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  • 家入レオ
    自分を守らず開いていくこと。
    自分を守らず開いていくこと。

    家入レオ

    自分を守らず開いていくこと。

     2023年2月15日に“家入レオ”が4年ぶりのニューアルバム『Naked』をリリースしました。2022年に配信リリースされた「レモンソーダ」「Pain」「かわいい人」の他、新曲を含む全12曲が収録。全収録曲のソングライティングに家入本人が携わっております。    さて、今日のうたコラムでは、そんな最新作を放った“家入レオ”による歌詞エッセイを3週連続でお届け!今回は第2弾です。綴っていただいたのは、今作の収録曲「 Pain 」にまつわるお話。改めてデビュー曲「サブリナ」で学んだことに立ち返り、自分に真正面から挑んで作ったこの曲。ぜひ歌詞と併せてエッセイを受け取ってください。  さらに、今回も第1弾に引き続き“音声版”がございます。家入レオの言葉を本人の朗読でもお楽しみください。 小さい頃から歌うのが好きだった私が、曲を作り始めたのは13才の時。中高大まであるエスカレーター式の女子校に通っていた。そのシステムを理解した上で受験したはずなのに、入学したある日の朝、10年間同じ場所に通い続けること、人間関係に躓いてしまったら10年間友達がいないことに呆然とした。人とぶつかるのが怖くて表面的な会話しかできなくなり、本当の気持ちはノートに綴った。心を言葉にすることで自分を癒し、発見した。   デビュー曲の「サブリナ」も福岡で本当の愛が欲しい、と思って作った。なんでもないみたいに笑いながら1人に怯えて生きているのは自分だけだと思っていたけど、東京に来て貰った手紙やメールを読みながら、似たような気持ちを抱え生きている人がいることに驚いた。   その気持ちに、応援してくれている人に、応えたい。気負い過ぎもあって、少しずつ音楽が自分自身の心を発見する場所ではなくなっていった。苦しかった。だけど、それを口にしたら最後な気がして。でも無かったことにしようとすればするほど、その想いは赤く醜く膨らみ、冷静を奪った。   もう無理かもなーと思ったその時に、そうだ、だから私には音楽が必要なんじゃんと思った。起源を辿り出すと果てしない。忘れたい。忘れられない。誰も悪くないとか言わせない。自分だって悪い。そんな複雑に絡まり合う現実と感情のうねりのままに作った「Pain」。   確かに無理してた時期もあった。空回りしたことも、失敗したことも。でも届けたい、という気持ちに嘘はなかった。それに無理してでも応えたかった想いや人が人生の中にあることはとても幸せなことだと思う。そうやって人は強くなる。音楽活動は曲を作って、ツアーを回ることだけじゃない。生きることの矛盾や憤りの中で足掻き、それで諦めずに足を進めるってことが音楽なんだ、と気づいた。   「Pain」をリリースすることは正直怖かった。だけど「サブリナ」は、誰かの気持ちに寄り添いたい、なんて余裕はなくて、自分の心と真正面から向き合って書いた曲で。でもそれが結果的に、私と同じような気持ちで生きている人の心に確かに刺さった。誰かを大事にする。それは、まず自分を大事にすることなんだ、と私は学んだ。   自分に真正面から挑んで作った「Pain」。自分を守らず開いていくこと。それが最後には、会ったこともない誰かの心の叫びと本当の意味での繋がりを生み出してくれると思ったから。それに賭けてみようと思った。私は「Pain」をリリースした夜、ファンの人が「おかえり」と言ってくれたことを絶対に忘れないと思う。   大切なものに出会って、自分の弱さを知って、それを繰り返しながら強くなっていく。暗闇から見た一筋の光。私が裸の心で紡ぎ歌ったニューアルバム『Naked』。 <家入レオ> ◆紹介曲「 Pain 」 作詞:家入レオ 作曲:新井弘毅  ◆7th Album『Naked』 2023年2月15日発売 【初回限定盤A:CD +DVD】 VIZL-2146 ¥5,500(税込) 【初回限定盤B:CD+DVD】 VIZL-2147 ¥4,620(税込) 【通常盤:CD】 VICL-65773 ¥3,300(税込) 【ビクターオンラインストア限定盤:CD】 NZS-905 ¥4,180(税込)    <収録曲> 1. Winter 2. 悩みたいだけ 3. レモンソーダ 4. I don't like you 5. 奇跡が足りない 6. 嘘つき 7. Pain 8. Hikari 9. 愛は鎖じゃない 10. 君に未練はないけど、恋に未練がある 11. かわいい人 12. Boyfriend 配信サービス一覧: https://jvcmusic.lnk.to/leo_Naked

    2023/02/22

  • センチミリメンタル
    最高の愛の言葉。
    最高の愛の言葉。

    センチミリメンタル

    最高の愛の言葉。

     2023年2月5日、様々なアーティストへの楽曲提供でも知られる温詞(あつし)のソロプロジェクト“センチミリメンタル”の新曲「ひとりごと」が配信スタート!今作はドラマ『ひともんちゃくなら喜んで!』の主題歌として書き下ろした楽曲となっております。    さて、今日のうたコラムではそんな最新作を放った“センチミリメンタル”の温詞による歌詞エッセイをお届け!今回はその第2弾です。 第1弾 では新曲「 ひとりごと 」の制作過程を綴っていただきましたが、今回はさらにワンフレーズずつをピックアップしながら、歌詞に込めた想いを明かしてくださいました。今作と併せて、エッセイをお楽しみください。 前回のコラムで、「ひとりごと」という楽曲を作るに至るまでの過程などをお話しさせていただいたので、今回は実際に歌詞について触れていきたいと思う。     どれもこれもきっと君に 出会うためだったんだ そういうことに出来そうな気がしてるよ これを幸せと呼ぶのかな   幸せとは一体なんなのか、というのはよく議論される話題だけれど、自分なりに考えてみようと思った。   バタフライエフェクトという言葉がある。 非常に小さな出来事が、最終的に予想もしていなかったような大きな出来事につながることを意味する言葉である。   人生にはいろんなことがあって、胸のつぶれそうな痛みを伴う別れや、仕事や対人関係での苦悩、はたまた小さいことで言えばタンスの角に小指をぶつけただとか醤油を服にこぼしただとか、様々な種類の悲劇がある。   でも、それらも全て“君に出会うために必要不可欠なことだった”と思えるような大切な誰かに巡り会えることが「幸せ」なのかもしれないな、というひとつの結論に辿り着き、この歌は歩みを始めた。     何もかも上手くいかない 真っ黒な日々でも 君の煌めきを見逃さないためだとしたら 意外と悪くないかな   星や月の小さく優しい光は暗闇の中でしか見つけられないように、心に影を落とす出来事たちは、君の煌めきをちゃんと見つけられるための背景なのだと考えていけたらいいなという思いで書いた。     La La La La... おんなじ想いを分け合えたらいいのに La La La La... こころは聞こえないんだな   そんな自分の想いが、大切な誰かにとっても同じものであったらいいのに、心の中の本音というのは、覗いたり盗み聞きしたりできないものだ。     だから いつの日も 思ってること "愛してるよ" まだ照れくさい ひとりごと 口喧嘩さえも好きだよ その声に僕の声が重なるから   すれ違う時があるのも、 出会って、一緒にいて、向き合っているからこそ。     抱きしめていいかな 僕のすべてで 守らせてよ 君の生きる未来ごと たぶん来世でも好きだよ そういう気持ちなんだよ 覚えといてよ   言葉は万能ではないから「愛してる」や「好き」だけではきっと伝えきれない想いがあって、それを自分なりの言葉で表現したものにサビの最後の締めくくりを任せたいと思った。   正直、僕は来世が存在するとかしないだとか、自分の中での結論は現状まだない。 それでも、もし生まれ変わって新たな命を生きる時が来たとして、その時にも、もう一度出会いたいな、と思えるような気持ちって、最高の愛の言葉なのかもしれない。 そう思い、このフレーズでサビを締めくくることにした。     誰も彼も抱いている 人間のほつれを やさしく包んであげられる あたたかさを 君に教わったんだよ   自分の足りないところを受け入れてもらえたり、逆に相手の足りないところを受け止めるという経験をしたり、体験を重ねていくことで、少しずつ人は優しくなれるような気がする。     La La La La... おんなじ日々を生きていられますように La La La La... 奇跡的な当たり前をしよう   大切な人と連絡を取ったり、顔を合わせたり、生活をしたり。 そんな奇跡的なことを“当たり前”にできるということがどんなに幸せなことなのかを忘れないでいたいし、聴くたびにその気付きをくれる楽曲にしたいと思い、この歌詞を書いた。     子どもみたいな顔して 寝息たてる君を 見つめ気付いた 生命の意味を 数えきれぬほどの 死にたいワケなんかは たったひとつで消えるんだな   センチミリメンタルには「死んでしまいたい、」という楽曲があるのだが、その楽曲のテーマにもなっているように、僕らは「死にたい」という言葉に「もっと上手に生きたい」という矛盾した願いを乗せてきた。   しかし言葉が持つパワーは凄まじく、徐々に「もっと上手に生きたい」という本質よりも「死にたい」という考えばかりに支配されてしまったりする。なぜなら、そういった感情に出くわす場面は、大小はあれど数え出したらキリがないからだ。   それでも、生きるべき理由がたったひとつでもあれば、僕らは踏みとどまることができる。「死にたい」のではなくて「生きたい」のだと力強く気付かせてくれる。 だからこそ、そのたったひとつに巡り合うということは、何にも代え難い、素晴らしいことだ。 人生は、そのたったひとつを探し、やがて巡り合い、寄り添い大切にし合っていくためにあるのだと思う。   そして。   だから いつの日も 思ってること "愛してるよ" 君にだけの ひとりごと       苦楽も共に 刻んでいこう その声に僕の声で答えていくよ 抱きしめているから 僕のすべてで 守っていくよ 君と生きる未来ごと たぶん来世でもふたりだよ そういう気持ちなんだよ 覚えといてよ     …随分長くなってしまったけれど、 今一度歌詞を全部並べ、ひとつひとつ振り返ることで自分としても改めてこの曲に込めた想いに気付くことができた気がする。   「ひとりごと」。 あなたは、この歌を聴きながら、そしてこのコラムを読みながら、誰のことを思い浮かべるんだろう。 そんなことを考えながら、僕はこの文章を書き終えることにする。 また次回。 <センチミリメンタル・温詞> ◆紹介曲「 ひとりごと 」 作詞:温詞 作曲:温詞

    2023/02/21

  • a flood of circle
    「引越し蕎麦」という言葉。
    「引越し蕎麦」という言葉。

    a flood of circle

    「引越し蕎麦」という言葉。

     2023年2月15日に“a flood of circle”がニューアルバム『花降る空に不滅の歌を』をリリースしました。ジャケットは、世界的に活躍している画家・奈良美智によるデザイン。これまでも佐々木亮介(Vo.Gt.)が愛用するギターにイラストを描いてもらうなど親交があり、今回は佐々木本人の熱烈なオファーにより実現。そして楽曲は、昨年リリースされた「花火を見に行こう」「Party Monster Bop」を含む全10曲が収録されております。    さて、今日のうたコラムでは、そんな最新作を放った“a flood of circle”の佐々木亮介による歌詞エッセイをお届け。綴っていただいたのは、今作の収録曲「 くたばれマイダーリン 」にまつわるお話です。この曲に描かれた<引越し蕎麦>という言葉。彼がこのワードを“おもしろい”と思った理由は…。たったひとつの言葉からも見えてくる歌詞へのこだわりをお楽しみください…! 僕は「くたばれマイダーリン」という曲の歌詞に「引越し蕎麦」という言葉を入れた。   直感的に面白いと思ったからだ。 つまらないよりは面白い方が好きだからだ。 その自分の直感がなんなのかほんの少しだけ解きほぐしてみると、以下のようなことだと思う。   まず「引越し」と書くだけでもう、そこに物語や感情が立ち上がって来る。 子供の頃から引越しが多かった自分にとって、それは非常にドライな行いであるという認識がある。   良くも悪くも思い出が沢山あった部屋が短い期間で無機的な空間にされてしまうし、何となく捨てられないでいた品も荷造りの過程では合理性に負けてしまい「もう要らないじゃん」と気づかれ処分されてしまうし、環境や人間関係が総取っ替えになることも確定条件だし。海を越えるような引越しでは特に。   もう2度と会わないだろう人や触れないだろう物の多さに寂しくなる、というか大袈裟に書けばそこには絶望的な断絶を感じたりもするのである。 心は当然、水道や電気を止めて引越し先での契約を新たにする、みたいにはっきりと切り替えることが出来ない。   引っ越す前の記憶/引越しの準備の動作/引越しの移動中の景色/引越し後の空虚さ、期待とか不安とか一言で区切れない心情、段ボールでもガムテープでも何でも良い、無限に詩性が宿りそうなポイントが見つかる。 引越し。 なんとエモエモのエモな行為なんだろう。   だからこそ歌詞を書く時に「引越し」という言葉を単体で使うのは避けた。 つまらないと思ったからだ。   「引越し蕎麦」がアリだと思ったのは、それが引越しにまつわるイベントの中でもトップ・オブ・謎の儀式だからだと思う。 食べる意味もタイミングも分からない。 グーグルなんかで調べれば伝統的に正しい意味やタイミングはすぐに分かると思うが、自分にとってはその謎の部分が大事だった。   この歌の登場人物は引越しに際して迷いの中にいて、つい現実逃避的になっている。 人間関係や人生そのものの大きな分岐点に立っているというのに、口に出せない本音を持て余して、ついどうでも良いはずの引越し蕎麦について考えてしまう。   僕は、例えば大学の入学試験を受けている時にも、ペンを持って試験用紙に向かい真面目な顔をしながら、メシのことやエロいことを考えていた。 本能的な欲求が満たされる妄想をすることでプレッシャーから逃げようとしていたんだと思う。 ただ無為に時間を過ごすだけだと知りながら。 1人称の歌詞ではないのに肝心なところで「引越し蕎麦」が召喚されたのは、そういう自分の性質の発露だろう。   歌詞に食べものを入れることによって技術的な効果が生じるとも言える。 味、香り、見た目、感触を想起させるということ。 さらに、文脈はもちろん、歌い方やコードやリズムなどの音楽的な要素が蕎麦のニュアンスを伝えることもあるかも知れない。 限定はしないが、この人の盛り付け方は粗そうだなとか、海苔は切るとしても手で適当に千切られていそうだとか、蕎麦は結構ぶよぶよと伸びていそうだとか。   自分は普段革ジャンを着て「ロックンロール」だの「オーイェー」だの「オーライ」だの「ベイビー」だのを真顔で怒鳴り散らすような演奏をしているので、非常にステレオタイプなロックのミュージシャンの人という感じなのだが、それは好きでやっているし気持ちが良いんだから仕方がないとしても、ステレオタイプだからこそ逆張りを意識することは多い。   引越し蕎麦は、おそらくロック・ミュージックに登場してこなかったか、少なくともビールとかウイスキーとかドーナツとかよりは登場回数が少ないはずだし、そこに自分はチャーミングさを感じる。 何かに影響を受けて、スタイルを持つのは悪いことじゃないはずだ。 でもそこで止めない。 抵抗する。 逆張りを散りばめてみる。 変でも歪でも自分のスタイルが出来ていく気もする。 その方が面白い。   歌詞を書くのは面倒で、面白い。 面白い言葉を探すことは面白い生き方を探すことに似ている気もする。 生きていくのは面倒で、たまに面白い。 昨日までナシだった言葉をアリに転換する。 それはほとんど、クソみたいな役立たずの自分が好転していく可能性に賭ける行為とも言える。   僕は「くたばれマイダーリン」という曲の歌詞に「引越し蕎麦」という言葉を入れた。   <a flood of circle・佐々木亮介> ◆紹介曲「 くたばれマイダーリン 」 作詞:佐々木亮介 作曲:佐々木亮介 ◆ニューアルバム『花降る空に不滅の歌を』 2023年2月15日発売   <収録曲> 01. 月夜の道を俺が行く 02. バードヘッドブルース 03. くたばれマイダーリン 04. 如何様師のバラード 05. 本気で生きているのなら 06. カメラソング 07. 花降る空に不滅の歌を 08. GOOD LUCK MY FRIEND 09. Party Monster Bop 10. 花火を見に行こう

    2023/02/20

  • ももすももす
    近づくとほんのり花の香りがした。
    近づくとほんのり花の香りがした。

    ももすももす

    近づくとほんのり花の香りがした。

     2023年2月15日に“ももすももす”がニューシングル「エソア」をリリース!タイトル曲は、TVアニメ『魔王学院の不適合者 Ⅱ ~史上最強の魔王の始祖、転生して子孫たちの学校へ通う~』のエンディングテーマに決定しており、アニメの壮大な世界観に寄せて書き下ろされた、ドラマチックに駆け抜けるロックナンバーとなっております。また、今作にはカップリング曲として「宵待花」と「犬飼いたい」が収録。    さて、今日のうたコラムでは“ももすももす”による歌詞エッセイを3週連続でお届け。今回は第2弾です。綴っていただいたのは、今作のカップリング曲「 宵待花 」にまつわるお話。今は報われなくても、いつかは心から愛してほしい…。そんな恋をしているあなたへ。この歌詞とエッセイを受け取ってください。 深夜の飲食店。   何杯目かのハイボール。   一緒に見た映画はあんまり面白くなかったけれど、面白かったふりをして、語り合う感想。       出来るだけ長い時間一緒にいたかった。   近づくとほんのり花の香りがした。       でも本当は気付いていた。   あなたには他に好きな人がいる。       終電がなくなるまで笑い合ったあとは、いつもタクシーで送ってくれた。   私のコートは白かった。   可愛いねって褒められて嬉しかった。       家に帰って猫を抱きしめた。   私の思いは迷子になって、拾われずに消えた。   そんな夢を見た朝、思った。       私早く最後の恋がしたい。       ズババババババババババババババババ!       ズキューーーーーーーーーーーーーン!       この間レコーディング中に、ももすちゃんは男の子っぽいから彼女を作った方がいいと言われました。彼女になりたい人いますか? <ももすももす> ◆紹介曲「 宵待花 」 作詞:ももすももす 作曲:ももすももす ◆New Single「エソア」 2023年2月15日発売   <収録曲>   01.エソア 02.宵待花 03.犬飼いたい 04.エソア (Karaoke) 05.宵待花 (Karaoke) 06.犬飼いたい (Karaoke) 07.エソア (TV Edit)

    2023/02/17

  • オレンジスパイニクラブ
    あの日書いた歌の誰か。
    あの日書いた歌の誰か。

    オレンジスパイニクラブ

    あの日書いた歌の誰か。

     2023年2月8日に“オレンジスパイニクラブ”が新曲「パピコ」をリリースしました。同曲は、メンバーのスズキナオト(gt/cho)が作詞作曲を手掛け、2つに分けて食べるパピコになぞらえて男女の淡い恋愛模様を表した楽曲。MVは過去に「ガマズミ」でも監督を手掛けた倉本雷大氏が監督し、画面を2分割させ、左右の画面で男女2人の物語を描いた印象的な作品となっております。    さて、今日のうたコラムでは、そんな最新作を放った“オレンジスパイニクラブ”のスズキナオトによる歌詞エッセイをお届け! 歌詞には実体験を書かないという彼。自分で物語や主人公を紡ぐものの、その結末や心境についてうまく答えられない理由とは…。ぜひ今作「 パピコ 」の歌詞と併せて、エッセイをお楽しみください! 僕は実体験の曲を書かない。 だから「あの歌詞ってどういう意味なんですか?」とか「あの曲の最後ってどうなったんですか?」とか、歌詞について聞かれる事が多い。   その時は気分で「こういう意味だよ」とか「あれはハッピーエンドなんだよ」みたいに、割とテキトーに? テキトーって事もないけど、自分でも納得いかないまま答えてて、なんでこんなに自分でも分からないのかずっと不思議だったんだけど、最近そのモヤモヤの正体が分かった。気がする。     僕の曲に出てくる彼や彼女は、想像上の人ではなく、この日本のどこかに本当に存在していて、今も普通に生活をしている気がするから、他人である僕には彼らの心境や結末を上手く答えられないんだと。   頭おかしいって思いますか? 僕は思います。我ながらどうかしてるって。   でも本当にそんな気がするんですよね。   今回の新曲「パピコ」も、ある時は別れの歌ですと言ってみたり、2人は別れてません、やら支離滅裂な言動を繰り返してしまった。   そりゃ、まあ今思うと仕方ない。 だって分からないから。   分からないけど、彼らはなんとなく元気にやってるんだろうなとは思う。   欠伸しいしいバイトしたり、昼下がりスーパーで買い物したり、たまに焼き鳥屋で飲んじゃったり、二日酔いで寝坊しちゃったりしながら、よろしくやってるんじゃないかな。   多分、笹塚あたりで。   知らないけど。 今も2人でいるのか、もう1人なのかはさておき。   とりあえず何が言いたいかというと 昨日同じ車両にいた誰かが 今日道ですれ違った誰かが 明日話しをするかも知れない誰かが あの日書いた歌の誰かだと考えるととっても素敵だよねって事。   そんでもって、それが一生分からない、答えの合わせようの無いって事もロマンだなって思うって事。   なんか難しくて自分でもよくわからなくなってしまった。   ひとつ言える事は、これからも知らない誰かの事を歌っていくんだろうなあ。って思った。 パピコという曲を書き終えて改めて。   彼らは今日の月もみているんだろうね。 とりあえずみんな元気に過ごしマショー。   シェアハピ! <オレンジスパイニクラブ・スズキナオト> ◆紹介曲「 パピコ 」 作詞:スズキナオト 作曲:スズキナオト 

    2023/02/16

  • 家入レオ
    この闇から一筋の光を見つけるまでの物語。
    この闇から一筋の光を見つけるまでの物語。

    家入レオ

    この闇から一筋の光を見つけるまでの物語。

     2023年2月15日に“家入レオ”が4年ぶりのニューアルバム『Naked』をリリースしました。2022年に配信リリースされた「レモンソーダ」「Pain」「かわいい人」の他、新曲を含む全12曲が収録。全収録曲のソングライティングに家入本人が携わっております。    さて、今日のうたコラムでは、そんな最新作を放った“家入レオ”による歌詞エッセイを3週連続でお届け!今回は第1弾です。今作『Naked』をリリースした今、ここにたどり着くまでの4年間の想いを綴ってくださいました。    さらに、今日のうたコラムの“音声版”が本日からスタート! 記念すべき初回となります。家入レオの言葉を本人の“朗読”でもお楽しみください。 2023年2月15日。デビュー11周年を迎えた今日、私はニューアルバム『Naked』を約4年ぶりにリリースした。   ただの偶然だよ、と誰かに笑われても、私は今爽やかにこれは運命だと言い切りたい。だって、運命だと思った方が人生にドラマティックに挑めるから。嬉しいハプニングに私を連れて行ってあげられるのは、他の誰でもない私自身だから。推進力は鮮やかであればあるほど良い。閃光は悲しみと怒り、愛と幸福、そして楽しい勘違いで作られている。   4年…人生という大きな場所からその月日を見つめたら決して長くはない、取るに足らない一瞬の出来事なのかもしれない。それでも20代に入ってからの私は今振り返ると、ずっと迷い続けていたし、特にこの4年は果てしがなかった。全てから逃げたかったし、周囲の人とも上手くいかない。何から手を付ければいいのか分からなくて、私は一体どこで間違えたんだろう? とか、お母さんのお腹の中に戻りたいなとか、そんなことばかり考えていた。   そんな人生の冬の時期を曲にした「Winter」からはじまるニューアルバム。   社会でいくら自分を否定されても、せめてあなたの前でだけは強くありたいと笑っていたはずの自分が、いつの間にか上手に社会の中に溶け込み、あなたの前でしか弱さを曝け出せなくなっていたこと。そんな生き方が嫌で、嫌だと思う分だけ自分を誤魔化していたあの頃。澄んだ瞳のあなたに見つめられた時の、赤い恥ずかしさともう真っ白な自分には戻れないんだという恐怖。気づいたら、あなたを穢してしまっていた夜。乗り越えられない喪失、やりきれない後悔。「あなた」を失うことで、「獣になった僕」は再び人の心を取り戻すことができた痛みを綴った1曲。   「悩みたいだけ」も散々迷った私自身の20代を象徴する1曲。結婚、出産、仕事、転職、終わりの見えないコロナ。人生を決定し新しいフェーズへと進む同世代の背中。地下鉄の窓に映る自分がまるで他人みたいに思える。考えても何も変わらない。今ここにないものが未来にあるはずないのも知ってる。知っていても悩むことをやめられない。止められない。そんな仄暗さと皮肉と渇望のコントラストを楽しんでもらいたい1曲。   この闇から一筋の光を見つけるまでの物語。ニューアルバム『Naked』。 <家入レオ> ◆7th Album『Naked』 2023年2月15日発売 【初回限定盤A:CD +DVD】 VIZL-2146 ¥5,500(税込) 【初回限定盤B:CD+DVD】 VIZL-2147 ¥4,620(税込) 【通常盤:CD】 VICL-65773 ¥3,300(税込) 【ビクターオンラインストア限定盤:CD】 NZS-905 ¥4,180(税込)    <収録曲> 1. Winter 2. 悩みたいだけ 3. レモンソーダ 4. I don't like you 5. 奇跡が足りない 6. 嘘つき 7. Pain 8. Hikari 9. 愛は鎖じゃない 10. 君に未練はないけど、恋に未練がある 11. かわいい人 12. Boyfriend 配信サービス一覧: https://jvcmusic.lnk.to/leo_Naked 

    2023/02/15

  • ゴホウビ
    言葉にならない想いはキスにこめて。
    言葉にならない想いはキスにこめて。

    ゴホウビ

    言葉にならない想いはキスにこめて。

     男女混声豆腐メンタル4人組バンド“ゴホウビ”が、2023年2月8日に新曲「kissしよ」をデジタルリリースしました。白雪姫がモチーフとなっている今作。主人公の王子様が、姫に対して強がってしまい、「ごめんね」が言えず、もっとも伝えたい「アイラブユー」をなかなか伝えられないという、カップルにありがちな何気ない日常が描かれております。おとぎ話だけではない、現代人の心にも刺さるバレンタインソング…!    さて、今日のうたコラムでは、そんな最新作を放った“ゴホウビ”のスージーによる歌詞エッセイを3ヶ月連続でお届け!今回は第1弾です。綴っていただいたのは、新曲「 kissしよ 」にまつわるお話。学生時代のバレンタインのちょっと切ない思い出とは…。好きなひとへの言葉にできない想いをたくさん抱えているあなたへ。この曲とエッセイを受け取ってください…! 2月。節分にバレンタインに、コンビニもスーパーマーケットも品出しや模様替えに忙しい季節。“ほえー、まぁ関係ない…か”などと思いつつも、チョコレートフェアなんてやってると思わず買ってしまう。ええ、自分のおやつに。   学生時代、私は好きな人にブラウニーを手作りして渡したことがあります。その場で開けて食べてくれたので、恥ずかしそうに「どう?」と聞いてみました。当然のように「おいしいよ。」と、返ってくると思っていましたから。でもその人の答えは「うん!普通!」。   うん、絶句。   世の、手作りチョコレートをもらった者たちよ、お世辞でもいいから「おいしい」と言え。材料を買い、不器用な手つきでチョコを刻み、時に失敗して半べそでイチから作り直すなんてことも…。不慣れなお菓子作り、あなたを想ってがんばった、その時間ごとどうか抱きしめて。そして傷ついたオトメ心に幸あれ。切なる願い。     …そんな記憶を思い出すこのビタースイートシーズンに、私たちゴホウビは「kissしよ」という、一見とんでもなくリア充(死語?)なタイトルの楽曲をリリースしました。   しかしこの曲の歌詞は<悲しい夢を見たよ 君がいなくなる夢>から始まり、主人公はちょっとヘタレな“王子様”。<世界で一番彼女にふさわしい人は誰>と、おとぎ話“白雪姫”に登場する王妃のように、鏡に問うてしまう始末。   もし私がこの主人公の友人だったら「もっと胸張れよ、素直になれよ」と思わず言ってしまうかもしれません。   でも、自分の過去を思い返したとき、好きな人に対して、常に意地を張らず自分の想いを言葉にできていたかな、自信満々でいられたかな、と考えると…とてもじゃないけどYESとは言えない。   「君といると強くなる」とか、「恋をするとキレイになる」とかよく聞くけど、どうですか? 本当にそうですか?   私はいつも真逆で、“君”といると弱くなり、恋をすると無様になった。   でも、全力で好きだった。 それだけは嘘じゃない! …と、今更言ったってもう遅い。   現在進行形で大切なパートナーがいる人はどうか、今が思い出なんかにならぬよう。   ヤキモチも不安も、情けない自分も楽しげなサウンドに乗せれば、ほらこんなにかわいい歌になる。   “ベイビーアイラブユー アイラブユーのkissしよ”   言葉にならない想いはキスにこめて。     そしてヒトリの人は、ゴホウビと踊りましょうよ。ほら、こっちにおいで。 <ゴホウビ・スージー> ◆紹介曲「 kissしよ 」 作詞:スージー・cody・405 作曲:スージー 配信先: https://lnk.to/kissshiyo ◆#バレンタインにkissしよ キャンペーン! TikTokで #バレンタインにkissしよ をつけて 動画を投稿、シェアツイートした全員に 「kissしよオリジナルヘッダー」をプレゼント! さらに抽選で5名様に 「直筆サイン入りオリジナルステッカー」をプレゼント! 詳しくはコチラ: http://gohobi.site/news/news03.html 

    2023/02/14

  • Hakubi
    君が言うようにこの世界は
    君が言うようにこの世界は

    Hakubi

    君が言うようにこの世界は

     2023年3月15日に“Hakubi”がニューアルバム『Eye』をリリース!2枚目のフルアルバムとなる今作は、新作RPG『メメントモリ』キャラクターテーマソングとして書き下ろされた「Twilight」、ピッコマTVCMソングに起用された「あいたがい」、ドラマ『青春シンデレラ』主題歌に起用された「君が言うようにこの世界は」、今年1月から放送のTVアニメ『ノケモノたちの夜』エンディングテーマ「Rewrite」を含む全10曲を収録。    さて、今日のうたコラムでは、そんな“Hakubi”の片桐(Vo/Gt.)による歌詞エッセイを3ヶ月連続でお届け!今回は第2弾です。綴っていただいたのは、今作の収録曲「 君が言うようにこの世界は 」にまつわるお話。何もかもがうまくいかない。どうにかしようとすればするほど空まわる。負のループに陥ってしまっているあなたへ。この曲とエッセイを受け取ってください。 3ヶ月連続エッセイを書かせてもらっています。 Hakubi vo.&gt.片桐です。   いよいよ2nd Full Album『Eye』 リリースまで1ヶ月となりました。 2021年のクリスマスのあたりに 「Twilight」のレコーディングを終えてから、 一年かけて全収録曲を完成させていきました。   曲ができる歓喜も苦悩もたっぷりつまった、 密度の濃い日々だったなと。 もちろん苦悩の方が数十倍多いのだけれど、 良い制作期間を過ごせたと思います。   春にツアー、夏に京都藝劇、 秋には最大キャパシティのワンマン。 「制作期間」とは… と思うような一年間を過ごしてきたことで、 あゆみを止めず進み続けている姿を見てもらえてきたんだと。 その中でたくさんの感情が生まれたからこそ、 このアルバムが作りきれたのではないかと思います。   今回は、そんな2nd Full Album『Eye』から、 「君がいうようにこの世界は」についてのお話です。     ―君が言うようにこの世界は―     明け方の空に、 ためいきが白くなって消えた。   雨宿りをするだけでは、 冷たくなった体をどうすることもできない。     何もかもがうまくいかない。 歯車がどこで狂ってしまったのか。 それすらもわからなくて、 どうにかしようと働いた全てが さらにその狂いを助長させているようだ。   いつもと同じ駅の風景がそんな私から、 他人のように目を逸らしているみたいだった。   誰もいない揺れる車両。 迷わず進めるような人生のレールなんて どこにもないんだろう。 人生は環状線のように いつまでも同じところをぐるぐる回ることの繰り返しなのだろう。   そんなことばかりを考えていたら、 降りる駅をとっくに過ぎていた。     どうしようもないな、わたしは。     窓の外はもうすっかり朝だ。     名前も知らない、 誰もいない、小さな駅に着く。   冷たい空気が頬を掠めるのと同時に、 眩い光が降り注いだ。   とても、綺麗だと思った。   鉄の軋む音を立てて、 電車はわたしを置いて走り出した。     吐く息が白くなるのは、 わたしにちゃんと温度があるかららしい。     <Hakubi・片桐> ◆紹介曲「 君が言うようにこの世界は 」 作詞:片桐 作曲:Hakubi ◆ニューアルバム『Eye』 2023年3月15日発売 初回限定盤[CD+DVD] PCCA-06178 ¥4,000(税込) 通常盤[CD ONLY] PCCA-06179 ¥3,000(税込) ◆ライブ情報 ●Hakubi one-man tour 2023 -Eye to Eye- 2023年4月1日(土) 福岡 LIVEHOUSE CB(17時30分開場/18時開演) 2023年4月2日(日) 岡山YEBISU YA PRO(17時30分開場/18時開演) 2023年4月7日(金) 名古屋ELL(18時30分開場/19時開演) 2023年4月8日(土) 金沢vanvanV4(17時30分開場/18時開演) 2023年4月15日(土) 札幌BESSIE HALL(17時30分開場/18時開演) 2023年4月23日(日) 仙台MACANA(17時30分開場/18時開演) 2023年4月27日(木) 大阪 BIGCAT(18時15分開場/19時開演) 2023年4月30日(日) 東京LINE CUBE SHIBUYA(17時開場/18時開演)   ▼チケットご予約はこちら https://w.pia.jp/t/hakubi/

    2023/02/13

  • ももすももす
    素直に酸素を吸える人間になりたい。
    素直に酸素を吸える人間になりたい。

    ももすももす

    素直に酸素を吸える人間になりたい。

     2023年2月15日に“ももすももす”がニューシングル「エソア」をリリース!タイトル曲は、TVアニメ『魔王学院の不適合者 Ⅱ ~史上最強の魔王の始祖、転生して子孫たちの学校へ通う~』のエンディングテーマに決定しており、アニメの壮大な世界観に寄せて書き下ろされた、ドラマチックに駆け抜けるロックナンバーとなっております。また、今作にはカップリング曲として「宵待花」と「犬飼いたい」が収録。    さて、今日のうたコラムでは、そんな最新作を放った“ももすももす”による歌詞エッセイを3週連続でお届け。今回は第1弾です。綴っていただいたのは、新曲「 エソア 」にまつわるお話。なぜ音楽を続けるのか、なぜ生き続けるのか、その想いを明かしてくださいました。今、孤独で生きにくいあなたへ。この歌詞とエッセイが届きますように。 私は子供の頃からずっと、自分で自分の命を何度も絶とうとしている人間だった。   小学生で遺書を書いていたくらい、生きているということが辛かった。   私の人生には強風が吹いていて、いつも予期せぬ不幸や悲しみが襲ってくるけれど、本当に死のうとした時、私はまだ孤独になれなかった。   音楽は辞められない。音楽だけが、私を私でいさせてくれる。   どんなに周りに止められても、私がぼろぼろと崩れてなくなってしまう事が怖い私は、曲を書き、少しの食事をして、毎晩布団に潜りこむ。   時々海へ行く。 海では強い風が吹いていて、波は寄せて返し、水面は煌めいている。   そしていつも考え事をする。   孤独は自由で、自由は孤独であることを、深く思い知る。   そんな世界でも、いつかは必ず終わりが来る。   だから今は強く生きたいと思う。   好きな人が死んでしまうということは、とても悲しい。それは恋人でも、友達でも関係なく、とても悲しい。   親愛なる周囲の人を悲しませないためにも、素直に酸素を吸える人間になりたい。   そんな想いを込めて書いた曲が「エソア」である。   この曲を聴いて、少しでも救われる人がいたらいいなと思う。   だからこれからもどうか私と一緒に生きて欲しい。   私があなたを守るから。 <ももすももす> ◆紹介曲「 エソア 」 作詞:ももすももす 作曲:ももすももす ◆New Single「エソア」 2023年2月15日発売   <収録曲>   01.エソア 02.宵待花 03.犬飼いたい 04.エソア (Karaoke) 05.宵待花 (Karaoke) 06.犬飼いたい (Karaoke) 07.エソア (TV Edit)

    2023/02/10

  • moon drop
    それでも俺はラブソングを歌いたい。
    それでも俺はラブソングを歌いたい。

    moon drop

    それでも俺はラブソングを歌いたい。

     2023年1月25日に“moon drop”が2nd Full Album『僕の唄で君に永遠を』を配信リリースしました。さらに3月22日にはCDリリースすることも決定。結成から約9年間、まっすぐにラブソングだけを歌い続けてきた彼ら。今作も相も変わらずラブソングだけを詰め込んだ全11曲のアルバム作品となっております。    さて、今日のうたコラムでは、そんな最新作を放った“moon drop”の浜口飛雄也(Vo.)による歌詞エッセイを3ヶ月連続でお届け!今回は第2弾です。綴っていただいたのは、今作の収録曲「 オールドルーキー 」にまつわるお話。なぜ、moon dropは“愛だの恋だのラブソングだけを歌い続けるバンド”で在るのか。その根本にある想いを明かしてくださいました。歌詞と併せて、このエッセイを受け取ってください。   まだライブハウスに出て間もない頃 まだ右も左も分からなかった頃のこと 地元三重のライブハウスでの先輩のライブ 丁度同じ時期にバンドを始めた同い年のライブ 色んな偶然が重なって 心打たれてしまった   三重のライブハウスのドアあけて そして名古屋の、東京の、 色々なライブハウスのドアあけて 一歩ずつやってきた   どうしてラブソングしか歌わないの?って聞かれる 別に他の曲が書けない訳じゃない そういう曲って、勇気もらえるし、背中も押してくれるし本当にかっこいい 愛だの恋だの歌ってるだけじゃって言われたこともある でも、それでも俺はラブソングを歌いたい 孤独な夜も、どうしようもない夜も いつでも俺を救ってくれたのはバンドで ライブハウスで、そしてラブソングだったから   別に満たされたい訳じゃない ずっと何かを追い続けていくんだと思う ライブハウスで観る涙が綺麗だってことを 俺は知ってるから 一生このまま どれだけ歳をとっても どれだけの数悔しい思いをしても ライブハウスに、バンドに、友達に そしてあの娘にも 一生恋していくんだと思う   これは正真正銘一歩ずつ歩いてきた ライブハウスに向けてのラブソング     - - - - - - - - - - - - - - -     一生恋していたいな 一生ときめいてたい 泣けるほどに生きている 君は美しい   一生恋していたいな 一生ときめいてたい 上手くいかなくて当たり前さ 不安で当たり前さ   だらだらと流れていた 日々を今追い越して 終わらない旅の中で 素直に生きれるかな   一生満たされなくていい 一生追い続けたい 強い必要なんてないさ ただ優しくいたい   ドラマみたいな今日が トラウマみたいな過去が 僕を強くも弱くもしてくれた 誰よりも僕は僕になりたい   例えば 言葉にならないほどの 忘れられないほどの 涙が流れるほどの恋をした君は美しいから   ドラマみたいな今日が トラウマみたいな過去が 幸か不幸か今も頭の中 交互に降りかかるから だからさこんな夜は 投げ出したい今を ちょっと僕に預けてはくれないかい 君の夢が僕の夢だ   一生恋していたいな 一生ときめいてたい 泣けるほどに生きている 君は美しい <moon drop・浜口飛雄也(Vo.)> ◆紹介曲「 オールドルーキー 」 作詞:浜口飛雄也 作曲:浜口飛雄也・坂知哉 ◆2nd Full Album『僕の唄で君に永遠を』 2023年1月25日 Digital Release 2023年3月22日 CD Relaese   <収録曲> 1. 愛の縫目  2. ボーイズアンドガールズ  3. オールドルーキー  4. 君とiらんど。  5. 足りない 6. ふたりぐらし  7. kiiteruno?  8. ex. ボーイフレンド  9. 花  10. タイムマシン  11. アダムとイブ 配信サービス一覧: https://moondrop.lnk.to/bokunouta

    2023/02/09

  • ヤングスキニー
    お前らにはないものが僕にはある。
    お前らにはないものが僕にはある。

    ヤングスキニー

    お前らにはないものが僕にはある。

     2023年2月8日に“ヤングスキニー”がメジャーデビューシングル「らしく」配信リリースしました。周りに馬鹿にされても、後ろ指を差されても、あなたはあなたらしく、僕は僕らしくいることを肯定した応援ソングとなっております。さらに3月15日には、1stフルアルバム『歌にしてしまえば、どんなことでも許されると思っていた』リリース予定!    さて、今日のうたコラムではそんな“ヤングスキニー”のかやゆーによる歌詞エッセイをお届け。綴っていただいたのは、新曲「 らしく 」にまつわるお話です。メジャーデビューを果たした今の想い。音楽を続けていく上での決意を明かしてくださいました。歌詞と併せて、このエッセイを受け取ってください。 僕は、飽き性です。でもそんな僕が、唯一飽きずに続けてこられたものが一つだけあります。それが音楽です。   お久しぶりです。ヤングスキニーVo.Gtかやゆーです。今回も新曲「らしく」の歌詞エッセイを書かせていただけることになりました。本当にありがとうございます。   この曲は、僕が音楽を通して思うようになった事を書き連ねた歌です。2年半前にSNSで急に注目されるようになった僕らですが、それ故に周りの人に散々批判されました。家族には「バンドは現実的じゃないから、もっとちゃんとした大人になりなさい」と言われ、友人には「あいつ大学辞めて、音楽やってるらしい」と馬鹿にされ、SNS上では「あのバンドに似てる」とか「お前らがロックを語るな」と言われ続けてきました。   ただ幸いなことに僕はポジティブ人間なので、なんと言われようと「うるせえよ、お前は曲なんて作れねえんだから、黙っとけ」ってマインドでずっと音楽を続けてきました。“お前らにはないものが僕にはある”のです。嫌いな奴には勝手に言わせておけばいいし、気にする必要なんてないんです。あいつは、あいつだし、あなたは、あなただし、僕は僕なんです。   まあ、あなたも誰かに見下されたり、誰かに馬鹿にされたりしたら、逆に心の中で馬鹿にして見下しちゃえばいいんだよ。心の中だけでね。結局一生懸命やってる奴が1番かっこいいんだよ。あなたにしかないものは必ずあるから、誰になんと言われようとめげないでほしいと思います。   僕たちは、この曲でメジャーデビューをします。別に誰かを救うために書いた歌ではありません。自分を救うために書いた歌です。でもそんな歌でも、誰かを救うことができたら嬉しいです。   そしてこの曲は、ヤングスキニーとしての決意の曲でもあります。もし仮に曲調が変わることがあっても、それでもそれは僕たちの歌いたい歌です。誰になんと言われようと「僕たちは、僕たち“らしく”、その時に歌いたい歌」を歌い続けます。この心はメジャーデビューしても変えるつもりはありませんので、これからもついてきてください。どうぞよろしく。 <ヤングスキニー・かやゆー> ◆紹介曲「 らしく 」 作詞:かやゆー 作曲:かやゆー  配信サービス一覧: https://jvcmusic.lnk.to/ys_Rashiku

    2023/02/08

  • センチミリメンタル
    大切なひとりごと。
    大切なひとりごと。

    センチミリメンタル

    大切なひとりごと。

     2023年2月5日、様々なアーティストへの楽曲提供でも知られる温詞(あつし)のソロプロジェクト“センチミリメンタル”の新曲「ひとりごと」が配信スタート!今作はドラマ『ひともんちゃくなら喜んで!』の主題歌として書き下ろした楽曲となっております。    さて、今日のうたコラムではそんな最新作を放った“センチミリメンタル”の温詞による歌詞エッセイをお届け!今回はその第1弾。綴っていただいたのは、新曲「ひとりごと」にまつわるお話です。主題歌を担当するドラマのタイトルに改めて注目したとき、思い出した出来事。彼にとって、歌とはどんな存在のものなのでしょうか…。ぜひ、歌詞と併せてエッセイをお楽しみください。 初めて、ドラマの主題歌を担当することになった。 それは『ひともんちゃくなら喜んで!』という漫画作品が原作のドラマ。   人事コンサル会社「オフホワイト」女性社員の“人見まもる”が、ブラック企業と名高いアパレルメーカー「ジェットブラック」社長の“佐京紫織”と、協力しながら「ジェットブラック」を改善していく。そして、その過程で深まっていく2人の恋模様も描く…といった内容のラブコメ作品である。   センチミリメンタルは今まで「生と死」や「別れ」などといった、ラブコメ作品とはほど遠い世界観の楽曲を多く歌ってきていたため、果たして僕の音楽で主題歌が務まるのだろうかと少し心配だったが、原作を読み、改めて『ひともんちゃくなら喜んで!』というタイトルに目を向けたとき、ふと思い出す出来事があった。   以前、友人が結婚をすると報告してくれた時に、「今までの恋人の中で1番喧嘩が多い相手だから、結婚したいと思った」と彼は言っていた。僕は喧嘩が苦手で、割と本音を飲み込んで中立を図るタイプだったので、その言葉は意外な物だった。   「どうして喧嘩が多くて、それで結婚したいと思ったの?」と訊いてみると、彼は、「今までは何かすれ違いがあっても、まぁいいやってうやむやで済ませて来ちゃったんだけど、初めてちゃんと相手の発言や考えに対して、真剣に自分の思ったことを伝えたい、そう思える人に出会ったんだよね」と少し照れくさそうに笑っていた。   その言葉に、ハッとした。   僕には声に出して言葉にできなかったことがたくさんある。それは良い言葉も、そうではない言葉も、どちらも。飲み込むことに、自分の中だけで溜めてしまうことに慣れてしまっていて、誰かとぶつかったり、恥ずかしいことや言いづらいことも本音で語ることを避けてきてしまったな、と。   でも、だからこそ。 だからこそ僕は歌を作ってきたのだ。 言えずに飲み込んできたことを、全部歌にして生きてきたのだ、と改めて気付きをもらった。   歌は僕にとっての、独り言だ。 ちゃんと言えずに心の中だけでこだましていた独り言を、遠回りでも届けることのできる魔法みたいな存在だ。   そうして書き上げたのが「ひとりごと」という一曲だった。 普段口にするには気恥ずかしい言葉が並んでいる。   きっとあなたにも、言おう言おうと思っていてもなかなか言えないままの気持ちが胸の奥にあると思う。そして、その言葉を待っている誰かがいるはず。だから人はそれを歌にしたり、はたまたそれを自分に重ねて聴いたりするのだと思う。   この「ひとりごと」という楽曲が、あなたや、あなたが大切に想う誰かにとっての“大切なひとりごと”になると嬉しい。 <センチミリメンタル・温詞>

    2023/02/07

  • CHIHIRO
    “好き”という二文字が全ての感情に勝ってしまうから。
    “好き”という二文字が全ての感情に勝ってしまうから。

    CHIHIRO

    “好き”という二文字が全ての感情に勝ってしまうから。

     2023年2月1日に“CHIHIRO”がデジタルベストアルバム『KOI』を配信リリースしました。今作のコンセプトは沼ソング。先行シングル「遊びとか言わないで」をはじめ、恋愛沼から抜け出すための全15曲入りのベストアルバムとなっております。    さて、今日のうたコラムでは、そんな最新作を放った“CHIHIRO”による歌詞エッセイをお届け。綴っていただいたのは、新曲「 遊びとか言わないで 」にまつわるお話です。思わせぶりなあのひと。このままこの恋を続けていいのか、“好き”のなかで葛藤している方へ。この歌詞とエッセイを受け取ってください。   新曲「遊びとか言わないで」は 本命になりきれない女の子を描いた曲です。   思わせぶりをしてきたり、遊びだってどこかでわかっていても、好きが勝ってしまってやめられないしまだ側にいたい… 葛藤しながらも恋を貫きたい想いを書きました。   好きな人の行動が点でしか分からないとしても、 その点という一瞬の中で“好き”をくれたり 恋人みたいに優しくされたりすると 彼女になれるのかな?って期待を持ってしまいます。   いつも側にいてくれる存在でいて欲しいなら 本当は行動が線で見える相手じゃないと難しいもの。   頭では分かってる。でも結局“好き”という二文字が全ての感情に勝ってしまうから恋愛の沼にハマってしまいます。   最後は自分の力でその沼から抜け出さなきゃいけないけど、そこから抜け出すにはすごくパワーが必要で。   その恋を貫くのもその恋を諦めるのも 自分でちゃんと決断しなきゃいけない。   それは自分が幸せになるために決めるものであって欲しいなと思います。   相手に合わせたり、ご機嫌を伺ったり 相手軸の恋愛じゃなくて 自分がまず自立してること。 自分軸で恋をした上で それでも頑張った思いは 強くて真っ直ぐで誇らしいはず。   関係がどんなに難しくても、 届かなくて報われないとしても、 少しの光を信じてひたむきに恋をしたなら どんな結果になってもきっと後悔しないと思うんです。   「遊びとか言わないで」は 葛藤する気持ちの中に真っ直ぐな“好き”を書いたので ぜひ聞いてみてください。     ベストアルバム『KOI』、そして新曲は、前を向ける言葉を歌詞に込めたので、沼恋から抜け出せるきっかけに少しでもなれたなら嬉しいです。 <CHIHIRO> ◆紹介曲「 遊びとか言わないで 」 作詞:CHIHIRO 作曲:CHIHIRO ◆デジタルベストアルバム『KOI』 2023年2月1日配信リリース   <収録曲> 01, ずるいよ 02, RESET 03, 3% 04, 好きになっちゃいけない人 05, やっぱり好き 06, 遊びとか言わないで 07, 君がいない世界は切なくて 08, 好きだけどサヨナラ 09, 恋人ごっこ 10, 私きっとこの恋を永遠にね忘れない 11, 冷たくしないでよ 12, バカミタイ 13, もうおしまい 14, 失恋のあと 15, 君を忘れるための歌

    2023/02/06

  • Ran
    まるで坂の上に好きな人がいるみたいで。
    まるで坂の上に好きな人がいるみたいで。

    Ran

    まるで坂の上に好きな人がいるみたいで。

     独自の言語表現を持ったシンガーソングライター“Ran”が、新作を4か月連続で配信リリース!2023年2月3日に第4弾「立春、坂道にて」をリリースしました。春を待つ思いを、好きな人が坂の上に居る状況と重ねて描かれた1曲。誰かや何かを“待ち遠しい”と思う気持ちを楽曲で感じながら、ご堪能ください…!    さて、今日のうたコラムでは、そんな“Ran”による歌詞エッセイをお届け!今回が第4弾、最終回です。綴っていただいたのは、新曲「 立春、坂道にて 」にまつわるお話。もうすぐ訪れる春にぴったりなこの曲。どのようにイメージを膨らませていったのか、どんな想いを込めたのか、ぜひ歌詞と併せてエッセイを受け取ってください。 以前、「せかい」「夜逃げ」のアレンジをしていただいた、宮田“レフティ”リョウさんとコライトしてできた曲です。レフティさんのスタジオに一緒に入り、最初にテーマとして、爽快感のある曲をかいてみたいという思いで生まれました。   その時できた音源はとてもシンプルで無駄なものがなく、どんな色にもなれるなと私は感じていました。   色のイメージはグレーと薄いピンク。 ちょっと粘り気のある視点で、そして春。   曲をかいているとき、こんな言葉が出てくるんだ と正直に驚きました。 曲ができるヒントはそこらじゅうに落ちていて。   身が入ってない本読み、坂道を登ることができなかった身体、外に出ることが億劫で雑になっていく身なり、胃に入っていなくても湧き上がる吐き気、面白いくらいこの曲の元とは思えない日常に、春を描いてみたくなりました。   これを読んでいる皆さんは、片思い したことありますか? 好きな人を思った時、胸が苦しくなりますか? その苦しさの種類は何ですか?   そんなことを考えていくと、この「立春、坂道にて」も一種の苦しさをうたった曲なのかもしれないと思いました。   1番難しかったことが、タイトル決めです。 今、とってあるメモで確認したところ16個候補がありました。 一日おいて曲を聴くと、坂が見えたんです。 掴めない袖も、吸う息が多くなるのも、まるで坂の上に好きな人がいるみたいで。   漠然とかきはじめにグレーと薄いピンクと思っていたのも、潜在的に春を選んでいたんですね。   面白いなぁとこの曲をかいていて思いました。 まだまだ自分でも自分の知らないことがあって、ひとつずつ形をつくっていく。   大半は妄想で、ほんとかうそかわからない。 その中でこんなにも愛おしくて、かわいい曲がかけました。   春を一緒に迎えましょう。 <Ran> ◆紹介曲「 立春、坂道にて 」 作詞:Ran 作曲:Ran・Miyata“Lefty”Ryo

    2023/02/03

  • reGretGirl
    そばにいるからそばにいてほしい。
    そばにいるからそばにいてほしい。

    reGretGirl

    そばにいるからそばにいてほしい。

     2023年2月1日“reGretGirl”がメジャー2ndフルアルバム『tear』をリリースしました。今作には全12曲が収録。これまで作品の多くが”失恋”を題材に制作されてきましたが、本作では“涙”を通して「あなたに寄り添い続ける音楽を」というメッセージが込められております。失恋だけではない、あらゆる「泣きたいこと」に手を差し伸べるreGretGirlの新作にご注目を!    さて、今日のうたコラムでは、そんな最新作を放った“reGretGirl”の平部雅洋による歌詞エッセイをお届け! 綴っていただいたのは、今作『tear』に通ずる想いです。年を重ねてきた彼が今、新たなアルバムを届けるにあたり、伝えたい言葉は…。歌詞と併せて、このエッセイを受け取ってください。 reGretGirlはこの度、2月1日にMajor 2nd Full Album 『tear』をリリースいたしました。これも日頃から応援してくださる皆様のおかげでございます。本当にありがとうございます。   今回はこのアルバム『tear』に纏わる、セルフライナーノーツの様なものを書かせていただきました。是非アルバムと合わせてご一読ください。   昼間から自室に引きこもり、気がつけば日は暮れ部屋は冷房で冷えきっていた。もう何時間も創作に頭を抱えていたので、進まない筆を置き缶ビールの栓を開けた。冷房の風は頭をより重く感じさせたので、夜風にあたるため窓を開けた。八月の十九時はまだ日光の残滓が混ざったような薄暗い空だ。この夜空には覚えがある。不意に蘇る記憶。これは十五歳の夏、吹奏楽コンクールの結果に悔し涙を流した夜と同じ夜だ。そう確信した瞬間込み上げてくるものがあり、何故だか涙が溢れた。   悲しいわけでも、悔しいわけでも、嬉しいわけでもない。この涙は「懐かしく」て流れたのだ。これは時間をかければかける程培われるもので、“大人になった”副産物であり、この涙をとても美しいものだと感じた。これから人生が続くほど、この尊き涙が流れるのであれば、大人になるのも悪くないと思えた。   「忘れられない瞬間」は一長一短で、歳を重ねるごとに増える。部活動に明け暮れ全てを注ぎ込んだ夏を、何も手につかなくなった身を焦がすほどの恋を、友が亡くなり空虚な心を埋め合うように居酒屋で飲んだビールを。他にも数え切れないほどその「瞬間」は存在する。不意にこれらの記憶の琴線に何かが触れ、また美しい涙を流せるようにありたい。   いくつになろうと悩み尽きぬ日々。現状へ満足を得られず満たされはしない。苦役を強いられている様だと感じる今、理不尽を目の前に、飲み込んだその言葉は溶かした鉄の様に熱く、心を焼き尽くす。「悔し涙を堪えるな、今日ぐらい泣いても良いのだ。」と先ず己に明言する。とりあえず生きてさえいれば、いつか笑える日を迎えることを覚えた僕から伝えたい事は単純だ。   「そばにいるからそばにいてほしい」   reGretGirlはフルアルバムをリリースした。きっと何度もこれから使う言葉だと思う、しかし大切だからここに書く。   「今の我々の“全て”が詰まったアルバムが完成しました。是非、愛してあげてください。」 <reGretGirl・平部雅洋> ◆Major 2nd Full Album『tear』 2023年2月1日発売   <収録曲> 1. ギブとテイク 2. best answer 3. サムデイルーザー 4. ダレヨリ (Album Ver.) 5. KAWAII 6. winter 7. ルックバック 8. 車の中から 9. サンシャワー 10. ハングオーバー 11. remind 12. tear

    2023/02/02

  • Benlou
    どんな情報から昔のことを思い出しますか?
    どんな情報から昔のことを思い出しますか?

    Benlou

    どんな情報から昔のことを思い出しますか?

     2023年2月1日に“Benlou”がキャリア初となるEP作品『煙』を配信リリース!収録曲にはフジテレビ系音楽番組『Love music』EDテーマソングとなった1stシングル「Ripple Mark」、忘れることのできない大切な記憶をテーマに歌った2ndシングル「ミラージュ」、J-POP全盛期の歌謡曲を彷彿とさせるエモーショナルな3rdシングル「路地裏」、そして本作のリードトラック「煙」を含む新曲3曲を加えた全6曲が収録されております。    さて、今日のうたコラムではそんな最新作を放った“Benlou”の仙田和輝による歌詞エッセイを2週連続でお届け!今回は第2弾。綴っていただいたのは、今作『煙』のテーマである“記憶”にまつわるお話です。自身の楽曲制作と記憶の関わりとは。みなさんはどんなときに昔のことを思い出しますか…? みなさんこんにちは。Benlouの仙田です。 先週に引き続き、エッセイ第2弾を書かせていただきます。 どうぞよろしくお願いします!   本日1st EP『煙』が配信リリースされました!ありがとうございます! 新曲3曲を含む全6曲収録を収録した、Benlou初となる記念すべきEP作品です。 タイトルトラックの「煙」を始め、自信をもってお届けできる楽曲が詰まっていますので、ぜひぜひお聴きください!   そんなEP『煙』ですが、収録曲を振り返ってみると、特に過去への思いがテーマとなっている楽曲が多いなぁと感じました。 タイトルトラックの「煙」も遠く離れていく人についての記憶をテーマに書いた1曲です。 ということで、今回は私の楽曲作りと“記憶”との関わりについて書いていきたいと思います。   風景、匂い、音、言葉… みなさんはどんな情報から昔のことを思い出しますか? そのきっかけは人によって様々だと思いますが、特に嗅覚は五感の中で唯一、脳の記憶や情動を司る領域と直接つながっているため、香りの成分が脳に届くと、情緒的な記憶を思い起こしやすいのだそうです。   ちなみにこの現象には名前がついていて、フランスの文豪マルセル・プルーストの長編小説『失われた時を求めて』にちなんで「プルースト現象」と呼ぶそうです。   私が歌詞を書く時は、何らかの記憶がきっかけとなっていることが多いです。 そしてその記憶には様々な感覚が結びついています。   例えば、生まれ育った町の風景、町を歩きながら感じた空気の匂いや温度、今ではもう無くなってしまったお店、久しく会っていない同級生の表情、当時交わした他愛もないやりとり…   言い換えれば、私にとって歌詞は写真や日記のような存在でもあります。 内容の全てがノンフィクションというわけではありませんが、かつて思ったこと、感じたことが根幹にあります。 楽曲を聴いてくださった皆さんとそっくりそのまま同じ記憶や感覚を共有することはできませんが、何かを思い起こして向き合うきっかけとなればと思います。   記憶といえば、最近薬局で「記憶力を維持するサプリメント」なるものを見かけます。 一体どれほどの効果があるのだろうと興味本位で飲み始めてみたのですが、結局三日坊主で効果が分からないという体たらくです。 記憶力よりもまず継続する力を身に付けたいと思うこの頃です。   それではまた。 2週に亘りご覧いただきありがとうございました。 <Benlou・仙田和輝> ◆1st Digital EP『煙』 2023年2月1日発売 配信サービス一覧: https://benlou.lnk.to/kemuri     

    2023/02/01

  • 新山詩織
    今年もマメに。
    今年もマメに。

    新山詩織

    今年もマメに。

     聞くひとの心を捉えて離さない、染み入る歌声と歌詞が多くのリスナーを惹きつけるシンガーソングライター・新山詩織。そんな彼女が、2022年12月にアーティストデビュー10周年を迎え、2023年4月17日にはメジャーデビュー10周年を迎えます…!    さて、今日のうたコラムでは、メモリアルイヤーを記念して“新山詩織”による歌詞エッセイを1年を通じ、12ヶ月連続でお届け!今回はその第2弾です。お節料理のなかでとくにお気に入りの黒豆。実はそんな黒豆には、自身の音楽にも通ずる“そこにある意味”があったのでした。今の新山詩織の想いを受け取ってください。 一年が去って、また一年 新たな日々が始まった。   それを祝うかのように 色鮮やかに並ぶたくさんのお節料理たち   毎年、数ある中でも 特に意味も知らず手を伸ばしては ぱくぱく口に運んでいたのは「黒豆」。   甘くてしっとりしていて 噛めば噛むほど味が口の中に染み渡る   余った煮汁もコクがあって 最終的には飲み干すほど大好きだ。   「黒豆」は女性には嬉しい効果がたくさんあるよう なので…罪悪感はこれぽっちもない。   そんな学生時代、とある日の家庭科の宿題で お節料理のそれぞれの意味を調べる機会があった   そこで初めて「黒豆」がそこにある意味を知った。   「黒豆」 =黒く日焼けするほど、まめに健康に過ごせるように。 邪気払い。まめに働けるように。    ただ美味しいから、好きだから、食べたいから 手を伸ばしていたのももちろんあるけれど   結局は無意識に、自分の“願い”みたいなものが そこに惹きつけられていたのかも…なんて思いはじめた。   「黒豆」に限らず、自分の好きなものやお気に入りのものも きっと、ただ気にしていないだけで、実はちゃんと意味を持っていて 自ら近づいたり、触れたり、見たり聴いたりしているのだろう。   今年は、自身の曲も、私にとっての「黒豆」のように 思わず聴きたくなるような存在になれたらいいなと   ひとつひとつ箸で摘みながら、考えていた。 <新山詩織>

    2023/01/31

  • moon drop
    元恋人からの一通の手紙から始まった
    元恋人からの一通の手紙から始まった

    moon drop

    元恋人からの一通の手紙から始まった

     2023年1月25日に“moon drop”が2nd Full Album『僕の唄で君に永遠を』を配信リリースしました。さらに3月22日にはCDリリースすることも決定。結成から約9年間、まっすぐにラブソングだけを歌い続けてきた彼ら。今作も相も変わらずラブソングだけを詰め込んだ全11曲のアルバム作品となっております。    さて、今日のうたコラムでは、そんな最新作を放った“moon drop”の浜口飛雄也(Vo.)による歌詞エッセイを3ヶ月連続でお届け!今回は第1弾。綴っていただいたのは、今作の入り口を飾る収録曲「 愛の縫目 」にまつわるお話です。別々の道を歩くことにしたふたり。別れて少し月日が経ったあるとき、届いた手紙に書いてあった言葉は…。歌詞と併せて、エッセイを受け取ってください。 広くなった部屋 広くなった玄関 見合わない食器の数 知らない調味料の場所 唯一増えたものといえば 手持ちの合鍵の数くらい   少し前のはなし 恋に出会った僕ら二人 途中で立ち寄るコンビニ 酔っ払った帰り道 不機嫌になって出ていった時も 一日の最後は同じ場所へ帰る 思い返してみれば そんな奇跡みたいなことの繰り返しだった   いつからすれ違ったのかなんて いつから掛け違えてたのかなんて 分からないし、分かりたくもないけど 少しずつ、少しずつほつれていることに 二人ともとっくに気付いてたのかもね 愛を旅する二人にはなれなかったみたい   最後にあの部屋を出る時に振り向かなかったのは きっと君の優しさなんだろう 知らないふりをして 分かりきったように 寄り添うように 僕らは別々の道を歩くことにした   少し時間が経って 貯まる郵便物に目をやると 君からの手紙が   出掛けた時のテーブルの上 たまにのお弁当の中 月に一回の二人がくっついた日 生活のふとした瞬間のあの手紙と同じ 相変わらずな文字だった 思い返すように 巻き戻すように その文字を目で追った   手紙の最後に書かれてた言葉       「いつか大きくなって私を見返してね」       君に言われなくたって いつかでっかくなって君のこと見返すから ずっとみててね   - - - - - - - - - - - - - - - - - -     愛の縫目は一体 どこにあるんだろう 知ってさえいればずっと ほつれることは無いんだろうけど 縫い合わせることも無くなるだろう 最後に部屋を出る時 振り向かなかったのは 君の優しさなんだろう 玄関先に届いてた手紙は 相も変わらずな文字だった   恋に出会って 愛を旅する そんな二人になれなかったけど   例えば生まれ変わっても君を探すよ 例えば僕のことを待っていなくたって 例えば他の誰かと結ばれてたって 今すぐに真っ直ぐに君の元をめがけて 迎えに行く   僕の瞳に今も棲みつく 君の欠片は僕を覚えてる   いつか大きくなって見返してよ、なんて 最後に書かれてた文字が僕を指差す さよならが追いつけないスピードで走るよ 今更そんなこと君に言われなくたって   例えば君が居なくたって生きていけるよ だけどそれじゃ生きた心地がしないんだよ 記憶はいつも曖昧で頼りないけど 今ここにある 肌の温もりを 誰よりも信じている <moon drop・浜口飛雄也> ◆紹介曲「 愛の縫目 」 作詞:浜口飛雄也 作曲:浜口飛雄也・坂知哉  ◆2nd Full Album『僕の唄で君に永遠を』 2023年1月25日 Digital Release 2023年3月22日 CD Relaese   <収録曲> 1. 愛の縫目  2. ボーイズアンドガールズ  3. オールドルーキー  4. 君とiらんど。  5. 足りない 6. ふたりぐらし  7. kiiteruno?  8. ex. ボーイフレンド  9. 花  10. タイムマシン  11. アダムとイブ ◆配信サービス一覧: https://moondrop.lnk.to/bokunouta    

    2023/01/30

  • 坂本真綾
    100年後の誰かと語り合える歌か。
    100年後の誰かと語り合える歌か。

    坂本真綾

    100年後の誰かと語り合える歌か。

     2023年1月25日に“坂本真綾”が両A面シングル「まだ遠くにいる/un_mute」をリリースしました。タイトル曲「まだ遠くにいる」は、WOWOWオリジナルアニメ『火狩りの王』のEDテーマ曲。「un_mute」はTVアニメ『REVENGER』のEDテーマ曲です。そして、坂本真綾が作詞・作曲を手がけた「こんな日が来るなんて」がカップリング曲として収録。    さて、今日のうたコラムではそんな最新作を放った“坂本真綾”による歌詞エッセイをお届け!綴っていただいたのは、今作に収録される新曲「 こんな日が来るなんて 」に通ずるお話です。自身が歌詞を書くとき、常に頭のどこかにある大切な視点について明かしてくださいました。ぜひ、歌詞と併せて、受け取ってください。 私が今歌っている歌を、ひょんなことから100年先の未来の誰かが偶然耳にして、気に入ってくれるかもしれない可能性について、ときどき考える。   私が日々聴いている音楽の中には、私が生まれる前の時代の歌もある。その声や言葉に今この瞬間心を動かされて、力をもらっていたりする。彼らは想像しただろうか。その音楽を作っている時、もしかしたら何十年も先の未来に生きる誰かにとって特別な1曲になるかもしれない、なんてこと。   これは、もうずっと人々の夢として想像されていながらいまだに実現しないタイムマシンなんかよりも、かなり現実味のある時間旅行への切符かもしれない。もちろん、時の流れは一方通行で行き来ができるものではないけれど。   あるいはボトルレターみたいに、一か八かで放ってはみるけど、誰かに届く保証はない。運良く拾ってくれた人がいたとして、その人が気にとめるとも限らない。だけど、時を超えて国境を超えて人種や宗教や文明を超えて、もしかしたら信じられないくらい遠くまでたどり着くことができるかもしれない。   私が死んで、もう覚えていてくれる人なんて誰もいないくらい時が経って、その頃何かのきっかけで私の歌を再生する人が一人でもこの世に存在するとしたら。だいぶロマンのある仕事をしているのかもしれないな、と思う。だから適当なことは書けないぞという緊張感もあるし、目の前の瑣末な問題に心を煩わせている場合じゃないやというバイタリティーも生まれる。   100年後、文明は驚くほど進化しているかも。あるいはすごく困窮した時代なのかも。人口は違うだろう、自然の在り方も違うだろう。でもそこにいる人間は相も変わらず恋をしたり、生きる意味を探したり、失って傷ついたり、間違いを犯しながら成長して、愛や幸せを噛み締めたりしながら生きているに違いない。きっとどの時代に生まれても、人間の生きる姿ってそんなに変わらないんじゃないだろうか。だったら、今私が考えてることや伝えたいことばを、遠い未来でうなずきながら聴いてくれる人だって、いるんじゃないだろうか。   そんなわけで私が歌詞を書く時、誰かに寄り添いたいとか、自分の想いをぶちまけたいとか、何かを伝えたいとかいろんな思いはあるけれど、それと同時に常に頭のどこかにあるのは、100年後の誰かと語り合える歌かどうか、という視点。   ちょっと大袈裟な話ですが、わりと本気なのです。 <坂本真綾> ◆紹介曲「 こんな日が来るなんて 」 作詞:坂本真綾 作曲:坂本真綾 ◆両A面シングル「まだ遠くにいる/un_mute」 2023年1月25日発売 初回限定盤 VTZL-220 ¥3,300(税込)  通常盤 VTCL-35349 ¥1,540(税込)   <収録曲> 01.まだ遠くにいる 02.un_mute 03.こんな日が来るなんて 04.まだ遠くにいる -Instrumental- 05.un_mute -Instrumental- 06.こんな日が来るなんて-Instrumental- ◆配信サービス一覧: https://jvcmusic.lnk.to/madatooku_un_mute      

    2023/01/27

  • 葉月
    必ず頭の中に浮かぶ場所。
    必ず頭の中に浮かぶ場所。

    葉月

    必ず頭の中に浮かぶ場所。

     2023年1月25日にlynch.のフロントマン“葉月”が、ニューシングル『蓮華鏡(れんげきょう)』をリリースしました。葉月名義のソロプロジェクト作品としては、2020年発売のアルバム『葬艶-FUNERAL-』以来。今作はオリジナル曲「睡蓮」、lynch.の楽曲「CRYSTALIZE」「ALLIVE」と全3曲が収録。それぞれどのようなアレンジになっているのかにも着目しつつ、そのクラシカルな空気に酔いしれてください…!    さて、今日のうたコラムではそんな最新作を放った“葉月”による歌詞エッセイをお届け。綴っていただいたのは、今作の収録曲「睡蓮」、そしてシングルタイトル『蓮華鏡』にまつわるお話です。歌詞を書くとき、大切な場所が頭のなかにあるという葉月。そこには一体、どんな景色が広がっているのでしょうか…。ぜひ、歌詞と併せてエッセイをお楽しみください。 僕の中には昔から、孤独感や喪失感、人間という存在のちっぽけさや命の短さ、儚さを想像した時に、必ず頭の中に浮かぶ場所があります。   そこは夕暮れ時の、風に草が揺れる高原のような場所。 赤黒く染まった山々が一望できる、空の高いとても美しい場所。   僕が歌詞を書く時は、何を歌うにしてもだいたい“命の儚さ”というテーマが付いてまわるので、よくその場所に行くことになります。   今回の“睡蓮”という曲も、その場所に訪れるところから始まりました。 けれど今回はいつもと違ってそこに風はなく、これまで見たことのなかった湖がありました。 凪いだ水面が鏡のようになっていて、睡蓮の花を写し出していました。   CDタイトルの“蓮華鏡”とは、その様子を言葉にした造語です。   僕の歌詞は、言葉でその内容や意味を説明し切ることが出来ないものが多いです。   けれど心の中には常にそういった世界があって、その世界が楽曲とリンクした時に、歌詞として現世に呼び起こすので、文章としての意味や内容はなくとも、僕と歌詞はとても深い絆で繋がっているのです。   “睡蓮”はこれまでバンドの一員として活動してきた自分が、初めてソロアーティストとして一から曲を作って、アルバムを作って、ツアーを周る中で感じた、様々な喪失感や孤独を歌っています。   僕にとって孤独とは、必ずしもネガティブなものではなく、むしろ前を向いて進んでいく為の覚悟であったり、限りある命のなかで、心から納得した音楽だけを表現していきたい、という強い想いから来るものだったりします。   死ぬ時に少しでも後悔を少なく、ワシはよくやったのぉ。。。と思いながら死んでいきたいので、心身ともに健康なうちに、トライ出来ることには全て挑んでいきたいという気持ちです。   ソロプロジェクトが本格始動した2022年は、スケジュールも創作内容も、かつてないほどに充実していました。 ただしやり過ぎると疲れてしまうし、ある程度の隙間を設けないと、咄嗟にやりたいことが出来た時に行動に移せないというデメリットも感じました。   2023年はストイックにトライしながらも、ゆとりを作ることを忘れずに、遊びたい時はしっかり遊ぶ年にしていきたいです。健全!   そんなこんなで最新作“蓮華鏡”、楽しみにしていて下さいね。 <葉月> ◆シングル「蓮華鏡」(読み:れんげきょう) 2023年1月25日発売 【初回限定盤】 KICM-92122 ¥9,900(税込価格¥9,000) 【通常盤】 KICM-2122 ¥1,540(税込価格¥1,400)   <収録曲> 01.睡蓮 02.CRYSTALIZE 03.ALLIVE

    2023/01/26

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