Plastic Tree「トロイメライ」の歌詞一覧リスト

曲名 歌手名 作詞者名 作曲者名 編曲者名 歌い出し
理科室Plastic TreePlastic Tree有村竜太朗長谷川正Plastic Tree理科室で外を眺めてた。グラウンドは誰もいないや。 僕はただ火をつける真似。灰にする、そっと全部―――。  ゆらいで、ゆらいで、君の笑顔歪んだ。 ちゃんと、ちゃんと、見れなくなるくらい。 なんで、なんで、涙がこぼれるの? 理解はできないけど、 答えなんかいらないから空を仰ぐ。  インチキな言葉と感情はフラスコのなかで混ざった。 擦り減って、失くなってしまうよ。まるで僕、白いチョークだ。  にじんで、にじんで、キラめいて見えるんだ。 不安で、不安で、考えるのも嫌だ。 そして、そして、ボンヤリ思うのはいちばん遠いところ。 それはきっと、 多分きっと、君の心―――。  わかりあう事が愛だって聞いた。それが本当ならみんなひとりぼっち。 ずっと、ずっと。  ゆらいで、ゆらいで、君の笑顔歪んだ。 ちゃんと、ちゃんと、見れなくなるくらい。 なんで、なんで、涙がこぼれるの? 答えなんかいらない!  にじんで、にじんで、キラめいて見えるんだ。 不安で、不安で、考えるのも嫌だ。 そして、そして、ボンヤリ思うのはいちばん遠いところ。 それはきっと、 多分きっと、君の心―――。  こんな僕を燃やすだけの火をください。
グライダーPlastic TreePlastic Tree有村竜太朗ナカヤマアキラPlastic Tree正午を少し過ぎた、暑い午後。 「カルピスが飲みたいな。」焦がれる僕を乗せて、 自転車はカラカラと走ってく。 夏が消えかけてる、止まってる噴水を回ったら ヒンヤリ気持ち良くて、ないはずの水滴を数えてた。 誰かと話したいな。キズいたらキズついていくって事。 携帯は電池切れだぁ。 あきらめて踏み込んで、ディレイかけた。  なんとなく浮かんでるような、そんな気分。 まるでグライダー。 センチメンタル、感じながら飛んでくよ。 僕はグライダー。  錯覚はすぐに覚めるけど。 錯覚はすぐに覚めるけど。  なんとなく浮かんでるような、そんな気分。 まるでグライダー。 センチメンタル、感じながら飛んでくよ。 僕はグライダー。 そっちまで行くから。そっちまで行くから。 こんな風に、ほら。こんな風に、ほら―――。  変な夢、見ては自嘲気味。 笑う、笑う、笑う。
蒼い鳥Plastic TreePlastic Tree有村竜太朗有村竜太朗成田忍・Plastic Tree蒼い鳥が飛ぶような 晴れた綺麗な日です。 みつけられない僕ら、 神様が笑った。 見上げたら枝のせいで 空はパズルみたい。 どんな言葉で君を 繋ぎとめられるの?  強い風が吹いて笑う、 飛べそうになる―。  きっと数えきれない光で、 ふたりがちぎれてくのは何故? 悲しみの蔦にからまる僕はこのまま、 このまま分からないまま。  やわらかい日溜まりで こわいほど透けてく。 太陽は反射して 黒い点になった。  微かな音、耳をすます。 心の底へ。  きっとただ僕らは忘れてく。 君の声が響くのは何故? 悲しみの蔦にからまる僕はここから、 ここから手を伸ばす。  雨が降った。 見上げてる僕らが空へ 堕ちてく気がした。  きっと数えきれない光で、 ふたりがちぎれてくのは何故? 悲しみの蔦にからまる僕はこのまま、 このままだよ。 きっといつも君は知らなくて、 手を繋いでも遠くにいて、 悲しみの蔦がまきあがる空。 零れる光に埋もれてく、 埋もれてく―。  蒼い鳥が飛ぶような晴れた綺麗な日です。
散リユク僕ラPlastic TreePlastic Tree竜太朗AkiraPlastic Treeあの日、空は眩しくて、 少し寒い午後でした。  にじむインク気にしては 言葉つむぎ絵空事。 それで出来た青痣は 綺麗だから見せたいな、 君に………。  吐き出して  吐き出して 吐き出したけど、 意味なんて  意味なんて 何にもなくて、 瞬間も永遠も変わんないから 悲しくて君の手だけ、 僕はギュッと、握ってるんだ。  飾る花は散りました。 だから僕は出掛けます。 白い僕のため息で、 外はまるで磨りガラス。 少し早く歩かなきゃ、 そして君に会いに行こう すぐに………。  なくなって なくなって しまいそうでも、 何百回  何千回 祈ってみた。 感情も感傷も欲しくないから 悲しくて君の手だけ、 僕はギュッと、握ってるんだ。  冬の日。 遊園地。君とふたり。 泣き出す子。 観覧車。傾いた日差し。 花咲いた、 花裂いた、 その瞬間ほら、 このまま散リユク僕ラ。
ペットショップPlastic TreePlastic Tree有村竜太朗長谷川正Plastic Tree死にたがりのハムスターがペットショップで回ってる。 ねばりつく熱帯魚の感覚。 風船乗りにでもなりたい。 いっぱいの虫の卵でこんなに頭がふくれるんだ、破裂しそう。  全部、バクテリアの世界。 本当は僕らのものじゃない。 だから何も感じないや、別に。別に。別に。  電線の上、綱わたり。合唱部は悲しい唄。 イワンのバカは落下してった。 誰もいない市営プール。非常階段にはふたり。 抱きあっても混じる事はない液体。  全部、バクテリアの世界。 本当は僕らのものじゃない。 だから何も感じないや、別に。別に。別に。  どうか僕に武器をください。 駄目なら薬でもかまわない。 間違い探しはもう、おしまい。おしまい。おしまい。  全部、バクテリアの世界。 本当は僕らのものじゃない。 だから何も感じないや、別に。  暗がり―――。 閉まったペットショップでハムスターは回り続けてる。 「カラカラ……」 千回、二千回、三千回、何千回? 死んだ。
懺悔は浴室でPlastic TreePlastic Tree有村竜太朗長谷川正Plastic Tree浴室の床。 流れだしてく今日の懺悔は、排水口の中。 減っていく罪はやさしい水の音。 誰かにそっと口うつししたい、 ザワザワしてる僕の中の悪魔。 真白い灯り、目眩いに似ていた。  ねぇ、 溶けて僕の心が冷たいとこへ流れていくよ。  残酷なくらい僕を洗ってく。  ねぇ、 溶けて僕の心が冷たいとこへ流れていくよ。 ねぇ、 じわりじわりと溶けて冷たいとこで澱んでいるよ。 澱んでるよ、澱んでるよ、 澱んで―――。
赤い靴Plastic TreePlastic Tree長谷川正ナカヤマアキラPlastic Treeまるで、意味不明な落書きみたい。心模様。 何を話せばいいの?もつれた糸がほどけない。  鈍く光った切れないハサミ。音を立てたら―――。  遠くで聞こえる。 「赤い靴」みたい、誰かが連れ去ってくよ。 気まぐれな白昼夢。 覚めるのも早いから、また後で手紙を書くよ。  嘘も嫌いじゃない、傷つかないですむなら。 何を話せばいいの?絵本を開けて見たけれど。  破けてばかり。黒山羊鳴いた。ピアノ線切れた―――。  遠くで聞こえる。 「赤い靴」みたい、誰かが連れ去ってくよ。 気まぐれな白昼夢。 覚めるのも早いから、また後で手紙を書くよ。  鈍く光った切れないハサミ。音を立てたら―――。  遠くで聞こえる。 「赤い靴」みたい、誰かが連れ去ってくよ。 気まぐれな白昼夢。 覚めるのも早いから、また後で手紙を書くよ。 ときめきはいつだって僕だけを置き去り。 長い影、残してさよなら。 気まぐれな白昼夢。 覚めるのも早いから、また後で手紙を書くよ。 書くよ。
ガーベラPlastic TreePlastic Tree有村竜太朗長谷川正Plastic Tree天気予報は今日もはずれてた。 気付いてた僕はなんとなくアクビのふり。 観察している屋上で、 側に居ない君を風色で描こうとした。 きっと向こうは通り雨に変わった。 空想みたいなマーブルの雲。  「ガーベラが揺れている朝に会いに行くよ。」 日に向かう花になれるようで僕は目を閉じる。 別に嘘でもいい、そんな気でいよう。 ゆらり、風にのって―――。  名曲が似合う空模様。 眺めてる僕はパノラマの景色の上。 ピンとこないメロディー口ずさむ。 側に居ない君は風色で流れだした。 ずっと世界は止まっていたみたい。 落下しないようじっとしてた。  「ガーベラが揺れている朝に会いに行くよ。」 日に向かう花になれるようで僕は目を閉じる。 別に嘘でもいい、そんな気でいよう。 ゆらり、風にのって―――。  「コレカラ」も嘘で、「ソレカラ」も嘘で、「サヨナラ」だけ本当で。  「ガーベラが揺れている朝に会いに行くよ。」 日に向かう花になれるようで僕は目を閉じる。 真っ直ぐで真っ白な日差し、いつか射して、 壊れてく白日にきれいな夢を見ていた。 別に嘘でもいい、そんな気でいよう。 ゆらり、風にのって。 ゆらり、風にのって―――。
千葉市、若葉区、6時30分。Plastic TreePlastic Tree有村竜太朗長谷川正Plastic Treeモノレール 無人駅 自転車の山 立て看板 雨上がり 傘の先 ターミナル ■■■の犬 くわえた缶 小さい歯 つくり笑い ロボトミー 着信音 喋り声 ヘッドホン ジャニス・イアン  ヒラヒラ憂鬱は、チカチカして目に グサグサ刺さって ズキズキ痛いなぁ  ヒラヒラ憂鬱は、チカチカして目に グサグサ刺さって ズキズキ痛いなぁ  坂の上 住宅街 川の側 歩く僕 帰り道 6時30分 目に眼帯 ものもらい
プラットホームPlastic TreePlastic Tree有村竜太朗ナカヤマアキラNARASAKI・Plastic Tree衛生的。 タイルの駅。 どこかで笑い声、ケラケラ。 僕だけ目を閉じて耳を塞いだ。  水色の冷たいプラットホーム。 速やかに僕は潜り込んで。 何もかも僕は忘れてく。 地下鉄は闇のなか、進んで―――。  矢印は<幻想行き>。 前髪伸びすぎて、そう見えた。 とぎれたホームの端、 白線の上―――。  流れてく外が澱んでく。 誰も居ない海の底みたい。 何もかも僕が忘れたら、 地下鉄に雨が降りだすよ。  水色の冷たいプラットホーム。 速やかに僕は潜り込んで。 何もかも僕は忘れてく、 地下鉄は……。  離れてく僕の後ろには悲しみが小さくなっていく。 どこまでも行ける地下鉄は、 銀色の光、そのもので―――。
HelloPlastic TreePlastic Tree有村竜太朗ナカヤマアキラ西脇辰弥・Plastic Tree「Hello」  また僕は自分だけと会話した 夜明けまで少し ほら、手の中に希望とかがまだあった 星屑じゃないはず  ゆらぎ うたた寝 「またね、いつかね」 言葉ふたつ重ねてみた  覚めた夢 たどれば やさしい歌できてた ゆるやかに聞こえてくる 眠い目をこすったら 確かな今日になるから 何故かすぐ忘れてしまいそうで 君の名前を呼んだ 君の名前を呼んだ  ただ願ってた 憂いが消えていくように 効果はないけど  入院したい 月の病院 明日にはもう、欠けてくから  覚めた夢 たどれば やさしい歌できてた ゆるやかに聞こえてくる 眠い目をつむったら 確かな今日は終わって 何故かすぐ忘れたくない僕は 君の名前を呼んだ 君の名前を呼んだ  覚めた夢 たどれば やさしい歌できてた ゆるやかに聞こえてくる 眠い目をこすったら 確かな今日になるから 何故かすぐ忘れてしまいそうで 君の名前を呼んだ 君の名前を呼んだ 呼んだんだ
雨ニ唄エバPlastic TreePlastic Tree有村竜太朗長谷川正西脇辰弥・Plastic Treeいつもより低い空。 少し寂しくなる。 うつむいて僕は歩いてる。 雨粒が落ちてきた。 丸い跡になる。 灰色の道に残ってく。 傘の中で僕は微笑む、 見えないように隠れて。  絶え間なく降り注いで。 僕が「雨ニ唄エバ」 はしゃいでる目の前が 全部ぼやけていく。  雨の糸。涙色。 (泣いているのは誰?) 濡れている左側の肩。 手で作るフレームに 閉じ込めてみるよ、 むかし観た映画みたいな今日。 傘の中で聞いてる雨音、 ひとつひとつが優しい。  絶え間なく降り注いで。 僕が「雨ニ唄エバ」 はしゃいでる目の前が 全部ぼやけていく。  絶え間なく降り注いで。 僕が「雨ニ唄エバ」 はしゃいでる目の前が 全部ぼやけていく。 雨粒が残していく 丸い小さな花が、 道の上、いっぱいに 咲いて広がっていく。  咲いて広がっていく。  咲いて広がっていく―。
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