金吹雪浴びるように酒を呑んで 山のように金を積んで 男釣って 身体中で壊れましょう この方がお似合いね 純粋に恋なんて その方が過ちよ 痛々しい 汚れを知らぬ目のあのひとは 脇見で済まず真っ直ぐ別の女 愛してしまったの 一途が取り柄と言わんばかりに 酒が足りないわ 浴びせなさい 今が楽しけりゃいいじゃない 欲にまみれて 無駄に金吹雪 ばらまけ 酒が足りないわ 浴びせなさい 金なら愛ほど余るほど この手にあるわ ただわからない 愛の使い道 酒が足りないわ 明け方の空は 何食わぬ顔で 色とりどりの夜を塗り潰す薄情者 不細工な面下げて くたびれた足取りで 膝小僧すりむいて うずくまる 心を吐き出そうと何度も 口に指を突っ込んでみたけれど ますます押し込んで余計に苦しい 思い出すじゃない 酒が足りないわってダダこねりゃ あのひと叱ってくれたのに 膝が痛くて 朝が冷たくて 泣けるわ 愛が足りないわってダダこねりゃ あのひとギュッと抱いてくれたのに 惨めな膝に血が滲み出す 早く夜になれ 酒が足りないわ 浴びせなさい 今が楽しけりゃいいじゃない 時をむさぼって 無駄に金吹雪 ばらまけ 酒が足りないわ 浴びせなさい 金なら愛ほど余るほど この手にあるわ ただわからない 愛の使い道 酒が足りないわ | せきぐちゆき | 関口由紀 | 関口由紀 | せきぐちゆき・太健 | 浴びるように酒を呑んで 山のように金を積んで 男釣って 身体中で壊れましょう この方がお似合いね 純粋に恋なんて その方が過ちよ 痛々しい 汚れを知らぬ目のあのひとは 脇見で済まず真っ直ぐ別の女 愛してしまったの 一途が取り柄と言わんばかりに 酒が足りないわ 浴びせなさい 今が楽しけりゃいいじゃない 欲にまみれて 無駄に金吹雪 ばらまけ 酒が足りないわ 浴びせなさい 金なら愛ほど余るほど この手にあるわ ただわからない 愛の使い道 酒が足りないわ 明け方の空は 何食わぬ顔で 色とりどりの夜を塗り潰す薄情者 不細工な面下げて くたびれた足取りで 膝小僧すりむいて うずくまる 心を吐き出そうと何度も 口に指を突っ込んでみたけれど ますます押し込んで余計に苦しい 思い出すじゃない 酒が足りないわってダダこねりゃ あのひと叱ってくれたのに 膝が痛くて 朝が冷たくて 泣けるわ 愛が足りないわってダダこねりゃ あのひとギュッと抱いてくれたのに 惨めな膝に血が滲み出す 早く夜になれ 酒が足りないわ 浴びせなさい 今が楽しけりゃいいじゃない 時をむさぼって 無駄に金吹雪 ばらまけ 酒が足りないわ 浴びせなさい 金なら愛ほど余るほど この手にあるわ ただわからない 愛の使い道 酒が足りないわ |
七の日くたびれ ため息 帰り道 今日もさして良いことはなかった いつものバス停向かう途中のガード下 ギターを抱えてるのか ギターに抱えられているのか 小柄なきみが愛を歌ってた ぬくもりだとか 愛情だとか そんなもんは とうに捨ててる 飢えてるわけもない なのに少女のひた向きな声が カラカラだった喉に気付かせる もっときみの歌を聴かせて欲しい さみしいのは皆な同じだと僕に歌って もっと胸の内を聞かせて欲しい 冷めたフリで自分を隠した僕は卑怯者 最後のコードを鳴らし終え まばらな拍手の中できみは 不意に外した僕の視線を見逃さなかった 「毎月“七”の付く日はここで歌ってます」 それから きみの斜め右は僕の定位置になった 「歌を歌うのが大好きなの」と 心折れた日もあること 話してくれたきみ まるで僕さえ夢の途中のよう 胸の奥が突然うずき出す もっときみの歌を聴かせて欲しい 損得だけじゃ計れないものがあると教えて もっと胸の内を聞かせて欲しい さらけることが悪ではないと僕に歌ってよ 生まれた街や 今の暮らしとか 置き去りにした夢のことをきみに語る僕 そういや今日は七月七日 君の願い天まで届け もっときみの歌を聴かせて欲しい さみしいのは皆な同じだと僕に歌って もっと胸の内を聞かせて欲しい 心の奥で眠ってた夢が目を覚ましたよ もっときみの歌を聴かせて欲しい 損得だけじゃ計れないものがあると知ったよ もっときみの歌を聞かせて欲しい さらけることを ためらわないよ きみが好きだから | せきぐちゆき | 関口由紀 | 関口由紀 | 八田信有 | くたびれ ため息 帰り道 今日もさして良いことはなかった いつものバス停向かう途中のガード下 ギターを抱えてるのか ギターに抱えられているのか 小柄なきみが愛を歌ってた ぬくもりだとか 愛情だとか そんなもんは とうに捨ててる 飢えてるわけもない なのに少女のひた向きな声が カラカラだった喉に気付かせる もっときみの歌を聴かせて欲しい さみしいのは皆な同じだと僕に歌って もっと胸の内を聞かせて欲しい 冷めたフリで自分を隠した僕は卑怯者 最後のコードを鳴らし終え まばらな拍手の中できみは 不意に外した僕の視線を見逃さなかった 「毎月“七”の付く日はここで歌ってます」 それから きみの斜め右は僕の定位置になった 「歌を歌うのが大好きなの」と 心折れた日もあること 話してくれたきみ まるで僕さえ夢の途中のよう 胸の奥が突然うずき出す もっときみの歌を聴かせて欲しい 損得だけじゃ計れないものがあると教えて もっと胸の内を聞かせて欲しい さらけることが悪ではないと僕に歌ってよ 生まれた街や 今の暮らしとか 置き去りにした夢のことをきみに語る僕 そういや今日は七月七日 君の願い天まで届け もっときみの歌を聴かせて欲しい さみしいのは皆な同じだと僕に歌って もっと胸の内を聞かせて欲しい 心の奥で眠ってた夢が目を覚ましたよ もっときみの歌を聴かせて欲しい 損得だけじゃ計れないものがあると知ったよ もっときみの歌を聞かせて欲しい さらけることを ためらわないよ きみが好きだから |
帰り道のララバイ今日も報われない空 秋雨が車窓をつたう どうにか埋もれずやって来たけど 自信がなくなってしまいそう ああ 少しずつ変わって行くの 街並みも私も 下り電車が心地良い まるでゆらゆら揺りかごね 下り電車が心地良い 少し休んでもいいかな 沢山の人がいる 少なくとも流れる建物の数だけ 人がいて 考えが 人生が 想いが溢れてる 皆な必死で生きている 自分だけがつらい気がして 意地悪になってた いろんなものを手に入れて いろんなものを失って それが生きて行くことだった 今更何を悔やむの 次の橋を渡りきったら 泣いてもいいかな いろんなものを手に入れて いろんなものを傷付けて 花の名前も言えなくて 自分だけつらい気がして 下り電車が心地良い まるでゆらゆら揺りかごね 下り電車が心地良い 弱虫な私でごめんね 下り電車が心地良い 下り電車が心地良い 明日は元気に上って行こう…… | せきぐちゆき | 関口由紀 | 関口由紀 | 八田信有 | 今日も報われない空 秋雨が車窓をつたう どうにか埋もれずやって来たけど 自信がなくなってしまいそう ああ 少しずつ変わって行くの 街並みも私も 下り電車が心地良い まるでゆらゆら揺りかごね 下り電車が心地良い 少し休んでもいいかな 沢山の人がいる 少なくとも流れる建物の数だけ 人がいて 考えが 人生が 想いが溢れてる 皆な必死で生きている 自分だけがつらい気がして 意地悪になってた いろんなものを手に入れて いろんなものを失って それが生きて行くことだった 今更何を悔やむの 次の橋を渡りきったら 泣いてもいいかな いろんなものを手に入れて いろんなものを傷付けて 花の名前も言えなくて 自分だけつらい気がして 下り電車が心地良い まるでゆらゆら揺りかごね 下り電車が心地良い 弱虫な私でごめんね 下り電車が心地良い 下り電車が心地良い 明日は元気に上って行こう…… |
春~プリマヴェーラ~時が今 止まるなら 連れて行ってプリマヴェーラ もし十秒後 時が止まるとするなら あたしはどんな顔でここに刻まれる 愛するあなたを心に映して微笑む 綺麗な想いと 顔がいい 恨みに伏した不幸化粧 残らず剥がしましょう あたしホントは凄く美人なの ほら どんな欺きも 嘘も屈辱も 忘れて 許して このまま 時が今 止まるなら 二度と涙知らずに済む 時が今 止まるなら 連れて行ってプリマヴェーラ 時はただ流れて行く 悲しみを過去と呼べるように 時はただ流れて行く また春に出逢えるよう 男はいつも欲望に愛されてる 女はいつも嫉妬に取り憑かれてる 喜びの影を刹那とするなら 幸福と書いて まぼろしと読むのでしょう 裏切られたんじゃない 期待はずれ そう言えば心は救われますか 闇を生み出す前に 女神たちが笑う春の絵の中に やさしく永遠に閉じ込めて 時が今 止まるなら 傷つき傷つけることもない 時が今 止まるなら 連れて行ってプリマヴェーラ 時はただ流れて行く 悲しみを過去と呼べるように 時はただ流れて行く また春に出逢えるよう | せきぐちゆき | 関口由紀 | 関口由紀 | せきぐちゆき・太健 | 時が今 止まるなら 連れて行ってプリマヴェーラ もし十秒後 時が止まるとするなら あたしはどんな顔でここに刻まれる 愛するあなたを心に映して微笑む 綺麗な想いと 顔がいい 恨みに伏した不幸化粧 残らず剥がしましょう あたしホントは凄く美人なの ほら どんな欺きも 嘘も屈辱も 忘れて 許して このまま 時が今 止まるなら 二度と涙知らずに済む 時が今 止まるなら 連れて行ってプリマヴェーラ 時はただ流れて行く 悲しみを過去と呼べるように 時はただ流れて行く また春に出逢えるよう 男はいつも欲望に愛されてる 女はいつも嫉妬に取り憑かれてる 喜びの影を刹那とするなら 幸福と書いて まぼろしと読むのでしょう 裏切られたんじゃない 期待はずれ そう言えば心は救われますか 闇を生み出す前に 女神たちが笑う春の絵の中に やさしく永遠に閉じ込めて 時が今 止まるなら 傷つき傷つけることもない 時が今 止まるなら 連れて行ってプリマヴェーラ 時はただ流れて行く 悲しみを過去と呼べるように 時はただ流れて行く また春に出逢えるよう |
ひかげの雪気付いているのよ あなたが誰かを 忘れるために今 私を こうして抱きしめていること さみしくないけど 時々あなたが 泣きそうな顔して笑うの あの女性の面影見つけて 代わりにもなれない私を許して 背中つたう指が泣いてるわ 愛さなくていいから ほんの一度笑ってみせて やさしい言葉もいらないから 心からの笑顔を見せて 感じているのよ あなたが誰かの 深い吐息を求めながら 口唇かさねていることを 切なさこらえて こぼれた涙も あなたの瞳には映らない 私はさみしい日陰の雪 いつもどんな時もあなたを見ていたの 言葉にしなくても伝わるわ 愛さなくていいから ほんの一度笑ってみせて 明日の約束いらないから ありのままの笑顔を見せて 生まれ変われるなら あの女性になって あなたを抱きしめてあげたい 愛さなくていいから ほんの一度笑ってみせて 明日の約束いらないから ありのままの笑顔を見せて 愛さなくていいから ほんの一度笑ってみせて やさしい言葉もいらないから 心からの笑顔を見せて | せきぐちゆき | 関口由紀 | 関口由紀 | せきぐちゆき・太健 | 気付いているのよ あなたが誰かを 忘れるために今 私を こうして抱きしめていること さみしくないけど 時々あなたが 泣きそうな顔して笑うの あの女性の面影見つけて 代わりにもなれない私を許して 背中つたう指が泣いてるわ 愛さなくていいから ほんの一度笑ってみせて やさしい言葉もいらないから 心からの笑顔を見せて 感じているのよ あなたが誰かの 深い吐息を求めながら 口唇かさねていることを 切なさこらえて こぼれた涙も あなたの瞳には映らない 私はさみしい日陰の雪 いつもどんな時もあなたを見ていたの 言葉にしなくても伝わるわ 愛さなくていいから ほんの一度笑ってみせて 明日の約束いらないから ありのままの笑顔を見せて 生まれ変われるなら あの女性になって あなたを抱きしめてあげたい 愛さなくていいから ほんの一度笑ってみせて 明日の約束いらないから ありのままの笑顔を見せて 愛さなくていいから ほんの一度笑ってみせて やさしい言葉もいらないから 心からの笑顔を見せて |
衝動丑三つ時の平成通り ざんざん降りをヘッドライトが照らす 待てと言うなら死ぬまで待つような イイコでいると決めてたけれど 人は突然すべてのことを 裏切りたくなるものですね 壊れないようにと守ってばかりの 愛ならいっそ壊してしまえ 今夜 嵐が私の中に 衝動と言う名の魔物を生んだ 今 そちらに向かっています となりで眠ってる可愛い人に あなた一体 私のことを なんて紹介してくれるでしょうか 嫌われるのが怖かったから のんきな女を演じていたの あなたが私 選ぶだなんて 有り得るはずもなかったのにね 自分をあざむき偽るほどに 本音隠して飲み込むほどに 孤独と涙は出口を失い ふとした瞬間弾け出る 雨も 思い出も あなたさえも道連れに 闇夜の先まで行くわ 今 そちらに向かっています となりで眠ってる可愛い人の 寝息を抱くのも今の内よ 嵐の夜は魔物に気を付けて 今 そちらに向かっています となりで眠ってる可愛い人に あなた一体 私のことを なんて紹介してくれるでしょうか | せきぐちゆき | 関口由紀 | 関口由紀 | 八田信有 | 丑三つ時の平成通り ざんざん降りをヘッドライトが照らす 待てと言うなら死ぬまで待つような イイコでいると決めてたけれど 人は突然すべてのことを 裏切りたくなるものですね 壊れないようにと守ってばかりの 愛ならいっそ壊してしまえ 今夜 嵐が私の中に 衝動と言う名の魔物を生んだ 今 そちらに向かっています となりで眠ってる可愛い人に あなた一体 私のことを なんて紹介してくれるでしょうか 嫌われるのが怖かったから のんきな女を演じていたの あなたが私 選ぶだなんて 有り得るはずもなかったのにね 自分をあざむき偽るほどに 本音隠して飲み込むほどに 孤独と涙は出口を失い ふとした瞬間弾け出る 雨も 思い出も あなたさえも道連れに 闇夜の先まで行くわ 今 そちらに向かっています となりで眠ってる可愛い人の 寝息を抱くのも今の内よ 嵐の夜は魔物に気を付けて 今 そちらに向かっています となりで眠ってる可愛い人に あなた一体 私のことを なんて紹介してくれるでしょうか |
愛の浴槽私があなたを愛すように 同じだけ愛して欲しいの 飛沫上げた愛のシャワー 浴室に弾け飛ぶ熱帯夜 今日の天気を話すように 彼女の話 さらりとしないで 出来の悪い私は 心の広いふりをしてみる 今宵あなたは私のものだから 一滴残らず洗い流してね 彼女の匂いも気配も願いも たちまちに 泡ともども 私があなたを愛すように 同じだけ愛して欲しいの 顔も知らない誰かのこと これ以上憎めない あなたが私を捨てる時 確実に息の根を止めて 心の奥 潜む悪魔が 暴れだす前にあぶくに消して お日様の下で育む 恋ならすくすく育つのかしら 夜の金魚鉢に泳ぐ恋は 外じゃ干涸らびちゃう 私があなたを愛すように ハチャメチャに愛して欲しいの 飛沫上げた愛のシャワー 浴槽になだれ込む あなたが私を捨てる時 確実に息の根を止めて 飛沫上げた真っ赤なシャワー 浴室は音も無い熱帯夜 | せきぐちゆき | 関口由紀 | 関口由紀 | せきぐちゆき・太健 | 私があなたを愛すように 同じだけ愛して欲しいの 飛沫上げた愛のシャワー 浴室に弾け飛ぶ熱帯夜 今日の天気を話すように 彼女の話 さらりとしないで 出来の悪い私は 心の広いふりをしてみる 今宵あなたは私のものだから 一滴残らず洗い流してね 彼女の匂いも気配も願いも たちまちに 泡ともども 私があなたを愛すように 同じだけ愛して欲しいの 顔も知らない誰かのこと これ以上憎めない あなたが私を捨てる時 確実に息の根を止めて 心の奥 潜む悪魔が 暴れだす前にあぶくに消して お日様の下で育む 恋ならすくすく育つのかしら 夜の金魚鉢に泳ぐ恋は 外じゃ干涸らびちゃう 私があなたを愛すように ハチャメチャに愛して欲しいの 飛沫上げた愛のシャワー 浴槽になだれ込む あなたが私を捨てる時 確実に息の根を止めて 飛沫上げた真っ赤なシャワー 浴室は音も無い熱帯夜 |
悲しい金曜日遠い遠いさつきの空は さみしいさみしい涙色です 今日は 今日は 今日は金曜日 あなたが会いに来てくれる金曜日 あなたが好きなビーフシチューを 沢山沢山作ったの ガラスの恋を胸に抱きしめて あなたをひとり待ってる金曜日 白い白いサツキの花が 耳をそばだて窓から覗いてる 今日は 今日は 悲しい金曜日 今夜でお別れと横顔が言っている いつしかあなたと暮らせると夢見てた 私を私を笑ってよ 良ければ最後にシチューを食べて行って 平気よ 毒など入れてやしないから いつしかあなたと暮らせると夢見てた 私を私を笑ってよ あなたがいない部屋でひとりきり 涙の味するシチューを食べました あなたの味するシチューを食べました | せきぐちゆき | 関口由紀 | 関口由紀 | せきぐちゆき・太健 | 遠い遠いさつきの空は さみしいさみしい涙色です 今日は 今日は 今日は金曜日 あなたが会いに来てくれる金曜日 あなたが好きなビーフシチューを 沢山沢山作ったの ガラスの恋を胸に抱きしめて あなたをひとり待ってる金曜日 白い白いサツキの花が 耳をそばだて窓から覗いてる 今日は 今日は 悲しい金曜日 今夜でお別れと横顔が言っている いつしかあなたと暮らせると夢見てた 私を私を笑ってよ 良ければ最後にシチューを食べて行って 平気よ 毒など入れてやしないから いつしかあなたと暮らせると夢見てた 私を私を笑ってよ あなたがいない部屋でひとりきり 涙の味するシチューを食べました あなたの味するシチューを食べました |
復讐は鮮やかに復讐は鮮やかに 微笑みで抱き寄せて 子守唄 歌うように あなたに深い眠りを 少しも覚えていないのね この声も 肩のほくろさえも 初めて出会った時のように やさしいあなた けれども私は忘れない 裏切った背中を忘れない そうよこの時を待ってたの 長い髪 ほどけば 憎しみは軽やかに 愛情のふりをして 愛しさも哀しさも 忘れて夜に溶ける 復讐は鮮やかに 微笑みで抱き寄せて 子守唄 歌うように やさしくあえいでみるの ねえあなたが あの時の私だって 気付いたら 愛しさも明日さえも 失わずに済んだのよ 復讐は鮮やかに 微笑みで抱き寄せて 子守唄 歌うように あなたに深い眠りを 復讐は鮮やかに 虚ろげなその瞳に 微笑みで泣き濡れた 私が映っている | せきぐちゆき | 関口由紀 | 関口由紀 | 八田信有 | 復讐は鮮やかに 微笑みで抱き寄せて 子守唄 歌うように あなたに深い眠りを 少しも覚えていないのね この声も 肩のほくろさえも 初めて出会った時のように やさしいあなた けれども私は忘れない 裏切った背中を忘れない そうよこの時を待ってたの 長い髪 ほどけば 憎しみは軽やかに 愛情のふりをして 愛しさも哀しさも 忘れて夜に溶ける 復讐は鮮やかに 微笑みで抱き寄せて 子守唄 歌うように やさしくあえいでみるの ねえあなたが あの時の私だって 気付いたら 愛しさも明日さえも 失わずに済んだのよ 復讐は鮮やかに 微笑みで抱き寄せて 子守唄 歌うように あなたに深い眠りを 復讐は鮮やかに 虚ろげなその瞳に 微笑みで泣き濡れた 私が映っている |
帰郷春は 春は 遠い 遠い 夢の中 あなたがくれた白詰草の花かんむり 嗚呼…… きれいな想い出 嗚呼 もう帰らない 夏は 夏は 遠い 遠い 陽射しの中 あなたが吹いたビードロ 私も口づけた 嗚呼…… 幼き憧れ 嗚呼 もう帰らない 秋は 秋は 遠い 遠い 霧の中 黄金色の麦の畑 そよぐ風 嗚呼…… 手を振る夕焼け 嗚呼 もう帰らない 冬は 冬は 遠い 遠い 夜の中 ともす灯り 寄り添う二人 窓の雪 嗚呼…… 愛しいあなたは 嗚呼 もう帰らない 帰ろう 帰ろう 嗚呼 あの日に帰ろう | せきぐちゆき | 関口由紀 | 関口由紀 | 八田信有 | 春は 春は 遠い 遠い 夢の中 あなたがくれた白詰草の花かんむり 嗚呼…… きれいな想い出 嗚呼 もう帰らない 夏は 夏は 遠い 遠い 陽射しの中 あなたが吹いたビードロ 私も口づけた 嗚呼…… 幼き憧れ 嗚呼 もう帰らない 秋は 秋は 遠い 遠い 霧の中 黄金色の麦の畑 そよぐ風 嗚呼…… 手を振る夕焼け 嗚呼 もう帰らない 冬は 冬は 遠い 遠い 夜の中 ともす灯り 寄り添う二人 窓の雪 嗚呼…… 愛しいあなたは 嗚呼 もう帰らない 帰ろう 帰ろう 嗚呼 あの日に帰ろう |
歩み打ち明けられない悲しみを 誰もが心に抱えてる 口には出来ない苦しみを ひっそり心に隠してる それでも人は歩いて行く 靴底をすり減らしながら 誰かの分まで歩いて行く 黙って 時々 空見上げ 今日の一歩が たとえどんなに 小さな一歩でも ここまで歩いて来られたと 笑える時がきっと来るから 明日への一歩 踏み出せなくて 立ち止まってしまっても ここまで歩いて良かったと 笑える時がきっと来る 泣いてる暇などないんだと ひたすら走る少年の 瞳がいつしか溺れる時 明けない夜はないと教えてよ どうして人は歩いて行く 口唇を噛みしめながら 雨にも負けず歩いて行く 誰かの想いを背負って行く 今日の一歩が たとえどんなに 小さな一歩でも ここまで歩いて来られたと 笑える時がきっと来るから 明日への一歩 踏み出せなくて 立ち止まってしまっても ここまで歩いて良かったと 笑える時がきっと来る 今日の一歩が たとえどんなに 小さな一歩でも ここまで歩いて来られたと 笑える時がきっと来るから 明日への一歩 踏み出せなくて 立ち止まってしまっても ここまで歩いて良かったと 笑える時がきっと来る | せきぐちゆき | 関口由紀 | 関口由紀 | 八田信有 | 打ち明けられない悲しみを 誰もが心に抱えてる 口には出来ない苦しみを ひっそり心に隠してる それでも人は歩いて行く 靴底をすり減らしながら 誰かの分まで歩いて行く 黙って 時々 空見上げ 今日の一歩が たとえどんなに 小さな一歩でも ここまで歩いて来られたと 笑える時がきっと来るから 明日への一歩 踏み出せなくて 立ち止まってしまっても ここまで歩いて良かったと 笑える時がきっと来る 泣いてる暇などないんだと ひたすら走る少年の 瞳がいつしか溺れる時 明けない夜はないと教えてよ どうして人は歩いて行く 口唇を噛みしめながら 雨にも負けず歩いて行く 誰かの想いを背負って行く 今日の一歩が たとえどんなに 小さな一歩でも ここまで歩いて来られたと 笑える時がきっと来るから 明日への一歩 踏み出せなくて 立ち止まってしまっても ここまで歩いて良かったと 笑える時がきっと来る 今日の一歩が たとえどんなに 小さな一歩でも ここまで歩いて来られたと 笑える時がきっと来るから 明日への一歩 踏み出せなくて 立ち止まってしまっても ここまで歩いて良かったと 笑える時がきっと来る |
僕ならできるどうして人は悩むのだろう となりできみがつぶやいた 渡り廊下で僕らは 小さなスズメのように 大きな空に憧れてた つまずくのが怖くて 少しも進めないよと 笑って話すきみに 気の利く言葉 見つからないけど 大丈夫さ きみなら出来る 乗り越えられる 踏み出すことが怖い日もあるけれど 大丈夫さ 雲は流れて 明日は晴れる 頑張ってるのを僕は知っているから 雀宮と呼ばれてる この街の空にはいつも 大きな夢とまぶしい愛が溢れているんだ 羽を広げて飛び立とう なぜ僕らは生きるの 誰も教えてはくれない 迷い続けた先に 例え答えが見つからなくても 大丈夫さ 僕らは生きる ここに生まれて 数えきれない優しさを知ったから 大丈夫さ 雨が上がれば 光が射すよ 流した涙は 決して無駄ではないさ 大丈夫さ 僕なら出来る 乗り越えられる 踏み出すことが怖い日もあるけれど 大丈夫さ 雲は流れて 明日は晴れる 流した涙は 決して無駄ではないさ | せきぐちゆき | 関口由紀 | 関口由紀 | 八田信有 | どうして人は悩むのだろう となりできみがつぶやいた 渡り廊下で僕らは 小さなスズメのように 大きな空に憧れてた つまずくのが怖くて 少しも進めないよと 笑って話すきみに 気の利く言葉 見つからないけど 大丈夫さ きみなら出来る 乗り越えられる 踏み出すことが怖い日もあるけれど 大丈夫さ 雲は流れて 明日は晴れる 頑張ってるのを僕は知っているから 雀宮と呼ばれてる この街の空にはいつも 大きな夢とまぶしい愛が溢れているんだ 羽を広げて飛び立とう なぜ僕らは生きるの 誰も教えてはくれない 迷い続けた先に 例え答えが見つからなくても 大丈夫さ 僕らは生きる ここに生まれて 数えきれない優しさを知ったから 大丈夫さ 雨が上がれば 光が射すよ 流した涙は 決して無駄ではないさ 大丈夫さ 僕なら出来る 乗り越えられる 踏み出すことが怖い日もあるけれど 大丈夫さ 雲は流れて 明日は晴れる 流した涙は 決して無駄ではないさ |
方舟を忘れたノア終わりのない お伽噺に 月がそっと しほりを挟む 夢に堕ちる 瞼の上で 流れ星が 雫に変わる いのちの海は どこまで 心を連れて ゆくのでしょう 鳩よ 教えて 朝陽の先に どんな明日が ありますか 鳩よ 伝えて 遥かな風に いまも私は 生きてると 積み荷のない 方舟(ふね)の舳先に からみついた 別れのテープ 奇跡ばかり 祈る指から 時間だけが 零れ続ける 愛と名付けた 港に 心は置いて ゆくのでしょう 鳩よ 教えて 木霊の先で 誰が気づいて くれますか 鳩よ 伝えて 果てない空に いまもあなたを 待ってると いつか 願いが 救えるものに いつか 心が 寄り添えるなら 鳩よ 教えて 朝陽の先に どんな明日が ありますか 鳩よ 伝えて 遥かな風に いまも私は 生きてると | せきぐちゆき | 松井五郎 | 関口由紀 | | 終わりのない お伽噺に 月がそっと しほりを挟む 夢に堕ちる 瞼の上で 流れ星が 雫に変わる いのちの海は どこまで 心を連れて ゆくのでしょう 鳩よ 教えて 朝陽の先に どんな明日が ありますか 鳩よ 伝えて 遥かな風に いまも私は 生きてると 積み荷のない 方舟(ふね)の舳先に からみついた 別れのテープ 奇跡ばかり 祈る指から 時間だけが 零れ続ける 愛と名付けた 港に 心は置いて ゆくのでしょう 鳩よ 教えて 木霊の先で 誰が気づいて くれますか 鳩よ 伝えて 果てない空に いまもあなたを 待ってると いつか 願いが 救えるものに いつか 心が 寄り添えるなら 鳩よ 教えて 朝陽の先に どんな明日が ありますか 鳩よ 伝えて 遥かな風に いまも私は 生きてると |
化粧痛い 痛い 痛い 痛い 心が 痛い 痛い 痛い 痛い 悲鳴上げてる 黙ってて 黙ってて 私は 強くなきゃいけない ある日突然 笑い方 忘れてしまって 仕方無いから口紅で 笑ったように線を引く 愛を失くした女ってのは 哀れなもんだね 本当は誰より とびっきり 笑顔が似合うのに 痛い 痛い 痛い 痛い 心が 痛い 痛い 痛い 痛い 悲鳴上げてる 黙ってて 黙ってて 私は 強くなきゃいけないのに 嫌い 嫌い 嫌い この身体が 大っ嫌い 嫌い 痛めつけてしまう 救ってよ 愛してよ 叫びは 決して声にならない 死んだ魚の目に 必死で睫毛塗りたくる 埋もれて行く瞳の奥 涙すら逃げ出せない 無理矢理にでも 見せ掛けでも 上面だけは飾るのよ 弱さ映す鏡なんて叩き割れ 痛い 痛い 痛い 痛い 心が 痛い 痛い 痛い 痛い 悲鳴上げてる 隠しても 隠しても 隠せない 確かに聞こえて来る 嫌い 嫌い 嫌い この身体が 大っ嫌い 嫌い 痛めつけてしまう ここに居ていいんだと抱きしめて 生きているのは罪じゃないって 痛い 痛い 痛い 痛い 心が 痛い 痛い 痛い 痛い 悲鳴上げてる 黙ってて 黙ってて 私は 強くなきゃいけない 嫌い 嫌い 嫌い この身体が 大っ嫌い 嫌い 痛めつけてしまう 救ってよ 愛してよ 叫びは 決して声にならない 痛い 痛い 痛い 痛い 心が 痛い 痛い 痛い 痛い 悲鳴上げてる 黙ってて 黙ってて 私は 強くなきゃいけない | せきぐちゆき | 関口由紀 | 関口由紀 | Yuki Sekiguchi・Ken Futori | 痛い 痛い 痛い 痛い 心が 痛い 痛い 痛い 痛い 悲鳴上げてる 黙ってて 黙ってて 私は 強くなきゃいけない ある日突然 笑い方 忘れてしまって 仕方無いから口紅で 笑ったように線を引く 愛を失くした女ってのは 哀れなもんだね 本当は誰より とびっきり 笑顔が似合うのに 痛い 痛い 痛い 痛い 心が 痛い 痛い 痛い 痛い 悲鳴上げてる 黙ってて 黙ってて 私は 強くなきゃいけないのに 嫌い 嫌い 嫌い この身体が 大っ嫌い 嫌い 痛めつけてしまう 救ってよ 愛してよ 叫びは 決して声にならない 死んだ魚の目に 必死で睫毛塗りたくる 埋もれて行く瞳の奥 涙すら逃げ出せない 無理矢理にでも 見せ掛けでも 上面だけは飾るのよ 弱さ映す鏡なんて叩き割れ 痛い 痛い 痛い 痛い 心が 痛い 痛い 痛い 痛い 悲鳴上げてる 隠しても 隠しても 隠せない 確かに聞こえて来る 嫌い 嫌い 嫌い この身体が 大っ嫌い 嫌い 痛めつけてしまう ここに居ていいんだと抱きしめて 生きているのは罪じゃないって 痛い 痛い 痛い 痛い 心が 痛い 痛い 痛い 痛い 悲鳴上げてる 黙ってて 黙ってて 私は 強くなきゃいけない 嫌い 嫌い 嫌い この身体が 大っ嫌い 嫌い 痛めつけてしまう 救ってよ 愛してよ 叫びは 決して声にならない 痛い 痛い 痛い 痛い 心が 痛い 痛い 痛い 痛い 悲鳴上げてる 黙ってて 黙ってて 私は 強くなきゃいけない |
お菊ちゃん失恋しました 髪を切りました あなたがやさしく何度も撫でた 自慢の長い 長い黒い髪 バッサリとナイフで切りました 気に病むことはないわ どうせ すぐに伸びるから あなたとあのコ 愛し合う部屋へ 伸びて伸びて伸びて 黒い絨毯 ノウゼンカズラのかんざし一つ 挿せば あたし とっても綺麗でしょ 笑われました 身の程知らず お菊人形ちゃんは帰りなさいと まつ毛の長いフランス人形 あなたの腕の中 瞬いた 排水溝に吸い込まれて行く 鮮やかな赤の糸 あなたとあのコ 愛し合う部屋へ 伸びて伸びて伸びて 鮮血の帯 手首が描く失恋模様 美しすぎて 笑い止まらない 翌朝ニュースに映し出されたのは あなたのアパートね 若い男女が 息もないままに見つかったってね 無数の髪の毛に絡まって 女は髪に命を宿す 追いかけるどこまでも あなたとあのコ 愛し合う部屋へ 伸びて伸びて伸びて 黒い絨毯 ノウゼンカズラのかんざし一つ 挿せば あたし とっても綺麗でしょ | せきぐちゆき | 関口由紀 | 関口由紀 | Yuki Sekiguchi・Ken Futori | 失恋しました 髪を切りました あなたがやさしく何度も撫でた 自慢の長い 長い黒い髪 バッサリとナイフで切りました 気に病むことはないわ どうせ すぐに伸びるから あなたとあのコ 愛し合う部屋へ 伸びて伸びて伸びて 黒い絨毯 ノウゼンカズラのかんざし一つ 挿せば あたし とっても綺麗でしょ 笑われました 身の程知らず お菊人形ちゃんは帰りなさいと まつ毛の長いフランス人形 あなたの腕の中 瞬いた 排水溝に吸い込まれて行く 鮮やかな赤の糸 あなたとあのコ 愛し合う部屋へ 伸びて伸びて伸びて 鮮血の帯 手首が描く失恋模様 美しすぎて 笑い止まらない 翌朝ニュースに映し出されたのは あなたのアパートね 若い男女が 息もないままに見つかったってね 無数の髪の毛に絡まって 女は髪に命を宿す 追いかけるどこまでも あなたとあのコ 愛し合う部屋へ 伸びて伸びて伸びて 黒い絨毯 ノウゼンカズラのかんざし一つ 挿せば あたし とっても綺麗でしょ |
地獄花赤い花咲く彼岸花 誰が呼んだか地獄花 枝も葉もなく節もなく あやしく揺れて惑わせば あのひとコロリ騙されて 情熱だけを吸い取られ あんな女はごめんだと 泣いてわたしにすがりつく 夕焼け色の金盞花 健気なふりで頬染めて おひとついかが 上目遣い 金の盃差し出せば あのひとホロリ酔わされて やさしさだけをはぎ取られ あんな女はごめんだと 泣いてわたしにすがりつく 七色 虹色 花から花へ 飛び立つ蝶の行方は 遊びたわむれ菜の花は 霞の夜もおしゃべりで 月はわたしが染めたのよ いたずら顔で振り向けば あのひとクラリのぼせ上げ 純情ゆえに転がされ あんな女はごめんだと 泣いてわたしにすがりつく 緑つやめくオリーブの その実を強く抱いたなら 愛と涙が溢れ出て 恥じらいさえも悩ましい あのひと我を忘れては 骨の髄までむさぼられ あんな女はごめんだと 泣いてわたしにすがりつく 夢と言われた青いバラ 星の明かりに照らされて やっとあなたに会えました 細いゆびさき手招けば あのひとユラリいざなわれ 星の数だけ嘘を見て 夢のままなら良かったと 泣いてわたしにすがりつく 誘う花にはトゲがある 香る罠には毒がある 息を潜めてトリカブト 道連れびとを待ちわびる 冷えた空色鮮やかに 怖がらないで口づけて さみしさくべて抱き合えば あのひとはもう帰らない 七色 虹色 花から花へ 飛び立つ蝶の行方は 都忘れが匂い立つ 紫色の朝焼けに ここはどこです あのひとが フラリ現れ戸を叩く すべて忘れたあのひとは 羽をもがれた蝶のよう おかえりなさい待ってたわ 糸をめぐらせ地獄蜘蛛 | せきぐちゆき | 関口由紀 | 関口由紀 | Yuki Sekiguchi・Ken Futori | 赤い花咲く彼岸花 誰が呼んだか地獄花 枝も葉もなく節もなく あやしく揺れて惑わせば あのひとコロリ騙されて 情熱だけを吸い取られ あんな女はごめんだと 泣いてわたしにすがりつく 夕焼け色の金盞花 健気なふりで頬染めて おひとついかが 上目遣い 金の盃差し出せば あのひとホロリ酔わされて やさしさだけをはぎ取られ あんな女はごめんだと 泣いてわたしにすがりつく 七色 虹色 花から花へ 飛び立つ蝶の行方は 遊びたわむれ菜の花は 霞の夜もおしゃべりで 月はわたしが染めたのよ いたずら顔で振り向けば あのひとクラリのぼせ上げ 純情ゆえに転がされ あんな女はごめんだと 泣いてわたしにすがりつく 緑つやめくオリーブの その実を強く抱いたなら 愛と涙が溢れ出て 恥じらいさえも悩ましい あのひと我を忘れては 骨の髄までむさぼられ あんな女はごめんだと 泣いてわたしにすがりつく 夢と言われた青いバラ 星の明かりに照らされて やっとあなたに会えました 細いゆびさき手招けば あのひとユラリいざなわれ 星の数だけ嘘を見て 夢のままなら良かったと 泣いてわたしにすがりつく 誘う花にはトゲがある 香る罠には毒がある 息を潜めてトリカブト 道連れびとを待ちわびる 冷えた空色鮮やかに 怖がらないで口づけて さみしさくべて抱き合えば あのひとはもう帰らない 七色 虹色 花から花へ 飛び立つ蝶の行方は 都忘れが匂い立つ 紫色の朝焼けに ここはどこです あのひとが フラリ現れ戸を叩く すべて忘れたあのひとは 羽をもがれた蝶のよう おかえりなさい待ってたわ 糸をめぐらせ地獄蜘蛛 |
手紙桜色の便箋 窓の風にひらりと 飛ばされて 部屋の隅 舞い落ちる さみしさ耐え続けて やせた文字がこぼれる あなたとの別れは もう決めてるのに ああ 最後の一行が上手く書けなくて ためらう窓の向こう 季節が移ろう 風鈴模様かわいい 封筒選んでみても 詰めるのは ささくれた言葉だけ 都会の夜は どんな夢をあなたに見せるの これ以上待てないと伝えたいのに ああ 最後の一行が上手く書けません 飛び回るアゲハは 変わり果てたあなた ああ ただ一言で済むことでしょう 容易く殴り書きで終わらせたらいいのに 桔梗の花揺れてる 秋の窓を切手に 貼り付けた空はもう 遠すぎて 読み返して まるめて 書き直して 破いて 降り積もる雪はただ 遣る瀬無い ああ 最後の一行が上手く書けません 終わりの一言が 書き綴れない ああ 最後の一行が上手く書けなくて ためらう窓の向こう 季節が移ろう | せきぐちゆき | 関口由紀 | 関口由紀 | Yuki Sekiguchi・Ken Futori | 桜色の便箋 窓の風にひらりと 飛ばされて 部屋の隅 舞い落ちる さみしさ耐え続けて やせた文字がこぼれる あなたとの別れは もう決めてるのに ああ 最後の一行が上手く書けなくて ためらう窓の向こう 季節が移ろう 風鈴模様かわいい 封筒選んでみても 詰めるのは ささくれた言葉だけ 都会の夜は どんな夢をあなたに見せるの これ以上待てないと伝えたいのに ああ 最後の一行が上手く書けません 飛び回るアゲハは 変わり果てたあなた ああ ただ一言で済むことでしょう 容易く殴り書きで終わらせたらいいのに 桔梗の花揺れてる 秋の窓を切手に 貼り付けた空はもう 遠すぎて 読み返して まるめて 書き直して 破いて 降り積もる雪はただ 遣る瀬無い ああ 最後の一行が上手く書けません 終わりの一言が 書き綴れない ああ 最後の一行が上手く書けなくて ためらう窓の向こう 季節が移ろう |
さみしい女の代名詞シケモクのピラミッド崩して 流行の曲 鼻歌でなぞる 煙草のけむりと溜め息 一緒に出ちゃった 手酌でも どうってことないわ 熱燗チョチョイチョイ なみなみでどうぞ 男なんて…ってよく言うよ あたし さみしい女の代名詞 取り越し苦労は あたしなりのそれなりの 強がりだった 悲劇への心構え 幸せだとか 信頼だとか 上手に語るわりには 損得並べて 貪欲隠して ずるさ 賢さ 紙一重 誰でもいいって そんなわけないわ だけど独りがちょっとつらい 誰でもいいわ となり座って あっためて下さい 口紅も塗り直せぬまま 昔の恋人にバッタリ 一人なの?…って見ればわかるでしょ 連れの女はモデル並み 元気出しなよ 騙されたって 騙すよりはいい 悲劇より喜劇タイプじゃないか 幸せだとか 信頼だとか 「だとか」とは何事さ それが欲しくて そうなりたくて 溺れ なだれ もがいた 誰でもいいって そんなわけないわ だけど独りがちょっとつらい 矛盾だらけは酒のせいです ほっといて下さい 幸せだとか 信頼だとか 上手に語るわりには 損得並べて 貪欲隠して ずるさ 賢さ 紙一重 誰でもいいって そんなわけないわ だけど独りがちょっとつらい 男なんて…ってよく言うよ あたし さみしい女の代名詞 誰か あっためて下さい | せきぐちゆき | 関口由紀 | 関口由紀 | Yuki Sekiguchi・Ken Futori | シケモクのピラミッド崩して 流行の曲 鼻歌でなぞる 煙草のけむりと溜め息 一緒に出ちゃった 手酌でも どうってことないわ 熱燗チョチョイチョイ なみなみでどうぞ 男なんて…ってよく言うよ あたし さみしい女の代名詞 取り越し苦労は あたしなりのそれなりの 強がりだった 悲劇への心構え 幸せだとか 信頼だとか 上手に語るわりには 損得並べて 貪欲隠して ずるさ 賢さ 紙一重 誰でもいいって そんなわけないわ だけど独りがちょっとつらい 誰でもいいわ となり座って あっためて下さい 口紅も塗り直せぬまま 昔の恋人にバッタリ 一人なの?…って見ればわかるでしょ 連れの女はモデル並み 元気出しなよ 騙されたって 騙すよりはいい 悲劇より喜劇タイプじゃないか 幸せだとか 信頼だとか 「だとか」とは何事さ それが欲しくて そうなりたくて 溺れ なだれ もがいた 誰でもいいって そんなわけないわ だけど独りがちょっとつらい 矛盾だらけは酒のせいです ほっといて下さい 幸せだとか 信頼だとか 上手に語るわりには 損得並べて 貪欲隠して ずるさ 賢さ 紙一重 誰でもいいって そんなわけないわ だけど独りがちょっとつらい 男なんて…ってよく言うよ あたし さみしい女の代名詞 誰か あっためて下さい |
めぐり逢い交差点お元気ですか 駅前 夕映えの空に ふと あなたのことを思う 忙しすぎる毎日に 深呼吸がわり 今日も細く ため息を吐けば 横断歩道 向こうの岸に あの頃と変わらないあなたを見つけた 少しクセのある黒い髪 雑踏の風に吹かれ 時が止まった めぐり逢い交差点 何気ない日々が 幸せだったあの頃が込み上げて来る キレイになったねと言わせたかったのに 崩れかけた化粧に うつむいてしまう 嬉しいことも その日一番の憂うつも あなたには何でも話せた けどつまらないケンカのせいで さよならも 会いたいもずっと言えぬままに 手前の人の影に隠れて 気付かなかった そばにいる可愛いひと 信号が変わり 皆歩き出す 立ち止まることをまるで許されぬように めぐり逢い交差点 何気ない日々で 愛しさと 懐かしさと 切なさが行き交う 気付いてないふりをしている私に あなたもきっと気付かぬふりをしてるのね ようやく願いが叶ったわ さよなら言いたかったの 言葉に出来なくても めぐり逢い交差点 何気ない日々が 幸せだったあの頃が込み上げて来る キレイになったねと言われたかったの 乱れた髪 取れた口紅 頑張ってる今を めぐり逢い交差点 何気ない日々が 今とても幸せと 笑顔で行きすぎた | せきぐちゆき | 関口由紀 | 関口由紀 | Yuki Sekiguchi・Ken Futori | お元気ですか 駅前 夕映えの空に ふと あなたのことを思う 忙しすぎる毎日に 深呼吸がわり 今日も細く ため息を吐けば 横断歩道 向こうの岸に あの頃と変わらないあなたを見つけた 少しクセのある黒い髪 雑踏の風に吹かれ 時が止まった めぐり逢い交差点 何気ない日々が 幸せだったあの頃が込み上げて来る キレイになったねと言わせたかったのに 崩れかけた化粧に うつむいてしまう 嬉しいことも その日一番の憂うつも あなたには何でも話せた けどつまらないケンカのせいで さよならも 会いたいもずっと言えぬままに 手前の人の影に隠れて 気付かなかった そばにいる可愛いひと 信号が変わり 皆歩き出す 立ち止まることをまるで許されぬように めぐり逢い交差点 何気ない日々で 愛しさと 懐かしさと 切なさが行き交う 気付いてないふりをしている私に あなたもきっと気付かぬふりをしてるのね ようやく願いが叶ったわ さよなら言いたかったの 言葉に出来なくても めぐり逢い交差点 何気ない日々が 幸せだったあの頃が込み上げて来る キレイになったねと言われたかったの 乱れた髪 取れた口紅 頑張ってる今を めぐり逢い交差点 何気ない日々が 今とても幸せと 笑顔で行きすぎた |
鏡目化粧をする時 必要なものは二つ 綺麗な鏡と 愛に抱かれた記憶 それだけでルージュの引き方が変わる あなたの匂いを思い出すだけで 早く会いたい 今夜会いたい ルージュの色に気付くかしら 早く会いたい 今夜会いたい ほめてくれるかしら 鏡の前じゃ誰も身勝手 自分しか見ていないわ けど知ってるわ 視線の先に 自分さえ見えていないと イヤね、鏡はなんでもお見通し 下着を付ける時 大切なことはひとつ 隠すんじゃなくて きらり 身に付けたらいい 嘘も同じよね 隠そうとするより さらり 身に付けることだわ そうね あなたのように 早く会いたい 今夜会いたい 胸しめつける憂うつ外して 早く会いたい 今夜会いたい だまし夢の中 鏡の前じゃ誰も恋煩い 都合よく見えているだけ 仕方がないわ 真実からは 目をそむけていたいから 鏡の前じゃ誰も身勝手 自分しか見ていないわ けど知ってるわ 視線の先に 自分さえ見えていないと イヤね、鏡はなんでもお見通し | せきぐちゆき | 関口由紀 | 関口由紀 | Yuki Sekiguchi・Ken Futori | 化粧をする時 必要なものは二つ 綺麗な鏡と 愛に抱かれた記憶 それだけでルージュの引き方が変わる あなたの匂いを思い出すだけで 早く会いたい 今夜会いたい ルージュの色に気付くかしら 早く会いたい 今夜会いたい ほめてくれるかしら 鏡の前じゃ誰も身勝手 自分しか見ていないわ けど知ってるわ 視線の先に 自分さえ見えていないと イヤね、鏡はなんでもお見通し 下着を付ける時 大切なことはひとつ 隠すんじゃなくて きらり 身に付けたらいい 嘘も同じよね 隠そうとするより さらり 身に付けることだわ そうね あなたのように 早く会いたい 今夜会いたい 胸しめつける憂うつ外して 早く会いたい 今夜会いたい だまし夢の中 鏡の前じゃ誰も恋煩い 都合よく見えているだけ 仕方がないわ 真実からは 目をそむけていたいから 鏡の前じゃ誰も身勝手 自分しか見ていないわ けど知ってるわ 視線の先に 自分さえ見えていないと イヤね、鏡はなんでもお見通し |
熟女紅花「私の趣味は失恋です」 そう言いたくなるほどよ 今日もサヨナラまたひとつ ラム酒で押し流した 先に好きと言って来るのは いつも相手の方なのに 気が付きゃひどく片想い 磯の鮑もお手上げね 意気消沈… 熟女紅花 泣かせておくれ 強い女ほど泣き上戸ね 熟女紅花 泣かせておくれ どうしてこんなに失恋上手 嗚呼、遣る瀬無い… 「私の特技は予言です」 そう言いたくなるほどよ 予感か悪寒か第六感 電話のベルがやけに重い ほら来た 恒例休日出勤 特に予定はないけれど 感傷浸る暇もない 下着を選ぶ暇もない 忌々しい… 熟女紅花 わかっておくれ そろそろ焦りが隠せないんだ 熟女紅花 わかっておくれ 仕事があるだけマシだと言うの 嗚呼、世知辛い… なぜ地球はこんなにも美しいか それは 女という生き物がいるからよ 輝けオトメ! 熟女紅花 泣かせておくれ 強い女ほど泣き上戸ね 熟女紅花 泣かせておくれ 何が悲しくて失恋上手 熟女紅花 咲かせておくれ あなただけの 私だけの花 熟女紅花 笑っておくれ 愛されなくても愛してみてよ ま、仕方無い… | せきぐちゆき | 関口由紀 | 関口由紀 | Yuki Sekiguchi・Nobuari Hatta・Ken Futori | 「私の趣味は失恋です」 そう言いたくなるほどよ 今日もサヨナラまたひとつ ラム酒で押し流した 先に好きと言って来るのは いつも相手の方なのに 気が付きゃひどく片想い 磯の鮑もお手上げね 意気消沈… 熟女紅花 泣かせておくれ 強い女ほど泣き上戸ね 熟女紅花 泣かせておくれ どうしてこんなに失恋上手 嗚呼、遣る瀬無い… 「私の特技は予言です」 そう言いたくなるほどよ 予感か悪寒か第六感 電話のベルがやけに重い ほら来た 恒例休日出勤 特に予定はないけれど 感傷浸る暇もない 下着を選ぶ暇もない 忌々しい… 熟女紅花 わかっておくれ そろそろ焦りが隠せないんだ 熟女紅花 わかっておくれ 仕事があるだけマシだと言うの 嗚呼、世知辛い… なぜ地球はこんなにも美しいか それは 女という生き物がいるからよ 輝けオトメ! 熟女紅花 泣かせておくれ 強い女ほど泣き上戸ね 熟女紅花 泣かせておくれ 何が悲しくて失恋上手 熟女紅花 咲かせておくれ あなただけの 私だけの花 熟女紅花 笑っておくれ 愛されなくても愛してみてよ ま、仕方無い… |
ねずみとカラスどしゃぶりでも流せないわ すえた街の汚れは 通りの隙間 湧いてこぼれる甘い誘惑 濡れガラスは嘘をついばみ 夜から夜へ飛び立つ 背中に背負う十字の傷は 消せないあやまち あなたの綺麗な手のひらが 真っ赤な絵の具に染められて もう後戻りは出来ないと 歪んだ雨につぶやいた ウー サイレンが ウー 鳴り止まない 悪いのはあなたなんかじゃない 嗚呼 世の中だわ そう世の中だわ ウー サイレンが ウー 果てる場所まで 二人で遠くへ逃げましょう 夜が明ける前に 見下ろしてる巨大広告 黙り込んだ廃墟ビル やせたネズミは他人の不幸で 飢えをしのいでる かびた臭い あなたのシャツの 汗の匂い 心地良い こんなに長く寄り添えるのは 久しぶりよね もうどこへも逃げられないと 私の膝で震えるあなた 死ぬまであなたを守るから ねじれる夜にささやいた ウー サイレンが ウー 鳴り止まない 悪いのは世の中だと言えば 嗚呼 許されるわ ねえ許されるでしょ ウー サイレンが ウー 果てるその時 固く抱き合って いきましょう 夜が明ける前に | せきぐちゆき | 関口由紀 | 関口由紀 | Yuki Sekiguchi・Ken Futori | どしゃぶりでも流せないわ すえた街の汚れは 通りの隙間 湧いてこぼれる甘い誘惑 濡れガラスは嘘をついばみ 夜から夜へ飛び立つ 背中に背負う十字の傷は 消せないあやまち あなたの綺麗な手のひらが 真っ赤な絵の具に染められて もう後戻りは出来ないと 歪んだ雨につぶやいた ウー サイレンが ウー 鳴り止まない 悪いのはあなたなんかじゃない 嗚呼 世の中だわ そう世の中だわ ウー サイレンが ウー 果てる場所まで 二人で遠くへ逃げましょう 夜が明ける前に 見下ろしてる巨大広告 黙り込んだ廃墟ビル やせたネズミは他人の不幸で 飢えをしのいでる かびた臭い あなたのシャツの 汗の匂い 心地良い こんなに長く寄り添えるのは 久しぶりよね もうどこへも逃げられないと 私の膝で震えるあなた 死ぬまであなたを守るから ねじれる夜にささやいた ウー サイレンが ウー 鳴り止まない 悪いのは世の中だと言えば 嗚呼 許されるわ ねえ許されるでしょ ウー サイレンが ウー 果てるその時 固く抱き合って いきましょう 夜が明ける前に |
ハルジオンの花束ハルジオンの花束を 左手のリングで 結んで 流しましょう 日の暮れの思川 玩具でよかったのにね どうせ捨てるなら 夕烏見送って 一人きりのブーケトス 灯り出す街の団欒 あなたはどんな家に帰ってたの 最後まで突き通せない嘘なら 初めから吐かないで 騙しきれないその罪は重く 信じたすべて絶望にくつがえす さよなら ライラライ 忘却でさえも 愛を償えない 並べられた小石は 子供のいたずら あなたにはママゴトの 暮らしだったのでしょう いつまでも側にいようと イニシャル彫った指環に誓ったじゃない 約束が破るものなら 嘘をつむいで真実にして 愛はおぼろげ 確かな形を 求めた時に崩れてしまうの さよなら ライラライ 指のリング跡は 偽りの証ね 騙しきれないその罪は重く 信じたすべて絶望にくつがえす さよなら ライラライ 忘却でさえも 愛を償えない | せきぐちゆき | 関口由紀 | 関口由紀 | Yuki Sekiguchi・Nobuari Hatta・Ken Futori | ハルジオンの花束を 左手のリングで 結んで 流しましょう 日の暮れの思川 玩具でよかったのにね どうせ捨てるなら 夕烏見送って 一人きりのブーケトス 灯り出す街の団欒 あなたはどんな家に帰ってたの 最後まで突き通せない嘘なら 初めから吐かないで 騙しきれないその罪は重く 信じたすべて絶望にくつがえす さよなら ライラライ 忘却でさえも 愛を償えない 並べられた小石は 子供のいたずら あなたにはママゴトの 暮らしだったのでしょう いつまでも側にいようと イニシャル彫った指環に誓ったじゃない 約束が破るものなら 嘘をつむいで真実にして 愛はおぼろげ 確かな形を 求めた時に崩れてしまうの さよなら ライラライ 指のリング跡は 偽りの証ね 騙しきれないその罪は重く 信じたすべて絶望にくつがえす さよなら ライラライ 忘却でさえも 愛を償えない |
木枯らしの日ねえ もしも少しだけ 話聞いてくれるなら 考え直してみてよ 悪いところがあるのなら ねえ 教えて もう 二度と会えないの? ねえ せめて理由だけ 嫌いじゃないならいいじゃない 何も終わりにしなくても ねえ どうして あの日もしもこんな風に 取り乱していたら あなた抱きしめてくれたの 終わらずにいられたの 横断歩道 赤い点滅 何度も何度もくり返し 胸の狂騒知らせてた 気付いて ホントの私は 良いコじゃない ねえ もしも少しだけ 愛が残っているのなら 枯れ葉にこすれた夜道を いつかのように息切らし 会いに来て ねえ もしも 露ほどの愛も残っていなくても どうかあなたに抱かれたい いつかのようでなくていい ただ抱かれたい ねえ 今もしもこんな風に すがり付いたならば 心の儘 抱いてくれるの 時に他人のように あの日もしも思うが儘に 取り乱していたら あなた抱きしめてくれたの 終わらずにいられたの 下唇噛みしめて かじかむ手さえ広げた儘 仕方ないわと微笑んだ 涙は胸の下敷きに 気付いてホントの私は 良いコじゃない | せきぐちゆき | 関口由紀 | 関口由紀 | Yuki Sekiguchi・Ken Futori | ねえ もしも少しだけ 話聞いてくれるなら 考え直してみてよ 悪いところがあるのなら ねえ 教えて もう 二度と会えないの? ねえ せめて理由だけ 嫌いじゃないならいいじゃない 何も終わりにしなくても ねえ どうして あの日もしもこんな風に 取り乱していたら あなた抱きしめてくれたの 終わらずにいられたの 横断歩道 赤い点滅 何度も何度もくり返し 胸の狂騒知らせてた 気付いて ホントの私は 良いコじゃない ねえ もしも少しだけ 愛が残っているのなら 枯れ葉にこすれた夜道を いつかのように息切らし 会いに来て ねえ もしも 露ほどの愛も残っていなくても どうかあなたに抱かれたい いつかのようでなくていい ただ抱かれたい ねえ 今もしもこんな風に すがり付いたならば 心の儘 抱いてくれるの 時に他人のように あの日もしも思うが儘に 取り乱していたら あなた抱きしめてくれたの 終わらずにいられたの 下唇噛みしめて かじかむ手さえ広げた儘 仕方ないわと微笑んだ 涙は胸の下敷きに 気付いてホントの私は 良いコじゃない |
第二十六冊十五頁お願いがあります 僕の部屋には 何十冊ものノートと 紙切れが散らばってますが 僕がもし居なくなったら それらを全部 誰にも見せず 焼いて 捨てて下さい 僕の人生の欠片たちを やわらかな手で葬って欲しい けれどひとつ きみに見せたいものがあります 表紙に「第二十六冊」と書かれた ノートの頁(ページ)を十五 めくったところを見て下さい 愛の詩(うた)が書かれてますが きみのために綴ったものです これだけは残して欲しいんだ きみの記憶の隅にでも この手紙が届いたのは あなたが しばらく会えないと言って 二日後の事でした 春の雷が 雲の後ろで うごめいていた 取るもの取らず 靴すらまともに履けず 降り出した雨さえ気付かず ずぶ濡れで開けたドアの向こうには 弦の切れたギターだけが息をしていた 何十万もの人の叫び声響くステージから きみにだけ いつか愛の歌を贈るよと 約束した夏が昨日のよう 楽しみだわと答えたけれど 私二人きりで良かったの 狭い部屋の中で良かったの あなたさえ居てくれれば 幸せとは何なのでしょう 冷たい頬に問い掛けた 幸せとは勝ち負けですか 勝者は誰ですか 約束通り 全て燃やしたわ あなたが生まれた日の朝を 見たこともないのに思い出していたわ 最後は何を想っていたの 今日もテレビでは 新たな歌姫(ディーバ)が生まれ 私はたまらずチャンネルを回す そして何にも持たずに出掛けるの 私だけの特別なコンサート そこは「第二十六冊」と書かれた 厚紙の扉が入り口で 席は左から十五番目 お客様は私ただひとり 白い光が彼を照らし 注がれる言葉の眼差し 誰か彼の名を知ってますか 素晴らしい歌い人を アンコールを叫んでみても 二度と幕は上がらない 闇の中でいつまでも揺れてる 心のともしび 決して忘れないわ ずっと覚えてるわ この愛の詩以外 何も覚えないわ アンコールを叫んでみても 二度と幕は上がらない 幸せとは勝ち負けですか 勝者は居ますか 幸せとは何なのでしょう 冷たい夜に問い掛けた あなたは今 幸せですか 幸せですか あなたは今 幸せですか 幸せですか | せきぐちゆき | 関口由紀 | 関口由紀 | 萩田光雄 | お願いがあります 僕の部屋には 何十冊ものノートと 紙切れが散らばってますが 僕がもし居なくなったら それらを全部 誰にも見せず 焼いて 捨てて下さい 僕の人生の欠片たちを やわらかな手で葬って欲しい けれどひとつ きみに見せたいものがあります 表紙に「第二十六冊」と書かれた ノートの頁(ページ)を十五 めくったところを見て下さい 愛の詩(うた)が書かれてますが きみのために綴ったものです これだけは残して欲しいんだ きみの記憶の隅にでも この手紙が届いたのは あなたが しばらく会えないと言って 二日後の事でした 春の雷が 雲の後ろで うごめいていた 取るもの取らず 靴すらまともに履けず 降り出した雨さえ気付かず ずぶ濡れで開けたドアの向こうには 弦の切れたギターだけが息をしていた 何十万もの人の叫び声響くステージから きみにだけ いつか愛の歌を贈るよと 約束した夏が昨日のよう 楽しみだわと答えたけれど 私二人きりで良かったの 狭い部屋の中で良かったの あなたさえ居てくれれば 幸せとは何なのでしょう 冷たい頬に問い掛けた 幸せとは勝ち負けですか 勝者は誰ですか 約束通り 全て燃やしたわ あなたが生まれた日の朝を 見たこともないのに思い出していたわ 最後は何を想っていたの 今日もテレビでは 新たな歌姫(ディーバ)が生まれ 私はたまらずチャンネルを回す そして何にも持たずに出掛けるの 私だけの特別なコンサート そこは「第二十六冊」と書かれた 厚紙の扉が入り口で 席は左から十五番目 お客様は私ただひとり 白い光が彼を照らし 注がれる言葉の眼差し 誰か彼の名を知ってますか 素晴らしい歌い人を アンコールを叫んでみても 二度と幕は上がらない 闇の中でいつまでも揺れてる 心のともしび 決して忘れないわ ずっと覚えてるわ この愛の詩以外 何も覚えないわ アンコールを叫んでみても 二度と幕は上がらない 幸せとは勝ち負けですか 勝者は居ますか 幸せとは何なのでしょう 冷たい夜に問い掛けた あなたは今 幸せですか 幸せですか あなたは今 幸せですか 幸せですか |
道あの頃は良かったとか 昔はこうだったとか 決して言うまいと思っていた 今の自分が一番すきだと この生き方は間違ってないと いつも前だけを向いて 胸を張っていたかった でも 今出来ることならば いつかの私に会いたいよ 大丈夫だよと 頑張りなよと 思いきり笑いかけてよ 昨日 今日 明日 過去と 今と 未来 道はこれからも続いて行くから 「生まれ変わっても また私になりたい」 そう言える私になりたい いつからか自分のこと 駄目な人間だと決め付けて 何をするのにも 怯えてばかり 前を向くことなど出来なくて 後ろを振り向くことも怖くて こぶしを握りしめては ただ下だけを見ていた もし 今出来ることならば 新しい私になりたいよ 同じするならば 後悔よりも 失敗のが格好良いじゃない 昨日 今日 明日 過去と 今と 未来 人は何度でも生まれ変われるの 今日まで辿った道があるから 歩いて来た自分を信じて 昨日 今日 明日 過去と 今と 未来 人は何度でも生まれ変われるの 心を着替えてしゃんと胸張ったら 前を向いて歩き出そう 昨日 今日 明日 過去と 今と 未来 道はこれからも続いて行くから 時には昨日を振り返るのもいいね いつか微笑み返せたら 昨日 今日 明日 過去と 今と 未来 道はこれからも続いて行くから 「生まれ変わっても また私になりたい」 そう言える私になりたい | せきぐちゆき | 関口由紀 | 関口由紀 | 萩田光雄 | あの頃は良かったとか 昔はこうだったとか 決して言うまいと思っていた 今の自分が一番すきだと この生き方は間違ってないと いつも前だけを向いて 胸を張っていたかった でも 今出来ることならば いつかの私に会いたいよ 大丈夫だよと 頑張りなよと 思いきり笑いかけてよ 昨日 今日 明日 過去と 今と 未来 道はこれからも続いて行くから 「生まれ変わっても また私になりたい」 そう言える私になりたい いつからか自分のこと 駄目な人間だと決め付けて 何をするのにも 怯えてばかり 前を向くことなど出来なくて 後ろを振り向くことも怖くて こぶしを握りしめては ただ下だけを見ていた もし 今出来ることならば 新しい私になりたいよ 同じするならば 後悔よりも 失敗のが格好良いじゃない 昨日 今日 明日 過去と 今と 未来 人は何度でも生まれ変われるの 今日まで辿った道があるから 歩いて来た自分を信じて 昨日 今日 明日 過去と 今と 未来 人は何度でも生まれ変われるの 心を着替えてしゃんと胸張ったら 前を向いて歩き出そう 昨日 今日 明日 過去と 今と 未来 道はこれからも続いて行くから 時には昨日を振り返るのもいいね いつか微笑み返せたら 昨日 今日 明日 過去と 今と 未来 道はこれからも続いて行くから 「生まれ変わっても また私になりたい」 そう言える私になりたい |
風と共にああ 風の歌を届けたい 心はいつでも きみのとなりにいるから ねえ 歌わせて あなたをどれだけ 今 私が愛しているのかを 海より深く 空よりも高く 限りのない この愛は あなただけのもの 遠く離れていても 居場所すらわからなくても 感じるのよ すぐにわかるの あなたのこと ああ 風の歌を届けたい 心はいつでも きみのとなりにいるから 悲しいのは もしも あなたが たとえ涙に暮れていたとしても 何ひとつ ああ 出来ないこと 寄り添い 心にそっと 口づけたいよ でも 忘れてしまわないで どんな時も私は あなたの味方だから 会えなくても そばにいるわ ああ 風の歌を届けたい きみの幸せが ぼくの幸せだから 空を走る 海を駆ける 両手広げ 帆をなびかせ 風になって あなたが呼ぶ 声のする場所へ ああ 風の歌を届けたい 心はいつでも きみのとなりにいるから ああ 風の歌を届けたい きみの幸せが ぼくの幸せだから | せきぐちゆき | 関口由紀 | 関口由紀 | 若草恵 | ああ 風の歌を届けたい 心はいつでも きみのとなりにいるから ねえ 歌わせて あなたをどれだけ 今 私が愛しているのかを 海より深く 空よりも高く 限りのない この愛は あなただけのもの 遠く離れていても 居場所すらわからなくても 感じるのよ すぐにわかるの あなたのこと ああ 風の歌を届けたい 心はいつでも きみのとなりにいるから 悲しいのは もしも あなたが たとえ涙に暮れていたとしても 何ひとつ ああ 出来ないこと 寄り添い 心にそっと 口づけたいよ でも 忘れてしまわないで どんな時も私は あなたの味方だから 会えなくても そばにいるわ ああ 風の歌を届けたい きみの幸せが ぼくの幸せだから 空を走る 海を駆ける 両手広げ 帆をなびかせ 風になって あなたが呼ぶ 声のする場所へ ああ 風の歌を届けたい 心はいつでも きみのとなりにいるから ああ 風の歌を届けたい きみの幸せが ぼくの幸せだから |
思い出フィルム話し方 歩き方 笑い方 四角い大きな指の爪 やさしい匂いも 立ち上がる仕草さえも 一瞬で思い出すわ 忘れたい 忘れたい 願う程 心が思い出連れて来る ケンカと仲直り 何度くり返したかな 今もケンカ中ならば 明日には 仲直り出来るのかな 別れなんて嘘っぱちで ドア開けて「ただいま」って あなた言うのかな 見渡せばどこにでも あなたのぬくもりが溢れてる 当たり前に笑い合えた 日々は過ぎ去っても 見渡せばどこにでも あの日の二人がいる 笑ってる この悲しみも いつかは 過去になるのかな 週末によく行った映画館 今日はひとりで来てみたの 二人分ののサイズで うっかり注文した ポップコーン脇に抱え モノクロのスクリーンに映るのは 世界が恋した王女様 「私と彼女と、どっちがキレイ?」 だなんて 意地悪な質問してみたよね 冗談のつもりなのに あなた本気で照れたようで 暗闇の中 ぽつり 私の名前つぶやいた 見渡せばどこにでも あなたのぬくもりが溢れてる 握り返す汗ばむ手を 今も覚えている 見渡せばどこにでも あの日の二人がいる 笑ってる ラブストーリーの結末に 涙 止まらない 見渡せばどこにでも あなたのぬくもりが溢れてる 当たり前に笑い合えた 日々は過ぎ去っても 見渡せばどこにでも あの日の二人がいる 笑ってる この悲しみも いつかは 過去になるのかな | せきぐちゆき | 関口由紀 | 関口由紀 | 若草恵 | 話し方 歩き方 笑い方 四角い大きな指の爪 やさしい匂いも 立ち上がる仕草さえも 一瞬で思い出すわ 忘れたい 忘れたい 願う程 心が思い出連れて来る ケンカと仲直り 何度くり返したかな 今もケンカ中ならば 明日には 仲直り出来るのかな 別れなんて嘘っぱちで ドア開けて「ただいま」って あなた言うのかな 見渡せばどこにでも あなたのぬくもりが溢れてる 当たり前に笑い合えた 日々は過ぎ去っても 見渡せばどこにでも あの日の二人がいる 笑ってる この悲しみも いつかは 過去になるのかな 週末によく行った映画館 今日はひとりで来てみたの 二人分ののサイズで うっかり注文した ポップコーン脇に抱え モノクロのスクリーンに映るのは 世界が恋した王女様 「私と彼女と、どっちがキレイ?」 だなんて 意地悪な質問してみたよね 冗談のつもりなのに あなた本気で照れたようで 暗闇の中 ぽつり 私の名前つぶやいた 見渡せばどこにでも あなたのぬくもりが溢れてる 握り返す汗ばむ手を 今も覚えている 見渡せばどこにでも あの日の二人がいる 笑ってる ラブストーリーの結末に 涙 止まらない 見渡せばどこにでも あなたのぬくもりが溢れてる 当たり前に笑い合えた 日々は過ぎ去っても 見渡せばどこにでも あの日の二人がいる 笑ってる この悲しみも いつかは 過去になるのかな |
夕焼けを聞かせてやさしい やさしい やさしいひとになって 誰かをあたためてあげたい 真っ赤な真っ赤な空が好き 幸せも不幸せも 同じ色に染まるから 今日が燃え行く街の角 毒にも薬にもならない恋に さらさら興味は無いけど 時になぜだか虚しくて 永遠に安らぐ愛を乞う 生きてる限りは 満たされないのよ さみしんぼ同士が 肩寄せ合って 世界は回る ああ 夕焼け小焼けを聞かせてよ 帰っておいでと唄ってよ さみしい さみしい さみしい夜が 凍えぬように あたためて下さい 歩き煙草にぶつかって 前見て歩けと文句吐かれる 自分勝手に前だけを見て 歩いていた いつかの自分だろう かまって欲しいと 広く小さな背中が 泣いてるよ 意気地無し同士が 強がり合って 弱さに気づく ああ 夕焼け小焼けが目に染みる おやじの小言が身に染みる やさしい やさしい やさしいひとになって 誰かをあたためてあげたい 明日が必ず来るなんて そんな保証はどこにもないのに 当たり前だと思ってる自分が 時に憎たらしい 明日が必ず来るなんて 確かに保証はどこにもないけど 夢見るくらい いいんじゃない 願ってみれば いいんじゃない 生きてさえいれば どうにかなるのよ 弱虫 さみしがり おやじ 意気地なし 皆 がんばってるさ ああ 夕焼け小焼けが唄ってる また明日って唄ってる さみしい さみしい さみしいひとも 明日は笑顔でいられるように ああ 夕焼け小焼けを聞かせてよ 帰っておいでと唄ってよ さみしい さみしい さみしい夜が 凍えぬように あたためて下さい | せきぐちゆき | 関口由紀 | 関口由紀 | 塚崎陽平 | やさしい やさしい やさしいひとになって 誰かをあたためてあげたい 真っ赤な真っ赤な空が好き 幸せも不幸せも 同じ色に染まるから 今日が燃え行く街の角 毒にも薬にもならない恋に さらさら興味は無いけど 時になぜだか虚しくて 永遠に安らぐ愛を乞う 生きてる限りは 満たされないのよ さみしんぼ同士が 肩寄せ合って 世界は回る ああ 夕焼け小焼けを聞かせてよ 帰っておいでと唄ってよ さみしい さみしい さみしい夜が 凍えぬように あたためて下さい 歩き煙草にぶつかって 前見て歩けと文句吐かれる 自分勝手に前だけを見て 歩いていた いつかの自分だろう かまって欲しいと 広く小さな背中が 泣いてるよ 意気地無し同士が 強がり合って 弱さに気づく ああ 夕焼け小焼けが目に染みる おやじの小言が身に染みる やさしい やさしい やさしいひとになって 誰かをあたためてあげたい 明日が必ず来るなんて そんな保証はどこにもないのに 当たり前だと思ってる自分が 時に憎たらしい 明日が必ず来るなんて 確かに保証はどこにもないけど 夢見るくらい いいんじゃない 願ってみれば いいんじゃない 生きてさえいれば どうにかなるのよ 弱虫 さみしがり おやじ 意気地なし 皆 がんばってるさ ああ 夕焼け小焼けが唄ってる また明日って唄ってる さみしい さみしい さみしいひとも 明日は笑顔でいられるように ああ 夕焼け小焼けを聞かせてよ 帰っておいでと唄ってよ さみしい さみしい さみしい夜が 凍えぬように あたためて下さい |
隠れ家なぶられて熱い胸は爛れて どうかあなたの命になりたい 騙されておちょくられて本望ね 側に居られるよろこびに生かされる 二人の隠れ家 誰にも言わないで 敢えてカーテンは付けない 可愛いだけの女じゃないのよ だからと言って背伸びはしないの カーテンの色なんて興味は無い あなた以外他に何もいらないわ 作り上げられた睦言も子守唄 なぶられて熱い胸は爛れて 疑う余地もなく あなたへ同化して行く 最近あなたが少しやさしくて 変に勘繰ってしまうの 女心は鋼じゃないのよ こんな私も時には涙する それでもあなたを選んだ なぶられて熱い胸は爛れて どうかあなたの命になりたい 騙されておちょくられて本望ね 側に居られるよろこびに生かされてる あなた以外他に何もいらないわ 鋼のこの恋に魂捧げて あなた以外何ひとつ欲しくないわ 私あなたの命になりたい なりたい | せきぐちゆき | 関口由紀 | 関口由紀 | | なぶられて熱い胸は爛れて どうかあなたの命になりたい 騙されておちょくられて本望ね 側に居られるよろこびに生かされる 二人の隠れ家 誰にも言わないで 敢えてカーテンは付けない 可愛いだけの女じゃないのよ だからと言って背伸びはしないの カーテンの色なんて興味は無い あなた以外他に何もいらないわ 作り上げられた睦言も子守唄 なぶられて熱い胸は爛れて 疑う余地もなく あなたへ同化して行く 最近あなたが少しやさしくて 変に勘繰ってしまうの 女心は鋼じゃないのよ こんな私も時には涙する それでもあなたを選んだ なぶられて熱い胸は爛れて どうかあなたの命になりたい 騙されておちょくられて本望ね 側に居られるよろこびに生かされてる あなた以外他に何もいらないわ 鋼のこの恋に魂捧げて あなた以外何ひとつ欲しくないわ 私あなたの命になりたい なりたい |
片想いその眼鏡外したほうが 断然かっこいいわよ ねぇ もっと顔よく見せて 真面目な顔で すきだと言って 迫り来る あなたに 困るふりして 100パーセント 受け入れたいの 誰でもいいのはもう無理 あなたじゃなくちゃ あなたじゃなくちゃ この欲求は 満たされない 私の気が飛んでしまう前に あなたまるごと差し出して すぐに平らげてしまわぬよう ゆっくり 勿体ぶって 焦らして 綺麗だわ 誠実な 片想い 鍛えられたその体躯に 爪跡残してみたいの 音奏でる長い指で 上手に教えて 私はお礼に素敵なお歌を 歌ってあげる 100パーセント 溺れてあげるわ 女の子として見たりしないで 大人の女に靡かないで ほら まわりをよく見渡して 私がいるじゃない 全開してるじゃない 気づいてよ 純粋な 片想い 女の子として見たりしないで 大人の女に靡かないで 私の気が飛んでしまう前に あなたまるごと差し出しなさい すぐに平らげてしまわぬよう ゆっくり 勿体ぶって 焦らして 綺麗だわ 誠実な 片想い | せきぐちゆき | 関口由紀 | 関口由紀 | GARY STOUT | その眼鏡外したほうが 断然かっこいいわよ ねぇ もっと顔よく見せて 真面目な顔で すきだと言って 迫り来る あなたに 困るふりして 100パーセント 受け入れたいの 誰でもいいのはもう無理 あなたじゃなくちゃ あなたじゃなくちゃ この欲求は 満たされない 私の気が飛んでしまう前に あなたまるごと差し出して すぐに平らげてしまわぬよう ゆっくり 勿体ぶって 焦らして 綺麗だわ 誠実な 片想い 鍛えられたその体躯に 爪跡残してみたいの 音奏でる長い指で 上手に教えて 私はお礼に素敵なお歌を 歌ってあげる 100パーセント 溺れてあげるわ 女の子として見たりしないで 大人の女に靡かないで ほら まわりをよく見渡して 私がいるじゃない 全開してるじゃない 気づいてよ 純粋な 片想い 女の子として見たりしないで 大人の女に靡かないで 私の気が飛んでしまう前に あなたまるごと差し出しなさい すぐに平らげてしまわぬよう ゆっくり 勿体ぶって 焦らして 綺麗だわ 誠実な 片想い |
桜通り十文字出会ったことが なかったことになると 信じているの 記憶は消え失せると おかしな話だ、可哀想な奴だ、と 皆に言われても その通りでも 他に何も縋るもの 見当たらないから 他に何も縋るもの 見当たらないから 他に何も 他に何も… たかが三年 共に寝起きしただけ 別れたり戻ったり 互いに依存してた たかが三年 然れど三年の月日 たかが恋愛 然れど恋愛 二十五時の 桜通り十文字で 数少ない往来に 彼を探している 私 何を 何をしてるの… 春一番が 別れの季節告げた 出会わなければよかったのにと鳴いた 信じさせてよ 不可能だとしても 出会ったことが なかったことになると なかったことになると 他に何も縋るもの 見当たらないから 他に何も縋るもの 見当たらないから 他に何も 他に何も 他に何も 何も 何も 何も 春一番 桜通り十文字で 三年の月日をのせて 渦を描いた 悲鳴あげて どこへ行くの 悲鳴あげて どこへ行くの | せきぐちゆき | 関口由紀 | 関口由紀 | GARY STOUT | 出会ったことが なかったことになると 信じているの 記憶は消え失せると おかしな話だ、可哀想な奴だ、と 皆に言われても その通りでも 他に何も縋るもの 見当たらないから 他に何も縋るもの 見当たらないから 他に何も 他に何も… たかが三年 共に寝起きしただけ 別れたり戻ったり 互いに依存してた たかが三年 然れど三年の月日 たかが恋愛 然れど恋愛 二十五時の 桜通り十文字で 数少ない往来に 彼を探している 私 何を 何をしてるの… 春一番が 別れの季節告げた 出会わなければよかったのにと鳴いた 信じさせてよ 不可能だとしても 出会ったことが なかったことになると なかったことになると 他に何も縋るもの 見当たらないから 他に何も縋るもの 見当たらないから 他に何も 他に何も 他に何も 何も 何も 何も 春一番 桜通り十文字で 三年の月日をのせて 渦を描いた 悲鳴あげて どこへ行くの 悲鳴あげて どこへ行くの |