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  • ぜったくん
    味噌つけてキュウリ食べたいとしか思ってなかった。
    味噌つけてキュウリ食べたいとしか思ってなかった。

    ぜったくん

    味噌つけてキュウリ食べたいとしか思ってなかった。

     2021年6月25日に“ぜったくん”が新曲「味噌つけてキュウリ食べたい」をリリースしました。今年2月5日に、新曲「Midnight Call feat. kojikoji(Tomggg Remix)」を、4月9日に「Man Say Bien」をリリース。第3弾となる今作については「栄養がないと思われがちなキュウリですが、カリウムやビタミンC、食物繊維が多く含まれています!これをキンキンに冷やし、味噌で食べて夏を乗り切る曲なのです」とコメントしております。  さて、今日のうたコラムではそんな最新作を放った“ぜったくん”による歌詞エッセイをお届け。新曲「 味噌つけてキュウリ食べたい 」が誕生するまでのお話を明かしていただきました。ノスタルジックな日本の夏が表現された歌詞と併せて、このエッセイもお楽しみください…! ~歌詞エッセイ:「 味噌つけてキュウリ食べたい 」~ この曲「味噌つけてキュウリ食べたい」はインスピレーションに全振りした曲です。サビができたのは去年の夏でした。すべてを焼き尽くさんとする7月の太陽にぜったくん(以下Z)はやられていました。いつもなにかしらにやられてるのですが。 自粛期間を大義名分にして相変わらず引きこもっていたZは、ゲームのかたわらサンプルを探していました(このサンプルというのは、ギターだったり歌声だったり、だれかが作ってくれた音源のことです。サブスクで月額を払えば商用フリー)。なんかイイのないかな~的な感じでなんとなく聴いたギターのサンプル。これがZを一気に涼しくしてくれました。味噌キュウのイントロです。 そこからは早かった。ひたすら涼しくなりたいという思いから自然とあのサビを歌っていて、トラックも秒で完成しました。その日は温泉街で参加してもらったラッパーのkou-keiに別件で家に呼ばれていたので、ついでに聴いてもらいました。SNSアップ前です。 kou-keiは「うおおぉ!!」といって首を振り続けた後、「これ、ラップいれてもいいすか!!?」と言ってくれたので2人でバースを蹴りました。楽しかった…。このバースはお蔵入りになりましたがいつか世に出したいです。そしてSNSにサビだけアップしたところ、皆様からご好評いただいたという流れです。 そして月日はたち今年の春頃。「Man Say Bien」の制作を終えてすぐ、気温が高くなり初夏の暑さを感じました。ここから半年くらいずっと半袖着るやつか~~と長くなった夏が来るのを嫌がっていました。と同時に味噌キュウのことも思い出したのでフルを作ろう!ということになりました。 一年前に作った曲の雛形をみて「あの頃は青かった...」などと思いながら、順調に制作は進みます。そこでどんな歌詞をいれようかなと初めて迷いました。なぜなら、味噌つけてキュウリ食べたいとしか思ってなかったから。しかし思いのほか結論は簡単でした。世界一平和な曲を作ろうと。これに決めました。そしてノスタルジックな日本の夏を表現しようと思ったのです。 そこからは夏のバイブスを体にいれる作業です。前から好きだった映画『サマータイムマシンブルース』をもう一度観て、やっぱりイイなぁぁってなった後すぐ書きました。前半ラップパートは夢オチなのですが、実は<君>を<キュウリ>に見立てております。そんな曲です。 そんなこんなで曲の解説はここまでです。いつもにくらべてバイブス要素が強い曲だったので、意味こめまくった曲の時にエッセイまたやりたいです。。。そんな今回の曲ですが<流行りに流されるヤツ それすらわからないヤツ わからないから興味ないフリした>というところはお気に入りポイントですのでご査収ください。流行りがまったくわかりません。 それではみなさま「味噌つけてキュウリ食べたい」を聴いて食べて寝て、そのあとまた聴いてそれぞれの夏をお楽しみください。 <ぜったくん> ◆紹介曲「 味噌つけてキュウリ食べたい 」 作詞:ぜったくん 作曲:ぜったくん

    2021/07/08

  • Hakubi
    足を止めない、日々を止めない。一緒に歩み続けることを歌いたい。
    足を止めない、日々を止めない。一緒に歩み続けることを歌いたい。

    Hakubi

    足を止めない、日々を止めない。一緒に歩み続けることを歌いたい。

     2021年9月8日に“Hakubi”がメジャーデビューアルバム『era』をリリース。先行配信シングル「アカツキ」「在る日々」「道化師にはなれない」、そして映画『浜の朝日の嘘つきどもと』の主題歌「栞」を含む全12曲を収録。バンドが歩んできたこれまでの歴史と、図らずもこの1年、一変した生活。その中で、自らと向き合いながら、それでも前に強く突き進んでいく、これから先の“時代”へのメッセージを詰め込んだ意欲作となっております。    さて、今日のうたコラムではそんな最新作を放った“Hakubi”の片桐(Vo.)による歌詞エッセイを3ヶ月連続でお届け!今回は第1弾。綴っていただいたのは、新曲「悲しいほどに毎日は」についてのお話です。2020年の自身が真空パックされたようだというこの曲。ライブが思うようにできない日々のこと、ライブが再開する前の不安、そして今の想い…。是非、歌詞と併せて受け取ってください。 ~歌詞エッセイ第1弾:「悲しいほどに毎日は」~ お久しぶりです。Hakubi vo./gt.片桐です。 今年2月に初めてエッセイなるものを書かせて頂いてから約半年。 またエッセイを書かないかと(しかも三ヶ月連続で)お話をいただきました。 とても嬉しくて早速書き始めたのですが もしかしてBa.アルくんの方が適役かも?と早速筆が止まりました。 というのも最近、雑誌のインタビューやラジオなどで発揮する Ba.のアルくんの話をまとめる能力が高すぎるのです。 Drマツコ曰く、 ”あんまり打席には立たないけど打席立ったら必ずホームラン打ってくるやつ” 確かに。悔しいけどそうなのです。 自分は目瞑ってバットを振り回し続けることしかできないような人間なので 今回も拙い文章ではありますが、歌詞を書いている自分が思うままに書いてみます。 “悲しいほどに毎日は” この曲はまさに2020年の自分自身を閉じ込めた真空パックだと思う。 自分たちの出る予定だったイベントや音楽フェス、 知り合いのバンドのツアーがなくなっていくこと。 知り合いのバンドがその足を止めてしまうこと。 “仕方がない”で心をごまかしていくことに慣れてしまった。 自分がおかしいのか、世界がおかしいのか。 昨年、ライブが思うようにできなくなってからというもの バンドマンとしての自分を失ってしまっていた気がした。 目標も見つからないままに時々開催できた配信ライブで心を繋ぐ そして何もなくやり過ごす毎日に戻っていく。 形のない”バンドマンのプライド”だけを残して。 前例がないから、マニュアルがないから。 もうそんなこと言っていられないほど時は過ぎていて、 状況を汲み取って新たな方法を見つけ歩き出す音楽人も増えた。 大きく変わったのは有観客でのライブが再開した、 2020年9月21日「KANSAI LOVERS 2020」 これまでとは伝え方の違う配信ライブが約半年間続いたことで、 今まで散々行ってきたライブハウスでのライブが分からなくなっていた。 あんなに望んでいた目の前に誰かがいることが怖く思えた。 そのマスクの下は笑ってくれているのだろうか。 自分たちがその心を消化できるのだろうか。 自分たちに”ライブ”ができるのだろうか。 そんな不安は杞憂に終わった。 会場全体の緊張感、高揚感、 音や言葉の一つ一つを受け取ってくれるのが 不思議なことに、マスクをしていてもわかるのだ。 ああ、これだ。 これがライブだ。 バンドが失くしちゃいけないものを、 忘れちゃいけないものを思い出させてくれた。 それどころか制限された中の言葉のない一体感が ライブがくれる本当の繋がりをくれた気がする。 もっとライブが好きになった。 「これをしてはいけない」に、尚更燃え上がるのは とても人間らしくて自分でも笑ってしまいそうになるけれど いつかライブ会場で一緒に歌ってほしい曲ができました。 “悲しいほどに毎日は” 変わってしまった毎日が なくなってしまった場所が あっけなく過ぎてしまった時間が もう二度と戻ってくれないことに気づいた今だからこそ “仕方ない”と諦めるのではなく 悲しみに塞ぎ込むのではなく それぞれ違う痛みを抱えながら、その先へ進む原動力に。 足を止めない、日々を止めない。 一緒に歩み続けることを歌いたい。 いつかライブハウスで一緒に歌えることを祈って。 読んでくれてありがとうございました。 来月は何を書こうかな。 今までの分、たくさん溢れてしまいそうだ。 <Hakubi gt./vo. 片桐> ◆メジャーデビューアルバム『era』 2021年9月8日発売 初回限定盤 WPZL-31869 ¥4,000(税込) 通常盤 WPCL-13298 3,000(税込) ◆アルバム『era』予約リンク https://hakubi.lnk.to/era 」

    2021/07/07

  • まるりとりゅうが
    全てが自分じゃないからこそ歌える歌がある。
    全てが自分じゃないからこそ歌える歌がある。

    まるりとりゅうが

    全てが自分じゃないからこそ歌える歌がある。

     2021年6月30日に“まるりとりゅうが”が1stフルアルバム『まるりとりゅうが』をリリース!アーティスト名を冠した今作。デビュー直後に配信チャートで1位を獲得した「気まぐれな時雨」や失恋ソングの定番曲「幸せになって」、タイアップ曲である「ONE STEP」「サニー」「リナリア」、さらに新曲を含む全12曲を収録。バラエティに富んだ楽曲と、2人ならではのハーモニーが堪能できる充実の内容に仕上がっております。  さて、今日のうたコラムではそんな最新作を放った“まるりとりゅうが”のMaRuRiによる歌詞エッセイをお届け!今回が最終回。綴っていただいたテーマは「わたしと歌」です。歌が大好きだった幼い頃に気づいたこと。上京してからのRyugaとの出逢い。そして“まるりとりゅうが”として歌うときの想い。今作を聴きながら、このエッセイもじっくりとお楽しみください…! ~歌詞エッセイ最終回:「わたしと歌」~ 私は6歳の頃から12年間合唱団に所属し、声楽を学んでいた。合唱団では年に数回コンサートがあり、私の両親はいつもビデオカメラで私の歌っている姿をおさめてくれていたのだが、コンサートでは英語やイタリア語、古典的な歌など、様々な言語の楽曲を歌詞の意味を理解せずに歌うことが多々あった。 ビデオカメラの中に映っている私は、みんなが知ってるような、いわゆる音楽の授業で学ぶような曲の時は笑顔で楽しそうに歌っている。一方で、歌詞の意味を理解しない(できない)まま歌っている時の私は、まったく生気の無い表情で、なんとなく歌っている様に見えたのだ。 その時、私は知ったのだ。歌詞の意味を理解して頭の中でしっかり解釈をしてからじゃないと、どんなに歌うことが好きな私でも、心から楽しんで表現できないということを。 月日は経ち、私は歌手になりたいという夢を抱いて19歳の頃に、地元福岡を飛び出し、東京に出てきた。地道に活動しているうちに今の相方・Ryugaとの出逢いがあった。きっかけは、SNS。 RyugaがSNSに載せていた「好きなのに」というオリジナル楽曲を聴いて、私からメッセージを送ったのが始まりだった。とても良い曲だったから、なにか行動に起こさずにはいられなかったのだ。今思えば、その時からRyugaの楽曲制作の才能を私は誰よりも感じていたのだと思う。 そして色々な縁が重なり、2018年、私たちは男女ユニット『まるりとりゅうが』を結成することになった。それからはRyugaの作る音楽、想いを、私の声に乗せて表現するという今の形が出来上がった。 Ryugaは人一倍、歌詞に対する想いが強く妥協を許さない人だ。だから私が間違った解釈をして歌っていたりすると、「そこはこう歌ってほしい」と明確なアドバイスしてくれる。 しかし、歌詞の意味を頑なに教えてくれない時もある。そんな時は私なりに精一杯、その曲の主人公になりきってみる。主人公が失恋していたら、どん底に失恋した気持ちで。自信のない女の子が出てきたら、本当にその女の子になりきって落ち込んでみたり。その歌詞と同じことをしてみたりすることもあった。 まるりとりゅうがの音楽は、ほとんどが相方のRyugaの作る作品だからこそ、私にしか表現できない特別なものが生まれると思っている。全てが自分じゃないからこそ歌える歌がある。「なりきる」って案外楽しい事だから、やっぱり私は歌が好きだ。 <まるりとりゅうが・MaRuRi> ◆1st Full Album『まるりとりゅうが』 2021年6月30日発売 UNIVERSAL MUSIC STORE限定盤 PDCN-1017 ¥4,950(税込) 通常盤 UPCH-20589 ¥3,300(税込) <収録曲> 01. 気まぐれな時雨 02.リナリア 03. わけじゃない 04. 幸せになって 05. 甜言蜜語 06. らしく。 07. ONE STEP 08. サニー 09. どこにもないの 10. 嫉妬 (Album ver.) 11. シール 12. 幸せになって (Piano ver.)

    2021/07/06

  • こゑだ
    気づいちゃったんだよね。君は私に勿体ないって事。
    気づいちゃったんだよね。君は私に勿体ないって事。

    こゑだ

    気づいちゃったんだよね。君は私に勿体ないって事。

     2021年6月23日に“こゑだ”が1st Album『Individuality』をリリースしました。自身作詞作曲の楽曲をはじめ、初の楽曲提供など全15曲が収録。こゑだは今作について「魂を込める瞬間、世界と世界が交わっていく。とびきりの個性がぶつかり合い、融合し、1枚のアルバムが出来ました」とコメント。是非、その歌声と世界をご堪能ください…!    さて、今日のうたコラムではそんな最新作を放った“こゑだ”による歌詞エッセイを3週連続でお届け。今回は第2弾。綴っていただいたのは、新曲「 毒針 」にまつわる一通のお手紙です。<君>に伝えられなかった気持ち、本当は伝えたかった想いを、歌詞と併せてお楽しみください。 ~歌詞エッセイ第2弾:「 毒針 」~ 水平線って、どうしてこんなに透き通って見えるの? 嫌い。 だって果てしなく遠くて手の届かない感じがするし。 それに私、あんなに綺麗になれないし。 徹夜明けの朝陽ってどうしてこんなに眩しいの? ほんと嫌い。 痛いし。 両目から心臓まで貫かれていくから。 君って本当に片付けないからさ、 間に合わせのプレゼントとか 吸い終わったメンソールとか 初めて撮ったツーショットとか お揃いで買ったマグカップとか 一緒にハマったゲームとか 毎日眠ったベットとか 枕とか、歯ブラシとか 服とか、靴とか、匂いとか、思い出とか 二人で過ごしたこの家とかさ。 嫌い。 全部、無くなっちゃえばいいのに。 こんなの、あげなきゃよかった。 こんなの、吸ってほしくなかった。 こんなの、撮らなきゃよかったんだ。 みぞおちのところにブラックホールができた。 喜怒哀楽が全部、一目散に吸い込まれていく。 必死に何かを掴んでも、スルリと抜け落ちる。 君はさ、今どんな事してるんだろ。 私の事、考えてくれてる? 私は君で頭がいっぱいいっぱいなんだけど。 ずっと一緒だったから、すっごく新鮮なんだけど。 バカみたいな話、もうできないじゃん。 好きだったのになあ。 グミもアイスもお気に入りのジュースも すぐに分かってあげられるのに。 合鍵まで置いてっちゃってさ、 まるで本当におしまいみたいだね。 嫌い。こういうとこ、ほんと嫌いなんだよ。 都合の良い関係でいいのに。 良い男ぶって、バカみたい。 ほんと、バカみたい。 気づいちゃったんだよね。 君は私に勿体ないって事。 ごめんね。これまでの事。 また戻ってくる? …………。 今日はハンバーグ作って待ってるから いつでも帰ってきてね。 …………。 早く戻って来てね。 …………。 ごめんなさい。 …………。 愛してる。 ずっとずっと。 ……………………。 あはは、変なの。 ひとりで何言ってんだろ。 怒ってるよね、きっと。 分かってるよ。 だって、3年も一緒にいたんだもん。 一番愛した人だったんだ。 嘘だって思うかもしれないけどさ。 あーあ、これからどうしていけばいいのかな。 何にも分からなくなっちゃった。 毎日の予定とか、人生のサイクルとか、 全部いちから考え直さなくちゃいけないなあ。 こう見えて結構、合わせてたところもあったみたい。 私の周りは全部 君との思い出で溢れかえってる。 君の体温が恋しい。 また不意に触れてくれたら 私はもうそれ以上望まないのに。 どうしても、どこを見ても、 君の顔が浮かんでくるよ。 上書きできるかな、私。 きっと、無理だと思う。 ……好きだったよ……。 ……………。 本当に、 本当に、本当に、 これまで、本当にありがとう。 ………………。 さよなら。 <こゑだ> ◆紹介曲「 毒針 」 作詞:こゑだ 作曲:こゑだ ◆1st Album『Individuality』 2021年6月23日発売 BZCD-004 ¥3,500(税抜) <収録曲> 1.Input 2.パープル 3.Straw 4.Little Daisy 5.18 6.Middle Finger 7.V.I.P. 8.ふたりで 9.嘘 10.毒針 11.二等辺三角関係 12.ピーポーピーポー 13.滅亡前夜 14.Output 15.Little Daisy -Individuality-*CD ONLY

    2021/07/02

  • Tani Yuuki
    だから僕らが記していかなきゃいかない、伝えていかなきゃいけない。
    だから僕らが記していかなきゃいかない、伝えていかなきゃいけない。

    Tani Yuuki

    だから僕らが記していかなきゃいかない、伝えていかなきゃいけない。

     2021年6月28日に“Tani Yuuki”が新曲「Over The Time」を配信リリースしました。月9ドラマ『ナイト・ドクター』のために書き下ろされた楽曲です。これまでのドラマ主題歌の概念を覆し、各話によって異なるアーティストの楽曲が劇中に流れる同ドラマ。Tani Yuukiの「Over The Time」は、苦悩や葛藤を抱えながらも成長していく、劇中の医師たちの姿を彩るエモーショナルで壮大なバラードナンバーとなっております。    さて、今日のうたコラムではそんな最新作を放った“Tani Yuuki”による歌詞エッセイをお届け!新曲「 Over The Time 」に込めた想いを綴ってくださいました。当たり前だったことが、そうではなくなってしまった世界にぶつかり、今を生きているすべてのひとへ。是非、歌詞と併せてこのエッセイを受け取ってください。 ~歌詞エッセイ:「 Over The Time 」~ しばし僕の独り言にお付き合いください。 時間が経つと感覚は忘れてしまうものである。 時間が経つと記憶は薄れてしまうものである。 例えば鈍く刺さった苦い経験や嬉しかった日の感情。 久しく会っていない誰かの顔とか。 そういえばそんなこともあったね。 なんて時々思い返して笑ったりする。 それはどうしようもなく自然なことで、 逆らえないものだと思う。 では災害や常識を超えた不幸だったらどうだろう。 当たり前だったことが そうではなくなってしまった世界。 僕自身もぶつかった。 一人暮らし、 人と会えない日々、 世間がざわつく厄災に。 僕は今ごくごく当たり前なことを言っている。 だけど、それを当たり前にしたくないと思った。 当たり前になってしまったものから 順番に薄れ、忘れてしまう。 だから僕らが記していかなきゃいかない、 伝えていかなきゃいけない。 そこから学んでいこう、 そんな当たり前なことを僕は痛感した。 大事にしていきたい。そう思ったのだ。 <Tani Yuuki> ◆紹介曲「 Over The Time 」 作詞:Tani Yuuki 作曲:田中隼人

    2021/07/01

  • まるりとりゅうが
    「シール」とは、魔法の表現なのだ。
    「シール」とは、魔法の表現なのだ。

    まるりとりゅうが

    「シール」とは、魔法の表現なのだ。

     2021年6月30日に“まるりとりゅうが”が1stフルアルバム『まるりとりゅうが』をリリース!アーティスト名を冠した今作。デビュー直後に配信チャートで1位を獲得した「気まぐれな時雨」や失恋ソングの定番曲「幸せになって」、タイアップ曲である「ONE STEP」「サニー」「リナリア」、さらに新曲を含む全12曲を収録。バラエティに富んだ楽曲と、2人ならではのハーモニーが堪能できる充実の内容に仕上がっております。  さて、今日のうたコラムではそんな最新作を放った“まるりとりゅうが”のRyugaによる歌詞エッセイをお届け!今回は第2弾です。綴っていただいたのは、新曲「 シール 」のお話。失恋を“シール”で表現したこの曲の、誕生のきっかけを明かしてくださいました。忘れたい人がいても忘れられないあなたに、このエッセイと歌詞が届きますように…! ~歌詞エッセイ第2弾:「 シール 」~ シールを剥がそうとしたら剥がしている途中で切れてしまったり、剥がした跡がベトベトだったり。そんな出来事、誰もが人生で一度は経験したことあるのではないだろうか。もしくは想像できるのではないだろうか。実際、僕には経験がある。 とあるなんでもない日だった。自分のお気に入りのモバイルバッテリーに貼ってあったシールを突然剥がしたくなった。お気に入りの物に貼っていたということから見ても、当時、貼った瞬間は、そのシールが自分にとって素敵なものであったに違いない。それなのに、そのシールを剥がそうとしたのだ。人は気分で感覚や価値観が変わるものだし、ここまではよくあることだとしよう。 しかし、綺麗に剥がれてくれれば良いものの、かなり頑固なシールだった。当然剥がしている途中に切れはするし、跡はベタベタだった。僕はベタベタな部分を綺麗にしようとさらに爪で擦った。しかしベタベタは綺麗になるどころかもっと広がっていった。その瞬間、頭の中でふと「この状況が失恋に似ている」と感じたのだ。僕はすぐに音楽部屋に行き、歌詞を書いた。今まで歌詞を書いてきた中でも最速だった。まるで知っている曲の歌詞をメモに書き出しているかのような感覚だった。 あなたを必死に剥がしてるのに 綺麗に剥がれてくれない あなたとの日々 擦れば擦るほど広がって 比喩的な表現だが、わざわざ説明せずとも、すっと理解できるような、個人的に絶妙な表現だった。失恋をシールで表現、説明できるのがとても不思議ではあるが、これが言葉の面白いところなのだろう。 こんな曲ができた、と家族のLINEグループにデモを送ると、父から「シール剥がし使えば綺麗に剥がれるよ」と空気の読めないリアクションが返ってきた。だがそれも説明できるのだ。「シール剥がし」は「次の恋愛」と言える。好きな人ができると、案外前の恋愛から素早く「次の恋愛」に切り替えられる人も多いだろう。 「ドライヤーやオイルなどを使えば剥がしやすくなるよ」。そんな意見も聞こえてくる。だがそれも「ドライヤーやオイル」=「相談相手」という説明にできる。相談に乗ってくれる人がいると一人で抱え込むよりも気持ちが楽になり、「忘れる」ということを少しづつ受け入れられるかもしれない。 「シール」とは、魔法の表現なのだ。 忘れたい人がいても忘れられない、本当は忘れたくない。そんなもどかしい状況と日々戦っている人に、是非一度聴いてもらいたい楽曲が完成した。 <まるりとりゅうが・Ryuga> ◆紹介曲「 シール 」 作詞:Ryuga 作曲:Ryuga ◆1st Full Album『まるりとりゅうが』 2021年6月30日発売 UNIVERSAL MUSIC STORE限定盤 PDCN-1017 ¥4,950(税込) 通常盤 UPCH-20589 ¥3,300(税込) <収録曲> 01. 気まぐれな時雨 02.リナリア 03. わけじゃない 04. 幸せになって 05. 甜言蜜語 06. らしく。 07. ONE STEP 08. サニー 09. どこにもないの 10. 嫉妬 (Album ver.) 11. シール 12. 幸せになって (Piano ver.)

    2021/06/30

  • ネクライトーキー
    1番のAメロ部分まで聴いた時、僕はなぜだか昔のことを思い出していた
    1番のAメロ部分まで聴いた時、僕はなぜだか昔のことを思い出していた

    ネクライトーキー

    1番のAメロ部分まで聴いた時、僕はなぜだか昔のことを思い出していた

    2021年5月19日に“ネクライトーキー”がMajor 2nd Album『FREAK』をリリースしました。メジャーデビュー作『ZOO!!』以来1年4カ月ぶり、3枚目のアルバム。アニメ『秘密結社 鷹の爪 ~ゴールデン・スペル~』OP曲の「誰が為にCHAKAPOCOは鳴る」アルバムバージョン、ライブで披露されている新曲「続・かえるくんの冒険」「豪徳寺ラプソディ」「はよファズ踏めや」、アルバムのための新録曲など全13曲が収録されております。    さて、今日のうたコラムではそんな最新作を放った“ネクライトーキー”による歌詞エッセイを3か月連続でお届け。第2弾を担当したのは、メンバーのカズマ・タケイ(Dr.)です。今作の収録曲「 Mr.エレキギターマン 」に通ずるお話。以前は、自身の音楽の聴き方の変化にほんの少しの寂しさを感じていたという彼。しかし最近、気持ちがまた違ったものに。その理由とは…? 是非、歌詞と併せてお楽しみください! ~歌詞エッセイ第2弾:「 Mr.エレキギターマン 」~ 長年音楽に携わってきて、少し偏った音楽の聴き方をすることが増えた気がする。ある種の職業病のようなもので、「あ、この展開の後にこれが来るのね!」とか、「この歌詞はこれとの対比で効果的だ!」などテクニック的なこと。ドラマーとして「このリズムをこのメロディーに合わせるの斬新!」や、「スネアのミュート加減が絶妙だ!」など、どうしても制作者目線で音楽を聴いてしまうのだ。コード進行、リズム、音色や音質、機材の種類や設定など、楽曲を制作する上で必要な知識を知れば知るほど、今まで気にもしていなかったようなことが気になってくる。 それ自体は悪いこととは思わないし、当然といえば当然。常にそういうことを考えているのがプレイヤーというものであるし、然るべきである。しかし、知らなければ得られていた感動があったのかもしれない。そう考えると残念なような、少し寂しいような気持ちになってしまう。でもこれは仕方のないことだよな、まー頑張ろ、なんて思っていたのがここ数年の話。 ここからは最近の話。歌詞エッセイを書くことになった僕は、部屋でネクライトーキーNew Album『FREAK』(絶賛発売中)を聴きながら、何について書こうか悩んでいた。どの曲も思い入れがあるし、書こうと思えばきっと書ける。テーマにできることが多すぎて、逆に迷ってしまっていた。ゴールは見えないけど、とりあえず僕目線でこのアルバムについて思うことをつらつらと書き並べてみようと思い、PCのメモ帳を開いたちょうどその時。アルバム12曲目「Mr.エレキギターマン」が流れ始めた。 “カーテン隙間陽が差して 薄暗い部屋の中を照らせば 埃被った思い出がニヤリ ほら笑うんだ” 1番のAメロ部分まで聴いた時、僕はなぜだか昔のことを思い出していた。アニメ『ONE PIECE』の初代OP曲のイントロがかっこよくて何度も繰り返し再生していた小学生の頃のこと。TSUTAYAで大量にCDを借りてMDにコピーし、机の引き出しいっぱいに並べてはニヤニヤしていた中学生の頃のこと。高校に入学し、初めて行ったロックフェスでフジファブリックやTHE BACK HORNを涙でぐちゃぐちゃになりながら見たこと。部活の高橋先輩からオススメされたZAZEN BOYSは異物感の塊で、最初はとても聴けなかったこと。クラスの窓際の席の山田に教えてもらったArctic Monkeysがとにかくかっこよかったこと。変わり者の柿本先輩にこのグルーヴを聴け!とゴリ押しされたSly & the Family Stoneは音がモコモコで最初はあまり受け入れられなかったこと。友部正人とフラワーカンパニーズとサンボマスターが対バンするイベントを一人で電車に2時間揺られ埼玉まで見に行ったこと。思えばミュージシャンになりたいと強く意識したのはこの頃だった。 そんな僕の音楽人生の原点ともいえる記憶がたくさん蘇ってきた。出会う音楽のどれもこれもが新鮮で刺激的だった10代の頃。とにかくキラキラした日々で、毎日がダイヤモンドのように輝いていたのである――と言えたらどんなによかっただろう。 峯田和伸の朝焼けニャンニャンが更新された日はものすごく嬉しくて、翌日は「童貞ソー・ヤング」を口ずさみながら登校したことや、当時付き合っていた彼女にバイブルだった大槻ケンヂ著「グミ・チョレート・パイン」を貸すという失態を犯すなど、顔を覆いたくなるような記憶も呼び起こされてしまった。心底思い出したくなかった。 よかったことや悪かったこと。嬉しかったことや悲しかったこと。後悔やむず痒さも全てひっくるめ、音楽と紐付いた懐かしい記憶に僕は部屋で一人ニタニタと笑ってしまっていた。 気付けばアルバムの再生は終わっていた。音源の完成から何度も繰り返し聴いているアルバム。この「Mr.エレキギターマン」という曲で、なぜ今回だけが昔の記憶を思い出すトリガーになったのかは分からない。分からないが、音楽と紐付いた多くの青い記憶が思い起こされたこと、そしてそれによって少し笑えたという事実に、僕はちょっとだけ胸のつかえが下りたような気がした。 音楽の聴き方が変わってしまったことを、何も寂しく思う必要なんてなかったんだ。たくさんの感動をくれた音楽。それとともにあった記憶。一つ一つを積み上げてきた僕だけの歴史があったからこそ得られた今の感情。10代の頃のような爆発的な感情の昂りは少なくなったとしても、過去のことを振り返りクスリと笑う、そんな気持ちになれるのはこれまでの歴史があったからこそできる体験なのではないか。音楽に関する専門的な知識の有無は関係ない、一つの音楽の楽しみ方ではないか。そう思えたのである。 歳を取るにつれ、音楽の趣味・趣向はきっと変わっていく。今後出会う曲の全部が全部、未知との遭遇的な感動とは違ったとしても、今はまだ知らない音楽の楽しみ方がたくさんあるのではないか。そんな出会いがあったとして、その時に一体僕はどんな感情になるんだろうか。そんなふうに考えながらワクワクしてきた僕は、こうして今抱いている音楽に対する期待感が、何だか10代の頃に感じていたそれに似ているような気がして、少しだけ嬉しかったのであった。と同時に、こんなこと考えてる自分老いたなーやべーと思うのであった。 <ネクライトーキー・カズマ・タケイ> ◆紹介曲「 Mr.エレキギターマン 」 作詞:朝日 作曲:もっさ ◆Major 2nd Album『FREAK』 2021年5月19日発売 初回生産限定盤[CD+BD] AICL-4053~4 ¥4,800(税抜) 通常盤[CD] AICL-4055 ¥2,800(税抜) <収録曲> 1.気になっていく 2.はよファズ踏めや 3.大事なことは大事にできたら 4.踊る子供、走るパトカー 5.誰が為にCHAKAPOCOは鳴る(Album EDIT) 6.俺にとっちゃあ全部がクソに思えるよ 7.八番街ピコピコ通り 8.豪徳寺ラプソディ 9.カニノダンス 10.思い出すこと 11.続・かえるくんの冒険 12.Mr.エレキギターマン 13.夢を見ていた

    2021/06/29

  • GOOD ON THE REEL
    僕はそんなよくわからない「なんかいい感じ」が好きなのです。
    僕はそんなよくわからない「なんかいい感じ」が好きなのです。

    GOOD ON THE REEL

    僕はそんなよくわからない「なんかいい感じ」が好きなのです。

     2021年6月9日に“GOOD ON THE REEL”が『花歌標本』をリリースしました。結成15年目に放つ4年ぶりのフルアルバム。今作は“あなた”と“わたし”といった、身近な存在に対する想いを描いた楽曲が多く収録されております。15周年を迎え、ゼロから新たな自分たちの音楽を創りあげ、歌詞を付け、標本のように形あるものとして残したい、音楽に定義付けをしたい、そんな想いがアルバムタイトル『花歌標本』に託されております。  さて、今日のうたコラムではそんな最新作を放った“GOOD ON THE REEL”の千野隆尋による歌詞エッセイを3週連続でお届け!今回はその最終回です。綴っていただいたのは、新曲「 標本 」に通ずるお話。一瞬の美しさ、よくわからない「なんかいい感じ」が詰まった“標本”のような今作を是非、エッセイと併せてお楽しみください…! ~歌詞エッセイ最終回:「 標本 」~ 僕の実家は、ただいまと玄関のドアを開けると、正面の壁に蝶々の標本が飾ってありました。父が社員旅行で台湾に行った際に買ってきたオオルリアゲハの標本です。父は昔から物知りで、とくに自然のことに詳しく、植物や生き物についてたくさん教えてくれました。 残念ながら僕はそのほとんどを覚えていないわけですが、その影響もあってか植物や生き物、鉱物なんかも好きです。宝石のように綺麗な色を持つ虫や花達。自然に生まれたなんて信じられない程の美しさ。いやむしろ、自然の中でこそ生まれた美しさなのでしょう。 ということで標本ですが、僕の部屋にもいくつかあります。先述したオオルリアゲハやモルフォ蝶、オオルリモンタテハなど、あとは植物の標本もちらほらと…。本当は棚をあらゆる標本や鉱物なんかで埋め尽くして、何かの学者の書斎みたいにしたいぐらいです。虫嫌いで気分を害した方、本当にすみません。 しかしそれ程までに、一瞬というのは美しいものです。その一瞬を写真や絵画などではなく、三次元の一瞬として残す標本。それはきっと、僕らが残してきたCDに繋がる部分があると思うのです。その時のGOOD ON THE REELをピンで留めた標本。 日本人ならではの感覚かもしれませんが、僕はそんなよくわからない「なんかいい感じ」が好きなのです。人の夢のような儚さ。月が綺麗ですねと伝える想い。「はい」と「いいえ」の狭間にある、うまく言葉に出来ない気持ち。そんな言葉を、音を、デザインを、形を、CDとして、標本として残していきたい。今までも、もちろんこれからも。 <GOOD ON THE REEL・千野隆尋> ◆紹介曲「 標本 」 作詞:千野隆尋 作曲:伊丸岡亮太 ◆4thフルアルバム『花歌標本』 2021年6月9日発売 初回限定盤 POCE-92118 ¥4,000(税抜)/¥4,400(税込) 通常盤 POCE-12164 ¥3,000(税抜)/¥3,300(税込) 01 あとさき 02 交換日記 03 虹 04 35°C 05そうだ僕らは 06 オレンジ 07 そんな君のために 08 ノーゲーム 09 目が覚めたら 10 標本

    2021/06/28

  • こゑだ
    ずっと言えずに抱えてきた事を全部、今日、私はあなたに伝えます。
    ずっと言えずに抱えてきた事を全部、今日、私はあなたに伝えます。

    こゑだ

    ずっと言えずに抱えてきた事を全部、今日、私はあなたに伝えます。

     2021年6月23日に“こゑだ”が1st Album『Individuality』をリリースしました。自身作詞作曲の楽曲をはじめ、初の楽曲提供など全15曲が収録。こゑだは今作について「魂を込める瞬間、世界と世界が交わっていく。とびきりの個性がぶつかり合い、融合し、1枚のアルバムが出来ました」とコメント。是非、その歌声と世界をご堪能あれ…!    さて、今日のうたコラムではそんな最新作を放った“こゑだ”による歌詞エッセイを3週連続でお届け。今回は第1弾。綴っていただいたのは、新曲「 嘘 」にまつわる一通のお手紙です。<あなた>に伝えたい本当の気持ちを、歌詞と併せてお楽しみください。 ~歌詞エッセイ第1弾:「 嘘 」~ ごめんね。 私、本当は処女じゃないの。 ずっと、嘘ついてたの。 十三歳の夜、見ず知らずのおじさんと紙切れ一枚で。 それがはじまりだったの。 一人だけじゃない。 何人も相手にしてきた。 後悔してるの。 あなたに嫌われるのが怖くてずっと言えないでいたの。 ごめんね。 それから、それからね 十六歳の時、初めて子供を産んだの。 男の子。 私、母親とすごく仲が悪くて 中学を卒業してすぐに家を出て ずっと一人で暮らしていたの。 父親もあの人の言いなりだった。 学校のテストで満点をとった時も 「調子に乗るな」って言われて 音楽の先生にピアノを褒められた時も 「その程度で思い上がるな」って言われて そんな家にいるのが大嫌いだったの。 一人暮らしは大変だった。 お金がなくて、よく電気もガスも止まって それでも父親や母親のいる家に帰るより 余っ程良かった。 トイレットペーパーも買えなくて スーパーのトイレでこっそり盗んで帰った事もあった。 生きていく事に必死で無我夢中だったの。 そんな時、助けてくれたのが先生だった。 子供ができたって分かった時、 私とても怖くなって逃げ出した。 全部先生に押し付けて。 最低だよね。 きっと、あの子も私の事恨んでると思う。 ごめんね。 あなたと初めて出会った時、 本当は誰でもいいって思ってた。 寂しさを埋められるなら、 誰だって、何だって良いって思ってたの。 それなのに、 あなたは否定的な私を叱って 夢や希望を教えてくれた。 私が幼い頃に思い描いていた事 全部あなたが思い出させてくれた。 こんな私を「愛してる」って優しく包み込んでくれた。 過去を忘れる事ばかり考えていた私に 明るい未来を沢山描いてくれた。 あなたの事、本気で好きになったの。 知らない方があなたの為だって 本気でそう思って言えずにいたけど これ以上嘘を重ねるのは嫌だから これっきり、嘘つきも全部終わり。 本当はすごく怖い。 明日になったら後悔するかなって、 不安で押し潰されそうになる。 だけど、本当の幸せを教えてくれたあなたに、 ずっと嘘をついていられないから。 ずっと言えずに抱えてきた事を全部、 今日、私はあなたに伝えます。 <こゑだ> ◆紹介曲「 嘘 」 作詞:こゑだ 作曲:こゑだ ◆1st Album『Individuality』 2021年6月23日発売 BZCD-004 ¥3,500(税抜) <収録曲> 1.Input 2.パープル 3.Straw 4.Little Daisy 5.18 6.Middle Finger 7.V.I.P. 8.ふたりで 9.嘘 10.毒針 11.二等辺三角関係 12.ピーポーピーポー 13.滅亡前夜 14.Output 15.Little Daisy -Individuality -*CD ONLY

    2021/06/25

  • 川村結花
    なんだか今、イラ立っていたり心がトゲトゲしてるなーと思っている方
    なんだか今、イラ立っていたり心がトゲトゲしてるなーと思っている方

    川村結花

    なんだか今、イラ立っていたり心がトゲトゲしてるなーと思っている方

     2020年にCDデビュー25周年を迎えた、シンガーソングライター・川村結花。今日のうたコラムでは、その記念企画として2020年~2021年の2年を通じてのご本人によるスペシャル歌詞エッセイをお届けしてまいります!更新は毎月第4木曜。  シンガーソングライターとして活躍しながら、様々なアーティストへの楽曲提供も行い、ここ数年はピアノ弾き語りのLiveをコンスタントに続けている彼女。この連載でどんな言葉を綴ってくださるのでしょうか…!今回は第18回をお届けいたします。 第18回歌詞エッセイ:「 Travels 」 「にんげん~50ねん~~」と本能寺の変の折炎の中で舞う織田信長公、というシーンをよく時代劇で目にします(特に大河ドラマ)。あの舞は古い能、正確には能の原型にあたるものらしいですが、その演目であるところの「敦盛」の中の一節、ということはよく知られている歴史的知識だと思われます。ちなみにこれは当時の人間の平均寿命が50年という訳ではないそうですね(わたしはすっかりそう思っていましたが)。 なににせよ、「人間50年 下天のうちをくらぶれば 夢幻の如くなり」というこの一節。人生なんぞ夢幻の如きもの。ほんまそうやわ。なんかもう胸にグッと来ます。それと同じようなことで言えば豊臣秀吉公の辞世であるところの「露と落ち 露と消えにし我が身かな 浪速のことは 夢のまた夢」てこんなん泣いてまうやん。 そら信長公も秀吉公も生前偉大なことと同じくらい否それ以上に酷いこともさんざんしはったやろうけど、今はとりあえずそういうことは置いといて。なにしろどれだけ有名な歴史上の人物でさえ「人の一生とはなんと儚いものであろうか」という歌を舞ったり詠んだりする訳であります。 そう、人の一生とはなんと儚いものなのであろうかと感じる気持ちは、古今東西同じなのだなあと思います。そしてそのことを思うたびに、こんな儚い一生やのに日々イラついたりしてばっかりでなんでもっと優しく穏やかに生きれんもんかいな、と反省しきりなのであります。 ということも含め、わたしの曲「Travels」の出だし。 どんなに長く 一緒にいれたとしても 100年にはとても足りない どうしてもっと早く出会わなかったの 大好きな人がいる。家族、友人、仲間。100年どころか永遠に一緒にいたい。けれどそんなこと叶わないとわかっている。永遠なんて無理だから。一生は儚いから。ならば、そんな儚い時間なら、争ったり疑ったり奪いあったりせず、お互い相手に優しくいたい。本当にそう思うのです。 巡る星の意味さえ知らずに いつかこの目が閉じられる たとえば1日だけでもいい 旅が長く続きますように あなたとずっといられますように そう、巡る星の意味もエジプトのピラミッドの謎も坂本龍馬の真の暗殺犯もわからないまま、多分わたしもこの目を閉じる時が来るのでしょう。今などこんなコロナ禍ゆえ1日1日がやたら長く感じる気がしますが、実際のところ時間は平時と同じに流れているのですよね。同じ1日ならば気持ちよく過ごせたほうがどんなにいいことでしょう。大好きな人とならなおさら。 そんな気持ちを込めて作った1999年リリースの「Travels」。ここ最近わたしのYouTubeチャンネルにて当時NYにて撮影した MV が公開になっています。自分でもとっても好きな作品です。ぜひご覧になってみてくださいね。 そしてなんだか今、イラ立っていたり心がトゲトゲしてるなーと思っている方。大切な人に優しい言葉をかけてみるとかメールなどしてみてはいかがでしょうか。かく言うわたしはこれを書いている最中に思い立ち、たった今ある人にご機嫌伺いの電話をしました(←ほんまよ)。気持ちが柔らかくなりました。笑顔にもなりました。相手もいっぱい笑ってくれました。よかった。今日はいい日。儚い一生のうちのほんの小さないい日。あなたも是非ね。ではまた来月! <川村結花> ◆紹介曲「 Travels 」 作詞:川村結花 作曲:川村結花 ◆「Travels」MV https://www.youtube.com/watch?v=igRXpI26Bd0 ◆プロフィール 川村結花(シンガー・ソングライター) 大阪府生まれ。東京芸術大学作曲学科卒業。1995年、アルバム「ちょっと計算して泣いた」でシンガーソングライターとしてデビュー。同時に作詞家作曲家として楽曲提供を行い、主な提供楽曲は、夜空ノムコウ(作曲)をはじめ2019年現在までに100曲以上。2010年「あとひとつ」(作詞作曲共作)でレコード大賞作曲賞を受賞。2017年、アルバム「ハレルヤ」をリリース。ここ数年は、提供楽曲の作詞作曲も行いながら、ピアノ弾き語りのLiveをコンスタントに続けている。 オフィシャルサイト: https://www.kawamurayuka.com ◆歌詞エッセイバックナンバー 【第1回】 【第2回】 【第3回】 【第4回】 【第5回】 【第6回】 【第7回】 【第8回】 【第9回】 【第10回】 【第11回】 【第12回】 【第13回】 【第14回】 【第15回】 【第16回】 【第17回】

    2021/06/24

  • 河口恭吾
    その日のうちに送られてきたのが「ぬれ椿」の初稿でした。
    その日のうちに送られてきたのが「ぬれ椿」の初稿でした。

    河口恭吾

    その日のうちに送られてきたのが「ぬれ椿」の初稿でした。

     2021年6月23日に“河口恭吾”が新曲「ぬれ椿」を配信リリースしました。作詞を手掛けたのは、芸人のみならず、俳優、画家、書家、ヨギーと八面六臂の活躍を続ける片岡鶴太郎氏。尚、実は十年来の知り合いだという二人。河口ならではのシンプルなメロディに2番の歌詞でいろは歌を取り入れるなど、和のテイストが効いた1曲となっております。    さて、今日のうたコラムではそんな最新作を放った“河口恭吾”による歌詞エッセイをお届け!綴っていただいたのは、新曲「 ぬれ椿 」についてのお話。歌詞のテーマとなっている「会者定離」とは、一体どんなものなのでしょうか。日本語の美しさや意味、日本的なメロディーや情緒感を感じながら、このエッセイと併せて楽曲をお楽しみください…! ~歌詞エッセイ:「 ぬれ椿 」~ 番組共演がきっかけでご縁をいただき、以来10数年お世話になっている片岡鶴太郎さんに歌詞をお願いしました。芸人、俳優、画家、ヨギーと様々な顔を持ち、そのそれぞれを極めんとする鶴太郎さんの人間性や個性、世界観を楽曲にしてみたいという私の個人的な想いから、今回思い切って鶴太郎さんに作詞をお願いさせて頂きました。 お好きなテーマで書いてください、とお伝えすると、その日のうちに送られてきたのが「ぬれ椿」の初稿でした。失ってしまった恋を万葉集の歌「巨勢山(こせやま)のつらつら椿つらつらに見つつ思(しの)はな巨勢の春野を」へのオマージュを織り交ぜつつ鶴太郎さんらしい世界観で描かれていました。 鶴太郎さんから「会者定離」(この世で出会った者には、必ず別れる時がくる運命にあること。この世や人生は無常であることのたとえ)というテーマを頂いたので曲も日本的なメロディーや情緒感を意識しながら書き進めていきました。 <つらつら>や<ぬれ椿>などユニークな言葉が印象に残る歌詞ですが、もう一つ、2番の歌詞に出てくる<いろは歌>も「会者定離」を表現する上で大切な要素になっています。 平仮名47文字を、並べて歌にしたというものですが、仏教の教えから来ている言葉です。 色は匂へど散りぬるを (鮮やかな花もいつかは散ってしまう) ・・・・・・・・・諸行無常 我が世誰ぞ常ならむ (誰もがいつまでも生きられるものではない) ・・・・・・・・・是正滅法 有為の奥山今日こえて (無常で有為転変の迷いを今日乗り越えていく) ・・・・・・・・・生滅滅已 浅き夢見し酔ひもせず (儚い夢を見る事や、空想の世界にふける事もない) ・・・・・・・・・寂滅為楽 意味的には大体、こんな感じだと思いますが、生きていく中での無常感や真理が散りばめられていて「ぬれ椿」という作品を男女の恋のその先にある「人生とは?」「生きるとは?」に向かわせています。 鶴太郎さんから素敵な歌詞とテーマを頂き、素晴らしい作品が生まれたことに感謝です。「ぬれ椿」が一人でも多くの方の心に届くことを願っています。 <河口恭吾> ◆紹介曲「 ぬれ椿 」 作詞:片岡鶴太郎 作曲:河口京吾

    2021/06/23

  • まるりとりゅうが
    人は人に共感してもらうことで救われるのだと思う。
    人は人に共感してもらうことで救われるのだと思う。

    まるりとりゅうが

    人は人に共感してもらうことで救われるのだと思う。

     2021年6月30日に“まるりとりゅうが”が1stフルアルバム『まるりとりゅうが』をリリース!アーティスト名を冠した今作。デビュー直後に配信チャートで1位を獲得した「気まぐれな時雨」や失恋ソングの定番曲「幸せになって」、タイアップ曲である「ONE STEP」「サニー」「リナリア」、さらに新曲を含む全12曲を収録。バラエティに富んだ楽曲と、2人ならではのハーモニーが堪能できる充実の内容に仕上がっております。  さて、今日のうたコラムではそんな最新作を放った“まるりとりゅうが”のRyugaによる歌詞エッセイをお届け!綴っていただいたのは「作詞、作曲」というテーマについて。歌詞人気の高い彼らの楽曲。その「詞」はどんな想いで綴られ、「曲」はどんな役割を果たすのか。是非、今作と併せてエッセイもお楽しみください! ~歌詞エッセイ第1弾:「作詞、作曲」~ 「作詞、作曲とは何か」。こんな問いがあったとする。 この問いに対する明確な「正解」はおそらく存在しないだろう。人は皆違う。それぞれ同じではない感性、感情、価値観、背景を持っているからこそ、世の中にこんなにも様々な詞やメロディーが溢れているのだろう。 僕は「まるりとりゅうが」として活動し始めてから本格的に作詞作曲を始め、これまでに20曲以上の楽曲をリリースしてきた。作家としてはまだまだ初心者ではあるが、作詞をするにあたって、僕なりに重要視していることがある。 それは「寄り添える言葉であるかどうか」。 僕が作る曲は、聴く人の相談相手になれるような存在でありたい。 例えば、悲しかったり悩んでいたりする時に友達と会って相談を乗ってもらうとしよう。友達に対して日頃溜まっている鬱憤を爆発させたり、一方的にマシンガントークしたりするだけでも、気持ちが楽にならないだろうか。自然と笑顔が戻ってきたり、時にはもっと涙してしまったりすることだってあるだろう。どこか一人で抱えていたモヤモヤが無くなった感覚を得る。直接的な解決がその瞬間に起こらなくても、人は人に共感してもらうことで救われるのだと思う。 僕はその相手が「人」ではなくて、「曲」でも同じ効果があるのではないかと考える。曲を聴いた時、詞が自分の心情やモヤモヤと重なって涙が出たり、前向きな気持ちになれたり、そんな経験が誰しもあるのではないだろうか。そんなふうに僕は聴いてくださった人に対して「寄り添える」詞を書きたい。 「寄り添える」詞があった上で、その詞をいかに、相手の心に届けるか。僕はその「詞を届ける手段」がメロディーなのではないかと考えている。なので、僕が楽曲を作るときは、基本的に詞先だ。この曲を通して何を表現したいか、聴いてくださった人にどう感じてほしいか、その重要な部分は詞が担っていると思うから。 「言葉」とは本当に素晴らしい道具だ。どんな形にもなる。僕はこれからも寄り添える言葉を音に乗せて、沢山の方々に届けていきたい。 <まるりとりゅうが・Ryuga> ◆1st Full Album『まるりとりゅうが』 2021年6月30日発売 UNIVERSAL MUSIC STORE限定盤 PDCN-1017 ¥4,950(税込) 通常盤 UPCH-20589 ¥3,300(税込) <収録曲> 01. 気まぐれな時雨 02.リナリア 03. わけじゃない 04. 幸せになって 05. 甜言蜜語 06. らしく。 07. ONE STEP 08. サニー 09. どこにもないの 10. 嫉妬 (Album ver.) 11. シール 12. 幸せになって (Piano ver.)

    2021/06/22

  • GOOD ON THE REEL
    20代で出会った彼女への最初のプレゼントに選んだのが交換日記でした
    20代で出会った彼女への最初のプレゼントに選んだのが交換日記でした

    GOOD ON THE REEL

    20代で出会った彼女への最初のプレゼントに選んだのが交換日記でした

     2021年6月9日に“GOOD ON THE REEL”が『花歌標本』をリリースしました。結成15年目に放つ4年ぶりのフルアルバム。今作は“あなた”と“わたし”といった、身近な存在に対する想いを描いた楽曲が多く収録されております。15周年を迎え、ゼロから新たな自分たちの音楽を創りあげ、歌詞を付け、標本のように形あるものとして残したい、音楽に定義付けをしたい、そんな想いがアルバムタイトル『花歌標本』に託されております。  さて、今日のうたコラムではそんな最新作を放った“GOOD ON THE REEL”の千野隆尋による歌詞エッセイを3週連続でお届け!今回はその第2弾です。綴ってくださったのは収録曲「 交換日記 」に通ずるお話。みなさんは交換日記ってやってみたことがありますか? 普段は言葉じゃ伝えないような気持ちを、あえて文字でちゃんと伝えてみると、何かが変わるかもしれません。是非、歌詞と併せて、エッセイをお楽しみください…! ~歌詞エッセイ第2弾:「 交換日記 」~ まずはじめに交換日記とは、複数、又は1冊の日記帳を友人、恋人間などで共有し、順番に回して日記をつけたり、相手へのメッセージを書き込んでいくこと、またはその共有される日記帳自体のことをいう。 30代未満の方々は経験がない、むしろ交換日記という言葉すら知らないという方がいらっしゃるかと思います。僕が小学校の頃はおそらく全盛期で、交換日記用のノートが販売されていたぐらいブームでした。実際僕も小学生の頃、男女数人のグループで交換日記用のノートを使い、交換日記をしていました。 とはいえ、日を重ねるごとに書くことがなくなってくるわけです。毎日特別なことがあるわけでもないので、「今日は長谷くんと公園に行った。いっぱい蚊に刺された。」とか、「今日は秋ちゃんと駄菓子屋に行った。ブタメンのお湯が足りなかった。」とか、そんななんでもない夏休みの宿題のような日記でした。それでも当時はみんな夢中で、それこそ宿題のように書いていました。 それから10数年が経ち、そんな過去を思い出すわけでもなく、20代で出会った彼女への最初のプレゼントに選んだのが交換日記でした。鍵付きのとても可愛らしいノートを見つけて、二人でしか開けられない日記って素敵だなって思ったんです。直接言えないようなことでも気軽に伝えられて、お互いの仲を深めるにはもってこいじゃないかと思って。 同棲をしていなかったこともありますが、お泊まりの時は必ずと言っていいほどお弁当を作ってくれていて、そこにいつも書き置きを残してくれるような彼女だったので、よりぴったりなプレゼントだと思ったんです。 恋人って、距離が近くなればなるほど言いづらいようなこと、というか距離が近いからこそあえて言わないようなことってたくさんあると思います。そんなことも書けちゃうのが交換日記です。 どうでもいいことでも、相手にとっては嬉しいや幸せかもしれない。反対に悲しいや苦しいかもしれない。思いを伝えることによって、相手がどう転ぶかはもちろんわからない。それでもちゃんと文字にして伝えることで、何かが変わるかもしれない。良いことも悪いことも、伝えてくれなきゃわからないですからね。お互いに。 そうそう、古い友人と久しぶりに会って思い出話に花を咲かせていると、案外印象に残っている思い出って違ったりしますよね。むしろ自分は覚えてなかったり。人はどんなに近くにいても、一人一人思うことが違ったりするものです。だからこその交換日記。お互いをより深く分かりたいと思うなら、提案してみるのもいいんじゃないでしょうか。 <GOOD ON THE REEL・千野隆尋> ◆紹介曲「 交換日記 」 作詞:千野隆尋 作曲:岡﨑広平 ◆4thフルアルバム『花歌標本』 2021年6月9日発売 初回限定盤 POCE-92118 ¥4,000(税抜)/¥4,400(税込) 通常盤 POCE-12164 ¥3,000(税抜)/¥3,300(税込) 01 あとさき 02 交換日記 03 虹 04 35°C 05そうだ僕らは 06 オレンジ 07 そんな君のために 08 ノーゲーム 09 目が覚めたら 10 標本

    2021/06/21

  • Amber's
    もしも、コロナが無かったら。
    もしも、コロナが無かったら。

    Amber's

    もしも、コロナが無かったら。

     豊島こうき(Vo.&Gt.)、福島拓人(Gt.&Programming)からなる2人組バンド“Amber's(アンバーズ)が新曲「DRIVE」と「アブノーマル」を2作連続配信リリース!1作目の「DRIVE」は2021年6月18日に配信リリース、2作目の「アブノーマル」は7月にリリース。2曲ともAmber'sのTikTokアカウントで既に公開されているものから、さらに磨きのかかった音源となっております…!    さて、今日のうたコラムではそんな最新作をリリースした“Amber's”の福島拓人による歌詞エッセイをお届け。今回は第1弾。新曲「 DRIVE 」にも通ずる、コロナ禍での本音を明かしてくださいました。もしも、コロナが無かったら。みなさんもきっと考えたことのあるこの言葉。彼はその先に、一体どんな言葉を続けるのでしょうか。是非、歌詞と併せて受け取ってください。 ~歌詞エッセイ第1弾:「 DRIVE 」~ はっきりと、この言葉を口にすると負けな気がする。 だけど、僕と同じ事を考えた人は沢山いるはず。 “もしも、コロナが無かったら”って。 「コロナ渦にどうしたら自分たちの音楽が届くだろうか」これは去年の3月以降、音楽活動をしている人たちが悩まされた大きなテーマだと思う。次々と人気アーティストたちのライブ中止が発表され、嘆くアーティスト本人のSNSを見るたびに複雑な気分になったりもした。「俺らよりマシだろ」と。 これまで人を羨ましいとか妬ましいと思うことがあまりない人生だったが、今現状として知名度のない僕らからすれば、人気アーティストはライブができない“だけ”だろとやさぐれたくもなった。 まだ多くの人に音楽を届けることができていない僕らは、どうやって音楽を多くの人に届けたらいいのか。20代としては珍しく、これまでSNSよりも、ライブハウスで直に届けるという手法を取ってきた僕らには分からなかった。 去年の3月に発売されたアルバム『VOSTOK』で初の全国流通デビューを果たし、ツアーも控えていたのだが、もちろんそれはできなくなった。ちなみにアルバム名は「多くの人へどこまでも届くように」と願いを込め、人類初の有人飛行を成功させた宇宙船「VOSTOK」から名前を取ったのだが、なんだか皮肉な結末となった。 ライブ活動が不要不急と言われたあの時、自分のモチベーションを保つ唯一の手段は曲を作り続けることだった。マスク必須の世の中はそう長く続かないと思っていた。来たるべき日に備え、ひたすら今の感情を曲に落とし込んだが、来たるべき日はなかなか来ない。 こんなご時世だからこそ、音楽で寄り添いたいのに。。。 日に日に強くなる思いから、画面越しでもいいから。と、止まっていた時間を取り戻すように一日一曲、毎日オリジナル曲をSNSで投稿した。想像を遥かに超える数の人が僕らの曲を受け取ってくれた。音楽を期待してくれた。存在を知ってくれた。 音楽の発信場所を探していたように、音楽を愛するみんなも受け取り場所を探していたのだ。 こんなご時世だからこそ、届いた音楽や支えになれている音楽がある。僕らの曲を生きる糧にしている人がいる。皮肉にも、コロナのお陰で気付かされた。 “もしも、コロナが無かったら” 新曲「DRIVE」は生まれていないだろう。ライブができない反動から今までで一番ライブを意識した楽曲になった。 “もしも、コロナが無かったら” SNSに100曲以上オリジナル曲を公開するようなぶっ飛んだことはしないだろう。いま、読んでくれているあなたにも出会えなかったかも知れない。 足枷でしかないと思っていた“ヤツ”の存在に背中を押されるとは思っていなかった。 とはいえ、東京 渋谷 下北 吉祥寺のライブハウスでテレキャスターを早くかき鳴らしたい。 <Amber's Gt/Programming 福島拓人> ◆紹介曲「 DRIVE 」 作詞:豊島こうき 作曲:Amber's

    2021/06/18

  • 上野優華
    正直言って、私にとって恋愛は人生の全てです
    正直言って、私にとって恋愛は人生の全てです

    上野優華

    正直言って、私にとって恋愛は人生の全てです

     2021年6月9日に“上野優華”がミニアルバム『ヒロインにはなれなくて』をリリースしました。今作には「魔法の絨毯」で大ブレイクを果たした川崎鷹也が初の楽曲提供した「愛しい人、赤い糸」、元Shiggy Jr.の原田茂幸が提供した「君の街まで」を含む全7曲を収録。前作「今夜あたしが泣いても」に続き、様々な恋愛の心情を歌った楽曲が詰め込まれており、上野優華自身も7曲中4曲作詞、2曲作曲を手掛けた意欲作となっております。  さて、今日のうたコラムではそんな最新作を放った“上野優華”による歌詞エッセイを2週連続でお届け。今回はその【後編】です。綴っていただいたのは、今作に通ずる「上野優華にとって恋愛とはなんですか?」という問いについての答え。みなさんも自分にとっての“恋愛とは”を考えながら、このエッセイを読んでみてください…! ~歌詞エッセイ『ヒロインにはなれなくて』【後編】~ 「上野優華にとって恋愛とはなんですか?」 いつだったかな。 20歳頃からラブソングをメインに曲を作り リリースし。 そんな私に投げかけられた質問があまりにも衝撃的で。 なんで今まで考えてこなかったんだろう そればっかりが頭に浮かんで 「うわぁ…深いですね…」なんて 浅い返しをしてしまったあの頃を反省してしまう。 こんな事は赤裸々に綴る方がいいのかもしれない と思い今は朝の5:05。 全く寝れず、深夜テンションな感じで書いています。 寝れなかったのはきっと昨日 お昼まで寝てしまったからだなぁ。それも反省。 そうそう。 私にとって恋愛とはなんなのか。 これですよ。 正直言って、私にとって恋愛は人生の全てです。 と言ってしまっては ちょっと言い過ぎかもしれませんが。 そのくらい大切に、大事に思っているということで。 以前、コラムでも書いたかもしれませんが 「恋多き人」に憧れがあるんですね。 なんで?と思ってくれた方、 ぜひ 以前のコラム を読んでください(笑)。 仕事においてもやはり恋をして 詞を曲を書くのがいいと思っています。 実体験じゃなく想像や妄想でも書けるけど、 それだけじゃつまらない。 人を好きになるということの素晴らしさを 好きにならなきゃ良かったという悲しさを 歌える歌手でいたいから。 私の日々の生活においても 「恋愛」にスポットを当てているし 友達や知り合いの「恋愛」にも いつも神経を研ぎ澄ませています… ちょっと怖いね(笑) 結果全部仕事のためじゃん…? って思った方もいるかもですが そうではないのよ。 愛し、愛されるために生まれてきたのだから。 その愛は色んな意味があるけれど やっぱり恋愛の愛は私にとって必要不可欠です。 そんな私が詰まったアルバム 『ヒロインにはなれなくて』 愛されたい気持ちも 愛したい気持ちも書きました。 「 好きが残った 」のMVを公開した時に 「ここまでの恋をしてみたい」なんて コメントもいただきましたが それがとても嬉しかった。 悲しい歌なんだけどさ。 心が痛い歌なんだけどさ。 それでもこんな恋をしたいと思ってくれるほどの 「好き」を描けたのかもしれないと。 みんな、恋したくなって欲しいなぁ。 アルバムを聴いてくれた あなたにとって「恋愛とはなんなのか」 そんな話もいつかしてみたい。 <上野優華> ◆紹介曲「 好きが残った 」 作詞:上野優華 作曲:鶴﨑輝一 ◆New Mini Album『ヒロインにはなれなくて』 2021年6月9日発売 初回限定盤 BZCS-91191 ¥5,000(tax in) 通常盤 BZCS-1191 ¥2,500(tax in) <収録曲> 1.「 愛しい人、赤い糸 」 2.「 好きが残った 」 3.「 君の街まで 」 4.「 好きでごめん 」 5.「 ヒロイン 」 6.「 今日も君でした 」 7.「 幸せ 」

    2021/06/17

  • Ms.OOJA
    家族ってすごいなあ。家族って素晴らしい。
    家族ってすごいなあ。家族って素晴らしい。

    Ms.OOJA

    家族ってすごいなあ。家族って素晴らしい。

     メジャーデビュー10周年を迎え、来年3月27日(日)に初の日本武道館単独公演開催を発表した“Ms.OOJA”が、7ヶ月連続でデジタルシングルを配信リリース!2021年6月16日に第4弾となる新曲「Sweet Home」をリリースしました。同曲は“アサヒグローバルホーム”CMソングとして書き下ろされた1曲。変わらないあたたかな愛の溢れる場所を、いとしく想う気持ちを紡いだ、Ms.OOJAらしい癒しに満ちたミッドナンバーとなっております。    さて、今日のうたコラムではそんな“Ms.OOJA”による歌詞エッセイをお届け。今回はその第5弾。綴っていただいたのは、新曲「 Sweet Home 」のテーマに通ずる“家族”のお話です。Ms.OOJAの幼少期、弟妹のこと、母のこと、父のこと、忘れられない記憶、今、実感している想いを明かしてくださいました。あなたにとって家族とはどんな存在ですか? 是非、歌詞と併せて、このエッセイを受け取ってください。 ~歌詞エッセイ第5弾:「 Sweet Home 」~ Ms.OOJAデビュー10周年記念企画第四弾は、地元四日市の住宅メーカー『アサヒグローバルホーム』のCMソングとして書き下ろした「Sweet Home」だ。このアサヒグローバルという会社はCMソングと共に昔からよく知っていた。「夢のお家をたてるなら~」というフレーズは東海エリアに住む人ならみんな歌えるんじゃないかと思う。 そんなおなじみソングをしっとりと歌い上げたCMには、なんと私Ms.OOJAがイメージキャラクターとして出演までさせていただいている。そのタイアップバージョンとして6月から「Sweet Home」が使用されたCMが放映されている。この曲は「家族」をテーマに盟友ルンヒャンと共に作った。今回は家族について書いていこうと思う。 記憶にはないが、幼少期の私はとにかくわがままで、世界が自分中心に回っていないと気が済まない子供だったらしい。すべてのものを自分のものだと言い張り、小児科の待合室のTVで大好きなNHKの子供番組ニコニコプンがやっていると、他の子供たちに「これは私のだ!見るな!」という意図の奇声を発していたらしい。そんな子供本当に嫌だ(笑)。 そして少し大きくなって家族で出かける時、2つ下の弟と車の後部座席に常にひっくり返って座っていたので、バックミラーにはいつも二人の足しか映らなかったらしい。その頃の弟との写真を見ると、なぜか毎回お互いの片足を持った謎のポーズのものばかり出てくる。母からは「猿子」と呼ばれていた。猿のように落ち着きが無かったらしい。 その後、妹、弟が生まれ4人きょうだいになるにつれ、食べ物の争奪戦ばかりしていて掴み合い罵り合い本当に騒がしかった。小学生の時の休み時間には、一輪車に乗ったり、放課後には女子サッカー部でキーパーをしたり、かなり活発な方だったと思う。 母は常に面白いことばかり考えている人で、幼少から培われたであろう卓越されたその笑いのセンスで家中が笑いに満ちていた。そして極度の方向音痴でかれこれ40年ほど住んでいる町内で未だに迷子になったりするすごく天然の可愛い人でもある。 父は過去に柔道をやっていて、任侠ものやシュワルツェネッガー、スティーブン・セガールのハードアクション映画が大好きな昔気質の男!という感じの人。『ターミネーター』や『プレデター』に関しては買ったほうが安いのでは?と思うくらいレンタルして何度も観ていた記憶がある。荒っぽくて不器用だけど実は照れ屋で優しい、そんな人だと思う。 両親とのことですごく記憶に残っている出来事が2つある。ひとつは、小学1年生のある日私が泣きながら「学校に行きたくない」と両親に告げた時のこと。一緒に集団登校をする上級生に意地悪をされて辛かったのだ。両親はびっくりした顔をしていたけど、真剣に話を聞いてくれて、その上級生の家に電話をして話をしてくれた。すぐにその子と母親が家まで謝りにきてくれて、それを期にその子とは仲良くなることが出来た。 もう一つは、高校を卒業した後で働いた場所がいわゆるブラック企業的なところで、本当に辛くて精神的に参っていた時のこと。小学1年生の時のように泣きながら「仕事に行きたくない」と両親に告白した。その時も両親はあの頃のように真剣に話を聞いてくれて「そんな会社行く必要はない」と言ってくれてすごく楽になれた。 日々の出来事を何もかも話すような関係でもないけれど、親というものはいつだって全力の味方で、いざという時、温かく抱きしめてくれる大きな存在なのだと心に刻まれている。 思えば、学生時に「勉強をしろ」と一度も言われたことがない。それは私が中学まではどちらかといえば勉強好きで、自分からやる秀才タイプだったからかもしれない。でも、高校受験で燃え尽きてそれ以降勉強についていけなくなり赤点ばかりだった時にも、何も言われなかった。 そして将来歌手になりたいと言っても反対されることはなかった。クラブという未知の場所で歌を歌うことも、良くは思ってなかったかもしれないが、静かに見守っていてくれた。そしてついにメジャーデビューが決まった時、本当に心から喜んでくれた。無責任に放り投げてるわけではなく、ずっと信頼してくれていたんだと、今なら思える。 そんな当たり前に味方でいてくれる家族。自分も歳を重ねて行くに連れて、当たり前ではないことに気づく。30代の後半に差し掛かり、当然親も同じように歳を取った。まだはっきりとは見えないけどいつか必ずくる「その日」が目の端に見え隠れしてくる。 兄弟の中で唯一、数年前に妹が結婚し結婚式をしてくれて、男の子を産んでくれた。両親にとっての初孫、私や兄弟にとっての初甥っ子。本当に目の中に入れても良いくらいに可愛い。それまで実家に帰るのは1年に1回のお正月くらいだったのが、いっきに月イチになった。甥っ子を中心にまた家族が集まる機会が増えて、家の中が明るくなった。 そんな風に甥っ子の成長を嬉しく思い、何が何でも幸せになってほしい、この子のためなら何でも出来ると思う瞬間(もちろん甥っ子の両親である妹夫婦は自分以上に感じてると思うけれど)、自分にもこんな時期があったんだなと思い返す。そしてどれだけ愛されて来たんだろうと思うと同時にこれまでのたくさんの過ちを思い、どんなに心配をかけ悲しませたんだろうと思いを馳せた。 私は結婚もしていなければ子供もいない。子供の頃は大人になれば当たり前に結婚して家族を作るのだろうと思っていたが、それのなんと困難なことだろう(笑)。だからこれまで家族を継続し、四人の子供を育て上げてきた両親に感謝と尊敬の気持ちでいっぱいだ。 世の中どんどん多様化していて、さまざまな生き方がある。私の人生に結婚や出産を経験する日が出来れば来て欲しいとは思うが、正直なくても幸せに生きていけるとは思っている。それでも家族というものの面白さ楽しさ、時には投げ出したくらい難解で困難な愛おしさに、私はずっと憧れ続けて行くのだろうと思う。 今回「Sweet Home」のMVで使用する大切な家族写真をファンのみなさまからたくさん送っていただいた。MVの構成上すべての写真を使うことは出来なかったのだけど、厳選する上でもすべてを見させて頂いた。様々な家族の形、それぞれの物語を覗き見させてもらったような気分で、懐かしさと愛おしさでいっぱいになり泣けてきた。 家族写真ってどうして泣けて来るんだろう?と考えた時に、それは奇跡だからだと気づいた。とてもかけがえのない簡単じゃない奇跡の重なりが、そこに映し出されているからなんだと。家族ってすごいなあ。家族って素晴らしい。この「Sweet Home」を聴いて家族がもっと楽しくなることを願っている。 <Ms.OOJA> ◆紹介曲「 Sweet Home 」 作詞:Ms.OOJA・RUNG HYANG 作曲:RUNG HYANG・Ms.OOJA

    2021/06/16

  • The Songbards
    都内某所の地下スタジオで行われたマスタリングについての連詩。
    都内某所の地下スタジオで行われたマスタリングについての連詩。

    The Songbards

    都内某所の地下スタジオで行われたマスタリングについての連詩。

     2021年6月2日に“The Songbards”がミニアルバム『AUGURIES』をリリースしました。今作は各作品が連動した三部作の第二章。人々の“孤独”をテーマにした、三部作の第一章『SOLITUDE』のリリースから約8ヶ月。第二章となる今作は、その“孤独”から、もう一度助け合いの精神を見つめ直す全5曲が収録された内容となっております。    さて、今日のうたコラムではそんな最新作を放った“The Songbards”による歌詞エッセイを3週連続でお届け!The Songbardsの作詞作曲を担当している上野皓平と松原有志が、計3回に渡り、各テーマで“連詩”に挑戦してくださいました。連詩を終えての二人のやり取りも是非、お楽しみください。今回はその最終回。今作のマスタリングを終えた後、制作された連詩です…! ~歌詞エッセイ最終回~ ソングバーズの4thミニアルバム『AIUGURIES』はコロナの影響を受けながら、長期間での制作となりました。CDやサブスクを介して聴いてくれるみなさんのもとに届くまで。曲作りからマスタリングなど大まかに幾つかの過程がありましたが、今回も楽しみながら作業をさせていただいたことは間違いありません。 その最終作業となるマスタリングを終えた後、一息ついた上野と松原が今回最後の連詩に挑もうと思います。都内某所の地下スタジオで行われたマスタリングについての連詩。今回も前回に続き、一行ずつを八回でひとつの詩の完成を目指します!先行は上野。 上野:秘密基地 松原:お邪魔します 上野:わくわく隠してすまし顔 松原:耳を澄まして短く済ます 上野:お尋ねしますメカニズム 松原:刻むリズム沈むイズムフォーマニズム 上野:踏み散らかした足跡消して 松原:できた! ― この八行を終えての補足 ― 上野:まずは一行目やけど、マスタリングスタジオのイメージを割とそのまま書いたかな。 松原:いろんなスタジオがあるけど、秘密基地っていう言葉が確かにあってるスタジオやなと思うな。特に行ったことある人には伝わりやすいんじゃないかなと思ったし、完成に向けて、ワクワクしている雰囲気もあって。それをみて今回の詩を子供っぽく進めてみようかなって思ったけど、実際まあそんな楽ではなかったし、大変なこともあったから、まずはお邪魔しますって、ちょっとよそよそしく行こうかなって。 上野:なるほどな、それはそう(笑)。 松原:その後に、すまし顔ってきてるけど、お邪魔しますの「します」を並び替えて使ってきてるやんとか思って、俺もその語呂感に合わせて「耳を澄まして~」の行を書いたな。あとマスタリングって短く済ました方がなんかかっこよかったりするやん。時間かければいいっていう作業でもないというか。 上野:そうやな、ファーストインプレッションが大事な作業やもんな。 松原:次の「お尋ねしますメカニズム」ってなんなん? 上野:これはマスタリングを早く済ませてから、だいたいいつもマスタリングエンジニアさんにどういう機材使ってるんかとか、この曲はどこをどうしたんですか?とか聞く流れになるやん、それを表現してる(笑)。 松原:なるほど、たしかに聞いてるな(笑)。マスタリングエンジニアさんはそれを嫌がることはないけど、聞いたところでマスタリングエンジニアさんのレベルに簡単に辿り着けるわけもないのにな(笑)。でも恥を忍んでも聞きたくなるくらいやっぱりすごいなって毎回思えるし、そういうところは後の「踏み散らかした~」の行にも通ずるところやな。 上野:たしかに、次の「刻むリズム」行はどういうことなん(笑)? 松原:この行はまずメカニズムっていいなって思って、ここは韻で行こうと思って(笑)。今回のマスタリングはちょっとした調整でテンポが遅く聞こえたり、早く聞こえたりっていうのを気にしたし、そうやって何か一つのことを気にすることで何かを失わないといけないやん。音楽として気持ちよくのれるっていうのを重視した分、思想を消さないとあかんことになるっていうことで「沈む」って表現したのと、「フォーマニズム」は形式的になりすぎることはよくないって意味で使ったかな。 上野:なるほどな(笑)。 松原:で、7行目で「足跡消して」って書いてるけど、本当に消せたんかなって思ったな。マスタリングを終えて、それぞれのメンバーがやりたいこととか、エンジニアの人がやりたいこととか、いろんな人の痕跡が残ってるイメージやったから、「足跡慣らして」とか「足跡残して」とかの方が、物語感はあったんちゃうかなって思ったんやけどどう? 上野:なるほどな。そこを「消して」にした理由として、色々エンジニアさんに土足で踏み込んでる部分と、「刻むリズム」の行の韻を踏み散らかしてるところをかけてて、で結局マスタリング終えたら何事もなかった様に「ありがとうございました!」って出ていく様を書いたかな(笑)。 松原:なるほど、でも助かったといえば助かったかもな(笑)。このマスタリングの難しさと、文章のごちゃごちゃしだした感じっていうのは、マスタリング中とかレコーディング中のわけわかんなくなる瞬間を表そうとしてたし。もう文章としてちゃんと伝わる様なレベルじゃないというか。本当はそこまでぐちゃぐちゃにしたかったんだけど、それをするとさすがにおかしくなったんかな?って思われるかもやし、みんなに見てもらうやつだしと思って(笑)。 だからそこまでぐちゃぐちゃになってたら、「踏み散らかした」の行もより響いたのかもな。で、最後は綺麗にまとめようとしてるんかな?って思って、ちょっと投げやりで「できた!」で終わらせたな(笑)。 上野:なるほど、俺の勝手なイメージでは最後もう一回「すまし顔」ってきたらおもろいんちゃうかなって思っててん(笑)。 松原:でもたしかに近いのでいうと「お邪魔しました」で終わろかなとかも考えたりしたな(笑)。なんかそういうのってアニメっぽいよな。急に来て、ごちゃごちゃワーってして、シュッて冷静になってバイバーイみたいな感じ(笑)。 上野:そうそう。まさに最後はそんな感じ(笑)。 松原:でもやっぱり今回は時間をかけて作ったアルバムではあるし、嬉しさを共有したいなっていう面でも「できた!」ってなってミニアルバム聞いてもらう方がいいかなと思ってそうしたかな。 上野:確かに、それはほんまにそうやな。 松原:連詩3回やってみてどうやった? 上野:1回目から2回目のお互いの成長率を勝手に感じてたな(笑)。 松原:でももっと、未知の領域というか、互いに驚かされたり、納得させられたりするにはまだまだ時間かかりそうやな(笑)。 上野:それはそうかもな(笑)。 <The Songbards> ◆4th Mini Album『AUGURIES』 2021年6月2日発売 完全限定生産盤 VIZL-1897 \2,300 +tax 通常盤 VICL-65502 \1,500 +tax

    2021/06/15

  • GOOD ON THE REEL
    始まりはそう、鼻歌なんです。
    始まりはそう、鼻歌なんです。

    GOOD ON THE REEL

    始まりはそう、鼻歌なんです。

     2021年6月9日に“GOOD ON THE REEL”が『花歌標本』をリリースしました。結成15年目に放つ4年ぶりのフルアルバム。今作は“あなた”と“わたし”といった、身近な存在に対する想いを描いた楽曲が多く収録されております。15周年を迎え、ゼロから新たな自分たちの音楽を創りあげ、歌詞を付け、標本のように形あるものとして残したい、音楽に定義付けをしたい、そんな想いがアルバムタイトル『花歌標本』に託されております。  さて、今日のうたコラムではそんな最新作を放った“GOOD ON THE REEL”の千野隆尋による歌詞エッセイを3週連続でお届け!今回はその第1弾です。綴っていただいたのは、今作『花歌標本』というタイトルに込められているもの。曲が“卵”の段階から、どのようにわたしたちの手元にたどり着くのか。是非その過程を彼の言葉でお楽しみください。 ~歌詞エッセイ第1弾:『花歌標本』~ よくライターさんから、「どのように曲を作られているんですか?」とか「詞先ですか?曲先ですか?」なんて質問を受けます。 楽曲の作り方って人それぞれどころか、その人の中でも色んなパターンがあると思います。有名な話だと、夢の中でできたって曲もあるくらいですから。でも根本的には、詞先にせよメロ先にせよオケ先にせよ夢先?にせよ、始まりはそう、鼻歌なんです。 天気や気分、景色や感情、言葉、コード、あるいは体温、様々な環境や刺激の中で、何かが自分と受精して鼻歌になる。それが卵。弱々しく、時に猛々しく。 さぁ、そこでせっかく産まれた卵をどう孵化させるか。卵にだって色んな種類があるように、卵の管理にだって色んなパターンが存在します。温めるしかり、口の中に入れておいて敵から守るとか、他の卵と取り替えて育ててもらっちゃうとか。 数多の方法があるから当然孵化しない卵、鼻歌も出てきます。記憶から食べられちゃうような、昔のデータすぎて見つけられないようなね。その中でも選ばれて、ギターをつけてみたり、ベースをつけてみたり、ドラムをつけてみたりされたものが、ここでいう孵化できたってケースですね。 そこからは育成期間です。どんなリズムにするのか、どんなフレーズをつけるのか、何をメインにするのかとかね。それによって姿形が変わってきます。宝石のように美しい蝶、近づくな危険スズメバチ、甘い蜜に群がるカナブン、どっしり構えたカブトムシ、、、。 楽曲もそうして成虫となりますが、そこでも選別が行われます。成虫になったからといって、バンドとしてはなんでもかんでもよしとはしないでしょ? だからライブで披露されたりされなかったり、お蔵入りになる曲もあるわけです。 しかしながらその中でも選ばれた成虫、1人じゃなく5人で悩んで選んだ楽曲達が、やっとこさCDという形で標本になるんです。ジャケットや歌詞カード、そういったデザインも含め、今の僕らの形を残すんです。長くなりましたが、そういった意味を込めたのが今回のアルバムタイトル『花歌標本』です。 今の僕らの楽曲を標本(CD)として残すことで、聴いてくれた誰かの未来に、微笑むように咲く鼻歌があることを願っています。 <GOOD ON THE REEL・千野隆尋> ◆4thフルアルバム『花歌標本』 2021年6月9日発売 初回限定盤 POCE-92118 ¥4,000(税抜)/¥4,400(税込) 通常盤 POCE-12164 ¥3,000(税抜)/¥3,300(税込) 01 あとさき 02 交換日記 03 虹 04 35°C 05そうだ僕らは 06 オレンジ 07 そんな君のために 08 ノーゲーム 09 目が覚めたら 10 標本

    2021/06/14

  • SCANDAL
    ある水曜の夜、お風呂に入っている時の私の独り言を書いた。
    ある水曜の夜、お風呂に入っている時の私の独り言を書いた。

    SCANDAL

    ある水曜の夜、お風呂に入っている時の私の独り言を書いた。

     2021年6月16日に“SCANDAL”がニューシングル「アイボリー」をリリースしました。結成15周年のアニバーサリーイヤー真っ只中の彼女たち。今作は2021年の第2弾作品です。作詞作曲を担当したのはギターのMAMI。ミュージシャンの宗本康兵氏と共同アレンジし、制作。カップリングには同曲の弾き語りバージョンが収録されております。    さて、今日のうたコラムではそんな最新作を放った“SCANDAL”のMAMIによる歌詞エッセイをお届け!綴っていただいたのは、新曲「 アイボリー 」のお話。世界が大きく変わり、自身の曲作りのモチベーションの矢印も変わってゆくなかで、どのようにこの曲が誕生したのか。今、いろんな感情に振り回されながらも、日々生きているあなたへ。この曲とエッセイが届きますように…! ~歌詞エッセイ:「 アイボリー 」~ 世界が一瞬にしてステイホームになったあの日から、バンドを結成してから今まで続いていた生活のルーティーンが別物になり、正直どうやって生きていいのかわからなくなった。 ツアーで海外や日本全国をまわり、帰ってきたらレコーディングに取り掛かる。作る曲もライブを中心に考えてきたし、いかに体を動かせて声を出すことができるかが重要だったりもした。だから、制作や楽曲へのモチベーションの矢印が、どんどん変わっていって、その変化についていけずへこたれる日々も少なくなかった。 1回目の緊急事態宣言が終わってからは、ルールを守った上で無観客の配信ライブやライブ会場のキャパに対してだいぶ少ない人数だけど、ありがたいことに有観客でのライブもやらせてもらってすこーーーーーーしずつ曲やライブに対しての感覚を取り戻しつつあるような気でいた。 だけれど、やはり、なかなか思うように曲作りは進まない。音楽の神に何か粗相でもしたのかしらと思うほどに(きっとそんなことはないと思いたい)。 私たちの毎週水曜日はミーティングの日。そこで毎週聞かれる『曲、どんな感じ?』に、降参!と言いたかったけど、書きたい気持ちもあったから上手く答えられなくてスタッフ陣を困らせてたと思う。 そのミーティングが終わったある水曜の夜。お風呂に入りながらやり場のないもどかしさと向き合って、どうにか曲が舞い降りてこないものかと額に汗をかきながら沸騰しそうな頭で考えていると、かれこれ何回悩んできただろう、また同じことで悩んでいるということに改めて気づくのだ(今更)。いや、もうその悩みええわ!と自分にツッコミを入れざるを得ない流れだ。 こんなやりとりを頭の中でしていると呆れて笑えてくる。“まあ、これが私か”と少し自分を肯定できた気もしたし、なんだか人間らしくていいなとも思った。 そんな苦しさやもどかしさに焦らされながらも私は生きてきて、きっとこれからもそうやって生きていく。そう思う。それでいい。そして、そんな自分をたまにクスッと笑えばいいのだ。いろんな感情に振り回されようが、矢印がどこを向こうが、まずは人間らしく生きようと思えた。 ある水曜の夜、お風呂に入っている時の私の独り言を書いた、アイボリー。もどかしく楽しく生きるのって意外と悪くないと思う。 <MAMI> ◆紹介曲「 アイボリー 」 作詞:MAMI 作曲:MAMI

    2021/06/11

  • 上野優華
    ラブソングよりも甘くて苦い恋がたくさんある
    ラブソングよりも甘くて苦い恋がたくさんある

    上野優華

    ラブソングよりも甘くて苦い恋がたくさんある

     2021年6月9日に“上野優華”がミニアルバム『ヒロインにはなれなくて』をリリースしました。今作には「魔法の絨毯」で大ブレイクを果たした川崎鷹也が初の楽曲提供した「愛しい人、赤い糸」、元Shiggy Jr.の原田茂幸が提供した「君の街まで」を含む全7曲を収録。前作「今夜あたしが泣いても」に続き、様々な恋愛の心情を歌った楽曲が詰め込まれており、上野優華自身も7曲中4曲作詞、2曲作曲を手掛けた意欲作となっております。  さて、今日のうたコラムではそんな最新作を放った“上野優華”による歌詞エッセイを2週連続でお届け。今回はその【前編】です。今作に込めた想いを綴っていただきました。歌詞を書くたびに自身の恋愛観を実感したという彼女。とくにリアルな新曲「 幸せ 」についての気持ちも明かしてくださいました。是非、歌詞と併せてお楽しみください…! ~歌詞エッセイ『ヒロインにはなれなくて』【前編】~ あなたの世界のヒロインになりたかった。 現実にはドラマよりもドラマのような 恋が沢山あるの、と思っていて ラブソングよりも甘くて苦い恋がたくさんある。 そんな恋をしてきた そんな恋がしたい あなたへ贈るアルバムを作りました。 『ヒロインにはなれなくて』 私らしいなぁ、とつくづく思います笑。 失恋、片想いをテーマに 色んな曲を詰め込んだので 色んな恋を体験しているような制作期間で。 作詞を4曲したのですが 歌詞を書く度に 上野優華の恋愛観を恥ずかしいほど感じます。 とくに痛感したのは「 幸せ 」という曲。 アルバムの最後の曲にしました。 リアルすぎるかな、なんて思いながらも 私から溢れ出てくる言葉で紡ぎました。 “さよならの後 振り返らない癖をつけた さっきまでの笑顔が消えてるような気がしてて” これは本当にそうなんです。 私は昔から、好きな人であっても 友達であっても家族であっても。 どんな人でもそうしてしまう癖が付いてしまっていて。 私に見せていたあの笑顔が消えていた時、 過ごした時間が嘘になってしまいそう。 それが怖くて、いつの間にか 振り返ることが出来なくなってしまいました。 寂しいな、なんて自分でも思うのですが こんな私だから書けるものがあって歌えるものがある。 さっぱりしてるね、なんて言われがちです。 割と自分でもそう思うけど 曲を書いてみれば 女々しさとワガママ全開なものが多いので きっと本当の私はそうなんだと思います。 音楽は知らなかった自分を 教えてくれるツールでもあると そう感じるような制作期間でした。 今回も色んなアーティストさんに 提供していただきました。 川崎鷹也さんに 提供していただいた「愛しい人、赤い糸」 原田茂幸さんからは「君の街まで」 私一人の価値観で制作するのではなく 色んなアーティストさんの言葉や音楽を 私の声で届けられる喜びはとても大きいです。 歌手として生きていきたいと思うのは この喜びが大きいから。 ラブソングを歌うのは あなたの心に寄り添うことが出来るのが嬉しいから。 このアルバムがあなたのそばに 私の音楽があなたのそばにありますように。 そんな願いを込めて。 <上野優華> ◆紹介曲「 幸せ 」 作詞:上野優華 作曲:松岡美弥子 ◆New Mini Album『ヒロインにはなれなくて』 2021年6月9日発売 初回限定盤 BZCS-91191 ¥5,000(tax in) 通常盤 BZCS-1191 ¥2,500(tax in) <収録曲> 1.「 愛しい人、赤い糸 」 2.「 好きが残った 」 3.「 君の街まで 」 4.「 好きでごめん 」 5.「 ヒロイン 」 6.「 今日も君でした 」 7.「 幸せ 」

    2021/06/10

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    【キタニタツヤ】映画『でっちあげ ~殺人教師と呼ばれた男』主題歌「なくしもの」歌詞公開中!!
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  • ときはなて! / はしメロ
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