cinema staff編曲の歌詞一覧リスト  51曲中 1-51曲を表示

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曲名 歌手名 作詞者名 作曲者名 編曲者名 歌い出し
灰炎yamayamayama・三島想平yama・三島想平cinema staff感情を研ぎ澄ました 誰も居ない交差点 夕立に打たれた街で 僕は未だ燃えている  不確かな今を見た 彼方の空はいつも 僕らに影を落とす 誰かの思惑通り 咳き込みそうな煙が むしばむように歩く ぼやけた眼に映る セピア色の夢から醒めた  隣り合ってるはずの音が 僕を置いていく 綺麗だねって笑ってくれよ  風 切り裂いて 明日世界が終わるとも 声 ばら撒いた 灰になっていたの ああ 生の衝動 宙を舞い踊るオブリガート もっと祈りを超えて 灰になっていたいよ どうせまた食らい尽くす  揺らいだ視界の中 探した君の影 傷んだ喉の奥 名前も呼べなかった  泣きだしそうな背中を 見送るように笑う 静かに目を閉じた君に 許されたいと願った  僕らは世界のこの先で何を見る この星が息をする 今僕も息をした  嘲笑を浴びたって 熱病に罹ったって 神様が死んだって 心臓は動いてんだろ? 遥か遠く響け すべて燃やせ 終わりなき悲しみや 曖昧な未来を  さあ 飛び込んで ノイズの海に消えるとも ほら 放つんだ 声を燃やしていたいよ  風 切り裂いて 明日世界が終わるとも 声 ばら撒いた 灰になっていたの ああ 生の衝動 宙を舞い踊るオブリガート もっと祈りを超えて 灰になっていたいよ  同じ空へ 宙を舞っていくよ そう あの日のグレイ 宙を舞っていくよ 燃え尽きるその刻まで 燃やせ!
Talking Machinecinema staffcinema staff9mm Parabellum Bullet9mm Parabellum Bulletcinema staff衛星から見たら人はちっぽけで 永遠に空をただ見上げるものです  ついさっきおれが思い出していたのは 本当でも嘘でもどっちだっていい事  あぁ 何で上手くいかねぇ  何べんやっても  朝になったら悲しむなんて 何回だって繰り返せる 感情のない 体温のない 人形に変わるまで カーテンなんか関係なく太陽が差し込んで それを見て 体内時計 再起動させるだけだもの  衛星から見たら人はちっぽけで 永遠に空をただ見上げているだけ  あぁ 何で上手くいかねぇ  何べんやっても  朝になったら悲しむだけ 何回だって繰り返せる 感情のない 体温のない 人形に変わるまで カーテンなんか関係なく太陽が差し込んで それを見て 体内時計 再起動させるだけだもの
新世界cinema staffcinema staff三島想平cinema staffcinema staff行け 僕を放て 細いその目 開けたら新世界だ その時を待っている  夢の完成系 そのディテールはまだ心の奥のほうにあって 重い引き出しは開かずのままくだらない大人になっちまった  ことばが逃げていく 赤い闇を追ったから 握ったものをこぼしたって いくつも答えをサルベージして  行け 僕を放て 腫れたその目 開けたら新世界だ 余計な意地を捨て 窓の外へ これから何が変わる? まだ遅くないだろう?  空白を塗りつぶすイメージを 退屈にはさよならさ きっとさよならさ  行け 僕を放て 細いその目 開けたら新世界だ 時計が2時を告げ 窓の外へ これから何が起きる?  「寄り添って ただよりそって 掴まえて いまつかまえて 連れ出して ほらつれだして ここから遠くへつれだして」 その時を待っていて!
daybreak syndromecinema staffcinema staff三島想平cinema staffcinema staff風が来ない日が続いたんだ きみが来るにはまだ時間がかかる 灰色の空がさすらっている きみが来るのはまだまだ先だ 寝転がって天井から落ちる光を眺めるぼくです ああ、雨が振り出しそうだ ああ、静寂が加速していく きみの事を考えるのはいつも 夜明け前の灰色タイムってわけさ ああ、雨が振り出しそうだ ああ、朝が加速していく
AIMAI VISIONcinema staffcinema staff三島想平cinema staffcinema staffハロー? ぼく今ただ 青い青いきみ 見てる 0から7まですべて OK D.I. E.Q.  マスター、分かってよ 今日が始まりの日なんだって 妄想フォエヴァー きっと 続いていくもんなんだろ  限界 とうに超えていて かきたてるのさ オーディエンスが いいなぁ 曖昧だったぼくのビジョンが 鮮明にそう センメイに 君が見えるぜ 鮮明に さ togetherだ I wanna be your steady!! オーケイ  654321 君のイマジン アイアンなスチールゲイジ 空気を燃やすでしょう  そうだったらいいなって こうだったらいいなってね 僕は 毎晩そういう感じなんだ  鮮明に そう センメイに 君が見えるぜ 鮮明に さ Togetherだ アイワナビーユアステディ 以上!! オーケイ
GATEcinema staffcinema staff三島想平cinema staffcinema staff2月を過ぎた東京にいる 呼吸をすれば目の前塞がる 忘れた頃に見つかる青空 ふとした隙も排気ガスで隠れるのさ 信号が赤を指す うずくまって吐き出すことばの中 勘違いの成れの果ては きみとのさよならでした 彼女はさらわれていった 瞬きしている間に 気にしないで 気にしないで 明後日には忘れるさ 刺されども 刺されども まだ突き刺さることば
first song(at the terminal)cinema staffcinema staff三島想平cinema staffcinema staffこれから最終バスに乗り込んでいく君へ 花束を  いつの間にやら夜は更けて出発点 白い箱の中で別つ未来のスライドショー  本当はずっと前から分かっていた気がする 何が幸せかは君自身が決める訳で  嘘のない言葉だけ鞄に詰めたんだ  これから最終バスがストーリーを乗せて君を連れ去っていく 窓の向こうの世界にはもう僕が居ない  2002からやり方は変えてない 完璧なものだけを作る為にやってない  20×× ダイヤモンドを磨き続ける もしそれが偽物でも構わないんだよ  最終バスが運命を超えて目指すのは水平線 置き去りになった僕は赤い月を見た  フリーユアハンズ まだ行けるかい、正しいかい?  これから最終バスがストーリーを乗せて君を連れ去っていく 窓の向こうの世界にはおやすみを 終わりが来た日にはエンドロールに君の名前を
チクショーcinema staffcinema staffアルカラアルカラcinema staff「だって」でうやむやにして 「だって」で奴のせいにして  頭カラダ忙しいとか センチメンタライズなマテリアル 「ご機嫌いかが?」うわの空から 続きはまたネクストウィーク  午後五時過ぎに目を覚ます チクタク焦るルル リズミカル 追いかけてくる  疲れ顔して 泣けない訳ない 寂しくなって チクショー  そんなんじゃ飛び込めない 怖いよ だって 側にいてみるだけの日々  あぁ このままじゃ 怖いよ だって だって だって 残響が胸を駆け巡る  オペ 直進 それスタイル 押せ 革新スイッチ ドキン 慢性ジャラマイカ  「だって」でうやむやにして 「だって」で奴のせいにして  頭カラダ忙しいとか センチメンタライズなマテリアル 「ご機嫌いかが?」うわの空から 今日も果てしなく  そんなんじゃ飛び込めない 怖いよ だって 側にいてみるだけの日々  あぁ このままじゃ 怖いよ だって だって だって
熱源cinema staffcinema staff三島想平cinema staffcinema staff「いつかどこかで」「そのうちきっと」を 口癖のように繰り返している 浅い眠りを潜り抜けても そこには同じ天井が待っていた  価値の無い愚痴 意味の無い不安 誰かへの嫉妬 その先の虚無 後悔ばかりで救えない記憶 カルト映画は流れっ放し  騙し騙しのままここまで来てしまった 先を行く人達は何もくれないから  暁の赤色を迎えにいこう どこへでも 集めた憂鬱を冷めたスープと共に捨てろ  その場凌ぎの窮屈な嘘や 苦し紛れの言い訳ばかり いつまでたっても信じられぬ自分 分かっていても動けない自分  冷えた身体のまま強くは生きられない すぐに服を着替えて顔を洗って  黄昏のオレンジを迎えにいこう 自分の足で 手に入れた僅かなハッピーエンドをリュックに入れて 誰だって暗闇に怯えている 凍えている それでも想いだけは死神に渡せないのだ  いつ生るかは分からないが それでも種は蒔ける そして熱は産まれる  暁の赤色を迎えにいこう どこへでも 集めた憂鬱を冷めたスープと共に捨てろ 誰だって暗闇に怯えている 凍えている それでも想いだけは死神に渡すものか 渡すものか!
pulsecinema staffcinema staff三島想平cinema staffcinema staffそう 壊した 積み上げた予防線 添う不快感 辿るのは下降線 どうしたんだい 間違いの恋だ どうして居たい 始まりの時は  重なる右手を振りほどいて 激情の波にノイズが混ざる 再会の為のアイソレーション 俺たちの声はまだ枯れていない  躁 知らない 付け焼き刃の方向 そう見えない 溶解した状況を もう開かない ドアに火つけて 乞う スカイハイ 夜に気つけて  痩せた左手を振り乱して 使い捨てられたナイフと希望 曖昧なだけのアーティファクト 俺たちの脈は止まっていない  「さしのべられたら」 愛したい 介したい 誓い ない 死体 廃したい 違い 愛したい 介したい 誓い ない 死体 廃したい 瓦解  重なる右手を振りほどいて 激情の波にノイズが混ざる 再会の為のアイソレーション 解っていた別れ  消えるあなたの小さな肩と踊る狂気がすり替えられて 俺の中でパルスになる
souvenircinema staffcinema staff三島想平cinema staffcinema staff長い通りを抜け 四つ角を左へ そこは小麦が揺れる 若いぼくらの世界 失うものなどないのさ  鈍色の記憶が今朝の空気と混じる 「どうしたいの?」と言ったきみは小さく笑い ヴィクトルの小説に栞を刺す  泡になったスーベニア いつかきっと飛べるさ せつない夜空には朝焼けを  7月14日 人波が街を行く この国の王様は誰が決めたんだろう 顔も知らないのに  裸足になったバージニア 種火はいつもここにある 未来は確かにぼくらを知ってる  当たり前だったことは当たり前じゃなくなるよ 例えばきみに白い翼が生えてもぼくは笑ったりしないからさ  泡になったスーベニア いつかきっと飛べるさ 二十歳になったバージニア 種火はずっとここにある ぼくらはいつまでも朝焼けを待つ
メーヴェの帰還cinema staffcinema staff三島想平cinema staffcinema staff少女は言う「ほら、間違えた」計画はまた失敗だ 巡回する黒い飛行物体 欲望を隠すのはやめよう  手を鳴らせ鬼さんこちら こんにちは 何で遊ぶ? 形なんて無くしてもいい そこに声が残るのなら  底のない濁った水槽 退廃はもうすぐ側にある 返答はまた先延ばし 納得がまだ足りてない  手を鳴らせ鬼さんこちら こんばんは 飴はいかが? あの光 もしかしたら お迎えの時間かもね  いつか触れることもあるさ その時は朝も夜も一人がいい  罪と罰 こどもたち 背中に文字を刻む 誰かの為に生きることはとても苦しい 罪と罰 おとなたち 小指を天に捧ぐ 誰かの為に生きることはとても美しい  ミサイルが最果てに消えた 気づかないふりで笑ってる あの人の帰りを望んだ 銃声が聴こえないうちに  手を鳴らせ こちらこちら 鬼の方へ急げ急げ 形なんて無くしてもいい そこに声が残るのなら  海は乾かない 今もこれからも 決して急がない 今もこれからも ずっと
波動cinema staffcinema staff三島想平cinema staffcinema staff夢の中 あなたの声 すぐに消えてしまった それなのに四六時中響いて仕方がない  窓に映る景色の全てが白く染まって 福音が注がれた この狭い部屋の中に  そう 今からあなたは海の外へ きれいなものばかりじゃないけど  花のようにひらひらと揺らした小さな手 その刹那新しい歯車が回り出す  優しいその波紋はあなたを中心にして 美しく広がった この広い世界中に  そう 今からあなたは海の外へ きれいなものばかりじゃないけど さあ 暖かい身体を震わせたら 行けるよ これからは どこにだって
el golazocinema staffcinema staff三島想平cinema staffcinema staffクラブハウスはかつてないパニック 赤い悪魔は本当にやってきた  勝利の為にはマリーシアも辞せない まずは1からビルドアップなのだ  錨上げたら 旗を掲げなさい 重要なのはオフ・ザ・ボールだよ 声を出せ!!  ああ クラシコ ライン際 踊るダイナモ  やあ レジスタ 風ん中 君はどうしてそんな速いの?  ファンタジスタ 夢ん中 君はどうしてそんな強いの?  もうアディショナルタイム
diggin'cinema staffcinema staff三島想平cinema staffcinema staff例えばさ あの空に向こう側があったなら 暗いのと明るいのはどちらが多いのだろう 百年の退屈は僕を長く引き延ばしていく 百年の孤独なら慣れたものだろ 「雨模様」  いつも何かが足りなくって本当の名前を探している もしもあなたの番ならばこの問いの答えを何と言う  例えばさ 明後日に消えてしまうとしたら その最後の瞬間をどこで迎えたいだろう  結局何かが足りなくって ポケットの裏側 探している もしもあなたが望むなら白昼夢に終わりを  立ち竦む僕に気づかぬふりで通り過ぎる 奴ら 街に消え 濡らした服を着たままどこに向かうのか かなしいものさ  いつも何かが足りなくって 本当の名前を探している もしもあなたの番ならば この問いの答えを  結局何かが足りなくって ポケットの裏側 探している もしもあなたが神ならば あと少し自由を 白昼夢に終わりを この問いの答えを教えて
僕たちcinema staffcinema staff三島想平cinema staffcinema staff君が言葉を持つのならば 僕と話を 静かなあの場所で 君が形を持つのならば 僕の背中をさわって笑ってよ 君に時間があるのならば そっと言葉を 本当のことだけを 君が答えを持つのならば 僕に光を それだけ さよなら  声が出ないよ 言えないよ 終わりの始まりが 隣で佇んで 誰も知る事ができない 小さな物語 僕らのプロローグ  君が祈りを捧ぐならば ずっと魔法は解けないままだろう 君が毛糸を編むのならば じっと待つから最初に着させてよ 君がソーダに溶けるならば そっとそれを飲み干してしまおう 君が世界を統べるならば きっと僕はいつでも幸せ  夜が長いよ 視えないよ 最後の瞬間は 隣に居させてよ 誰も知る事ができない 小さな物語 僅かなモノローグ  回旋塔にさ ふたり掴まって なんてことない くだらない秘密を分け合い温めて 「ラストシーンはここがいいな」って 目を瞑った君の長いスカート 少し揺れた  声が出ないよ 言えないよ 終わりの始まりが 隣で佇んで 誰も知る事ができない 小さな物語 ふたりのエピローグ
エゴcinema staffcinema staff三島想平cinema staffcinema staffそうだよルーザー きみじゃないとして 誰がやるの これが最後なら 「だいたいのものは捨ててしまえる」  しょうがないさ 理由が無いのなら イメージの向こうが見えるはずはない 操縦桿(そうじゅうかん)に汗が滲んで そうだよラヴァー きみはどうしてる?  冷たいこの夜に「何が正しい」なんて 憂(うれ)う意味は無い  だから もう飛べない もう飛べない もう飛べない もう飛べない もう飛べないから 次の光の先まで見せて 僕は ソー・サッド・アバウト ソー・サッド・アバウト ソー・サッド・アバウト ソー・サッド・アバウト ソー・サッド・アバウトなんて 言いたくもないことを言いたくなるんだよ  「乞うなスヌーズを チャンスは2度とない どうせやるんだ 迷っちゃキリがない コールタールの匂いでやられても そうだよウィナー やるんだ」  罪のステージへ  だけど もう逃げたい もう逃げたい もう逃げたい もう逃げたい もう逃げたいのに 今もカルマは背負ったままだ なのに アイ・ミス・ユー アイ・ミス・ユー アイ・ミス・ユー アイ・ミス・ユー アイ・ミス・ユーだなんて 心底思うほど 僕らはエゴイスト  選ぶことすらやめた時 僕ら誰かの身代わりで ガンメタの重い引き金に 指をかける  だから もう飛べない もう飛べない もう飛べない もう飛べない もう飛べないから 次の光の先まで見せて 僕は ソー・サッド・アバウト ソー・サッド・アバウト ソー・サッド・アバウト ソー・サッド・アバウト ソー・サッド・アバウトなんて 言いたくもないことを言いたくなるんだ  もう逃げたい もう逃げたい もう逃げたい もう逃げたい もう逃げたいのに 今もカルマは背負ったままだ なのに アイ・ミス・ユー アイ・ミス・ユー アイ・ミス・ユー アイ・ミス・ユー アイ・ミス・ユーだなんて 心底思うほど 僕らはエゴイスト
返してcinema staffcinema staff三島想平cinema staffcinema staff明日僕らはきっとふたりだけ せめて泡になって消えるまで 小説の山にそっと火をつけ たき火をして遊ぼうよ いっそ東の岬から 大人たちの冷めた目を盗んで 次の船で逃げてしまおうか  いま 見えたんだ 夜と朝のつなぎ目が ただ ひたすらに それだけ探し続けたら ほら 見えたんだ 開け放った窓の向こう 白々と 陽は登る  まだ 分かるかな きらめく波の隙間には ふと 気づくんだ ふざけた顔のきみがいて すぐ 消えるんだ 夢と現実の半ばで ゆらゆらと 目が覚める  小さく生きるこの街には 武器やロジックはいらないのに  明日僕らはきっとふたりだけ せめて雨になって溶けるまで モルタルの壁に沿って大きな S.O.S.を描(えが)こうよ 行儀よく足を揃えた 兵隊達の落とした帽子を 被ったまま どこで泳ごうか  いま 作るんだ 深く煮詰めた欲望と すぐ 混ぜるんだ こねくり回す渇望(かつぼう)で ほら 満たすんだ 開け放った窓の向こうに繋げて  暴かれたこころを 捕まえて さあ さあ さあ!  僕らはずっとひとりだけ せめて上のまぶたが落ちるまで 鼻の奥がツンとするような映画の話をしていたい きみは呼吸を整えて 長い髪を思い切り切ったら 見たことのない顔をした  明日はきっとふたりだけ せめて泡になって消えるまで 小説の山にそっと火をつけ たき火をして遊ぼうよ いっそ東の岬から 大人たちの冷めた目を盗んで 次の船で逃げてあの国まで行きたいな  「ゆるぎない いとしみを かわらない あの日々を またとない あいまいな ことばを 返して」
ビハインドcinema staffcinema staff三島想平cinema staffcinema staff高く積み上げたものを 壊す時は一瞬です  焼け野原 ゴーストノート 聴こえる様 俯いた俺達の白昼夢  止まったままの時計塔を 黒が塗りつぶしていく  味気なく慰めて 紐解く様 焦げ付いた間違いの 裏側を  誰の為の手 ビハインド 君はなぜ道を急ぐの おお!
大人になれなくて片平里菜片平里菜片平里菜片平里菜cinema staffしんどくて泣きそうなそんな日に限って 大好きな友達や親からかかってくる 元気?ちゃんと食べてるの?忙しそうだねと 久しぶりのその声に胸が痛くなるのは 心配ないよと嘘をついたせいかな 変わってないその優しさがわたしを素直にするからなのかな  遠く感じるなんて言わないでよ 変わっていくのは自分ばかりみたいで怖くなるの 強くなっても少しずつ慣れてきても 寂しさも愛しさも増してゆくばかりなの いつまでも大人になれなくて  それなりに楽しくてそんな日に限って 大切なことが何故か頭から抜けてる 会えなくて寂しいな、次いつ来てくれるの? 少し照れたその声にはっきり返せないのは つれない街に馴染んできたせいかな 追いつかない今の自分にまだ満足できないせいなのかな  遠くなってもまたきっと会いに行くよ 変わらないでしょ?あの頃よりももっと笑い合える 大きくなっても少しずつ色がついても 虚しさも愛おしさも増しゆくばかりなの いつまでも大人になれなくて  心配ないよとそう思えるのは 変わってないその優しさがわたしを素直にするからなのかな  遠く感じるなんて言わないでよ 変わっていくのは自分ばかりみたいで怖くなるの 強くなっても少しずつ慣れてきても 寂しさも愛しさも増してゆくばかりなの いつまでも大人になれなくて  もいいや
deadmancinema staffcinema staff三島想平cinema staffcinema staff動き出した夜の速度が僕を追い抜いて、あさっての方へ。 下を向く僕はつまづいた。靴紐がほどけ膝を擦りむいた。 傷口に砂を塗り込めば、びりびりと伝わる痛みが僕を刺す。  身体と心はばらばらだ。剥き出しのままでなんとか生きていた。 僕達は人である前に只の器に過ぎぬなんて誰が言った?  闇の中で笑ってるあいつは100ぺん蘇るのさ。 さらば神様。血が揺れて凍りつくまで。  気づかないふりをして奴らはまだ笑ってる。 色の無い目を開けて街に蔓延る。 青色の鳥はいつに鳴くのだろう?  闇の中で笑ってるあいつは100ぺん蘇るのさ。 さらば神様。血が揺れて凍りつくまで。 新しい火が燃えている。あいつはどうやら眠ったみたいだ。 さらば神よ。次の世でまた会う日まで。
wildcard2cinema staffcinema staff三島想平cinema staffcinema staff雨粒に打たれるのはとっくのとうに慣れている。 体裁を繕うよりは汚れたままの方がマシ。 テレビの前のあいつらは嘘八百を捻り上げ それを奇麗に並べては満足気に笑ってる。  どうした、いわばイミテーター。 そのままじゃとんだイカサマじゃないか。  今では言葉なんてのは誰の為でも無くなって 陳腐なまでに与太話、積み重なった抜け殻だ。  どうした、いわばイミテーター。 そのままじゃとんだイカサマじゃないか。  それなりのことはそれなりにしてぼかしてぼかして滲んだまま…
RIDICULOUS HONORcinema staffcinema staff三島想平cinema staffcinema staff想像の中でぼくは飛んでる 静寂に包まれるの繰り返し ちょうど今冬色のマフラーとつながって 衛生を掴もうとしているという妄想を  タイム・トゥ・ゴーの合図があった 瞑想…もう行こっか?  高層ビルを乗り越えて 千里の先に突っ込んで こうなる事は最初から知っていた どんどん高度低下して 名誉の果てに散っていく 死海の底の向こう側は勧善懲悪です  合図がきこえた  FMを全開にして teenage fanclubを聴いて  能動的な行動です 衝動だけの影響で そうなることは最初から聞いていた どんどん明度低下して 名誉と共に散っていく 陶酔 ぼくの精神構造 完全倒錯中
dramacinema staffcinema staff三島想平cinema staffcinema staff必死になって漕いだって、傷をつけられたってなんだって、 なかなか上手に前に進まない。 逆風常に激しくて、ずっとオールに波が張り付いてる。 それでもドラマはその続きを待っている。  何万年も先の光の中から僕を呼ぶのはあなたなんでしょ? 最終回のような毎日を生きていきたい。 起死回生の合図を僕にちょうだい!  凝り固まった現実と夢想思いついては繰り返し、 堂々巡りに疲れてしまったよ。 いざと始めたことだってすぐに忘れてやめてしまったし。 …それでもドラマはきみの帰りを待っている。  何十年も前に出来たセオリーを壊すのならばそれも有りでしょう。 大時計が刻んだ時間より速く行ける起死回生のプランを僕にちょうだい!  必死になって漕いだって、傷をつけられたってなんだって、 未だ逆風常に激しくて、そしてオールに波が張り付いて…。  何万年も先の光の中から僕を呼ぶのはあなたなんでしょ? 最終回のような毎日を生きていきたい。 起死回生の合図を僕にくれ!  ああ、この身体を、この心を、捧げたって構わないさ! 誰の為に鐘は鳴るのか。今、ドラマはラストシーンへ。
シャドウcinema staffcinema staff三島想平cinema staffcinema staff揺れたあなたの影が消えてしまう前に、 この燃えるような想いのままに走り出したら、また会えるかな?  先の見えないこの道を登りきったら何があるのか。 あなたは多分そこに居るだろう。僕が手の届かない、知らない場所。 伝えたい事は単純で。でも結局口に出せずに。 間違い探しを続けてきた僕は置いてけぼりだ。  同じ空気を吸っていたはずなのに僕ら、まるで違うね。 スローモーションに包まれたようにひとり思い出す。  触れたはずのあなたが遠く霞んでいく。 それでもあなたに胸を張れるように歌ってるんだよ、今も。  先の見えないこの道の先の景色を見てみたいよ。 あなたは僕が辿り着いてもその先に居るのだろうけど。  無駄と思える事も全て繋がっていた。 いつかそうやって思えるように今は只、足を進めるだけ。  揺れたあなたの影がぼんやり見えてきても この燃えるような想いのままに走り続ける。  揺れたあなたの影がはっきり見えてくるまで この燃えるような想いのままに走り続けよう。  僕が探してるものはきっとそこにあるだろう。 あなたのようには歌えないかもしれないけれど、 まだやれるよ。 また会えるよ。
竹下通りクラウドサーフcinema staffcinema staff三島想平cinema staffcinema staff街は荒天にも関わらず人で溢れてヤバい。 なのに何故かハイな気分になる。 若いカップル、学生の群れ、軍服の人…。 さながらここはCBGB。どうしたって構わないの?  ああ、ごった煮の竹下通り…クラウドサーフしてみたい!!  あーイライラしない未来、自分次第。 あーギラギラしたい場合、世界破壊。 もう期待しない期待しない期待しない。 あーまだまだ時間じゃない、いかんいかん。  雨はどんどん強くなって傘も吹き飛ぶ。 ヤバい、なのにどんどんドープな感じになる。 待ち合わせの時刻なんて忘れちゃった。 ここで流れるACDC…マジでイルだ。  あーイライラしない未来、自分次第。 あーギラギラしたい場合、世界破壊。 もう期待しない期待しない期待しない。 あーまだまだ時間じゃない、いかんいかん。  クレープ屋のおっさんがイングウェイだってのは ティーンエイジャー達の都市伝説だった。  ああ…ごった煮の竹下通り…。 クラウドサーフ、1、2、3!!
地下室の花cinema staffcinema staff三島想平cinema staffcinema staff知らない部屋のざわざわだ。 今にもなんか起きそうで僕の頭はどうかなっちまう。 毒にも薬にもならない新聞記事を読みながら 自分の番が来るのをじっと待っているのだった。  こんな地下室の端にもひっそり花は咲いていて どれも同じように上を向いていたんだ。  その抱えた傷跡、すぐ瘡蓋になって 剥がしてはめくり、また繋いでいくのさ。 今小さな希望が集って混ざって 気づいたらきみは手を広げて飛んでいた。  汚い壁の落書きに妙な哲学を感じて僕の頭は冴え渡っている。 知らない奴が笑ってる新聞記事を破り捨て膨れ上がった妄想を叩き付けろ。  その抱えた傷跡、すぐ瘡蓋になって 剥がしてはめくり、また繋いでいくのさ。 今小さな希望が集って混ざって 気づいたらきみは手を広げて飛んだ。  重ねた想いは言霊になって 壊れては直しまた繋いでいくのさ。 いま大きな未来が集って混ざって 気づいたら僕は…。  知らない事だらけでさ。でも船は止められない。 だからもう一度だけ叫ぼう。いま世界が始まる。
compasscinema staffcinema staff三島想平cinema staffcinema staff誰がこの方位磁針を壊したんだろう。 僕はもうどこに行けばいいんだろう。 迷わずにあなたのところへ辿り着くことができるだろうか? 汚いものばかり吸い込んで。  あの月が満ちる頃きっときみは普通じゃいられない。 そんな哀しい作り話を気にしてしまう僕らはとても切ないね。  飢えてる事に飢えていた僕はからっぽのまま時間だけ経って。 似ているね。まどろみのようさ。聴こえるよ、新しい産声が。 美しいものばかり吐き出した。  タブレットが未来を閉ざして、さあ初まりの日が近い。  こんな奇麗な空なのにな。僕には何もしてあげられない。  きみはあの地図を広げて言ったんだ。 「足りないものだらけなの」  きみが壊した/方位磁針が/ふらふら揺れて/僕を指した/ 生きているのと/死んでいるのの/狭間で僕ら/闇に誘われて/夜に追われて/ 道を見失う。  そんな哀しい作り話を気にした僕らは切ないね。 こんな奇麗な空なのにな。僕には何もしてあげられない。 きみはあの地図を破いて言ったんだ。 「行きましょう、朝の方向へ」
expcinema staffcinema staff三島想平cinema staffcinema staff出来ることならば悩むのはそりゃ避けたいし、 昼間から絵画の中に入り込みたいんだよ。 それでも日々がまた気づけば押し寄せてきて 頭の中はまだまとまりきらないまま。  いっそこのまま全て投げ出して外に出かけたなら何かを見つけられるの?  探せ、そのタイトルを。欲しいものは多い方がいい。 燃やせ、このキャンバスを。今あなたはとても素敵さ!  憂鬱な夜が連綿と続いてるから 時には悶々と考えちゃうこともあるし。  いっそこのまま夢に飛び込んで 心を委ねたならその答えは出るかもね。  壊せ、こんなイーゼルは。かっこ悪いままじゃ嫌だし。 次の交差点で僕はどんな景色と出会う?  行き先も決めずに歩き出していいんだよ。  どうしたら跳べるかだって?そんなこと訳ない訳ない。 深呼吸をゆっくりしたら、北極星が視界から消えないように!  探せ、そのタイトルを。欲しいものは多い方がいい。 燃やせ、このキャンバスを。今、あなたはとても素敵。  行き先も決めずに歩き出した。 そのままのあなたが生きた芸術なんだよ。
特別な朝cinema staffcinema staff三島想平cinema staffcinema staffあなたはハイウェイと夜を愛していた。 私は特別な朝を1人で待っている。  揺れ続ける雨戸、冷めたシチューの鍋。 喜劇はともすれば悲劇に変わると分かっていた。  闇の隙間から次の季節が覗いて、 手を伸ばせばもう、光はすぐ側にきていたのに。  息が白くなっても、退屈に過ごしても、あなたが居なくなっても。 世界は大して変わらない。  滲んだ未来が次の季節を隠した。 道理で坂道が長いなって思っていたんだ。  あなたはハイウェイと夜を愛していた。 私は特別な朝を1人で待っている。  闇の隙間から次の季節が覗いて、 手を伸ばせばもう、光はすぐ側にあった。 あなたが居なくても大して世界は変わらない。
ハトガヤ・ゲットーcinema staffcinema staff三島想平cinema staffcinema staff真夜中のクラブ・ゲットーでその計画は始まる。 白い街灯の光だけを頼りにして密かに集まった。 スラムみたいなこの街では明日なんて頼りにしちゃいけない。  そうして僕たちは大人を知った。 傷をごまかして大声で歌っていよう。 とっくのとうに過ぎた終列車。 自由の保証なんて誰がしてくれんだ?  嘘ばっかりの大通りで消えていくSOS。 僕らただ逃げる場所を探してただけだっていうのに。 何も知らぬまま何も得ぬまま朝が来るのに怯えていたんだ。  そうして僕たちは大人を知った。 傷をごまかして大声で歌っていよう。 とっくのとうに過ぎた終列車。 自由の保証なんて誰がしてくれんだ?
孤独のルールcinema staffcinema staff三島想平cinema staffcinema staff国道沿いの小さな部屋できみは暮らしていた。 車の音で寝られないのと夜更かしを重ねて。  大人らしく髪を染めたのに気づかない?と僕を責めたね。  僕らはあの日々を忘れてしまうだろう。 それでもこうしてなんとかなってる。  街が変われば人も変わって季節も変わるもの。 孤独のルールを学んだきみはもうあの部屋にいない。  僕らはこれからも迷ってしまうだろう。 それでもいつかは笑い合えるように。  国道沿いの小さな部屋は駐車場になってた。
青写真cinema staffcinema staff三島想平cinema staffcinema staff飛ばした飛行船。 僕らは最後の旅に出た。 大きなアカシアの向こう側まで行けたらいいな。 何があるんだろうか。  終わらない白昼夢。いつまでも続く逃避行。 きみは目を伏せた。  朝へたどり着いたら2人は1人ずつになる。 僕が笑ってあげるよ、きみのその青写真を。  日照りが丘に2人は腰を下ろした。 あの遠い街の明かりをきみは見つめて微笑んだ。  夢は夢のまま。  朝へたどり着いたら2人は1人ずつになる。 誰も邪魔はできない小さな幸せのなかで 僕らは背を向けて歩くよ。 その手には青写真を。
西南西の虹cinema staffcinema staff三島想平cinema staffcinema staffどれだけ揺すっても、溶けない水と油。永遠の未完成。  生まれるこの気持ちを、言葉だけでは説明できない。  雨に打たれていた。 俺たちは襟を立て、間に合わなくても進むだけ。 その地図を捨てちまえ。  濡れた袖を絞り、速度は落とさぬまま、 泥だらけの靴と、かき消されていく足音。  それでも、手を取らぬ俺たち。 ただ、同じ方角を目指している。  雨に打たれていた。 俺たちは襟を立て、間に合わなくても進むだけ。走るだけ。 雨が上がったら、俺たちは悲しみと、風を追い越して、 あの虹を追いかけていく。西南西へ。
A.R.Dcinema staffcinema staff三島想平cinema staffcinema staff赤い視界の中。痛い思いはもうしたくは無い。 再会果たした時はもうスタンスを変えちまっていた。消えていた。  どっかで覚えてる。意識の片隅で。 どっかに眠ってる。魂の片隅で。  さあ、苦い記憶は消した。何回だって恋に落ちたい。 大嫌いな奴の声は知らないふりで。 ヤバいことに気づいた。いったい全体どうしたいんだ。 全ては記録されていく。  赤い誓いを切った。期待だけはもうしたくは無い。聴いていない。  どっかで覚えてる。意識の片隅で。 どっかに眠ってる。魂の片隅で。 どっかで分かってる。イメージの片隅で。 因果律歪めてるレコードを---。  さあ、苦い記憶は消した。何回だって恋に落ちたい。 大嫌いな奴の声は知らないふりで。 ヤバいことに気づいた。いったい全体どうしたいんだ。 全ては記録されていく。
発端cinema staffcinema staff三島想平cinema staffcinema staff北の空から消えた雨音。 数え続けた羊の数は1万を超えたというのに、まだ眠れない  あなたの声に耳をそばだて、その告白を黙って聞いていた。  断続的に光るビルの最上楷にいる夢を見た。 この街を見下ろしたのは誰のために?  あなたの声に耳をそばだて、その告白を黙って聞いていた。 あなたの声が頬をかすめて、この身体の中、静かに入ってきた。
いらないものcinema staffcinema staff三島想平cinema staffcinema staff電車の音。淀んだこの空の下。狭すぎて逃げる場所を探した。 因果の渦に巻き込まれた僕らは明け方の街の中に紛れた。  方法論・その正義・勘違い・偽善者・その過程。全部いらない。  行かないで、旅人よ。約束の時間はまだだよ。 今ならもう分かるでしょう、始まりは終わりだということを。  進化論・その理解・間違い・独裁者・その答え。全部いらない。  泣かないで、旅人よ。踏みしめたその足を上げて。 今ならもう分かるでしょう、終わりから始まるってことを。  「いずれ僕らはどうなるのかな」 理解したって得はしないのに、僕らはそれでも知ろうとすることを 何処のどいつが責められるんだろう?
小さな食卓cinema staffcinema staff三島想平cinema staffcinema staff冬の寝室では、窓に文字を書いて 遊ぶ子供達。ゆっくり大人になった。 風呂に炎を灯し、理由も無く笑える。 空もろくに飛べないが、ゆっくり大人になった。  階段を上がる音が聞こえて。「ぎしぎし」と。 毎日のいのちの営みを。  僕らの悲しみや苦しみは、分かち合って食卓の料理に並べた。 君の慈しみや優しさは、スープの中。 誰かを救うことに気付かないまま。  階段を上がる音が聞こえて。「ばたばた」と。 君はいま洗濯物を手に。  僕らの悲しみや苦しみは、分かち合って食卓の料理に並べた。 君の慈しみや優しさは、スープの中。 誰かを救うことに気付かないまま。 それは僕らの場所。 いつもそこに。
奇跡cinema staffcinema staff三島想平cinema staffcinema staff細長い坂を駆けた。重ね着のコートを脱いで駆け抜けた。  夕暮れの帰り道で、独り言をつぶやいている。  君のいない街に初めての季節。  伝え損ねたこと、もう覚えていないや。  茜色に染まるから、今日も明日もその思い出も。  奇跡はいらない。荷物になっちまうでしょう。  気づいていた、僕のこころが  新しい何かを求めはじめていることを。  夜の匂いに変わったら、進む支度をはじめよう。  奇跡はいらない。踏み出せなくなるでしょう。  そういえば、君が泣くのを見たことなかったな。  そんなこと考えてたら、そりゃ日も暮れるよな。  よそ見してけつまずいても、今さらだ。振り向くことなかれ!  茜色に染まったら、次の言葉をみつけよう。  奇跡は起きない。理由がないからね。  茜色に染まるから、今日も明日もその思い出も。  奇跡はいらない。荷物になっちまうでしょう。
WARPcinema staffcinema staff三島想平cinema staffcinema staff高速道路沿いに広がる街にはもう用が無くなった。  ガスのにおいにも飽きた。  君はすこし華奢な身体で、僕の声にうなずいていた。  それなら、これから起こるドラマを車の鍵に託して、  このまま知らない国へ行こう。  誰にもばれないうちに行こう。  仕掛けるタイミングを密かに図ってる。  物音ひとつ立てず、今かと狙ってる。  どうしましょ、と囁く君が闇の中で怪しく笑う。おおいに結構!  12時の鐘を合図に車に飛び乗ったなら、  このまま知らない国へ行こう。  なおさら速度は上げていけ。  繋がることの無かった手と手を重ね合わせて、  このまま知らない国へ行こう。  誰にもばれないうちに行こう。  このままふたりの国へ行こう。  それなら速度は最高で、僕と行こう。
さよなら、メルツcinema staffcinema staff三島想平cinema staffcinema staff目隠しをされたまま、どこに行くのかと訪ねようと返事はない。  目隠しを外されて、その重い口を割って言った。  この世の終わりと。白い笑みを浮かべ。  そこには何もなかった、闇以外は。  もう僕は二度と嘘をつけない。舌を抜かれちまったこの喉では。  もう僕は二度とたどり着けない。あなたのもとへは。  彼は言った。過去などいらない。形がないのにどうしてさ?  罪を重ねた僕は、その先に夢をみる。  そこには何もなかった気がしていた。  闇に慣れた目でいま見つめよう。  もう僕は二度と海に行けない。きつく縛られちゃったこの脚では。  もう僕は二度とたどり着けない。あなたのもとへは。  僕らの最後の言葉。  「おはよう、そしてさよなら、かもめよ。また会えるといいね」
her methodcinema staffcinema staff三島想平cinema staffcinema staff古いタイプライターの音が響いた。  雑に脱いだカーディガンに染み付く煙草の  ニコチンも銘柄も分からないふりをして。  寒くなる部屋の中、ラジオの音。  知らない、知らないの。  彼女の方法論を聴いた。  「後悔なんて意味のないことで、単細胞が生き残っていく、  そんなもんさ」と笑っていたんだ。  黒いサイドワインダーの模型を手にして  血みたいなワインを飲み続けている。  「くだらない」つぶやいて、同じことを繰り返す。  朝も無い、昼も無い、夜も無いし、いらないの。  彼女の人生観を聴いた。  「懺悔なんて意味のないことって何万回と偉人達が言ってた、  そんなもんさ」と笑っていたんだ。  言っていたんだ…。
warszawacinema staffcinema staff三島想平cinema staffcinema staffワルシャワの牢獄を抜けたら、たいまつの火を消して、  ゆっくりと目を開けたのにまだ迷いの森の中だった。  僕らは悪夢を見ていたみたいに汗をかいて、  大蛇の怪物を手なずけた老人と共に歩くよ。  つないだ手が白く冷たくなった。  いま彼女は目を細め、笑ったのさ。  傘もさせないままで、いけにえの祭壇へ。  教祖はもう黙っていられない様子でさ、  呪文を唱えだした。  明日はわが身の僕らは誰も彼女を救えない。  いま彼女は目を伏せて「生きたい」という。  雨はやまないままで、いけにえの祭壇へ。
小説家cinema staffcinema staff三島想平cinema staffcinema staff故郷には雪がちらついていると聞いた。  僕はと言えばまだ暗い部屋の中。  筆を止める、は迷いか否か。いつかの幻のせいか。  情けないとも分かっちゃいるが、  身体は眠ったまま動かない。動きたい、動けない。  最終形を無くしたストーリー。  そんなものが見たい奴は当然いないな。  故郷に積もった雪はすぐ溶けたらしい。  僕はと言えばもう覚悟をきめて、捨てること、残すことを考えていた。  最終形を望んだ向こうにかなしみが残ってもしょうがないな。  完成形を目指したストーリー。  拾い集めた原稿と汚れたこの手で。  最終形を無くしたストーリー。  そんなものが見たい奴は当然いないな。  完成形をめざしたストーリー。  雪がほんの少し積もる街の話。
salvage mecinema staffcinema staff三島想平cinema staffcinema staff音の無い静かな公園で、僕は少し考え事をしている。  家に帰る道を急がないのは、夜が来ることを恐れた人。  珍しく晴れた梅雨の空だ。  青色のブランコに座って晩御飯を待っているのは、子供の手を握る人。  花壇には大きなあじさいと、その合間、縫って生える雑草。  うつむいたまま煙草を吸う人。紛れもない僕のこと。  日が落ちる。  映画みたいに輝いた夕焼けに身を任せて、このまま溶けてしまいたいよ。  許すこと、許すべきでないこと。焦ること、焦らなくていいこと。  その全てはどうでもいいこと。早く捨ててしまおうか。  顔を上げる。  映画みたいに輝いた夕焼けが目に染みたって、夕焼けに責められたって、  夕焼けに身を任せて、このまま溶けてしまいたいよ。  点と線と面が産まれていく。それはとても綺麗で素敵だね。  日が落ちる。  映画みたいに輝いた夕焼けに身を任せて。  顔を上げる。  映画みたいに輝いた夕焼けが目に染みたって、夕焼けに責められたって、  夕焼けに身を任せて、このまま溶けてしまいたいよ。
into the greencinema staffcinema staff三島想平cinema staffcinema staff夏の残像は消えないままで、私の鼓動の音だけがこの部屋に響き渡る。 蝉の鳴く音、朝顔の匂い。私はあなたの幻影を未だに探していた。  時報が15時を告げ、37℃の街に逃げ場を求めた私は蜃気楼。  名前を呼んでくれ。それ以外は何ひとついらない。 答えは無くした。今、あなたは緑色の中。  夏の残像に気をとられていた。 あなたの鼓動の音は、もう聞こえることはないでしょう。  風のゆくえにその身を任せてしまいたくなり、震える身体の中身は何も無い。  涙は堪えた。私は美しい夢を見てる。 さよならは言わないで。さあ緑色の中に行くよ。  過去と未来をつなぐ、その境目の私。 おはよう、絶望。緑色の中へ。  名前を呼んでくれ。それ以外は何ひとついらない。 答えは無くした。今、ふたりは緑色の中。
棺とカーテンcinema staffcinema staff三島想平cinema staffcinema staffさあ、扉を開けたなら朝はもうすぐだよ。松葉杖を銃口にして暁を狙ってた。 カーテンの隙間に潜む物語を誰も知らない。君を除いて。  その棺を閉じたならまたと無い機会だよ。 埃の舞う霊安室を油まみれにして、僕らの考えは全て過去になった。 …明日からはもう、武器はいらない。  鏡の中では、ふたりの僕らが笑った。 まさに今ちょうど注射器の針に触って、壊した。  さあ、扉を開けたなら物語の始まり。 その棺を閉じたなら物語の続きを。
チェンジアップ(Re-Recording)cinema staffcinema staffcinema staffcinema staffcinema staff彼なら今でも 冗談を上手く言うし たまには雨でもいいのさ 彼なら今さら 過去のこと話して どうにか 誰でもいいよ 口をふさいでほしい  どうなってしまった? 銃を持って彼に向けた 最悪な形で 嘘をついて 合図を待とう  いつかは死ぬのが 怖くなくなるのかな 優しい言葉を かけなきゃいけないのかな  瞳孔が開いた 夜が終わる間際にさえ 決まって僕ら 傷をつけて捨ててしまう  僕の周りで世界が大きく変わろうとしている 君の周りで世界が大きく変わろうとしている  どうなってしまった? 銃を持って彼に向けた 最悪な形で 嘘をついて 合図を待とう
優しくしないで(Re-Recording)cinema staffcinema staff三島想平cinema staffcinema staff右向いてわかったよ 10数えたらあいつがいた 気がつかないふりしたら 理屈が砂にとけたような気がしたよ  地べたに立つ僕はまだ 気をつけのままで血を流す 季節がただ笑ってるね ダンスナンバーかけておどってるよ  傷つくのは当たり前さ めちゃくちゃに歩いて戻ろう  喧騒の/中に/入る/俺を/かまうな/優しく/しないで!  窓辺にいるだけなのさ 忘れそうな形を思い出せ クールな呼気買ってきてよ それで僕は肺を満たしたいよ  未来ならサイで決めようぜ
KARAKURI in the skywalkers(Re-Recording)cinema staffcinema staff三島想平cinema staffcinema staffあー くだらない言葉だけを捨てていく あー ただ僕は 三番線からそれていく  だんだん知っていくんだ 肝心なことは愛や夢や恋さ 大人には見えやしねーよ  君が泣いてた理由を僕は忘れた 世界が終わった理由を僕は忘れた 空を飛んでいたのは多分本当さ  「未来がみえた」って 排水溝探して 笑い顔で探して 泥だらけのスティングレイを  風が斜めに吹き出した夜に こんな映画とあおいパンクミュージック 空が落ちてきたのは多分そのせいだよ  整然とした朝に ミュージックフリークな僕は 殺風景にまみれ 左足を踏み込んでいく  君が泣いてた理由を僕は忘れた 世界が終わった理由を僕は忘れた 風が斜めに吹き出した夜に こんな映画とあおいパンクミュージック  空がからくりで 空がからまって 空が落ちてきたのは多分そのせいさ
AMK HOLLIC(Re-Recording)cinema staffcinema staff三島想平cinema staffcinema staff汚くて臭い湿った部屋で 続きを聴きたい曲があったよ 小さな灯りがともった部屋で 未来の話なんかしてみるんだ  「変身したんだ」カフカは言った ロックンロールさ 一気呵成に  最後はいつでも単純な結末で どうして大人になることが怖い?  煙草の煙が目に入ったよ 緑の中にサイボーグいたよ スケートボードが横転したよ 乱気流からきみ 産まれたよ  ベースの音で安全確認 風に打たれたら満身創痍さ  最後はいつでも単純な結末で どうしてここから出ることが怖い?  まぁ、ただ 終わりが見えたな テニスコートから聴こえた ミネラルウォーター飲んでる ソファがきしむ音で 目が覚める  スネアが鳴ったら断然有利 情報処理した ベンチ座った  最後はいつでも単純な結末で どうして大人になることが怖い? 最後はいつでも単純な結末で どうしてここから出ることが怖い?
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