線香花火こおり健太 | こおり健太 | 田久保真見 | 岡千秋 | 南郷達也 | あなたと買った花火 あの夏の日はもう遠く 狭いベランダでひとり 想い出に火をつける 心でちりり 線香花火 夕陽のように 燃えました 心でちりり さみしい花火 燃え尽きないで 落ちました 忘れても忘れても 忘れられない どうして愛は消えて まだ哀しみは燃え残る ずっとふたりだと言った 約束に火をつける さよならちりり 線香花火 私のように 燃えました さよならちりり さみしい花火 燃え尽きたいと 泣きました 逢いたくて逢いたくて 逢えないあなた 心でちりり 線香花火 夕陽のように 燃えました 心でちりり さみしい花火 燃え尽きないで 落ちました 想い出と想い出と 生きてゆきます |
女の意地こおり健太 | こおり健太 | 鈴木道明 | 鈴木道明 | | こんなに別れが 苦しいものなら 二度と恋など したくはないわ 忘れられない あのひとだけど 別れにゃならない 女の意地なの 二度と逢うまい 別れた人に 逢えば未練の 泪をさそう 夜風つめたく まぶたにしみて 女心ははかなく 哀しい 想い出すまい 別れた人を 女心は 頼りないのよ 涙こらえて 夜空を仰げば またたく星が にじんでこぼれた |
夫婦坂こおり健太 | こおり健太 | 星野哲郎 | 市川昭介 | 斉藤功 | この坂を 越えたなら しあわせが 待っている そんなことばを 信じて 越えた七坂 四十路坂 いいの いいのよ あなたとふたり 冬の木枯し 笑顔で耐えりゃ 春の陽も射す 夫婦坂 女なら 花ならば 咲くときも 散るときも 見ててほしいの あなたに 宿命あずけて 暮らしたい いいの いいのよ 一間の部屋で あなた待ってる 雪割草も いつか芽をふく 夫婦坂 流れゆく 人の世の 哀しみに泣いたなら 杖になってね 抱いてね 肩を貸してね 背負ってね いいの いいのよ ふり向かないわ 曲がりくねった 坂道だけど ついてゆきます 夫婦坂 |
恋瀬川こおり健太 | こおり健太 | 坂口照幸 | 田尾将実 | 南郷達也 | 川の瀬音も 雪解け水に 嵩(かさ)を増すのね ねぇあなた 心しずかに 生きれない 女ごころに 似てますね どうぞその手で 受け止めて 堰(せき)を切る切る 恋瀬川 しのび逢う恋 あの時までは よその誰かの 物語 心しずかに 生きれない 一目逢うなり 火と燃えて 堕ちてあなたと 越えた夜 想い出します 恋瀬川 つづく山並 砂丘のように 風が雪をも 噴き上げる 心しずかに 生きれない 引いて引かれて 腕の中 どうぞその手で 抱きしめて 明日(あす)へ流れる 恋瀬川 |
礼文宿こおり健太 | こおり健太 | こおり健太 | こおり健太 | 田代修二 | 後悔ばかりが 胸をさす おもかげ探す 北の旅 暗く広がる 静かな海は 寂しすぎます 船泊(ふなどまり) 窓を叩いて ほしいのに 月の灯りが ほしいのに 夜霧に浮かぶ 漁り火よ 何処へ向かうの 私をおいて 迎えに来てよ… 迎えに来てよ… 礼文宿 子守のウミネコ 指さして 夢見たあの日 嘘ですか 夕陽が沈む 澄海岬(すかいみさき)で 遠くを見つめ ただ一人 荒れてくれれば いいものを 時が止まれば いいものを 手をふるなんて できないわ 利尻の富士も 涙でにじむ 汽笛が辛い… 汽笛が辛い… 礼文宿 あなたお願い もう一度 叫んでみても 届かない 何を信じて 咲きますか ひとりぽっちの アツモリ草よ 北の最果て… 北の最果て… 礼文宿 |
花言葉こおり健太 | こおり健太 | 渡辺なつみ | 合田道人 | 田代修二 | 春はひだまり かくれんぼ 僕の手を引き 母さんが 指差すかわいい花だった すみれ すみれ 花言葉は「ほほえみ」 すみれ すみれ 君に笑顔あげたい 夏は夕立 蝉時雨 僕を励まし 父さんが 庭先見つめた花だった ひまわり ひまわり 花言葉は「頑張れ!」 ひまわり ひまわり 明日元気になあれ 秋は黄昏 散歩道 僕に手を振る 女の子 似ているやさしい花だった コスモス コスモス 花言葉は「初恋」 コスモス コスモス 今も君に逢いたい 冬は星屑 眠い朝 僕とかけっこ 兄さんの そばで揺れてる花だった さざんか さざんか 花言葉は「想い出」 さざんか さざんか 春が来るよ もうすぐ すみれ ひまわり 花言葉をあなたに コスモス さざんか 花言葉を心に 季節はめぐる |