ただひとつの光 地下鉄の入り口はね 宇宙につながってるよ いつかあなたとふたりで行こう! その時には 隠れてる朝を見つけだそう! そしてふたり 朝日を浴びるのよ | キリンジ | 片寄明人・Chocolat | 堀込高樹 | 堀込高樹 | タクシーだけが 通りすぎる真夜中 空車を探すのも ひと苦労なのよ バス停から煙あげ 走り去る 終バスの行き先には 赤いランプ ひとりベンチに座って ちょっと疲れたから かるく 背伸びとあくび そして まぶた 閉じる 地下鉄の入り口はね 宇宙につながってるの 誰も知らない私だけの秘密 青く光る惑星はあなた 私は月 夜を照らす ただひとつの光 忙しすぎて すれ違う毎日 守れない約束 返し忘れた本 「どんなに離れていても大丈夫」 そんなこというあなたの顔のぞきこむ まるで地球の終わりみたいな顔する あなたはまるで子供 とても愛おしいの 地下鉄の入り口はね 宇宙につながってると 昔 あなたが教えてくれた 雨上がりの街路樹が風に震えてるよ 早くあなたに会いに行きたいよ 夜空見上げると 思うの いつも この夜は 50億もの木の影 朝は隠れてると 早くあなたにも教えたい 耳元で 地下鉄の入り口はね 宇宙につながってるの 誰も知らない 私だけの秘密 青く光る惑星はあなた 私は月 夜を照らす ただひとつの光 地下鉄の入り口はね 宇宙につながってるよ いつかあなたとふたりで行こう! その時には 隠れてる朝を見つけだそう! そしてふたり 朝日を浴びるのよ |
今日も誰かの誕生日流れ星が一つ 街のどこかに落ちた 何かが起こりそうな 夜霧は包む 懐かしの近未来 世界は憂鬱 いつでも残酷 だけど今夜は最高 Birthday party's on! 贈るよ this song for you 祈りを捧げたくなる夜 Birthday party's on! 踊るなら cheek to cheek 嬉しい日がみんなにひとつずつ happy birthday to everyone あなたが優しく 蝋燭を吹き消せば 今夜は十五夜 シーツの隙間に 差し込む月あかり Birthday party's on! 煌めく the land of sweets あの王女のように振る舞おう! Birthday party's on! バスルームは discotheque 嬉しい日がみんなにひとつずつ happy birthday to everyone だけど今夜は最高さ Birthday party's on! 今日の日が終わる また生きていけるね 明日も Birthday party's on! めくるめく life goes on 微笑んでる君は miss baby universe 星空に漕ぎだそう Birthday party's on! 贈るよ this song for you きっとすべてがうまく行くだろう Birthday party's on! 踊るなら cheek to cheek 嬉しい日がみんなにひとつずつ happy birthday to everyone | キリンジ | 堀込高樹 | 堀込高樹 | | 流れ星が一つ 街のどこかに落ちた 何かが起こりそうな 夜霧は包む 懐かしの近未来 世界は憂鬱 いつでも残酷 だけど今夜は最高 Birthday party's on! 贈るよ this song for you 祈りを捧げたくなる夜 Birthday party's on! 踊るなら cheek to cheek 嬉しい日がみんなにひとつずつ happy birthday to everyone あなたが優しく 蝋燭を吹き消せば 今夜は十五夜 シーツの隙間に 差し込む月あかり Birthday party's on! 煌めく the land of sweets あの王女のように振る舞おう! Birthday party's on! バスルームは discotheque 嬉しい日がみんなにひとつずつ happy birthday to everyone だけど今夜は最高さ Birthday party's on! 今日の日が終わる また生きていけるね 明日も Birthday party's on! めくるめく life goes on 微笑んでる君は miss baby universe 星空に漕ぎだそう Birthday party's on! 贈るよ this song for you きっとすべてがうまく行くだろう Birthday party's on! 踊るなら cheek to cheek 嬉しい日がみんなにひとつずつ happy birthday to everyone |
ブラインドタッチの織姫3秒前 キスをする人は真顔になるのさ 2秒前 愛を告げようと 口唇の花が開き始めたよ ひとつ ふたつ みっつ ふさぎがちな ブラインドタッチの織姫 紡ぐ指先 とめてくれる人は誰 この星は青くて丸い屑籠 君を捨てる神と拾う神と… 3秒前 キスをする人は真顔になるのさ 2秒前 愛を告げようと 口唇の花が開き始めたよ ひとつ ふたつ みっつ お茶を囲む姦(かしま)し娘のカルテット 品評(しなさだめ)する瞳がうるんでいるよ 善男善女が競う恋の技 君は腕だめしに気遅れて… 3秒前 キスをする人は真顔になるのさ 2秒前 愛を告げたなら 口唇の花が咲き乱れるだろう ひとつ ふたつ みっつ みんなダンスダンスするんだ それでキスのスコール Let it rain! 君を捨てる神と拾う神と… 3秒前 キスをする人は真顔になるのさ 2秒前 愛を告げたなら 口唇の花が咲き誇るはずさ ひとつ ふたつ みっつ 君とダンスダンスしたいんだ それでスリー、ツー、ワンで着弾! | キリンジ | 堀込高樹 | 堀込高樹 | | 3秒前 キスをする人は真顔になるのさ 2秒前 愛を告げようと 口唇の花が開き始めたよ ひとつ ふたつ みっつ ふさぎがちな ブラインドタッチの織姫 紡ぐ指先 とめてくれる人は誰 この星は青くて丸い屑籠 君を捨てる神と拾う神と… 3秒前 キスをする人は真顔になるのさ 2秒前 愛を告げようと 口唇の花が開き始めたよ ひとつ ふたつ みっつ お茶を囲む姦(かしま)し娘のカルテット 品評(しなさだめ)する瞳がうるんでいるよ 善男善女が競う恋の技 君は腕だめしに気遅れて… 3秒前 キスをする人は真顔になるのさ 2秒前 愛を告げたなら 口唇の花が咲き乱れるだろう ひとつ ふたつ みっつ みんなダンスダンスするんだ それでキスのスコール Let it rain! 君を捨てる神と拾う神と… 3秒前 キスをする人は真顔になるのさ 2秒前 愛を告げたなら 口唇の花が咲き誇るはずさ ひとつ ふたつ みっつ 君とダンスダンスしたいんだ それでスリー、ツー、ワンで着弾! |
地を這う者に翼はいらぬ伽藍堂(がらんどう)の空を飛ぶ猛禽類(もうきんるい)にわなないて 銃を抱えて立てこもるでもなく 雨に撃たれてわめき泣きもせず うつ伏せる蜥蜴 青冷めた背中を摩って 腹這いのララバイ歌う 皮を剥がされた奴の尾てい骨を蹴るシナリオ 「ようこそ現世(ここ)へ!」 逃げられないぜ、クーニャン 断ち切ったとしても直にまた生える それが運命だね 青冷めた背中を摩って バーレスクに涙は無用 俺との明日にはもはや夢など持てぬ、言うのなら去けよ タピオカの風呂に浸って 君を抱く心地を思い出してる 中指で 「ようこそ現世(ここ)ヘ!」 取り戻すよ、我を 地を這う者に翼はいらぬ、と 腹を括ったぜ 我が顔を手で覆い泣く サヨナラさ グッバイ、メンズ・メンズ・ワールド 燦ざめく朝を抱いて サヨナラさ グッバイ、メンズ・メンズ・ワールド! | キリンジ | 堀込高樹 | 堀込高樹 | キリンジ・冨田恵一 | 伽藍堂(がらんどう)の空を飛ぶ猛禽類(もうきんるい)にわなないて 銃を抱えて立てこもるでもなく 雨に撃たれてわめき泣きもせず うつ伏せる蜥蜴 青冷めた背中を摩って 腹這いのララバイ歌う 皮を剥がされた奴の尾てい骨を蹴るシナリオ 「ようこそ現世(ここ)へ!」 逃げられないぜ、クーニャン 断ち切ったとしても直にまた生える それが運命だね 青冷めた背中を摩って バーレスクに涙は無用 俺との明日にはもはや夢など持てぬ、言うのなら去けよ タピオカの風呂に浸って 君を抱く心地を思い出してる 中指で 「ようこそ現世(ここ)ヘ!」 取り戻すよ、我を 地を這う者に翼はいらぬ、と 腹を括ったぜ 我が顔を手で覆い泣く サヨナラさ グッバイ、メンズ・メンズ・ワールド 燦ざめく朝を抱いて サヨナラさ グッバイ、メンズ・メンズ・ワールド! |
恋の祭典あけすけな愛の歌が 夜の街を襲う 君を抱く世の男は 影ばかりを追う 胸騒ぎに泡だつ 人の波のまにまを あやかしの船が行く 花環の海へとつづく恋の祭典 マス・ゲーム 真澄の空のかなたに愛の衛星 夏のミサイル きめの粗い嘘を あやなす手ばかりが美しい 性懲りのない生き物 どこへでもお行き 手だれを手玉にとり 乗り継いできた女は 浜辺で姿を消す 花環の海へとつづく恋の祭典 マス・ゲーム 真澄の空のかなたに愛の衛星 夏のミサイル レヴュー! まさぐりあう指が激しさを増す 焔を蒔いて 花環の海へとつづく恋の祭典 マス・ゲーム 真澄の空のかなたに愛の衛星 夏のミサイル 花環の海へとつづく恋の祭典 マス・ゲーム 真澄の空のかなたに愛の衛星 夏のミサイル レヴュー! 輪投げのようなゲーム | キリンジ | 堀込高樹 | 堀込高樹 | キリンジ・冨田恵一 | あけすけな愛の歌が 夜の街を襲う 君を抱く世の男は 影ばかりを追う 胸騒ぎに泡だつ 人の波のまにまを あやかしの船が行く 花環の海へとつづく恋の祭典 マス・ゲーム 真澄の空のかなたに愛の衛星 夏のミサイル きめの粗い嘘を あやなす手ばかりが美しい 性懲りのない生き物 どこへでもお行き 手だれを手玉にとり 乗り継いできた女は 浜辺で姿を消す 花環の海へとつづく恋の祭典 マス・ゲーム 真澄の空のかなたに愛の衛星 夏のミサイル レヴュー! まさぐりあう指が激しさを増す 焔を蒔いて 花環の海へとつづく恋の祭典 マス・ゲーム 真澄の空のかなたに愛の衛星 夏のミサイル 花環の海へとつづく恋の祭典 マス・ゲーム 真澄の空のかなたに愛の衛星 夏のミサイル レヴュー! 輪投げのようなゲーム |
むすんでひらいて今日も持て余す僕の 膨らみ過ぎた好奇心にバクも消えた 緩いリズムに深く息をあわせて 踊るダンス!行こう始まりは こんな呪文のように軽やかなのさ ティトゥリトゥリトゥリラー ティトゥリトゥリトゥリラー トゥラーリー ティトゥリトゥリトゥリラー トゥーレリラー 辺りの煙を泳いで あべこべな泥酔かげんに僕は歌い 思い出すたび鮮やかになる嘘と 踊るダンス!話かけても 明け暮れるこの男はお手上げなのさ ティトゥリトゥリトゥリラー ティトゥリトゥリトゥリラー トゥラーリー ティトゥリトゥリトゥリラー トゥーレリラー むすんでひらいて回る 草木も眠る未明に 浮かばれたい 浮かばれたい むすんでひらいて踊ろう 指切りでついた嘘に ララバイを ララバイを… 還るア・カペラ 人魚の得体も暴く海で 灯台の灯はどんなふうに 寄せては返す僕の波を手繰るか!? ティトゥリトゥリトゥリラー ティトゥリトゥリトゥリラー トゥラーリー ティトゥリトゥリトゥリラー ティトゥリトゥリトゥリラー アー ティトゥリトゥリトゥリラー ティトゥリトゥリトゥリラー トゥラーリー ティトゥリトゥリトゥリラー トゥーレリラー むすんでひらいて回る ヒツジも帰る未明に 浮かばれたい 浮かばれたい むすんでひらいて踊ろう ゆりかごから墓場まで ララバイを ララバイを… むすんでひらいて回る 草木も眠る未明に 浮かばれたい 浮かばれたい… むすんでひらいて踊ろう 指切りでついた嘘に ララバイを ララバイを… むすんでひらいて回る ヒツジも帰る未明に 浮かばれたい 浮かばれたい… むすんでひらいて踊ろう ゆりかごから墓場まで ララバイを ララバイを… 還るア・カペラ | キリンジ | 堀込泰行 | 堀込泰行 | キリンジ・冨田恵一 | 今日も持て余す僕の 膨らみ過ぎた好奇心にバクも消えた 緩いリズムに深く息をあわせて 踊るダンス!行こう始まりは こんな呪文のように軽やかなのさ ティトゥリトゥリトゥリラー ティトゥリトゥリトゥリラー トゥラーリー ティトゥリトゥリトゥリラー トゥーレリラー 辺りの煙を泳いで あべこべな泥酔かげんに僕は歌い 思い出すたび鮮やかになる嘘と 踊るダンス!話かけても 明け暮れるこの男はお手上げなのさ ティトゥリトゥリトゥリラー ティトゥリトゥリトゥリラー トゥラーリー ティトゥリトゥリトゥリラー トゥーレリラー むすんでひらいて回る 草木も眠る未明に 浮かばれたい 浮かばれたい むすんでひらいて踊ろう 指切りでついた嘘に ララバイを ララバイを… 還るア・カペラ 人魚の得体も暴く海で 灯台の灯はどんなふうに 寄せては返す僕の波を手繰るか!? ティトゥリトゥリトゥリラー ティトゥリトゥリトゥリラー トゥラーリー ティトゥリトゥリトゥリラー ティトゥリトゥリトゥリラー アー ティトゥリトゥリトゥリラー ティトゥリトゥリトゥリラー トゥラーリー ティトゥリトゥリトゥリラー トゥーレリラー むすんでひらいて回る ヒツジも帰る未明に 浮かばれたい 浮かばれたい むすんでひらいて踊ろう ゆりかごから墓場まで ララバイを ララバイを… むすんでひらいて回る 草木も眠る未明に 浮かばれたい 浮かばれたい… むすんでひらいて踊ろう 指切りでついた嘘に ララバイを ララバイを… むすんでひらいて回る ヒツジも帰る未明に 浮かばれたい 浮かばれたい… むすんでひらいて踊ろう ゆりかごから墓場まで ララバイを ララバイを… 還るア・カペラ |
クレイジー・サマー奴らの夕暮れ あぁ 君のまばろし クレイジー・サマー 寄せては返す波と光の中 砂をつかむ思い 誰かが笑って 空に舞う円盤 あの日も君とそうさ こんなザワメキの中で 乱暴に愛した 夏の終わり サンセット… ばか騒ぎの海で 今も僕は溺れている 特別な瞳 ありふれてた嘘の 底深くに クレイジー・サマー 掻き消された注意報 サヨナラを前に きっとどうかしてた 大人の面(つら)で サンセット… ばか騒ぎの彼方で 今も僕は溺れたままさ 全て打ちのめした あの嵐のような 淡い季節に | キリンジ | 堀込泰行 | 堀込泰行 | | 奴らの夕暮れ あぁ 君のまばろし クレイジー・サマー 寄せては返す波と光の中 砂をつかむ思い 誰かが笑って 空に舞う円盤 あの日も君とそうさ こんなザワメキの中で 乱暴に愛した 夏の終わり サンセット… ばか騒ぎの海で 今も僕は溺れている 特別な瞳 ありふれてた嘘の 底深くに クレイジー・サマー 掻き消された注意報 サヨナラを前に きっとどうかしてた 大人の面(つら)で サンセット… ばか騒ぎの彼方で 今も僕は溺れたままさ 全て打ちのめした あの嵐のような 淡い季節に |
ムラサキ☆サンセット転がる石になりたいのかい、ガラスの玉よ 擦り切れて白くなってくすんでいくだけさ 右手で握ってあの娘達(ら)の裸を描く いつかは黄金(きん)の靴下を履かせてやれるかい? 風に巻かれる枯葉のように騒ぎたてて 箒(ほうき)で掃かれて焼かれて消えて ムラサキ☆サンセット ガラスの屑を踏み鳴らせ われらのサンダンス ムラサキ☆サンセット ガラスの鈴(ベル)が鳴り響く 仄(ほの)かに揺れるコスモ 水を張った灰皿には沈む吸殻 マッチ棒のような人生 身をよじらせろ 両手に灰を掬(すく)いあげて ぎゅうっと握れば いつかはダイヤになるなんて ダイヤなら傷つかないなんて ダイヤのモンドが永遠(とわ)なんて他人の夢さ 悲しい詩(うた)に希望の種子(たね)をふり撒こうぜ 棺を満たして花びらが舞うよう ムラサキ☆サンセット ガラスの屑を踏み鳴らせ 誰かのサングラス ムラサキ☆サンセット ガラスの鈴が鳴り響く 静かに揺れるコロナ 棺を満たして花びらは舞う ムラサキ☆サンセット ガラスの屑を踏み鳴らせ われらのサンダンス ムラサキ☆サンセット ガラスの鈴(ベル)が鳴り響く 仄(ほの)かに揺れるコスモ ムラサキ☆サンセット ガラスの屑を踏み鳴らせ 誰かのサングラス ムラサキ☆サンセット ガラスの鈴が鳴り響く 静かに揺れるコロナ ムラサキ☆サンセット… | キリンジ | 堀込高樹 | 堀込高樹 | 冨田恵一 | 転がる石になりたいのかい、ガラスの玉よ 擦り切れて白くなってくすんでいくだけさ 右手で握ってあの娘達(ら)の裸を描く いつかは黄金(きん)の靴下を履かせてやれるかい? 風に巻かれる枯葉のように騒ぎたてて 箒(ほうき)で掃かれて焼かれて消えて ムラサキ☆サンセット ガラスの屑を踏み鳴らせ われらのサンダンス ムラサキ☆サンセット ガラスの鈴(ベル)が鳴り響く 仄(ほの)かに揺れるコスモ 水を張った灰皿には沈む吸殻 マッチ棒のような人生 身をよじらせろ 両手に灰を掬(すく)いあげて ぎゅうっと握れば いつかはダイヤになるなんて ダイヤなら傷つかないなんて ダイヤのモンドが永遠(とわ)なんて他人の夢さ 悲しい詩(うた)に希望の種子(たね)をふり撒こうぜ 棺を満たして花びらが舞うよう ムラサキ☆サンセット ガラスの屑を踏み鳴らせ 誰かのサングラス ムラサキ☆サンセット ガラスの鈴が鳴り響く 静かに揺れるコロナ 棺を満たして花びらは舞う ムラサキ☆サンセット ガラスの屑を踏み鳴らせ われらのサンダンス ムラサキ☆サンセット ガラスの鈴(ベル)が鳴り響く 仄(ほの)かに揺れるコスモ ムラサキ☆サンセット ガラスの屑を踏み鳴らせ 誰かのサングラス ムラサキ☆サンセット ガラスの鈴が鳴り響く 静かに揺れるコロナ ムラサキ☆サンセット… |
甘やかな身体晴れのち曇り 白いバイパス 正午にテレビをつける 鬱が停泊する ひぐれてしまう もよおしてしまう 僕らは夕食も待てない 愛の名にそしられるよ 古い魔法 名前を小さく呼ぶんだ 甘やかな身体は想い出す ものごころのつくまえを 曇りのち晴れ 切り花を買おう 行為の代価にするよ 愛の名にそしられるよっ! 古い魔法 寝付きのよい娘を 起こすな 甘やかな身体は想い出す ものごころのつくまえを 夢語りのあとさきを | キリンジ | 堀込高樹 | 堀込高樹 | キリンジ | 晴れのち曇り 白いバイパス 正午にテレビをつける 鬱が停泊する ひぐれてしまう もよおしてしまう 僕らは夕食も待てない 愛の名にそしられるよ 古い魔法 名前を小さく呼ぶんだ 甘やかな身体は想い出す ものごころのつくまえを 曇りのち晴れ 切り花を買おう 行為の代価にするよ 愛の名にそしられるよっ! 古い魔法 寝付きのよい娘を 起こすな 甘やかな身体は想い出す ものごころのつくまえを 夢語りのあとさきを |
野良の虹女の子のヒップは白くて冷たい 捻くれてるキッスは涙で甘辛い さよなら またあおうね 涸れた頬をよせあう 流星のイレズミをまぶたに刻め 袂を分かつ野良の虹 桃色の手のひらを降る恋人よ バイバイバイ 騙し絵みたいな顔をして笑わせて 七曲がりなセックスを 楽しんだものさ さよなら またあおうね 見果てた空の下で 流星のイレズミをまぶたに刻め 袂を分かつ野良の虹 桃色の手のひらを降る恋人よ バイバイバイ、グッバァーイ 左胸が繰り出してくる 黄昏動悸とニガい汗 落ちにくい口紅を塗りなおす 君はだれだ 流星のイレズミをまぶたに刻め 袂を分かつ野良の虹 桃色の手のひらを降る恋人よ バイバイバイ、グッバァーイ | キリンジ | 堀込高樹 | 堀込高樹 | キリンジ | 女の子のヒップは白くて冷たい 捻くれてるキッスは涙で甘辛い さよなら またあおうね 涸れた頬をよせあう 流星のイレズミをまぶたに刻め 袂を分かつ野良の虹 桃色の手のひらを降る恋人よ バイバイバイ 騙し絵みたいな顔をして笑わせて 七曲がりなセックスを 楽しんだものさ さよなら またあおうね 見果てた空の下で 流星のイレズミをまぶたに刻め 袂を分かつ野良の虹 桃色の手のひらを降る恋人よ バイバイバイ、グッバァーイ 左胸が繰り出してくる 黄昏動悸とニガい汗 落ちにくい口紅を塗りなおす 君はだれだ 流星のイレズミをまぶたに刻め 袂を分かつ野良の虹 桃色の手のひらを降る恋人よ バイバイバイ、グッバァーイ |
ロマンティック街道君がクローゼットに仕舞い込んだ僕らの恋 誰も知らない 誰にも言わない 光の中の眩しそうな君が切ない 茨のヴァージンロード 眼差しはマリッジブルー その先のワインディングロード なぜ週末の結婚講座に 仕事を入れるの ドレスもリングも婚約者も 君を待ってるのに 踊りつづけよう 夜明けまでずっと save the last dance for me! 君がクローゼットに仕舞い込んだ僕らの恋 誰も知らない 誰にも言わない 光の中で君の影を見失わないで 茨のヴァージンロード 眼差しはマリッジブルー その先のワインディングロード いつも人目をはばからず キスしてくれたろう もうすぐ木の葉を真似する 蝶になるんだね 踊りつづけよう 夜明けまでずっと save the last dance for me! 朝日のような柔らかさで僕を包む 君の微笑み 君の輝き 夕映えよりもやるせないね 二人の恋 二つの心 二つの体 one life, isn't it so hard? 孔雀のように誇らしく生きてゆきたい 羽をひろげて 羽をひろげようぜ 君の真心はクローゼットの中で育って溢れ出しそう 誰も知らない 誰もとめられない愛 | キリンジ | 堀込高樹 | 堀込高樹 | キリンジ | 君がクローゼットに仕舞い込んだ僕らの恋 誰も知らない 誰にも言わない 光の中の眩しそうな君が切ない 茨のヴァージンロード 眼差しはマリッジブルー その先のワインディングロード なぜ週末の結婚講座に 仕事を入れるの ドレスもリングも婚約者も 君を待ってるのに 踊りつづけよう 夜明けまでずっと save the last dance for me! 君がクローゼットに仕舞い込んだ僕らの恋 誰も知らない 誰にも言わない 光の中で君の影を見失わないで 茨のヴァージンロード 眼差しはマリッジブルー その先のワインディングロード いつも人目をはばからず キスしてくれたろう もうすぐ木の葉を真似する 蝶になるんだね 踊りつづけよう 夜明けまでずっと save the last dance for me! 朝日のような柔らかさで僕を包む 君の微笑み 君の輝き 夕映えよりもやるせないね 二人の恋 二つの心 二つの体 one life, isn't it so hard? 孔雀のように誇らしく生きてゆきたい 羽をひろげて 羽をひろげようぜ 君の真心はクローゼットの中で育って溢れ出しそう 誰も知らない 誰もとめられない愛 |
君のことだよ季節はずれの風邪じゃないかと 僕は愛を放ったらかしていたよ まぶし過ぎて 見失う メトロポリスの陰で 太陽が 今 輝いてる 君のことだよ あぁ 忘れかけてた引力 かけがえ無い ベイビィ ラヴ 紙袋に孤独を抱え すれ違うばかり 人混みを抜けたよ ガラスの雨 見上げた メトロポリスの陰で 太陽が 今 輝いてる 不思議な炎さ あぁ 飾らない君の笑顔に くちづけたい ベイビィ ラヴ 太陽が 今 輝いてる 君のことだって! あぁ 忘れかけてた引力 始まった物語 マイ ベイビィ ラヴ | キリンジ | 堀込泰行 | 堀込高樹 | | 季節はずれの風邪じゃないかと 僕は愛を放ったらかしていたよ まぶし過ぎて 見失う メトロポリスの陰で 太陽が 今 輝いてる 君のことだよ あぁ 忘れかけてた引力 かけがえ無い ベイビィ ラヴ 紙袋に孤独を抱え すれ違うばかり 人混みを抜けたよ ガラスの雨 見上げた メトロポリスの陰で 太陽が 今 輝いてる 不思議な炎さ あぁ 飾らない君の笑顔に くちづけたい ベイビィ ラヴ 太陽が 今 輝いてる 君のことだって! あぁ 忘れかけてた引力 始まった物語 マイ ベイビィ ラヴ |
風を撃て香る夜を背に控えて待つ夕暮れが 誰の仕業? 崩れ落ちた 太陽に身を凭れトランペットが叫ぶよ 赤黒い雲 燻る闇の音色(トーン) 風を撃て! 左岸の向こうから 風を撃て! 流れ飛ぶ赤い 風を撃て! 黒い髪が乱れてその暴れるシャツをなだめる間に パラッパッパ パッパラ パッパラ フェイドアウェイ パラッパッパラ パッパラ パッパラ フェイドアウェイ パラッパッパ パッパラ パッパラ フェイドアウェイ ハードケース咽ぶ草の間に横たえて 遠く覗き込んだスナイパー 高架線をぬけて描かれるあの軌跡 煽る警鐘の叩きだした急速調(アレグロ) 風を撃て! 左岸の向こうから 風を撃て! 流れ飛ぶ赤い 風を撃て! 黒い髪が乱れてその暴れるシャツをなだめる間に パラッパッパ パッパラ パッパラ フェイドアウェイ パラッパッパラ パッパラ パッパラ フェイドアウェイ パラッパッパ パッパラ パッパラ フェイドアウェイ パラッパッパ パッパラ パッパラ フェイドアウェイ パラッパッパラ パッパラ パッパラ フェイドアウェイ パラッパッパ パッパラ パッパラ フェイドアウェイ | キリンジ | 堀込泰行 | 堀込泰行 | キリンジ | 香る夜を背に控えて待つ夕暮れが 誰の仕業? 崩れ落ちた 太陽に身を凭れトランペットが叫ぶよ 赤黒い雲 燻る闇の音色(トーン) 風を撃て! 左岸の向こうから 風を撃て! 流れ飛ぶ赤い 風を撃て! 黒い髪が乱れてその暴れるシャツをなだめる間に パラッパッパ パッパラ パッパラ フェイドアウェイ パラッパッパラ パッパラ パッパラ フェイドアウェイ パラッパッパ パッパラ パッパラ フェイドアウェイ ハードケース咽ぶ草の間に横たえて 遠く覗き込んだスナイパー 高架線をぬけて描かれるあの軌跡 煽る警鐘の叩きだした急速調(アレグロ) 風を撃て! 左岸の向こうから 風を撃て! 流れ飛ぶ赤い 風を撃て! 黒い髪が乱れてその暴れるシャツをなだめる間に パラッパッパ パッパラ パッパラ フェイドアウェイ パラッパッパラ パッパラ パッパラ フェイドアウェイ パラッパッパ パッパラ パッパラ フェイドアウェイ パラッパッパ パッパラ パッパラ フェイドアウェイ パラッパッパラ パッパラ パッパラ フェイドアウェイ パラッパッパ パッパラ パッパラ フェイドアウェイ |
代官山エレジーニットのマフラー寒そうに 君は何かを口ごもる 風の木の葉が見つめ合う 視線断ち切る 泣き言をつぶやくな 空模様 毎日君だけ見つめて生きてたから 胸の切り抜きは 君のかたちさ くすぐったいキスをした さっきの洋梨タルト 甘酸っぱい息がした 最後の最後のキスさ 赤いバスが今君をさらうまで 落ち込む顔は見せたくない ジャンケンしたの覚えてる? 勝ったら未来あげるって あせってチョキをだしたから 愛も破けた 性格は天の邪鬼 だったから哀しい夜にはふざけてお道化たけど 今夜限りだね 君のわがまま くすぐったい時が過ぎ 心はこんがらがった 甘酸っぱい日々のあと こんなに痛いさよなら わざと邪険にね背中向けたのは 涙を誤魔化していただけ 胸の切り抜きは君のかたちさ くすぐったい時が過ぎ 心はこんがらがった 甘酸っぱい日々のあと こんなに痛いさよなら わざと邪険にね背中向けたのは 涙を誤魔化していただけ くすぐったいキスをした 別れの洋梨タルト 甘酸っぱい夢を見た 通りに面したカフェで ぼくは死ぬ日まで君を忘れない 電話のメモリーは消しても | キリンジ | Takashi Matsumoto | Takaki Horigome | 堀込高樹 | ニットのマフラー寒そうに 君は何かを口ごもる 風の木の葉が見つめ合う 視線断ち切る 泣き言をつぶやくな 空模様 毎日君だけ見つめて生きてたから 胸の切り抜きは 君のかたちさ くすぐったいキスをした さっきの洋梨タルト 甘酸っぱい息がした 最後の最後のキスさ 赤いバスが今君をさらうまで 落ち込む顔は見せたくない ジャンケンしたの覚えてる? 勝ったら未来あげるって あせってチョキをだしたから 愛も破けた 性格は天の邪鬼 だったから哀しい夜にはふざけてお道化たけど 今夜限りだね 君のわがまま くすぐったい時が過ぎ 心はこんがらがった 甘酸っぱい日々のあと こんなに痛いさよなら わざと邪険にね背中向けたのは 涙を誤魔化していただけ 胸の切り抜きは君のかたちさ くすぐったい時が過ぎ 心はこんがらがった 甘酸っぱい日々のあと こんなに痛いさよなら わざと邪険にね背中向けたのは 涙を誤魔化していただけ くすぐったいキスをした 別れの洋梨タルト 甘酸っぱい夢を見た 通りに面したカフェで ぼくは死ぬ日まで君を忘れない 電話のメモリーは消しても |
あの世で罰を受けるほど水溜り映った空に 波打つドクロの影 噂の悪魔がまさか つむじ風が吹く コウモリ飛び交って広場 周りは瞬時に豪雨 イナズマ連れた魔女さ 乱れ髪サスーン 白い煙を吐いて 魔を刺すホクロの罠 噂の悪魔のまつ毛 胸騒ぎ荒れる 誘蛾灯 濡れたネオン 蔦の腐った“エデン” 導火線 飛びちって炎 十字架が燃えた ロックンロール! 波に乗せて レイディオ あぁ 愚かな牧師と吸血女さ 微笑み浮かべて 弓矢を天使が放つだろう のってそって打てば響く 誓いと懺悔のゴング イナズマくらった僕と 乱れ髪サスーン ロックンロール! 波に乗るさ ハイディ・ホー! あぁ 愚かな牧師と吸血女さ 日暮れる街角 あの世で罰を受けるほど DARLING DARLING DARLING ROCK ME BABY ALL THROUGH THE NIGHT YEAH ALL THROUGH THE NIGHT 抜け殻を満たしてくれ | キリンジ | 堀込泰行 | 堀込泰行 | キリンジ・冨田恵一 | 水溜り映った空に 波打つドクロの影 噂の悪魔がまさか つむじ風が吹く コウモリ飛び交って広場 周りは瞬時に豪雨 イナズマ連れた魔女さ 乱れ髪サスーン 白い煙を吐いて 魔を刺すホクロの罠 噂の悪魔のまつ毛 胸騒ぎ荒れる 誘蛾灯 濡れたネオン 蔦の腐った“エデン” 導火線 飛びちって炎 十字架が燃えた ロックンロール! 波に乗せて レイディオ あぁ 愚かな牧師と吸血女さ 微笑み浮かべて 弓矢を天使が放つだろう のってそって打てば響く 誓いと懺悔のゴング イナズマくらった僕と 乱れ髪サスーン ロックンロール! 波に乗るさ ハイディ・ホー! あぁ 愚かな牧師と吸血女さ 日暮れる街角 あの世で罰を受けるほど DARLING DARLING DARLING ROCK ME BABY ALL THROUGH THE NIGHT YEAH ALL THROUGH THE NIGHT 抜け殻を満たしてくれ |
フェイバリット騒ぎを抜け出せば 辺りはすぐに明日の朝だ 行き交うマフラーやコート 人それぞれの街が目覚める 目映いひととき フェイバリット 歩こう 灯した愛を抱いて 夢語りの熱が冷めるまで あの空へ高く 摩天楼の彼方に 白い息を弾ませ そうさ 白い息を弾ませ 僕らは いつかのように 君は襟を立てて ブーツでメロディを奏でるさ 凍てつく朝の散歩道 卑わいな落書きでさえ 染めあげる 光りを浴びたら フェイバリット 歩こう 惜しみない賛辞で ささくれた心が寝つくまで あの空の柔らかい 太陽の産毛に 目を閉じれば何かが そうさ 目を閉じれば何かが そうさ 安らかになる 火傷のように疼く 人それぞれの願い 飲み込んで この街は膨らむ フェイバリット 歩こう 枯れない愛を抱いて 物語織り成す 毎日 あの空を分かち合う 摩天楼の子供さ 胸を焦がす何かに ベイビィ 胸を焦がす何かに 僕らは 息を切らす | キリンジ | 堀込泰行 | 堀込泰行 | キリンジ・冨田恵一 | 騒ぎを抜け出せば 辺りはすぐに明日の朝だ 行き交うマフラーやコート 人それぞれの街が目覚める 目映いひととき フェイバリット 歩こう 灯した愛を抱いて 夢語りの熱が冷めるまで あの空へ高く 摩天楼の彼方に 白い息を弾ませ そうさ 白い息を弾ませ 僕らは いつかのように 君は襟を立てて ブーツでメロディを奏でるさ 凍てつく朝の散歩道 卑わいな落書きでさえ 染めあげる 光りを浴びたら フェイバリット 歩こう 惜しみない賛辞で ささくれた心が寝つくまで あの空の柔らかい 太陽の産毛に 目を閉じれば何かが そうさ 目を閉じれば何かが そうさ 安らかになる 火傷のように疼く 人それぞれの願い 飲み込んで この街は膨らむ フェイバリット 歩こう 枯れない愛を抱いて 物語織り成す 毎日 あの空を分かち合う 摩天楼の子供さ 胸を焦がす何かに ベイビィ 胸を焦がす何かに 僕らは 息を切らす |
メスとコスメ不二子もハニーも真っ蒼 噂で“変わった”と聞いてはいたけど 「ひさしぶりね」と微笑む 戸惑いを見透かすように メスとコスメのサイボーグ 肋骨を抜いたね 面の顔を剥いだろう 蛾を思わせるその眉 自満の胸 鼻高々 見知らぬ女性 ああ、きれいだぜ 君はきれいだぜ その昔よりも すっごくきれいだぜ きっと なればいい 君になればいい 君は君のなりたいようになればいい 思う僕さ 密かに揶揄を込めつつ くちづけ交わせばそっと崩れ落ちて 「かわらないね」とつぶやく鳶色のその瞳に涙 僕の胸の奥に棲む 君の面影を塗り替えに来たの? いつでも君のまぶたは やさしく泣いたあとのように美しかった でも きれいだぜ 君はきれいだぜ その昔よりも すっごくきれいだぜ きっと なればいい 君はなればいい 君のなりたい“本当”になればいい 思う僕さ あてつけのつもりなのかい、それとも未練かい? 熱い紅茶も冷める距離だね やさしく泣いたあとのように美しかった でも きれいだぜ 君はきれいだぜ その昔よりも すっごくきれいだぜ きっと なればいい 君はなればいいさ 君のなりたい“本当”になればいい そうさ きれいだぜ とてもきれいだぜ 君は君のありたいようにあればいい 祈る僕さ | キリンジ | 堀込高樹 | 堀込高樹 | キリンジ・冨田恵一 | 不二子もハニーも真っ蒼 噂で“変わった”と聞いてはいたけど 「ひさしぶりね」と微笑む 戸惑いを見透かすように メスとコスメのサイボーグ 肋骨を抜いたね 面の顔を剥いだろう 蛾を思わせるその眉 自満の胸 鼻高々 見知らぬ女性 ああ、きれいだぜ 君はきれいだぜ その昔よりも すっごくきれいだぜ きっと なればいい 君になればいい 君は君のなりたいようになればいい 思う僕さ 密かに揶揄を込めつつ くちづけ交わせばそっと崩れ落ちて 「かわらないね」とつぶやく鳶色のその瞳に涙 僕の胸の奥に棲む 君の面影を塗り替えに来たの? いつでも君のまぶたは やさしく泣いたあとのように美しかった でも きれいだぜ 君はきれいだぜ その昔よりも すっごくきれいだぜ きっと なればいい 君はなればいい 君のなりたい“本当”になればいい 思う僕さ あてつけのつもりなのかい、それとも未練かい? 熱い紅茶も冷める距離だね やさしく泣いたあとのように美しかった でも きれいだぜ 君はきれいだぜ その昔よりも すっごくきれいだぜ きっと なればいい 君はなればいいさ 君のなりたい“本当”になればいい そうさ きれいだぜ とてもきれいだぜ 君は君のありたいようにあればいい 祈る僕さ |
悪い習慣笑える悪夢にうなされているのさ やめられないんだ 震えが止まらない 濡れたままの靴下を履き さまよっているようだ うしろめたさってやつはね 抜けだせないまま朝が来る 打ちあけられない夜に泣く 白昼に惑い 夢の穴に落ちて ああ、あの人に悪い気がする 孤独を薄める酒が見つからない 生乾きの靴下を捨て 裸足で歩けばお巡回りが駆けつける 抜けだせないまま朝が来る 打ちあけられない夜に泣く 白昼に惑い 夢の穴に落ちて ああ、あの人に悪い気がする 誰か伝えてくれないか どうか迎えに来てくれ、と 檻の中で雨露しのいでる、と 見捨てないで、と 仏の慈悲などあるものか 俺は天国に待ちぼうけ 抜けだせないまま朝が来る 打ちあけられない夜に泣く 白昼に惑い 夢の穴に落ちて ああ、あの人に悪い気がする あの人に悪い気がする | キリンジ | 堀込高樹 | 堀込高樹 | | 笑える悪夢にうなされているのさ やめられないんだ 震えが止まらない 濡れたままの靴下を履き さまよっているようだ うしろめたさってやつはね 抜けだせないまま朝が来る 打ちあけられない夜に泣く 白昼に惑い 夢の穴に落ちて ああ、あの人に悪い気がする 孤独を薄める酒が見つからない 生乾きの靴下を捨て 裸足で歩けばお巡回りが駆けつける 抜けだせないまま朝が来る 打ちあけられない夜に泣く 白昼に惑い 夢の穴に落ちて ああ、あの人に悪い気がする 誰か伝えてくれないか どうか迎えに来てくれ、と 檻の中で雨露しのいでる、と 見捨てないで、と 仏の慈悲などあるものか 俺は天国に待ちぼうけ 抜けだせないまま朝が来る 打ちあけられない夜に泣く 白昼に惑い 夢の穴に落ちて ああ、あの人に悪い気がする あの人に悪い気がする |
空飛ぶ深海魚にじんだ月の影を 見上げて 僕ら海の底 真夜中の滑り台を 駆けあがって ひらり 空を飛ぶ 明けない夜の向こうへ 流れ星が手招いている 僕らも エデンを探そう トラックも暴走族も 遠く響いて 潮騒のよう 真夜中の逆上がりなら 地球を蹴って ふわり ビルを越え ぶあつい雲の向こうへ 商店街が遠のいていく 僕らの 町が小さくなる 空を飛ぶ 明けない夜の向こうへ 流れ星が手招いて消える 僕らの エデンはどこにある | キリンジ | 堀込泰行 | 堀込泰行 | | にじんだ月の影を 見上げて 僕ら海の底 真夜中の滑り台を 駆けあがって ひらり 空を飛ぶ 明けない夜の向こうへ 流れ星が手招いている 僕らも エデンを探そう トラックも暴走族も 遠く響いて 潮騒のよう 真夜中の逆上がりなら 地球を蹴って ふわり ビルを越え ぶあつい雲の向こうへ 商店街が遠のいていく 僕らの 町が小さくなる 空を飛ぶ 明けない夜の向こうへ 流れ星が手招いて消える 僕らの エデンはどこにある |
かどわかされてあぶれるすべてはありふれるよ デパートメント 瞬きひとつしない 光りに満ちている 華やぐ世界の陳列はどこまでも あぁ、夢を餌に手ぐすね引く 仕掛花火のよう 売り場は空寝の欲望のゆりかご 美しい品々をかざした視線の先 塵が踊る かどわかされた 他愛のない審美眼 甘い誘惑 溜息まじり あばずれの毒(プワゾン) 黄金に恋焦がれ あやかしいまやかし 垂れ込めた雲の下腹を突く デパートメント 装いも新たに! 凡庸なボサノヴァ めぐる季節の変わりめには 誰も彼もが シナをつくる招き猫に とり憑かれっちまう 微熱に水を向けられて魔がさした 手癖の悪い女のきわどさに 耳を澄ませてみな 舌を巻くよ! かどわかされた 他愛のない審美眼 甘い誘惑 溜息まじり あばずれの毒(プワゾン) 真綿の枷 鼻歌まじり 名誉市民 集う 飴色ショーウインドーの灯が 暗い顔を照らすよ 掃き溜めの星屑 わだかまり | キリンジ | 堀込高樹 | 堀込高樹 | キリンジ | あぶれるすべてはありふれるよ デパートメント 瞬きひとつしない 光りに満ちている 華やぐ世界の陳列はどこまでも あぁ、夢を餌に手ぐすね引く 仕掛花火のよう 売り場は空寝の欲望のゆりかご 美しい品々をかざした視線の先 塵が踊る かどわかされた 他愛のない審美眼 甘い誘惑 溜息まじり あばずれの毒(プワゾン) 黄金に恋焦がれ あやかしいまやかし 垂れ込めた雲の下腹を突く デパートメント 装いも新たに! 凡庸なボサノヴァ めぐる季節の変わりめには 誰も彼もが シナをつくる招き猫に とり憑かれっちまう 微熱に水を向けられて魔がさした 手癖の悪い女のきわどさに 耳を澄ませてみな 舌を巻くよ! かどわかされた 他愛のない審美眼 甘い誘惑 溜息まじり あばずれの毒(プワゾン) 真綿の枷 鼻歌まじり 名誉市民 集う 飴色ショーウインドーの灯が 暗い顔を照らすよ 掃き溜めの星屑 わだかまり |
冬のオルカ逃げるホライゾン 東の彼方に嗤うオレの未来よ 西日あつめて進むセダンは 褪せたシートに涎た夏を染めたまま 季節を滑るスタンピード 軋む 都市へ嘶くダウンビート 跳ねる ハイディ・ホー フレー! 唄え「ローハイド」 高く摩天楼へ 弧を描いて宙を射れば冬のオルカさ 夏は今 遠く遥か向こう 不意の交響詩を放つ 「ひらけゴマ!」 季節を滑るスタンピード 軋む 都市へ嘶くダウンビート 跳ねる ハイディ・ホー 季節を滑るスタンピード 煙る 都市へ嘶くダウンビート 歪む ハイディ・ホー… | キリンジ | 堀込泰行 | 堀込泰行 | キリンジ | 逃げるホライゾン 東の彼方に嗤うオレの未来よ 西日あつめて進むセダンは 褪せたシートに涎た夏を染めたまま 季節を滑るスタンピード 軋む 都市へ嘶くダウンビート 跳ねる ハイディ・ホー フレー! 唄え「ローハイド」 高く摩天楼へ 弧を描いて宙を射れば冬のオルカさ 夏は今 遠く遥か向こう 不意の交響詩を放つ 「ひらけゴマ!」 季節を滑るスタンピード 軋む 都市へ嘶くダウンビート 跳ねる ハイディ・ホー 季節を滑るスタンピード 煙る 都市へ嘶くダウンビート 歪む ハイディ・ホー… |
耳をうずめて祈りにも似ていた恋人の名前も今は 遠い響きを残して消えたよ イソシギの護岸に耳をうずめていたのさ “憂鬱はまさにそう! 凪いだ情熱だ” 鈍色に暮れる冷たい心で何を感じる? 僕は音楽に愛されてる、そう思うのか? かりそめのなれそめににわかに色めきたつよ こぬか雨に憑かれた通りが その胸のたわみに耳をうずめて聴くのさ 邪なふたつの魂の静けさを 鈍色に暮れる冷たい心のめあては君さ 僕ら音楽に愛されてる、そう思うのか? 人のようなふりをしてる声色 美しい嘘で酒落のめして二人でブギを弾く 僕ら音楽に愛されてる、とりこの街で かたびらを裂いて白金色した空の底から 僕ら息の根をまさぐるんだ 握る葦と羽毛の轟音 固有の鼻歌 | キリンジ | 堀込高樹 | 堀込高樹 | キリンジ・冨田恵一 | 祈りにも似ていた恋人の名前も今は 遠い響きを残して消えたよ イソシギの護岸に耳をうずめていたのさ “憂鬱はまさにそう! 凪いだ情熱だ” 鈍色に暮れる冷たい心で何を感じる? 僕は音楽に愛されてる、そう思うのか? かりそめのなれそめににわかに色めきたつよ こぬか雨に憑かれた通りが その胸のたわみに耳をうずめて聴くのさ 邪なふたつの魂の静けさを 鈍色に暮れる冷たい心のめあては君さ 僕ら音楽に愛されてる、そう思うのか? 人のようなふりをしてる声色 美しい嘘で酒落のめして二人でブギを弾く 僕ら音楽に愛されてる、とりこの街で かたびらを裂いて白金色した空の底から 僕ら息の根をまさぐるんだ 握る葦と羽毛の轟音 固有の鼻歌 |
Drive me crazy週末ならギアをハイに入れて 君とゆこう 雨の日のバイパス スムースな恋のヒール アンド トウ 踊ろう 小粋に右折 とびだしたよ、馬鹿な! ザクロを跳ねたら知らぬ存ぜぬで済むと思うな 逃げろよ、さあ どこへ行くのなんて聞くなよ 打ちやっておけよ 今は 犬がわめく 虚ろに響く遠くのサイレンからまわりする はずれたタガ 罪と罰を越えて 隣の彼、なぜかしらご陽気 可愛い愛車が生き血を欲しがる 呪われている? ヒヨコたちの列がぁ!! ザクロを跳ねたら知らぬ存ぜぬで済むと思うな 逃げろよ、さあ どこへ行くの?なんて聞くなよ 打ちやっておけよ、今は 犬がわめく ひときわ目立つ黄色い傘がからまわりする 君をさらう赤目のミッドナイトランブラー 引き返して欲しいかい?イヤだね 流れ弾がはじけてわななくベイビー 豪雨に抱かれたら声は届かない キスの下手な女 黙れよ!口封じをしようか? 指が締まる どこから来たとか行くとか打ちやっておくよ、今は 悪い夢さ 虚ろに響く遠くのサイレン からまわり | キリンジ | 堀込高樹 | 堀込高樹 | キリンジ・冨田恵一 | 週末ならギアをハイに入れて 君とゆこう 雨の日のバイパス スムースな恋のヒール アンド トウ 踊ろう 小粋に右折 とびだしたよ、馬鹿な! ザクロを跳ねたら知らぬ存ぜぬで済むと思うな 逃げろよ、さあ どこへ行くのなんて聞くなよ 打ちやっておけよ 今は 犬がわめく 虚ろに響く遠くのサイレンからまわりする はずれたタガ 罪と罰を越えて 隣の彼、なぜかしらご陽気 可愛い愛車が生き血を欲しがる 呪われている? ヒヨコたちの列がぁ!! ザクロを跳ねたら知らぬ存ぜぬで済むと思うな 逃げろよ、さあ どこへ行くの?なんて聞くなよ 打ちやっておけよ、今は 犬がわめく ひときわ目立つ黄色い傘がからまわりする 君をさらう赤目のミッドナイトランブラー 引き返して欲しいかい?イヤだね 流れ弾がはじけてわななくベイビー 豪雨に抱かれたら声は届かない キスの下手な女 黙れよ!口封じをしようか? 指が締まる どこから来たとか行くとか打ちやっておくよ、今は 悪い夢さ 虚ろに響く遠くのサイレン からまわり |
牡牛座ラプソディこれみよがしのガチガチビバッパー 果ては、小股もシャープな清らかなシスター 低く翔ぶ遊撃手はいなせななり 朝からやけに賑わしい うわさが魔都に集まれば 男の晩歌で尻を拭く奴、俺は はにかみまぎれにギターを破る ここはひとつ、高笑いで飛躍としよう 朝からコントではずむよ あらすじ読んで深呼吸 赤いシャツのバッファロー! 「四の五の言うなよ、来やれ!」笑う鰐とバッファロー! 「二も一もないさ、消えろ!」躍る熊とバッファロー! 「彼にバレたら、居直れ!」 泡の罠はラプソディ ベリィロールで大見得きれ! 羽毛より軽い骨をもつ奴、俺は 血の売り買いを手早く済ます 顎が鳴る つばきが飛ぶ 金が唸る 采をふる手も麗しい 本当と嘘の匙加減 赤いシャツのバッファロー! 「四の五の言うなよ、来やれ!」笑う鰐とバッファロー! 「二も一もないさ、消えろ!」躍る熊とバッファロー! 「彼にバレたら、居直れ!」 泡の罠はラプソディ ベリィロールで大見得きれ! 赤いシャツのバッファロー! 「四の五の言うなよ、来やれ!」笑う鰐とバッファロー! 「二も一もないさ、消えろ!」躍る熊とバッファロー! 「彼にバレたら、居直れ!」猛り立てばバッファロー! 「四の五の言うなよ、来やれ!」 周りぜんぶバッファロー! 「彼にバレたら、居直れ!」 泡の罠はラプソディ ベリィロールで大見得きれ! | キリンジ | 堀込高樹 | キリンジ | キリンジ・冨田恵一 | これみよがしのガチガチビバッパー 果ては、小股もシャープな清らかなシスター 低く翔ぶ遊撃手はいなせななり 朝からやけに賑わしい うわさが魔都に集まれば 男の晩歌で尻を拭く奴、俺は はにかみまぎれにギターを破る ここはひとつ、高笑いで飛躍としよう 朝からコントではずむよ あらすじ読んで深呼吸 赤いシャツのバッファロー! 「四の五の言うなよ、来やれ!」笑う鰐とバッファロー! 「二も一もないさ、消えろ!」躍る熊とバッファロー! 「彼にバレたら、居直れ!」 泡の罠はラプソディ ベリィロールで大見得きれ! 羽毛より軽い骨をもつ奴、俺は 血の売り買いを手早く済ます 顎が鳴る つばきが飛ぶ 金が唸る 采をふる手も麗しい 本当と嘘の匙加減 赤いシャツのバッファロー! 「四の五の言うなよ、来やれ!」笑う鰐とバッファロー! 「二も一もないさ、消えろ!」躍る熊とバッファロー! 「彼にバレたら、居直れ!」 泡の罠はラプソディ ベリィロールで大見得きれ! 赤いシャツのバッファロー! 「四の五の言うなよ、来やれ!」笑う鰐とバッファロー! 「二も一もないさ、消えろ!」躍る熊とバッファロー! 「彼にバレたら、居直れ!」猛り立てばバッファロー! 「四の五の言うなよ、来やれ!」 周りぜんぶバッファロー! 「彼にバレたら、居直れ!」 泡の罠はラプソディ ベリィロールで大見得きれ! |
まぶしがりや冬の陽がフィルムのように薄い 氷の上で跳ねれば 眩しげ 君はまつげを閉じて 手をかざして笑う 洗いざらい 話せる日がくるかな 詮索しなくていいのさ ごめんよ そんなことがあったとしか 今は言えない 言えない 君の指の冷たさを感じていたい このまま 胸の奥のためらい傷 忘れるほどの いとしさが満ちてくる 夕暮れる部屋の中で 静かに醸し出される夢 街の灯 ヘッドライトの渦の中に かけがえのないものを見つけたい 滲んだ星を数えてる 君は まぶしがりや なんだな 君の指の冷たさを感じていたい このまま 胸の奥のためらい傷 忘れるほどの いとしさが満ちてくる みんなそう ひとりぼっちのふたり 暗夜に飛ぶ鳥さ 街の灯 サーチライトの天河 かけがえのないものを見つけては 見失なったりしてるのさ いつも まぶしがりや なんだな まぶしがりや だからさ | キリンジ | 堀込高樹 | 堀込高樹 | 堀込高樹 | 冬の陽がフィルムのように薄い 氷の上で跳ねれば 眩しげ 君はまつげを閉じて 手をかざして笑う 洗いざらい 話せる日がくるかな 詮索しなくていいのさ ごめんよ そんなことがあったとしか 今は言えない 言えない 君の指の冷たさを感じていたい このまま 胸の奥のためらい傷 忘れるほどの いとしさが満ちてくる 夕暮れる部屋の中で 静かに醸し出される夢 街の灯 ヘッドライトの渦の中に かけがえのないものを見つけたい 滲んだ星を数えてる 君は まぶしがりや なんだな 君の指の冷たさを感じていたい このまま 胸の奥のためらい傷 忘れるほどの いとしさが満ちてくる みんなそう ひとりぼっちのふたり 暗夜に飛ぶ鳥さ 街の灯 サーチライトの天河 かけがえのないものを見つけては 見失なったりしてるのさ いつも まぶしがりや なんだな まぶしがりや だからさ |
イカロスの末裔暮れゆく空の神は甘いアルトのキャプテン スムースな離陸に拍手 靴が鳴る 胸踊る これで浮世としばしのお別れさ ブギ・ウギ・ウィッキー! 心に弾みがついたら 胸を張れ 腕を振れ この旅客機に蒼くて仄暗いダンスフロアがあればね 可愛い女の子 キスを見舞うぜ ベイビ 今だ、さあ イカロスの末裔達の御一行 ハイになりたいやつら 遠くまで飛べるかな? 墜ちる術なら皆んな心得てる イカロスの末裔達の御一行 恋に焦がされっちまう ほうき星に願いを! 闇の中に浮かびあがるリンゴを見つけられたらいいね 高飛びをもくろむ男とグルメな猫 スマートな田舎紳士と若い連れ 長い爪 日毎夜毎 弱くなる磁力に浮き足立つのはもっともだね 御両人はマニア!? パンツは脱いじゃダメ、今は、まだ! イカロスの末裔達の御一行 ないものねだるやつら 遠くまで飛べるかな? 墜ちる術なら皆んな心得てる イカロスの末裔達の御一行 あるところにはあるさ ほうき星に願いを! 闇の中に浮かびあがるリンゴを見つけられたらいいね ジャンボジェットの胃袋の中でディナー 遅まきながらのヴァカンス ボルトを抜いといた This is the 君に贈るスーヴェニール! イカロスの末裔達の御一行 恋に焦がされっちまう 遠くまで飛べるかな? 墜ちる術なら皆んな心得てる 空から降りそそぐ音楽は圏外からのエアメール ほうき星に願いを! 胸の中に仕舞い込んだリンゴが腐ってなければいいね | キリンジ | 堀込高樹 | 堀込高樹 | キリンジ・冨田恵一 | 暮れゆく空の神は甘いアルトのキャプテン スムースな離陸に拍手 靴が鳴る 胸踊る これで浮世としばしのお別れさ ブギ・ウギ・ウィッキー! 心に弾みがついたら 胸を張れ 腕を振れ この旅客機に蒼くて仄暗いダンスフロアがあればね 可愛い女の子 キスを見舞うぜ ベイビ 今だ、さあ イカロスの末裔達の御一行 ハイになりたいやつら 遠くまで飛べるかな? 墜ちる術なら皆んな心得てる イカロスの末裔達の御一行 恋に焦がされっちまう ほうき星に願いを! 闇の中に浮かびあがるリンゴを見つけられたらいいね 高飛びをもくろむ男とグルメな猫 スマートな田舎紳士と若い連れ 長い爪 日毎夜毎 弱くなる磁力に浮き足立つのはもっともだね 御両人はマニア!? パンツは脱いじゃダメ、今は、まだ! イカロスの末裔達の御一行 ないものねだるやつら 遠くまで飛べるかな? 墜ちる術なら皆んな心得てる イカロスの末裔達の御一行 あるところにはあるさ ほうき星に願いを! 闇の中に浮かびあがるリンゴを見つけられたらいいね ジャンボジェットの胃袋の中でディナー 遅まきながらのヴァカンス ボルトを抜いといた This is the 君に贈るスーヴェニール! イカロスの末裔達の御一行 恋に焦がされっちまう 遠くまで飛べるかな? 墜ちる術なら皆んな心得てる 空から降りそそぐ音楽は圏外からのエアメール ほうき星に願いを! 胸の中に仕舞い込んだリンゴが腐ってなければいいね |
十四時過ぎのカゲロウ水辺の生き物 だから陸では生きてゆけない 気がしている 飛び込み台に立った瞬間に 僕が僕であるということを 忘れられるんだ ロッカールームの薄暗がりで シャツを脱いで 密かに生まれ変わるのさ 欲しいものは見えている 水の中に漂っている ぼくの身体だけが知っている All I want is just truth 小麦色の肌を滑る 水飛沫の行方を教えてよ、女子! ひたすらに泳いだ後は 筋肉の翅が生えている 赤い背中に 夕陽の中で考えている 明日の朝に 世界は脱皮するのかと 欲しいものは見えている 水の中に僕の影を追う 捕まえたと思えば逃げてる All I want is just truth 十四時過ぎの陽炎 プールサイドは地獄より熱く 水を切り裂く音だけが 響きわたる夏 欲しいものは見えている 水の中に僕の影を追う 捕まえたと思えば逃げてる All I want is just truth 欲しいものは見えている 水の中に漂ってるぜ 僕の身体だけが知っている All I want is just truth 心ならもう決まってる 僕の前を僕の影が往く 遠く遠く遠く遠く 遠く果てる日まで ああ、泳ぐだけさ | キリンジ | 堀込高樹 | 堀込泰行 | 冨田恵一・堀込高樹・堀込泰行 | 水辺の生き物 だから陸では生きてゆけない 気がしている 飛び込み台に立った瞬間に 僕が僕であるということを 忘れられるんだ ロッカールームの薄暗がりで シャツを脱いで 密かに生まれ変わるのさ 欲しいものは見えている 水の中に漂っている ぼくの身体だけが知っている All I want is just truth 小麦色の肌を滑る 水飛沫の行方を教えてよ、女子! ひたすらに泳いだ後は 筋肉の翅が生えている 赤い背中に 夕陽の中で考えている 明日の朝に 世界は脱皮するのかと 欲しいものは見えている 水の中に僕の影を追う 捕まえたと思えば逃げてる All I want is just truth 十四時過ぎの陽炎 プールサイドは地獄より熱く 水を切り裂く音だけが 響きわたる夏 欲しいものは見えている 水の中に僕の影を追う 捕まえたと思えば逃げてる All I want is just truth 欲しいものは見えている 水の中に漂ってるぜ 僕の身体だけが知っている All I want is just truth 心ならもう決まってる 僕の前を僕の影が往く 遠く遠く遠く遠く 遠く果てる日まで ああ、泳ぐだけさ |
君の胸に抱かれたい逃げ去る恋をつかまえた 君をこの腕でつつみたいんだ 愛されんだ そうだよ 夢じゃないのさ ほおづきをほおばる君の頬に 僕は感じる さよならの国 くちづけの街に生きる 恋する二人は家なき子 拠る辺なさなんてのは いつものことだろ 陽のあたる大通りに 誓うよ どこへも行かないと 君をこの腕でつつみたいんだ 愛されんだ そうだよ 夢じゃないのさ 君のその胸に抱かれたい つよく よわく きつく 旅の途中で 僕らはみんな迷子になって “夢の島”まであとどのくらい? 街はタールの闇におおわれて 誘蛾灯をたよりに Chim Chim Cher-Ee ネオンの屋根から 君の名を大きく叫びたいんだ 愛されんだ そうだよ 夢じゃないのさ 君のその胸に抱かれたい つよく よわく きつく Baby Blue Jean 泣かないで どうか 水をかぶろう 裸になるよ 身に憶えのない思い出に しがみついていても 虚しくなるばかり 掠めた星の数を競うのかい? 逃げ去る恋をつかまえた 君をこの腕でつつみたいんだ Silly Love Song どうしたの? 茶化してないさ 君のその胸に抱かれたいよ 甘やかな身体 誓うよ どこへも行かないと 君をこの腕でつつみたいんだ 負けたよ 大きな赤ちゃん 見たよ 君は泣くふりも素敵だ 姿のいいひとよ | キリンジ | 堀込高樹 | 堀込高樹 | キリンジ・冨田恵一 | 逃げ去る恋をつかまえた 君をこの腕でつつみたいんだ 愛されんだ そうだよ 夢じゃないのさ ほおづきをほおばる君の頬に 僕は感じる さよならの国 くちづけの街に生きる 恋する二人は家なき子 拠る辺なさなんてのは いつものことだろ 陽のあたる大通りに 誓うよ どこへも行かないと 君をこの腕でつつみたいんだ 愛されんだ そうだよ 夢じゃないのさ 君のその胸に抱かれたい つよく よわく きつく 旅の途中で 僕らはみんな迷子になって “夢の島”まであとどのくらい? 街はタールの闇におおわれて 誘蛾灯をたよりに Chim Chim Cher-Ee ネオンの屋根から 君の名を大きく叫びたいんだ 愛されんだ そうだよ 夢じゃないのさ 君のその胸に抱かれたい つよく よわく きつく Baby Blue Jean 泣かないで どうか 水をかぶろう 裸になるよ 身に憶えのない思い出に しがみついていても 虚しくなるばかり 掠めた星の数を競うのかい? 逃げ去る恋をつかまえた 君をこの腕でつつみたいんだ Silly Love Song どうしたの? 茶化してないさ 君のその胸に抱かれたいよ 甘やかな身体 誓うよ どこへも行かないと 君をこの腕でつつみたいんだ 負けたよ 大きな赤ちゃん 見たよ 君は泣くふりも素敵だ 姿のいいひとよ |
雨を見くびるなあぁ、口づけで責めてみても カエルの面にシャンパンか 舌を噛むなんてヒドいな ご挨拶じゃないか みろ、曖昧な笑みが浮かぶ あらかじめの嘘の果てか? まばたきがいやに少ないぜ 悪意の波長は荒れ模様 街の灯が水に滲(にじ)んでゆく 「夜中には止む」 この雨を見くびるな みぞおちを蝕んでゆくだろう 深く深く 二人はいさかいのポーズのまま 裏腹の筋を違えた 逆さ言葉で逆撫でて 夜は軋みをたてる 秘密と嘘のゲームは 昔の歌でけりがつく 化粧は静かに雪崩れて 悪意の波長は荒れ模様 街の灯が水に滲(にじ)んでゆく 「夜中には止む」 この雨を見くびるな みぞおちを蝕んでゆくだろう 深く深く もう、憂鬱はいつものように 優しく包んでくれやしない 低い温度でゆっくりと 僕らは火傷をしたんだ 街の灯が水に滲(にじ)んでゆく 「夜中には止む」 この雨を見くびるな みぞおちを蝕んでゆくだろう 深く深く 雨を見くびるな 街の灯が水に滲(にじ)んでゆく 「夜中には止む」 この雨を見くびるな みぞおちを蝕んでゆくだろう 深く深く 雨を見くびるな この雨を見くびるな | キリンジ | 堀込高樹 | 堀込高樹 | キリンジ・冨田恵一 | あぁ、口づけで責めてみても カエルの面にシャンパンか 舌を噛むなんてヒドいな ご挨拶じゃないか みろ、曖昧な笑みが浮かぶ あらかじめの嘘の果てか? まばたきがいやに少ないぜ 悪意の波長は荒れ模様 街の灯が水に滲(にじ)んでゆく 「夜中には止む」 この雨を見くびるな みぞおちを蝕んでゆくだろう 深く深く 二人はいさかいのポーズのまま 裏腹の筋を違えた 逆さ言葉で逆撫でて 夜は軋みをたてる 秘密と嘘のゲームは 昔の歌でけりがつく 化粧は静かに雪崩れて 悪意の波長は荒れ模様 街の灯が水に滲(にじ)んでゆく 「夜中には止む」 この雨を見くびるな みぞおちを蝕んでゆくだろう 深く深く もう、憂鬱はいつものように 優しく包んでくれやしない 低い温度でゆっくりと 僕らは火傷をしたんだ 街の灯が水に滲(にじ)んでゆく 「夜中には止む」 この雨を見くびるな みぞおちを蝕んでゆくだろう 深く深く 雨を見くびるな 街の灯が水に滲(にじ)んでゆく 「夜中には止む」 この雨を見くびるな みぞおちを蝕んでゆくだろう 深く深く 雨を見くびるな この雨を見くびるな |
悪玉足に科せられたチェーン 白く光るコロシアム 異教徒のごとく礫(つぶて)を投げられて 勝つことを許されない二流で無名の悪玉(ヒール) 反則負けこそが最高の名誉 打ちのめされたこの背中を 息子のお前もさげすむのかい 今宵こそ、見てろよ 高らかに鳴るテーマと決めぜりふ “破壊の神シヴァよ、血の雨を降らせ給うれ!” 熱い汗をまとい凍える魂と 引き際を鮮やかにする哀しい知恵 吹っ切れたならば俺は自由 これは因縁のカード リベンジを狙う悪玉(ヒール) 花束も凶器も もはや要らないぜ 捨て身の奴に負けはしない 守るべきものが俺にはあるんだ このラストスタンドに 高らかに鳴るテーマと決めぜりふ “破壊の神シヴァよ、血の雨を降らせ給うれ!” 冷酷なこの世から目をそらすな 未だかつてない悪意を魅せてやる 振り切れ、今こそ俺は自由 「マイクよこせ、早く!」 バランスの奇蹟でホールして 明日の一面を派手に飾ろう 捨て身の奴に負けはしない 守るべきものが俺にはあるんだ このラストスタンドに 高らかに鳴るテーマと決めぜりふ “破壊の神シヴァよ、血の雨をふらせ給うれ!” 冷酷なこの世から目をそらすな このイカサマ試合を出し抜いてやる 興業主(プロモーター)らは席を立つ 罵声うず巻く中に お前の無垢なる笑顔を見い出すのだ 「マイクよこせ、早く!」 | キリンジ | 堀込高樹 | 堀込高樹 | キリンジ・冨田恵一 | 足に科せられたチェーン 白く光るコロシアム 異教徒のごとく礫(つぶて)を投げられて 勝つことを許されない二流で無名の悪玉(ヒール) 反則負けこそが最高の名誉 打ちのめされたこの背中を 息子のお前もさげすむのかい 今宵こそ、見てろよ 高らかに鳴るテーマと決めぜりふ “破壊の神シヴァよ、血の雨を降らせ給うれ!” 熱い汗をまとい凍える魂と 引き際を鮮やかにする哀しい知恵 吹っ切れたならば俺は自由 これは因縁のカード リベンジを狙う悪玉(ヒール) 花束も凶器も もはや要らないぜ 捨て身の奴に負けはしない 守るべきものが俺にはあるんだ このラストスタンドに 高らかに鳴るテーマと決めぜりふ “破壊の神シヴァよ、血の雨を降らせ給うれ!” 冷酷なこの世から目をそらすな 未だかつてない悪意を魅せてやる 振り切れ、今こそ俺は自由 「マイクよこせ、早く!」 バランスの奇蹟でホールして 明日の一面を派手に飾ろう 捨て身の奴に負けはしない 守るべきものが俺にはあるんだ このラストスタンドに 高らかに鳴るテーマと決めぜりふ “破壊の神シヴァよ、血の雨をふらせ給うれ!” 冷酷なこの世から目をそらすな このイカサマ試合を出し抜いてやる 興業主(プロモーター)らは席を立つ 罵声うず巻く中に お前の無垢なる笑顔を見い出すのだ 「マイクよこせ、早く!」 |
双子座グラフィティあぁ君は月明りと はしゃいでるマーメイドさ 長いその腕で 思いのたけを放ち 眠れない夜に謳歌を蒔いて行く 誰かのファンファーレも 流すポーカーフェイスさ 白い手のひらは 僕の膝を滑り出し その先の闇も映画の街へと 変えてしまうようさ 夢で逢うきりと僕らは メロディの鳴るような恋をした あぁハリウッド くたばれ! さぁブロードウェイと 海岸、夜、満月 踊る僕らの生理は ひどく鮮やかな パノラマを産み落とし トンネルに並ぶ聖火を見るたび 吠えるヴァンパイヤさ 海で逢うきりと二人は 双子座(ジェミニ)も 照れるような恋をした ハーバーライトきらめき クライ・ベイビー・クライ! あぁ遠い彼岸へ向かう 僕らのクーペは 誰も止められないさ 誰も止めやしないのさ カーテンコールから昇る 陽を仰ぐだろう アドリブをぬけた テーマに沸くだろう シュワキマセリだろう 夢で逢うきりと僕らは メロディの鳴るような恋をした あぁハリウッド くたばれ! さぁブロードウェイと 海で逢うきりと二人は 双子座(ジェミニ)も 照れるような恋をした ハーバーライトきらめき クライ・ベイビー・クライ! | キリンジ | 堀込泰行 | 堀込泰行 | キリンジ・冨田恵一 | あぁ君は月明りと はしゃいでるマーメイドさ 長いその腕で 思いのたけを放ち 眠れない夜に謳歌を蒔いて行く 誰かのファンファーレも 流すポーカーフェイスさ 白い手のひらは 僕の膝を滑り出し その先の闇も映画の街へと 変えてしまうようさ 夢で逢うきりと僕らは メロディの鳴るような恋をした あぁハリウッド くたばれ! さぁブロードウェイと 海岸、夜、満月 踊る僕らの生理は ひどく鮮やかな パノラマを産み落とし トンネルに並ぶ聖火を見るたび 吠えるヴァンパイヤさ 海で逢うきりと二人は 双子座(ジェミニ)も 照れるような恋をした ハーバーライトきらめき クライ・ベイビー・クライ! あぁ遠い彼岸へ向かう 僕らのクーペは 誰も止められないさ 誰も止めやしないのさ カーテンコールから昇る 陽を仰ぐだろう アドリブをぬけた テーマに沸くだろう シュワキマセリだろう 夢で逢うきりと僕らは メロディの鳴るような恋をした あぁハリウッド くたばれ! さぁブロードウェイと 海で逢うきりと二人は 双子座(ジェミニ)も 照れるような恋をした ハーバーライトきらめき クライ・ベイビー・クライ! |
アルカディア滲むキラ星 響く靴底のブルース ついて出る言葉は 放たれて意味へ急ぐ 光るやいなや 消える彗星のコース 満月を射止めて 血にうえた僕は笑う 迫り来るあの明日が 消えてゆく昨日より魅せたら テンポの乱れた風、風 冬の宇宙も焦がす 指で描いた 回る空っ風のループ 手のひらに浮かべて 息切れた都市に見舞う 背で見るあの明日が 悲しみを彩ってみせたら 永遠と刹那のカフェ・オ・レ 冬の空を満たす 迫り来るあの明日が 消えてゆく昨日より魅せたら テンポの乱れた風、風 冬の宇宙も焦がす ほら、もう空が開く | キリンジ | 堀込泰行 | 堀込泰行 | 冨田恵一 | 滲むキラ星 響く靴底のブルース ついて出る言葉は 放たれて意味へ急ぐ 光るやいなや 消える彗星のコース 満月を射止めて 血にうえた僕は笑う 迫り来るあの明日が 消えてゆく昨日より魅せたら テンポの乱れた風、風 冬の宇宙も焦がす 指で描いた 回る空っ風のループ 手のひらに浮かべて 息切れた都市に見舞う 背で見るあの明日が 悲しみを彩ってみせたら 永遠と刹那のカフェ・オ・レ 冬の空を満たす 迫り来るあの明日が 消えてゆく昨日より魅せたら テンポの乱れた風、風 冬の宇宙も焦がす ほら、もう空が開く |
癇癪と色気好きさと放ってすぐに蠢めく僕の指は 花をあしらった賄賂贈る、君に 悠然としたフォルムで ヨーグルトなんぞ嗜んでる 鞄の中で一晩過ごした後 踵(きびす)をかえして街へと浮かぶ こむら返りもそのままにして 手繰(たぐ)って なぞって 掠(かす)って 閃(ひらめ)く春 弄(いじ)って 嬲(なぶ)って 舐(ねぶ)って しくじる夏 言いそびれたこと思い出してまた歌う 巡ってまた来る二人が瞬く間に 昼から星眺めて 花束食べて寝て 目覚めたなりの挨拶する、しない この気の許せない世界 気のおけない誰かに出会うのさ 微笑みの形に似た口元から こぼれ出るクリシェのクリシェ2乗 気焔を吐いても 息爽やか 穿(うが)って 日和(ひよ)って 噛って 罵(ののし)る秋 祈って 光って 叶って 漲(みなぎ)る冬 赤いエゴの実がはらむ癇癪と色気 出会って別れる光がはためく間に ライ ラララライ ライ ライ ラ… 手繰(たぐ)って なぞって 掠(かす)って 閃(ひらめ)く春 弄(いじ)って 嬲(なぶ)って 舐(ねぶ)って しくじる夏 言いそびれたこと思い出してまた歌う 巡ってまた来る二人が瞬く間に 穿(うが)って 日和(ひよ)って 噛って 罵(ののし)る秋 祈って 光って 叶って 漲(みなぎ)る冬 赤いエゴの実がはらむ癇癪と色気 出会って別れる光がはためく間に ラララ ラララ 赤いエゴの実がはらむ癇癪と色気 出会って別れる光がはためく間に 出会って別れる光がはためく間に ライ ラララライ ライ ライ ラ… | キリンジ | 堀込高樹 | 堀込高樹 | キリンジ・冨田恵一 | 好きさと放ってすぐに蠢めく僕の指は 花をあしらった賄賂贈る、君に 悠然としたフォルムで ヨーグルトなんぞ嗜んでる 鞄の中で一晩過ごした後 踵(きびす)をかえして街へと浮かぶ こむら返りもそのままにして 手繰(たぐ)って なぞって 掠(かす)って 閃(ひらめ)く春 弄(いじ)って 嬲(なぶ)って 舐(ねぶ)って しくじる夏 言いそびれたこと思い出してまた歌う 巡ってまた来る二人が瞬く間に 昼から星眺めて 花束食べて寝て 目覚めたなりの挨拶する、しない この気の許せない世界 気のおけない誰かに出会うのさ 微笑みの形に似た口元から こぼれ出るクリシェのクリシェ2乗 気焔を吐いても 息爽やか 穿(うが)って 日和(ひよ)って 噛って 罵(ののし)る秋 祈って 光って 叶って 漲(みなぎ)る冬 赤いエゴの実がはらむ癇癪と色気 出会って別れる光がはためく間に ライ ラララライ ライ ライ ラ… 手繰(たぐ)って なぞって 掠(かす)って 閃(ひらめ)く春 弄(いじ)って 嬲(なぶ)って 舐(ねぶ)って しくじる夏 言いそびれたこと思い出してまた歌う 巡ってまた来る二人が瞬く間に 穿(うが)って 日和(ひよ)って 噛って 罵(ののし)る秋 祈って 光って 叶って 漲(みなぎ)る冬 赤いエゴの実がはらむ癇癪と色気 出会って別れる光がはためく間に ラララ ラララ 赤いエゴの実がはらむ癇癪と色気 出会って別れる光がはためく間に 出会って別れる光がはためく間に ライ ラララライ ライ ライ ラ… |
グッデイ・グッバイレイディ 張り手うって逃げた大通りを デイドリーム もて余して坊やは風船を放つ そうさ アルバイトがビラを配り 学生がはしゃぐ午後 花盛った街で グッデイ 誰か さぁ僕と グッバイ 話さないか らららららら… 歌う号外さ グッデイ 見知らぬ人なら グッバイ 誰でもいいのさ ねぇ、お喋りを いいだろ? ドライバー 鳴らすクラクションも色とりどりで 道路を渡りきって 老婆はフーテンと笑う そうさ 赤信号と胸騒ぎが 街をくすぐる午後 鼻唄はブルーさ グッデイ 誰か さぁ僕と グッバイ 話さないか らららららら… 歌う号外さ グッデイ 見知らぬ人なら グッバイ 誰でもいいのさ ねぇ、お喋りを いいだろ? 地下鉄は袋小路で終点 真夜中のつぶやきは フレーズだけが鋭っては トンネルを削り 爪が痩せてく そうさ肩透かしの向かい風に 背中を流す午後 鼻唄とブルーズマン グッデイ 誰か さぁ僕と グッバイ 話さないか らららららら… 遠く風船が グッデイ 見知らぬ人なら グッバイ 誰でもいいのさ ねぇ、お喋りを いいだろ? グッデイ 誰か さぁ僕と グッバイ 話さないか らららららら… 歌う号外さ グッデイ 見知らぬ人なら グッバイ 誰でもいいのさ ねぇ、お喋りを いいだろ? | キリンジ | 堀込泰行 | キリンジ | キリンジ・冨田恵一 | レイディ 張り手うって逃げた大通りを デイドリーム もて余して坊やは風船を放つ そうさ アルバイトがビラを配り 学生がはしゃぐ午後 花盛った街で グッデイ 誰か さぁ僕と グッバイ 話さないか らららららら… 歌う号外さ グッデイ 見知らぬ人なら グッバイ 誰でもいいのさ ねぇ、お喋りを いいだろ? ドライバー 鳴らすクラクションも色とりどりで 道路を渡りきって 老婆はフーテンと笑う そうさ 赤信号と胸騒ぎが 街をくすぐる午後 鼻唄はブルーさ グッデイ 誰か さぁ僕と グッバイ 話さないか らららららら… 歌う号外さ グッデイ 見知らぬ人なら グッバイ 誰でもいいのさ ねぇ、お喋りを いいだろ? 地下鉄は袋小路で終点 真夜中のつぶやきは フレーズだけが鋭っては トンネルを削り 爪が痩せてく そうさ肩透かしの向かい風に 背中を流す午後 鼻唄とブルーズマン グッデイ 誰か さぁ僕と グッバイ 話さないか らららららら… 遠く風船が グッデイ 見知らぬ人なら グッバイ 誰でもいいのさ ねぇ、お喋りを いいだろ? グッデイ 誰か さぁ僕と グッバイ 話さないか らららららら… 歌う号外さ グッデイ 見知らぬ人なら グッバイ 誰でもいいのさ ねぇ、お喋りを いいだろ? |
千年紀末に降る雪は戸惑いに泣く子供らと嘲笑う大人と 恋人はサンタクロース 意外と背は低い 悲しげな善意の使者よ あいつの孤独の深さに誰も手を伸ばさない 歩行者天国 そこはソリなんて無理 横切ろうとするなんて気は確かかい? 「赤いオニがきたよ」と洒落てみるか 遅れてここに来たその訳さえ言わない 気弱なその真心は哀れを誘う 永久凍土の底に愛がある 玩具と引き替えに何を貰う? My Old Friend、慰みに真っ赤な柊の実をひとつどうぞ さあ、どうぞ 砂漠に水を蒔くなんておかしな男さ 「ごらん、神々を 祭りあげた歌も、貶める言葉も今は尽きた。」 千年紀末の雪に独り語ちた 君が待つのは世界の良い子の手紙 君の暖炉の火を守る人はいない 永久凍土の底に愛がある 玩具と引き替えに何を貰う? My Old Friend、慰みに真っ赤な柊の実をひとつどうぞ さあ、どうぞ 帝都随一のサウンドシステム 響かせて 摩天楼は夜に香る化粧瓶 千年紀末の雪! 嗚呼、東京の空を飛ぶ夢をみたよ 君が待つのは世界の良い子の手紙 君の暖炉の火を守る人はいない この永久凍土も溶ける日がくる 玩具と引き替えに都市が沈む My Old Friend、慰みに真っ赤な柊の実をひとつどうぞ 知らない街のホテルで静かに食事 遊ばないかと少女の娼婦が誘う 冷たい枕の裏に愛がある 夜風を遠く聞く 歯を磨く My Old Friend、慰みに真っ赤な柊の実をひとつどうぞ さあ、どうぞ | キリンジ | 堀込高樹 | 堀込高樹 | 冨田恵一 | 戸惑いに泣く子供らと嘲笑う大人と 恋人はサンタクロース 意外と背は低い 悲しげな善意の使者よ あいつの孤独の深さに誰も手を伸ばさない 歩行者天国 そこはソリなんて無理 横切ろうとするなんて気は確かかい? 「赤いオニがきたよ」と洒落てみるか 遅れてここに来たその訳さえ言わない 気弱なその真心は哀れを誘う 永久凍土の底に愛がある 玩具と引き替えに何を貰う? My Old Friend、慰みに真っ赤な柊の実をひとつどうぞ さあ、どうぞ 砂漠に水を蒔くなんておかしな男さ 「ごらん、神々を 祭りあげた歌も、貶める言葉も今は尽きた。」 千年紀末の雪に独り語ちた 君が待つのは世界の良い子の手紙 君の暖炉の火を守る人はいない 永久凍土の底に愛がある 玩具と引き替えに何を貰う? My Old Friend、慰みに真っ赤な柊の実をひとつどうぞ さあ、どうぞ 帝都随一のサウンドシステム 響かせて 摩天楼は夜に香る化粧瓶 千年紀末の雪! 嗚呼、東京の空を飛ぶ夢をみたよ 君が待つのは世界の良い子の手紙 君の暖炉の火を守る人はいない この永久凍土も溶ける日がくる 玩具と引き替えに都市が沈む My Old Friend、慰みに真っ赤な柊の実をひとつどうぞ 知らない街のホテルで静かに食事 遊ばないかと少女の娼婦が誘う 冷たい枕の裏に愛がある 夜風を遠く聞く 歯を磨く My Old Friend、慰みに真っ赤な柊の実をひとつどうぞ さあ、どうぞ |
祈れ呪うな風に煽られて躍る新聞紙 本当のことが誰にも判らない 「トゥギャザーしようぜ、土下座させようぜ」って 知ってたくせに騙されたとわめくか やましさのタトゥー刻みつけて とこしえに背負っていくパレードよ 祈れ 呪うな あれは荒ぶる神だぜ ああ、怖い 吹き飛ぶ屋根が 祈れ 鎮まれ 眠れ 荒ぶる神よ ああ ああ 凄いな 真っ赤だ 空が 空が落ちるかも 地獄の釜を焚く神の火で 仕事は増える 暮らしは潤う それは昨日まで信じてたデイドリーム 起きろよ ラララ アトムの子らよ 黙れ 呪うな あれは恵みの神だぜ ああ こっちは水が甘いぞ 泣けど 笑えど それが恵みの神だね ああ 白い小さな舟が静かな海を往く 祈れ 鎮まれ 眠れ 荒ぶる神よ さあさ さあさ 葬れ そっちはどうだ (どうでもいいさ) あっちはいいぞ (水が甘いぞ) 千年に一度だけの祝祭 | キリンジ | 堀込高樹 | 堀込高樹 | | 風に煽られて躍る新聞紙 本当のことが誰にも判らない 「トゥギャザーしようぜ、土下座させようぜ」って 知ってたくせに騙されたとわめくか やましさのタトゥー刻みつけて とこしえに背負っていくパレードよ 祈れ 呪うな あれは荒ぶる神だぜ ああ、怖い 吹き飛ぶ屋根が 祈れ 鎮まれ 眠れ 荒ぶる神よ ああ ああ 凄いな 真っ赤だ 空が 空が落ちるかも 地獄の釜を焚く神の火で 仕事は増える 暮らしは潤う それは昨日まで信じてたデイドリーム 起きろよ ラララ アトムの子らよ 黙れ 呪うな あれは恵みの神だぜ ああ こっちは水が甘いぞ 泣けど 笑えど それが恵みの神だね ああ 白い小さな舟が静かな海を往く 祈れ 鎮まれ 眠れ 荒ぶる神よ さあさ さあさ 葬れ そっちはどうだ (どうでもいいさ) あっちはいいぞ (水が甘いぞ) 千年に一度だけの祝祭 |
雨は毛布のように雨が豪雨になって 雨がもうずっと ケンカにも飽きる あの雲に飽きる 僕らはとりあえず 雨宿りを止めた 沈黙をやぶり 鉛色の粒の中へ どしゃぶりの町はとても綺麗で いつの間にか子供になっていた 高鳴るビートに弾もう この確かなヒートを燃やそう バシャっと蹴散らし さぁ踊るように歩いてこう ざーざー雨はクールな調べ ずぶ濡れて僕らは笑う 慣れっこなはずの行為が 同じ路地を飾るよ ふざけてもいいかい 仲直りがしたいんだ 雨は毛布のように この僕らを包む 街路樹に はしゃぎ 排水口に唾を吐いた どしゃぶりの中で手に入れたもの 濡れたパンツと君の笑顔さ 高鳴るビートに弾もう この確かなヒートを燃やそう バシャっと蹴散らし さぁ 踊るように歩いていこう ざーざー雨はクールな調べ ずぶ濡れて僕らは笑う 慣れっこなはずの行為が 同じ路地を飾るよ ふざけてもいいかい 仲直りの証さ なぜか涙がこぼれて 高鳴るビートに弾もう この確かなヒートを 燃やそう バシャっと蹴散らし さぁ 踊るように歩いてこう ざーざー雨はクールな調べ ずぶぬれて僕らは思う 慣れっこなはずの行為が 同じ日々を飾るよ 口付けていいかい 仲直りがしたいんだ | キリンジ | 堀込泰行 | 堀込高樹 | 冨田恵一 | 雨が豪雨になって 雨がもうずっと ケンカにも飽きる あの雲に飽きる 僕らはとりあえず 雨宿りを止めた 沈黙をやぶり 鉛色の粒の中へ どしゃぶりの町はとても綺麗で いつの間にか子供になっていた 高鳴るビートに弾もう この確かなヒートを燃やそう バシャっと蹴散らし さぁ踊るように歩いてこう ざーざー雨はクールな調べ ずぶ濡れて僕らは笑う 慣れっこなはずの行為が 同じ路地を飾るよ ふざけてもいいかい 仲直りがしたいんだ 雨は毛布のように この僕らを包む 街路樹に はしゃぎ 排水口に唾を吐いた どしゃぶりの中で手に入れたもの 濡れたパンツと君の笑顔さ 高鳴るビートに弾もう この確かなヒートを燃やそう バシャっと蹴散らし さぁ 踊るように歩いていこう ざーざー雨はクールな調べ ずぶ濡れて僕らは笑う 慣れっこなはずの行為が 同じ路地を飾るよ ふざけてもいいかい 仲直りの証さ なぜか涙がこぼれて 高鳴るビートに弾もう この確かなヒートを 燃やそう バシャっと蹴散らし さぁ 踊るように歩いてこう ざーざー雨はクールな調べ ずぶぬれて僕らは思う 慣れっこなはずの行為が 同じ日々を飾るよ 口付けていいかい 仲直りがしたいんだ |
スウィートソウル真夜中が今 その目を覚ます 月は静かに 僕らはただ こうして歩こう 満たされるまで 遠い日の線路のように煌めく コールタールの地平の上で 目を閉じ 君と祈れば 溢れ出す あぁ 想いに ハレルヤ! 迷える魂が 風の止み間に あぁ あぁ 遠く吠えるさ 幾つかの 小さな矛盾も こんな夜には 僕や君の 運命(さだめ)を取り巻く 惑星のようさ 一刻の猶予もないこの街で 永久を誓った誰かのグラフィティ 手を取り 抱きしめあえば 溢れ出す あぁ 愛しさに 夜ごと身悶えた魂が 君の鼓動に あぁ あぁ 眠りにつくさ 目を閉じ 星に願いを! 溢れ出す あぁ 想いを! ハレルヤ! 遠吠える魂を! 胸の鼓動を! あぁ あぁ 手を取り 抱きしめあうなら それだけで何も 何もいらない あぁ 君と僕に | キリンジ | 堀込泰行 | 堀込泰行 | | 真夜中が今 その目を覚ます 月は静かに 僕らはただ こうして歩こう 満たされるまで 遠い日の線路のように煌めく コールタールの地平の上で 目を閉じ 君と祈れば 溢れ出す あぁ 想いに ハレルヤ! 迷える魂が 風の止み間に あぁ あぁ 遠く吠えるさ 幾つかの 小さな矛盾も こんな夜には 僕や君の 運命(さだめ)を取り巻く 惑星のようさ 一刻の猶予もないこの街で 永久を誓った誰かのグラフィティ 手を取り 抱きしめあえば 溢れ出す あぁ 愛しさに 夜ごと身悶えた魂が 君の鼓動に あぁ あぁ 眠りにつくさ 目を閉じ 星に願いを! 溢れ出す あぁ 想いを! ハレルヤ! 遠吠える魂を! 胸の鼓動を! あぁ あぁ 手を取り 抱きしめあうなら それだけで何も 何もいらない あぁ 君と僕に |
愛のCoda雨に煙った飛行場はモノクローム 傘を捨ててコートを脱ぐ 銀の翼が唸りをあげ走りだせば 窓をつたう愛のしずく 飛び散った あなたの孤独、その清しさに 心うばわれ 激しく求めた記憶 春の宵 光の夏 途切れたフィルム すべてを覆いかくす雲の上で 静けさに包まれていよう 不様な塗り絵のようなあの街も 花びらに染まってゆくのだろう 今はただ春をやり過ごすだけさ 地の果てで 灼け付く日差し ひるむ背中 立ちつくした 頬をつたう汗をぬぐい踏み出せば 胸の傷から夕陽が溢れて 軋む列車を追いかけて 赤に浸す 青が散る 夜に沈む 星がこぼれた 帰りのチケットを破る意気地も 愛に生きる勇気もない 不様な塗り絵のような人生が 花びらに染まっていたあの夏 今はただ春をやり過ごすだけさ 地の果てで 今でもあなたは探しているの? 醸し出されることのない美酒を 雨に負けぬ花になるというの? やわらかな心を石に変えて 不様な塗り絵のような街でさえ 花びらに染まるというのに 今はただ春をやり過ごすだけ 浅い夢酔えないあなたのように 行き先も理由も持たない 孤独を友として | キリンジ | 堀込高樹 | 堀込高樹 | | 雨に煙った飛行場はモノクローム 傘を捨ててコートを脱ぐ 銀の翼が唸りをあげ走りだせば 窓をつたう愛のしずく 飛び散った あなたの孤独、その清しさに 心うばわれ 激しく求めた記憶 春の宵 光の夏 途切れたフィルム すべてを覆いかくす雲の上で 静けさに包まれていよう 不様な塗り絵のようなあの街も 花びらに染まってゆくのだろう 今はただ春をやり過ごすだけさ 地の果てで 灼け付く日差し ひるむ背中 立ちつくした 頬をつたう汗をぬぐい踏み出せば 胸の傷から夕陽が溢れて 軋む列車を追いかけて 赤に浸す 青が散る 夜に沈む 星がこぼれた 帰りのチケットを破る意気地も 愛に生きる勇気もない 不様な塗り絵のような人生が 花びらに染まっていたあの夏 今はただ春をやり過ごすだけさ 地の果てで 今でもあなたは探しているの? 醸し出されることのない美酒を 雨に負けぬ花になるというの? やわらかな心を石に変えて 不様な塗り絵のような街でさえ 花びらに染まるというのに 今はただ春をやり過ごすだけ 浅い夢酔えないあなたのように 行き先も理由も持たない 孤独を友として |
Drifter交わしたはずのない約束に縛られ 破り棄てようとすれば うしろめたくなるのは何故だ 手巻きの腕時計で 永遠は計れない 虚しさを感じても 手放せない理由がこの胸にある たとえ鬱が夜更けに目覚めて 獣のように襲いかかろうとも 祈りをカラスが引き裂いて 流れ弾の雨が降り注ごうとも この街の空の下 あなたがいるかぎり僕は逃げない 人形の家には人間は棲めない 流氷のような街で 追いかけてたのは逃げ水 いろんな人がいて いろんなことを言うよ 「お金がすべてだぜ」と 言い切れたならきっと迷いも失せる みんな愛の歌に背突かれて 与えるより多く奪ってしまうのだ 乾いた風が吹き荒れて 田園の風景を砂漠にしたなら 照りつける空の下 あなたはこの僕の 傍にいるだろうか? たとえ鬱が夜更けに目覚めて 獣のように襲いかかろうとも 祈りをカラスが引き裂いて 流れ弾の雨が降り注ごうとも この街の空の下 あなたがいるかぎり 僕はきっと シラフな奴でいたいのだ 子供の泣く声が踊り場に響く夜 冷蔵庫のドアを開いて ボトルの水飲んで誓いをたてるよ 欲望が渦を巻く海原さえ ムーン・リヴァーを 渡るようなステップで 踏み越えて行こう あなたと この僕の傍にいるだろう? | キリンジ | 堀込高樹 | 堀込高樹 | キリンジ・冨田恵一 | 交わしたはずのない約束に縛られ 破り棄てようとすれば うしろめたくなるのは何故だ 手巻きの腕時計で 永遠は計れない 虚しさを感じても 手放せない理由がこの胸にある たとえ鬱が夜更けに目覚めて 獣のように襲いかかろうとも 祈りをカラスが引き裂いて 流れ弾の雨が降り注ごうとも この街の空の下 あなたがいるかぎり僕は逃げない 人形の家には人間は棲めない 流氷のような街で 追いかけてたのは逃げ水 いろんな人がいて いろんなことを言うよ 「お金がすべてだぜ」と 言い切れたならきっと迷いも失せる みんな愛の歌に背突かれて 与えるより多く奪ってしまうのだ 乾いた風が吹き荒れて 田園の風景を砂漠にしたなら 照りつける空の下 あなたはこの僕の 傍にいるだろうか? たとえ鬱が夜更けに目覚めて 獣のように襲いかかろうとも 祈りをカラスが引き裂いて 流れ弾の雨が降り注ごうとも この街の空の下 あなたがいるかぎり 僕はきっと シラフな奴でいたいのだ 子供の泣く声が踊り場に響く夜 冷蔵庫のドアを開いて ボトルの水飲んで誓いをたてるよ 欲望が渦を巻く海原さえ ムーン・リヴァーを 渡るようなステップで 踏み越えて行こう あなたと この僕の傍にいるだろう? |
エイリアンズ遥か空に旅客機 音もなく 公団の屋根の上 どこへ行く 誰かの不機嫌も 寝静まる夜さ バイパスの澄んだ空気と 僕の町 泣かないでくれ ダーリン ほら 月明かりが 長い夜に寝つけない 二人の額を撫でて まるで僕らはエイリアンズ 禁断の実 ほおばっては 月の裏を夢みて キミが好きだよ エイリアン この星のこの僻地で 魔法をかけてみせるさ いいかい どこかで不揃いな 遠吠え 仮面のようなスポーツカーが 火を吐いた 笑っておくれ ダーリン ほら 素晴らしい夜に 僕の短所をジョークにしても 眉をひそめないで そうさ僕らはエイリアンズ 街灯に沿って歩けば ごらん 新世界のようさ キミが好きだよ エイリアン 無いものねだりもキスで 魔法のように解けるさ いつか 踊ろうよ さぁ ダーリン ラストダンスを 暗いニュースが 日の出とともに町に降る前に まるで僕らはエイリアンズ 禁断の実 ほおばっては 月の裏を夢みて キミを愛してる エイリアン この星の僻地の僕らに 魔法をかけてみせるさ 大好さエイリアン わかるかい | キリンジ | 堀込泰行 | 堀込泰行 | キリンジ・冨田恵一 | 遥か空に旅客機 音もなく 公団の屋根の上 どこへ行く 誰かの不機嫌も 寝静まる夜さ バイパスの澄んだ空気と 僕の町 泣かないでくれ ダーリン ほら 月明かりが 長い夜に寝つけない 二人の額を撫でて まるで僕らはエイリアンズ 禁断の実 ほおばっては 月の裏を夢みて キミが好きだよ エイリアン この星のこの僻地で 魔法をかけてみせるさ いいかい どこかで不揃いな 遠吠え 仮面のようなスポーツカーが 火を吐いた 笑っておくれ ダーリン ほら 素晴らしい夜に 僕の短所をジョークにしても 眉をひそめないで そうさ僕らはエイリアンズ 街灯に沿って歩けば ごらん 新世界のようさ キミが好きだよ エイリアン 無いものねだりもキスで 魔法のように解けるさ いつか 踊ろうよ さぁ ダーリン ラストダンスを 暗いニュースが 日の出とともに町に降る前に まるで僕らはエイリアンズ 禁断の実 ほおばっては 月の裏を夢みて キミを愛してる エイリアン この星の僻地の僕らに 魔法をかけてみせるさ 大好さエイリアン わかるかい |