僕が守る いつか君が僕を守ってくれたこと 僕はずっと ずっと忘れないよ 心細くて伸ばした手がどこにも触れない時 世界はとても怖いものだと思う でもどこかに触れた時は ほっとする そのだれかが触れるものに 僕がなれたらいいな 地球の上に 宇宙の中に 生きているもの ただあるもの そのすべてがなくてはならないもの どんなにささやかでも なくてはならないもの 生きる理由がわからないというなら その理由を僕があげよう 君がいなくなると僕は困る だからそこにいてほしい 空も星も花も吹きぬける夜風も みんな同じ生きる仲間だから どんな時も決してひとりじゃないんだよ 君がつらい時は僕が助けてあげる いつか君が僕を守ってくれたから 次は僕が 誰かを守りたい | 合唱 | 銀色夏生 | 上田真樹 | | いつか君が僕を守ってくれたこと 僕はずっと ずっと忘れないよ 心細くて伸ばした手がどこにも触れない時 世界はとても怖いものだと思う でもどこかに触れた時は ほっとする そのだれかが触れるものに 僕がなれたらいいな 地球の上に 宇宙の中に 生きているもの ただあるもの そのすべてがなくてはならないもの どんなにささやかでも なくてはならないもの 生きる理由がわからないというなら その理由を僕があげよう 君がいなくなると僕は困る だからそこにいてほしい 空も星も花も吹きぬける夜風も みんな同じ生きる仲間だから どんな時も決してひとりじゃないんだよ 君がつらい時は僕が助けてあげる いつか君が僕を守ってくれたから 次は僕が 誰かを守りたい |
君が君に歌う歌(第84回 2017年 NHK全国学校音楽コンクール 高等学校の部 課題曲) 君は 傷ついてないかい? 誰かを 傷つけてないかい? 正しいことにひねくれて わからなくなる時があるから 君は 夢見ているかい? 誰かの 夢を笑ってないかい? 周りが敵に見えてたり うらやましいと思ったりして 雲はちぎれて また かたまって 線を描(えが)いて 消えてゆくけど 今 君の未来が小さく暗く 見えていたとしても その 想像通りにはならないから 心配しないでほしい これは いつかの君が 君に歌う歌 足元に舞う 桜の花びら 踏みしめ 君は 漕(こ)ぎ出してゆく 恋をして すれ違い 離れ離れになる 涙が止まらないのは 悔しいからじゃない それは君が 相手の痛みをわかるようになったから 卒業し 仕事して 立ち止まってしまう 涙が止まらないのは 出来ないからじゃない それは君が 自分の可能性を信じているから 偶然なんて 本当はなくて 友達も 親も 奇蹟(きせき)的に出会えたって気付く セオリーなんて 本当になくて 初めての事が 物語を毎日紡いでく 清流と 濁流を 乗り越え 倒れたら 立ち上がり 汚れたら また 洗って 君は 大人になってゆく 夜空に浮かぶ 大きく光る星は 近くにいるから そう見えるんだ 消えそうな 小さく 暗い星を 指差してごらん 今 明るく見える星を通り過ぎて 瞬(まばた)く そこを 目指してごらん 遠くにあるから 暗く見えているけれど 本当は どうなのか 見に行こうよ どれだけ 美しく 輝いているのか さあ 君は 悲しんでないかい? 誰かを 悲しませてないかい? 冒険は今 荒波を 越えれば やがて凪(なぎ)になる 君は 見上げているかい? 誰かを 見下ろしてないかい? すべての星は同じように キラキラ輝いていたんだよ 花は踏まれて また 蓄えて 種を残して 咲いている 今 君の未来が小さく暗く 見えていたとしても その 想像通りにはならないから 心配しないでほしい これは いつかの君が 君に歌う歌 未来の君が 君に歌う歌 | 合唱 | Elvis Woodstock | 大島ミチル | | 君は 傷ついてないかい? 誰かを 傷つけてないかい? 正しいことにひねくれて わからなくなる時があるから 君は 夢見ているかい? 誰かの 夢を笑ってないかい? 周りが敵に見えてたり うらやましいと思ったりして 雲はちぎれて また かたまって 線を描(えが)いて 消えてゆくけど 今 君の未来が小さく暗く 見えていたとしても その 想像通りにはならないから 心配しないでほしい これは いつかの君が 君に歌う歌 足元に舞う 桜の花びら 踏みしめ 君は 漕(こ)ぎ出してゆく 恋をして すれ違い 離れ離れになる 涙が止まらないのは 悔しいからじゃない それは君が 相手の痛みをわかるようになったから 卒業し 仕事して 立ち止まってしまう 涙が止まらないのは 出来ないからじゃない それは君が 自分の可能性を信じているから 偶然なんて 本当はなくて 友達も 親も 奇蹟(きせき)的に出会えたって気付く セオリーなんて 本当になくて 初めての事が 物語を毎日紡いでく 清流と 濁流を 乗り越え 倒れたら 立ち上がり 汚れたら また 洗って 君は 大人になってゆく 夜空に浮かぶ 大きく光る星は 近くにいるから そう見えるんだ 消えそうな 小さく 暗い星を 指差してごらん 今 明るく見える星を通り過ぎて 瞬(まばた)く そこを 目指してごらん 遠くにあるから 暗く見えているけれど 本当は どうなのか 見に行こうよ どれだけ 美しく 輝いているのか さあ 君は 悲しんでないかい? 誰かを 悲しませてないかい? 冒険は今 荒波を 越えれば やがて凪(なぎ)になる 君は 見上げているかい? 誰かを 見下ろしてないかい? すべての星は同じように キラキラ輝いていたんだよ 花は踏まれて また 蓄えて 種を残して 咲いている 今 君の未来が小さく暗く 見えていたとしても その 想像通りにはならないから 心配しないでほしい これは いつかの君が 君に歌う歌 未来の君が 君に歌う歌 |
遠い日の歌 人はただ 風の中を 迷いながら 歩き続ける その胸に はるか空で 呼びかける 遠い日の歌 人はただ 風の中を 祈りながら 歩き続ける その道で いつの日にか めぐり合う 遠い日の歌 人は今 風の中で 燃える思い 抱きしめている その胸に 満ちあふれて ときめかす 遠い日の歌 | 合唱 | 岩沢千早 | 橋本祥路 | | 人はただ 風の中を 迷いながら 歩き続ける その胸に はるか空で 呼びかける 遠い日の歌 人はただ 風の中を 祈りながら 歩き続ける その道で いつの日にか めぐり合う 遠い日の歌 人は今 風の中で 燃える思い 抱きしめている その胸に 満ちあふれて ときめかす 遠い日の歌 |
野生の馬 野生の馬は なぜ馳けていく 首もたげ 尾をなびかせて 筋肉の躍動 胸に どこまでも 馳けていく 夏の嵐の中を 稲妻に向かって 野生の馬が どこまでも馳けていく ある時 馬は立ちどまる 自然の神秘(ふしぎ) 感じてか 目をつむり 銅像のように 動かない 野生の馬は なぜ馳けていく 首のばし 尾をふり立てて 生命の躍動 胸に どこまでも 馳けていく 夏の太陽の下を 真実に向かって 野生の馬が どこまでも馳けていく | 合唱 | 中村千栄子 | 岩河三郎 | | 野生の馬は なぜ馳けていく 首もたげ 尾をなびかせて 筋肉の躍動 胸に どこまでも 馳けていく 夏の嵐の中を 稲妻に向かって 野生の馬が どこまでも馳けていく ある時 馬は立ちどまる 自然の神秘(ふしぎ) 感じてか 目をつむり 銅像のように 動かない 野生の馬は なぜ馳けていく 首のばし 尾をふり立てて 生命の躍動 胸に どこまでも 馳けていく 夏の太陽の下を 真実に向かって 野生の馬が どこまでも馳けていく |
巣立ちの歌 花の色 雲の影 なつかしい あの思い出 過ぎし日の 窓にのこして 巣立ちゆく 今日の別れ いざさらば さらば先生 いざさらば さらば友よ 美しい 明日の日のため 風の日も 雨の日も 励みきし 学びの庭 かの教え 胸に抱きて 巣立ちゆく 今日の別れ いざさらば さらば先生 いざさらば さらば友よ 輝かしい 明日の日のため | 合唱 | 村野四郎 | 岩河三郎 | | 花の色 雲の影 なつかしい あの思い出 過ぎし日の 窓にのこして 巣立ちゆく 今日の別れ いざさらば さらば先生 いざさらば さらば友よ 美しい 明日の日のため 風の日も 雨の日も 励みきし 学びの庭 かの教え 胸に抱きて 巣立ちゆく 今日の別れ いざさらば さらば先生 いざさらば さらば友よ 輝かしい 明日の日のため |
木琴 妹よ 妹よ 今夜は雨が降っていて 妹よ 妹よ お前の木琴がきけない お前はいつも 大事に 大事に木琴をかかえて 学校へ 通っていたね 暗い 家の中でもお前は 木琴といっしょに うたっていたね そしてよく こう言ったね 早く街に 赤や青や黄色の電燈がつくといいな 電燈がつくといいな こう言ったね あんなにいやがっていた戦争が あんなにいやがっていた戦争が 戦争が 戦争が 戦争が 戦争が お前と 木琴を 焼いてしまった 妹よ 妹よ お前が 地上で木琴を鳴らさなくなり 星の中で 鳴らし始めてからまもなく 街は明るく なったのだよ 私のほかに 誰も知らないけれど 妹よ 妹よ 今夜は雨が降っていて 妹よ 妹よ お前の木琴がきけない | 合唱 | 金井直 | 岩河三郎 | | 妹よ 妹よ 今夜は雨が降っていて 妹よ 妹よ お前の木琴がきけない お前はいつも 大事に 大事に木琴をかかえて 学校へ 通っていたね 暗い 家の中でもお前は 木琴といっしょに うたっていたね そしてよく こう言ったね 早く街に 赤や青や黄色の電燈がつくといいな 電燈がつくといいな こう言ったね あんなにいやがっていた戦争が あんなにいやがっていた戦争が 戦争が 戦争が 戦争が 戦争が お前と 木琴を 焼いてしまった 妹よ 妹よ お前が 地上で木琴を鳴らさなくなり 星の中で 鳴らし始めてからまもなく 街は明るく なったのだよ 私のほかに 誰も知らないけれど 妹よ 妹よ 今夜は雨が降っていて 妹よ 妹よ お前の木琴がきけない |
希空~まれぞら~ さあ駆け出そうよ、今すぐに 未来が今は遠くても ひとりぼっちのままで 泣く夜が続いても 本当のわたしへ 風が強く冷たいほど 教えてくれる 出会うべき人のことを どうか希望の地図を そっと開いてみてね あたたかい未来たちが 僕らを待っているよ さあ旅に出よう、おそれずに 小さな一歩だとしても 出会うはずの場所が 出会うはずの人たちが あなたを待っている | 合唱 | 土屋太鳳 | 澤野弘之 | 澤野弘之 | さあ駆け出そうよ、今すぐに 未来が今は遠くても ひとりぼっちのままで 泣く夜が続いても 本当のわたしへ 風が強く冷たいほど 教えてくれる 出会うべき人のことを どうか希望の地図を そっと開いてみてね あたたかい未来たちが 僕らを待っているよ さあ旅に出よう、おそれずに 小さな一歩だとしても 出会うはずの場所が 出会うはずの人たちが あなたを待っている |
大空がむかえる朝 あの大空がむかえる朝 巣立ちゆく白い鳥 風を受けて光る おめでとう おめでとう すばらしい日だね つばさ広げたすがた 目にしみる あの大空を見上げながら 力合わせ 助け合い わたしたちも続く さようなら さようなら わすれないでね ともに過ごした日々を いつまでも | 合唱 | あだちやえ | 浦田健次郎 | | あの大空がむかえる朝 巣立ちゆく白い鳥 風を受けて光る おめでとう おめでとう すばらしい日だね つばさ広げたすがた 目にしみる あの大空を見上げながら 力合わせ 助け合い わたしたちも続く さようなら さようなら わすれないでね ともに過ごした日々を いつまでも |
ひろい世界へ ぼくらのまえには ドアがある いろんなドアが いつもある ドアを 大きく あけはなそう ひろい世界へ 出ていこう ドアのむこうの 輝きを じぶんのものに するために ドアのむこうの 輝きを みんなのものに するために ぼくら 青い実 ぼくら 赤い火 雨に打たれ 風に吹かれ 手と手をつなぎ 心をつなぎ 歌を 歌を うたいながら― ぼくらのまえには ドアがある いろんなドアが いつもある ドアを 大きく あけはなそう ひろい世界へ 出ていこう | 合唱 | 高木あきこ | 橋本祥路 | | ぼくらのまえには ドアがある いろんなドアが いつもある ドアを 大きく あけはなそう ひろい世界へ 出ていこう ドアのむこうの 輝きを じぶんのものに するために ドアのむこうの 輝きを みんなのものに するために ぼくら 青い実 ぼくら 赤い火 雨に打たれ 風に吹かれ 手と手をつなぎ 心をつなぎ 歌を 歌を うたいながら― ぼくらのまえには ドアがある いろんなドアが いつもある ドアを 大きく あけはなそう ひろい世界へ 出ていこう |
名づけられた葉 ポプラの木には ポプラの葉 何千何万芽をふいて 緑の小さな手をひろげ いっしんにひらひらさせても ひとつひとつのてのひらに 載せられる名はみな同じ わたしも いちまいの葉にすぎないけれど あつい血の樹液をもつ にんげんの歴史の幹から分かれた小枝に 不安げにしがみついた おさない葉っぱにすぎないけれど わたしは呼ばれる わたしだけの名で 朝に夕に だからわたし 考えなければならない 誰のまねでもない 葉脈の走らせ方を 刻みのいれ方を せいいっぱい緑をかがやかせて うつくしく散る法を 名づけられた葉なのだから 考えなければならない どんなに風がつよくとも | 合唱 | 新川和江 | 飯沼信義 | | ポプラの木には ポプラの葉 何千何万芽をふいて 緑の小さな手をひろげ いっしんにひらひらさせても ひとつひとつのてのひらに 載せられる名はみな同じ わたしも いちまいの葉にすぎないけれど あつい血の樹液をもつ にんげんの歴史の幹から分かれた小枝に 不安げにしがみついた おさない葉っぱにすぎないけれど わたしは呼ばれる わたしだけの名で 朝に夕に だからわたし 考えなければならない 誰のまねでもない 葉脈の走らせ方を 刻みのいれ方を せいいっぱい緑をかがやかせて うつくしく散る法を 名づけられた葉なのだから 考えなければならない どんなに風がつよくとも |
ひとつの朝 いま 目の前に ひとつの朝 まぶしい光の洪水に 世界が 沈まないうちに さあ 箱船にのって 旅立とう あのノアたちのように 旅立とう たとえば 涙に 別れること たとえば 勇気と 知り合うこと たとえば 愛を 語ること ときには 孤独と 向きあうこと 旅立ちは 旅立ちは 旅立ちは いくつもの出会い いま 目の前に ひとつの海 さかまく怒濤の攻撃に 船が 砕けないうちに さあ 両腕を翼に とび立とう あの鳥たちのように とび立とう はばたけ 明日へ まだ見ぬ 大地へ 新しい大地へ まだ見ぬ 新しい大地へ 生きる喜びを 生きる喜びを 広がる 自由を求めて 広がる 自由を求めて | 合唱 | 片岡輝 | 平吉毅州 | | いま 目の前に ひとつの朝 まぶしい光の洪水に 世界が 沈まないうちに さあ 箱船にのって 旅立とう あのノアたちのように 旅立とう たとえば 涙に 別れること たとえば 勇気と 知り合うこと たとえば 愛を 語ること ときには 孤独と 向きあうこと 旅立ちは 旅立ちは 旅立ちは いくつもの出会い いま 目の前に ひとつの海 さかまく怒濤の攻撃に 船が 砕けないうちに さあ 両腕を翼に とび立とう あの鳥たちのように とび立とう はばたけ 明日へ まだ見ぬ 大地へ 新しい大地へ まだ見ぬ 新しい大地へ 生きる喜びを 生きる喜びを 広がる 自由を求めて 広がる 自由を求めて |
心の中にきらめいて あの日歌ったメロディー ずっと私は忘れない あの日もらった言葉 ずっと私の宝物 あのときの思い出は今 たしかに巡りくる えがおで語りあった時のように 心の中にかがやいて いつまでも忘れない あの日歌ったハーモニー ずっと僕は忘れない あの日誓った言葉 ずっと僕の宝物 あのときの思い出は今 たしかに巡りくる 涙をこぼして泣いた時のように 心の中にきらめいて いつまでも忘れない あの時の思い出は今 たしかに巡りくる 翼に想いをのせた時のように 心を込めて歌おうよ いつの日もこの歌を いつまでも いつまでも | 合唱 | 田崎はるか | 橋本祥路 | | あの日歌ったメロディー ずっと私は忘れない あの日もらった言葉 ずっと私の宝物 あのときの思い出は今 たしかに巡りくる えがおで語りあった時のように 心の中にかがやいて いつまでも忘れない あの日歌ったハーモニー ずっと僕は忘れない あの日誓った言葉 ずっと僕の宝物 あのときの思い出は今 たしかに巡りくる 涙をこぼして泣いた時のように 心の中にきらめいて いつまでも忘れない あの時の思い出は今 たしかに巡りくる 翼に想いをのせた時のように 心を込めて歌おうよ いつの日もこの歌を いつまでも いつまでも |
未来 青空に むかって 僕は竹竿をたてた それは 未来のようだった 青空に むかって 僕は竹竿をたてた それは 未来のようだった きまっている 長さをこえて どこまでも 青空にとけこむようだった きまっている 長さをこえて どこまでも どこまでも 青空に とけこむようだった 青空の 底には 無限の歴史が 昇華している 僕もまたそれに 加わろうと― 青空の底には とこしえの勝利がある 僕もまたそれを 目指して― 青空にむかって 僕は竹竿をたてた それは 未来のようだった きまっている 長さをこえて どこまでも どこまでも 青空に 青空にむかって 僕はまっすぐ竹竿をたてた それは未来のようだった とこしえの勝利 Ah- | 合唱 | 谷川俊太郎 | 高嶋みどり | | 青空に むかって 僕は竹竿をたてた それは 未来のようだった 青空に むかって 僕は竹竿をたてた それは 未来のようだった きまっている 長さをこえて どこまでも 青空にとけこむようだった きまっている 長さをこえて どこまでも どこまでも 青空に とけこむようだった 青空の 底には 無限の歴史が 昇華している 僕もまたそれに 加わろうと― 青空の底には とこしえの勝利がある 僕もまたそれを 目指して― 青空にむかって 僕は竹竿をたてた それは 未来のようだった きまっている 長さをこえて どこまでも どこまでも 青空に 青空にむかって 僕はまっすぐ竹竿をたてた それは未来のようだった とこしえの勝利 Ah- |
走る川 岩をかみ しぶきをあげ 魚を押し 風をさき ふり返らず 水は 走る もどれない命を もどれない命を いっしんに 走る 走る こんなにも 急いで こんなにも 急いで 水は一途に 下ってゆく 滝を落下し 落下し 落下し すべり 削り すべり 削り 渦巻く 渦巻く 早瀬となる 月のない夜も 凍れる冬も あらゆる阻みに 出会っても 出会っても 出会っても 不屈の 不屈の決意で 水は 走り 走りつづける もどれない命を もどれない命を 不屈の不屈の不屈の決意で 走り 走りつづける やがて 大地は広がる 光はふりそそぐ 花の色に香りに 染まって ゆったりと あたたまってゆく 旅の終わりの予感を 予感を たずさえて | 合唱 | 金沢智恵子 | 黒沢吉徳 | | 岩をかみ しぶきをあげ 魚を押し 風をさき ふり返らず 水は 走る もどれない命を もどれない命を いっしんに 走る 走る こんなにも 急いで こんなにも 急いで 水は一途に 下ってゆく 滝を落下し 落下し 落下し すべり 削り すべり 削り 渦巻く 渦巻く 早瀬となる 月のない夜も 凍れる冬も あらゆる阻みに 出会っても 出会っても 出会っても 不屈の 不屈の決意で 水は 走り 走りつづける もどれない命を もどれない命を 不屈の不屈の不屈の決意で 走り 走りつづける やがて 大地は広がる 光はふりそそぐ 花の色に香りに 染まって ゆったりと あたたまってゆく 旅の終わりの予感を 予感を たずさえて |
気球に乗ってどこまでも ときにはなぜか 大空に 旅してみたく なるものさ 気球にのって どこまでいこう 風にのって 野原をこえて 雲をとびこえ どこまでもいこう そこに なにかが まっているから ときにはなぜか 大空に 旅してみたく なるものさ 気球にのって どこまでいこう 星をこえて 宇宙をはるか 星座(せいざ)の世界へ どこまでもいこう そこに かがやく夢(ゆめ)があるから | 合唱 | 東龍男 | 平吉毅州 | | ときにはなぜか 大空に 旅してみたく なるものさ 気球にのって どこまでいこう 風にのって 野原をこえて 雲をとびこえ どこまでもいこう そこに なにかが まっているから ときにはなぜか 大空に 旅してみたく なるものさ 気球にのって どこまでいこう 星をこえて 宇宙をはるか 星座(せいざ)の世界へ どこまでもいこう そこに かがやく夢(ゆめ)があるから |
夏の日の贈りもの 人は街に戻り 山は秋の色よ 肩に 赤いとんぼとまれば 思い出は風の中 夏の言葉たどり 歩く今日の道よ 閉じた小屋の ベンチ探せば 消えかけた頭文字 山は高くそびえ 太陽が僕らを呼んだ 山の贈りもの 美しい夏の日よ 遠い空の果てに 響く友の歌よ 草の上に 地図を広げた 思い出は風の中 雲は白く光り 尾根を越えて行くよ 明日(あす)に込めた 願いをのせて 流れるよ どこまでも 山は高くそびえ 太陽が僕らを呼んだ 山の贈りもの 美しい夏の日よ | 合唱 | 高木あきこ | 加賀清孝 | | 人は街に戻り 山は秋の色よ 肩に 赤いとんぼとまれば 思い出は風の中 夏の言葉たどり 歩く今日の道よ 閉じた小屋の ベンチ探せば 消えかけた頭文字 山は高くそびえ 太陽が僕らを呼んだ 山の贈りもの 美しい夏の日よ 遠い空の果てに 響く友の歌よ 草の上に 地図を広げた 思い出は風の中 雲は白く光り 尾根を越えて行くよ 明日(あす)に込めた 願いをのせて 流れるよ どこまでも 山は高くそびえ 太陽が僕らを呼んだ 山の贈りもの 美しい夏の日よ |
そのままの君で 約束しよう ぼくらはいつまでも 仲のいい友だちでいると 新しい風に吹かれて 心なびくとき きっと君を思い出すよ 時は流れて ぼくらは別々の 人生を 歩んでゆくけれど いつかどこかで 偶然出会ったなら 心の底から語り合おう 変わらない何かを 確かめあって生きたい いくつもの思いを 素直に伝えたい そんな仲間でいてほしい いくつ年をとっても 君は君でいてほしい 変わらない何かを 確かめあって生きたい いくつもの思いを 素直に伝えたい そんな仲間でいてほしい いくつ年をとっても 君は君でいてほしい | 合唱 | 松井孝夫 | 松井孝夫 | | 約束しよう ぼくらはいつまでも 仲のいい友だちでいると 新しい風に吹かれて 心なびくとき きっと君を思い出すよ 時は流れて ぼくらは別々の 人生を 歩んでゆくけれど いつかどこかで 偶然出会ったなら 心の底から語り合おう 変わらない何かを 確かめあって生きたい いくつもの思いを 素直に伝えたい そんな仲間でいてほしい いくつ年をとっても 君は君でいてほしい 変わらない何かを 確かめあって生きたい いくつもの思いを 素直に伝えたい そんな仲間でいてほしい いくつ年をとっても 君は君でいてほしい |
あすという日が 大空を 見上げて ごらん あの 枝を 見上げて ごらん 青空に 手をのばす 細い枝 大きな 木の実を ささえてる いま 生きて いること いっしょうけんめい 生きること なんて なんて すばらしい あすと いう日が あるかぎり しあわせを 信じて あすと いう日が あるかぎり しあわせを 信じて あの道を 見つめて ごらん あの草を 見つめて ごらん ふまれても なおのびる 道の草 ふまれた あとから 芽ぶいてる いま 生きて いること いっしょうけんめい 生きること なんて なんて すばらしい あすと いう日が くるかぎり 自分を 信じて あすと いう日が くるかぎり 自分を 信じて しあわせを 信じて | 合唱 | 山本瓔子 | 八木澤教司 | | 大空を 見上げて ごらん あの 枝を 見上げて ごらん 青空に 手をのばす 細い枝 大きな 木の実を ささえてる いま 生きて いること いっしょうけんめい 生きること なんて なんて すばらしい あすと いう日が あるかぎり しあわせを 信じて あすと いう日が あるかぎり しあわせを 信じて あの道を 見つめて ごらん あの草を 見つめて ごらん ふまれても なおのびる 道の草 ふまれた あとから 芽ぶいてる いま 生きて いること いっしょうけんめい 生きること なんて なんて すばらしい あすと いう日が くるかぎり 自分を 信じて あすと いう日が くるかぎり 自分を 信じて しあわせを 信じて |
さようなら すばらしいときは やがて去り行き 今は別れを 惜しみながら ともに歌った 喜びを いつまでも いつまでも 忘れずに 楽しいときは やがて去り行き 今は名残を 惜しみながら ともに過ごした 喜びを いつまでも いつまでも 忘れずに 心の中に 夢を抱いて 明日の光を 願いながら 今日の思い出 忘れずに いつかまた いつかまた あえる日まで | 合唱 | 倉品正二 | 倉品正二 | | すばらしいときは やがて去り行き 今は別れを 惜しみながら ともに歌った 喜びを いつまでも いつまでも 忘れずに 楽しいときは やがて去り行き 今は名残を 惜しみながら ともに過ごした 喜びを いつまでも いつまでも 忘れずに 心の中に 夢を抱いて 明日の光を 願いながら 今日の思い出 忘れずに いつかまた いつかまた あえる日まで |
親知らず子知らず 荒磯の岩かげに 苔むした地蔵が かすむ沖をじっと見つめている 子を呼ぶ母の叫びが聞こえぬか 母を呼ぶ子のすすり泣きが聞こえぬか 旅に病む父親のもとへと 心を急がせた母と子に 北溟(ほくめい)の怒濤がグワッと爪を立て 次々に二つの悲しき命を うばい去ったという 怒濤は何を怒ったか その怒りを 何ゆえ悲しき母と子に向けたか 子を呼ぶ母の叫びが聞こえぬか 母を呼ぶ子のすすり泣きが聞こえぬか 悲しき人を さらに悲しみで追いうちするを 人生というか 悲劇に向かっていどむ喜劇(もの)を運命の 神はにくむか…… かもめは啼きつつとびかい 海をもぐり波をすべる かもめの歌の悲しさよ じっと見つめる苔むした地蔵も 夕暮れる 親知らず子知らずの沖も 茫々(ぼうぼう)夕暮れる…… | 合唱 | 山本和夫 | 岩河三郎 | | 荒磯の岩かげに 苔むした地蔵が かすむ沖をじっと見つめている 子を呼ぶ母の叫びが聞こえぬか 母を呼ぶ子のすすり泣きが聞こえぬか 旅に病む父親のもとへと 心を急がせた母と子に 北溟(ほくめい)の怒濤がグワッと爪を立て 次々に二つの悲しき命を うばい去ったという 怒濤は何を怒ったか その怒りを 何ゆえ悲しき母と子に向けたか 子を呼ぶ母の叫びが聞こえぬか 母を呼ぶ子のすすり泣きが聞こえぬか 悲しき人を さらに悲しみで追いうちするを 人生というか 悲劇に向かっていどむ喜劇(もの)を運命の 神はにくむか…… かもめは啼きつつとびかい 海をもぐり波をすべる かもめの歌の悲しさよ じっと見つめる苔むした地蔵も 夕暮れる 親知らず子知らずの沖も 茫々(ぼうぼう)夕暮れる…… |
カリブ 夢の旅 カリブに眠る 夢たち 目を覚ませ 時が来た 永遠の眠りの中 きらめくエメラルド ぼくはゆく 何よりも君の夢見つけたい ときめく冒険の旅 夢の海へ カリブの島の 夢たち 目を覚ませ 時が来た 夕陽浴び燃える海に 輝くエメラルド ぼくはゆく 何よりもぼくの夢見つけたい 果てない冒険の旅 夢の海へ キャプテンキッド 君の夢をつかまえに ぼくは行くさ キャプテンキッド 待っていろよ 果てしなく青い空 キャプテンキッド 聞こえるのか ぼくの声 君に届け キャプテンキッド 君の元へ 船出する青い空 | 合唱 | 平野祐香里 | 橋本祥路 | | カリブに眠る 夢たち 目を覚ませ 時が来た 永遠の眠りの中 きらめくエメラルド ぼくはゆく 何よりも君の夢見つけたい ときめく冒険の旅 夢の海へ カリブの島の 夢たち 目を覚ませ 時が来た 夕陽浴び燃える海に 輝くエメラルド ぼくはゆく 何よりもぼくの夢見つけたい 果てない冒険の旅 夢の海へ キャプテンキッド 君の夢をつかまえに ぼくは行くさ キャプテンキッド 待っていろよ 果てしなく青い空 キャプテンキッド 聞こえるのか ぼくの声 君に届け キャプテンキッド 君の元へ 船出する青い空 |
空駆ける天馬 銀の翼を ひからせて 秋の夜空を 駆けて行く天馬 雲の峰 つきぬけて 真北に向かう ごらん 駿馬の駆けて行く 白銀の道を 風さえのけぞる 鎮まりかえる 銀の翼を ひからせて 秋の夜空を 駆けて行く天馬 地の声をたずさえて 天の声をたずねに アンドロメダを 西南に スワンの星座を東南の はるか彼方を あとにして 銀のたてがみ ひからせて 秋の夜空を駆けて行く天馬 | 合唱 | 館蓬莱 | 黒澤吉徳 | | 銀の翼を ひからせて 秋の夜空を 駆けて行く天馬 雲の峰 つきぬけて 真北に向かう ごらん 駿馬の駆けて行く 白銀の道を 風さえのけぞる 鎮まりかえる 銀の翼を ひからせて 秋の夜空を 駆けて行く天馬 地の声をたずさえて 天の声をたずねに アンドロメダを 西南に スワンの星座を東南の はるか彼方を あとにして 銀のたてがみ ひからせて 秋の夜空を駆けて行く天馬 |
君とみた海 暑い八月の海で 風に体つつまれて 眩(まぶ)しい水平線を眺めてる君 君の乾いた素肌に 涙こぼれている 重ね過ぎた悲しみ 少しずつ砂ににじませてくように 海よ 海よ 海よ 素直な気持ち気づかせてくれる 君とみた夏の日の思い出は いつまでも輝いてる 広い故郷(ふるさと)の海で 波に心あずけながら 静かな優しい歌を口ずさむ君 人は微笑む数だけ 悩み苦しむけど 忘れかけた何かを ここでならきっと見つけられるはずさ 海よ 海よ 海よ 限りない夢いだかせてくれる 果てのない青空に続くように どこまでも広がってゆく 海よ 海よ 海よ 大切なもの気づかせてくれる 君とみた夏の日の思い出は いつまでもいつまでも輝いてる | 合唱 | 若松歓 | 若松歓 | | 暑い八月の海で 風に体つつまれて 眩(まぶ)しい水平線を眺めてる君 君の乾いた素肌に 涙こぼれている 重ね過ぎた悲しみ 少しずつ砂ににじませてくように 海よ 海よ 海よ 素直な気持ち気づかせてくれる 君とみた夏の日の思い出は いつまでも輝いてる 広い故郷(ふるさと)の海で 波に心あずけながら 静かな優しい歌を口ずさむ君 人は微笑む数だけ 悩み苦しむけど 忘れかけた何かを ここでならきっと見つけられるはずさ 海よ 海よ 海よ 限りない夢いだかせてくれる 果てのない青空に続くように どこまでも広がってゆく 海よ 海よ 海よ 大切なもの気づかせてくれる 君とみた夏の日の思い出は いつまでもいつまでも輝いてる |
夢の世界を ほほえみ交わして 語りあい 落葉を踏んで 歩いたね 並木のいちょうを 鮮やかに いつかも夕日が うつしだしたね さあ 出かけよう 思い出のあふれる 道を駆け抜け さあ 語りあおう すばらしいぼくらの 夢の世界を 小鳥のさえずり 聞きながら はるかな夕日を ながめたね 小川の流れも 澄みわたり いつかもぼくらを うつしだしたね さあ 出かけよう 思い出のあふれる 道を駆け抜け さあ 語りあおう すばらしいぼくらの 夢の世界を | 合唱 | 芙龍明子 | 橋本祥路 | | ほほえみ交わして 語りあい 落葉を踏んで 歩いたね 並木のいちょうを 鮮やかに いつかも夕日が うつしだしたね さあ 出かけよう 思い出のあふれる 道を駆け抜け さあ 語りあおう すばらしいぼくらの 夢の世界を 小鳥のさえずり 聞きながら はるかな夕日を ながめたね 小川の流れも 澄みわたり いつかもぼくらを うつしだしたね さあ 出かけよう 思い出のあふれる 道を駆け抜け さあ 語りあおう すばらしいぼくらの 夢の世界を |
モルダウ なつかしき河よ モルダウの 清き流れは わが心 うつくしき河よ モルダウの 青き水面(みなも)は 今もなお 流れにやさしく 陽(ひ)はそそぎ さざなみはいつも 歌うたい 岩にあたり しぶきあげて 渦を巻く 豊かな流れよ モルダウの 広き水面は 今もなお 春には 岸辺に花ひらき 秋には 黄金(こがね)の実をむすぶ 愛の河よ しぶきあげて 流れゆく 豊かな流れよ モルダウの 広き岸辺に 狩をする 今日もひびく 角笛たかく 人は駆ける えもの求めて 銃(つつ)の音は 森にこだまし 岸辺に湧(わ)く よろこびの歌 ラララ ララララ 月の出と共に 村人は 今日のめぐみを 祝い 踊る なつかしき河よ モルダウの岸辺には 豊かな幸が 満ちあふれ 人の心は いつまでも この河の流れと共にゆく わがふるさとのこの河 モルダウよ! わがふるさとのこの河 モルダウよ! | 合唱 | 岩河三郎 | スメタナ | 岩河三郎 | なつかしき河よ モルダウの 清き流れは わが心 うつくしき河よ モルダウの 青き水面(みなも)は 今もなお 流れにやさしく 陽(ひ)はそそぎ さざなみはいつも 歌うたい 岩にあたり しぶきあげて 渦を巻く 豊かな流れよ モルダウの 広き水面は 今もなお 春には 岸辺に花ひらき 秋には 黄金(こがね)の実をむすぶ 愛の河よ しぶきあげて 流れゆく 豊かな流れよ モルダウの 広き岸辺に 狩をする 今日もひびく 角笛たかく 人は駆ける えもの求めて 銃(つつ)の音は 森にこだまし 岸辺に湧(わ)く よろこびの歌 ラララ ララララ 月の出と共に 村人は 今日のめぐみを 祝い 踊る なつかしき河よ モルダウの岸辺には 豊かな幸が 満ちあふれ 人の心は いつまでも この河の流れと共にゆく わがふるさとのこの河 モルダウよ! わがふるさとのこの河 モルダウよ! |
怪獣のバラード まっかな太陽 沈む砂漠に 大きな怪獣が のんびり暮らしてた ある朝目覚めたら 遠くにキャラバンの 鈴の音聞こえたよ 思わず叫んだよ 海が見たい 人を愛したい 怪獣にも心はあるのさ 出かけよう 砂漠捨てて 愛と海のあるところ まっかな太陽に のぼる龍巻を 大きな怪獣は 涙で見つめてた 自分の足跡に 両手を振りながら 東へ歩いたよ 朝昼夜までも 海が見たい 人を愛したい 怪獣にも望みはあるのさ 新しい太陽は燃える 愛と海のあるところ 新しい太陽は燃える 愛と海のあるところ Yah! | 合唱 | 岡田冨美子 | 東海林修 | | まっかな太陽 沈む砂漠に 大きな怪獣が のんびり暮らしてた ある朝目覚めたら 遠くにキャラバンの 鈴の音聞こえたよ 思わず叫んだよ 海が見たい 人を愛したい 怪獣にも心はあるのさ 出かけよう 砂漠捨てて 愛と海のあるところ まっかな太陽に のぼる龍巻を 大きな怪獣は 涙で見つめてた 自分の足跡に 両手を振りながら 東へ歩いたよ 朝昼夜までも 海が見たい 人を愛したい 怪獣にも望みはあるのさ 新しい太陽は燃える 愛と海のあるところ 新しい太陽は燃える 愛と海のあるところ Yah! |
春に この気もちはなんだろう この気もちはなんだろう 目に見えない エネルギーの流れが 大地から あしのうらを伝わって この気もちはなんだろう この気もちはなんだろう ぼくの 腹へ 胸へ そうして のどへ 声にならない さけびとなって こみあげる この気もちはなんだろう 枝の先のふくらんだ 新芽が 心を つつく よろこびだ しかしかなしみでもある いらだちだ しかもやすらぎがある あこがれだ そしていかりが かくれている 心のダムに せきとめられ よどみ 渦まき せめぎあい いま あふれようとする この気もちはなんだろう この気もちはなんだろう あの空の あの青に 手をひたしたい まだ会ったことのない すべての人と 会ってみたい 話してみたい あしたとあさってが 一度にくるといい ぼくはもどかしい 地平線のかなたへと 歩きつづけたい そのくせ この草の上で じっとしていたい 声にならない さけびとなって こみあげる この気もちは なんだろう | 合唱 | 谷川俊太郎 | 木下牧子 | | この気もちはなんだろう この気もちはなんだろう 目に見えない エネルギーの流れが 大地から あしのうらを伝わって この気もちはなんだろう この気もちはなんだろう ぼくの 腹へ 胸へ そうして のどへ 声にならない さけびとなって こみあげる この気もちはなんだろう 枝の先のふくらんだ 新芽が 心を つつく よろこびだ しかしかなしみでもある いらだちだ しかもやすらぎがある あこがれだ そしていかりが かくれている 心のダムに せきとめられ よどみ 渦まき せめぎあい いま あふれようとする この気もちはなんだろう この気もちはなんだろう あの空の あの青に 手をひたしたい まだ会ったことのない すべての人と 会ってみたい 話してみたい あしたとあさってが 一度にくるといい ぼくはもどかしい 地平線のかなたへと 歩きつづけたい そのくせ この草の上で じっとしていたい 声にならない さけびとなって こみあげる この気もちは なんだろう |
明日へ 青い風に 吹かれて 明日(を)思う ぼくらがいる 遙かな風を 受けて 心ふるえ 熱く燃える どこまで行けるか わからないけど ぼくらは走り出す 明日へ そうさ果てなく続く道を行くぼくら 向かい風の時も 嵐の夜も 夜も ぼくらのことを 何かが呼ぶから まだ見ぬ明日へと 走って行くよ 昇る朝陽(あさひ) 見つめて 今を走る ぼくらがいる たとえ どんな時でも 燃える想い 忘れないよ 孤独や不安を 乗り越えて ぼくらは大人に なってゆく 遙か時の流れを越えて行くぼくら 苦しいこともある 傷つくことも だけど「遠く!高く!」 心が叫ぶから 行く手を恐れずに 走って行くよ ぼくら どこまで行けば 辿り着けるだろう 何が待つのかさえ わからないけど きっと きっと行くよ 辿り着いてみせるよ 輝く明日へと 走って行くよ | 合唱 | 富岡博志 | 富岡博志 | | 青い風に 吹かれて 明日(を)思う ぼくらがいる 遙かな風を 受けて 心ふるえ 熱く燃える どこまで行けるか わからないけど ぼくらは走り出す 明日へ そうさ果てなく続く道を行くぼくら 向かい風の時も 嵐の夜も 夜も ぼくらのことを 何かが呼ぶから まだ見ぬ明日へと 走って行くよ 昇る朝陽(あさひ) 見つめて 今を走る ぼくらがいる たとえ どんな時でも 燃える想い 忘れないよ 孤独や不安を 乗り越えて ぼくらは大人に なってゆく 遙か時の流れを越えて行くぼくら 苦しいこともある 傷つくことも だけど「遠く!高く!」 心が叫ぶから 行く手を恐れずに 走って行くよ ぼくら どこまで行けば 辿り着けるだろう 何が待つのかさえ わからないけど きっと きっと行くよ 辿り着いてみせるよ 輝く明日へと 走って行くよ |
信じる 笑うときには大口をあけて おこるときには本気でおこる 自分にうそがつけない私 そんな私を私は信じる 信じることに理由はいらない 地雷をふんで足をなくした 子どもの写真目をそらさずに 黙って涙を流したあなた そんなあなたを私は信じる 信じることでよみがえるいのち 葉末(はずえ)の露(つゆ)がきらめく朝に 何を見つめる小鹿のひとみ すべてのものが日々新しい そんな世界を私は信じる 信じることは生きるみなもと | 合唱 | 谷川俊太郎 | 松下耕 | | 笑うときには大口をあけて おこるときには本気でおこる 自分にうそがつけない私 そんな私を私は信じる 信じることに理由はいらない 地雷をふんで足をなくした 子どもの写真目をそらさずに 黙って涙を流したあなた そんなあなたを私は信じる 信じることでよみがえるいのち 葉末(はずえ)の露(つゆ)がきらめく朝に 何を見つめる小鹿のひとみ すべてのものが日々新しい そんな世界を私は信じる 信じることは生きるみなもと |
マイ バラード みんなで歌おう 心を一つにして 悲しい時も つらい時も みんなで歌おう 大きな声を出して はずかしがらず 歌おうよ 心燃える歌が 歌が きっと君のもとへ きらめけ世界中に 僕の歌をのせて きらめけ世界中に 届け愛のメッセージ みんなで語ろう 心をなごませて 楽しい時も うれしい時も みんなで語ろう 素直に心を開いて どんな小さな 悩みごとも 心痛む思い たとえ君を苦しめても 仲間がここにいるよ いつも君を見てる ぼくらは助け合って 生きてゆこういつまでも 心燃える歌が 歌が きっと君のもとへ きらめけ世界中に 僕の歌をのせて きらめけ世界中に 届け愛のメッセージ 届け愛のメッセージ | 合唱 | 松井孝夫 | 松井孝夫 | | みんなで歌おう 心を一つにして 悲しい時も つらい時も みんなで歌おう 大きな声を出して はずかしがらず 歌おうよ 心燃える歌が 歌が きっと君のもとへ きらめけ世界中に 僕の歌をのせて きらめけ世界中に 届け愛のメッセージ みんなで語ろう 心をなごませて 楽しい時も うれしい時も みんなで語ろう 素直に心を開いて どんな小さな 悩みごとも 心痛む思い たとえ君を苦しめても 仲間がここにいるよ いつも君を見てる ぼくらは助け合って 生きてゆこういつまでも 心燃える歌が 歌が きっと君のもとへ きらめけ世界中に 僕の歌をのせて きらめけ世界中に 届け愛のメッセージ 届け愛のメッセージ |
時の旅人 めぐるめぐる風 めぐる想いにのって なつかしいあの日に 会いにゆこう めぐるめぐる風 めぐる想いにのって ぼくらは 時の 時の旅人 忘れかけていた日々 すべてのものが 友達だった頃 汗をぬぐってあるいた道 野原で見つけた小さな花 幼い日の 手のぬくもりが帰ってくる 汗をぬぐってあるいた道 野原で見つけた小さな花 幼い日の 手のぬくもりが帰ってくる やさしい雨にうたれ 緑がよみがえるように 涙のあとにはいつも君が そばにいて 生きる喜び おしえてくれた おしえてくれた 今、君と(君といっしょに)未来への扉開こう 今、君と(今、君といっしょに)あふれる希望をうたおう めぐる風めぐる想いにのって すばらしい明日に会いにゆこう めぐる風めぐる想いにのって なつかしい明日に会いにゆこう めぐる風めぐる想いにのって すばらしい明日をうたおう ぼくらは旅人 夢の旅人 ラララ ラララ 旅人 ぼくらは旅人 時の旅人 ラララ ラララ ララ | 合唱 | 深田じゅんこ | 橋本祥路 | | めぐるめぐる風 めぐる想いにのって なつかしいあの日に 会いにゆこう めぐるめぐる風 めぐる想いにのって ぼくらは 時の 時の旅人 忘れかけていた日々 すべてのものが 友達だった頃 汗をぬぐってあるいた道 野原で見つけた小さな花 幼い日の 手のぬくもりが帰ってくる 汗をぬぐってあるいた道 野原で見つけた小さな花 幼い日の 手のぬくもりが帰ってくる やさしい雨にうたれ 緑がよみがえるように 涙のあとにはいつも君が そばにいて 生きる喜び おしえてくれた おしえてくれた 今、君と(君といっしょに)未来への扉開こう 今、君と(今、君といっしょに)あふれる希望をうたおう めぐる風めぐる想いにのって すばらしい明日に会いにゆこう めぐる風めぐる想いにのって なつかしい明日に会いにゆこう めぐる風めぐる想いにのって すばらしい明日をうたおう ぼくらは旅人 夢の旅人 ラララ ラララ 旅人 ぼくらは旅人 時の旅人 ラララ ラララ ララ |
旅立ちの日に 白い光の中に 山なみは萌えて 遙かな空の果てまでも 君は飛び立つ 限り無く青い空に 心ふるわせ 自由を駆ける鳥よ ふり返ることもせず 勇気を翼にこめて 希望の風にのり このひろい大空に 夢をたくして 懐かしい友の声 ふとよみがえる 意味もないいさかいに 泣いたあのとき 心かよったうれしさに 抱き合った日よ みんなすぎたけれど 思いで強く抱いて 勇気を翼にこめて 希望の風にのり このひろい大空に 夢をたくして いま、別れのとき 飛び立とう 未来信じて 弾む若い力信じて このひろい このひろい 大空に いま、別れのとき 飛び立とう 未来信じて 弾む若い力 信じて このひろい このひろい 大空に | 合唱 | 小嶋登 | 坂本浩美 | | 白い光の中に 山なみは萌えて 遙かな空の果てまでも 君は飛び立つ 限り無く青い空に 心ふるわせ 自由を駆ける鳥よ ふり返ることもせず 勇気を翼にこめて 希望の風にのり このひろい大空に 夢をたくして 懐かしい友の声 ふとよみがえる 意味もないいさかいに 泣いたあのとき 心かよったうれしさに 抱き合った日よ みんなすぎたけれど 思いで強く抱いて 勇気を翼にこめて 希望の風にのり このひろい大空に 夢をたくして いま、別れのとき 飛び立とう 未来信じて 弾む若い力信じて このひろい このひろい 大空に いま、別れのとき 飛び立とう 未来信じて 弾む若い力 信じて このひろい このひろい 大空に |
COSMOS 夏の草原に 銀河は高く歌う 胸に手をあてて 風を感じる 君の温もりは 宇宙が燃えていた 遠い時代のなごり 君は宇宙 百億年の歴史が 今も身体に流れてる 光の声が天(そら)高くきこえる 君も星だよ みんなみんな 時の流れに 生まれたものなら ひとり残らず 幸せになれるはず みんな生命(いのち)を燃やすんだ 星のように 蛍のように 光の声が天(そら)高くきこえる 僕らはひとつ みんなみんな 光の声が天(そら)高くきこえる 君も星だよ みんなみんな 光の声が天(そら)高くきこえる 君も星だよ みんなみんな | 合唱 | ミマス | ミマス | 富澤裕 | 夏の草原に 銀河は高く歌う 胸に手をあてて 風を感じる 君の温もりは 宇宙が燃えていた 遠い時代のなごり 君は宇宙 百億年の歴史が 今も身体に流れてる 光の声が天(そら)高くきこえる 君も星だよ みんなみんな 時の流れに 生まれたものなら ひとり残らず 幸せになれるはず みんな生命(いのち)を燃やすんだ 星のように 蛍のように 光の声が天(そら)高くきこえる 僕らはひとつ みんなみんな 光の声が天(そら)高くきこえる 君も星だよ みんなみんな 光の声が天(そら)高くきこえる 君も星だよ みんなみんな |