僕の夏キンモクセイ | キンモクセイ | 伊藤俊吾 | 伊藤俊吾 | キンモクセイ・澤近泰輔 | 始まりの夏 そろそろ僕は お腹が減りました 朝顔よりも 早起きをして 深く息を吸い込む それから僕は これから歩く 君はどこに行くの 強い日差しを浴びた道路が 光も曲げて見せる 夏の陽炎が 僕を手招きする 君に見えたから 行こうかな 僕の夏 悲しいことがあっても僕は お腹が減りました 涙流して食事をとると 昔を思い出すよ 大事なことは 子供の頃に もう教えられたの それでも今も 追いかけている 僕の空と逃げ水 夏の陽炎が 僕の頬なでる 君に見えたから 行こうかな 僕の夏 夏は短い とても短いから 朝顔よりも もっとはやく 夏の陽炎が 僕を手招きする 君に見えたから 行こうかな 僕の夏 夏にさらわれてしまおうかな 僕の夏 |
いいじゃんキンモクセイ | キンモクセイ | 伊藤俊吾 | 伊藤俊吾 | キンモクセイ | 寂しい時には話したい 楽しい時には気づかない 夢見る時ほど目覚めたい 鮮やかな色を探したい いつかこんな時はすぐに僕の飾りになる つらい夜にKissをして 弱い僕にBye Bye このままでもいいじゃん Baby Baby Baby Baby これからでもいいじゃん Baby Baby Baby Baby ねえBaby 長い階段を上ったり 両手をあわせて祈ったり 空を見上げたり転んだり 傷ついた心 忘れない いつかこんな時はすぐに僕のくすりになる 痛む胸にKissをして 弱い僕にByeBye このままでもいいじゃん Baby Baby Baby Baby これからでもいいじゃん Baby Baby Baby Baby ねえBaby いつもどんな時も僕が僕の隣にいる つらい夜にKissをして 弱い僕にBye Bye このままでもいいじゃん Baby Baby Baby Baby これからでもいいじゃん Baby Baby Baby Baby ねえBaby |
グッバイ・マイ・ライフキンモクセイ | キンモクセイ | 伊藤俊吾 | 伊藤俊吾 | キンモクセイ | 黄昏迫る街並みを 乾いた風が吹き抜ける 何も変わらず今日もまた バスは次の街へ 荷物まとめたこの部屋の 写真立てに時が止まる 壁や床についた傷も 全て今日でお別れ 日差しの中 嵐の中 いつも歩いたこの道を 背中で感じたら思い出が溢れてく 向かい風を笑いながら 今日で最後のこの街で 小さく手を振れば 弱い僕とお別れです さよならグッバイ・マイ・ライフ 明日は新しい街で 何かがはじまりかけてる まだ知らない僕のことを 僕が待っているから 喜びから悲しみまで 抱きしめていたこの街で 夢を描きながら諦めた悔しさに 向かい風を受け入れたら 今日で最後のこの空気を 大きく吸い込めば 明日のためのお別れです さよならグッバイ・マイ・ライフ 枯れ葉の舞う坂道を バスは僕を追い越して 今日も忙しく夕日は 街を照らしすぐ消えた 朝日の中 夕日の中 いつも歩いたこの道を 背中で感じたら思い出が溢れてく 向かい風を笑いながら 今日で最後のこの街で 小さく手を振れば 弱い僕とお別れです さよならグッバイ・マイ・ライフ goodbye, goodbye for my life |
ちょうど今からキンモクセイ | キンモクセイ | 伊藤俊吾 | 伊藤俊吾 | キンモクセイ | さらば 卒業バスが走る 涙を抜けて 痛みを超えて 僕らを乗せて 知らない街の景色の 知らない言葉が 夢の意味を教えてくれる 道の悪さにバスが揺れる 旅の荷物と夢のかけらが落ちそうになる 夢中で拾い集めそっと抱えたら それは君の声と やさしさの色と 胸の奥を締め付ける恋の香り 君を見て 恋をして ちょうど今から熱い想いを告げるよ 大きな世界の 大きな木の下で 小さな心の動き確かに僕は感じた 今夜 卒業バスを降りる 旅のはじめを憶う涙が落ちそうになる 私の初めての長く遠い旅は 広いこの空に 敵わない心の 僕の事を強くする恋に変わる 僕は今 恋をして ちょうど今から君に想いを告げるよ 小さな瞳の 小さな手のひらの 大きなひとの温もり 感じて僕は進む 君を見て 恋をして ちょうど今から熱い想いを告げるよ 大きな世界の 大きな木の下で 小さな心の動き確かに僕は感じた |
君が泣くキンモクセイ | キンモクセイ | 伊藤俊吾 | 伊藤俊吾 | キンモクセイ・佐橋佳幸 | きっと 愛は強さじゃないのだろう だって 強く抱きしめても君はすぐに泣く きっと 愛は強さじゃないのだろう だって 強く抱きしめても君はすぐに泣く 遠く離れていても 遠く離れていても 君を抱きしめてあげるよ 強くやさしくなる 人になる 君といつまでも笑ったり思ったり 遠く離れてても君を抱く 人は愛を感じながら愛を知る そっと すり抜けてく夜の風 ふっと やさしく心をつねった 僕は泣く やさしい気持ちになる やさしい気持ちになる 大切なものが分かるよ 強く心を打つ人がいる 君が眠れないで朝を持つほど 遠く離れてても君を抱く 僕は愛を感じながら愛を知る 遠く離れていても 遠く離れていても 君を抱きしめてあげるよ 強くやさしくなる 人になる 君といつまでも笑ったり思ったり 遠く離れてても君を抱く 人は愛を感じながら愛を知る |
真っ白キンモクセイ | キンモクセイ | 伊藤俊吾 | 伊藤俊吾 | キンモクセイ・佐橋佳幸 | 今日もあなたに会えたよ でもなんだか満たされないよ 足早に過ぎてく日々の中で 白い時間を何日もあじわってるよ 部屋はなんだか汚いし 最後のたばこも切れたよ こんな木曜日に家にいるのも おかしいよね Ah-おかしいよね 幸せすぎて何かを 忘れているのかもしれないね 悪くない人たちが泣いている 笑う事は出来ないよね 僕になんか 楽に今日を終えたい 楽に味方をつけたい 楽に楽に思うように 重い物を動かせるように みんな考えているでしょう? 私には関係ない 本気で思ったことある僕には 何も言うことが出来なくなっているよ Ah-悲しいよね 涙が出てこないのは 裏切りものの証拠か? 都合が悪くなるとすぐに 眠くなってしまうのはなんでだろう? 幸せすぎて何かを 忘れているのかもしれないね 悪くない人たちが泣いている 笑う事は出来ないよね 僕になんか |
セレモニーキンモクセイ | キンモクセイ | 伊藤俊吾 | 伊藤俊吾 | | 忘れたい事も忘れてしまったから 新しい色に塗り替えてしまおうと 高い空に届くように 深く胸に沁みるように 日差しの中みるみる育ってゆく 緑色のように 懐かしい歌に心を揺らしながら 昨日の続きをこれから始めようと 時の重み 言葉の意味 大した出来事じゃないと 迷いの中 心が軽くなれば 新しい季節を それでも君は行く 片目を閉じたまま 傷ついても 失っても その全てを受け止めて 日々は続いて行く 悲しい気持ちは穏やかな水色に 嫌いな自分を鮮やかな桃色に 頭の中描くように より自然に染めるように 暮らしの中 次々変わって行く 険しい毎日も 止まらぬ感情に涙がこぼれても もがきながら おどけながら 歌いながら 許しながら 日々を解いて行く 雲が流れて行く 形を変えて行く それでも君は行く 片目を閉じたまま 傷ついても 失っても その全てを受け止めて それでも君は行く |
失恋記念日キンモクセイ | キンモクセイ | 伊藤俊吾 | 伊藤俊吾 | キンモクセイ・佐橋佳幸 | さよなら 二人の本当の気持ちを知る今日は記念日 おわかれ 二人で残り居酒屋で聴いたメロディ 今ここで嘘になる 眠れない夜がつらくて電話したり 始まりの二人に酔ったり やっとの思いで告げた愛の言葉も こんなに こんなに 簡単に地面に落ちる もう泣かなくていいよ 二人の愛は消えるよ 君を踏み台にして また次の恋をするような僕だから さよなら 長い旅のような結末は 失恋記念日 おわかれ 二人しか知らない秘密も あの川に流してみようよ しばらくは笑顔を忘れずに過ごすよ あと一年くらい経ったら 「あの素晴らしい愛をもう一度」を聴くよ 「心と心が今はもう通わない」ねって もう泣かなくていいよ 二人の愛は消えるよ 君と二人の愛は 血のつながりを超えられないのだから 人集りも町も 帰り道の駅も いつもの青空になったね 今日は記念日 最後の記念日 またどこかで会おう そのときは 俺 離さないぞ もう泣かなくていいよ 二人の愛は消えるよ 君の涙の跡は 誰かの愛に消えてしまうのだから さよなら |
太郎のおかたづけキンモクセイ | キンモクセイ | 伊藤俊吾 | 伊藤俊吾 | キンモクセイ | 私の名前は太郎です これから始めます 自分のおかたづけ 周りにいろいろお世話かけてますが まずは自分からきれいにしてみます 私が最近気になることといえば ずいぶん長く頭を使わなかったこと もう少しあの時頭を使っていればと 思うことが多かった気がします 私の名前は太郎です これから始めます 自分のおかたづけ 花子にもいろいろお世話かけてますが もうすこし自分からきれいにしてみます 今ならまだまだ間に合うかもしれないと 思えたことがとても良かったみたい 考え方と行動で何事も変わるってこと 気づかなかったことに気づかなかったみたい 私の名前は太郎です これから始めます 自分のおかたづけ きれいにしてみます 太郎のおかたづけ |
さよならの表情キンモクセイ | キンモクセイ | 伊藤俊吾 | 伊藤俊吾 | キンモクセイ・澤近泰輔 | いま私の頭にえがくのは 紅くてやわらかいくちびる いまあなたはどこにいるのですか? ちょうど二日前のこの部屋 あなたは僕のとなりにいた つよく僕の手をにぎりしめてた ずっとどこまでも夕日に染まる君の表情を ながめたかったよ 笑う顔も おこる顔も 最後のわがまままでも 出会いの日も 送った日も 夕日でまっかっか しばらく僕の嫌いな色は 夕日の紅 この電話を流れてたこころは まぎれもない二人の真実 いまあなたはどこにいるのですか? 夏も冬も春も秋もずっと あなたは僕のとなりにいた つよく僕の手をにぎりしめてた 夢を語り合いしゃべり疲れた長い時間を いつかもう一度 また会おうも 気をつけても まともなありがとうさえも さようならも 言えないまま 夕日でまっかっか いつか君は僕を忘れるの? 夕日のバカ 笑う顔も おこる顔も 最後の泣き顔までも また会おうも 気をつけても まともなありがとうさえも 出会いの日も さようならも 夕日でまっかっか しばらく僕の嫌いな色は 夕日の紅 |
13月のバラードキンモクセイ | キンモクセイ | 伊藤俊吾 | 伊藤俊吾 | | ずっと長い間 僕たちは季節を 12色の中で 歌ってきたのに 僕は君に会って その声を聞くたび もっと長く一緒に いたいと思った 1年間じゃ とても足りない もっと触れあって もっと近くにいたいよ いつか君を連れて行くよ 時がおだやかな所へ いつか君を連れて行くよ 13月のバラード 春の色の中で 夏の夢を語る 秋が来ればいつも 寒さに備えて 気がつけば今年も 口癖のように あっという間だったなんて 何気なく言うけど 新しい雪 冬物語 僕も君も街も夢も始まる いつか君を連れて行くよ 時がおだやかな所へ いつか君を連れて行くよ 13月のバラード Eight days a week Five seasons a year 時がおだやかな所へ Eight days a week Five seasons a year 13月のバラード いつか君を連れて行くよ 時がおだやかな所へ いつか君を連れて行くよ 13月のバラード |
兄ちゃんの唐揚げキンモクセイ | キンモクセイ | 伊藤俊吾 | 伊藤俊吾 | キンモクセイ・佐橋佳幸 | 兄ちゃんが帰ってきました 今までに見た事のない顔して 兄ちゃんは帰ってくると すぐに部屋に閉じこもってしまいました 母さんは僕を誘って さっき行ったスーパーにまた行くよと 「たまねぎを買い忘れたの」 夕食の支度を終えて言いました 小さな子供には解らない事だらけです 小さな子供には解らないけど 感じる事もあるんです 僕は早く大人になりたいと 思って 思って 思っていました 夕方のスーパーマーケットから 去年建て直したばかりの家の 食卓に帰ってきました 今日の唐揚げはいつもと色が違います 母さんは僕に聞きました 「学校に好きな子まだいないの?」と 僕はとても恥ずかしいので 母さんにウソをついてしまいました 小さな子供には解らない事だらけです 小さな子供には解らないけど 感じる事もあるんです 僕は早く大人になりたいと 思って 思って 思っていました 時計の針9時を回って お風呂の支度をしに二階に行き 毎日と違う空気を感じながら パンツとタオル抱え お風呂から上がって僕は 母さんのサンダルがないのに気づき 兄ちゃんの唐揚げはまだ テーブルの上に置いてありました 小さな子供には解らない事だらけです 小さな子供には解らないけど 感じる事もあるんです 僕は早く大人になりたいと 思って 思って 思っていました |
二人にしやがれキンモクセイ | キンモクセイ | 伊藤俊吾 | 伊藤俊吾 | キンモクセイ | いそがしい日々が続き いろいろと忘れがちな事が たくさん増えてきて 失うものも増えてきました こんなとこで 通りゃんせされてしまったな だれかさん わたくしに 話しを聞かせて 恋人になってくれないか 友達になってくださいよ この性格 僕も考えますから どうか一緒に 遊んでくださいな 強い人に憧れて わたくしは歩いてきたつもりが なぜかしら 歳をとる毎に 涙もろくなってきました 春夏秋冬いつだっけ 忘れてしまったな あの頃の僕の夢 どなたか教えて! 恋人になってくれないか 友達になってくださいよ 君のこと 僕も考えますから どうか一緒に歌ってくださいな 探し物は見つかりましたか 探し物は見つかりましたか 今宵君だけに こんなとこで 通りゃんせされてしまったな だれかさん わたくしに 話しを聞かせて 寂しいな 寂しいな 「しまったなぁ」 だれかさん わたくしに 話しを聞かせて 恋人になってくれないか 友達になってくださいよ この性格 僕も考えますから どうか一緒に 遊んでくださいな |
密室キンモクセイ | キンモクセイ | 伊藤俊吾 | 伊藤俊吾 | キンモクセイ・佐橋佳幸 | 誰かと一つの部屋 二人きりになったとしたら 僕は何を話せるだろう 言葉の節々 僕の本当の気持ちが出て 君はそれに感づいてしまうだろう だけど君がいい人だったら そんな僕を包んで欲しい そしたら僕もいい人だから そんな君を包んであげる 悲しいニュースが終わって 胸をなで下ろしたとき 僕は何を考えてるだろう 僕のまなざしの先に 本当の未来が出て 君はそれに腰を抜かすだろう そして君がいい人だったら そんな僕を見ていて欲しい そしたら僕もいい人だから そんな君を抱きしめてあげる 涙で汚れた部屋 一人きりになったとしたら 僕は何を始めるだろう 鏡に映った僕の本当の姿が出て 僕はそれに腰を抜かすだろう だけど君がいい人だったら そんな僕を見捨てて欲しい そしたら僕もいい人だから そんな君を壊してあげる |
アシタキンモクセイ | キンモクセイ | 伊藤俊吾 | 伊藤俊吾 | | アシタまでの距離が気付けばすぐそこへ迫ってる ためらっても時はすぐに流れて逃げて消えてしまうから ひとりの寂しい夜も いつか宝物 考えを変えればチャンスはすぐそこに迫ってる 振り返ると夢はすぐに流れて逃げて消えてしまうから 時計も 革のブーツも 捨てて走り出す 声になりそうで ならなそうな 明日だけど 弱い心 暖めて行こう 抱きしめて行こう これからも きっと どんな人も どんなに強い あの人でも あの日の夜が 答えになる 支えになる そう思うこのごろ 約束の時間が気付けばすぐそこに迫ってる やり残した事が あまりにも多すぎる様な気もするけど すべては 君の時間さためらわず行こう 雨になりそうで ならなそうな 明日だけど 弱い心 暖めて行こう 抱きしめて行こう これからも きっと どんな時も こんなに広い 空の下で 誰かの声を 待ち続ける 信じ続ける そう願うこのごろ 気がついたら僕は勝負のまっただ中立ってる 傷だらけのリンゴ 心に重ねて ためらわず噛み締めて いつかは 変わる未来さ 変えてゆけるはず 声になりそうで ならなそうな 明日だけど 弱い心 暖めて行こう 抱きしめて行こう これからも きっと どんな人も どんなに強い あの人でも 今日の迷いが 答えになる 支えになる そう願うこのごろ |
愛の食事キンモクセイ | キンモクセイ | 伊藤俊吾 | 伊藤俊吾 | キンモクセイ・佐橋佳幸 | 約束を守る事ができない 警察さえ裁かれている時代に 甘く切なく何か起きそうな夜に 君の名前を間違えないように呼ぶのさ 春も夏も秋も冬も僕らは 冷暖房完備 閉じこもる 広い海の果てには夢が無い 大学に行きたい 焼き肉を食べたい あなたを心の底から愛してない 男と女には解り合えない訳があり 君は爪を隠す 直ぐに涙になる 愛の食事をする前に 去年までは可愛かったペット ドナドナ行く宛てを無くしているの? 出かけなくてもお金は使えるので なるべくなら風邪をひいて寝てたい 一夜漬けで資格がもらえるから 万歳 明日の夢を掴もう このまま調子に乗れるなら 人の為 世の為 気合でイキたい あなたを心の底から愛してない 涙の日の後は 必ず晴れた日が来ると 励ました女と喜んだ男 誰も約束なんかしてない 男と女しか この世には居ないじゃないか 君が産まれた訳 世に謳う前に 愛が大事なんか言う前に |
風の子キンモクセイ | キンモクセイ | 伊藤俊吾 | 伊藤俊吾 | キンモクセイ・澤近泰輔 | ラーラララーラーラララー ラーラララーラー ラーラララーラーラララー ラーラララーラー よけいな事を 考えていると 頭の中が くさってしまうよ ほらまた一つ しわが増えてきた 時計の針が 2週半したよ 5週半したよ もう時間だよ ぼくらはまだまだ風の子でいたいね いつまでたってもけんかとかしたいね 走って転んで擦りむいて泣いて いつまでたっても走り続けたいね 転び続けたいね 遊び続けたいね 好きなら好きで 嫌いなら嫌い はっきりすると すっきりもするよ どっきりもするよ うっかりもするよ ぼくらはまだまだ風の子でいたいね 昔の自分だって自分じゃないか 走って転んで擦りむいて泣いて いつまでたっても笑い続けたいね 遊び続けたいね 走り続けたいね ラーラララーラーラララー ラーラララーラー ぼくらはまだまだ風の子でいたいね いつまでたってもけんかとかしたいね 走って転んで擦りむいて泣いて いつまでたっても走り続けたいね 転び続けたいね 笑い続けたいね 遊び続けたいね ラーラララーラーラララー ラーラララーラー… |
目隠しの街キンモクセイ | キンモクセイ | 伊藤俊吾 | 伊藤俊吾 | キンモクセイ・佐橋佳幸 | 大人になって土曜日 車乗ってドライブ 一人乗り 色着けたこの街は 一人用には 造られていない 話し相手が必要 話し相手が必要 一大事 胸張って歩くなら 辺り構わず お話をしようよ ただの楽しい話がしたいね 上っ面の楽しい話でイイから 涙と悲しみと笑いの夜越えて 未来の始まり お芝居を観ようよ 紙芝居も観ようよ 疑わないで TVも映画も角度をつければ 創り物に見えない ただの楽しい話が観たいね 上っ面の作り話でイイから 泣き虫の主役と自分重ねられたら 未来の始まり ただの楽しい話がしたいね 上っ面の楽しい話でイイから 僕の目に映る物だけが本当じゃ無い まだまだ見えない 未来の始まり |
メロディキンモクセイ | キンモクセイ | 伊藤俊吾 | 伊藤俊吾 | キンモクセイ・佐橋佳幸 | 男は男らしく 女は女らしく 君がこの世にいるから 僕は男になる 夢を見てた頃の 恋は愛になって 嘘も夢も唇も 君を抱きしめたくなる メロディ 今なら君に話せるくらい 近くにいるのに 「好き」と その一言が簡単すぎて 出てこないのです 君に十二色の 時が過ぎる頃に いずれ他の夏が来てしまうから 僕は…僕は… 僕がこの世にいるから 君を抱きしめたくなる メロディ 十二音の道しるべが そこにはあるのに 「好き」と その一言が簡単すぎて 出てこないのです メロディ 今なら君に話せるくらい 近くにいるのに 「好き」と その一言が簡単すぎて 出てこないのです |
黄昏電車松たか子 | 松たか子 | 伊藤俊吾 | 伊藤俊吾 | 佐橋佳幸 | 悲しい鳥は泣きながらひらひら 帰りの途中 私は見つめてる いつの間にかに 忘れてたさよなら あの日のさよなら 本当のさよなら 汚れた街も 悪い心も 黄昏は染める 私は夢の中 夕焼けこやけの電車に揺られ 今夜ひとり 誰かを想うよ あの日に帰りたい 今の私の心のままならば 言えるよ きっと言えるよ この街の薫りは 右左と流れて 私の心を我に返してしまう 泣き止んだ子供 母親までも 黄昏に染まる 私は夢の中 夕焼けこやけの電車は今日もみんな 夢の中へと誘うよ あなたへの一言 今の私の気持ちのままならば 言えるよ きっと言えるよ 夕焼けこやけの電車に揺られ 今夜ひとり 誰かを想うよ あの日に帰りたい 今の私の心のままならば 言えるよ きっと 言えるよ |
夢を見させてキンモクセイ | キンモクセイ | 伊藤俊吾 | 伊藤俊吾 | キンモクセイ・佐橋佳幸 | 三日目の朝を迎えた 駅のホームで私は 快速電車を見送っている 通学途中の学生か 私を上から見下ろして 近寄りがたいのか 見て見ぬふりして あの人の心の中に どうやら私はいないようで… 愛を売ります マッチはいりませんか 愛を売ります 夢を見させて 悲しみの夜が訪れた 行きつけの店で私は 空の徳利を並べている 三十半ばの後輩が 私を上から見下ろして 不自然な慰めの言葉をかける 永年勤続の将来に どうやら私はいないようで… 愛を買います マッチで暖めて 愛を買います 夢を見させて 愛を売ります マッチはいりませんか 愛を売ります 夢を見させて 街は知らぬ2人と 似つかない星空と ピンクのネオンを浮かべでいる いつかの青空のような いつかの私のように 明日の私にも 夢を見させて 愛を買います マッチであきらめて 愛を買います 夢を見させて 愛を売ります マッチはいりませんか 愛を売ります 夢を見させて |
しあわせキンモクセイ | キンモクセイ | 伊藤俊吾 | 伊藤俊吾 | キンモクセイ | こんな不順な生活なのになぜだか幸せ 胸を張って 余裕を持って とても幸せ なんだなんだ これでいいのか 自信を持って いつも笑って とても幸せ 悲しい昔は 消えてはくれないけど ああ今から私は異常に幸せ こんな不純な生活なのになぜだか幸せ あの人と この人と 居れて幸せ なんだなんだ これでいいのか 最後になって 君が笑って とても幸せ 雨降り 風向き いろいろ あるけど ああ今から私は異常に幸せ いつもの帰り道 たまにはおみやげを買って 明日目覚ましいらないな 私は幸せ 悲しい昔も 今では宝物 ああ今から私は非常に幸せ ああ今を生きているそれが幸せ |
ゆびわキンモクセイ | キンモクセイ | 伊藤俊吾 | 伊藤俊吾 | キンモクセイ | 家の窓から飛ぶ 夢を見たのは 隣に君がいない 星空の綺麗な日 毎日楽しく やってはいたよ そろそろ 君の指に そんな想い忍ばせて過ごしてる 君の声と 僕と いずれあの子と あの子の声で 目覚め 優しい窓越しに ああ君と一緒に暮したい ああ一緒に暮したい 君と歩く度に 思う事は 甲斐性のない僕を ずっと見てくれた事 ありがとう 明日僕が生まれて 最初で最後の 男らしいものを こっそり探しに行こう 部屋の窓から 君の指と 僕と いずれこの部屋に 差し込む景色が 僕と 君のものになるように ああ君と一緒に育ちたい ああ一緒に暮したい ああ一緒に眠りたい |
手の鳴る方へキンモクセイ | キンモクセイ | 伊藤俊吾 | 伊藤俊吾 | キンモクセイ | さあみんな手の鳴る方へ たかおになら高い方へ登るさ いろおになら同じ色に染まるさ みんな同じ服を着て歩くのが好き あんな事をしたらみんなに嫌われる 外したら叩かれるそんな世界 されど恋し 僕は程々にて帰り路を急ぐよ 明日走れるようにサラダでも食べるよ 今日もみんな汗水を流して ベルトコンベアー流れ作業捗るさ みんな同じ物を沢山作るのが好き 壊れたなら新しいのと取り替える 人々は流れてくそんな世界 だけど恋し さあみんな手の鳴る方へ鬼に食べられるぞ 僕は程々にて帰り路を急ぐよ さあみんな手の鳴る方へその隙に僕らは 誰も見た事ない所へと急ぐよ 辛いけど僕一人歩いてもしょうがない 僕もきっとそのうちにいつかは強い風に流されて行くのだろう さあみんな手の鳴る方へ さあみんな手の鳴る方へ僕も連れて行けよ 明日走れるように同じ色に染まるよ あの交差点の頭のじゅうたん僕らも踏み付けて 誰も見た事ない所へと急ぐよ |
優しい人になりたいキンモクセイ | キンモクセイ | 伊藤俊吾 | 伊藤俊吾 | キンモクセイ | 忘れたくない気持ち抱いて 色々考えましたが 傷を作って あなたのもとへ 向かう途中で倒れるような 風邪をひいた心は 小さくなって 何かを守る前に たどりつかずに死んでしまう あなたの声を聞かせてよ とにかく気づくのが遅いから あなたの夢を聞かせてよ 僕もまだまだ 気がついてない 早く優しい人になりたい 冬の窓に明かりが灯って木枯らしが吹き荒れる夜 木の実を取って あなたのもとへ 向かう途中で死んでしまう ありとキリギリスだって 小さくなって 誰かを守る為に 嵐の夜を歩いている あなたの声を聞かせてよ とにかく気づくのが遅いから あなたの夢を聞かせてよ 僕もまだまだ 気がついてない 早く優しい人になりたい |
生まれてはじめてキンモクセイ | キンモクセイ | 伊藤俊吾 | 伊藤俊吾 | キンモクセイ・澤近泰輔 | 一秒前の出来事が これから先の歌になる 始まりと終わり何となく過ごすよりは 思い切りこの痛みを感じる 君と僕の涙がうれし涙に変わったら 生まれて初めての時を二人迎えよう そっと いつもより今日は君の胸に ありがとうって言いたくなる 赤青黄色の歌が二人を包むよ その時こそが本当の始まり 君と僕の涙がうれし涙に変わったら 生まれて初めての時を二人迎えよう そっと もっと 君と僕の涙がうれし涙に変わったら 生まれて初めての時を二人迎えよう 君と僕の涙がうれし涙に変わったら 生まれて初めての時を二人迎えよう そっと もっと 強く そっと |
むすんでひらいてキンモクセイ | キンモクセイ | 伊藤俊吾 | 伊藤俊吾 | キンモクセイ・佐橋佳幸 | この世は終わりに向かい進む船よ 季節の移り変わりまで狂わせる 父と母と日の光を浴びてきたから 生きてる 二人生き延びることを望むならば 恥じらいなど捨てて人として歩く 桃色に透けてる君の耳を見てると 心が むすんでひらいてやさしくなれる 確かに流れる血潮抱いて 涙を流して生きてもいいなら 死ぬまで君を離さないと そう思えるこのごろ 私の心に滲みる季節の花 節目の訪れに咲いた一輪の また唄おうか 一頃とは違う私を願って むすんだ拳の小指から数え いつしか両手で足りぬ程に 月日の早さに負けないように 死ぬまで君を離さないと そう思えるこのごろ むすんでひらいてやさしくなれる 確かに流れる血潮抱いて 涙を流して生きてもいいなら 死ぬまで君を離さないと そう思えるこのごろ そして流れる涙 |
僕の行方キンモクセイ | キンモクセイ | 伊藤俊吾 | 伊藤俊吾 | キンモクセイ | 秋の空では思い出を 冬の街では哀しみを 春の風には身をまかせて 夏の空には旅立ちを 夏の街にはお別れを 夏の風は人を残して 寂しい夏の三番ホームに はちきれる夢をケースにつめて 始まりのベルが鳴る 夏の電車は走る 僕らを乗せて走る 引き返したい気も知らないで 夏の電車は走る 汽笛が叫び走る 残してきた人も知らないで かげろう遠く 遥か遠く 眼を閉じれば少し前の 口の動きが眼に浮かぶ だけどそれは白線の外側 あの日の歌が蘇る そんな自分を重ねてみる だけどなごり雪は降らない 離れる街の景色には 速さで起こる砂埃 足跡を残してくれ 夏の電車は走る 僕らを乗せて走る 幾つの気がかりも知らないで 夏の電車は走る 汽笛が叫び走る 僕の独り言もかき消して 風の想いとはうらはらに 次の街では始まりを 次の街では幸せを 次の街では喜びを 次の街では力強さを 想い出おいた三番ホームは 寂しい夏のエピソードを 力に次の街へ 夏の電車は走る 僕らを乗せて走る 引き返したい気も知らないで 夏の電車は走る 汽笛が叫び走る 残してきた人も知らないで 今より遠く 遥か遠く |
同じ空の下でキンモクセイ | キンモクセイ | 伊藤俊吾 | 伊藤俊吾 | キンモクセイ・佐橋佳幸 | 高い所が好きなのは 今日が小さく見えるから いつもの僕の街が地図のように 手のひらの上だけで動き出せる 君の家との距離なども 先を急ぐ車達も ここから見るとなぜか可愛らしい 擦り切れた毎日も愛おしくなる 指切りと二人の秘密 誘い出すように 野良猫が走る 今も君は同じ空の下で どんな海とどんな目をしてるの 逢いに行くよ君の所へ ラララ風の詩(うた)を伝って おもいどおりの毎日は きっとどこかがつまらない 流れ星が来るのを待ち続ける そんな時間(とき)が僕等を変えてくれる 口笛は何処かの風を 連れる合言葉 同じ夢を見た 次の25日には二人して 夢と同じ景色を訪ねて 大切だときっと言えるよ ラララ昔習った詩も 今も君は同じ空の下で どんな人とどんな目をしてるの 帰っておいで僕の所へ ラララ口笛を詩にして ラララ風の詩を伝って |
二人のムラサキ東京キンモクセイと東京ジェンヌ | キンモクセイと東京ジェンヌ | 伊藤俊吾 | 伊藤俊吾 | キンモクセイ・佐橋佳幸 | いきなりの君の誘い 断るわけが無いよ だって君はクールな東京の人 独りぼっちの夜が 寂しいからじゃないの だってあなたクールな東京の人 悲しくて悲しくて 踊りませんか 絡みあうステップ ゆらゆら落ちてゆく 心震える東京の夜 あなただけ 君だけに ありふれた順序でいいよ ムラサキ色の東京の夜 抱きしめて 一度だけ 心からあたためて 声に出せない想いが こんな夜にはあるの きっと素敵なあなたが受け止める 震える右のポケット今確かに感じてる きっと君のメールはすみれ色 星空も無い街と 人は言うけれど 心は通い合う 村咲くのMOON LIGHT TOKYO シャボンが滲む東京の夜 誰だって はじまりは 知らない人同士だから 程よく冷たい東京の夜 さよならは 言わないで 指先も濡れるメロディー 星空の無い街に 花も咲くなら 名前さえ知らない二人はMOON LIGHT TOKYO 心震える東京の夜 あなただけ 君だけに ありふれた順序でいいよ ムラサキ色の東京の夜 さよならは 言わないで 指先も濡れるメロディー 抱きしめて 一度だけ 心からあたためて |
金木犀の花キンモクセイ | キンモクセイ | 伊藤俊吾 | 伊藤俊吾 | キンモクセイ・桜井秀俊 | もう少しボリュームを上げて 天気予報聞かせて下さい 二人の明日は雨ですか晴れるでしょうか 一人が寂しいのはわかってたけど ここまで涙が止まらないなんて 思い出があふれるなんて どうして どうして こんな簡単な ことをいつも気づかずに 通り過ぎてしまうのか せめて せめて さよならの前に 本当のことはいつも何かを失ってから もう一度 金木犀の坂道を歩いてみたい 君の肩を抱いて あの頃の二人のように 一緒に見つけたものより 一緒に失くしたものの方が 多いなんて 僕たちは間違ってたね にぎやかな街の 灯りが遠ざかってく さよなら さよなら 君じゃなきゃだめなのに どうして どうして こんな簡単な ことをいつも気づかずに 通り過ぎてしまうのか せめて せめて さよならの前に 本当のことはいつも何かを失ってから 気がつけば 僕のそばで今年も香る秋の花 |
七色の風キンモクセイ | キンモクセイ | 伊藤俊吾 | 伊藤俊吾 | キンモクセイ・佐橋佳幸 | あぁ 南の風 七色の風 誘われるままに 僕はあなたを迎えに行く 街は騒ぎ出す 過去も未来もかきまぜる あぁ 薄くなるシャツと 初めて交わす言葉は いつもとは違うぎこちなさ 街は騒ぎ出す 僕はあなたを迎えに行く 夏はカラフル あなたを変える 二人に綺麗な色を着けるはずだから ずっと二人で ずっと二人で 小さな幸せ集めて 次はひまわり あぁいつもの街も あなたが忘れた麦藁帽子も 水の中であくびをひとつ 夏は泳ぎ出す 僕はあなたを愛している 菜の花揺れて 季節も変わる 何気ない変化も感じていけたらいいな ずっと二人で ずっと二人で 小さな幸せ集めて 明日はひまわり 昨年の夏より 今年の夏より 二年後の夏よ 七色に光れ あなたの歩幅と リズムに合わせて 歩きましょう 踊りましょう あなたまでもうすぐなんです 夏はカラフル あなたを変える 二人に不思議な色を着けてくれるから 育てましょうよ ずっと二人で 今日が綺麗な 想い出になれ 小さな幸せ集めて 次はひまわり |
車線変更25時キンモクセイ | キンモクセイ | 伊藤俊吾 | 伊藤俊吾 | キンモクセイ・佐橋佳幸 | 一人きり海まで走りだす 想い出が足りないだろう 真夜中の国道16号線 やむを得ず遠回り 左には潰れたレストラン 忘れかけた車線変更 空々しい246号 寂しさは僕だけのものか? 目的地はまだまだ遠い 影も形もない トンネルぬけても同じ様な景色ばかり続く 今日も明日も 簡単すぎて涙がでるぜ 前だけみても何も見えない 帰れない22時過ぎに 君はまだ微笑んでいました 面影が通り雨を汚す 天井はひどい雑音 いつもならきれいに見えるはずの 厚木のネオンが滲んで見える 君の仕草忘れるように スピードを上げる 同じ窓から眺めた日々が 引き伸ばされ ちぎれてゆく 通り過ぎた道はすでに 僕の中じゃどうでもいいこと 帰らない24時過ぎに あの一言で君が変わりました 目的地はまだ分からない 潮の匂いがする あの坂を超えてゆけば 海が見える 海が見える 簡単すぎて涙が出るぜ 前だけみればなんでも見える そして僕はもう25時 いつか君を追い越せる時 通り過ぎた道はすでに 僕の中じゃどうでもいいこと 全速力で駆け抜けてくぜ まだ一度も見たことない所(とこ)まで |
さらば キンモクセイ | キンモクセイ | 伊藤俊吾 | 伊藤俊吾 | キンモクセイ | こんにちは ありがとう さよなら また逢いましょう こんにちは ありがとう さよなら また逢いましょう うってつけの言葉は無いけど 帰ろう帰ろう 帰ろうよ 家まで こんにちは ありがとう さよなら また逢いましょう こんにちは ありがとう さよなら また逢いましょう さっきまでの熱気はないけど 帰ろう帰ろう 帰ろうよ お元気で 眠くないのに 疲れてないのに 今日のところはお別れですよ たとえ最初で最後の夜でも あなたと居た事は忘れません こんにちは ありがとう さよなら また逢いましょう こんにちは ありがとう さよなら また逢いましょう 仲直りの言葉は見つからないけど 帰ろうよ帰ろう 帰ろうよ 仲直りで 眠くないのに 疲れてないのに 今日のところはお別れですよ たとえ最初で最後の夜でも あなたと居た事は忘れません 眠くないのに 疲れてないのに 今日のところはお別れですよ たとえ最初で最後の夜でも あなたと居た事は忘れません |
二人のアカボシ キンモクセイ | キンモクセイ | 伊藤俊吾 | 伊藤俊吾 | キンモクセイ・澤近泰輔 | 夜明けの街 今はこんなに 静かなのにまたこれから始まるんだね 眠る埋立地(うみべ)と 化学工場の 煙突に星が一つ二つ吸い込まれ 沢山並んだ 街の蛍達も 始まる今日に負けて見えなくなってゆく 君とも離れることになる あの高速道路の橋を 駆け抜けて君つれたまま 二人ここから 遠くへと逃げ去ってしまおうか 消えそうに欠けてゆく月と 被さる雲はそのままに 二人のアカボシ 遠くへと連れ去ってしまおうか 橋の継ぎ目と 二人に届く 電波には懐かしいあのメロディーが 聞こえてるかい? みだれ髪に しみるようミヤウジヤウ ハルカカナタへ 見渡せば青く続く信号機が 二人の想いを照らせばいいのにな 明日の僕らは何処にいる? また今日も汚れてく街は 蝕む煙を吐き出す 君の知らない遠くへと連れ去ってしまおうか 瞬かない星が一つ 夜明けの街に消えてゆく 二人ここから 宛てのない明日を探そうか 僕の決意と伝えきれない想いが 街の音に消えないうちに 朝焼けの水蒸気が 隣の空を彩る 懐かしいメロディーは 風と共に終わる 君の髪の毛が震えてる あの高速道路の橋を 駆け抜けて君つれたまま 二人ここから 遠くへと逃げ去ってしまおうか さようなら街の灯りと 月夜と二人のアカボシ 最後の想いは 君が振り向く前に話そうか 夜明けの街… |