幻いきものがかり | いきものがかり | 山下穂尊 | 山下穂尊 | 常田真太郎 | 降り積もる雪はこの手に舞い降り 隠したはずの心の穴に溶け出した 二人が見たのはいつの日の景色 見覚え在る色彩がどこか微睡んだ 遠く揺らめいた愛をその手に抱えていたの 本当はマボロシと知りながら 羨んだ恋の意味は儚さに消えてゆくと ふいに気付いた ゆらゆら舞い散る粉雪たち 切なげに溶けて行く愛は何処へ… さらさら重なる光と影 傷つきたくないなんて本当は…嘘なのにね 夢見た明日はもう二度と来ずに 永遠という無限の彼方に溶け込んだ 切に愛し合う日々も「偽り」と呼ばれるなら 盲目の涙に泣き濡れりゃいい 歯痒くも愛しさ故 その身を焦がす想いを そっと隠した ひらひら瞬く淡き光 頼りなげに揺れては消えて何処へ… はらはら導く先を照らし 意味有りげな光を宿し今宵は誰の元へ… 悲しみの涙に染まる頃 あの人の面影(かげ)を捜すのでしょう 触れ合う度に愛を感じた 温もりにその身体を寄せた 傷つくくせに また爪を立てて吐息が滲む ゆらゆら舞い散る粉雪たち 切なげに溶けて行く愛は何処へ… さらさら重なる光と影 傷つきたくないなんて本当は 傷つきたくないなんて本当は…嘘なのにね |
虹いきものがかり | いきものがかり | 山下穂尊 | 山下穂尊 | 江口亮 | 重なり合った青空が僕らの行く手に広がる 大きく深呼吸して緩んだ靴の紐を結ぶ 変わる替わるこの世界の秘密をもう一度見つけよう 「自分らしくやんだ」って 「他人らしくなんな」って 例えばそこから始まる未来が確かにあるとしても まだ僕ら不確かな道の上 走り出した世界が僕を明日へ誘う 流れて行く景色はやがて光と変わる あるがままの願いを込めてまた踏み出せば 遠く見えた世界が七色の虹へ変わる 「疲れたんだ」と嘆くより「ここまで来た」って喜ぶ そんな風に思ってたい そんな風に生きていたい 止まぬことない靴音をまた一歩一歩足してこう その歩幅はいつだって不安定であったって 閉じては開いた胸の内側に触れようとしてみたら 誰もみな疼く様な傷もある 「当たり前」の世界が僕に奇跡を観せる 遥か見える景色が遠く遠く広がる 彩色(いろ)とりどりの愛が僕を包み込むから やがて届く未来もいくつもの虹へ続く ただ一つの世界を僕らの彩色(いろ)に染める 途切れることない道 その先をまた見つめる 走り出した世界が僕を明日へ誘う 流れて行く景色はやがて光と変わる あるがままの願いを込めてまた踏み出せば 遠く見えた世界が七色の虹へ変わる |
翼いきものがかり | いきものがかり | 山下穂尊 | 山下穂尊 | 鈴木Daichi秀行 | 僕らはまたこの世界の果てへ飛び出す 託されたいくつもの願いを翼にして この胸に小さな勇気とともに脈を打つ無限の魂たちの声に耳を向け その光を浴びるたびに人は確かに夢を持っていく 限りない空の片隅 人は密かに泪を滲ます 乾いた夏の色 それはスタートのサイン 伝わるその鼓動 そしていつか向かい合えば未来 僕らはまたこの世界の果てへ飛び出す 託されたいくつもの願いを翼にして この胸に小さな勇気とともに脈を打つ無限の魂たちの声に耳を向け 繋がることそこで光る時間は始まる 輝いたいくつもの祈りを形にして 掌に大きな夢を強く握りしめ 自分の正しい道の先に目を見据え そう 積み重ね上げた日々がたどり着く場所 my way 明日はある 今足音紡ぐたびに僕らまた少しね大人になる 「変われない」と嘆いてても何も始まらないことに気づく 届いた明日の鐘 それが始まりの合図 重なり合う光 そして今がいつの日より未来 僕らがまたこの時代の先へ飛び立つ 閉ざされたいくつもの扉を開けながらね この先にどんな大きな変化があろうとも 揺るぎない闘志とともに今を駆けてゆく 僕らはまたこの世界の果てへ飛び出す 託されたいくつもの願いを翼にして この胸に小さな勇気とともに脈を打つ無限の魂たちの声に耳を向け 繋がることそこで光る時間は始まる 輝いたいくつもの祈りを形にして 掌に大きな夢を強く握りしめ 自分の正しい道の先に目を見据え そう 積み重ね上げた日々がたどり着く場所 my way 明日はある |
夢見台いきものがかり | いきものがかり | 山下穂尊 | 山下穂尊 | 湯浅篤 | 「変わらず歩ける」と君のメッセージが聞こえた時に僕は何をしよう 今までの言葉じゃ持ちきれないほど大きな夢と共に今日も眠る 降り注ぐ雨が僕の傘を曇らせても 痛いほどの声で残した明日をこの手に抱き寄せた 力強くまだ走って 目一杯また走って 遠くなる明日を捕まえにいくよ ひたすらにまだ走って がむしゃらにまた走って ありふれた答えを探しに出かけようか いつか見てた未来へと 例えばその先が見えなくなっても凍えた胸を温めていよう 喜びや悲しみ散らばる世界で小さな声をどうか絶やさずに 広い道の上に人それぞれ道はあって 澄み渡る空に失くした自分の行方を探してる もう一回そこに立って 背一杯息を吸って 早くなる鼓動を確かめていくよ 「失敗していい」って簡単なことって知って 目の前の扉を開いて始めようか いつも見てた未来へと 力強くまだ走って 目一杯また走って 遠くなる明日を捕まえにいくよ ひたすらにまだ走って がむしゃらにまた走って 揺るがない答えを探しに出かけようか いつか見てた未来へと |
かげぼうしいきものがかり | いきものがかり | 山下穂尊 | 山下穂尊 | 田中ユウスケ・湯浅篤 | 一筋の涙が零れた 明かりの消えた街灯と 立ち止まるあたしの影ぼうし 離れないでと今祈る あなたがくれた幸せはあの夕日の向こうに消えて せわしなく流れてく雲 あたしに向かって手を振った ありのままに描く夢 思うままにこの手でカタチに出来ればなぁ 振り絞った声があなたに いつかきっと届くなら… そんなこと考える 今止まった時を越えたら さらに一歩踏み出して あたし今 鳥になる 冬の訪れを告げたのは切なさに染まった涼風 うっすらと消えてく影ぼうし 傍にいてと願ったのにな あの日触れたあなたの手 もっと強く握り返して欲しかったなぁ 笑い合った声は確かに あの日きっと聞こえたよ もう一度… なんてほら… また潤んだ瞳拭って見上げたんだ そうしたら 満天の星が在る 紛れ込んだ闇を抜けたら晴れ渡った朝が来る いつの日かまた逢える 澄み渡った朝の光が溢れ出したその先をあたしまた歩き出す 振り絞った声があなたに いつかきっと届くなら… そんなこと考える 今止まった時を越えたら さらに一歩踏み出して あたし今 鳥になる |
てのひらの音いきものがかり | いきものがかり | 山下穂尊 | 山下穂尊 | 中村タイチ | かざす掌に映る太陽は沈む心を照らすよ ずっと遠くまで 時に僕等は傷ついた 小さな声さえ届かずただ無償を探す影に押された 緩い坂道を抜けたら窓の空いた白い部屋 まだ時計の針は確かに動き続けてる 揺れていた日々今は遠くなる思い出たち 朽ちかけたこの足跡も揺れて咲く一輪の花 かざす掌に映る太陽は沈む心を照らすよ そして僕は足元を知る 道は果てしなく 時間は限りなく僕の心に続くよ ずっと遠くまで 立ち止まり空を見上げる「始まりの声は聞こえるよ」と 隣の人が微かに呟いて過ぎていく 止まらない涙 いつかきっと見たあの陽炎 やっと見つけたこの場所はもっと輝きを放って 鳴り続ける靴音届けどこまでも 道の狭間で響くよ 疲れ眠りにつくその前に 部屋の片隅で佇んだ季節ははぐれた夢と幻 今もそのままで 絡まる糸達解き 全てを掴んでゆく 砂地の暗闇歩き 陽の当たる場所を目指してく 今までもこれからもずっと… かざす掌に映る太陽は沈む心を照らすよ そして僕は足元を知る 道は果てしなく 時間は限りなく僕の心に続くよ ずっと遠くまで 繋ぐ掌は少し瞬いて肩にかかる力を溶かした もう怯む意味も無い 全てを委ねたあの頃は遠く 道の果てを探してく ずっと遠くまで もっと遠くまで |
スパイス・マジックいきものがかり | いきものがかり | 山下穂尊 | 山下穂尊 | 西川進 | あのとき交わした言葉は今どこか遠い場所で誰かを待ってるのかな 想い描いた確かな未来図はいつの日から変わり始めてたんだろう あの日何故か すれ違った心が運命をノックして 本当の愛をくれたの いつもいたその場所で 触れたら消えそうなこの光にも 確かな愛の灯が灯るとして 生まれた一つの願いをあなたに いつまでもどんなときも 変わらずにいつの日にも 二人で歩いた暮れなずむ季節の帰り道が私たちを繋いだの 有り触れた出逢いだってこうして奇跡を起こして 偽らない愛を知れたよ いつか見た夢のように 今にも壊れそうなその言葉にも 切なる愛の実が宿るとして 伝えたい一つの想いをあなたに この先もどの未来も 果てのない日々を越えて 君からもらった「ありがとう」いつの日も胸の中 色褪せたりしないよ 「必ず幸せになるから…」約束した公園に吹き抜けた淡い風 触れたら消えそうなこの光にも 確かな愛の灯が灯るとして 生まれた一つの願いをあなたに 巡りゆく季節の中 いつまでもどんなときも 変わらずにいつの日にも |
マイステージいきものがかり | いきものがかり | 山下穂尊 | 山下穂尊 | 鈴木Daichi秀行 | 「必ずまた逢える?」と君は僕に尋ねるけど 孤独な愛を知ったひとはどこか切なくする 泣き出した空 流れるその雲 伝う涙がまた邪魔をする あの日の僕らが夢に観てた そのステージがその景色が 今目の前に広がる 僕らはまだ生きてく 愛の欠片をまた探して行く 儚い世界その真ん中で 命のパズルを今組み上げてく ただひたすら明日へ 夢の欠片をまた紡いで行く 二つとないカタチが在る いつの日にも胸の奥にまた繋がるマイステージ 「夢でね逢いに行くよ」 僕は君に微笑むけど 小さなウソになった言葉ふわり空へ消える 傷つかないで生きて行きたくて それでも悲しいことがおきる 理不尽に目を背けるよりも そのステージを その真実を 今はっきりと見つめる 僕らはまだ歩ける いつかと同じ日の匂いがする か細い未来その両側で 出逢い分かれ繰り返してまた始めるマイステージ 僕らはまだ生きてく 愛の欠片をまた探して行く 儚い世界その真ん中で 命のパズルを今組み上げてく ただひたすら明日へ 夢の欠片をまた紡いで行く 二つとないカタチが在る いつの日にも胸の奥にまた繋がるマイステージ |
愛言葉いきものがかり | いきものがかり | 山下穂尊 | 山下穂尊 | 島田昌典 | 震えた最後の文字が色褪せた日々に花を咲かす 息吹きの夢の欠片たちは壊れた明日の幻 伝えたい言葉だけがこの掌の中こぼれ落ちて やがて芽吹いたその命は確かに生まれるのでしょう 「諦めないで」「忘れさせたりしないで」 まだ浅い朝 眠る街は今 白々と浮かぶ光から目覚めて 夢はただ確かにまだここにある かたちのない想いを乗せ 明日僕らがゆく場所があるの 翳りのない道の先に いつか君がくれた言葉 くもりのない愛の言葉 くもりのない愛の言葉 「変わらない」と信じてた その世界はある日変わっていて 判然としないこの「今」に躊躇い戸惑いもする 「ここにいさせて」「知らぬ場所へいかないで」 まだ遠い夜 君を感じたら 温もりが胸に染み込んで広がる 街がただ静かに色彩(いろ)を変えても 轍をまた残していこう 「君」が「僕」がここにいるということ 伝わる鼓動その狭間に いつもそこに命がある かけがえない愛の証 かけがえない愛の証 夢は今確かにまた動き出す 悲劇の先 祈りを込め 夢がただ確かにまだここにある かたちのない想いを乗せ 明日僕らがゆく場所があるの 翳りのない道の先に いつか君がくれた言葉 くもりのない愛の言葉 くもりのない愛の言葉 |
雪やまぬ夜二人いきものがかり | いきものがかり | 山下穂尊 | 山下穂尊 | 湯浅篤 | かじかむ手のひら 指先 吐息で温めたあなたが愛しい 睫毛にかかる前髪に手を伸ばし解かしたあたしは嬉しい 街に散るイルミネーション 光は今宵の花 ただ あなたの隣にいたい 色彩の踊る真ん中で 降り積もる粉雪 響く鐘の音があたしの心に今届く 少し冷えた唇を頬に感じ 雪やまぬ夜二人 時々触れる左手を気にして歩いてた頃は二年前 今、あなたの右のポケットに誘われるあたしの左手には嫉妬ね 白い吐息が雪と混ざって 紡ぎ上げる今宵のメロディ 足音はリズムを奏で 静寂をまた色づかせる 染み渡る温もりきつく抱いたまま 色褪せぬ思い出も分かつ 言いかけた想いも胸に抱いたまま 満ちてゆく夜二人 やまぬこの雪のように深く深く深く あなたのことを思い続けたいと切に願う 廻る季節の中でただいつもいつもいつも あなたが傍にいるのを感じたい はやる気持ちを照れ笑いで 隠したあたしに気付いてあなたが笑う 降り積もる粉雪 響く鐘の音に 気付いた二人は目を閉じる 繋ぎ合わせた心のパズルがまた増えてゆく そのすべて途切れないように… |
地球いきものがかり | いきものがかり | 山下穂尊 | 山下穂尊 | 本間昭光 | もしもあなたが遠くへ離れても きっといつかの太陽よりも強く輝きたい ひとつ掛け違えたボタンを外して まるで無邪気な子供のように いつまでも一緒にいたいけれど この場所から離れてくことが 今は少しだけ恐いんだ この限られた時間の中で それぞれに何かを見つけたら 同じ地球に立って あなたをずっと待っていたい もし今すぐ会えるなら ここを何も持たず飛び出すのに たとえ時間が経ってもその手を握るよ 朝日に照らされた川原の隅に小さな輪を見た 僕らの目の前に続いてく遥かな地に 他人に決められた道なんてないよ どこまでも一緒にいたいけれど ある一点を見据えただけじゃ 何か始まるわけでもなく 何も感じられず生きてくのが この足跡を遮ってく 届かない場所からも その風を受けていたい 一瞬の花火のように 何度でも空に瞬けたら 同じ地球に立って あなたをずっと待っていたい どこかで逢えるから 今はここで歩いてくよ |
恋跡いきものがかり | いきものがかり | 山下穂尊 | 山下穂尊 | 近藤隆史・田中ユウスケ | いつかあの人にこう言われたっけな 「紡ぐ思い出って永遠じゃないの?」って あたしは困っちゃって少しだけ涙して 温もるその右手を強く握り返した ひどく冷えた三月の空 風は別れの季節を運ぶ 触れた指先離れて止まった時間 あれから三年月日経ってあたしまだここにいる 「簡単」なんて思えないの いくつかの恋もしてみたけど なおさらだって分かってたって想いはまだ消えぬ 大体知っているんだけど あなたはまだこの胸にいるの あの答えが今さら揺れて消える あの日言いたくても言えなかった言葉を 冷たい風に乗せて飛ばせたならいいのに 強く踏み出したつもりでも 何故か涙がまた邪魔をする ずれた行き先 迷って交じった視線 「ごめんね…」なんて欲しくなくって あたしは瞳を閉じる 「経験」なんてしたくないの 叶わない夢をまだ見るのも 「いつかは…」なんて思ってたって想いはまだ癒えぬ 「会いたい」なんて言えないけど あなたが瞼の中にいるの その答えが今でも胸を締める 「嫌い」になんてなれないのよ 本当の「逢い」を探したけれど 「これからだって信じてる」ってあたしまた嘘つき 「運命」なんて思えないよ 「思い出」にだって出来てないの それでも見上げたのはあの日の空 |
明日へ向かう帰り道いきものがかり | いきものがかり | 山下穂尊 | 山下穂尊 | 住友紀人 | 夕焼け色に染まるる この街の中歩いている 言葉にすればいつも伝わらなくて胸にしまう いつか見たあの空に浮かんだ雲に似ているなぁ ふわふわ流れ行くまま 明日へ向かう帰り道 一欠片の不幸せと一欠片の幸せと 本当は二つを欲しがる 色褪せた孤独さでさえも… 伸びる影 沈む夕日に 僕等は何を願い何を祈ろうとするだろう 細く狭いこの道の行く先には変わらない温もりが僕を待ってる きらきらと瞬いてる無数の星を見上げている あのどれか一つだけでもあなたのもとに届けたいな ひとときの道のりの中 つぶやく言葉を拾う ひとひらの限られた時間 今まさに暮れてゆく街よ 伸びる影 沈む夕日に 僕等が託された日々の記憶とは何だろう 強く強く胸を打つ鼓動を信じて 今日の日とあの夕日に別れを告げよう 一つ一つ零れゆく無数の泪は 花となりいつか僕等を潤してゆくのでしょう 閉じかけた胸のしじまに差し込む 一筋の光を連れて家へと帰ろう 家へと帰ろう |
真昼の月いきものがかり | いきものがかり | 山下穂尊 | 山下穂尊 | 本間昭光 | 真昼の月の光を浴びても 言の葉の如く消えてく幻 伝う涙は今宵も綺麗で とめどなく溢れては消える調べ 想い馳せて焦がる人 君ぞそれを願えど待ち人 巡る四季の中誰を恋ふて 一人夕凪に指を這わす 黄昏の風吹き止まぬよう 瞼の裏側に祈りをして 一抹の夢に身を委ね 白々光る 真昼の月の光を浴びても 言の葉の如く消えてく幻 伝う涙は今宵も綺麗で とめどなく溢れては消える調べ 燃ゆる花のひらにとて やがてそれも朽ち果てる定め 霞む君の手よいつぞ消えて かくも虚し気にまた時間を食む 数多の光色褪せぬよう 揺蕩う星々をはた見上げて 永遠の夢を胸に綴じ 静かに浮かぶ 滾る生命の岸辺を渡れど 君に辿り付かずしては眼醒める 放つ願いは今宵も綺麗で 届かずとも溢れる淡き調べ 真昼の月の光を浴びても 言の葉の如く消えてく幻 伝う涙は今宵も綺麗で とめどなく溢れては消える調べ とめどなく溢れては消える調べ |
いこういきものがかり | いきものがかり | 山下穂尊 | 山下穂尊 | 鈴木Daichi秀行 | 揺れてる光の中で君に出会った あの日に輝く姿はまぶしくて 攻め続けていたいから守るつもりもない そんな生き様に僕は魅せられた 走り出す日々の中 街の声が聞こえる 怒鳴りつけるような声や 窓を叩く雨音の声や 君を守る声が いこう あるがままに 心のまま しがらみなんて振りほどけば 今までくすんでた景色が ほら色味を増してく wow 振り返らずに 流されずに 心にある地図を信じて 複雑な理論なんて捨てて 伝えたいことが溢れてく 溢れてく 溢れてく 共にゴールへと向かう仲間がここにいる 喜び悲しむシーソーゲームで ときに悔しさに宿る想い解き放つ そんな瞬間に心が踊った 期待と不安の中 また何かが始まる ふと耳を澄ましてみると その音は高らかに響く 今を生きる声で いこう おもむくまま 飾らぬまま 振り出しにだって戻っても 何度目のゴールを駆けても また明日が待ってる wow 怖がらずに あらがわずに 自分のきた道を信じて 壮大な物語の先に届くだろう 場所が待っている いこう あるがままに 心のまま しがらみなんて振りほどけば 今までくすんでた景色が ほら色味を増してく wow 振り返らずに 流されずに 心にある地図を信じて 複雑な理論なんて捨てて 伝えたいことが溢れてく 溢れてく 溢れてく |
ぬくもりいきものがかり | いきものがかり | 山下穂尊 | 山下穂尊 | 島田昌典 | あの日 きみがくれたその言葉が いつの日でも僕を支えていて さり気なく手を振るその背中を もう少しだけ見ていたいと思った ふるさとに咲くはずの淡い花 何故だろうその花の匂いがした 確かなことなど何もないから 不確かな明日を信じてみるよ そう 遠く聞こえたのは変わらないメロディー いつでも 言葉に出来ないほどの強い愛が 僕の胸のうちを駆け抜けてく どうして なんで 怖くて目を背けた 泣いたっていいんだよ それも僕らなんだよ 愛するものを守りたくて 暗闇をひたすらに駆けてゆく 忘れないで 僕がまだここにいる ぬくもりの中に見つけた「ありがとう」 あの街を出て行くと決めたのは 飾らない優しさのきみの言葉 遠く離れてつま弾いた日々に 一抹の希望を重ねてみるよ そう 強く信じたのはあたたかい未来 今でも 心に抱えた孤独や虚しさと 誰も笑顔の裏闘ってる そうしてないと壊れてしまいそうで 強くなくていいんだよ それが僕らなんだよ 愛する意味をまた求めて きみのその面影に触れてみる 忘れないよ 僕らなら歩けるよ この日々の中に答えはあるだろう 言葉に出来ないほどの強い愛が 僕の胸のうちを駆け抜けてく どうして なんで 怖くて目を背けた 泣いたっていいんだよ それも僕らなんだよ 愛するものを守りたくて 暗闇をひたすらに駆けてゆく 忘れないで 僕がまだここにいる ぬくもりの中に見つけた「ありがとう」 見つけた「ありがとう」 |
秋桜(コスモス)いきものがかり | いきものがかり | 山下穂尊 | 山下穂尊 | 本間昭光 | 星の瞬く世界にも 君の声は無力だろう 息を殺し奪う想いも 苦痛を来すだけ 張り詰めてる狂った状況 誘惑に耐えるのが日常 つぶらな瞳に惑わされる そしてまた日は沈むの 恐れるは繰り返す嫉妬 あなたには見えないでしょう 曝け出す機会を待って 見上げた空には三日月が浮かぶの 不埒な柵をほどき あたしの胸は疼き出してく 不適な笑みに埋もれた その愛は嘘だわ 離れぬまま 届かぬまま 動かぬ愛は溶けるでしょう 気付かぬなら 忘れ得ぬなら 無理に押し殺す あたしの気もそぞろ I just say「yes」. I just say「yes」. きらびやかを纏ったとして 後に何が残るでしょう 渦巻くは欲望の煽り 少し濡れた香り 世知辛いな世間と知って 見え隠れするのも無常 産なあなたの声に酔って 夜明けの空には明星が光るの よこしまな恋の果てに 行きつくべき場所など知れたもの 想いとどまれてるなら この傷も消えるわ 遍く理想 心は無想 声に出したなら砕けよう 凛としたその 心の模様 手に入れたいと願うのも無様だわ I just say「yes」. I just say「yes」. 不意に消えてしまう時間も “思い出”と呼べるなら 昨日だって 明日だって 今だって 誇れるわ 離れぬうち 届かぬうち あたしの愛を溶かしましょう 気付かぬから 忘れ得ぬから 時雨の秋桜と ともにちるのでしょう 離れぬまま 届かぬまま 動かぬ愛は溶けるでしょう 気付かぬなら 忘れ得ぬなら 無理に押し殺す あたしの気もそぞろ I just say「yes」. I just say「yes」. |
タユムコトナキナガレノナカデいきものがかり | いきものがかり | 山下穂尊 | 山下穂尊 | 島田昌典 | あたしの想いよ風に乗れ 今すぐに知らぬうちに 行け 届いた雲の中の言葉 うっすらと 解りかけた 自分 日々の脆さに半ば諦めかけていたのは 浮ついたあたしの心で 何かに掴まるあたしの弱さはもうたくさん 飾らない強さを纏うわ 行き交う人の流れに逆らい 今あたしは何処へと向かうのだろう 徒然なる夜には 月明かりの中で君を思い出そう 生まれた有りっ丈の声よ 一向に伸びやかに 行け 途切れた行くあての無い道 いつの間に忘れていた自分 孤独さの上に見たものとは何だったのか 気が付いた日々の重さを ある一定の距離を計ろうとしていたんだ 遠ざかる明日をめざして 行き交う人の流れを掻き分け 今あたしは何かを探すのだろう 敬虔なる祈りは 月明かりの中で何を奏でよう 弛まぬ時の流れに 今あたしは 何を思い何を見て何を感じながら生きるだろう 恐れることそれすら包み込める 全て愛し続けよう 過ぎ行く人の流れに逆らい いざあたしは明日へと踏み出すから 確かなもの一つを手に入れたら いつの日か君と分かつ 果てなき旅路の上に今あたしは君を想い 夢を歌い 日々を感じながら生きてゆこう 息づくこの歌がね、きっと届く 弛まぬ流れの中で… |
あしたのそらいきものがかり | いきものがかり | 山下穂尊 | 山下穂尊 | 本間昭光 | 「一生懸命なんだよ」なんて言いたくないけど、 「君が教えてくれたんだよ」なんて感謝しています。 泣いて笑って繋いだ手ってのは温かいんだね。 それすら気付かずに生きてたってことはもう言わないで。 La La La... 僕から君に伝えたいことはたくさんあるけど、 「何から話したらいいんだろう?」なんていつも困ります。 あるがままに、ただ素直に言葉を紡ぎたいのに、 伝ったのはキラリの涙。甘くほろ苦い涙。 気づかれぬようにね 笑うけど、嬉しくて切なくてまた溢れる。 届けたい想いがあるからさ、喜びも悲しみもいつも共に生きてく。 どこまで どこまでも続く僕らの明日は簡単なんかじゃないけど、 またその背中を追います。 いつまで いつまでも続く明日の空を見上げられるよ、 と信じて僕は君の手を引くよ。 一体いつからなんだろう? 僕ら大人になってて、 見えなくなってたいくつもの夢や希望が在ります。 「しょうがない…」って諦めたあの時の自分たちに、 何を伝えたならいいんだろう? 何を語ればいいんだろう? 難しいことがさ、あるからさ。悔しさを押し込めて涙も出る。 苦しさの上にさ、在るものが、輝いて眩しくて、瞼閉じかけてしまう。 どこまで どこまでも遠く広がる世界の片隅にうずくまってる、 ちっぽけな僕たちがいます。 いつまで いつまでも強く踏み出したいから、 躊躇いの雨が降ったりしても明日を目指してく。 「一生懸命なんだよ」なんて言いたくないけど、 「君が教えてくれたんだよ」なんて感謝しています。 泣いて笑って繋いだ手ってのは温かいんだね。 それだけを信じて生きてこう。それだけをまた信じてこう。 |
messageいきものがかり | いきものがかり | 山下穂尊 | 山下穂尊 | 中村タイチ | 「最近、倦怠期?」って聞かれて 仏頂面して でも「全然無問題(もーまんたい)!」なんて笑うけど 本当はちょっとばっか心配になってるんだ まだ誰にも言えないけど 「来週いつ逢お?」って送って何時間かして ほら やっと返信が来た!と思ったらママで 「もう、どんだけ待たせてんの!?」 なんつって送りたいよ でもそんな勇気はない それから悩んで また時間経って ようやく返って来たメールには 「遅くなってめんご!来週はちょっと忙し過ぎて逢えないかも…(-.-;)」 我儘なあたしを見せたくないけど 好きなのに 好きなのに また逢えないなんて 疑いの目で君を見たくないけど 「どうしてよ? どうしてよ? どうしてよ!?」なんて いつもよりもね怒ってみたなら 少しは考えてくれるかな…? 「人生絶頂期♪」って思って三ヶ月経って でもあたしの気持ちは前よりもっと強くなって もしかしたらほんのちょっとお互いすれ違ってんの?? んなこと思いたくない!! それでも迷って うらぶれた想いで もう一度練り直したメールには 「本当はもっとかまって欲しいよ…!(><)!」 ぎこちない愛を指先から… ありきたりなことしか言えないけど 逢いたくて 逢いたくて もう耐えらんないよ 不確かな愛の言葉なんていらないの それはただ それはただ 単純(シンプル)な魔法(マジック) いつも君から届いて欲しいよ 笑顔にしてくれる言葉鍵(キーワード) 鳴り始めたケータイのサブディスプレイに光るのは君の名前 胸がドキってして 受信箱に増えてく些細な会話が 恋しくて 愛しくて もうイヤんなっちゃうよ 最後に見つけた秘密の言葉が 嬉しくて保護したメッセージ |
夏・コイいきものがかり | いきものがかり | 山下穂尊 | 山下穂尊 | 田中ユウスケ | 丸く見開いた目と決して沈まない太陽 僕の行く先を想像してみる 遠のく雨の憂いをもう薫る夏の匂いに 託して僕は夏に包まれてく 朝もやを駆け抜けて来た道は 遠く遥か続くそれは海の様に何もかもを飲み込む 目もくらむ程の太陽は僕らを 容赦なく照らし続け やがて褐色の肌になる 触れる指を解くのはまだ早いみたい ぎこちなさの残る会話をしたりして ふいに気付き夕日を見て君は何を思う 波のざわめき 風のささやき 火照った頬に染み込む 丸く見開いた目と決して沈まない太陽 僕の行く先を想像してみる 遠のく雨の憂いをもう薫る夏の匂いに 託して僕は夏に包まれてく 長く伸びるその影に静かにキスして やがて次第に訪れるだろう満天の 星空を待つ 夕凪は時として胸を打つ鼓動や微かな呼吸でさえ この耳に届かせる 簡単な言葉にだって躊躇いながらの声 確信に迫る言葉とは触れないし もどかしさに押し黙って僕は何を思う 過ぎたあの夏 これからの夏 二人を照らす月明かり いったい僕らの未来はどんくらいのスパンでもって 絡んでんだ?なんて 想像してみる この夏に生まれる恋が永遠の時間となって 二人の内に色を添えれたらいい 少し冷たい水をすくいました 泪に似た味に気付く僕は 蘇る記憶にだって何の抵抗も抱かない 季節は廻る 季節は廻る 同じ砂の上 軽く流しちゃった声もいつだって聞いていたいよ 素直な想いが脳裏をよぎる ありふれる恋の原形も形を変えてくように 二人の恋は夏に包まれてく 小さな恋よ いつしか花になれ |
マイサンシャインストーリーいきものがかり | いきものがかり | 山下穂尊 | 山下穂尊 | 島田昌典 | 太陽が目覚める いつもの毎日の中で 揺れて揺れて煌めく世界をまた始める そんな旅立ちを誓うよ 歩き出す度また高鳴る胸を信じよう 微かに聞こえたのは季節を彩る音 溢れ出すマイサンシャインストーリー 重なり合う季節が僕の物語を繋ぐ ふとした時に気づく香りがこの胸満たしてく 見上げた空に手をかざして 眩しくたって震えるこの夢に 正直になることしかできないもん そうだよいつも 風の道見上げたら 光の世界に包まれていって瞼閉じたんだ そこから歩き出すよ 差し出す君の手を握って嬉しくなって伝わる体温に この身委ねることしかできないもん そうだよ今日も 風の道数えたら明るい未来に誘われていって まずは始めんだ 僕たちを照らし出す物語 さあ行こうか明日へ 新たな出逢い求めよう 触れて触れて艶めく音色を今奏でる 流れ出すマイサンシャインストーリー 語らい合う奇跡が君の物語を綴る ふとした時に芽吹く光に満ち充ちてるメロディー 響いた声に恋しちゃって胸が弾んで高鳴るその歌に 耳傾けてみるしかできないもん そうだよいつか 帰り道気づいたら二人の世界に光差し込んで なぜか見えたんだ 僕たちが創り出す物語 見上げた空に手をかざして 眩しくたって震えるこの夢に 正直になることしかできないもん そうだよいつも 風の道見上げたら 光の世界に包まれていって瞼閉じたんだ そこから歩き出すよ 差し出す君の手を握って嬉しくなって伝わる体温に この身委ねることしかできないもん そうだよ今日も 風の道数えたら明るい未来に誘われていって まずは始めんだ 僕たちを照らし出す物語 |
残り風いきものがかり | いきものがかり | 山下穂尊 | 山下穂尊 | 板垣祐介・湯浅篤 | 「もう二度と戻れない」と知る 涙で滲んだ道を歩いて本当は少しだけ見えていた明日を気にした 有り触れるその言葉だけどふいに何かを信じてみたいの いつかまた巡り逢うのだと秘かに誓う 気がつけばもう見えぬ面影を探す 一度無くした日々は何処?何処? 咲き誇れ命の花 凛としてこの心焦がして 吹きやまぬは残り風 あの日を惜しむように流れて明日へと 手探りで掴んでは消える毎日の儚さにも気付いて 曖昧なあたしを壊して 静かに瞳を閉じる 後悔が去り行く希望で それを知っても朝日を見たいの 今強く生きて行くのだと確かに願う ひとところに留どまる恐さを見つけて踏み出した時 君は何処?何処? 巡りゆくはこの心 小春日の息吹へと寄り添えど 流るる涙消えずにひとひらの風を纏い 流れて君へと ふわり浮かぶ風 今は見えないけど 確かに見えたの一重の風跡 君が何か伝えたの? あたしが今伝えるの? 欲しかった答えは 今 今… 時間 満ちて見えた心 今行くよ 変わらないあたしで 響き合う声 言の葉 光を放つように 届け彼方へ 咲き誇れ命の花 凛としてこの心を焦がして 吹きやまぬは残り風 あの日を惜しむように流れて明日へと |
ハジマリノウタ~遠い空澄んで~いきものがかり | いきものがかり | 山下穂尊 | 山下穂尊 | 島田昌典 | 遠くに見えた街並み いつの日にか誓った景色と同じ 怯えて立てなくなっても 涙に滲む明日を教えてくれる 君からもらった言葉 僕の生きる意味を照らしてくれた 「もう少し強くなれたら…」なんて思ってみても仕方ないよ 「夢の途中」そう気付いたら なんだかちょっと楽になって 答えなど無くていいんだよ 僕の頬は少し朱に染まる 遠く見えた空は澄んでいて 泡沫の日々に迷わんとした 揺るぎないこの胸の真ん中の想いを託して 想いを信じて 僕はただ明日を見て歩こう たとえそこに願い届かずとも 変わらないあの日の言葉だけを この手に抱えて この手に抱えて 君とね 出逢ったことが見えなくなった場所を示してくれた そうして解り合えたよ 僕も君も同じ弱さを持ってる どうしてなんだ?みんな抱えてる怖さや不安を隠したりして 「強くない」ってそう言い切ったら 暗く濁った闇に灯り灯る 伝えたいことが溢れてきて あの空の向こうへ流れてゆく ぎこちない言葉でしかないけど 今伝えたくて 今届けたくて 連綿とゆく時間の中で 僕は確かにここで呼吸(いき)をする 柔らかい陽の光を浴びれば また目を覚まして また歩き出せる 僕が生きた「証」を残そう それをいつの日か「夢」と名付けよう つつましくも意味の在る「証」を 意味在る「夢」だと 確かな「夢」だと 僕は「今」を信じて歩こう たとえそこに祈り叶わずとも 生まれゆく全ての言葉たちを この手に抱えて この手に抱えて |
ソプラノいきものがかり | いきものがかり | 山下穂尊 | 山下穂尊 | 島田昌典 | 降り始めた通り雨が あたしの肩を冷たく濡らす 頬を伝うその雫は 涙だと知って我に返る 掛け違えた答えが 二人の愛を変えた 過去に戻る力も 無いくせに 強がりの鼓動は鳴る あの日見つけた恋の欠片は あたしの中でいつか消えたの? もう二度と届かないあなたの手を 思い出す理由さえもう無いの? 降り注ぐ雨はただ優しく こぼれ落ちてく涙をかばう 夕暮れが連れ出した雨の香り それだけが唯一優しい… 押し殺した涙声は 弱々しくもまだ震えて ウソなんだと笑いたいのに 最後の言葉はもう消えない 二人で話した夢 初めて繋いだ手も ただ全てがひたすら 胸の奥 現実を締め付ける あの日届いた恋の魔法は あなたの中できっと消えたの 出逢ったあの頃の夢を探す 意味の無いことだって分かってる もう少しだけそばにいたいと あのとき何故そう言えなかったろう… 遮るようにも聞こえた四文字 言わないでと願ったのに… 歩き出したあたしの歩幅は あの日よりも不確かだけれど 覚束ない靴音に耳をすます いつかまた笑い合い逢えるかな 巡り巡る幾重の時間は それでもあたしの宝物で 何一つ色褪せぬ思い出だけこの胸にそっとしまおう この胸にそっとしまおう |
今走り出せばいきものがかり | いきものがかり | 山下穂尊 | 山下穂尊 | 西川進 | 僕達(ら)が出逢った限られた日々の中で 何を手にしたんだろう? 何を見つけたんだろう? 描いた言葉をこの胸に書き記そう それは次の毎日の「始まり」という予感 どこでつまずいたって構わないけど 出来る全ての事を探してくんだよ あの日交わした約束がね 今日の僕等を繋いで ほら今風になる 飛び出して 明日のね扉をね 開ける旅に出んだって 今だから行ける未来がある いつからか 「解ってた」本当のね 自分を確かめんだって 信じ合うその先の答えを そう僕等きっと見つけ出すんだ この場所を踏み出して 輝く毎日はまるで夢のように過ぎて 気付けば今いる場所がかけがえのない場所 例えば僕達が離ればなれになっても 分かち合ったものがある 「オモイデ」という時間 そこに明日が見えなくても いつの日かの君は言うの「ほらまだ道がある」 抜け出して 心のね不安をね 越える僕になんだって いつの日か見てた未来はある 届くかな 迷ってた自分とね もう一度向き合うんだって 見慣れてるその街の景色が いつもより少し輝いたんだ この胸に瞬いて 飛び出して 明日のね扉をね 開ける旅に出んだって 今だから行ける未来がある いつからか 「解ってた」本当のね 自分を確かめんだって 信じ合うその先の答えを そう僕等きっと見つけ出すんだ この場所を踏み出して |
風と未来いきものがかり | いきものがかり | 山下穂尊 | 山下穂尊 | 近藤隆史・田中ユウスケ・湯浅篤 | 都会を抜け出して風を探したよ 「少しだけ疲れたね」なんて苦笑(わら)うけど見たい景色がある ほどけた足跡をもう一度辿れば いつか見た夢の続き書き直してまた始められるよ 「簡単なこと」がさ 難しすぎちゃって一人迷い込む土曜日 明るい空の下 手を伸ばしました 隠さずね 素直にね 望むこの道を 今描いた未来に向かって どこまでも僕ら駆けてゆくよ 届いたその地図握りしめて 乾いた靴音を響かせて ほらまたあの風を追って いつまでも君と共にゆくよ 朝焼けの大地に瞳を凝らして 目映い光の渦も越えて 見慣れた街角に花を咲かせたら 春と夏 秋と冬 季節が巡って彩る風は吹く 「純粋なこと」がさ 見えなくなっちゃって何故か思い込む夜明け ふいに見上げたら まぁるい月でした 蒼白くささやいた言葉を探して 今そよいだ風に乗って明日の僕らに逢いにゆくよ 繋いだ掌を確かめて胸いっぱい息を吸い込んで 遠くの空に広がった星降る夜空を抱きしめるよ 小さな涙星は流れて 祈りが夜風の波を舞うよ 今始まる未来はきっと素敵な光を身に纏って 鮮やかな彩りは確かに僕らの明日を照らし出すよ 今描いた未来に向かって どこまでも僕ら駆けてゆくよ 届いたその地図握りしめて 乾いた靴音を響かせて ほらまたあの風を追って いつまでも君と共にゆくよ 朝焼けの大地に瞳を凝らして 目映い光の渦も越えて |
くちづけいきものがかり | いきものがかり | 山下穂尊 | 山下穂尊 | 西川進 | 震える唇と言葉にならぬいくつもの声 頬を伝うは無数の雫 最後の言葉を口に出せずとまどうあなたに あたしができることなどないの 心強くあると信じたあたしの胸の中は壊されてしまい いつも傍にあると信じたあなたの心は今はここには無い 溜息混じりの雨があたしを叩く 扉の向こうはもう 一人の世界 肩を包む温もりが傷を抉る 今宵の涙は全て雨に変わるわ 一度だけ くちづけて 一度だけ 握る手の平はいつもよりほんの少し冷たく 掻き乱された想いは熱く 冷静な振りをするあたしをあなたは見透かす その優しさも時には罪ね 「夢の中で逢える」信じるあたしの思いは虚しさを誘うだけ いつも愛してると誓った あなたの言葉に曇りはなかった あの日の記憶も消えてしまうでしょうか 傷のない恋などないのでしょうか 壊れた恋は偽物だったでしょうか 何よりそれも一つの愛なのでしょう 一度だけ くちづけて 最後まで くちづけて あたしはあなたの胸の中に小さく埋もり 絶えることない涙を知る |
恋詩いきものがかり | いきものがかり | 山下穂尊 | 山下穂尊 | 蔦谷好位置 | 絡まった蜘蛛の巣があたしを指差して 浮ついた胸の奥に皮肉を投げる 快楽に溺れし人の涙は 儚き夢の証 彼方に生きる民にあたしは無力 憂うべき運命(さだめ)に何を祈る 現実に流れし人の涙は 眩しき夢の魂 垣間見た心の中咲く 一輪の花の色は見えぬ 妖艶と麗しき罪の名は 忌々しき愛と共に在りし 夜を越えあたしの夢今開く 胸の中に宿りし恋の詩 「一夜の戯れよ」と淡として 餞(はなむけ)の辞(ことば)を捧げましょう 切なき胸の内は一向(ひたすら)隠して 今宵の静寂に吐息は溶ける 甘美な唇に伝う指先 密かに濡れてゆく さんざめく光の中待つ 罪深き人の影は見えぬ 永遠と唄われし罪の名は 儚き愛のもとに宿し 日々を越えあたしの夢今散らし 胸の中の扉は閉ざしましょう 一夜の戯れにも煌煌と 燃え盛りし愛を冷ましましょう 無造作に絡んだ指を解き今 この胸の熱(ほとぼ)りは癒えよう 恍惚と喘ぐ声は空に消え 日溜まりの花と変わるのです また芽吹くのです そう生きるのです やがて時は満ち人は変わるもの 強く儚き愛と生きるもの つれなき恋路をただ阻むのは「あたし」という名の影無双 夜を越えあたしの夢今開く 胸の中に宿りし恋の詩 「一夜の戯れよ」と淡として 餞(はなむけ)の辞(ことば)を捧げましょう |
Sweet! Sweet! Music!いきものがかり | いきものがかり | 山下穂尊 | 山下穂尊 | 近藤隆史・田中ユウスケ | ぶっ飛んじゃったんじゃ足んないくらいの愛をちょーだい! なんつってちょっと酔って舞って今夜もきっとハッピー 言ってんじゃん だって毎回 甘い苦いこの世界 なんちゃって今日もちょっとリッチ めくるめく魅惑の Sweet! Sweet! Music! 憧れはいつもドキドキ 現実はいつでもズキズキ ほら今宵の宴に残りものもない 心と身体がヒリヒリ 僕らの街はもう夜明けに ほらじーちゃんばーちゃんにーちゃんねーちゃん新婚さんもいらっしゃい 鳴り止まぬ笑い声 ふと耳を澄まして 少しだけ見えた気がした 明日の笑顔 ぶっ飛んじゃったんじゃ足んないくらいの愛をちょーだい! なんつってちょっと酔って舞って今夜もきっとハッピー 言ってんじゃん だって毎回 甘い苦いこの世界 なんちゃって今日もちょっとリッチ めくるめく魅惑の Sweet! Sweet! Music! 君がくれたその言葉に毎回本当はドギマギ まずはいっさいがっさい身辺整理してからステップアップ! 届かないあの日にもふとその手伸ばせば 触れられるような気がしたいつかの涙 一回じゃ始まんない最高の愛をちょーだい! そんなんであっちこっちそっちどっち向いたらラッキー? 後悔なんてしたくない なんつって持てぬ期待 そんなんじゃ変じゃレンジャー忍者 酔いどれも踊るの Sweet! Sweet! Music! アンビリーバブルなるは精神です どん時のあたし見ればハッピーです?? 人畜無害の神様 君とお嫁でサンバな皆 Summer! アイロニカルにシニカルに シリガルなあの子みてまたよがる 大好きなことがまだしたいやいや ぶっ飛んじゃったんじゃ足んないくらいの愛をちょーだい! なんつってちょっと酔って舞って今夜もきっとハッピー 言ってんじゃん だって毎回 甘い苦いこの世界 なんちゃって今日もちょっとリッチ めくるめく魅惑の Sweet! Sweet! Music! Sweet! Sweet! Music! |
心の花を咲かせよういきものがかり | いきものがかり | 山下穂尊 | 山下穂尊 | 島田昌典 | 僕等が駆け抜けた時期(とき) 明日へと向かう旅 多くを語らず自らその先を見据えてく 一瞬迷うけど必ず道がある 届かない様なゴールなんて無い 遠くに見えてた舞台に待つものは何だろう 心に蒔いたその種子はいつかきっと芽吹くんだ 眠れない一人の夜巡る思考回路は悟る 「今の自分で間違いない…」ってさ 心にある花を枯らさずに咲かせよう 夢がやがて確かな輝きへ変わるように 夢見たその景色は決して色褪せずに 永遠に僕等の胸に刻まれるのだから 今日の日もここに「僕」という意味を生む 曇り無き素朴な光だ もう負けないと誓ったあの夜の泪を拭ったその時に宿った魂があって 忘れない日々を越えてやっと辿り着けた場所に 「後悔」なんてもんは必要ないってさ 心に咲く花を大切に育てよう 時に雨に打たれ 時に風に吹かれ やがて花は朽ちても生まれゆく生命がある 永久に続く連鎖に「僕」という意味を持つ あの日の僕等が笑う 咲き誇る花を慕う 今の僕等に向けるその眼差しは語る 日常の日々こそ奇跡 僕達が紡いでく奇跡 探すのは「特別」ではなく日常という名の目の前の奇跡 輝いた今日に感謝と惜しみなく続く拍手を 燃え尽きた僕等が今抱く誇りこそ持つべき必然 いつか今日が過去に変わり「今」に負けそうになっても 僕達は思い出すだろう 情熱に染まった日々を 心にある花をいつまでも咲かせよう たとえ水が尽きても たとえ闇が覆っても 終わりという始まり 始まりという名の終わり 僕達はまだ歩いてく 僕達がまだ歩いてく その先に未知なる癒えぬ痛みが待つとも ひたすらに続く未来が見たい ひとひらの淡い奇跡を見たい |
いつだって僕らはいきものがかり | いきものがかり | 山下穂尊 | 山下穂尊 | 近藤隆史・田中ユウスケ | 輝いたその日々の中で僕らは何を見つけたんだろう 浮かんでゆく景色の中にあなたを見つけたんだよ さざめいたその笑い声が雑踏の中を駆け抜けてゆく 降り出した雨あしに急かされながら歩く try! 一瞬にしてもう fly!! 飛び越えちゃって 手探りで掴むのはあの日決めた夢 いつだって 最高の感情を描いてみた 僕らそうやって純粋に夢をみた 果てしなく広がるこの空の下 僕らはその答えを見つけました 大切な存在に気づいたんなら ヒトはいつだって空を羽ばたけんだよ 伝えたい言葉達に託すんだよ 僕らの信じる道開くために 泣き出した空に差し込んだ光を信じる事にしたんだ 怯えてる暇があるくらいなら始めた方がいい 遠ざかる雨雲にキスを 光で満ちた世界に愛を 包まれていた不安の影はやがて晴れる 「未来」僕らがそう呼んだ世界 飛び込んじゃって あてもなく憧れた今目の前のステージ 今日だって 本当の冒険に出逢いました 僕らどうやって乗り越えてゆくんだろう いつになく輝いたあなたがいる 一人じゃないと知った強さがある 勇敢な存在に気づいたから 僕らいつだってここで歩けるんだよ 伝えたい言葉達を守るんだよ 歌いたい歌を今歌うために 永遠の感動に出逢えるんだよ 僕らいつだって目指す場所があんだよ 壊れない「今」をまた踏み出すんだよ そうして僕らはまだ行く いつだって 最高の感情を描いてみた 僕らそうやって純粋に夢をみた 果てしなく広がるこの空の下 僕らはその答えを見つけました 大切な存在に気づいたんなら ヒトはいつだって空を羽ばたけんだよ 伝えたい言葉達に託すんだよ 僕らの信じる道開くために |
ハルウタいきものがかり | いきものがかり | 山下穂尊 | 山下穂尊 | 江口亮 | 伝えたくて届けたくて あの日の君へ いつの日かのサヨナラさえも 胸に仕舞って 空の蒼さに目を細めて何気なく翳した手に 薫る風がそっと横切り季節をまた告げる 口笛をふいに吹いて風向きが変わるように 少しだけ君は涙して 「明日が少し怖いの」と呟いた君の横顔だけを見つめてる 伝えたくて届けたくて あの日の君へ いつの日かのサヨナラさえも 胸に仕舞って いつか僕ら大人になる そして出逢える 君とここで約束するよ だから笑顔で だから笑顔で 掴みかけたその掌はひらひらと手を離れて 止まることを知らぬ明日は遠い空へ消える 暗闇の中歩いて手探りの道に見えた一縷(いちる)の光が在ると知る 言葉をあえて探したら「希望」の二文字を僕ら一途に選ぶだろう 離れなくて届かなくて そこにあるのは いつの日にも二人見上げた 空の蒼さで あの日僕ら胸に残る夢を描いた だからここで君に祈るよ いつも笑顔で 僕が君にもらったもの 君が僕に話したこと 数えたら星降る夜が始まる カタチのない想いを今 君の元へ流せば 約束のその場所へ二人を連れて行く 伝えたくて届けたくて あの日の君へ いつの日かのサヨナラさえも 胸に仕舞って いつか僕ら大人になる そして出逢える 君とここで約束するよ だから笑顔で だから笑顔で |