| ずっと空を見ていたn-buna | n-buna | n-buna | n-buna | n-buna | こうしたいとかはあまりなくて あぁしたいとかも伝えないで 明日 明日 また会えたらいいなぁ、 と思うだけ それからは知っての通りさ 僕は絵ばかり描いている 花火が散れば夏が最後でも こんな未来観なんか壊してしまうのか まぁどうやったって 僕じゃわかっていた 頭上の全景から君が消えてゆく もうどうなったって 僕らの目には映る訳ないから 今日をまた思い出すまで。 命日、空を描いていた 駅のホーム、クチナシ、残夏、遠い風雲 目だけ塞いだって透くから ずっと空を見ている 信じたい人もあまり居なくて もういないものを忘れないで 明日 明日 また晴れたら空が描けるのに 今日も日暮れを待つ人 灯籠を胸に歩く人 さよならの空に魅入った僕のこと 生きる声も出ないまま上を見た 夜空が咲いている まぁどうやったって 僕じゃ気付いていた 頭上の朗景、花、夜に消えてゆく 今日が愛おしかった僕らの目には映る訳ないから 今日をまた思い出すまで。 命日、花を描いていた 夜のホーム、ヒグラシ、残花、淡い日暮れ衣 今が終わったってそれでも ずっと空を見てる 悲しくたって 苦しくたって 生きていくしかないんだと思った 辛いと思って死ねる訳もないから 僕らはここにいるんだ 夏が終わった次の空は きっとまだ青いままだから 今日も生きるしかないじゃないかって もうどうやったって 僕じゃわかっていた 頭上の全景から君が消えてゆく もうどうなったって 僕らの目には映る訳ないから いつかまた思い出すまで。 命日、空を描いていた 駅のホーム、クチナシ、残夏、遠い風雲 目だけ塞いだって透くから ずっと、ずっと空を見ている |
| 青春なんていらないわ三月のパンタシア | 三月のパンタシア | n-buna | n-buna | n-buna | 小さく遠くで何かが鳴った 君の横顔を追った 一瞬、もう一瞬 もうちょっとだけ大人でいたくて 夏際くるぶしに少し掠るくらいで歩いている 小さく遠くで何かが鳴った いつも横顔を追っていたんだ 辛いことなんてないけど わけもわからずに叫びたかった 待つのが嫌だった電車 夜 校舎裏 夕陽の匂い 明日に期待はしたいけど 明日の私にはもう期待しないで ねぇ青春なんていらないわ このまま夏に置き去りでいい 将来なんて知らないわ 花火で聞こえない振りをして もう本当なんて言えないわ ただ一つの言葉も出ないよ ばいばいなんて言わないで この夏も時期終わり お祭りももう終わり もうちょっとだけ大人でいたくて 指先 体温に少し掠るくらいに伸ばしている 小さく遠くで花火が鳴った 一瞬、それで良いんだ 嬉しいことなんてないから 未来の話ばかりしたかった さよならの近付く校舎 春 進路票 朝焼けの空 誰かがずっと叫んでる 耳元より近い心の向こうで ねぇ青春なんていらないわ このまま今に置き去りがいい 何千回も繰り返すこの日を忘れないままでいたい もう本当なんて言えないわ ただ一つの勇気も出ないよ ばいばいなんて言わないで この夜ももう終わり お別れがもう近い ねぇ青春なんていらないわ このまま夏に置き去りでいい 将来なんて知らないわ 花火で聞こえない振りをして もう正解なんていらないわ ただ一つの言葉があればいい ばいばいなんて言わないで この歌ももう終わり この夏ももう終わり |
ただ君に晴れ ヨルシカ | ヨルシカ | n-buna | n-buna | n-buna | 夜に浮かんでいた 海月のような月が爆ぜた バス停の背を覗けば あの夏の君が頭にいる だけ 鳥居 乾いた雲 夏の匂いが頬を撫でる 大人になるまでほら、背伸びしたままで 遊び疲れたらバス停裏で空でも見よう じきに夏が暮れても きっときっと覚えてるから 追いつけないまま大人になって 君のポケットに夜が咲く 口に出せないなら僕は一人だ それでいいからもう諦めてる だけ 夏日 乾いた雲 山桜桃梅 錆びた標識 記憶の中はいつも夏の匂いがする 写真なんて紙切れだ 思い出なんてただの塵だ それがわからないから、口を噤んだまま 絶えず君のいこふ 記憶に夏野の石一つ 俯いたまま大人になって 追いつけない ただ君に晴れ 口に出せないまま坂を上った 僕らの影に夜が咲いていく 俯いたまま大人になった 君が思うまま手を叩け 陽の落ちる坂道を上って 僕らの影は 追いつけないまま大人になって 君のポケットに夜が咲く 口に出せなくても僕ら一つだ それでいいだろ、もう 君の想い出を噛み締めてるだけ |
| Diamonds<ダイアモンド>上白石萌音 | 上白石萌音 | 中山加奈子 | 奥居香 | n-buna | 冷たい泉に 素足をひたして 見上げるスカイスクレイパー 好きな服を着てるだけ 悪いことしてないよ 金のハンドルで 街を飛びまわれ 楽しむことにくぎづけ ブラウン管じゃわからない 景色が見たい 針がおりる瞬間の 胸の鼓動焼きつけろ それは素敵なコレクション もっともっと並べたい 眠たくっても 嫌われても 年をとっても やめられない ダイアモンドだね AH AHいくつかの場面 AH AHうまく言えないけれど 宝物だよ あの時感じた AH AH予感は本物 AH今 私を動かしてる そんな気持ち いくつも恋して 順序も覚えて KISSも上手くなったけど はじめて電話するときには いつも震える プレゼントの山 埋もれもがいても まだ死ぬわけにいかない 欲張りなのは生まれつき パーティーはこれから 耳で溶けて流れ込む 媚薬たちを閉じ込めろ コインなんかじゃ売れない 愛をくれてもあげない ベルトをしめて プロペラまわし 大地を蹴って とびあがるぞ ダイアモンドだね AH AHいくつかの場面 AH AHうまく言えないけれど 宝物だよ あの時感じた AH AH予感は本物 AH今 私を動かしてる そんな気持ち 何にも知らない AH AH子供に戻って AH AHやり直したい夜も たまにあるけど あの時感じた AH AH気持ちは本物 AH今 私を動かすのは ダイアモンド |
だから僕は音楽を辞めた ヨルシカ | ヨルシカ | n-buna | n-buna | n-buna | 考えたってわからないし 青空の下、君を待った 風が吹いた正午、昼下がりを抜け出す想像 ねぇ、これからどうなるんだろうね 進め方教わらないんだよ 君の目を見た 何も言えず僕は歩いた 考えたってわからないし 青春なんてつまらないし 辞めた筈のピアノ、机を弾く癖が抜けない ねぇ、将来何してるだろうね 音楽はしてないといいね 困らないでよ 心の中に一つ線を引いても どうしても消えなかった 今更なんだから なぁ、もう思い出すな 間違ってるんだよ わかってないよ、あんたら人間も 本当も愛も世界も苦しさも人生もどうでもいいよ 正しいかどうか知りたいのだって防衛本能だ 考えたんだ あんたのせいだ 考えたってわからないが、本当に年老いたくないんだ いつか死んだらって思うだけで胸が空っぽになるんだ 将来何してるだろうって 大人になったらわかったよ 何もしてないさ 幸せな顔した人が憎いのはどう割り切ったらいいんだ 満たされない頭の奥の化け物みたいな劣等感 間違ってないよ なぁ、何だかんだあんたら人間だ 愛も救いも優しさも根拠がないなんて気味が悪いよ ラブソングなんかが痛いのだって防衛本能だ どうでもいいか あんたのせいだ 考えたってわからないし 生きてるだけでも苦しいし 音楽とか儲からないし 歌詞とか適当でもいいよ どうでもいいんだ 間違ってないだろ 間違ってないよな 間違ってるんだよ わかってるんだ あんたら人間も 本当も愛も救いも優しさも人生もどうでもいいんだ 正しい答えが言えないのだって防衛本能だ どうでもいいや あんたのせいだ 僕だって信念があった 今じゃ塵みたいな想いだ 何度でも君を書いた 売れることこそがどうでもよかったんだ 本当だ 本当なんだ 昔はそうだった だから僕は音楽を辞めた |
| 千鳥ヨルシカ | ヨルシカ | n-buna | n-buna | n-buna | 風がおもてで呼んでいる 呼んでいる さぁ行こう海を脱いで あなたと私 ちょうどいい昼間 風がおもてで呼んでいる 飛んでいる 三時半 腕を振って 千鳥足の私 不確かに 今日も回り道 たぶん私は生きている 風が私を呼んでいる 鳥が私を呼んでいる ふざけた晴れの炎天 ただ私は酔いに酔った振り 雲が私を呼んでいる 木々が私を呼んでいる 風下からり炎天 目眩晴れ 薄い今日の月 すすきの中に立っている ふいに吹く青風 雲の稜線 私このまま死んでしまいそうだな 風がおもてで呼んでいる 泣いている さぁ行こう東風を脱いで 千鳥足の二人 俯瞰一面の花吹雪 たぶんあなたも生きている 風が私を呼んでいる 晴れも私を呼んでいる ふざけた雨の曇天でさえ 私は酔いに酔った振り 雲が私を呼んでいる 木々が私を呼んでいる 風下からり晴天 目眩晴れ 白い蘭の月 風をあなたが呼んでいる 私の風を呼んでいる ふざけた晴れの炎天 行こう、私は酔いに酔った振り 私が風を呼んでいる 木々よ叫べと呼んでいる 風下からり炎天 目眩晴れ 薄い今日の月 |
| 着火、カウントダウンn-buna | n-buna | n-buna | n-buna | n-buna | 蒼い夜に街は祭りのよう 宇宙を跨ぐロケットが今 僕の目の前で一つ形になる 形を見せた これで僕も空を飛べると言った 八月末の最期に 明日したいことばっか話す僕を、 君は空に飛ばしてく ずっとしたいことなんてない 今日も死のうとしたままだ 遂に終わってしまった 十秒前のさよならで火を付ける きっとしたいことなんてない 笑え僕たち オーガスタ―、オーガスタ― 白い花の添えられた手紙 そんなものを拾った 「僕は明日、夜祭へ行くが、 貴方はたぶん気づいてくれないだろうな」 宛名のない枯れた花の手紙の主が ちょっと私に似てるようで、まぁ 乾いた夏空 浮かんだ心臓を、 君を空に飛ばしてく ずっとしたいことばっかで 今日も祈っていたままで 遂に終わってしまった 十秒間のさよならで火を付ける きっと叶うはずなんてない 揺らいで消える オーガスタ―、オーガスタ― きっとしたいことなんてない 僕にしたいことなんて きっと 明日笑うことばっか話す僕を 君は空に飛ばしてく ずっとしたいことばっかだ ずっと言えなかった僕だ 遂に終わってしまった 十秒間のさよならで火を付ける きっとしたいことなんてない 遠く視界に蒼い地平 笑え僕たちオーガスタ― |
盗作 ヨルシカ | ヨルシカ | n-buna | n-buna | n-buna | 「音楽の切っ掛けは何だっけ。 父の持つレコードだったかな。 音を聞くことは気持ちが良い。 聞くだけなら努力もいらない。 前置きはいいから話そう。 ある時、思い付いたんだ。 この歌が僕の物になれば、この穴は埋まるだろうか。 だから、僕は盗んだ」 嗚呼、まだ足りない。全部足りない。 何一つも満たされない。 このまま一人じゃあ僕は生きられない。 もっと知りたい。愛を知りたい。 この心を満たすくらい美しいものを知りたい。 「ある時に、街を流れる歌が僕の曲だってことに気が付いた。 売れたなんて当たり前さ。 名作を盗んだものだからさぁ! 彼奴も馬鹿だ。こいつも馬鹿だ。 褒めちぎる奴等は皆馬鹿だ。 群がる烏合の衆、本当の価値なんてわからずに。 まぁ、それは僕も同じか」 嗚呼、何かが足りない。 これだけ盗んだのに少しも満たされない。 上面の言葉一つじゃ満たされない。 愛が知りたい。金が足りない。 この妬みを満たすくらい美しいものを知りたい。 「音楽の切っ掛けが何なのか、 今じゃもう忘れちまったが欲じゃないことは覚えてる。 何か綺麗なものだったな。 化けの皮なんていつか剥がれる。 見向きもされない夜が来る。 その時に見られる景色が心底楽しみで。 そうだ。 何一つもなくなって、地位も愛も全部なくなって。 何もかも失った後に見える夜は本当に綺麗だろうから、 本当に、本当に綺麗だろうから、 僕は盗んだ」 嗚呼、まだ足りない。もっと書きたい。 こんな詩じゃ満たされない。 君らの罵倒じゃあ僕は満たされない。 まだ知らない愛を書きたい。 この心を満たすくらい美しいものを知りたい。 まだ足りない。まだ足りない。 まだ足りない。まだ足りない。 まだ足りない。僕は足りない。 ずっと足りないものがわからない。 まだ足りない。もっと知りたい。 この身体を溶かすくらい美しい夜を知りたい。 |
逃亡 ヨルシカ | ヨルシカ | n-buna | n-buna | n-buna | 夏の匂いがしてた あぜ道、ひとつ入道雲 夜が近づくまで今日は歩いてみようよ 隣の町の夜祭りに行くんだ 温い夜、誘蛾灯の日暮、鼻歌、軒先の風鈴、 坂道を下りた向こう側、祭り屋台の憧憬 夜が近付くまで今日は歩いてみようよ 上を向いて歩いた、花が夜空に咲いてる 夏の匂いがしてた あぜ道のずっと向こうへ 誰一人人の居ない街を探すんだ ねぇ、こんな生活はごめんだ さようなら、手を振る影一つ、夜待ち、鼻先のバス停 思い出の中の風景はつまらぬほど綺麗で 夜が近付くまで今日も歩いていたんだ 目蓋を閉じれば見える、夏の匂いがする さぁ、もっと遠く行こうよ さぁ、もっと逃げて行こうぜ さぁ、僕らつまらないことは全部放っといて 道の向こうへ 夏の匂いがしてた あぜ道、ひとつ入道雲 誰一人人の居ない街で気付くんだ 君も居ないことにやっと 温い夜、誘蛾灯の日暮、鼻歌、軒先の風鈴、 坂道を下りた向こう側、祭り屋台の憧憬 大人になってもずっと憶えてるから ねぇ遠くへ行こうよ、あの丘の向こうへ さぁ、もっと遠く行こうよ さぁ、もっと逃げて行こうぜ さぁ、僕らつまらないことは全部放っといて 道の向こうへ |
冬眠 ヨルシカ | ヨルシカ | n-buna | n-buna | n-buna | 雨の上がる校庭で昨日の花火を思い出した あの時の君のぼうとした顔、風にまだ夏の匂いがする 秋になって 冬になって 長い眠りについたあとに 雲に乗って 風に乗って 遠くに行こうよ ここじゃ報われないよ 花の揺れる校庭で昨日の夕陽を思い出した あの時の透けて凜とした君 頬にまだ夏が残っている 春になって 夏を待って 深い眠りが覚めた頃に 水になって 花になって 空を見ようよ 言葉とかいらないよ 神様なんていないから 夢は叶うなんて嘘だから 仕事も学校も全部辞めにしよう 忘れることが自然なら 想い出なんて言葉作るなよ 忘れないよう口に蓋して 君を待って 夏が去って いつか終わりが見えるころに 雲に乗って 風に乗って 眠るみたいに ただ 秋になって 冬になって 長い眠りについたあとに 雲に乗って 風に乗って 遠くに行こうよ ここじゃ報われないよ 君とだけ生きたいよ |
| 透明エレジーn-buna | n-buna | n-buna | n-buna | n-buna | 最上階に君が一人 揺れる影がずっと ずっと 「ずっと、僕らの愛は もう見つかりはしないでしょう」 言葉を飲み込む音 息を止めた 街中に一人 暮れた夜を混ぜては 喉の奥に 今 落としてゆく 昨日の事は忘れました 明日の事も思い? 出せ? なくて? あぁ もう 痛い 痛いなんて 声は 確かに届いてたんです 君が「嫌い」 きらい なんて 言葉 錆付いて聞こえないや 愛? のない? 痛い容態 唄も色も まだ六十八夜の そう、これでお別れなんだ 僕が 君に 送る 最上階から見た景色 落ちる影が ずっと ずっと 「ずっと僕らの声も、 もう聞こえてはいないでしょう?」 言葉の錆びてく音 霧のかかる心の奥底 朝焼け色の中に 君は一人 また透けてくだけ 鼓動の音は一つ限り 閉め切った部屋の中で響く 言葉も出ない 出ないような 僕は確かにここにいたんです 君を 見ない 見ないなんて 今も染み付いて離れないよ もう痛い 痛い容態 耳の奥で まだあの日の言葉が あぁこれでお別れなんて そんな 君の声も ねぇ あの日願った言葉がもう 耳に染み込んじゃって 気持ちも切って「バイバイバイ」 何を欲しがったんだっけ? 塵も積もって 何年間 僕が 君が 僕が捨てちゃったんです まだ あぁ 心の暗い暗い奥の 底にほんとは隠してたんです 今じゃ遅い 遅いなんて 今更知っちゃったんだ あぁ もう 嫌い 嫌いなんだ 君も 僕も 全部 全部 全部 「透けて消えてなくなって」 言葉も出ない 出ないような 声が確かに響いてたんです 今も嫌い 嫌いなんて 言葉近すぎて聞こえないや もう痛い 痛い容態 唄も 色も まだ六十八夜の そう これでお別れなんだ 僕が君に送る 響く夜空に溶ける 透明哀歌 |
ノーチラス ヨルシカ | ヨルシカ | n-buna | n-buna | n-buna | 時計が鳴ったからやっと眼を覚ました 昨日の風邪がちょっと嘘みたいだ 出かけようにも、あぁ、予報が雨模様だ どうせ出ないのは夜が明けないから 喉が渇くとか、心が痛いとか、人間の全部が邪魔してるんだよ さよならの速さで顔を上げて いつかやっと夜が明けたら もう目を覚まして。見て。 寝ぼけまなこの君を何度だって描いているから 傘を出してやっと外に出てみようと決めたはいいけど、靴を捨てたんだっけ 裸足のままなんて度胸もある訳がないや どうでもいいかな 何がしたいんだろう 夕飯はどうしよう 晴れたら外に出よう 人間なんてさ見たくもないけど このままの速さで今日を泳いで 君にやっと手が触れたら もう目を覚まして。見て。 寝ぼけまなこの君を忘れたって覚えているから 丘の前には君がいて随分久しいねって、笑いながら顔を寄せて さぁ、二人で行こうって言うんだ ラップランドの納屋の下 ガムラスタンの古通り 夏草が邪魔をする このままの速さで今日を泳いで 君にやっと手が触れたら もう目を覚まして。見て。 君を忘れた僕を さよならの速さで顔を上げて いつかやっと夜が明けたら もう目を覚まして。見て。 寝ぼけまなこの君を何度だって描いているから |
| 拝啓、夏に溺れるn-buna | n-buna | n-buna | n-buna | n-buna | 愛想がつきたようなんだ 僕に 廃頽十九の傘に灯がついてる 今日も 十二時過ぎのアスファルトに 落ちた君の 小さな命の重ね火を そっと 雨が途切れたら朝に藍がかかる 蛍光色の羽と濡れた君の手に縋った 夏蝉 空の果て 褪せた唄は耳に溶けたまま 君の声が響く 夏の隅を 街に泳ぐさかなのように エンドロールにしがみついてる 今日も 一人何かにすがって息をする 明日も 誰かの声が重なっても僕ら 席を立つことも忘れてしまってるようで 夏の花束は風鈴の影に 水に溺れてる君の言葉が歪むんだって 夕凪の片隅 君の影は空に揺れたまま 空蝉の形を傘の下に いつか消えた蝉時雨と カラスが鳴くからうちに帰ろう 陽の落ちる街にさざめいた 夕焼けに泣かないように 蛍火 空の暮れ 夏が終わる 君の声がただ 少しかすれてゆく 薄れてゆく 茜を背に 夕闇 空の果て 褪せた夢は君を染めて 今蝉の唄が止まる かすれたまま カラスの鳴く鳥居の下 君が笑う 夏の隅で |
八月、某、月明かり ヨルシカ | ヨルシカ | n-buna | n-buna | n-buna | 何もいらない 心臓が煩かった 歩くたび息が詰まった 初めてバイトを逃げ出した 音楽も生活も、もうどうでもよかった ただ気に食わないものばかりが増えた 八月某、月明かり、自転車で飛んで 東伏見の高架橋、小平、富士見通りと商店街 夜風が鼻を擽ぐった この胸の痛みは気のせいだ わかってた わかった振りをした 最低だ 最低だ 僕の全部最低だ 君を形に残したかった 想い出になんてしてやるもんか 最低だ 最低だ 気持ちよくて仕方がないわ 最低だってこの歌詞自体が 人生、二十七で死ねるならロックンロールは僕を救った 考えるのも辞めだ!どうせ死ぬんだから 君も、何もいらない 心臓が煩かった 笑うほど喉が渇いた 初めて心を売り出した 狭心もプライドも、もうどうでもよかった 気に食わない奴にも頭を下げた 八月某、あの頃の景色を跨いだ ストックホルムの露天商、キルナ、ガムラスタンは石畳 君だけを胸に仕舞った この空の青さも気の所為だ 笑ってた、笑った顔のまま 最低だ 傲慢だ 君もみんな貪欲だ ドラマチックな歌も愛もさぁ、馬鹿らしくて仕方がないわ 知っていた 知っていた 君の人生、君のものだ 最低だっていくら叫ぼうが そうだ、きっとそうだ あの世ではロックンロールが流れてるんだ 賛美歌とか流行らない 神様がいないんだから 罪も過ちも犯罪も自殺も戦争もマイノリティも全部知らない 最低だ 最低だ 別れなんて傲慢だ 君の全てに頷きたいんだ そんなの欺瞞と同じだ、エルマ 最低だ 最低だ 愛おしくて仕方がないわ ドラマチックな夜で僕を悼みたい 最低だ 最低だ 言葉なんて冗長だ 君の人生は月明かりだ 有りがちだなんて言わせるものか 最低だ 最低だ 笑われたって仕方がないわ 最低なんて語呂だけの歌詞だ 人生、二十七で死ねるならロックンロールは僕を救った 考えるのも辞めだ!どうせ死ぬんだから 今も、愛も、過去も、夢も、思い出も、鼻歌も、薄い目も、夜霞も、 優しさも、苦しさも、花房も、憂鬱も、あの夏も、この歌も、 偽善も、夜風も、嘘も、君も、僕も、青天井も、何もいらない |
| 花と水飴、最終電車n-buna | n-buna | n-buna | n-buna | n-buna | 晴れた雲を見ていた 昨日夜空に重ねた青を 浅く影に隠れた 君の描いた空が消えない 忘れたら 君はいなくなるから 揺らいだ昨日を思い出せ あの夏にいつか届いたのなら 昨日に遠い 遠い花束 落ちた花を見ていた 駅の傍 クチナシの咲く 海の底を歩いた 木漏れ日だけの浮かぶどこかで 夏の瀬に光る淡い火を見た 白んで浅い浅い夜 あの夏に君が笑っているだけ 笑っているだけ 忘れたら君を思い出すから 揺らいで青い青い空 あの夏にいつか届いたのなら 昨日に淡い花束を 忘れても この話はこれで終わりだ 結局君を忘れないまま 少しずつ大人になっていく 夏が終わるみたいに 一枚の花の絵を描いた そんなこの話の続きは きっと僕にしかわからない 僕だけしか知らない |
| 花に夕景三月のパンタシア | 三月のパンタシア | n-buna | n-buna | n-buna | 陽は暮れた 街灯が光っていた 君には言えない ハイカラに伏した街を縫って 歩いた夕景に 逃げ出した 頭でわかっていた 心はいらない 朱に染まる終点のホームから 落ちた今日を見ている 夕焼けだった それが何処かに刺さったようだった 開いてしまった心に浮かんでいた花も いつか散り去っていくなら 傷口をただ舐め合ってた 今日も君以外何もないような僕だ 泣いていた心は重なっていく それはもうためらうくらい 透明色に澄んだ愛を歌っている 水圧のような愛を歌っている 陽は暮れた 僕らは歩いていた 言葉もいらない 飛んでいる色彩のない花は 目蓋に焼きついた 想い出みたいだ それは何処かへ仕舞ってたんだった 思い出したって今じゃもう見つからない 今もそこに嘘なんてないんだ 花が降るほど俯いていた 今日も僕以外泣いてないような夜だ 海底の夜空は星ばっかさ それはもうためらうくらい 心情だけを吐いた世界を歌っている 有体に言えば愛を歌っている 消え去ってゆくなら 花の降る陽に重なってた今日も 僕らの穴の開いた心は 神様にしか見えないから 春がもうためらうくらい 透明な 夕景に 傷口をただ舐め合ってた 今日も君以外何もないような僕だ 泣いていた心は重なっていく それはもうためらうくらい 透明色に澄んだ愛を歌っている 水圧のような愛を歌っている |
| 花も騒めくヨルシカ | ヨルシカ | n-buna | n-buna | n-buna | 風が通る 私とお前 花も騒めく正午の雨 お前は微笑む白妙の雲 風が通る 私を焼いて 波も色付く夕陽の影 私もお前のように夏風 向かい風に乱高下 さようなら夏を待つ日々よ 土用波懐かしくて また夢を見る、夢を見るのでしょう 待ちくたびれ、私は海へ 今は照るべき月も隠れ お前だけ光る白妙の袖 夏が通る 私を抱いて 風は騒めく、今日を忘れ 私とお前だけ連れて行け 向かい風に乱高下 さようなら白南風の日々よ 遠い雲を待ち侘びて また上を見る、上を見るのでしょう 風が通る 私とお前 花も騒めく歓喜の雨 濡れて払う白妙の袖 時間も天気も忘れ 夏が通る 二人を恐れ 今は恐怖も雨も忘れ 私とお前だけただの風 向かい風に乱高下 お前だけ夏にただ光れ 惑うままに急かされて また上を見るのでしょう 向かい風に乱高下 さようなら夏を待つ日々よ 土用波懐かしくて また夢を見るのでしょう 向かい風に乱高下 さようなら |
花人局 ヨルシカ | ヨルシカ | n-buna | n-buna | n-buna | さよならを置いて僕に花もたせ 覚束ぬままに夜が明けて 誰もいない部屋で起きた その温もり一つ残して 昨日の夜のことは少しも覚えてないけれど 他に誰かが居た、そんな気がただしている 二日酔いが残る頭は回っちゃいないけれど わからないままでもまぁ、それはそれでも綺麗だ 洗面台の歯ブラシ、誰かのコップ、棚の化粧水。 覚えのない物ばかりだ 枕は花の匂いがする さよならを置いて僕に花もたせ 覚束ぬままに夜が明けて 誰もいない部屋で起きる その温もり一つ残して 昨日の夜のことはそこまで覚えてないけれど 美人局を疑う、そんな気もしないでいる 二日酔いも醒めた頭で考えていたけど、わからないままでもいい むしろその方がいい 窓際咲くラベンダー、汚れたシンク、編み掛けのマフラー、 覚えのない事ばかりだ 部屋には春の匂いがする 浮雲掴むような花人局 誰も来ないまま日が暮れて 夕陽の差した窓一つ 何も知らない僕を残して 昨日の夜のことも本当は少し覚えてるんだ 貴方の居ない暮らし、それが続くことも 今でもこの頭一つで考えているばかり 花一つ持たせて消えた貴方のこと 明日にはきっと戻ってくる 何気ない顔で帰ってくる 今にドアが開いて聞こえる ごめんね、遅くなったって 言葉だけをずっと待っている 夕焼けをじっと待っている 忘れてしまう前に花描け 今日も一人また夜が来て 誰もいない部屋で眠る その温もり、僕に残して 馬鹿みたいに愛は花もたせ この部屋にもまた春が来て 貴方のいない街を生きる その温もり、僕に残して 僕にひとつ、花を残して 言葉だけをずっと待っている 夕焼けをじっと待っている |
晴る ヨルシカ | ヨルシカ | n-buna | n-buna | n-buna | 貴方は風のように 目を閉じては夕暮れ 何を思っているんだろうか 目蓋を開いていた 貴方の目はビイドロ 少しだけ晴るの匂いがした 晴れに晴れ、花よ咲け 咲いて晴るのせい 降り止めば雨でさえ 貴方を飾る晴る 胸を打つ音よ凪げ 僕ら晴る風 あの雲も越えてゆけ 遠くまだ遠くまで 貴方は晴れ模様に 目を閉じては青色 何が悲しいのだろうか 目蓋を開いている 貴方の目にビイドロ 今少し雨の匂いがした 泣きに泣け、空よ泣け 泣いて雨のせい 降り頻る雨でさえ 雲の上では晴る 土を打つ音よ鳴れ 僕ら春荒れ あの海も越えてゆく 遠くまだ遠くまで 通り雨 草を靡かせ 羊雲 あれも春のせい 風のよう 胸に春乗せ 晴るを待つ 晴れに晴れ、空よ裂け 裂いて春のせい 降り止めば雨でさえ 貴方を飾る晴る 胸を打つ音奏で 僕ら春風 音に聞く晴るの風 さぁこの歌よ凪げ! 晴れに晴れ、花よ咲け 咲いて春のせい あの雲も越えてゆけ 遠くまだ遠くまで |
| 春過ぎ相川千穂(茅野愛衣) | 相川千穂(茅野愛衣) | n-buna | n-buna | n-buna | イチイの花が咲いてた春から時は早く、今でも教室のすみ盗み見る笑い顔 一限、二限目、気になる貴方で 今より仲良くなれたらそれでいいのに 口下手な私の背中を押してよ 貴方と話したいから 憧れにも似たこの気持ちを伝えたら困るかな 笑われてしまうかな これから先の夢とか未来の景色だとか想像なんて出来ないけど、 あまり変わらないといいな 友達、楽しさ、想い出、優しさ この場所の全部が好きで仕方がないから 口下手な私の背中を押してよ 皆と笑いたいから 憧れにも似たこの気持ちが伝わるかな 笑い合う貴方の隣にいさせてよ 先の先の未来まで 口下手な私のこの歌が貴方に聞こえますように |
| 春の夢JUNNA | JUNNA | n-buna | n-buna | n-buna | 今、貴方は冷たい冬の中で 春の芽吹きをそっと想う最中で 思い返せば何だか眠いけど 焚き火の火は少し弱ったようで その傍らに何かが落ちていたんだろう 拾い上げたらどうも暖かいから 名前を付けてぎゅっと抱え込む、春の夢 ララ、春うらら 本当はもっと ねぇもっと 世界が綺麗だとわかるまで ララ、君にしか見えないような夢がある 春に芽吹き咲く夢が 焚き火の火は消えてしまったようで その傍らで誰かを待ってたんだろう 待ち合わせにはどうも遅すぎるから 目蓋を閉じてじっとしゃがみ込む春の道 ララ、春うらら 本当はきっと ねぇきっと 見ようとしなくても見えるのに ララ、君にしか描けないような空がある 春に芽吹き咲く色が 焚き火の火は貴方が消してたんだろう 今、貴方のその夢が芽吹いてるんだよ 貴方を今もずっと待ってたんだよ 誰でもない貴方だけが僕の夢 ララ、春うらら 本当にもっと、ねぇもっと 貴方は綺麗だとわかるまで ララ、君にしか見えないような夢がある 春に芽吹き咲く夢が 今、貴方は眠たい春の中で 夢の芽吹きをやっと想う最中で |
爆弾魔 ヨルシカ | ヨルシカ | n-buna | n-buna | n-buna | 死んだ眼で爆弾片手に口を開く さよならだ人類、みんな吹き飛んじまえ 泣いた顔で爆弾片手 夜が苦しい 安っぽいナイトショーのワンシーンみたいな夢が見たい 今日も出来ませんでした 今日もやれませんでした 青春の全部を爆破したい 君のことを歌にしたい この日々を爆破して 心ごと爆破して ずるいよ、優しさってやつちらつかせてさ ずるいよ全部 この部屋を爆破したい 夢がなきゃ生きられない だから今、さよならだ 吹き飛んじまえ 死んだ目で爆弾片手に街を歩く 誰も見向きもしないんだ 爆弾を翳したとて ずっと泣けませんでした ずっと笑えませんでした 青春の全部に君がいる 風が吹けば花が咲く あの夏を爆破して 思い出を爆破して 酷いよ、君自身は黙って消えたくせに 酷いよ全部 この街を爆破したい このままじゃ生きられない だから今、さよならだ 吹き飛んじまえ もっと笑えばよかった ずっと戻りたかった 青春の全部に散れば咲け 散れば咲けよ百日紅 この日々を爆破して 心ごと爆破して 辛くてもいい 苦しさも全部僕のものだ わかってるんだ この星を爆破したい 君を消せるだけでいい 今しかない、いなくなれ この日々を爆破して 心ごと爆破して ずるいよ、優しさってやつちらつかせてさ ずるいよ全部 この夜を爆破したい 君だけを覚えていたい だから今、さよならだ 吹き飛んじまえ |
パレード ヨルシカ | ヨルシカ | n-buna | n-buna | n-buna | 身体の奥 喉の真下 心があるとするなら君はそこなんだろうから ずっと前からわかっていたけど 歳取れば君の顔も忘れてしまうからさ 身体の奥 喉の中で 言葉が出来る瞬間を僕は知りたいから このまま夜が明けたら 乾かないように想い出を 失くさないようにこの歌を 忘れないで もうちょっとだけでいい 一人ぼっちのパレードを ずっと前から思ってたけど 君の指先の中にはたぶん神様が住んでいる 今日、昨日よりずっと前から、ずっとその昔の昔から。 わかるんだ 身体の奥 喉の真下 君の書く詩を ただ真似る日々を 忘れないように 君のいない今の温度を 乾かないような想い出で 失くせないでいたこの歌で もう少しでいい もうちょっとだけでいい 一人ぼっちのパレードを |
| ヒグレギn-buna | n-buna | n-buna | n-buna | n-buna | 君のことが実は笑えないんだ きっと僕も一人ぼっちだったので 白い雲が遠のいては溶けた 浅い夏が軋む 歩けば 歩けば 変わるように思うんだ 頭の裏 日暮れも消えない癖に 死んじゃいたい あぁ全部を知っちゃいたいんだ 夕凪を穿った緑青の色が 滑稽なくらい僕の目を奪ったんだ もうどうか笑っていたい 逢い俯いて歩く今日を 茜色の夕が焦がしていく 君の声も実は忘れてるんだ 時を重ね何かが変わったのか 重い嘘が僕を押しつぶすんだ 赤く染まる花と 夏になる 背が伸びる 家に帰ろう カラスが鳴く 息を吐く 嘘を吐く 君の笑う顔がある 死んじゃえもう こんな偽善を笑う僕も 愛想を吐いて笑う今日も 心象の歌に滑稽なくらい 君を映しちゃって、痛い もうどうせ終わってしまう 夕涼み 藍に憂うように 夜明け色の今日を溶かしていく 言っちゃいたい ねぇ どうか笑っていて 死んじゃいたい あぁ 全部わかっちゃったんだ 夕凪を穿った緑青の色が 灯籠の背が 澄み切ったあの青が痛い もうどうか笑っていて 逢い俯いて歩く今日に 茜色の夕を見たい |
ヒッチコック ヨルシカ | ヨルシカ | n-buna | n-buna | n-buna | 「雨の匂いに懐かしくなるのは何でなんでしょうか。 夏が近づくと胸が騒めくのは何でなんでしょうか。 人に笑われたら涙が出るのは何でなんでしょうか。 それでもいつか報われるからと思えばいいんでしょうか。」 さよならって言葉でこんなに胸を裂いて 今もたった数瞬の夕焼けに足が止まっていた 「先生、人生相談です。 この先どうなら楽ですか。 そんなの誰もわかりはしないよなんて言われますか。 ほら、苦しさなんて欲しいわけない。 何もしないで生きていたい。 青空だけが見たいのは我儘ですか。」 「胸が痛んでも嘘がつけるのは何でなんでしょうか。 悪い人ばかりが得をしてるのは何でなんでしょうか。 幸せの文字が¥を含むのは何でなんでしょうか。 一つ線を抜けば辛さになるのはわざとなんでしょうか。」 青春って値札が背中に貼られていて ヒッチコックみたいなサスペンスをどこか期待していた 「先生、どうでもいいんですよ。 生きてるだけで痛いんですよ。 ニーチェもフロイトもこの穴の埋め方は書かないんだ。 ただ夏の匂いに目を瞑って、 雲の高さを指で描こう。 想い出だけが見たいのは我儘ですか。」 「ドラマチックに人が死ぬストーリーって売れるじゃないですか。 花の散り際にすら値が付くのも嫌になりました。 先生の夢は何だったんですか。 大人になると忘れちゃうものなんですか。」 「先生、人生相談です。 この先どうなら楽ですか。 涙が人を強くするなんて全部詭弁でした。 あぁ、この先どうでもいいわけなくて、現実だけがちらついて、 夏が遠くて。 これでも本当にいいんですか。 このまま生きてもいいんですか。 そんなの君にしかわからないよなんて言われますか。 ただ夏の匂いに目を瞑りたい。 いつまでも風に吹かれたい。 青空だけが見たいのは我儘ですか。」 あなただけを知りたいのは我儘ですか |
| 昼青n-buna | n-buna | n-buna | n-buna | n-buna | メリーグッドバイ メリーグッドバイ メリュー、振り返らず聞いてくれよ メリーグッドバイ メリュー、今日でもうお終いだから 笑い転げるあなたを見る 僕は何かを覚えている 青色に澄んだ空を見る あの魚が征く 気ままに生きても息は尽く 雲をずっと眺めている バラードばかりのラジオから また昨日が聞こえている 爪先が痛いから歩けない僕のままだ 海辺の街 昼青い空 鳥居の隅から メリーグッドバイ メリーグッドバイ メリュー、振り返らず聞いてくれよ メリーグッドバイ メリュー、今日でもうお終いだから 遠い先の夜祭りを待つ 君がどうも綺麗だった 覚えてることはそれだけで それだけで今日が終わった 悲しくないさ 苦しくないさ 君は少し間違えただけで 辛いと思えよ 辛いと思えば 少しは楽になるから メリュー メリーグッドエンドメリー グッドバイ 青い青い空が遠く見えた 僕は今日もまだ今日を迎えても メリーグッドバイ メリーグッドバイ メリュー、振り返らず聞いてくれよ メリーグッドバイ メリュー、今日でもう 今日でもうお終いだから |
昼鳶 ヨルシカ | ヨルシカ | n-buna | n-buna | n-buna | 器量、才覚、価値観 骨の髄まで全部妬ましい 心全部満たしたい 嫉む脳裏は舌打ちばかり 誇大広告勝り、世は死に体の音楽ばかり 君の全部妬ましい 浅ましいこの心根が疼くばかり つまらないものだけが観たいのさ 夜の全部が僕は欲しい ただやるせないから歌にしたい この渇きを言い訳にさぁ 夜景、ダイヤの光、笑みで住宅街を見下し 素晴らしきその暮らし さぁ幸せはお幾らばかり? この妬みは疎ましいばかり つまらないものだけが観たいのさ 他人の全部を馬鹿にして 忘れたいのに胸が痛い ただ何も無いから僕は欲しい つまらないものだけが観たいのさ 君の全部が僕は欲しい ただ何も無いから僕は欲しい この渇きを言い訳にさぁ |
| ファンタジック井上苑子 | 井上苑子 | 井上苑子・n-buna | n-buna | n-buna | ファンタジックな 恋をして 今も 君が見れない 写真の向こうで 笑う君と 冬の部屋で 一人 髪を切っても 恋の歌 止まることさえ 知らないで 何もない日々と 失敗の染み ばかり数えて ねぇ ほんの小さな灯りも 僕の胸は 覚えてる 君が言った 君が言ったんだよ 慣れない笑顔も 無理した優しさも 全部 人生だ 春を待った ただ舞った花びらを 掬い取った 色付いてく 空の色に ずっと 見惚れていたこと 夢のようでした 忘れたいこと ばっかりで 君の顔が 見えない 目線より 高く積み上げた 想い出しか 見えない 髪を切っても 恋心 冷めることさえ 知らないで うな垂れた前髪の奥に また君が 散らつく ねぇ 一瞬の光を見たんだ あの日 君の眼の奥で 君を知った 春が舞ったんだよ 切ないも 愛も 憂いも この歌で 全部 言いたいよ 花が散って ただ落ちた花びらを 救い取った 色付いていく その淡さに ずっと 君を重ねてる 君の色は あの花びらの色だ 僕の色は 所詮 君の色だったんだ 何でもいいんだよ 今更 変われないんだよ 優しさばかりが 傷になっていく 想い出ばかりが 歌になっていく 君が言った ただ 笑ったんだよ 慣れない笑顔も 無理した優しさも 全部 人生だ 春を待って 君を待って 花が舞った 君を知ったんだよ この恋も 想い出も 愛も 優しさも 全部 歌いたいよ 春を舞った ただ舞った花びらを 掬い取った 色付いてく 君の顔に ずっと 見惚れていたこと 夢のようでした 春のようでした |
| ボロボロだn-buna feat.初音ミク | n-buna feat.初音ミク | n-buna | n-buna | n-buna | わかんないことが多すぎるから 足りない頭で迷走中 自分じゃ自分が見えないから 何が悪いのかもうわからない わかんないことが多すぎるから 足りない背丈で戦争中 手本がなくちゃ口も聞けない 距離の取り方すらわからないのだ この呼吸の駄賃は君の全部か想い出か嘘つきのあだ名か あぁ! わかんないならわかんないままでわかってないふりさせて 街灯の火が爛とした 光って揺れた ごめんなんて言わないでって言えないまま夕陽が暮れる ボロボロの心が一つじゃ、わかんないよ 悪い奴なんかそういないから 拳の行き場は迷走中 殴った痛みを知らないから 反省の仕方もわからない わかんないことが多すぎるまま 足場もなくして転落中 芽の出ない努力に飽きたから 口だけ努力してるなんて言っていた 口だけの代償は人でなしの心だ 今もやれること全てが、つまんないんだよ つまんないならつまんないなりに 自分の声で喋れよ 言い訳ばかり大人になった自分が嫌いだ 走ったって振り切ったって想い出に夕陽は暮れる 今日も今日とて君が笑った つまんないよ 夕焼けの赤に消えていく あぁ! わかんないならわかんないままでわかってないふりさせろ 人生、夢だけじゃ見えねえよ わかってくれよ ごめんなんて言わないでって言えないまま夕陽が暮れる ボロボロの心が一つじゃ ボロボロの夕焼け一つじゃ、わかんないよ |
| ポスト春ヨルシカ | ヨルシカ | n-buna | n-buna | n-buna | センサーライト、日差し 隣人無し、強盗日和 死んでしまったみたい 私の変な街が 街頭、深夜四時 音声無し、東京は春 トーキー映画のモノクロみたい これからの僕たちは 分かるわけないものを分かる為の言い訳に夢中 さよならをマイルストーンの代わりに置いておくよ 街角に春が落ちる 良心的に生きよ 隣人愛、信号は待とう 死ぬなら電車は止めないように! はぁ、殺してやるよ 街頭ニュース、テレビ センターヒット、自殺願望 人間讃歌のパレードみたい これからの僕たちは 遠回しな敵意の優しそうな言い換えに夢中 この歌をマイルストーンの代わりに置いておくよ 街角に花が満ちる 批判も批評も雪 評論無し、表現日和り 無性に誰かをお殴りしたい 露悪的映画、皮肉、階級戦、流血描写 暴力衝動の代打みたい いや、私の方が間違い C級映画の皮肉屋みたい 美しくない日々の美しくない夜の、美しさの言い換えの途中 この歌をマイルストーンの代わりに置いておくよ さよなら、また これからの僕たちは 解らなくていいものを解る為の進化論に夢中 さよならをマイルストーンの代わりに置いておくよ 街角に春が満ちる |
負け犬にアンコールはいらない ヨルシカ | ヨルシカ | n-buna | n-buna | n-buna | 大人になりたくないのに何だか どんどん擦れてしまってって 青春なんて余るほどないけど もったいないから持っていたいのです 「死ぬほどあなたを愛してます」 とかそう言う奴ほど死ねません 会いたい好きです堪りません とか誰でも良いのに言っちゃってんのがさ、わかんないね もう一回、もう一歩だって 歩いたら負けだ つまらないって口癖が、僕の言い訳みたいじゃないか もう一回、もうこんな人生なんかは捨てたい 夏のバス停で君を待っていたいんだ 負け犬だからさ想い出しかないんだ 逃げるは恥だが役に立つとかいうけど正直立てません 大人になりたくないのにいつから 笑顔が上手になったんだ 人生なんて余るほどないし 友達なんかはいりません 最低限の荷物を固めて あなたに会いに行こうと思いました 堪んないね 5! 4! 3! 2! HOWL! もう一回、もう一個だって落としても死ねない 負け続けても笑った君が白痴みたいじゃないか もう一生、後悔したくない僕らは吠えたい 負け犬が吠えるように生きていたいんだ 君のそんな顔なんか見たくもないんだ 人生に名前をつけるなら 希望って言葉は違うだろ もう何年待っているんだろう、わからないか 君以外はどうでもいいんだよ それだけはわかっていたんだろ もう一回、もう一歩だって歩いても言えない 所詮音楽が響くか 何もかもが言い足るものか もう一回、僕たちにもうアンコールなどいらない 吠え面かけよ偽善者 もう一回、もう一歩だって歩いたら負けだ 世界平和でも歌うか 早く全部を救えよ愛とやらで もういい、もうこんな人生全部を賭けたい 負け犬なりに後悔ばっか歌って また夢に負けて、昨日を愛おしんで |
| 魔性ヨルシカ | ヨルシカ | n-buna | n-buna | n-buna | 孤独と、夏が去ったカーテンを見間違える 空っぽの魂が何となく野火に似てる 靴紐と寂しいこの心を見間違える ほどく両手に夕焼け 波の中に似てる 唐紅に水くくれ この私をお前のようにくくれ 赤々、赤くあれ 街を呑み込むバックライト 染めろ赤色、魔性のように この世界をルビーのように飾れ 赤々、赤くあれ 路地裏のランドリーも染めろ さよならを言うみたいに 鬼才と、奇を衒うだけのお前を見間違える 魔性と、澄み渡った夕暮れはやけに似てる オマージュと、文脈のない引用を見間違える 向日葵と、振り向いているあなたを見間違える ただ暮れないあなたであれ この私もお前のように変われ 赤々、赤くあれ 山も呑み込むピンスポット やめろ、照らすな私の顔を この世界をルビーのように飾れ 赤々、赤くあれ ゴミ溜めもロータリーも染めろ 赤色、魔性のように この私をお前のようにくくれ 赤々、赤くあれ 人も呑み込むアッパーライト やめろ、照らすな私以外を この世界をルビーのように飾れ 赤々、赤くあれ その慈愛も不埒も全部染めろ 赤色、魔性のように |
| 無人駅n-buna | n-buna | n-buna | n-buna | n-buna | 青い空に今更気付いたようだ 道を抜けた木陰の駅で花を見ている 絵を描いていた 今日も思い出が散って征く そんな視界だって無人なのに 大嫌いさ 痛いくらいだ 辛い暗いだを描いてしまうくせ、 愛だ恋だに持ってくなんてさ お願いだ、笑ってくれよ そのまま灰になって、気球になって 気丈に澄んだ世界を生きたいから 臆病な僕がそれを口に出来てたら 思い出ほど綺麗に描いたもんだ 青を塗った画材を今日も眺めている つまりこうだろう 「最後に君が手を振っている」 そんな絵を描いた。 わかってたよ 全部そうだ 違いがないんだ 写真になった記号が笑った 過大な声に自信もないし、 さよならって飽きもするよ そのまま今日になって、 部屋に腐って 次第に僕を亡くしていくんだろうか 吐きそうな愛を描いて食いつないでいる 夕焼けの赤を描いたのは、 カラスの声が胸に痛いから ウミユリを空に描いたのに、 波の先が思い出せない 僕のためでしかなかった 君のために描いた絵は いつからだろう ただのお金に為っていく もう大嫌いさ 痛いくらいだ 辛いくらいだを描いていた。 ってもう愛だ恋だに持ってくなんてさ お願いだ、泣いてくれよ そのまま生きてゆけって 歩いてたって 生きるの意味もわかんなくて 無人の駅で今も夢を描いている 空を描いている |
| Make-up Shadowヨルシカ | ヨルシカ | 井上陽水 | 彩目映 | n-buna | 初めての口紅の唇の色に 恥じらいを気づかせる大人びた世界 あけすけにのぞき込む星達と月に 物憂げなまなざしの誘惑のリズム あこがれは 鮮やかなランブリングサマーシャドウに 夢みているだけ、笑って 映画の夢 それはパラダイス、ハリウッド 誰かにバッタリ、恋がめばえたり なにかが今日はリアルでシュールな 青いシャドウに 二匹の豹のサファイヤルビーの あの口づけ、秘め事に Make-up Shadowに Make-up Shadowに Make-up 夢見てるいるだけのまなざしの奥に あやしげな色あいを忍ばせる世界 愛し合い見つめ合う思惑と謎が 音もなく混ざり合う永遠のリズム 黄昏は 様々なロンリーサマーシャドウに 見とれているだけ、決まって デートの雨、 それはメルヘン、Hard Rain 彼氏を待ったり、彼に出会ったり なにかが今日もリアルでシュールな 青いシャドウに どこか卑怯なイライザブルーのあの輝き、 瞳の魅力のようなミクロ微粒子の 淡いシャドウに 二匹の豹のサファイヤルビーの あの口づけ、秘め事に Make-up Shadowに Make-up Shadowに Make-up Shadowに |
| もうじき夏が終わるからn-buna | n-buna | n-buna | n-buna | n-buna | 朝、小説を読んだ 君を待っていた 夜になって気がついた 花火の音 花揺ら歌い今日藍を飛ばせ 貴方に聞こえないように消えて それを言えない 僕じゃ言えないよ 今に夏が終わってくから 昼顔 鳥居 鳳仙花 バス停 陽の落ちる街を歩いていた 今日もまだ 朝、ラジオを聞いた 君を待っていた 夜になって気がついたことを覚えている 昨日もピアノを弾いた 朝を待っている唄を歌っている 花詩 誓い 今日藍を飛ばせ 貴方に聞こえないように叫べ 夢を見れない僕に花咲いた 終わる夏よ 止まってしまえ アベリア 始発 終電車 緑青 蝉の鳴く街を歩いていた 今日もまだ 朝、今日も駅の裏 人が立っていた 夜の藍に花が咲く 絵を描いていた 帰ってピアノを弾いた 夜になっていた 君を待っていた 花詩 誓い 明日藍を飛ばせ 貴方が居たくない今日を叫べ 夢が言えないことに気がついた 浅い夏よ 終わってくれよ 昼顔 鳥居 鳳仙花 バス停 夜が明けた街を歩いていた 今日もまだ |
憂一乗 ヨルシカ | ヨルシカ | n-buna | n-buna | n-buna | 湖の底にいるみたいだ 呼吸の一つが喉に絡んだ 気泡を吐き出して数秒、やっと足が着いた 柔らかな泥の感触がした ずっとずっとずっとずっとずっと 君を追っているだけで どうしようもないことばかり言いたかった 睡蓮が浮いていた 水圧で透明だ もう蜃気楼よりも確かならそれでいいよ 適当でもいいから 目的とかいいから このまま何処でもいいからさ、逃げよう 湖の底にいるみたいだ 濡れる鼓膜がくすぐったいんだ 期待も将来も明日も何も聞きたくなかった 口から溢れる泡ぶくが綺麗で ずっとずっとずっとずっとずっと 見惚れてしまっただけで 心より大事なものを見つけたかった 言葉って薄情だ 水圧で透明だ なぁ、建前より綺麗なものを探してるんだ そんなの忘れていいからもう、逃げよう こんな自分ならいらない 僕には何にもいらない お金も名声も愛も称賛も何にもいらない このまま遠くに行きたい 思い出の外に触りたい また君の歌が聴きたい ずっとずっとずっとずっとずっと 君を追っているだけで どうしようもないことだけ歌いたかった 睡蓮が浮いていた 水圧で透明だ もう蜃気楼よりも確かならそれでいいよ このまま何処でもいいからさ、 本当は全部置いてただ逃げ出したいだけだった 人生は透明だ 水圧で透明だ もう蜃気楼よりも確かならそれでいいよ 適当でもいいから 目的とかいいから このまま何処でもいいからさ、逃げよう |
夕凪、某、花惑い ヨルシカ | ヨルシカ | n-buna | n-buna | n-buna | 夏になる前にこの胸に散る花火を書いた 夜が来るから明後日の方ばかりを見てる 口に出してもう一回 八月某日を思い出して 僕には言い足りないことばかりだ ギターを鳴らして二小節 この歌の歌詞は380字 ロックンロールを書いた あの夏ばっか歌っていた さよならだけじゃ足りない 君に茜差す日々の歌を 思い出すだけじゃ足りないのさ 花泳ぐ 夏を待つ 君は言葉になる 忘れないようにあの夏に見た花火を書いた 想い出の僕ら、夜しか見えぬ幽霊みたいだ 何にも良いことないんだ この世は僕には難解だった 君が教えなかったことばかりだ ピアノを弾いてたホール あのカフェももう無いんだ 僕らを貶す奴らを殺したい 君ならきっと笑ってくれる このままじゃまだ足りない 僕ら花惑う風の中を 思い出すほどに苦しいのさ 夏が来る 夢を見る 心に穴が空く 唄歌うだけじゃ足りない 君に茜差す日々の歌を 美しい夜が知りたいのだ 花惑う 夏を待つ僕に差す月明かり |
| 夜明けと蛍Ado | Ado | n-buna | n-buna | n-buna | 淡い月に見とれてしまうから 暗い足元も見えずに 転んだことに気がつけないまま 遠い夜の星が滲む したいことが見つけられないから 急いだ振り 俯くまま 転んだ後に笑われてるのも 気づかない振りをするのだ 形のない歌で朝を描いたまま 浅い浅い夏の向こうに 冷たくない君の手のひらが見えた 淡い空 明けの蛍 自分がただの染みに見えるほど 嫌いなものが増えたので 地球の裏側へ飛びたいのだ 無人の駅に届くまで 昨日の僕に出会うまで 胸が痛いから下を向くたびに 君がまた遠くを征くんだ 夢を見たい僕らを汚せ さらば 昨日夜に咲く火の花 水に映る花を見ていた 水に霞む月を見ていたから 夏が来ないままの空を描いたなら 君は僕を笑うだろうか 明け方の夢 浮かぶ月が見えた空 朝が来ないままで息が出来たなら 遠い遠い夏の向こうへ 冷たくない君の手のひらが見えた 淡い朝焼けの夜空 夏がこないままの街を今 あぁ 藍の色 夜明けと蛍 |
夜明けと蛍 n-buna | n-buna | n-buna | n-buna | n-buna | 淡い月に見とれてしまうから 暗い足元も見えずに 転んだことに気がつけないまま 遠い夜の星が滲む したいことが見つけられないから 急いだ振り 俯くまま 転んだ後に笑われてるのも 気づかない振りをするのだ 形のない歌で朝を描いたまま 浅い浅い夏の向こうに 冷たくない君の手のひらが見えた 淡い空 明けの蛍 自分がただの染みに見えるほど 嫌いなものが増えたので 地球の裏側へ飛びたいのだ 無人の駅に届くまで 昨日の僕に出会うまで 胸が痛いから下を向くたびに 君がまた遠くを征くんだ 夢を見たい僕らを汚せ さらば 昨日夜に咲く火の花 水に映る花を見ていた 水に霞む月を見ていたから 夏が来ないままの空を描いたなら 君は僕を笑うだろうか 明け方の夢 浮かぶ月が見えた空 朝が来ないままで息が出来たなら 遠い遠い夏の向こうへ 冷たくない君の手のひらが見えた 淡い朝焼けの夜空 夏がこないままの街を今 あぁ 藍の色 夜明けと蛍 |
夜紛い ヨルシカ | ヨルシカ | n-buna | n-buna | n-buna | 等身大を歌うとかそんなのどうでもいいから 他人よりも楽に生きたい 努力はしたくない 俯いたまま歩くから空の青さがわからない 君の写真を見ていただけ がらんどうの心が夕陽の街を歩いてく 銃身よりも重いと引き攣ったその嘘の分だけ 人生ごとマシンガン、消し飛ばしてもっと 心臓すら攫って ねぇ、さよなら一言で 悲しいことを消したい 嬉しいことも消したい 心を消したい 君に一つでいい、ただ穴を開けたい 名もない花が綺麗とかそんなのどうでもいいから 貧しい心を消したい バイトはしたくない 俯いたまま話すから人の気持ちがわからない 君の写真を見ていただけ ライブハウスの中で等身大を歌ってる 金にもならないような歌なんか歌いやがってさ、馬鹿みたいだな 人生とはマシンガン そんなことを言いたい リフレインごと歌って ねぇ、その喉から全て 切ない歌を消したい 優しい歌も消したい 聞くだけで痛い 僕に一つでいい 人生ごとマシンガン 消し飛ばしてもっと 苦しいんだと笑って ねぇ、さよなら一言で 君が後生抱えて生きていくような思い出になりたい 見るだけで痛いような ただ一つでいい 君に一つでいい 風穴を開けたい |
| 451ヨルシカ | ヨルシカ | n-buna | n-buna | n-buna | あの太陽を見てた 深く燃えてる 見れば胸の辺りが少し燃えてる 道を行く誰かが声を上げた 「見ろよ、変な男」と笑いながら 指の先で触れた紙が一つ遂に燃えた さぁ引火して 燃やして 燃やして 燃やして 燃やして 燃やして 喜びを愛して さぁ昇華して 踊って 踊って 踊って 踊って 踊って 踊って ほら、集まる人の顔が見える 俺の蒔いた炎の意図を探してる 見ろよ、変な奴らだ そんなに声を荒げて たかが炎一つに熱を上げてる 燃えろ 早く 響く怒声の中で 紙の束よ赤く盛って あぁ面倒くせえ さぁ燃やして 燃やして 燃やして 燃やして 燃やして 悲しみも愛して さぁ放火して 踊って 踊って 踊って 踊って 踊って 踊って 触れて消して触れて消して 触れて胸の窓を開けて 早く燃えて灰を見せて 奥の奥に燻ぶる魂に さぁ引火して 燃やして 燃やして 燃やして 燃やして 燃やして 妬けるほど愛して! さぁ放火して 燃やして 燃やして 燃やして 燃やして 燃やして 飽きるまで愛して さぁ消費して 踊って 踊って 踊って 踊って 踊って 踊って さぁ創造して 燃やして 燃やして 燃やして 燃やして 燃やして 燃やして |
| 輪廻みゆはん | みゆはん | みゆはん | みゆはん | n-buna | 痛みを知れば憎しみを生み 怒りに支配されることもある その痛みを受け止められれば 優しさにも変わっていくのだから 時に仕返しをしたくなり 後になって悔やむだけ ならばその痛みを 誰かへの優しさにしてしまおう そして愛に変えてしまえばいい 傷つくことも大事でしょう やがて愛は愛を運んできて 生きていく糧になるでしょう 争い合って他人(ひと)を恨めば 己すらも見失い蝕まれ 行き着くのは平和などない 奈落の底で汚れきった五本指 時に誰かへの優しさは 愛を運んできましたか ならばその愛を また他の場所へと運び行きましょう そして生まれ変わり形変えて あなたの元へ還るでしょう それは終わらない輪廻転生 巡り廻る愛の欠片 くるりくるり表裏一体 痛みと愛の取り換えっこ すべて生まれ変わり形変えて あなたの元へ還るでしょう それは終わらない輪廻転生 巡り廻る愛の欠片 |
レプリカント ヨルシカ | ヨルシカ | n-buna | n-buna | n-buna | 君は映画をずっと観ている 誰一人もいない劇場で 今思えばチープなセットで人のよく死ぬSF映画 いつか世界が真面になって、人の寿命さえ随分伸びて、 死ねない世界になればいいのにね そしたら心以外は偽物だ 言葉以外は偽物だ 神様だって作品なんだから 僕ら皆レプリカだ いつか季節が過ぎ去って 冷たくなって年老いて その時に 僕は映画をずっと観ている つまらないほどに薄い映画 席を立ってからやっと気付く これは僕を描いたドラマだ いつか僕らは大人になって、 手に入れるものも大きくなった 次は愛でも買えればいいのにね あんたの価値観なんて偽物だ 思い出だって偽物だ 心は脳の信号なんだから 愛も皆レプリカだ いつか季節が過ぎ去って 思い出ばかりが募って その時に 満たされるならそれで良かった 歌を歌うのに理由も無いわ 他人の為に生きられない さよなら以外全部塵 人を呪う歌が描きたい それで誰かを殺せればいいぜ 夏の匂いに胸が詰まっていた 僕らの心以外は偽物だ 言葉以外は偽物だ この世の全部は主観なんだから 君も皆レプリカだ さよならだって投げ出して このまま遠く逃げ出して 言葉で全部表して 心も愛も書き足して それでも空は酷く青いんだから それはきっと魔法だから いつか季節が過ぎ去って 冷たくなって年老いて その時にやっとわかる 僕もその青さがわかる |
六月は雨上がりの街を書く ヨルシカ | ヨルシカ | n-buna | n-buna | n-buna | 窓映る街の群青 雨樋を伝う五月雨 ぼうとしたまま見ている 雫一つ落ちる 落ちる 心の形は長方形 この紙の中だけに宿る 書き連ねた詩の表面 その上澄みにだけ君がいる なんてくだらないよ 馬鹿馬鹿しいよ 理屈じゃないものが見たいんだよ 深い雨の匂い きっと忘れるだけ損だから 口を動かして 指で擦って 言葉で縫い付けて あの街で待ってて 雨音の踊る街灯 薄暮の先の曲がり角 一人、足音のパレード 夏を待つ雲の霞青 今の暮らしはi^2 君が引かれてる0の下 想い出の中でしか見えない 六月の雨上がりの中で 笑った顔だって書き殴って 胸を抉って 割り切れないのも知ってたんだろ 深い雨の匂いだって忘れるだけ損なのに ただ僕の書いた手紙を読んだ 君のその顔が見たい あの夏を書いてる どうだっていい事ばかりだ 関わり合うのも億劫だ 言葉に出すのも面倒だ 結局君だけだったのか だってくだらないよ 馬鹿馬鹿しいよ 理屈じゃないのも知ってたんだよ 深い雨の匂い ずっと雨の街を書いている 心を動かして 胸を焦がして このまま縫い付けて あの街で待ってる |