裸足のバレリーナ安部恭弘 | 安部恭弘 | 松本隆 | 安部恭弘 | 安部恭弘・清水信之 | グラスにルージュの綺麗な縁取り 窓で金色の波を 見つめる Shadow 振り向いた君はバレリーナ Wow 不幸の竪琴にあわせて踊る 愛してとささやきの裏で Wow 愛せないまま泣く君さ 濡れたワインで水文字の Good-bye いいさ ため息のナイフ 心に突き立ててくれ 哀しみの君はバレリーナ Wow 死ぬほど好きなのに言えない二人 脱ぎ捨てたハイヒールだけが Wow 夢の跡を物語る 振り向いた君はバレリーナ Wow 誰にもひとり占め出来ない女 首すじにキスさせておくれ Wow ドアを閉めるその前に…… 振り向いた君はバレリーナ Wow 誰にもひとり占め出来ない女 首すじにキスさせておくれ Wow ドアを閉めるその前に…… |
トパーズ色の月安部恭弘 | 安部恭弘 | 松本隆 | 安部恭弘 | CHARLIE CALELO | トパーズ色に輝く月が 波のカールを照らしているよ 抱き寄せる右手を君がさえぎる もうこれ以上 哀しみを増やさないで さよなら言って ひとおもいに傷つけるなよ 優しい振りで 黙り込んで爪を見てる 辛いね 車のエンジン止めてと言った 海の響きが聞きたいからと ヒーターが切れると まだ寒い夜 ぼくのブルゾンをかけなよ胸の上に 振られるよりも 振った方が痛いのねと 君は不思議な言い方して 泣きくずれた さよなら言って ひとおもいに傷つけなよ 流れる雲が 月の上を滑ってゆく 辛いね |
黄昏安部恭弘 | 安部恭弘 | 安部恭弘 | 安部恭弘 | 清水信之 | 黄昏(たそがれ)た都会(まち)に 灯がともり 君をやさしくつつむ ほんの少し肩をかしてねと 涙が滲(にじ)んでいた 枯れ葉の街 色を染めてく頃 通り過ぎた日々 僕らを見ていた 君は君の 僕は僕の道を いつからか二人 歩き始めてた 木枯しが心 吹きぬけて 言葉を無くした夜 本当の意味も知らないまま 別れを告げていたね 何かが震(ふる)えていた サヨナラだね 君は瞳(め)をそらして 自分の夢だけ 追えばいいでしょう 言葉にできないさみしさが 心をしばりつける これ以上 哀しくさせないで 今でも…… 想い出の都会(まち)が輝いて 二人をせつなくする さみしい季節の始まりねと 涙をかくして君 微笑(ほほえみ) 残していった |
Sounds Of Love (愛の足音)安部恭弘 | 安部恭弘 | 大津あきら | 安部恭弘 | | 見下ろす街 君が去ってく 今 夜明けの霧を切り裂き… 君が夢中だった都会の夢に いつからかただ僕だけが 無理に微笑っていた 何度もつまずく度に 聴いてた 愛の足音 Sounds of love 止めた涙も 自由に変えて歩くのさ 君は やがて君が紛れる朝は 急ぎ足の洪水の中… “やさし過ぎるわ”と不意をついたね 君が捨ててく優しさを 僕は守ってゆく 誰より 僕を見つめて 聴いてた 愛の足音 Sounds of love 支えた笑顔 都会の空に消されても 好きさ 何度もつまずく度に 聴いてた 愛の足音 Sounds of love 止めた涙も 自由に変えて歩くのさ 誰より 僕を見つめて 聴いてた 愛の足音 Sounds of love 支えた笑顔 都会の空に消されても 好きさ |
砂色の夜明け安部恭弘 | 安部恭弘 | 大貫妙子 | 安部恭弘 | 清水信之 | 散りゆく星の光集め 旅立つ港の船をつくろう 遙かけむる雲の彼方 砂色の夜明け 胸がさざめく あなたは今頃 眠りから覚めて あどけない微笑を 窓にむける 過ぎゆく日々 夢とはぐれ 抱きしめた愛を風が運んだ 自分を見送る影を残して |
シングルズ・バーの週末安部恭弘 | 安部恭弘 | 高柳恋 | 安部恭弘 | 安部恭弘 | グラスには黄昏の色したリキュール 窓越しに眺めてる風のハーバービュー 賑わいの季節にはまだ遠くて つながれたヨットさえ無口のまま Sea Side Hotel のシングルズ・バーで過ごす week end 急にあいつを捨てたくなる 強がりを笑うよにカモメが舞う 熱いシャワー浴びたあと鏡の向こう 孤独さえいとしくて皮肉な笑み Sea Side Hotel のシングルズ・バーで恋も week end 妙に素肌が冷えてゆく 口先でさよならと アドリブ唄う Sea Side Hotel のシングルズ・ベッドで寒い week end 違う吐息が欲しくなる 泣き濡れたあいつの dream 抱いて眠る 泣き濡れたあいつの dream 抱いて眠る |
優しい最後の夏安部恭弘 | 安部恭弘 | 売野雅勇 | 安部恭弘 | 安部恭弘・松下誠 | 最後の夏の夜 惜しむように 踊る影さ 沖に停泊(とま)る客船(ふね)は ジャズで幕が開いたパーティ 罪な悪戯(いたずら)さ偶然 君といちばん淋しい夏 もいちど二人で分け合うなんて 笑顔か胸にしみた 幸福(しあわせ)と不幸(ふこう)と… 難しくて分らないよ 若すぎた罰だね 君のことを失くしたのさ 音の無い花火が空に 煙る陸(おか)からあがったね 名前をつい呼ぴ捨てにした時 「ごめん…」と君が言った… 君の影が人の波に 消えてゆくのを見ていたよ サキソフォン切ないソロで泣くまで 時間が跡切れたまま 夏が踊りながら逝(ゆ)くよ 水に夜光虫の群さ 甲板(デッキ)でマッチを擦れば終るね 優しい最後の夏 |
君は夢の中安部恭弘 | 安部恭弘 | 安部恭弘 | 安部恭弘 | 清水信之 | 駅に着いたバスから 君が降りて来て あわただしい人混みの中へ 姿を消していった うつ向いたままで僕は あても わからずに その場から逃げるように 足を急がしていた 青春の思い出が足にからみついて おもうように歩けないよ 雨上りの午後 君は今頃 何処で この空を見ているの もう僕のことなど きっと忘れただろう 青春の思い出が足にからみついて おもうように歩けないよ 雨上りの午後 僕の中で君は 昔へ 戻り あの頃の君は夢の中へ消えて行く |
言葉に出来ない安部恭弘 | 安部恭弘 | 秋元康 | 安部恭弘 | LEON PENDARVIS | 背中を向けてた君は 長いその髪束ねて 部屋の鍵をテーブルに 静かに置いた いつか二人で選んだ ロートレックを残して 半分だけ思い出も片付けられて 気の早い夏服は 最後の強がりだね 言葉にできない 愛が悲しすぎて 言葉に出来ずに 君が折れるくらい抱きしめた 知らない街のどこかに 誰かいい人がいると 切ない嘘わかってても 止められないさ もしも君が今すぐに 幸せになれるのなら 遠い夢をみるよりも その方がいい 私なら平気よと うつむき微笑むけど 言葉に出来ない 愛がこぼれてゆく 言葉に出来ずに 君の濡れた瞳接吻だ 思い出がひとつずつ 溢れて甦るよ 言葉にできない 愛が悲しすぎて 言葉に出来ずに 君が折れるくらい抱きしめた 言葉に出来ない 愛がこぼれてゆく 言葉に出来ずに 君を僕は愛しつづけてく |
君の愛がすべて安部恭弘 | 安部恭弘 | 安部恭弘 | 安部恭弘 | 安部恭弘・清水信之 | はじめて君と会った 季節がまた始まる 恋も知らない あどけない18の君 二人で部屋を探し 過ごした5年の日々 君は瞳を輝かせ 僕を見つめていた すれ違いの時が続いて 微笑も忘れた君が 愛しているのだけど あなたについて行けない なにげない しぐさの中で 心の戸びらを閉ざしてた ふるえるくちびる かすかに ごめんね愛しているわ 夢ならさめてしまえ この手で抱きしめても 君の微笑戻せない 離れて行くんだね もう一度笑っておくれ 一番すてきな君を 僕の中にとじこめて 歩いて行くさ 一人きりで 君の愛がすべて |
MANHATTAN安部恭弘 | 安部恭弘 | 松本隆 | 安部恭弘 | 清水信之 | 生きる事に忙しすぎたね 君も俺も悪くはないのさ もう帰る場所も失って 夜明け前 街路に立ちつくす マストの折れた大都会が 海へと横たわって見える 今日から一人ぼっちさ 熱い珈琲カフェーで飲み干し 時間だけを塗りつぶしてるよ もう君は俺を愛せない 冷めてゆく心が 哀しいね 死にたい気分になるけれど 死ねない自分が愛(いと)しいのさ 今日から一人ぼっちさ マストの折れた大都会が 海へと横たわって見える 今日から一人ぼっちさ |