勝新太郎「勝 新太郎 全曲集」の歌詞一覧リスト
曲名 | 歌手名 | 作詞者名 | 作曲者名 | 編曲者名 | 歌い出し |
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座頭市勝新太郎 | 勝新太郎 | 川内康範 | 曽根幸明 | 曽根幸明 | 「俺たちゃな御法度の裏街道を歩く渡世なんだぞ。 いわば天下の嫌われもんだ」 およしなさいよ 無駄なこと 言って聞かせて そのあとに 音と匂いの 流れ斬り 肩も寂しい 肩も寂しい…… 「ああ…いやな渡世だなあ」 親のある奴 どきやがれ いやだ いやだと よけながら 涙忍んで さかさ斬り 何処へ行くのか 何処へ行くのか…… 「ハハハハ ああ 眼があきてえなあ」 おやめなさいよ 罪なこと 情け知らずの さげすみを 花を散らして みだれ斬り 夕陽を浴びる 夕陽を浴びる…… 夕陽を浴びる…… |
座頭市ひとり旅勝新太郎 | 勝新太郎 | 川内康範 | 曽根幸明 | 曽根幸明 | いやだいやだよ おてんとさん あんたが照っても くもっても おれに吹く風 やみはせぬ 何処へ行こうと 気まゝなはずが だんだん世間がせまくなる ひとりぼっちで 旅をして ふるさと忘れた ふりをする なまじおぼえて いるよりは 想い出すまい 昨日のことは 誰にも見せない 涙顔 いつかまた逢う こともある ごらんの通りの 風来坊 かけた情が 仇になり どこで死のうと 生きよとまゝよ 誰にも知られぬ ひとり旅 |
仁吉星勝新太郎 | 勝新太郎 | 萩原四朗 | 平川浪竜 | 長津義司 | 烏泣くなよ 日が暮れる 暮れりゃ仁吉が 弱くなる 好きな女房を 仁義に替えて 意地で三下り 義理で残りの半下り 吉良の港の おぼろ月 嫌な渡世が 目に沁みる 折って捨てたい 一本刀 残る二面を 男うるみが何故切れぬ 三月夫婦(みょうと)の 明け暮れは 思い出すなよ 春の夢 一夜明けたら 荒神山の 空を見てくれ 招く仁吉の朝星を |
街の影法師勝新太郎 | 勝新太郎 | 前田よしえ | 大久保徳二郎 | 大久保徳二郎 | 暗い巷の 愛の日を 消して行ったわ 誰じゃやら 酔ってこぼした 涙の酒に 濡れた翼よ いつ乾く 捨てた故郷は あったとて 帰る故郷が あるものか 一度枯らして しまった枝にゃ 鳥もとまらぬ 巣も懸けぬ 荒れた心の 花園に 今日も無常の 風が吹く 闇にいつかは 哀しく消える 俺は巷の 影法師 |
役者道中勝新太郎 | 勝新太郎 | 萩原四朗 | 大久保徳二郎 | 大久保徳二郎 | 赤い幟が ひらひらと 風にはためく 旅車 乗るは二枚目 堅気役 粋な新造も 殿様役も 今日は素顔で 次の宿場へ 揺れて行く 右を指差しゃ 東海道 江戸が恋しい 道しるべ 侭になろうか 旅役者 我慢しなされ 左に曲がろ 一夜泊りの 宿のあの娘も 霧の中 見せる舞台は 絵空事 どうせあくどい 色模様 役者家業は しがないが 親のない子にゃ 不敏を掛けて みんな振り向く しゃむい他国の 七日月 |
青いドレスの女勝新太郎 | 勝新太郎 | 清水みのる | 大久保徳二郎 | 伊藤恒久 | 星がまたたく街 恋のキューバよ きみを待つひとり待つ 花の街角 虹のネオンがまた 夢を呼ぶような なやましくやるせない 夜のキューバよ 燃える瞳は優しく 青いドレスを着た君 リラの花咲く帆影で 別れたままの君 いとし面影抱き 君を待つ夜の 微笑みの胸の内 君は知らずや ラララララ ララララララ ラララララララ ララララララ 甘い夜風の街 恋のキューバよ 肩を抱き胸を寄せ しのび逢う夜は 男心もまた 熱くときめく 懐かしの思い出の 夜のキューバよ 燃える唇切なく 青いドレスを着た君 むせぶルンバの調べに くちずけ交わした夜 楽しあの夜の夢 何故か忘れぬ 微笑みの胸の内 君は知らずや |
静かな雨のロマンス勝新太郎 | 勝新太郎 | 大高ひさを | 大久保徳二郎 | 伊藤恒久 | 静かな静かな雨が 旅路の心を 愛しく濡らして降る ロケ先のことさ 行きずりの喫茶店で ふと見た人の きれいな瞳がなぜか 忘れられない 「えー そうです。ぼく勝新太郎ですけど、なにか… あゝ あなたがあの… いつもS・Yっていう頭文字だけでお手紙を下さる… あゝそうですか あれ、あなただったんですか…。」 静かに静かに語る あの夜の二人を 思えば懐かしい夢 ひとときの恋さ ほの香るも香の味も いつしか冷めて 寂しい笑顔でそっと 別れたけれど 「あの時もやっぱり S・Yって言っただけで… とうとう本当の名前を教えてくれなかったけど… あゝあ あの若き日の思い出にまたたく瞳… S・Yの君か…」 静かな静かな雨に 暮れゆく過た日の うつろな心にまた 浮かびくる瞳 あの夜の喫茶店で しょんぼり一人 今頃あの娘はなにを 思ってるだろう |
東海道の野郎ども勝新太郎 | 勝新太郎 | 萩原四朗 | 陸奥明 | 伊藤恒久 | 野郎ども おう! 東海道の野郎ども 野暮な刀は ひっこめな 威張るお方は わしゃ嫌い 川はのんびり 流れてる 雲もやさしい 姿をしてるぜ 落着きな 娘さん おう! 謎かけ好きの娘さん あつい気持は 判るけど 俺ははたちを 出たばかり いまに名代の 貸元に なってからでも 遅くはなかろぜ 我慢しな 鼻唄で おう! 東海道を鼻唄で 飛ばすつもりで 来たものを なんだかんだと 楽ぢゃない 俺は三下 風来坊 早く消えなきゃ まごまごしてたら 日が昏れる |
かんかん虫は唄う勝新太郎 | 勝新太郎 | 萩原四朗 | 大久保徳二郎 | 大久保徳二郎 | 青い空から 雲がわく 青い海から 波がふく 空と海との まんまんなかで ハンマー振り振り オイラは唄う かんかん虫の命の唄を 白いカモメが 肩に来て 「夢はあるか?」と聞いてゆく 馬鹿にするなよ 子供じゃないよ 霧の降る夜は やさしい夢を かんかん虫も たまには見るさ 親は無くとも 春は来る いろは長屋に 花も咲く 泣けば 仲間が笑うじゃないか 出船見送り オイラは唄う かんかん虫の やさしい唄を |
アドマンブルース勝新太郎 | 勝新太郎 | 清水みのる | 大久保徳二郎 | 大久保徳二郎 | 歩く案山子と 笑われながら 見せる笑顔も 生きるため どうせ俺らは アドマンぐらし 街のピエロで 暮すのさ 暮すのさ 白い舗道で 夕雲見れば 遠い故郷が 偲ばれる 来るんじゃなかった 東京になんか 此処にゃ俺らの 夢もない 夢もない 思い直して プラカード肩に 風によろける 道化者 なんだお前は 俺らの影か そんな姿に いつなった いつなった |
元気でいろよ達者でね勝新太郎 | 勝新太郎 | 大高ひさを | 上条たけし | 宮脇春夫 | 別れの花たば 抱いて あの娘が手をふる 波止場 左様ならのひと言も 泪でうるむ せつない気持ちは 俺らもおんなじことさ 元気でいろよ 達者でね また会うその日まで せめても笑顔を 見せて 形見のパイプを 吹かしゃ あの夜のあの夢が 心にしみる 忘れやしないぜ 信じて待ってゝおくれ 元気でいろよ 達者でね また会うその日まで 名残りのテープも 切れて 往く手は果てない 潮路 船唄ものんびりと マドロス稼業 錨をあげたら 未練はのこさぬものさ 元気でいろよ 達者でね また会うその日まで |
上海から来た男勝新太郎 | 勝新太郎 | 清水みのる | 大久保徳二郎 | 大久保徳二郎 | 霧に隠れて 波止場に来たが 胸じゃ未練が 泣いている どうせ俺等は 上海くずれ 帰る古巣も 今はない あゝ 今はない 意地を張っても 心の底じゃ いつか情けに 負けていた 同じスマロで 暮らした二人 思い寄せたが 何故悪い あゝ 何故悪い 異国育ちの 身の侘びしさを 告げる相手が いるじゃなし 咽ぶ心に 霧笛が響く 俺は寂しい エトランゼ あゝ エトランゼ |
次郎吉笠勝新太郎 | 勝新太郎 | 萩原四朗 | 倉若晴生 | 倉若晴生 | 道は木枯らし 北山下ろし 冬が落ち目の 肩に来る 心細いぞ 甲州街道の日の暗さ 江戸を追われて 十三里 娑婆(しゃば)の灯りにゃ 未練はないが 親が恋しい 恥ずかしさ 鼠小僧が 年貢納めの潮時は 一目親父に 会えるとき 藁の上から 他人の膝で 生きて流れた 親不知 行けばご用の 風が飛ぶとは知りながら 止めて止まらぬ 破れ笠 |
橋ぐれる勝新太郎 | 勝新太郎 | 小池一雄 | 猪俣公章 | 池多孝春 | 「ふりむいちゃあいけねえぜ 途中でふりむいたやつは かならずもどって来る なぜかかならずもどって来るンだ」 前見て渡りゃあ 希望橋 ふりむきゃあ もどりの黄昏橋よ 朝陽に生きて 日暮に帰るな 帰りゃあしぐれる 橋ぐれる ああ…ジンジン…橋ぐれる 「その真前にある橋なンで シャバへ出るときにゃあ かならず渡らなくちゃあならねえンで…… 別れ際に看守がいいやす 途中でふりむくなってねえ」 だまって下向きゃあ 男橋 くやしきゃあ心で かんにん橋よ 背中を向けりゃあ あらしは過ぎる 向けなきゃあしぐれる 橋ぐれる ああ…ジンジン…橋ぐれる 「ここまでくりゃ ふりむいてもいゝですか ほんとうに お世話になりました」 かばって賭けりゃあ 生命橋 生きてりゃあつもる しがらみ橋よ 泣いた心で 未練を断って ふりむきゃあしぐれる 橋ぐれる ああ…ジンジン…橋ぐれる |
『悪名』河内音頭 | |||||
悪名のテーマ | |||||