SARUKANI
まるでラスベガスのカジノにいるような音楽体験をあなたへ。
2026年2月4日に、KAJI、Kohey、RUSY、3人のビートボクサーからなる音楽ユニット“SARUKANI”がEP『EPISODE 777』を配信リリース!さて、今日のうたではそんな“SARUKANI”のKAJIによる歌詞エッセイを2か月連続でお届け。第1弾はタイトル曲「777」にまつわるお話です。今作のタイトルに込めた意味とは。そして歌詞に綴った自身の経験、今の思いは…。
2025年下半期、僕は友人の影響でエンジェルナンバーという概念に影響を受け、街中でゾロ目の数字を見かけるたびに写真を撮って、縁起が良くなったと思い込んで楽しんでいました。
数字によってエンジェルナンバーの意味合いも変わるなか、「777」というエンジェルナンバーには「努力が報われる」「願いが現実になる」など、大まかに実現を意味することがほとんどで、2026年のSARUKANIを景気づけるべく名付けられたタイトルです。
そんな思いをテーマに、まるでラスベガスのネオンタウンに訪れているかのような高揚感、多幸感の強いリリックを意識しました。1番の歌詞、最初は<苦労してやってきたIdeal world>。ただ、そんなキラキラとした世界で生きていくうちに「なんかちょっとちゃうなあ」とえも言われぬ違和感を抱きます。
その正体は一口でまとめるには複雑ですが、言うなれば「勝負欲」です。誰かに勝ちたい、相手を出し抜き、自分自身が一番強いスポットを浴びたい、そんな人間古来の心理の一つと言える欲求に駆られ、ジャックポットを当て一攫千金を狙う。勝つことや結果にこだわって世界大会に出場している私自身の経験も踏まえて作詞しました。
2番は、そんな華々しい新体制を目指して、今一度メンバーの自己紹介をする必要があると思い立ちできたリリックです。メンバーそれぞれのキャラクターや強みを、ファンの方の客観的意見を交えてKAJI視点で書いてみました。自分で自分のことを「変わり者の怪物」と称し切ることには少し抵抗こそありましたが、今となっては堂々と自分を誇れる口上です。 個人的には<知ってる方がええんとちゃう?流石に>というフレーズが好きで、これは先ほどの「なんかちょっとちゃうなあ」同様、僕がただ喋っているようなフレーズで悩んでいたとき、僕の生まれ育った滋賀・大津市での関西弁を使えば、慣れない標準語を使うよりニンが出やすいのではと思いそのまま採用したものです。このリリックのおかげでよりクリエイティブに我を出すことに抵抗がなくなりました。
今作を通して、僕自身がSARUKANIの楽曲を通して伝えたいメッセージの芯が固まったような気がします。今作のような「勝負に挑む人たちが、目の前の障壁をしたり顔で超えていける曲」は、僕にとってはかなり書きやすいテーマだったので、どんどんいろんなシチュエーションで書けるといいなと思います。
同時に、十人十色のキャラクター、個性豊かな楽曲をより世に生み出していくために、僕自身がより様々な経験をしていかなければと思いました。次はどんな場所にいって、どんな曲を書くのか、みなさんもこの曲を聴きながら、まだ見ぬ未来に希望を馳せられると嬉しいです。
<SARUKANI・KAJI>
◆EP『EPISODE 777』 2026年2月4日発売
<収録曲>
1. 777
2. キャパオーバー (SARUKANI arigato. みきまりあ)
3. ZUN CHA
4. CROWN