非情のライセンスあぁ あの日 愛した人の 墓に花をたむける あした あぁ きのう 恋して燃えて 今日は敵と味方の 二人 恋も夢も希望も 捨てて 命賭ける 非情の掟 あぁ だから あぁ もっと もっと 愛して あぁ あした 知れない命 せめていまは 恋していたい あぁ 燃えて 愛して泣いて やがて別れ別れの 旅路 恋も夢も希望も 捨てて 命賭ける 非情の掟 あぁ だから あぁ もっと もっと 愛して あぁ 愛し 愛されあって きっといつか 一緒に生きる あぁ その日 その時待って 今日も涙流さず 泣こう 恋も夢も希望も いつか 燃えてひらく 二人の夜明け あぁ だから あぁ いまは もっと 愛して | 甲斐バンド | 甲斐よしひろ | 甲斐よしひろ | 田中一郎 | あぁ あの日 愛した人の 墓に花をたむける あした あぁ きのう 恋して燃えて 今日は敵と味方の 二人 恋も夢も希望も 捨てて 命賭ける 非情の掟 あぁ だから あぁ もっと もっと 愛して あぁ あした 知れない命 せめていまは 恋していたい あぁ 燃えて 愛して泣いて やがて別れ別れの 旅路 恋も夢も希望も 捨てて 命賭ける 非情の掟 あぁ だから あぁ もっと もっと 愛して あぁ 愛し 愛されあって きっといつか 一緒に生きる あぁ その日 その時待って 今日も涙流さず 泣こう 恋も夢も希望も いつか 燃えてひらく 二人の夜明け あぁ だから あぁ いまは もっと 愛して |
レイニー・ドライヴスピードあげ すべってゆく 僕等の車 ハイウェイ けむる雨を つき抜けたら 君は 自由になる 僕にくれた やわらかな どんな 優しさも アスファルトに こぼれてゆく みんな嘘になる 最後の Rainy Drive 青ざめた過去の イルミネーション 抱きしめた夜に もう 引きもどせない 息がつまる 街の中で 君を 見つけた時 忘れていた ぬくもりを 感じたけれど ささやきさえ かき消される 雨音 これ以上 傷つけ合うこともない 恋は終るのさ さえない Rainy Drive 黙ったままの 横顔 見つめただけで なぜ つらくなる サーチライト 見失った Way Out 明日(あした)へと Slip into the Night Slip into the Rain スピードあげ すべってゆく 僕等の車 ハイウェイ けむる雨を つき抜けたら 君は 自由になる さえない Rainy Drive 黙ったままの 横顔 見つめただけで なぜ つらくなる 最後の Rainy Drive 青ざめた過去の イルミネーション 抱きしめた夜に もう 引きもどせない | 甲斐バンド | 松尾清憲 | 松藤英男 | 新川博 | スピードあげ すべってゆく 僕等の車 ハイウェイ けむる雨を つき抜けたら 君は 自由になる 僕にくれた やわらかな どんな 優しさも アスファルトに こぼれてゆく みんな嘘になる 最後の Rainy Drive 青ざめた過去の イルミネーション 抱きしめた夜に もう 引きもどせない 息がつまる 街の中で 君を 見つけた時 忘れていた ぬくもりを 感じたけれど ささやきさえ かき消される 雨音 これ以上 傷つけ合うこともない 恋は終るのさ さえない Rainy Drive 黙ったままの 横顔 見つめただけで なぜ つらくなる サーチライト 見失った Way Out 明日(あした)へと Slip into the Night Slip into the Rain スピードあげ すべってゆく 僕等の車 ハイウェイ けむる雨を つき抜けたら 君は 自由になる さえない Rainy Drive 黙ったままの 横顔 見つめただけで なぜ つらくなる 最後の Rainy Drive 青ざめた過去の イルミネーション 抱きしめた夜に もう 引きもどせない |
男と女のいる舗道男と女が舗道に立って かまれた傷を いやす 君と僕がこの街のぬくもりに触れ 肩を寄せる そんな風に 昨日は過ぎていった いつも優しい笑顔で いようなんて 時は許しちゃくれない 女は泣きじゃくり 男のポケットに 愛を捜す 君は振り返り僕に 昨日の優しさ求める そんな風に 今日も過ぎてゆく いつ迄も曲り角で すごそうなんて 時は許しちゃくれない このさんざめく 街の底では 優しすぎて 哀しすぎて 男は女に やっぱり俺じゃないと 手を振ってみる 君は僕の背に 憎しみのこぶしたたきつける それでもすぐに 明日はやってくる いつも強い人間で いようなんて 時は許しちゃくれない このさんざめく 街の底では 優しすぎて 哀しすぎて 男と女が舗道に立って かまれた傷を いやす 君と僕がこの街の ぬくもりに触れ 肩を寄せる | 甲斐バンド | 甲斐よしひろ | 甲斐よしひろ | | 男と女が舗道に立って かまれた傷を いやす 君と僕がこの街のぬくもりに触れ 肩を寄せる そんな風に 昨日は過ぎていった いつも優しい笑顔で いようなんて 時は許しちゃくれない 女は泣きじゃくり 男のポケットに 愛を捜す 君は振り返り僕に 昨日の優しさ求める そんな風に 今日も過ぎてゆく いつ迄も曲り角で すごそうなんて 時は許しちゃくれない このさんざめく 街の底では 優しすぎて 哀しすぎて 男は女に やっぱり俺じゃないと 手を振ってみる 君は僕の背に 憎しみのこぶしたたきつける それでもすぐに 明日はやってくる いつも強い人間で いようなんて 時は許しちゃくれない このさんざめく 街の底では 優しすぎて 哀しすぎて 男と女が舗道に立って かまれた傷を いやす 君と僕がこの街の ぬくもりに触れ 肩を寄せる |
昨日のように僕の話を聞いてくれる あの人は哀しい女(ひと)だった 飲みかけのグラスに 虚を数えて暮す 僕のすべての愛は あの日においてきた 日々の暮しは荒れていた うつろな瞳で男を誘い つかのまの夢に 体ふるわせた 悲しく羽根もない小鳥のように 果てることのない この世の中で 果てることのない 人の流れの中 あの女(ひと)は いつわりだけが 味方だと つぶやいた あの女の胸に 灯をつけるのは マッチをするより 簡単さと くわえ煙草の 煙りの中 一人の男がそんなふうに うそぶいた くるはずのない 春の日射しのような くるはずのない 倖せの中で あの女(ひと)は 眠るように 死にたいと 泣いたんだ もどれはしない この人生の もどれはしない あの街角に 想い出だけが 昨日のように 僕の名前だけを 呼んでいた(昨日のように) …… | 甲斐バンド | 甲斐よしひろ | 甲斐よしひろ | | 僕の話を聞いてくれる あの人は哀しい女(ひと)だった 飲みかけのグラスに 虚を数えて暮す 僕のすべての愛は あの日においてきた 日々の暮しは荒れていた うつろな瞳で男を誘い つかのまの夢に 体ふるわせた 悲しく羽根もない小鳥のように 果てることのない この世の中で 果てることのない 人の流れの中 あの女(ひと)は いつわりだけが 味方だと つぶやいた あの女の胸に 灯をつけるのは マッチをするより 簡単さと くわえ煙草の 煙りの中 一人の男がそんなふうに うそぶいた くるはずのない 春の日射しのような くるはずのない 倖せの中で あの女(ひと)は 眠るように 死にたいと 泣いたんだ もどれはしない この人生の もどれはしない あの街角に 想い出だけが 昨日のように 僕の名前だけを 呼んでいた(昨日のように) …… |
この夜にさよなら星のふる夜 ひとりぼっちで 誰かのぬくもり 拾い歩く 星のふる夜 ひとりぼっちで いつかのやさしさ 探し歩く あんたの愛を 身にまとって あんたの愛を 身にまとって もう この夜にさよなら 暗く果てない 道のはずれを 僕は泣きながら 流れていく 暗く果てない 夜の終りを 僕は泣きながら 漂っていく あんたの愛を 身にまとって あんたの愛を 身にまとって もう この夜にさよなら 時には朝の星のように そっとやさしく ほほえんでくれた 時には夜の太陽のように うしろ姿で 消えていった あんたの愛を 身にまとって あんたの愛を 身にまとって もう この夜にさよなら 抱きしめたくて 何かにふれてみた 確かめたくて 誰かを求めた 凍てついた心の中の階段を 僕はいつまで 歩きつづける あんたの愛を 身にまとって あんたの愛だけを 身にまとって もう この夜にさよなら あんたの愛を 身にまとって あんたの愛だけを 身にまとって もう もうさよなら 星のふる夜 ひとりぼっちで あんたのぬくもり 拾い歩く 星のふる夜 ひとりぼっちで あんたのやさしさ 探し歩く 誰かの愛を 身にまとって 誰かの愛を 身にまとって もう この夜にさよなら もう この夜にさよなら | 甲斐バンド | 甲斐よしひろ | 甲斐よしひろ | | 星のふる夜 ひとりぼっちで 誰かのぬくもり 拾い歩く 星のふる夜 ひとりぼっちで いつかのやさしさ 探し歩く あんたの愛を 身にまとって あんたの愛を 身にまとって もう この夜にさよなら 暗く果てない 道のはずれを 僕は泣きながら 流れていく 暗く果てない 夜の終りを 僕は泣きながら 漂っていく あんたの愛を 身にまとって あんたの愛を 身にまとって もう この夜にさよなら 時には朝の星のように そっとやさしく ほほえんでくれた 時には夜の太陽のように うしろ姿で 消えていった あんたの愛を 身にまとって あんたの愛を 身にまとって もう この夜にさよなら 抱きしめたくて 何かにふれてみた 確かめたくて 誰かを求めた 凍てついた心の中の階段を 僕はいつまで 歩きつづける あんたの愛を 身にまとって あんたの愛だけを 身にまとって もう この夜にさよなら あんたの愛を 身にまとって あんたの愛だけを 身にまとって もう もうさよなら 星のふる夜 ひとりぼっちで あんたのぬくもり 拾い歩く 星のふる夜 ひとりぼっちで あんたのやさしさ 探し歩く 誰かの愛を 身にまとって 誰かの愛を 身にまとって もう この夜にさよなら もう この夜にさよなら |
メガロポリス・ノクターン暮れゆくメガロポリス 風に抱きしめられて だれかの面影 道往く人に探しては ああ 行き暮れる すべてがイリュージョン 夢なのに きらめく星明りに 言葉をなくしながら 僕は立たずむ 幻のオアシス ああ 凍えた石の街 すべてがイリュージョン 夢なのに 鏡で作られた 迷路のはるかな彼方の ああ 十字路に おまえは僕を 待っていた 傾く月の光 ふたりはひとつの影 壊れた時間を 息切らせ駆けもどろうよ ああ どこまでも 暮れゆくメガロポリス 風にくちづけられて だれかの面影 ふいに消えた | 甲斐バンド | 松山猛 | 松藤英男 | | 暮れゆくメガロポリス 風に抱きしめられて だれかの面影 道往く人に探しては ああ 行き暮れる すべてがイリュージョン 夢なのに きらめく星明りに 言葉をなくしながら 僕は立たずむ 幻のオアシス ああ 凍えた石の街 すべてがイリュージョン 夢なのに 鏡で作られた 迷路のはるかな彼方の ああ 十字路に おまえは僕を 待っていた 傾く月の光 ふたりはひとつの影 壊れた時間を 息切らせ駆けもどろうよ ああ どこまでも 暮れゆくメガロポリス 風にくちづけられて だれかの面影 ふいに消えた |
街灯雨の音が 優しく響き 胸しめつけられる夜さ 風がやけに なつかしくて 胸いっぱいの夜さ 街灯の下 あの人の肩に トレンチそっとかけてあげた 優しく甘く 狂おしく熱い夜を かけてあげた 今夜むくわれない 恋人たちのように あの人は 涙を流している 翳(かげ)りのある愛には ジンが似合うと 胸しめつけられる夜さ 本気の笑顔が 愛しくて 胸いっぱいの夜さ 街灯の下 トレンチの肩を おもわずそっと抱きしめた 優しく熱く かすかにたじろぐ 小さな肩があった 今夜むくわれない 恋人たちのように あの人は 涙を流している | 甲斐バンド | 甲斐よしひろ | 甲斐よしひろ | 甲斐バンド・星勝 | 雨の音が 優しく響き 胸しめつけられる夜さ 風がやけに なつかしくて 胸いっぱいの夜さ 街灯の下 あの人の肩に トレンチそっとかけてあげた 優しく甘く 狂おしく熱い夜を かけてあげた 今夜むくわれない 恋人たちのように あの人は 涙を流している 翳(かげ)りのある愛には ジンが似合うと 胸しめつけられる夜さ 本気の笑顔が 愛しくて 胸いっぱいの夜さ 街灯の下 トレンチの肩を おもわずそっと抱きしめた 優しく熱く かすかにたじろぐ 小さな肩があった 今夜むくわれない 恋人たちのように あの人は 涙を流している |
東京の一夜東京の一夜は この街ですごす一年のよう 東京の一夜は あなたの顔から ほほ笑みさえ 消してしまう 最後に送った手紙は 辛すぎるから 読まないで 今まで書いた手紙は 大事にそっと焼いてね そして僕らは あの日電話で 初めての さよならを 口にした 遠く離れて暮らす二人の 明日がこわい 年月はめぐりゆくもの 心変りがこわい そして僕は 僕だけの道を歩こうとし 君は 僕だけのために ただ生きようとした 東京の一夜は この街ですごす一年のよう 東京の一夜は あなたの顔から ほほ笑みさえ 消してしまう 人ごみにとぎれそうな声で 今日もあなたを呼ぶ もうあなたのため息も口ぐせも 忘れかけたとゆうのに そしていつも 傷つける事ばかりのくり返し 僕らは血を流しながら それを愛と呼んだ あなたは東京の灯の下で 私はこの街の中で 憎しみも出逢いもなかった あの頃に戻りましょう そして僕らは 声もなく涙して 本当のさよならを口にした 東京の一夜は この街ですごす一年のよう 東京の一夜は あなたの顔から ほほ笑みさえ 消してしまう | 甲斐バンド | 甲斐よしひろ | 甲斐よしひろ | 甲斐よしひろ | 東京の一夜は この街ですごす一年のよう 東京の一夜は あなたの顔から ほほ笑みさえ 消してしまう 最後に送った手紙は 辛すぎるから 読まないで 今まで書いた手紙は 大事にそっと焼いてね そして僕らは あの日電話で 初めての さよならを 口にした 遠く離れて暮らす二人の 明日がこわい 年月はめぐりゆくもの 心変りがこわい そして僕は 僕だけの道を歩こうとし 君は 僕だけのために ただ生きようとした 東京の一夜は この街ですごす一年のよう 東京の一夜は あなたの顔から ほほ笑みさえ 消してしまう 人ごみにとぎれそうな声で 今日もあなたを呼ぶ もうあなたのため息も口ぐせも 忘れかけたとゆうのに そしていつも 傷つける事ばかりのくり返し 僕らは血を流しながら それを愛と呼んだ あなたは東京の灯の下で 私はこの街の中で 憎しみも出逢いもなかった あの頃に戻りましょう そして僕らは 声もなく涙して 本当のさよならを口にした 東京の一夜は この街ですごす一年のよう 東京の一夜は あなたの顔から ほほ笑みさえ 消してしまう |
100万$ナイト涙が街にこぼれ落ち 君の泣き声が 荒れて光った舗道に 夜通し聞こえる 俺達はかわいた静かな 夏にめぐり会った おき場のない夢と 汗をからめながら 確かそうだよね よくは思い出せないが 確かそうだよね よくは思い出せないけれど 傷ついたダンサーは 踊ることも出来ずに 足をからめ 倒れてしまう そんな君を俺は抱きしめる つらい愛と挫折の中 誰かが叫んでる 100万ドル・ナイト 今夜も終わりのない ジューク・ボックスのように 街はダンスしている 長く暑い夜 泣いている君のそばで わくわくしてるオレを見て 「いいのよ行って」と 君はそっとつぶやく いつから二人のベッドが 涙でいっぱいに なったのかと気づいて 俺は君の手を握りしめる 俺の胸にとまった天使 雷鳴(いなずま)の走る道を 罪人のような目をして 俺の名だけを呼んでいる やり場のない孤独と悲しみ 誰かが叫んでる 100万ドル・ナイト 真夜中にふとおそう やりきれなさに どこで二人が間違えたのか考えてみるさ 俺の胸にとまった天使 二人だけの誓いを もう一度だけ口にして 祈る言葉はありはしない つらい愛と挫折の中 俺は叫んでる 100万ドル・ナイト | 甲斐バンド | 甲斐よしひろ | 甲斐よしひろ | 甲斐バンド | 涙が街にこぼれ落ち 君の泣き声が 荒れて光った舗道に 夜通し聞こえる 俺達はかわいた静かな 夏にめぐり会った おき場のない夢と 汗をからめながら 確かそうだよね よくは思い出せないが 確かそうだよね よくは思い出せないけれど 傷ついたダンサーは 踊ることも出来ずに 足をからめ 倒れてしまう そんな君を俺は抱きしめる つらい愛と挫折の中 誰かが叫んでる 100万ドル・ナイト 今夜も終わりのない ジューク・ボックスのように 街はダンスしている 長く暑い夜 泣いている君のそばで わくわくしてるオレを見て 「いいのよ行って」と 君はそっとつぶやく いつから二人のベッドが 涙でいっぱいに なったのかと気づいて 俺は君の手を握りしめる 俺の胸にとまった天使 雷鳴(いなずま)の走る道を 罪人のような目をして 俺の名だけを呼んでいる やり場のない孤独と悲しみ 誰かが叫んでる 100万ドル・ナイト 真夜中にふとおそう やりきれなさに どこで二人が間違えたのか考えてみるさ 俺の胸にとまった天使 二人だけの誓いを もう一度だけ口にして 祈る言葉はありはしない つらい愛と挫折の中 俺は叫んでる 100万ドル・ナイト |
LADYああLADY 手の中にあふれそうな愛を突然 手に入れた時 僕はただ悲しみに悲しみにくれるだけさ ああLADY 一人の道をもう歩き疲れてはいたさ だからお前の ひとすじの灯にさえ気づきはしなかった 人はいつも僕を嘲(わら)って あの街の角を通りすぎて行った だからだから ああLADY せつなく熱いこの想いのせてしまうには ああLADY 僕の手のひらはとても小さすぎるけど ああLADY 長い雨も荒(すさ)ぶ風も外は続きそう だけど心の中のアンブレラもうたたんでもいいんだろう いつも朝は冷たくおとずれ 夕暮れはさりげなく痛みさえ残していった だからだから からのポケットにみたされた虹を 強くにぎっては今にもこわしそう だけど今帆を上げ 高い波をくぐりぬけ 荒れた海の中に二人船をだす だからだから ああLADY せつなく熱いこの想いのせてしまうには ああLADY 僕の手のひらはとても小さすぎるけど | 甲斐バンド | 甲斐よしひろ | 甲斐よしひろ | 甲斐よしひろ | ああLADY 手の中にあふれそうな愛を突然 手に入れた時 僕はただ悲しみに悲しみにくれるだけさ ああLADY 一人の道をもう歩き疲れてはいたさ だからお前の ひとすじの灯にさえ気づきはしなかった 人はいつも僕を嘲(わら)って あの街の角を通りすぎて行った だからだから ああLADY せつなく熱いこの想いのせてしまうには ああLADY 僕の手のひらはとても小さすぎるけど ああLADY 長い雨も荒(すさ)ぶ風も外は続きそう だけど心の中のアンブレラもうたたんでもいいんだろう いつも朝は冷たくおとずれ 夕暮れはさりげなく痛みさえ残していった だからだから からのポケットにみたされた虹を 強くにぎっては今にもこわしそう だけど今帆を上げ 高い波をくぐりぬけ 荒れた海の中に二人船をだす だからだから ああLADY せつなく熱いこの想いのせてしまうには ああLADY 僕の手のひらはとても小さすぎるけど |
メモリー・グラス今日も私の中に夜がきて 窓うつ雨音に耳をふさぐ あの街角で手を振りほどき こんな雨の中あの人はかけだしたんだ 立ちすくんだまま後も追えず 行きかう人に笑われながら 愛した痛みをかみしめて 突きささる雨の中でただ泣いていた メモリーグラス 裏切りと涙でこがした夜を メモリーグラス 一杯の酒で流せるはずはないけど 誰かが背中で想い出っていう 泣きたいほどの歌を口ずさむ あれはとぎれた糸をたぐり寄す そんなばかな私の細い指先 別れていく前の最後の電話 だけどあの人はもう来ない 時計台の針は私を 突きさしたまま別れに時を打つ メモリーグラス 裏切りと涙でこがした夜を メモリーグラス 一杯の酒で流せるはずはないけど 私の嘘もわがままも いつも許してくれたあの人は 今日は振りむきもせず 黒い季節の中を去っていくだけ メモリーグラス 裏切りと涙でこがした夜を メモリーグラス 一杯の酒で流せるはずはないけど メモリーグラス メモリーグラス …… | 甲斐バンド | 甲斐よしひろ | 甲斐よしひろ | 青木望 | 今日も私の中に夜がきて 窓うつ雨音に耳をふさぐ あの街角で手を振りほどき こんな雨の中あの人はかけだしたんだ 立ちすくんだまま後も追えず 行きかう人に笑われながら 愛した痛みをかみしめて 突きささる雨の中でただ泣いていた メモリーグラス 裏切りと涙でこがした夜を メモリーグラス 一杯の酒で流せるはずはないけど 誰かが背中で想い出っていう 泣きたいほどの歌を口ずさむ あれはとぎれた糸をたぐり寄す そんなばかな私の細い指先 別れていく前の最後の電話 だけどあの人はもう来ない 時計台の針は私を 突きさしたまま別れに時を打つ メモリーグラス 裏切りと涙でこがした夜を メモリーグラス 一杯の酒で流せるはずはないけど 私の嘘もわがままも いつも許してくれたあの人は 今日は振りむきもせず 黒い季節の中を去っていくだけ メモリーグラス 裏切りと涙でこがした夜を メモリーグラス 一杯の酒で流せるはずはないけど メモリーグラス メモリーグラス …… |
観覧車 '82雨の日に二人 式を挙げた 借りものの上着 友達が縫ったドレス 指輪と花束 ささやかな誓い ただそれだけ でも幸福だった おまえは今 家の前 椅子にすわり外を見る 生きることを呪うように 悲しみ宿る目で 夜の果てをみてる 夕暮れの遊園地 覚えてるか お前と二人 暖かい冬の日 観覧車に乗り 昇った時 不意に壊れ その場に おきざりにされた 手をのばせば届きそうな 星が降る空の中 俺はお前を抱きしめ 二度と離さないと かたく心に決めた 若さではずんでた頃の 全ての美しい夢も 壊された観覧車の 鉄のように冷たく 空に刺さったままだ 胸にこみあげる狂うような何か こらえきれずに 叫びそうになる 胸にこみあげる狂うような想い 断ちきれず俺は 声あげ泣きそうになる 雨の日に二人 式を挙げた 借りものの上着 友達が縫ったドレス | 甲斐バンド | 甲斐よしひろ | 甲斐よしひろ | | 雨の日に二人 式を挙げた 借りものの上着 友達が縫ったドレス 指輪と花束 ささやかな誓い ただそれだけ でも幸福だった おまえは今 家の前 椅子にすわり外を見る 生きることを呪うように 悲しみ宿る目で 夜の果てをみてる 夕暮れの遊園地 覚えてるか お前と二人 暖かい冬の日 観覧車に乗り 昇った時 不意に壊れ その場に おきざりにされた 手をのばせば届きそうな 星が降る空の中 俺はお前を抱きしめ 二度と離さないと かたく心に決めた 若さではずんでた頃の 全ての美しい夢も 壊された観覧車の 鉄のように冷たく 空に刺さったままだ 胸にこみあげる狂うような何か こらえきれずに 叫びそうになる 胸にこみあげる狂うような想い 断ちきれず俺は 声あげ泣きそうになる 雨の日に二人 式を挙げた 借りものの上着 友達が縫ったドレス |
ブライトン・ロック今 銃撃の街の中 マシンガンの弾の雨 暗闇を吹きとばせ ワイルド・サイド Ah 吹き荒れるハリケーン 稲妻のスピリッツ 地獄から来たファイアー そいつが俺 凍りついた お前の鼓動 この痛みがお前の云う愛ならうけとめてやる 俺の導火線に火がついて 俺の導火線に火がついて ちくしょう 火花をたてやがる バチバチ 火花をたてやがる さあ冷たいドラムのビート 暗い音色サキソフォン 熱いbody血がさわぐ ワイルド・サイド お前は俺を売り 引きさき泣かせた 今度は俺の番さ 火をふくぜ 錆びついちまった 二つの鼓動 その涙がお前の云う愛ならうけとめてやる 俺の導火線に火がついて 俺の導火線に火がついて ちくしょう 火花をたてやがる バチバチ 火花をたてやがる どしゃぶる雨の轍の中に No, 額に一撃 流れ弾に二人倒れた 俺の導火線に火がついて 俺の導火線に火がついて ちくしょう 火花をたてやがる バチバチ 火花をたてやがる | 甲斐バンド | 甲斐よしひろ | 甲斐よしひろ | 甲斐バンド・椎名和夫・星勝 | 今 銃撃の街の中 マシンガンの弾の雨 暗闇を吹きとばせ ワイルド・サイド Ah 吹き荒れるハリケーン 稲妻のスピリッツ 地獄から来たファイアー そいつが俺 凍りついた お前の鼓動 この痛みがお前の云う愛ならうけとめてやる 俺の導火線に火がついて 俺の導火線に火がついて ちくしょう 火花をたてやがる バチバチ 火花をたてやがる さあ冷たいドラムのビート 暗い音色サキソフォン 熱いbody血がさわぐ ワイルド・サイド お前は俺を売り 引きさき泣かせた 今度は俺の番さ 火をふくぜ 錆びついちまった 二つの鼓動 その涙がお前の云う愛ならうけとめてやる 俺の導火線に火がついて 俺の導火線に火がついて ちくしょう 火花をたてやがる バチバチ 火花をたてやがる どしゃぶる雨の轍の中に No, 額に一撃 流れ弾に二人倒れた 俺の導火線に火がついて 俺の導火線に火がついて ちくしょう 火花をたてやがる バチバチ 火花をたてやがる |
港からやってきた女安い酒場である晩 テーブルにうつぶせて俺は 一人で酒びたりになっちまってた やさしかったあの頃の お前を忘れられずに 港の酒場で飲んだくれてたのさ 凍りついたカモメたちよ 歌っておくれ ふりしぼるようにブルースを 歌っておくれ 酒場の女が手をとって 泣かないでもいいのよって 鼻をかんでくれ抱いてくれたのさ 馬車馬のように 髪をふりみだしながら 愛せるだけ愛して疲れちまった 凍りついたカモメたちよ 歌っておくれ ふりしぼるようにブルースを 歌っておくれ 灯りの消えた部屋で 鳴りもしない電話を見つめ お前を俺は まだ待ってるのさ 凍りついたカモメたちよ 歌っておくれ ふりしぼるようにブルースを 歌っておくれ | 甲斐バンド | 甲斐よしひろ | 甲斐よしひろ | 甲斐バンド | 安い酒場である晩 テーブルにうつぶせて俺は 一人で酒びたりになっちまってた やさしかったあの頃の お前を忘れられずに 港の酒場で飲んだくれてたのさ 凍りついたカモメたちよ 歌っておくれ ふりしぼるようにブルースを 歌っておくれ 酒場の女が手をとって 泣かないでもいいのよって 鼻をかんでくれ抱いてくれたのさ 馬車馬のように 髪をふりみだしながら 愛せるだけ愛して疲れちまった 凍りついたカモメたちよ 歌っておくれ ふりしぼるようにブルースを 歌っておくれ 灯りの消えた部屋で 鳴りもしない電話を見つめ お前を俺は まだ待ってるのさ 凍りついたカモメたちよ 歌っておくれ ふりしぼるようにブルースを 歌っておくれ |
感触(Touch) 夜にまぎれて 太陽のある場所へ 走り続けよう (Touch) 早くしないと 俺たちの愛なんて 燃えかすになっちまうよ 俺を素敵だと思うなら そっと手すりを離して 地面に降りてくれよ こわがらず ときめきにまかせ その手で俺を確かめてくれ 男は獣のように妖し 女は悪魔のように可愛い おまえがすがる俺の腕は こんなにも細いけど 永遠に続く くちづけ交しながら (Touch) 夜にまぎれて 太陽のある場所へ 走り続けよう (Touch) 早くしないと 俺たちの愛なんて 燃えかすになっちまうよ 甘美い酒も誘惑のバラも やっぱりおまえは欲しいかい この街は狂気のように そうさ 愛まで凍らせちまう 男は獣のようにこわがりさ おまえがたたく俺の胸はこんなにもうすいけど 二人だけの この痛み守りながら (Touch) 夜にまぎれて 太陽のある場所へ 走り続けよう (Touch) 早くしないと 俺たちの愛なんて 燃えかすになっちまうよ (Touch)いま触れたいのさ 燃える心を感じてくれよ 拒まないでくれ (Touch) 夜にまぎれて 太陽のある場所へ 走り続けよう (Touch) 早くしないと 俺たちの愛なんて 燃えかすになっちまうよ | 甲斐バンド | 甲斐よしひろ | 甲斐よしひろ | 甲斐バンド | (Touch) 夜にまぎれて 太陽のある場所へ 走り続けよう (Touch) 早くしないと 俺たちの愛なんて 燃えかすになっちまうよ 俺を素敵だと思うなら そっと手すりを離して 地面に降りてくれよ こわがらず ときめきにまかせ その手で俺を確かめてくれ 男は獣のように妖し 女は悪魔のように可愛い おまえがすがる俺の腕は こんなにも細いけど 永遠に続く くちづけ交しながら (Touch) 夜にまぎれて 太陽のある場所へ 走り続けよう (Touch) 早くしないと 俺たちの愛なんて 燃えかすになっちまうよ 甘美い酒も誘惑のバラも やっぱりおまえは欲しいかい この街は狂気のように そうさ 愛まで凍らせちまう 男は獣のようにこわがりさ おまえがたたく俺の胸はこんなにもうすいけど 二人だけの この痛み守りながら (Touch) 夜にまぎれて 太陽のある場所へ 走り続けよう (Touch) 早くしないと 俺たちの愛なんて 燃えかすになっちまうよ (Touch)いま触れたいのさ 燃える心を感じてくれよ 拒まないでくれ (Touch) 夜にまぎれて 太陽のある場所へ 走り続けよう (Touch) 早くしないと 俺たちの愛なんて 燃えかすになっちまうよ |
嵐の季節けだるく何もない 昼下がり 最後のビールを 飲みほして 手持ちぶさたで テレビを観たら ニュースの アナウンサーが 熱い季節ですと ささやく 窓を開けると 声がする 耳を澄ますと 足音がする 俺を呼ぶ声に 振りむけば 新聞の コラムの年寄りまでが 熱い季節ですと わめくのさ そうさコートのえりを立て じっと風をやりすごせ みんなこぶしを握りしめ じっと雨をやりすごせ いまは嵐の季節 ブザーが鳴って ドアが開く 見知らぬ女が 叫ぶのさ 若さは仮面よ 待っていては 遅すぎるわ 愛しあう日はもう来ない 熱い季節なのよって 愛がほしいなんて 言いはしない だから君にも あげはしない ただおいらは 街角に立ち お前の バラ色の髪に顔をうずめ 現在(いま)を感じていたいのさ そうさコートのえりを立て じっと風をやり過ごせ みんなこぶしを 握りしめ じっと雨をやり過ごせ いまは嵐の季節 そうさコートのえりを立て じっと風をやり過ごせ みんなこぶしを 握りしめ じっと雨をやり過ごせ | 甲斐バンド | 甲斐よしひろ | 甲斐よしひろ | | けだるく何もない 昼下がり 最後のビールを 飲みほして 手持ちぶさたで テレビを観たら ニュースの アナウンサーが 熱い季節ですと ささやく 窓を開けると 声がする 耳を澄ますと 足音がする 俺を呼ぶ声に 振りむけば 新聞の コラムの年寄りまでが 熱い季節ですと わめくのさ そうさコートのえりを立て じっと風をやりすごせ みんなこぶしを握りしめ じっと雨をやりすごせ いまは嵐の季節 ブザーが鳴って ドアが開く 見知らぬ女が 叫ぶのさ 若さは仮面よ 待っていては 遅すぎるわ 愛しあう日はもう来ない 熱い季節なのよって 愛がほしいなんて 言いはしない だから君にも あげはしない ただおいらは 街角に立ち お前の バラ色の髪に顔をうずめ 現在(いま)を感じていたいのさ そうさコートのえりを立て じっと風をやり過ごせ みんなこぶしを 握りしめ じっと雨をやり過ごせ いまは嵐の季節 そうさコートのえりを立て じっと風をやり過ごせ みんなこぶしを 握りしめ じっと雨をやり過ごせ |
シーズンシーズン 波打ち際 ロマンスの波を浴び シーズン この愛を 洗い流すそのために ブルーで孤独な夜だったと云う 二人ダンスに出かけた過ぎ去った日 眩しく輝いたあの日々のPHOTOGRAPH(フォトグラフ) 見つめては一人 泣いていたという お前は幻だという 二人の仲は終わりだと いちばん近い海に行き 二つのハート やりなおすため シーズン 波打ち際 ロマンスの波を浴び シーズン この愛を 洗い流すそのために 青き星の群れ きらめく海岸で 俺たちはいつも 出会うはずだった 口吻を交わし 切ない息づかい その中で固く 結ばれはずだった 今も光り失った その目でおまえが笑ってる 今から行ける海に行き 痛んだハート 死に絶える前に シーズン 波打ち際 ロマンスの波を浴び シーズン この愛を 洗い流す時が来た シーズン はじけ飛ぶ 黄金色に光る岸辺 シーズン あいつと俺 よりそいながら降りてゆく シーズン 波打ち際 ロマンスの波を浴び シーズン この愛を 洗い流すそのために シーズン 波打ち際 ロマンスの波を浴び シーズン この愛を 洗い流すそのために | 甲斐バンド | 甲斐よしひろ | 甲斐よしひろ | 井上鑑 | シーズン 波打ち際 ロマンスの波を浴び シーズン この愛を 洗い流すそのために ブルーで孤独な夜だったと云う 二人ダンスに出かけた過ぎ去った日 眩しく輝いたあの日々のPHOTOGRAPH(フォトグラフ) 見つめては一人 泣いていたという お前は幻だという 二人の仲は終わりだと いちばん近い海に行き 二つのハート やりなおすため シーズン 波打ち際 ロマンスの波を浴び シーズン この愛を 洗い流すそのために 青き星の群れ きらめく海岸で 俺たちはいつも 出会うはずだった 口吻を交わし 切ない息づかい その中で固く 結ばれはずだった 今も光り失った その目でおまえが笑ってる 今から行ける海に行き 痛んだハート 死に絶える前に シーズン 波打ち際 ロマンスの波を浴び シーズン この愛を 洗い流す時が来た シーズン はじけ飛ぶ 黄金色に光る岸辺 シーズン あいつと俺 よりそいながら降りてゆく シーズン 波打ち際 ロマンスの波を浴び シーズン この愛を 洗い流すそのために シーズン 波打ち際 ロマンスの波を浴び シーズン この愛を 洗い流すそのために |
破れたハートを売り物に破れたハートを売り物にして 愛にうえながら 一人さまよってる 破れたハートを売り物にして うかれた街角で さまよいうたってる あの雲を はらい落とし 長い嵐 二人のり越えて つきるまで 泣いたら涙ふきな お前と行きたい 一人ぼっちじゃいたくない 破れたハートを売り物にして 愛にうえながら 一人さまよってる 破れたハートを売り物にして うかれた街角で さまよいうたってる 燃えるよな赤い帆を上げ海を お前をだいて 渡ってゆきたい 生きることを 素晴らしいと思いたい お前と行きたい 一人ぼっちはいやだ 悲しみやわらげ 痛み鎮める 終わることない雨のような 愛で包みたい 雨の日も アー 風の日も 俺の愛は お前のものだから 破れたハートを売り物にして 愛にうえながら みんなさまよってる 破れたハートを売り物にして うかれた街角で さまよいうたってる 破れたハートを売り物にして 愛にうえながら 今夜さまよってる 破れたハートを売り物にして… | 甲斐バンド | 甲斐よしひろ | 甲斐よしひろ | 椎名和夫 | 破れたハートを売り物にして 愛にうえながら 一人さまよってる 破れたハートを売り物にして うかれた街角で さまよいうたってる あの雲を はらい落とし 長い嵐 二人のり越えて つきるまで 泣いたら涙ふきな お前と行きたい 一人ぼっちじゃいたくない 破れたハートを売り物にして 愛にうえながら 一人さまよってる 破れたハートを売り物にして うかれた街角で さまよいうたってる 燃えるよな赤い帆を上げ海を お前をだいて 渡ってゆきたい 生きることを 素晴らしいと思いたい お前と行きたい 一人ぼっちはいやだ 悲しみやわらげ 痛み鎮める 終わることない雨のような 愛で包みたい 雨の日も アー 風の日も 俺の愛は お前のものだから 破れたハートを売り物にして 愛にうえながら みんなさまよってる 破れたハートを売り物にして うかれた街角で さまよいうたってる 破れたハートを売り物にして 愛にうえながら 今夜さまよってる 破れたハートを売り物にして… |
らせん階段この世の中を何もなく 晴れた日をめざし 調子よく風に任せて 渡っていく奴もいる つまずいては起ち上がり よろめきながら生きている そうさほとんどの奴が ただ落ちていくだけ 人生なんてそんな風に 悪い旅じゃないはず めぐりめぐる人生は 曲がりくねった階段のように 都会という名のガラスのように きらめく街 狭き檻のその中で うごめく人たち 話すことなく僕はしゃべり 聞くことなく耳を傾け 見えない明日を手さぐりで かけ登っていく 人生なんてそんな風に 悪い旅じゃないはず めぐりめぐる人生は 曲がりくねった階段のように 暗く流れたルージュのような 摩天楼の下 愛する喜びも憎しみも 痛みとひきかえ 傷つけることだけを ただ覚えた僕は 毎日を指おり数え どこへ行くんだろう 人生なんてそんな風に 悪い旅じゃないはず めぐりめぐる人生は 曲がりくねった階段のように あたたかい人の心も 触れてはみたさ 小さな命よせた恋人も そこにはいたさ だけども何もかも捨ててきてしまった ただ引き金の指のように 体ひきつらせている 人生なんてそんな風に 悪い旅じゃないはず めぐりめぐる人生は 曲がりくねった階段のように | 甲斐バンド | 甲斐よしひろ | 甲斐よしひろ | 甲斐よしひろ | この世の中を何もなく 晴れた日をめざし 調子よく風に任せて 渡っていく奴もいる つまずいては起ち上がり よろめきながら生きている そうさほとんどの奴が ただ落ちていくだけ 人生なんてそんな風に 悪い旅じゃないはず めぐりめぐる人生は 曲がりくねった階段のように 都会という名のガラスのように きらめく街 狭き檻のその中で うごめく人たち 話すことなく僕はしゃべり 聞くことなく耳を傾け 見えない明日を手さぐりで かけ登っていく 人生なんてそんな風に 悪い旅じゃないはず めぐりめぐる人生は 曲がりくねった階段のように 暗く流れたルージュのような 摩天楼の下 愛する喜びも憎しみも 痛みとひきかえ 傷つけることだけを ただ覚えた僕は 毎日を指おり数え どこへ行くんだろう 人生なんてそんな風に 悪い旅じゃないはず めぐりめぐる人生は 曲がりくねった階段のように あたたかい人の心も 触れてはみたさ 小さな命よせた恋人も そこにはいたさ だけども何もかも捨ててきてしまった ただ引き金の指のように 体ひきつらせている 人生なんてそんな風に 悪い旅じゃないはず めぐりめぐる人生は 曲がりくねった階段のように |
熱狂(ステージ)人は誰もが星をさがして歩き続けてる 窓を開けると目の中に こぼれるほどの星空 落ちて行く奴もいる きらめき続ける者もいる どこに行けばいいかわからない 雨が降る その前に歩き出す ライトの海に拍手の波がよせては引いていく今夜 昔ホールでまばらな客を相手にしたこともある つらい夜をいくつも 夜をいくつも越えてきた 一度だけ 泣いたこともある でもそれも今は遠い昔のことさ 次の町へ 次の町へ バスに乗って 夜汽車にゆられ 俺達が生きる場所へ 俺達が歌う場所へ めざして進んでゆく 終わりを告げるアナウンス それをかき消す嵐の声 今夜の客は素敵だった 熱い夜がとけてゆく 冷たい雨の降る中を長い列をつくってくれた だから 俺達を呼ぶステージへ 俺達を呼ぶ声に 手をひろげて 次の町へ 次の町へ バスに乗って 夜汽車にゆられ 俺達が生きる場所へ 俺達が歌う場所へ めざして進んでゆく | 甲斐バンド | 甲斐よしひろ | 甲斐よしひろ | 甲斐バンド | 人は誰もが星をさがして歩き続けてる 窓を開けると目の中に こぼれるほどの星空 落ちて行く奴もいる きらめき続ける者もいる どこに行けばいいかわからない 雨が降る その前に歩き出す ライトの海に拍手の波がよせては引いていく今夜 昔ホールでまばらな客を相手にしたこともある つらい夜をいくつも 夜をいくつも越えてきた 一度だけ 泣いたこともある でもそれも今は遠い昔のことさ 次の町へ 次の町へ バスに乗って 夜汽車にゆられ 俺達が生きる場所へ 俺達が歌う場所へ めざして進んでゆく 終わりを告げるアナウンス それをかき消す嵐の声 今夜の客は素敵だった 熱い夜がとけてゆく 冷たい雨の降る中を長い列をつくってくれた だから 俺達を呼ぶステージへ 俺達を呼ぶ声に 手をひろげて 次の町へ 次の町へ バスに乗って 夜汽車にゆられ 俺達が生きる場所へ 俺達が歌う場所へ めざして進んでゆく |
ちんぴらお茶を飲むのも 映画観るのも 恋をささやくことさえも そこはきゅくつすぎる街 明日は信じられずに昨日もあてにできず 目の前のぬくもりに飢え お前にすがりついた ああお腹すかした ああちんぴらは ゆっくり眠れる 愛という名のベッドが 欲しかった その時お前には もうひとつの愛があり それを捨ててもやって来るとは 思いもしなかった だから接吻も 切ない吐息も 行きずりの夢とあきらめ おぼれていったのさ ああお腹すかした ああちんぴらは ゆっくり眠れる 愛という名のベッドが 欲しかった 傷つけることも 傷つけられるのも 慣れていたから お前のやさしさにも おびえていた 男と女は いつも流れ星 だからみじかく輝いては消えてゆくというのかい ああお腹すかした ああちんぴらは ゆっくり眠れる 愛という名のベッドが 欲しかった お茶を飲むのも 映画観るのも 恋をささやくことさえも きゅくつすぎる街 | 甲斐バンド | 甲斐よしひろ | 甲斐よしひろ | 甲斐よしひろ | お茶を飲むのも 映画観るのも 恋をささやくことさえも そこはきゅくつすぎる街 明日は信じられずに昨日もあてにできず 目の前のぬくもりに飢え お前にすがりついた ああお腹すかした ああちんぴらは ゆっくり眠れる 愛という名のベッドが 欲しかった その時お前には もうひとつの愛があり それを捨ててもやって来るとは 思いもしなかった だから接吻も 切ない吐息も 行きずりの夢とあきらめ おぼれていったのさ ああお腹すかした ああちんぴらは ゆっくり眠れる 愛という名のベッドが 欲しかった 傷つけることも 傷つけられるのも 慣れていたから お前のやさしさにも おびえていた 男と女は いつも流れ星 だからみじかく輝いては消えてゆくというのかい ああお腹すかした ああちんぴらは ゆっくり眠れる 愛という名のベッドが 欲しかった お茶を飲むのも 映画観るのも 恋をささやくことさえも きゅくつすぎる街 |
ダニーボーイに耳をふさいで突然君が去った時から 始まったからっぽの日々 この街は風がいっぱい 君の香りがいっぱい 最後の手を振る雨の十字路 ふるえる背中見送った時 いつも君が唄ってた あの歌が聞こえてきた いつものように灯りを消して いつものようにドアを閉ざして 君との昨日に鍵をおろした 冷たいあの日 いつか切りすぎた君の髪が 雨になって降りそそぐ 思い出という傘をやぶって 僕の肩に降りそそぐ いるはずもない君の声が 二人生きた日を呼びおこす すがるようにからみつく ダニーボーイに耳をふさいで いつものように灯りを消して いつものようにドアを閉ざして 君との昨日に鍵をおろした 冷たいあの日 いくつかの ああ喜びと いくつかの ああ苦しみが 街角のショーウィンドゥに 浮かんでは消えた | 甲斐バンド | 甲斐よしひろ | 甲斐よしひろ | 甲斐よしひろ | 突然君が去った時から 始まったからっぽの日々 この街は風がいっぱい 君の香りがいっぱい 最後の手を振る雨の十字路 ふるえる背中見送った時 いつも君が唄ってた あの歌が聞こえてきた いつものように灯りを消して いつものようにドアを閉ざして 君との昨日に鍵をおろした 冷たいあの日 いつか切りすぎた君の髪が 雨になって降りそそぐ 思い出という傘をやぶって 僕の肩に降りそそぐ いるはずもない君の声が 二人生きた日を呼びおこす すがるようにからみつく ダニーボーイに耳をふさいで いつものように灯りを消して いつものようにドアを閉ざして 君との昨日に鍵をおろした 冷たいあの日 いくつかの ああ喜びと いくつかの ああ苦しみが 街角のショーウィンドゥに 浮かんでは消えた |
吟遊詩人の唄今日も枯葉の街 肩を落として 軽やかに流れゆく風が 道連れさ 安いオンボロのギター これが俺らの命 数えきれない明日に 唄をうたって そうさ俺らは 君を探し歩く 愛を奏でながら 街から街へと このお茶はとっても とってもあったかい ずっと前にすぎていった 君のように 浮かぶ雲よ もしもあの娘を見かけたら 唄うから このメロディーを運んでおくれ そうさ俺らは 君を探し歩く 愛を奏でながら 街から街へと Oh!雨をしのいで Oh!通りをよけて 全ての人よ 思い出しておくれ 苦しい時や 悲しい時のために 人生につきものの 嘘や偽りなどは 何もないこの哀れな ギターひきの唄を そうさ俺らは 君を探し歩く 愛を奏でながら 街から街へと そうさ俺らは 君を探し歩く 数えきれない明日に 唄をうたって そうさ俺らは 君を探し歩く 愛を奏でながら 街から街へと | 甲斐バンド | Leo Sayer・訳詞:甲斐よしひろ | David Courtney | | 今日も枯葉の街 肩を落として 軽やかに流れゆく風が 道連れさ 安いオンボロのギター これが俺らの命 数えきれない明日に 唄をうたって そうさ俺らは 君を探し歩く 愛を奏でながら 街から街へと このお茶はとっても とってもあったかい ずっと前にすぎていった 君のように 浮かぶ雲よ もしもあの娘を見かけたら 唄うから このメロディーを運んでおくれ そうさ俺らは 君を探し歩く 愛を奏でながら 街から街へと Oh!雨をしのいで Oh!通りをよけて 全ての人よ 思い出しておくれ 苦しい時や 悲しい時のために 人生につきものの 嘘や偽りなどは 何もないこの哀れな ギターひきの唄を そうさ俺らは 君を探し歩く 愛を奏でながら 街から街へと そうさ俺らは 君を探し歩く 数えきれない明日に 唄をうたって そうさ俺らは 君を探し歩く 愛を奏でながら 街から街へと |
そばかすの天使あたしを捨てて行っちまった あんたの背中に 好きよ好きと何度も 叫びつづけた どこかのイカす映画のように すがって泣いて しがみつくのはガラじゃないと くちびる噛んだ ああ ずっと生まれてきたその時から ああ 夜はいつも冷たいはずじゃない リボン結んで 煙草ふかして そばかすだらけのあたしが立ってる ねぇ 暗い舗道 あれは16 新宿の名も知らない店で あたしの手を握りしめ 「明日こそ」と言ってくれた 傷つき羽根折れた天使は それでも信じられず 疑いながらも惚れた時にゃ あんたからサヨナラ ああ ずっと生まれてきたその時から ああ 雨はいつも冷たいはずじゃあない リボン結んで どしゃぶりの中 そばかすだらけのあたしが立ってた ねぇ 暗い舗道 ああ ずっと生まれてきたその時から ああ 夜はいつも冷たいはずじゃあない リボン結んで 何をいまさら そばかすだらけのあたしが泣いてた ねぇ 暗い舗道 | 甲斐バンド | 甲斐よしひろ | 甲斐よしひろ | | あたしを捨てて行っちまった あんたの背中に 好きよ好きと何度も 叫びつづけた どこかのイカす映画のように すがって泣いて しがみつくのはガラじゃないと くちびる噛んだ ああ ずっと生まれてきたその時から ああ 夜はいつも冷たいはずじゃない リボン結んで 煙草ふかして そばかすだらけのあたしが立ってる ねぇ 暗い舗道 あれは16 新宿の名も知らない店で あたしの手を握りしめ 「明日こそ」と言ってくれた 傷つき羽根折れた天使は それでも信じられず 疑いながらも惚れた時にゃ あんたからサヨナラ ああ ずっと生まれてきたその時から ああ 雨はいつも冷たいはずじゃあない リボン結んで どしゃぶりの中 そばかすだらけのあたしが立ってた ねぇ 暗い舗道 ああ ずっと生まれてきたその時から ああ 夜はいつも冷たいはずじゃあない リボン結んで 何をいまさら そばかすだらけのあたしが泣いてた ねぇ 暗い舗道 |
氷のくちびる悲しき恋の結末に ぬけがらのように僕は傷ついた 火遊びの果てのあれは本気の恋 指環ひとつ残し君は部屋を出ていった 抱かれてもひとつになりはしない心で 君は僕の腕の中に嘘の涙流してた あの時君が投げすてた愛のかけら 冷めたベッドに拾い集めひとり抱けば 今夜も 氷のくちびるが僕を奪い ふたつの体の岸辺に 氷のくちびるが僕を奪い 波のように砕けては散る 悲しき歌の始まりは 追憶の中の夕暮れのカフェ 白い指が灯すキャンドルライト 炎はとけ心変わりに流れていく 鏡に残したルージュの別れ言葉の影に 男にもたれたあの夜の君の姿があった 一輪ざしのこぼれたバラのように 夢のさめぎわの仕打ちはむごく 今夜も 氷のくちびるが僕を奪い ふたつの体の岸辺に 氷のくちびるが僕を奪い 波のように砕けては散る 氷のくちびるが僕を奪い ふたつの体の岸辺に 氷のくちびるが僕を奪い 波のように砕けては散る | 甲斐バンド | 甲斐よしひろ | 甲斐よしひろ | | 悲しき恋の結末に ぬけがらのように僕は傷ついた 火遊びの果てのあれは本気の恋 指環ひとつ残し君は部屋を出ていった 抱かれてもひとつになりはしない心で 君は僕の腕の中に嘘の涙流してた あの時君が投げすてた愛のかけら 冷めたベッドに拾い集めひとり抱けば 今夜も 氷のくちびるが僕を奪い ふたつの体の岸辺に 氷のくちびるが僕を奪い 波のように砕けては散る 悲しき歌の始まりは 追憶の中の夕暮れのカフェ 白い指が灯すキャンドルライト 炎はとけ心変わりに流れていく 鏡に残したルージュの別れ言葉の影に 男にもたれたあの夜の君の姿があった 一輪ざしのこぼれたバラのように 夢のさめぎわの仕打ちはむごく 今夜も 氷のくちびるが僕を奪い ふたつの体の岸辺に 氷のくちびるが僕を奪い 波のように砕けては散る 氷のくちびるが僕を奪い ふたつの体の岸辺に 氷のくちびるが僕を奪い 波のように砕けては散る |
地下室のメロディー階段を降りると淡い光線(ひかり)が 命のようにまっすぐに伸びていた 地下室の酒場は人があふれ 煙草の香りと ときめきが満ちている 悲しみの数だけ乾杯はくり返され まるで運命(さだめ)のそのように俺と君は恋におちた バンドは“出逢い”というメロディー奏でながら オールナイト 一晩中スウィングしていた 妖しい貴婦人(マダム)は綺麗な少年ひきつれ 秘密の手ほどきをしている 明日をも知れない いなせなジゴロは ポケットの愛を安売りしている 淋しい人々(ひと)は虚しく祈り 俺と君はささやきのその中で泣いていた バンドは“孤独”というメロディー奏でながら オールナイト 翔ぶようにスウィングしていた 階段を昇るとドラマも終り 狂った夜の果て 靴音が響いている 地下室の酒場はあの頃と同じ ワインの香りと笑いが満ちている 急ぎすぎた青春に傷ついて まるで運命のそのように君さえも去ってしまった バンドは“別離(わかれ)”というメロディー奏でながら オールナイト 悲しげにスウィングしていた バンドは“別離”というメロディー奏でながら オールナイト 悲しげにスウィングしていた | 甲斐バンド | 甲斐よしひろ | 甲斐よしひろ | 甲斐バンド・星勝 | 階段を降りると淡い光線(ひかり)が 命のようにまっすぐに伸びていた 地下室の酒場は人があふれ 煙草の香りと ときめきが満ちている 悲しみの数だけ乾杯はくり返され まるで運命(さだめ)のそのように俺と君は恋におちた バンドは“出逢い”というメロディー奏でながら オールナイト 一晩中スウィングしていた 妖しい貴婦人(マダム)は綺麗な少年ひきつれ 秘密の手ほどきをしている 明日をも知れない いなせなジゴロは ポケットの愛を安売りしている 淋しい人々(ひと)は虚しく祈り 俺と君はささやきのその中で泣いていた バンドは“孤独”というメロディー奏でながら オールナイト 翔ぶようにスウィングしていた 階段を昇るとドラマも終り 狂った夜の果て 靴音が響いている 地下室の酒場はあの頃と同じ ワインの香りと笑いが満ちている 急ぎすぎた青春に傷ついて まるで運命のそのように君さえも去ってしまった バンドは“別離(わかれ)”というメロディー奏でながら オールナイト 悲しげにスウィングしていた バンドは“別離”というメロディー奏でながら オールナイト 悲しげにスウィングしていた |
テレフォン・ノイローゼ出合ってひと月目 どれほど 思ってるって聞くと 君は四週間分よって そっけなく おきまりの恋の文句ってやつを 君にささやく 熱があっても39度 首ったけ テレフォン・ノイローゼ ずっと君の声がなりっぱなし テレフォン・ノイローゼ 悩ましく今日も暗闇にベルが鳴る 横を見ればいかれた野郎が 安っぽい愛を語る 愚にもつかぬ甘い唄はもうやめさ いつも言葉は気ままなもの 僕を殺すこともできる 天国の場所を お願い 開けといておくれ テレフォン・ノイローゼ ずっと君の声がなりっぱなし テレフォン・ノイローゼ 悩ましく今日も暗闇にベルが鳴る あの娘は僕を夢中にしているとうぬぼれているけど いいように世の中回しているのはこっちさ テレフォン・ノイローゼ ずっと君の声がなりっぱなし テレフォン・ノイローゼ 悩ましく今日も暗闇にベルが鳴る | 甲斐バンド | 甲斐よしひろ | 甲斐よしひろ | 甲斐よしひろ | 出合ってひと月目 どれほど 思ってるって聞くと 君は四週間分よって そっけなく おきまりの恋の文句ってやつを 君にささやく 熱があっても39度 首ったけ テレフォン・ノイローゼ ずっと君の声がなりっぱなし テレフォン・ノイローゼ 悩ましく今日も暗闇にベルが鳴る 横を見ればいかれた野郎が 安っぽい愛を語る 愚にもつかぬ甘い唄はもうやめさ いつも言葉は気ままなもの 僕を殺すこともできる 天国の場所を お願い 開けといておくれ テレフォン・ノイローゼ ずっと君の声がなりっぱなし テレフォン・ノイローゼ 悩ましく今日も暗闇にベルが鳴る あの娘は僕を夢中にしているとうぬぼれているけど いいように世の中回しているのはこっちさ テレフォン・ノイローゼ ずっと君の声がなりっぱなし テレフォン・ノイローゼ 悩ましく今日も暗闇にベルが鳴る |
かりそめのスウィングジングルベルに街が うき足だった夜 人の声と車の音が 飛び交ってる ニュースは不況を喋(うた)い 街には人があふれた そしてふらりとあいつは 舞い戻ってきた 去年の今頃さ 暗い小さなフロアで 二人とぶように 踊り狂った ひきずってきた悲しみを はきだすかのように 二人とぶように 踊り狂った あいつが僕の前から 消えてしまったあの時 師走の冷たい路を 知らずに一人待ってた 首にまきつけたマフラーがなぐさみで かじかんだ手はポケットに うずくまってた 去年の今頃さ 暗い小さなフロアで 二人とぶように 踊り狂った 生きてきたむなしさを はきだすかのように 二人とぶように 踊り狂った 厚い化粧の下 あれた肌にも 過ぎてきた月日が よくわかるよ だけどそんな事は もうどうでもいい いい人達の中で あいつも僕も変わってしまった 去年の今頃さ 暗い小さなフロアで 二人とぶように 踊り狂った うかれたジングルベルを はきだすかのように 二人とぶように 踊り狂った ジングルベルに街が うき足だった夜 人の声と車の音が 飛び交ってる | 甲斐バンド | 甲斐よしひろ | 甲斐よしひろ | 甲斐よしひろ | ジングルベルに街が うき足だった夜 人の声と車の音が 飛び交ってる ニュースは不況を喋(うた)い 街には人があふれた そしてふらりとあいつは 舞い戻ってきた 去年の今頃さ 暗い小さなフロアで 二人とぶように 踊り狂った ひきずってきた悲しみを はきだすかのように 二人とぶように 踊り狂った あいつが僕の前から 消えてしまったあの時 師走の冷たい路を 知らずに一人待ってた 首にまきつけたマフラーがなぐさみで かじかんだ手はポケットに うずくまってた 去年の今頃さ 暗い小さなフロアで 二人とぶように 踊り狂った 生きてきたむなしさを はきだすかのように 二人とぶように 踊り狂った 厚い化粧の下 あれた肌にも 過ぎてきた月日が よくわかるよ だけどそんな事は もうどうでもいい いい人達の中で あいつも僕も変わってしまった 去年の今頃さ 暗い小さなフロアで 二人とぶように 踊り狂った うかれたジングルベルを はきだすかのように 二人とぶように 踊り狂った ジングルベルに街が うき足だった夜 人の声と車の音が 飛び交ってる |
漂泊者世界中から声がする 立ち上がる時だと叫んでる テレビをつけたら言ってる この世の終わりも間近だと SOSを流してる テレビのヒーローが言ってる くじけちゃダメだと叫んでる 命を燃やせとどなってる でも俺は今夜もディスコで イライラしながら踊るだけ 誰か俺に愛をくれよ 誰か俺に愛をくれ 一人ぼっちじゃ一人ぼっちじゃ やりきれないさ 世界の足音が聞こえる 体を動かせと叫んでる 車のラジオが言ってる 命の値段も下がったと 愛こそ救いだとしゃべってる 希望の時代だと言ってる エキサイティングな時代さ だけどお前を失って 俺は世の中すらさえも 信じられなくなりそうさ 誰か俺に愛をくれよ 誰か俺に愛をくれ 一人ぼっちじゃ一人ぼっちじゃ やりきれないさ 誰か俺に愛をくれよ 誰か俺に愛をくれ 一人ぼっちじゃ一人ぼっちじゃ やりきれないさ 長く暑い夜の海を 愛しいものの名を呼んで みんなさまよい流れてる 俺はアウトローお前が 火を点けたら爆発しそう 誰か俺に愛をくれよ 誰か俺に愛をくれ 一人ぼっちじゃ一人ぼっちじゃ やりきれないさ | 甲斐バンド | 甲斐よしひろ | 甲斐よしひろ | 甲斐バンド・星勝 | 世界中から声がする 立ち上がる時だと叫んでる テレビをつけたら言ってる この世の終わりも間近だと SOSを流してる テレビのヒーローが言ってる くじけちゃダメだと叫んでる 命を燃やせとどなってる でも俺は今夜もディスコで イライラしながら踊るだけ 誰か俺に愛をくれよ 誰か俺に愛をくれ 一人ぼっちじゃ一人ぼっちじゃ やりきれないさ 世界の足音が聞こえる 体を動かせと叫んでる 車のラジオが言ってる 命の値段も下がったと 愛こそ救いだとしゃべってる 希望の時代だと言ってる エキサイティングな時代さ だけどお前を失って 俺は世の中すらさえも 信じられなくなりそうさ 誰か俺に愛をくれよ 誰か俺に愛をくれ 一人ぼっちじゃ一人ぼっちじゃ やりきれないさ 誰か俺に愛をくれよ 誰か俺に愛をくれ 一人ぼっちじゃ一人ぼっちじゃ やりきれないさ 長く暑い夜の海を 愛しいものの名を呼んで みんなさまよい流れてる 俺はアウトローお前が 火を点けたら爆発しそう 誰か俺に愛をくれよ 誰か俺に愛をくれ 一人ぼっちじゃ一人ぼっちじゃ やりきれないさ |
BLUE LETTERとある小さな海岸沿いの町 俺はお前と出会った ほこりっぽいトラックのクラクション あせたドライブインの片隅におまえはいた 恋におち とりこになった だけど心はなれ いつか別れてきた ひとときは戯れか 返すすべも知らない さざ波のような傷だけが残った Blue Letter 涙のつぶで綴ったような Blue Letter きれぎれの文字が俺を痛めつける 車を飛ばし港に行ったもんさ 桟橋にもたれ二人海を眺めてた その年お前をはらませてしまうまで おだやかに晴れた夏は続いた Blue Letter 涙のつぶで綴ったような Blue Letter きれぎれの文字が俺を痛めつける 車の残骸立ちならぶ浜辺 元気だと書いてよこした便り燃やして かつて輝いてた二人だけの浜辺 今はあともなく深い闇の中 シャツを脱ぎすて海に入ってゆく 暗くうねる波の中に俺は入ってく もろかった月日と おとせるはずのない 罪とお前のために今夜涙を流す Blue Letter 涙のつぶで綴ったような Blue Letter きれぎれの文字が俺を痛めつける Blue Letter 涙のつぶで綴ったような Blue Letter きれぎれの文字が俺を痛めつける | 甲斐バンド | 甲斐よしひろ | 甲斐よしひろ | | とある小さな海岸沿いの町 俺はお前と出会った ほこりっぽいトラックのクラクション あせたドライブインの片隅におまえはいた 恋におち とりこになった だけど心はなれ いつか別れてきた ひとときは戯れか 返すすべも知らない さざ波のような傷だけが残った Blue Letter 涙のつぶで綴ったような Blue Letter きれぎれの文字が俺を痛めつける 車を飛ばし港に行ったもんさ 桟橋にもたれ二人海を眺めてた その年お前をはらませてしまうまで おだやかに晴れた夏は続いた Blue Letter 涙のつぶで綴ったような Blue Letter きれぎれの文字が俺を痛めつける 車の残骸立ちならぶ浜辺 元気だと書いてよこした便り燃やして かつて輝いてた二人だけの浜辺 今はあともなく深い闇の中 シャツを脱ぎすて海に入ってゆく 暗くうねる波の中に俺は入ってく もろかった月日と おとせるはずのない 罪とお前のために今夜涙を流す Blue Letter 涙のつぶで綴ったような Blue Letter きれぎれの文字が俺を痛めつける Blue Letter 涙のつぶで綴ったような Blue Letter きれぎれの文字が俺を痛めつける |
最後の夜汽車スポットライトは どこかのスターのもの 陽のあたらない場所を 僕は生きてきた ふりそそぐ白い 月あかりにさえ 肩をすぼめては 目をとじてきた 君が乗った 最後の夜汽車が 僕の街を遠去かる 拍手が鳴りやみ 客がいなくなっても 歌いつづける 悲しいシンガーのように 僕はいつでも 冷たい君に 苦い涙を 歌いつづけた 君が乗った 最後の夜汽車が 僕の街を 遠去かる 僕が淋しいって 言ったら あの人はバカねって そっと微笑った ほほに優しく 手をやりながら 僕しかいないって 言ってくれた 君が乗った 最後の夜汽車が 僕の街を遠去かる 白い月あかりの その裏側で 僕はゆがんだ 顔を洗った 白い月あかりの その裏側で 涙のかけらを 洗いおとした 君が乗った 最後の夜汽車が 僕の街を遠去かる 君が乗った 最後の夜汽車が 僕の街を遠去かる | 甲斐バンド | 甲斐よしひろ | 甲斐よしひろ | | スポットライトは どこかのスターのもの 陽のあたらない場所を 僕は生きてきた ふりそそぐ白い 月あかりにさえ 肩をすぼめては 目をとじてきた 君が乗った 最後の夜汽車が 僕の街を遠去かる 拍手が鳴りやみ 客がいなくなっても 歌いつづける 悲しいシンガーのように 僕はいつでも 冷たい君に 苦い涙を 歌いつづけた 君が乗った 最後の夜汽車が 僕の街を 遠去かる 僕が淋しいって 言ったら あの人はバカねって そっと微笑った ほほに優しく 手をやりながら 僕しかいないって 言ってくれた 君が乗った 最後の夜汽車が 僕の街を遠去かる 白い月あかりの その裏側で 僕はゆがんだ 顔を洗った 白い月あかりの その裏側で 涙のかけらを 洗いおとした 君が乗った 最後の夜汽車が 僕の街を遠去かる 君が乗った 最後の夜汽車が 僕の街を遠去かる |
ポップコーンをほおばって映画を見るなら フランス映画さ 若かった頃の君と僕の想い出話しは 君が手を振りきった 二十歳の時 埋もれ陽の道に すべては消えうせた 僕等は飛べない鳥じゃなかったはず 翼を広げたら きっと飛べたんだ 僕等は飛べない鳥じゃなかったはず 君は翼がある事を知って恐かったんでしょう 別れる為に君を抱きしめたんじゃない 燃えつきるほど二人 生きちゃいないじゃない 大都会 そんな痛み 傷ついた街に ほんとの君は なぜ死んでしまったの ポップコーンをほおばって ポップコーンをほおばって 天使達の声に耳を傾けている 君の最後の言葉をおとしていく バスを追っかけて 追っかけて 僕の青い声は いつのまにかこんなにこんなに 涸れてしまった 教会の鐘が聞こえるかい 天使の讃美歌は聞こえるかい 悲しい君と僕のさよならは 色あせた午後に終ってしまった ポップコーンをほおばって ポップコーンをほおばって 天使達の声に耳を傾けている ポップコーンをほおばって ポップコーンをほおばって 天使達の声に耳を傾けている…… | 甲斐バンド | 甲斐よしひろ | 甲斐よしひろ | | 映画を見るなら フランス映画さ 若かった頃の君と僕の想い出話しは 君が手を振りきった 二十歳の時 埋もれ陽の道に すべては消えうせた 僕等は飛べない鳥じゃなかったはず 翼を広げたら きっと飛べたんだ 僕等は飛べない鳥じゃなかったはず 君は翼がある事を知って恐かったんでしょう 別れる為に君を抱きしめたんじゃない 燃えつきるほど二人 生きちゃいないじゃない 大都会 そんな痛み 傷ついた街に ほんとの君は なぜ死んでしまったの ポップコーンをほおばって ポップコーンをほおばって 天使達の声に耳を傾けている 君の最後の言葉をおとしていく バスを追っかけて 追っかけて 僕の青い声は いつのまにかこんなにこんなに 涸れてしまった 教会の鐘が聞こえるかい 天使の讃美歌は聞こえるかい 悲しい君と僕のさよならは 色あせた午後に終ってしまった ポップコーンをほおばって ポップコーンをほおばって 天使達の声に耳を傾けている ポップコーンをほおばって ポップコーンをほおばって 天使達の声に耳を傾けている…… |
ビューティフル・エネルギー シルクの髪を指でさぐりながら うなじにそっとすべりおとす かすかにふっとほほに触れたなら 妖しいルージュに近づいてく ああごらんよ桟橋の上を オーロラが昇っていくよ もう二度とこの輝きに会えない 会えないかも しれないから Beautiful Energy しなやかな けものたちよ 金色の汗を流そうぜ 急がないで乱れた胸の中 やわらかい夏のような草原を もう一度確かめたなら やさしい雨が 僕らをぬらす ああごらんよ 二人の海を オーロラが昇ってゆくよ もう二度とこの若さに会えない 会えないかも しれないから Beautiful Energy しなやかな けものたちよ 金色の汗を流そうぜ ああごらんよ桟橋の上を オーロラが昇っていくよ もう二度とこの輝きに会えない 会えないかも しれないから Beautiful Energy しなやかな けものたちよ 金色の汗を流そうぜ Beautiful Energy しなやかな けものたちよ 金色の声をあげようぜ Beautiful Energy しなやかな けものたちよ 金色の爪を立てようぜ | 甲斐バンド | 甲斐よしひろ | 松藤英男 | | シルクの髪を指でさぐりながら うなじにそっとすべりおとす かすかにふっとほほに触れたなら 妖しいルージュに近づいてく ああごらんよ桟橋の上を オーロラが昇っていくよ もう二度とこの輝きに会えない 会えないかも しれないから Beautiful Energy しなやかな けものたちよ 金色の汗を流そうぜ 急がないで乱れた胸の中 やわらかい夏のような草原を もう一度確かめたなら やさしい雨が 僕らをぬらす ああごらんよ 二人の海を オーロラが昇ってゆくよ もう二度とこの若さに会えない 会えないかも しれないから Beautiful Energy しなやかな けものたちよ 金色の汗を流そうぜ ああごらんよ桟橋の上を オーロラが昇っていくよ もう二度とこの輝きに会えない 会えないかも しれないから Beautiful Energy しなやかな けものたちよ 金色の汗を流そうぜ Beautiful Energy しなやかな けものたちよ 金色の声をあげようぜ Beautiful Energy しなやかな けものたちよ 金色の爪を立てようぜ |
翼あるもの どしゃ降りの雨をぬけ 晴れ間に会えたとしても 古いコ−トはきっと今は まだ脱ぎ捨てはしない 今は きっと 行く先を決めかねて 佇む一人の曲り角 さすらう風の小耳にそっと 行く先たずねてる うつろな 今日 明日はどこへ行こう 明日はどこへ行こう 俺の海に翼ひろげ 俺は滑り出す お前というあたたかな港に たどり着くまで 疲れ果てた身体をだまし ただ鳥のように翔ぶさ 風に乗り 雲をつきぬけ 自由を夢見て めざして 大きく はばたく 現代に生きる俺たちに 星は進路を指してくれる 夜の海 誰かが高く 燈火を 生命をともしてる 悲しげに 高く 明日はどこへ行こう 明日はどこへ行こう いま夕陽に翼ぬらし 俺は帰るのさ お前というあたたかな港に たどり着くまで 俺の海に翼ひろげ 俺は滑り出す お前というあたたかな港に たどり着くまで 俺の声が聞こえるかい お前に呼びかける こらえ切れずそばにいたいと 叫びつづける | 甲斐バンド | 甲斐よしひろ | 甲斐よしひろ | 甲斐よしひろ | どしゃ降りの雨をぬけ 晴れ間に会えたとしても 古いコ−トはきっと今は まだ脱ぎ捨てはしない 今は きっと 行く先を決めかねて 佇む一人の曲り角 さすらう風の小耳にそっと 行く先たずねてる うつろな 今日 明日はどこへ行こう 明日はどこへ行こう 俺の海に翼ひろげ 俺は滑り出す お前というあたたかな港に たどり着くまで 疲れ果てた身体をだまし ただ鳥のように翔ぶさ 風に乗り 雲をつきぬけ 自由を夢見て めざして 大きく はばたく 現代に生きる俺たちに 星は進路を指してくれる 夜の海 誰かが高く 燈火を 生命をともしてる 悲しげに 高く 明日はどこへ行こう 明日はどこへ行こう いま夕陽に翼ぬらし 俺は帰るのさ お前というあたたかな港に たどり着くまで 俺の海に翼ひろげ 俺は滑り出す お前というあたたかな港に たどり着くまで 俺の声が聞こえるかい お前に呼びかける こらえ切れずそばにいたいと 叫びつづける |
きんぽうげ あなたに抱かれるのは 今夜かぎりね 淋しすぎるよそんなセリフ 似合いはしない はずれた胸のボタン 指ではじきながら おまえは静かに部屋の あかり消した 暗闇の中 抱きしめても おまえの心は 逃げてく 嫌いになったら いつでも別れてあげる 口で言うほど冷たい 女(ひと)じゃないくせに こぼれたテーブルの酒 指でたどって 口ぐせのようにおまえは 何度もつぶやく 暗闇の中 抱きしめても おまえの心は 逃げてく 暗闇の中 抱きしめても おまえの心は 逃げてく ひび割れたガラス窓 街の色が つまずいた昨日を 悲しく染めてた | 甲斐バンド | 長岡和弘 | 松藤英男・甲斐よしひろ | | あなたに抱かれるのは 今夜かぎりね 淋しすぎるよそんなセリフ 似合いはしない はずれた胸のボタン 指ではじきながら おまえは静かに部屋の あかり消した 暗闇の中 抱きしめても おまえの心は 逃げてく 嫌いになったら いつでも別れてあげる 口で言うほど冷たい 女(ひと)じゃないくせに こぼれたテーブルの酒 指でたどって 口ぐせのようにおまえは 何度もつぶやく 暗闇の中 抱きしめても おまえの心は 逃げてく 暗闇の中 抱きしめても おまえの心は 逃げてく ひび割れたガラス窓 街の色が つまずいた昨日を 悲しく染めてた |
裏切りの街角 雨にけむる 街並を 息をきらして かけ続けた つきささる 吐息をはいて 駅への路 かけ続けた わかってたよ 俺らじゃダメさ でも二人 生きてきたんだ ときれた電話は 生きてゆく 悲しさに 泣く君の声 しとしと五月雨 わだかまり 君さえ いてくれたならば 走る車の泥に たたかれ 見上げた時 街が泣いてた とぎれとぎれに 靴音が 駅の階段に 響いてる 楽しく過ぎて 行く人ごみ 切符をにぎった 君がいた わかったよ どこでも 行けばいい 俺らをふりきって 汽車の中 おもわずたたく ガラス窓 君はふるえ 顔をそむけた しとしと五月雨 またひとつ ネオンが 夜にとけてく たよりない心 傷つけて 裏切りの街角 過ぎて来た しとしと五月雨 プラットホームを 今思い出が 走り出す 発車のベル 叫び声の中 あの人が 見えなくなった 発車のベル 叫び声の中 あの人が 見えなくなった あの人が 見えなくなった | 甲斐バンド | 甲斐よしひろ | 甲斐よしひろ | | 雨にけむる 街並を 息をきらして かけ続けた つきささる 吐息をはいて 駅への路 かけ続けた わかってたよ 俺らじゃダメさ でも二人 生きてきたんだ ときれた電話は 生きてゆく 悲しさに 泣く君の声 しとしと五月雨 わだかまり 君さえ いてくれたならば 走る車の泥に たたかれ 見上げた時 街が泣いてた とぎれとぎれに 靴音が 駅の階段に 響いてる 楽しく過ぎて 行く人ごみ 切符をにぎった 君がいた わかったよ どこでも 行けばいい 俺らをふりきって 汽車の中 おもわずたたく ガラス窓 君はふるえ 顔をそむけた しとしと五月雨 またひとつ ネオンが 夜にとけてく たよりない心 傷つけて 裏切りの街角 過ぎて来た しとしと五月雨 プラットホームを 今思い出が 走り出す 発車のベル 叫び声の中 あの人が 見えなくなった 発車のベル 叫び声の中 あの人が 見えなくなった あの人が 見えなくなった |
HERO(ヒーローになる時、それは今) HERO ヒーローになる時、それは今 HERO 引き裂かれた夜に おまえを離しはしない 生きるってことは 一夜かぎりのワン・ナイト・ショー 矢のように走る 時の狭間(はざま)で踊ることさ 今夜お前はヒロイン もう泣かさないよ この魂のすべてで お前を愛してるさ 銀幕の中泣き顔の ジェームス・ディーンのように 今が過去になる前に 俺たち走り出そう だから HERO ヒーローになる時、それは今 HERO 引き裂かれた夜に おまえを離しはしない 人生はいつも 路上のカクテル・パーティ ひとつ踊れば 熱い思いも消えてゆく 今夜お前はヒロイン もう泣かないで 息がつまるほどに 愛の痛み感じてくれ 銀幕の中 痩(やせ)っぽちの 俺たちが見えるだろう 今が過去になる前に 明日へ走り出そう だから HERO ヒーローになる時、それは今 HERO 引き裂かれた夜に おまえを離しはしない HERO 空はひびわれ HERO 太陽は燃えつき HERO 海は枯れ果てて 月は砕け散っても HERO ヒーローになる時、それは今 HERO 引き裂かれた夜に おまえを離しはしない HERO HERO …… | 甲斐バンド | 甲斐よしひろ | 甲斐よしひろ | 甲斐よしひろ、瀬尾一三 | HERO ヒーローになる時、それは今 HERO 引き裂かれた夜に おまえを離しはしない 生きるってことは 一夜かぎりのワン・ナイト・ショー 矢のように走る 時の狭間(はざま)で踊ることさ 今夜お前はヒロイン もう泣かさないよ この魂のすべてで お前を愛してるさ 銀幕の中泣き顔の ジェームス・ディーンのように 今が過去になる前に 俺たち走り出そう だから HERO ヒーローになる時、それは今 HERO 引き裂かれた夜に おまえを離しはしない 人生はいつも 路上のカクテル・パーティ ひとつ踊れば 熱い思いも消えてゆく 今夜お前はヒロイン もう泣かないで 息がつまるほどに 愛の痛み感じてくれ 銀幕の中 痩(やせ)っぽちの 俺たちが見えるだろう 今が過去になる前に 明日へ走り出そう だから HERO ヒーローになる時、それは今 HERO 引き裂かれた夜に おまえを離しはしない HERO 空はひびわれ HERO 太陽は燃えつき HERO 海は枯れ果てて 月は砕け散っても HERO ヒーローになる時、それは今 HERO 引き裂かれた夜に おまえを離しはしない HERO HERO …… |
安奈 安奈 おまえの愛の灯は まだ燃えているかい 寒い夜だった 苛く悲しい 一人きりの長い夜だった 北へ向う夜汽車は 俺の中の心のようにすすり泣いてた そんな時おまえがよこした便り ただ一言だけ“淋しい”って綴ってた 安奈 クリスマス・キャンドルの灯は ゆれているかい 安奈 おまえの愛の灯は まだ燃えているかい 眠れぬ夜を いくつも数えた おまえのことを 忘れはしなかった それでも一人で 生きてゆこうと のばせば届く愛を こわがってた 安奈 寒くはないかい おまえを包むコートはないけど この手で暖めてあげたい 安奈 クリスマス・キャンドルの灯は ゆれているかい 安奈 おまえの愛の灯は まだ燃えているかい 二人で泣いた夜を 覚えているかい わかち合った夢も 虹のように消えたけど おまえのもとに今 帰ろうとして 今夜 俺は旅を始める クリスマス・ツリーに 灯りがともり みんなの笑い声が聞える頃 安奈 おまえに会いたい 燃えつきたろうそくに もう一度 二人だけの愛の灯をともしたい 安奈 クリスマス・キャンドルの灯は ゆれているかい 安奈 おまえの愛の灯は まだ燃えているかい | 甲斐バンド | 甲斐よしひろ | 甲斐よしひろ | | 安奈 おまえの愛の灯は まだ燃えているかい 寒い夜だった 苛く悲しい 一人きりの長い夜だった 北へ向う夜汽車は 俺の中の心のようにすすり泣いてた そんな時おまえがよこした便り ただ一言だけ“淋しい”って綴ってた 安奈 クリスマス・キャンドルの灯は ゆれているかい 安奈 おまえの愛の灯は まだ燃えているかい 眠れぬ夜を いくつも数えた おまえのことを 忘れはしなかった それでも一人で 生きてゆこうと のばせば届く愛を こわがってた 安奈 寒くはないかい おまえを包むコートはないけど この手で暖めてあげたい 安奈 クリスマス・キャンドルの灯は ゆれているかい 安奈 おまえの愛の灯は まだ燃えているかい 二人で泣いた夜を 覚えているかい わかち合った夢も 虹のように消えたけど おまえのもとに今 帰ろうとして 今夜 俺は旅を始める クリスマス・ツリーに 灯りがともり みんなの笑い声が聞える頃 安奈 おまえに会いたい 燃えつきたろうそくに もう一度 二人だけの愛の灯をともしたい 安奈 クリスマス・キャンドルの灯は ゆれているかい 安奈 おまえの愛の灯は まだ燃えているかい |