オセロ藍坊主 | 藍坊主 | 藤森真一 | 藤森真一 | | もがいても もがいても 剥がせない 僕の半分のねじれた陰 誰にも見せれない黒い陰 笑い声が遠くでした 8×8マスに 広がるこの世界の ほとんどの人が白で 黒い陰隠してる 通いなれたマス目に 座ってため息吐く その白さに挟まれ 僕も白になってた 世界が僕らを作ってるわけじゃない 自分の生きる世界は 自分が作った世界だ あの白い雲も もがいてももがいても 剥がせない 僕の半分のみにくい陰よ お前のことが本当は 好きで好きでたまらないよ もがいてももがいても 好きでいたい 痛みがからっぽになる前に お前のことを迎えるのは 世界じゃなく僕なんだね いつだって 誰だって 本当は そうなんだ 8×8マスに 広がるこの世界の 端っこで泣いていたら 白は白のままだな 孤独感ってやつをカバンに詰め込む 一人ぼっちは楽だよ だけど何も生まれないから 人は人を想う 他人の為に流す涙や 土壇場で堪える勇気や 輝く新しい生命や もっと光る 遠い未来や 僕の持っている黒い陰と 君の持っている黒い陰の 間で生まれる黒いもの 人はそれを「愛」と呼ぶ いつだって 誰だって 本当は 愛しいんだ 黒と黒に 挟まれ 僕は在る |
音楽室から見た虹藍坊主 | 藍坊主 | 藤森真一 | 藤森真一 | | 青い衝動雨の臭い 夏が蒸発してく ツンとする拳とマザー 頬にはカントリーロード 橙色の夕日に 反比例するテンション ペダルも風も叫んだ 国境なんかない Over the Rainbow Over the Rainbow 心拍数の羅針盤で 導け高みへ Over the Rainbow Over the Rainbow 越えていけるだろ 黄色い信号クラクション ネオンに渋滞する蛾 スクランブル交差点で 蝶を夢見る 紫の玉葱 根も葉もなく剥がれる また一枚、沁みる目には 小さくなった芯 藍色が残った 楠んだ青い春 でも何か悪くないな なんか良いよな Over the Rainbow Over the Rainbow 心拍数の羅針盤で 導け高みへ Over the Rainbow Over the Rainbow 越えていけるだろ 緑の服脱ぐ ここはネバーランドじゃない 痛みを感じなきゃ夢は 夢のままだろ 赤い炎を灯せ 血の滲む導火線 そして可能性は今も 無限大のまま Over the Rainbow Over the Rainbow 心拍数の羅針盤で 導け高みへ Over the Rainbow Over the Rainbow 窓の向こうの 自分よどうだ 越えていけるだろ あの虹を |
アジサイ藍坊主 | 藍坊主 | 藤森真一 | 藤森真一 | | 髪の毛薄い俳優が テレビで輝いた 気の弱い役の中で 中学生の時の写真を テレビで写していた 気の弱い顔をしてた アジサイの花が 雨の中で咲く 水の球を浮かべて笑ってる アジサイの花が 待っていた季節 誰より輝ける季節 教室の真ん中 華やかヒマワリ 「くだらない。」と強がり 端っこで 大地の真ん中探した アジサイの花が 雨の中で咲く 水の球を浮かべて笑ってる アジサイの花が 探しあてた場所 どこより陽のあたる日陰 アジサイの花の蕾は待っている 涙一粒ほどのきっかけと アジサイの花の蕾を持っている 気弱なその小さな手を |
低迷宮の月藍坊主 | 藍坊主 | 藤森真一 | 藤森真一 | | 低迷宮の月が揺れる、錆びた水面に浮かんでる 波が立つたび、消えそうだよ、どうせ、私は偽者さ 銀の釣り針、垂らしてほしい、そして空へ、連れてってほしい 低迷宮の月は見る、夜空に光る月を 何万キロ進んだのなら、本物になれるのだろうと 低迷宮の月は、僕には無理だよと、海鳥の道筋を、優しく照らしました。 通り過ぎる魚の群、その度、驚きゆらゆらり これを気の小ささとするか、鋭い感受性とするか 諦めに似た、始まりだよ、今を受け入れ、明日が生まれる 低迷宮の月は見る、初めて自分の姿を そしたら気付きました、自分だって本物なことに 低迷宮の月は、たくさんの海鳥が、ハネを休める場所に、なって笑いました。 |
未知の道の道藍坊主 | 藍坊主 | 藤森真一 | 藤森真一 | | 僕からアレをとったら何も残らない 僕からアレをとったら何も残らない 家族から愛をとったら家族じゃなくなるように 僕からアレをとったら僕じゃなくなってしまう そんなものがあったなら 胸がはちきれる ドキドキするぜ!! 一歩一歩一歩ずつ 僕は歩く ぎゅっとぎゅっとふみしめて 前に進む 一歩一歩一歩ずつ 僕は歩く きっときっとそう信じて 前に進む アレを見つける道 君からアレをとったら何も残らない 君はアレを見たか君は見つけられたか そんなものがあったなら 君は輝くぜ キラキラするぜ!! 一歩一歩一歩ずつ 僕は歩く ぎゅっとぎゅっとふみしめて 前に進む 一歩一歩一歩ずつ 僕は歩く きっときっとそう信じて 前に進む アレを見つける道 一人一人のアレがある 自分なりの道がある だからあせらなくてもいいんだよ 人と比べるものじゃないんだよ 一歩一歩一歩ずつ 僕は歩く ぎゅっとぎゅっとふみしめて 前に進む 一歩一歩一歩ずつ 僕は歩く きっときっとそう信じて 前に進む アレを見つける 未知の道の道 |
マイホームタウン藍坊主 | 藍坊主 | 藤森真一 | 藤森真一 | | 六時のチャイムを ひさびさ聞いたよ 空気のうまさに 顔がにやけてる 肉屋のおじさん 八百屋のおばさん この町にはたくさんの家族がいるんだ どんなに離れても 覚えていてくれる 「ビールでも 飲んでけ。」って その一言がうれしい マイホームタウンはマイペースタウン 世界中のどこよりも 僕が僕でいられる場所 自然に笑いがこぼれる場所 たばこ屋のおばあちゃん 僕に向かって 「たばこは体に悪いよ。」って注意をした 矛盾の一言に呆れたけれどちょっと ポンっと背押されたようで その一言がうれしい マイホームタウンはマイペースタウン 世界中のどこよりも 優しくしたい人がいるんだ ただただ純粋な気持ちで 仕事に疲れて 生きることで精一杯 その時背中の手の温もりが 僕をそっと押してくれたんだ 帰ろう帰ろう おうちへ帰ろう 帰ろう帰ろう 疲れたら 帰ろう帰ろう 笑いに帰ろう 帰ろう帰ろう 心から 帰ろう帰ろう 自分に帰ろう 帰ろう帰ろう 嘘のない 帰ろう帰ろう あの日へ帰ろう 僕は僕は マイペースタウンへ 君はキミペースタウンへ |
コーヒーカップと僕の部屋藍坊主 | 藍坊主 | 藤森真一 | 佐々木健太・藤森真一 | | この部屋に越して 一週間のある日のこと 君と見付けた 二つ並んだコーヒーカップ 真っ白な心のままで惹かれ合った 十年後の未来を笑い話したね ずっと暖かいこの部屋で この部屋に越して 二年がたったある日のこと 一つのカップ落ちた 僕の手からするり抜けて 僕らの亀裂を埋めるように 必死に接着剤塗り込み 暗い夜をもがいた 真っ白な心でいられたらいいのに どっちだろ一番大切なものは 自分の夢か 君の明日 真っ白な湯気舞う広い部屋を見る もう一個のコーヒーカップ箱に入れしまう 君がいないこの部屋で |
チョコレート藍坊主 | 藍坊主 | 藤森真一 | 藤森真一 | 藤森真一 | 「チョコレートが嫌いなの。」あなたの言う淋しげな口癖 舌先で溶けてしまう言葉みたいだからと 昼下がり 喫茶店 煙草を燻らせてる僕は コーヒーに写ってる表情にハッとした あぁ また思い出していた もう聞けない口癖を あなたが思ってたよりずっとあなたを想ってたんだよ 本当は気付いてた、僕の言葉を待っていたこと チョコレートが嫌いなのはさ 僕も同じだったんだよ 銀紙を噛んだような 甘い台詞は嘘っぽくて ドアベル カランとなるたびに 振り向いては 探してる あなたのその笑顔も その涙も 見当たらない 今ならば 言えるのに この溶けないあなたへの想いを たった今遠く 君の声遠く 貯まった手紙 叶わない約束 捨てられない写真 消えない 声 あなたに会いたくなる 会いたくなる そんな時は チョコレート一粒食べてみる 食べてみる あなたが思ってたよりずっとあなたを想ってたんだよ 叫んでも 叫んでも ほろ苦い思い出は消えない |
しあわせどんぐり藍坊主 | 藍坊主 | 藤森真一 | 藤森真一 | 藍坊主 | 恥、一生も捨て人のために生きてる人がいる それを知った僕はとっても情けない 「だりぃ」なんて言葉はもう絶対言えません 本当に苦労している人がいるから 小さなことで悩むより 大きいことで悩みたい 自分だけで楽しむより 大勢でよろこびたい 君がどれだけしあわせであるか知ってください 頭が悪く生まれました 顔が悪く生まれました 運動音痴に生まれました それでも僕はしあわせと叫びます 食べるものが無い子供 安心して眠れない夜 たった一人の逆恨みで 殺されたみんな 君がどれだけしあわせであるか知ってください 精一杯胸を張って 生きてやれ!! |
ブラッドオレンジ藍坊主 | 藍坊主 | 藤森真一 | 藤森真一 | | 夕焼けのオレンジ 拾った古い自転車 大袈裟に はしゃいでる君の声 さよならが言えない 代わりにペダルを 力一杯踏み込んだ 県営団地を過ぎて 商店街を曲がって 坂道 来た道 登っていく 苦しいなんて言うなよ 息苦しい毎日に さよならしに来たんだよ 頂上と麓のちょうど真ん中にある 生まれ育った街を見渡せる場所から 君と見るこの景色を 僕は忘れない 僕らが抱えた痛みは 空を真っ赤な色に染めた 僕らがこの街を 旅立つ今日に滲んでいた ブラッドオレンジ 列んでるランドセル こっから見ると蟻みたいだ 懐かしい 通学路 指でなぞる 駄菓子屋 噴水 鬼ごっこ そうだよな 寄り道を繰り返してた気がするよ この道を二度と通る事はないけれど 駄目になりそうな時に思い出すだろう 遠回りを冒険と呼んだ日のことを 僕らが抱えた痛みは 空を真っ赤な色に染めた 不安に染まった 夢や希望 ぜんぶ握って さぁいこうか 全開で てっぺんへ 加速度を上げたベクトルで 重いペダルと 旅立つ今日に 滲んでいたブラッドオレンジ 落ちてく西日が影を伸ばしてる 僕らの距離をちょっと短くしている さよならを前に君の両目も 赤く滲む すべてが滲む 僕らが抱えた痛みは 空を真っ赤な色に染めた 僕らがこの街を 旅立つ今日に 滲んでいたブラッドオレンジ 滲んでいた ブラッドオレンジ |
花のなはなの花藍坊主 | 藍坊主 | 藤森真一 | 藤森真一 | | サンバを 踊るてんとう虫 その真ん中で 眩く揺れる花がある 夕焼けのような 優しさが そばにいるから 眩く揺れる花がある 空のむこうもっとむこう 大切なあの人も笑っているよ 花の名は菜の花 今日の名は喜び この暖かな旅立ちの日に 柔らかな祝福を 始まりの色は黄色 春に息吹いた運命よ 永遠であれ 永遠であれ 二人の手が離れる事のないように 産まれた場所も育った家も 違うのに何故か 顔が似てきた 気がするよ 青春を分かち合ったからか いや、それだけじゃない 同じ未来を見てるから すべて受け入れ すべて受け止め 流れた涙は 絆に変わる 花の名は菜の花 今日の名は喜び この暖かな旅立ちの日に 柔らかな祝福を どんなことがあっても どんな日々であっても 諦めるな 諦めるな 明ける太陽、待ってる人がいるから 永久に幸あれ 永久に幸あれ 二人のもとへ 永久に幸あれ 花の名は菜の花 今日の名は喜び |
うさぎとかめ藍坊主 | 藍坊主 | 藤森真一 | 藤森真一 | | 感情と言葉は会えないんだ 感情はいつでも動いてるから ものすごい速さで動いてるから 言葉は追いつけない 追いつけない ああ 感情と言葉のスピードの差は うさぎとかめくらい違ってるから 歳を重ねただけ離れてしまう 歳を重ねただけ苦しくなる 出会った大切な人に 出会った時の喜びを 伝えるために そばにいるんだよ 言葉の到着を待ってる「愛してる」に代わる言葉を 僕らはそんな生き物なんです ああ 生まれて1年は持ってなかった 僕らは言葉を持ってなかった どんでん返しが万が一でも 起こる事がないようハンデをつけた 感情を言葉が抜かしたならば 感情を言葉が支配したなら 口先ばかりの大人になって 見せかけばかりの愛を語るでしょう 出会った大切な人が 突然目の前から消えて 納得できるかい「運命」という字で 笑い合った生活を「思い出」に変えるほど 僕らはそんな化け物じゃないよ ああ どうか 感情よ 言葉に合わせ どうか スピードを緩めないでよ どうか 居眠りをしないでおくれ このまま全力で 走っておくれ |
イエロームーンチャイルド藍坊主 | 藍坊主 | 藤森真一 | 藤森真一 | 野間康介 | 細胞分裂がしたいよ アメーバのように この欲望は宇宙の摂理に消えた フッ。フッ。フッ。。。そして少しほっとした 午後の朝 パンダがロックを歌ってる ペンキでツイスト 地球儀のように太った声で歌う フー。フー。フー。。。それはロックではなかった ブルースだった イエロームーンチャイルド ムーンチャイルド 世界は素晴らしい イエロームーンチャイルド 笑っちゃうほど 世界は素晴らしい イエロー。。。 透明人間を雇って まやかし覗けば その上に建ってる裕福さなんて ふーふーふー。。。息を吹きかけただけで 崩れそう 掃除機かけ 掃除しなきゃ そろそろ始めなきゃ イエロームーンチャイルド ムーンチャイルド 世界は素晴らしい イエロームーンチャイルド 笑っちゃうほど 世界は素晴らしい イエロー。。。 |
myself藍坊主 | 藍坊主 | 藤森真一 | 藤森真一 | | 悔しくなることたくさんありすぎて あぁ自分に嫌気さすことがある 死ぬほどガムシャラ全力で頑張っても あぁ上には上がいると思い知らされる きっとそうなんだ 僕はそうなんだ 負けず嫌いの そうなんだ この感情が 僕の武器になる 一人ギャーギャーと泣いた 枕に顔うずめながら 顔をあげる時には 負けるもんかと一つ大きくなる I got myself 力の足りなさ たくさんうけすぎて あぁ自分に嫌気さすことがある だけれど悔しさ感じず生きてきたら あぁさすがに少し逃げ道探したろう きっとそうなんだ 痛い思いする勇気なきゃ そうなんだ前進しない だから武器になる 僕は悔しさ武器にしてる 君は何を武器にしてる 特別な感情がきっと心を震わせる ギャーギャーと泣いた 枕に顔うずめながら 顔をあげる時には 負けるもんかと一つ大きくなる I got myself |
冬空藍坊主 | 藍坊主 | 藤森真一 | 藤森真一 | | ため息がまだ熱を帯びてる 別れの言葉をあと何回言えば 僕の心は分かるんだろう もう君がいないってことを さよなら さよなら さよなら さよなら 君より美しい人はいない 君より優しい人はいない 君より好きになる人はいない 北風は運ぶよ 冬の匂い そして仄かな君の匂い 暖かくしてるかな すぐに風邪ひくから 見上げた空の北極星は 遠くで遠くで輝いてる さよなら さよなら さよなら さよなら 叶わない奇跡を 願う胸に叫ぶ 公園のベンチはギシギシと 必死にバランスを保ってる 歩き出そう慣れなきゃな 君がいない街を むかいのパン屋に駐車場 君の面影が染み付いてる 僕は生きていこう 君がいた街で 君と過ごした日々を笑えるようになるまで 遠い君の倖せ願えるようになるまで さよなら さよなら さよなら さよなら 叶わない奇跡を 願う胸に叫ぶ さよなら さよなら さよなら 愛する人 思い出もいっしょに流れぬよう 栓をした瞼で君が笑ってる 無邪気に笑ってる 遠い冬の空の下 |
ボトルシップ藍坊主 | 藍坊主 | 藤森真一 | 藤森真一 | | マストを支えるロープ 引っ掻くのは つまり 幸運招く おまじないなんだ 心配いらない tonight 風は良好 トネリコの樹でできた キールと幌 船首像はマーメイド 帆(セイル)にセイHello Rubbing the Rope ケルティックなバイオリン 1000ダースのサーク・カティ ドルフィン踊れエンドルフィンにのっかって そうダンスダンス 君は妖精 パーティーへ 行くように 旅立った 僕は歌う 声の限り さぁハレルヤ 空を 抜けて 君へ 届け 空を 抜けて 君へ 届け 君が設計図をひいたこの舟は 世界一美しい曲線を描いている 君が設計図をひいたこの舟は 世界一美しい曲線を描いている そうだ 僕は君のイメージに乗って旅をしてるんだ そうだ 僕は君のイメージに乗って旅をしてるんだ そうだ 僕は君のイメージに乗って揺られて 僕のイメージの中を旅してるんだ 旅の目的は 旅の目的は 空の上にいった君に 「ここにいるよ」と伝える事だ 空を 抜けて 君へ 届け 空を 抜けて 君へ 届け 誰かの創造の中でしか人は生きていけないから 君の創造の中で生きていたい 誰かの創造の中でしか人は生きていけないから 君の創造の中で生きていたい |
猫のヒゲ藍坊主 | 藍坊主 | 藤森真一 | 藤森真一 | | もし君がまだ見ぬ君が 目が見えず産まれたなら ある盲目の画家の話をしよう その画家はとても優しく 体全体で感じた風景を 毎日毎日描いてた 春の囀り 夏のそよ風 油絵の具の粘り気の違いで色彩を感じながら その画家はとても優しく 世界中に認められて 名画に触る事を許された 時代を超えて彼は見た 古い名画に隠された凹凸が語るメッセージ 震える筆で波打つ線には 100年誰も気付かない涙の跡があった 君に何かが足りなくても 他の人と違ってても 絶望の世界は与えたくないから もし君がまだ見ぬ君が 目が見えず産まれてきても 僕は君の目にはならない 君より僕は早く死んでしまうから 僕は君を待っているよ 君に会う日を待ってるよ 待ちきれないほどに待ってるよ 少し気が早いけれど バースデープレゼントは 猫のヒゲで出来た絵筆だ 初めましての自己紹介しよう 短い風が二回吹けば それが僕だよ 君にしか見えないものが 世界中に散らばってる その殆どが目には写らない 覚悟を持って生きるもの それだけが掴めるもの がむしゃらに手を伸ばせば触れるもの 自分らしさは君には要らないよ すでにすでに持っているよ 世界で一つのもの 君に何かが足りなくても 他の人と違ってても 絶望の世界は与えたくないから もし君がまだ見ぬ君が 目が見えず産まれてきても 僕は君の目にはならない 君には僕より沢山生きて欲しいから |
ダンス藍坊主 | 藍坊主 | 藤森真一 | 藤森真一 | | 僕たちは闇夜の中を 僕たちは闇夜の中を 踊り踊るよ 見えないものにきっと 触れる気がするから 神様どうか 僕の頭上に 蜘蛛の糸があるなら 垂らしてくれ 幸せまでの 最短距離の 細い細い白い糸を そしたら真っ先に切ってしまいたい 引っ張ってさ 切ってしまいたい 僕の弱い心は 操られてしまうよ 幸せの奴隷だよ 僕たちは闇夜の中を 僕たちは闇夜の中を 踊り踊るよ マリオネットじゃないぜ 命を 命を 燃やして トリトリじゃんけんが響いてる どっちのチームからも 要らないよと 独り余った あの感覚が このダンスの始まり 自分でも自分を 必要ないよと 見捨てないように 殺さないように 雁字搦めの糸を 運命の糸へ 染め変えるため 藻掻いてる 君のこと使えないとか 君のこと使えるとか そう言われてさ疼く心の奥 それはね 優しさ きっと さぁ今 千切ってしまおうぜ そして空に浮かんだ 電球へ結んでしまおう いつかほらパチンと明かり付け 躓いた石のさ 小ささに笑える日が来るから ずっとずっと追いかけてきた願いはもう 目の前にあるよ 誰に滑稽だと笑われようと いいさ ダンスしよう このまま 僕たちは闇夜の中を 僕たちは闇夜の中を 踊り踊るよ 見えないものにきっと 触れる気がするから |
あなたと空と星と夜明け藍坊主 | 藍坊主 | 藤森真一 | 藤森真一 | | あなたと空と星と夜明け、何時迄も何時迄も忘れないよ、此の胸に 名前も知らない、鳥が囀り、名前のない雑草に光ってる夜露 朝日が沁みる旅立ちを此の胸に此の胸に、何度も重ねて歩くよ、此の道 流れ流れて此の場所で、巡り会えたら、其れ迄其の日迄、忘れないように あなたと空と星と夜明け、何時迄も何時迄も忘れないよ 小石の波紋は流れ消えた、言いかけた、さよならも、言えずに流れた 此の世界、此の世界、あなたの世界は、何処に在るの、此の夜の果て 今から行くから、ランプは点けたまま、待ってて 朝日が沁みる旅立ちを此の胸に此の胸に、何度も重ねて歩くよ、此の道 流れ流れて此の場所で、巡り会えたら、其れ迄其の日迄、忘れないように |
アメーバ藍坊主 | 藍坊主 | 藤森真一 | 藤森真一 | | 生まれたばかりの、柔らかな鼻を、飽きる事も無く、自分で触ってる。 触たその時の、触れられた感覚。それが、全部、君だ。 足や胸や目や耳や、そして、その外が『世界』だ。 この奇観を抱いて、さあ奇跡を歌え、 1lにも満たない、脳みそが作る感情が、100lの涙に変わっても この奇観を抱いて、さあ奇跡を歌え、 あなたと世界を隔て、将又繋いでいるものは、計れない質量だ 水の中にある『水』のように光る、その美しさをずっと忘れないでよ。 ハッピーバースデートゥーユー。 世界と触れて傷つき、消えそうになった時は、流れに身をまかせればいい、 僕らのところへ来ればいい、怖がらないで、見るすべてを この奇観を抱いて、さあ奇跡を歌え、 地球を4周出来る、脳みその血管の距離を、 瞬間移動できるぜ、アイデアは。 この奇観を抱いて、さあ奇跡を歌え、 あなたと世界を隔て、将又繋いでいるものは、計れない心だ。 |
ブルース藍坊主 | 藍坊主 | 藤森真一 | 藤森真一 | 野間康介 | 祈りの主よ あなたの望みは 自分の活躍ですか? それとも自分が要らなくなる日ですか? 真っ白い歌詞カードはカモメ。飛ばしたいからブルースを綴った。 ザンビアの白砂漠まで飛んでいけ。悲しみを浮き彫りにしたいから。 豊かさ=イエンタウンネオン。メインストリートしか載らない地図。 裏路地に目を瞑って歩いていく。やっと辿りついたオアシスは蜃気楼。 一心不乱に音をかき鳴らす 快楽主義のブルースマン アタラクシアは捨てた 「あんた何人?」の問いに「日本人」じゃなく「世界人」という日々を 叫び叫び続ける 彼は炭鉱のカナリアなのか。ケチャップソース拭う少年は。 嗜好すら飼いならされた。自分の姿、そのものなのだろう。 物質的欲求を満たさせ得た、富で己の欲求を満たす。 ただそれだけを乗せたブルースは今も、加速したまま。。加速したまま。。。 一心不乱に大義名分諭す 御都合主義のローメーカー CSR振りまくCM そんなもんじゃないだろ欲望 そんなもんじゃないだろ人間 そんなに安っぽくないだろ 一心不乱に音をかき鳴らす 快楽主義のブルースマン 新しい快楽探す ブルースをブルースのままで終わらせない為のブルースを 叫び叫び続ける |
そらみるたまご藍坊主 | 藍坊主 | 藤森真一 | 佐々木健太 | | さよならさよならそら このままでいよう きりもみするのはやめて このままでいよう まるくなってないて からにとじこもる よわいひな しあわせのせき かぎられてるのは ほんとうですか だれかがなく それならたかくとべないよ さよならさよならそら このままでいよう おやすみおやすみよる このままでいよう あさになるのはやめて このままでいよう わらってごらんよ こんなみすぼらしい ぼくをみて よろこびのパンをちぎってたべよう いつのひか このせかいが かぜをのせてかぜにのって |
マッチ藍坊主 | 藍坊主 | 藤森真一 | 藤森真一 | | マッチ箱から取り出して 灯した 君との夢の欠片は 大都会のビル風に 消えそうな光 繁華街の雑踏 聖なる夜は雨 眺めるだけのショーウインドーに 未来を映していた 寝顔に呟く「愛してる」で 強くなれる気がしてた ずっとこのまま ずっと二人で 笑いあえる気がしてた マッチ箱から取り出して 灯した 君との夢の欠片は 大都会のビル風に 消えそうな光 もう照らせない いつか見せると誓った 景色はもう照らせない そしてそれを見る時の 笑顔が照らせない 明日夢は叶うと 僕は嘘をついた せめて最後は笑顔を見せて 今夜消えてしまおう その時 突然君は泣いた そして必死にこう訴えた 「あなたの中に私はいるの あなたにとって私はなんなの」 マッチ箱から取り出して 灯した 君との夢の欠片は 大都会のビル風に 消えそうな光 背中丸め守ってた光 独りじゃ守れない光 君と向き合うことでしか 守れない光 涙と鼻水でぐちゃぐちゃになり 僕は声を絞り出した 初めて伝えた「愛してる」は そんなダサいものだった マッチ箱から取り出して 灯した 君との夢の欠片は 大都会の隅っこで 煌々と光った 小さいけれど 確かな炎の 温もり感じあったら 雨はいつの間にか 粉雪に変わってた |
オーケストラ藍坊主 | 藍坊主 | 藤森真一 | 藤森真一 | | 音を集めてるネイビー オペラハウスの指揮者は 地平線を越えるため 涙腺とチェロを鳴らした。 陽だまりのグラス 一人じゃないぜ 鳴らせ鳴らせファンファーレ サラウンド 君はサラウンド ココに響くのは 今 今 今だけ 痛みを感じる歓喜を 大にして飛び越えた時 オーケストラは鳴り響く オーケストラは鳴り響く 僕の中には何人 僕がいるというのだろう その中の何人をさ 僕は裏切ったのだろう 記憶とばして 歌わせてしまえ 鳴らせ鳴らせファンファーレ サラウンド 君はサラウンド ココに響くのは 今 今 今だけ 五感で感じるすべてを 五線紙にぶち撒けた時 オーケストラは鳴り響く オーケストラは鳴り響く サラウンド 君はサラウンド ココに響くのは 今 今 今だけ 痛みを感じる歓喜を 大にして飛び越えた時 オーケストラは鳴り響く オーケストラは鳴り響く |
スタンドバイミー藍坊主 | 藍坊主 | 藤森真一 | 藤森真一 | | 誰もいない、野球場、芝の中、ある白球 マウンドで、振りかぶって、おもいきり、おもいきり、投げるストレート スタンドバイミー、拾った、汚れてる白球は スタンドバイミー、宙舞って、初めてボールになった スタンドバイミー、僕のどうしようもないモヤモヤは スタンドバイミー、あなたがいるから想いになった ハエが飛ぶ、ゴミ捨て場、錆付いた、古いギター ステージで、振りかぶって、おもいきり、おもいきり、鳴らすストローク スタンドバイミー、誰かが捨てた燃えないゴミは スタンドバイミー、心燃やす音になってた スタンドバイミー、僕の臆病な劣等感は スタンドバイミー、あなたがいるから生きてる意味になった 蒸し暑い、映画館、『すべて』という、映画を見た スタッフロールが、輝いてる、すべてがそうあるための、永いエンドロール スタンドバイミー、『単純な日々』という映画でも スタンドバイミー、最後の最後まで見たくなった スタンドバイミー、僕は僕であって良かった スタンドバイミー、本当に、あなたと出会えて良かった スタンドバイミー..... |
バク藍坊主 | 藍坊主 | 藤森真一 | 藤森真一 | 野間康介 | さぁ。おやすみ。旅をしよう。子守唄越えて。 さぁ。おやすみ。旅をしよう。夜光虫越えて。 バクバク。。。バクバク。。。 夢見て夢を食べ。。。。夢見て夢を食べる夢見る 無限です。から困るんです。ノンフィールドザワールド。 鏡に鏡映る鏡。一撃で終わる儚さ。 君は単純過ぎるから、言葉じゃ追いつけやしない。。いないいないばあ!! 夢見て夢を食べ。。。。夢見て夢を食べる夢見る さぁ。おはよう。旅をしよう。木漏れ日を越えて。 |
ラブミーテンダー藍坊主 | 藍坊主 | 藤森真一 | 藤森真一 | | オーラブミー オーラブミー オーラブミーテンダー 散らばる星クズを包むように オーラブミー オーラブミー オーラブミーテンダー オーラブミーテンダー 死んでしまいそうだ 君を想うと パンクロックみたいに 弾けそう 唾を吐いて 口笛吹いて 平気な顔をして 街をいく 古本屋で探す 心にあう言葉 分からない 分からない 伝えられない オーラブミー オーラブミー オーラブミーテンダー 散らばる星クズを包むように オーラブミー オーラブミー オーラブミーテンダー ララララ オーラブミーテンダー シベリアを頬張った 口に残った ザラメみたいな味だ 初恋は、 孤独の石ころが 転がってあなたの 心の 隙間を 埋められたなら オーラブミー オーラブミー オーラブミーテンダー 散らばる星クズを包むように オーラブミー オーラブミー オーラブミーテンダー ララララ オーラブミーテンダー オーラブミー オーラブミー オーラブミーテンダー 散らばる星クズを包むように オーラブミー オーラブミー オーラブミーテンダー ララララ オーラブミーテンダー |
マザーツリー藍坊主 | 藍坊主 | 藤森真一 | 藤森真一 | | 精一杯背伸びしてみるよ今日は マザーツリーから伸びているブランコへ手が届くように 地上は悲しみで溢れてるけど ツリーの上には満天の星空があるよ ランダムに散らばる星屑はいつみても バケツいっぱいにいれた金平糖をひっくり返したかのように その配置に法則性は見当たらない 意味なんてない でも僕らは 水の掬えない柄杓や シャケのとれない小熊や 毒のないサソリの物語を 夜空に見ているんだぜ 僕に生まれた意味がなくても 僕が生きる物語を想像せずにいられない 手を伸ばせ その涙と その涙が ちゃんと星座になるように 頑張れ 物語の始まりの場所へ さぁいこうぜ さぁいこうぜ マザーツリーへ 世界中 すべての 子供が 母親から生まれてきた 君の母さんも そのまた母さんも そのまた母さんも そのまた母さんも 母さんから生まれた 頂上が見えないほど彼方から 伸びて来た命のバトン たったの一人でも たったの一人でも たったの一人でも リタイヤしたら 君はここにいない それでも言うか 君はいうか 私は弱い人間ですと 言えるのか 手を伸ばせ その涙と その涙が ちゃんと星座になるように 頑張れ 言の葉は 枯れそうな時に 背中を押すから マザーツリーへ さあごらん 数えきれない 涙が光ってる 力強く光ってる 諦めないで 優しいままでいることを 独りで隠した涙を この地球(ほし)では希望と呼ぶんだ 手を伸ばせ その希望と その希望が ちゃんと星座になるように 忘れないで 僕たちは 愛される為に この世に生まれた 泣く為じゃない さぁいこうぜ マザーツリーへ |
風の国と地上絵藍坊主 | 藍坊主 | 藤森真一 | 渡辺拓郎 | 藍坊主 | 黄色い砂漠に ラクダの足跡で ナスカの地上絵を描いた 綻ぶ人形を抱えて いつの日も 微笑んでる少女の絵 パーカーコートを脱ぎ捨てて コロニーを飛び出した 彼女の名前はライラ 冷たい夜風 全身で受け止め 1秒ごとに 流星は交差して 心を暖める布を織っていく 大丈夫だと 全身で感じた 長い髪が靡かないように 束ねて結んだ 赤いミサンガで 埃まみれの ブーツのソール蹴って飛んだ! 「私にだって翼はあるわ。」勇気を下さい みるみるうちに小さくなる地面に ドードー鳥の群れ 冷たい夜風 全身で受け止め 1秒ごとに 流星は交差して 心を暖める布を織っていく 大丈夫だと 全身で感じた 喉が痛くなるほど叫んだ 風車が奏でたピンジャカンにのせて まだまだ高くと 翼を羽ばたく 初めて見えた自分が微笑む絵 今日、砂漠に雨が降りそそぐ ダイヤのように息吹くアデニウム 世界にプロポーズされたような夜明け 背伸びじゃなく 背が伸びたみたい 臆病な頃を思い出していた 捨てられないから抱きしめるように クジラ雲の背中を羽ばたいて |
靄がかかる街藍坊主 | 藍坊主 | 藤森真一 | 藤森真一 | | 車道から雨の音 窓ガラスに映る黄色 あの日から動かない 生乾きの時を泳ぐ 手すりベランダ何かが在った痕 君が忘れた涙の後 嗚呼 微かな笑みを浮かべた後、耳を塞いだ 靄がかかる街 カーテンが揺れてた 鳥のやうに そう 鳥のやうに 流れ 朝の音を聞くのなら 燃ゆるは靄の斜影 悲しみは雨の音 喪失が疼く色彩 あの日から動かない 閉ざされた扉を叩く 君の唇 聞こえたクラクション 柔らかな羽で飛んでく 嗚呼「さよなら」か「ありがとう」か 分からないまま 荒れ果てた部屋で ゆらりゆらりとシャツを纏い 会いにいくよ さあ 会いにいくよ 靄がかかる街 カーテンが揺れてた 鳥のやうに そう 鳥のやうに 流れ 朝の音を聞くのなら 燃ゆるは靄の斜影 |
賢者の忘れ物藍坊主 | 藍坊主 | 藤森真一 | 藤森真一 | 藤森真一 | シルバーシートを染める 夕日の中を一人 見えない誰かと話す オールドマン 杖を鳴らす 彼は一年中ずっと 夏の歌を歌う 遠い遠い戦友を思って 生きたい 生きたい そう願った夢が 生きたい 生きたい そう願った夢が 叶えたレールを 列車は今日も走る 生きたい 生きたい そう願った夢が 生きたい 生きたい 果敢なくなった夢が 繋げた今を ゴトゴトと ランプが灯る駅で ホームへのドアが開く 鞄を置き去りにした オールドマン 舞い上がる 彼は缶入りのピースを 決まって逆に吸う 遠い遠い戦友を思って 生きたい 生きたい そう願った夢が 生きたい 生きたい 果敢なくなった夢が 次の駅へと 汽笛鳴らす 鞄には暗証番号 中身は分からない ただただズシリとした 重さがあるだけだった その時 ブレーキが鳴る 重さを知らぬ光が 途中で消えた 生きたい 生きたい そう願った夢が 生きたい 生きたい そう願った夢が 叶えたレールを 列車は今日も走る 生きたい 生きたい そう願った夢が 生きたい 生きたい 果敢なくなった夢が 繋げた今を ゴトゴトと |
バースデイイブ藍坊主 | 藍坊主 | 藤森真一 | 藤森真一 | | 君にこの喜び伝えても 伝えきれないだろう だから僕は赤いリンゴを剥いているんだよ 僕が見てる赤と 君が見る赤は 同じ赤かな 僕が見てる赤と 君が見る赤は 同じ赤かな 本当のことなど分からない いつか君が生まれたくなかったなんて思うかもしれない 本当のことなど一つも分からないけど 君が育って行く日々が本当に本当に嬉しくて 例えば リンゴをみて「赤い」と思うことは ロボットにだって出来るんだよ 分光器をあてて 波長600ナノメートルの光が出ていれば 「これは赤です」と喋って 言葉にするんだよ だけど僕たちは鮮やかさを感じて 口に含んだら酸っぱさも感じて 何十年後かに 君がいつか誰かに リンゴを剥いた時感じるものがある 本当のことなど分からない いつか君が 生まれたくなかったなんて思うかもしれない 本当のことなど一つも分からないけど 君が育って行く日々が 本当に本当に嬉しくて 君にこの喜び伝えても 伝えきれないだろう だから僕は赤いリンゴを剥いているんだよ 君にこの喜び伝えても 伝えきれないだろう だから僕は赤いリンゴを剥いているんだ |
She is the beautiful藍坊主 | 藍坊主 | 藤森真一 | 藤森真一 | 藍坊主 | She is the beautiful 時を越えて あなたが生まれた日に、もう彼女は いなかった筈さ でも何故だろう 同じように優しくってさ 涙は乾いた後に どこへ行く 薄い塩味残して どこへ行く 探すよ マフラー巻いて She is the beautiful 時を越えて あなたが育つ中で、彼女は どんな時でも 一人にしない 自分で自分を汚してしまう日も 息が白い朝に 湯気、立つミルク 指先まで染みいる 真っ白いミルク いつもより 暖かい 36℃ She is the beautiful 時を越えて チロチロと舞う雪が綺麗だな |
冒険風藍坊主 | 藍坊主 | 藤森真一 | 藤森真一 | | 風がそよそよ吹く あの頃を思いだした 部屋のすみっこから ひっぱり出した 卒園文集の 僕のページまるまるに ショベルカーに乗ってる 絵が描いてあった 冬にビュービュー吹く 北風が襲いかかる 夢をささえきれず ふらふらの僕は 卒業文集の 僕のページすみっこに キョロキョロまわり見て 無難を探してた じだんだ踏んだけど 何も変わらなかった あこがれは飛ばされまいと 地に足つけた 風よ吹け 心を揺らす 激しい風 風よ吹け 僕は二度とながされはしない あぁ 今はもう 僕の足 信じ立てる さぁ 嵐よこい なんでもこい 僕は逃げはしない 風という名前の 他人や僕とりまく 環境に吹かれながら 僕ら生きてる 振り向けば 悔し涙の思い出風 目の前は 希望に満ちた冒険風 風よ吹け 心を揺らす 激しい風 風よ吹け 僕は二度とながされはしない あぁ 今はもう 僕の足 信じ立てる さぁ 嵐よこい なんでもこい 僕は逃げはしない |
マタウ藍坊主 | 藍坊主 | 藤森真一 | 藤森真一 | 藍坊主 | 別れが来ても、悔やまないように、 世界で一つの、愛を貯金した。 馬鹿げてるよな、分かってるけど、 世界で一つの、愛した理由、探してた。 世界でたった一つの涙がこぼれ落ちたら、 言葉は要らない、もう要らない。 あなたに宿ってた命よ今、太陽のような優しさあれ。 僕は願ってた、僕は願ってた、悲しみよ凍れ、冷たく凍れ。 冷たい事も、感じられない、それ程冷たく、 悲しみ凍れ、それでも、マタウは照らす。 世界でたった一人のあなたが笑ってるだけで、生きてる奇跡思い出す。 僕らの喪失が乾いても、心の奥、愛しさあれ。太陽のような優しさあれ。 |
メッセンジャーの棲むところ藍坊主 | 藍坊主 | 藤森真一 | 藤森真一 | | 僕の住む世界は 君の頭の中だ 地球の十億分の一の球体だ 僕の仕事は一つ その名前はメッセンジャー 君が君であるために 君の物語を紡ぐ仕事だ 君の細胞達と 設計図をカプセルで 月に飛ばしたら転送装置になるだろう。 君と瓜二つの うさぎと遊ぶ君は 誰なんだろう 誰なんだろう 『たった一人の愛する人』『二度とないこの一瞬』が 倍になって歪んで 君が君を殺すような世界にならないよう 僕がそばにいるよ 半年前の君と 今現在の君が 99%違う物質でも 初めて立った日のこと 初めて喋った言葉 初恋の味 夢を抱いた日 君の物語を紡ぐ仕事だ これはお伽噺かな これはお伽噺かな これはお伽噺かな そうかな 生きているっていうことは 罪悪感と向き合うことかもしれない ことかもしれない でも決して忘れないで 優しい優しいエピソード 優しく流れる1ページ そうさ 僕は君の記憶だ 「ホドクヨコドクヲホドクヨキオクヲ。」 |
タイムバッファロウ藍坊主 | 藍坊主 | 藤森真一 | 藤森真一 | 野間康介 | タイムバッファロウ。。地球を眺める 単純化しすぎた僕らに これでいいんですか、いいんですか。価値観に角立て 過去の傷を 今の疑問に変えて 未来を作り出す。偶然じゃないぜ タイムバッファロウ。。。 タイムバッファロウ。。地球を眺める 欲望を一つと決めれば それを満たせども 満たせども 不安になる心 何か変だと思う君は 木々のように豊かだろ。 偶然じゃないぜ タイムバッファロウ。。。 |
ルノの子藍坊主 | 藍坊主 | 藤森真一 | 藤森真一 | | 空が綺麗なこの町で、いっしょに見ていた月の色 初めてくれた手紙には、コロッケ色の月の色 さぁ僕ら月を見てた、同じ痛みを抱えて さぁ何が、どんな色で、心を溶かすのだろう、心を描くのだろう 汚れた裾で手を振って、またねと言った桜色 悲しくないと思ってた、悲しくないと思っていた さぁ僕ら大人になり、同じ痛みを抱えた 蛹が蝶になって、輝くその瞬間を、優しさが照らすようにさ 月明かりのマントに、僕たちは揺れてるよ 不安な夜に震え、揺れる 月明かりのマントに、僕たちは揺れてるよ 涙やほら、笑顔やほら、心を持ち、揺れてるよ あの日の痛みは、花一匁 それでも痛みは、だれかさんが転んだ それでも痛みは、花一匁 それでも痛みは、だれかさんが転んだ 空が綺麗なこの町で、いっしょに見ていた月の色 初めてくれた、手紙には |