代官山エレジーニットのマフラー寒そうに 君は何かを口ごもる 風の木の葉が見つめ合う 視線断ち切る 泣き言をつぶやくな 空模様 毎日君だけ見つめて生きてたから 胸の切り抜きは 君のかたちさ くすぐったいキスをした さっきの洋梨タルト 甘酸っぱい息がした 最後の最後のキスさ 赤いバスが今君をさらうまで 落ち込む顔は見せたくない ジャンケンしたの覚えてる? 勝ったら未来あげるって あせってチョキをだしたから 愛も破けた 性格は天の邪鬼 だったから哀しい夜にはふざけてお道化たけど 今夜限りだね 君のわがまま くすぐったい時が過ぎ 心はこんがらがった 甘酸っぱい日々のあと こんなに痛いさよなら わざと邪険にね背中向けたのは 涙を誤魔化していただけ 胸の切り抜きは君のかたちさ くすぐったい時が過ぎ 心はこんがらがった 甘酸っぱい日々のあと こんなに痛いさよなら わざと邪険にね背中向けたのは 涙を誤魔化していただけ くすぐったいキスをした 別れの洋梨タルト 甘酸っぱい夢を見た 通りに面したカフェで ぼくは死ぬ日まで君を忘れない 電話のメモリーは消しても | キリンジ | Takashi Matsumoto | Takaki Horigome | 堀込高樹 | ニットのマフラー寒そうに 君は何かを口ごもる 風の木の葉が見つめ合う 視線断ち切る 泣き言をつぶやくな 空模様 毎日君だけ見つめて生きてたから 胸の切り抜きは 君のかたちさ くすぐったいキスをした さっきの洋梨タルト 甘酸っぱい息がした 最後の最後のキスさ 赤いバスが今君をさらうまで 落ち込む顔は見せたくない ジャンケンしたの覚えてる? 勝ったら未来あげるって あせってチョキをだしたから 愛も破けた 性格は天の邪鬼 だったから哀しい夜にはふざけてお道化たけど 今夜限りだね 君のわがまま くすぐったい時が過ぎ 心はこんがらがった 甘酸っぱい日々のあと こんなに痛いさよなら わざと邪険にね背中向けたのは 涙を誤魔化していただけ 胸の切り抜きは君のかたちさ くすぐったい時が過ぎ 心はこんがらがった 甘酸っぱい日々のあと こんなに痛いさよなら わざと邪険にね背中向けたのは 涙を誤魔化していただけ くすぐったいキスをした 別れの洋梨タルト 甘酸っぱい夢を見た 通りに面したカフェで ぼくは死ぬ日まで君を忘れない 電話のメモリーは消しても |
鋼鉄の馬遠いサハラの旅のように 僕らは道の無い荒野を行く 何の為にこうなったんだろう ひ弱なハートに火を点けたまま この都市を環(めぐ)る 埃っぽい滑走路を 蒼い月の導くにまかせ どこへ行こう なぁ Baby 夜の声を聴いて 遠くへ行こう So free, freeway どこへ行こうと ヘイ! Baby 闇の向こうを覗いて 遠くへ行こう So free, freeway 期待外れの花のように 僕らは水の無い荒野に咲き 蜃気楼には もう飽きたのさ ひ弱なハートに火が疼いている サーチライトよ照らせ 心を暴くように 蒼い月にいっそう高く吠える どこへ行こう なぁ Baby 悲しい夜を越え 遠くへ行こう So free, freeway どこへ行こうと ヘイ! Baby 闇の向こうを覗いて 遠くへ行こう So free, freeway 風になって考えたい 灰になっちまう前に どこへ行こう なぁ Baby 星の海の底を 遠くへ行こう So free, freeway どこへ行こうと ヘイ! Baby 闇の向こうを覗いて 遠くへ行こう So free, freeway | キリンジ | 堀込泰行 | 堀込泰行 | 堀込泰行 | 遠いサハラの旅のように 僕らは道の無い荒野を行く 何の為にこうなったんだろう ひ弱なハートに火を点けたまま この都市を環(めぐ)る 埃っぽい滑走路を 蒼い月の導くにまかせ どこへ行こう なぁ Baby 夜の声を聴いて 遠くへ行こう So free, freeway どこへ行こうと ヘイ! Baby 闇の向こうを覗いて 遠くへ行こう So free, freeway 期待外れの花のように 僕らは水の無い荒野に咲き 蜃気楼には もう飽きたのさ ひ弱なハートに火が疼いている サーチライトよ照らせ 心を暴くように 蒼い月にいっそう高く吠える どこへ行こう なぁ Baby 悲しい夜を越え 遠くへ行こう So free, freeway どこへ行こうと ヘイ! Baby 闇の向こうを覗いて 遠くへ行こう So free, freeway 風になって考えたい 灰になっちまう前に どこへ行こう なぁ Baby 星の海の底を 遠くへ行こう So free, freeway どこへ行こうと ヘイ! Baby 闇の向こうを覗いて 遠くへ行こう So free, freeway |
夏なんです田舎の白い畦道で 埃っぽい風が立ち止る 地べたにペタンとしゃがみこみ 奴らがビー玉はじいてる ギンギンギラギラの 太陽なんです ギンギンギラギラの 夏なんです 鎮守の森はふかみどり 舞い降りてきた静けさが 古い茶屋の店先に 誰かさんとぶらさがる ホーシーツクツクの 蝉の声です ホーシーツクツクの 夏なんです 空模様の縫い目を辿って 石畳を駆け抜けると 夏は通り雨と一緒に 連れ立って行ってしまうのです モンモンモコモコの 入道雲です モンモンモコモコの 夏なんです 日傘くるくる ぼくはたいくつ 日傘くるくる ぼくはたいくつ | キリンジ | 松本隆 | 細野晴臣 | | 田舎の白い畦道で 埃っぽい風が立ち止る 地べたにペタンとしゃがみこみ 奴らがビー玉はじいてる ギンギンギラギラの 太陽なんです ギンギンギラギラの 夏なんです 鎮守の森はふかみどり 舞い降りてきた静けさが 古い茶屋の店先に 誰かさんとぶらさがる ホーシーツクツクの 蝉の声です ホーシーツクツクの 夏なんです 空模様の縫い目を辿って 石畳を駆け抜けると 夏は通り雨と一緒に 連れ立って行ってしまうのです モンモンモコモコの 入道雲です モンモンモコモコの 夏なんです 日傘くるくる ぼくはたいくつ 日傘くるくる ぼくはたいくつ |
Music!!!!!!!待ち焦がれた でかい波 身を委ねた この気分 君も欲しいなら飛び込んで来りゃいいさ 五臓六腑に響いては 浸み渡ってくその愛撫 憎いね クールで熱いと来た日には 飛ばせ 音のチューブを 粋なテンポでフリーウェイ 先走るように 夢見た天国 プリーズ! ノック・ミー・アウト! 暴れ出すグルーヴよ 今 僕らを照らす同じ太陽 いいぞ シャウト・イット・アウト! 乗りこなしてクルーズヘ ただ 僕らと空を走るエスカルゴ Go! Go! Go! 流れ始めた でかい波 テイク・ワンで飛び乗ろう 君も望むなら 感嘆符を放って 手の鳴る方へ喚いては 目くるめいてくカメレオン 揺れてる蝶がほら 蜂へと変わった 回れ 惑星(ほし)のように 君とヌードを曝して はしゃぎ合うなら 憧れの天国 プリーズ! ノック・ミー・アウト! 溢れ出したスウィートノート 今 僕らを包むひとつの太陽 そうさ シャウト・イット・アウト! 乗りこなしてクルーズヘ ただ 僕らと空を走るエスカルゴ プリーズ! ノック・ミー・アウト! 暴れ出すグルーヴよ 今 僕らを照らす同じ太陽 いいぞ! シャウト・イット・アウト! 乗りこなしてクルーズを いざ 僕らと空を走るエスカルゴ Go! Go! Go! | キリンジ | 堀込泰行 | 堀込泰行 | キリンジ・冨田恵一 | 待ち焦がれた でかい波 身を委ねた この気分 君も欲しいなら飛び込んで来りゃいいさ 五臓六腑に響いては 浸み渡ってくその愛撫 憎いね クールで熱いと来た日には 飛ばせ 音のチューブを 粋なテンポでフリーウェイ 先走るように 夢見た天国 プリーズ! ノック・ミー・アウト! 暴れ出すグルーヴよ 今 僕らを照らす同じ太陽 いいぞ シャウト・イット・アウト! 乗りこなしてクルーズヘ ただ 僕らと空を走るエスカルゴ Go! Go! Go! 流れ始めた でかい波 テイク・ワンで飛び乗ろう 君も望むなら 感嘆符を放って 手の鳴る方へ喚いては 目くるめいてくカメレオン 揺れてる蝶がほら 蜂へと変わった 回れ 惑星(ほし)のように 君とヌードを曝して はしゃぎ合うなら 憧れの天国 プリーズ! ノック・ミー・アウト! 溢れ出したスウィートノート 今 僕らを包むひとつの太陽 そうさ シャウト・イット・アウト! 乗りこなしてクルーズヘ ただ 僕らと空を走るエスカルゴ プリーズ! ノック・ミー・アウト! 暴れ出すグルーヴよ 今 僕らを照らす同じ太陽 いいぞ! シャウト・イット・アウト! 乗りこなしてクルーズを いざ 僕らと空を走るエスカルゴ Go! Go! Go! |
ポップコーン鉄色の空に はためく星条旗 燃えさかる太陽 昇り詰めてプレイボール 埃の影から 野郎がそら来たぜ 波打つスタジアム 皆もう持てやしない 左利きの風来坊 いかなるピンチの嵐も 左利きの風来坊 小指でもてあそぶぜ 左利きの風来坊 いわゆる猛者も舌を巻く 消える魔球の風来坊 鮮やかに討ち取ってけ! 飛んできたヤジも 子守歌のように 肝っ玉はまさに この世のもんじゃ無いのさ 左利きの風来坊 竜巻のようなフォームは 左利きの風来坊 オレも真似たものだぜ 左利きの風来坊 この星に降りたエイリアンさ 消える魔球の風来坊 速やかに葬ってけ! シビレルぜ! 鉄色の空に 掲げたそのグラヴ まちうける勝利に 皆もう大騒ぎさ 皆もう大騒ぎだぜ 左利きの風来坊 あらゆる境地の嵐も 左利きの風来坊 小指でなぎ倒すぜ 左利きの風来坊 いわゆる猛者も舌を巻く 消える魔球の風来坊 鮮やかに討ち取ってけ! シビレルぜ 奴のトルネード 風来坊… | キリンジ | 堀込泰行 | 堀込泰行 | キリンジ・冨田恵一 | 鉄色の空に はためく星条旗 燃えさかる太陽 昇り詰めてプレイボール 埃の影から 野郎がそら来たぜ 波打つスタジアム 皆もう持てやしない 左利きの風来坊 いかなるピンチの嵐も 左利きの風来坊 小指でもてあそぶぜ 左利きの風来坊 いわゆる猛者も舌を巻く 消える魔球の風来坊 鮮やかに討ち取ってけ! 飛んできたヤジも 子守歌のように 肝っ玉はまさに この世のもんじゃ無いのさ 左利きの風来坊 竜巻のようなフォームは 左利きの風来坊 オレも真似たものだぜ 左利きの風来坊 この星に降りたエイリアンさ 消える魔球の風来坊 速やかに葬ってけ! シビレルぜ! 鉄色の空に 掲げたそのグラヴ まちうける勝利に 皆もう大騒ぎさ 皆もう大騒ぎだぜ 左利きの風来坊 あらゆる境地の嵐も 左利きの風来坊 小指でなぎ倒すぜ 左利きの風来坊 いわゆる猛者も舌を巻く 消える魔球の風来坊 鮮やかに討ち取ってけ! シビレルぜ 奴のトルネード 風来坊… |
フェイバリット騒ぎを抜け出せば 辺りはすぐに明日の朝だ 行き交うマフラーやコート 人それぞれの街が目覚める 目映いひととき フェイバリット 歩こう 灯した愛を抱いて 夢語りの熱が冷めるまで あの空へ高く 摩天楼の彼方に 白い息を弾ませ そうさ 白い息を弾ませ 僕らは いつかのように 君は襟を立てて ブーツでメロディを奏でるさ 凍てつく朝の散歩道 卑わいな落書きでさえ 染めあげる 光りを浴びたら フェイバリット 歩こう 惜しみない賛辞で ささくれた心が寝つくまで あの空の柔らかい 太陽の産毛に 目を閉じれば何かが そうさ 目を閉じれば何かが そうさ 安らかになる 火傷のように疼く 人それぞれの願い 飲み込んで この街は膨らむ フェイバリット 歩こう 枯れない愛を抱いて 物語織り成す 毎日 あの空を分かち合う 摩天楼の子供さ 胸を焦がす何かに ベイビィ 胸を焦がす何かに 僕らは 息を切らす | キリンジ | 堀込泰行 | 堀込泰行 | キリンジ・冨田恵一 | 騒ぎを抜け出せば 辺りはすぐに明日の朝だ 行き交うマフラーやコート 人それぞれの街が目覚める 目映いひととき フェイバリット 歩こう 灯した愛を抱いて 夢語りの熱が冷めるまで あの空へ高く 摩天楼の彼方に 白い息を弾ませ そうさ 白い息を弾ませ 僕らは いつかのように 君は襟を立てて ブーツでメロディを奏でるさ 凍てつく朝の散歩道 卑わいな落書きでさえ 染めあげる 光りを浴びたら フェイバリット 歩こう 惜しみない賛辞で ささくれた心が寝つくまで あの空の柔らかい 太陽の産毛に 目を閉じれば何かが そうさ 目を閉じれば何かが そうさ 安らかになる 火傷のように疼く 人それぞれの願い 飲み込んで この街は膨らむ フェイバリット 歩こう 枯れない愛を抱いて 物語織り成す 毎日 あの空を分かち合う 摩天楼の子供さ 胸を焦がす何かに ベイビィ 胸を焦がす何かに 僕らは 息を切らす |
地を這う者に翼はいらぬ伽藍堂(がらんどう)の空を飛ぶ猛禽類(もうきんるい)にわなないて 銃を抱えて立てこもるでもなく 雨に撃たれてわめき泣きもせず うつ伏せる蜥蜴 青冷めた背中を摩って 腹這いのララバイ歌う 皮を剥がされた奴の尾てい骨を蹴るシナリオ 「ようこそ現世(ここ)へ!」 逃げられないぜ、クーニャン 断ち切ったとしても直にまた生える それが運命だね 青冷めた背中を摩って バーレスクに涙は無用 俺との明日にはもはや夢など持てぬ、言うのなら去けよ タピオカの風呂に浸って 君を抱く心地を思い出してる 中指で 「ようこそ現世(ここ)ヘ!」 取り戻すよ、我を 地を這う者に翼はいらぬ、と 腹を括ったぜ 我が顔を手で覆い泣く サヨナラさ グッバイ、メンズ・メンズ・ワールド 燦ざめく朝を抱いて サヨナラさ グッバイ、メンズ・メンズ・ワールド! | キリンジ | 堀込高樹 | 堀込高樹 | キリンジ・冨田恵一 | 伽藍堂(がらんどう)の空を飛ぶ猛禽類(もうきんるい)にわなないて 銃を抱えて立てこもるでもなく 雨に撃たれてわめき泣きもせず うつ伏せる蜥蜴 青冷めた背中を摩って 腹這いのララバイ歌う 皮を剥がされた奴の尾てい骨を蹴るシナリオ 「ようこそ現世(ここ)へ!」 逃げられないぜ、クーニャン 断ち切ったとしても直にまた生える それが運命だね 青冷めた背中を摩って バーレスクに涙は無用 俺との明日にはもはや夢など持てぬ、言うのなら去けよ タピオカの風呂に浸って 君を抱く心地を思い出してる 中指で 「ようこそ現世(ここ)ヘ!」 取り戻すよ、我を 地を這う者に翼はいらぬ、と 腹を括ったぜ 我が顔を手で覆い泣く サヨナラさ グッバイ、メンズ・メンズ・ワールド 燦ざめく朝を抱いて サヨナラさ グッバイ、メンズ・メンズ・ワールド! |
切り花宵の花屋の眩しさに戸惑う 足早に過ぎる人 小糠雨の中を 知っているのか 花びらの噴くわけを 真水を啜りながら赤く映るわけを 濡れるガラスの向こうに ひしめき生きる切り花 実をなし花をなせるもの 実のない花 花のない実 実らず咲かずして地に還る花の名は何? と問えば 人はひとりの夕映えを握りしめる 吊り革を掴む手のもう片方の手に 軋む車窓の向こうに うつむき揺れる切り花 実をなし花をなせるもの 実のない花 花のない実 実らず咲かずして地に還る花の名は何? と問えば 花の名は何? と問えば 笑いさざめく子供らが駆けてゆく 水溜まり跨ぐ人 生い繁る 傘の森 修羅の生(む)せる屋根よ | キリンジ | 堀込高樹 | 堀込高樹 | キリンジ・冨田恵一 | 宵の花屋の眩しさに戸惑う 足早に過ぎる人 小糠雨の中を 知っているのか 花びらの噴くわけを 真水を啜りながら赤く映るわけを 濡れるガラスの向こうに ひしめき生きる切り花 実をなし花をなせるもの 実のない花 花のない実 実らず咲かずして地に還る花の名は何? と問えば 人はひとりの夕映えを握りしめる 吊り革を掴む手のもう片方の手に 軋む車窓の向こうに うつむき揺れる切り花 実をなし花をなせるもの 実のない花 花のない実 実らず咲かずして地に還る花の名は何? と問えば 花の名は何? と問えば 笑いさざめく子供らが駆けてゆく 水溜まり跨ぐ人 生い繁る 傘の森 修羅の生(む)せる屋根よ |
玩具のような振る舞いで染めあがってしまった愛は 色褪せてゆくだけなのかい? 人混みに紛れそう 離れるな どうか答えを急がないで あらわな肩を抱き まぶたにキスをして 僕は玩具(おもちゃ)のように振る舞う 送り届けたい 向こう側に あなたを 涸れかかってるこの河は 切なさだけが渡りの船だ 堰きとめられた心 流れれば 海へと漕ぎ出してゆくのに あらわな肩を抱き まぶたにキスをして 僕は玩具(おもちゃ)のように振る舞う 送り届けたい 向こう側に あなたを 喜びはいつだって痛みのあとに訪れるもの そう信じたいね 軽はずみなことをしたくはない そうだろう、したくはないさ 離れるな どうか答えを急がないで あらわな肩を抱き まぶたにキスをして 煙草に火もつけぬまま俯いて 想い出し笑いしてるのかい あなたも | キリンジ | 堀込高樹 | 堀込高樹 | キリンジ・冨田恵一 | 染めあがってしまった愛は 色褪せてゆくだけなのかい? 人混みに紛れそう 離れるな どうか答えを急がないで あらわな肩を抱き まぶたにキスをして 僕は玩具(おもちゃ)のように振る舞う 送り届けたい 向こう側に あなたを 涸れかかってるこの河は 切なさだけが渡りの船だ 堰きとめられた心 流れれば 海へと漕ぎ出してゆくのに あらわな肩を抱き まぶたにキスをして 僕は玩具(おもちゃ)のように振る舞う 送り届けたい 向こう側に あなたを 喜びはいつだって痛みのあとに訪れるもの そう信じたいね 軽はずみなことをしたくはない そうだろう、したくはないさ 離れるな どうか答えを急がないで あらわな肩を抱き まぶたにキスをして 煙草に火もつけぬまま俯いて 想い出し笑いしてるのかい あなたも |
ムラサキ☆サンセット転がる石になりたいのかい、ガラスの玉よ 擦り切れて白くなってくすんでいくだけさ 右手で握ってあの娘達(ら)の裸を描く いつかは黄金(きん)の靴下を履かせてやれるかい? 風に巻かれる枯葉のように騒ぎたてて 箒(ほうき)で掃かれて焼かれて消えて ムラサキ☆サンセット ガラスの屑を踏み鳴らせ われらのサンダンス ムラサキ☆サンセット ガラスの鈴(ベル)が鳴り響く 仄(ほの)かに揺れるコスモ 水を張った灰皿には沈む吸殻 マッチ棒のような人生 身をよじらせろ 両手に灰を掬(すく)いあげて ぎゅうっと握れば いつかはダイヤになるなんて ダイヤなら傷つかないなんて ダイヤのモンドが永遠(とわ)なんて他人の夢さ 悲しい詩(うた)に希望の種子(たね)をふり撒こうぜ 棺を満たして花びらが舞うよう ムラサキ☆サンセット ガラスの屑を踏み鳴らせ 誰かのサングラス ムラサキ☆サンセット ガラスの鈴が鳴り響く 静かに揺れるコロナ 棺を満たして花びらは舞う ムラサキ☆サンセット ガラスの屑を踏み鳴らせ われらのサンダンス ムラサキ☆サンセット ガラスの鈴(ベル)が鳴り響く 仄(ほの)かに揺れるコスモ ムラサキ☆サンセット ガラスの屑を踏み鳴らせ 誰かのサングラス ムラサキ☆サンセット ガラスの鈴が鳴り響く 静かに揺れるコロナ ムラサキ☆サンセット… | キリンジ | 堀込高樹 | 堀込高樹 | 冨田恵一 | 転がる石になりたいのかい、ガラスの玉よ 擦り切れて白くなってくすんでいくだけさ 右手で握ってあの娘達(ら)の裸を描く いつかは黄金(きん)の靴下を履かせてやれるかい? 風に巻かれる枯葉のように騒ぎたてて 箒(ほうき)で掃かれて焼かれて消えて ムラサキ☆サンセット ガラスの屑を踏み鳴らせ われらのサンダンス ムラサキ☆サンセット ガラスの鈴(ベル)が鳴り響く 仄(ほの)かに揺れるコスモ 水を張った灰皿には沈む吸殻 マッチ棒のような人生 身をよじらせろ 両手に灰を掬(すく)いあげて ぎゅうっと握れば いつかはダイヤになるなんて ダイヤなら傷つかないなんて ダイヤのモンドが永遠(とわ)なんて他人の夢さ 悲しい詩(うた)に希望の種子(たね)をふり撒こうぜ 棺を満たして花びらが舞うよう ムラサキ☆サンセット ガラスの屑を踏み鳴らせ 誰かのサングラス ムラサキ☆サンセット ガラスの鈴が鳴り響く 静かに揺れるコロナ 棺を満たして花びらは舞う ムラサキ☆サンセット ガラスの屑を踏み鳴らせ われらのサンダンス ムラサキ☆サンセット ガラスの鈴(ベル)が鳴り響く 仄(ほの)かに揺れるコスモ ムラサキ☆サンセット ガラスの屑を踏み鳴らせ 誰かのサングラス ムラサキ☆サンセット ガラスの鈴が鳴り響く 静かに揺れるコロナ ムラサキ☆サンセット… |
太陽とヴィーナス時は2015年 陽炎も買える街 西に消えてく今日にいまクラクション高く鳴く 首をつたう汗の そのルートをねじ伏せて 胸の高鳴るほうへ 首都高速くぐるのさ 甘く匂う果実 ほおばって投げ棄てた キミの微熱は今にあの宇宙(そら)も焦がすだろう 道を急ぐさ 照らせよヴィーナス 遠く遠く遠く はなれたあの太陽を目指すのさ その焔は 憧れに咲く花のようで 熟れすぎた夢を 小さな運命に焼きつけた 時を告げるラジオ 流れ出す小夜曲 西に消えてく今日に いざ!スロットル吹かすのさ 今宵流れる風景は 冗舌に語りだす うしろ髪より強く引かれる物語を 道を急ぐさ 照らせよヴィーナス 遠く遠く遠く はなれたあの太陽を目指すのさ その光りは 旅の始まり告げるようで 朽ちかけた夢も オーロラ色に染めあげる | キリンジ | 堀込泰行 | 堀込泰行 | キリンジ・冨田恵一 | 時は2015年 陽炎も買える街 西に消えてく今日にいまクラクション高く鳴く 首をつたう汗の そのルートをねじ伏せて 胸の高鳴るほうへ 首都高速くぐるのさ 甘く匂う果実 ほおばって投げ棄てた キミの微熱は今にあの宇宙(そら)も焦がすだろう 道を急ぐさ 照らせよヴィーナス 遠く遠く遠く はなれたあの太陽を目指すのさ その焔は 憧れに咲く花のようで 熟れすぎた夢を 小さな運命に焼きつけた 時を告げるラジオ 流れ出す小夜曲 西に消えてく今日に いざ!スロットル吹かすのさ 今宵流れる風景は 冗舌に語りだす うしろ髪より強く引かれる物語を 道を急ぐさ 照らせよヴィーナス 遠く遠く遠く はなれたあの太陽を目指すのさ その光りは 旅の始まり告げるようで 朽ちかけた夢も オーロラ色に染めあげる |
Drifter交わしたはずのない約束に縛られ 破り棄てようとすれば うしろめたくなるのは何故だ 手巻きの腕時計で 永遠は計れない 虚しさを感じても 手放せない理由がこの胸にある たとえ鬱が夜更けに目覚めて 獣のように襲いかかろうとも 祈りをカラスが引き裂いて 流れ弾の雨が降り注ごうとも この街の空の下 あなたがいるかぎり僕は逃げない 人形の家には人間は棲めない 流氷のような街で 追いかけてたのは逃げ水 いろんな人がいて いろんなことを言うよ 「お金がすべてだぜ」と 言い切れたならきっと迷いも失せる みんな愛の歌に背突かれて 与えるより多く奪ってしまうのだ 乾いた風が吹き荒れて 田園の風景を砂漠にしたなら 照りつける空の下 あなたはこの僕の 傍にいるだろうか? たとえ鬱が夜更けに目覚めて 獣のように襲いかかろうとも 祈りをカラスが引き裂いて 流れ弾の雨が降り注ごうとも この街の空の下 あなたがいるかぎり 僕はきっと シラフな奴でいたいのだ 子供の泣く声が踊り場に響く夜 冷蔵庫のドアを開いて ボトルの水飲んで誓いをたてるよ 欲望が渦を巻く海原さえ ムーン・リヴァーを 渡るようなステップで 踏み越えて行こう あなたと この僕の傍にいるだろう? | キリンジ | 堀込高樹 | 堀込高樹 | キリンジ・冨田恵一 | 交わしたはずのない約束に縛られ 破り棄てようとすれば うしろめたくなるのは何故だ 手巻きの腕時計で 永遠は計れない 虚しさを感じても 手放せない理由がこの胸にある たとえ鬱が夜更けに目覚めて 獣のように襲いかかろうとも 祈りをカラスが引き裂いて 流れ弾の雨が降り注ごうとも この街の空の下 あなたがいるかぎり僕は逃げない 人形の家には人間は棲めない 流氷のような街で 追いかけてたのは逃げ水 いろんな人がいて いろんなことを言うよ 「お金がすべてだぜ」と 言い切れたならきっと迷いも失せる みんな愛の歌に背突かれて 与えるより多く奪ってしまうのだ 乾いた風が吹き荒れて 田園の風景を砂漠にしたなら 照りつける空の下 あなたはこの僕の 傍にいるだろうか? たとえ鬱が夜更けに目覚めて 獣のように襲いかかろうとも 祈りをカラスが引き裂いて 流れ弾の雨が降り注ごうとも この街の空の下 あなたがいるかぎり 僕はきっと シラフな奴でいたいのだ 子供の泣く声が踊り場に響く夜 冷蔵庫のドアを開いて ボトルの水飲んで誓いをたてるよ 欲望が渦を巻く海原さえ ムーン・リヴァーを 渡るようなステップで 踏み越えて行こう あなたと この僕の傍にいるだろう? |
雨は毛布のように雨が豪雨になって 雨がもうずっと ケンカにも飽きる あの雲に飽きる 僕らはとりあえず 雨宿りを止めた 沈黙をやぶり 鉛色の粒の中へ どしゃぶりの町はとても綺麗で いつの間にか子供になっていた 高鳴るビートに弾もう この確かなヒートを燃やそう バシャっと蹴散らし さぁ踊るように歩いてこう ざーざー雨はクールな調べ ずぶ濡れて僕らは笑う 慣れっこなはずの行為が 同じ路地を飾るよ ふざけてもいいかい 仲直りがしたいんだ 雨は毛布のように この僕らを包む 街路樹に はしゃぎ 排水口に唾を吐いた どしゃぶりの中で手に入れたもの 濡れたパンツと君の笑顔さ 高鳴るビートに弾もう この確かなヒートを燃やそう バシャっと蹴散らし さぁ 踊るように歩いていこう ざーざー雨はクールな調べ ずぶ濡れて僕らは笑う 慣れっこなはずの行為が 同じ路地を飾るよ ふざけてもいいかい 仲直りの証さ なぜか涙がこぼれて 高鳴るビートに弾もう この確かなヒートを 燃やそう バシャっと蹴散らし さぁ 踊るように歩いてこう ざーざー雨はクールな調べ ずぶぬれて僕らは思う 慣れっこなはずの行為が 同じ日々を飾るよ 口付けていいかい 仲直りがしたいんだ | キリンジ | 堀込泰行 | 堀込高樹 | 冨田恵一 | 雨が豪雨になって 雨がもうずっと ケンカにも飽きる あの雲に飽きる 僕らはとりあえず 雨宿りを止めた 沈黙をやぶり 鉛色の粒の中へ どしゃぶりの町はとても綺麗で いつの間にか子供になっていた 高鳴るビートに弾もう この確かなヒートを燃やそう バシャっと蹴散らし さぁ踊るように歩いてこう ざーざー雨はクールな調べ ずぶ濡れて僕らは笑う 慣れっこなはずの行為が 同じ路地を飾るよ ふざけてもいいかい 仲直りがしたいんだ 雨は毛布のように この僕らを包む 街路樹に はしゃぎ 排水口に唾を吐いた どしゃぶりの中で手に入れたもの 濡れたパンツと君の笑顔さ 高鳴るビートに弾もう この確かなヒートを燃やそう バシャっと蹴散らし さぁ 踊るように歩いていこう ざーざー雨はクールな調べ ずぶ濡れて僕らは笑う 慣れっこなはずの行為が 同じ路地を飾るよ ふざけてもいいかい 仲直りの証さ なぜか涙がこぼれて 高鳴るビートに弾もう この確かなヒートを 燃やそう バシャっと蹴散らし さぁ 踊るように歩いてこう ざーざー雨はクールな調べ ずぶぬれて僕らは思う 慣れっこなはずの行為が 同じ日々を飾るよ 口付けていいかい 仲直りがしたいんだ |
車と女春めく フェアレディ うわの空に 想い出の雲をつかむよ 占う そのカード ばらまいたら ブランニューなロマンスをしようぜっ! 麗しのサブリナでさえ 羨む 100色の トランク積んで 旅立ちに くちづけ 春先のマジシャンは イカサマめいた手捌きで 陽炎に消えゆく 若き二人のシルエット 映画の如く決めるぜ 蠢く フェアレディ 腕の中で また物憂げな表情か 破れた 写真を 張り合わせて それだけじゃ傷は癒せないぜ わかり合えなかった時間を 紐解き 車から 投げて捨てな 溜息に くちづけ 旅立ちの憂鬱さは 誰にもよくあることさ 降り出した雨と風 花びらを散らせ YEAH! 新たなシーンの幕開け 嵐のアプローズ つつまれて 旅立ちに くちづけ 春先のマジシャンは イカサマめいた手捌きで 陽炎に消えゆく 若き二人のシルエット 映画の如く決めるぜ 溜息に くちづけ 旅立ちの憂鬱さは 誰にもよくあることさ 降り出した雨と風 花びらを散らせ YEAH! 新たなシーンの幕開け 嵐のアプローズ つつまれて | キリンジ | 加藤丈文 | 堀込高樹 | キリンジ・冨田恵一 | 春めく フェアレディ うわの空に 想い出の雲をつかむよ 占う そのカード ばらまいたら ブランニューなロマンスをしようぜっ! 麗しのサブリナでさえ 羨む 100色の トランク積んで 旅立ちに くちづけ 春先のマジシャンは イカサマめいた手捌きで 陽炎に消えゆく 若き二人のシルエット 映画の如く決めるぜ 蠢く フェアレディ 腕の中で また物憂げな表情か 破れた 写真を 張り合わせて それだけじゃ傷は癒せないぜ わかり合えなかった時間を 紐解き 車から 投げて捨てな 溜息に くちづけ 旅立ちの憂鬱さは 誰にもよくあることさ 降り出した雨と風 花びらを散らせ YEAH! 新たなシーンの幕開け 嵐のアプローズ つつまれて 旅立ちに くちづけ 春先のマジシャンは イカサマめいた手捌きで 陽炎に消えゆく 若き二人のシルエット 映画の如く決めるぜ 溜息に くちづけ 旅立ちの憂鬱さは 誰にもよくあることさ 降り出した雨と風 花びらを散らせ YEAH! 新たなシーンの幕開け 嵐のアプローズ つつまれて |
悪玉足に科せられたチェーン 白く光るコロシアム 異教徒のごとく礫(つぶて)を投げられて 勝つことを許されない二流で無名の悪玉(ヒール) 反則負けこそが最高の名誉 打ちのめされたこの背中を 息子のお前もさげすむのかい 今宵こそ、見てろよ 高らかに鳴るテーマと決めぜりふ “破壊の神シヴァよ、血の雨を降らせ給うれ!” 熱い汗をまとい凍える魂と 引き際を鮮やかにする哀しい知恵 吹っ切れたならば俺は自由 これは因縁のカード リベンジを狙う悪玉(ヒール) 花束も凶器も もはや要らないぜ 捨て身の奴に負けはしない 守るべきものが俺にはあるんだ このラストスタンドに 高らかに鳴るテーマと決めぜりふ “破壊の神シヴァよ、血の雨を降らせ給うれ!” 冷酷なこの世から目をそらすな 未だかつてない悪意を魅せてやる 振り切れ、今こそ俺は自由 「マイクよこせ、早く!」 バランスの奇蹟でホールして 明日の一面を派手に飾ろう 捨て身の奴に負けはしない 守るべきものが俺にはあるんだ このラストスタンドに 高らかに鳴るテーマと決めぜりふ “破壊の神シヴァよ、血の雨をふらせ給うれ!” 冷酷なこの世から目をそらすな このイカサマ試合を出し抜いてやる 興業主(プロモーター)らは席を立つ 罵声うず巻く中に お前の無垢なる笑顔を見い出すのだ 「マイクよこせ、早く!」 | キリンジ | 堀込高樹 | 堀込高樹 | キリンジ・冨田恵一 | 足に科せられたチェーン 白く光るコロシアム 異教徒のごとく礫(つぶて)を投げられて 勝つことを許されない二流で無名の悪玉(ヒール) 反則負けこそが最高の名誉 打ちのめされたこの背中を 息子のお前もさげすむのかい 今宵こそ、見てろよ 高らかに鳴るテーマと決めぜりふ “破壊の神シヴァよ、血の雨を降らせ給うれ!” 熱い汗をまとい凍える魂と 引き際を鮮やかにする哀しい知恵 吹っ切れたならば俺は自由 これは因縁のカード リベンジを狙う悪玉(ヒール) 花束も凶器も もはや要らないぜ 捨て身の奴に負けはしない 守るべきものが俺にはあるんだ このラストスタンドに 高らかに鳴るテーマと決めぜりふ “破壊の神シヴァよ、血の雨を降らせ給うれ!” 冷酷なこの世から目をそらすな 未だかつてない悪意を魅せてやる 振り切れ、今こそ俺は自由 「マイクよこせ、早く!」 バランスの奇蹟でホールして 明日の一面を派手に飾ろう 捨て身の奴に負けはしない 守るべきものが俺にはあるんだ このラストスタンドに 高らかに鳴るテーマと決めぜりふ “破壊の神シヴァよ、血の雨をふらせ給うれ!” 冷酷なこの世から目をそらすな このイカサマ試合を出し抜いてやる 興業主(プロモーター)らは席を立つ 罵声うず巻く中に お前の無垢なる笑顔を見い出すのだ 「マイクよこせ、早く!」 |
むすんでひらいて今日も持て余す僕の 膨らみ過ぎた好奇心にバクも消えた 緩いリズムに深く息をあわせて 踊るダンス!行こう始まりは こんな呪文のように軽やかなのさ ティトゥリトゥリトゥリラー ティトゥリトゥリトゥリラー トゥラーリー ティトゥリトゥリトゥリラー トゥーレリラー 辺りの煙を泳いで あべこべな泥酔かげんに僕は歌い 思い出すたび鮮やかになる嘘と 踊るダンス!話かけても 明け暮れるこの男はお手上げなのさ ティトゥリトゥリトゥリラー ティトゥリトゥリトゥリラー トゥラーリー ティトゥリトゥリトゥリラー トゥーレリラー むすんでひらいて回る 草木も眠る未明に 浮かばれたい 浮かばれたい むすんでひらいて踊ろう 指切りでついた嘘に ララバイを ララバイを… 還るア・カペラ 人魚の得体も暴く海で 灯台の灯はどんなふうに 寄せては返す僕の波を手繰るか!? ティトゥリトゥリトゥリラー ティトゥリトゥリトゥリラー トゥラーリー ティトゥリトゥリトゥリラー ティトゥリトゥリトゥリラー アー ティトゥリトゥリトゥリラー ティトゥリトゥリトゥリラー トゥラーリー ティトゥリトゥリトゥリラー トゥーレリラー むすんでひらいて回る ヒツジも帰る未明に 浮かばれたい 浮かばれたい むすんでひらいて踊ろう ゆりかごから墓場まで ララバイを ララバイを… むすんでひらいて回る 草木も眠る未明に 浮かばれたい 浮かばれたい… むすんでひらいて踊ろう 指切りでついた嘘に ララバイを ララバイを… むすんでひらいて回る ヒツジも帰る未明に 浮かばれたい 浮かばれたい… むすんでひらいて踊ろう ゆりかごから墓場まで ララバイを ララバイを… 還るア・カペラ | キリンジ | 堀込泰行 | 堀込泰行 | キリンジ・冨田恵一 | 今日も持て余す僕の 膨らみ過ぎた好奇心にバクも消えた 緩いリズムに深く息をあわせて 踊るダンス!行こう始まりは こんな呪文のように軽やかなのさ ティトゥリトゥリトゥリラー ティトゥリトゥリトゥリラー トゥラーリー ティトゥリトゥリトゥリラー トゥーレリラー 辺りの煙を泳いで あべこべな泥酔かげんに僕は歌い 思い出すたび鮮やかになる嘘と 踊るダンス!話かけても 明け暮れるこの男はお手上げなのさ ティトゥリトゥリトゥリラー ティトゥリトゥリトゥリラー トゥラーリー ティトゥリトゥリトゥリラー トゥーレリラー むすんでひらいて回る 草木も眠る未明に 浮かばれたい 浮かばれたい むすんでひらいて踊ろう 指切りでついた嘘に ララバイを ララバイを… 還るア・カペラ 人魚の得体も暴く海で 灯台の灯はどんなふうに 寄せては返す僕の波を手繰るか!? ティトゥリトゥリトゥリラー ティトゥリトゥリトゥリラー トゥラーリー ティトゥリトゥリトゥリラー ティトゥリトゥリトゥリラー アー ティトゥリトゥリトゥリラー ティトゥリトゥリトゥリラー トゥラーリー ティトゥリトゥリトゥリラー トゥーレリラー むすんでひらいて回る ヒツジも帰る未明に 浮かばれたい 浮かばれたい むすんでひらいて踊ろう ゆりかごから墓場まで ララバイを ララバイを… むすんでひらいて回る 草木も眠る未明に 浮かばれたい 浮かばれたい… むすんでひらいて踊ろう 指切りでついた嘘に ララバイを ララバイを… むすんでひらいて回る ヒツジも帰る未明に 浮かばれたい 浮かばれたい… むすんでひらいて踊ろう ゆりかごから墓場まで ララバイを ララバイを… 還るア・カペラ |
あの世で罰を受けるほど水溜り映った空に 波打つドクロの影 噂の悪魔がまさか つむじ風が吹く コウモリ飛び交って広場 周りは瞬時に豪雨 イナズマ連れた魔女さ 乱れ髪サスーン 白い煙を吐いて 魔を刺すホクロの罠 噂の悪魔のまつ毛 胸騒ぎ荒れる 誘蛾灯 濡れたネオン 蔦の腐った“エデン” 導火線 飛びちって炎 十字架が燃えた ロックンロール! 波に乗せて レイディオ あぁ 愚かな牧師と吸血女さ 微笑み浮かべて 弓矢を天使が放つだろう のってそって打てば響く 誓いと懺悔のゴング イナズマくらった僕と 乱れ髪サスーン ロックンロール! 波に乗るさ ハイディ・ホー! あぁ 愚かな牧師と吸血女さ 日暮れる街角 あの世で罰を受けるほど DARLING DARLING DARLING ROCK ME BABY ALL THROUGH THE NIGHT YEAH ALL THROUGH THE NIGHT 抜け殻を満たしてくれ | キリンジ | 堀込泰行 | 堀込泰行 | キリンジ・冨田恵一 | 水溜り映った空に 波打つドクロの影 噂の悪魔がまさか つむじ風が吹く コウモリ飛び交って広場 周りは瞬時に豪雨 イナズマ連れた魔女さ 乱れ髪サスーン 白い煙を吐いて 魔を刺すホクロの罠 噂の悪魔のまつ毛 胸騒ぎ荒れる 誘蛾灯 濡れたネオン 蔦の腐った“エデン” 導火線 飛びちって炎 十字架が燃えた ロックンロール! 波に乗せて レイディオ あぁ 愚かな牧師と吸血女さ 微笑み浮かべて 弓矢を天使が放つだろう のってそって打てば響く 誓いと懺悔のゴング イナズマくらった僕と 乱れ髪サスーン ロックンロール! 波に乗るさ ハイディ・ホー! あぁ 愚かな牧師と吸血女さ 日暮れる街角 あの世で罰を受けるほど DARLING DARLING DARLING ROCK ME BABY ALL THROUGH THE NIGHT YEAH ALL THROUGH THE NIGHT 抜け殻を満たしてくれ |
サイレンの歌光化学の街が 音も無く揺れる 赤 青 黄色 シグナル巡る 連れ立つ僕と影法師 電磁波に漂い 何処かへと向かう 誰もが一度 夢を見る夏 空に太陽が燃えているよ 注意報が響く 僕はただ歩く 誰もがきっと アリバイの無い季節を 産声だけを吐きながら | キリンジ | 堀込泰行 | 堀込泰行 | キリンジ・冨田恵一 | 光化学の街が 音も無く揺れる 赤 青 黄色 シグナル巡る 連れ立つ僕と影法師 電磁波に漂い 何処かへと向かう 誰もが一度 夢を見る夏 空に太陽が燃えているよ 注意報が響く 僕はただ歩く 誰もがきっと アリバイの無い季節を 産声だけを吐きながら |
メスとコスメ不二子もハニーも真っ蒼 噂で“変わった”と聞いてはいたけど 「ひさしぶりね」と微笑む 戸惑いを見透かすように メスとコスメのサイボーグ 肋骨を抜いたね 面の顔を剥いだろう 蛾を思わせるその眉 自満の胸 鼻高々 見知らぬ女性 ああ、きれいだぜ 君はきれいだぜ その昔よりも すっごくきれいだぜ きっと なればいい 君になればいい 君は君のなりたいようになればいい 思う僕さ 密かに揶揄を込めつつ くちづけ交わせばそっと崩れ落ちて 「かわらないね」とつぶやく鳶色のその瞳に涙 僕の胸の奥に棲む 君の面影を塗り替えに来たの? いつでも君のまぶたは やさしく泣いたあとのように美しかった でも きれいだぜ 君はきれいだぜ その昔よりも すっごくきれいだぜ きっと なればいい 君はなればいい 君のなりたい“本当”になればいい 思う僕さ あてつけのつもりなのかい、それとも未練かい? 熱い紅茶も冷める距離だね やさしく泣いたあとのように美しかった でも きれいだぜ 君はきれいだぜ その昔よりも すっごくきれいだぜ きっと なればいい 君はなればいいさ 君のなりたい“本当”になればいい そうさ きれいだぜ とてもきれいだぜ 君は君のありたいようにあればいい 祈る僕さ | キリンジ | 堀込高樹 | 堀込高樹 | キリンジ・冨田恵一 | 不二子もハニーも真っ蒼 噂で“変わった”と聞いてはいたけど 「ひさしぶりね」と微笑む 戸惑いを見透かすように メスとコスメのサイボーグ 肋骨を抜いたね 面の顔を剥いだろう 蛾を思わせるその眉 自満の胸 鼻高々 見知らぬ女性 ああ、きれいだぜ 君はきれいだぜ その昔よりも すっごくきれいだぜ きっと なればいい 君になればいい 君は君のなりたいようになればいい 思う僕さ 密かに揶揄を込めつつ くちづけ交わせばそっと崩れ落ちて 「かわらないね」とつぶやく鳶色のその瞳に涙 僕の胸の奥に棲む 君の面影を塗り替えに来たの? いつでも君のまぶたは やさしく泣いたあとのように美しかった でも きれいだぜ 君はきれいだぜ その昔よりも すっごくきれいだぜ きっと なればいい 君はなればいい 君のなりたい“本当”になればいい 思う僕さ あてつけのつもりなのかい、それとも未練かい? 熱い紅茶も冷める距離だね やさしく泣いたあとのように美しかった でも きれいだぜ 君はきれいだぜ その昔よりも すっごくきれいだぜ きっと なればいい 君はなればいいさ 君のなりたい“本当”になればいい そうさ きれいだぜ とてもきれいだぜ 君は君のありたいようにあればいい 祈る僕さ |
エイリアンズ遥か空に旅客機 音もなく 公団の屋根の上 どこへ行く 誰かの不機嫌も 寝静まる夜さ バイパスの澄んだ空気と 僕の町 泣かないでくれ ダーリン ほら 月明かりが 長い夜に寝つけない 二人の額を撫でて まるで僕らはエイリアンズ 禁断の実 ほおばっては 月の裏を夢みて キミが好きだよ エイリアン この星のこの僻地で 魔法をかけてみせるさ いいかい どこかで不揃いな 遠吠え 仮面のようなスポーツカーが 火を吐いた 笑っておくれ ダーリン ほら 素晴らしい夜に 僕の短所をジョークにしても 眉をひそめないで そうさ僕らはエイリアンズ 街灯に沿って歩けば ごらん 新世界のようさ キミが好きだよ エイリアン 無いものねだりもキスで 魔法のように解けるさ いつか 踊ろうよ さぁ ダーリン ラストダンスを 暗いニュースが 日の出とともに町に降る前に まるで僕らはエイリアンズ 禁断の実 ほおばっては 月の裏を夢みて キミを愛してる エイリアン この星の僻地の僕らに 魔法をかけてみせるさ 大好さエイリアン わかるかい | キリンジ | 堀込泰行 | 堀込泰行 | キリンジ・冨田恵一 | 遥か空に旅客機 音もなく 公団の屋根の上 どこへ行く 誰かの不機嫌も 寝静まる夜さ バイパスの澄んだ空気と 僕の町 泣かないでくれ ダーリン ほら 月明かりが 長い夜に寝つけない 二人の額を撫でて まるで僕らはエイリアンズ 禁断の実 ほおばっては 月の裏を夢みて キミが好きだよ エイリアン この星のこの僻地で 魔法をかけてみせるさ いいかい どこかで不揃いな 遠吠え 仮面のようなスポーツカーが 火を吐いた 笑っておくれ ダーリン ほら 素晴らしい夜に 僕の短所をジョークにしても 眉をひそめないで そうさ僕らはエイリアンズ 街灯に沿って歩けば ごらん 新世界のようさ キミが好きだよ エイリアン 無いものねだりもキスで 魔法のように解けるさ いつか 踊ろうよ さぁ ダーリン ラストダンスを 暗いニュースが 日の出とともに町に降る前に まるで僕らはエイリアンズ 禁断の実 ほおばっては 月の裏を夢みて キミを愛してる エイリアン この星の僻地の僕らに 魔法をかけてみせるさ 大好さエイリアン わかるかい |
イカロスの末裔暮れゆく空の神は甘いアルトのキャプテン スムースな離陸に拍手 靴が鳴る 胸踊る これで浮世としばしのお別れさ ブギ・ウギ・ウィッキー! 心に弾みがついたら 胸を張れ 腕を振れ この旅客機に蒼くて仄暗いダンスフロアがあればね 可愛い女の子 キスを見舞うぜ ベイビ 今だ、さあ イカロスの末裔達の御一行 ハイになりたいやつら 遠くまで飛べるかな? 墜ちる術なら皆んな心得てる イカロスの末裔達の御一行 恋に焦がされっちまう ほうき星に願いを! 闇の中に浮かびあがるリンゴを見つけられたらいいね 高飛びをもくろむ男とグルメな猫 スマートな田舎紳士と若い連れ 長い爪 日毎夜毎 弱くなる磁力に浮き足立つのはもっともだね 御両人はマニア!? パンツは脱いじゃダメ、今は、まだ! イカロスの末裔達の御一行 ないものねだるやつら 遠くまで飛べるかな? 墜ちる術なら皆んな心得てる イカロスの末裔達の御一行 あるところにはあるさ ほうき星に願いを! 闇の中に浮かびあがるリンゴを見つけられたらいいね ジャンボジェットの胃袋の中でディナー 遅まきながらのヴァカンス ボルトを抜いといた This is the 君に贈るスーヴェニール! イカロスの末裔達の御一行 恋に焦がされっちまう 遠くまで飛べるかな? 墜ちる術なら皆んな心得てる 空から降りそそぐ音楽は圏外からのエアメール ほうき星に願いを! 胸の中に仕舞い込んだリンゴが腐ってなければいいね | キリンジ | 堀込高樹 | 堀込高樹 | キリンジ・冨田恵一 | 暮れゆく空の神は甘いアルトのキャプテン スムースな離陸に拍手 靴が鳴る 胸踊る これで浮世としばしのお別れさ ブギ・ウギ・ウィッキー! 心に弾みがついたら 胸を張れ 腕を振れ この旅客機に蒼くて仄暗いダンスフロアがあればね 可愛い女の子 キスを見舞うぜ ベイビ 今だ、さあ イカロスの末裔達の御一行 ハイになりたいやつら 遠くまで飛べるかな? 墜ちる術なら皆んな心得てる イカロスの末裔達の御一行 恋に焦がされっちまう ほうき星に願いを! 闇の中に浮かびあがるリンゴを見つけられたらいいね 高飛びをもくろむ男とグルメな猫 スマートな田舎紳士と若い連れ 長い爪 日毎夜毎 弱くなる磁力に浮き足立つのはもっともだね 御両人はマニア!? パンツは脱いじゃダメ、今は、まだ! イカロスの末裔達の御一行 ないものねだるやつら 遠くまで飛べるかな? 墜ちる術なら皆んな心得てる イカロスの末裔達の御一行 あるところにはあるさ ほうき星に願いを! 闇の中に浮かびあがるリンゴを見つけられたらいいね ジャンボジェットの胃袋の中でディナー 遅まきながらのヴァカンス ボルトを抜いといた This is the 君に贈るスーヴェニール! イカロスの末裔達の御一行 恋に焦がされっちまう 遠くまで飛べるかな? 墜ちる術なら皆んな心得てる 空から降りそそぐ音楽は圏外からのエアメール ほうき星に願いを! 胸の中に仕舞い込んだリンゴが腐ってなければいいね |
君の胸に抱かれたい逃げ去る恋をつかまえた 君をこの腕でつつみたいんだ 愛されんだ そうだよ 夢じゃないのさ ほおづきをほおばる君の頬に 僕は感じる さよならの国 くちづけの街に生きる 恋する二人は家なき子 拠る辺なさなんてのは いつものことだろ 陽のあたる大通りに 誓うよ どこへも行かないと 君をこの腕でつつみたいんだ 愛されんだ そうだよ 夢じゃないのさ 君のその胸に抱かれたい つよく よわく きつく 旅の途中で 僕らはみんな迷子になって “夢の島”まであとどのくらい? 街はタールの闇におおわれて 誘蛾灯をたよりに Chim Chim Cher-Ee ネオンの屋根から 君の名を大きく叫びたいんだ 愛されんだ そうだよ 夢じゃないのさ 君のその胸に抱かれたい つよく よわく きつく Baby Blue Jean 泣かないで どうか 水をかぶろう 裸になるよ 身に憶えのない思い出に しがみついていても 虚しくなるばかり 掠めた星の数を競うのかい? 逃げ去る恋をつかまえた 君をこの腕でつつみたいんだ Silly Love Song どうしたの? 茶化してないさ 君のその胸に抱かれたいよ 甘やかな身体 誓うよ どこへも行かないと 君をこの腕でつつみたいんだ 負けたよ 大きな赤ちゃん 見たよ 君は泣くふりも素敵だ 姿のいいひとよ | キリンジ | 堀込高樹 | 堀込高樹 | キリンジ・冨田恵一 | 逃げ去る恋をつかまえた 君をこの腕でつつみたいんだ 愛されんだ そうだよ 夢じゃないのさ ほおづきをほおばる君の頬に 僕は感じる さよならの国 くちづけの街に生きる 恋する二人は家なき子 拠る辺なさなんてのは いつものことだろ 陽のあたる大通りに 誓うよ どこへも行かないと 君をこの腕でつつみたいんだ 愛されんだ そうだよ 夢じゃないのさ 君のその胸に抱かれたい つよく よわく きつく 旅の途中で 僕らはみんな迷子になって “夢の島”まであとどのくらい? 街はタールの闇におおわれて 誘蛾灯をたよりに Chim Chim Cher-Ee ネオンの屋根から 君の名を大きく叫びたいんだ 愛されんだ そうだよ 夢じゃないのさ 君のその胸に抱かれたい つよく よわく きつく Baby Blue Jean 泣かないで どうか 水をかぶろう 裸になるよ 身に憶えのない思い出に しがみついていても 虚しくなるばかり 掠めた星の数を競うのかい? 逃げ去る恋をつかまえた 君をこの腕でつつみたいんだ Silly Love Song どうしたの? 茶化してないさ 君のその胸に抱かれたいよ 甘やかな身体 誓うよ どこへも行かないと 君をこの腕でつつみたいんだ 負けたよ 大きな赤ちゃん 見たよ 君は泣くふりも素敵だ 姿のいいひとよ |
グッデイ・グッバイレイディ 張り手うって逃げた大通りを デイドリーム もて余して坊やは風船を放つ そうさ アルバイトがビラを配り 学生がはしゃぐ午後 花盛った街で グッデイ 誰か さぁ僕と グッバイ 話さないか らららららら… 歌う号外さ グッデイ 見知らぬ人なら グッバイ 誰でもいいのさ ねぇ、お喋りを いいだろ? ドライバー 鳴らすクラクションも色とりどりで 道路を渡りきって 老婆はフーテンと笑う そうさ 赤信号と胸騒ぎが 街をくすぐる午後 鼻唄はブルーさ グッデイ 誰か さぁ僕と グッバイ 話さないか らららららら… 歌う号外さ グッデイ 見知らぬ人なら グッバイ 誰でもいいのさ ねぇ、お喋りを いいだろ? 地下鉄は袋小路で終点 真夜中のつぶやきは フレーズだけが鋭っては トンネルを削り 爪が痩せてく そうさ肩透かしの向かい風に 背中を流す午後 鼻唄とブルーズマン グッデイ 誰か さぁ僕と グッバイ 話さないか らららららら… 遠く風船が グッデイ 見知らぬ人なら グッバイ 誰でもいいのさ ねぇ、お喋りを いいだろ? グッデイ 誰か さぁ僕と グッバイ 話さないか らららららら… 歌う号外さ グッデイ 見知らぬ人なら グッバイ 誰でもいいのさ ねぇ、お喋りを いいだろ? | キリンジ | 堀込泰行 | キリンジ | キリンジ・冨田恵一 | レイディ 張り手うって逃げた大通りを デイドリーム もて余して坊やは風船を放つ そうさ アルバイトがビラを配り 学生がはしゃぐ午後 花盛った街で グッデイ 誰か さぁ僕と グッバイ 話さないか らららららら… 歌う号外さ グッデイ 見知らぬ人なら グッバイ 誰でもいいのさ ねぇ、お喋りを いいだろ? ドライバー 鳴らすクラクションも色とりどりで 道路を渡りきって 老婆はフーテンと笑う そうさ 赤信号と胸騒ぎが 街をくすぐる午後 鼻唄はブルーさ グッデイ 誰か さぁ僕と グッバイ 話さないか らららららら… 歌う号外さ グッデイ 見知らぬ人なら グッバイ 誰でもいいのさ ねぇ、お喋りを いいだろ? 地下鉄は袋小路で終点 真夜中のつぶやきは フレーズだけが鋭っては トンネルを削り 爪が痩せてく そうさ肩透かしの向かい風に 背中を流す午後 鼻唄とブルーズマン グッデイ 誰か さぁ僕と グッバイ 話さないか らららららら… 遠く風船が グッデイ 見知らぬ人なら グッバイ 誰でもいいのさ ねぇ、お喋りを いいだろ? グッデイ 誰か さぁ僕と グッバイ 話さないか らららららら… 歌う号外さ グッデイ 見知らぬ人なら グッバイ 誰でもいいのさ ねぇ、お喋りを いいだろ? |
アルカディア滲むキラ星 響く靴底のブルース ついて出る言葉は 放たれて意味へ急ぐ 光るやいなや 消える彗星のコース 満月を射止めて 血にうえた僕は笑う 迫り来るあの明日が 消えてゆく昨日より魅せたら テンポの乱れた風、風 冬の宇宙も焦がす 指で描いた 回る空っ風のループ 手のひらに浮かべて 息切れた都市に見舞う 背で見るあの明日が 悲しみを彩ってみせたら 永遠と刹那のカフェ・オ・レ 冬の空を満たす 迫り来るあの明日が 消えてゆく昨日より魅せたら テンポの乱れた風、風 冬の宇宙も焦がす ほら、もう空が開く | キリンジ | 堀込泰行 | 堀込泰行 | 冨田恵一 | 滲むキラ星 響く靴底のブルース ついて出る言葉は 放たれて意味へ急ぐ 光るやいなや 消える彗星のコース 満月を射止めて 血にうえた僕は笑う 迫り来るあの明日が 消えてゆく昨日より魅せたら テンポの乱れた風、風 冬の宇宙も焦がす 指で描いた 回る空っ風のループ 手のひらに浮かべて 息切れた都市に見舞う 背で見るあの明日が 悲しみを彩ってみせたら 永遠と刹那のカフェ・オ・レ 冬の空を満たす 迫り来るあの明日が 消えてゆく昨日より魅せたら テンポの乱れた風、風 冬の宇宙も焦がす ほら、もう空が開く |
千年紀末に降る雪は戸惑いに泣く子供らと嘲笑う大人と 恋人はサンタクロース 意外と背は低い 悲しげな善意の使者よ あいつの孤独の深さに誰も手を伸ばさない 歩行者天国 そこはソリなんて無理 横切ろうとするなんて気は確かかい? 「赤いオニがきたよ」と洒落てみるか 遅れてここに来たその訳さえ言わない 気弱なその真心は哀れを誘う 永久凍土の底に愛がある 玩具と引き替えに何を貰う? My Old Friend、慰みに真っ赤な柊の実をひとつどうぞ さあ、どうぞ 砂漠に水を蒔くなんておかしな男さ 「ごらん、神々を 祭りあげた歌も、貶める言葉も今は尽きた。」 千年紀末の雪に独り語ちた 君が待つのは世界の良い子の手紙 君の暖炉の火を守る人はいない 永久凍土の底に愛がある 玩具と引き替えに何を貰う? My Old Friend、慰みに真っ赤な柊の実をひとつどうぞ さあ、どうぞ 帝都随一のサウンドシステム 響かせて 摩天楼は夜に香る化粧瓶 千年紀末の雪! 嗚呼、東京の空を飛ぶ夢をみたよ 君が待つのは世界の良い子の手紙 君の暖炉の火を守る人はいない この永久凍土も溶ける日がくる 玩具と引き替えに都市が沈む My Old Friend、慰みに真っ赤な柊の実をひとつどうぞ 知らない街のホテルで静かに食事 遊ばないかと少女の娼婦が誘う 冷たい枕の裏に愛がある 夜風を遠く聞く 歯を磨く My Old Friend、慰みに真っ赤な柊の実をひとつどうぞ さあ、どうぞ | キリンジ | 堀込高樹 | 堀込高樹 | 冨田恵一 | 戸惑いに泣く子供らと嘲笑う大人と 恋人はサンタクロース 意外と背は低い 悲しげな善意の使者よ あいつの孤独の深さに誰も手を伸ばさない 歩行者天国 そこはソリなんて無理 横切ろうとするなんて気は確かかい? 「赤いオニがきたよ」と洒落てみるか 遅れてここに来たその訳さえ言わない 気弱なその真心は哀れを誘う 永久凍土の底に愛がある 玩具と引き替えに何を貰う? My Old Friend、慰みに真っ赤な柊の実をひとつどうぞ さあ、どうぞ 砂漠に水を蒔くなんておかしな男さ 「ごらん、神々を 祭りあげた歌も、貶める言葉も今は尽きた。」 千年紀末の雪に独り語ちた 君が待つのは世界の良い子の手紙 君の暖炉の火を守る人はいない 永久凍土の底に愛がある 玩具と引き替えに何を貰う? My Old Friend、慰みに真っ赤な柊の実をひとつどうぞ さあ、どうぞ 帝都随一のサウンドシステム 響かせて 摩天楼は夜に香る化粧瓶 千年紀末の雪! 嗚呼、東京の空を飛ぶ夢をみたよ 君が待つのは世界の良い子の手紙 君の暖炉の火を守る人はいない この永久凍土も溶ける日がくる 玩具と引き替えに都市が沈む My Old Friend、慰みに真っ赤な柊の実をひとつどうぞ 知らない街のホテルで静かに食事 遊ばないかと少女の娼婦が誘う 冷たい枕の裏に愛がある 夜風を遠く聞く 歯を磨く My Old Friend、慰みに真っ赤な柊の実をひとつどうぞ さあ、どうぞ |
Drive me crazy週末ならギアをハイに入れて 君とゆこう 雨の日のバイパス スムースな恋のヒール アンド トウ 踊ろう 小粋に右折 とびだしたよ、馬鹿な! ザクロを跳ねたら知らぬ存ぜぬで済むと思うな 逃げろよ、さあ どこへ行くのなんて聞くなよ 打ちやっておけよ 今は 犬がわめく 虚ろに響く遠くのサイレンからまわりする はずれたタガ 罪と罰を越えて 隣の彼、なぜかしらご陽気 可愛い愛車が生き血を欲しがる 呪われている? ヒヨコたちの列がぁ!! ザクロを跳ねたら知らぬ存ぜぬで済むと思うな 逃げろよ、さあ どこへ行くの?なんて聞くなよ 打ちやっておけよ、今は 犬がわめく ひときわ目立つ黄色い傘がからまわりする 君をさらう赤目のミッドナイトランブラー 引き返して欲しいかい?イヤだね 流れ弾がはじけてわななくベイビー 豪雨に抱かれたら声は届かない キスの下手な女 黙れよ!口封じをしようか? 指が締まる どこから来たとか行くとか打ちやっておくよ、今は 悪い夢さ 虚ろに響く遠くのサイレン からまわり | キリンジ | 堀込高樹 | 堀込高樹 | キリンジ・冨田恵一 | 週末ならギアをハイに入れて 君とゆこう 雨の日のバイパス スムースな恋のヒール アンド トウ 踊ろう 小粋に右折 とびだしたよ、馬鹿な! ザクロを跳ねたら知らぬ存ぜぬで済むと思うな 逃げろよ、さあ どこへ行くのなんて聞くなよ 打ちやっておけよ 今は 犬がわめく 虚ろに響く遠くのサイレンからまわりする はずれたタガ 罪と罰を越えて 隣の彼、なぜかしらご陽気 可愛い愛車が生き血を欲しがる 呪われている? ヒヨコたちの列がぁ!! ザクロを跳ねたら知らぬ存ぜぬで済むと思うな 逃げろよ、さあ どこへ行くの?なんて聞くなよ 打ちやっておけよ、今は 犬がわめく ひときわ目立つ黄色い傘がからまわりする 君をさらう赤目のミッドナイトランブラー 引き返して欲しいかい?イヤだね 流れ弾がはじけてわななくベイビー 豪雨に抱かれたら声は届かない キスの下手な女 黙れよ!口封じをしようか? 指が締まる どこから来たとか行くとか打ちやっておくよ、今は 悪い夢さ 虚ろに響く遠くのサイレン からまわり |
唐変木のためのガイダンスオーキー・ドーキー グッドアフタヌーン 唐変木のためのガイダンス 集いませ アタシもカレシも さぁ 始まるジャンボリー あなたのココロに 唐変木の木の実が落ちて 笑いませって 花びら一つ 大あくびにジャストミート 扁桃腺にからまる言葉、 あまのじゃく、夜泣き… 心当たりがあるなら ギャロップ ギャロップ 走れよ 偏平足の高鳴るほうへ 急ぎませ 効き目については 道化の比じゃないのさ ここまではいいかい? 焦がれた涙のあぶりだしさ それだけ 潜望鏡に浮かぶ太陽に うわの空もきっと染まることさ ササクレだってそう それでは さようなら 唐変木のためのガイダンス 終わりませ 明日も何処かで そう何処かでジャンボリー 笑いませ(アタシも) 急ぎませ(さぁカレシも) だってもう春が去って本当に久しいんなら あくびにジャストミート | キリンジ | 堀込泰行 | 堀込泰行 | キリンジ・冨田恵一 | オーキー・ドーキー グッドアフタヌーン 唐変木のためのガイダンス 集いませ アタシもカレシも さぁ 始まるジャンボリー あなたのココロに 唐変木の木の実が落ちて 笑いませって 花びら一つ 大あくびにジャストミート 扁桃腺にからまる言葉、 あまのじゃく、夜泣き… 心当たりがあるなら ギャロップ ギャロップ 走れよ 偏平足の高鳴るほうへ 急ぎませ 効き目については 道化の比じゃないのさ ここまではいいかい? 焦がれた涙のあぶりだしさ それだけ 潜望鏡に浮かぶ太陽に うわの空もきっと染まることさ ササクレだってそう それでは さようなら 唐変木のためのガイダンス 終わりませ 明日も何処かで そう何処かでジャンボリー 笑いませ(アタシも) 急ぎませ(さぁカレシも) だってもう春が去って本当に久しいんなら あくびにジャストミート |
恋の祭典あけすけな愛の歌が 夜の街を襲う 君を抱く世の男は 影ばかりを追う 胸騒ぎに泡だつ 人の波のまにまを あやかしの船が行く 花環の海へとつづく恋の祭典 マス・ゲーム 真澄の空のかなたに愛の衛星 夏のミサイル きめの粗い嘘を あやなす手ばかりが美しい 性懲りのない生き物 どこへでもお行き 手だれを手玉にとり 乗り継いできた女は 浜辺で姿を消す 花環の海へとつづく恋の祭典 マス・ゲーム 真澄の空のかなたに愛の衛星 夏のミサイル レヴュー! まさぐりあう指が激しさを増す 焔を蒔いて 花環の海へとつづく恋の祭典 マス・ゲーム 真澄の空のかなたに愛の衛星 夏のミサイル 花環の海へとつづく恋の祭典 マス・ゲーム 真澄の空のかなたに愛の衛星 夏のミサイル レヴュー! 輪投げのようなゲーム | キリンジ | 堀込高樹 | 堀込高樹 | キリンジ・冨田恵一 | あけすけな愛の歌が 夜の街を襲う 君を抱く世の男は 影ばかりを追う 胸騒ぎに泡だつ 人の波のまにまを あやかしの船が行く 花環の海へとつづく恋の祭典 マス・ゲーム 真澄の空のかなたに愛の衛星 夏のミサイル きめの粗い嘘を あやなす手ばかりが美しい 性懲りのない生き物 どこへでもお行き 手だれを手玉にとり 乗り継いできた女は 浜辺で姿を消す 花環の海へとつづく恋の祭典 マス・ゲーム 真澄の空のかなたに愛の衛星 夏のミサイル レヴュー! まさぐりあう指が激しさを増す 焔を蒔いて 花環の海へとつづく恋の祭典 マス・ゲーム 真澄の空のかなたに愛の衛星 夏のミサイル 花環の海へとつづく恋の祭典 マス・ゲーム 真澄の空のかなたに愛の衛星 夏のミサイル レヴュー! 輪投げのようなゲーム |
銀砂子のピンボールさぁ夜だ 街に出るさ 笑い話のひとつも連れて ひるがえし洒落に身を包んだら 賑わうほうへ目も醒めるよなクロール ヘイ!鳴らせバンジョー 僕はここさ ミラーボールの礫を浴びて 戯れに煙の輪をくぐるよ それでは 今宵ロデオはチャールストンで そら 名うての僕を 投げ縄でタントウシャが狙ってる 誰かが高く啼けば 狭い通りは谺(こだま)で返す 楽しいから素直に手を叩くさ ハレルーヤ 恋人たちのパントマイムは 月に満ちるほどに あ~ぁ!? 佳境へと深く潜り込むのさ ヘイ!鳴らせバンジョー 僕はここで 夏の終わりの夢を手操るさ 手に入れたリンゴに歯形をつけて 投げれば 見ろ 銀砂子のピンボールだ 眠れなきゃそれでいいさ 明け方に感嘆符を放つから | キリンジ | 堀込泰行 | 堀込泰行 | キリンジ・冨田恵一 | さぁ夜だ 街に出るさ 笑い話のひとつも連れて ひるがえし洒落に身を包んだら 賑わうほうへ目も醒めるよなクロール ヘイ!鳴らせバンジョー 僕はここさ ミラーボールの礫を浴びて 戯れに煙の輪をくぐるよ それでは 今宵ロデオはチャールストンで そら 名うての僕を 投げ縄でタントウシャが狙ってる 誰かが高く啼けば 狭い通りは谺(こだま)で返す 楽しいから素直に手を叩くさ ハレルーヤ 恋人たちのパントマイムは 月に満ちるほどに あ~ぁ!? 佳境へと深く潜り込むのさ ヘイ!鳴らせバンジョー 僕はここで 夏の終わりの夢を手操るさ 手に入れたリンゴに歯形をつけて 投げれば 見ろ 銀砂子のピンボールだ 眠れなきゃそれでいいさ 明け方に感嘆符を放つから |
ダンボールの宮殿砂漠の雪なら一匙いくらで売れる? 祈りはとにかく高くつく 世の常さ 紙切れつかんだ地団太が地下鉄(メトロ)に響く 無節操なカモをごらん 悪党ばかり 負け犬は路地で嘔吐 真夏にキャメルのコート 冷たい汗の濃度が跳ねあがる夜 身の程知らずの名士 血を吸うカメラの餌食 その愚かさに自らを恥じ入る夜 名を騙(かた)った崇り、はたまた債務の亡霊 昨日がサギなら明日はカモ 誰の歌? なまあたたかい夜霧は何かの前触れか? 支店長はここから舞い降りたのか 負け犬は路地で嘔吐 真夏にキャメルのコート 冷たい汗の濃度が跳ねあがる夜 私服の刑事はカジュアル 物腰はやけにソフト 拷問はまさにディープなナイスミドル Thank you for let me be myself! 鉄の仮面、ようやく剥がれて 仕事も家も今はもうない 俺は俺でしかない 緋色のダンボールの宮殿(パレス) 負け犬は路地で嘔吐 真夏にキャメルのコート 冷たい汗の濃度が跳ね上がる夜 身の程知らずの名士 冷やかしはよせよクルーナー グランギニョールは 今日もどこかでだれか | キリンジ | 堀込高樹 | 堀込高樹 | キリンジ・冨田恵一 | 砂漠の雪なら一匙いくらで売れる? 祈りはとにかく高くつく 世の常さ 紙切れつかんだ地団太が地下鉄(メトロ)に響く 無節操なカモをごらん 悪党ばかり 負け犬は路地で嘔吐 真夏にキャメルのコート 冷たい汗の濃度が跳ねあがる夜 身の程知らずの名士 血を吸うカメラの餌食 その愚かさに自らを恥じ入る夜 名を騙(かた)った崇り、はたまた債務の亡霊 昨日がサギなら明日はカモ 誰の歌? なまあたたかい夜霧は何かの前触れか? 支店長はここから舞い降りたのか 負け犬は路地で嘔吐 真夏にキャメルのコート 冷たい汗の濃度が跳ねあがる夜 私服の刑事はカジュアル 物腰はやけにソフト 拷問はまさにディープなナイスミドル Thank you for let me be myself! 鉄の仮面、ようやく剥がれて 仕事も家も今はもうない 俺は俺でしかない 緋色のダンボールの宮殿(パレス) 負け犬は路地で嘔吐 真夏にキャメルのコート 冷たい汗の濃度が跳ね上がる夜 身の程知らずの名士 冷やかしはよせよクルーナー グランギニョールは 今日もどこかでだれか |
癇癪と色気好きさと放ってすぐに蠢めく僕の指は 花をあしらった賄賂贈る、君に 悠然としたフォルムで ヨーグルトなんぞ嗜んでる 鞄の中で一晩過ごした後 踵(きびす)をかえして街へと浮かぶ こむら返りもそのままにして 手繰(たぐ)って なぞって 掠(かす)って 閃(ひらめ)く春 弄(いじ)って 嬲(なぶ)って 舐(ねぶ)って しくじる夏 言いそびれたこと思い出してまた歌う 巡ってまた来る二人が瞬く間に 昼から星眺めて 花束食べて寝て 目覚めたなりの挨拶する、しない この気の許せない世界 気のおけない誰かに出会うのさ 微笑みの形に似た口元から こぼれ出るクリシェのクリシェ2乗 気焔を吐いても 息爽やか 穿(うが)って 日和(ひよ)って 噛って 罵(ののし)る秋 祈って 光って 叶って 漲(みなぎ)る冬 赤いエゴの実がはらむ癇癪と色気 出会って別れる光がはためく間に ライ ラララライ ライ ライ ラ… 手繰(たぐ)って なぞって 掠(かす)って 閃(ひらめ)く春 弄(いじ)って 嬲(なぶ)って 舐(ねぶ)って しくじる夏 言いそびれたこと思い出してまた歌う 巡ってまた来る二人が瞬く間に 穿(うが)って 日和(ひよ)って 噛って 罵(ののし)る秋 祈って 光って 叶って 漲(みなぎ)る冬 赤いエゴの実がはらむ癇癪と色気 出会って別れる光がはためく間に ラララ ラララ 赤いエゴの実がはらむ癇癪と色気 出会って別れる光がはためく間に 出会って別れる光がはためく間に ライ ラララライ ライ ライ ラ… | キリンジ | 堀込高樹 | 堀込高樹 | キリンジ・冨田恵一 | 好きさと放ってすぐに蠢めく僕の指は 花をあしらった賄賂贈る、君に 悠然としたフォルムで ヨーグルトなんぞ嗜んでる 鞄の中で一晩過ごした後 踵(きびす)をかえして街へと浮かぶ こむら返りもそのままにして 手繰(たぐ)って なぞって 掠(かす)って 閃(ひらめ)く春 弄(いじ)って 嬲(なぶ)って 舐(ねぶ)って しくじる夏 言いそびれたこと思い出してまた歌う 巡ってまた来る二人が瞬く間に 昼から星眺めて 花束食べて寝て 目覚めたなりの挨拶する、しない この気の許せない世界 気のおけない誰かに出会うのさ 微笑みの形に似た口元から こぼれ出るクリシェのクリシェ2乗 気焔を吐いても 息爽やか 穿(うが)って 日和(ひよ)って 噛って 罵(ののし)る秋 祈って 光って 叶って 漲(みなぎ)る冬 赤いエゴの実がはらむ癇癪と色気 出会って別れる光がはためく間に ライ ラララライ ライ ライ ラ… 手繰(たぐ)って なぞって 掠(かす)って 閃(ひらめ)く春 弄(いじ)って 嬲(なぶ)って 舐(ねぶ)って しくじる夏 言いそびれたこと思い出してまた歌う 巡ってまた来る二人が瞬く間に 穿(うが)って 日和(ひよ)って 噛って 罵(ののし)る秋 祈って 光って 叶って 漲(みなぎ)る冬 赤いエゴの実がはらむ癇癪と色気 出会って別れる光がはためく間に ラララ ラララ 赤いエゴの実がはらむ癇癪と色気 出会って別れる光がはためく間に 出会って別れる光がはためく間に ライ ラララライ ライ ライ ラ… |
耳をうずめて祈りにも似ていた恋人の名前も今は 遠い響きを残して消えたよ イソシギの護岸に耳をうずめていたのさ “憂鬱はまさにそう! 凪いだ情熱だ” 鈍色に暮れる冷たい心で何を感じる? 僕は音楽に愛されてる、そう思うのか? かりそめのなれそめににわかに色めきたつよ こぬか雨に憑かれた通りが その胸のたわみに耳をうずめて聴くのさ 邪なふたつの魂の静けさを 鈍色に暮れる冷たい心のめあては君さ 僕ら音楽に愛されてる、そう思うのか? 人のようなふりをしてる声色 美しい嘘で酒落のめして二人でブギを弾く 僕ら音楽に愛されてる、とりこの街で かたびらを裂いて白金色した空の底から 僕ら息の根をまさぐるんだ 握る葦と羽毛の轟音 固有の鼻歌 | キリンジ | 堀込高樹 | 堀込高樹 | キリンジ・冨田恵一 | 祈りにも似ていた恋人の名前も今は 遠い響きを残して消えたよ イソシギの護岸に耳をうずめていたのさ “憂鬱はまさにそう! 凪いだ情熱だ” 鈍色に暮れる冷たい心で何を感じる? 僕は音楽に愛されてる、そう思うのか? かりそめのなれそめににわかに色めきたつよ こぬか雨に憑かれた通りが その胸のたわみに耳をうずめて聴くのさ 邪なふたつの魂の静けさを 鈍色に暮れる冷たい心のめあては君さ 僕ら音楽に愛されてる、そう思うのか? 人のようなふりをしてる声色 美しい嘘で酒落のめして二人でブギを弾く 僕ら音楽に愛されてる、とりこの街で かたびらを裂いて白金色した空の底から 僕ら息の根をまさぐるんだ 握る葦と羽毛の轟音 固有の鼻歌 |
牡牛座ラプソディこれみよがしのガチガチビバッパー 果ては、小股もシャープな清らかなシスター 低く翔ぶ遊撃手はいなせななり 朝からやけに賑わしい うわさが魔都に集まれば 男の晩歌で尻を拭く奴、俺は はにかみまぎれにギターを破る ここはひとつ、高笑いで飛躍としよう 朝からコントではずむよ あらすじ読んで深呼吸 赤いシャツのバッファロー! 「四の五の言うなよ、来やれ!」笑う鰐とバッファロー! 「二も一もないさ、消えろ!」躍る熊とバッファロー! 「彼にバレたら、居直れ!」 泡の罠はラプソディ ベリィロールで大見得きれ! 羽毛より軽い骨をもつ奴、俺は 血の売り買いを手早く済ます 顎が鳴る つばきが飛ぶ 金が唸る 采をふる手も麗しい 本当と嘘の匙加減 赤いシャツのバッファロー! 「四の五の言うなよ、来やれ!」笑う鰐とバッファロー! 「二も一もないさ、消えろ!」躍る熊とバッファロー! 「彼にバレたら、居直れ!」 泡の罠はラプソディ ベリィロールで大見得きれ! 赤いシャツのバッファロー! 「四の五の言うなよ、来やれ!」笑う鰐とバッファロー! 「二も一もないさ、消えろ!」躍る熊とバッファロー! 「彼にバレたら、居直れ!」猛り立てばバッファロー! 「四の五の言うなよ、来やれ!」 周りぜんぶバッファロー! 「彼にバレたら、居直れ!」 泡の罠はラプソディ ベリィロールで大見得きれ! | キリンジ | 堀込高樹 | キリンジ | キリンジ・冨田恵一 | これみよがしのガチガチビバッパー 果ては、小股もシャープな清らかなシスター 低く翔ぶ遊撃手はいなせななり 朝からやけに賑わしい うわさが魔都に集まれば 男の晩歌で尻を拭く奴、俺は はにかみまぎれにギターを破る ここはひとつ、高笑いで飛躍としよう 朝からコントではずむよ あらすじ読んで深呼吸 赤いシャツのバッファロー! 「四の五の言うなよ、来やれ!」笑う鰐とバッファロー! 「二も一もないさ、消えろ!」躍る熊とバッファロー! 「彼にバレたら、居直れ!」 泡の罠はラプソディ ベリィロールで大見得きれ! 羽毛より軽い骨をもつ奴、俺は 血の売り買いを手早く済ます 顎が鳴る つばきが飛ぶ 金が唸る 采をふる手も麗しい 本当と嘘の匙加減 赤いシャツのバッファロー! 「四の五の言うなよ、来やれ!」笑う鰐とバッファロー! 「二も一もないさ、消えろ!」躍る熊とバッファロー! 「彼にバレたら、居直れ!」 泡の罠はラプソディ ベリィロールで大見得きれ! 赤いシャツのバッファロー! 「四の五の言うなよ、来やれ!」笑う鰐とバッファロー! 「二も一もないさ、消えろ!」躍る熊とバッファロー! 「彼にバレたら、居直れ!」猛り立てばバッファロー! 「四の五の言うなよ、来やれ!」 周りぜんぶバッファロー! 「彼にバレたら、居直れ!」 泡の罠はラプソディ ベリィロールで大見得きれ! |
水色のアジサイの上退屈な午後 悔し紛れにもう一度日捲りカレンダーを裂く 会話も途切れて 沸きだしたお湯の音に耳を傾ける君を そっと抱いて 魔法瓶沸いてる 雨つたい落ちるガラス窓 薄皮色の雲が塗りつぶした空の下 街は眩しい世界 「ひなびた僕らのシャンゼリゼ…?」 及び腰なふりで君を見れば そっぽ向いて 「ぽっ」と咲いてる 雨唄い踊るカタツムリ 『味気ない音楽は僕らをやたらと放っておく』 絵の具のチューブを好きなだけ おや指の腹で圧し出したような カエルは手のひら跳ね回る 待っていた重さだ憂鬱も捌ける 飛んで返って 気取って鳴いてる 雨唄い落ちるガラス窓 雨伝い逢瀬へとカタツムリは踊る 水色のアジサイの上 | キリンジ | 堀込泰行 | 堀込泰行 | | 退屈な午後 悔し紛れにもう一度日捲りカレンダーを裂く 会話も途切れて 沸きだしたお湯の音に耳を傾ける君を そっと抱いて 魔法瓶沸いてる 雨つたい落ちるガラス窓 薄皮色の雲が塗りつぶした空の下 街は眩しい世界 「ひなびた僕らのシャンゼリゼ…?」 及び腰なふりで君を見れば そっぽ向いて 「ぽっ」と咲いてる 雨唄い踊るカタツムリ 『味気ない音楽は僕らをやたらと放っておく』 絵の具のチューブを好きなだけ おや指の腹で圧し出したような カエルは手のひら跳ね回る 待っていた重さだ憂鬱も捌ける 飛んで返って 気取って鳴いてる 雨唄い落ちるガラス窓 雨伝い逢瀬へとカタツムリは踊る 水色のアジサイの上 |
茜色したあの空は茜色したあの空はまた今日も 僕の知らないアイツらの胸を痛ませる 彼方の雲を睨む 部屋を出てすぐ天気雨降り出して 僕の隣のあの美女は傘もささずに立つ 晴れている空を睨む 喉越しのいい涙で最後のお別れできたらいいさ 真綿の降る夜に僕は跳ね起きて 彼女の寝顔を盗むよ 頬に潮が満ちる 数多の神を思う ギターを弾ねてみろ 手のひら火にかざそう 明日の空気を匂え | キリンジ | 堀込高樹 | 堀込高樹 | | 茜色したあの空はまた今日も 僕の知らないアイツらの胸を痛ませる 彼方の雲を睨む 部屋を出てすぐ天気雨降り出して 僕の隣のあの美女は傘もささずに立つ 晴れている空を睨む 喉越しのいい涙で最後のお別れできたらいいさ 真綿の降る夜に僕は跳ね起きて 彼女の寝顔を盗むよ 頬に潮が満ちる 数多の神を思う ギターを弾ねてみろ 手のひら火にかざそう 明日の空気を匂え |
水とテクノクラート流れる河 虹色オイル 眺めるテクノクラートさ 水灯り 遠くでファルセット 一適 手鳴るほうへ そして待っているのは 甘い不埒なメロディー 投げかけたキス 気付かれたら頬ばる テクノクラートさ 水灯り 遠くでファルセッ 一適 手鳴るほうへ そして待っているのは 甘い不埒なメロディー 合間縫う腑に落ちない ミュージック止めて ああ、水鳥飛び去ってく 飛行場の濡れそぼつは 君の背に似てる 皮を剥いて 白い耳たぶを甘噛み 雨足より速く海へ向かう僕は 赤いK急に乗って三崎へ 水灯り 遠くでファルセット 一適 手鳴るほうへ そして待っているのは 甘い不埒なメロディー 合間縫う腑に落ちない ミュージック止めて 肩透かしのカタストロフィは続く 合間縫う腑に落ちない ミュージック止めて 肩透かしのカタストロフィは続く 合間縫う腑に落ちない ミュージック止めて 肩透かしのカタストロフィは続く 合間縫う腑に落ちないミュージック止めて | キリンジ | 堀込高樹 | 堀込高樹 | | 流れる河 虹色オイル 眺めるテクノクラートさ 水灯り 遠くでファルセット 一適 手鳴るほうへ そして待っているのは 甘い不埒なメロディー 投げかけたキス 気付かれたら頬ばる テクノクラートさ 水灯り 遠くでファルセッ 一適 手鳴るほうへ そして待っているのは 甘い不埒なメロディー 合間縫う腑に落ちない ミュージック止めて ああ、水鳥飛び去ってく 飛行場の濡れそぼつは 君の背に似てる 皮を剥いて 白い耳たぶを甘噛み 雨足より速く海へ向かう僕は 赤いK急に乗って三崎へ 水灯り 遠くでファルセット 一適 手鳴るほうへ そして待っているのは 甘い不埒なメロディー 合間縫う腑に落ちない ミュージック止めて 肩透かしのカタストロフィは続く 合間縫う腑に落ちない ミュージック止めて 肩透かしのカタストロフィは続く 合間縫う腑に落ちない ミュージック止めて 肩透かしのカタストロフィは続く 合間縫う腑に落ちないミュージック止めて |
汗染みは淡いブルース積乱雲のせたハイウェイを たゆとうタールは逃げ水 光繊維の滑(すべ)らかなシャツ 夕立 汗染みは淡いブルース 滴り落ちてる 衛星都市へのサウダージ 寄せては返す電磁波よ ヒスイの眼鏡 蔓は空へと 夕顔 汗染みは淡いブルース こんがらがっている アルミニウムの顔色の女の肩はなだらか 誘蛾灯のようなその眼は 全裸のトロフィーをなだめる 気抜けの体でクロールをする 軽い失意の鼻濁音 果てなき露地をゆくバガボンド 赫い桑の実 艶やかな繭 夕凪 汗染みは淡いブルース 背中に地図を描く 光繊維の滑(すべ)らかなシャツ 夕立 汗染みは淡いブルース 滴り落ちてる ヒスイの眼鏡 蔓は空へと 夕顔 汗染みは淡いブルース こんがらがっている 赫い桑の実 艶やかな繭 夕凪 汗染みは淡いブルース 背中に地図を描く | キリンジ | 堀込高樹 | 堀込高樹 | キリンジ | 積乱雲のせたハイウェイを たゆとうタールは逃げ水 光繊維の滑(すべ)らかなシャツ 夕立 汗染みは淡いブルース 滴り落ちてる 衛星都市へのサウダージ 寄せては返す電磁波よ ヒスイの眼鏡 蔓は空へと 夕顔 汗染みは淡いブルース こんがらがっている アルミニウムの顔色の女の肩はなだらか 誘蛾灯のようなその眼は 全裸のトロフィーをなだめる 気抜けの体でクロールをする 軽い失意の鼻濁音 果てなき露地をゆくバガボンド 赫い桑の実 艶やかな繭 夕凪 汗染みは淡いブルース 背中に地図を描く 光繊維の滑(すべ)らかなシャツ 夕立 汗染みは淡いブルース 滴り落ちてる ヒスイの眼鏡 蔓は空へと 夕顔 汗染みは淡いブルース こんがらがっている 赫い桑の実 艶やかな繭 夕凪 汗染みは淡いブルース 背中に地図を描く |
冬のオルカ逃げるホライゾン 東の彼方に嗤うオレの未来よ 西日あつめて進むセダンは 褪せたシートに涎た夏を染めたまま 季節を滑るスタンピード 軋む 都市へ嘶くダウンビート 跳ねる ハイディ・ホー フレー! 唄え「ローハイド」 高く摩天楼へ 弧を描いて宙を射れば冬のオルカさ 夏は今 遠く遥か向こう 不意の交響詩を放つ 「ひらけゴマ!」 季節を滑るスタンピード 軋む 都市へ嘶くダウンビート 跳ねる ハイディ・ホー 季節を滑るスタンピード 煙る 都市へ嘶くダウンビート 歪む ハイディ・ホー… | キリンジ | 堀込泰行 | 堀込泰行 | キリンジ | 逃げるホライゾン 東の彼方に嗤うオレの未来よ 西日あつめて進むセダンは 褪せたシートに涎た夏を染めたまま 季節を滑るスタンピード 軋む 都市へ嘶くダウンビート 跳ねる ハイディ・ホー フレー! 唄え「ローハイド」 高く摩天楼へ 弧を描いて宙を射れば冬のオルカさ 夏は今 遠く遥か向こう 不意の交響詩を放つ 「ひらけゴマ!」 季節を滑るスタンピード 軋む 都市へ嘶くダウンビート 跳ねる ハイディ・ホー 季節を滑るスタンピード 煙る 都市へ嘶くダウンビート 歪む ハイディ・ホー… |
ニュータウン肩に降る雨をまとう ひるがえす ひるがえす 言葉、言葉、言葉、言葉 シャツとコートが擦れ合う 振り返る 振り返る 君を、君を、君を、君を ひしゃげた傘の歌は もう歌いたくないのだろう 虹とそのスカーフの 衣擦れを聞いて 今日という日君に出会えて オォ、ダァリン 光の匂い 昼のサイレン 緑のシグナル 新しい街 仰ぎ見るビル そうさ! 今日もまた 追うよ 視界の隅に落ちた 長い影を 響き渡るのか? 銀色の声 誰さ? 恋の歌 カナリア? 書き割りの空の むこうの雲から 宇宙の木の実を頬張る むせかえす むせかえす 言葉、言葉、言葉、言葉 屋根から悪魔が落ちる つむじ風 たちまわる 二人、二人、二人、二人 茨の冠は もう打ち遣りたいのだろう 脊髄 駆け抜けてく 悲しみを たやすく 追い抜いてく 君は誰だ? オォ、ダァリン 一雨降れ つるべ落としに 逃げたヒグラシ 新しい街 仰ぎ見るビル そうさ! 今日もまた 追うよ 視界の隅に落ちた 長い影を 響き渡るのか? 銀色の声 誰さ? 恋の歌 カナリア? 書き割りの空の むこうの雲から 新しい街 仰ぎ見るビル そうさ! 今日もまた 追うよ 少しだけ前よりも 若い僕さ! 響き渡るのか? 銀色の声 誰さ? 恋の歌 カナリア? 燃えさしの太陽の 沈む路地から | キリンジ | 堀込高樹 | 堀込高樹 | キリンジ | 肩に降る雨をまとう ひるがえす ひるがえす 言葉、言葉、言葉、言葉 シャツとコートが擦れ合う 振り返る 振り返る 君を、君を、君を、君を ひしゃげた傘の歌は もう歌いたくないのだろう 虹とそのスカーフの 衣擦れを聞いて 今日という日君に出会えて オォ、ダァリン 光の匂い 昼のサイレン 緑のシグナル 新しい街 仰ぎ見るビル そうさ! 今日もまた 追うよ 視界の隅に落ちた 長い影を 響き渡るのか? 銀色の声 誰さ? 恋の歌 カナリア? 書き割りの空の むこうの雲から 宇宙の木の実を頬張る むせかえす むせかえす 言葉、言葉、言葉、言葉 屋根から悪魔が落ちる つむじ風 たちまわる 二人、二人、二人、二人 茨の冠は もう打ち遣りたいのだろう 脊髄 駆け抜けてく 悲しみを たやすく 追い抜いてく 君は誰だ? オォ、ダァリン 一雨降れ つるべ落としに 逃げたヒグラシ 新しい街 仰ぎ見るビル そうさ! 今日もまた 追うよ 視界の隅に落ちた 長い影を 響き渡るのか? 銀色の声 誰さ? 恋の歌 カナリア? 書き割りの空の むこうの雲から 新しい街 仰ぎ見るビル そうさ! 今日もまた 追うよ 少しだけ前よりも 若い僕さ! 響き渡るのか? 銀色の声 誰さ? 恋の歌 カナリア? 燃えさしの太陽の 沈む路地から |
かどわかされてあぶれるすべてはありふれるよ デパートメント 瞬きひとつしない 光りに満ちている 華やぐ世界の陳列はどこまでも あぁ、夢を餌に手ぐすね引く 仕掛花火のよう 売り場は空寝の欲望のゆりかご 美しい品々をかざした視線の先 塵が踊る かどわかされた 他愛のない審美眼 甘い誘惑 溜息まじり あばずれの毒(プワゾン) 黄金に恋焦がれ あやかしいまやかし 垂れ込めた雲の下腹を突く デパートメント 装いも新たに! 凡庸なボサノヴァ めぐる季節の変わりめには 誰も彼もが シナをつくる招き猫に とり憑かれっちまう 微熱に水を向けられて魔がさした 手癖の悪い女のきわどさに 耳を澄ませてみな 舌を巻くよ! かどわかされた 他愛のない審美眼 甘い誘惑 溜息まじり あばずれの毒(プワゾン) 真綿の枷 鼻歌まじり 名誉市民 集う 飴色ショーウインドーの灯が 暗い顔を照らすよ 掃き溜めの星屑 わだかまり | キリンジ | 堀込高樹 | 堀込高樹 | キリンジ | あぶれるすべてはありふれるよ デパートメント 瞬きひとつしない 光りに満ちている 華やぐ世界の陳列はどこまでも あぁ、夢を餌に手ぐすね引く 仕掛花火のよう 売り場は空寝の欲望のゆりかご 美しい品々をかざした視線の先 塵が踊る かどわかされた 他愛のない審美眼 甘い誘惑 溜息まじり あばずれの毒(プワゾン) 黄金に恋焦がれ あやかしいまやかし 垂れ込めた雲の下腹を突く デパートメント 装いも新たに! 凡庸なボサノヴァ めぐる季節の変わりめには 誰も彼もが シナをつくる招き猫に とり憑かれっちまう 微熱に水を向けられて魔がさした 手癖の悪い女のきわどさに 耳を澄ませてみな 舌を巻くよ! かどわかされた 他愛のない審美眼 甘い誘惑 溜息まじり あばずれの毒(プワゾン) 真綿の枷 鼻歌まじり 名誉市民 集う 飴色ショーウインドーの灯が 暗い顔を照らすよ 掃き溜めの星屑 わだかまり |
五月病ブルドッグ横目で流す 井戸端は今日も アマリリス 戸惑いながら 五月の窓をもれるよ パトロール鼻を効かせば それ見ろ優等生 やぁ! 運動場 誰かがきっと 泣いてるそんな 気がしたよ でもそうさ どこの町でも いわゆる 名も知らないのが胸の エンブレムを放りなげたり 友達いない 土曜のサイレンは やたら長く唸るもんさ ダディダディダ 歌は朗らか、口笛高らかに ニュータウン 誰かが きっと 今夜シチューを 食べるんだろう ワオ! 木漏れ日の繁る 道をぬけて 陽炎の影つかまえようか ブルドッグ横目で流す 日替わりの記念碑 さぁパトロール 誰かが 僕を 待ってるそんな 気がするよ | キリンジ | 堀込泰行 | 堀込泰行 | キリンジ | ブルドッグ横目で流す 井戸端は今日も アマリリス 戸惑いながら 五月の窓をもれるよ パトロール鼻を効かせば それ見ろ優等生 やぁ! 運動場 誰かがきっと 泣いてるそんな 気がしたよ でもそうさ どこの町でも いわゆる 名も知らないのが胸の エンブレムを放りなげたり 友達いない 土曜のサイレンは やたら長く唸るもんさ ダディダディダ 歌は朗らか、口笛高らかに ニュータウン 誰かが きっと 今夜シチューを 食べるんだろう ワオ! 木漏れ日の繁る 道をぬけて 陽炎の影つかまえようか ブルドッグ横目で流す 日替わりの記念碑 さぁパトロール 誰かが 僕を 待ってるそんな 気がするよ |
野良の虹女の子のヒップは白くて冷たい 捻くれてるキッスは涙で甘辛い さよなら またあおうね 涸れた頬をよせあう 流星のイレズミをまぶたに刻め 袂を分かつ野良の虹 桃色の手のひらを降る恋人よ バイバイバイ 騙し絵みたいな顔をして笑わせて 七曲がりなセックスを 楽しんだものさ さよなら またあおうね 見果てた空の下で 流星のイレズミをまぶたに刻め 袂を分かつ野良の虹 桃色の手のひらを降る恋人よ バイバイバイ、グッバァーイ 左胸が繰り出してくる 黄昏動悸とニガい汗 落ちにくい口紅を塗りなおす 君はだれだ 流星のイレズミをまぶたに刻め 袂を分かつ野良の虹 桃色の手のひらを降る恋人よ バイバイバイ、グッバァーイ | キリンジ | 堀込高樹 | 堀込高樹 | キリンジ | 女の子のヒップは白くて冷たい 捻くれてるキッスは涙で甘辛い さよなら またあおうね 涸れた頬をよせあう 流星のイレズミをまぶたに刻め 袂を分かつ野良の虹 桃色の手のひらを降る恋人よ バイバイバイ 騙し絵みたいな顔をして笑わせて 七曲がりなセックスを 楽しんだものさ さよなら またあおうね 見果てた空の下で 流星のイレズミをまぶたに刻め 袂を分かつ野良の虹 桃色の手のひらを降る恋人よ バイバイバイ、グッバァーイ 左胸が繰り出してくる 黄昏動悸とニガい汗 落ちにくい口紅を塗りなおす 君はだれだ 流星のイレズミをまぶたに刻め 袂を分かつ野良の虹 桃色の手のひらを降る恋人よ バイバイバイ、グッバァーイ |
風を撃て香る夜を背に控えて待つ夕暮れが 誰の仕業? 崩れ落ちた 太陽に身を凭れトランペットが叫ぶよ 赤黒い雲 燻る闇の音色(トーン) 風を撃て! 左岸の向こうから 風を撃て! 流れ飛ぶ赤い 風を撃て! 黒い髪が乱れてその暴れるシャツをなだめる間に パラッパッパ パッパラ パッパラ フェイドアウェイ パラッパッパラ パッパラ パッパラ フェイドアウェイ パラッパッパ パッパラ パッパラ フェイドアウェイ ハードケース咽ぶ草の間に横たえて 遠く覗き込んだスナイパー 高架線をぬけて描かれるあの軌跡 煽る警鐘の叩きだした急速調(アレグロ) 風を撃て! 左岸の向こうから 風を撃て! 流れ飛ぶ赤い 風を撃て! 黒い髪が乱れてその暴れるシャツをなだめる間に パラッパッパ パッパラ パッパラ フェイドアウェイ パラッパッパラ パッパラ パッパラ フェイドアウェイ パラッパッパ パッパラ パッパラ フェイドアウェイ パラッパッパ パッパラ パッパラ フェイドアウェイ パラッパッパラ パッパラ パッパラ フェイドアウェイ パラッパッパ パッパラ パッパラ フェイドアウェイ | キリンジ | 堀込泰行 | 堀込泰行 | キリンジ | 香る夜を背に控えて待つ夕暮れが 誰の仕業? 崩れ落ちた 太陽に身を凭れトランペットが叫ぶよ 赤黒い雲 燻る闇の音色(トーン) 風を撃て! 左岸の向こうから 風を撃て! 流れ飛ぶ赤い 風を撃て! 黒い髪が乱れてその暴れるシャツをなだめる間に パラッパッパ パッパラ パッパラ フェイドアウェイ パラッパッパラ パッパラ パッパラ フェイドアウェイ パラッパッパ パッパラ パッパラ フェイドアウェイ ハードケース咽ぶ草の間に横たえて 遠く覗き込んだスナイパー 高架線をぬけて描かれるあの軌跡 煽る警鐘の叩きだした急速調(アレグロ) 風を撃て! 左岸の向こうから 風を撃て! 流れ飛ぶ赤い 風を撃て! 黒い髪が乱れてその暴れるシャツをなだめる間に パラッパッパ パッパラ パッパラ フェイドアウェイ パラッパッパラ パッパラ パッパラ フェイドアウェイ パラッパッパ パッパラ パッパラ フェイドアウェイ パラッパッパ パッパラ パッパラ フェイドアウェイ パラッパッパラ パッパラ パッパラ フェイドアウェイ パラッパッパ パッパラ パッパラ フェイドアウェイ |
甘やかな身体晴れのち曇り 白いバイパス 正午にテレビをつける 鬱が停泊する ひぐれてしまう もよおしてしまう 僕らは夕食も待てない 愛の名にそしられるよ 古い魔法 名前を小さく呼ぶんだ 甘やかな身体は想い出す ものごころのつくまえを 曇りのち晴れ 切り花を買おう 行為の代価にするよ 愛の名にそしられるよっ! 古い魔法 寝付きのよい娘を 起こすな 甘やかな身体は想い出す ものごころのつくまえを 夢語りのあとさきを | キリンジ | 堀込高樹 | 堀込高樹 | キリンジ | 晴れのち曇り 白いバイパス 正午にテレビをつける 鬱が停泊する ひぐれてしまう もよおしてしまう 僕らは夕食も待てない 愛の名にそしられるよ 古い魔法 名前を小さく呼ぶんだ 甘やかな身体は想い出す ものごころのつくまえを 曇りのち晴れ 切り花を買おう 行為の代価にするよ 愛の名にそしられるよっ! 古い魔法 寝付きのよい娘を 起こすな 甘やかな身体は想い出す ものごころのつくまえを 夢語りのあとさきを |
雨を見くびるなあぁ、口づけで責めてみても カエルの面にシャンパンか 舌を噛むなんてヒドいな ご挨拶じゃないか みろ、曖昧な笑みが浮かぶ あらかじめの嘘の果てか? まばたきがいやに少ないぜ 悪意の波長は荒れ模様 街の灯が水に滲(にじ)んでゆく 「夜中には止む」 この雨を見くびるな みぞおちを蝕んでゆくだろう 深く深く 二人はいさかいのポーズのまま 裏腹の筋を違えた 逆さ言葉で逆撫でて 夜は軋みをたてる 秘密と嘘のゲームは 昔の歌でけりがつく 化粧は静かに雪崩れて 悪意の波長は荒れ模様 街の灯が水に滲(にじ)んでゆく 「夜中には止む」 この雨を見くびるな みぞおちを蝕んでゆくだろう 深く深く もう、憂鬱はいつものように 優しく包んでくれやしない 低い温度でゆっくりと 僕らは火傷をしたんだ 街の灯が水に滲(にじ)んでゆく 「夜中には止む」 この雨を見くびるな みぞおちを蝕んでゆくだろう 深く深く 雨を見くびるな 街の灯が水に滲(にじ)んでゆく 「夜中には止む」 この雨を見くびるな みぞおちを蝕んでゆくだろう 深く深く 雨を見くびるな この雨を見くびるな | キリンジ | 堀込高樹 | 堀込高樹 | キリンジ・冨田恵一 | あぁ、口づけで責めてみても カエルの面にシャンパンか 舌を噛むなんてヒドいな ご挨拶じゃないか みろ、曖昧な笑みが浮かぶ あらかじめの嘘の果てか? まばたきがいやに少ないぜ 悪意の波長は荒れ模様 街の灯が水に滲(にじ)んでゆく 「夜中には止む」 この雨を見くびるな みぞおちを蝕んでゆくだろう 深く深く 二人はいさかいのポーズのまま 裏腹の筋を違えた 逆さ言葉で逆撫でて 夜は軋みをたてる 秘密と嘘のゲームは 昔の歌でけりがつく 化粧は静かに雪崩れて 悪意の波長は荒れ模様 街の灯が水に滲(にじ)んでゆく 「夜中には止む」 この雨を見くびるな みぞおちを蝕んでゆくだろう 深く深く もう、憂鬱はいつものように 優しく包んでくれやしない 低い温度でゆっくりと 僕らは火傷をしたんだ 街の灯が水に滲(にじ)んでゆく 「夜中には止む」 この雨を見くびるな みぞおちを蝕んでゆくだろう 深く深く 雨を見くびるな 街の灯が水に滲(にじ)んでゆく 「夜中には止む」 この雨を見くびるな みぞおちを蝕んでゆくだろう 深く深く 雨を見くびるな この雨を見くびるな |
双子座グラフィティあぁ君は月明りと はしゃいでるマーメイドさ 長いその腕で 思いのたけを放ち 眠れない夜に謳歌を蒔いて行く 誰かのファンファーレも 流すポーカーフェイスさ 白い手のひらは 僕の膝を滑り出し その先の闇も映画の街へと 変えてしまうようさ 夢で逢うきりと僕らは メロディの鳴るような恋をした あぁハリウッド くたばれ! さぁブロードウェイと 海岸、夜、満月 踊る僕らの生理は ひどく鮮やかな パノラマを産み落とし トンネルに並ぶ聖火を見るたび 吠えるヴァンパイヤさ 海で逢うきりと二人は 双子座(ジェミニ)も 照れるような恋をした ハーバーライトきらめき クライ・ベイビー・クライ! あぁ遠い彼岸へ向かう 僕らのクーペは 誰も止められないさ 誰も止めやしないのさ カーテンコールから昇る 陽を仰ぐだろう アドリブをぬけた テーマに沸くだろう シュワキマセリだろう 夢で逢うきりと僕らは メロディの鳴るような恋をした あぁハリウッド くたばれ! さぁブロードウェイと 海で逢うきりと二人は 双子座(ジェミニ)も 照れるような恋をした ハーバーライトきらめき クライ・ベイビー・クライ! | キリンジ | 堀込泰行 | 堀込泰行 | キリンジ・冨田恵一 | あぁ君は月明りと はしゃいでるマーメイドさ 長いその腕で 思いのたけを放ち 眠れない夜に謳歌を蒔いて行く 誰かのファンファーレも 流すポーカーフェイスさ 白い手のひらは 僕の膝を滑り出し その先の闇も映画の街へと 変えてしまうようさ 夢で逢うきりと僕らは メロディの鳴るような恋をした あぁハリウッド くたばれ! さぁブロードウェイと 海岸、夜、満月 踊る僕らの生理は ひどく鮮やかな パノラマを産み落とし トンネルに並ぶ聖火を見るたび 吠えるヴァンパイヤさ 海で逢うきりと二人は 双子座(ジェミニ)も 照れるような恋をした ハーバーライトきらめき クライ・ベイビー・クライ! あぁ遠い彼岸へ向かう 僕らのクーペは 誰も止められないさ 誰も止めやしないのさ カーテンコールから昇る 陽を仰ぐだろう アドリブをぬけた テーマに沸くだろう シュワキマセリだろう 夢で逢うきりと僕らは メロディの鳴るような恋をした あぁハリウッド くたばれ! さぁブロードウェイと 海で逢うきりと二人は 双子座(ジェミニ)も 照れるような恋をした ハーバーライトきらめき クライ・ベイビー・クライ! |