ツチヤカレン
知らない女の子と盛り上がって飲み明かした夜。
2024年11月6日に“ツチヤカレン”が新曲「ガールズトーク」をリリースしました。自分と他人の恋愛観や経験を比較した時に誰もが感じる想いなどを“ガールズトーク”として描いた楽曲。これまでにないポップなアレンジが施されたキャッチーなサウンドとなっております。
さて、今日のうたではそんな“ツチヤカレン”による歌詞エッセイをお届け! 綴っていただいたのは、新曲「 ガールズトーク 」にまつわるお話です。ある夜、一緒に飲んだ女の子。お互いにまったく違う価値観だったのに、充実した時間を過ごせたのは…。ぜひ歌詞と併せて、エッセイをお楽しみください。
わたしは一人でも外に飲みに出ることがあるのだけど、気づいたら知らない女の子と盛り上がって飲み明かした夜があった!
酔っ払うと記憶がざっくり無くなる体質なので、後半戦はほとんど覚えていないけれど、恋話からテンションが上がりとにかく楽しかった。
そのバーで仲良かった店員さんもやめてしまったと人から聞いて、多分もう行くことはないし、LINEも交換しなかったので今後もう会うこともないのだけど、あんまり気の知れてない人だからこそ、つい話しちゃったりすることもあるよな~なんて、時間が経った今わたしは思うのでした。
距離の近い人にはわざわざ言わないこととか、やっぱり仲が良くても気を使う部分があったりして、今後のことを考えると言えなくなってしまうこともあったりする。
「本人に言えばいいじゃん」なんて正論だけど、なかなかそうはできないこともあって。
だから、よく知らない優しい人に愚痴を聞いてもらったり相談乗ってもらったりすることが、リフレッシュになる夜もあるのだ。
わたしは、自分自身が正しいと思うやり方でハッピーな日を1日でも多く過ごせたらいいのだと、常に心に言い聞かせている。
そんな彼女とした恋話は、真逆なくらい理想が違ったのだけど、お互い“そういう考え方もあるよねー!”とか“その発想おもろ!”という下地があるから安心していろんな話ができた。
「類は友を呼ぶ」という言葉があって、その通りだなと思うこともある反面、全く違った価値観を認め合える関係性ってすばらしい!と、「ガールズトーク」という曲に閉じ込めました。
ガールズトークって基本「わかる~」の嵐な気がして、どこか孤独を感じる瞬間があったけど、違いをポップに会話できるのって最高だな~と思います。
最近のわたしは、あんまり外に前向きに出る気持ちが湧かず、部屋でNetflixばっかり見てるので、「こんななんもしないでいいのかなあ...」と焦ったりもするけど、今はそれが正しいハッピーの作り方なら、いいかなと思うようにしてます。笑
また、外に出たくなったら出て、新しい出会いに期待したりして、楽しい日々を送っていきたいですな!
わたしの曲を聴いてくれているみんなにも幸あれー!
<ツチヤカレン> ◆紹介曲「 ガールズトーク 」 作詞:ツチヤカレン 作曲:ツチヤカレン