BREIMEN
そんな現世にスパイスを
2026年2月18日に“BREIMEN”がシンガーソングライター・TOMOOをフューチャリングに迎えたニューシングル「ファンキースパイス feat.TOMOO」をリリース! タイトル曲は、TVアニメ『ハイスクール!奇面組』オープニングテーマです。はみ出すこと、揃わないことを肯定するアニメの世界観、ジャンルや定型に縛られないBREIMENの音楽性、TOMOOの柔軟な表現力、それぞれが強く共鳴する作品に!
さて、今日のうたではそんな“BREIMEN”の高木祥太による歌詞エッセイを3ヶ月連続でお届け。第2弾は今作のタイトル曲「 ファンキースパイス feat.TOMOO 」にまつわるお話です。AIを使うことも当たり前となり、より簡単に正解不正解を求めがちな今の時代だからこそ、歌いたい思いは…。ぜひ、歌詞とあわせてエッセイをお楽しみください。
彼女とご飯をする時、大体がスパイス料理屋でした。
近況報告や打ち合わせ、プチ打ち上げ (そういう名目だった事は無かったけども) など様々でしたが、出会ってからの約10年を思い返すと、薄暗い白熱灯の店内、聴き馴染みの無い言語のヒットソングが流れるレディオ。
そしてエスニックな香りが海馬に充満します。
そんな旧知の仲であるTOMOOちゃんをお迎えした楽曲になっております。
先日、“カレーをスパイスから作る男”をやった時、母直伝のレシピを聞いていたので、使いはしなかったものの、昨今はこういう時にChatGPTとか使うんだろうなと。
AIの進化と普遍化、凄いですよね。
機械オンチであるうちの母ですら“チャッピー”呼びしている今、AIそのものが悪というわけではないながらも、正解とされるものが簡単に手に入り、また相乗効果かSNSは以前にも増して、まるで監視カメラのように人の不正解を探している時代になっているように見えます(とはいえ僕もチャッピーに機材のこと聞いたりとか色々結構してます、マジで便利なので)。
そんな現世にスパイスを、という気概で曲を書いてはいましたが、図らずしてなのか、いや量らずしてなのか。
この“カレー”という食べ物を作る工程にこそ、そんな現代人にとって薬膳になるのではないか、という自由さがありました。
勿論、基本的にお店は、メニュー化する為に計量しているとは思いますが、個人で作る分には、スパイスの調合バランスってどうやっても不正解がないし、逆に言えば正解もなく、振りかける度にエクスタシーが存在する刺激的で楽しい、癖になる調理法で、なるほどこれは“カレーをスパイスから作る男”というミームも生まれるな、などと思ったり。
音楽もまた、正解不正解がないところに救いと、それと同量の葛藤はあるんですが、だからこそ続けているとも言えるし、それがないしは生きる為のSDGs的概念に繋がるのではないかと思います。
みんな音楽か料理やったらいいと思います。
今回、TVアニメ『ハイスクール!奇面組』のOPになっているこの楽曲。
原作の破茶滅茶で炸裂している世界観及び奇面組自体も、まさに今必要なスパイスな気がしてなりません。
2024年末にTOMOOちゃんとBREIMENがおよそ8年の時を経て対バンしたあの日の感覚。
そして『ハイスクール!奇面組』の当時のファンの皆様の気持ちを勝手に想像して重ねたりして。
「また会えたらとキミを待っていた!」
※スパイスを炒めるときは焦がさないようご注意を。
<BREIMEN・高木祥太>
◆紹介曲「 ファンキースパイス feat.TOMOO 」 作詞:高木祥太 作曲:高木祥太
◆ニューシングル「ファンキースパイス feat.TOMOO」
2026年2月18日発売
<収録曲>
1.ファンキースパイス feat.TOMOO
2.ソングライター feat.TOMOO
3.ファンキースパイス feat.TOMOO(Anime Version)
4.ファンキースパイス feat.TOMOO(Instrumental)
5.ソングライター feat.TOMOO (Instrumental)