石原裕次郎「愛唱歌・ベスト40」の歌詞一覧リスト

曲名 歌手名 作詞者名 作曲者名 編曲者名 歌い出し
知床旅情石原裕次郎石原裕次郎森繁久彌森繁久彌知床の岬に はまなすの咲くころ 思い出しておくれ 俺たちの事を 飲んで騒いで 丘にのぼれば はるかクナシリに 白夜は明ける  旅の情か のむほどにさまよい 浜に出てみれば 月は照る波の上 今宵こそ君を 抱きしめんと 岩かげに寄れば ピリカが笑う  別れの日は来た ラウスの村にも 君は出てゆく 峠をこえて 忘れちゃいやだよ 気まぐれカラスさん 私を泣かすな 白いかもめよ 白いかもめよ
誰もいない海石原裕次郎石原裕次郎山口洋子内藤法美今はもう秋 誰もいない海 知らん顔して 人がゆきすぎても わたしは忘れない 海に約束したから つらくても つらくても 死にはしないと  今はもう秋 誰もいない海 たったひとつの 夢が破れても わたしは忘れない 砂に約束したから 淋しくても 淋しくても 死にはしないと  今はもう秋 誰もいない海 いとしい面影 帰らなくても わたしは忘れない 空に約束したから ひとりでも ひとりでも 死にはしないと
シクラメンのかほり石原裕次郎石原裕次郎小椋佳小椋佳真綿色したシクラメンほど 清(すが)しいものはない 出逢いの時の君のようです ためらいがちにかけた言葉に 驚いたようにふりむく君に 季節が頬をそめて過ぎてゆきました  うす紅色のシクラメンほど まぶしいものはない 恋する時の君のようです 木もれ陽あびた君を抱けば 淋しささえもおきざりにして 愛がいつのまにか歩き始めました 疲れを知らない子供のように 時が二人を追い越してゆく 呼び戻すことができるなら 僕は何を惜しむだろう  うす紫のシクラメンほど 淋しいものはない 後ろ姿の君のようです 暮れ惑う街の別れ道には シクラメンのかほりむなしくゆれて 季節が知らん顔して過ぎてゆきました 疲れを知らない子供のように 時が二人を追い越してゆく 呼び戻すことができるなら 僕は何を惜しむだろう
白いブランコ石原裕次郎石原裕次郎小平なほみ菅原進君はおぼえているかしら あの白いブランコ 風に吹かれて二人でゆれた あの白いブランコ 日暮れはいつも淋しいと 小さな肩をふるわせた 君にくちづけした時に 優しくゆれた 白い白いブランコ  僕の心に今もゆれる あの白いブランコ 幼ない恋を見つめてくれた あの白いブランコ まだこわれずにあるのなら 君のおもかげ抱きしめて ひとりでゆれてみようかしら 遠いあの日の 白い白いブランコ  まだこわれずにあるのなら 君のおもかげ抱きしめて ひとりでゆれてみようかしら 遠いあの日の 白い白いブランコ
ひとり寝の子守唄石原裕次郎石原裕次郎加藤登紀子加藤登紀子ひとりで寝る時にゃよォー ひざっ小僧が寒かろう おなごを 抱くように あたためて おやりよ  ひとりで寝る時にゃよォー 天井のねずみが 歌って くれるだろう いっしよに 歌えよ  ひとりで寝る時にゃよォー もみがら枕を 想い出が ぬらすだろう 人恋しさに  ひとりで寝る時にゃよォー 浮気な夜風が トントン 戸をたたき お前を 呼ぶだろう  ひとりで寝る時にゃよォー 夜明けの青さが 教えてくれるだろう 一人者も いいもんだと  ひとりで寝る時にゃよォー ララララ……

遠くへ行きたい

時には母のない子のように石原裕次郎石原裕次郎寺山修司田中未知時には母のない子のように だまって海をみつめていたい 時には母のない子のように ひとりで旅に出てみたい だけど心はすぐかわる 母のない子になったなら だれにも愛を話せない  時には母のない子のように 長い手紙を書いてみたい 時には母のない子のように 大きな声で叫んでみたい だけど心はすぐかわる 母のない子になったなら だれにも愛を話せない
四季の歌石原裕次郎石原裕次郎荒木とよひさ荒木とよひさ春を愛する人は 心清き人 すみれの花のような ぼくの友達  夏を愛する人は 心強き人 岩をくだく波のような ぼくの父親  秋を愛する人は 心深き人 愛を語るハイネのような ぼくの恋人  冬を愛する人は 心広き人 雪を溶かす大地のような ぼくの母親
希望石原裕次郎石原裕次郎藤田敏雄いずみたく希望という名の あなたをたずねて 遠い国へと また汽車にのる あなたは昔の 私の思い出 ふるさとの夢 はじめての恋 けれど私が おとなになった日に だまってどこかへ 立ち去ったあなた いつかあなたに またあうまでは 私の旅は 終りのない旅  希望という名の あなたをたずねて 今日もあてなく また汽車に乗る あれから私は ただひとりきり あしたはどんな 町につくやら あなたのうわさも 時折り聞くけど 見知らぬ誰かに すれ違うだけ いつもあなたの 名を呼びながら 私の旅は 返事のないたび  希望という名の あなたをたずねて 寒い夜更けに また汽車にのる 悲しみだけが 私の道づれ となりの席に あなたがいれば 涙ぐむ時 その時聞こえる 希望という名の あなたのあの歌 そうよあなたに また逢うために 私の旅は 今またはじまる
女ひとり石原裕次郎石原裕次郎永六輔いずみたく京都 大原 三千院 恋に疲れた女がひとり 結城に塩瀬の素描の帯が 池の水面にゆれていた 京都 大原 三千院 恋に疲れた女がひとり  京都 栂尾 高山寺 恋に疲れた女がひとり 大島つむぎにつづれ帯が 影を落した石だたみ 京都 栂尾 高山寺 恋に疲れた女がひとり  京都 嵐山 大覚寺 恋に疲れた女がひとり 塩沢がすりに名古屋帯 耳をすませば滝の音 京都 嵐山 大覚寺 恋に疲れた女がひとり
石原裕次郎石原裕次郎平岡精二平岡精二二人暮らした アパートを 一人一人で 出て行くの すんだ事なの 今はもう とてもきれいな 夢なのよ 貴方でなくて できはしない すてきな夢を 持つことよ もうよしなさい 悪い癖 爪を噛むのは よくないわ  若かったのね お互いに あの頃のこと うそみたい もうしばらくは この道も 歩きたくない 何となく 私のことは 大丈夫よ そんな顔して どうしたの もうよしなさい 悪い癖 爪を噛むのは よくないわ
くちなしの花石原裕次郎石原裕次郎水木かおる遠藤実いまでは指輪も まわるほど やせてやつれた おまえのうわさ くちなしの花の 花のかおりが 旅路のはてまで ついてくる くちなしの 白い花 おまえのような 花だった  わがままいっては 困らせた 子供みたいな あの日のおまえ くちなしの雨の 雨のわかれが 今でもこころを しめつける くちなしの 白い花 おまえのような 花だった  小さなしあわせ それさえも 捨ててしまった 自分の手から くちなしの花を 花を見るたび 淋しい笑顔が またうかぶ くちなしの 白い花 おまえのような 花だった
ウナ・セラ・ディ東京石原裕次郎石原裕次郎岩谷時子宮川泰哀しいことも ないのになぜか 涙がにじむ ウナ・セラ・ディ東京ああ… いけない人じゃ ないのにどうして 別れたのかしら ウナ・セラ・ディ東京ああ…  あの人はもう 私のことを 忘れたかしら とても淋しい 街はいつでも 後ろ姿の 幸せばかり ウナ・セラ・ディ東京ああ…  あの人はもう 私のことを 忘れたかしら とても淋しい 街はいつでも 後ろ姿の 幸せばかり ウナ・セラ・ディ東京ああ… ウナ・セラ・ディ東京ああ…
ベッドで煙草を吸わないで石原裕次郎石原裕次郎岩谷時子いずみたくベッドで煙草を 吸わないで 私を好きなら 火を消して 瞳をとじて やさしい夢を 甘いシャネルの ためいきが 今夜も貴方を まっているのよ ベッドで煙草を 吸わないでね  ベッドで煙草を 吸わないで ゆうべの約束 わすれたの こっちを向いて 愛の言葉を 髪をほどいた 首すじに なぜか煙が くすぐったいわ ベッドで煙草を 吸わないでね  こっちを向いて 愛の言葉を 髪をほどいた 首すじに なぜか煙が くすぐったいわ ベッドで煙草を 吸わないでね
喝采石原裕次郎石原裕次郎吉田旺中村泰士いつものように幕が開き 恋の歌うたうわたしに 届いた報らせは 黒いふちどりがありました あれは三年前 止めるアナタ駅に残し 動き始めた汽車に ひとり飛び乗った ひなびた町の昼下がり 教会のまえにたたずみ 喪服のわたしは 祈る言葉さえ失くしてた  つたがからまる白い壁 細いかげ長く落として ひとりのわたしは こぼす涙さえ忘れてた 暗い待合室 話すひともないわたしの 耳に私のうたが 通りすぎてゆく いつものように幕が開く 降りそそぐライトのその中 それでも私は 今日も恋の歌うたってる
あいつ石原裕次郎石原裕次郎平岡精二平岡精二ゆうべあいつに聞いたけど あれから君は独りきり 悪かったのは僕だけど 君のためだとあきらめた だからあいつに言ったんだ もしも今でも僕だけを 想ってくれているならば 僕に知らせてほしいんだ  どんなに君に逢いたくて 眠れぬ夜も幾度か 逢いに行けない今の僕 思い浮かべる君の顔 あいつもゆうべ言っていた 悪かったのはお前だと あいつに言ってもらいたい 僕を許すとそれだけを 僕を許すとそれだけを
夜明けのうた石原裕次郎石原裕次郎岩谷時子いずみたく夜明けのうたよ あたしの心の きのうの悲しみ 流しておくれ 夜明けのうたよ あたしの心に 若い力を 満たしておくれ  夜明けのうたよ あたしの心の あふれる想いを 判っておくれ 夜明けのうたよ あたしの心に 大きな望みを 抱かせておくれ  夜明けのうたよ あたしの心の 小さな倖せ 守っておくれ 夜明けのうたよ あたしの心に 思い出させる ふるさとの空
倖せはここに石原裕次郎石原裕次郎大橋節夫大橋節夫小野崎孝輔秋の夜は更けて すだく虫の音に 疲れた心いやす 吾家の窓辺 静かにほのぼのと 倖せはここに  星のまばたきは 心の安らぎ 明日の夢をはこぶ やさし君が笑み 静かな吾が窓辺 倖せはここに  静かに静かに 街の灯もきえた 遠い空見てごらん 明日の夢がある 小さな小さな 倖せはここに 
この胸の高なりを石原裕次郎石原裕次郎小椋佳小椋佳南の空が 赤くゆらめき 新しき陽が 昇る 昇る 風ふきあげる 丘の上から 地平遥かに見る 友よ 友 俺たちの燃ゆる想いが 果てしなき大地を掘り 限りなき道を築く 友よ 友 この胸の高なりをきけ  夜明けに声が 高くどよめき 新しき時 寄せる 寄せる 風はこびくる こだまの中に 熱い いぶきを知る 友よ 友 俺たちの燃ゆる想いが 果てしなき大地を掘り 限りなき道を築く 友よ 友 この胸の高なりをきけ
そっとおやすみ石原裕次郎石原裕次郎クニ河内クニ河内化粧の後の かがみの前で いつも貴方の手を借りた 背中のボタンがとめにくい 一人ぽっちの部屋で 今は居ない貴方に そっとそっと お休みなさい  もう陽にやけた タタミのにおい 白いフスマに傷ついた けんかの名残りも悲しそう 一人ぽっちの部屋で 今は居ない貴方に そっとそっと お休みなさい  別れの夜の 涙のしずく 星も流れて散ってゆく 今夜のベッドも冷たそう 一人ぽっちの部屋で 今は居ない貴方に そっとそっと お休みなさい そっとそっと お休みなさい
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