街角今夜もあの男は 帰って来ない 束の間の愛を 拾っては捨てて 彷徨う男の 後姿 暗い夜の街に あの男は何を 見つめているのか 過ぎた日々の夢 それとも癒えない寂しさなのか 私の漂泊人は 今夜は何処の港に 安らぐのだろうか わかってきた このまま私 待ってもいいと | 長谷川きよし | 津島玲 | 長谷川きよし | | 今夜もあの男は 帰って来ない 束の間の愛を 拾っては捨てて 彷徨う男の 後姿 暗い夜の街に あの男は何を 見つめているのか 過ぎた日々の夢 それとも癒えない寂しさなのか 私の漂泊人は 今夜は何処の港に 安らぐのだろうか わかってきた このまま私 待ってもいいと |
風景画緑おりなす 草原の風 あなたの髪を 櫛けずってゆく 果てしない海 わだつみの中 白い小舟は二人を乗せて 青い海面を すべってゆくよ オリーブの葉は 風とたわむれ 白い下着をきらめかせてる 荷車引いた ロバの背中に 春のにおいが かすかに揺れる 淡い陽射しよ 静かな愛よ 乾いた空は 霧をとじこめ ラウリヨンの町に 夏の日を告げ 陽炎は道を 旅へと誘う 銀色の葡萄 真球のように 坂を転がり 子供等の手に 坂を転がり 子供等の手に | 長谷川きよし | つのだ・ひろ | 長谷川きよし | | 緑おりなす 草原の風 あなたの髪を 櫛けずってゆく 果てしない海 わだつみの中 白い小舟は二人を乗せて 青い海面を すべってゆくよ オリーブの葉は 風とたわむれ 白い下着をきらめかせてる 荷車引いた ロバの背中に 春のにおいが かすかに揺れる 淡い陽射しよ 静かな愛よ 乾いた空は 霧をとじこめ ラウリヨンの町に 夏の日を告げ 陽炎は道を 旅へと誘う 銀色の葡萄 真球のように 坂を転がり 子供等の手に 坂を転がり 子供等の手に |
TOKYOワルツ脱いだヒールを 両手にさげて 裸足で街を 歩きます 赤や青 むらさきの ネオン地獄に のみこまれ 迷子になって しまいたい 愛しても 愛しても 不幸ばっかり続くなら 女なんか やめたい 男が悪い 東京が悪い 負ける女が なお悪い 三拍子そろった 東京ワルツ 三拍子そろった 東京ワルツ 仲間はずれに された気分で 知らない店で のんでます 左手に ゆれている 金の鎖を ひきちぎり 未練ばかりか 縁も切る 愛しても 愛しても 二度とあなたに逢えぬなら 女なんか やめたい 男が悪い 東京が悪い 負ける女が なお悪い 三拍子そろった 東京ワルツ 三拍子そろった 東京ワルツ 愛しても 愛しても 不幸ばっかり続くなら 女なんか やめたい 男が悪い 東京が悪い 負ける女が なお悪い 三拍子そろった 東京ワルツ 三拍子そろった 東京ワルツ | 長谷川きよし | なかにし礼 | 宇崎竜童 | 丸山恵市 | 脱いだヒールを 両手にさげて 裸足で街を 歩きます 赤や青 むらさきの ネオン地獄に のみこまれ 迷子になって しまいたい 愛しても 愛しても 不幸ばっかり続くなら 女なんか やめたい 男が悪い 東京が悪い 負ける女が なお悪い 三拍子そろった 東京ワルツ 三拍子そろった 東京ワルツ 仲間はずれに された気分で 知らない店で のんでます 左手に ゆれている 金の鎖を ひきちぎり 未練ばかりか 縁も切る 愛しても 愛しても 二度とあなたに逢えぬなら 女なんか やめたい 男が悪い 東京が悪い 負ける女が なお悪い 三拍子そろった 東京ワルツ 三拍子そろった 東京ワルツ 愛しても 愛しても 不幸ばっかり続くなら 女なんか やめたい 男が悪い 東京が悪い 負ける女が なお悪い 三拍子そろった 東京ワルツ 三拍子そろった 東京ワルツ |
美しい日々古いアパートで マルクは絵を画く 故郷の森を 風の吹く丘を 今日は誕生日 祝うひともなく 床にうずくまり彼は夢を見る ベラが花束を抱え 空を翔んで来るよ 碧い山々を越えて 彼の窓に降りる ドアを叩く音に ふと目を醒ますと 懐しい声が彼の名を呼んだ ベラが花束を抱え そこに立っていたよ ひとり夜汽車に揺られて 遠いこのパリまで 広いアトリエで いまは想い出す 若いあの頃を 美しい日々を ベラが花束を抱え 空を翔んでいるよ 彼のキャンバスの上に スカートを拡げて | 長谷川きよし | 荒井由実 | 長谷川きよし | 本多俊之 | 古いアパートで マルクは絵を画く 故郷の森を 風の吹く丘を 今日は誕生日 祝うひともなく 床にうずくまり彼は夢を見る ベラが花束を抱え 空を翔んで来るよ 碧い山々を越えて 彼の窓に降りる ドアを叩く音に ふと目を醒ますと 懐しい声が彼の名を呼んだ ベラが花束を抱え そこに立っていたよ ひとり夜汽車に揺られて 遠いこのパリまで 広いアトリエで いまは想い出す 若いあの頃を 美しい日々を ベラが花束を抱え 空を翔んでいるよ 彼のキャンバスの上に スカートを拡げて |
遠い風紋若者たちに 風に吹き かすかにかすかに 髪を吹き 歩いても 歩いても たどりつかない 海 海 サララ サルル サラサララ サルル 浜にがなの 黄色い花びら ものうい瞳に 写すばかり 若者たちの 夏はゆき 知らないあいだに 夏はゆき ゆるやかに ゆるやかに 流れ流れる 砂 砂 サララ サルル サラサララ サルル 弘法むぎの穂 折れたままで 記憶のページに 遠い風紋 | 長谷川きよし | 中村千栄子 | 長谷川きよし | 乾裕樹 | 若者たちに 風に吹き かすかにかすかに 髪を吹き 歩いても 歩いても たどりつかない 海 海 サララ サルル サラサララ サルル 浜にがなの 黄色い花びら ものうい瞳に 写すばかり 若者たちの 夏はゆき 知らないあいだに 夏はゆき ゆるやかに ゆるやかに 流れ流れる 砂 砂 サララ サルル サラサララ サルル 弘法むぎの穂 折れたままで 記憶のページに 遠い風紋 |
湖上ポッカリ月が出ましたら、 船を浮べて出掛けませう。 波はヒタヒタ打つでせう、 風も少しはあるでせう。 沖に出たらば暗いでせう、 櫂(かい)から滴垂(したた)る水の音は 昵懇(ちか)しいものに聞こえませう、 ――あなたの言葉の杜切(とぎ)れ間を。 月は聴き耳立てるでせう、 すこしは降りても来るでせう、 われら接唇(くちづけ)する時に 月は頭上にあるでせう。 あなたはなほも、語るでせう、 よしないことや拗言(すねごと)や、 洩らさず私は聴くでせう、 ――けれど漕ぐ手はやめないで。 ポッカリ月が出ましたら、 舟を浮べて出掛けませう、 波はヒタヒタ打つでせう、 風も少しはあるでせう。 | 長谷川きよし | 中原中也 | 長谷川きよし | 長谷川きよし | ポッカリ月が出ましたら、 船を浮べて出掛けませう。 波はヒタヒタ打つでせう、 風も少しはあるでせう。 沖に出たらば暗いでせう、 櫂(かい)から滴垂(したた)る水の音は 昵懇(ちか)しいものに聞こえませう、 ――あなたの言葉の杜切(とぎ)れ間を。 月は聴き耳立てるでせう、 すこしは降りても来るでせう、 われら接唇(くちづけ)する時に 月は頭上にあるでせう。 あなたはなほも、語るでせう、 よしないことや拗言(すねごと)や、 洩らさず私は聴くでせう、 ――けれど漕ぐ手はやめないで。 ポッカリ月が出ましたら、 舟を浮べて出掛けませう、 波はヒタヒタ打つでせう、 風も少しはあるでせう。 |
帰っておいで帰っておいで 迎えに来たんだ もうやめにしよう むずかしい顔は 帰っておいで わかっていたんだ いつかこの戸口に こうして立つ日が 来ることを 君は僕を憎み 僕は君をののしった あの日の言葉が ふたりの心に凍りついてる でもそんなこと 忘れてしまえるさ 帰っておいで ふるえながら 君の言葉を 待っているんだ 帰っておいで 何か云ってくれ 助けてほしいんだ タクシーが待ってる さあ行こう 帰っておいで | 長谷川きよし | ジルベール・ベコー、訳詞:長谷川きよし | ジルベール・ベコー | 川口真 | 帰っておいで 迎えに来たんだ もうやめにしよう むずかしい顔は 帰っておいで わかっていたんだ いつかこの戸口に こうして立つ日が 来ることを 君は僕を憎み 僕は君をののしった あの日の言葉が ふたりの心に凍りついてる でもそんなこと 忘れてしまえるさ 帰っておいで ふるえながら 君の言葉を 待っているんだ 帰っておいで 何か云ってくれ 助けてほしいんだ タクシーが待ってる さあ行こう 帰っておいで |
透明なひとときを夜の静けさがある 薄紫の光がある 酔っていよう あなたの心の奥の芯に 僕の言葉がぶつかって こつんと小さな音をたてる そのかすかな響きが 部屋の中を遊んでいる 夜のほほえみがある グラスを満す酒がある 酔っていよう このやさしい ひとときを ただ狂おしく酔いしれて 逃れられぬ時の重荷なら つかの間でも忘れて 共に今は 酔っていよう 共に今は 酔っていよう | 長谷川きよし | 長谷川きよし | 長谷川きよし | 村井邦彦 | 夜の静けさがある 薄紫の光がある 酔っていよう あなたの心の奥の芯に 僕の言葉がぶつかって こつんと小さな音をたてる そのかすかな響きが 部屋の中を遊んでいる 夜のほほえみがある グラスを満す酒がある 酔っていよう このやさしい ひとときを ただ狂おしく酔いしれて 逃れられぬ時の重荷なら つかの間でも忘れて 共に今は 酔っていよう 共に今は 酔っていよう |
恋はせつなくアンポルテ モナムール 消えた恋よ 別れても 未練は無いの この指輪も このドレスも 思い出に 纏るものは 何ものこさず ぬぐい去るの 命かけ 愛し合って それでも尚 別れるなら 追いかけても 無駄な事ね 涙をふいてお別れしましょう 私は今も 好きよ 好きよ アンポルテ モナムール 消えた恋よ 美しい思い出ばかり あの口づけ あの吐息が この胸に よみがえる夜 一人私は 涙にくれる アンポルテ モナムール アンポルテ モナムール アンポルテ モナムール | 長谷川きよし | H.Contet・訳詞:なかにし礼 | E.Stern | | アンポルテ モナムール 消えた恋よ 別れても 未練は無いの この指輪も このドレスも 思い出に 纏るものは 何ものこさず ぬぐい去るの 命かけ 愛し合って それでも尚 別れるなら 追いかけても 無駄な事ね 涙をふいてお別れしましょう 私は今も 好きよ 好きよ アンポルテ モナムール 消えた恋よ 美しい思い出ばかり あの口づけ あの吐息が この胸に よみがえる夜 一人私は 涙にくれる アンポルテ モナムール アンポルテ モナムール アンポルテ モナムール |
人生という名の旅海 浜辺 空や風景 あちこちの港 みんな 僕は見て来た 黄金の砂浜の散歩 谷間の日向ぼっこ みんな いつでも出来た 僕は見た 微笑みもジェラシーも 苦しみも幸せも もう終わりは近いけど 生きるべき夢がまだあると 心が囁く J'ai vu Des matins De joies de chagrins De rires et d'envies De peines et de bonheur dans ma vie J'ai cru Etre au bout de l'aventure Mais mon coeur lui me murmure Qu'il y a tant de reves a vivre encore | 長谷川きよし | MICHEL MODO・訳詞:長谷川きよし | HENRI SALVADOR | 林正樹 | 海 浜辺 空や風景 あちこちの港 みんな 僕は見て来た 黄金の砂浜の散歩 谷間の日向ぼっこ みんな いつでも出来た 僕は見た 微笑みもジェラシーも 苦しみも幸せも もう終わりは近いけど 生きるべき夢がまだあると 心が囁く J'ai vu Des matins De joies de chagrins De rires et d'envies De peines et de bonheur dans ma vie J'ai cru Etre au bout de l'aventure Mais mon coeur lui me murmure Qu'il y a tant de reves a vivre encore |
裸馬裸馬にまたがったお前の身區は 乾いた小麦の匂い 黒髪は草の匂い こんなにもやさしいお前が他人なんて こんなにもやさしいお前が他人なんて ああまた帰ってゆく旅なのか かがり火の暖かさでお前を抱けば いちめんの黒い闇 いちめんの星座 生きてる証しは燃えるしかない 生きてる証しは燃えるしかない ああまた帰ってゆく旅なのか 季節に飢えながら冬枯れの時代を 爽やかに駆けめぐる旅人であれ つかのまに燃えておまえと寝よう つかのまに燃えておまえと寝よう ああまた帰ってゆく旅なのか 燃えてるうちに去るのがいいさ 燃えてるうちに去るのがいいさ 醒めてしまえばゆきどまりだけ 醒めてしまえばくりかえしだけ ああまた帰ってゆく旅なのか | 長谷川きよし | 岡本おさみ | 長谷川きよし | | 裸馬にまたがったお前の身區は 乾いた小麦の匂い 黒髪は草の匂い こんなにもやさしいお前が他人なんて こんなにもやさしいお前が他人なんて ああまた帰ってゆく旅なのか かがり火の暖かさでお前を抱けば いちめんの黒い闇 いちめんの星座 生きてる証しは燃えるしかない 生きてる証しは燃えるしかない ああまた帰ってゆく旅なのか 季節に飢えながら冬枯れの時代を 爽やかに駆けめぐる旅人であれ つかのまに燃えておまえと寝よう つかのまに燃えておまえと寝よう ああまた帰ってゆく旅なのか 燃えてるうちに去るのがいいさ 燃えてるうちに去るのがいいさ 醒めてしまえばゆきどまりだけ 醒めてしまえばくりかえしだけ ああまた帰ってゆく旅なのか |
今 あなたは酔うといつも おしゃべりになって 同じ事を何度も 繰り返したものよ 皆愛想をつかして 笑っていたけど 私はそんな あなたが好きだった ずい分知ってるわ 別れた人達や 見果てぬあなたの 夢の話も やさしく見まもる 人のいることを 私は心から祈っている 夜明け近く 飲んでた仲間も 一人二人と減って 最後には私だけ 時には意地悪く 見つめていたけど 私の心は 判っていた筈よ ずい分知ってるわ 別れた人達や 見果てぬあなたの 夢の話も やさしく見まもる 人のいることを 私は心から祈っている | 長谷川きよし | 津島玲 | 長谷川きよし | 乾裕樹 | 酔うといつも おしゃべりになって 同じ事を何度も 繰り返したものよ 皆愛想をつかして 笑っていたけど 私はそんな あなたが好きだった ずい分知ってるわ 別れた人達や 見果てぬあなたの 夢の話も やさしく見まもる 人のいることを 私は心から祈っている 夜明け近く 飲んでた仲間も 一人二人と減って 最後には私だけ 時には意地悪く 見つめていたけど 私の心は 判っていた筈よ ずい分知ってるわ 別れた人達や 見果てぬあなたの 夢の話も やさしく見まもる 人のいることを 私は心から祈っている |
汚れつちまつた悲しみに汚れつちまつた悲しみに 今日も小雪の降りかかる 汚れつちまつた悲しみに 今日も風さへ吹きすぎる 汚れつちまつた悲しみは たとへば狐の革衣(かはごろも) 汚れつちまつた悲しみは 小雪のかかつてちぢこまる 汚れつちまつた悲しみは なにのぞむなくねがふなく 汚れつちまつた悲しみは 倦怠(けだい)のうちに死を夢(ゆめ)む 汚れつちまつた悲しみに いたいたしくも怖気(おぢけ)づき 汚れつちまつた悲しみに なすところもなく日は暮れる…… | 長谷川きよし | 中原中也 | 長谷川きよし | 長谷川きよし | 汚れつちまつた悲しみに 今日も小雪の降りかかる 汚れつちまつた悲しみに 今日も風さへ吹きすぎる 汚れつちまつた悲しみは たとへば狐の革衣(かはごろも) 汚れつちまつた悲しみは 小雪のかかつてちぢこまる 汚れつちまつた悲しみは なにのぞむなくねがふなく 汚れつちまつた悲しみは 倦怠(けだい)のうちに死を夢(ゆめ)む 汚れつちまつた悲しみに いたいたしくも怖気(おぢけ)づき 汚れつちまつた悲しみに なすところもなく日は暮れる…… |
月夜の浜辺月夜の晩に、ボタンが一つ 波打際に、落ちてゐた。 それを拾つて、役立てようと 僕は思つたわけでもないが なぜだかそれを捨てるに忍びず 僕はそれを、袂に入れた。 月夜の晩に、ボタンが一つ 波打際に、落ちてゐた。 それを拾って、役立てようと 僕は思つたわけでもないが 月に向つてそれは抛れず 浪に向つてそれは抛れず 僕はそれを、袂に入れた。 月夜の晩に、拾つたボタンは 指先に沁み、心に沁みた。 月夜の晩に、拾つたボタンは どうしてそれが、捨てられようか? | 長谷川きよし | 中原中也 | 長谷川きよし | 林正樹 | 月夜の晩に、ボタンが一つ 波打際に、落ちてゐた。 それを拾つて、役立てようと 僕は思つたわけでもないが なぜだかそれを捨てるに忍びず 僕はそれを、袂に入れた。 月夜の晩に、ボタンが一つ 波打際に、落ちてゐた。 それを拾って、役立てようと 僕は思つたわけでもないが 月に向つてそれは抛れず 浪に向つてそれは抛れず 僕はそれを、袂に入れた。 月夜の晩に、拾つたボタンは 指先に沁み、心に沁みた。 月夜の晩に、拾つたボタンは どうしてそれが、捨てられようか? |
バイレロBAIRA BAILERO LERO BAIRA BAILERO LERO 恋に悩めるものは 何と幸せなこと BAIRA BAILERO LERO この世に咲くたった一輪の 黒い幻想の花 それを胸にかざれるのは 何と幸せなこと BAIRA BAILERO LERO おもい出そうとしても もう忘れてしまった 恋のときめき 去って行った人を 忘れないで あんなに苦しんで そして 忘れないことにして これからはこの苦しみを 大切に抱いて行こうと思ったのに いつのまにか その苦しささえ消えて行ってしまった 忘れないようになさい 苦しい思い出も BAIRA BAILERO LERO この世に咲くたった一輪の 黒い幻想の花 それを胸にかざれるのは 何と幸せなこと BAIRA BAILERO LERO | 長谷川きよし | 津島玲 | 長谷川きよし | | BAIRA BAILERO LERO BAIRA BAILERO LERO 恋に悩めるものは 何と幸せなこと BAIRA BAILERO LERO この世に咲くたった一輪の 黒い幻想の花 それを胸にかざれるのは 何と幸せなこと BAIRA BAILERO LERO おもい出そうとしても もう忘れてしまった 恋のときめき 去って行った人を 忘れないで あんなに苦しんで そして 忘れないことにして これからはこの苦しみを 大切に抱いて行こうと思ったのに いつのまにか その苦しささえ消えて行ってしまった 忘れないようになさい 苦しい思い出も BAIRA BAILERO LERO この世に咲くたった一輪の 黒い幻想の花 それを胸にかざれるのは 何と幸せなこと BAIRA BAILERO LERO |
ダンサーいつでも彼のうしろには 小さな女が立っている 造花のようなダンサーは あたかも彼の影のよう いつでも彼の肩の上 かなわぬ夢がのっている 暗い目をしたダンサーは あたかも彼の過去のよう 箱をあけると彼女は回わる 金の刺繍のスカートで ねじがもどれば彼女も止まる 彼の愛した夜想曲(ノクターン) 私が赤い靴をはき 死ぬまで踊り続けたら いつかはきっとあの人も 微ってくれるときがくる 微ってくれるときがくる 微ってくれるときがくる | 長谷川きよし | 荒井由実 | 長谷川きよし | | いつでも彼のうしろには 小さな女が立っている 造花のようなダンサーは あたかも彼の影のよう いつでも彼の肩の上 かなわぬ夢がのっている 暗い目をしたダンサーは あたかも彼の過去のよう 箱をあけると彼女は回わる 金の刺繍のスカートで ねじがもどれば彼女も止まる 彼の愛した夜想曲(ノクターン) 私が赤い靴をはき 死ぬまで踊り続けたら いつかはきっとあの人も 微ってくれるときがくる 微ってくれるときがくる 微ってくれるときがくる |
光る河思い出すのはよして 私の声を歌を 思い出すのはよして 私の涙を笑いを もう私は あなたのものじゃない あなたが愛を止めた時 私の愛も止ったの 思い出すのはよして 私のものだった光を もう私は忘れてしまったの あなたを恨みはしないけど 許すこともしないのよ 思い出すのはよしたわ 悲しみだけが ふえたわ | 長谷川きよし | 津島玲 | 長谷川きよし | | 思い出すのはよして 私の声を歌を 思い出すのはよして 私の涙を笑いを もう私は あなたのものじゃない あなたが愛を止めた時 私の愛も止ったの 思い出すのはよして 私のものだった光を もう私は忘れてしまったの あなたを恨みはしないけど 許すこともしないのよ 思い出すのはよしたわ 悲しみだけが ふえたわ |
むさしの(夢探忍)野火止めの杜の境内平林寺 都会景色から一日だけの逃避行 君ときたら向かいの茶屋の 風のような気まぐれお客 歩き疲れた陽時計は 木々の梢の影絵です 夕暮れの原を野鳥の影奔り 僕の中では都会の日々が渦を巻く 君ときたら風を集めて 寒がるだけの気まぐれ小径 声を潜めた風景は ふたりぼっちの墓参道 君ときたら声まで枯れて 敷石づたい気まぐれ日和 歩き疲れた武蔵野は 尾花野原がうねります | 長谷川きよし | 青野智 | 長谷川きよし | | 野火止めの杜の境内平林寺 都会景色から一日だけの逃避行 君ときたら向かいの茶屋の 風のような気まぐれお客 歩き疲れた陽時計は 木々の梢の影絵です 夕暮れの原を野鳥の影奔り 僕の中では都会の日々が渦を巻く 君ときたら風を集めて 寒がるだけの気まぐれ小径 声を潜めた風景は ふたりぼっちの墓参道 君ときたら声まで枯れて 敷石づたい気まぐれ日和 歩き疲れた武蔵野は 尾花野原がうねります |
後姿(プラ・ボセ・ナンエンボウラ)今だから二人とも傷つかずに 別れていけると あなたは言うけれど 苦しんで何もかも失っても 燃えている炎消すことなど 僕にはできない 別れていくあなたの 後姿はみたくない 目を閉じてうたおう 僕の最後のこの歌を この煙草すい終わるその時まで ほんの少しだけここに座っていて 優しさに満ちていたその瞳も 今は冷たくあきらめの色を 映すばかり 別れていくあなたの 後姿はみたくない 目を閉じてうたおう 僕の最後のこの歌を 別れていくあなたの 後姿はみたくない 目を閉じてうたおう 僕の最後のこの歌を | 長谷川きよし | ベニート・ジ・パウラ、訳詞:長谷川きよし | ベニート・ジ・パウラ | 船山基紀 | 今だから二人とも傷つかずに 別れていけると あなたは言うけれど 苦しんで何もかも失っても 燃えている炎消すことなど 僕にはできない 別れていくあなたの 後姿はみたくない 目を閉じてうたおう 僕の最後のこの歌を この煙草すい終わるその時まで ほんの少しだけここに座っていて 優しさに満ちていたその瞳も 今は冷たくあきらめの色を 映すばかり 別れていくあなたの 後姿はみたくない 目を閉じてうたおう 僕の最後のこの歌を 別れていくあなたの 後姿はみたくない 目を閉じてうたおう 僕の最後のこの歌を |
雨あがり雨の ひるさがりに ぼんやり 外を見てたら しずくがバラの 紅い花びらに しだいに大きく ふくらんで来て キラッと光って 落ちていった 雨のあがったあと 何となく 街へ出てみた 家路をいそぐ 人の群れから いつかはなれて 夕闇のなか あなたによく似た うしろ姿 こんなに早く 忘れさせていいのですか こんなに早く 遠ざからせていいのですか こんなに早く あなたの世界が 消えていってもいいのですか | 長谷川きよし | 葵梨佐 | 長谷川きよし | | 雨の ひるさがりに ぼんやり 外を見てたら しずくがバラの 紅い花びらに しだいに大きく ふくらんで来て キラッと光って 落ちていった 雨のあがったあと 何となく 街へ出てみた 家路をいそぐ 人の群れから いつかはなれて 夕闇のなか あなたによく似た うしろ姿 こんなに早く 忘れさせていいのですか こんなに早く 遠ざからせていいのですか こんなに早く あなたの世界が 消えていってもいいのですか |
ミラボー橋Sous le pont Mirabeau coule la Seine. Et nos amours Faut-il qu'il m'en souvienne La joie venait toujours apres la peine Vienne la nuit sonne l'heure Les jours s'en vont je demeure. L'amour s'en va comme cette eau courante L'amour s'en va comme la vie est lente Et comme l'Esperance est violente Vienne la nuit sonne l'heure Les jours s'en vont je demeure. Passent les jours et passent les semaines Ni temps passe Ni les amours reviennent Sous le pont Mirabeau coule la Seine Vienne la nuit sonne l'heure Les jours s'en vont je demeure. | 長谷川きよし | GUILLAUME APOLLINAIRE | LEO FERRE | 林正樹 | Sous le pont Mirabeau coule la Seine. Et nos amours Faut-il qu'il m'en souvienne La joie venait toujours apres la peine Vienne la nuit sonne l'heure Les jours s'en vont je demeure. L'amour s'en va comme cette eau courante L'amour s'en va comme la vie est lente Et comme l'Esperance est violente Vienne la nuit sonne l'heure Les jours s'en vont je demeure. Passent les jours et passent les semaines Ni temps passe Ni les amours reviennent Sous le pont Mirabeau coule la Seine Vienne la nuit sonne l'heure Les jours s'en vont je demeure. |
旅立つ秋愛はいつも束の間 このまま眠ったら 二人 これから ずっと はぐれてしまいそう 明日あなたのうでの中で 笑う私がいるでしょうか 秋は木立ちをぬけて 今夜遠く旅立つ 夜明け前に見る夢 本当になるという どんな悲しい夢でも 信じはしないけれど 明日霜がおりていたなら それは凍った月の涙 秋は木立をぬけて 今夜 遠く旅立つ 今夜 遠く旅立つ | 長谷川きよし | 荒井由実 | 荒井由実 | 乾裕樹 | 愛はいつも束の間 このまま眠ったら 二人 これから ずっと はぐれてしまいそう 明日あなたのうでの中で 笑う私がいるでしょうか 秋は木立ちをぬけて 今夜遠く旅立つ 夜明け前に見る夢 本当になるという どんな悲しい夢でも 信じはしないけれど 明日霜がおりていたなら それは凍った月の涙 秋は木立をぬけて 今夜 遠く旅立つ 今夜 遠く旅立つ |
別離これでもう 終わりなの あなたとの 愛の暮し 明日からは ワイングラスも この灰皿も なにもかも あなたの 匂いのするものは みんな 捨てましょう 忘れるために 捨てましょう 愛の暮しを 涙も 流さないで 想い出と 別れるの あきらめて 別れるの 今日でもう おしまいなの あなたとの お話も 明日からは このワイングラスも この灰皿 何もかも あなたの 匂いのするものは みんな 捨てましょう 忘れるために 捨てましょう 愛の暮しを 涙も 流さないで 想い出と 別れるの 涙も 流さないで 想い出と 別れるのよ | 長谷川きよし | Nino Ferrer・Gaby Verlor・訳詞:漣健児 | Nino Ferrer・Gaby Verlor | | これでもう 終わりなの あなたとの 愛の暮し 明日からは ワイングラスも この灰皿も なにもかも あなたの 匂いのするものは みんな 捨てましょう 忘れるために 捨てましょう 愛の暮しを 涙も 流さないで 想い出と 別れるの あきらめて 別れるの 今日でもう おしまいなの あなたとの お話も 明日からは このワイングラスも この灰皿 何もかも あなたの 匂いのするものは みんな 捨てましょう 忘れるために 捨てましょう 愛の暮しを 涙も 流さないで 想い出と 別れるの 涙も 流さないで 想い出と 別れるのよ |
心震える時心震える時 言葉なくした時 ひとり戸惑う時 どうぞ思い出して 雨上がりの朝の 湿った土の匂い 萌える草の匂い 命の匂い 誰の言葉も心に届かない 過去と未来の狭間で眠れない時は ひとつ息をする もうひとつ息をする 胸の奥の奥で 何かが生まれる 心震える時 夢もなくした時 闇にさまよう時 どうぞ思い出して 木漏れ日を浴びながら 子猫が遊んでる 疲れを知らない 命の匂い 吹きわたる風の中で立ち止まる 悲しいくらい世界が美しくみえる ひとつ息をする もうひとつ息をする 胸の奥の奥で 何かが生まれる 吹きわたる風の中で歩き出す 今この時を私は生きていく 君と ひとつ息をする もうひとつ息をする 胸の奥の奥で 何かが生まれる さぁ微笑んで | 長谷川きよし | 長谷川孝水 | 長谷川きよし | 林正樹 | 心震える時 言葉なくした時 ひとり戸惑う時 どうぞ思い出して 雨上がりの朝の 湿った土の匂い 萌える草の匂い 命の匂い 誰の言葉も心に届かない 過去と未来の狭間で眠れない時は ひとつ息をする もうひとつ息をする 胸の奥の奥で 何かが生まれる 心震える時 夢もなくした時 闇にさまよう時 どうぞ思い出して 木漏れ日を浴びながら 子猫が遊んでる 疲れを知らない 命の匂い 吹きわたる風の中で立ち止まる 悲しいくらい世界が美しくみえる ひとつ息をする もうひとつ息をする 胸の奥の奥で 何かが生まれる 吹きわたる風の中で歩き出す 今この時を私は生きていく 君と ひとつ息をする もうひとつ息をする 胸の奥の奥で 何かが生まれる さぁ微笑んで |
椅子とりもどした温かさに 貧しい木造りの椅子を置こう 光を浴びながら 椅子はまぶしそうだ その椅子には ゆきずりの女が座るんじゃない ショールより温かく きみが座るんだ きみが座るにふさわしいのは 陽溜りの椅子に似ている 忘れられながら 椅子は待ちつづけて その椅子では たそがれの風景が通りすぎると おだやかなことばが きみに与えられる でもやがて ぼくに気づくと きみは くるりと椅子を廻すかも知れないけれど | 長谷川きよし | 岡本おさみ | 長谷川きよし | | とりもどした温かさに 貧しい木造りの椅子を置こう 光を浴びながら 椅子はまぶしそうだ その椅子には ゆきずりの女が座るんじゃない ショールより温かく きみが座るんだ きみが座るにふさわしいのは 陽溜りの椅子に似ている 忘れられながら 椅子は待ちつづけて その椅子では たそがれの風景が通りすぎると おだやかなことばが きみに与えられる でもやがて ぼくに気づくと きみは くるりと椅子を廻すかも知れないけれど |
夜はやさし夜はやさし 月は昇り 全てのものを 魔法の時間に変える 今宵君の その手を取り歩けば ほらごらん あんなに長い影法師 遠い遠い昔 出会った頃のままの 無邪気な笑顔をこっそり見せておくれ 夜はやさし 人はさみし たしかなものは 繋ぎ合う手のぬくもり 夜はやさし 風もひそか あなたの胸に 耳をあて鼓動を聞いてる 今宵踊りたい 若き日のように 兎のように 震えてた 初めての くちづけ 長い長い時を ともに過ごしてきた 喜びも悲しみも思い出が溢れ出すわ 夜はやさし 人はさみし たしかなものは 繋ぎ合う手のぬくもり 広い広い宇宙でめぐり逢った奇跡 ありふれた日常 かけがえのない日々 夜はやさし 人はさみし たしかなものは 繋ぎ合う手のぬくもり 繋ぎ合う手のぬくもり | 長谷川きよし | 長谷川孝水 | 長谷川きよし | 林正樹 | 夜はやさし 月は昇り 全てのものを 魔法の時間に変える 今宵君の その手を取り歩けば ほらごらん あんなに長い影法師 遠い遠い昔 出会った頃のままの 無邪気な笑顔をこっそり見せておくれ 夜はやさし 人はさみし たしかなものは 繋ぎ合う手のぬくもり 夜はやさし 風もひそか あなたの胸に 耳をあて鼓動を聞いてる 今宵踊りたい 若き日のように 兎のように 震えてた 初めての くちづけ 長い長い時を ともに過ごしてきた 喜びも悲しみも思い出が溢れ出すわ 夜はやさし 人はさみし たしかなものは 繋ぎ合う手のぬくもり 広い広い宇宙でめぐり逢った奇跡 ありふれた日常 かけがえのない日々 夜はやさし 人はさみし たしかなものは 繋ぎ合う手のぬくもり 繋ぎ合う手のぬくもり |
ひとりぼっちの歌ひとりぼっちってなあに 可愛いい三つの女の子がいう そっとその子を抱き上げて きっとボクみたいさ それでも又聞いた ひとりぼっちって何 わかることならおしえてあげたい あの山の その又向こうの山に ひとりぼっちは立っている 春も夏も 秋も冬も 風に吹かれて 立っている 四季の風に乗って ときどき聞こえる 聞かせてあげよう ひとりぼっちのその詩を 青い空のあぜ道を ひとりぼっちのボクはあゆむ ボク ボク 何処へ行くの 雑木林の空も青い空 暗い空の山道を ひとりぼっちのボクは歩く ボク ボク 何処へ行くの 雑木林の上にふくろう鳴く 遠い空の人生を ひとりぼっちのボクは進む ボク ボク 何処へ行くの しあわせ目ざして ゆっくりと行く わかったかい 可愛いい三つの女の子 わかったなら早く お家へお帰り かえるが鳴くから 帰ろう | 長谷川きよし | 的野硯郎 | 長谷川きよし | | ひとりぼっちってなあに 可愛いい三つの女の子がいう そっとその子を抱き上げて きっとボクみたいさ それでも又聞いた ひとりぼっちって何 わかることならおしえてあげたい あの山の その又向こうの山に ひとりぼっちは立っている 春も夏も 秋も冬も 風に吹かれて 立っている 四季の風に乗って ときどき聞こえる 聞かせてあげよう ひとりぼっちのその詩を 青い空のあぜ道を ひとりぼっちのボクはあゆむ ボク ボク 何処へ行くの 雑木林の空も青い空 暗い空の山道を ひとりぼっちのボクは歩く ボク ボク 何処へ行くの 雑木林の上にふくろう鳴く 遠い空の人生を ひとりぼっちのボクは進む ボク ボク 何処へ行くの しあわせ目ざして ゆっくりと行く わかったかい 可愛いい三つの女の子 わかったなら早く お家へお帰り かえるが鳴くから 帰ろう |
そして今はEt maintenant que vais-je faire De tout ce temps que sera ma vie De tous ces gens qui m'indifferent Maintenant que tu es parti Toutes ces nuits pourquoi, pour qui? Et ce matin qui revient pour rien Ce coeur qui bat pour qui, pour quoi? Qui bat trop fort, trop fort 今ぼくは どうすりゃいい 君はもう いないのに まるっきり 一人ぼっち この世は 何てこった わかっておくれよ ぼくはもう もうだめ 夢なんか いらない 愛だって あゝ 僕は あゝ どうしたんだ 涙も出やしない 夜など焼き払え 朝は君を憎む 夜明けの光に この世の果てを見る 花も 花も枯れ 涙も枯れ この世にもう おさらば 今はもう 朽ち果てた なきがらだけ | 長谷川きよし | PIERRE DELANOE・GILBERT BECAUD・訳詞:栗原星紀 | GILBERT BECAUD | 山木幸三郎 | Et maintenant que vais-je faire De tout ce temps que sera ma vie De tous ces gens qui m'indifferent Maintenant que tu es parti Toutes ces nuits pourquoi, pour qui? Et ce matin qui revient pour rien Ce coeur qui bat pour qui, pour quoi? Qui bat trop fort, trop fort 今ぼくは どうすりゃいい 君はもう いないのに まるっきり 一人ぼっち この世は 何てこった わかっておくれよ ぼくはもう もうだめ 夢なんか いらない 愛だって あゝ 僕は あゝ どうしたんだ 涙も出やしない 夜など焼き払え 朝は君を憎む 夜明けの光に この世の果てを見る 花も 花も枯れ 涙も枯れ この世にもう おさらば 今はもう 朽ち果てた なきがらだけ |
心ノ中ノ日本一人の女をだめにした 一人の男の日暮れ時 煙草つけても すぐ消える 後姿のやぶれうた 日本せまいぞ ラリパッパ タンナタラリヤ ラリパッパ 一人の男をだめにした 一人の女の昼下がり どうせ今夜も又雨さ お酒まかせの みだれ雨 日本せまいぞ ラリパッパ タンナタラリヤ ラリパッパ 二人で暮らせばだめになる 別れりゃなおさらだめになる 星があわないせいなのか 広い夜空にながれ唄 日本せまいぞ ラリパッパ タンナタラリヤ ラリパッパ | 長谷川きよし | 能吉利人 | 長谷川きよし | 山木幸三郎 | 一人の女をだめにした 一人の男の日暮れ時 煙草つけても すぐ消える 後姿のやぶれうた 日本せまいぞ ラリパッパ タンナタラリヤ ラリパッパ 一人の男をだめにした 一人の女の昼下がり どうせ今夜も又雨さ お酒まかせの みだれ雨 日本せまいぞ ラリパッパ タンナタラリヤ ラリパッパ 二人で暮らせばだめになる 別れりゃなおさらだめになる 星があわないせいなのか 広い夜空にながれ唄 日本せまいぞ ラリパッパ タンナタラリヤ ラリパッパ |
歩きつづけて話しつづけて そのまま どんなことでも その声を聞いていたい 今はそれだけ こんな気持で一人になったら とても淋しくて 歩きつづけて このまま 何も何も 言わずに 言葉など 今の二人に 何になるだろう 別れられずに よりそう心に 愛が通うだけ 水銀灯の光に 二つの影が あわくうかぶ 二人は ふと立ち止り 熱いくちづけをかわす 別れの時が来たって にぎりしめてるこの手は 離したくない 思いつづけて いつでも 変わることなく たまらなく淋しい時も 抱きしめあって この世の外に 二人で生きる その日 求めて その日 求めて | 長谷川きよし | 長谷川きよし | 長谷川きよし | 川口真 | 話しつづけて そのまま どんなことでも その声を聞いていたい 今はそれだけ こんな気持で一人になったら とても淋しくて 歩きつづけて このまま 何も何も 言わずに 言葉など 今の二人に 何になるだろう 別れられずに よりそう心に 愛が通うだけ 水銀灯の光に 二つの影が あわくうかぶ 二人は ふと立ち止り 熱いくちづけをかわす 別れの時が来たって にぎりしめてるこの手は 離したくない 思いつづけて いつでも 変わることなく たまらなく淋しい時も 抱きしめあって この世の外に 二人で生きる その日 求めて その日 求めて |
横須賀ブルース男の心は海の広さ 女の心は海の青さ 海が荒れれば 心が燃える 海と男と女のブルース 捨てても 捨てられても うらみっこ無しさ 女の胸はおいらの寝ぐらさ 長居は出来ない 別れがつらい ドジなおいらにも 朝日は昇る 朝日が昇れば サヨナラだけさ 捨てても 捨てられても うらみっこ無しさ 別れる時には片手もふるさ そしたら少しは 心もなごむさ 別れる時には 泪も流すさ そしたら少しは 心もなごむさ 捨てても 捨てられても 風が吹く 男と別れた女の心に 横須賀発の夜汽車が走る 女と別れた男の心にも 横須賀発の夜汽車が走る 捨てても 捨てられても 風が吹く 男の心は海の広さ 女の心は海の青さ 海が荒れれば 心が燃える 海と男と女のブルース 捨てても 捨てられても うらみっこ無しさ 捨てても 捨てられても 風が吹く | 長谷川きよし | 南正人・成田ヒロシ | 南正人 | | 男の心は海の広さ 女の心は海の青さ 海が荒れれば 心が燃える 海と男と女のブルース 捨てても 捨てられても うらみっこ無しさ 女の胸はおいらの寝ぐらさ 長居は出来ない 別れがつらい ドジなおいらにも 朝日は昇る 朝日が昇れば サヨナラだけさ 捨てても 捨てられても うらみっこ無しさ 別れる時には片手もふるさ そしたら少しは 心もなごむさ 別れる時には 泪も流すさ そしたら少しは 心もなごむさ 捨てても 捨てられても 風が吹く 男と別れた女の心に 横須賀発の夜汽車が走る 女と別れた男の心にも 横須賀発の夜汽車が走る 捨てても 捨てられても 風が吹く 男の心は海の広さ 女の心は海の青さ 海が荒れれば 心が燃える 海と男と女のブルース 捨てても 捨てられても うらみっこ無しさ 捨てても 捨てられても 風が吹く |
風のささやきどうして心が今もざわめくのか 水に投げた石の波紋のよう 宇宙のメリーゴーラウンド そしてカーニヴァルバルーン 陽射しを求めるひまわりのよう 無情の時を針が刻んでも おまえは風になり回し続ける 心の中のこの風車 この手の中絡んだ糸のよう 風のハープ揺らす切ない歌 北の海に踊るカモメのよう 陽射しを求めるひまわりのよう 無情の時を針が刻んでも おまえは風になり回し続ける 心の中のこの風車 泉のほとりでおまえがあの日 ささやいた言葉 あれは幻 二人の足跡 砂に消え果て 夏は去り 夢覚めてただ一人 残されて聞く雨 虚しい音 口ずさむ人もなく消える歌 枯葉の色も空も黄昏も ものみなおまえのあの髪の色 無情の時を針が刻んでも おまえは季節の風の姿で 回し続ける 心の中のこの風車 | 長谷川きよし | MARILYN & ALAN BERGMAN・訳詞:長谷川きよし | MICHEL LEGRAND | 林正樹 | どうして心が今もざわめくのか 水に投げた石の波紋のよう 宇宙のメリーゴーラウンド そしてカーニヴァルバルーン 陽射しを求めるひまわりのよう 無情の時を針が刻んでも おまえは風になり回し続ける 心の中のこの風車 この手の中絡んだ糸のよう 風のハープ揺らす切ない歌 北の海に踊るカモメのよう 陽射しを求めるひまわりのよう 無情の時を針が刻んでも おまえは風になり回し続ける 心の中のこの風車 泉のほとりでおまえがあの日 ささやいた言葉 あれは幻 二人の足跡 砂に消え果て 夏は去り 夢覚めてただ一人 残されて聞く雨 虚しい音 口ずさむ人もなく消える歌 枯葉の色も空も黄昏も ものみなおまえのあの髪の色 無情の時を針が刻んでも おまえは季節の風の姿で 回し続ける 心の中のこの風車 |
卒業さようなら女の子 キスのうまい女の子 もうすこしこうしていたいけど ふたりでねむっているうちに 春はどこかにいっちゃった さよなら女の子 きれいな胸の女の子 お礼にバラをあげたくて 花屋をさがしているうちに 春はどこかにいっちゃった いやだなアー いやだなアー 鉄砲一本にぎりしめ 誰かを殺しに風の中 バカな話しさ大人になるなんて さようなら女の子 涙の好きな女の子 ひとまずこれでお別れさ アルバムめくっているうちに 春はどこかにいっちゃった いやだなアー いやだなアー タバコを一本つけたけど 煙はたちまち風の中 バカな話さ大人になるなんて | 長谷川きよし | 能吉利人 | 長谷川きよし | 山木幸三郎 | さようなら女の子 キスのうまい女の子 もうすこしこうしていたいけど ふたりでねむっているうちに 春はどこかにいっちゃった さよなら女の子 きれいな胸の女の子 お礼にバラをあげたくて 花屋をさがしているうちに 春はどこかにいっちゃった いやだなアー いやだなアー 鉄砲一本にぎりしめ 誰かを殺しに風の中 バカな話しさ大人になるなんて さようなら女の子 涙の好きな女の子 ひとまずこれでお別れさ アルバムめくっているうちに 春はどこかにいっちゃった いやだなアー いやだなアー タバコを一本つけたけど 煙はたちまち風の中 バカな話さ大人になるなんて |
鳩笛鳩笛は 日の昏の音色 しのび寄る 冬のあしおと 鳩笛に なき友をおもう 岩木山 雨にけむる日 鳩笛をくちびるにあてる 思い出は 雲とながれて 鳩笛に 涙する人よ 君もまた 津軽生まれか 鳩笛をくちびるにあてる 思い出は 雲とながれて 鳩笛に 涙する人よ 君もまた 津軽生まれか | 長谷川きよし | 清水みのる | 長谷川きよし | | 鳩笛は 日の昏の音色 しのび寄る 冬のあしおと 鳩笛に なき友をおもう 岩木山 雨にけむる日 鳩笛をくちびるにあてる 思い出は 雲とながれて 鳩笛に 涙する人よ 君もまた 津軽生まれか 鳩笛をくちびるにあてる 思い出は 雲とながれて 鳩笛に 涙する人よ 君もまた 津軽生まれか |
愛の讃歌たとえ空が落ちて 地が裂け崩れても ただおまえだけを愛する私 抱き空いて眠る このひと時こそは 口付けの内に この世は消え果てる Le ciel bleu sur nous peut s'effondrer Et la terre peut bien s'ecrouler Peu m'importe si tu m'aimes Je me fous du monde entier Tant que I'amour inondera mes matins Tant que mon corps fremira sous tes mains Peu m'importent les problemes Mon amour, puisque tu m'aimes おまえのためなら 空の果てまで地の果てまでも おまえのためなら 陽でも月でも盗みもしよう おまえのためなら 友も裏切り国も捨てるさ 人よ笑え私を憎め それでいいのさ おまえが死ぬ時は 私も死ぬ時さ 二人の命は 変わらぬ愛を 歌い続けるのさ 空の青い果てから もう誰の手にも 届かぬあの世界で | 長谷川きよし | EDITH PIAF・訳詞:栗原野里子 | MARGUERITTE MONNOT | | たとえ空が落ちて 地が裂け崩れても ただおまえだけを愛する私 抱き空いて眠る このひと時こそは 口付けの内に この世は消え果てる Le ciel bleu sur nous peut s'effondrer Et la terre peut bien s'ecrouler Peu m'importe si tu m'aimes Je me fous du monde entier Tant que I'amour inondera mes matins Tant que mon corps fremira sous tes mains Peu m'importent les problemes Mon amour, puisque tu m'aimes おまえのためなら 空の果てまで地の果てまでも おまえのためなら 陽でも月でも盗みもしよう おまえのためなら 友も裏切り国も捨てるさ 人よ笑え私を憎め それでいいのさ おまえが死ぬ時は 私も死ぬ時さ 二人の命は 変わらぬ愛を 歌い続けるのさ 空の青い果てから もう誰の手にも 届かぬあの世界で |
黒の舟唄男と女の あいだには 深くて暗い 河がある 誰も渡れぬ 河なれど エンヤコラ今夜も 舟を出す ROW & ROW ROW & ROW 振り返るな ROW おまえ十七 俺十九 忘れもしない この河に ふたりの星の ひとかけら ながして泣いた 夜もある ROW & ROW ROW & ROW 振り返るな ROW あれから幾年 漕ぎつづけ 大波小波 ゆれゆられ 極楽見えた こともある 地獄が見えたこともある ROW & ROW ROW & ROW 振り返るな ROW たとえば男は 阿呆鳥 たとえば女は 忘れ貝 まっかな潮が 満ちる時 失くしたものを 想いだす ROW & ROW ROW & ROW 振り返るな ROW おまえと俺との あいだには 深くて暗い 河がある それでもやっぱり 逢いたくて エンヤコラ今夜も 舟を出す ROW & ROW ROW & ROW 振り返るな ROW 振り返るな ROW | 長谷川きよし | 能吉利人 | 桜井順 | 玉木宏樹 | 男と女の あいだには 深くて暗い 河がある 誰も渡れぬ 河なれど エンヤコラ今夜も 舟を出す ROW & ROW ROW & ROW 振り返るな ROW おまえ十七 俺十九 忘れもしない この河に ふたりの星の ひとかけら ながして泣いた 夜もある ROW & ROW ROW & ROW 振り返るな ROW あれから幾年 漕ぎつづけ 大波小波 ゆれゆられ 極楽見えた こともある 地獄が見えたこともある ROW & ROW ROW & ROW 振り返るな ROW たとえば男は 阿呆鳥 たとえば女は 忘れ貝 まっかな潮が 満ちる時 失くしたものを 想いだす ROW & ROW ROW & ROW 振り返るな ROW おまえと俺との あいだには 深くて暗い 河がある それでもやっぱり 逢いたくて エンヤコラ今夜も 舟を出す ROW & ROW ROW & ROW 振り返るな ROW 振り返るな ROW |
別れのサンバ 何んにも 思わず 涙も 流さず あなたの 残した グラスを見つめて 独り みんなわかっていたはずなのに 心の奥の淋しさを ああ わかって あげれば 別れも 知らずにすんだの きっと 私を強く抱く時も あなたは独り 淋しかったのね あなたの愛した この髪さえ 今は泣いてる 今は泣いてる 今は泣いてる | 長谷川きよし | 長谷川きよし | 長谷川きよし | 村井邦彦 | 何んにも 思わず 涙も 流さず あなたの 残した グラスを見つめて 独り みんなわかっていたはずなのに 心の奥の淋しさを ああ わかって あげれば 別れも 知らずにすんだの きっと 私を強く抱く時も あなたは独り 淋しかったのね あなたの愛した この髪さえ 今は泣いてる 今は泣いてる 今は泣いてる |