遊行柳月夜の影に揺れている 芦野の里の遊行柳 ずいぶん遠くへ来たものと 二人肩を並べて微笑む あなたがもしも風ならば 私は風にそよぐ柳 互いが互いにその身をまかせ 寄り添い合えたら どんなに幸せ ンー あなたと私 ンー いついつまでも この道どこまで続くのと たずねてみても遊行柳 何にも言わずに泳いでる 去りし日々を語ることもなく あなたが川の流れなら 私は漂う花筏 互いが互いにその身をまかせ ひとつになったら 夢は花ひらく ンー あなたと私 ンー いついつまでも いつしか風がやんだなら 柳も眠りに就くでしょう 何にも持たずに二人きり 旅の終わり月へ昇りましょう | せきぐちゆき | 関口由紀 | 関口由紀 | | 月夜の影に揺れている 芦野の里の遊行柳 ずいぶん遠くへ来たものと 二人肩を並べて微笑む あなたがもしも風ならば 私は風にそよぐ柳 互いが互いにその身をまかせ 寄り添い合えたら どんなに幸せ ンー あなたと私 ンー いついつまでも この道どこまで続くのと たずねてみても遊行柳 何にも言わずに泳いでる 去りし日々を語ることもなく あなたが川の流れなら 私は漂う花筏 互いが互いにその身をまかせ ひとつになったら 夢は花ひらく ンー あなたと私 ンー いついつまでも いつしか風がやんだなら 柳も眠りに就くでしょう 何にも持たずに二人きり 旅の終わり月へ昇りましょう |
踊る薔薇私が私でなくなって行くの 私が私でなくなって行くの 水を吸うたび 枯れて行く 匂い失くした薔薇の花 綺麗な棘まで切り落とされて 痛くて 痛くて 今夜も眠れない こんなはずじゃなかったのに こんなはずじゃなかったのに 月が嗤えば条件反射 痛々しいまでに踊る薔薇 こんなはずじゃなかったのに こんなはずじゃなかったのに 遠い砂漠の歌が恋しい 意識混濁 ユートピア 他人と自分と比べられるのを 必要以上に嫌がるクセに 誰かと比べていなければ 自分の価値すら見い出せない 棘のない薔薇には用はないって 根っこを抜かれて それでも踊るの こんなはずじゃなかったのに こんなはずじゃなかったのに 狸婦人様にいかにすがろうか 探り合って 滅び合いましょう こんなはずじゃなかったのに こんなはずじゃなかったのに 祈り捧げし鐘の音が 何の合図か ディストピア こんなはずじゃなかったのに こんなはずじゃなかったのに 解放だろうか 崩壊フラグか 痛々しいまでに踊る薔薇 こんなはずじゃなかったのに こんなはずじゃなかったのに 棘のない薔薇でも咲いていたい 意識混濁 ユートピア | せきぐちゆき | 関口由紀 | 関口由紀 | | 私が私でなくなって行くの 私が私でなくなって行くの 水を吸うたび 枯れて行く 匂い失くした薔薇の花 綺麗な棘まで切り落とされて 痛くて 痛くて 今夜も眠れない こんなはずじゃなかったのに こんなはずじゃなかったのに 月が嗤えば条件反射 痛々しいまでに踊る薔薇 こんなはずじゃなかったのに こんなはずじゃなかったのに 遠い砂漠の歌が恋しい 意識混濁 ユートピア 他人と自分と比べられるのを 必要以上に嫌がるクセに 誰かと比べていなければ 自分の価値すら見い出せない 棘のない薔薇には用はないって 根っこを抜かれて それでも踊るの こんなはずじゃなかったのに こんなはずじゃなかったのに 狸婦人様にいかにすがろうか 探り合って 滅び合いましょう こんなはずじゃなかったのに こんなはずじゃなかったのに 祈り捧げし鐘の音が 何の合図か ディストピア こんなはずじゃなかったのに こんなはずじゃなかったのに 解放だろうか 崩壊フラグか 痛々しいまでに踊る薔薇 こんなはずじゃなかったのに こんなはずじゃなかったのに 棘のない薔薇でも咲いていたい 意識混濁 ユートピア |
夜明けの風風の藻屑 夜は海 くる虫踊る きのふれ満月 走れど走れど亀裂は迫る いつの間にか 始まって いつの間にかに ここまで来たけど これ以上 これ以上 足が進まない 迫り来る亀裂ごと 鮮やかに打ち上げて ああ 今 私は風になる どんな痛みも越えて ああ 今 あなたは生きて行く どんな夢を見るのだろう 涙で紡いだ紙切れを 小瓶に詰めて夜明けへ流した 届けてよ 届けてよ 愛するあなたへ ただ一行 名を綴った それは最後の楽譜 ああ 今 私は風になる どんな迷いも越えて ああ ただ あなたが永遠に幸せであれと願う 人は誰も涙をこらえ 必死で叫ぶ場所を探しているの 張り裂けそうな想い 月に 星に 森に 花に 丘に 放って ああ 今 私は風になる どんな痛みも越えて ああ ただ あなたが永遠に幸せであれと願う ああ 今 私は風になる どんな迷いも越えて ああ ただ あなたが永遠に幸せであれと願う | せきぐちゆき | 関口由紀 | 関口由紀 | | 風の藻屑 夜は海 くる虫踊る きのふれ満月 走れど走れど亀裂は迫る いつの間にか 始まって いつの間にかに ここまで来たけど これ以上 これ以上 足が進まない 迫り来る亀裂ごと 鮮やかに打ち上げて ああ 今 私は風になる どんな痛みも越えて ああ 今 あなたは生きて行く どんな夢を見るのだろう 涙で紡いだ紙切れを 小瓶に詰めて夜明けへ流した 届けてよ 届けてよ 愛するあなたへ ただ一行 名を綴った それは最後の楽譜 ああ 今 私は風になる どんな迷いも越えて ああ ただ あなたが永遠に幸せであれと願う 人は誰も涙をこらえ 必死で叫ぶ場所を探しているの 張り裂けそうな想い 月に 星に 森に 花に 丘に 放って ああ 今 私は風になる どんな痛みも越えて ああ ただ あなたが永遠に幸せであれと願う ああ 今 私は風になる どんな迷いも越えて ああ ただ あなたが永遠に幸せであれと願う |
花嫁になれなくて愛するひとの幸せを 願えないのは罪ですか まして不幸を願うのは もう愛ではないですか 消えてしまえ あらん限り いっそ私も 消えてしまえ 彼女の左手 薬指 彼をおしのけて指環奪い 咄嗟に私は飲み込んだ 彼女の泣く声が悲鳴に変わる 嗚呼 花嫁は私だった 嗚呼 無情の鐘が鳴り響く 十九時 雨音に起こされて ワインの空き瓶ドミノ倒し お式は無事に済んだかしら おめでとう 消えてしまえ あらん限り いっそ私も 消えてしまえ 愛するひとの幸せを 願えないのは罪ですか まして不幸を願うのは もう愛ではないですか 純白さざんかの髪飾り 鏡に映して微笑むの 愛するひとの幸せを 願えない私は不幸ですか | せきぐちゆき | 関口由紀 | 関口由紀 | せきぐちゆき・太健 | 愛するひとの幸せを 願えないのは罪ですか まして不幸を願うのは もう愛ではないですか 消えてしまえ あらん限り いっそ私も 消えてしまえ 彼女の左手 薬指 彼をおしのけて指環奪い 咄嗟に私は飲み込んだ 彼女の泣く声が悲鳴に変わる 嗚呼 花嫁は私だった 嗚呼 無情の鐘が鳴り響く 十九時 雨音に起こされて ワインの空き瓶ドミノ倒し お式は無事に済んだかしら おめでとう 消えてしまえ あらん限り いっそ私も 消えてしまえ 愛するひとの幸せを 願えないのは罪ですか まして不幸を願うのは もう愛ではないですか 純白さざんかの髪飾り 鏡に映して微笑むの 愛するひとの幸せを 願えない私は不幸ですか |
宮めぐり出逢いはいつも うつのみや カクテルの街に灯がともる 釜川沿いの小さな店で あなたと出逢ったの とてもさみしい瞳をした横顔に 心を惹かれた私です そっとかたむけたグラスに 流れ星ひと粒 つらい過去の傷ならば 私がいやしてあげたい 無口なバーテンダーが やさしく時を縫う 初めて待ち合わせたのは オリオン通りのカフェの前 聞こえて来るジャズの音色 心が踊り出す そうよ さみしい時には踊りましょう かなしい時には歌いましょう 恋を奏でるサックスに 心をあずけましょう いつの間にか つないでいた あなたの掌 あたたかい このままいつまでも 寄り添い合えたらいい はじまりは ここ うつのみや シンボルロードの大いちょう 風になびいてキラキラ光る 希望が香り立つ 人は出逢いと別れをくり返し 笑顔と涙を重ね行き いつか愛にめぐり逢う ただひとつの愛に サツキの花の妖精が 祝福の歌を口ずさむ このままどこまでも 二人で行きましょう | せきぐちゆき | 関口由紀 | 関口由紀 | 太健 | 出逢いはいつも うつのみや カクテルの街に灯がともる 釜川沿いの小さな店で あなたと出逢ったの とてもさみしい瞳をした横顔に 心を惹かれた私です そっとかたむけたグラスに 流れ星ひと粒 つらい過去の傷ならば 私がいやしてあげたい 無口なバーテンダーが やさしく時を縫う 初めて待ち合わせたのは オリオン通りのカフェの前 聞こえて来るジャズの音色 心が踊り出す そうよ さみしい時には踊りましょう かなしい時には歌いましょう 恋を奏でるサックスに 心をあずけましょう いつの間にか つないでいた あなたの掌 あたたかい このままいつまでも 寄り添い合えたらいい はじまりは ここ うつのみや シンボルロードの大いちょう 風になびいてキラキラ光る 希望が香り立つ 人は出逢いと別れをくり返し 笑顔と涙を重ね行き いつか愛にめぐり逢う ただひとつの愛に サツキの花の妖精が 祝福の歌を口ずさむ このままどこまでも 二人で行きましょう |
愛するくらい、いいじゃないもう会わない 電話もしない 名前すらも口にしない 想い出は全部捨てるから 愛するくらい いいじゃない 忘れてくれと あなたは言った 育てて来た愛を突き返すように 冬の木立は口を閉ざしたままで 私ものどを詰まらせた ああ 泣いて取り乱す 笑ってうなずく 何にも出来なくて うつむいた そうやってすぐに黙るクセ直せよと あなた疲れた顔で言ったの ただ愛していたかっただけなの 愛されていたかっただけなの アルバムを落ち葉代わり 焚き火にして手をかざした 一番のお気に入りが焼かれた時 すごく泣けた 忘れてくれと たやすく言うけど 消しゴムひとつですぐに消せるワケじゃない 思うことすら許されないと言うなら 心 取り去ってよ ああ 恋は燃え尽きて 思い出すら真っ黒に焼かれて 空に舞う 追いかけることも出来ずに ひとり凍えそうな季節に取り残された ただ愛していたかっただけなの ささやかなぬくもりを奪わないで ああ 泣いて取り乱す 笑ってうなずく 何にも出来なくて うつむいた そうやってすぐに黙るクセ直せよと あなた疲れた顔で言ったの ただ愛していたかっただけなの 愛されていたかっただけなの | せきぐちゆき | 関口由紀 | 関口由紀 | | もう会わない 電話もしない 名前すらも口にしない 想い出は全部捨てるから 愛するくらい いいじゃない 忘れてくれと あなたは言った 育てて来た愛を突き返すように 冬の木立は口を閉ざしたままで 私ものどを詰まらせた ああ 泣いて取り乱す 笑ってうなずく 何にも出来なくて うつむいた そうやってすぐに黙るクセ直せよと あなた疲れた顔で言ったの ただ愛していたかっただけなの 愛されていたかっただけなの アルバムを落ち葉代わり 焚き火にして手をかざした 一番のお気に入りが焼かれた時 すごく泣けた 忘れてくれと たやすく言うけど 消しゴムひとつですぐに消せるワケじゃない 思うことすら許されないと言うなら 心 取り去ってよ ああ 恋は燃え尽きて 思い出すら真っ黒に焼かれて 空に舞う 追いかけることも出来ずに ひとり凍えそうな季節に取り残された ただ愛していたかっただけなの ささやかなぬくもりを奪わないで ああ 泣いて取り乱す 笑ってうなずく 何にも出来なくて うつむいた そうやってすぐに黙るクセ直せよと あなた疲れた顔で言ったの ただ愛していたかっただけなの 愛されていたかっただけなの |
海老クラゲあやかし様しか愛せない 哀れな私でいいのなら お嫁にもらってください ただ一つ 夜には約束を あやかし様と私のため 布団敷いてください 障子に指で穴開ければ 未知なる景色を拝めます 一糸まとわぬ夜に抱かれて たしなみましょう いんもらる 知ってしまえば 知ってしまえば 知らない頃には帰れない いがぐり落ちてぺっちゃんこ 赤いお花はべっちんこ お尻叩いてぺんぺんこ 夢じかけ いがぐり落ちてぺっちゃんこ 石の牡丹はびっちゃんこ 鬼はいかれて でんでんこ 海老クラゲ あやかし様しか愛せない 哀れな私でいいのなら お嫁にもらってください ただ一つ 夜には約束を 百本の蝋燭 いつでもゆらゆら 絶やさないでください えぐり削れた畳傷は 泣いて受け入れた爪の跡 一糸まとわぬ夜に抱かれて たしなみましょう いんもらる 知ってしまえば 知ってしまえば 知らない頃には帰れない 一糸まとわぬ夜に抱かれて たしなみましょう いんもらる 知ってしまえば 知ってしまえば 知らない頃には帰れない いがぐり落ちてぺっちゃんこ 赤いお花はべっちんこ お尻叩いて ぺんぺんこ 夢じかけ いがぐり落ちてぺっちゃんこ 石の牡丹はびっちゃんこ 鬼はいかれて でんでんこ 海老クラゲ | せきぐちゆき | 関口由紀 | 関口由紀 | | あやかし様しか愛せない 哀れな私でいいのなら お嫁にもらってください ただ一つ 夜には約束を あやかし様と私のため 布団敷いてください 障子に指で穴開ければ 未知なる景色を拝めます 一糸まとわぬ夜に抱かれて たしなみましょう いんもらる 知ってしまえば 知ってしまえば 知らない頃には帰れない いがぐり落ちてぺっちゃんこ 赤いお花はべっちんこ お尻叩いてぺんぺんこ 夢じかけ いがぐり落ちてぺっちゃんこ 石の牡丹はびっちゃんこ 鬼はいかれて でんでんこ 海老クラゲ あやかし様しか愛せない 哀れな私でいいのなら お嫁にもらってください ただ一つ 夜には約束を 百本の蝋燭 いつでもゆらゆら 絶やさないでください えぐり削れた畳傷は 泣いて受け入れた爪の跡 一糸まとわぬ夜に抱かれて たしなみましょう いんもらる 知ってしまえば 知ってしまえば 知らない頃には帰れない 一糸まとわぬ夜に抱かれて たしなみましょう いんもらる 知ってしまえば 知ってしまえば 知らない頃には帰れない いがぐり落ちてぺっちゃんこ 赤いお花はべっちんこ お尻叩いて ぺんぺんこ 夢じかけ いがぐり落ちてぺっちゃんこ 石の牡丹はびっちゃんこ 鬼はいかれて でんでんこ 海老クラゲ |
貴婦人朝もやに 浮かび上がった 泣き濡れた草原 小田代原 ただ一人 凛と立つシラカンバ いつからか人は呼ぶ 孤高の貴婦人と 貴婦人よ 生きることを なぜ時々 人はためらうの 貴婦人よ あなたのように 凛として 風の中 立ちたい 誰を待ち 何を夢見て いつの日を想って 佇んでるの 雨降れば水鏡 見つめてる 虹のふもと探して 旅鳥は渡って行く 貴婦人よ 生きることは なぜこんなに 切なくて もどかしいの 貴婦人よ あなたのように 凛として あの空へ向かいたい しんしんと 孤独つもる夜も 凛として ああ この世の風を受け しんしんと 孤独つもる夜も 凛として ああ この世の風を受け 立ちたい | せきぐちゆき | 関口由紀 | 関口由紀 | | 朝もやに 浮かび上がった 泣き濡れた草原 小田代原 ただ一人 凛と立つシラカンバ いつからか人は呼ぶ 孤高の貴婦人と 貴婦人よ 生きることを なぜ時々 人はためらうの 貴婦人よ あなたのように 凛として 風の中 立ちたい 誰を待ち 何を夢見て いつの日を想って 佇んでるの 雨降れば水鏡 見つめてる 虹のふもと探して 旅鳥は渡って行く 貴婦人よ 生きることは なぜこんなに 切なくて もどかしいの 貴婦人よ あなたのように 凛として あの空へ向かいたい しんしんと 孤独つもる夜も 凛として ああ この世の風を受け しんしんと 孤独つもる夜も 凛として ああ この世の風を受け 立ちたい |
もう一度私と恋をして空は あなた色 遠く届かない 心 うつしてるの 星は せつな色 遠い遠い季節の まるで かがやきのよう 雨が降っても 花が散っても 何を見ても あなた思い出す 通りを行けば ふと振り返る よく似た笑い声に もしも たったひとつ 願い叶うのなら あの頃に帰りたい も一度 私と恋をして おさない子どものように 泣いて 泣き疲れて あなたの あなたの あなたの腕に 抱かれ 眠りたい 少し気の弱い 私だったけど あなたと出逢ってから 日々は美しく 生まれて来て良かったと 思うことができたの うれしい時も かなしい時も あなたの名前を口にすれば 強くなれたの けれども今は 泣いてばかりいるわ もしも今 夜空に 名前呼び掛けたら 逢いに来てくれますか いつかのケンカを詫びるように 長い冬に耐えて 春がめぐるのなら この痛み 越えれば も一度 あなたと めぐり逢えますか もしも たったひとつ 願い叶うのなら あの頃に帰りたい も一度 私と恋をして おさない子どものように 泣いて 泣き疲れて あなたの あなたの あなたの腕に 抱かれ 眠りたい | せきぐちゆき | 関口由紀 | 関口由紀 | 鎌田瑞輝 | 空は あなた色 遠く届かない 心 うつしてるの 星は せつな色 遠い遠い季節の まるで かがやきのよう 雨が降っても 花が散っても 何を見ても あなた思い出す 通りを行けば ふと振り返る よく似た笑い声に もしも たったひとつ 願い叶うのなら あの頃に帰りたい も一度 私と恋をして おさない子どものように 泣いて 泣き疲れて あなたの あなたの あなたの腕に 抱かれ 眠りたい 少し気の弱い 私だったけど あなたと出逢ってから 日々は美しく 生まれて来て良かったと 思うことができたの うれしい時も かなしい時も あなたの名前を口にすれば 強くなれたの けれども今は 泣いてばかりいるわ もしも今 夜空に 名前呼び掛けたら 逢いに来てくれますか いつかのケンカを詫びるように 長い冬に耐えて 春がめぐるのなら この痛み 越えれば も一度 あなたと めぐり逢えますか もしも たったひとつ 願い叶うのなら あの頃に帰りたい も一度 私と恋をして おさない子どものように 泣いて 泣き疲れて あなたの あなたの あなたの腕に 抱かれ 眠りたい |
やさしい悪魔の子守歌眠れない夜 あなたの 声を聞かせて Mr.Devil 黒曜石のひとみで とらえたら 連れ去ってね ああ 黒い羽に抱かれて ねぇ 月の夜 焦がすのよ そう 美しい者だけが 穢される権利があるのよ PAPAPA…… 眠れない夜 あなたの 声を聞かせて Mr.Devil 理性ひれ伏す吐息で 理想なんて掻き消して ああ 見たことないものほど 知っているように 人間は 饒舌に語りたがるの 真実より深い罪はない PAPAPA…… 眠れない夜 あなたと いっそ壊れたい Mr.Devil 霧雨のように濡れついた その声で 歌ってね 永遠の子守歌 | せきぐちゆき | 関口由紀 | 関口由紀 | | 眠れない夜 あなたの 声を聞かせて Mr.Devil 黒曜石のひとみで とらえたら 連れ去ってね ああ 黒い羽に抱かれて ねぇ 月の夜 焦がすのよ そう 美しい者だけが 穢される権利があるのよ PAPAPA…… 眠れない夜 あなたの 声を聞かせて Mr.Devil 理性ひれ伏す吐息で 理想なんて掻き消して ああ 見たことないものほど 知っているように 人間は 饒舌に語りたがるの 真実より深い罪はない PAPAPA…… 眠れない夜 あなたと いっそ壊れたい Mr.Devil 霧雨のように濡れついた その声で 歌ってね 永遠の子守歌 |
ねずみとカラスどしゃぶりでも流せないわ すえた街の汚れは 通りの隙間 湧いてこぼれる甘い誘惑 濡れガラスは嘘をついばみ 夜から夜へ飛び立つ 背中に背負う十字の傷は 消せないあやまち あなたの綺麗な手のひらが 真っ赤な絵の具に染められて もう後戻りは出来ないと 歪んだ雨につぶやいた ウー サイレンが ウー 鳴り止まない 悪いのはあなたなんかじゃない 嗚呼 世の中だわ そう世の中だわ ウー サイレンが ウー 果てる場所まで 二人で遠くへ逃げましょう 夜が明ける前に 見下ろしてる巨大広告 黙り込んだ廃墟ビル やせたネズミは他人の不幸で 飢えをしのいでる かびた臭い あなたのシャツの 汗の匂い 心地良い こんなに長く寄り添えるのは 久しぶりよね もうどこへも逃げられないと 私の膝で震えるあなた 死ぬまであなたを守るから ねじれる夜にささやいた ウー サイレンが ウー 鳴り止まない 悪いのは世の中だと言えば 嗚呼 許されるわ ねえ許されるでしょ ウー サイレンが ウー 果てるその時 固く抱き合って いきましょう 夜が明ける前に | せきぐちゆき | 関口由紀 | 関口由紀 | Yuki Sekiguchi・Ken Futori | どしゃぶりでも流せないわ すえた街の汚れは 通りの隙間 湧いてこぼれる甘い誘惑 濡れガラスは嘘をついばみ 夜から夜へ飛び立つ 背中に背負う十字の傷は 消せないあやまち あなたの綺麗な手のひらが 真っ赤な絵の具に染められて もう後戻りは出来ないと 歪んだ雨につぶやいた ウー サイレンが ウー 鳴り止まない 悪いのはあなたなんかじゃない 嗚呼 世の中だわ そう世の中だわ ウー サイレンが ウー 果てる場所まで 二人で遠くへ逃げましょう 夜が明ける前に 見下ろしてる巨大広告 黙り込んだ廃墟ビル やせたネズミは他人の不幸で 飢えをしのいでる かびた臭い あなたのシャツの 汗の匂い 心地良い こんなに長く寄り添えるのは 久しぶりよね もうどこへも逃げられないと 私の膝で震えるあなた 死ぬまであなたを守るから ねじれる夜にささやいた ウー サイレンが ウー 鳴り止まない 悪いのは世の中だと言えば 嗚呼 許されるわ ねえ許されるでしょ ウー サイレンが ウー 果てるその時 固く抱き合って いきましょう 夜が明ける前に |
幻想地帯一面の雪景色 なおもまだ降り積もる ここはどこ あの人の思い出は ねぇどこへ 失う覚悟 どうすれば出来たの 振り向いても 前向いても 立ち止まっても ああ 真っ白に染まる幻想地帯 せめてあの人の小さな足跡をうつして 必死で辿って行きつく先に 何もなくて構わない せめて追いかける ささやかな夢を見せて 幻よ 見捨てないで さびしみのメロディも やすらぎのハミングも 今は何も聴きたくない 音楽をともなえない 誰一人として 責めてなどいないのに 逃げたくて 詫びたくて 悲しくて 恋しくて 夢でさえ逢えなくて 真っ暗に変わる幻想地帯 涙とともにこぼれる吐息だけが灯火ね きっとこんな私をあの人が 見たならば悲しむでしょう やさしいやさしい心に痛みを Oh my Angel これ以上教えたくない ひらりひらひらり ふわりふわふわり 闇に降り積もるのは 真っ白に染まる幻想地帯 それはふわり柔らかな ミルクの香り 天使の羽根 そっと手の平で受け止めたなら それは愛しいぬくもり 雪のようにすぐ消えたけど Oh my Angel 幻じゃないよ きっと | せきぐちゆき | 関口由紀 | 関口由紀 | | 一面の雪景色 なおもまだ降り積もる ここはどこ あの人の思い出は ねぇどこへ 失う覚悟 どうすれば出来たの 振り向いても 前向いても 立ち止まっても ああ 真っ白に染まる幻想地帯 せめてあの人の小さな足跡をうつして 必死で辿って行きつく先に 何もなくて構わない せめて追いかける ささやかな夢を見せて 幻よ 見捨てないで さびしみのメロディも やすらぎのハミングも 今は何も聴きたくない 音楽をともなえない 誰一人として 責めてなどいないのに 逃げたくて 詫びたくて 悲しくて 恋しくて 夢でさえ逢えなくて 真っ暗に変わる幻想地帯 涙とともにこぼれる吐息だけが灯火ね きっとこんな私をあの人が 見たならば悲しむでしょう やさしいやさしい心に痛みを Oh my Angel これ以上教えたくない ひらりひらひらり ふわりふわふわり 闇に降り積もるのは 真っ白に染まる幻想地帯 それはふわり柔らかな ミルクの香り 天使の羽根 そっと手の平で受け止めたなら それは愛しいぬくもり 雪のようにすぐ消えたけど Oh my Angel 幻じゃないよ きっと |
NIKKO, LIFE IS MAGIC!日は高く昇って 杉並木 風に歌う 眠り猫もソワソワ 幸せの香りがする 毎日はいつも予期せぬギフト いくつものフレーバーに彩られ ワクワクが止まらない Nikko Nikko, Lalalala Life is magic Nikko Nikko, Lalalala Life is magic デリシャスな一日にしよう 皆でニコニコ 日光Life いろは坂 のぼって キラキラと中禅寺湖 華厳の滝に変われば スペクタクルな物語 男体山の麓に抱かれ 戦場ヶ原は神話を描く ドキドキが止まらない Nikko Nikko, Lalalala Life is magic 見ざる 聞かざる 言わざるで Monkey's magic プレシャスな旅を続けよう 明日もニコニコ 日光Life Nikko Nikko, Lalalala Life is magic Nikko, あなたと歌えば It's fantastic! Nikko Nikko, Lalalala Life is magic Nikko Nikko, Lalalala Life is magic デリシャスな一日にしよう 皆でニコニコ 日光Life | せきぐちゆき | 関口由紀 | 関口由紀 | | 日は高く昇って 杉並木 風に歌う 眠り猫もソワソワ 幸せの香りがする 毎日はいつも予期せぬギフト いくつものフレーバーに彩られ ワクワクが止まらない Nikko Nikko, Lalalala Life is magic Nikko Nikko, Lalalala Life is magic デリシャスな一日にしよう 皆でニコニコ 日光Life いろは坂 のぼって キラキラと中禅寺湖 華厳の滝に変われば スペクタクルな物語 男体山の麓に抱かれ 戦場ヶ原は神話を描く ドキドキが止まらない Nikko Nikko, Lalalala Life is magic 見ざる 聞かざる 言わざるで Monkey's magic プレシャスな旅を続けよう 明日もニコニコ 日光Life Nikko Nikko, Lalalala Life is magic Nikko, あなたと歌えば It's fantastic! Nikko Nikko, Lalalala Life is magic Nikko Nikko, Lalalala Life is magic デリシャスな一日にしよう 皆でニコニコ 日光Life |
蛍火月明かりを盗んだのは ふわり舞い踊る 夜這いの星たち ホ、ホ、ホタル 黒髪にかんざしのように 灯らせて笑う ねぇ きみはとても キ、キ、キレイ 美しいから儚いの 儚いからこそ美しいの 水面は揺れて きみさえも 波紋の中に消えゆくの ホ、ホ、ホタル来い 美味しい水はこっちだぞ ホ、ホ、ホタル来い 美味しい水を返すから ホ、ホ、ホタル来い 僕らの明日を照らしてよ ホ、ホ、ホタル来い 僕らを見捨てて行かないで わずかな風に震えてるツユ草のように きみは咳をして キ、キ、キラリ 小さな雫こぼれ落ち 痩せ細るきみの くちびるつたって き、き、消えた 飛び交う光も 星明かりも できるなら僕の灯火も 全部きみへと宿してよ 闇をはらって抱き寄せた ホ、ホ、ホタル来い 美味しい水はこっちだぞ ホ、ホ、ホタル来い 美味しい水を返すから ホ、ホ、ホタル来い 僕らの明日を照らしてよ ホ、ホ、ホタル来い 僕らを見捨てて行かないで | せきぐちゆき | 関口由紀 | 関口由紀 | | 月明かりを盗んだのは ふわり舞い踊る 夜這いの星たち ホ、ホ、ホタル 黒髪にかんざしのように 灯らせて笑う ねぇ きみはとても キ、キ、キレイ 美しいから儚いの 儚いからこそ美しいの 水面は揺れて きみさえも 波紋の中に消えゆくの ホ、ホ、ホタル来い 美味しい水はこっちだぞ ホ、ホ、ホタル来い 美味しい水を返すから ホ、ホ、ホタル来い 僕らの明日を照らしてよ ホ、ホ、ホタル来い 僕らを見捨てて行かないで わずかな風に震えてるツユ草のように きみは咳をして キ、キ、キラリ 小さな雫こぼれ落ち 痩せ細るきみの くちびるつたって き、き、消えた 飛び交う光も 星明かりも できるなら僕の灯火も 全部きみへと宿してよ 闇をはらって抱き寄せた ホ、ホ、ホタル来い 美味しい水はこっちだぞ ホ、ホ、ホタル来い 美味しい水を返すから ホ、ホ、ホタル来い 僕らの明日を照らしてよ ホ、ホ、ホタル来い 僕らを見捨てて行かないで |
蔵の街綱手道(つなてみち)渡る柳風 巴波川(うずまがわ)そよぐ鯉のぼり 遊覧船から見上げれば 小江戸の春が咲く 下駄の音カラコロ 夏の宵 ホラの音響いて 静やかに 百八灯流しが始まれば 赤ん坊の鳴く声 きみの横顔 篝火揺れて まるでかなしき美人画のようでした 僕はふいにうつむいて 恋心隠した お蔵のお人形さん巡り お囃子競って秋まつり 幸来橋(こうらいばし)から伸ばす手に とまった冬ほたる きみはその手を 僕に差し出し 吐息白く染め つかまえてよと言った ためらいに待ちきれず 飛び去った冬ほたる 都賀舟(つがぶね)ゆらゆら どこへ行く あの頃の僕ら どこへ行く 船頭唄が聞こえれば 小江戸の春が咲く 小江戸の春が咲く | せきぐちゆき | 関口由紀 | 関口由紀 | | 綱手道(つなてみち)渡る柳風 巴波川(うずまがわ)そよぐ鯉のぼり 遊覧船から見上げれば 小江戸の春が咲く 下駄の音カラコロ 夏の宵 ホラの音響いて 静やかに 百八灯流しが始まれば 赤ん坊の鳴く声 きみの横顔 篝火揺れて まるでかなしき美人画のようでした 僕はふいにうつむいて 恋心隠した お蔵のお人形さん巡り お囃子競って秋まつり 幸来橋(こうらいばし)から伸ばす手に とまった冬ほたる きみはその手を 僕に差し出し 吐息白く染め つかまえてよと言った ためらいに待ちきれず 飛び去った冬ほたる 都賀舟(つがぶね)ゆらゆら どこへ行く あの頃の僕ら どこへ行く 船頭唄が聞こえれば 小江戸の春が咲く 小江戸の春が咲く |
二十三夜想きみのことが大好きなのに きみが一人つらい時に 何にも出来ない僕がいる 何にも出来ない僕だから 二十三夜 真夜中の 月にそっと祈るのです きみの孤独に寄り添いたい 背中と背中くっつけて 何にも出来ない僕がいる 何にも出来ない僕だから 風の中できみの好きな 唄を歌ってみるのです ルルル…… 大切な きみ想う きみはいつか言ってたね 涙だけが友だちだと 何にも出来ない僕がいる 何にも出来ない僕だから きみの痛み溶け行く日まで 涙見せずにいたいのです 命はどこから来るのだろう 何を伝えているのだろう 何にも出来ない僕がいる 何にも出来ない僕だから せめてきみの想いから 目をそらさずにいたいのです 二十三夜 真夜中の 月にそっと祈るのです ルルル…… 大好きな きみ想う | せきぐちゆき | 関口由紀 | 関口由紀 | | きみのことが大好きなのに きみが一人つらい時に 何にも出来ない僕がいる 何にも出来ない僕だから 二十三夜 真夜中の 月にそっと祈るのです きみの孤独に寄り添いたい 背中と背中くっつけて 何にも出来ない僕がいる 何にも出来ない僕だから 風の中できみの好きな 唄を歌ってみるのです ルルル…… 大切な きみ想う きみはいつか言ってたね 涙だけが友だちだと 何にも出来ない僕がいる 何にも出来ない僕だから きみの痛み溶け行く日まで 涙見せずにいたいのです 命はどこから来るのだろう 何を伝えているのだろう 何にも出来ない僕がいる 何にも出来ない僕だから せめてきみの想いから 目をそらさずにいたいのです 二十三夜 真夜中の 月にそっと祈るのです ルルル…… 大好きな きみ想う |
UTSUNOMIYA二荒山神社の階段をのぼりきって 振り返れば春の陽射し いいことありそうな予感 今日こそこのキモチを あなたに言えますように ハトの群れが飛び立つ方に 私も走り出す 黄ぶなのバスに飛び乗れば おはようってまぶしい声がする Ding Dong Dang あなたが笑えば ほら 不思議 私も笑顔になる Ding Dong Dang それだけで胸がいっぱい 何も言えなくなってしまう 金曜 ラジオDJ すがすがしい声が言ってた 広いこの世界の この街で 出逢えることの奇跡を 八月は宮祭り 思い出は季節つづり あなたと二人 手と手をつなぎ 駆け抜ける夢の中 あなたに逢えて良かったと 叫びたい 大好き この街も全部 Ding Dong Dang みんなで笑えば ほら 不思議 街じゅう輝き出す Ding Dong Dang 愉快 めぐり逢い うつのみや 幸せはいつもここにある あなたが笑えばほら 不思議 私も笑顔になる Ding Dong Dang 愉快 めぐり逢い うつのみや 幸せはいつもここにある Ding Dong Dang みんなで笑えば ほら 不思議 街じゅう輝き出す Ding Dong Dang 愉快 めぐり逢い うつのみや 幸せはいつもここにある | せきぐちゆき | 関口由紀 | 関口由紀 | 太健 | 二荒山神社の階段をのぼりきって 振り返れば春の陽射し いいことありそうな予感 今日こそこのキモチを あなたに言えますように ハトの群れが飛び立つ方に 私も走り出す 黄ぶなのバスに飛び乗れば おはようってまぶしい声がする Ding Dong Dang あなたが笑えば ほら 不思議 私も笑顔になる Ding Dong Dang それだけで胸がいっぱい 何も言えなくなってしまう 金曜 ラジオDJ すがすがしい声が言ってた 広いこの世界の この街で 出逢えることの奇跡を 八月は宮祭り 思い出は季節つづり あなたと二人 手と手をつなぎ 駆け抜ける夢の中 あなたに逢えて良かったと 叫びたい 大好き この街も全部 Ding Dong Dang みんなで笑えば ほら 不思議 街じゅう輝き出す Ding Dong Dang 愉快 めぐり逢い うつのみや 幸せはいつもここにある あなたが笑えばほら 不思議 私も笑顔になる Ding Dong Dang 愉快 めぐり逢い うつのみや 幸せはいつもここにある Ding Dong Dang みんなで笑えば ほら 不思議 街じゅう輝き出す Ding Dong Dang 愉快 めぐり逢い うつのみや 幸せはいつもここにある |
帰り道のララバイ今日も報われない空 秋雨が車窓をつたう どうにか埋もれずやって来たけど 自信がなくなってしまいそう ああ 少しずつ変わって行くの 街並みも私も 下り電車が心地良い まるでゆらゆら揺りかごね 下り電車が心地良い 少し休んでもいいかな 沢山の人がいる 少なくとも流れる建物の数だけ 人がいて 考えが 人生が 想いが溢れてる 皆な必死で生きている 自分だけがつらい気がして 意地悪になってた いろんなものを手に入れて いろんなものを失って それが生きて行くことだった 今更何を悔やむの 次の橋を渡りきったら 泣いてもいいかな いろんなものを手に入れて いろんなものを傷付けて 花の名前も言えなくて 自分だけつらい気がして 下り電車が心地良い まるでゆらゆら揺りかごね 下り電車が心地良い 弱虫な私でごめんね 下り電車が心地良い 下り電車が心地良い 明日は元気に上って行こう…… | せきぐちゆき | 関口由紀 | 関口由紀 | 八田信有 | 今日も報われない空 秋雨が車窓をつたう どうにか埋もれずやって来たけど 自信がなくなってしまいそう ああ 少しずつ変わって行くの 街並みも私も 下り電車が心地良い まるでゆらゆら揺りかごね 下り電車が心地良い 少し休んでもいいかな 沢山の人がいる 少なくとも流れる建物の数だけ 人がいて 考えが 人生が 想いが溢れてる 皆な必死で生きている 自分だけがつらい気がして 意地悪になってた いろんなものを手に入れて いろんなものを失って それが生きて行くことだった 今更何を悔やむの 次の橋を渡りきったら 泣いてもいいかな いろんなものを手に入れて いろんなものを傷付けて 花の名前も言えなくて 自分だけつらい気がして 下り電車が心地良い まるでゆらゆら揺りかごね 下り電車が心地良い 弱虫な私でごめんね 下り電車が心地良い 下り電車が心地良い 明日は元気に上って行こう…… |
ネモフィラの丘生きることに疲れ果てて まぼろしだけ見てた日々に きみは突然現れたんだ 一瞬にして映る世界が塗り替えられた ネモフィラの花が咲く 青い丘でひとり 風まかせに涙を なびかせていたきみは 嘘のような美しさで 不意に僕を振り向いた 天国かもしれなかった 空と地上の境目がないほど青い丘 きみのあの日の涙のワケを ぼくは決して聞きはしない 分け合うよりも 今はそっと 寄り添い合おう 言葉無き唄を歌うように ネモフィラの花が咲く 青い丘でふたり 風まかせに手と手を からませてくちづけた 生まれたての天使のよう きみは羽を震わせた 天国なら良かったんだ 夢と現の境目を盗んだ青い鳥 ネモフィラの花が咲く 青い丘でふたり 風まかせに手と手を からませてくちづけた 嘘のような美しさで きみは僕を見つめたね 天国なら僕も行くよ 空と地上の境目がないほど青い丘 | せきぐちゆき | 関口由紀 | 関口由紀 | | 生きることに疲れ果てて まぼろしだけ見てた日々に きみは突然現れたんだ 一瞬にして映る世界が塗り替えられた ネモフィラの花が咲く 青い丘でひとり 風まかせに涙を なびかせていたきみは 嘘のような美しさで 不意に僕を振り向いた 天国かもしれなかった 空と地上の境目がないほど青い丘 きみのあの日の涙のワケを ぼくは決して聞きはしない 分け合うよりも 今はそっと 寄り添い合おう 言葉無き唄を歌うように ネモフィラの花が咲く 青い丘でふたり 風まかせに手と手を からませてくちづけた 生まれたての天使のよう きみは羽を震わせた 天国なら良かったんだ 夢と現の境目を盗んだ青い鳥 ネモフィラの花が咲く 青い丘でふたり 風まかせに手と手を からませてくちづけた 嘘のような美しさで きみは僕を見つめたね 天国なら僕も行くよ 空と地上の境目がないほど青い丘 |
罪椿花びら散らせば寒椿 花ごと落ちれば藪椿 花すら咲かねば空椿 世にも哀れな枯れ椿 散るのでもなく 落ちるでもなく 咲かぬでもなく 枯れるでもなく あなたの指に摘み取られたい 見開く花びら その目に焼き付けて 破れた夢のよう いつまでも あなたの中 美しい私でいたいの 他人の不幸は蜜の味 群がるおしゃべりな蝶々たち 隠れてつないだ指の先 蜜より甘やかな罪の味 憎むでもなく 恨むでもなく 責めるでもなく 縋るでもなく あなたの嘘に夢を見ていたい 踊る蝶たち 永遠誓った最後の口づけ 静かな野原に ただ一輪 あなたに咲くためだけに 私 生まれたの 散るのでもなく 落ちるでもなく 咲かぬでもなく 枯れるでもなく あなたの指に摘み取られたい 見開く花びら その目に焼き付けて 破れた夢のよう いつまでも あなたの中 美しい私でいたいの 私でいたいの | せきぐちゆき | 関口由紀 | 関口由紀 | | 花びら散らせば寒椿 花ごと落ちれば藪椿 花すら咲かねば空椿 世にも哀れな枯れ椿 散るのでもなく 落ちるでもなく 咲かぬでもなく 枯れるでもなく あなたの指に摘み取られたい 見開く花びら その目に焼き付けて 破れた夢のよう いつまでも あなたの中 美しい私でいたいの 他人の不幸は蜜の味 群がるおしゃべりな蝶々たち 隠れてつないだ指の先 蜜より甘やかな罪の味 憎むでもなく 恨むでもなく 責めるでもなく 縋るでもなく あなたの嘘に夢を見ていたい 踊る蝶たち 永遠誓った最後の口づけ 静かな野原に ただ一輪 あなたに咲くためだけに 私 生まれたの 散るのでもなく 落ちるでもなく 咲かぬでもなく 枯れるでもなく あなたの指に摘み取られたい 見開く花びら その目に焼き付けて 破れた夢のよう いつまでも あなたの中 美しい私でいたいの 私でいたいの |
さみしい女の代名詞シケモクのピラミッド崩して 流行の曲 鼻歌でなぞる 煙草のけむりと溜め息 一緒に出ちゃった 手酌でも どうってことないわ 熱燗チョチョイチョイ なみなみでどうぞ 男なんて…ってよく言うよ あたし さみしい女の代名詞 取り越し苦労は あたしなりのそれなりの 強がりだった 悲劇への心構え 幸せだとか 信頼だとか 上手に語るわりには 損得並べて 貪欲隠して ずるさ 賢さ 紙一重 誰でもいいって そんなわけないわ だけど独りがちょっとつらい 誰でもいいわ となり座って あっためて下さい 口紅も塗り直せぬまま 昔の恋人にバッタリ 一人なの?…って見ればわかるでしょ 連れの女はモデル並み 元気出しなよ 騙されたって 騙すよりはいい 悲劇より喜劇タイプじゃないか 幸せだとか 信頼だとか 「だとか」とは何事さ それが欲しくて そうなりたくて 溺れ なだれ もがいた 誰でもいいって そんなわけないわ だけど独りがちょっとつらい 矛盾だらけは酒のせいです ほっといて下さい 幸せだとか 信頼だとか 上手に語るわりには 損得並べて 貪欲隠して ずるさ 賢さ 紙一重 誰でもいいって そんなわけないわ だけど独りがちょっとつらい 男なんて…ってよく言うよ あたし さみしい女の代名詞 誰か あっためて下さい | せきぐちゆき | 関口由紀 | 関口由紀 | Yuki Sekiguchi・Ken Futori | シケモクのピラミッド崩して 流行の曲 鼻歌でなぞる 煙草のけむりと溜め息 一緒に出ちゃった 手酌でも どうってことないわ 熱燗チョチョイチョイ なみなみでどうぞ 男なんて…ってよく言うよ あたし さみしい女の代名詞 取り越し苦労は あたしなりのそれなりの 強がりだった 悲劇への心構え 幸せだとか 信頼だとか 上手に語るわりには 損得並べて 貪欲隠して ずるさ 賢さ 紙一重 誰でもいいって そんなわけないわ だけど独りがちょっとつらい 誰でもいいわ となり座って あっためて下さい 口紅も塗り直せぬまま 昔の恋人にバッタリ 一人なの?…って見ればわかるでしょ 連れの女はモデル並み 元気出しなよ 騙されたって 騙すよりはいい 悲劇より喜劇タイプじゃないか 幸せだとか 信頼だとか 「だとか」とは何事さ それが欲しくて そうなりたくて 溺れ なだれ もがいた 誰でもいいって そんなわけないわ だけど独りがちょっとつらい 矛盾だらけは酒のせいです ほっといて下さい 幸せだとか 信頼だとか 上手に語るわりには 損得並べて 貪欲隠して ずるさ 賢さ 紙一重 誰でもいいって そんなわけないわ だけど独りがちょっとつらい 男なんて…ってよく言うよ あたし さみしい女の代名詞 誰か あっためて下さい |
心震わせて夕焼けの空に 手を振って走る 子どもたちの影 遠く消え去った 去り行くあなたを 引き止められずに 立ち尽くしていた 十字路で今も 心震わせて あなたを待っている 決して一人にはしないよと いつか抱きしめてくれたから 心震わせて あなたを待っている 枯葉 ひとひら 舞い落ちた 今夜きっと逢えるから ため息をひとつ ふたつ つくたびに 星が灯りだす なぐさめのように 月日を数えて 涙を数えて いつしか想い出の数を追い越して 心震わせて あなたの名前呼べば さみしがりやと笑いながら 頬を撫でてくれる気がして 心震わせて あなたの名前呼べば 夜空 ひときわ かがやくの いっそ星になれたなら 心震わせて あなたを待っている 決して一人にはしないよと いつか抱きしめてくれたから 心震わせて あなたを待っている 枯葉 ひとひら 舞い落ちた 明日はきっと逢えるから | せきぐちゆき | 関口由紀 | 関口由紀 | | 夕焼けの空に 手を振って走る 子どもたちの影 遠く消え去った 去り行くあなたを 引き止められずに 立ち尽くしていた 十字路で今も 心震わせて あなたを待っている 決して一人にはしないよと いつか抱きしめてくれたから 心震わせて あなたを待っている 枯葉 ひとひら 舞い落ちた 今夜きっと逢えるから ため息をひとつ ふたつ つくたびに 星が灯りだす なぐさめのように 月日を数えて 涙を数えて いつしか想い出の数を追い越して 心震わせて あなたの名前呼べば さみしがりやと笑いながら 頬を撫でてくれる気がして 心震わせて あなたの名前呼べば 夜空 ひときわ かがやくの いっそ星になれたなら 心震わせて あなたを待っている 決して一人にはしないよと いつか抱きしめてくれたから 心震わせて あなたを待っている 枯葉 ひとひら 舞い落ちた 明日はきっと逢えるから |
かざぐるままるで まるで 夢のような まぶしい まぶしい時間でした それは それは 驚くほどに 愛に満ち溢れてた かざぐるま透かして 歌ってる鳥の声 不思議だね あなたの名前みたいに聞こえるの 明るくなったねと みんなによく言われた あなたと出逢って変わったの 朝の目覚めさえ 春がすべて開いたように 時はあなたを連れて来て 春の嵐 過ぎると共に あなたを連れ去って行った 雨だねってつぶやいた 最後の夜 腕枕 ねぇきっとあの時 世界は止まっていたのよ 逢いたいって言葉は 心の中でさえ言わない 逢えないって思い知るから さみしい秘密 まるで まるで 夢のような まぶしい まぶしい時間でした つらい時も あなたがいれば なんだって乗り越えられた もっと もっと 一緒に居たかった けれど時の長さよりも 大切なのは二人過ごした あたたかい日々の色でしょう まるで まるで 夢のような まぶしい まぶしい時間でした それは それは 驚くほどに 愛に満ち溢れてた いつか逢える きっと逢える 風の中で その日を待つ 若葉染みる まぶたの奥 かざぐるまは 回り続ける | せきぐちゆき | 関口由紀 | 関口由紀 | | まるで まるで 夢のような まぶしい まぶしい時間でした それは それは 驚くほどに 愛に満ち溢れてた かざぐるま透かして 歌ってる鳥の声 不思議だね あなたの名前みたいに聞こえるの 明るくなったねと みんなによく言われた あなたと出逢って変わったの 朝の目覚めさえ 春がすべて開いたように 時はあなたを連れて来て 春の嵐 過ぎると共に あなたを連れ去って行った 雨だねってつぶやいた 最後の夜 腕枕 ねぇきっとあの時 世界は止まっていたのよ 逢いたいって言葉は 心の中でさえ言わない 逢えないって思い知るから さみしい秘密 まるで まるで 夢のような まぶしい まぶしい時間でした つらい時も あなたがいれば なんだって乗り越えられた もっと もっと 一緒に居たかった けれど時の長さよりも 大切なのは二人過ごした あたたかい日々の色でしょう まるで まるで 夢のような まぶしい まぶしい時間でした それは それは 驚くほどに 愛に満ち溢れてた いつか逢える きっと逢える 風の中で その日を待つ 若葉染みる まぶたの奥 かざぐるまは 回り続ける |
荒野のオリオン荒野のオリオン 現身の風 すすり泣く大地に 運命の息吹が聞こえる 挑む者にしか与えられない 夜明け前の巨大な壁 きみにしか切り開けない明日がそこにある どこからともなく吹き付ける雨に きみが黙ってひとりで耐えているのを 僕は知っている 微笑みの下でいくつもの涙 きみが黙って夜に滲ませて来たこと 僕は知っている かき集めるんだ 痛みをこらえて 溢れ出た星屑は 希望の欠片 誰よりもきみは輝く 片割れの月と 歌う虎落笛 声を枯らし叫ぶきみを見失いはしない 闘う者たちが掲げた傷を この目に焼き付けるんだ 現在にしか知りえない真実がここにある きみの夢が 僕の夢になり 誰かの夢になってる 三ツ星のように並んで何を見つめるの やらなきゃならない時があるんだと きみはつぶやいた ならば忘れるな 決してひとりではないと 荒野のオリオン 現身の風 すすり泣く大地に 運命の息吹が聞こえる 挑む者にしか与えられない 夜明け前の巨大な壁 きみにしか切り開けない明日がそこにある | せきぐちゆき | 関口由紀 | 関口由紀 | | 荒野のオリオン 現身の風 すすり泣く大地に 運命の息吹が聞こえる 挑む者にしか与えられない 夜明け前の巨大な壁 きみにしか切り開けない明日がそこにある どこからともなく吹き付ける雨に きみが黙ってひとりで耐えているのを 僕は知っている 微笑みの下でいくつもの涙 きみが黙って夜に滲ませて来たこと 僕は知っている かき集めるんだ 痛みをこらえて 溢れ出た星屑は 希望の欠片 誰よりもきみは輝く 片割れの月と 歌う虎落笛 声を枯らし叫ぶきみを見失いはしない 闘う者たちが掲げた傷を この目に焼き付けるんだ 現在にしか知りえない真実がここにある きみの夢が 僕の夢になり 誰かの夢になってる 三ツ星のように並んで何を見つめるの やらなきゃならない時があるんだと きみはつぶやいた ならば忘れるな 決してひとりではないと 荒野のオリオン 現身の風 すすり泣く大地に 運命の息吹が聞こえる 挑む者にしか与えられない 夜明け前の巨大な壁 きみにしか切り開けない明日がそこにある |
ツバメ凛と空を切りながら 春を求めやって来た ツバメ ツバメ つややかな 黒い羽を広げて アセビの木に止まる 不意に目と目が合う きみの生まれ変わりだと 僕は知る 若葉たちは芽吹く 花は咲き乱れる 遥か空へきみは 飛び立つ 振り向かなくていいから 次の春には 帰っておいでここへ 出逢い続けよう きみの春になろう きみを守ると言いながら 頼っていたのは僕だった つらい時は今だって心で きみの名前呼んでいる とどまるものはなく 季節だけがめぐる 僕はここで歌う 旅立ったきみが 迷ってしまわぬよう さみしさ覚えぬよう 声の限り歌う 後は追わない 正解なんてないから 疲れた時は 帰っておいで僕へ 生まれ続けよう きみの母になろう 振り向かなくていいから 次の春には 帰っておいでここへ 出逢い続けよう きみの春になろう | せきぐちゆき | 関口由紀 | 関口由紀 | | 凛と空を切りながら 春を求めやって来た ツバメ ツバメ つややかな 黒い羽を広げて アセビの木に止まる 不意に目と目が合う きみの生まれ変わりだと 僕は知る 若葉たちは芽吹く 花は咲き乱れる 遥か空へきみは 飛び立つ 振り向かなくていいから 次の春には 帰っておいでここへ 出逢い続けよう きみの春になろう きみを守ると言いながら 頼っていたのは僕だった つらい時は今だって心で きみの名前呼んでいる とどまるものはなく 季節だけがめぐる 僕はここで歌う 旅立ったきみが 迷ってしまわぬよう さみしさ覚えぬよう 声の限り歌う 後は追わない 正解なんてないから 疲れた時は 帰っておいで僕へ 生まれ続けよう きみの母になろう 振り向かなくていいから 次の春には 帰っておいでここへ 出逢い続けよう きみの春になろう |
赤とんぼ庭の蛇口の赤とんぼ くるくるしても逃げられた 秋の日暮れは短くて それでもただただ目の前の 真っ赤なとんぼが欲しくって 他の何にも目もくれず 幼い僕は追いかけた 麦わら風に飛んでった ああ 失くしたものはどこだろうか 夕焼け空はあの日のままに ああ まだ間に合うと言えますか もう あのお庭は ないけれど 明日を気に病み 昨日を悔やみ 今日は今日とて どこにもない 自信のなさを隠すため 言い訳だけ上手くなった もっと誠実に目の前の きみに向き合っていたならば 失わずに済んだだろうか 失わずに済んだだろうか 幸せな時間は短くて 気付かずこの手 すり抜けて行く ああ まだ間に合うと言えますか もう きみは ここにいないけど 秋の日暮れは短くて うたかたに見た夢の中 幼い僕がきみとふたり 真っ赤なとんぼを追いかける 他の何にも目もくれず 手と手にぎって風の中 ああ 失くしたものはどこだろうか 夕焼け空はあの日のままに ああ まだ間に合うと言えますか もう あのお庭は ないけれど | せきぐちゆき | 関口由紀 | 関口由紀 | | 庭の蛇口の赤とんぼ くるくるしても逃げられた 秋の日暮れは短くて それでもただただ目の前の 真っ赤なとんぼが欲しくって 他の何にも目もくれず 幼い僕は追いかけた 麦わら風に飛んでった ああ 失くしたものはどこだろうか 夕焼け空はあの日のままに ああ まだ間に合うと言えますか もう あのお庭は ないけれど 明日を気に病み 昨日を悔やみ 今日は今日とて どこにもない 自信のなさを隠すため 言い訳だけ上手くなった もっと誠実に目の前の きみに向き合っていたならば 失わずに済んだだろうか 失わずに済んだだろうか 幸せな時間は短くて 気付かずこの手 すり抜けて行く ああ まだ間に合うと言えますか もう きみは ここにいないけど 秋の日暮れは短くて うたかたに見た夢の中 幼い僕がきみとふたり 真っ赤なとんぼを追いかける 他の何にも目もくれず 手と手にぎって風の中 ああ 失くしたものはどこだろうか 夕焼け空はあの日のままに ああ まだ間に合うと言えますか もう あのお庭は ないけれど |
むすびの鐘が鳴る時に明日へ架かる橋の上 愛し合う二人の 願いを叶える鐘が立つ あなたの決心にそっと 私うなずくの 輝く夕陽は ダイヤモンド 迷った日々も 泣き濡れた夜も すべてこの場所へ続いていたの 時を越えて 今 めぐり逢った二人は 永遠に誓うのよ 変わらぬ想いを 見つめ合って ああ むすびの鐘 瑠璃色の空に鳴らしたら 同じ明日を見て 歩き出すの つなぐ手と手は 離れはしない 確かな愛を語るの 初めてもらった手紙を 今も読み返す 照れたような文字が とても好きなの 追伸代わりに小さく描かれた 二人の似顔絵 世界一幸せそう あなたがくれる笑顔で 私は あなたを元気付けて行くから ずっと 時を越えて 今 めぐり逢った二人は 永遠に誓うのよ 変わらぬ想いを 見つめ合って ああ むすびの鐘 瑠璃色の空に鳴らしたら 同じ明日を見て 歩き出すの つなぐ手と手は 離れはしない 確かな愛を語るの むすびの鐘とは… 栃木県さくら市に実在する鐘。 恋人達が願い事を唱え、二人で紐を持って 鐘を鳴らすと幸せになれると言われている。 | せきぐちゆき | 関口由紀 | 関口由紀 | 関口由紀・太健 | 明日へ架かる橋の上 愛し合う二人の 願いを叶える鐘が立つ あなたの決心にそっと 私うなずくの 輝く夕陽は ダイヤモンド 迷った日々も 泣き濡れた夜も すべてこの場所へ続いていたの 時を越えて 今 めぐり逢った二人は 永遠に誓うのよ 変わらぬ想いを 見つめ合って ああ むすびの鐘 瑠璃色の空に鳴らしたら 同じ明日を見て 歩き出すの つなぐ手と手は 離れはしない 確かな愛を語るの 初めてもらった手紙を 今も読み返す 照れたような文字が とても好きなの 追伸代わりに小さく描かれた 二人の似顔絵 世界一幸せそう あなたがくれる笑顔で 私は あなたを元気付けて行くから ずっと 時を越えて 今 めぐり逢った二人は 永遠に誓うのよ 変わらぬ想いを 見つめ合って ああ むすびの鐘 瑠璃色の空に鳴らしたら 同じ明日を見て 歩き出すの つなぐ手と手は 離れはしない 確かな愛を語るの むすびの鐘とは… 栃木県さくら市に実在する鐘。 恋人達が願い事を唱え、二人で紐を持って 鐘を鳴らすと幸せになれると言われている。 |
踊り子桜桜降りしきる夜は まぼろし日和 月が酔い潰れる頃 宴は始まる 盃はひとつでいい 老いも若きも 罪びとも聖人君子も ひとえに染まる 憎む人 愛す人 笑う人 怒る人 風吹けばみんな散るがまま 呑めや歌えや 舞い舞い舞い踊るあなたと 舞い舞い落ちる私と 際限ない夢を語りましょう 夜はまだまだこれから 不安な気持ちひたすら 隠したいあなたは 簡単なこと いつも 難しく言うの 魅力のない前置きは要らないわ 欲しいのは 根拠のない悦楽と おやすみのくちづけ 舞い舞い舞い踊るあなたと 何百回でも転びましょう 甲斐性無い もののけたちが ここぞと吠える月夜舞台 奪うなら与えないでと 嘆いても もう遅い 憎んでも 愛しても 笑っても 呪っても 風吹けばみんな散るがまま 呑めや歌えや 舞い舞い舞い踊るあなたと 舞い舞い落ちる私と 際限ない夢を語りましょう 夜はまだまだ終わらない 舞い舞い舞い踊るあなたと 何百回でも転びましょう 際限ない夢を語りましょう 陽が昇ればまぼろし | せきぐちゆき | 関口由紀 | 関口由紀 | | 桜降りしきる夜は まぼろし日和 月が酔い潰れる頃 宴は始まる 盃はひとつでいい 老いも若きも 罪びとも聖人君子も ひとえに染まる 憎む人 愛す人 笑う人 怒る人 風吹けばみんな散るがまま 呑めや歌えや 舞い舞い舞い踊るあなたと 舞い舞い落ちる私と 際限ない夢を語りましょう 夜はまだまだこれから 不安な気持ちひたすら 隠したいあなたは 簡単なこと いつも 難しく言うの 魅力のない前置きは要らないわ 欲しいのは 根拠のない悦楽と おやすみのくちづけ 舞い舞い舞い踊るあなたと 何百回でも転びましょう 甲斐性無い もののけたちが ここぞと吠える月夜舞台 奪うなら与えないでと 嘆いても もう遅い 憎んでも 愛しても 笑っても 呪っても 風吹けばみんな散るがまま 呑めや歌えや 舞い舞い舞い踊るあなたと 舞い舞い落ちる私と 際限ない夢を語りましょう 夜はまだまだ終わらない 舞い舞い舞い踊るあなたと 何百回でも転びましょう 際限ない夢を語りましょう 陽が昇ればまぼろし |
北向き地蔵あの人の暮らす街を背にして 北向き地蔵は北ばかり見つめる 夜明けも日暮れも拝むふりして 私は南の空ばかり見ている 春になったなら迎えに来るよと 待ちわびてすでに三度目の春 砂時計のように落ちる藪椿 逢えない月日の数だけ供えた 届いた写真は ただ一度見ただけ 大人びたあなた 異国の人のようで 釈迦堂山にともる満月 眠らぬ街にも月は昇りますか 川べりの花と二連の水車が 夢追い人のため 子守唄奏でる 爪の先秘かにのせる桜色 わたし誰のために綺麗にするの 写真のあの子と鏡の自分と 比べて思わず口紅拭った そうね私も あたらしい季節へと 一歩踏み出すわ 後ろを振り向かずに あの人の暮らす街を背にして 北向き地蔵は北ばかり見つめる 涙がほろりとこぼれる前に 私も南の空を背にして歩く 釈迦堂山にともる満月 眠らぬ街にも月は昇りますか 川べりの花と二連の水車が 夢追い人のため 子守唄奏でる | せきぐちゆき | 関口由紀 | 関口由紀 | | あの人の暮らす街を背にして 北向き地蔵は北ばかり見つめる 夜明けも日暮れも拝むふりして 私は南の空ばかり見ている 春になったなら迎えに来るよと 待ちわびてすでに三度目の春 砂時計のように落ちる藪椿 逢えない月日の数だけ供えた 届いた写真は ただ一度見ただけ 大人びたあなた 異国の人のようで 釈迦堂山にともる満月 眠らぬ街にも月は昇りますか 川べりの花と二連の水車が 夢追い人のため 子守唄奏でる 爪の先秘かにのせる桜色 わたし誰のために綺麗にするの 写真のあの子と鏡の自分と 比べて思わず口紅拭った そうね私も あたらしい季節へと 一歩踏み出すわ 後ろを振り向かずに あの人の暮らす街を背にして 北向き地蔵は北ばかり見つめる 涙がほろりとこぼれる前に 私も南の空を背にして歩く 釈迦堂山にともる満月 眠らぬ街にも月は昇りますか 川べりの花と二連の水車が 夢追い人のため 子守唄奏でる |
GIFT OF WINTERSo happy Christmas I'll give you all my love A very merry Christmas 真冬のギフト 白い花 聖なる夜に きれいに咲いた 花束にしてあなたに 贈れたらいいな あなたの喜ぶ顔が見たい Holly night 白い息吐きながら 帰り道急いだ 私の帰りを待ってる人がいる 真冬のギフト 白い花 天使と共に いま舞い降りた 街中ソワソワしてる あなたのために歌を作ったの 今夜聴いてね Silent night ゆらゆらとキャンドル 天使たちよ消さないで 私の帰りをあなたが待ってる 真冬のギフト 白い花 天使と共に いま舞い降りた 誰より愛しいあなたに 伝えたいこと山ほどあるけど 今夜はただひとつ 愛しています 白い花 聖なる夜に きれいに咲いた 花束にしてあなたに いま届けるわ あなたの喜ぶ顔が見たい Holly night So happy Christmas I'll give you all my love A very merry Christmas | せきぐちゆき | 関口由紀 | 関口由紀 | | So happy Christmas I'll give you all my love A very merry Christmas 真冬のギフト 白い花 聖なる夜に きれいに咲いた 花束にしてあなたに 贈れたらいいな あなたの喜ぶ顔が見たい Holly night 白い息吐きながら 帰り道急いだ 私の帰りを待ってる人がいる 真冬のギフト 白い花 天使と共に いま舞い降りた 街中ソワソワしてる あなたのために歌を作ったの 今夜聴いてね Silent night ゆらゆらとキャンドル 天使たちよ消さないで 私の帰りをあなたが待ってる 真冬のギフト 白い花 天使と共に いま舞い降りた 誰より愛しいあなたに 伝えたいこと山ほどあるけど 今夜はただひとつ 愛しています 白い花 聖なる夜に きれいに咲いた 花束にしてあなたに いま届けるわ あなたの喜ぶ顔が見たい Holly night So happy Christmas I'll give you all my love A very merry Christmas |
KAMAKURAYAMA鎌倉山のサクラは散って あなたに手をひかれて 竹藪おりた 秘密の園に風がざわめき ふり向くあなたの目に 陽射しが揺れた 人知れず始まった恋は 人知れず終わらせるのが正しい 何もかも手に入れるなんて出来やしないわ 金切り声で鳴いた 鳥が夢の終わりを告げる 何もかも捨てるような覚悟などないくせに まっすぐ見つめられて 目をそらせないわ もうここへは来ないと 伝えるなら今 七里ヶ浜で波と遊んだ 去年の夏はそっと誓いさえ交わした 海辺のテラス カルテットの調べに 揺られこのままユートピア 辿り着く気がした さみしさを埋め合っていたの それとも運命って言葉信じたの 何もかも奪いたいって 夜を待たず抱き合っても カーテンは開けられない だましだましの情熱だわ 何一つ失わずいられるはずないのに 強く抱き寄せられて ふりほどけないわ 惑わすようにプレイバック 弦楽四重奏 葉桜 隠れ家 坂道 砂浜 ヴィオラのあの子はあなたを見ていた 孤独で頼りない 瞳のサンセット 何度も虜にしないで 何もかも手に入れるなんて出来やしないわ 金切り声で鳴いた 鳥が最後の警告する 何もかも捨てるような覚悟などないくせに まっすぐ見つめられて 目をそらせないわ もう ここへは来ないと 伝えるなら今 | せきぐちゆき | 関口由紀 | 関口由紀 | | 鎌倉山のサクラは散って あなたに手をひかれて 竹藪おりた 秘密の園に風がざわめき ふり向くあなたの目に 陽射しが揺れた 人知れず始まった恋は 人知れず終わらせるのが正しい 何もかも手に入れるなんて出来やしないわ 金切り声で鳴いた 鳥が夢の終わりを告げる 何もかも捨てるような覚悟などないくせに まっすぐ見つめられて 目をそらせないわ もうここへは来ないと 伝えるなら今 七里ヶ浜で波と遊んだ 去年の夏はそっと誓いさえ交わした 海辺のテラス カルテットの調べに 揺られこのままユートピア 辿り着く気がした さみしさを埋め合っていたの それとも運命って言葉信じたの 何もかも奪いたいって 夜を待たず抱き合っても カーテンは開けられない だましだましの情熱だわ 何一つ失わずいられるはずないのに 強く抱き寄せられて ふりほどけないわ 惑わすようにプレイバック 弦楽四重奏 葉桜 隠れ家 坂道 砂浜 ヴィオラのあの子はあなたを見ていた 孤独で頼りない 瞳のサンセット 何度も虜にしないで 何もかも手に入れるなんて出来やしないわ 金切り声で鳴いた 鳥が最後の警告する 何もかも捨てるような覚悟などないくせに まっすぐ見つめられて 目をそらせないわ もう ここへは来ないと 伝えるなら今 |
慟哭ブリザード~お雪のテーマ~あの日の恐怖を忘れたの 人間は愚か どこまでも愚か 慟哭のブリザード 吹雪にさまよう男の前に女は現れた 白い肌 黒い髪 絶望的な美しさ 女は微笑み ささやいた お雪と申します そんなに震えて わたしが抱いてあげましょう 吐息かけられた その耳はたちまち凍り 男は思わずお雪を突き飛ばした 哀しみと怒りがお雪の目に浮かぶ にがさない のがさない 雪の化粧は剥がされ 醜い夜叉が現れた 吹雪の炎が取り囲む 涙を凍らせ 男はただただ 命乞いをするだけ わたしを生涯愛すなら 助けてあげましょう 醜い素顔も 秘密に出来るのなら 男はお雪を嫁に迎えた あまりの美しさに 町びとはうらやみ 男は有頂天 うちの嫁さん この世一の美人だ なんて言いながら よそに女を作った その日は凍える雪の晩 アンタの奥さん綺麗だと評判ね 若い女は男にしなだれた そうさ けれども 怒ると怖い アイツは 泣く子も黙る 雪の夜叉 そう笑いながら 重なる素肌 それを見つめる 襖の隙間 真っ赤な瞳 ゆるさない ゆるさない お雪は 襖に手を掛けた けれどお雪は その手を戻し ひとり 雪道を引き返した 怒り 妬み 悲しみ 嗚咽とともに 強まる吹雪 醜い夜叉がそこに居た あの日の恐怖を忘れたの 人間は愚か どこまでも愚か 自分はそれよりも愚か この世で一番きれいだと 男は言ったから 醜い素顔を二度と見せたくなかった あの日の誓いを忘れても 美しいままの 自分の姿を 覚えていてほしかった 鋭い つららを 手に取って 自分の胸へと お雪は突き刺した 慟哭のブリザード | せきぐちゆき | 関口由紀 | 関口由紀 | | あの日の恐怖を忘れたの 人間は愚か どこまでも愚か 慟哭のブリザード 吹雪にさまよう男の前に女は現れた 白い肌 黒い髪 絶望的な美しさ 女は微笑み ささやいた お雪と申します そんなに震えて わたしが抱いてあげましょう 吐息かけられた その耳はたちまち凍り 男は思わずお雪を突き飛ばした 哀しみと怒りがお雪の目に浮かぶ にがさない のがさない 雪の化粧は剥がされ 醜い夜叉が現れた 吹雪の炎が取り囲む 涙を凍らせ 男はただただ 命乞いをするだけ わたしを生涯愛すなら 助けてあげましょう 醜い素顔も 秘密に出来るのなら 男はお雪を嫁に迎えた あまりの美しさに 町びとはうらやみ 男は有頂天 うちの嫁さん この世一の美人だ なんて言いながら よそに女を作った その日は凍える雪の晩 アンタの奥さん綺麗だと評判ね 若い女は男にしなだれた そうさ けれども 怒ると怖い アイツは 泣く子も黙る 雪の夜叉 そう笑いながら 重なる素肌 それを見つめる 襖の隙間 真っ赤な瞳 ゆるさない ゆるさない お雪は 襖に手を掛けた けれどお雪は その手を戻し ひとり 雪道を引き返した 怒り 妬み 悲しみ 嗚咽とともに 強まる吹雪 醜い夜叉がそこに居た あの日の恐怖を忘れたの 人間は愚か どこまでも愚か 自分はそれよりも愚か この世で一番きれいだと 男は言ったから 醜い素顔を二度と見せたくなかった あの日の誓いを忘れても 美しいままの 自分の姿を 覚えていてほしかった 鋭い つららを 手に取って 自分の胸へと お雪は突き刺した 慟哭のブリザード |