愛について君がそばで 笑うだけで なぜかやさしくなれるよ 僕は君に 何ができるだろう ざわめいた時代の中で わかり合えなくても 仕方ないさなんて あのころの僕は あきらめてたね 愛について語るとき 人は他人に やさしくなれる ひとりきりでは生きられない 僕に気づくから 愛について語るとき 僕は僕を好きでいられる 愛しさの理由(わけ)を そっと感じてる僕がいる 近すぎると なぜか 見えなくなる たいせつに 抱きしめるほど 飾ることも嘘も みんなとけてゆくよ いつでもそばにいてくれたから 愛について語るとき 人は生きるふしぎを想う 愛し合うとは 変わることを許し合えること 雨の夜も 風の日も ふたりずっと 一緒にいよう 君は君らしく 僕は僕らしく ありのまま 愛について語るとき 人は他人に やさしくなれる ひとりきりでは生きられない 僕に気づくから 愛について語るとき 君は君を好きでいられる たとえどんな時も 君を見つめてる この場所で | 三浦和人 | ザイヤ | 三浦和人 | 鳩野信二 | 君がそばで 笑うだけで なぜかやさしくなれるよ 僕は君に 何ができるだろう ざわめいた時代の中で わかり合えなくても 仕方ないさなんて あのころの僕は あきらめてたね 愛について語るとき 人は他人に やさしくなれる ひとりきりでは生きられない 僕に気づくから 愛について語るとき 僕は僕を好きでいられる 愛しさの理由(わけ)を そっと感じてる僕がいる 近すぎると なぜか 見えなくなる たいせつに 抱きしめるほど 飾ることも嘘も みんなとけてゆくよ いつでもそばにいてくれたから 愛について語るとき 人は生きるふしぎを想う 愛し合うとは 変わることを許し合えること 雨の夜も 風の日も ふたりずっと 一緒にいよう 君は君らしく 僕は僕らしく ありのまま 愛について語るとき 人は他人に やさしくなれる ひとりきりでは生きられない 僕に気づくから 愛について語るとき 君は君を好きでいられる たとえどんな時も 君を見つめてる この場所で |
黄昏指の痺れを今も覚えている 遠ざかって行った 貴方の背中 不思議だったわ 涙ひとつでない 砕けたグラス 響く水音 愛しているよとか 離さないよとか 愛を飾り立て告げるけど そんな言葉より 確かなものが 欲しかっただけなのに 心の震え隠し目を閉じれば 浅い眠りに 浮かぶ思い出 肩の寒さをまぎらわすその度 今更気づく 私は女と いつも登りつめた この長い坂道 息切らせたのは私だけど 愛という坂道 駆けおりてったのは 貴方の方だったわ 時の流れが教えてくれたのは 夢と現実 ただその意味だけ 愛しているよとか 離さないよとか 愛を飾り立て告げるけど そんな言葉より 確かなものが 欲しかっただけなのに ひとりぼっちの淋しさはやっぱり 一人の力で 癒すものでしょう | 三浦和人 | 三浦雄也 | 三浦雄也 | 安田裕美 | 指の痺れを今も覚えている 遠ざかって行った 貴方の背中 不思議だったわ 涙ひとつでない 砕けたグラス 響く水音 愛しているよとか 離さないよとか 愛を飾り立て告げるけど そんな言葉より 確かなものが 欲しかっただけなのに 心の震え隠し目を閉じれば 浅い眠りに 浮かぶ思い出 肩の寒さをまぎらわすその度 今更気づく 私は女と いつも登りつめた この長い坂道 息切らせたのは私だけど 愛という坂道 駆けおりてったのは 貴方の方だったわ 時の流れが教えてくれたのは 夢と現実 ただその意味だけ 愛しているよとか 離さないよとか 愛を飾り立て告げるけど そんな言葉より 確かなものが 欲しかっただけなのに ひとりぼっちの淋しさはやっぱり 一人の力で 癒すものでしょう |
交差点すれ違う肩越し 聞き馴染んだ声 振り向けば あの頃と 変わらぬ笑顔 優しくて真面目な 貴方が物足りず 強引な誘惑に 落ちたあの日 本当の愛よりも 胸の奥 焦がす様な ときめき それだけが 激しく惹きつけた 若さの危うさは 思い出に捨て去り 繰り返す毎日を 今 生きてる 優しさその意味や 幸せが何なのか 今なら痛いほど 分かっているけれど 貴方と過ごした日 本当は一番に まぶしい時だとは 絶対に言わない 悪戯に過ぎた 泡沫の日々よ でも 懐かしい…。 | 三浦和人 | 三浦和人 | 三浦和人 | | すれ違う肩越し 聞き馴染んだ声 振り向けば あの頃と 変わらぬ笑顔 優しくて真面目な 貴方が物足りず 強引な誘惑に 落ちたあの日 本当の愛よりも 胸の奥 焦がす様な ときめき それだけが 激しく惹きつけた 若さの危うさは 思い出に捨て去り 繰り返す毎日を 今 生きてる 優しさその意味や 幸せが何なのか 今なら痛いほど 分かっているけれど 貴方と過ごした日 本当は一番に まぶしい時だとは 絶対に言わない 悪戯に過ぎた 泡沫の日々よ でも 懐かしい…。 |
メリーゴーランドメリーゴーランド 愛をはこんで 哀しい人の心に… 恋の予感に 高鳴る胸と 切なさ募る想い 甘いぬくもり 戯れの日々 輝いた思い出 求め合うことばかりじゃ心 擦れ違うしかなくて 悲しい言葉 もどかしい夜 ただ人を恨んだ メリーゴーランド 愛をはこんで 乾いた人の心に 淋しさ受け止めてこそ 真実の愛に気づくと 教えて 上手に人とふれあえなくて 心を閉ざした 「しょうがないさ」と溜め息混じり 自分についた嘘 メリーゴーランド 夢をはこんで 壊れた人の心に 信じることからすべて 始まると もう一度だけ 伝えて 本当の自分を 探し出すのさ 何度 壊れそうになっても メリーゴーランド 廻れよ廻れ 喜び 悲しみ 乗せて 幾度 時が移ろうと 変わらない大切なもの 守って | 三浦和人 | 三浦和人 | 三浦和人 | | メリーゴーランド 愛をはこんで 哀しい人の心に… 恋の予感に 高鳴る胸と 切なさ募る想い 甘いぬくもり 戯れの日々 輝いた思い出 求め合うことばかりじゃ心 擦れ違うしかなくて 悲しい言葉 もどかしい夜 ただ人を恨んだ メリーゴーランド 愛をはこんで 乾いた人の心に 淋しさ受け止めてこそ 真実の愛に気づくと 教えて 上手に人とふれあえなくて 心を閉ざした 「しょうがないさ」と溜め息混じり 自分についた嘘 メリーゴーランド 夢をはこんで 壊れた人の心に 信じることからすべて 始まると もう一度だけ 伝えて 本当の自分を 探し出すのさ 何度 壊れそうになっても メリーゴーランド 廻れよ廻れ 喜び 悲しみ 乗せて 幾度 時が移ろうと 変わらない大切なもの 守って |
永遠揺れる想いを 風に飛ばそう 埋もれそうな この街から 見つけられない 心の居場所を 探し求めているよ 永遠といえる 遥かな願いを それを夢と呼べるなら 叶えられるよう きっと叶うよう ずっと育て続けたい 泣き叫んでいる 子供の声に 羨ましいと 耳をふさいだ 傷つく事に 慣れ過ぎた時 素直になれないなんて 永遠といえる 確かな想いを それを愛と呼べるなら 壊れないように 壊されぬように ずっと守り続けたい 立ち止まる夜 哀しみを越えて 歩き始める 勇気が欲しい 永遠といえる 確かな想いを それを愛と呼べるなら 壊れないように 壊されぬように ずっと守り続けたい | 三浦和人 | 三浦和人 | 三浦和人 | 鳩野信二 | 揺れる想いを 風に飛ばそう 埋もれそうな この街から 見つけられない 心の居場所を 探し求めているよ 永遠といえる 遥かな願いを それを夢と呼べるなら 叶えられるよう きっと叶うよう ずっと育て続けたい 泣き叫んでいる 子供の声に 羨ましいと 耳をふさいだ 傷つく事に 慣れ過ぎた時 素直になれないなんて 永遠といえる 確かな想いを それを愛と呼べるなら 壊れないように 壊されぬように ずっと守り続けたい 立ち止まる夜 哀しみを越えて 歩き始める 勇気が欲しい 永遠といえる 確かな想いを それを愛と呼べるなら 壊れないように 壊されぬように ずっと守り続けたい |
アディオス少し褪せたカーテンが 風と戯れてる 空っぽのこの部屋は 他人みたいね 新しいアドレスは 教えないで行くわ 心揺らぐ時は 一人がいいから アディオス あなた 知ってるわ 彼女の事 迷いながら 愛されたくないの アディオス あなた 思いきり泣いたあとで 大事な想い出だけ そっと傷つけないサヨナラを 選んだから あたたかい腕の中 戻りたくなるけど 夜は同じ夢を 見せたりはしない アディオス あなた 悔やんでね ほんの少し それがきっと 何よりの贈り物 アディオス あなた 街で出会ったとしても 知らない振りをするわ そんな忘れ方できるほど 愛したから アディオス あなた 悔やんでね ほんの少し それがきっと 何よりの贈り物 アディオス あなた 街で出会ったとしても 知らない振りをするわ そんな忘れ方できるほど 愛したから | 三浦和人 | 夏冬春秋 | 三浦和人 | | 少し褪せたカーテンが 風と戯れてる 空っぽのこの部屋は 他人みたいね 新しいアドレスは 教えないで行くわ 心揺らぐ時は 一人がいいから アディオス あなた 知ってるわ 彼女の事 迷いながら 愛されたくないの アディオス あなた 思いきり泣いたあとで 大事な想い出だけ そっと傷つけないサヨナラを 選んだから あたたかい腕の中 戻りたくなるけど 夜は同じ夢を 見せたりはしない アディオス あなた 悔やんでね ほんの少し それがきっと 何よりの贈り物 アディオス あなた 街で出会ったとしても 知らない振りをするわ そんな忘れ方できるほど 愛したから アディオス あなた 悔やんでね ほんの少し それがきっと 何よりの贈り物 アディオス あなた 街で出会ったとしても 知らない振りをするわ そんな忘れ方できるほど 愛したから |
肖像歩道橋の上から見える景色は嫌い 叫びたくなる気持ちが嫌い 遠くに見える ビルのライトは ここにいるよと 知らせたがってる 街路樹の枝にからみつく 風船は風にもがいては 遠い空を憧れている 人恋しくて 街を歩けば 私は おこってるような顔をしている 人恋しくて 着飾り歩いてみても 変わりばえのしない 私の心 私のせっかくのおしゃれを笑うように ショーウィンドウの人形はかわいい 覗き込んだ私の笑顔は 泣いているようで とってもおかしい 人混の中にまぎれて ぶつかり合うその肩は すれちがうことよりも 嬉しい 人恋しくて 夜になれば すべての部屋の灯りに スイッチを入れる 人恋しくて 夜になれば 音を消したTVが 一番の友達になる 人恋しくて 街を歩けば 私は おこってるような顔をしている 人恋しくて 夜になれば 音を消したTVが 一番の友達になる | 三浦和人 | 三浦雄也 | 三浦雄也 | 安田裕美 | 歩道橋の上から見える景色は嫌い 叫びたくなる気持ちが嫌い 遠くに見える ビルのライトは ここにいるよと 知らせたがってる 街路樹の枝にからみつく 風船は風にもがいては 遠い空を憧れている 人恋しくて 街を歩けば 私は おこってるような顔をしている 人恋しくて 着飾り歩いてみても 変わりばえのしない 私の心 私のせっかくのおしゃれを笑うように ショーウィンドウの人形はかわいい 覗き込んだ私の笑顔は 泣いているようで とってもおかしい 人混の中にまぎれて ぶつかり合うその肩は すれちがうことよりも 嬉しい 人恋しくて 夜になれば すべての部屋の灯りに スイッチを入れる 人恋しくて 夜になれば 音を消したTVが 一番の友達になる 人恋しくて 街を歩けば 私は おこってるような顔をしている 人恋しくて 夜になれば 音を消したTVが 一番の友達になる |
たそがれ詩人始発電車が空を破り 朝を連れて来たよ 線路づたいに 小石蹴って それで答え決める 別れの坂道を上りつめたら 愛の道標があった 捨て去る事も優しさだよと 北風が背中たたく AH- 黄昏までは風に吹かれ あなたを想う AH- 黄昏る頃 言葉のない旅に出よう 歩道橋から見下ろす街 人の群れが急ぐ 冬の枯れ木が指さす空 夢も呑まれそうさ 心の坂道を行ったり来り 幾度繰り返したのだろう 見送る愛と飛び立つ愛と それぞれの運命なのか AH- 黄昏までは恋も忘れ あなたを想う AH- 黄昏る頃 終わりのない旅に出よう AH- 黄昏までは風に吹かれ あなたを想う AH- 黄昏る頃 言葉のない旅に出よう | 三浦和人 | 小林和子 | 三浦雄也 | | 始発電車が空を破り 朝を連れて来たよ 線路づたいに 小石蹴って それで答え決める 別れの坂道を上りつめたら 愛の道標があった 捨て去る事も優しさだよと 北風が背中たたく AH- 黄昏までは風に吹かれ あなたを想う AH- 黄昏る頃 言葉のない旅に出よう 歩道橋から見下ろす街 人の群れが急ぐ 冬の枯れ木が指さす空 夢も呑まれそうさ 心の坂道を行ったり来り 幾度繰り返したのだろう 見送る愛と飛び立つ愛と それぞれの運命なのか AH- 黄昏までは恋も忘れ あなたを想う AH- 黄昏る頃 終わりのない旅に出よう AH- 黄昏までは風に吹かれ あなたを想う AH- 黄昏る頃 言葉のない旅に出よう |
夜明け前スピードおとして カーブ抜ければ まばゆい光の都会(まち) みんなが落とした 夢のかけらが 海にこぼれてくようだ 疲れた体を 夜風(かぜ)に晒して 微熱(びねつ)を 鎮(しず)めてゆく 繋がる答えが 見つけられずに 渇いた心で 走ってる今夜も 一度手にしたものを 棄てられるのか 時代(とき)が忘れたものを 壊せるか 二度と還らぬものを 悔やんでいるか 夜明けは すぐそこまで 何かの運命(ちから)に 引き寄せられて 僕らはここまで来た 身動きできない 闇を引き裂き 小さなライトで 走ってく明日(あした)へ 傷つけてきた人に 赦(ゆる)されたいか となりで眠る人を 守れるか 再び会えぬ人を 憶えているか ひとりの男として 一度手にしたものを 棄てられるのか 時代(とき)が忘れたものを 壊せるか 二度と還らぬものを 悔やんでいるか 夜明けは すぐそこまで | 三浦和人 | 夏冬春秋 | 三浦和人 | | スピードおとして カーブ抜ければ まばゆい光の都会(まち) みんなが落とした 夢のかけらが 海にこぼれてくようだ 疲れた体を 夜風(かぜ)に晒して 微熱(びねつ)を 鎮(しず)めてゆく 繋がる答えが 見つけられずに 渇いた心で 走ってる今夜も 一度手にしたものを 棄てられるのか 時代(とき)が忘れたものを 壊せるか 二度と還らぬものを 悔やんでいるか 夜明けは すぐそこまで 何かの運命(ちから)に 引き寄せられて 僕らはここまで来た 身動きできない 闇を引き裂き 小さなライトで 走ってく明日(あした)へ 傷つけてきた人に 赦(ゆる)されたいか となりで眠る人を 守れるか 再び会えぬ人を 憶えているか ひとりの男として 一度手にしたものを 棄てられるのか 時代(とき)が忘れたものを 壊せるか 二度と還らぬものを 悔やんでいるか 夜明けは すぐそこまで |
時計街が見下ろせる部屋の片隅で 老人は死んだ よみがえる思い出 あいつとの喧嘩 芽生えた友情 初めて飲んだ酒の苦さ 勝利と挫折 結婚 その部屋には古ぼけた時計 錆び付いた音で そっと時を刻んでいた 時計だけは知ってる 恐れることも知らずに 輝き駆け抜けた青春の日と 時計だけは知ってる 決まって夜になると 自分に話しかけてくる 老人の淋しさを 大切な者を守るため 彼は働き続けた 妻のその笑顔 子供たちの未来 そして安らぎ でもくいちがう現実と夢 旅立ち 誰もいない部屋 曇った夕日見つめながら彼は ただひとつ深い 深い溜め息をついた 時計だけは知ってる 毎日欠かす事なく ネジを巻きに来る彼の願いと 時計だけは知ってる 決まって夜になると 自分に話しかけてくる 老人の悲しさを 時計だけは知ってる 毎日欠かす事なく ネジを巻きに来る彼の願いと 時計だけは知ってる 決まって夜になると 自分に話しかけてくる 老人の悲しさを | 三浦和人 | 三浦和人 | 三浦和人 | 奥慶一 | 街が見下ろせる部屋の片隅で 老人は死んだ よみがえる思い出 あいつとの喧嘩 芽生えた友情 初めて飲んだ酒の苦さ 勝利と挫折 結婚 その部屋には古ぼけた時計 錆び付いた音で そっと時を刻んでいた 時計だけは知ってる 恐れることも知らずに 輝き駆け抜けた青春の日と 時計だけは知ってる 決まって夜になると 自分に話しかけてくる 老人の淋しさを 大切な者を守るため 彼は働き続けた 妻のその笑顔 子供たちの未来 そして安らぎ でもくいちがう現実と夢 旅立ち 誰もいない部屋 曇った夕日見つめながら彼は ただひとつ深い 深い溜め息をついた 時計だけは知ってる 毎日欠かす事なく ネジを巻きに来る彼の願いと 時計だけは知ってる 決まって夜になると 自分に話しかけてくる 老人の悲しさを 時計だけは知ってる 毎日欠かす事なく ネジを巻きに来る彼の願いと 時計だけは知ってる 決まって夜になると 自分に話しかけてくる 老人の悲しさを |
蝉浴衣の襟元 そっとなおして 紅い鼻緒に 目をやれば 耳鳴りのような 蝉の鳴き声 時を惜しむように 夜に鳴いてる 誰にも内緒で 貴方に逢いに行く 少し汗ばんだ肌は 夏の暑さのせいなんかじゃない 私はまるで 夜に鳴く蝉 わずかな時にしか 生きられぬ恋 私はまるで 夜に鳴く蝉 貴方に愛されたいと 鳴いている 結末の見えた 恋なんてと 人は言い捨てて しまうけど 貴方の唇で 触れられたなら 私は舵を失った 船になる 誰にも内緒の事が 増えて行く度 心と体は だんだんと 別の方へと 離れてしまう 私はまるで 夜に鳴く蝉 叶わぬ願いだと 言い聞かせてみても 私はまるで 夜に鳴く蝉 貴方だけが愛しいと 鳴いている 私はまるで 夜に鳴く蝉 わずかな時にしか 生きられぬ恋 私はまるで 夜に鳴く蝉 貴方に愛されたいと 鳴いている | 三浦和人 | 三浦和人 | 三浦和人 | | 浴衣の襟元 そっとなおして 紅い鼻緒に 目をやれば 耳鳴りのような 蝉の鳴き声 時を惜しむように 夜に鳴いてる 誰にも内緒で 貴方に逢いに行く 少し汗ばんだ肌は 夏の暑さのせいなんかじゃない 私はまるで 夜に鳴く蝉 わずかな時にしか 生きられぬ恋 私はまるで 夜に鳴く蝉 貴方に愛されたいと 鳴いている 結末の見えた 恋なんてと 人は言い捨てて しまうけど 貴方の唇で 触れられたなら 私は舵を失った 船になる 誰にも内緒の事が 増えて行く度 心と体は だんだんと 別の方へと 離れてしまう 私はまるで 夜に鳴く蝉 叶わぬ願いだと 言い聞かせてみても 私はまるで 夜に鳴く蝉 貴方だけが愛しいと 鳴いている 私はまるで 夜に鳴く蝉 わずかな時にしか 生きられぬ恋 私はまるで 夜に鳴く蝉 貴方に愛されたいと 鳴いている |
夢の跡先閉ざした日記の ページを捲ればそこに 抱えた悩みを 投げ捨てる文字 忘れ去ってしまいたい 思い出が顔を出す 「どうして生まれて来たんだ?」と 悔やんでばかり 若さだなんて言い訳 大嫌いだったあの頃 未熟な僕を自分で 笑ってる様で そんな強がり言うしか 耐えられそうになくて 受け止め続けた 痛みと哀しみ達が 微かな明日(あす)への 光をくれる いらない存在なんて 誰一人居はしない 自分に出来る事をずっと 探していたい 振り返ったなら いくつも 思い知らされてばかりさ でも見えなかった事に 気づき始めてる だから 心の傷さえ 優しく想えてくる 生まれて来た事の意味 分かりかけて来た気がする 心が望む居場所も ほんの少しだけど だから 重ねた月日が こんなにも愛おしい 心から 愛おしい | 三浦和人 | 三浦和人 | 三浦和人 | | 閉ざした日記の ページを捲ればそこに 抱えた悩みを 投げ捨てる文字 忘れ去ってしまいたい 思い出が顔を出す 「どうして生まれて来たんだ?」と 悔やんでばかり 若さだなんて言い訳 大嫌いだったあの頃 未熟な僕を自分で 笑ってる様で そんな強がり言うしか 耐えられそうになくて 受け止め続けた 痛みと哀しみ達が 微かな明日(あす)への 光をくれる いらない存在なんて 誰一人居はしない 自分に出来る事をずっと 探していたい 振り返ったなら いくつも 思い知らされてばかりさ でも見えなかった事に 気づき始めてる だから 心の傷さえ 優しく想えてくる 生まれて来た事の意味 分かりかけて来た気がする 心が望む居場所も ほんの少しだけど だから 重ねた月日が こんなにも愛おしい 心から 愛おしい |
風の回廊締め切った窓を開け 風を誘い入れる 灯りともる事ない 故郷の家 想い出たどる様に 忘れものを探せば 古びたアルバム達 そっと眠ってた 分厚いページ モノクロの写真には 母に抱かれた 幼子の僕 裏木戸を叩くように 通り抜ける北風 すべてをいざなう様に 空へ翔けてく お帰りなさい その言葉の温もり 大好きだった 子供の頃から 声 聞こえた気がして 振り向き探しても 主 亡くした時計 刻む音だけ 風の回廊 あの空へ続く道 いつか逢えるかな 大切な人に 坂道を降りながら 深呼吸したなら 森の風達 僕に囁きかける 傍にいるよと いつもいるよと…。 | 三浦和人 | 三浦和人 | 三浦和人 | | 締め切った窓を開け 風を誘い入れる 灯りともる事ない 故郷の家 想い出たどる様に 忘れものを探せば 古びたアルバム達 そっと眠ってた 分厚いページ モノクロの写真には 母に抱かれた 幼子の僕 裏木戸を叩くように 通り抜ける北風 すべてをいざなう様に 空へ翔けてく お帰りなさい その言葉の温もり 大好きだった 子供の頃から 声 聞こえた気がして 振り向き探しても 主 亡くした時計 刻む音だけ 風の回廊 あの空へ続く道 いつか逢えるかな 大切な人に 坂道を降りながら 深呼吸したなら 森の風達 僕に囁きかける 傍にいるよと いつもいるよと…。 |
シャボン玉黄昏 ため息 人の群れ 地下鉄の駅へ急ぐ 会いたくなったらここへ来て シャボン玉 飛ばそう 優しさも時々はすれちがい 傷ついて別れても ちっぽけな出来事と笑う日が 来るはずさ きっと 明日は誰かと会えるかな シャボン玉 飛ばそう 約束 裏切り 待ちぼうけ くもりのち雨の心 泣きたくなったらここへ来て シャボン玉 飛ばそう 人は皆何かをなくしながら それぞれに生きてゆく 夢やぶれ重ねた夜を越え 朝がくる きっと 明日は何処まで行けるかな シャボン玉 飛ばそう シャボン玉飛んでゆけ | 三浦和人 | 夏冬春秋 | 三浦雄也 | | 黄昏 ため息 人の群れ 地下鉄の駅へ急ぐ 会いたくなったらここへ来て シャボン玉 飛ばそう 優しさも時々はすれちがい 傷ついて別れても ちっぽけな出来事と笑う日が 来るはずさ きっと 明日は誰かと会えるかな シャボン玉 飛ばそう 約束 裏切り 待ちぼうけ くもりのち雨の心 泣きたくなったらここへ来て シャボン玉 飛ばそう 人は皆何かをなくしながら それぞれに生きてゆく 夢やぶれ重ねた夜を越え 朝がくる きっと 明日は何処まで行けるかな シャボン玉 飛ばそう シャボン玉飛んでゆけ |
卒業試合子供が出来たと お前からの電話 結婚なんて似合わないお前が 今ではおやじになる 学生時代は 暗くなるまで毎日 お前とラグビーボールを 追いかけ合った ぶつかり合い飛び散る 汗の匂いと グラウンドの向こうに 沈む夕日 今も忘れない ダブルの背広が似合うように なってきた俺は 生きる事の本当の意味 わかりかけてきた気がする 恋人はいつも お前と張り合った お前の胸でねむるのは 俺が一番愛した人 いつもお前には かなわなかった俺が 最後の卒業試合に 50ヤードの独走 駆けぬけてゆく風と 近づくゴール 飛び込んだ時の 土の香り 今も忘れない ダブルの背広が似合うように なってきた俺に 思い出は哀しいくらいに 遠い輝き放っている ダブルの背広が似合うように なってきた俺は 生きる事の本当の意味 わかりかけてきた気がする | 三浦和人 | 三浦和人 | 三浦和人 | 奥慶一 | 子供が出来たと お前からの電話 結婚なんて似合わないお前が 今ではおやじになる 学生時代は 暗くなるまで毎日 お前とラグビーボールを 追いかけ合った ぶつかり合い飛び散る 汗の匂いと グラウンドの向こうに 沈む夕日 今も忘れない ダブルの背広が似合うように なってきた俺は 生きる事の本当の意味 わかりかけてきた気がする 恋人はいつも お前と張り合った お前の胸でねむるのは 俺が一番愛した人 いつもお前には かなわなかった俺が 最後の卒業試合に 50ヤードの独走 駆けぬけてゆく風と 近づくゴール 飛び込んだ時の 土の香り 今も忘れない ダブルの背広が似合うように なってきた俺に 思い出は哀しいくらいに 遠い輝き放っている ダブルの背広が似合うように なってきた俺は 生きる事の本当の意味 わかりかけてきた気がする |
再会優しい風が街中を 吹き抜ける週末の午後 ショーウインドウ 覗く君を 見つけて立ち止まる 5年振りの再会は 振り返り驚く君と 何となく 他人行儀な笑顔で 始まった 元気だった? 幸せそうだね そんなありふれた 言葉しか見つからず 指に光るリングが 語りかける 二人の間を 流れ去った時の意味を カップルで賑わったカフェ 向かい合わせに座れば 恋人同志に 二人も見えるだろうか 夢ばかり追いかけた僕 見守ることしかできない 君のその淋しさに 気づきもしなかった 思い出をたどったなら 昨日のことの様に浮かぶ 初めて君を抱いた あの夜の愛しさも 「ただ二人が若すぎただけね」 おどけた笑顔で 君はポツリ呟く 微笑みしか 返せない僕は ガラスに写った 横顔見つめ目を伏せた あんなにも人を信じ せつない程愛せた頃 思い出は思い出のまま 眠らせてこそ美しい 迫り来る黄昏時 帰りを待つ人のもとへ 二人はそれぞれに また歩き始める | 三浦和人 | 三浦和人 | 三浦和人 | 奥慶一 | 優しい風が街中を 吹き抜ける週末の午後 ショーウインドウ 覗く君を 見つけて立ち止まる 5年振りの再会は 振り返り驚く君と 何となく 他人行儀な笑顔で 始まった 元気だった? 幸せそうだね そんなありふれた 言葉しか見つからず 指に光るリングが 語りかける 二人の間を 流れ去った時の意味を カップルで賑わったカフェ 向かい合わせに座れば 恋人同志に 二人も見えるだろうか 夢ばかり追いかけた僕 見守ることしかできない 君のその淋しさに 気づきもしなかった 思い出をたどったなら 昨日のことの様に浮かぶ 初めて君を抱いた あの夜の愛しさも 「ただ二人が若すぎただけね」 おどけた笑顔で 君はポツリ呟く 微笑みしか 返せない僕は ガラスに写った 横顔見つめ目を伏せた あんなにも人を信じ せつない程愛せた頃 思い出は思い出のまま 眠らせてこそ美しい 迫り来る黄昏時 帰りを待つ人のもとへ 二人はそれぞれに また歩き始める |
いつかやがてやわらかな心は 石よりも固く やさしい目差しが 剣よりも鋭い時代が ほんのそのあたり 雲の彼方に 来ている いつか やがて いつか いつか やがて 詩を読む言葉が 銃よりも強く 絵を描く情熱が 火薬よりも激しい時代が ほんのひとうねり 波の向うに 来ている いつか やがて いつか いつか やがて 美しいということは 飾ることではなく やさしいということは つくろうことではなく 強いということは 無理をすることではなく 豊かということは ただ持つことではなく 人々は今より飾りなく愛し 今よりよく笑い 歌よりも楽しい時代が ほんのひとまたぎ 川のあちらに 来ている いつか やがて いつか いつか やがて いつか やがて いつか いつか やがて | 三浦和人 | 阿久悠 | 三浦和人 | 奥慶一 | やわらかな心は 石よりも固く やさしい目差しが 剣よりも鋭い時代が ほんのそのあたり 雲の彼方に 来ている いつか やがて いつか いつか やがて 詩を読む言葉が 銃よりも強く 絵を描く情熱が 火薬よりも激しい時代が ほんのひとうねり 波の向うに 来ている いつか やがて いつか いつか やがて 美しいということは 飾ることではなく やさしいということは つくろうことではなく 強いということは 無理をすることではなく 豊かということは ただ持つことではなく 人々は今より飾りなく愛し 今よりよく笑い 歌よりも楽しい時代が ほんのひとまたぎ 川のあちらに 来ている いつか やがて いつか いつか やがて いつか やがて いつか いつか やがて |
なくした夜迷いもなく結婚したわ あなたと 学生時代からのこの恋は 終わりのない愛になると信じていた いくら喧嘩をしても あなたの優しさ 感じていられたのに 仕事を口実に帰らない夜 一人で迎える朝 違うコロンの香り ラストネームが変わっただけね 友達に逢うたびいつも言われたわ 手本になるような夫婦だと 言い出せば切りがない事を知ってた 永すぎた春 それが二人にとって 心の中の舞台裏 あなたに言葉を選ぶ私 明日の話をしなくなったあなた ラストネームが変わっただけね たった一枚の紙切れで変えた名前を もう一枚の紙切れでもとに戻す あなたに言葉を選ぶ私 明日の話をしなくなったあなた ラストネームが変わっただけね 永い夢を見ていた気がする | 三浦和人 | 三浦雄也 | 三浦雄也 | 喜納政明 | 迷いもなく結婚したわ あなたと 学生時代からのこの恋は 終わりのない愛になると信じていた いくら喧嘩をしても あなたの優しさ 感じていられたのに 仕事を口実に帰らない夜 一人で迎える朝 違うコロンの香り ラストネームが変わっただけね 友達に逢うたびいつも言われたわ 手本になるような夫婦だと 言い出せば切りがない事を知ってた 永すぎた春 それが二人にとって 心の中の舞台裏 あなたに言葉を選ぶ私 明日の話をしなくなったあなた ラストネームが変わっただけね たった一枚の紙切れで変えた名前を もう一枚の紙切れでもとに戻す あなたに言葉を選ぶ私 明日の話をしなくなったあなた ラストネームが変わっただけね 永い夢を見ていた気がする |
あしたはいい日遥かな海を 旅する鳥は 波間に浮かぶ小枝で 翼を休めると云(ゆ)う 生きてくことが 哀しくなる夜は あなたも泣いたらいい 子どものように 失(な)くしたものが 遠くできらめくとき 憎んだことも 許したことも 眠りにつくよ あしたはいい日 笑顔を思い出せたら 小さいけれど 羽ばたく力(ちから) 生まれてくるよ やさしい風は 夜明けに吹いてくる 果てない夢のつづき 壊さないよう 愛する人が 何度も手招(てまね)くから 信じるままに ただひたむきに 追いつづけるよ あしたはいい日 誰かにめぐり逢えたら 生きてることの 温もりたちを 伝えてゆくよ 失くしたものが 遠くできらめくとき 憎んだことも 許したことも 眠りにつくよ あしたはいい日 誰かにめぐり逢えたら 生きてることの 歓(よろこ)びたちを 伝えてゆくよ | 三浦和人 | 夏冬春秋 | 三浦和人 | | 遥かな海を 旅する鳥は 波間に浮かぶ小枝で 翼を休めると云(ゆ)う 生きてくことが 哀しくなる夜は あなたも泣いたらいい 子どものように 失(な)くしたものが 遠くできらめくとき 憎んだことも 許したことも 眠りにつくよ あしたはいい日 笑顔を思い出せたら 小さいけれど 羽ばたく力(ちから) 生まれてくるよ やさしい風は 夜明けに吹いてくる 果てない夢のつづき 壊さないよう 愛する人が 何度も手招(てまね)くから 信じるままに ただひたむきに 追いつづけるよ あしたはいい日 誰かにめぐり逢えたら 生きてることの 温もりたちを 伝えてゆくよ 失くしたものが 遠くできらめくとき 憎んだことも 許したことも 眠りにつくよ あしたはいい日 誰かにめぐり逢えたら 生きてることの 歓(よろこ)びたちを 伝えてゆくよ |
帰らぬ河のほとりで流れが海に注ぐように ひとつの終わりがある 心が触れ合う一瞬さえ 静かに幕は降りる 言葉がうまく綴れなくて 見送る別離もある ふたりの旅が続く限り 何処かで会えるだろう So long See you again So long See you again いつの間にか 子供達は愛を知る 守りきれずに 別れることを覚える いつの間にか 遠く離れた者達 伝えておくれ めぐり逢えてよかったと 帰らぬ河のほとりに 今 ふたつの舟をつなぎ この手で息が止まるほどに あなたを抱きしめていたい 流れが海に注ぐように ひとつの終わりがある おやすみ 疲れた旅人よ この次めぐり逢うために 帰らぬ河のほとりに 今 ふたつの舟をつなぎ この手で息が止まるほどに あなたを抱きしめていたい | 三浦和人 | 夏冬春秋 | 三浦雄也 | | 流れが海に注ぐように ひとつの終わりがある 心が触れ合う一瞬さえ 静かに幕は降りる 言葉がうまく綴れなくて 見送る別離もある ふたりの旅が続く限り 何処かで会えるだろう So long See you again So long See you again いつの間にか 子供達は愛を知る 守りきれずに 別れることを覚える いつの間にか 遠く離れた者達 伝えておくれ めぐり逢えてよかったと 帰らぬ河のほとりに 今 ふたつの舟をつなぎ この手で息が止まるほどに あなたを抱きしめていたい 流れが海に注ぐように ひとつの終わりがある おやすみ 疲れた旅人よ この次めぐり逢うために 帰らぬ河のほとりに 今 ふたつの舟をつなぎ この手で息が止まるほどに あなたを抱きしめていたい |
序曲 (プロローグ)耳鳴りのような雨 貴方だけがいない部屋 傷つけ合うだけ 傷つけ合った二人 言い訳ばかりが増えてゆく 途切れがちな貴方の電話 見知らぬ誰かの面影に 心ふるわせた日々 愛はただ哀しみへと続くプロローグ 愛すれば 愛するほど深く 愛はただ哀しみへと続くプロローグ 想い出が楽しければ 楽しいほど 眠れない一人の夜 いくつもやり過ごした後 少しずつ歩き出す 寂しさに負けぬよう 温もりだけ欲しがるような 恋に終わり告げる勇気と もっと私らしい私を 見つめ始めた時 哀しみは真実へと続くプロローグ 傷跡の痛み 知れば知る程 哀しみは真実へと続くプロローグ もっと素敵に生まれ変われるわ きっと 愛はただ哀しみへと続くプロローグ 愛すれば 愛するほど深く 愛はただ哀しみへと続くプロローグ もっと素敵に生まれ変われるわ きっと | 三浦和人 | 三浦和人 | 三浦和人 | | 耳鳴りのような雨 貴方だけがいない部屋 傷つけ合うだけ 傷つけ合った二人 言い訳ばかりが増えてゆく 途切れがちな貴方の電話 見知らぬ誰かの面影に 心ふるわせた日々 愛はただ哀しみへと続くプロローグ 愛すれば 愛するほど深く 愛はただ哀しみへと続くプロローグ 想い出が楽しければ 楽しいほど 眠れない一人の夜 いくつもやり過ごした後 少しずつ歩き出す 寂しさに負けぬよう 温もりだけ欲しがるような 恋に終わり告げる勇気と もっと私らしい私を 見つめ始めた時 哀しみは真実へと続くプロローグ 傷跡の痛み 知れば知る程 哀しみは真実へと続くプロローグ もっと素敵に生まれ変われるわ きっと 愛はただ哀しみへと続くプロローグ 愛すれば 愛するほど深く 愛はただ哀しみへと続くプロローグ もっと素敵に生まれ変われるわ きっと |
悲しくて薄く曇った硝子窓 コトコト揺らす風の便り ひとり暮しの この部屋に 訪れた寒い季節 ひと冬前は わたしの 躰あたためる あなたが居た けれど運命(さだめ)の悪戯(いたずら)か あなたは還らぬ人に 悲しくて 悲しくて 身も心も やつるるほどに 哀しさよりも人恋しさに あふれた涙も涸れ果てて 生きてゆくには面影だけが あまりに優しすぎる 想い出だけに つつまれて 過ぎゆく日々は淋しすぎる いますぐ声を聞きたい もう一度抱かれてみたい 悲しくて 悲しくて 眠れぬ夜は狂おしく 呼びかえすこと できるのならば 声を限りに 叫びもした せめて叶わぬ願いならば 想い出消し去りたい 悲しくて 悲しくて 身も心も やつるるほどに 哀しさよりも人恋しさに あふれた涙も涸れ果てて 生きてゆくには面影だけが あまりに優しすぎた | 三浦和人 | 三浦和人 | 三浦和人 | | 薄く曇った硝子窓 コトコト揺らす風の便り ひとり暮しの この部屋に 訪れた寒い季節 ひと冬前は わたしの 躰あたためる あなたが居た けれど運命(さだめ)の悪戯(いたずら)か あなたは還らぬ人に 悲しくて 悲しくて 身も心も やつるるほどに 哀しさよりも人恋しさに あふれた涙も涸れ果てて 生きてゆくには面影だけが あまりに優しすぎる 想い出だけに つつまれて 過ぎゆく日々は淋しすぎる いますぐ声を聞きたい もう一度抱かれてみたい 悲しくて 悲しくて 眠れぬ夜は狂おしく 呼びかえすこと できるのならば 声を限りに 叫びもした せめて叶わぬ願いならば 想い出消し去りたい 悲しくて 悲しくて 身も心も やつるるほどに 哀しさよりも人恋しさに あふれた涙も涸れ果てて 生きてゆくには面影だけが あまりに優しすぎた |
刹那の嵐どうして ほかの誰にも優しい そんなに 妬(や)かせたいの? 月のように近くで 星のように遠くで こころを惑(まど)わせる ワインを わざとドレスに零(こぼ)して ドラマを つづけましょう 悪魔よりも狡(ずる)くて 女神よりも自由な 普通(ただ)の女になる 恋は 刹那 刹那 刹那 刹那の嵐 ときめきさえ 罰のように痛くて 今夜 理性(うそ)を脱いで 見つめ合って 指で触れて あなただけに満たされたい どうして かさねた胸が苦しい あなたも 同じでしょう? エンドロールみたいに 街の燈火(あかり)がゆれて もっと泣きたくなる 恋は 刹那 刹那 刹那 刹那の嵐 夜明けのない 愛の国は見えない 今夜 烈風(かぜ)になって 高波(なみ)になって 爪をたてて 声をあげて 泣かせにくる 恋は 刹那 刹那 刹那 刹那の嵐 生まれ変わる わたしじゃない わたしに 今夜 理性(うそ)を脱いで 見つめ合って 指で触れて あなただけに満たされたい | 三浦和人 | 夏冬春秋 | 三浦和人 | | どうして ほかの誰にも優しい そんなに 妬(や)かせたいの? 月のように近くで 星のように遠くで こころを惑(まど)わせる ワインを わざとドレスに零(こぼ)して ドラマを つづけましょう 悪魔よりも狡(ずる)くて 女神よりも自由な 普通(ただ)の女になる 恋は 刹那 刹那 刹那 刹那の嵐 ときめきさえ 罰のように痛くて 今夜 理性(うそ)を脱いで 見つめ合って 指で触れて あなただけに満たされたい どうして かさねた胸が苦しい あなたも 同じでしょう? エンドロールみたいに 街の燈火(あかり)がゆれて もっと泣きたくなる 恋は 刹那 刹那 刹那 刹那の嵐 夜明けのない 愛の国は見えない 今夜 烈風(かぜ)になって 高波(なみ)になって 爪をたてて 声をあげて 泣かせにくる 恋は 刹那 刹那 刹那 刹那の嵐 生まれ変わる わたしじゃない わたしに 今夜 理性(うそ)を脱いで 見つめ合って 指で触れて あなただけに満たされたい |
夢で逢いたいから淋しい時 思いだして欲しい 僕がいつでも 見つめていること またひとつ別れの涙 ながした後 少し大人になる 今は哀しいけれど 翳りある夜には ひと握りの 倖せを わけてあげよう 夢で 逢いたいから 翳りある夜には ひと握りの 倖せを わけてあげよう 夢で 逢いたいから 風が窓の外で 子守唄を うたう夜 そっと おやすみ 夢で 逢いたいから 夢で 逢いたいから | 三浦和人 | 三浦和人・夏冬春秋 | 三浦和人 | | 淋しい時 思いだして欲しい 僕がいつでも 見つめていること またひとつ別れの涙 ながした後 少し大人になる 今は哀しいけれど 翳りある夜には ひと握りの 倖せを わけてあげよう 夢で 逢いたいから 翳りある夜には ひと握りの 倖せを わけてあげよう 夢で 逢いたいから 風が窓の外で 子守唄を うたう夜 そっと おやすみ 夢で 逢いたいから 夢で 逢いたいから |
にじんだ街コーヒーカップのスプーンをまわす音が響くこの店で 貴方はタバコの煙を言葉に変えた様に話し出す 言い訳ばかりをする貴方が増えてゆくばかりでは そんなものは愛じゃないと言う事は知っていたけど にじんだ街並がもとに戻るまでは 最後の言葉は言わないで だって目の前にあるコーヒーは まだこんなにも まだこんなにも 暖かいんですもの 思い出話をする時の貴方は何故かはずんでるわ 私の知らないワイシャツにネクタイだということにさえも 気が付かない様な貴方がとても悲しくて 滑り込む様に黄昏が二人を襲ってくる ふいに無口になる貴方の瞳は 何度も時計を気にしてる 急におしゃべりになる私は もうこの恋は もう終わりよと 心で言いきかせていた にじんだ街並がもとに戻るまでは 最後の言葉は言わないで だって目の前にあるコーヒーは まだこんなにも まだこんなにも 暖かいんですもの | 三浦和人 | 三浦雄也 | 三浦雄也 | 安田裕美 | コーヒーカップのスプーンをまわす音が響くこの店で 貴方はタバコの煙を言葉に変えた様に話し出す 言い訳ばかりをする貴方が増えてゆくばかりでは そんなものは愛じゃないと言う事は知っていたけど にじんだ街並がもとに戻るまでは 最後の言葉は言わないで だって目の前にあるコーヒーは まだこんなにも まだこんなにも 暖かいんですもの 思い出話をする時の貴方は何故かはずんでるわ 私の知らないワイシャツにネクタイだということにさえも 気が付かない様な貴方がとても悲しくて 滑り込む様に黄昏が二人を襲ってくる ふいに無口になる貴方の瞳は 何度も時計を気にしてる 急におしゃべりになる私は もうこの恋は もう終わりよと 心で言いきかせていた にじんだ街並がもとに戻るまでは 最後の言葉は言わないで だって目の前にあるコーヒーは まだこんなにも まだこんなにも 暖かいんですもの |
風飾りたてた 人ごみの中 暮れ色の風に乗り 心包み響き渡る 人の笑い声 風 通りすごした過去を あおりたててゆく 偽(つく)り笑い おどけて見せる ただ流れすぎるままに 心開く事もあった 偽(つく)り言葉と知らず 人の心のうらはらさだけが 暗く影残す 風 やさしく流れる中に 立ちつくす ひとり 心の中また甦える 思い出さえ消せもせず 風 通りすごした過去を あおりたててゆく 偽(つく)り笑い おどけて見せる ただ流れすぎるままに ただ流れすぎるままに | 三浦和人 | 三浦和人 | 三浦和人 | | 飾りたてた 人ごみの中 暮れ色の風に乗り 心包み響き渡る 人の笑い声 風 通りすごした過去を あおりたててゆく 偽(つく)り笑い おどけて見せる ただ流れすぎるままに 心開く事もあった 偽(つく)り言葉と知らず 人の心のうらはらさだけが 暗く影残す 風 やさしく流れる中に 立ちつくす ひとり 心の中また甦える 思い出さえ消せもせず 風 通りすごした過去を あおりたててゆく 偽(つく)り笑い おどけて見せる ただ流れすぎるままに ただ流れすぎるままに |
蒼のデジャビュ零れた吐息がそっと 首すじをかすめて 寂しかった胸を つつんでく 見おろすブルーの街は 硝子の迷路みたい ひとりだと 不意に怖くなる 会いたい会えない時間まで 埋めて欲しくて 駆けだす心を 知らないでしょう 満ちてくる たそがれのデジャビュ 今だけは生きてるって 感じさせて 甘い夢 このままなぞって かすかな胸のざわめき あの日と変わらない ときめきも 苦しさに似てる 訊(き)きたい訊(き)かない約束を 信じてるから いちばん悲しい瞳(め)で 抱きしめて 打ち寄せる 愛しさのデジャビュ 愛だけを切りとって 連れ去って 遠くても 思い出すように 打ち寄せる 愛しさのデジャビュ 今だけは生きてるって 感じさせて 甘い夢 このままなぞって 甘い夢 何度もなぞって | 三浦和人 | 夏冬春秋 | 三浦和人 | | 零れた吐息がそっと 首すじをかすめて 寂しかった胸を つつんでく 見おろすブルーの街は 硝子の迷路みたい ひとりだと 不意に怖くなる 会いたい会えない時間まで 埋めて欲しくて 駆けだす心を 知らないでしょう 満ちてくる たそがれのデジャビュ 今だけは生きてるって 感じさせて 甘い夢 このままなぞって かすかな胸のざわめき あの日と変わらない ときめきも 苦しさに似てる 訊(き)きたい訊(き)かない約束を 信じてるから いちばん悲しい瞳(め)で 抱きしめて 打ち寄せる 愛しさのデジャビュ 愛だけを切りとって 連れ去って 遠くても 思い出すように 打ち寄せる 愛しさのデジャビュ 今だけは生きてるって 感じさせて 甘い夢 このままなぞって 甘い夢 何度もなぞって |
7年目のアンコールひとつひとつ灯り始めた ライトが今僕を写しだす ときめく胸と 奮える身体 おさえながら 歌い始めた愛の歌 しぼりだす言葉とにじむ汗 頭の中をよぎるものは 自分で決めた長い空白の日々 7年目のアンコール あつい拍手の渦が この僕に新しい命与えてくれる 7年目のアンコール やっぱり歌うことがすべて 見つめた瞳に涙をうかべ 同じように歌う君の顔 貴方の歌と共に 大人になりたかった そんな言葉が僕をうつ もう一度あらたに思うよ もっと優しい歌がきっと歌える そんな気がするよ 7年目のアンコール 今歌う喜びと そしてその怖さを心に感じながら 7年目のアンコール やっぱり歌うことがすべて 7年目のアンコール 今歌う喜びと そしてその怖さを心にきざみながら 7年目のアンコール やっぱり歌うことがすべて 歌い続けるずっと 君がいるかぎり 歌い続けるずっと 君がいるかぎり | 三浦和人 | 三浦和人 | 三浦和人 | 奥慶一 | ひとつひとつ灯り始めた ライトが今僕を写しだす ときめく胸と 奮える身体 おさえながら 歌い始めた愛の歌 しぼりだす言葉とにじむ汗 頭の中をよぎるものは 自分で決めた長い空白の日々 7年目のアンコール あつい拍手の渦が この僕に新しい命与えてくれる 7年目のアンコール やっぱり歌うことがすべて 見つめた瞳に涙をうかべ 同じように歌う君の顔 貴方の歌と共に 大人になりたかった そんな言葉が僕をうつ もう一度あらたに思うよ もっと優しい歌がきっと歌える そんな気がするよ 7年目のアンコール 今歌う喜びと そしてその怖さを心に感じながら 7年目のアンコール やっぱり歌うことがすべて 7年目のアンコール 今歌う喜びと そしてその怖さを心にきざみながら 7年目のアンコール やっぱり歌うことがすべて 歌い続けるずっと 君がいるかぎり 歌い続けるずっと 君がいるかぎり |
二人のミステイク書き出しの文字が見つからない まるで海の様に広がる空白 テレビでは午後6時の天気予報 明日は雨模様と告げている 誓いあったこの想いも 描きあった夢も 壊れる事などないと 信じていたのに あまりにも夜に食事を 一緒にする時がない それが二人のミステイク 分かり合えた様な振りして 互いを見つめなかった それが二人のミステイク そして貴方は 思いやりが下手だった 貴方にいつも笑われていた 君は「愛」という文字が下手だねって テレビでは午後7時のワイドショーが 後わずかで終わろうとしている 指先が痛くなる程 強くペンを握り 「さようなら」の文字ひとつ それだけを書いた あまりに出口の見えない 喧嘩ばかりをしていた それが二人のミステイク 愛し始めたあの頃の 心を見失った それが二人のミステイク そして私も 思いやりが下手だった そっとドアに鍵をかけて 深い溜息をつけば 思い出達が騒ぎ出す 今 歩きだした私は 早い冬の訪れに 思わず肩を震わせる 見上げた空には 限りなく厚い雪雲 哀しいほどの 雪雲 | 三浦和人 | 三浦和人 | 三浦和人 | | 書き出しの文字が見つからない まるで海の様に広がる空白 テレビでは午後6時の天気予報 明日は雨模様と告げている 誓いあったこの想いも 描きあった夢も 壊れる事などないと 信じていたのに あまりにも夜に食事を 一緒にする時がない それが二人のミステイク 分かり合えた様な振りして 互いを見つめなかった それが二人のミステイク そして貴方は 思いやりが下手だった 貴方にいつも笑われていた 君は「愛」という文字が下手だねって テレビでは午後7時のワイドショーが 後わずかで終わろうとしている 指先が痛くなる程 強くペンを握り 「さようなら」の文字ひとつ それだけを書いた あまりに出口の見えない 喧嘩ばかりをしていた それが二人のミステイク 愛し始めたあの頃の 心を見失った それが二人のミステイク そして私も 思いやりが下手だった そっとドアに鍵をかけて 深い溜息をつけば 思い出達が騒ぎ出す 今 歩きだした私は 早い冬の訪れに 思わず肩を震わせる 見上げた空には 限りなく厚い雪雲 哀しいほどの 雪雲 |
気まぐれこうしてそっと針をのせて 耳を澄ますと 懐かしのメロディー きのうの雪は 融けたのだろうか 子供達が はしゃいでいる 気まぐれは雪の所為さ 背中まるめた あの日々を 気まぐれな雪の所為さ また思い出すなんて 忘れたはずの 想い出さえ 気づいてみれば また同じくりかえし 喫茶店(さてん)に流れてたあの唄を 少しずつでも 忘れたい 気まぐれは雪の所為さ 独りぼっちの この夜を 気まぐれな雪の所為さ 淋しい気持ちにさせる 気まぐれは雪の所為さ 独りぼっちの この夜を 気まぐれな雪の所為さ 淋しい気持ちにさせる | 三浦和人 | 保杉弘 | 三浦和人 | | こうしてそっと針をのせて 耳を澄ますと 懐かしのメロディー きのうの雪は 融けたのだろうか 子供達が はしゃいでいる 気まぐれは雪の所為さ 背中まるめた あの日々を 気まぐれな雪の所為さ また思い出すなんて 忘れたはずの 想い出さえ 気づいてみれば また同じくりかえし 喫茶店(さてん)に流れてたあの唄を 少しずつでも 忘れたい 気まぐれは雪の所為さ 独りぼっちの この夜を 気まぐれな雪の所為さ 淋しい気持ちにさせる 気まぐれは雪の所為さ 独りぼっちの この夜を 気まぐれな雪の所為さ 淋しい気持ちにさせる |
イマージュ目を閉じるとそこにはいつも ゆるやかに流れる河を じっと見つめる私がいる 夏に近い春の日差しを浴びながら 肩にはあなたの優しい手がある イマージュ 太陽と月 光と影 若すぎた恋 泣き叫ぶ私 イマージュ ふたつの影重なり やがて離れる 小刻みに変わりゆく場面 ざわめきに消された声 泡沫 途切れてしまった光 冬に近い秋の日差しは 暮れかけて 私一人 河の水面をながめている イマージュ カーニバルの後 夏と冬 風の泣き声 夢と涙 イマージュ 残り僅かになった 古い砂時計 イマージュ カーニバルの後 夏と冬 風の泣き声 夢と涙 イマージュ 残り僅かになった 古い砂時計 目を閉じるとそこにはいつも ゆるやかに流れる河を じっと見つめる私がいる | 三浦和人 | 三浦雄也 | 三浦雄也 | 喜納政明 | 目を閉じるとそこにはいつも ゆるやかに流れる河を じっと見つめる私がいる 夏に近い春の日差しを浴びながら 肩にはあなたの優しい手がある イマージュ 太陽と月 光と影 若すぎた恋 泣き叫ぶ私 イマージュ ふたつの影重なり やがて離れる 小刻みに変わりゆく場面 ざわめきに消された声 泡沫 途切れてしまった光 冬に近い秋の日差しは 暮れかけて 私一人 河の水面をながめている イマージュ カーニバルの後 夏と冬 風の泣き声 夢と涙 イマージュ 残り僅かになった 古い砂時計 イマージュ カーニバルの後 夏と冬 風の泣き声 夢と涙 イマージュ 残り僅かになった 古い砂時計 目を閉じるとそこにはいつも ゆるやかに流れる河を じっと見つめる私がいる |
避暑地の出来事駅からつづく 長い坂道を 小指をつないで歩いた 去年のあなた ひどく照れてたね 出会ったころに 戻ったみたいと 今年の夏休みはひとりで 飛び出したけれど 輝いてた あの教会も テニスコートも ボートハウスも 退屈なだけだね 少し離れて すぐに会いたくて あなたに 何度も 恋してる 爽やかな風 爽やかな午後 まぶしい避暑地の出来事 木漏れ日そよぐ 並木をぬけると 日除けをあげた カフェテラス あなたが居たら きっとカプチーノ わたしは今日も 冷たいハーブティー 時々 優しさも見失い 遠まわりしても 振りむいたら いつもあなたの 腕のなかの 陽だまりへと そっと みちびかれる 少し憎んで すぐに許して あなたに 何度も 恋してる 爽やかな風 爽やかな午後 まぶしい避暑地の出来事 少し離れて すぐに会いたくて あなたに 何度も 恋してる 変わらない愛 変わりない日々 あしたは あなたに 帰ろう | 三浦和人 | 夏冬春秋 | 三浦和人 | | 駅からつづく 長い坂道を 小指をつないで歩いた 去年のあなた ひどく照れてたね 出会ったころに 戻ったみたいと 今年の夏休みはひとりで 飛び出したけれど 輝いてた あの教会も テニスコートも ボートハウスも 退屈なだけだね 少し離れて すぐに会いたくて あなたに 何度も 恋してる 爽やかな風 爽やかな午後 まぶしい避暑地の出来事 木漏れ日そよぐ 並木をぬけると 日除けをあげた カフェテラス あなたが居たら きっとカプチーノ わたしは今日も 冷たいハーブティー 時々 優しさも見失い 遠まわりしても 振りむいたら いつもあなたの 腕のなかの 陽だまりへと そっと みちびかれる 少し憎んで すぐに許して あなたに 何度も 恋してる 爽やかな風 爽やかな午後 まぶしい避暑地の出来事 少し離れて すぐに会いたくて あなたに 何度も 恋してる 変わらない愛 変わりない日々 あしたは あなたに 帰ろう |
ブランルージュ鏡に映した自分の姿 指先触れてみる この少し潤んだ瞳や唇 この胸の膨らみさえもすべて アア 貴方のせい 危険な香りのする人だと 思えば思うほど いつもの私忘れてしまうくらい 心が貴方を求め始める アア 止められない ブランルージュ 貴方と私の愛はこんな色ね ブランルージュ 貴方の背中に見つけた微かな爪痕 シーツをドレス代わりにして 窓辺の椅子に座り 貴方が残した吸殻に火をつけ 吸い込んだ煙のその苦さに 心もむせかえる ブランルージュ ガラスに映った私に話しかける ブランルージュ 貴方に哀しげな顔は似合わないわと ブランルージュ 貴方と私の愛はこんな色ね ブランルージュ 私には哀しげな顔は似合わないわ | 三浦和人 | 三浦雄也 | 三浦雄也 | 喜納政明 | 鏡に映した自分の姿 指先触れてみる この少し潤んだ瞳や唇 この胸の膨らみさえもすべて アア 貴方のせい 危険な香りのする人だと 思えば思うほど いつもの私忘れてしまうくらい 心が貴方を求め始める アア 止められない ブランルージュ 貴方と私の愛はこんな色ね ブランルージュ 貴方の背中に見つけた微かな爪痕 シーツをドレス代わりにして 窓辺の椅子に座り 貴方が残した吸殻に火をつけ 吸い込んだ煙のその苦さに 心もむせかえる ブランルージュ ガラスに映った私に話しかける ブランルージュ 貴方に哀しげな顔は似合わないわと ブランルージュ 貴方と私の愛はこんな色ね ブランルージュ 私には哀しげな顔は似合わないわ |
ラストワルツ-最期に贈る言葉-さあ もう 泣かないで 笑顔を見せて 生まれてきた ときのように 一人で 逝くよ 思い出すのは 初めて逢った あの日 ぼくは二十歳 君は十九歳 もう 昔のことだね 君に そっと くちづけしたら 長い髪に さした薔薇が 風に 吹かれて ふるえてた…… 君に そっと くちづけしたら 長い髪に さした薔薇が 風に 吹かれて ふるえてた…… さあ もう 泣かないで 笑顔を見せて さいごに贈る 言葉は ひとつ 君に 逢えて 良かった | 三浦和人 | ROD McKUEN・日本語詞:新井満 | ROD McKUEN | 上杉洋史 | さあ もう 泣かないで 笑顔を見せて 生まれてきた ときのように 一人で 逝くよ 思い出すのは 初めて逢った あの日 ぼくは二十歳 君は十九歳 もう 昔のことだね 君に そっと くちづけしたら 長い髪に さした薔薇が 風に 吹かれて ふるえてた…… 君に そっと くちづけしたら 長い髪に さした薔薇が 風に 吹かれて ふるえてた…… さあ もう 泣かないで 笑顔を見せて さいごに贈る 言葉は ひとつ 君に 逢えて 良かった |
風のように時のように頬をなでてゆく 風が優しい 鮮やかな色に変わる店先 陽だまりの中を駆ける 子供らの無邪気な笑顔が 何故か心に やけに眩しく映る 今 振り返れば 遠くばかり見て つまづいて ただあせるだけの そんな俺がいた 時には叶わぬ 夢があるから なおさら憧れ探し求める 寒い朝凍える指を あたためた白い吐息に 生きてる事を 確かに感じながら 今 気づいたなら 迷う事はない 風は風 気ままに吹いてゆく そして 俺は俺 風は風 時を駆けめぐる そして 俺は俺 | 三浦和人 | 三浦雄也 | 三浦雄也 | | 頬をなでてゆく 風が優しい 鮮やかな色に変わる店先 陽だまりの中を駆ける 子供らの無邪気な笑顔が 何故か心に やけに眩しく映る 今 振り返れば 遠くばかり見て つまづいて ただあせるだけの そんな俺がいた 時には叶わぬ 夢があるから なおさら憧れ探し求める 寒い朝凍える指を あたためた白い吐息に 生きてる事を 確かに感じながら 今 気づいたなら 迷う事はない 風は風 気ままに吹いてゆく そして 俺は俺 風は風 時を駆けめぐる そして 俺は俺 |