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  • 西野カナ
    人生終わったって思ったあの日から今日も、こうして生きてるし。
    人生終わったって思ったあの日から今日も、こうして生きてるし。

    西野カナ

    人生終わったって思ったあの日から今日も、こうして生きてるし。

     2018年11月21日に“西野カナ”がデビュー10周年を記念して、5年ぶりのベストアルバム『Love Collection 2 ~pink~』と『Love Collection 2 ~mint~』をリリースしました。さらに今作には、このアルバムのために制作された新録4曲も収録。今日のうたコラムではそのなかから、29歳女性のリアルな心情を描いた新曲「29」をご紹介いたします。    ちなみに彼女はこれまで、2014年に「25」、2017年に「27」と、タイトルに年齢を掲げ、その時々の本音を落とし込んだ楽曲を届けてきました。では、2018年の「29」を含め、3曲を比較してみると、どんなところが変化しているのでしょうか。逆に、変わらず貫き続けている気持ちはあるのでしょうか。まず「25」は次のように幕を開けます。 適当だったスキンケアだって 見直さなくちゃ Twenty Five トラブル続き Twenty Five 3年前の派手なスカートはもう 卒業しなきゃ Twenty Five 大人なんだし Twenty Five そんな感じかな 「25」/西野カナ  ある程度は仕事にも慣れ、二十代後半に足を踏み入れたばかりの25歳。この頃の<私>が最も頑張っているのは、憧れていた大人になるための“自分磨き”です。たとえば<スキンケア>を見直そうとしてみたり、学生時代の<派手なスカート>は卒業しようとしてみたり。また、続く歌詞では<大人のためのスタイルマガジン>を開いております。    ただし<あのハイヒールもバッグも欲しい でも だいたい手が届かない>のです。それと同じように<大人>という言葉もまだ<私>にとって現実的ではなく、あくまで<そんな感じかな>くらいのもの。物欲は衰えず、飲み会は<新しい服>で可愛く着飾って参加したくて、まだ自由に恋したくて、一方で<結婚>というワードも飛び交い始める。 久々の友達からメール 結婚するの来月 もうそんな時期 Twenty Five Yes or No? 独りぼっちになりたくないの Yes or No? でもまだまだ自由でいたいの Yes or No? ドキドキする恋がしたいの Yes or No? でも危険な賭けならしたくないの 「25」/西野カナ 突然の結婚ラッシュ 一抜け、二抜け、ついにあの子まで 急にちょっと焦ってみたり だけどまぁいっかってなったり 転職サイトを眺めてみたり これでも一応将来のことは考えているの そんなに心配されるほどじゃない 「27」/西野カナ  そんな<Yes or No?>どっちつかずな<欲張りな時間>が「25」でした。また、歌詞内で何度も<Twenty Five>というワードが綴られていることから、この<私>が“25歳”という年齢を強く意識し、噛み締めているであろうことも伝わってきますね。さて、その2年後「27」は冒頭から<突然の結婚ラッシュ>というフレーズで幕を開けます。    アラサーに差し掛かったこの時期は、多くの女性が恋愛でも、仕事でも、大きな変化を遂げることが多いんだとか。ゆえに<私>も<結婚>に揺さぶられつつ<転職サイト>を眺めてみたりして、自分らしい<将来>を考えることに懸命です。とはいえ、仕事では<怒られることもそんなに無い>中堅的存在となり“いいバランス”ではあるんです。 ただなんとなく幸せになりたい 恋がしたい ワクワクしたい 旅行も行きたい まだまだいっぱい 好きなものは好き 嫌いなものはやっぱり嫌いでしょ そんなことばかり言ってられないけど 思い描いてた大人とはちょっとだけ 違ったけど私も Twenty Seven 「27」/西野カナ  「25」のときに<思い描いてた大人とはちょっとだけ 違ったけど>そんなに悪くもない現実。まだまだ<恋がしたい ワクワクしたい 旅行も行きたい>気持ちも変わらない。だから<ただなんとなく幸せに>なるために、とりあえず今を私らしく生きよう。そんな決意が「27」のサビフレーズ<私も Twenty Seven>には表れている気がします。 最後の20代と 意気込んでいたけれど何を したら良いのやら分からず 今日もハードワーク 昔はとりあえず ピザと恋バナで朝までコース 女同士のドライブ いつだってエキサイティング その当時お気にだった 超ミニスカート 派手なメイク ヘアスタイル AH 叫びたくなる 「29」/西野カナ  そして「27」からまた2年が経ったのが「29」です。歌詞にも<最後の20代と 意気込んでいた>とあるように、この時期は【女のピークは20代】だとか【30歳までに~しなきゃ】だとか、何かと気負ってしまいがち。だけど今まで以上に、仕事では信頼されるようにもなり<今日もハードワーク>であっという間に一日が終わっていくんですよね。    ふと、昔を振り返ってみれば<ピザと恋バナで朝までコース>をしたり、なんの迷いもなく自信に溢れ<超ミニスカート 派手なメイク ヘアスタイル>を楽しんでいたりした、あの頃の自分の姿があります。それはほんの数年前のことで、昨日のことのように思い出せるのに、今の<私>にはありえない。出来ない。その過去の眩しさに<叫びたくなる>のではないでしょうか。 Goodbye 花の20代 Goodbye 私の青春 時代は流れても 男前は男前 どうやったって防げない All right シワの数だけ シアワセになりましょう そうね、そうよ 期待する30代 「29」/西野カナ  しかし「29」では、「25」や「27」のように、周りの<結婚>に心を揺さぶられたり、今の仕事で本当に良いのだろうかと<転職>を考えてみたりはしません。この<私>はもう“20代のうちに変わらなきゃ!”と思うのはやめて、ちゃんと<花の20代>を振り返り、潔く過去に<Goodbye>と手を振ることを大切にしようとしているのです。 きっといろんなものを失って その度にもっと強く優しくなれた 人生終わったって思ったあの日から今日も こうして生きてるし 私はもう無敵 Goodbye 花の20代 Goodbye 私の青春 いろいろあったけど あれもこれもいい思い出 どう考えても分かんない All right 未来のことは 成り行きに任せよう そうね、そうよ かかってこい30代 「29」/西野カナ  20代に別れを告げながら、実感する<強く優しく>なってきたこと、何があっても<こうして生きてる>こと、今となっては<あれもこれもいい思い出>だということ。その“実感”を抱えて<私>は<30代>の扉に向き合っております。よく30歳以上の先輩方から聞く「30代は楽しいよ~!」というメッセージ。その光の中へ飛び込む助走の歌が、西野カナ「29」なのだと思います。    さて、いろんな心境が綴られていた「25」「27」「29」ですが、一貫して言えるのは、いつでも<私>は<シアワセに>なるために恋をして、恋に破れ、悩み、あがき、楽しみ、生きてきたということです。それはきっとこれからも変わらないはず。今、何歳であるあなたも、自分と同じ気持ち、違う気持ちを味わいながら、この曲を聴いてみてください…! ◆紹介曲 「25」 作詞:Kana Nishino 作曲:Kentaro(Andersons)・Dominika(Andersons) 「27」 作詞:Kana Nishino 作曲:Kentaro (Andersons)・Dominika (Andersons) 「29」 作詞:Kana Nishino 作曲:Kentaro (Andersons)・Dominika (Andersons) ◆ベストアルバム 2018年11月21日発売 『Love Collection 2 ~pink~』 初回生産限定盤 SECL-2355~2356 ¥4,320+税 通常盤 SECL-2357 ¥3,240+税 『Love Collection 2 ~mint~』 初回生産限定盤 SECL-2358~2359 ¥4,320+税 通常盤 SECL-2360 ¥3,240+税

    2018/11/30

  • ビッケブランカ
    ローソクの火を見つめるだけで、人は吹雪を生きられるという。
    ローソクの火を見つめるだけで、人は吹雪を生きられるという。

    ビッケブランカ

    ローソクの火を見つめるだけで、人は吹雪を生きられるという。

     2018年11月21日に“ビッケブランカ”がニューアルバム『wizard』をリリースしました。今作に収録されている「まっしろ」は、新垣結衣×松田龍平のドラマ『獣になれない私たち』挿入歌として書き下ろされた楽曲。胸に沁み入る歌詞と歌声がじわじわ支持率を高め、リアルタイム、デイリー、ウィークリー、歌ネットの各ランキングで順位を上げております。 本当のこと教えよう 本当のこと教えよう 本当のこと教えよう 「Great Squall」/ビッケブランカ  さて、今日のうたコラムでは【魔法使い】という意味のタイトルを掲げたアルバム『wizard』から新曲「Great Squall」をご紹介。この曲は、歌詞内の<本当のこと教えよう>というフレーズが印象的であり、世の様々な“事実”がメッセージとして込められているんです。一体、音楽の魔法使いはどんな<本当のこと>を教えてくれるのでしょうか。 ローソクの火を見つめるだけで 人は吹雪を生きられるという そびえ立つ岸壁は いずれ平らで軽い土となる くばられただけの教科書に 大切なものなどない 不自然に固い心から 乾きこぼれた砂を 風にまかせたいと思う 「Great Squall」/ビッケブランカ  歌の冒頭で描かれている<本当のこと>は三つ。まずは“想像力”の可能性です。わたしたちは<吹雪>に遭ったとき、食べ物や連絡手段、暖を取るものなどがなければ「もうダメだ…」と絶望し、生還を諦めてしまうこともあるでしょう。しかし実際は、ただ<ローソクの火を見つめるだけ>のことが生命の炎を絶やさない“希望”になり得るのです。それは人生における<吹雪>のような逆境時にも言えること。  つまり<ローソクの火>のような希望や期待、約束を見つめ、たとえそれが今は現実的ではないとしても、その明るさや温かさを“想像”することで心身をなだめるのです。命をかけて五感で“想像”するのです。また、次に綴られているのは“時間の経過”がもたらしてくれる可能性でしょう。たとえば<そびえ立つ岸壁>にぶつかったとき「この先は無理だ…」と違う道をゆき、永遠にその場所へ戻ることはないかもしれません。    でも月日が経てば、いつのまにか<岸壁>は<平らで軽い土>と変わっており、あの頃は無理だった“先”へ進むことだってできるのだと思います。そして、それらの“事実”は<くばられただけの教科書>は教えてくれない、ということもまた<本当のこと>です。大切なのは“自らの経験”から得た学び。思い込みのせいで<不自然に固い心から 乾きこぼれた砂>はもう<風にまかせ>新しい“事実”をちゃんと知りたい。知ろうよ。そんな想いもこの歌には含まれているのではないでしょうか。 キバに落ちたガゼルより 飢えたチーターは長く苦しむと言う 僕らいつだって思い込んで 嘆いて無関係のつま先を挫くんだ 「Great Squall」/ビッケブランカ 飢えてなお優しい 今ケモノに還りたいと思う 「Great Squall」/ビッケブランカ  続く歌詞でもやはり“思い込み”により、知らずに生きてきた<本当のこと>が明かされます。ガゼルが食べられるシーンだけを見れば<僕ら>は「かわいそう」だと言うでしょう。でも本当は、食べられる側より食べる側の<飢えたチーターは長く苦しむ>のだそう。チーターの、目に見えない痛みや苦悩や孤独は、誰にも知られることがないのです。  人間もまた然り。どちらが被害者か加害者か。どちらが幸せか不幸せか。どちらが勝ちか負けか。そんなことはひと目ではわからず、ひと言では言い表せません。それを<思い込んで 嘆いて無関係のつま先を挫く>不毛さがわたしたちにはあるのでしょう。だからこそ、余計な色眼鏡を捨てて<飢えてなお優しい 今ケモノに>還ることができたなら、もっと命に大切な<本当のこと>が見えてくるのかもしれませんよね。 だからこんな雨の日は 出かけようよ出かけよう 命が立ちつくさぬよう 生き急ぎたい the squall on me だからこんな雨の日は 出かけようよ出かけよう 命が立ちつくさぬよう 命がけだ the squall on me let's go 「Great Squall」/ビッケブランカ  そして、サビで繰り返されるのは、このフレーズ。タイトルの【Squall】とは、にわか雨を伴った急に吹き出す強い風のことです。この【Squall】も“思い込み”により「天気が悪い」「出かけるには適さない」と言われがち。しかし逆に<こんな雨の日>だから<出かけよう>と思えたなら、【Great Squall】=“素晴らしい天気だ”と思えたなら、もっと<命>は活き活きと燃え上がるような気がしませんか?    今、人生が自分の思い通りにいかないと立ち尽くしているアナタ。是非、ビッケブランカの「Great Squall」を聴いてみてください。音楽の魔法使いが教えてくれる<本当のこと>が、きっと今日をほんの少し楽にしてくれるはず…! ◆紹介曲「Great Squall」 作詞:ビッケブランカ 作曲:ビッケブランカ ◆メジャー2ndアルバム『wizard』 初回生産限定 AVCD-96009/B ¥3,800+税 CD only AVCD-96010 ¥3,000+税 <収録曲> 01.Wizard 02.Winter Beat 03.まっしろ 04.Lights Out 05.ウララ 06.Black Rover 07.Buntline Special 08.夏の夢 09.キロン 10.Smash(Right This Way) 11.WALK(long ver.) 12.Great Squall 

    2018/11/28

  • BUMP OF CHICKEN
    手をとった時、その繋ぎ目が僕の世界の真ん中になった。
    手をとった時、その繋ぎ目が僕の世界の真ん中になった。

    BUMP OF CHICKEN

    手をとった時、その繋ぎ目が僕の世界の真ん中になった。

    名を奪われると 帰り道が分からなくなるんだよ。 (映画『千と千尋の神隠し』より引用)  このセリフ、印象に残っている方も多いでしょう。これは逆に言えば【名前】さえあれば、帰り道は分かるということですよね。きっと【名前】って、軌跡のスタートの印なんです。その始まりから、何度も誰かに呼ばれ、何度も誰かを呼んで、わたしたちは軌跡を作ってゆく…。さて、今日のうたコラムではそんなセリフにも通ずる新曲をご紹介します。 名前ひとつ 胸の奥に 鞄とは別に持ってきたよ 声に出せば鳥になって 君へと向かう名前ひとつ 伝えたい事 言えないまま 消えたらと思うと怖くなって 出来るだけ頑張るけど どうしていつまでも下手なんだろう 雨が降っても それが止んでも 君を最初に思い出すよ 「Spica」/BUMP OF CHICKEN  2018年11月14日に“BUMP OF CHICKEN”がリリースしたニューシングル『話がしたいよ / シリウス / Spica』に収録されている新曲「Spica」です。この歌の冒頭にも<名前ひとつ>の持つ力が描かれておりますね。生活に必要なものも、夢も勇気も決意も全て<鞄>に入れて持ってきたとして、そこに<僕>は<名前>だけはしまわなかったのです。  たとえ何もかもが入った<鞄>を奪われたとして、ただ<胸の奥に>しまっておいた<名前ひとつ>さえ残っていれば<鳥になって 君へと向かう>ことができるから。つまり<君>への帰り道が分かるから。そして、自分の“帰りたい場所”そのものだと言えるほど大切な<君>にだからこそ、100%<伝えたい事>を届け尽くしたいと思うのでしょう。  しかしどんなに頑張っても、想いを100%言語化するのはなかなか難しいもの。ほんの半分も伝わらないことだってあります。それでは満足できなくて<僕>は<どうしていつまでも下手なんだろう>と落ち込むのです。ただその姿からは、幸でも不幸でも<雨が降っても それが止んでも>、どんなときでもいかに丁寧に真摯に<君>と向き合おうとしているのかが伝わってきますね。 手をとった時 その繋ぎ目が  僕の世界の真ん中になった あぁ だから生きてきたのかって 思えるほどの事だった どこからだって 帰ってこられる 「Spica」/BUMP OF CHICKEN  サビでは<君>の存在の大きさを、いっそう深く噛みしめるかのような歌声が放たれます。一人では<生きてきた>理由もよくわからなかった。世界はまるで半欠け状態。でも、手と手の<繋ぎ目>ができたとき<僕の世界>はやっと完成したのではないでしょうか。わからなかったことも、自分が持ってないものも、欠けた半分も、<君>の存在によって満たされたのです。  そうして<世界の真ん中>が生まれたから、何のために生きればいいのか、何を中心に自分の世界は回っているのか、もうはっきりとわかったのだと思います。さらに<僕>は<世界の真ん中>を見失うことはありません。ちゃんと胸の奥に<君へと向かう名前ひとつ>をしまってあるから、迷うことなく<どこからだって 帰ってこられる>のでしょう。 思い出が 音が 光が 命のいたずらに奪われても 名前ひとつ 胸の奥に 君へと向かう名前ひとつ 「Spica」/BUMP OF CHICKEN 汚れても 醜く見えても 卑怯でも 強く抱きしめるよ 手をとった時 その繋ぎ目が 僕の世界の真ん中になった どこからだって 帰ってこられる いってきます 「Spica」/BUMP OF CHICKEN  また、比喩ではなく、無情にもひとの身体からは<思い出が 音が 光が 命のいたずらに奪われて>しまうようなこともあるでしょう。それに心が汚れたり、醜く見えたり、卑怯だったりするときも。でも、それでも、五感も何もかも超えて<君へと向かう>と<僕>は誓います。それだけ、胸の奥の<名前ひとつ>は強いのです。<僕の世界の真ん中>になった<繋ぎ目>は固いのです。  ラスト、何にも負けない<いってきます>のひと言で幕を閉じてゆく歌。迷わぬ心、信じる心、愛する心を教えてくれるのが、BUMP OF CHICKEN「Spica」という楽曲です。是非、あなたにとっての<君>を強く思い描きながら、この歌を聴いてみてください…! ◆紹介曲「Spica」 作詞:藤原基央 作曲:藤原基央 ◆ニューシングル『話がしたいよ / シリウス / Spica』 2018年11月14日発売 初回限定盤 TFCC-89665 ¥1800+税 通常盤 TFCC-89666 ¥1200+税 <収録曲> 01. 話がしたいよ 02. シリウス 03. Spica

    2018/11/27

  • GLAY
    恋人には戻れない、誰もが皆振り向けば愁いのプリズナー。
    恋人には戻れない、誰もが皆振り向けば愁いのプリズナー。

    GLAY

    恋人には戻れない、誰もが皆振り向けば愁いのプリズナー。

    今までの長い歩みの中で、 徐々に自分達が作り上げてきたスタイルを もう一度見つめ直し、 大切にする所は大切にして、 変わっていかなければいけない所は どんどん変えていこうという、 自由な音楽活動での渇望の中から生まれた曲です。 (TAKURO「愁いのPrisoner」コメントより引用)  2018年11月14日に“GLAY”がニューシングル『愁いのPrisoner/YOUR SONG』をリリースしました。今日のうたコラムでは、メンバーの“TAKURO”が作詞作曲を手がけた、気持ちの良いロックナンバー「愁いのPrisoner」をご紹介。自由な音楽活動での渇望の中から生まれたというこの曲は、あるひとつの<小さな恋の終り>を描いているんです。 運命は容赦なく お互いを傷つけてく 心ない素振りなまま揺れる 揺れる 出会ったあの頃なら 簡単に許し合えた 何気ない言葉でさえ 愁うから 小さな恋の終りに聴こえたのは 慰めによく似た調べ風を纏う こんなにも貴方を遠く感じてる時でさえ あぁ 誰より愛しい人 「愁いのPrisoner」/GLAY  運命とは、わたしたちの意志に関係なく、与えられる幸せや不幸せ。もちろん付き合った当初は、どんなことだって二人なら乗り越えてゆけると信じて疑わなかったことでしょう。でも現実では、その覚悟以上の逆境が<容赦なく>やってきます。そんなとき、本当は強く優しくありたいのに、余裕がなくて<お互いを傷つけて>しまうんですよね。    相手を思いやることができず<心ない素振り>をして、自分も相手からの<何気ない言葉で>この先が不安になって。揺れる、揺れる、二人。結局<出会ったあの頃>のように簡単に許し合うことはできず<小さな恋>は風にさらわれてゆくのです。まだ<貴方>は<誰より愛しい人>なのに、心のどこか「仕方ないよ…」と自分を<慰め>ながら…。 すれ違う恋人達 争い合う大人達 誰にも止められない うねる うねる 幼さを持ち寄り二人暮したのは 頼りない勇気を街が育んでた 今もなお震えるあの肩に涙落ちぬよう あぁ 誰より不自由な人 抱き寄せても上の空 それは愛がたどり着いた幻 追いかけても掴めない きっと時が連れてきた愁いのプリズナー 「愁いのPrisoner」/GLAY  また、TAKUROのコメントにある「長い歩みの中で、徐々に自分達が作り上げてきたスタイル」がこの歌に表れているとすると、それは<幼さを持ち寄り二人暮した>街で作り上げてきた日々のことでしょう。自分にあるのは<頼りない勇気>だったけど、環境に少しずつ育まれながら<震えるあの肩に涙落ちぬよう>愛を守って暮らしてきたのです。    だけど残念なことに、主人公は<運命>に勝てなかったのだと思います。あの日々を「もう一度見つめ直し」てみるのも遅かった。だから、すれ違って、争い合って、この“終り”は誰にも止められない、誰も逃れられない“うねり”だと言い聞かせるしかないのでしょう。もう<抱き寄せても><追いかけても>意味はなく、今は独り<愁いのプリズナー>です。 とどまるな 夢の在り処が不確かでも 独房の扉開けばもはや自由さ 穏やかな日々を数えて暮らせたら幸せと聞かないで 誰より切ない人 「愁いのPrisoner」/GLAY  ただし歌の終盤、ここでは己の心に対して<とどまるな>と叱咤激励するフレーズが印象的です。愁いに囚われ、後悔に囚われ、まだ愛している気持ちに囚われ、まるで<独房>=【一人用の牢屋】に閉じこもっているような今。しかし<扉開けばもはや自由>なのです。つまり、扉を開けるかどうか、成長できるかどうかは、自分次第だということ。  そうやって主人公は<独房>で、自分の心と闘っているのでしょう。二人の関係を修復するには間に合わなかったけれど、それでも「自分達が作り上げてきたスタイルをもう一度見つめ直し、大切にする所は大切にして、変わっていかなければいけない所はどんどん変えていこう」と“未来”のために精一杯もがいている最中なのではないでしょうか。 口づけても変わらない あなたのその瞳の奥そらして 街はまるで海の底 そして今は囚われの心プリズナー 恋人には戻れない 誰もが皆振り向けば愁いのプリズナー 「愁いのPrisoner」/GLAY  誰もが皆振り向けば愁いのプリズナー。そんなフレーズで幕を閉じてゆく歌。この曲を聴いているあなたも、かつては心が<独房>に囚われていたことありませんか? 今まさに<愁いのプリズナー>ではありませんか? わたしたちはその“囚われ”と“解放”の繰り返しで、前に進んでいくものなのかもしれません。是非、あなたの人生の“別れ”を噛み締めながら、GLAYの「愁いのPrisoner」を聴いてみてください…! ◆紹介曲「 愁いのPrisoner 」 作詞:TAKURO 作曲:TAKURO ◆ニューシングル 『愁いのPrisoner/YOUR SONG』 2018年11月14日発売 CD+DVD PCCN-00031 ¥2,000(tax out) CD only PCCN-00032 ¥1,200(tax out)

    2018/11/26

  • DREAMS COME TRUE
    安易なポジティヴにもネガティヴにも振り回されない心(コア)を鍛えて
    安易なポジティヴにもネガティヴにも振り回されない心(コア)を鍛えて

    DREAMS COME TRUE

    安易なポジティヴにもネガティヴにも振り回されない心(コア)を鍛えて

     2018年11月14日に“DREAMS COME TRUE”が両A面シングル『あなたとトゥラッタッタ♪/THE WAY I DREAM』をリリースしました。今日のうたコラムでは、ブランド開発カンパニー“株式会社MTG”とのコラボ曲として制作された「THE WAY I DREAM」をご紹介。実は、ドリカム楽曲でタイトルに【DREAM】という言葉が使用されたのは今回が初なんです。    それを解禁したのは、MTGがスローガンとして掲げている【We have many dreams】という信念と、ドリカムの30周年に向けた新たな夢や挑戦への意志がシンクロしたから。唯一無二の自分の夢と出逢いたい。この夢で誰かを、世界を、ワクワクさせたい。この夢で誰かと、世界と、ワクワクしたい。そんな気持ち、あなたの胸の内にもありませんか…? 訪ね歩こう まだ誰も聞いたことのないストーリーを 探そう そして伝えよう いつの日か 耳傾けてくれる人に会うまで 真直ぐな思い 届かない ひねくれた現実を嘆くのは 後にして 「THE WAY I DREAM」/DREAMS COME TRUE  自分の夢の通り道。その道を築いてゆくために、まず<訪ね歩こう>と、大切な一歩が描かれます。たとえば、夢に必要なアイデアや出逢いを求め歩き、自らの<まだ誰も聞いたことのないストーリーを>探してみることも然り。また、これまで<まだ誰も聞いたことのないストーリーを>作り上げてきたひとを訪ね、夢の話を訊いてみることも然り。  さらに大切なのは、見つけた“自分のストーリー”を<伝えよう>という一歩。たとえ<届かない ひねくれた現実>があろうと、自分と同じように誰かや何かを“訪ね歩いている”ひとは必ずいます。そのまだ見ぬ<耳傾けてくれる人>の存在や、そのひとと出逢える<いつの日か>を信じることが、踏ん張り続ける力になるのではないでしょうか。  訪ね歩き、ときには誰かのストーリーに耳を傾け、ときには自分のストーリーを伝え、また訪ね歩く。その繰り返しで夢は進化&連鎖していくのかもしれません。やがてどこかで誰かの「THE WAY I DREAM」と誰かの「THE WAY I DREAM」が繋がり合って、一本の夢の通り道となることだってある。この歌は冒頭からそんな可能性も教えてくれるのです。 THE WAY I DREAM あなたを抱きしめて生きる THE WAY I DREAM 悲しみや影さえ 怖気づくくらいに 「THE WAY I DREAM」/DREAMS COME TRUE  そして、サビで放たれるのは<悲しみや影さえ 怖気づくくらいに>伸びやかで力強い歌声です。凛とした決意、長く続いてゆく夢の通り道、果てしなく広がっている夢の可能性。そのすべてが真っ直ぐに伝わってきます。しかも胸にあるのは「こう生きたい」という願望でも「こう生きよう」という目標でもありません。<あなたを抱きしめて生きる>という揺るぎない宣言なんです。 安易なポジティヴにもネガティヴにも 振り回されない心(コア)を鍛えて 「THE WAY I DREAM」/DREAMS COME TRUE  <あなたを抱きしめて生きる>。常にそう言い切ることができるのは“心の軸”をちゃんと鍛えてきたひと。では<安易なポジティヴにもネガティヴにも 振り回されない>ためにはどうすればいいのか…。それは、おそらく“実感”を重ねるしかないのだと思います。自分で前向きも後ろ向きも思い知って、それでもここまで来たことを“実感”すること。それが“自信”となり、その“自信”こそが強い<心(コア)>となり得るのでしょう。 THE WAY I DREAM あなたを抱きしめて生きる THE WAY I DREAM 美しさをたくましさを 学びながら THE WAY I DREAM あなたを抱きしめて生きる THE WAY I DREAM 美しさも影も 慈しんで生きる 「THE WAY I DREAM」/DREAMS COME TRUE  美しさもたくましさも影も、学び、慈しみ、実感しながら生きる。それがたしかな“自分の夢の通り道”を築いてゆく方法です。この歌の<あなた>という言葉には、夢そのもの、大切な誰かの存在、愛や希望、過去や現在や未来、いろんな“誰か”や“何か”を当てはめることができるはず。是非、それぞれの<あなた>を思い浮かべながら、DREAMS COME TRUE「THE WAY I DREAM」を聴いてみてください…! ◆紹介曲「 THE WAY I DREAM 」 作詞:吉田美和 作曲:吉田美和・中村正人 ◆ニューシングル 「あなたとトゥラッタッタ♪ / THE WAY I DREAM」 2018年11月14日発売 UMCK-5663 ¥1,204(税抜) <収録曲> 1. あなたとトゥラッタッタ♪ 2. THE WAY I DREAM 3. 晴れたらいいね ~ VERSION'18 ~ 4. あなたとトゥラッタッタ♪ - INSTRUMENTAL - 5. THE WAY I DREAM - INSTRUMENTAL - 6. 晴れたらいいね ~ VERSION'18 ~ - INSTRUMENTAL - 7. あなたとトゥラッタッタ♪ ~ BRASS BAND VERSION ~

    2018/11/22

  • グッドモーニングアメリカ
    唇むすんでひらいて、その先は言わないで。
    唇むすんでひらいて、その先は言わないで。

    グッドモーニングアメリカ

    唇むすんでひらいて、その先は言わないで。

     2018年11月14日に“グッドモーニングアメリカ”がニューアルバム『!!!!YEAH!!!!』をリリースしました。現メンバーになって10周年、メジャーデビュー5周年を迎えた彼らが放つ今作。今日のうたコラムではそのなかから、切なさや悲しみや空しさを含んだ【変化】が描かれている新曲「むすんでひらいて」をご紹介いたします。 唇むすんでひらいて 優しく愛囁いてた日々 別れの気配漂わせ その先は 言わないで 言わないでよ 「むすんでひらいて」/グッドモーニングアメリカ  まだ、お互いに愛し合っていた頃は、唇を<むすんで>キスをしたり、言葉もなく抱きしめ合ったり、それだけで満たされていたことでしょう。そして、唇を<ひらいて>は<優しく愛囁いてた日々>がありました。しかし、今や二人の間には<別れの気配>が漂っております。悲しくも、愛する人はいつのまにか【変化】してしまっていたのです。 心当たり 無い訳じゃない 目が合わなくなって 少し上の空だった 始めは疲れのせいで 次から仕事のせいにして 会えない理由途切れずに 別れの理由までも 作んないでよ 「むすんでひらいて」/グッドモーニングアメリカ 知らないピアスが 冬の夜に光る 嗚呼この先どんだけ待ったって 意味は無い 行き場の無い想いだけが 残るだけ 「むすんでひらいて」/グッドモーニングアメリカ  主人公の<僕>は、相手の【変化】にうすうす気づいていた模様。どうして最近<目が合わなくなって>いるんだろう。どうして<少し上の空>なんだろう。だけど、答え合わせはしたくなかったのでしょう。何故なら<疲れのせい>や<仕事のせい>にされる<会えない理由>が嘘だとわかっていたから。おそらく“本当の理由”が何であるのかも。  その“本当の理由”が映っているのが、冬の夜に光る<知らないピアス>です。<僕>が知らない時間を、<僕>が知らない誰かと過ごし、<僕>が知らない輝きをもらっていた恋人。そんな眩しい横顔は、もはや別人のようだったのかもしれません。それほどに遠い存在。だからこそこの歌には<君>や<あなた>という二人称が一切、綴られていないのではないでしょうか。 唇むすんでひらいて 優しく愛囁いてた日々 別れの言葉を前に 頷く事しか出来なくて 唇むすんでひらいて その先は言わないで 言わないでよ 言わないでよ 「むすんでひらいて」/グッドモーニングアメリカ  歌の終盤。もう<むすんでひらいて>というフレーズは、かつてとまったく違う状態を表しているのがわかります。<別れの言葉を前に 頷く事しか出来なくて>ただただ<唇むすんで>いる<僕>。沈黙に<唇むすんで>いる二人。やがて、愛する人が唇を<ひらいて>最後のひと言を口にしたそのとき、完全なる終焉が訪れるのです。    まだ終わりたくない。そんな胸の内の叫びがラストの<その先は言わないで 言わないでよ 言わないでよ>と繰り返されるフレーズから痛いほど伝わってきますね…。ちなみに、アルバムの12曲目に収録されている「明日また」も同様に【変化】が描かれている楽曲なのですが、こちらは「むすんでひらいて」とまた違ったテイストの【変化】です。 「明日また」って 嗚呼 東京タワー 見上げた 修学旅行から 何年経っただろう? 今じゃいつも 見えてる 街で暮らしてるから あれから行ってない 「明日また」/グッドモーニングアメリカ  この歌でいう<東京タワー>は<僕ら>にとっての“青春”の象徴です。でもその場所には、行こうと思えば行けるからこそ<行ってない>ように、あの頃の仲間にも、会おうと思えば会えるからこそ<家庭や仕事で 後回しに>して会っていません。そうやって「明日また」って当たり前に言えた日々が、大人になるにつれ【変化】したのです。  ただし【変化】した今だから見えること、わかることも教えてくれるのが「明日また」という楽曲なんです。「むすんでひらいて」で切なさに浸るもよし。「明日また」で懐かしさに浸るもよし。是非、いろんな気持ちでグッドモーニングアメリカのニューアルバムを楽しんでみてください…! ◆紹介曲 「むすんでひらいて」 「明日また」 作詞:金廣真悟 作曲:金廣真悟 ◆ニューアルバム『!!!!YEAH!!!!』 2018年11月14日発売 初回限定盤 COCP-40533/4 ¥3,600(税込) 通常盤 COCP-40535 ¥3,000(税込) <収録曲> 1.YEAH!!!! 2.夢のマルティール 3.むすんでひらいて 4.Tonight Tonight 5.永遠に 6.ベツレヘムの星 7.悲しみ無き世界へ 8.寝ていらんないな 9.ゴールライン 10.I'm thinking of you 11.ヒカリイロトリドリ 12.明日また 13.想像の果てへ

    2018/11/21

  • SILENT SIREN
    最後の最後まで良い子でいたかった、もっと可愛い終わり方を。
    最後の最後まで良い子でいたかった、もっと可愛い終わり方を。

    SILENT SIREN

    最後の最後まで良い子でいたかった、もっと可愛い終わり方を。

    どうせ夢なのだから どうして夢を 夢のままで終わらせてはくれなかったの (銀色夏生『やがて今も忘れ去られる』より引用)  こちらは詩人・銀色夏生さんの写真詩集に綴られている言葉。どうせ夢なのだとわかっているからこそ、夢だと気づかないフリをしていたのに、夢のままでよかったのに、突然“現実”を突きつけられるような経験ってありませんか? 今日のうたコラムでは、そんな【夢のままで終わらせては】もらえなかった恋を描いた新曲をご紹介いたします。 お気に入りだったTシャツも いつしかパジャマになっちゃって あー あたしもそんな風に お気に入りから外れちゃうかな 手帳に書いた週末の約束も 部屋にあなたの香りもまだ残ってる 不器用で好きの代わりに言ってた ありがとうって いつもみたいに笑って 「クリームソーダ」/SILENT SIREN  2018年11月14日に“SILENT SIREN”がリリースしたニューシングル「Go Way!」のカップリング曲です。手に入れる前は「これじゃなきゃダメだ!」とときめいて、身にまとえば気持ちが高まって、大切に扱ってきたはずの<お気に入りだったTシャツ>。それが今や、別に汚れても構わない、みんなに見てもらうこともない、ただの<パジャマ>に。  きっと<あたし>はそんな<あなた>のパジャマ姿を見て、よれよれの<Tシャツ>に自分を重ねたのでしょう。前は特別な存在でいられたのに、自慢の恋人だったはずなのに、もう<お気に入りから外れちゃう>寸前の扱い。もっと言えば、捨ててしまうのももったいないからと、とりあえずキープされているような状態であるのかもしれません。  一方<あたし>は<手帳に書いた週末の約束>や、部屋に残った<あなたの香り>などわずかな欠片さえ愛おしく感じている模様。終わりが近づいていることを予感しているがゆえに、<まだ残ってる>ものも、あの<不器用>さも、<好きの代わりに言ってた ありがとう>も、笑顔も、ちゃんと確かめたくなるのです。本当は失いたくないのです。 全部 嘘だったなんて 言わないで 今更 全部 気づいてたなんて 言わないよ 今更 取り繕って 出来上がる 関係はもう終わり あの夢の中で飲んだクリームソーダ 甘かった 「クリームソーダ」/SILENT SIREN  しかしサビでは、悲しいことに、実はもう<あたし>がとっくに<お気に入りから>外れていたであろうことが明らかになります。しかも<あたし>はそのことに<全部 気づいてた>けど、脆い関係をなんとか<取り繕って>夢の中で生きていた。夢のままでよかった。だけど<あなた>は“夢を夢のままで終わらせては”くれませんでした。    <今更>の<全部 嘘だった>という言葉で<関係はもう終わり>です。この<今更>というひと言からは、もっと早く言ってくれれば傷もマシだったのに、今となってはもう手遅れなほどに<あなた>を好きになってしまっている痛みが伝わってきますね…。「クリームソーダ」のような恋は、甘やかで、そして“甘く見すぎていた”のでしょう。 これでよかった それでよかった でも ほんとは 嫌だ 嫌だ 嫌だ 最後の最後まで良い子でいたかった もっと可愛い 終わり方を 全部 嘘だったなんて 言えないよ 今更 全部 辛かったって言えばいいの? 今更 取り繕って 出来上がる 関係がもう終わり あの夢の中で飲んだクリームソーダ 甘かった 「クリームソーダ」/SILENT SIREN  今までは「クリームソーダ」の弾ける炭酸の泡や甘いアイスクリームで<これでよかった それでよかった>と誤魔化してきたような気持ち。でも時が経って、炭酸は抜け、アイスは溶け、溢れ出す<嫌だ 嫌だ 嫌だ>という本当の声。<あなた>が今更<全部 嘘だったなんて>言うから“幸せ”の魔法が解けてしまったのではないでしょうか。  ただし“幸せ”だと感じていたことを<全部 嘘だった>なんて、<全部 辛かった>なんて、言いたくないのも<あたし>の本音。少しくらい本当の“幸せ”もあったはず。本当の“愛”もあったはず。どうかそうであってほしい。そんな切実な想いが歌のラストからは伝わってくる気がします。少なくとも、嘘を<取り繕って>でも<あなた>と一緒にいたかった<あたし>の恋心だけは“本当”だということはわかりますよね。    今、お互いの気持ちを誤魔化しながら付き合っていて辛い方。なんとか続けてきた関係が終わってしまって苦しい方。是非、その気持ちを重ねながら、SILENT SIRENの「クリームソーダ」を聴いてみてください…! ◆紹介曲「クリームソーダ」 作詞:すぅ 作曲:クボナオキ ◆ニューシングル『Go Way!』 2018年11月14日発売 初回限定盤 UPCH-89397 ¥1,759(税別) 通常盤 UPCH-89398 ¥1,204(税別) ファンクラブ限定盤 PDCN-5910 ¥3,000(税別) <収録曲> 1. Go Way! 2. クリームソーダ 3. Melty 4. Go Way!

    2018/11/20

  • 緑黄色社会
    愛には加減があるなんて、誰も教えてはくれなかったのに。
    愛には加減があるなんて、誰も教えてはくれなかったのに。

    緑黄色社会

    愛には加減があるなんて、誰も教えてはくれなかったのに。

     2018年11月7日に“緑黄色社会”が最新ミニアルバム『溢れた水の行方』をリリースしました。今日のうたコラムでは、今作に収録されている新曲「サボテン」をご紹介いたします。サボテンと言えば【植物のなかでもとくに育てるのが簡単】というイメージを持っている方も多いのではないでしょうか。しかし実は、そうでもないみたいなんです。 ごめんね 私はサボテンさえ上手く育てられずに やりすぎた水が溢れていったよ ごめんね 今さら気付いたって元には戻らない 謝ることしかできなくなったよ 水だけあげてりゃいいなんて 間に受けてたらこうなった 愛には加減があるなんて 誰も教えてはくれなかったのに 「サボテン」/緑黄色社会  必要としてないのに水をやりすぎると腐ってしまう。何の管理もせずに放っておいても乾燥してダメになってしまう。それが<サボテン>です。もちろんどの植物にも通じることでしょうが、サボテンは<水だけあげてりゃいい>と思われがちだからこそ、その“水やり”に<加減があるなんて>知らずにいつのまにか枯らしてしまうのでしょう。    そして、この歌の<私>はそんな<サボテン>に似た“恋”を<上手く育てられずに>失ってしまいました。きっと“簡単に上手くやっていけるだろう”と思っていた恋。愛を注げば注ぐほど、尽くせば尽くすほど、長生きするに違いないと。でもそれはこの恋に“適量”ではなかったのです。結果、もう<あなた>とは<元には戻らない>のです。 溺れて枯れた窓際の愛は 間違っていたのかな 花が咲くのが見たかったから 良かれと思ってた ただただ私は私なりに育てました ただただ私は私なりに愛を注いだの 「サボテン」/緑黄色社会  ただただ<花が咲くのが見たかった>だけ。サビからは、いつも相手の笑顔を願い、幸せになってほしくて、一緒に幸せになりたくて、一途に<私なりに愛を注いだ>これまでの姿が伝わってきますね。だけど結局は“重い”だけだったのだろうかと“愛”に対する自信を失いそうな今…。では、本当に<私>の愛し方は<間違っていた>のでしょうか。 ごめんね 私は大丈夫と関係ないふりして いらない自信が溢れていったよ 「サボテン」/緑黄色社会 溺れて枯れた窓際の愛が 教えてくれたかな 知らない間にすれ違っていた 愛の育て方 ただただ私はあなたの喜ぶ顔が ただただ私はあなただけに愛を注いだの 「サボテン」/緑黄色社会  また、育てやすい<サボテン>のような恋だと思い込んでいた頃は、よくある恋人同士の問題なんて<私は大丈夫と関係ないふり>でした。その自信は<良かれと思って>たっぷり<あなた>に“愛”を注いできたゆえのもの。だけどそんな<愛の育て方>こそが<サボテン>には合わなかった。そのことに、手遅れになって初めて気がついたのです。 溺れて枯れた窓際の愛は 間違っていなかった 丁度良さなんて分かっていても 愛は止まらなかった 必ず無駄にはしないよ枯れたサボテン いつかいつか私の愛の花を咲かせよう 「サボテン」/緑黄色社会  そして、この恋における<愛の育て方>が合ってなかったと気がついたからこそ、わかったこともあります。それは、自分の一途な“愛”そのものは<間違っていなかった>ということ。つまり<サボテン>には、<あなた>には、<私の愛>が適していなかっただけなのです。一方で必ずどこかに<私の愛>を求めている<花>があるはずなのです。    そのことを教えてくれた<あなた>への、感謝も込めて綴られているのが<必ず無駄にはしないよ枯れたサボテン>というフレーズでしょう。もう<ごめんね>は“ありがとう”に変わろうとしております。こうして気持ちが少し前に進めたからこそ、最後の最後には<いつかいつか私の愛の花を咲かせよう>と希望的な意志が掲げられているんですね。    失恋して、自分の<愛の育て方>に自信を失っている方。上手くいかなかったのは、ただそのお相手とあなたの愛が合わなかっただけのこと。きっといつか別の誰かと<愛の花>を咲かせることができるはず。歌を聴き終えると心が上向きになる、緑黄色社会の「サボテン」を是非、聴いてみてください…! ◆紹介曲「 サボテン 」 作詞:長屋晴子 作曲:長屋晴子 ◆ミニアルバム『溢れた水の行方』 2018年11月7日発売 ESCL-5118 ¥2,000(税込) <収録曲> 1. あのころ見た光 2. 視線 3. Never Come Back 4. サボテン 5. Bitter 6. リトルシンガー

    2018/11/19

  • wacci
    一人ぼっちを二人で乗り越えてる。
    一人ぼっちを二人で乗り越えてる。

    wacci

    一人ぼっちを二人で乗り越えてる。

     2018年11月7日に“wacci”が3rdアルバム『群青リフレイン』をリリースしました。ひとは自分の持っている青を、どんどん価値のある濃い青=群青色にしていくもの。そんな意味合いもタイトルに込められた今作から、今日のうたコラムでは新曲「Answer」をご紹介いたします。この歌は、遠距離恋愛をしているあなたに聴いていただきたい1曲…! ドアが開くたびに 君の街へと近づく 響くプレイリスト 君の選んだメロディー 会えなくはなったけど 会える日が輝いて 一人ぼっちを二人で乗り越えてる 「Answer」/wacci  疾走感のあるイントロからもう、大好きな<君>のもとへ、全速力で向かいながら高まってゆく気持ちが伝わってきます。今この瞬間は、バスや電車の<ドアが開く>ことさえも<君の街へと>近づいていることを知らせる特別な光景。きっと恋には、当たり前の日常のすべてをこんなにも愛おしく感じさせてくれる力があるのでしょう。  さらに“乗車時間”のワクワクを高めてくれるお供は、会えなくても寂しくないように<君>が曲をセレクトしてくれた<プレイリスト>です。それは今日に限らず<僕>を支え、聴くたびに<会える日が輝いて>感じられたはず。そうやっていろんな面で、お互いを思いやり、距離を埋める工夫をして<一人ぼっちを二人で乗り越えて>きたのだと思います。 君が僕の幸せになってゆく 今日はどんな君に出会えるだろう 会えない日々の答え合わせをしよう 心なら いつだってそばにいたんだ 「Answer」/wacci  そしてサビで印象的なのが<会えない日々の答え合わせをしよう>というフレーズ。曲タイトルの「Answer」に繋がる想いではないでしょうか。たとえば、会えない日々のなかで、LINEや電話や手紙で伝え合った些細な出来事を、会ってより深く聞き合うことも答え合わせ。同じ気持ちで<会える日>を楽しみにしていたことを確かめ合うのも答え合わせ。    お互い<心なら いつだってそばにいた>ことを実感するのも答え合わせ。何より、これまでも今もこれからも、変わることはない二人の「Answer」の答え合わせでしょう。どんなに会えない日々が続いても<一人ぼっちを二人で乗り越えて>ゆくこと。そんな日々を越えて、いつかは同じ屋根の下で一緒に暮らしてゆくこと。それが「Answer」です。 指折り数えて待ち 会えば一瞬で過ぎて さよなら近づくほど 逆に君はよく笑う 一秒さえ大事で 悲しい顔してたら もったいないと僕ら 精一杯 「Answer」/wacci  ただ、もちろん“いつか”は待ち遠しいはずですが、まず“今この瞬間”を大切に大切に生きているのが二人です。<さよなら近づくほど 逆に君はよく笑う>。そんな<君>の様子に気づくことができるのは<僕>が一瞬一瞬、丁寧に相手を見つめているから。どちらも<一秒さえ大事で 悲しい顔してたら もったいないと>精一杯なのです。 君が僕の幸せになってゆく 明日はいくつ君を浮かべるだろう いつか今を笑いあえるように 僕らなら 出来るって思えるんだ これからも 誰よりそばにいるから 「Answer」/wacci  こうして幕を閉じてゆく歌。二人の「Answer」が、さらに鮮明に描かれているのがわかりますね。ひとが自分の持っている青を、どんどん価値のある濃い青にしていくように、<僕>と<君>も<これからも 誰よりそばにいるから>という想いを抱きながら、どんどんこのアイ色の濃度を増してゆくことでしょう。    遠距離恋愛の方はもちろん。そうでない方も、大好きなひとに会いに行くときには是非、wacciの「Answer」を聴きながら向かってみてください。また、大好きな“wacci”のライブへ行く前に聴いても、ワクワクが高まること間違いなし…! ◆紹介曲「Answer」 作詞:橋口洋平 作曲:橋口洋平 ◆3rd Album『群青リフレイン』 2018年11月7日発売 初回限定盤A ESCL-5122~24 ¥4,500(税込) 初回限定盤B ESCL-5125~26 ¥3,500(税込) 初回限定盤C ESCL-5127~28 ¥3,500(税込) 通常盤 ESCL-5129 ¥3,000(税込) <収録曲> 01.「最上級」 02.「ワンセット」 03.「ヒーロー」 04.「別の人の彼女になったよ」 05.「空に笑えば」 06.「Have a good day」 07.「タフネス&サバイバー」 08.「月のむこう側」 09.「花束にして」 10.「wallflower」 11.「Answer」 12.「群青」 bonus track「ガッツポーズ」

    2018/11/16

  • edda
    胸痛いのは、重たいカナヅチのせいさ。
    胸痛いのは、重たいカナヅチのせいさ。

    edda

    胸痛いのは、重たいカナヅチのせいさ。

     2018年11月7日に“edda”が1stアルバム『からくり時計とタングの街』をリリースしました。今日のうたコラムでは、今作に収録されている新曲「トントン」をご紹介。トントントントントントントントン。サビで何度も繰り返されるこのフレーズは、主人公の<ぼく>が仕事で“あるもの”を作っている音なのですが、一体それは何だと思いますか? 街の広場に どんとそば立つ ぼくご自慢の舞台 悪いヤツらを うんと懲らしめる 正義の味方なのさ 気負うことなんてない おじいちゃんの代から つづいてる 誇らしい お仕事なんだ! トントン 腕を振るえ 最高のエンドステージ 作ってみせるんだ トントン 胸痛いのは 重たいカナヅチのせいさ ただそれだけなんだよ 「トントン」/edda  街の広場にある<悪いヤツらを うんと懲らしめる>ための舞台。正義の味方に<悪いヤツら>が成敗される<最高のエンドステージ>。それは…“処刑台”でしょう。つまり<ぼく>は代々“処刑台”を作っている家系に生まれ、お父さんから仕事を継いだ今、トントントントンと<ぼくご自慢の舞台>を作っている真っ最中ということです。  命を終わらせる場所を作るのは、どこか後ろ暗い気持ちにもなってしまいそう。でも<ぼく>は<ご自慢>だと、<気負うことなんてない>と、<誇らしい お仕事なんだ!>と胸を張っています。きっとおじいちゃんやお父さんからそう言い聞かされて育ち、自らにもそう言い聞かせてきたから。まだ<胸痛い>本当の理由を知ることはありません。 ある朝早く 王様が来て 仕事のご依頼だ 「お尋ね者の あの魔法使い 今日こそ捕まえた」 気を取られてたんだ 多数決ばっかり 見ないふり なくした 答えはどこ? 「トントン」/edda  そんな<ぼく>はある朝、王様から<お尋ね者の あの魔法使い>を処刑するための依頼を受けます。そのとき、初めて心が揺さぶられるのです。自分たちは<正義の味方>だと信じて疑わずにいた。罪は<多数決ばっかり>で決められてきた。大きい声だけに<気を取られてた>。真実は<見ないふり>で仕事をしてきた。だけど、本当に<魔法使い>は<悪いヤツ>なのか。では、本当の<答えはどこ>なのか…。 トントン 溢れ出した 迷いこらえきれずに 肩を震わせた トントン うつむくまま 言葉を失ったぼくに 彼が口をひらいた 「俺はこの罰を 甘んじて受け入れるぜ それほどのことをしたんだ でも後悔はない だからさお前に託す 誇りをもてよ」 「トントン」/edda  今まで疑うこともなく“処刑台”を作ってきたけれど、一度、自分のなかに生まれた<迷い>はたちまち不安や恐怖に変わり、溢れ出してしまいます。仕事をしながらも、肩は震え、うつむいて、言葉を失って、自信を失いそうで…。その<ぼく>の姿を目にして、声をかけてくれたのは、意外にも<お尋ね者の あの魔法使い>でした。    彼はこれから罰を受けるのに、本当は<ぼく>よりもずっと不安や恐怖、哀しみ、怒り、孤独を抱いているはずなのに「後悔はない だからさお前に託す 誇りをもてよ」と言うのです。死を目前にしても、自分のせいで“処刑台作り”という仕事に自信を失いそうな<僕>の気持ちを救おうとする強い心の持ち主なのです。 トントン 腕を振るえ 最高のエンドステージ 作ってみせるんだ トントン 胸痛いのは 重たいカナヅチのせいさ ただそれだけなんだよ 「トントン」/edda  こうして幕を閉じてゆく歌。フレーズは冒頭のサビと同じですが、先ほどの<お尋ね者の あの魔法使い>の言葉を受けてから聴くと、まったく違う響き方をしますよね。今まで<ぼく>は自分の誇りのために<最高のエンドステージ>を作ってきたのかもしれません。しかし今は、罰を受けるひとのための<最高のエンドステージ>を作りたいと思っているのではないでしょうか。    それに<胸痛い>理由も、今ならわかるはず。それは<重たいカナヅチのせい>=“命の重みのせい”なのです。まだ迷いが消えたわけじゃないけれど、少なくとも<あの魔法使い>の言葉に恥じないように腕を振るって、誇りを持って仕事をしよう。そんな覚悟がラストの<トントン>からは伝わってくる気がします。そして、その想いを次の世代にも受け継いでゆくのでしょう。    “物語を語り継ぐ”という意味をアーティスト名に持つ“edda”が描いた、全12曲のストーリー。是非、この「トントン」をはじめ、じっくりと味わってみてください…! ◆紹介曲「 トントン 」 作詞:edda・ミワコウダイ 作曲:ミワコウダイ ◆1stアルバム『からくり時計とタングの街』 2018年11月7日発売 初回盤 VIZL-1463 ¥3,900+税 通常盤 VICL-65069 ¥2,900+税 <収録曲> 1.からくり時計 2.フラワーステップ 3.ループ 4.エメラルド 5.トントン 6.リンドン 7.星のない空   8.宇宙ロケット 9.チクタク 10.カイバノネイロ 11.merry 12.導きの詩

    2018/11/15

  • BENI
    前略、なんて書いてはみたけど、何を略しているんだろう?
    前略、なんて書いてはみたけど、何を略しているんだろう?

    BENI

    前略、なんて書いてはみたけど、何を略しているんだろう?

     2018年11月28日に“BENI”が2年ぶりのオリジナルアルバム『CINEMATIC』をリリースします。今日のうたコラムでは今作の収録曲であり、すでに10月31日から配信リリースされている新曲「Last Love Letter」をご紹介。この歌は【愛するひとへの最後の手紙を書くとしたら?】というテーマから生まれた楽曲です。そこに綴られている想いとは…。 前略 なんて書いてはみたけど 何を略しているんだろう? きっとあなたには言えないでいた気持ち 愛しさと何かが混じってた この手紙が届くころ 私はもういないよと あなたには教えずにおこう Best wishes... 「Last Love Letter」/BENI  本物の手紙と同じように<前略>というひと言で幕を開ける歌。ただしその書き出し以降は、実際に文字にした想いではなさそう。それは<前略 なんて書いてはみた>ものの、手が止まってしまった<私>の心のなかにだけ綴られてゆく想いなのです。手紙のなかでさえも<あなたには言えないでいた気持ち>は<略して>しまっているのです。  その<言えないでいた気持ち>とは<愛しさ>と混じっていた<何か>であり、きっとそれこそが二人が離れ離れになった原因でしょう。たとえば、素直に伝えられずに隠していた不安や不満、嫉妬、淋しさ…。聴くひとによって当てはまる<何か>がありますよね。しかし別れても尚、自分の抱えていた本音を相手に明かすことはありません。    さらに<この手紙が届くころ 私はもういないよ>という大切なことも<あなたには教えずにおこう>と言うのです。何故ならそれが<あなた>のためだから。歌詞内の<Best wishes...>とは【お幸せに】という意味の英語。もしかしたら<あなた>にはもう別の誰かがそばにいるのかもしれません。そうでないとしても今さら<私>のことでブルーになんてなってほしくない。<私>はそんな気持ちでいるのではないでしょうか。 あなたに恋したことが この手に残った宝物 伝えたいの笑顔 でもどうして 手を止めると文字が滲む My Last Love Letter 「Last Love Letter」/BENI  だからこそ<この手紙>で伝えたいのは“笑顔の私”だけです。楽しかった思い出、感謝の言葉、もう大丈夫であることを綴って、前向きな「さようなら」で終わりたい。でも、どんなに頭で<伝えたいの笑顔>と思い込んでみても、文字を滲ませる涙は正直に心を教えます。まだ<あなたに恋した>記憶が、苦しくなるほど輝いているのでしょう…。 友達だって 少しはいたけど 心の底から笑い合う そんな風に時間がシンプルに流れる あなたが最初で最後ね この手紙しまう場所に あなたが困り果てて 捨ててしまったとしてもいいよ Best wishes… 「Last Love Letter」/BENI たった一つ願いが もしも叶うなら あの日々の あの腕の中で… 「Last Love Letter」/BENI  続く歌詞からは<あなた>がどれだけ大切な存在だったのか、いっそう痛みを増して伝わってきます。誰よりも<心の底から笑い合う>ことができる相手だった。そんなひとは自分の人生であとにも先にも<あなた>だけ。つまり<あなた>を失うことで<私>は、恋人も友達も家族も同時に失うくらいの喪失感を味わっているということです。    愛する<あなた>へ贈る最後の手紙。そして<私>が誰かに贈る<最初で最後>の手紙。その「Last Love Letter」には、たった一つの切実な<もしも>の願いも込められているのですが、おそらくその<もしも>も文字になることはないのだと思います。冒頭の<前略>のなかに含まれている、決して見えない、見せない、想いなのでしょう。 終わり方も見えないまま ただ書き綴った言葉から 伝えたいの笑顔 でもどうして 滲んだ文字がまた消えた My Last Love Letter 「Last Love Letter」/BENI  こうして幕を閉じてゆく歌。まだ、手紙もこの恋も<終わり方>は見えないままです。最後の一行にはどのような言葉を綴るのでしょうか。果たして、手紙を出すことはできるのでしょうか。<あなた>の前から消えた<私>は、いつかちゃんと想いに終止符を打つことができるのでしょうか。考えれば考えるほど切なさが膨らむ、BENIの「Last Love Letter」。是非、歌詞をじっくり味わいながら聴いてみてください。 ◆紹介曲「Last Love Letter」 2018年10月31日配信リリース 作詞:BENI・AKIRA 作曲:BENI・SUNNY BOY ◆ニューアルバム『CINEMATIC』 2018年11月28日発売 初回限定盤 UMCK-9976 ¥4,200+税 通常盤 UMCK-1611 ¥3,000+税 <収録曲> 01. Intro 02. Cinematic feat. SARA-J 03. MONEY 04. Chasin' feat. IO 05. S.U.K.I. 06. Got A Feeling 07. CRY 08. Arigato 09. PULLBACK 10. CANDY 11. No one else like you feat. Michael Kaneko 12. Last Love Letter 13. READY25

    2018/11/14

  • コブクロ
    未来の君がもう1mmだけ頑張れる日の為の、雨宿り。
    未来の君がもう1mmだけ頑張れる日の為の、雨宿り。

    コブクロ

    未来の君がもう1mmだけ頑張れる日の為の、雨宿り。

     2018年11月7日に“コブクロ”がニューシングル「風をみつめて」をリリースしました。タイトル曲は“唐沢寿明”主演の月曜ドラマ『ハラスメントゲーム』主題歌として書き下ろされた楽曲。人間の業や欲が生み出す、様々なハラスメントに真っ向から挑む、痛快ヒューマンエンターテインメントドラマを包み込むのが、この渾身のバラードです。 もしも バラの花に棘が無かったら どんな色の花びらを付けていたのかな? 全てを受け入れながら 誰かを傷つけながら そうして 守るべきものに気付くのが 人生 淡い希望と深い影のコントラスト その淵に浮かんだ今日を 生きているのなら あとほんの少しだけ 陽の当たる場所へ 自分の足で 歩いてゆきたい 「風をみつめて」/コブクロ  イントロはなく、温かな問いかけの声で幕を開ける歌。よく【薔薇に棘あり】という言葉は聞きますよね。美しいものには人を傷つける一面がある。表は綺麗に見えても、裏には醜く恐ろしい面を秘めている。そんな意味合いです。でもきっと、この歌が伝えようとしているのは「いっそ棘なんてなかったらいいのになぁ」という嘆きではありません。  逆に<もしも バラの花に棘が無かったら>こんなに美しい<色の花びら>を付けてはいないんだろうなぁ、という想いなのです。ちなみに、まだバラの茎が柔らかいうちに棘を取ってしまうと、その傷は治りにくく、茎が折れやすくなるんだとか。さらに、若いときには棘が茎の働きを助ける役目をしているそうで、棘はバラに必要なものなのです。    同様に、わたしたちの<人生>にも、いらないようで実は大切な<棘>があるのでしょう。たとえば、コンプレックスや欠点。それを取ってしまわずに<全てを受け入れながら 誰かを傷つけながら そうして 守るべきものに気付く>ことで、唯一無二の<淡い希望と深い影のコントラスト>が生まれる。美しい<色>が生まれるのだと思います。 ネジ山の磨り滅った ネジを力一杯 回した瞬間 二度と動かなくなったんだ 全てをバラバラに壊してしまうまで ただの強さと勇気の区別もつかない僕等さ 「風をみつめて」/コブクロ  ただし<棘>を抱えながら<自分の足で 歩いてゆきたい>と思っても、その“頑張り方”を間違えれば<全てをバラバラに壊してしまう>こともあるのだと教えてくれるのが、2番の歌詞です。みなさんも<ネジ山の磨り滅った ネジを力一杯 回した瞬間>にネジ山が完全につぶれて、どうにもならなくなってしまった経験ありませんか?  ドライバーのサイズが合ってなかったり、使い方が悪かったり、ネジ自体が腐ってしまっていたり。その原因に気づかずに<ただの強さ>だけで闇雲に頑張ろうとすると、ダメになってしまうんですよね。それは“人の生き方”にも重なります。大切なのは、今しんどい理由をちゃんと理解して、そして<勇気>をもって<あとほんの少しだけ 陽の当たる場所へ>歩くために行動することなのでしょう。 狭い空をただ見上げてる 「明日が良い日でありますように」 降り注ぐ時代の風を見つめて 流せない涙が作る微笑み まぶたの裏 話しかける 「あなたが元気でいれますように」 ゆっくりでも良い 前を向いて 一歩も進めない そんな今日は 未来の君がもう1mmだけ 頑張れる日の為の 雨宿り 時は巡り 雨上がり 「風をみつめて」/コブクロ  歌はこうして幕を閉じてゆきます。泣いてしまえれば楽だけれど、様々な試練が<降り注ぐ時代の風>に負けていられないから<流せない涙>は<微笑み>に変えるしかない。その日々のなかで“力”になるのが、空を見上げて「明日が良い日でありますように」と希望を育てたり、目を閉じて大切なひとに「あなたが元気でいれますように」と祈ったりする時間です。    さらに、前述した“今しんどい理由”を理解するためにも、自分の<棘>や<花びら>の色をよく見つめるためにも、きっと<一歩も進めない>時間だって必要。つまり“立ち止まってみる時間”=<未来の君がもう1mmだけ 頑張れる日の為の 雨宿り>なんですね。そう考えると“進めない今”にいても、少し心が上向きになる気がします。    明日が良い日でありますように。あなたが元気でいれますように。コブクロからわたしたちへのそんな願いも込められている「風をみつめて」を是非、歌詞をじっくり噛み締めながら、聴いてみてください…! ◆紹介曲「風をみつめて」 作詞:小渕健太郎 作曲:小渕健太郎 ◆30thシングル「風をみつめて」 2018年11月7日発売 通常盤 WPCL-12953 ¥1,204+税 <収録曲> M1. 風をみつめて M2 夏の雫 M3 白雪 M4 風をみつめて(Instrumental) M5 夏の雫(Instrumental) M6 白雪(Instrumental)

    2018/11/13

  • 松室政哉
    あぁ、大丈夫になれないままの僕を憎んだ。
    あぁ、大丈夫になれないままの僕を憎んだ。

    松室政哉

    あぁ、大丈夫になれないままの僕を憎んだ。

    告げられた別れから もう随分経ってるのに 夜が来るとまだ思い出してしまうんだ 「Fade out」/松室政哉  2018年10月31日に“松室政哉”が1st Album『シティ・ライツ』をリリースしました。今日のうたコラムでは今作から新曲「Fade out」をご紹介。歌の冒頭から見えてくるのは、もう随分前に恋人にフラれてしまった<僕>の姿です。眠れぬ夜、とりあえず暗闇のなか横たわっていると、悶々と負のスパイラルに陥ってしまうことってありますよね…。 僕に足りないものを 今更 頭に浮かべたら 君が欲しがった物ばかりだった 気づけば君の面影探して 最終バスに揺られていたんだ 君に会いに行くあの日のように 身体はまだ覚えてても フェードアウトは速度を上げて 二人の季節 飲み込んでゆく あぁ、大丈夫になれないままの僕を憎んだ 「Fade out」/松室政哉  そして<君>のことを思い出すと同時に、脳内では“どうしてこうなってしまったのだろう”という原因探しが始まります。そばにいる時は、考えなかったであろう<僕に足りないもの>。それは<君が欲しがった物ばかり>で、だけど叶えてあげられなかった物ばかりで、その結果<君>の心に<僕>への“落胆”が積み重なって、別れにたどり着いてしまった。  音がだんだん聞こえなくなってゆくように、画面がだんだん真っ黒にかわってゆくように、<君>の愛情は【Fade out(フェイドアウト)】で徐々に薄れていったことが伝わってきますね。しかし、きっとそんな曖昧な失い方だったからこそ<僕>はまだその<フェードアウト>を受け入れられていません。ゆえに【真夜中のラブレター現象】が起きるのです。    【真夜中のラブレター現象】とは、深夜に感情が高ぶり、思っていることをすべて吐き出したくなる衝動のこと。同様に<僕>も、真夜中に<君の面影>で心を揺さぶられ、たまらず<最終バスに揺られて>あの街へと向かっております。<大丈夫になれないままの僕を>憎みながらも、どこかで<フェードアウト>を止められる期待を捨てられずに…。 駅前のバスターミナル 見覚えのないオフィスビル 何度も来たはずの映画館は無かった 大きく変わってゆく 街並みに君が重なった 僕はたった独り立ち止まっていた 気づけば遠くの空が白んで 始発のバスまであと1時間 君と過ごしたすべての日を輝く思い出にするため フェードアウトに耳を澄ませて 二人の季節 胸に仕舞うんだ あぁ、君のいないまだ見ぬ方へ進み出さなきゃ 「Fade out」/松室政哉  でも、懐かしいはずの<駅前のバスターミナル>に着いてみて、改めて<僕>が思い知るのは悲しい現実でした。無かったはずの場所にあるオフィスビル。あったはずの場所に無いあの映画館。もう<二人の季節>が刻まれていた<街並み>は大きく変わっていたのです。<君>の心と同じように。変われないのは<たった独り>だったのです。    そうやって打ちのめされて、気づけば朝。真夜中のラブレターを翌朝、冷静に読み返して恥ずかしくなるように、昨夜の<僕>の期待もみるみるしぼんでいることでしょう。ただし“悲しい現実”によって、必ずしも心のベクトルが負に向くわけではありません。むしろ逆。やっと<僕>は<フェードアウトに耳を澄ませて 二人の季節 胸に仕舞うんだ>と、<君のいないまだ見ぬ方へ進み出さなきゃ>と思える段階に変わっております。 もう、帰ろうか。 届かない手紙を書くように 言えなかったサヨナラ呟けば 少し軽くなった 気づけば僕なりの結末は ほろ苦い旅に落ちていたんだ 振り向く気持ち抑え込んで 戻らない日 後にしたら フェードアウトは終わりむかえた 僕はバスをゆっくり降りたんだ “もう大丈夫”って言える気がした 明けてゆく街 「Fade out」/松室政哉  こうして幕を閉じてゆく歌。終盤の<届かない手紙>とは、まさに前述した【真夜中のラブレター現象】にも繋がる気がしますね。衝動的に手紙を書くように<最終バスに揺られて>会いに来たものの、結局ダメだった。それでもこの行動は無駄じゃなくて<言えなかったサヨナラ>を呟くことができたからこそ<僕なりの結末>を迎えられそう…。    ラストの<フェードアウトは終わりむかえた>というフレーズからは、もう<僕>もちゃんと“恋の終焉”を受け入れていることがわかります。さらに歌の冒頭では<大丈夫になれないままの僕を憎んだ>けれど、最後には<“もう大丈夫”って言える気がした>と歌われているところが、希望的です。ほろ苦い旅を終えて、バスを降りた<僕>は<明けてゆく街>で、ほんの少し変われた今日を歩んでゆくのでしょう。    失恋から立ち直れない方、フェードアウトした恋を受け入れられない方、是非、松室政哉の「Fade out」を聴いてみてください。あなたにもいつか“もう大丈夫”って言える朝が、やってきますように…! ◆紹介曲「Fade out」 作詞:松室政哉 作曲:松室政哉 ◆1st Album『シティ・ライツ』 2018年10月31日発売 初回限定盤 UMCA-19058 ¥3,800(税抜) 通常盤 UMCA-10061 ¥3,000(税抜) <収録曲> M1.毎秒、君に恋してる M2.Fade out M3.アイエトワエ M4.きっと愛は不公平 M5.午前0時のヴィーナス M6.衝動のファンファーレ M7.Matenro M8.群像どらまちっく M9.今夜もHi-Fi M10.海月 M11.息衝く

    2018/11/12

  • 井上苑子
    優しさばかりが傷になっていく、想い出ばかりが歌になっていく。
    優しさばかりが傷になっていく、想い出ばかりが歌になっていく。

    井上苑子

    優しさばかりが傷になっていく、想い出ばかりが歌になっていく。

     2018年11月7日に“井上苑子”がニューシングル「ファンタジック」をリリースしました。ロックバンド・ヨルシカの“n-buna”がタイトル曲をプロデュース。疾走感あるポップで爽やかなサウンドは、高揚してゆく恋心にピッタリ!…でもあるのですが、表現されているのは儚く切ない物語です。幸せの代わりに高まってゆくのは、切なさなんです。 ファンタジックな 恋をして 今も 君が見れない 写真の向こうで 笑う君と 冬の部屋で 一人 髪を切っても 恋の歌 止まることさえ 知らないで 何もない日々と 失敗の染み ばかり数えて 「ファンタジック」/井上苑子  ファンタジックな恋。それは、現実を忘れられて、ずっと夢を見ているかのような素敵な時間だったのでしょう。しかし、だからこそ<僕>は<君>がいなくなった現実を今、受け止められずに<冬の部屋で 一人>喪失感のなかを漂っています。ツラくて<今も 君が見れない>けど<写真の向こうで 笑う君>を片づけることもできずに…。  そんな自分を変えたくて<髪を切って>みたりもしました。でも<恋の歌>は止まるどころか、いっそう<君>への想いを増して溢れてしまっている模様。そして、<君>がいないせいで<何もない日々>=“現在”と、<君>を失う原因となった<失敗の染み>=“過去”を見つめる時間ばかりが積み重なり、心の暗闇は深く濃くなってゆくのです。 ねぇ ほんの小さな灯りも 僕の胸は 覚えてる 君が言った 君が言ったんだよ 慣れない笑顔も 無理した優しさも 全部 人生だ 春を待った ただ舞った花びらを 掬い取った 色付いてく 空の色に ずっと 見惚れていたこと 夢のようでした 「ファンタジック」/井上苑子  さて、その心の暗闇によって際立つのが<ほんの小さな灯り>です。つまり、ここから再生されてゆく“思い出”でしょう。サビで響き渡る<君が言った 君が言ったんだよ>という痛切な声。大切に記憶を噛み締めているようでもあり、自分自身に言い聞かせているようでもあり、どこか「それなのに…」と<君>を責めているようでもあります。  「慣れない笑顔も 無理した優しさも 全部 人生だ」。おそらくこれが<君>がくれた言葉ではないでしょうか。<僕>の慣れない笑顔も、無理した優しさも、全部わかってくれたひと。初めて<人生>の意味を教えてくれたひと。そうやって<僕>は<君>に出会えたことで<色付いてく 空の色に ずっと 見惚れていた>のだと思います。  あの頃<僕>の世界は<夢のよう>に変化していった。毎日が<夢のよう>に幸せだった。きっとそんな二人のあたたかな<春>の時間をもう一度、待っているのが今の<僕>です。<ただ舞った花びら>=“幸せな記憶”を、何度も掬い取っては見つめながら。だけど、その希望はもう<夢のよう>ではなく、本当に<夢>でしかないんですよね…。 優しさばかりが 傷になっていく 想い出ばかりが 歌になっていく 君が言った ただ 笑ったんだよ 慣れない笑顔も 無理した優しさも 全部 人生だ 春を待って 君を待って 「ファンタジック」/井上苑子  やがて<僕>自身、このまま<春を待って 君を待って>も、同じ時間は戻ってこないことを、痛みを伴いながら思い知ってゆくことになるのです。たとえ忘れることはできないとしても、<優しさ>は<傷>になり、<想い出>は<歌>になり、時間が“変化”をもたらします。すると、次第に“待つ”だけだった<僕>の心も変わってゆくのです。 花が舞った 君を知ったんだよ この恋も 想い出も 愛も 優しさも 全部 歌いたいよ 春を舞った ただ舞った花びらを 掬い取った 色付いてく 君の顔に ずっと 見惚れていたこと 夢のようでした 春のようでした 「ファンタジック」/井上苑子  こうして幕を閉じてゆく歌。ラストでは<春を待った>これまでが<春を舞った>というワードに変わっております。曲を聴いただけでは気づかないかもしれません。でも、歌詞を見るとたしかに変わっているのがわかる。その小さな“変化”や小さな一歩が描かれているのが、井上苑子の「ファンタジック」なのでしょう。  その変化があるからこそ、最後の<夢のようでした 春のようでした>というワンフレーズからは、切なくも“ちゃんと終わりを迎えられている”心模様が伝わってくる気がしませんか? ファンタジックな恋をして、前に進めずにいるあなたにも、どうかこの歌が届きますように…! ◆紹介曲「ファンタジック」 作詞:井上苑子・n-buna 作曲:n-buna ◆ニューシングル「ファンタジック」 2018年11月7日発売 初回限定盤 UPCH-89394 ¥2,000(税込) 通常盤 UPCH-80502 ¥1,200 (税込)

    2018/11/09

  • 柴田淳
    笑いもせず、怒りもせず、まるで人間レプリカ
    笑いもせず、怒りもせず、まるで人間レプリカ

    柴田淳

    笑いもせず、怒りもせず、まるで人間レプリカ

     2018年10月31日に“柴田淳”が12枚目のオリジナルアルバム『ブライニクル』をリリースしました。タイトルの【ブライニクル】とは、海水中に0度以下の塩水が流れ込んだとき、つららのような形の凍結が起こる自然現象のことだそうです。これに触れた生物はすべて凍って死んでしまうことから“死のつらら”とも呼ばれているんだとか。 慣れてしまった 空虚な悲しみに あなたには手に入れられるもの 煩わしくて 邪魔なくらい 私には手に入らないもの ずっとずっとずっと… あなたには手に入れられるもの 当然のように 微笑んで 私には手に入らないもの ずっとずっとずっと… 「光る雲」/柴田淳  そんなタイトルを背負った今作には、まさに心の中で【ブライニクル】が生じているような楽曲がいくつも収録されております。新曲「光る雲」も然り。この歌の主人公<私>の胸中には<悲しみ>という超低音塩水が流れ込み、物事を感じる部分が凍結し、ゆえにどんな負の感情も<慣れてしまった>としか思えない状態に陥っているのでしょう。  尚、その<悲しみ>の原因は“ずっと自分には手に入らないもの”です。愛や夢、仕事、居場所、友達、恋人、生涯の伴侶、心を許せる誰か、温かな家庭、穏やかな幸せ、人それぞれ当てはまる何かがあるはず。そして、それが手に入らない<悲しみ>は月日を重ねるごとに冷たくなり、ついには心を凍結させるほどの“塩水”になってしまうのです。 剥がれ落ちてくのは この眼に映る光 誤魔化すように伏せた 取り戻すことすら 諦めてしまったの 私はもう何処にも居ない 逆らうように 人の波の真ん中で 笑いもせず 怒りもせず まるで人間レプリカ 「人間レプリカ」/柴田淳  さらに、収録曲「人間レプリカ」は、いっそう心の【ブライニクル】状態が伝わってくる歌詞と言えるでしょう。もう先ほどの<私には手に入らないもの>に対する微かな欲求や希望さえ<剥がれ落ちてく>のがこの歌です。あらゆる期待=<この眼に映る光>が消えそうで、今までの気持ちを<取り戻すことすら 諦めてしまった>のが今の状態…。    笑ったり怒ったりしながら日々を過ごしている人たち。そんな景色に<逆らうように>冷たい眼を伏せながら<私>は、ただ立ち尽くしております。これ以上、無駄に感情を動かしたくない。期待したくない。疲れた。だから<笑いもせず 怒りもせず まるで人間レプリカ>のように、感情を殺したまま生きているのでしょう。 隠れるように 人の波に埋もれて 不必要に 感動して まるで人間レプリカ 「人間レプリカ」/柴田淳  一方で<人間レプリカ>のような自分を、誰にも悟られたくない気持ちも<私>にはあるのだと思います。バレないために、時には<隠れるように 人の波に埋もれて>自分を消して、時には<不必要に 感動して>わざと人間っぽくみせて。その繰り返しのせいで、ますます自分は<まるで人間レプリカ>であると思えてしまうのではないでしょうか。 生きていても 冷たくても どちらでもいいなら 心を奪って ほら 奪って 抱いて抱いて抱いて抱いて 愛されぬまま いられなくて 辿り着いた心 私を返して 愛しているって 言って言って ちゃんと言って 押し付けられた愛が今日も 微笑みを求める アナタが愛したのは 私じゃないわ 可愛い自分 はじめっから 「人間レプリカ」/柴田淳  しかし、歌の終盤では【ブライニクル】状態だったはずの心から本音が溢れるのです。本当は<心を奪って>抱いてほしい。やっぱり<愛されぬまま>ではいられない。また<私>を取り戻して心の底から感動したい。ちゃんと<愛しているって>言ってほしい。人間らしくありたい。凍えかけた心からそんな痛切な叫びが伝わってきます。  今は<押し付けられた愛>だとしても、結局<アナタが愛したのは>はじめっから<可愛い自分>だとしても、どうかいつかは<私>に温かい感情が流れ込み“死のつらら”が溶ける日が来ますように…。最近、心が凍りついているように感じるという方。是非、柴田淳のニューアルバム『ブライニクル』をじっくり聴いてみてください。 ◆紹介曲 「光る雲」 作詞:柴田淳 作曲:柴田淳 「人間レプリカ」 作詞:柴田淳 作曲:柴田淳 ◆ニューアルバム『ブライニクル』 2018年10月31日発売  初回限定盤 VIZL-1401 ¥4,000+税 通常盤 VICL-65028 ¥3,000+税 <収録曲> 1. Multiverse 2. 君のこと 3. 光る雲 4. あなたが泣いてしまう時は 5. 夜明けの晩 6. 人間レプリカ 7. 私はここよ ~拝啓、王子様☆シーズン5~ 8. 不釣り合い 9. そらし目で見つけて 10. 嘆きの丘

    2018/11/08

  • 吉田山田
    いつか君が口にしてた願い事は、どこかで誰かとちゃんと叶えたかな。
    いつか君が口にしてた願い事は、どこかで誰かとちゃんと叶えたかな。

    吉田山田

    いつか君が口にしてた願い事は、どこかで誰かとちゃんと叶えたかな。

     2018年10月31日に、男性シンガーソングライターデュオ“吉田山田”がニューアルバム『欲望』をリリースしました。今日のうたコラムでは収録曲から、これからの時期にピッタリな新曲「冬の星座」をご紹介。歌は、疾走感あるキラキラ明るいイントロで幕を開けます。でも歌詞に描かれているのは、もうそばにいない<君>との切ない記憶です…。 「来年の冬もまたここに来ようね」 「ずっとそばにいれたらいいね」 曖昧な約束ばかりだったな ぼーっとして信号が青に変わる 冷えた風に胸が軋んだ 忘れようとしたくせに 君と出逢った季節になって思い出す 「冬の星座」/吉田山田  <忘れようとしたくせに>、信号待ちのちょっとした時間、ふと思い出すのは<君>のこと。あの頃を振り返ると、二人が口にしていたのは<曖昧な約束ばかりだったな>と、後悔に似た感情がぼんやり広がります。残念ながら今は「来年の冬もまたここに来ようね」も「ずっとそばにいれたらいいね」も、叶わぬ約束になってしまったようです。  きっと<ぼーっとして信号が青に変わる>のは人生も同じなのでしょう。前に進んでゆくための<青>のタイミングがあるのです。だけど、かつての<僕>は<ぼーっと>して、二人の信号が変わっていることに気づかなかったのではないでしょうか。本当は<君>が一緒に渡りたいと思っていたとしても。そんな背景は続く歌詞からも想像できます。 単純な言葉で話し合えたら もっと答えは違ってたかな 空気みたいな二人になって 今は遠い街にいても きっと君もあの星空を覚えてる いつか君が口にしてた願い事は どこかで誰かとちゃんと叶えたかな 深く息を吸い込めばぎゅっと痛む 白い息が音もなく空に消えた 君に会いたくなる 「冬の星座」/吉田山田  「来年の冬もまたここに来ようね」「ずっとそばにいれたらいいね」…あの<曖昧な約束>を叶えるための<単純な言葉>はちゃんとあったはず。<いつか君が口にしてた願い事>を叶えるのは<僕>だったはず。それなのに<僕>は一人だけ“赤信号”のままで、二人は一緒に先へ進めなくて、やがて<空気みたいな二人になって>しまったのです。    結果、月日が経っても、<今は遠い街にいても>、まだ<僕>は心が“赤信号”のままなのかもしれません。忘れられないし、<君もあの星空を覚えてる>と思いたい。それに<どこかで誰かとちゃんと叶えたかな>と、吹っ切るように<深く息を>吸い込んでみても、その<誰か>と<君>を想像するだけで胸は<ぎゅっと痛む>のだと思います。  そして、吐き出した<白い息>には、切なさ、後悔、哀しみ、恋しさ、空しさ、言葉にし尽くせない様々な感情が入り混じっていることでしょう。ただ、それは恋と同じように<音もなく空に消え>てしまうんですよね…。それでも想いは消えることはありません。むしろよりいっそう強さは増して<君に会いたくなる>のでしょう。 冬の星座 君が指で探している どれだろう?あれかな?なんて笑うから 君のせいだ 眩しくてぎゅっと痛む 何度でも何度でも何度でも いつまでもいつまでもいつまでも また輝き出す 「冬の星座」/吉田山田  サビで描かれるのは、眩しくて幸せであたたかな回想シーン。その二度と取り戻せない日々の輝きの分だけ<眩しくてぎゅっと痛む>切なさが伝わってきます。冬になるたび<君>を<何度でも何度でも何度でも>思い出してしまう<僕>は、いつか前に進める日がくるのでしょうか。だけど<いつまでもいつまでもいつまでも また輝き出す>そんな素敵な恋をした<僕>のことが羨ましくもなりますね…。    是非、みなさんも冬の夜空を見上げながら、吉田山田「冬の星座」を聴いて「あのひと、今は何をしているかな?」「あのひとにもう一度、会いたいな」と、ちょっと切ない気持ちを重ねてみてください。 ◆紹介曲「冬の星座」 作詞:吉田山田 作曲:山田義孝 ◆6th ALBUM「欲望」 2018年10月31日発売 <収録曲> M1.欲望 M2.Color M3.拝啓 M4.冬の星座 M5.虹の砂 M6.エーデルワイス M7.もやし M8.貧乏 M9.もし M10.赤い首輪 M11.つながる ※ボーナストラック盤のみ収録 M12.泣き笑い

    2018/11/07

  • 吉澤嘉代子
    私が最後に輝くのは、この舞台から転げ落ちるとき。
    私が最後に輝くのは、この舞台から転げ落ちるとき。

    吉澤嘉代子

    私が最後に輝くのは、この舞台から転げ落ちるとき。

    鏡に映るのは女優 「女優」/吉澤嘉代子  そっと息を吸い込む音と、自分自身に魔法をかけるかのようなワンフレーズで幕を開ける歌。2018年11月7日に“吉澤嘉代子”がリリースする4thアルバム『女優姉妹』の収録曲「女優」です。彼女が「このアルバムでは、様々な主人公が織りなす一人芝居をお届けします」と語る今作。では、この歌の<私>はどんな物語を生きているのでしょうか。 左右非対称の目が色っぽいなんて言うから 吸いよせられるように恋に落ちていた 貴方の嘘に鋭くなって心の感度が鈍くなるの こおりの指を繋いでいたかった 「女優」/吉澤嘉代子  左右非対称の目が色っぽい。そんな言葉で<私>を恋に落とした<貴方>は、どうやら悪いひと。でも、今までコンプレックスだったかもしれない<左右非対称の目>を褒めてもらえたことは<私>の胸の芯を揺さぶる出来事なのです。一瞬で<吸いよせられるように>好きになるほど。きっと<鏡>を見るたび、そのひと言を思い出すのでしょう。    やがて、好きだから<貴方の嘘に鋭くなって>ゆく。だけど、そばにいたいから嘘に騙される自分を演じる。そして、好きだから<心の感度が鈍くなる>…というより、わざと“鈍くする”のだと思います。いつかは溶けて消えてしまう、触れれば冷たくて火傷のように痛い、ただ美しい<こおりの指を繋いでいたかった>から「女優」になるのです。 貴方に掛かった悪い魔法をといてあげる 私のすがたが変わり果ててしまっても 瞳に宿った微かな光 「女優」/吉澤嘉代子  こちらはサビフレーズ。ちなみに【演劇】の起源には諸説あるそうですが、呪術や宗教的儀式が発展したものではないかと言われているんだとか。それに関係づけると【女優】も古代の“巫女”的な役割がはじまり。すると、なんだか<貴方に掛かった悪い魔法をといてあげる>というフレーズがいっそう説得力を増して伝わってくる気がしますね。    ただ、これを現実に置き換えて考えると<私>はおそらく「このひとは、今は悪いひとだけれど、いつか変わってくれるかもしれない。いや、私が変えるんだ」という<微かな>希望を抱いている状態です。そのせいで自分が傷ついて、環境も身も心も<変わり果ててしまっても>いいという覚悟で<貴方>のそばにいることを選ぼうとしているのでしょう。 午後の撮影スタジオ 白い天井仰ぎ 視線に囲われながら誰と交じりあう ただれた恋を優しく抱いて私が最後に輝くのは この舞台から転げ落ちるとき 「女優」/吉澤嘉代子  歌詞を読み進めていくと、女優の<私>はこれからベッドシーン。まだ<誰と交じりあう>かもわからないことから、ポルノ女優だとも考えられますね。しかし、気持ちだけ女優になりきっているとしたら<午後の撮影スタジオ>とは、自宅か<貴方>の部屋か。そこで<視線に囲われながら>=“世の中の目を気にしながら”相手を待っているとも深読みできます。<誰と交じりあう>かわからないのは<心の感度>がもうそこまで鈍くなっていることの象徴です。    さらに<ただれた恋を優しく抱いて>の【ただれた】という言葉には2つの意味がありそう。ひとつは、独りだけ想いが燃え上がり【傷ついてくずれている】心の状態を表すもの。もうひとつは【肉体的、精神的に相手に依存した不健全で乱れている】関係を表すものです。どちらもこの<恋>を現実を表すのに相応しい言葉。    そうやって、傷ついて崩れて、不健全に乱れて、世の中の目に晒され批判されて、最終的に<この舞台から転げ落ちるとき>が<最後に輝く>ときだと<私>は歌います。つまり“今の場所を何もかも失うとき”や“社会的な転落をするとき”まで<貴方>に焦がれ続けると契っているのです。最後の最後まで嘘に騙される「女優」でい続けるのです。 貴方に掛かった悪い魔法をといてあげる 私のすがたが変わり果ててしまっても 瞳に宿った微かな 瞳に宿った確かな光 「女優」/吉澤嘉代子    最後はこのように幕を閉じてゆく歌。ラスト<微かな>希望だったはずの光が<確かな光>に変わっていますね。さらに強さを増した「女優」の覚悟が込められているフレーズです。危うくて、不安定で、だけど恋で命を輝かせている<私>の物語。是非、すでに公開されているMVと共にその世界観を楽しんでみてください…! ◆紹介曲「女優」 作詞:吉澤嘉代子 作曲:吉澤嘉代子 ◆4th ALBUM「女優姉妹」 2018年11月7日発売 初回限定盤 CRCP-40563 ¥6,463+税 通常盤 CRCP-40564 ¥2,778+税 <収録曲> 1. 鏡 2. 月曜日戦争 3. 怪盗メタモルフォーゼ 4. 女優 5. ミューズ 6. 洋梨 7. 恥ずかしい 8. よるの向日葵 9. 残ってる 10. 最終回

    2018/11/06

  • 高橋優
    こんな鈍臭い奴の手をまた君は握っている。
    こんな鈍臭い奴の手をまた君は握っている。

    高橋優

    こんな鈍臭い奴の手をまた君は握っている。

    僕が曲を書くときに一番大事にしている気持ちって なんか…洋服屋さんで好みの服とか、良い色の靴とか 被ったことのない帽子を見つけた瞬間に生まれる 「何これ!」っていう感覚なんですよね。 キュンッ…!みたいな(笑)。 (歌ネット・高橋 優インタビューより)  だから、聴いてくれたひとの心にも「キュンッ!」という気持ちがたくさん生まれてほしい。そう語ってくれたのは、2018年10月24日に6thアルバム『STARTING OVER』をリリースした“高橋 優”です。今日のうたコラムでは収録曲から、まさにわたしたちの日常に隠れている「キュンッ!」を教えてくれるような新曲「非凡の花束」をご紹介いたします。 つつがなく今日やるべきことをやって家に帰る 食事に誘われたらそこにもちゃんと顔を出す 全部終わったら遅い時は午前3時4時5時6時7時 あんまり寝れないまま明日も頑張らなきゃな 家に帰ったらひたすら眠るだけって歌が好きだけど いまから電源切って家でひたすら寝たらどうなるのかな たとえばこのまま部屋から出ないで今日を過ごしたら 誰か困るかな とか思いながらいつも支度してる 「非凡の花束」/高橋優  優しいピアノの音で幕を開け、肩肘張らない歌声が響く冒頭。まず描かれているのは、一見“平凡”に見える日常生活です。ここからは一人の人間の性格や生き方が伝わってきますよね。毎日、淡々と粛々と<今日やるべきことをやって>問題なく一日を終え、疲れていても人間関係を閉じず<食事に誘われたらそこにもちゃんと顔を出す>真面目さ。    頑張りすぎて、帰る時間が<午前3時4時5時6時7時>といくらでも遅くなってしまう不器用さもあります。だけど本当は<家に帰ったらひたすら眠るだけって歌が好き>で、たびたび“それができたらなぁ…”と想像を膨らませるのでしょう。ちなみに、登場する“歌”とは、浜田雅功(ダウンタウン)と小室哲哉による音楽ユニット“H Jungle with t”のこの曲でしょうか。 流れる景色を必ず毎晩みている 家に帰ったらひたすら眠るだけだから ほんのひとときでも自分がどれだけやったか  窓に映ってる素顔を誉めろ 「WOW WAR TONIGHT ~時には起こせよムーヴメント~」  この歌を聴いて主人公は<自分がどれだけやったか 窓に映ってる素顔を誉め>ながら日々、闘っているような気がします。だからこそ、本来なら「疲れた」とか「しんどい」とかネガティブな声が漏れそうなところ、そんな言葉さえ吐かないのです。そして最終的には“まぁ…今日も頑張るか”と<支度>をする<いつも>に行き着くのでしょう。 だから僕と会う時くらいメイク気にしなくていいよって言うと それは逆だよって言って少しムッとする君が可笑しくて 必死こいて汗かいてベソかいたことは1回も無いみたいに すまし顔の君の手をなんも言わないで握りしめる 「非凡の花束」/高橋優  さて、続く歌詞では<僕>と<君>が登場するのですが、先ほどの一見“平凡”に見える生活を送っているのはどちらなのでしょうか。<僕>が自身のことを綴ったとも、そばで見つめ続けている<君>のことを綴ったとも考えられますね。ただ、前者だとしたら<君>はどこか<僕>に似ていますし、後者だとしてもここまで<君>の生き方をわかっている<僕>もまた<君>に似たところがあるのでしょう。  そんな似たもの同士の<君>へ。どんな忙しくても<僕と会う時>こそ丁寧にメイクをしたいと思ってくれる<君>へ。<必死こいて汗かいてベソかいたことは1回も無いみたいみたいにすまし顔>だけど、実は影で<必死こいて汗かいてベソかい>て頑張っている<君>へ。<僕>は<なんも言わないで>手を握り締めて、この歌を捧げます。 子供が産まれたり 初めて笑ったり 歩きはじめたり 手を握りあったり 見飽きた景色の中に隠れてる特別な今日が満ち溢れてるよ 記念日じゃないけど 君に花束を いい匂いするでしょ いつもありがとう なんでもない日を 歩いてくれてる 君のなにもかも 愛してる 「君が頑張ってるところをずっと見てるよ」なんて 優しく言う輩にコロッと落ちていきもしないまま かたや前髪を切ったことにもろくに気づきやしない こんな鈍臭い奴の手をまた君は握っている 「非凡の花束」/高橋優  <僕と会う時くらい>…という歌詞から察するに、まだ<僕>と<君>は結婚しているわけでも、実際に<子供が産まれた>でもないのでしょう。でも<なんでもない日を 歩いてくれてる 君>が素敵な未来予想図を描かせてくれるのだと思います。逆に言えば、素敵な未来予想図を描ける<なんでもない日>はいつだって<特別な今日>なのです。    一方で「君が頑張ってるところをずっと見てるよ」なんて優しく言う輩にコロッと落ちていかずに<僕>の手を握っている<君>もまた、わざわざ口にしなくても自分のことをいつも見ていてくれる<僕>の“本当の優しさ”を知っています。そんなひとがそばにいてくれる<なんでもない日>はやはり<特別>なのではないでしょうか。つまりお互いに、二人でいれば<なんでもない日が 特別に変わる>のでしょう。 記念日じゃないけど 君に花束を いい匂いするでしょ いつもありがとう なんでもない日が 特別に変わる 君のなにもかも 愛してる 「非凡の花束」/高橋優  そして、花束から香る<いい匂い>は、たくさんの<ありがとう>と心からの<愛してる>の証です。一見“平凡”に見える日常生活でも、そのすべては<君>と生きていられる<特別>な日。二人なら<見飽きた景色の中に隠れてる>いろんな「キュンッ!」に出会える。きっとそんな一日を積み重ねていくごとに「非凡の花束」は大きくなり、香りを増し、心を彩ってゆくのです。    サビのラストで、高橋 優が思い切り放つ<愛してる>にも「キュンッ!」とする新曲「非凡の花束」を是非、あなたにとって一番大切なひとを思い浮かべながら聴いてみてください…! ◆紹介曲「非凡の花束」 作詞:高橋優 作曲:高橋優 ◆6th アルバム『STARTING OVER』 2018年10月24日発売 通常盤 WPCL-12940 ¥3,000(税抜) 期間生産限定盤 WPZL-31518/9 ¥5,500(税抜) 数量生産限定盤 WPCL-12941 ¥4,500(税抜) <収録曲> 1.美しい鳥 2.ストローマン 3.シンプル 4.虹 5.若気の至り 6.いいひと 7.aquarium 8.ありがとう 9.Harazie!! 10.ルポルタージュ 11.キャッチボール 12.ロードムービー 13.leftovers 14.非凡の花束 15.STARTING OVER 16.プライド

    2018/11/05

  • イチオシ!
    中学聖日記、まんぷく、獣になれない私たち、大恋愛…。
    中学聖日記、まんぷく、獣になれない私たち、大恋愛…。

    イチオシ!

    中学聖日記、まんぷく、獣になれない私たち、大恋愛…。

     2018年10月~12月の新ドラマが次々と熱を高めている今日この頃。みなさんはどの作品をチェックしていますか? 尚、今年1月~3月のドラマ『アンナチュラル』主題歌の米津玄師「Lemon」は未だ強力で、歌ネットの週間ランキング1位をなんと37週連続で記録しております。ただ一方で、今期ドラマ主題歌の人気に伴い各ランキングは日々、大きく変動中! あなたが溢れて行く 抑えた胸の数だけ 隠せない「始まり」を 次から次へ手の平に伝えていくよ 風は冷たいのに 染まった心は赤いままで あなたに触れたいと思ってしまった どうして二人出会ったの 「プロローグ」/Uru  有村架純が主演を務める火曜ドラマ『中学聖日記』主題歌として書き下ろされた、Uru「プロローグ」は11月1日、2日と両日デイリーランキングの首位に君臨。10万回アクセスを突破し、歴代人気曲に認定されました。婚約者がいながらも、自分に想いを寄せる中学生の教え子に惹かれてゆく女教師の“禁断の恋”が描かれているのがこのドラマです。    気づけば<あなた>を目で追っている自分に動揺し「どうかしてる」「わかってます、これ以上はありません」と心に言い聞かせたヒロイン。しかし最新話では、まさにそうして<抑えた胸の数だけ>気持ちは溢れ出し<隠せない「始まり」>が展開されるのです。これから増してゆくであろう<どうして二人出会ったの>という痛みや苦しみ。それでも<あなた>を求める心模様が、ますます歌詞とリンクすることでしょう。 頑固で面倒で  腹も立つけど あなたの情熱は あたしの誇りで自慢で覚悟なの もらい泣き もらい笑い もらい怒り もらいっ恥(ぱ)じ  どんと来い! 晴天も曇天も霹靂(へきれき)も  さあ  あなたとトゥラッタッタ♪ 「あなたとトゥラッタッタ♪」/DREAMS COME TRUE  安藤サクラ主演の朝ドラ『まんぷく』主題歌として書き下ろされた、DREAMS COME TRUE「あなたとトゥラッタッタ♪」は、注目度ランキング首位を記録&ドラマ放送直後は毎日リアルタイムランキング1位に登場&14万回アクセス突破で歴代人気曲認定。このドラマで描かれているのは【インスタントラーメン】を生み出した夫婦の知られざる物語です。    すでに“結婚の反対”や“大切な姉の死”や“冤罪”や“戦争”といった様々な<曇天>や<霹靂>に遭うものの、歌詞のとおり<もらい泣き もらい笑い もらい怒り もらいっ恥(ぱ)じ>しながら<どんと来い!>と進んできたヒロイン。今後は【インスタントラーメン】を発明する夫の<情熱>を自身の<誇りで自慢で覚悟>として、さらに強く明るく前進してゆく姿が見えてきそうです。 苦いようで甘いようなこの泡に くぐらせる想いが弾ける 体は言う事を聞かない 「いかないで」って 走ってゆければいいのに 広いようで狭いようなこの場所は 言いたい事も喉に詰まる 体が帰りたいと嘆く 「いかないで」って 叫んでくれる人がいればなぁ 「今夜このまま」/あいみょん  新垣結衣×松田龍平が主演の水曜ドラマ“けもなれ”こと『獣になれない私たち』主題歌として書き下ろされた、あいみょん「今夜このまま」は、10月16日&10月25日に注目度ランキング首位を記録。現在7万回アクセスを突破し、着実に歴代人気曲へ近づいております。人生うまくいっているようで、実は不器用で不自由な二人を描いているのがこのドラマ。  第1話で印象的だったのは「馬鹿になれたら楽なのにね」と言うセリフです。でも<体は言う事を聞かない>し<言いたい事も喉に詰ま>って息苦しい毎日。さらに、最新話ではヒロインが「バカになります?」と現状を壊そうとするものの、結局バカにはなれず。そんな物語を彩る主題歌は、仕事でも恋愛でも<「いかないで」って 叫んでくれる人がいればなぁ>と想う、獣になれない全ての人々に響く楽曲となっております。 不安とか迷いでできている 僕の胸の細胞を 出来るなら君と取り替えて欲しかった 花は風を待って 月が夜を照らすのと同じように 僕に君なんだ 「オールドファッション」/back number 単純な事なんだきっと 誰がなんと言おうと どれだけの時間が命が巡ったとしても 風は花を探して 夜と月が呼び合うのと同じように 君には僕なんだ 「オールドファッション」/back number  戸田恵梨香×ムロツヨシの金曜ドラマ『大恋愛~僕を忘れる君と』主題歌として書き下ろされた、back number「オールドファッション」は、10月21日~10月23日、10月27日~10月30日、連続で注目度ランキング首位を記録&週間ランキングで3週連続2位をキープ&22万回アクセスを突破し歴代人気曲に認定。このドラマで描かれているのは、若年性アルツハイマーにおかされる女医と、彼女を明るく健気に支え続ける男性の愛の物語です。  2話では、病に涙するヒロインへ恋人が伝える「ガンでも、アルツハイマーでも、心臓病でも、腎臓病でも、歯周病でも、水虫でも…一緒にいたいんだ」というセリフが胸を揺さぶりました。そこに込められているのは、歌詞のとおり<単純な事>で、どんな病気だろうと<誰がなんと言おうと どれだけの時間が命が巡ったとしても>ただただ<僕に君なんだ>、そして<君には僕なんだ>というシンプルな愛情なんですよね。    こうして改めて振り返ってみると、どの主題歌もドラマとのシンクロ率がかなり高いことがわかります。だからこそストーリーが進むにつれ、主題歌も育ってゆくのです。是非、エンディングではじっくりと歌詞を聴き取って、登場人物たちや自分の気持ちを重ねてみてください…! ◆紹介曲 Uru「プロローグ」 2018年12月5日発売 作詞:Uru 作曲:Uru DREAMS COME TRUE「あなたとトゥラッタッタ♪」 2018年11月14日発売 作詞:吉田美和 作曲:吉田美和・中村正人 あいみょん「今夜このまま」 2018年11月14日発売 作詞:あいみょん 作曲:あいみょん back number「オールドファッション」 2018年11月21日発売 作詞:清水依与吏 作曲:清水依与吏

    2018/11/02

  • indigo la End
    まさか僕ら愛し合った? あなた僕だけを見てるの?
    まさか僕ら愛し合った? あなた僕だけを見てるの?

    indigo la End

    まさか僕ら愛し合った? あなた僕だけを見てるの?

     2018年10月20日に“indigo la End”が新曲「ほころびごっこ」を配信リリースしました。千原ジュニア主演の映画『ごっこ』主題歌として書き下ろされたこの曲。物語を動かしてゆくのは、他人に知られてはいけない秘密を抱えながら不安定な“ごっこ生活”を送る、40歳目前の父親と5歳の娘です。しかしその日々は突然、衝撃の事実によって崩壊してしまいます。一体、二人の“ごっこ生活”の秘密とは…。 まさか僕ら愛し合った? あなた僕だけを見てるの? すれ違わない確信が持てないと見返せない 「ほころびごっこ」/indigo la End  そんな映画の世界にピタリと寄り添うのが主題歌です。タイトル「ほころびごっこ」の【ほころび】とは【縫い糸が切れて合わせ目が開いた状態】や【変化が生じて整合性を失うこと】を表す言葉。さらに【ごっこ】は【誰かと一緒に何かのマネごとをすること】ですね。まず、この歌の<僕>にとっての【ほころび】は<愛し合った>ことでしょう。  冒頭の<まさか>という一言から「そんなことあるはずないのに」という動揺が伝わってきます。だけどそこに否定や拒絶の気持ちはありません。むしろ【ごっこ】ではなく“真実”であってほしい。だから<僕ら愛し合った?><あなた僕だけを見てるの?>と恐る恐る相手に訊ねているのです。何度も確認して<すれ違わない確信>が欲しいから。 軽んじた人生を送るしかないって 誰が決めたのか知らないまま付き合ってる 急な温かいムードは痛みに似て痒い 慣れてない幸福の合図は似合わない 救われたことないから 救い方がわからない ヒーローになれたら ヒーローになれたら やっときた幸福そうな結末に綻びたい そんな気持ちはあるけど 「ほころびごっこ」/indigo la End  歌詞を読み進めていくと、なぜ<僕>は愛に対して極端に臆病なのか、その理由が明らかになってゆきます。これまで<僕>は、何にも期待せずに生きてきた人間なのです。積み重ねてきた淀んだ“過去”が原因で<軽んじた人生を送るしかないって>思い込み、どこかで“不幸による整合性”を保ちながら、自分の人生と<付き合って>きたのです。  しかし<愛し合った>ことで変化が生まれ、保ってきた“不幸による整合性”が失われている状態が今なのではないでしょうか。つまり「何も期待しない」「どうせ救われない」そんな縫い糸で綴られてきた日々が<急な温かいムード>や<慣れてない幸福の合図>により合わせ目が開き、思いがけずほころんでいるのだと思います。    そして、バランスの取れない<幸福>のなかで、はじめて“愛するひと”のためにしてあげられることを考える主人公。ただし、適当に手を差し伸べて救った気になったり、簡単に<ヒーロー>を気取ったりはしません。何故なら<僕>は愛を知らないからこそ、人一倍、繊細に真剣に正しい愛を見つけようとしているからです。ゆえに<やっときた幸福そうな結末に綻びたい そんな気持ちはあるけど>…それもなかなか難しいのでしょう。 まさか僕ら愛し合った? あなた僕だけを見てるの? すれ違わない確信が持てないと見返せない 「バイバイ」「ごめん」「もうしないから」 後ろ向きな想像でごめんね 抜け出しはしたいんだ あなたを見て一層思った 「ほころびごっこ」/indigo la End まさか僕ら愛し合った? あなた僕だけを見てるの? すれ違わない確信が持てないと見返せない どんな愛情も無駄にしないように 拾い続けることでいいの? あなたを見ては確信に変わるようで 変わらないようで 「ほころびごっこ」/indigo la End  これまでの<軽んじた人生>を変えてくれた<あなた>がそばにいる今。想像もしなかった<まさか>の幸福な可能性が広がっていきそうな今。でも<僕>はまだ何より“いつか失うかもしれない”という恐怖が拭えません。だから<「バイバイ」「ごめん」「もうしないから」>と<後ろ向きな想像>をして悲しみに先回りをしてしまいます。    だけど歌が進むにつれ<抜け出しはしたいんだ あなたを見て一層思った>、<どんな愛情も無駄にしないように 拾い続けることでいいの?>、<あなたを見ては確信に変わるようで 変わらないようで>と、不安定ながらも<幸福そうな結末>の方を選ぼうとしている気持ちがどんどん強さを増して伝わってくるのです。きっともう、想いはとっくに固まっているのでしょう。 愛情ごっこで手を打とう その内本物になるかもしれない 最初は大体真似事よ ずっとそうなのかもしれないけど 「ほころびごっこ」/indigo la End  そして歌のラスト、主人公は<愛情ごっこで手を打とう>という結論にたどり着きます。<その内本物になるかもしれない>という期待を持って。ずっと<真似事>かもしれないけど…と、また<後ろ向きな想像>で予防線を張ってはいますが、人生に期待できるようになったこと自体が<僕>の大変化です。それに<愛情ごっこ>と言いながらも、歌のなかにはもう『ごっこ』ではない“愛情”が満ちておりますよね…!    さて、映画『ごっこ』と主題歌のindigo la End「ほころびごっこ」。どちらの世界も、劇場でじっくりとご堪能ください! ◆紹介曲「ほころびごっこ」 2018年10月20日配信 作詞:川谷絵音 作曲:川谷絵音

    2018/11/01

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