静かの海Plastic Tree | Plastic Tree | 有村竜太朗 | 長谷川正 | Plastic Tree | 目眩渦まく嵐 過ぎて 結論めいた答えが出たら 複雑なのがこゝろなんて 子供騙しかなぁ どくどく ずっと心臓 君を流す かたかた 書いた 理由ない 比喩表現 うとうと ちょっと眠った 隙に落ちた画面 こんなふうに消えたなら 使えない 伝えない 魔法だけが残る 手を出さず僕らは上の空 かからない つまらない そのくせに笑う 忘れる今日を笑う 記憶が色をなくす頃に 褪せないことを言葉にしたら 綺麗事なの承知だけど そこは自由でしょう くどくど 何遍同じ 自問自答? だいたい 全部 メタファー 使い切ったろ そろそろ 最後なので まとめてみよう つまり 気持ち不明と理解して 使えない 伝えない 魔法だけが残る 手を出さず僕らは上の空 かからない つまらない そのくせに笑う 忘れた先 響かない 震えない 何も聴こえない 静かの海にある砂の城 崩れない 戻らない 置き去りで笑う 見送る日々を笑う 晴れたら影に 曇りは風に 雨には傘に 君が過れば 探したとして 居ないに飽きて それに気づくたび はなればなれ‥いつか慣れて |
白い足跡Plastic Tree | Plastic Tree | 長谷川正 | 長谷川正 | Plastic Tree | 窓辺にはため息でガラスを曇らせた君 ひんやりと時間だけ部屋に流れて すまし顔冬の夜白くやさしい雪は降る 悲しみは美しくこころに積もった 騒いだ胸の意味さえ忘れてゆくから 淋しく笑う横顔ぼんやり見つめた 月も無い夜だけど光りは消えたりしないね 深い森迷い込む足元照らすよ すまし顔冬の夜白くやさしい雪は降る 知り過ぎた僕達を許してくように 振り向いても足跡はもう見えないから 帰り道が分らないこのまま消えそうで ポケットに滑りこむ君の手は温かくて 何一つ変わらずにいて欲しい気がした 騒いだ胸の意味さえ忘れてゆくから 淋しく笑う横顔見つめた 振り向いても足跡はもう見えないから 戻れなくなる僕らはこのまま消えそうで |
SinkPlastic Tree | Plastic Tree | 有村竜太郎 | 長谷川正 | 成田忍・Plastic Tree | 何も知らない僕はいつか眠りつづけるから 誰も届かない夢の中で溺れて 君の側へ沈んで ねぇ 僕は夜のはじっこに居て もう 君がうまく見えないよ どこにかくれているの? 欠けた月の裏かな? またたく星の音が耳をふさぎ 世界が止まった 何も知らない僕はいつか眠りつづけるから 誰も届かない夢の中で溺れて 君の側へ沈んで ねぇ 夜の粒子状の闇が そう 静かにただ空気をそめるよ 君がこぼす言葉が胸でコトコト響く 涙みたいに僕の肺の中に水があふれた 悲しみにさえ手を伸ばして君を探すけれど 迷い子のように僕らはまた離れて 痛みだけが残って 「赤い月をずっと眺めた それだけでなんで泣くんだろう 僕は消えたくなる。」 何も知らない僕はいつか眠りつづけるから 誰も届かない夢の中で溺れて 時間にさらされ悲しみは全部流れてしまうから 笑顔も泣き顔も多分 僕らは忘れるから どこまでも君の側へ僕は沈んで 沈んで 沈んで 沈んで 「バイバイ。」 |
時間坂Plastic Tree | Plastic Tree | 長谷川正 | 長谷川正 | Plastic Tree | 風に掴まれば世界の果てまで 坂道の向こう雲が流れてく ひとりを知るから滲んだ微熱 空っぽの手に、はぐれた記憶 かげろう揺れて白昼夢 君の香りが漂って 振り向いたら答え合わせ 昨日にはもう戻れないよ 悲しい嘘をついてたって 満ちてる事が怖くって ざわめいていた夕暮れと ねえ、同じ色になるよ 遠いものは奇麗 失くした景色を描けたらいいな それは密やかに忘れてゆくから 季節が去るなら静かに泣こう 次のページは、まだめくれない 待ちくたびれて影法師 僕の心と重なって 呼び名さえ持たないものに 少しずつ変わってくよ 空回りで歩いてたって 分かれた道に戸惑って 時計の針ぐるぐると ねえ、何処へ連れてゆくの 誰でもなくなる、その前に君と 何か約束を、すれば良かったね かげろう揺れた白昼夢 君の香りが漂って 振り向いたら答え合わせ 昨日にはもう戻れないよ 悲しい嘘をついてたって 満ちてる事が怖くって ざわめいていた夕暮れと ねえ、同じ色になるよ 遠いものは奇麗 |
静脈Plastic Tree | Plastic Tree | 有村竜太朗 | 長谷川正 | Plastic Tree | なまぬるい夢 静かに騒ぐ記憶 青く 青く 君が流れて 滲んでいけば いつのまにか微睡み こゝろ、行方不明――――。 くしゃみをして気づいた 冬はまだ長引くみたい 白い息を吐き出せば胸のモヤモヤも消えたらなぁ 心変わりは 空の色まで変えてしまうから 感傷さえもいよよ 虫の息 チグハグな口笛で 知らない愛を受信していく 戯れ言も洗礼めいて響いたなら 目眩の渦で瞳孔反射 悲しみと光の中でなにを思う? なまぬるい夢 静かに騒ぐ記憶 青く 青く 君が流れて 廻ってくのは 鮮やかでも幻 触れてみたら 覚めるだけ 冷めるだけ 醒めるだけ いつも――――。 来る明日を望むから 燃え残りの想い棄てた 燃えないゴミが集まれば海にキラキラと夢の島 切り刻んでた運命線の五線譜で 僕らはただの音符になる いつか躯も過去も未来も 宇宙ごと全部なくなりそうだから なまぬるい夢 静かに騒ぐ記憶 青く 青く 君が流れて 廻ってるのは 手放してく幻 届かない 胸の奥のほう 慣れてく嘘で 色とりどりに記録 あれもこれも君に混ざって 濁ってくから いつかどれも瞞し 辿れなくて 覚めるだけ 冷めるだけ 醒めるだけ いつも――――。 |
水彩Plastic Tree | Plastic Tree | 長谷川正 | 長谷川正 | Plastic Tree | 語呂だけ合わせてこころの隙間を埋めたいな 思考のループで羊はとっくに沈黙 淋しいだなんて錯覚何だか起こしそう 君なら絶対笑うよ 時計の針エコーかかり 響いた音遠ざかった 祈るように泳いだ視線 夜明けと君は遠くて 細い線描く未来 君の持つパレットで 彩ってくれたなら もう何も欲しくない 細い線絡む未来 僕をまだ離さずに 繋いでる蜘蛛の糸 キラキラと月夜に輝いて 明日の午後にはマーブル色したバスに乗り 遠くの街まで映画を観に行くつもりさ 泣きたくなったり何度も笑いをこらえたり 君なら絶対好きだよ 軋む振り子止まりそうに 揺れてる影見失った 祈るように泳いだ視線 夜明けと君は遠くて 細い線描く未来 君の持つパレットで 彩ってくれたなら もう何も欲しくない 次に待つ世界でも 君にまた出会えたら 辿ってく蜘蛛の糸 キラキラと月夜に輝いて 細い線描く未来 君の持つパレットで 彩ってくれたなら もう何も欲しくない 細い線絡む未来 僕をまだ離さずに 繋いでる蜘蛛の糸 キラキラと月夜に輝いて |
スウィング・ノワールPlastic Tree | Plastic Tree | 長谷川正 | 長谷川正 | Plastic Tree | 馴れ合って寄り添って重なって早送り 散らかって戸惑って痛がって巻き戻し 回る記憶はもう ひどく劣化して かすかに聴こえる声 悲しむのは何故? 夢うつつ五線譜で 踊れば心はケセラセラ 永遠と一秒を 行ったり来たりのオペレッタ 逆らって絡まって怖がって一時停止 欲しがって失って嘲ってまた再生 見えないものなんてすぐ どうせ飽きるのに 溺れてゆくばかり 繰り返すのは何故? 夢うつつ五線譜で 踊れば心はケセラセラ 永遠と一秒を 行ったり来たりのオペレッタ ほら茶色の小瓶開けて 眼を閉じればあなたと揺れる 何にも知らないふりで 嘘にほろ酔えば 闇に伸ばした手が 冷たいのは何故? 夢うつつ五線譜で 踊れば心はケセラセラ 永遠と一秒を 行ったり来たりのオペレッタ そっと紅さしたなら 唄えば心はケセラセラ 透明な恋しさに まとわりつかれるオペレッタ ほら茶色の小瓶開けて 眼を閉じればあなたと揺れる |
spookyPlastic Tree | Plastic Tree | 長谷川正 | 長谷川正 | | 嘘を纏ったら 迷う帰り道 君の足音で 星を見失う クリア出来たなら スキルは上昇 目隠し鬼さんこちらへ ほら、 心はいつでもゆらゆら ほら、 ここまでおいでよ、おいでよ 深い理由もなく 静寂は不愉快 火花を散らした 無垢なるチェーンソー 棄てるものなら 両手で自嘲して 鵺の真似をして口笛 ほら、 心はいつでもゆらゆら ほら、 ここまでおいでよ、おいでよ ねぇ、 眩暈でいくつもきらきら どんな、 嘘でもつけるよ、つけるよ |
潜像Plastic Tree | Plastic Tree | 有村竜太朗 | 長谷川正 | Plastic Tree | 暗室の中でしか写らない何か ホログラフィック理論的 恋愛幻想 過ぎ去った瞬間 また耳を横切れば 残酷な楽園で途方に暮れる 黒目の裏に或るレンズ 捉えたイミテーション 煌めく ねぇ 透けてくのは何故? 硝子みたいに色を失って 君が視えない 止まってるだけの世界でどうか 目に映ったまま ずっと 消えないで 消えないで 消えないで 暗薬を潜ったら現れる残像 興ざめな口笛は 饒舌に寡黙 指で作る画角 ピント合わずにメランコリー 滲んで ねぇ 透けてくのが嫌で こんな熱病に 瞼の赤闇 君が揺らぐの 離れてく程に側にいるとか 無いものねだりで こゝろ麻痺してらぁ なんであんなブレてる? どうしてそんなボヤける? じゃあさ ぜんぶ燃やそっか だってどうせ戻らない き れ ぎ れ 赤い糸 さ め ざ め 青い糸 ほら いま 掌が君だらけ (ただいま おかえり おはよう おやすみ ことばとことがら うすれてく) ねぇ 透けてくのは何故? 硝子みたいに色を失って 君が視えない 探した両手が触れたら 割れた 掻き集めるけど 元に戻らず 壊れた刹那で永遠を知るのに 夢が醒めるたび 花は散ってて 記憶じゃ脆くて 頼りないってさ 目に浮かんだまま ずっと 消えないで 消えないで 消えないで 消えないで 消さないで |
センチメントマシーンPlastic Tree | Plastic Tree | 長谷川正 | 長谷川正 | Plastic Tree | 透明な人になれたなら 刷り込まれたりしないかな 窓の外には赤い空 かき鳴らすのは黒いギター 口笛 チグハグに泳ぐ クロール 水の無いプール 放っといてもいいよ きっとただの微熱 無理して強がり 手の付けられない センチメントマシーン 軋んでバラ色の夢を見る 純粋な人になれたなら 深い眠りにつけるかな 色んなものが欠けすぎて 立ちつくすのがやっとさ 瞬き 気まぐれに塞ぐ スピード 追いつけないレンズ まるで幽体離脱 置き去りの退屈 想いに耽って 手の付けられない センチメントマシーン 軋んでバラ色の夢を見る 放っといてもいいよ きっとただの微熱 無理して強がり まるで幽体離脱 置き去りの退屈 想いに耽って もし壊れた僕に 差し伸べられるのが 君の手だったら 祈るように唄う センチメントマシーン 軋んでバラ色の夢を見る |
ゼロPlastic Tree | Plastic Tree | 有村竜太朗 | 長谷川正 | Plastic Tree | 1と1 足したら2 そこから解ってく世界 この距離も地球儀で見りゃ笑える位置 初めっから想いってさ 伝わらないように出来てるの 知ってたよ 消えちゃっても別にいいの それは嘘 なんだかなぁ 苦しそうにキミは笑うよ 鼓動が刻んで 紡ぐ4拍子 キミの心臓にまで僕よ、届け! 哀しみをあげる 微笑みをあげる あたたかな涙と引き換えにしてあげるよ 奏でる、ゼロ――――。 ケモノ道 焼け野原 僕が歩いていたトコ サナトリウム 乾いた血 僕は少し病気です 記憶から漏れてる風 身支度を軽くして もう行かなきゃな 忘れても別にいいの それも嘘 なんでかなぁ 嬉しそうにキミが泣くんだよ 鼓動が刻んで 紡ぐ4拍子 キミの心臓にまで僕よ、届け! 哀しみをあげる 微笑みをあげる あたたかな涙と引き換えにしてあげるよ 奏でる、ゼロ――――。 1と1 足したら2 それしか在り得ない世界 詩と音に組み替えて観たらキミを見つけた 鼓動が刻んで 紡ぐ4拍子 キミの心臓にまで僕よ、届け! 哀しみをあげる 微笑みをあげる あたたかな涙と引き換えにして 足しても引いても 掛けても割っても 何も変わらない魔法があるなら 明日を呪って 明日を夢見て どこかしら似てるような僕らに祝福を、 ゼロ――――。 奏でてく、ゼロ――――。 響いてく、ゼロ――――。 生まれてく、ゼロ――――。 |
ダンスマカブラPlastic Tree | Plastic Tree | 長谷川正 | 長谷川正 | Plastic Tree | ガラクタみたいなベンチに座り込む詩人 重たい灰色背負った地獄の季節 呪いで脱げない靴履き踊るバレリーナ 「退屈しのぎに余興はおひとついかが?」 痺れた爪先が踊ったら バランスを失って瞬きのスピードで 螺旋を描いて落ちてくように 悪趣味な妄想が目を覚まし赤い舌出した 雨音・サイレン・天使はそっと羽ばたき 耳鳴り意識をべったり塗りつぶしたら 流れて来たのは歪んだ古い童唄 カゴから出れずに夜明けの晩に滑る影 痺れた爪先が縺れたら バランスを失って瞬きのスピードで 無限の坂道落ちてくように 悪趣味な妄想が目を覚まし赤い舌出した ガラクタみたいなベンチに座り込む詩人 重たい灰色背負った地獄の季節 呪いで脱げない靴履き踊るバレリーナ 「退屈しのぎに余興はおひとついかが?」 痺れた爪先が踊ったら バランスを失って瞬きのスピードで 螺旋を描いて落ちてくように 悪趣味な妄想が剥き出しになって行く 痺れた爪先が踊ったら |
千葉市、若葉区、6時30分。Plastic Tree | Plastic Tree | 有村竜太朗 | 長谷川正 | Plastic Tree | モノレール 無人駅 自転車の山 立て看板 雨上がり 傘の先 ターミナル ■■■の犬 くわえた缶 小さい歯 つくり笑い ロボトミー 着信音 喋り声 ヘッドホン ジャニス・イアン ヒラヒラ憂鬱は、チカチカして目に グサグサ刺さって ズキズキ痛いなぁ ヒラヒラ憂鬱は、チカチカして目に グサグサ刺さって ズキズキ痛いなぁ 坂の上 住宅街 川の側 歩く僕 帰り道 6時30分 目に眼帯 ものもらい |
てふてふPlastic Tree | Plastic Tree | 長谷川正 | 長谷川正 | Plastic Tree | 夢を繰り返す 深い闇に蝶 諦めるように消え去った君の影 遠く悪戯に 笑う針の月 抜け出す呪文も思い出せなくなる 静けさには 待ち構えた涙 壊れかけた 甘い時間に 欠片を散りばめて くるりくるり 螺旋を描いては 迷い続ける羽音追いかけながら きりりきりり 振り子が軋むような 悲しみをただ憎んだ 黒い種を蒔く どんな花が咲く 知らないふりして嘘をつく僕の声 どうか蝕んで 心を奪って いつか覚めるまで透明な根を張って 無くす事も 戻せもしないなら 絡みついた シーツの底に このまま閉じ込めて くらりくらり 視界が歪むのは 見えないものばかりを追いかけるから はらりはらり 乱れてく水面に 花びらが一つ落ちた くるりくるり 螺旋を描いては 迷い続ける羽音追いかけながら きりりきりり 振り子が軋むような 悲しみをただ憎んだ くらりくらり 視界が歪むのは 見えないものばかりを追いかけるから はらりはらり 乱れてく水面に 花びらが一つ落ちた くるりくるり 螺旋を描いては 迷い続ける羽音追いかけながら きりりきりり 振り子が軋むような 悲しみをただ憎んだ 悲しみをただ―――――。 |
灯火Plastic Tree | Plastic Tree | 長谷川正 | 長谷川正 | Plastic Tree | 覚めた夢はからっぽ 君の影さえ見えない 手放した温もりが 青い鳥になったら ひとつしかないものを捜す なのにいつも心ひとり なだめるようについた嘘は わずかな灯火 逃げ出せない哀しみなら どこまでも側にいるよ 巡る星いつか僕ら 繋がったまま沈んでいけたらな 語りかけるさだめは 僕の声さえ知らず 居場所を間違えてる それが答えだったら 伸ばす指は闇に泳ぎ 誓う明日も錆ついてく 失くすために出会う世界 気づけばまぼろし 想い出に傷つくのは あやまちが絡まるから 笑う君その安らぎ よぎる刹那耳をかすめたハレルヤ ひとつしかないものを捜す なのにいつも心ひとり 他に何もいらなかった 願いはここにあったの? 逃げ出せない哀しみなら どこまでも側にいるよ 巡る星いつか僕ら 泡になって忘れてゆくの 想い出に傷つくのは あやまちが絡まるから 笑う君その安らぎ よぎる刹那耳をかすめたハレルヤ |
瞳孔Plastic Tree | Plastic Tree | 有村竜太朗 | 長谷川正 | Plastic Tree | 時間 夢現 眠れなくって朝をただ待ってんの 秘密 呪文 憂いすら微笑みにして ケセラセラ 日々 割れ 笑う 名もない感情の向かうその先は? からっぽの運命論 信じているその理由(ワケ)は? 偽りの両翼で飛んだら 未来 予測 不明 揺蕩うように戯れたくて また目を瞑った 触れない夢に瞳孔が開く 瞬きのちいさな闇に君が ゆらめいてきらめいて いつだって嗚呼 映るけど 瞞 論理(ロジック) 模倣 字詰めて見つめて探す自分を指す言葉 ごらん 外 賑やかな孤独のパレードがきれい 曖昧な存在じゃ否って 泣く 喚く 騒ぐ 饒舌な情熱に飽きて 無言劇の始まり 鈍色な夢が網膜に残る 花降りかかるお終いがきたら 永遠も一瞬も 舞い散って嗚呼 ぐるぐると目眩は螺旋 懺悔日和な晴天にどんな歌が似合うでしょう 繰り返す夢は輪唱 さよならは罅いて残響(エコー) 夜みたいな眼の奥で何を視てる? 表と裏の間 射した光 遮って彷徨って 手を伸ばしても 此れもまた 幻 触れない夢に瞳孔が開く 瞬きのちいさな闇に君が ゆらめいて きらめいて いつだって嗚呼 映り込む 瞞 |
内臓マイクPlastic Tree | Plastic Tree | 有村竜太朗 | 長谷川正 | Plastic Tree・増渕東 | ゆらぐ視界 刻んだのは散らかるプリズム 透明に突き刺さって 心に穴開いた 感傷はレンタルで 気に入れば延滞で 耳のなか齧ってくんだ にぎやかな孤独 ぶれる視界 回ったのは散らばるカレイド 殺伐と笑い声 バラ線をくぐって 感傷は燃えるゴミ きれいに灰になった 不感症のくせに 「愛して。」ってもがいて 恋愛 色事 戯事 残骸 置き去り つよがり 好き嫌い ロジック 残酷 切り足す運命線 内臓マイクの絶叫で 絡んだテープのSOS 泣いて笑って狂っても たぶん気まぐれ 悲しみ回路は劣化して パニくりそうだよSOS 感情解析不能でただ、歪んで―――――。 現実 こわがり いたがり 幻覚 つながり 歯ぎしり 憂鬱 ウィルス 野放し 併発 高熱 不整脈 スモッグ 曇り空 天使 失速 落下して墜落 問いかけ 沈黙 応答ナシ 鉄クズ ビルの墓標 内臓マイクの絶叫で 絡んだテープのSOS 泣いて笑って狂っても たぶん気まぐれ 悲しみ回路は劣化して パニくりそうだよSOS 感情解析不能でただ、歪んで―――――。 内臓マイクの爆音で ちぎれるテープのSOS がなってわめいて叫んでは またすがって 悲しみ回路の暴走で 蒸涙反応SOS 感情解体不能でただ、歪んで―――――。 |
ナショナルキッドPlastic Tree | Plastic Tree | 有村竜太朗 | 長谷川正 | 亀田誠治・プラスティックトゥリー | 遥かなる上空で人工衛星が僕を見つけ笑った。笑った。 永遠に僕といて! 核シェルターでパンと水と愛をあげるよ。あげるよ。 時間たっても忘れちゃっても保存しとかなきゃ。 バカ笑いも涙声も君じゃなきゃ嫌だ! オゾン層が壊れた空。きれいだから、 2人だけで冷蔵庫に入ろう。 「コンニチワ~サヨウナラ。」 確信がつけないままメール送った。送った。 日本製少年の伝書鳩は目をまわして堕ちて、途絶えた。途絶えた。 時間たったら忘れちゃったら取りださなくちゃね。 無理してても無視している僕なんかじゃ嫌だ! 水没して沈んじゃっても別にいいんじゃない? 2人だけで冷蔵庫の中で。 時間たっても忘れちゃっても大事にしなきゃね。 どこに行っても、ここに居ても、2人じゃなきゃ嫌だ! オゾン層が壊れた空。青ざめてく。 2人だけで冷蔵庫に入ろう――――。 |
名前のない花Plastic Tree | Plastic Tree | 有村竜太朗 | 長谷川正 | Plastic Tree | 鉄で出来た凹凸の街でずっと見慣れた夢も枯れそう 交差点はこもれ陽でゆらいだ 途方にくれて見失う道 サヨナラをたくさん思い出して ふいに浮かぶメロディー とても輝いて見える空を錆びたブランコこいで仰ぐ 流れてく雲はなんか叙情的 隙間の青をずっと眺めた 舞いあがって想いも投げたら 憂い消えた 風が変わって 冷たい季節の予感で グルグル回る 切ない心飛ばされて 漂いながら 君にまで届けばいいな 僕だけの花 季節はずれに咲いたらいいな 未来まで透けるような、寒い空―――――。 言葉つむいで作る希望 明日を手さぐりでまた探す 色つけずに世界を描いた 君を書く絵の具だけ残してさ 出来たらすぐ見せに行かなくちゃ 褪せる前に 風が変わって 冷たい季節の匂いで キラキラしてる 素直な心気づいたよ ただ揺れながら 君の前で笑ってたいな 名前のない花 季節はずれに咲いたらいいな 未来まで抜けるような、寒い空――――――。 風が変わって 冷たい季節の予感で グルグル回る 切ない心飛ばされて 漂いながら 君にまで届けばいいな 僕だけの花 季節はずれに咲いたらいいな ただ揺れながら 君の前で笑ってたいな 名前のない花 季節はずれに咲いたらいいな 未来まで透けるような、寒い空――――――。 |
眠れる森Plastic Tree | Plastic Tree | 有村竜太朗 | 長谷川正 | 明石昌夫・Plastic Tree | 眠れる森―――――。 夜をめくり、向かった。 胸の鼓動は変拍子を刻む。 優しい顔、君は笑うばかりで。 それはペルソナ。剥がれたら歪む。 暗闇、どこまでも君の事想うよ。 瞼の裏側で逃げていくのは何故。 何度でも追いかけて、迷って眠れる森。 こんなにもざわめいて心の枝が騒ぐ。 もう誰も触れない夢がほら、ひらいたら 僕の夜の中をうろついてる影は君だろ? 「忘れないで。」って僕はただ唄って、 「忘れたいの。」って君はただ踊る。 眠れる森―――――。 黒い霧、隠した。 二人はずっと目覚めないまま。 きれいな傷跡を僕にだけ見せてよ。 君の心の中、棲んでいるモノは何? 何度でも呼んでいて、探した眠れる森。 あんなにもゆらめいて笑って君が騒ぐ。 もう二度と戻れない夢がほら、ひらいたら 僕の夜の中をうろついてる影は君だろ? 何度でも追いかけて、迷って眠れる森。 こんなにもざわめいて心の枝が騒ぐ。 もう誰も触れない夢がほら、ひらいたら 僕の夜の中をうろついてる影。 何度でも呼んでいて、探した眠れる森。 あんなにもゆらめいて笑って君が騒ぐ。 もうきっと帰れない夢の幕ひらいたら 僕の夜の中をうろついてる影は君なんだ。 君なんだ。 君なんだ。 君なんだ。 君なんだ。 |
念力Plastic Tree | Plastic Tree | 有村竜太朗 | 長谷川正 | Plastic Tree | 在らざる何を 信じるつもり? 暗示にかけて まやかし見せて 禁じ手使って 繋いでく配線 いいかげんな論理 組み立ててロンリー 漂白したら こゝろだってきれいねぇ 今度はなんかさ 違ったものに なれるかなぁ ぐらぐら 目眩のような おかしな夢を覗けば 鮮やかすぎて僕だけ 透けそう 消えそう ぐるぐる 念力めいた 言葉で世界を説けば 触れないままの君へ 意識が届くかな? あなたは異常です だがそれがおいしい 勘違いも一種 生きていく才能 出所不明の イメージを共有 一斉に着信 耳鳴りがループ 人間なんだし 繊細ぶるのもいいねぇ 感が鈍っても 考える葦で いれたらなぁ ふらふら 目隠ししたら おかしな夢さえ残像 何を失くしてしまったの? 嘆いたら 共鳴 ぎらぎら 念力送信 瞼の紗幕を引いて 呼び出したけど君だけ 鏡の向こう側 アザムケ ハナムケ カオムケ フリムケバ アレダレ? カゲダケ ユレル ニゲル オイテケボリ ぐらぐら 目眩のような おかしな夢を覗けば 鮮やかすぎて僕だけ 透けそう 消えそう ぐるぐる 念力めいた 言葉で世界を宙返り 出逢えてないのに君へ 意識が届くかな? そこまで届いたらなぁ そばまで届いたらなぁ そのまま届いたらなぁ そしたらわかるかなぁ |
ハシエンダPlastic Tree | Plastic Tree | 長谷川正 | 長谷川正 | Plastic Tree | ふらつく迷子の心臓 暗い予感はおしゃべり 震えが止まないスピーカー 跳ね出したリズム 結んで開いてちぎって 運命忘れてしまおう いつかはどうせおしまい 無邪気に笑って 必要なのは水と空気と 電気仕掛けで騒ぐ世界 消せない憂いはそっと籠の中 見えない心は黒いグラデーション 解けない魔法かかったつま先は 覚めない夢の途中で踊ります ゆらゆら ゆらゆら 一息煙草ふかせば 薫った夜は空っぽ 青く染まったまやかし 楽園の秘密 不可解なのは嘘と誓いと 時計仕掛けで刻む世界 枯れない花は光を求めずに 褪せない色に焦がれるノンフィクション 待てない奇跡に声を奪われて 知らない夢の途中で踊ります ゆらゆら ゆらゆら 消せない憂いはそっと籠の中 見えない心は黒いグラデーション 解けない魔法かかったつま先は 覚めない夢の途中で踊ります ゆらゆら ゆらゆら ふらふら ふらふら |
針槐Plastic Tree | Plastic Tree | 有村竜太朗 | 長谷川正 | Plastic Tree | ピストルが欲しい 毒薬が欲しい 心の湖 広がる輪 広がる輪 見捨てられた景色 誰か探すけど 世界中が僕でいっぱいだいっぱいだ そう ハリエンジュの棘 触れるたび刺さって 傷を舐めあえば 夜は叙情してく ハリエンジュの棘 触れるたび痛くて 舌を出しあえば 夜は叙情してく 押し殺してなきゃ ゴミみたいな感情 心の湖 ひきかえす ひきかえす あれは何て歌? 君は何て言った? 最後に知りたくて 聞きかえす 聞きかえす そう ハリエンジュの棘 触れるたび刺さって 傷を舐めあえば 夜は叙情してく ハリエンジュの棘 触れるたび痛くて 舌を出しあえば 夜は叙情してく ピストルが欲しい 毒薬が欲しい 心の湖 透きとおって 透きとおって 呼んでいるように 手を振りサヨナラ 契りあいで僕を 引き裂いて 引き裂いて そう ハリエンジュの棘 触れるたび刺さって 傷を舐めあえば 夜は叙情してく ハリエンジュの棘 触れるたび痛くて 舌を出しあえば 夜は叙情してく もう抜けないや 抜けないや 抜けないや 抜けないや |
バルーンPlastic Tree | Plastic Tree | 長谷川正 | 長谷川正 | Plastic Tree | 想いを残す明け方の月 どこか似た僕は籠の中 ねじまき鳥の遊覧飛行 追いかけるように飛べたらな 夢なら何故か幾つも見れる 何処にでも君に会いに行く コバルト色の水彩絵の具 溶け出した涙溺れそう 季節は心さえも作り替えてしまったけど 片隅にたった一つ恋しさだけが残ってた 忘れる事も無く想い出も無く 今の全てでいられたなら きっとそこには答えがあるの? 途切れ途切れに問いかけてた 頼りないのは心の扉 開けるたび軋む蝶番 遠くの街に灯った明かり 他に行く場所も見当たらない 綺麗な言葉だけを飾り付けた日々は終わって 悲しみはいつの間にか隣り合わせに座ってた 忘れる事も無く想い出も無く 今の全てでいられたなら きっとそこには答えがあるの? 途切れ途切れに問いかけてた 僕が一つ 君が一つ 握りしめた願いがもし 同じ景色 望んでたら もっと遠くまで行けたのに 季節は心さえも作り替えてしまったけど 片隅にたった一つ恋しさだけが残ってた 叶うなら君の側で朽ちて行けたら良かったけど 嘘になるなら 嘘になるなら 光は消えてしまうから 忘れる事も無く想い出も無く 今の全てでいられたなら きっとそこには答えがあるの? 途切れ途切れに問いかけてた 僕の手のひら放す願いを 雲の上まで浮かべた空 君も何処かで見てたらいいな 細い三日月浮かんだ空 |
バンビPlastic Tree | Plastic Tree | 有村竜太朗 | 長谷川正 | Plastic Tree | いまだに幻想進行系 知恵の輪ずっと外れないや 願望全部を空想ノートに描いたら ゼンマイ仕掛けの感情で涙の準備ができました 現実逃避のエンディングばっか作るよ 淡い甘い記憶で僕は 案外、悲しいだけじゃないかもね それはとてもまぶしい日々で いつまでも覚めなければいいのにな 東京地下鉄(メトロ)で深海を漂流している最中です 放心しちゃえば存在意義さえ希薄だ 人魚との恋も水の泡 孤独に揺らげば水中花 『永遠なんて』と印象的に笑ったっけ 淡い甘い記憶で僕は 案外、悲しいだけじゃないかもね それはとてもまぶしい日々で いつまでも覚めなければいいのにな なんでも欲しがっては 足りないものだらけだ 遠回りしてばっかで まだ探せないんだけど 大事なこともあってさ 信じてみてもいっかな やるべき意味を それらの価値を 僕としてく 淡い甘い記憶で僕は 案外、悲しいだけじゃないかもね それはとてもまぶしい日々で いつまでも嬉しい いつもいちばん言いたいことは 胸がつまり上手く言えないよ どんなこともしてあげれたら いつかはさ 見つけれたらいいのにね |
パイドパイパーPlastic Tree | Plastic Tree | 長谷川正 | 長谷川正 | Plastic Tree | 紫の夜の果て 響きだす銀の笛 今すぐに望むなら その目を覚ましてあげる 夢ばかり見ていても また思い出してしまう 場違いな悲しみや 逃げ出した光だとか 空っぽになってる時間に 戻れない心が 迷ってたループに気付いて ほら、泣き出した 蒼い月の雫が 溶けた闇夜に唄う 踊るグレーの影 浮かべたマイナーキー 鍵を開けた窓には まるで見た事も無い 誘うように舞った 透明な花びら その手を伸ばしたら 引き寄せてしまうけど さよなら零れ出す まばたきが邪魔をする ほろぼせない罪だって 残るのは甘い匂い 僕はただ楽しげな 君の声を知りたかった 曇ってしまってる予感を 映し出す心に 触ったらルールに背いて ほら、痛み出す 蒼い月の雫が 溶けた闇夜に唄う 踊るグレーの影 浮かべたマイナーキー 鍵を開けた窓には まるで見た事も無い 誘うように舞った 透明な花びら その手を伸ばしたら 引き寄せてしまうけど さよなら零れ出す まばたきが邪魔をする 蒼い月の雫が 溶けた闇夜に唄う 踊るグレーの影 浮かべたマイナーキー 鍵を開けた窓には まるで見た事も無い 誘うように舞った 透明な花びら その手を伸ばしたら 引き寄せてしまうけど さよなら零れ出す まばたきが邪魔をする 霧のようなエコー 君に降り注ぐ雨 素足で歩いたら 忘れるだけの僕ら |
秘密のカーニバルPlastic Tree | Plastic Tree | 長谷川正 | 長谷川正 | NARASAKI・プラスティックトゥリー | 言い忘れてたんだ 明け方夢の中 毛皮に着替えたら 早く迎えに来てマリー ドアを蹴飛ばしてハミング 可笑しくて 僕はただケラケラ 連れて行って 秘密のカーニバル そこはきっと 月よりも遠い場所 「淋しく明けて行く 東京の空が 好きな君はきっと 天国にも行けるはず。」 冷めた紅茶は囁いた 可笑しくて 僕はただケラケラ 連れて行って 秘密のカーニバル そこはきっと 月よりも遠い場所 捜しているけれど それが何かさえ 見つからないから 早く出掛けなくちゃマリー 嘘で誤魔化すみたいな くだらない話はもう終わり 連れて行って 秘密のカーニバル そこはきっと 月よりも遠い場所 捜しものが もしも解ったなら いつか君に 教えてあげるよ 教えてあげるよ 教えてあげるよ |
floatPlastic Tree | Plastic Tree | 佐藤ケンケン | 長谷川正 | Plastic Tree | やわらかい波の中で 隠れるように溶けてった 透き通ってく陽射しは 水の底に沈んで 滲んだ僕の視界で 揺蕩うように映した 終わらない悲しみ そっと残す影は連なって 翳んだ夢の途中は 泣いてたような気がして まだ続いている痛みが それを教えてくれたんだ 変わらないものと変わっていくこと 気づいてられたら 戻らない想いにさえ ずっと僕でいれたかな? 消 えな くて 消え なくて 繰 り 返し 色褪せて く 苦しく て切 なくて忘れ てし まいそうで 悲しそうな空見上げては 何度も伸ばした 手を 振って 振って 振って 吹いた 透明な風 寂しそうに憂う僕の眼に 何度も過った日々 触れて 触れて 触れて 不意に 見える薄明 眩しい憧憬の午後 光のカーテン包んで 漂う今を ずっと 僕はただ眺めてた 見え なく て見えな くて 繰 り返し 遠ざか ってく 願 っても 想って も 置き去 りに しながら 悲しそうな空見上げては 何度も伸ばした 手を 振って 振って 振って 吹いた 鈍色の風 楽しそうに笑う君が 眼に何度も浮かんだなら 触れて 触れて 触れたい 触れないままで 独り 眩しい憧憬の午後 光のカーテン包んで 漂う今を ずっと 僕はただ眺めてた 優しい倒影の跡 光の絨毯揺らいで 漂う今もずっと 君に はもう 届か な い |
ヘイト・レッド、ディップ・イットPlastic Tree | Plastic Tree | 長谷川正 | 長谷川正 | Plastic Tree・増渕東 | 汚すのは誰? 声を殺して 伸びすぎた爪 噛んで吐き出す こぼれたインク 溺れる祈り 不吉な月の 罠は底なし もっと深く追って そっと手を掴んで 凍えた胸 溶かして きっと笑ったって ずっと空っぽで ここにいるよ 見つけて ハロー、ハロー、ハロー 嘘つきは誰? 軋む暗号 動く唇 毒には毒を もっと深く追って そっと手を掴んで 凍えた胸 溶かして きっと笑ったって ずっと空っぽで ここにいるよ 見つけて ハロー、ハロー、ハロー もっと深く追って そっと手を掴んで 凍えた胸 溶かして きっと笑ったって ずっと空っぽで ここにいるよ 見つけて もっと深く追って 今の僕は何色? きっと笑ったって 滲む僕を見つけて ハロー、ハロー、ハロー |
hate red, dip it(loudest sound edition)Plastic Tree | Plastic Tree | 長谷川正 | 長谷川正 | | 汚すのは誰? 声を殺して 伸びすぎた爪 噛んで吐き出す こぼれたインク 溺れる祈り 不吉な月の 罠は底なし もっと深く追って そっと手を掴んで 凍えた胸 溶かして きっと笑ったって ずっと空っぽで ここにいるよ 見つけて ハロー、ハロー、ハロー。 嘘つきは誰? 軋む暗号 動く唇 毒には毒を もっと深く追って そっと手を掴んで 凍えた胸 溶かして きっと笑ったって ずっと空っぽで ここにいるよ 見つけて ハロー、ハロー、ハロー。 もっと深く追って そっと手を掴んで 凍えた胸 溶かして きっと笑ったって ずっと空っぽで ここにいるよ 見つけて もっと深く追って 今の僕は何色? きっと笑ったって 滲む僕を見つけて ハロー、ハロー、ハロー。 |
ペットショップPlastic Tree | Plastic Tree | 有村竜太朗 | 長谷川正 | Plastic Tree | 死にたがりのハムスターがペットショップで回ってる。 ねばりつく熱帯魚の感覚。 風船乗りにでもなりたい。 いっぱいの虫の卵でこんなに頭がふくれるんだ、破裂しそう。 全部、バクテリアの世界。 本当は僕らのものじゃない。 だから何も感じないや、別に。別に。別に。 電線の上、綱わたり。合唱部は悲しい唄。 イワンのバカは落下してった。 誰もいない市営プール。非常階段にはふたり。 抱きあっても混じる事はない液体。 全部、バクテリアの世界。 本当は僕らのものじゃない。 だから何も感じないや、別に。別に。別に。 どうか僕に武器をください。 駄目なら薬でもかまわない。 間違い探しはもう、おしまい。おしまい。おしまい。 全部、バクテリアの世界。 本当は僕らのものじゃない。 だから何も感じないや、別に。 暗がり―――。 閉まったペットショップでハムスターは回り続けてる。 「カラカラ……」 千回、二千回、三千回、何千回? 死んだ。 |
Paper planePlastic Tree | Plastic Tree | 長谷川正 | 長谷川正 | Plastic Tree | 巡る空に慣れるように 寂しさから指を解いた 形もない心寄せた 願い事目を逸らしながら ネジを捲けば 止めたままの 針が動くよ 滲み出した 午後の陽射し かすかに響いてカノン 思い出せるものは全て 許される光になるから もしそれを未来って呼べば 君も僕も明日にだって着けそう 空の向こう 白い嘘は遠い場所で 雨を降らす雲になった 胸を抉ったり包み込んだり 果てもない日々流れながら 囁くのは 低く飛んだ 紙飛行機で 終わりを見る その時まで 音速に近づいてく いつか君と解り合える そんな幻に焦がれたら 何一つ残らなくても 僕の側で花は揺れる 思い出せるものは全て 許される光になるから もしそれを未来って呼べば 君も僕も明日にだって着けそう 空の向こう 飾りつけない言葉一つで また誰かが泣いたり笑ったり そんな景色を信じられたら まどろみを抜けてみよう ネジを捲けば 止めたままの 針が動くよ 滲み出した 午後の陽射し かすかに響いてカノン いつか君と解り合える そんな幻に焦がれたら 何一つ残らなくても 僕の側で花は揺れる 思い出せるものは全て 許される光になるから もしそれを未来って呼べば 君も僕も明日にだって着けそう 空の向こう |
本日は晴天なりPlastic Tree | Plastic Tree | ナカヤマアキラ | 長谷川正 | Plastic Tree | ここで見てる そこで見てる物語巡っている 今とは言わないけれど いつか描く事だけ出来るように 欠けたピック 適当に持って無造作に歪んでいく 爪が割れていくのがリアル 午後にでも出かけてみようか 切り刻むように 切り刻むように少しずつ色褪せて 思い出す度 思い出す度美しく彩るよ freedom freedom egotist ラット踏み付けディレイ噛ます 繰り返す恐怖のエコー 孤独と言うか? そう言う君の不条理と何が違うんだ? 切り刻むように 切り刻むように少しずつ色褪せて 思い出す度 思い出す度美しく彩るよ freedom freedom egotist わかってるのに わかってるのに少しずつ色褪せて 思い出す程 思い出す程美しい嘘になる こんな思い出 そんな想いで色褪せずいてほしい freedom freedom egotist ここで見てた そこで見てた物語とぎれてる 今日は塞ぎ込んで またすぐに少しずつ描いてみよう |
マイムPlastic Tree | Plastic Tree | 有村竜太朗 | 長谷川正 | Plastic Tree | 夜に問う 答えなし 空欄の言葉埋まらず 追憶は刹那放つ お揃いだといいけど 好き 嫌い まばたきの数増えた目に 月の光 さりさり 刺さり やけに煩いから瞼の幕を下ろす 花をつけて 花を散らして 視えないもの演じて僕ら どれもすべて 戯れ言で夢 マイム マイム マイム もう秘密 触れちゃ駄目 結末すら忘れました あやとりは絡まるだけ もう解くのは無理でしょ? 理論 模倣 自作自演の果てに なに 自問自答してるの? それ 歌にしても不純 金糸雀 幕を引く 花をつけて 花を散らして 視えないもの演じて僕ら どれもすべて 戯れ言で夢 マイム マイム マイム 吐息咲いて こゝろは閉じて 嘘つきの掌が舞う どうせ褪せる色事なのに 奇麗 奇麗 奇麗 夜に恋う 応答願う 空白が静かに騒ぐ 朱頂蘭 毒が廻る 観客は居なくなる 花をつけて 花を散らして 視えないもの演じて僕ら どれもすべて 戯れ言で夢 マイム マイム マイム 記憶だけが瞬くばかり 密やかに滅んで僕ら だから今日は おやすみなさい ネムル ネムル ネムル イナフ イナフ イナフ マイム マイム マイム ふらふら うれしく はらはら かなしく ひらひら おかしく ぐらぐら なせかい |
真っ赤な糸Plastic Tree | Plastic Tree | 有村竜太朗 | 長谷川正 | 明石昌夫 | 硝子の空に台風が来てるってさ すごい風だろ それだけでほら、笑う理由になる二人だよ 光まみれでもう見えなくなった 目を閉じたらこぼれてくコレは何? さよなら ああ あなたが好きで絡めた想い 真っ赤な糸 ほどけて ああ 魔法が解けた 僕は独りで歩いていけるかな? 硝子の空は割れた 止まっていた世界 動きはじめた 僕ら以外は全部、吹き飛べってはしゃぐんだ 話したい事がたくさんあった 生まれ変わるなら君になりたいな さよなら ああ 会えなくなるね 結んだ想い 真っ赤な糸 ゆびきり ああ やさしい嘘に騙されながらいれたらいい うわごと ああ 名前を呼んだ 呪文みたいに繰り返した 忘れない ああ あなたの声も いろんな顔も 紡いだ心も さよなら ああ あなたが好きで絡めた想い 真っ赤な糸 ほどけて ああ 魔法が解けた 僕は独りで歩いていく さよなら ああ 会えなくなるね 結んだ想い 真っ赤な糸 ゆびきり ああ やさしい嘘に騙されながらいれたらいい さよなら ああ さよなら ああ |
まひるの月Plastic Tree | Plastic Tree | 有村竜太朗 | 長谷川正 | Plastic Tree | みんなキラキラして 嘘に見えて不安だから 7月の高すぎる青い空は嫌いなんだ 雨の後に濡れた細い道で 忘れられた薄い透明なビニール傘 僕みたいに風で飛んだ ずっと繰り返す 脆弱なうたごえの 蝉の声で狂いそうだ (うるさくてたまらない!) まひるに出る 細く長い三日月の切っ先が 針のように静かにそっと僕に刺さってた 胸が痛くなりだして 息が出来なくなるから 酸素が足らない僕は 泣きながら喘いで 胸が痛くなりだして 息が出来なくなるから 酸素が足らない僕は 泣きながら喘ぎ続けていた 水槽で泳ぐ金魚 (さっきからあおむけで ういてみたり、しずんだりして、 まるでぼくのまね?) まひるに出る 細く長い三日月の切っ先が 針のように静かにそっと僕に刺さってた 胸が痛くなりだして 息ができなくなるから 酸素が足らない僕は 泣きながら喘いで むねがいたくなりだして いきができなくなるから さんそがたらないぼくは なきながらあえいで そしてめをとじた |
みらいいろPlastic Tree | Plastic Tree | 有村竜太朗 | 長谷川正 | Plastic Tree | 果てなき世界ならば この胸には証しを 同じ涙濡れたら 僕ら笑いあおう 解き放ってった現実で 刻む鼓動にフレーズを 共鳴してく心に 音をたてて咲く 名前のない花 おそろいの居場所 僕ら見つける 夢みるように目覚めて 未来までって伸ばした手 つかむ はなす くりかえし探して 思いついてく色で 暗闇だってぬり変えながら きおく きずな きぼうと重ねたら みらいいろ ずっと僕らは描いてく 凹凸の鉄の街 寂しさにつまずいて 痛くないふりをして デタラメに笑う そんなロンリネスな論理なんて 全否定で一歩踏み出すよ 透明めいた心に 憧れて揺れる 壊れそうな花 ツギハギの願い 僕ら捧げて 涙がいつか渇くほど 速く回ってメリーゴーラウンド 遊ぼう 遊ぼう 光まみれになる 思い巡ってく色に 愁しみだって消えていくから きせつ きせき きれいに写してく みらいいろ 望んだのはどんなイメージ? 明日に呼ばれてく 砂時計のルール ひとつ ひとつ 零れていく 忘れてしまうこと 失してしまうもの いくつ いくつ あるの? 夢みるように目覚めて 未来までって伸ばした手 つかむ はなす くりかえし探して 涙がいつか渇くほど 速く回ってメリーゴーラウンド 遊ぼう 遊ぼう 光まみれになる 思いついてく色で 暗闇だってぬり変えながら きおく きずな きぼうと重ねたら みらいいろ ずっと僕らは描いてく きらめきを確かめて描いてく |
メルトPlastic Tree | Plastic Tree | 長谷川正 | 長谷川正 | Plastic Tree | 目隠しの君に 風を薫らせて ゆるいスピードで 春がさらってく 黙り込む僕は 息を止めたまま 釘付けにされた 揺れる影法師 つぎはぎだらけの 思い出がちぎれ 銀色の道で 過去に帰ってく ため息を一つ 深くついたなら 絞り出す言葉 「これは誰の夢?」 見上げたら色の無い空 胸が溶け出してく水蒸気 もし君が奪われたなら それで 夢も 終わり 甘くて奇麗で 虚ろで退屈 去りゆく季節に お別れの花を 僕は何一つ 君を救えずに 絞り出す言葉 「これは誰の夢?」 見上げたら色の無い空 胸が溶け出してく水蒸気 もし君が奪われたなら それで 夢も 終わり 見上げたら色の無い空 胸が溶け出してく水蒸気 もし君が奪われたなら それで 夢も 終わり 見上げたら色の無い空 胸が溶けて溶けてゆくから ただ涙ひと雫さえ 流せなくて 終わり ネガな感傷に 色彩は不要 絞り出す言葉 「これは誰の夢?」 |
ライムライトPlastic Tree | Plastic Tree | 長谷川正 | 長谷川正 | Plastic Tree | 歪な夢ばかり転がった部屋 聴こえ出した唄に酔えば 過ぎてく時はただ懐かしいだけ 隠れてた孤独が軋む 迷えば夜は優しく 手招き帳が降りる 月明かり、突き刺さり ライムライト 照らしたのは 欠けたこころ 回り出す、踊り出す ライムライト 賑やかす星の喝采 いつかは何もかも忘れてしまう そんな筋書きだと知れば 嘘を飾りつけておどける事も 悪くないと笑う僕ら 今だけどこか攫って 願いが錆び付く前に 赤い色、青い色 ライムライト ほらクラクラ 揺れてめまい 君の影、綺麗だね ライムライト 僕から声さえ奪って 月明かり、突き刺さり ライムライト 照らしたのは 欠けたこころ 回り出す、踊り出す ライムライト 賑やかす星の喝采 赤い色、青い色 ライムライト ほらクラクラ 揺れてめまい 君の影、綺麗だね ライムライト 僕から声さえ奪って |
RustyPlastic Tree | Plastic Tree | 有村竜太朗 | 長谷川正 | Plastic Tree | close your life そうやって植えつけるんだね きっと ずっと 苦しまされる close your life 見えてくる「病院」の中 暗くしよう 明かりを消して 嘘の中まで ひどく居心地いい 目眩のような 君の言葉が好き close your life フロアでは動物的な 嫌な 音が 響き始めた 錆びたパイプを ずっと流れてゆく 退屈な午後 僕は追いかけるよ we have something don't hart yourself また零れてく… 長い廊下で…今… くもりだしそう 僕の目の前から 迷い込む僕 何も見えなくなる we have something don't hart yourself また零れてく… 長い廊下で…今… I know how it is 暗い病室 僕 サナギになりそう |
ラストワルツPlastic Tree | Plastic Tree | 有村竜太朗 | 長谷川正 | Plastic Tree・増渕東 | 蒼いインク そんな夜だ フラフラ 月を見てて迷子だよ 闇のどこか 貴方の声 ハラハラ 泣いてるのはなんでなの? 心が星座のように 繋がれるなら 想うよ 一晩中 だから おやすみ 何度でも きれいな夢だけ 貴方に見せてあげる 踊ろうよ 契りあうように 手をとり ラストワルツ 赤いインク そんな涙 ポロポロ 零れ落ちて綺麗だね 夜を裂いて 闇をめくり ユラユラ 何処まででも連れてくよ 点滅 唄ってるよ 銀の星クズ 聴こえる 一晩中 だから おやすみ 何度でも やさしい夢だけ 貴方は見てていいよ 踊ろうよ 千切れないように 手をとり ラストワルツ 何度でも きれいな夢だけ 貴方に見せてあげる 踊ろうよ 契りあうように 手をとり ラストワルツ 何度でも 命を泳いで 貴方に巡りあうから さようなら もう行かなきゃ 手をとり ラストワルツ 手をとり ラストワルツ |
落花Plastic Tree | Plastic Tree | 有村竜太朗 | 長谷川正 | Plastic Tree | 空虚感 適切なの それ 歌にしてみてるの これ 最果てに辿りついたようなグラデーション いま夜明け 何千回こんな感じだっけ? 自己啓発すら笑止 でも今日は いや今日もなんだけど また明日も個の儘で 目の前に選択肢があって 私利私欲な感情で選んで 正しくも間違ってもなくて 過ぎてくの 日々 無下に咲いては 散り落ちし花 風は何処にこゝろ攫うの? 忘れ難きと記憶を追えば 鮮やかな様 僕だけが透ける ふと気づくと 2,3分寝てた ずれてる秒針進む うわのそら 存在なくなって 消えてく感覚 わかる? 結末を忘れてく論理 運命も自己批判も浄化 必要か不必要じゃないか 問いかけて 日々 我を忘れし季節 束の間 風に言の葉 騒いでやまぬ うれしかなしき とめどなきかな 賑やかなまゝ 夢のやうに閉じる なぁ 誰か いつまでも側に居てはくれまいか 然すれば このような愚行だって意味を持つ ねぇ どうぞ好き勝手に踊ってってくださいな もう だけど時間切れ 暗転 がらんどう 無下に咲いては 散り落ちし花 風は何処にこゝろ攫うの? 忘れ難きと記憶を追えば 鮮やかなれど あなたはどなた? 故に触れぬ絵空と知れば さよならいつか 世界へと堕ちる |
理科室Plastic Tree | Plastic Tree | 有村竜太朗 | 長谷川正 | Plastic Tree | 理科室で外を眺めてた。グラウンドは誰もいないや。 僕はただ火をつける真似。灰にする、そっと全部―――。 ゆらいで、ゆらいで、君の笑顔歪んだ。 ちゃんと、ちゃんと、見れなくなるくらい。 なんで、なんで、涙がこぼれるの? 理解はできないけど、 答えなんかいらないから空を仰ぐ。 インチキな言葉と感情はフラスコのなかで混ざった。 擦り減って、失くなってしまうよ。まるで僕、白いチョークだ。 にじんで、にじんで、キラめいて見えるんだ。 不安で、不安で、考えるのも嫌だ。 そして、そして、ボンヤリ思うのはいちばん遠いところ。 それはきっと、 多分きっと、君の心―――。 わかりあう事が愛だって聞いた。それが本当ならみんなひとりぼっち。 ずっと、ずっと。 ゆらいで、ゆらいで、君の笑顔歪んだ。 ちゃんと、ちゃんと、見れなくなるくらい。 なんで、なんで、涙がこぼれるの? 答えなんかいらない! にじんで、にじんで、キラめいて見えるんだ。 不安で、不安で、考えるのも嫌だ。 そして、そして、ボンヤリ思うのはいちばん遠いところ。 それはきっと、 多分きっと、君の心―――。 こんな僕を燃やすだけの火をください。 |
真っ赤な糸 feat. 鏡音レンマチゲリータ | マチゲリータ | 有村竜太郎 | 長谷川正 | | 硝子の空に台風が来てるってさ すごい風だろ それだけでほら、笑う理由になる二人だよ 光まみれでもう見えなくなった 目を閉じたらこぼれてくコレは何? さよなら ああ あなたが好きで絡めた想い 真っ赤な糸 ほどけて ああ 魔法が解けた 僕は独りで歩いていけるかな? 硝子の空は割れた 止まっていた世界 動きはじめた 僕ら以外は全部、吹き飛べってはしゃぐんだ 話したい事がたくさんあった 生まれ変わるなら君になりたいな さよなら ああ 会えなくなるね 結んだ想い 真っ赤な糸 ゆびきり ああ やさしい嘘に騙されながらいれたらいい うわごと ああ 名前を呼んだ 呪文みたいに繰り返した 忘れない ああ あなたの声も いろんな顔も 紡いだ心も さよなら ああ あなたが好きで絡めた想い 真っ赤な糸 ほどけて ああ 魔法が解けた 僕は独りで歩いていく さよなら ああ 会えなくなるね 結んだ想い 真っ赤な糸 ゆびきり ああ 優しい嘘に騙されながらいれたらいい さよなら ああ さよなら ああ |
3月5日。MUCC | MUCC | 有村竜太朗 | 長谷川正 | ミヤ | はじめまして。 苦しくて僕は手紙を書きます。 痛みだけしか感じません。 例えば空に浮かぶ鳥にもその重さだけ 幸せはきっと在るのに。 もし君が僕を見つけ、病んだ草のように ただビラビラ笑ったら、やだな。 それでも、もしも僕を好きになってくれるなら 両手を広げてとべるんだ。 悲しみも寂しさも消えるから 居場所なんかもう、要らない。 僕が出した手紙は届くかな? |