翼いきものがかり | いきものがかり | 山下穂尊 | 山下穂尊 | 鈴木Daichi秀行 | 僕らはまたこの世界の果てへ飛び出す 託されたいくつもの願いを翼にして この胸に小さな勇気とともに脈を打つ無限の魂たちの声に耳を向け その光を浴びるたびに人は確かに夢を持っていく 限りない空の片隅 人は密かに泪を滲ます 乾いた夏の色 それはスタートのサイン 伝わるその鼓動 そしていつか向かい合えば未来 僕らはまたこの世界の果てへ飛び出す 託されたいくつもの願いを翼にして この胸に小さな勇気とともに脈を打つ無限の魂たちの声に耳を向け 繋がることそこで光る時間は始まる 輝いたいくつもの祈りを形にして 掌に大きな夢を強く握りしめ 自分の正しい道の先に目を見据え そう 積み重ね上げた日々がたどり着く場所 my way 明日はある 今足音紡ぐたびに僕らまた少しね大人になる 「変われない」と嘆いてても何も始まらないことに気づく 届いた明日の鐘 それが始まりの合図 重なり合う光 そして今がいつの日より未来 僕らがまたこの時代の先へ飛び立つ 閉ざされたいくつもの扉を開けながらね この先にどんな大きな変化があろうとも 揺るぎない闘志とともに今を駆けてゆく 僕らはまたこの世界の果てへ飛び出す 託されたいくつもの願いを翼にして この胸に小さな勇気とともに脈を打つ無限の魂たちの声に耳を向け 繋がることそこで光る時間は始まる 輝いたいくつもの祈りを形にして 掌に大きな夢を強く握りしめ 自分の正しい道の先に目を見据え そう 積み重ね上げた日々がたどり着く場所 my way 明日はある |
虹いきものがかり | いきものがかり | 山下穂尊 | 山下穂尊 | 江口亮 | 重なり合った青空が僕らの行く手に広がる 大きく深呼吸して緩んだ靴の紐を結ぶ 変わる替わるこの世界の秘密をもう一度見つけよう 「自分らしくやんだ」って 「他人らしくなんな」って 例えばそこから始まる未来が確かにあるとしても まだ僕ら不確かな道の上 走り出した世界が僕を明日へ誘う 流れて行く景色はやがて光と変わる あるがままの願いを込めてまた踏み出せば 遠く見えた世界が七色の虹へ変わる 「疲れたんだ」と嘆くより「ここまで来た」って喜ぶ そんな風に思ってたい そんな風に生きていたい 止まぬことない靴音をまた一歩一歩足してこう その歩幅はいつだって不安定であったって 閉じては開いた胸の内側に触れようとしてみたら 誰もみな疼く様な傷もある 「当たり前」の世界が僕に奇跡を観せる 遥か見える景色が遠く遠く広がる 彩色(いろ)とりどりの愛が僕を包み込むから やがて届く未来もいくつもの虹へ続く ただ一つの世界を僕らの彩色(いろ)に染める 途切れることない道 その先をまた見つめる 走り出した世界が僕を明日へ誘う 流れて行く景色はやがて光と変わる あるがままの願いを込めてまた踏み出せば 遠く見えた世界が七色の虹へ変わる |
幻いきものがかり | いきものがかり | 山下穂尊 | 山下穂尊 | 常田真太郎 | 降り積もる雪はこの手に舞い降り 隠したはずの心の穴に溶け出した 二人が見たのはいつの日の景色 見覚え在る色彩がどこか微睡んだ 遠く揺らめいた愛をその手に抱えていたの 本当はマボロシと知りながら 羨んだ恋の意味は儚さに消えてゆくと ふいに気付いた ゆらゆら舞い散る粉雪たち 切なげに溶けて行く愛は何処へ… さらさら重なる光と影 傷つきたくないなんて本当は…嘘なのにね 夢見た明日はもう二度と来ずに 永遠という無限の彼方に溶け込んだ 切に愛し合う日々も「偽り」と呼ばれるなら 盲目の涙に泣き濡れりゃいい 歯痒くも愛しさ故 その身を焦がす想いを そっと隠した ひらひら瞬く淡き光 頼りなげに揺れては消えて何処へ… はらはら導く先を照らし 意味有りげな光を宿し今宵は誰の元へ… 悲しみの涙に染まる頃 あの人の面影(かげ)を捜すのでしょう 触れ合う度に愛を感じた 温もりにその身体を寄せた 傷つくくせに また爪を立てて吐息が滲む ゆらゆら舞い散る粉雪たち 切なげに溶けて行く愛は何処へ… さらさら重なる光と影 傷つきたくないなんて本当は 傷つきたくないなんて本当は…嘘なのにね |
ひなげしいきものがかり | いきものがかり | 山下穂尊 | 山下穂尊 | 湯浅篤 | 大体三日間でひと月の疲れを癒してる 叶わぬ恋と銘打ったこの果敢なき物語 安定の裏側に見え隠れするように暮らしてる 情熱と嘘に似せた古びた扉が嫌い 甲斐性なしと言われる程に未練は無いとしても 金輪際味わえない様な夢に溺れたわ 一切合切の記憶を消してとは言わないけど それでもチクリ痛むの その刺激がまたツライ 融通の効かない愛が世界を救うなら 「最愛なるもんは何?」なんて問いに意味など無い 「愛」だ「恋」だと嘆くは孤独の雛罌粟 心は泪色 燃えて散りゆく運命と知らずに 気付けば生まれ始める明日を見て笑う 「後悔なんてない…」ってワケもないって解ってる 混沌の海に捨てた煮え切らない言葉 自嘲癖と偽っても手にしたかったその夢は ぞんざいなウソとともにあっさりと砕け散った 夕映えの空にいっそ想いを流したら 案外簡単にフワリおぼろ月が浮かぶ 交わる術を無くしたあたしは雛罌粟 そぞろな朱の色 あえて過ぎ行く季節と言えずに気付けば溢れ始める ふた筋の泪 融通の効かない愛が世界を救うなら 「最愛なるもんは何?」なんて問いに意味など無い 「愛」だ「恋」だと嘆くは孤独の雛罌粟 心は泪色 燃えて散り行く運命と気付いたあたしは光り始める月へまだ祈る… |
How to make itいきものがかり | いきものがかり | 山下穂尊 | 山下穂尊 | ヒダカトオル | 隠しきれない自分の姿 いったん大空へ開いてはまた消えてくけど 一人足並みを揃えるつもりで一瞬躊躇う曇り空になる 心も移ろう気だってする どーだい?気張った人生に意味などありゃしない それでも報われたいと願うならむしろ無欲だ でも 案外嫌いになった自分を待ってんだ 存分楽しむことに浸ってさ浮ついた夢を語る腐った傷 幼き日の面影が影法師より永く僕を縛る 安定への鍵と不安定への鍵に 怯え 戸惑い 未来は揺らいでく Guess! my everything is all right, it's coming through the night. I wanna go! I wanna be ambitious! and I'll find it's the best way. Call me with loud voice! Stand up! just like your heroes. I'm gonna go! I'm gonna be ambitious, and I'll know how to make it better. 実態共わずして無理して愚痴ってる 単純明快な嘘装って犠牲を翳してみる 実際本来の僕を失くしてるわけじゃない 相当こんがらがって狂ってる それがむしろ本当の理由 終わることのない「今」に一切合切の願いを叫んでみる 聞こえてくるものは何もない 歪なカタチの不安くらい 見えない 消えない 変わることもない 絶対憂いは存在 当然躊躇う意味はない その理想隠された万華鏡の中にただ潜んでる 感慨深い時代に均等の愛に酔わされる ただ理想 されど理想だと第三者の声に気付く未来 幼き日の面影が影法師より永く僕を縛る 安定への鍵と不安定への鍵に 怯え 戸惑い 未来は揺らいでく 絶対憂いは存在 当然躊躇う意味はない その理想隠された万華鏡の中にただ潜んでる 感慨深い時代に均等の愛に酔わされる ただ理想 されど理想だと第三者の声に気付け! Guess! my everything is all right, it's coming through the night. I wanna go! I wanna be ambitious! and I'll find it's the best way. Call me with loud voice! Stand up! just like your heroes. I'm gonna go! I'm gonna be ambitious, and I'll know how to make it, 絶対憂いは存在 当然躊躇う意味はない その理想隠された万華鏡の中にただ潜んでる 感慨深い時代に均等の愛に酔わされる ただ理想 されど理想だと第三者の声に気付く未来 |
夢題~遠くへ~いきものがかり | いきものがかり | 山下穂尊 | 山下穂尊 | 亀田誠治 | 遠くへ 流れてく 僕らの影は 今も変わらずにあるから 見失ってしまってもいいさ またとない“今”それは 孤独を 背負ったり 歩むべき道を違えて 焦ったり泣き出したりの連続 閉ざした心 矛盾にはさまれ 息も出来ないくらいに耐えてた 疼き出した この感情に押されて 揺れ始めた 僕を残して 僕は 強ささえ超えて はばたける鳥になる 声は やがて届くだろう 今あなたのいる場所へ 叫ぶとしても 避けられはしない 果てしない物語 僕は 欲しがる きっと未来への扉さえ 「開くのが怖い けど見てみたい」の葛藤 いつかどこかで 出会ったのかな かすむ記憶をたぐりよせて 白いシーツに くるまる僕に 生まれたての 明日をください 僕の わずかな迷いよ はばたいて風になれ 誰かの 手を握ったなら 離さずに舞い上がれ 僕は 強ささえ超えて はばたける鳥になる 声は やがて届くだろう 変わらずにその場所へ 叫ぶとしても 避けられはしない 掴んだものは 輝きの日々 |
心一つあるがままいきものがかり | いきものがかり | 山下穂尊 | 山下穂尊 | mugen | 振り切れた針に追われてあたしはまた明日を目指す いつか見た夢の続きはまだ胸ん中に宿る 失敗もしてるもんね もう何回もだもんね そんなことで弛まぬ時間は揺らがない 閉ざされた扉の前にたたずむあたしの背中が どう見えるのか 何を語るか それすらに意味は無い 平均値を探して安心感に浸った憂うべき自分はもうここにはいない 愛するべきこの日々に寄り添って 延々と続く現実にキスをして 感情の波間をゆらゆら漂って 確かに今生きる 想像力で息をしたあの日のあたしに逢える この場所が輝きをまた放つ 勇敢なフリをした強がるあたしを捨てて 手招く唯一無二の未来へ 心一つあるがまま 差し出された椅子を蹴ってそれでもまた前を目指す 遠ざかるのは白い雲と脆弱なあたし 案外単純じゃんね 価値観なんだもんね 一頻りのあたしの要素は崩れない 煌々と光る行く先を指差して 傍にいる人々と手を取り合って 限りの無い限界をイメージして 確かに今走る 透明感に染められた輝くあたしに逢える 気付かぬうちに鼓動高まる 聡明なフリをした偽るあたしを捨てて 抱きしめ続けるこの身体と心一つあるがまま 等身大のまま閉じた 瞼の裏側にいるいつかのあたしが背中を押して 本当は知っていた 「飾らぬあたしでいい」って ただひたすら そう ただひたすらに… 想像力で息をしたあの日のあたしに逢える この場所が輝きをまた放つ 勇敢なフリをした強がるあたしを捨てて 手招く唯一無二の未来へ 心一つあるがまま そう 心一つあるがまま |
風乞うて花揺れるいきものがかり | いきものがかり | 山下穂尊 | 山下穂尊 | 蔦谷好位置 | ひとひらのあの花の様に 輝く明日を願ったでしょう 瞼の裏側にある悲しみはもう知った 道端にうずくまった僕らが愛の種だとして 光と水をくれたこの場所に花を咲かそう 鼠色の空の下「青空を」と祈るけど 隠しきれないこの足跡に 誇りをつむいで歩いてく 遠くに見えた一番星 西へ向かう昨日に手を振る あなたはまだそこにいてくれて 東から来る明日を待ってる ずっとずっと分かってたよ 君が照らしてくれたその道を その丘に風は吹いて 始まる夜空を見上げるのでしょう 瞬いた星達が変わらない街を照らす 藍に染まる空の下 星々が散らばるなら 過去に出来ない痛みを前に 明日を探して踏み出せる 遠くに消えた一番星 「明日に帰るんだ」と呟く いつも今日も気づいてたよ 君が守ってくれたこの場所も 変わらぬ気持ちで出逢えた朝には もう戻れない不安の影も静かに確かに緩んでく 昨日の空に満ちる光 いつかの空にもまた輝く あなたはまたそこにいてくれて 僕らの胸の中にも灯る 遠くに見えた一番星 西へ向かう昨日に手を振る あなたはまだそこにいてくれて 東から来る明日を待ってる ずっとずっと分かってたよ 君が照らしてくれたその道を 君が照らしてくれたこの道を |
明日ハレルカナいきものがかり | いきものがかり | 山下穂尊 | 山下穂尊 | 本間昭光 | 毎日おきる出来事に僕らどんな顔して過ごしたろう 街はまだ夕日に包まれてる 日が沈んでく 「愛されたい」と願っても叶わないことの方が多いや だけど自分に胸を張れるように日々を生きていたい 悲しみに負けないように無理して笑ったりもしたし ウソだって分かってて ただ強がったりもした 毎日が特別で分からないことの方が多いが 苦笑いで見上げたのは夜空 だから毎日毎晩歩んだ日々 曲がりくねって続いてく道 忘れることない小さな恋 あなたのそばに届けたい愛 そうして毎回涙したり それでも笑顔にほころんだり 全ての出逢いに感謝したり ここから僕ら歩いてこう また明日ハレルカナ また明日ハレルヨネ 限られた時間の中でいつか僕ら大人になるのかな あの日輝いた光の粒が空に散らばって 苦しさの上にあるの 今日だって目には見えないけれど あとちょっとの涙が また背中をそっと押す いつだって有り触れた奇跡を見逃すこともあるけど 焦らないで気づけばほら未来 そしていつの日だって忘れたくない かけがえない いくつもの出逢い 「今日から」だって始めるたびに 新しいその道は開ける ふるさとにほら想い馳せたり 初恋の日を思い出したり 悲しみをまたさ乗り越えたり これからをまた生きて行こう また明日ハレルカナ また明日ハレルヨネ だから毎日毎晩歩んだ日々 曲がりくねって続いてく道 忘れることない小さな恋 あなたのそばに届けたい愛 そうして毎回涙したり それでも笑顔にほころんだり 全ての出逢いに感謝したり ここから僕ら歩いてこう また明日ハレルカナ また明日ハレルカナ また明日ハレルヨネ |
@ miso soupいきものがかり | いきものがかり | 山下穂尊 | 山下穂尊 | 中村太知 | あたし「I'm at miso soup」いつも創造的でいたいの 偽らない運命が今日もその存在を示してる だから「I'm at miso soup」常に行動できてたいの 始まらない憂鬱な恋をしたってしょうがないでしょ? It's so blue!! 変わらない夢 始まりのスタイルが あたしの元を去って行ったとしても問題はないでしょ? 目の前には一日の始まりを告げる温めのミソスープ いつまでもあたしを守っていてね 冴えない現実を離れ夢見たとしても 目敏い欲望に駆られ踏み外したって今日も君はいる あたし「I'm at miso soup」いつも創造的でいたいの 偽らない運命が今日もその存在を示してる だから「I'm at miso soup」常に行動できてたいの 味気のない憂鬱な恋になんて答えは出ないでしょ? It's so Boo!!! 香り立つ湯気 お決まりのカツオ節のダシにほんのちょっと隠し味は一筋の泪 窓開いたら 溢れ出した朝の光に溺れそうなの いつだって変わらず笑っていてね 危うい感情とは何故? 知らん顔をしても歯痒い日常の中で苦しくたって今日もあたしを見る 今日も「I'm at miso soup」温め過ぎには気をつけて 火傷しないくらいの方があたしの口には合うから つまり「I'm at miso soup」いつもそっから始めたいな 混じりの無い純粋な恋をしたくてしょうがないでしょ? It's so good!! それは曖昧な苦痛 だけど一生忘れないの 見つからない「偶然」が今日もその運命を嘆いても だけど「I'm at miso soup」 今日も感動をしてたいの 見込みの無い そんな想いにだって答えは見えるでしょ? あたし「I'm at miso soup」いつも創造的でいたいの 偽らない運命が今日もその存在を示してる だから「I'm at miso soup」常に行動できてたいの 味気のない憂鬱な恋になんて答えは出ないでしょ? It's so Boo!!! That's so cool!! Just wanna do!! |
ニセモノいきものがかり | いきものがかり | 山下穂尊 | 山下穂尊 | 西川進 | 海外に似た素敵な街 行き交う人の群れは同じ 何かを捜してる様に見えなくもない 宵の帳に街は目覚める 不揃いの光は人を誘う そう此処は混沌に満ちた偽物の世界 そう「自分らしく…」なんていう響きに浸かって 盲目的となって 気付かぬ声上げる 毎回の口癖が心を締め付けるわ 偽らざる程の理由を探している 歩めど迷えど心の中はblue 遠巻きに自分の姿を見て嘲笑うの ぞんざいな嘘に見え隠れした自分 長くはないわ至福の時 そつ無く熟す日常覗き また愛想笑いの柵に冷たくキス 無理した振りしても世知辛い 尚更 其処にもう打つ手は無い 追憶は彼方 愛欲が此の街の常 衝動的と知って 其の誘惑を振り切って ようやく立ち止まって 偽りの身と知る 経験や数もここじゃ絵空事 そう曰く付き 小洒落たコートに此の身も溶けてfly fly 永遠も過去もただの綺麗事 遠くなる月 乱れた吐息に其の身任せてcry cry 世捨て人は言う 憂いはタブー 繰り返してる皮肉なchoice 報われないと嘆くは孤独のMr.child 妖艶な嘘を着飾る人々の目はいつも「嫌い、嫌、嫌」 体裁をまずは繕う 其の姿に今宵も出遭い 苛苛… 境界線なんぞ二の次で 目眩く魔法が今宵も此の街に散る |
いろはにほへといきものがかり | いきものがかり | 山下穂尊 | 山下穂尊 | 江口亮 | 溢れる夢継ぎ足す毎日に飽きたなら いつか叶えと願う あたしここいるよ ツギハギの毎日についにしびれを切らして 飛び出すあなたも今日生きるよ 「あ~切ないわ」なんて いつも口に出してないで しこたま持った希望や不安も あたしの細胞なのです ずんぐりむっくりの絵の具を 身体中塗りたくって 出来上がったこの唄が 今日七色に染まる いろはにほへとのちりぬるが とりあえずPOPなんで 並び替えたこの声で今ね、あなたに届け とどまること知らずに歩くあなたの背中が 今日はいつもよりも少し光るよ 「もう出来ないわ」なんて やたらと落ち込んでいないで 積もり積もった不平や不満も カタチの無いものなんです 紅藍黄色のこの声を がむしゃらに混ぜてまって かき鳴らした六弦が 日々の弱さを埋める 転がり続ける石ころが とりあえずROCKなんで さらに映えたこの声で今日もあなたに届け あなたに響け |
夏色惑星いきものがかり | いきものがかり | 山下穂尊 | 山下穂尊 | 中村太知 | 目を覚ました太陽が 私たちを空の下連れ出した 乾ききった答えなら 破り捨ててまた別の夢を見る 砂に書いた二つの文字 少し照れて波が消した 触れて握る人差し指 夏の始まりを示してる 風を背負って 波間を掻いて 私たちは今飛び出すよ 有り触れた答えだけじゃ何も変わらないでしょ? 今を描いて 明日を蹴って 太陽にその手をかざせば 見えないはずの未来も少しだけど顔を見せるよ 立ち止まった砂の上 君の笑う横顔を覗き込む 遠く見えた君の隣 今はあたしの宝物 君に見せた秘密の文字 恋の始まりを感じてる その手をとって 空を仰いで 二人の足跡を残すよ 夏に盗まれた恋が一つのカタチなんでしょ? ただ寄り添って 二人笑って 火照ったその頬を冷ませば 出逢えた夏の世界の扉がいつの間にか開くよ 揺れて見えた二つの影 夕暮れを背に重なった キラリ光る一番星 そんな二人を見守ってる 風を背負って 波間を掻いて 私たちは今飛び出すよ 有り触れた答えだけじゃ何も変わらないでしょ? 今を描いて 明日を蹴って 太陽にその手をかざせば 見えないはずの未来も少しだけど顔を見せるよ |
オリオンいきものがかり | いきものがかり | 山下穂尊 | 山下穂尊 | いきものがかり・江口亮 | 「青空は綺麗だけど 夕焼けが好きなんだ」と 君は少しはにかんで沈む日を眺めていた 今年も冬が近づく また白い吐息が舞う 君と初めて出逢った季節がまた巡ってく 遠く見えてた空は藍と染まり 確かな輝きを胸に纏った そしてまた今年も君の隣り 瞬き始めた夜空を見つめて そっと君が指差す先 光に満ちた 光に満ちたオリオン 伝えたい事はいつもさ 言葉では足りなくってさ だからその手を握ったら 温もりが伝わるんだよ 星の降る夜のこと覚えている 初めて交わした言葉を知ってる そして見つけたのは淡い光 力強く輝く淡い光 ずっとそこで見守ってた 今年初めて君と見つけたオリオン 遠く見えてた空は藍と染まり 確かな輝きを胸に纏った そしてまた今年も君の隣り 瞬き始めた夜空を見つめて そっと君が指差す先 光に満ちた 光に満ちたオリオン |
最後の放課後いきものがかり | いきものがかり | 山下穂尊 | 山下穂尊 | 中村太知 | 最初からわかってたこと いつかこの場所を去ること 気付いたら三年間の思い出が泪で滲む いつかのあたしたちは「今日」を目指してきたけれど こんなにも切ないなんて正直想像しなかったよ 当たり前の場所が過去になる 君と初めて出逢った ありふれた出逢い 奇跡になる この教室も あのロッカーも 君の笑顔も… 君から何か伝えてよ あたし 何も喋れないから… いつからかずっと君の背中を目で追っていたんだよ 君が気付いていないこと あたし分かってもいたけど 今日で最後の放課後にあたし 強くなるよ どうしてか捨てられずに 今日も大切に持ってる君にもらったメッセージ 今はあたしのお守りで 小さなメモの隅に走り書きされた言葉が この日までいつもずっとあたしを助けてくれたんだよ あの日何気なく君を見た 夕日に染まるバス停 声をかけられずに 佇んだ その瞬間に その一瞬に 心が爆ぜた あたしから君に伝えるよ 二度とここで逢えないから… どんな日もいつか君にその答え知って欲しかったよ 君が気付いてくれること あたし 祈ってはいたけど どうしても届かなくて 心 苦しかったの 今から君に伝えるよ どうか はぐらかさないでね 本当はいつもいつも あなたのこと 想ってたんだよ 何を言葉にすればいいのかもまだわかってないけど 今日で最後の放課後にあたしから伝えるよ あたしから伝えるよ |
おもいでのすきまいきものがかり | いきものがかり | 山下穂尊 | 山下穂尊 | 湯浅篤 | 思い出すと変わらずにいたあの頃 「気取んな」って笑って過ごしてた日々 二人してムキになっていたけど そういつだって今日だって思い出 気がつくと考えてたのはいつも 「君と二人でいられる」ってこと いつからかすれ違いが二人を包み 僕の未来にもう君はいない おもいでのすきまから 漏れてる光に誘われ 一人歩く街の中 無意識に君の姿を探す 今僕らの恋に告げるべき言葉を知って戸惑いの風に吹かれる 現実に目をそらす この僕の想いが消えるようにそっと目を閉じながら 深く永い眠りに落ちていけばいい 隣り合った瞬間目の合ったときに はにかんで見せてくれた仕草も 握った手に伝わる君の体温も 時間は経つも色褪せぬ思い出 プラス思考を盾にしても 辛い痛みや不安を忘れない もらった数知れぬ勇気が やがて僕の内の未来を創る この僕の胸に残すべき答えに気付く この恋のおもいでのすきまを埋めていけるように またどこかで偶然出逢っても 前と変わらないような顔して二人笑い合いたいな 「憂鬱なる運命」はただ嫌う 今僕らの恋に告げるべき言葉を知って切なさの雨に打たれる 現実に目を凝らす この僕の想いが消えるようにそっと目を閉じながら おもいでのすきまはもう埋まる もう埋める 今になってやっと気がついたけど そういつだって今日だって思い出 |
ホントウノヒビいきものがかり | いきものがかり | 山下穂尊 | 山下穂尊 | 江口亮 | 今見上げた一つの星 いつかの様にそう飛んでった 語りかけた明日に向かい 流れる様にもう消えちゃった 簡単な嘘で ごまかされた生き方を僕は捨てるんだって そのとき 曖昧な意味 そんなもんはなくていんじゃない? ホントウノヒビ 夢見た光 いつかの祈り 叶う日が来るからと 一人一つ投げられたピースを探して 偶然じゃなく 必然でなく ひたすら祈る 心の中を見てた そして僕は閉じられた世界の扉を壊して行ける 今出逢えた二つの星 嬉しくなって輝き増した 忘れかけた場所に向かい誇れる様に歩き出した 本当はいつも怖くて苦しかった自分を責めるけど その日々 後悔の意味 そんなことしなくていんじゃない? 続いてく道 明日の出逢い いくつの願い 辿る日があるからさ 一つ二つ輝いた夜空にキスして 簡単じゃなく 単純でなく 純粋な愛 そんなものを見つけた時に 僕らあの日々に溢した泪を信じて行ける ホントウノヒビ 夢見た光 いつかの祈り 叶う日が来るからと ホントウノヒビ 夢見た光 いつかの祈り 叶う日が来るからと 一人一つ投げられたピースを探して 偶然じゃなく 必然でなく ひたすら祈る 心の中を見てた 時に人は閉じられた世界の扉を壊して行ける |
雪やまぬ夜二人 -2010 version-いきものがかり | いきものがかり | 山下穂尊 | 山下穂尊 | 松任谷正隆 | かじかむ手のひら 指先 吐息で温めたあなたが愛しい 睫毛にかかる前髪に手を伸ばし解かしたあたしは嬉しい 街に散るイルミネーション 光は今宵の花 ただあなたの隣にいたい 色彩の踊る真ん中で 降り積もる粉雪 響く鐘の音があたしの心に今届く 少し冷えた唇を頬に感じ 雪やまぬ夜二人 時々触れる左手を気にして歩いてた頃は二年前 今、あなたの右のポケットに誘われるあたしの左手には嫉妬ね 白い吐息が雪と混ざって 紡ぎ上げる今宵のメロディ 足音はリズムを奏で 静寂をまた色づかせる 染み渡る温もりきつく抱いたまま 色腿せぬ思い出も分かつ 言いかけた想いも胸に抱いたまま 満ちてゆく夜二人 やまぬこの雪のように深く深く深く あなたのことを思い続けたいと切に願う 廻る季節の中でただいつもいつもいつも あなたが傍にいるのを感じたい はやる気持ちを照れ笑いで隠したあたしに気付いたあなたが笑う 降り積もる粉雪 響く鐘の音があたしの心に今届く 少し冷えた唇を頬に感じ 雪やまぬ夜二人 降り積もる粉雪 響く鐘の音に 気付いた二人は目を閉じる 繋ぎ合わせた心のパズルがまた増えてゆく そのすべて途切れないように… |
ワンゴールいきものがかり | いきものがかり | 山下穂尊 | 山下穂尊 | 立崎優介・田中ユウスケ | 裸足のままで駆け出して遠くのゴールが見えました 晴れ間覗いた蒼い空に少し救われたなぁ 自分で見つけた道だけどいつも自信があるわけじゃない 今も不安と紙一重でそれでも上を向く 晴れた空に七色の虹があって 消えた涙 どんなときも輝く いつも探してたものを見つけたよ 今を生きて行く喜びの中で あの日から始まったささやかなきらめきがこの胸を満たしてく そして手を伸ばそう 届くと信じる意味がそこに在る 答えは一つです 鳴り出した鐘の音がその先を照らしてて 目指したのはかけがえのないワンゴール 気づけばここまで来たことが昨日と明日を繋げてる 少し弾んだ笑い声で滲んだ汗を拭う 暮れる空に小さな願い祈って 遠く見えたあの光を追ってく だから歩き出そう この手を広げて 今日を抱きしめる旅を始めよう そうやって踏み出したあどけない足音に負けることないように そして手をかざそう 眩しい未来に目を逸らさぬように 答えが一つです どうしても伝えたいこの胸のときめきに 光るものがやっと見つけたワンゴール いつも探してたものを見つけたよ 今を生きて行く喜びの中で あの日から始まったささやかなきらめきがこの胸を満たしてく そして手を伸ばそう 届くと信じる意味がそこに在る 答えは一つです 鳴り出した鐘の音がその先を照らしてて 目指したのはかけがえのないワンゴール |
月夜恋風いきものがかり | いきものがかり | 山下穂尊 | 山下穂尊 | 湯浅篤 | 甘い甘い恋に見捨てられた脆い感情は 遠い空の下でいつか花を咲かせるでしょう 細く狭い道は単純に僕を苦しめないし 綺麗に並べられる愛が真実とも言えない 探すのはキッカケじゃなく まして心理や理念じゃない つまるとこ答えなんて無く 嗚呼 今日も風は優しい 騒がしい未来は僕に何かを語るかな? ひたすら平凡な僕は何を感じるかな? 夢は夢で胸に包み 時に恋して泪流す 常に現実は重くとも 嗚呼 今宵の月は綺麗 ありきたりな僕等が紡ぐ 嗚呼 日々こそが美しい 淡い淡い恋は今日も様々に散らばってく 小さな幸せがそっと世界を染めていく |
蒼い舟いきものがかり | いきものがかり | 山下穂尊 | 山下穂尊 | 湯浅篤 | 肩慣らしと笑ったこの声は秘密めいた夢 黄昏に流れし友の声が静かに染み入る 風向きを味方につけただろう蒼きこの舟は たおやかに身体を今包み静かに走り出す 艶やかに舞った一筋の泪 見ないようにしてその目を隠してしまって 私たちがここに居る意味がここに在る 探したものも 失くしたものも 見えてたはずの自分も… このまま悠久に続く時間にただ身を任せ 限りのない私の行く先をね 探そうか もう僅かな不安にさえ小さな幸せを願えるでしょう 世界は今日も確かに「今」と共に在る ささやかな祈りが夕暮れに溶け出して映し出してくように あの日の私に今 手を振ろうか ある出会いに導かれし夢の中で泳ぐとき 憂鬱の海、その先に見えた微かに光る雨 未来に散らばった数々の出会いや 避けること出来ない別れが恐くもある 大それたことなんて何も言えないけど 生まれた意味や 歩んだ道よ ここに居るのが自分だ ここから始まる全ての未来図は見えないけど その先を棚引く風が背中を押して さぁ今この風に揺られ 躊躇(ためら)いの涙に別れを告げ 果てしのない「私」見付ける旅へ出ようか 柔らかな願いが木漏れ日に溶け込んで溢れ出してくように あの日の私が今微笑み返す |
my rainいきものがかり | いきものがかり | 山下穂尊 | 山下穂尊 | 本間昭光 | 降り出す雨に戸惑う影 予報通りにはいかないんだなぁ 何故だかちょっと嬉しくなって 心の中に咲いた笑顔 「雨降りは大嫌い」君はそう言うけど きっと相も変わんない日常が生んだ戸惑いが胸の中弾けた 一瞬で手にしたんだ後悔をしない未来を ありったけの力で ねえ? 「もう一回始めるんだ!!」心ん中で叫んだ 一つの世界を無数に舞う my rain 憂鬱なはずの雨のリズム 味方につけたなら始めよう 「今さら」なんて話じゃなくて「今から」だから素敵でしょう? お気に入りブーツで水たまり跳ねて いっそ境界線なんてなくした身体と心が悪戯に弾けた 目一杯息を吸って そうやって感じたんだ 輝いてる光をいつも 背一杯無理したって一向に下降線だ 上昇気流が生み出した my rain 突然 雲の切れ間から光が射してさ 輝く虹色に変わった 太陽と雨が出逢った瞬間の奇跡に逢った 世界中の色彩浴びて 最高に美しかった 本当に届きそうな 七色に浮く my way 一瞬で手にしたんだ後悔をしない未来を ありったけの力で ねえ? 「もう一回始めるんだ!!」心ん中で叫んだ 一つの世界を無数に舞う my rain |
甘い苦い時間いきものがかり | いきものがかり | 山下穂尊 | 山下穂尊 | 斎藤勇二 | 私たちはここにいて 明日のことを夢見る ひどく狭く不器用なこの歩幅で 毎日は純粋で ひたすらにきらめいて それでいて確実に日々は去く 叶わぬ恋に胸を焦がし 自分の胸の中を描く この場所を分かち合えたこと いつの日か誇れるのでしょう 悲しい魔法はいつか未来へと変わって 頼りない私たちに ささやかな愛を問いかけるでしょう 遠のく昨日も近づき続ける明日も 変わらずいつまでも ずっと抱き続けてたいな 甘い苦い時間を… 甘い苦い時間を… いつかの過去にだって「現在」があったって もっと言うなればそれも また過去の「未来」 毎日はありふれて それ故に気づかなくて 時々ヒトは何かを見失う 暮れ行く夕日が今放つ 明日へ向けた影と光 イロトリドリのセカイはただ 静かに「今日」を閉じてゆく 優しい呪文が いつか未来へと繋がって 忘れかけた私たちは ひたむきな愛を思い出せるでしょう 一瞬の躊躇いや避けられない戸惑いを超えて 変わらずいつまでも ずっと持ち続けたいんだ 甘い苦い時間を… 甘い苦い時間を… 悲しい魔法はいつか未来へと変わって 頼りない私たちに ささやかな愛を問いかけるでしょう 遠のく昨日も近づき続ける明日も 変わらずいつまでも ずっと抱き続けてたいな 甘い苦い時間を… 甘い苦い時間を… |
二輪花いきものがかり | いきものがかり | 山下穂尊 | 山下穂尊 | 田中ユウスケ | 声が聞こえる? あの日見上げた夜空へ 同じ響きでいつかは届くかな… 君は変わらず この手温めてくれるの だからあたしは光る明日が見えたの 「不器用でもいい」って決めたあの時 胸に開く花は 見えないけど、でも確かに咲く 偽りを捨てた今 恐れは消えた 昇り始める朝日眩しいけど 咲き誇る花々 輝いて 揺らぐ歩幅覚束ないけれど 繋ぐ掌がここにあるの 重ねた夢の欠片を数えて 紡ぐ明日へ 恋は「必ず…」という言葉を嫌うの だけどあなたはそこに居てくれるの 言葉も無く ただ抱きしめたあなたの身体、触れた指が ただ愛しくて 確かめてみた この胸の奥にある唯一の光 溢れる木漏れ日の中に咲く花 色彩は違えどただ美しくて やがて枯れゆく運命と知っても 変わらずにいつまでも愛でるの ほらまたあなたの声が この胸の中に咲く 声が聞こえる? あの日流した泪は 夜空に溶けて キラリ明日へ届くの |
スピカ~あなたがいるということ~いきものがかり | いきものがかり | 山下穂尊 | 山下穂尊 | 島田昌典 | あなたがいるということ それだけで温かいんだよ 眠れぬ夜に灯る確かな輝き いつまでもそばにいて なんて照れ隠しするけど 叶えあえるものがそこにある 形あるものがあるように 形ないものもそこにある 風の中凛として咲く花の香りがあるように 毎日がまた過ぎて行くよ 消えない夢をまた手探る そんな日にあなたの歌う声が頭のなか巡る 探していた憧れは 夜空に咲くスピカの蒼さで そう小さな光だけどその声を聞かせて あなたがいるということ それだけで温かいんだよ 眠れぬ夜に灯る確かな輝き いつまでもそばにいて なんて照れ隠しするけど 叶えあえるものがそこにある 半年が一年へ変わり 気がつけば三年目の春 この街に私が残せたのは何色の跡だろう いつまでもね変わらずにいられると信じてる 私は この夢物語の先 深く息を吸うの あなたとつながること それだけは信じたいんだよ 曇り空の闇にふと見えたぬくもり これからも消えないで 私は今日も歩くよ 支えられてるから 今がある あなたを見つけた日を 忘れられはしないんだよ 春風に仰ぎ見た小さな星屑 あなたがいるということ 私がいるということ 奏で合える言葉 ここにある |
季節いきものがかり | いきものがかり | 山下穂尊 | 山下穂尊 | 亀田誠治 | 巡る季節が咲かせた花は何度目だろう ひたすらに駆け抜けた時代が瞼にある 言葉にすれば壊れそうな夢だけ抱えて 始まりの言葉たち 大切に集めていた 不器用とわかっていて もう一度を繰り返す 悲しいこともまだ知らないでいたんだよ それでも続いてく物語 桜舞う街の中 見上げたその景色は どんなときもいつの日にも眩しすぎて 瞳を細めました 気づいたら何故か伝う涙は 喜びにも悲しみにも優しさにも 似てるような気がしたんだ そうやって春は満ちる 一つの 小さな 奇跡のように 諦めないと大人にはなれないと気づいて 消えていく未来もさ あったことわかっていた 届かないような窓に 手を伸ばして気がついた つまづいたあの日も 傷ついた夢さえも 降り注ぐ太陽があったんだ 光差す道の上 かけがえない出会いが 僕らを変え世界を変え今確かに 僕らに届きました 巡りゆく季節に咲く命が また今年も 空に舞って 僕らをつなぐ 景色になりますように 桜舞う街の中 見上げたその景色は どんなときもいつの日にも眩しすぎて 瞳を細めました 気づいたら何故か伝う涙は 喜びにも悲しみにも優しさにも 似てるような気がしたんだ そうやって春は満ちる 一つの 小さな 奇跡のように |
try againいきものがかり | いきものがかり | 山下穂尊 | 山下穂尊 | 近藤隆史・田中ユウスケ・室屋光一郎 | 今始めよう あの日決めた夢だけを見て歩いていくのさ 動き出した答えに気づけば 「これから」という希望 いつか笑って話せる日が来るかな 走り出した日々に one more try again 退屈な毎日に何かを求めて彷徨う街 答えなどないとわかっていたけど 風向きを気にして 不都合な真実を見ないで過ごすことにも慣れて 自嘲気味に笑う自分を壊して何かが弾けたよ いつか見てたそれは満開の花 咲き誇るように そのイメージを その残像を 形にして生きてく 今始めよう あの日決めた夢だけを見て歩いていくのさ 動き出した答えに気づけば 「これから」という希望 いつか笑って話せる日が来るかな 走り出した日々に one more try again 明け方に気がついた 春に浮かぶ蒼色の空に わかったような気がしていたんだけど少し不思議な朝 今年もこの季節が期待と不安を運んで来る 何気ない合図 扉を開いて 世界へ飛び出すよ それはまるで空を駆けるような軽やかなリズムで そのステップで その感情で 新たな景色を生む また始めよう 僕らだけじゃ辿り着けやしない その舞台へ 届くんだと信じた未来へ 「今まで」という 自信 誇り この胸に燃え続けてるんだよ 伸ばしたこの両手 and more fly again 限りない希望 あの日僕ら 誓った約束の言葉抱いて 目指したそのゴールを越えれば 見たことのない それはまるで夢のような景色へ変わるんだよ 悔し涙超えた no more cry again 今始めよう あの日決めた夢だけを見て歩いていくのさ 動き出した答えに気づけば 「これから」という希望 いつか笑って話せる日が来るかな 走り出した日々に one more try again 走り出した日々に one more try again |
わたしが蜉蝣いきものがかり | いきものがかり | 山下穂尊 | 山下穂尊 | 本間昭光 | ふと目覚め何かにまた怯えて 過ぎ去って行った幾重の過去たち 答えなど分かってるつもりでも 冷めきったような孤独の人たち ルルル 暗闇と明るさとの会話に戸惑っていったわたしが蜉蝣 息もせず水の流れを漂う 淀みがかった愛の流れに寄り添う 気がついた時には大人になってて 夢見ていた空がただ眩しくて わたしが失ったものたちをただ見下ろして 背中に背負った翼で 一度風を受ける 水辺に残したままの夢のその塊は 太陽と共に爆ぜてそしてまた夢を見る ルルル 空回り現実を繰り返し 薄汚れていった靴底を蹴れば 鈍いほど痛みは広がってて 霞みがかった空のはざまを羽ばたく 弾かれた指先 外れと願えど 放たれた扉はただ重たくて わたしから育ったものだけをまた抱きしめて どこにも行かないように この手握りしめる 子供の頃の記憶がふわりと蘇り 恐れを知らぬ強さを少しは懐かしむ いつか憧れた陽の光 それは眩いほど綺麗で たどり着けるはずもないくせに 心の中に宿る わたしが失ったものたちをただ見下ろして 背中に背負った翼で 一度風を受ける 水辺に残したままの夢のその塊は 太陽と共に爆ぜてそしてまた夢を見る |
もう一度その先へいきものがかり | いきものがかり | 山下穂尊 | 山下穂尊 | 島田昌典 | きらめいた星見上げて 君の名前を口ずさんだ ひとひらの切なさならもういらないと願ったから いつからか芽生えた希望 本当は持ってたいその理想 巡り巡る時の鼓動 その中で 君からもらった言葉 震えるこの掌に愛の意味を教えてくれた 今 歩き出すたび 伝えたい愛と 溢れ出す想いのその中で あのときに出会えた それは奇跡にも似たような色彩(いろ) 喜びと優しさに包まれて満ち溢れてく そしてこの先 あの場所で僕ら 始まりの鐘をまた鳴らして 本当に守れる愛を(何か)見つけられたならば行こう もう一度その先へ 振り向けば悲しさより 優しさの数増えていった 言葉には出さないけど もう一度だけ抱きしめるよ どこかで見たような魔法 それを信じたくもなるでしょう 通り過ぎていく人の その中で 僕らが出会えたことは 弛まぬ一つだけの奇跡と 永遠(トワ)に信じてるから まだ 続いてく旅 泥濘(ぬかる)んでる道 瞬いた明かりまた見据えて 繋がる掌が 少し強く握られたからさ 輝きと愛しさに誘われて 踏み出していく そしてここから 変わらずに僕ら始まりの鍵を握りしめて 本当に頼れる愛を見つけられたからさ行こう もう一度その先へ 今 歩き出すたび 伝えたい愛と 溢れ出す想いのその中で あのときに出会えた それは奇跡にも似たような色彩(いろ) 喜びと優しさに包まれて満ち溢れてく そしてこの先 あの場所で僕ら 始まりの鐘をまた鳴らして 本当に守れる愛を(何か)見つけられたならば行こう もう一度その先へ |
情熱モラトリアムJUNNA | JUNNA | 山下穂尊 | 山下穂尊 | 白戸佑輔 | 一瞬飛んで跳ねてからまた心地よいときでいいの 喧騒感の真ん中ですら負けない気持ちがいいの 幸福的な価値観にすら悲劇は訪れる 計画的に生きていく一体何が楽しいの? 変われること一つ見つけられんのなら このいびつな世界 踏み出して 壊して 歩いていくだけ だから 届かない情熱をこの手に伝えたい 私が叶えてみせる まだいくつの夢がある 曖昧なことばっかなんでまた少しだけ苦しいよ 焦燥感と戦いの果て勝利をもたらす太陽 感覚的な行動にこの身を委ねて目指せ 「後悔」なんてがらじゃない苦し紛れの思考排除 飾らぬことさえも恐れはしないから あの歪んだ過去も 飛び越して 裸足で 駆けていくだけ 今は 果てしないこの道を確かに歩みたい 私が探してるもの ほらいくつも芽吹いてる 変わらない常識をこの手で壊したい 積み上げていく言葉が 私をまた作ってく 感じるまま生きていこうよ 信じるまま進めばいいさ この地球(ほし)では 辛いことさえ笑え! そんな気持ちが今必要なんだ だから 届かない情熱をこの手に伝えたい 私が叶えてみせる まだいくつの夢がある 揺るがない現実をこの手で掴みたい 明日が教えてくれる それだけただ 信じてる |
憐哀感情MARiA | MARiA | 山下穂尊 | 山下穂尊 | 中村タイチ | 震える夜の悲しみの中で 私はあなたに抱かれている 遠い記憶のカケラを探して 夢見る少女は眠りにつく 弛まぬ愛と信じていたのさ 恋やら愛やら知らん顔で はらりはらりと裸の心で見つめていたのは恋心と 「夢だけ見させて」くちづけ交わして 出来ることならば 離さないで 孤独から逃れたいくせに 儚い愛を歌っている 曖昧なこの感情論 私が欲しいのはただただ縛られたその鎖だけ やもめのごとき切なさ故 静かな恋と眠っている 単純なこの劣等感 あなたが欲しいのはそもそも放たれたその光だけ あなたが欲しいのはそもそも放たれたその光だけ 灯火の様な心の乱れに面影探して頬を撫でる 肌の蒼さと吐息のまどろみ 戻れない愛を迷っている 「一人でいさせて」言葉にならずに 温もり纏って爪を噛めど どこからか聞こえた鴉の泣きじゃくる歌響いている 偽りのその人生観 鏡に映るのは見たことない涙した一人だけ たとえひととき夢を見ても 抗うほどに力はなく 儚さ故の焦燥感 私が欲しいのはひたすら単純なあの言葉だけ 私が欲しいのはひたすら単純なその言葉だけ 愛は終わりのない欲望の影にまみれど どうして果てしのない道の上をまた揺蕩う 孤独から逃れたいくせに 儚い愛を歌っている 曖昧なこの感情論 私が欲しいのはただただ縛られたその鎖だけ やもめのごとき切なさ故 静かな恋と眠っている 単純なこの劣等感 あなたが欲しいのはそもそも放たれたその光だけ あなたが欲しいのはそもそも放たれたその光だけ |
未来図やなわらばー | やなわらばー | 山下穂尊 | 本間昭光 | 本間昭光 | この街に来てから どのくらい経ったのかな いつかの未来はいまどこにあるのだろう 夢見てたあの日の私はまだ幼くて 裸足で駆けてた そう心のまま 広げた未来図 心の中に夢見てた未来はいつから少しずつ変わって行く 涙をこらえ見上げたのは嘘つきをごまかすため 夕日に染まる道 空に消えたため息に 気づいた私はもう 顔を上げて明日(あす)へと駆けよう やがてふるさと 帰るときが来ても この日々たちを胸に抱いて いつでも悔やむことないように 振り返ることないように ビルの上 見えたあの空が 確かに繋がってる だからもう一度始めよう 心にいつも夢見てた未来は これから少しずつ探して行く 悲しいこともあるのだけど また一歩踏み出すから いつの日も輝くように |
僕になる 竹渕慶 | 竹渕慶 | 山下穂尊 | 竹渕慶 | ナツメユウタ | ふと見上げれば小さな身体が少し浮き上がって 諦めた明日を指差した 行き場のなくなった自由は 息苦しくも生き残った希望だ いつか誰かに言われた言葉は忘れたけど ヒヤリとした感覚だけが胸に残る あなたは誰? 盲目の手探りに 誰もがきっともがいてる 触れることで 愛することで 伝わる何かがそこにあるなら 伝えられない何かもそこにある それでも それでもいいや、って分かり合えたら 初めて僕は僕になれる 初めて君は君になれる わずらわしいと手を離したあなたの 柔らかい右手の感触を覚えているだけで 正しさを武器にした自分は ただ幼さの中にいる未練だ 欲しいものと夢みたいな日々の曲がり角で 飾らない私という言葉がよぎる 私は誰? ゆきずりのあからさまに また目をつぶっている 響くことで 歌うことで 届いていく言葉がそこにあるなら 目に見えないいくつもの意味がある それでも それでもいいな、って分かり合えたから 初めて僕が僕になれる 初めて君が君になれる 触れることで 愛することで 伝わる何かがそこにあるなら 伝えられない何かもそこにある それでも それでもいいや、って分かり合えたら 初めて僕は僕になれる 初めて君は君になれる 初めて僕は僕になれる |