それは幻竹島宏 | 竹島宏 | 松井五郎 | 都志見隆 | 都志見隆 | 戻れる場所など 忘れたと あなたは 目を伏せた 傷が深くなる 想い出には きっと二人 気がついてる 抱きあうくらいしか しかたのない夜が 心だけ 置き去りにしても 男と女には 一度は許される 偽りのない 幻がある 朝になれば すべて消えて さみしさに鍵が かかるなら ひとりで いればいい 目を閉じていても わかる香り 時はなにも 変えられずに 涙は覚えてる 季節のぬくもりを 愛の唄 くりかえすように 女と男には 決して許されない 夢によく似た 幻もある 胸の奥に 明かり灯し 抱きあうくらいしか しかたのない夜が 心だけ 置き去りにしても 男と女には 一度は許される 偽りのない 幻がある 朝になれば すべて消えて すべて消えて |
太陽と月のクローチェ竹島宏 | 竹島宏 | 松井五郎 | 都志見隆 | 都志見隆 | 抱いてくれますか 冷たい肌 太陽も手に負えない なにを躊躇うの 胸の疼きに 脱げない服などないのに メラメラと燃える さびしさのせい 二人にはほどけない 時がからみつく 愛は十字架を 背負ってるもの ひとりで涙 許せないでしょう 泣いてくれますか 渇いた夢 欲望は 血まで流す 獣とは違うふりをしてても 卑しい月が目を覚ます ユラユラと燃える ためいきのまま 幸せより 尊い刹那をください 嘘になるだけの 約束ならば 名前なんか 呼ばなくてもいい ふたりの思いの果ては 求めない 訊かない 言わない メラメラと燃える さびしさのせい 二人にはほどけない 時がからみつく 愛は十字架を 背負ってるもの ひとりで涙 許せないでしょう ひとりで涙 許せないでしょう |
だって男と女竹島宏 | 竹島宏 | 松井五郎 | 都志見隆 | 都志見隆 | 出逢いの夜は 人であふれたフロア どちらからともなく 近づいた指先 あゝ恋なんて 恋なんて 思いがけなく落ちるもの だってだって だってだって 好きになったら 男と女 二度目の夜は 風が優しい舗道 木陰から秘かに 月だけが見ていた あゝ愛なんて 愛なんて 思いがけなく口にする だってだって だってだって 好きになったら 男と女 最後の夜は 雨を逃れたバーで 振り向きもしないで さよならを残した あゝ夢なんて 夢なんて 思いがけなく覚めるもの だってだって だってだって 好きになったら 男と女 だってだって だってだって 好きになったら 男と女 |
追憶竹島宏 | 竹島宏 | 松井五郎 | 都志見隆 | 都志見隆 | 雨の音にふれて ひとり目覚めるベッド 君のいない部屋に 時が埋もれて消える こんな気持ちを そばに残して なにを忘れろと言うのさ もう なにもかも捨てたんだ いのち 以外は すべて あのときの あの涙 拭えたら いまもまだ この腕に 君がいて 愛だけを 抱きしめて 幸せに ふたりは 暮らしていたの 君がどこにいるか 風も噂を隠す 古いソファの跡は 夢を見ていた名残り いつか景色も 色が褪せてく まるで燃やしたPhotograph もうこのままじゃいられない 心 破れた ままじゃ あのときに 行かないでと 言えたなら いまもまだ 君の手を 握りしめ さみしさも 深い場所 閉じ込めて ふたりは ふたりでいたの あのときの あの涙 拭えたら いまもまだ この腕に 君がいて 愛だけを 抱きしめて 幸せに ふたりは 暮らしていたの |
月枕竹島宏 | 竹島宏 | 松井五郎 | 都志見隆 | 都志見隆 | わかったふりで身を引けば 未練くらいはありますか 困った顔を覗き込む それが私をつらくする 男のひとが見る夢は いつも女の場所がない 悲しいだけです 悲しいだけです ふたりを繋ぐ腕枕 ひとりを耐える月枕 決まった誰かいるのなら 切れる縁(えにし)は切ればいい すがって咲いた花なんて 聞いたことなどありません 男のひとは瀬戸際で どうせ女を邪魔にする せつないだけです せつないだけです あなたにせがむ腕枕 ひとりで眠る月枕 男のひとが見る夢は いつも女の場所がない 悲しいだけです 悲しいだけです ふたりを繋ぐ腕枕 ひとりを耐える月枕 |
棘竹島宏 | 竹島宏 | 松井五郎 | 都志見隆 | 都志見隆 | ちょっと逢えないと つらいよ 心が ギュッとしたいのに 冷たいよ 体が 愛は不思議さ うらはらの くりかえし イタイ…イタイ…イタイ… あなたの瞳(め)が痛い 好きになるほど その瞳(め)が痛い あゝあゝ抜けない棘のようだ ちゃんと言いたいよ ほんとさ すべてを ずっと傷ついて 苦しいよ すべてが 愛は迷路さ ときめきの 行き止まり イタイ…イタイ…イタイ… あなたとだけいたい 好きになるほど あなたといたい あゝあゝ鋭い棘のように 愛は不思議さ うらはらの くりかえし イタイ…イタイ…イタイ… あなたの瞳(め)が痛い 好きになるほど その瞳(め)が痛い あゝあゝ抜けない棘のようだ |
どうせ恋なんか竹島宏 | 竹島宏 | 松井五郎 | 都志見隆 | 都志見隆 | 泣いてばかりだね さみしがり屋 どうすればいい 夜は覚めるのに 夢と現(うつつ)うっかりして そんな横顔を 見せられたら どうしようもない 君の肩を 抱きしめてしまう 心にはふいに 花が咲きたがる 気づきながら ひとり枯らせる はずがないよね どうせ恋なんか ためらうほど 逆らえない 二人はまだまだ 思うより 好きになるだけ だめな男だね 言葉足らず どうしたんだろう 月に惑わされ 甘い香りうっとりして 次の曲がり角 正しいのは どっちなんだろう 立ち止まれば 運命も変わる ため息はなんで 嘘をつきたがる 浅い傷を 怖がりながら 深手を負う どうせ恋なんか そうなるなら 止められない 二人まだまだ この先を 知らないままで 涙までふいに 花になりたがる 気づきながら ひとり枯らせる はずがないだろう どうせ恋なんか ためらうほど 逆らえない 二人まだまだ 思うより 好きになるだけ 二人まだまだ 思うより 好きになるだけ |
涙ひとりきり竹島宏 | 竹島宏 | 松井五郎 | 都志見隆 | 都志見隆 | 夜明けが近い窓が 一枚の絵になる 寝息を立てる君の 横顔を見ていた 二人で決めた部屋は マッチ箱みたいで 明かりを灯しながら 静かに暮らしてた 待たせた春の風の道 花は咲かずに散りかけて 抱きしめていたはずなのに いつ腕をほどいた あゝ 洗ってくれたシャツの ぬくもりが哀しい そう 涙ひとりきり 駅から帰るバスの 坂道の雨音 ベンチで君はいつも 待っていてくれたね ひとつの傘に二人 思い出は切ない 凍えた指の先に 心が震えてた この街 君は離れたと 聞いたあの日の冬の空 繕いきれぬさみしさに また愛は壊れた あゝ わかったはずの気持ち 悔やんでるいまでも そう 涙ひとりきり そう 涙ひとりきり |
なんで別れちゃったんだ竹島宏 | 竹島宏 | 松井五郎 | 都志見隆 | 都志見隆 | どうしているの? ひとりなのかな 渇いた心 誰が癒やしてる 涙はいつも どこで拭いてた いつから君を さみしがらせた 優しさ 間違えて 幸せ 壊した なんで別れちゃったんだ こんなに好きなのに なんで別れちゃったんだ あゝ馬鹿だよ どうしていたら なにが変わった 後悔だけが 胸をしめつける いつかは街も 過ぎる季節に すれ違うのは あの日の二人 思い出 抱きしめて ぬくもり 探した なんで別れちゃったんだ 離したくないのに なんで別れちゃったんだ あゝ馬鹿だよ なんで別れちゃったんだ こんなに好きなのに なんで別れちゃったんだ あゝ馬鹿だよ |
はじめて好きになった人竹島宏 | 竹島宏 | 松井五郎 | 都志見隆 | 都志見隆 | ここまでと決めて 見送る影が揺らいだ 渡るには長い 夢の浮き橋 握りしめた手の 名も知らぬ白い花 紅く染まればその先で なにが見えたでしょう はじめて好きだと告げて はじめてひとりで泣いて 咲かないと覚悟した 蕾がありました あの日のさよならはまだ 胸を焦がして疼いたまま 流れゆく日々に そっと思い出を隠す たいせつなものを 壊さぬように 懐かしい歌は 誰も口にはしない 先へ行くしかない道が いまは続くだけ はじめて好きだと言えた はじめてあんなに泣いた 一度しかない恋が 誰にでもあります あの日のさよならがまた ふいに季節をさらってゆく はじめて好きだと告げて はじめてひとりで泣いて 咲かないと覚悟した 蕾がありました あの日のさよならはまだ 胸を焦がして疼いたまま |
ほっといて竹島宏 | 竹島宏 | 松井五郎 | 都志見隆 | 都志見隆 | 忘れ物を知りませんか 落し物はどこですか 探してはいても ほんとは はじめからなんにもない どうせ涙も行き止まり どっちつかずの恋でした どうせ強請(ねだ)れば幸せは 重い荷物になる まわれまわれ もつれるめまい 心なんか 息絶えるまで ほっといて ひとりよがりの わがままです 隠し事はありませんか 願い事はないですか 叶わないとわかってても 気になるのはしかたない どうせ返事ははぐらかす どっちでもいいふりをする どうせ縋(すが)れば慰めて 抱いてもくれるでしょう まわれまわれ 途切れぬめまい 体なんか 醒めてもいいさ ほっといて ふたりひとつの まちがいです どうせ涙も行き止まり どっちつかずの恋でした どうせ強請(ねだ)れば幸せは 重い荷物になる まわれまわれ もつれるめまい 心なんか 息絶えるまで ほっといて ひとりよがりの わがままです |
また人生を知りました竹島宏 | 竹島宏 | 松井五郎 | 都志見隆 | 都志見隆 | 傷ひとつないよに見えて 痛いとこもある 涙だって散々流し 陰で 拭いてきた 馬鹿もしただろ 無茶もしたんだ そりゃ罰当たりでしょ まちがいだと気づいても 我慢が効かなくて だけど ぶつかりあって許しあい また人生を 知りました ほら 慰めあって寄り添えば 心には まだ どうにかなる道が あるものさ さみしさの捨て場所ばかり いつも探してた 別れたってケジメが悪い 恋の裏表 夢も見ながら 嘘もついたよ ただ行き止まりでも 幸せには不器用で いくじもありゃしない だけど 男と女 すれ違い また人生を知りました ほら 目と目があって ふれあえば その先に まだ どうにかなる道が あるものさ だけど ぶつかりあって許しあい また人生を 知りました ほら 慰めあって寄り添えば 心には まだ どうにかなる道が あるものさ この先に まだ どうにかなる道が あるものさ |
向かい風 純情竹島宏 | 竹島宏 | 松井五郎 | 都志見隆 | 都志見隆 | 夢ばかり見る迷い道 誰もが流れ星 さみしくてほら瞬いた 儚い明かり どんな悲しみだって 果てがあるものさ きっとそこで 譲れない 愛もわかるだろう なんだい 向かい風くらい なんだい 向かってけばいい 純情 秘めた優しさ それが 強さだとしたら ごめんだね 涙で終わりじゃ 散るためにまた咲くような せつない花の色 上り下りの人生の 踊り場あたり たった一度しかない 命に気づけば きっとそばに守りたい 人がいるだろう なんだい 通り雨くらい なんだい 濡れたっていい 堂々巡りに負けず 打てる終止符があれば 土壇場で 涙もきれるさ なんだい 向かい風くらい なんだい 向かってけばいい 純情 秘めた優しさ 胸に重ね合いながら 純情 秘めた優しさ それが 強さだとしたら ごめんだね 涙で終わりじゃ |
夕やけのバラッド竹島宏 | 竹島宏 | 松井五郎 | 都志見隆 | 都志見隆 | 思うより長い 旅をしてきたな 帰るには遠い 思い出ばかりだ 憧れた街も いつか住みなれて 好きだった歌も 聴かなくなったな いま あの人は どこでどんな 空を 見ているのだろう さよならをひとり 夕やけに捨てよう 涙が渇く頃 日も昇るなら 元気かと滲む 古いハガキには 懐かしい海の 匂いがしてるよ 新しい暮らし 人を変えてゆく 故郷の花の 季節も忘れて いま あの人は どこでどんな 空を 見ているのだろう さみしさもそっと 夕やけに燃やそう 涙の後にまた 夢見るのなら いま あの人は どこでどんな 空を 見ているのだろう さよならをひとり 夕やけに捨てよう 涙が渇く頃 日も昇るなら 涙が渇く頃 日も昇るなら |
誘惑竹島宏 | 竹島宏 | 松井五郎 | 都志見隆 | 都志見隆 | 黄昏が消えてゆく ふたりだけ残される 唇には 心を濡らす 赤い花が咲いて おやすみ くちづけ それとも これきり 誘惑 さみしさを奪い 誘惑 ときめきにふれて 君のすべてが 僕のすべてになればいい これ以上そばにいて これ以上見つめたら ほかに誰を 傷つけようと 君を抱いてしまう 約束 ほほえみ たとえば 幸せ 誘惑 悲しみを消して 誘惑 ぬくもりを交わし 僕のすべてが 君のすべてになればいい 戸惑い まばたき それとも これきり 誘惑 さみしさを奪い 誘惑 ときめきにふれて 君のすべてが 僕のすべてになればいい |
夢の振り子竹島宏 | 竹島宏 | 松井五郎 | 都志見隆 | 都志見隆 | 泣きたけりゃ 泣いたっていい 夜はかならず明ける 運命は 夢の振り子 右も 左も 人生だって なにかを探して 無理もしてる日々 抱きしめられてわかったよ 心のある場所が 曲がり角があれば 曲がりたくもなるし どうってことない 情に流され 迷子にもなる 泣きたけりゃ 泣いたっていい 道はかならず続く 運命は 夢の振り子 前も 後ろも 人生だって どうして涙が こぼれるんだろう ひとりじゃないとわかっても あの星 遠い街 すれ違う誰もが さみしがり屋ばかり どっちつかずの 純でいるほど 傷つくけれど 泣きたけりゃ 泣いたっていい 夜はかならず明ける 運命は 夢の振り子 右も 左も 人生だって 泣きたけりゃ 泣いたっていい 道はかならず続く 運命は 夢の振り子 前も 後ろも 人生だって 運命は 夢の振り子 右も 左も 人生だって |
赤い月の伝説天童よしみ | 天童よしみ | 水木れいじ | 都志見隆 | 都志見隆 | 砂のあらしが 通り過ぎた空に 遠く輝く 南十字星よ 椰子(ヤシ)の葉陰 そよぐ風は 夢の蜃気楼 夜の虹を 渡って来る 昔別れた旅人 今、悠久の 時を越えて また めぐり逢うの… 赤い月よ この肌染め 一途な愛 かえしてよ 肩を抱かれて そっと瞳(め)をとじれば 何故にこんなに 胸がときめくのか まほろばへと 続く河は 美しいものね ふともらした 吐息にさえ 白くこぼれる睡蓮(すいれん) 今、悠久の 波に揺(ゆ)れて また 睦(むつ)みあうの… 赤い月よ しじまの中 水先だけ 照らしてよ 今、悠久の 夜に溶けて また 愛しあうの… 赤い月よ 砂漠の町 恵みの雨 降らせてよ 赤い月よ この肌染め 一途な愛 かえしてよ |
祭りばやしが聞こえたら天童よしみ&秋川雅史 | 天童よしみ&秋川雅史 | 山本茉莉 | 都志見隆 | 都志見隆 | 祭りばやしが聞こえたら 遠い故郷 思い出す 幼なじみの あの人は 今はどうしているのだろう 心ひとつに ワッショイ ショイ 老いも若きも ワッショイ ショイ 祭り命の 男と女 担ぐ神輿に 血がたぎる あーあー帰ろかな あなたに会いに帰ろかな あーあー帰ろかな 汽車にゆられて帰ろかな あなた覚えているかしら 小指結んだ 約束を 紺の浴衣も 口紅も 昨夜みたいに 覚えてる 体よせあい ピーヒャララ 嬉し恥ずかし ピーヒャララ 恋の花火が 夜空に咲いた そして儚く 消えたけど あーあー会いたいな そっと咲かせた恋だから あーあー会いたいな 忘れられない人だから 心ひとつに ワッショイ ショイ 老いも若きも ワッショイ ショイ 祭り命の 男と女 担ぐ神輿に 血がたぎる あーあー帰ろかな あなたに会いに帰ろかな あーあー帰ろかな 汽車にゆられて帰ろかな |
愛しい人よ寅谷リコ | 寅谷リコ | 高畠じゅん子 | 都志見隆 | 都志見隆 | 窓の外 眺め トワイライト 悲しくても 泣かない 眠れずに 映画 ラブストーリー 自分自身 重ねた 愛しい人よ あなたの微笑み いつも胸に 浮かんでる 愛しい人よ あなたの苦しみ ことばひとつも 覚えてる 別れの予感は 少しずつ 感じていたから マニキュアが はがれ ブルーグレイ 指の先が つめたい いつまでも 残る ラブメロディ 耳の中に 流れる 愛しい人よ あなたの背中に 顔を埋め 永遠に 愛しい人よ あなたの心の せめて片隅 座らせて ひとりで氷を 抱いたまま 生きてはゆけない 愛しい人よ あなたの微笑み いつも胸に 浮かんでる 愛しい人よ あなたの苦しみ ことばひとつも 覚えてる 別れの予感は 少しずつ 感じていたから wow… |
春の匂いが寅谷リコ | 寅谷リコ | 高畠じゅん子 | 都志見隆 | 都志見隆 | 春の匂いが してきたね まだ風は つめたいけれど キミと手をつなぎ 歩いてる いつまでも こうしていたい 朝を明るくする 太陽は キミのためだけに 輝くよ 失うものは 何もないけれど 今のままで いいとも思わない 人生は 価値があることを わかりかけて きたんだ キミがいるから どんな日も 乗り切って ゆけると思う 辛い悲しみも そばにいて 変えてやる 笑顔にきっと 朝を明るくする 太陽は キミのためだけに 輝くよ たとえボクの もとを離れても 月になって 照らしてあげるから 愛情は 消えずにあるんだよ そばにいるよ いつでも 朝を明るくする 太陽は キミのためだけに 輝くよ たとえボクの もとを離れても 月になって 照らしてあげるから 愛情は 消えずにあるんだよ そばにいるよ いつでも そばにいるよ いつでも |
あいつ中村雅俊 | 中村雅俊 | 工藤哲雄 | 都志見隆 | 都志見隆 | にぎやかなことが好きで 目立ちたがり屋のくせに 女がいると酒の席でも 無口になるあいつ あの頃はよかったと まだ若造のくせに 酔いがまわると誰も彼にも 説教するあいつ 近頃じゃ正義さえも 薄っぺらなやさしさで でっかい愛がどこにもないと こぶし叩いたあいつ あいつの馬鹿さ加減を 肴(さかな)に 朝まで飲もうか しんみりやるのは 似合わないからな 何だか分からないうちに 大人になった俺達を 遠い国から見下ろしながら きっと笑ってるだろうな あいつは 格闘技なんかが好きで いつも身体を鍛えていて 酔いどれた朝のホームで 空にほえてたあいつ 最近の若い女には 良妻賢母がいなくなったと この国の明日までもを 憂いていたあいつ あいつの馬鹿さ加減を 肴に 乾杯しようか しんみりやるのは 似合わないからな 何だか分からないうちに 大人になった俺達を 遠い国から見下ろしながら きっと笑ってるだろうな あいつは あいつの馬鹿さ加減を 肴(さかな)に 朝まで飲もうか しんみりやるのは 似合わないからな 何だか分からないうちに 大人になった俺達を 遠い国から見下ろしながら きっと笑ってるだろうな あいつは |
滑走中村雅俊 | 中村雅俊 | 工藤哲雄 | 都志見隆 | 都志見隆 | このまま月まで走ろうか? heartにジェットを積んで どんな夢も叶えてきた 俺達は人類(ひと)のはしくれなのさ この道 明日への滑走路 流れる街は流星(りゅうせい) 昨日よりももっと熱い 情熱をひっさげて まっさらな朝を あんたの色に塗り替えりゃいいんじゃない? いい夢見てるか いい顔で笑えてるか 魂のオーロラが 昇る瞬間をみせてやれ いい瞳(め)をしてるか いい風を吹かしてるか 運命を悟るにはまだ早い この手に世界をつかもうか? 乾いた心を満たせ どんなこともありと願う 幼い心は死にはしない 静かに眠った魔天楼 すべてのテールライトを 追い越して追い越して 手に入れるdaybreakは 明日になるのを ただ待っていた朝焼けと別物さ 言い訳しないで いい顔で生きてるか 涙に叩かれながら もっと俺達は強くなる 何かを為し得て いい風を知りたいよ 人生を語るにはまだ早い |
どこへ時が流れても中村雅俊 | 中村雅俊 | 松井五郎 | 都志見隆 | 都志見隆 | 泥んこの水が 夕焼け空を 映してる 古びたベンチは 腰を下ろせと言う それでも手にした 地図は思うよりも広い 旅の終わりは まだここじゃないようだ 人は人で 生まれたんじゃない 人になるため 生まれたんだろう いまを生きる どこへ時が流れても たどり着くまでは なにがいいかもわからない 迷うってことは 歩き続けること 荒地もいつかは 森になれるんだとしたら 最初に芽吹く 種になりたいもんだ 夢は夢で 終わりなんじゃない 夢ははじまり くりかえすだけ いまを生きる いつも時を抱きしめて 濁ることない 水の強さは 流れる 行く先を 怖れないから 人は人で 生まれたんじゃない 人になるため 生まれたんだろう いまを生きる どこへ時が流れても いまを生きる どこへ時が流れても |
まだ僕にできることがあるだろう中村雅俊 | 中村雅俊 | 福原充則・松井五郎 | 都志見隆 | 都志見隆 | なんだか自信が持てなくて いくつになっても苦笑い 娘に鼻であしらわれ 君とは家の中ですれ違い 手にしたものの小ささに 愚痴を肴に飲む夜や くじけた夢の大きさに 飲んでも酔えない夜もある そうして時間は過ぎてゆく 今がいつかを知りながら 嗚呼 まだ僕にできることがあるだろう 情熱と決心 忘れてないなら 昔はあんなに嫌ってた 親父の口癖 くりかえし 安請け合いの見栄っ張り 挙げ句は涙もろいいくじなし 誇れるものの小ささに 男は口をつぐむけど あの日の夢の大きさを ほんとは背中が覚えてる そうして時間は過ぎてゆく 次のなにかを知りたくて 嗚呼 まだ僕にできることがあるだろう 後悔と失敗 何度も乗り越え もっとでかくしたかった ピラミッド職人がいたはずだ もっと大きく描きたがった ナスカの絵描きもいたはずだ そうして時間は過ぎてゆく 今がいつかを決めながら 嗚呼 いつかの自分が驚くような 将来の輝き 見届けたいから 嗚呼 まだ僕にできることがあるだろう 情熱と決心 忘れてないなら |
心音ナナムジカ | ナナムジカ | 都志見隆 | 都志見隆 | 都志見隆 | 見飽きたテレビを消して 寒空に息を吐いたら あなたの言った言葉が 頬に冷たくヒラテ打ち ”きっと君とはあの世でも恋を 果たし得ぬまま星になった 僕はあの日の 償いをするために甦った” ”今どこに君の心が旅をしていようとも 魂の弾く音色にやがて君は手繰り寄せられる” ”乾いた冬の街風 駅に降りる人の群れ 探せるはずのない君の 心音が僕に届いた” ”君の涙で月が満ちる時 一人孤独におびえないで 二度と悲しいさよならを 神様は与えないさ” ”星屑の見えない夜も僕はずっと信じてる 億千の生き人の中巡り会えた君との運命” ”星屑の見えない夜も僕はずっと信じてる 億千の生き人の中巡り会えた君との運命” ”巡り会えた君との運命” |
キボウの星2ナナムジカ×のだめオーケストラ | ナナムジカ×のだめオーケストラ | 都志見隆 | 都志見隆 | 都志見隆 | 見上げる空の果てに いくつあるのだろう 僕たちの星に似た 命の宿る場所 人は何を目指し どこに向かうの 沈みかけた夕日に 愛をかざそう 君と僕の生まれた日も 育った場所も違う でもこうして巡り会った そして道はつながった 鳥のように飛べないけど 僕たちの歩幅で 行ける場所がある 必ず... 色んな気持ちがある 言葉の内側に 隠したってバレてる 嘘はつけないんだ 深い愛で僕ら守られてると いつかきっと気づける 生き物だから この地球に生まれてきた すべての命より 大事なものなんてあるの きっとないよこれからも 戦うより争うより みんなの優しさが 未来(あす)に咲くように 祈ろう 形のあるものだけに満たされて しまいたくないよ 今僕は心にとどめて置けない大切な事言うよ 愛してる 君と僕の生まれた日も 育った場所も違う でもこうして巡り会って 同じ空を見上げてる 急がなくていい未来を 僕たちは選ぼう いつまでも愛が消えぬように 消えぬように |
最後だとわかっていたなら秀香 | 秀香 | ノーマ コーネット マレック・訳:佐川睦 | 都志見隆 | 都志見隆 | 今日という日が 最後だとわかっていたら 一言でいい「あなたを愛してる」と 私は伝えただろう あなたが眠りにつくのを見るのが 最後だとわかっていたら その魂を守れるように 神様に祈っただろう 忙しさを理由にあなたの喜ぶ事を たとえばそっと微笑む事さえ 何故出来ずに来る日を過ごしたのだろう 今日という日が 最後だとわかっていたら 一言でいい「あなたを愛している」と 私は伝えただろう あなたがドアから出るのを見るのが 最後だとわかっていたら キスしてそしてまたもう一度 呼び寄せ抱きしめただろう 「ごめんね」「許してね」「ありがとう」そんな気持ちを 時を惜しまず伝えられたら きっと今日を後悔しなかっただろう 今日という日が 最後だとわかっていたら 一言でいい「あなたを愛している」と 私は伝えただろう 一言でいい「あなたを愛している」と 私は伝えただろう |
櫻と雲と前川清 | 前川清 | 荒木とよひさ | 都志見隆 | 都志見隆 | 男は煤(すす)けた青春と 掴めぬ夢に挟(はさ)まれた 切ないだけの生き物と 本当は心で知っている 女は昨日も明日(あす)もなく 誰かにふれている時の 現実(いま)だけあれば倖(しあわ)せと 悲しいくらいに解ってる 男と女 どこか櫻の花に似て はらはら咲いて はらはら咲いて それを愛だと 信じてる 男は心に井戸があり 覗けば何も見えなくて 小石を落とす水音の 谺(こだま)の痛さを知っている 女は時間を止めたまま いつも生命(いのち)を引き換えに 母よりもっと美しい 自分の姿を宿してる 男と女 どこか霞(かす)んだ雲に似て ふわふわ流れ ふわふわ流れ それを愛だと 信じてる 男と女 どこか蛍の夢に似て ゆらゆら灯(とも)し ゆらゆら灯(とも)し それを愛だと 信じてる |
人生の小瓶 -OH MY LOVELY DAY-前川清 | 前川清 | 伊集院静 | 都志見隆 | 都志見隆 | 大人になるというのは 何かを忘れること 出せなかったラブレター 夢のようににじむ あなたが 誰より好きだった 何度も駅に行って一人 泣いてた 青いインクの小瓶に 言えなかった言葉がにじむ あの日の二人に 手紙を書きましょう 春の岬を飛び交う 二人 カモメのように 何度も寄りそっていた 見つめ合って揺れた 時間が永遠(とわ)に思えたわ すべてを投げ出せる勇気が なかった 人は悔やみを抱きしめて 生きて行くものなの あなた 一人いる場所に 手紙を出しましょう ああ 今日もまた 人生は (OH MY LOVELY DAY) ああ くり返す 素敵よね (OH MY LOVELY DAY) 青いインクの小瓶に 言えなかった言葉がにじむ あの日の二人に 手紙を書きましょう ときめきの予感に 手紙を出しましょう |
春の旅人前川清 | 前川清 | 伊集院静 | 都志見隆 | 都志見隆 | 雪解けの 窓に映る あなたのまぶしい顔に 涙きらりと見えて また春 しあわせに 生きてますか 誰かと笑ってますか もし一人でいるなら 今すぐ逢いに行きたい 今年も あなたを 探して 春風を見てる もうすぐ 岸辺に いとしいほど 花びら この空の どこか 水辺(みずべ) あなたが立っていそうで 旅を続けています あなたの面影追って 最後の 言葉は 出逢えて しあわせだったと 一度で いいです あの笑顔を 返して 若過ぎて やさしさが見えずに あなたを哀しませた ふざけ過ぎた 日々が悔まれて できるなら あの日に 帰りたい この空の どこか 水辺 あなたが立っていそうで 旅を続けています もうすぐ いとしいほど 花びらが 降りかかる |
櫻と雲と前川清&藤山直美 | 前川清&藤山直美 | 荒木とよひさ | 都志見隆 | 都志見隆 | 男は煤(すす)けた青春と 掴めぬ夢に挟(はさ)まれた 切ないだけの生き物と 本当は心で知っている 女は昨日も明日(あす)もなく 誰かにふれている時の 現実(いま)だけあれば倖(しあわ)せと 悲しいくらいに解ってる 男と女 どこか櫻の花に似て はらはら咲いて はらはら咲いて それを愛だと 信じてる 男は心に井戸があり 覗けば何も見えなくて 小石を落とす水音の 谺(こだま)の痛さを知っている 女は時間を止めたまま いつも生命(いのち)を引き換えに 母よりもっと美しい 自分の姿を宿してる 男と女 どこか霞(かす)んだ雲に似て ふわふわ流れ ふわふわ流れ それを愛だと 信じてる 男と女 どこか蛍の夢に似て ゆらゆら灯(とも)し ゆらゆら灯(とも)し それを愛だと 信じてる |
Love Songが聴こえない前川清&藤山直美 | 前川清&藤山直美 | 荒木とよひさ | 都志見隆 | 都志見隆 | 淋しさに声かけて 眠る場所探せば 君の側(そば)それだけが 本当は近道 この胸の想うまま 確かめるだけなら 若さだけまた借りた ただの恋人 love song が聴こえない 心の中まで love song が届かない 身体(からだ)の中まで こんなに深く こんなに深く 愛し合っても 夜明け間近の 男と女 TAXIひとつ 拾えばいいのに 切なさが募るけど 月よりも遠くて 長い夜夢でいい 今すぐに逢いたい 生きてきたその中で 過ぎ去った恋より 人生を変えるほど 何かあるけど love song が聴こえない 心の中まで love song が届かない 身体の中まで こんなに強く こんなに強く 引き合うけれど 夜明け間近の 男と女 TAXIひとつ 拾えばいいのに love song が聴こえない 心の中まで love song が届かない 身体の中まで こんなに深く こんなに深く 愛し合っても 夜明け間近の 男と女 TAXIひとつ 拾えばいいのに |