結婚式金欄どんすの帯に 文金高島田 色づく頬にさした紅 真綿のような白無垢 透き通るうなじの まぶしい花嫁を 僕は見てる にぎやかな声に うれしそうに 右手振ってこたえ はしゃいでる君の姿 レンズ越しに追いかけ 誰かがギターを弾いて 祝福の手拍子 微笑む花嫁を 僕は見てる 喜びにあふれ 笑い合う 人の中にまぎれ ぼやけてく君の姿 伏し目がちに追いかけ にぎやかな声に うれしそうに 右手振ってこたえ 涙ぐむ君の姿 レンズ越しに追いかけ はしゃぎながら追いかけ | 村下孝蔵 | 村下孝蔵 | 村下孝蔵 | | 金欄どんすの帯に 文金高島田 色づく頬にさした紅 真綿のような白無垢 透き通るうなじの まぶしい花嫁を 僕は見てる にぎやかな声に うれしそうに 右手振ってこたえ はしゃいでる君の姿 レンズ越しに追いかけ 誰かがギターを弾いて 祝福の手拍子 微笑む花嫁を 僕は見てる 喜びにあふれ 笑い合う 人の中にまぎれ ぼやけてく君の姿 伏し目がちに追いかけ にぎやかな声に うれしそうに 右手振ってこたえ 涙ぐむ君の姿 レンズ越しに追いかけ はしゃぎながら追いかけ |
恋歌うたかたの恋の花 狭い店に いくつも浮かぶ ライトの影 暗い舞台 やせたバンドマン 古いギター抱きかかえ 背中丸めうつむき座り 乾いた音 泣いてるように 夜をぬってく また一人 淋しがりや この先 行き止まり 今日も雨が降る 窓の外 心の中 たどり着けない夜の果てで 見上げても星もない 闇の街に 恋の歌 流れ続けてる 午前二時 港町 テールランプの瞳 揺れる 街角では昔話 ささやく海風 白い髪なでている ピアニストに合わせて弾く 弦の音がふらつくように 夜にしみ出す また一人 淋しがりや この先 行き止まり いつもかけがえのないものは そばにおいて 離さぬように抱きかかえて なくしたら生きられぬ 愛もあると 沈んでく夜が教えてる 今日も雨が降る 窓の外 心の中 恋の歌 流れ続けてる | 村下孝蔵 | 村下孝蔵 | 村下孝蔵 | 水谷公生 | うたかたの恋の花 狭い店に いくつも浮かぶ ライトの影 暗い舞台 やせたバンドマン 古いギター抱きかかえ 背中丸めうつむき座り 乾いた音 泣いてるように 夜をぬってく また一人 淋しがりや この先 行き止まり 今日も雨が降る 窓の外 心の中 たどり着けない夜の果てで 見上げても星もない 闇の街に 恋の歌 流れ続けてる 午前二時 港町 テールランプの瞳 揺れる 街角では昔話 ささやく海風 白い髪なでている ピアニストに合わせて弾く 弦の音がふらつくように 夜にしみ出す また一人 淋しがりや この先 行き止まり いつもかけがえのないものは そばにおいて 離さぬように抱きかかえて なくしたら生きられぬ 愛もあると 沈んでく夜が教えてる 今日も雨が降る 窓の外 心の中 恋の歌 流れ続けてる |
離愁朝が来るまで二人は黙って時を見ていた 低いラジオの音だけ 遠くで犬が鳴いてた 蒼い空 哀しそうに 始発電車をむかえる 友と別れるように 手を振り笑いあえたなら 愛は愛で残してゆく 夢は夢で残されてる だけど一人になれば 涙の中で 君の姿を 追いかけるだろう はりさけそうな 想いこらえて 冬の世界に 僕は旅立つ ため息で髪をとかし 言葉なく暮らすよりも 君は強い人だから 別れることを望んだ ひとつの傘で二人は 寄り添って歩いてきた かばいきれずに互いの肩を 濡らしていたんだね 抱きあう程 君は君で 僕は僕と教えられた だからこわれてしまえ 想い出なんて ひびわれた絵は 元に戻らぬ 忘れてしまえ 僕のことなど 季節の風に吹かれるように 一人になれば 涙の中で 君の姿を追いかけるだろう はりさけそうな 想いこらえて 冬の世界に 僕は旅立つ…… | 村下孝蔵 | 村下孝蔵 | 村下孝蔵 | | 朝が来るまで二人は黙って時を見ていた 低いラジオの音だけ 遠くで犬が鳴いてた 蒼い空 哀しそうに 始発電車をむかえる 友と別れるように 手を振り笑いあえたなら 愛は愛で残してゆく 夢は夢で残されてる だけど一人になれば 涙の中で 君の姿を 追いかけるだろう はりさけそうな 想いこらえて 冬の世界に 僕は旅立つ ため息で髪をとかし 言葉なく暮らすよりも 君は強い人だから 別れることを望んだ ひとつの傘で二人は 寄り添って歩いてきた かばいきれずに互いの肩を 濡らしていたんだね 抱きあう程 君は君で 僕は僕と教えられた だからこわれてしまえ 想い出なんて ひびわれた絵は 元に戻らぬ 忘れてしまえ 僕のことなど 季節の風に吹かれるように 一人になれば 涙の中で 君の姿を追いかけるだろう はりさけそうな 想いこらえて 冬の世界に 僕は旅立つ…… |
君には勝てない時間があったなら 掃除ばかりして 何をそんなに まとめているの? 気分がいいのなら 外へ出かけよう 憂鬱なことは 水に流して 君がニコニコすれば 何でも解決 僕は単純 おぼえておいてよ どこへ行く? 僕が聞いたら そう どこでもいいから いっしょなら 君が答えた それには勝てないよ テレビに釘付けで 深刻な顔で 何をそんなに ふさいでいるの? そいつはドラマだよ ただのドラマだよ 死にそうな奴も みんな元気 君がイライラすれば この世は暗闇 僕は迷子 忘れちゃいけない ほしいもの 僕が聞いたら そう 何でもいいから 買えないもの 君が答えた それには勝てないよ 君がニコニコすれば 何でも解決 僕は単純 おぼえておいてよ どこへ行く? 僕が聞いたら そう どこでもいいから いっしょなら 君が答えた それには勝てないよ | 村下孝蔵 | 村下孝蔵 | 村下孝蔵 | | 時間があったなら 掃除ばかりして 何をそんなに まとめているの? 気分がいいのなら 外へ出かけよう 憂鬱なことは 水に流して 君がニコニコすれば 何でも解決 僕は単純 おぼえておいてよ どこへ行く? 僕が聞いたら そう どこでもいいから いっしょなら 君が答えた それには勝てないよ テレビに釘付けで 深刻な顔で 何をそんなに ふさいでいるの? そいつはドラマだよ ただのドラマだよ 死にそうな奴も みんな元気 君がイライラすれば この世は暗闇 僕は迷子 忘れちゃいけない ほしいもの 僕が聞いたら そう 何でもいいから 買えないもの 君が答えた それには勝てないよ 君がニコニコすれば 何でも解決 僕は単純 おぼえておいてよ どこへ行く? 僕が聞いたら そう どこでもいいから いっしょなら 君が答えた それには勝てないよ |
氷の世界窓の外ではリンゴ売り 声をからしてリンゴ売り きっと誰かがふざけてリンゴ売りのまねをしているだけなんだろう 僕のTVは寒さで画期的な色になり とても醜いあの娘をグッと魅力的な娘にしてすぐ消えた 今年の寒さは記録的なもの こごえてしまうよ 毎日、吹雪、吹雪、氷の世界 誰か指切りしようよ、僕と指切りしようよ 軽い嘘でもいいから 今日は一日はりつめた気持でいたい 小指が僕にからんで動きがとれなくなれば みんな笑ってくれるし 僕もそんなに悪い気はしないはずだよ 流れてゆくのは時間だけなのか 涙だけなのか 毎日、吹雪、吹雪、氷の世界 人を傷つけたいな、誰か傷つけたいな だけど出来ない理由はやっぱりただ自分が恐いだけなんだな そのやさしさを秘かに胸にいだいてる人は いつかノーベル賞でももらうつもりでガンバってるんじゃないのか ふるえているのは寒さのせいだろ 恐いんじゃないネ 毎日、吹雪、吹雪、氷の世界 | 村下孝蔵 | 井上陽水 | 井上陽水 | 経田康 | 窓の外ではリンゴ売り 声をからしてリンゴ売り きっと誰かがふざけてリンゴ売りのまねをしているだけなんだろう 僕のTVは寒さで画期的な色になり とても醜いあの娘をグッと魅力的な娘にしてすぐ消えた 今年の寒さは記録的なもの こごえてしまうよ 毎日、吹雪、吹雪、氷の世界 誰か指切りしようよ、僕と指切りしようよ 軽い嘘でもいいから 今日は一日はりつめた気持でいたい 小指が僕にからんで動きがとれなくなれば みんな笑ってくれるし 僕もそんなに悪い気はしないはずだよ 流れてゆくのは時間だけなのか 涙だけなのか 毎日、吹雪、吹雪、氷の世界 人を傷つけたいな、誰か傷つけたいな だけど出来ない理由はやっぱりただ自分が恐いだけなんだな そのやさしさを秘かに胸にいだいてる人は いつかノーベル賞でももらうつもりでガンバってるんじゃないのか ふるえているのは寒さのせいだろ 恐いんじゃないネ 毎日、吹雪、吹雪、氷の世界 |
つれてってときどき ここへ来て 好きなときに 何にも気にせずに 平気だから ときどき 電話して どこからでも 寝ぼけていたならば 怒ってね 二人で暮らしていけたら ほかに何もいらない 叶わぬ夢を見てる それだけの女 ときどき気にかけて 疲れたとき 絶対邪魔なこと しないから ときどき私見て やさしい目で いちばん好きな顔 してるから あなたと一緒にいたいの そうじゃなきゃ 生きられない ばかだと言われたって それだけの女 ロサンゼルスの写真にミッキーマウス笑ってた いつか きっとつれてって ねえ つれてって あなたと歩いていきたい だめとつき放されて だいなしに生きたって それだけの命 それだけの女 ねえ 私つれてって | 村下孝蔵 | 村下孝蔵 | 村下孝蔵 | 水谷公生 | ときどき ここへ来て 好きなときに 何にも気にせずに 平気だから ときどき 電話して どこからでも 寝ぼけていたならば 怒ってね 二人で暮らしていけたら ほかに何もいらない 叶わぬ夢を見てる それだけの女 ときどき気にかけて 疲れたとき 絶対邪魔なこと しないから ときどき私見て やさしい目で いちばん好きな顔 してるから あなたと一緒にいたいの そうじゃなきゃ 生きられない ばかだと言われたって それだけの女 ロサンゼルスの写真にミッキーマウス笑ってた いつか きっとつれてって ねえ つれてって あなたと歩いていきたい だめとつき放されて だいなしに生きたって それだけの命 それだけの女 ねえ 私つれてって |
夜行列車通り過ぎていく 街を横目で見流し タバコに火をつけながら 遠いあの街へ ひとり列車に乗り込み 誰にも別れ告げずに いつも思ってた 夢を追いかけ この街を離れていくよ いつか帰るその日には きっと手みやげのひとつ 持っておまえのところへ会いに行くよ 遠く消えていく 街の明かりが何故か 今夜はいつもと違う いつも思ってた夢にすべて預け この街を離れていくよ いつか帰るその日まで ずっとこの俺のことを 今と変わらないままで 待っているかい 過ぎし思い出は 遠いあの街への あこがれとすり替えながら | 村下孝蔵 | 村下孝蔵 | 村下孝蔵 | | 通り過ぎていく 街を横目で見流し タバコに火をつけながら 遠いあの街へ ひとり列車に乗り込み 誰にも別れ告げずに いつも思ってた 夢を追いかけ この街を離れていくよ いつか帰るその日には きっと手みやげのひとつ 持っておまえのところへ会いに行くよ 遠く消えていく 街の明かりが何故か 今夜はいつもと違う いつも思ってた夢にすべて預け この街を離れていくよ いつか帰るその日まで ずっとこの俺のことを 今と変わらないままで 待っているかい 過ぎし思い出は 遠いあの街への あこがれとすり替えながら |
帽子「あけまして おめでとう 元気ですか? 僕は 生きています」 年賀状 あなたの小さな文字 指で なぞる それぞれの春を待ち それぞれに過ごした 本当に なくしたくないものなら いつも 目を離さずに 誰よりも そばで からまるようにして つきまとい 見つめあい 暮らしてみたかった 妹のようだと チヤホヤされ 癖もまねてみたり 口元が似てると 言われたから いつも すました 口紅をつけたけど ダメだって叱られ 太陽が 強くまぶしすぎるから 外を 歩けなくて 捨てられず しまっておいた帽子も ブカブカで似合わない あの日と同じように 水色の帽子が 風で飛んで 坂道 追いかけた 「おかしいよ なんだか 子供じみて」 あなた笑っていたね 何度も ああ逢いたい | 村下孝蔵 | 村下孝蔵 | 村下孝蔵 | | 「あけまして おめでとう 元気ですか? 僕は 生きています」 年賀状 あなたの小さな文字 指で なぞる それぞれの春を待ち それぞれに過ごした 本当に なくしたくないものなら いつも 目を離さずに 誰よりも そばで からまるようにして つきまとい 見つめあい 暮らしてみたかった 妹のようだと チヤホヤされ 癖もまねてみたり 口元が似てると 言われたから いつも すました 口紅をつけたけど ダメだって叱られ 太陽が 強くまぶしすぎるから 外を 歩けなくて 捨てられず しまっておいた帽子も ブカブカで似合わない あの日と同じように 水色の帽子が 風で飛んで 坂道 追いかけた 「おかしいよ なんだか 子供じみて」 あなた笑っていたね 何度も ああ逢いたい |
故郷へ俺もすっかり変わったなと昔の写真を眺めながら ふと想い出す あの頃の学生服の秋の日を くりくり坊主を帽子で隠し あいつと通った畦道で かわいいあの娘が来るか来ぬか 花占いで待った日を 今じゃ遠い故郷は変わらず大きく見えるでしょうか 今度の夏は久し振り ばあちゃん元気でいてくれよ ほかほか布団の縁側で昔話を聞かせてよ 兄ちゃん姉ちゃん遠い町 めったに会えないあの日から お互い道があるけれど 今度の夏には故郷で 今じゃ遠い故郷は変わらずあの日と同じように 今度は夏は久し振り 土産をたくさん持って行くよ みんなで一緒にあの日のようにお茶でも飲んで話そうや 今じゃ遠い故郷は変わらず大きく見えるでしょうか 今度の夏は帰るから おやじおふくろ元気でいろよ 久し振りだよ帰るのは じいちゃん花を飾るから | 村下孝蔵 | 村下孝蔵 | 村下孝蔵 | | 俺もすっかり変わったなと昔の写真を眺めながら ふと想い出す あの頃の学生服の秋の日を くりくり坊主を帽子で隠し あいつと通った畦道で かわいいあの娘が来るか来ぬか 花占いで待った日を 今じゃ遠い故郷は変わらず大きく見えるでしょうか 今度の夏は久し振り ばあちゃん元気でいてくれよ ほかほか布団の縁側で昔話を聞かせてよ 兄ちゃん姉ちゃん遠い町 めったに会えないあの日から お互い道があるけれど 今度の夏には故郷で 今じゃ遠い故郷は変わらずあの日と同じように 今度は夏は久し振り 土産をたくさん持って行くよ みんなで一緒にあの日のようにお茶でも飲んで話そうや 今じゃ遠い故郷は変わらず大きく見えるでしょうか 今度の夏は帰るから おやじおふくろ元気でいろよ 久し振りだよ帰るのは じいちゃん花を飾るから |
あなた踊りませんかあなた踊りませんか 夜のしずくのみほし 月あかりとバラのかおり はだしで草の上を 今日は踊りませんか ずっと踊りませんか 指をからめみつめあって つかずはなれず 夜明けまで 二人でだきあっても かなしくなるのはなぜ 夢からさめたら そっと夢にもどろう 二人で生きていても さみしくなるのはなぜ 夢からさめても それも夢のなか あなた踊りませんか ことばわすれしずかに みずうみにはゆれる小舟 いきをひそめてねむる 今日は踊りませんか ずっと踊りませんか いちごのみはくちうつしで いとしさをつぶさぬように 二人でだきあっても かなしくなるのはなぜ 夢からさめたら そっと夢にもどろう 二人で生きていても さみしくなるのはなぜ 夢からさめても それも夢のなか 二人でだきあっても かなしくなるのはなぜ 二人で生きていても さみしくなるのはなぜ 夢からさめても それも夢のなか 夢からさめても それも夢のなか | 村下孝蔵 | 村下孝蔵 | 村下孝蔵 | 村下孝蔵 | あなた踊りませんか 夜のしずくのみほし 月あかりとバラのかおり はだしで草の上を 今日は踊りませんか ずっと踊りませんか 指をからめみつめあって つかずはなれず 夜明けまで 二人でだきあっても かなしくなるのはなぜ 夢からさめたら そっと夢にもどろう 二人で生きていても さみしくなるのはなぜ 夢からさめても それも夢のなか あなた踊りませんか ことばわすれしずかに みずうみにはゆれる小舟 いきをひそめてねむる 今日は踊りませんか ずっと踊りませんか いちごのみはくちうつしで いとしさをつぶさぬように 二人でだきあっても かなしくなるのはなぜ 夢からさめたら そっと夢にもどろう 二人で生きていても さみしくなるのはなぜ 夢からさめても それも夢のなか 二人でだきあっても かなしくなるのはなぜ 二人で生きていても さみしくなるのはなぜ 夢からさめても それも夢のなか 夢からさめても それも夢のなか |
約束昼下がりに 会えば 黄昏まで 長すぎる 夕闇まみれたら 夜更けまで 短い 花のように 風のように 雪のように 君を 愛してゆきたい 両手で抱きしめて とまどいなら すてようか 瞳を 見つめたら 心なら わたそうか 花のように 風のように 雪のように 君を 愛してゆきたい 髪の束を ほどき やさしさまで とどかせて 言葉に よいしれず 勇気まで たしかめあい 花のように 風のように 雪のように 君を 愛してゆきたい | 村下孝蔵 | 村下孝蔵 | 村下孝蔵 | | 昼下がりに 会えば 黄昏まで 長すぎる 夕闇まみれたら 夜更けまで 短い 花のように 風のように 雪のように 君を 愛してゆきたい 両手で抱きしめて とまどいなら すてようか 瞳を 見つめたら 心なら わたそうか 花のように 風のように 雪のように 君を 愛してゆきたい 髪の束を ほどき やさしさまで とどかせて 言葉に よいしれず 勇気まで たしかめあい 花のように 風のように 雪のように 君を 愛してゆきたい |
ひとりぽっちの雨の中雨の降る街角で ひとり誰を待つのだろう 傘に隠れたあの人は どんな人だろう なんとなく声かけて話してみたい 雨の降る町で 雨の降る中で 話してみたかった 雨の降る街角で ひとりぬれて歩いてる あの人の頬を濡らしてるのは あれは雨か涙か なんとなく声かけて慰めてみたい 雨の降る町で 雨の降る中で 慰めてみたかった 雨の降る街角で いつまでも待っている あのこは別れたあの人に ちょっと横顔が似てる なんとなく声かけて話してみたい 雨の降る町で 雨の降る中で 話してみたかった 雨の降る街角で | 村下孝蔵 | 村下孝蔵 | 村下孝蔵 | | 雨の降る街角で ひとり誰を待つのだろう 傘に隠れたあの人は どんな人だろう なんとなく声かけて話してみたい 雨の降る町で 雨の降る中で 話してみたかった 雨の降る街角で ひとりぬれて歩いてる あの人の頬を濡らしてるのは あれは雨か涙か なんとなく声かけて慰めてみたい 雨の降る町で 雨の降る中で 慰めてみたかった 雨の降る街角で いつまでも待っている あのこは別れたあの人に ちょっと横顔が似てる なんとなく声かけて話してみたい 雨の降る町で 雨の降る中で 話してみたかった 雨の降る街角で |
メドレー「心の切り絵」青い蛍 今も甘い水を探して 見つけられず 迷い込んだ セロハン越し 覗いてみていた 大きな空に まだ星は輝いていますか 遠くへ飛ばそうと紙風船 叩いたら 割れました 大人になっても 夕立ちに 降られてばかりいます あはれ 恋も知らないで まつげ濡らした少女は 悲しき夕焼けの幻か 五月雨は緑色 悲しくさせたよ一人の午後は 恋をして淋しくて 届かぬ思いを暖めていた 好きだよといえずに初恋は 振り子細工の心 放課後の校庭を走る君がいた 遠くで僕はいつでも君を捜してた 浅い夢だから胸をはなれない 答えを出さずにいつまでも暮らせない バス通り裏の路地 行き止まりの恋だから どこかに行きたい林檎の花が咲いてる 暖かい場所ならどこへでも行く つま先で立ったまま 君を愛してきた 南向きの窓から 見ていた空が 躍り出す くるくると 軽いめまいのあと 写真をばらまいたように 心が乱れる 雪の中を駆ける 子犬のように 帰り道たしかめながら 遠くへ ひとつ上の愛を 求めたわけじゃない ひとつ上の恋を 探したわけじゃない かけがえのないもの なくしたあとは どんなに似たものも かわれはしない 窓越しに見ていた黒髪にまかれて 目覚める夢を見たよ 君に届けこの歌 放課後の校庭を走る君がいた 遠くで僕はいつでも君を捜してた 浅い夢だから胸を離れない | 村下孝蔵 | 村下孝蔵 | 村下孝蔵 | | 青い蛍 今も甘い水を探して 見つけられず 迷い込んだ セロハン越し 覗いてみていた 大きな空に まだ星は輝いていますか 遠くへ飛ばそうと紙風船 叩いたら 割れました 大人になっても 夕立ちに 降られてばかりいます あはれ 恋も知らないで まつげ濡らした少女は 悲しき夕焼けの幻か 五月雨は緑色 悲しくさせたよ一人の午後は 恋をして淋しくて 届かぬ思いを暖めていた 好きだよといえずに初恋は 振り子細工の心 放課後の校庭を走る君がいた 遠くで僕はいつでも君を捜してた 浅い夢だから胸をはなれない 答えを出さずにいつまでも暮らせない バス通り裏の路地 行き止まりの恋だから どこかに行きたい林檎の花が咲いてる 暖かい場所ならどこへでも行く つま先で立ったまま 君を愛してきた 南向きの窓から 見ていた空が 躍り出す くるくると 軽いめまいのあと 写真をばらまいたように 心が乱れる 雪の中を駆ける 子犬のように 帰り道たしかめながら 遠くへ ひとつ上の愛を 求めたわけじゃない ひとつ上の恋を 探したわけじゃない かけがえのないもの なくしたあとは どんなに似たものも かわれはしない 窓越しに見ていた黒髪にまかれて 目覚める夢を見たよ 君に届けこの歌 放課後の校庭を走る君がいた 遠くで僕はいつでも君を捜してた 浅い夢だから胸を離れない |
雪が降る日に雪が降るよ やまずに昨日から 昨日から 窓の外は 何にも見えない 見えない 約束を信じてた 約束を信じてた 昨日の夢は 終わるよ 雪の上に 足跡続くよ 続くよ 私を連れてゆこうと あなたは 言ってたのに 足跡(約束)を追いかけて 足跡(約束)を追いかけて 昨日の夢は 終わるよ 昨日の夢は 終わるよ | 村下孝蔵 | 伊勢正三 | 南こうせつ | 経田康 | 雪が降るよ やまずに昨日から 昨日から 窓の外は 何にも見えない 見えない 約束を信じてた 約束を信じてた 昨日の夢は 終わるよ 雪の上に 足跡続くよ 続くよ 私を連れてゆこうと あなたは 言ってたのに 足跡(約束)を追いかけて 足跡(約束)を追いかけて 昨日の夢は 終わるよ 昨日の夢は 終わるよ |
平凡踊ってるかい? いけないダンス 聞こえてるかい? あの夜想曲 満ちた香り まぶたを重くして 知識ならどこか 忘れたままで 乱れたタップ 夜明けは遠くなり 更けてゆく夜に 乾杯を 上へ下へ 動く視線は 闇を照らす 鈍いピンライト 欲しくなるかい? 豊かな恋が 探してるかい? 貧しい愛を ピアノの音に 世界が魅せられて 響き出す 妖しい大人のリズム これがそう 平凡 違うかい? 耳をつく 濁ったハーモニー 速く遅く 肩を揺らして 意味をなくす 長い告白 あせってるかい? まちがい電話 笑ってもかい? ぼやけた会話 いつも 踊ってるかい? いけないダンス 聞こえてるかい? あの夜想曲 すべてが 平凡 退屈な夜 | 村下孝蔵 | 村下孝蔵 | 村下孝蔵 | 水谷公生 | 踊ってるかい? いけないダンス 聞こえてるかい? あの夜想曲 満ちた香り まぶたを重くして 知識ならどこか 忘れたままで 乱れたタップ 夜明けは遠くなり 更けてゆく夜に 乾杯を 上へ下へ 動く視線は 闇を照らす 鈍いピンライト 欲しくなるかい? 豊かな恋が 探してるかい? 貧しい愛を ピアノの音に 世界が魅せられて 響き出す 妖しい大人のリズム これがそう 平凡 違うかい? 耳をつく 濁ったハーモニー 速く遅く 肩を揺らして 意味をなくす 長い告白 あせってるかい? まちがい電話 笑ってもかい? ぼやけた会話 いつも 踊ってるかい? いけないダンス 聞こえてるかい? あの夜想曲 すべてが 平凡 退屈な夜 |
かすみ草プロペラが空で鳴ると どこまでも追いかけ つまずいて 汗にまみれて 手を振り声をあげた 誰もいないグランドで 鉄棒につかまり 長い影 校舎の壁に 落書きみたいに映った 暮れていく野道には 自転車のベルと サイレンの遠い響きが 季節をのせた葉書 舞いこむように 急によみがえる 黒板に描かれた絵を 泣きながら消してた いじめあい かばいあっては 小さな胸をいためた はばたく鳥の群れや こわれた水車や 段々畑の景色も 仲間の声に 蝉が鳴きだすように 一度に溢れる 路面電車の音や こだまする汽笛 まどろみの中で輝き 季節をのせた葉書 舞いこむように 急によみがえる | 村下孝蔵 | 村下孝蔵 | 村下孝蔵 | | プロペラが空で鳴ると どこまでも追いかけ つまずいて 汗にまみれて 手を振り声をあげた 誰もいないグランドで 鉄棒につかまり 長い影 校舎の壁に 落書きみたいに映った 暮れていく野道には 自転車のベルと サイレンの遠い響きが 季節をのせた葉書 舞いこむように 急によみがえる 黒板に描かれた絵を 泣きながら消してた いじめあい かばいあっては 小さな胸をいためた はばたく鳥の群れや こわれた水車や 段々畑の景色も 仲間の声に 蝉が鳴きだすように 一度に溢れる 路面電車の音や こだまする汽笛 まどろみの中で輝き 季節をのせた葉書 舞いこむように 急によみがえる |
白い花の咲く頃プールサイドでは 揺れる夏と 光る水面に 時が止まる 瞼の裏には 跳ねる君が どうして今でも 消えてくれぬ 汗も拭かず 熱い日差し浴びて 向かい合った浜辺 二人言葉無くし じっと立ち尽くして 夕陽見つめていた 君をなくしたら 生きていけぬ 男らしくした 僕のあの日 貴方なくしたら 死んでしまう そう言ってくれた 君のあの日 いつのまにか 笑い声にまみれ 白い花が咲く頃 日焼けしてた 肌がさめて 何もないように 夏が又終るよ 二人言葉無くし じっと立ち尽くして 夕陽見つめていた | 村下孝蔵 | 村下孝蔵 | 村下孝蔵 | | プールサイドでは 揺れる夏と 光る水面に 時が止まる 瞼の裏には 跳ねる君が どうして今でも 消えてくれぬ 汗も拭かず 熱い日差し浴びて 向かい合った浜辺 二人言葉無くし じっと立ち尽くして 夕陽見つめていた 君をなくしたら 生きていけぬ 男らしくした 僕のあの日 貴方なくしたら 死んでしまう そう言ってくれた 君のあの日 いつのまにか 笑い声にまみれ 白い花が咲く頃 日焼けしてた 肌がさめて 何もないように 夏が又終るよ 二人言葉無くし じっと立ち尽くして 夕陽見つめていた |
何故か初めて会った気がしない 何時か夢に見た人でもなく 何故かすぐにとけこめた貴方 今夜は何故かおかしな私ね 貴方に恋をしそう お酒のせいじゃない 甘い言葉のせいでも 今まで淋しすぎたからかも 不思議ね 今夜の私 別に変わった人じゃない 誰かに似てる訳でもないわ 何故かすぐに心から許せる 今夜は何故か胸が踊って 貴方に恋をしそう まわりのせいじゃない 焦る気持でもないわ 今まで悲しすぎたからかも 不思議ね 今夜の私 何故かすぐにとけこめた貴方 今夜は何故かおかしな私ね 貴方に恋をしそう お酒のせいじゃない 甘い言葉のせいでも 今まで淋しすぎたからかも 不思議ね 今夜の私 | 村下孝蔵 | 村下孝蔵 | 村下孝蔵 | 水谷公生 | 初めて会った気がしない 何時か夢に見た人でもなく 何故かすぐにとけこめた貴方 今夜は何故かおかしな私ね 貴方に恋をしそう お酒のせいじゃない 甘い言葉のせいでも 今まで淋しすぎたからかも 不思議ね 今夜の私 別に変わった人じゃない 誰かに似てる訳でもないわ 何故かすぐに心から許せる 今夜は何故か胸が踊って 貴方に恋をしそう まわりのせいじゃない 焦る気持でもないわ 今まで悲しすぎたからかも 不思議ね 今夜の私 何故かすぐにとけこめた貴方 今夜は何故かおかしな私ね 貴方に恋をしそう お酒のせいじゃない 甘い言葉のせいでも 今まで淋しすぎたからかも 不思議ね 今夜の私 |
遠ざかる日夢に見たスィートホーム あの頃 君はまだ学生で 卒業したら 迎えに来ると 約束したね 校舎のかげで 旅立つ前に 愛の意味さえも知らない頃 走り出す バスの窓から 遠ざかる 夕暮れの街並 風に揺れた 青いマフラー 今もまだ 想い出すよ 夢に見たスィートホーム あれから僕は 幾つもの愛 通り過ぎたよ アルバムの中 セーラー服の あどけない君 ただ笑ってる 変わる心さえも知らないで くり返す 悲しみの旅 遠ざかる あの頃のときめき 長いまつげ 涙に濡れた 今もまだ 想い出すよ | 村下孝蔵 | 村下孝蔵 | 村下孝蔵 | | 夢に見たスィートホーム あの頃 君はまだ学生で 卒業したら 迎えに来ると 約束したね 校舎のかげで 旅立つ前に 愛の意味さえも知らない頃 走り出す バスの窓から 遠ざかる 夕暮れの街並 風に揺れた 青いマフラー 今もまだ 想い出すよ 夢に見たスィートホーム あれから僕は 幾つもの愛 通り過ぎたよ アルバムの中 セーラー服の あどけない君 ただ笑ってる 変わる心さえも知らないで くり返す 悲しみの旅 遠ざかる あの頃のときめき 長いまつげ 涙に濡れた 今もまだ 想い出すよ |
丘の上から君を連れてゆく この白い船が もうすぐ港を離れ このまま君を見えなくなるまで ここで見てるのも てれくさい だから いつか 二人で登った 港の見える あの丘で 君を見送るよ 見えなくなるまで だから 今 行くよ 二人過ごした ほんの短い この街での出来事が 今想い出に変わってしまう こんなに鮮やかに いつか二人で暮らそうと言った 言葉は慰めさ 君もいつの日か 今の僕の気特が わかる日がくるだろう 寂しいのは君だけじゃない だからわかってほしい | 村下孝蔵 | 村下孝蔵 | 村下孝蔵 | 田代耕一郎 | 君を連れてゆく この白い船が もうすぐ港を離れ このまま君を見えなくなるまで ここで見てるのも てれくさい だから いつか 二人で登った 港の見える あの丘で 君を見送るよ 見えなくなるまで だから 今 行くよ 二人過ごした ほんの短い この街での出来事が 今想い出に変わってしまう こんなに鮮やかに いつか二人で暮らそうと言った 言葉は慰めさ 君もいつの日か 今の僕の気特が わかる日がくるだろう 寂しいのは君だけじゃない だからわかってほしい |
弟一人になったら 受話器を握り締めて 誰にでもいいから 話がしたくなる ダイヤル回して 呼出音が続き 留守番電話から 明るい声が 弟みたいに つきあい 笑い合った あいつ いまは どこで なにを してるの いつまでも 甘えてほしかった 映画にさそわれ それより飲みにいこう むりやりつきあわせ 酔いつぶれた私 大人のふりして いばっていたけれども 私がおんななら あいつはおとこ 弟みたいに きやすく ふざけあった あいつ いまは どこで なにを してるの いつまでも 甘えていたかった あいつ いまは どこで なにを してるの いつまでも 甘えてほしかった | 村下孝蔵 | 村下孝蔵 | 村下孝蔵 | | 一人になったら 受話器を握り締めて 誰にでもいいから 話がしたくなる ダイヤル回して 呼出音が続き 留守番電話から 明るい声が 弟みたいに つきあい 笑い合った あいつ いまは どこで なにを してるの いつまでも 甘えてほしかった 映画にさそわれ それより飲みにいこう むりやりつきあわせ 酔いつぶれた私 大人のふりして いばっていたけれども 私がおんななら あいつはおとこ 弟みたいに きやすく ふざけあった あいつ いまは どこで なにを してるの いつまでも 甘えていたかった あいつ いまは どこで なにを してるの いつまでも 甘えてほしかった |
絵日記夏の香りは水彩画の淡い緑の草原の色 風にゆれてるひまわりならクレヨンぬった遠い絵日記 広い海辺の町走る子供達よ 水平線の彼方に向け綺麗な夢を届けてほしい 夏の香りは水しぶきと冷えたラムネのガラス玉の音 焼けた砂浜飛びはねてる笑うあの子が輝いていた 長い線路伝いずっと歩いたよね 学生服のボタンがまだ取れそうなまましがみ付いてる 青い波が光り澄んだ空に溶ける 僕を呼ぶ声きこえてくる 薄陽のあたるビルの谷間で 薄陽の当たるビルの谷間で ビルの谷間で | 村下孝蔵 | 村下孝蔵 | 村下孝蔵 | | 夏の香りは水彩画の淡い緑の草原の色 風にゆれてるひまわりならクレヨンぬった遠い絵日記 広い海辺の町走る子供達よ 水平線の彼方に向け綺麗な夢を届けてほしい 夏の香りは水しぶきと冷えたラムネのガラス玉の音 焼けた砂浜飛びはねてる笑うあの子が輝いていた 長い線路伝いずっと歩いたよね 学生服のボタンがまだ取れそうなまましがみ付いてる 青い波が光り澄んだ空に溶ける 僕を呼ぶ声きこえてくる 薄陽のあたるビルの谷間で 薄陽の当たるビルの谷間で ビルの谷間で |
90ページの日記帳淋しい時ほど よく笑えることを あなたと別れて 初めて知りました コートのポケットの中で手をつないで 歩いたぬくもりを 今でも覚えてます 茶色のサングラス あなたの忘れ物 かけても見えません 涙で雲って さよなら 貝のように 無口な愛でした さよなら みんなみんな 下手くそな落書き これ以上友達のさそいをことわると ほんとうに一人きりになりそうな気がしてた あなたにとっては終わった恋が 今でも続いてる 生き方が下手です さよなら 北風さえ 想い出をあつくする さよなら 貝のように 無口な愛でした さよなら みんなみんな 下手くそな落書き | 村下孝蔵 | 村下孝蔵 | 村下孝蔵 | | 淋しい時ほど よく笑えることを あなたと別れて 初めて知りました コートのポケットの中で手をつないで 歩いたぬくもりを 今でも覚えてます 茶色のサングラス あなたの忘れ物 かけても見えません 涙で雲って さよなら 貝のように 無口な愛でした さよなら みんなみんな 下手くそな落書き これ以上友達のさそいをことわると ほんとうに一人きりになりそうな気がしてた あなたにとっては終わった恋が 今でも続いてる 生き方が下手です さよなら 北風さえ 想い出をあつくする さよなら 貝のように 無口な愛でした さよなら みんなみんな 下手くそな落書き |
引き算新しい朝が来るたび 生まれたての風が吹く いつまでも変わらぬものが 心の奥に 赤い夕陽に向かって 君を思い きらめく星を見つめて 君を思う いつの日か雪のように 溶けて消えるならば はかなきは生きること 愛しさは生きること 一つたして増えたあとで 二つ引かれ一つ減り 少しずつやせていくのに ゼロにならない 眠れぬ夜の暑さに 君を思い 凍える街の灯りに 君を思う いつの日か雲のように 流れ消えるならば はかなきは生きること 愛しさは生きること 赤い夕陽に向かって 君を思い 流れる雲を追いかけ 君を思う いつの日か雪のように 溶けて消えるならば はかなきは生きること 愛しさは生きること | 村下孝蔵 | 村下孝蔵 | 村下孝蔵 | 水谷公生 | 新しい朝が来るたび 生まれたての風が吹く いつまでも変わらぬものが 心の奥に 赤い夕陽に向かって 君を思い きらめく星を見つめて 君を思う いつの日か雪のように 溶けて消えるならば はかなきは生きること 愛しさは生きること 一つたして増えたあとで 二つ引かれ一つ減り 少しずつやせていくのに ゼロにならない 眠れぬ夜の暑さに 君を思い 凍える街の灯りに 君を思う いつの日か雲のように 流れ消えるならば はかなきは生きること 愛しさは生きること 赤い夕陽に向かって 君を思い 流れる雲を追いかけ 君を思う いつの日か雪のように 溶けて消えるならば はかなきは生きること 愛しさは生きること |
読み人知らず雨が降る日に 彼は生まれた だから 光り 眩しくて 弱い生き方 救い求めた 待ち人は まだ来ない 流れにのまれて 把むべきものなく 誰も彼もが 迷い込んでは 落ちる 深い嘆きの 落とし穴へと はいあがるんだ ひとりの力で 母は息子に 愛を与えて 熱い心 授けたが 強い言葉に 振り回された 読み人は まだ知らず 失くすだけ失くし 頼るべき人なく 君も彼女も とらえられては ひどい痛みの 傷をうけている 抜け出してゆけ 神の両手へ 誰も彼もが 迷い込んでは 落ちる 深い嘆きの 落とし穴へと はいあがるんだ ひとりの力で | 村下孝蔵 | 村下孝蔵 | 村下孝蔵 | | 雨が降る日に 彼は生まれた だから 光り 眩しくて 弱い生き方 救い求めた 待ち人は まだ来ない 流れにのまれて 把むべきものなく 誰も彼もが 迷い込んでは 落ちる 深い嘆きの 落とし穴へと はいあがるんだ ひとりの力で 母は息子に 愛を与えて 熱い心 授けたが 強い言葉に 振り回された 読み人は まだ知らず 失くすだけ失くし 頼るべき人なく 君も彼女も とらえられては ひどい痛みの 傷をうけている 抜け出してゆけ 神の両手へ 誰も彼もが 迷い込んでは 落ちる 深い嘆きの 落とし穴へと はいあがるんだ ひとりの力で |
ひとりごとかじかんだ手を じっと暖めるように あなたは優しく 僕を包んだよ 小さな花を そっと育てるように いつでも黙って 僕を見てた 一番そばにいたら 大きすぎて 大切な人を 忘れていたよ あなたがすべて 今の僕にとっては 受け止めてほしい この言葉を やり遂げられず あきらめ投げ出しても あなたは微笑み 僕をあやしてた 泣きじゃくる肩 両手でかばうように いつでも静かに 僕を支え 甘えてばかりいたよ 見失って ささやかな愛を 気づかずにいた あなたがすべて 今の僕にとっては 受け止めてほしい この言葉を 受け止めてほしい この言葉を | 村下孝蔵 | 村下孝蔵 | 村下孝蔵 | | かじかんだ手を じっと暖めるように あなたは優しく 僕を包んだよ 小さな花を そっと育てるように いつでも黙って 僕を見てた 一番そばにいたら 大きすぎて 大切な人を 忘れていたよ あなたがすべて 今の僕にとっては 受け止めてほしい この言葉を やり遂げられず あきらめ投げ出しても あなたは微笑み 僕をあやしてた 泣きじゃくる肩 両手でかばうように いつでも静かに 僕を支え 甘えてばかりいたよ 見失って ささやかな愛を 気づかずにいた あなたがすべて 今の僕にとっては 受け止めてほしい この言葉を 受け止めてほしい この言葉を |
やさしい瞳花が咲いた 音もたてずに私の庭に あの人の笑顔だけ見つめている花 何気なく口ずさんでくれた あのメロディー 大好きな 片思いの唄でした 夏の風鈴ゆれて すだれの陰 私黙りこむ 白いTシャツに 汗の匂い 青い空と似合ってた やさしい気持ち伝えたい やさしい瞳になりました 草の香り 川原を包む花火の日に 目をとじて あの人をひとり待っている 目の前で 好きといってくれなくてもいい でも 今は道に迷わないでね 町の夕暮れどきは 無口な色まざりさびしくて 七色の絵の具 きっと二人 夢をいつかぬりわける やさしい気持ち伝えたい やさしい瞳になりました | 村下孝蔵 | 村下孝蔵 | 村下孝蔵 | | 花が咲いた 音もたてずに私の庭に あの人の笑顔だけ見つめている花 何気なく口ずさんでくれた あのメロディー 大好きな 片思いの唄でした 夏の風鈴ゆれて すだれの陰 私黙りこむ 白いTシャツに 汗の匂い 青い空と似合ってた やさしい気持ち伝えたい やさしい瞳になりました 草の香り 川原を包む花火の日に 目をとじて あの人をひとり待っている 目の前で 好きといってくれなくてもいい でも 今は道に迷わないでね 町の夕暮れどきは 無口な色まざりさびしくて 七色の絵の具 きっと二人 夢をいつかぬりわける やさしい気持ち伝えたい やさしい瞳になりました |
素直どこにでもあるような ありふれた町の景色が ほらキラキラして 輝いて見える ごらん 誰もがみな 前を向いて歩いていけるさ 素直な気持ち 君に伝え 笑顔ふたつで おんなじ夢に向かってゆく 手に手を取って ほらニコニコして さわやかに目覚め ごらん 誰もがみな 空を見上げ 涙をこらえて 素直な気持ち 君に伝え 心ひとつで 小さな夢に向かってゆく 少しずつでも どこにでもあるような ありふれた町の景色が ほらキラキラして 輝いて見える ごらん 誰もがみな 前を向いて 歩いていけるさ 愛してる | 村下孝蔵 | 村下孝蔵 | 村下孝蔵 | 須藤晃 | どこにでもあるような ありふれた町の景色が ほらキラキラして 輝いて見える ごらん 誰もがみな 前を向いて歩いていけるさ 素直な気持ち 君に伝え 笑顔ふたつで おんなじ夢に向かってゆく 手に手を取って ほらニコニコして さわやかに目覚め ごらん 誰もがみな 空を見上げ 涙をこらえて 素直な気持ち 君に伝え 心ひとつで 小さな夢に向かってゆく 少しずつでも どこにでもあるような ありふれた町の景色が ほらキラキラして 輝いて見える ごらん 誰もがみな 前を向いて 歩いていけるさ 愛してる |
ひとり暮らしこの街から君の街まで 電話をかける時の僕は いつもきまって一握りの 十円玉もってボックスまで こんなに遠くじゃ長く話せない 君は解ってくれるかい 手紙じゃとてもうまく書けない 言葉を探す間に今日も あの街を出て半年が過ぎ 色んな事があったけど そんな時には君の事を想い どうにか通り抜けて来たんだ できればすぐに君を呼び寄せ 安いアパート暮らしでも 今の僕には まだできそうもない だからもっと待っててほしい この街には住みなれたけど ひとり暮らしには まだなれそうもない こんなに遠くじゃ長く話せない 君は解ってくれるかい 手紙じゃとてもうまく書けない 言葉を探す間に今日も 今でも君は あの日の約束を守って 一人待っててくれるかい… | 村下孝蔵 | 村下孝蔵 | 村下孝蔵 | | この街から君の街まで 電話をかける時の僕は いつもきまって一握りの 十円玉もってボックスまで こんなに遠くじゃ長く話せない 君は解ってくれるかい 手紙じゃとてもうまく書けない 言葉を探す間に今日も あの街を出て半年が過ぎ 色んな事があったけど そんな時には君の事を想い どうにか通り抜けて来たんだ できればすぐに君を呼び寄せ 安いアパート暮らしでも 今の僕には まだできそうもない だからもっと待っててほしい この街には住みなれたけど ひとり暮らしには まだなれそうもない こんなに遠くじゃ長く話せない 君は解ってくれるかい 手紙じゃとてもうまく書けない 言葉を探す間に今日も 今でも君は あの日の約束を守って 一人待っててくれるかい… |
手紙駆けておいでよ 想い出の中から この手紙読みなおしたら あの日がゆれてにじんだ 曲がりくねった並木道を いつもかよった仲間達の中 紺と白の制服姿が輝いていた君 石垣のある坂道を いそいで登り 海に向かって 船がはるか 見えなくなるまで みんなで寝ころんだ せつない気分で 黙って別れた 忘れられない すりガラスに映る影 遠まわり 君の部屋の燈りを見つめていた 木かげの椅子に腰かけて いつか話せる時が来たなら 僕が夢中になれることなんか 話したいと思った だけど そのまま卒業してゆく 駆けておいでよ 想い出の中から いつまでも 止まったままの君がいた あの場所から 忘れられない すりガラスに映る影 遠まわり 君の部屋の燈りを見つめていた | 村下孝蔵 | 村下孝蔵 | 村下孝蔵 | | 駆けておいでよ 想い出の中から この手紙読みなおしたら あの日がゆれてにじんだ 曲がりくねった並木道を いつもかよった仲間達の中 紺と白の制服姿が輝いていた君 石垣のある坂道を いそいで登り 海に向かって 船がはるか 見えなくなるまで みんなで寝ころんだ せつない気分で 黙って別れた 忘れられない すりガラスに映る影 遠まわり 君の部屋の燈りを見つめていた 木かげの椅子に腰かけて いつか話せる時が来たなら 僕が夢中になれることなんか 話したいと思った だけど そのまま卒業してゆく 駆けておいでよ 想い出の中から いつまでも 止まったままの君がいた あの場所から 忘れられない すりガラスに映る影 遠まわり 君の部屋の燈りを見つめていた |
未成年深い嘘にうなされ 浅い夢から醒める 忘れたい事ばかり 頭の中を回る かじかんだ指先で 綴る君への手紙 大人のふりをして 自分をかくしながら 愛して嫌われて 人の愛わからない 傷つけるだけの恋ばかり つらい別れを またくり返し 憧れを少しずつ 諦めに変える 心の片隅に 想いは凍りつき 言葉にはならない 誰か溶かしてくれ 形ある倖せ 音のない倖せ 見せかけの倖せ すべて消えてゆくよ 明日の朝になったら 僕は北へと旅立つ 二度と呼ぶことのない 名前をつぶやいてみる 君の名残りあるもの 焚火の中に捨てる 立ちこめる煙の中 過去が灰になってゆく 愛して求め合い 二人きり過ごした日 与えあうことはなかったよ まるで安物の指輪のようにねじれて めぐりめぐった愛の終り | 村下孝蔵 | 村下孝蔵 | 村下孝蔵 | | 深い嘘にうなされ 浅い夢から醒める 忘れたい事ばかり 頭の中を回る かじかんだ指先で 綴る君への手紙 大人のふりをして 自分をかくしながら 愛して嫌われて 人の愛わからない 傷つけるだけの恋ばかり つらい別れを またくり返し 憧れを少しずつ 諦めに変える 心の片隅に 想いは凍りつき 言葉にはならない 誰か溶かしてくれ 形ある倖せ 音のない倖せ 見せかけの倖せ すべて消えてゆくよ 明日の朝になったら 僕は北へと旅立つ 二度と呼ぶことのない 名前をつぶやいてみる 君の名残りあるもの 焚火の中に捨てる 立ちこめる煙の中 過去が灰になってゆく 愛して求め合い 二人きり過ごした日 与えあうことはなかったよ まるで安物の指輪のようにねじれて めぐりめぐった愛の終り |
駄目な男たとえばこのまま死ぬなら話しておきたい 独り言 語るように お前だけに 駄目な男と思われて 別れた冬の夕暮れに 残してきた愛の影に 今も縛られているよ たとえばどこかで静かに耳を傾けて 見つめてる気がするよ お前だけは 駄目な男と飽きられて 離してしまった風の中 捨ててきたんだ でもそれは それは男の心じゃない 駄目な男と思われて 別れた冬の夕暮れに 残してきた愛の影に 言っておきたい 今も好きだ | 村下孝蔵 | 村下孝蔵 | 村下孝蔵 | 水谷公生 | たとえばこのまま死ぬなら話しておきたい 独り言 語るように お前だけに 駄目な男と思われて 別れた冬の夕暮れに 残してきた愛の影に 今も縛られているよ たとえばどこかで静かに耳を傾けて 見つめてる気がするよ お前だけは 駄目な男と飽きられて 離してしまった風の中 捨ててきたんだ でもそれは それは男の心じゃない 駄目な男と思われて 別れた冬の夕暮れに 残してきた愛の影に 言っておきたい 今も好きだ |
眉思いと逆のことをすれば ピクリと動いた君の眉 幼く はにかむ あどけない顔 太くて強くて つりあわない 逢えなくなった時から ボロボロになり転がる 夕日に向かって 家路たどったのは 泣きそな笑顔の 君が待ってたから 言いたいことを飲み込んだら 真っ赤に染まった君の耳 可憐で小さな 丸い耳たぶ 熱くて冷たい 触れるたびに 逢えなくなってわかった どれほど君が必要か 何にもできない うまく笑うことも 何にも見えない 自分のいる場所も 思いと逆のことをすれば ピクリと動いた君の眉 | 村下孝蔵 | 村下孝蔵 | 村下孝蔵 | | 思いと逆のことをすれば ピクリと動いた君の眉 幼く はにかむ あどけない顔 太くて強くて つりあわない 逢えなくなった時から ボロボロになり転がる 夕日に向かって 家路たどったのは 泣きそな笑顔の 君が待ってたから 言いたいことを飲み込んだら 真っ赤に染まった君の耳 可憐で小さな 丸い耳たぶ 熱くて冷たい 触れるたびに 逢えなくなってわかった どれほど君が必要か 何にもできない うまく笑うことも 何にも見えない 自分のいる場所も 思いと逆のことをすれば ピクリと動いた君の眉 |
砂の女砂にまみれた長い髪 洗い流した海の音 打ち上げられて濡れている壊れた舟は僕の胸 始まりと終わりだけならば 大人の恋をしたよ 甘く静かな時の波に おぼれかけたのさ 流された 僕一人が あきらめたような海風と冬に静かに沈み込む 五線紙通りの旋律で夜と語るさ 一人きり 始まりと終わりだけならば 大人の恋をしたよ 強く大きな海の底に おぼれかけたのさ 流された僕一人が 助かった君一人が | 村下孝蔵 | 村下孝蔵 | 村下孝蔵 | 水谷公生 | 砂にまみれた長い髪 洗い流した海の音 打ち上げられて濡れている壊れた舟は僕の胸 始まりと終わりだけならば 大人の恋をしたよ 甘く静かな時の波に おぼれかけたのさ 流された 僕一人が あきらめたような海風と冬に静かに沈み込む 五線紙通りの旋律で夜と語るさ 一人きり 始まりと終わりだけならば 大人の恋をしたよ 強く大きな海の底に おぼれかけたのさ 流された僕一人が 助かった君一人が |
夢の地図指で作った望遠鏡で ずっと見ていた遠い夜空に 二人の夢の地図を見付けて 君は大声ではしゃいだ後 溜息混じりで 銀河に背を向けたね どうしてあの頃は 星にさえも夢見たのに 二度と帰らない日々よ 投げた小石が川面を跳ねて 何度もキラリと水が光る 君は手を打ち笑い転げた 僕が見たのは夢の欠けらか あの日の陽炎 溶けていく白い風 どうしていつまでも 淡い君の蜃気楼 忘れられないんだろう どうしてあの頃は 星にさえも夢見たのに 二度と帰らない日々よ 二人の夢の地図だった | 村下孝蔵 | 村下孝蔵 | 村下孝蔵 | | 指で作った望遠鏡で ずっと見ていた遠い夜空に 二人の夢の地図を見付けて 君は大声ではしゃいだ後 溜息混じりで 銀河に背を向けたね どうしてあの頃は 星にさえも夢見たのに 二度と帰らない日々よ 投げた小石が川面を跳ねて 何度もキラリと水が光る 君は手を打ち笑い転げた 僕が見たのは夢の欠けらか あの日の陽炎 溶けていく白い風 どうしていつまでも 淡い君の蜃気楼 忘れられないんだろう どうしてあの頃は 星にさえも夢見たのに 二度と帰らない日々よ 二人の夢の地図だった |
おやすみ魔法の杖 ほら ひと振り宙を切れば 星降る彼方 宝島へと 黄金色 夢の世界 君を連れてく おやすみ また 明日も 裸足のまま 飛びはね 天使になり 無邪気に 輝いて 夜のポケット ほら たくさんつめこまれた 子供だけの 宝石箱さ 楽しかった 思い出だけが 君を包むよ おやすみ もう 目を閉じ 朝陽に ねえ 笑って 小さな手を ひろげて 生きてゆけ 眠りの精は ここにいる 君を守って ずっといる おやすみ また 明日も 裸足のまま 飛びはね 天使になり 無邪気に 輝いて | 村下孝蔵 | 村下孝蔵 | 村下孝蔵 | | 魔法の杖 ほら ひと振り宙を切れば 星降る彼方 宝島へと 黄金色 夢の世界 君を連れてく おやすみ また 明日も 裸足のまま 飛びはね 天使になり 無邪気に 輝いて 夜のポケット ほら たくさんつめこまれた 子供だけの 宝石箱さ 楽しかった 思い出だけが 君を包むよ おやすみ もう 目を閉じ 朝陽に ねえ 笑って 小さな手を ひろげて 生きてゆけ 眠りの精は ここにいる 君を守って ずっといる おやすみ また 明日も 裸足のまま 飛びはね 天使になり 無邪気に 輝いて |
たなばたきらきらと流れる天の川 笹の葉は小さな船になり 願い事 叶え 届けてと 振り向けば流れ星が 優しい気持ちを 忘れないで いつかどこかで巡り会う あなたを夢見ている おさな日に父の背に負われて 手を伸ばし つかもうとした星 ふるさとの町では今でも 変わらずに大きく見えるかな 素直な心で生きていたい いつか必ず巡り会う あなたも今夜は 風にさらさら短冊が 夏の夜に歌う | 村下孝蔵 | 村下孝蔵 | 村下孝蔵 | | きらきらと流れる天の川 笹の葉は小さな船になり 願い事 叶え 届けてと 振り向けば流れ星が 優しい気持ちを 忘れないで いつかどこかで巡り会う あなたを夢見ている おさな日に父の背に負われて 手を伸ばし つかもうとした星 ふるさとの町では今でも 変わらずに大きく見えるかな 素直な心で生きていたい いつか必ず巡り会う あなたも今夜は 風にさらさら短冊が 夏の夜に歌う |
南十字星いつかどこかで あなたに逢って 自然に胸がときめいて 力を抜いて 自分らしさで も一度 好きになれたら そう大きな夢がある 誰にも負けない きっと叶うこと信じてる 南十字星 今のわたしじゃダメ 一人きりで できるまで 待っててほしいの 南十字星 輝く空の下 あなたの胸に 飛び込みたい せめてわたしが 自分の中に プライドや勇気をもって 愛の答えを なんとか見つけ もすこし 強くなれたら まだ小さな声だけど 誰かを呼んでる それがあなただと信じてる 南十字星 ここから始めるの 無理をせずに すこしずつ らしさをなくさず 南十字星 わたしの未来なら あなたの瞳 見つめている 南十字星 今のわたしじゃダメ 一人きりで できるまで 待っててほしいの 南十字星 輝く空の下 あなたの胸に 飛び込みたい | 村下孝蔵 | 村下孝蔵 | 村下孝蔵 | 水谷公生 | いつかどこかで あなたに逢って 自然に胸がときめいて 力を抜いて 自分らしさで も一度 好きになれたら そう大きな夢がある 誰にも負けない きっと叶うこと信じてる 南十字星 今のわたしじゃダメ 一人きりで できるまで 待っててほしいの 南十字星 輝く空の下 あなたの胸に 飛び込みたい せめてわたしが 自分の中に プライドや勇気をもって 愛の答えを なんとか見つけ もすこし 強くなれたら まだ小さな声だけど 誰かを呼んでる それがあなただと信じてる 南十字星 ここから始めるの 無理をせずに すこしずつ らしさをなくさず 南十字星 わたしの未来なら あなたの瞳 見つめている 南十字星 今のわたしじゃダメ 一人きりで できるまで 待っててほしいの 南十字星 輝く空の下 あなたの胸に 飛び込みたい |
19の秋ひと雨ごとに秋も深く 街はあざやか衣装がえ 日めくり今日もめくりながら 過ぎゆく季節 惜しむ時 遠い遠い故里の 遠い遠い空の下 母の便りじゃ冬支度 今度の冬で この私も やっと大人の仲間入り いつか愛する人ができたら すぐに手紙で知らせると 白い白い故里の 白い白い雪の中 母の寂しい一人言 遠い遠い故里の 遠い遠い空の下 母の便りじゃ冬支度 | 村下孝蔵 | 村下孝蔵 | 村下孝蔵 | 水谷公生 | ひと雨ごとに秋も深く 街はあざやか衣装がえ 日めくり今日もめくりながら 過ぎゆく季節 惜しむ時 遠い遠い故里の 遠い遠い空の下 母の便りじゃ冬支度 今度の冬で この私も やっと大人の仲間入り いつか愛する人ができたら すぐに手紙で知らせると 白い白い故里の 白い白い雪の中 母の寂しい一人言 遠い遠い故里の 遠い遠い空の下 母の便りじゃ冬支度 |
幸せのメロディー唇とがらせて 口笛吹いてる 横顔が可愛いくて ため息さ ありふれた朝の あいまいな時間 早起きの音がする 片眼あけ見れば 歌い出す声 あなたの夢 目覚めたら 幸せのメロディー聞こえてくる 白い壁に寄り添った 新しい生活 愛したい 洗いざらしのシャツ ブカブカのままで 肩にかけ髪をとく 可憐な手 優しさにあふれ 微笑みがこぼれ ブラインドあくびする 青空に雲がおはようの絵文字 窓の外の街並みに 満たされて生きる 恋人達 ひとりじゃない喜びと 新しい生活 愛したい あなたの夢 目覚めたら 幸せのメロディー聞こえてくる 白い壁に寄り添った 新しい生活 愛したい | 村下孝蔵 | 村下孝蔵 | 村下孝蔵 | 水谷公生 | 唇とがらせて 口笛吹いてる 横顔が可愛いくて ため息さ ありふれた朝の あいまいな時間 早起きの音がする 片眼あけ見れば 歌い出す声 あなたの夢 目覚めたら 幸せのメロディー聞こえてくる 白い壁に寄り添った 新しい生活 愛したい 洗いざらしのシャツ ブカブカのままで 肩にかけ髪をとく 可憐な手 優しさにあふれ 微笑みがこぼれ ブラインドあくびする 青空に雲がおはようの絵文字 窓の外の街並みに 満たされて生きる 恋人達 ひとりじゃない喜びと 新しい生活 愛したい あなたの夢 目覚めたら 幸せのメロディー聞こえてくる 白い壁に寄り添った 新しい生活 愛したい |
似顔絵似ている人に会いました 笑いながら鼻をこするくせ 真面目になれると照れながら 煙草をすぐ消してしまうくせ みんな あなた いつも夢にみた 目覚めたらそばにいて 髪をなでてくれる 暖かい 手を抱いて 泣いている私に さよならの言葉を下さい 愛したあなたがそばにいて 別の人の話をしてくれた うなずきながら一人になると 鏡の中に語りかけてる みんな 私 幸せそうに肩寄せる 街角見知らぬ恋人 目の前がかすんで もう前に進めない さよならの言葉を下さい いつも夢にみた 目覚めたらそばにいて 髪をなでてくれる 暖かい 手を抱いて 泣いている私に さよならの言葉を下さい | 村下孝蔵 | 村下孝蔵 | 村下孝蔵 | | 似ている人に会いました 笑いながら鼻をこするくせ 真面目になれると照れながら 煙草をすぐ消してしまうくせ みんな あなた いつも夢にみた 目覚めたらそばにいて 髪をなでてくれる 暖かい 手を抱いて 泣いている私に さよならの言葉を下さい 愛したあなたがそばにいて 別の人の話をしてくれた うなずきながら一人になると 鏡の中に語りかけてる みんな 私 幸せそうに肩寄せる 街角見知らぬ恋人 目の前がかすんで もう前に進めない さよならの言葉を下さい いつも夢にみた 目覚めたらそばにいて 髪をなでてくれる 暖かい 手を抱いて 泣いている私に さよならの言葉を下さい |
野菊よ何故 彼女は 瞳を見ない 頭垂れた 日陰の花よ 誰にも知られず 雑草の中 道ばたに咲く 野菊よ 何故 彼女は 答えてくれぬ 囁きさえ 風に流され 大空見あげて 小さな生命 確かめている 野菊よ 数えきれない 煩わしさにまみれ 単純な日を 送って 眠れないで 夜をこらえた時には 朝露のような 涙する 何故 彼女は 歌を忘れた 足が乱れ 動けもしない 遠くの陽炎 追いかけ続けて 淡く色づく 野菊よ たった一度 愛に折られ傷つき 花の重みに うつむく 微笑んで 可愛い女になって 顔をあげなよ 僕がいる 雨に打たれ 深い雪に埋れて 寒い帳におおわれ 淋しくて 淋しくて たまらぬ時も 見つめ続ける 僕がいる | 村下孝蔵 | 村下孝蔵 | 村下孝蔵 | | 何故 彼女は 瞳を見ない 頭垂れた 日陰の花よ 誰にも知られず 雑草の中 道ばたに咲く 野菊よ 何故 彼女は 答えてくれぬ 囁きさえ 風に流され 大空見あげて 小さな生命 確かめている 野菊よ 数えきれない 煩わしさにまみれ 単純な日を 送って 眠れないで 夜をこらえた時には 朝露のような 涙する 何故 彼女は 歌を忘れた 足が乱れ 動けもしない 遠くの陽炎 追いかけ続けて 淡く色づく 野菊よ たった一度 愛に折られ傷つき 花の重みに うつむく 微笑んで 可愛い女になって 顔をあげなよ 僕がいる 雨に打たれ 深い雪に埋れて 寒い帳におおわれ 淋しくて 淋しくて たまらぬ時も 見つめ続ける 僕がいる |
かず君へ助手席で シートベルトの彼女を 僕が駅へと 送る朝 黙りこくった 三人の他に 泣き出した 空に打たれて おまえ見てた 父と母とは 同じ顔だった 泣かないで 彼女はビルの谷間 足早に人ごみを くぐりぬける 泣かないで 僕らは 彼女のため 倖せな仲間 続けよう 一番近くにいる 愛もある 遠くから見る 愛もある 自分の足を 踏みつけた後で よろめいて ころんだようだ 僕が見てた 彼女とおまえ 同じ顔してる 泣かないで あの日の誕生日に ぬいぐるみ 抱きしめて 喜んでた 泣かないで 彼女は強い人さ いつまでも おまえ 忘れない 泣かないで 彼女はビルの谷間 足早に人ごみを くぐりぬける 泣かないで 明日の 彼女のため 倖せな仲間 続けよう | 村下孝蔵 | 村下孝蔵 | 村下孝蔵 | 水谷公生 | 助手席で シートベルトの彼女を 僕が駅へと 送る朝 黙りこくった 三人の他に 泣き出した 空に打たれて おまえ見てた 父と母とは 同じ顔だった 泣かないで 彼女はビルの谷間 足早に人ごみを くぐりぬける 泣かないで 僕らは 彼女のため 倖せな仲間 続けよう 一番近くにいる 愛もある 遠くから見る 愛もある 自分の足を 踏みつけた後で よろめいて ころんだようだ 僕が見てた 彼女とおまえ 同じ顔してる 泣かないで あの日の誕生日に ぬいぐるみ 抱きしめて 喜んでた 泣かないで 彼女は強い人さ いつまでも おまえ 忘れない 泣かないで 彼女はビルの谷間 足早に人ごみを くぐりぬける 泣かないで 明日の 彼女のため 倖せな仲間 続けよう |
二人の午後安物のブローチが胸に輝いて いつもしゃがみこむように笑いころげた 噴水を背景に写真をとってと 通りすがり人に頭をさげたね おまえのために いつか幸せになろう 望むことのすべてをかなえたい 夢にみていたことを与えたいと いつも思っていた ほんとうに ほんとうに思っていた 二人の午後 何でもしまいこんで困った顔した 捨ててしまえばいいと僕はおこった 腕を組んで歩くと うれしくなるのと 子供みたいにおどけ しがみついてた おまえのために いつか幸せになろう 約束してたことが嘘になる 僕だけを信じて生きてきたのに たとえひとりになり 泣いていても おこってやれる 僕でいたかった 望むことのすべてを叶えたい 夢にみていたことを与えたいと いつも思っていた ほんとうに ほんとうに思っていた 二人の午後 | 村下孝蔵 | 村下孝蔵 | 村下孝蔵 | 水谷公生 | 安物のブローチが胸に輝いて いつもしゃがみこむように笑いころげた 噴水を背景に写真をとってと 通りすがり人に頭をさげたね おまえのために いつか幸せになろう 望むことのすべてをかなえたい 夢にみていたことを与えたいと いつも思っていた ほんとうに ほんとうに思っていた 二人の午後 何でもしまいこんで困った顔した 捨ててしまえばいいと僕はおこった 腕を組んで歩くと うれしくなるのと 子供みたいにおどけ しがみついてた おまえのために いつか幸せになろう 約束してたことが嘘になる 僕だけを信じて生きてきたのに たとえひとりになり 泣いていても おこってやれる 僕でいたかった 望むことのすべてを叶えたい 夢にみていたことを与えたいと いつも思っていた ほんとうに ほんとうに思っていた 二人の午後 |
夕日と少年ジャングルジムをくぐり抜けて 忍びこんだよ 小さな森 置き去りの自転車と野球帽 頬を撫でてく白い風と 金色の陽射し浴びながら 呼び合った仲間達のあだ名 早く早く見失わぬように 誰かの後ずっと追い掛けた 夏はいつもゆらゆら揺れ あのこが好きだよと 真っ赤に泣いていた 夕日と少年 西瓜の種を吹いて飛ばし 競い合ったね 笑いながら 打水の虹 七色屏風 悲しいほどに高い空の 群青色の帳 見つめ 数えてた 光る流れ星 早く早く大人になりたいと 背伸びして見ていた細い影 夏の夢はカラカラ枯れ 遥か地平線にぽつり一人ぼっちの 欠けてる夕月 早く早く見失わぬように 誰かの後ずっと追い掛けた 夏はいつもゆらゆら揺れ あのこが好きだよと 真っ赤に泣いていた 夕日と少年 僕を染めていた空 | 村下孝蔵 | 村下孝蔵 | 村下孝蔵 | | ジャングルジムをくぐり抜けて 忍びこんだよ 小さな森 置き去りの自転車と野球帽 頬を撫でてく白い風と 金色の陽射し浴びながら 呼び合った仲間達のあだ名 早く早く見失わぬように 誰かの後ずっと追い掛けた 夏はいつもゆらゆら揺れ あのこが好きだよと 真っ赤に泣いていた 夕日と少年 西瓜の種を吹いて飛ばし 競い合ったね 笑いながら 打水の虹 七色屏風 悲しいほどに高い空の 群青色の帳 見つめ 数えてた 光る流れ星 早く早く大人になりたいと 背伸びして見ていた細い影 夏の夢はカラカラ枯れ 遥か地平線にぽつり一人ぼっちの 欠けてる夕月 早く早く見失わぬように 誰かの後ずっと追い掛けた 夏はいつもゆらゆら揺れ あのこが好きだよと 真っ赤に泣いていた 夕日と少年 僕を染めていた空 |
美し過ぎるミステイクさよならは いつでも少しミステイク そうでしょう おたがいの しあわせ祈るミステイク 思い違いがあとからわかる もう二度と あんな あやまちはしないと誓って もどかしいまわり道ばかり 何年もせつない思いで 泣いていたおバカさん さよならは 美し過ぎるミステイク 誰でも いつわりの 言葉に酔ったミステイク ひとり芝居で涙を流す 想い出の中で 悔やむのは終わりにしましょう いつの日もふり向いてばかり さよならにくちびる噛んだら もっとおバカさん 二度と逢えなくなるわ さよならは 美し過ぎるあやまちを誘ってしまう 云わないで | 村下孝蔵 | 阿久悠 | 村下孝蔵 | | さよならは いつでも少しミステイク そうでしょう おたがいの しあわせ祈るミステイク 思い違いがあとからわかる もう二度と あんな あやまちはしないと誓って もどかしいまわり道ばかり 何年もせつない思いで 泣いていたおバカさん さよならは 美し過ぎるミステイク 誰でも いつわりの 言葉に酔ったミステイク ひとり芝居で涙を流す 想い出の中で 悔やむのは終わりにしましょう いつの日もふり向いてばかり さよならにくちびる噛んだら もっとおバカさん 二度と逢えなくなるわ さよならは 美し過ぎるあやまちを誘ってしまう 云わないで |
だっこちゃん風に舞った落ち葉は 雨に濡れて 行き交う人に踏まれ 形をなくす どんな言葉つくして 話し合っても みんないいわけになる 説明はできない 恋をして うち明けて 結ばれ 人の道を 遠く 離れていった 逢いたくて あなた追いかけた 叱られて 抱かれた だけど うれしくて もっと追いかけた 吹き飛ばされ 押しつぶされ 踏みつけられていた 雨の中で 床に落ちたボタンを 不意に踏んで 痛みが胸を刺した そんなサヨナラだった 楽しくて 少しだけ 怖くて だんだんと 深く 沈んだ わたし 悲しくて あなたにすがった 泣きながら 抱かれた だから さみしくて 両手ですがった はぐれるように 袋小路で どこかへ消えてった あなたは 恋をして うち明けて 結ばれ 人の道を 遠く 離れていった 逢いたくて あなた追いかけた 叱られて 抱かれた だけど うれしくて もっと追いかけた 吹き飛ばされ 押しつぶされ 踏みつけられていた 雨の中で | 村下孝蔵 | 村下孝蔵 | 村下孝蔵 | 水谷公生 | 風に舞った落ち葉は 雨に濡れて 行き交う人に踏まれ 形をなくす どんな言葉つくして 話し合っても みんないいわけになる 説明はできない 恋をして うち明けて 結ばれ 人の道を 遠く 離れていった 逢いたくて あなた追いかけた 叱られて 抱かれた だけど うれしくて もっと追いかけた 吹き飛ばされ 押しつぶされ 踏みつけられていた 雨の中で 床に落ちたボタンを 不意に踏んで 痛みが胸を刺した そんなサヨナラだった 楽しくて 少しだけ 怖くて だんだんと 深く 沈んだ わたし 悲しくて あなたにすがった 泣きながら 抱かれた だから さみしくて 両手ですがった はぐれるように 袋小路で どこかへ消えてった あなたは 恋をして うち明けて 結ばれ 人の道を 遠く 離れていった 逢いたくて あなた追いかけた 叱られて 抱かれた だけど うれしくて もっと追いかけた 吹き飛ばされ 押しつぶされ 踏みつけられていた 雨の中で |
大地河のほとりで 二人は とこしえの風の中 夢を見ている夢を見ていた 墨絵のような 白い昼の日が 讃えてた 美しきこの国 山のふもとで 二人は 青き森にむかって 夢を見ている夢を見ていた はるか遠くへの シルクロードへの 長い旅 心にやきつけて 墨絵のような 白い昼の日が 讃えてた 美しきこの国 讃えてた 美しきこの国 | 村下孝蔵 | 村下孝蔵 | 村下孝蔵 | | 河のほとりで 二人は とこしえの風の中 夢を見ている夢を見ていた 墨絵のような 白い昼の日が 讃えてた 美しきこの国 山のふもとで 二人は 青き森にむかって 夢を見ている夢を見ていた はるか遠くへの シルクロードへの 長い旅 心にやきつけて 墨絵のような 白い昼の日が 讃えてた 美しきこの国 讃えてた 美しきこの国 |
花ざかりの森されど寂しき 鐘の音が鳴る そのくちびる悲しくて 君は 雨に濡れてる 紫陽花の花 ひとり泣いてた 砂丘には宵待草 誰を待つか ゆらゆらと揺れる 星が消えた朝焼けには 僕は月と沈む されど寂しき 鐘の音が鳴る 街はもう 花ざかり されど寂しき 鐘の音が鳴る 雲が流れ この恋はおわる よろめいた後 ひざをつく君 ひとり泣いてた 紫の名もない花 湖畔に咲き 枯れてゆく いつか 波が乱れ 岩を砕き 水をにごしてゆく されど寂しき 鐘の音が鳴る 街はもう 花ざかり 長い壁には落書き 頭をたれ 黙りこむ空に 花吹雪 美しく はらり 風に舞った されど寂しき 鐘の音が鳴る その紅き くちびるよ | 村下孝蔵 | 村下孝蔵 | 村下孝蔵 | | されど寂しき 鐘の音が鳴る そのくちびる悲しくて 君は 雨に濡れてる 紫陽花の花 ひとり泣いてた 砂丘には宵待草 誰を待つか ゆらゆらと揺れる 星が消えた朝焼けには 僕は月と沈む されど寂しき 鐘の音が鳴る 街はもう 花ざかり されど寂しき 鐘の音が鳴る 雲が流れ この恋はおわる よろめいた後 ひざをつく君 ひとり泣いてた 紫の名もない花 湖畔に咲き 枯れてゆく いつか 波が乱れ 岩を砕き 水をにごしてゆく されど寂しき 鐘の音が鳴る 街はもう 花ざかり 長い壁には落書き 頭をたれ 黙りこむ空に 花吹雪 美しく はらり 風に舞った されど寂しき 鐘の音が鳴る その紅き くちびるよ |
フリーキック土煙抜け 連なって 駆ける隊列 笛の音と 午後のグラウンド 水しぶき うだる日差しに 響く号令 汗は君の夏 力の限り走った ゴール間際の芝生に 吸い込まれてく歓声と 空に流れてた校歌 われら学び舎に 輝け 若き たましい 古いタイヤを 引きずって 競い合ってた 若さだけを バスを追い掛け 群がった 入道雲と 焼けた闘志が 暮れる僕の夏 力の限り叫んだ 外したシュート悔んで 体ぶつける 金網と 滲む赤い血と涙 力の限り走った ゴール間際の芝生に 吸い込まれてく歓声と 空に流れてた校歌 空に流れてた校歌 | 村下孝蔵 | 村下孝蔵 | 村下孝蔵 | | 土煙抜け 連なって 駆ける隊列 笛の音と 午後のグラウンド 水しぶき うだる日差しに 響く号令 汗は君の夏 力の限り走った ゴール間際の芝生に 吸い込まれてく歓声と 空に流れてた校歌 われら学び舎に 輝け 若き たましい 古いタイヤを 引きずって 競い合ってた 若さだけを バスを追い掛け 群がった 入道雲と 焼けた闘志が 暮れる僕の夏 力の限り叫んだ 外したシュート悔んで 体ぶつける 金網と 滲む赤い血と涙 力の限り走った ゴール間際の芝生に 吸い込まれてく歓声と 空に流れてた校歌 空に流れてた校歌 |
まだ見ぬ人へ広い空の下 何処か君がいる 水平線の果てまで 駆けて探しに行こう 雲のすき間から 春の萌える陽が 真冬の形見達を そっと消してゆくよ 愛の始まる予感に心踊り 明日 新しい出会い いつか見た夢 掴みとろう 丘はなだらかに続くどこまでも 草原はうららかな小川はきらめいている 朝の透きとおる 空気吸い込んで 駆け出せ! 振り向かないで 少年のままで 悲しみにこの街に置いて 君の微笑み求め 春風に乗って まだ見ぬ人へ 想い馳せて 愛の始まる予感に心踊り 明日 新しい出会い いつか見た夢 掴みとろう | 村下孝蔵 | 村下孝蔵 | 村下孝蔵 | | 広い空の下 何処か君がいる 水平線の果てまで 駆けて探しに行こう 雲のすき間から 春の萌える陽が 真冬の形見達を そっと消してゆくよ 愛の始まる予感に心踊り 明日 新しい出会い いつか見た夢 掴みとろう 丘はなだらかに続くどこまでも 草原はうららかな小川はきらめいている 朝の透きとおる 空気吸い込んで 駆け出せ! 振り向かないで 少年のままで 悲しみにこの街に置いて 君の微笑み求め 春風に乗って まだ見ぬ人へ 想い馳せて 愛の始まる予感に心踊り 明日 新しい出会い いつか見た夢 掴みとろう |