種まく人teto | teto | 小池貞利 | 小池貞利 | | 産まれてすぐオムツを履いて 八イハイしながら積み木を積んだ 少し背が伸び鉛筆を持ち 青春時代にギターを持った 産まれてから沢山の自然と共に歩んだ 仕事をしながら本屋へ通い 部下が出来共にコーヒーを啜る 白髪が増えたら畑の中 移ろいゆく歴史を振り返る せめて未来への種を蒔き、この生涯を終えよう 華やかな花束に暖かく囲まれたな |
超々超絶絶頂絶好最高潮the dadadadys | the dadadadys | 小池貞利 | 小池貞利 | | ご機嫌ななめな老若男女に朗報 上品かつ下品で等身大な香辛料登場 用量、 用法には用心を 強引、 傲慢くらい心得ろ 楽しんだもん楽しめるもんだけのえんじょいろっくんろーる 正体も経歴も何にも関係ない場内 ご対面 殻破りへの招待状 ようこそ桃源郷へ 必要なのは道を選ぶ絶妙な思考回路 イッツショータイム、 キッズもう帰る? 三千里歩こうか 平々凡々な日常に参上 超超々超絶絶頂絶好で最高潮 平々凡々な日常に参上 冥土の土産に手伸ばしていこう Yes!dadys! 喧嘩に恋愛に変態も変化に恐れず限界までをテーマに行こう 偏差値 42 も 37 もなんちゅーか 70 のフリしてアバンチュールかまそう ばっかばかしい嘘ばっかつこう 裸足のアタシも無論、 最高 ばっかばかしい嘘ばっかつこう 待ったなしでも余裕さ、 日常 平々凡々な日常に参上 超超々超絶絶頂絶好で最高潮 平々凡々な日常に参上 メモなんかとらず、 目凝らして見ろ 平々凡々な日常に参上 超超々超絶絶頂絶好で最高潮 平々凡々な日常に参上 冥土の土産に手伸ばしていこう |
燕teto | teto | 小池貞利 | 小池貞利 | | 君がその黒髪を束ねようと ゴムを口に咥えるそんな仕草や 寝ぼけたすっぴんによく似合ってる 少しダサめな銀縁の眼鏡 初めから無かったらこんなに愛おしくはならないのだろう 何処にも出かけられない僕らの何処へだっていける部屋 ダイヤモンドもエメラルドも そうサファイアも どれも似合わない人だって美しいのに ふたりはまだ何も知らないまま 次第に遠ざかっていく 行き場を無くしたあの愛の行方は 誰もが見つけられずにそっと消えていく あなたのそのシャツのシワすらも伸ばさない 面倒くさがり屋で割に変なトコで繊細 大事な書類すらも無くす プライドばっか高い内弁慶 すぐ態度に出す 思ってなくても謝るとこ 初めから知ってたらこんなに愛おしくはならなかったわ でもそれがあなたじゃなければ 待つことも無かったわ 心から優しい人は言い換えれば 人を傷つける言葉を知っているのね ふたりはまだ何も知らないまま 次第に遠ざかっていく 行き場を無くしたあの愛の行方は 誰もが見つけられずにそっと消えていく 園児たちの声がないと不安だし 田んぼ道が続いてないと不安だし 友が近くに居ないと不安だし 変わることが何より不安です それでも小さくとも燕として 羽や爪が惨めに朽ちようとも 人やビルの隙間を掻き分けて いつか春を伝えよう ひとりはまだ何も見つからず あの部屋を思い出している 壊れた鍵や揺れの強いエレベーター 湿った空気 沁みる目 いや全て ひとりはもう何かを見つけて 新たに歩き出している ふたりが並ぶことはもう二度と無い 燕は空を割り 舞う 雨が降る |
手teto | teto | 小池貞利 | 小池貞利 | | 文字通り道草食ったサルビア ぺんぺん草 全然無駄じゃなかったと気づいた今更 気儘な田舎の下校中やその途中貰ったアイス チャイム早く鳴れと願って いつの間に終わってゆく学生 カセットの裏 未だインクの滲まぬ名前に胸が熱くなった 理由無き反抗など迷子と遠くの星に笑われるけど 意味も無い自信だけが根拠 モットー 馬鹿馬鹿しい平坦な日常がいつまでも続いて欲しいのに 理想と現実は揺さぶってくる でもあなたの、あなたの手がいつも温かかったから 目指した明日、明後日もわかってもらえるよう歩くよ 大好きな優しい祖父も夜の冷たさやアルコール、ストレスには勝てない 投げつけられた湯呑み 切った指先より傷む心がここに 「それでもあなたの父親代わりよ」 涙を隠した姉さん あの時よりなにより太陽に恥ないよう 生きたいように息をしてるよ 理由なき反抗など迷子と遠くの月に笑われるけど 意味も無い自信だけが根拠 モットー 馬鹿馬鹿しい平坦な日常がいつまでも続いてほしいのに 理想と現実は揺さぶってくる でもあなたの、あなたの手がいつもあたたかかったから 目指した明日、明後日もわかってもらえるよう歩くよ 知りたい、見たい、未体験な世界 描いた夢はまだ持っていたい 痛い痛いと嘆くのも結局未来に期待したいだけだった まだ見ぬ時代に会いたい 会って直接臆せず触れていきたい あなたの手がそうだったように 辛うじてまだ自由に動くこの手で |
teen ageteto | teto | 小池貞利 | 小池貞利 | | 図書館を越えて横道を抜けてそびえ立った大木が僕に覆い被ったときに いつか並んで自販機で買ったレモネードの味を思い出した 渡す筈の11桁や泣かす筈の寸劇や笑い声や電車の音や 駅南の土管や醜い罪悪感さえも 忘れもしない あの校舎の匂い |
this isteto | teto | 小池貞利 | 小池貞利 | | 完成しても喜べないジグゾーパズルなんかもう捨てて さぁさぁさぁさぁ迎えにいこう窮地で吊るされた自分を XYZで始まる時系列があったって構わないから 全てかき混ぜてスムージーにして飲み干してしまえばそれでいい 知らないし、もう何も見たくない、もう大抵のことに興味はない 針の無い壁掛け時計や紐の無いコンバースが言ってんぞ、おい まぁそれも俺もだし、それじゃないのも俺だからあんまり気にすんなって 好きなものは好き、好きじゃないのもたまに好き そういうもんか 雨に打たれて風に吹かれてこんなことを夜に まいにちまいにちまいにちまいにちまいにちまいにち考えていて 考えていて 勘違いも甚だしかったなんて思うことがありまくって 知らないフリをして生きていくには知ることを知り過ぎた |
溶けた銃口teto | teto | 小池貞利 | 小池貞利 | | 不必要な言葉に耳を塞ぐから必要な 言葉を聞き逃してしまったんだろうな あの夏が過ぎ去ってやっと白くなった吐く息と 共に見える言葉でようやく気付けたから 唯一の救いだった君に渡したあの7インチが 有線となって街の隅から聞こえた あぁそうだった、この旋律は笑い合えて泣くこともたやすい 自由気ままなものだった 2000年前も今も乗せて 置いてきたあの季節や光景や、 あの星は時代を超えて遊泳し続けているんだろう ただ溶けた銃口はもう二度と戻らない 君を撃ち抜いた重みは変わらない あなたがいい 変わらない |
とめられないteto | teto | 小池貞利 | 小池貞利 | | 常時不安定じゃなく、正直で不完全なだけな俺 プラス、マイナスじゃ回らないネジ装着中 またオートクチュール創作中 孤独なレコードプレイヤー抱えて現代を歩くジレンマ 「論理」「効率」の押し付けがめんどくさい 「情緒」「文脈」許してください PISS OFF! あーそうですか、そんなことあったんですか 興味は無い、面白くない、疑いもしないで躍らされたんじゃターンも乱雑、 足も捻る ゴシップなんかよりビリーブマイセルフ VIP なキッズ共のヒップにキックして一矢報いるぜ 放送禁止ギリギリが理想 子供騙しなロックこそ至高 とまらないとまらないロマンの無い世界なんか俺ら生きられない もういっそ 恋だとか愛だとか置いといて 誰かの最低も最高も塗り替えて 氷が張り詰めている世の中にひびを入れる 要らない世界は沈めばいい 健康優良不良少年の俺、燃料は未だ音楽 節操なし、冷笑なし、栄養不足でへいこら成長中 段々と虎視眈々とチャンス伺う殻破るタイミング サイジング合わせが肝心要、等身大の歩幅で歩いていこうぜ 白も黒も付けないで半端なまんまで歩いています 益々理論疑問の数増えていますが 明日を信じ、ただ苦虫を噛む 穴開いた雨傘をさし、鮮やかな朝を待つあなた その未来も光に溢れますように この歌が兆しになりますように PISS OFF! もういっそ 恋だとか政策すら置いといて 誰かと最低も最高も塗り替えて 氷が張り詰めている世の中にひびを入れる 要らない世界もほんの少しは包んであげなきゃね 健康優良不良少年の俺、原動力まだ性欲 迷走なし、ネオ・ロックだし、この価値、文句無しステージへ成長中 延々と尻尾見せない偃月、燦々と降り注いでる太陽 俺は雲、どっちも行き来しながら両方の光を囲んでいく とまらないとまらないとまらない きみのそくどはだれもとめられない とまらないとまらない おれのそくどもだれもとめられない つまらないはいらない くだらないものをもっとください つまらないはいらない おもしろいものもっとください やっば!また勝っちゃったな~ |
トリーバーチの靴teto | teto | 小池貞利 | 小池貞利 | | こんな感じでSEX PISTOLSを聴いていたらさ 欲望に身を委ねた裸足の私が追い回して来て あっかんベーの愛を欲しがって トリーバーチの靴を欲しがって 折れ曲がった「来るべき世界」を片手に 溶けかかったストロベリーアイスを片手に 退屈と憂鬱と戦って 孤独と私と戦って 何にもない夜に私を染めていく 何にもない色に私を染めていく 何にもない夜に私を染めていくんでしょう? 何にもない色に私を染めていく 地下鉄のホームの壁に寄り掛かっても 形だけの彼氏の背中に寄り掛かっても 肌で感じる温度の差はそう全くもうなくて 私が必要とする差すらそう全くもうなくて 何にもない夜に私を染めていく 何にもない色に私を染めていく 何にもない夜が私を濁らせて 何にもない色に私を染めていく あなただけ あなたが目 あなたが手 あなただけ |
奴隷の唄teto | teto | 小池貞利 | 小池貞利 | | 奴隷の慌ただしい一日が始まったようです 自分に相応しい振る舞い立場を今日も弁えます 聞き覚えのない笑い声は聞きたくなく反面 誰かの悲しむ顔面、断念、ダイジェストも見たくはないようです 透明で新しい化学強化ガラスでさえも 自分の汚らわしい振る舞い立場を写し出してしまいます 意味もないくらい暗い部屋で腐敗・落胆 来年こそ再来年こそと眩しい朝日を思い浮かべます 空返事に付いた値札が下級労働者の最低賃金 奴隷は氷河期の世に慣れて もう道は未知、停滞 居なくても問題無い場所で吸う息は苦い 奴隷は用無しと咎されて もう脳は機能停止、灰 目手耳足口が思うよう動かぬようです 昨晩作った負の引っ掻き傷、かさぶたにすらならないまま 血の滲みが滴る頃に消えない後悔の多さに驚いた 誰かの意思は興味ない 蝶になり自由に飛んでいきたい 切ったり貼ったり継ぎ接ぎデニムの如くの関係なら断ちたい 奴隷は「降参しろ」と脅されても好きは好きでいたい 好きでいないものに対してもクリーンでいたい 奴隷は「共感しろ」と脅されても好きが好きでいたい 自分で自分の夢中を自由に広げたいようです 「余命がもう何日も無い。」と申されても良いように生きていたい 自分の1位な位置で粋な息がしたい ドレミファソラシドと均されてもそこに意思はない ファシドレミドラソくらいで気ままに生きていたいようです |
夏百物語teto | teto | 小池貞利 | 小池貞利 | | しょっぱい風に身体を預けて 日差しにやられた僕の頭の中は 甘いパッションフルーツのかき氷みたく 溶け始めている それだけもうアレに夢中だ ねぇ 明日はどうだろう 木陰で休んでいても 波打つ音に誘われ 「堪えるな」と聞こえたから 誰かさ、手と足繋がせて もう誰とキスをしても もう誰と夢を見ても 一夏の思い出だと 好き放題したらいい ハイビスカス、麦わら帽子、砂埃から守るパラソル 風情やそんな趣を後ろ盾にして楽しめれば 恋をまたひとつ、ふたつ増やせれていいな しょっぱい風に身体を預けて 日差しにやられた僕の頭の中は 甘いパッションフルーツのかき氷みたく 溶け始めている それだけもうアレに夢中だ ねぇ 明日はどうだろう 去年の今頃はまだ 眩しさに目を眩ませ 何もかも見えなくなり 沢山の恋を落としていた あぁ古びた駄菓子屋の 炭酸の薄いコーラ 変わっても変わらなくても 愛し続けるからさ 泥まみれのビーチサンダル 何度洗えどどうせ汚れる 心の汚れも落ちないなら そのままタオルに包み込んで 丸ごと明日にまた持っていければいいな 貝殻たちは今日も優しくて 誰かに拾われ、すぐに飽きて捨てられる それでも何も言わずに潮騒を鳴らす 夏を音にして思い出を蘇らせている ねぇ 今年はどうだろう しょっぱい風に身体を預けて 日差しにやられた僕の頭の中は 金色に輝いたプラジャーパティに 見惚れ始めてるそれだけもうアレに夢中だ きっと変わらぬ恋が愛に変わるだろう きっと今年の夏はいつか取り返すから |
nantekottathe dadadadys | the dadadadys | 小池貞利 | 小池貞利 | | 凝り固まったあんたがたの頭ん中真っ逆さまにし、 あっぱらぱーにしなきゃな そんなこった簡単なこった だだだならば抗わずだ わかったフリなら語んな パターン化された馬鹿なコラッタばっかあっちゃー困った パンナコッタ食ったあとは三茶から浜田山さ やっぱ阿佐ヶ谷かな?いっそマハラジャか?わかんねー あからさまにあの子真っ裸だな 誘ってんのか 玉ならカラカラだが いや、ベージュのロンT紛らわしいわ 起きれやしない朝も怖くない 眠れやしない夜も怖くない 超々々超絶絶頂絶好で最高潮な アイツらの名前はDDDYS ハイカロリーなだだだと育った子ならば三段腹 ケツなら安産型 よし健康なのは健康なこった 漫談家やスポ根が鳴らすアンサンブルはbooだ こりゃタブーだ 無駄なカロリー使っちまったら 憂さ晴らしする作曲だ ちょっと昔ならヌルッとスルーしたこと 今は普通にムスッと愚痴ってる 発端は堀田徳男と水戸か? もう、なんてこった 恥ずかしがってちゃ伝わらないなら 馬鹿馬鹿しいことだけ言ってたい 超々々超絶絶頂絶好で最高潮な アイツらの名前はDDDYS |
にんにんにんじゃthe dadadadys | the dadadadys | 小池貞利 | 小池貞利 | | とびっきりの俺の忍術 その名もなんと空蝉の術 退屈で面倒な奴は 変わり身を立てておさらばだ たかが数枚のじゃらせんは 人を駄目にするから邪魔だ 襖から大名になげろ 風が吹いて桶屋が儲かる にんにんにんじゃだ しゅばばばばーん しらねーほっとけ しゅばばばばーん にんにんにんじゃだ しゅばばばーん 勝手にしとけよ しゅばばばーん つまらぬ宴に毒をもれ セミナーに背中預けるな 油断と隙は作っておけ その後喉元に針を刺せ なんで普通がわかんねんだって言われちゃってっやってらんねえ奴 集まる?エスコートします まず絡まる足枷外します 偏見大切にします 経験に大判積みます これがマスかく猿すら、イカす枯らすのスパイラルを産む日々のスパイス にんにんにんじゃだ しゅばばばーん ばかとはのまない しゅばばばーん にんにんにんじゃだ しゅばばばーん 勝手にしとけよ しゅばばばーん 木の葉の束の中 紫陽花混ぜてみる 手裏剣の束の中 ピンキーリング混ぜてみる 混じり合うはずは無い 隠せるはずは無い 雨粒如きでは君の涙は紛れないから晴れにしてみせる にんにんにんじゃだ しゅばばばーん 思い通りだぜ しゅばばばーん にんにんにんじゃだ しゅばばばーん 勝手にしとけよ しゅばばばーん 誰かに愛されたいなんてそんな高望みしないから せめて俺が死んだ後には骨砕いて便所に流せ |
ねぇねぇデイジーteto | teto | 小池貞利 | 小池貞利 | | 毎年春よ来いと思ってはいつの間に春はやってきて 気付けば君が枯れる、うなだれる季節になるんだろうな 街頭演説で革命家は「背中を押すわ」と言っていて 地球の裏側でも端でも駆け付けて行くんだろうな それよりさ、さっきまであった 水と肥料がどこにもないな ねぇデイジー ねぇねぇデイジー 革命を起こされるのはごめんだって 勝手気ままで何とか暮らしてるんだって ねぇデイジー ねぇねぇデイジー 革命より君への水の方が大事 まぁいいけど脅かしていくなら もう静かにやってって もしも人が人を救えるならこの花も枯れることはなくて あらゆる始まりとか終わりとか無くなっていくんだろうな それよりさ、さっきまであった 俺の希望がどこにもないな ねぇデイジー ねぇねぇデイジー 革命を起こされるのはごめんだって 勝手気ままで何とか暮らしてるんだって ねぇデイジー ねぇねぇデイジー 革命より君とのキスの方が大事 まぁいいけど脅かしていくなら もう静かにやってって |
拝啓teto | teto | 小池貞利 | 小池貞利 | | いつの間に右に左、西に東、瞬く間に一人 当たり障りの無い言葉選びに飽きた日々 いつの間に耳に忍び、脳内に腐り犯し始めるTV 檻に囚われたポニーの様にいよいよ世に迷子な日々 アラームを恨んだ 気性は荒くなった あの貨物列車は誰かのように不安定だ いつの間に右に左、西に東、瞬く間に一人 当たり障りの無い言葉選びに飽きた日々 一丁前に笑い怒り叫び踊り泣き合いたいというのに 壁の耳や障子の目を気にして生きてキリがないのに アラームを拒んだ 起床が無くなった あの有権者は数年間目覚めぬまま 掃いて捨ててしまう程の出会いで 褪せた色や埋もれた都市はいつかまた出会えるだろうか いつかまた眺められるのだろうか しがない冒険者の浅ましいRPG あぁすぐに救いを掬い美しい在るべき生活のもとへ 掃いて捨ててしまうほどの出会いで 褪せた色や埋もれた都市はいつかまた出会えるだろうか いつかまた眺められるのだろうか 拝啓 今まで出会えた人達へ 刹那的な生き方、眩しさなど求めていないから 浅くていいから息をし続けてくれないか |
hadaka no osamateto | teto | 小池貞利 | 小池貞利 | | 似非裁判官が下す有罪 端から聞く気無し エゴとエゴの全面戦争 今宵も酔いどれ漫談会 似非革命家が流行らす風潮 端から流行っちゃいない 廃品回収車に乗って去って灰になって空を舞え 裸の王様 頼むから腹を割れ いつかあなたと巡り会えたら 裸の心臓を見せ合おう いつかあなたと巡り会えたら こぼれた愛を拾い直そう |
harikiri samuraithe dadadadys | the dadadadys | 小池貞利 | 小池貞利 | | はりきりさむらい しゃかりきやる気元気、英気養い創る名シーン はりきりさむらい 求むさすらいの安らぎ、行く当てはない流れ者 はりきりさむらい つまらぬもの斬らぬ ただ守るべき時に斬る はりきりさむらい 一方身や魂削り拳に血が滲む腹切侍 正しい間違いかっけーだっせえーではない ただやるべきことをやる これ判断基準 わかんなきゃパンパースいる? 忘れないサムライスピリッツ 穴蔵で目先のガラクタを拾う馬鹿ヅラ天草四郎しゅぱって切り やばめな落雷おこすじゃじゃ馬な若武者 アブノーマルな覇王丸 はりきりさむらい しゃかりきやる気元気、英気養い創る名シーン はりきりさむらい 求むさすらい安らぎ、行く当てはない流れ者 はりきりさむらい つまらぬもの斬らぬ ただ守るべき時に斬る はりきりさむらい 一方魂削り拳に血が滲む腹切侍 真面目に生きちゃ馬鹿見るから誠実でいて 髷の代わりに金髪で元気一発 世間一般は尊重するけどもうバイバイ バキバキ携帯ギャル愛したい 令和の侍いつも猿芝居 殴り合いのから騒ぎ 傷なら癒せるガマの油売り はりきりさむらい しゃかりきやる気元気、英気養い創る名シーン はりきりさむらい 求むさすらいの安らぎ、行く当てはない流れ者 はりきりさむらい つまらぬもの斬らぬ ただ守るべき時に斬る はりきりさむらい 一方身や魂削り拳に血が滲む腹切侍 |
▽the dadadadys | the dadadadys | 小池貞利 | 小池貞利 | | 公園のベンチに座って胡散臭い書物を読んでみる 「〇月産まれの×型は短気で不器用です」 望遠鏡を覗くように恐る恐る後ろを振り返る 俗っぽいとっぽい覚えられないものに囲まれてた 想定外の痛みなら初めは意外だが いつしか慣れていくもので 削れる岩を眺めては鏡を見ているようだ 楽しめない先にはもう死しかない だからピエロのように繕う シャイなアイツはふざけた方へと 賽を振り 愛想を振る舞うの 臆病者の為に 「ここは宇宙」と思えば 引きかけた引き金も戻せるさ まぁいいかで紡いだ日々が真理だ それが全てだ 右手の人差し指に出来るあのささくれが作る痛みだけが あの人やあの人の憂鬱を紛らわす 誰しも人並みに傷つけて 人以上に傷ついて 産まれた傷の数を数えたら そんなん両手じゃ足りない やってなんかいられない 不健康なフリをしていたら馬鹿になる だからピエロのように繕う シャイなアイツはふざけた方へと 賽を振り 愛想を振る舞うの 臆病者の為に これはサーカスと思えば 何度でも自分を埋めれるさ 言葉は手段で道具だから 目的に留めずに だからピエロのように繕う シャイなアイツはふざけた方へと 賽を振り 愛想を振る舞うの 臆病者の為に ここは宇宙と思えれば 引きかけた引き金も戻せるさ まぁいいかで紡いだ日々が真理だ そう思おう 君が心から望むのならば やまない雨すら降らせるさ 虹の終わりもここにしてしまおう 楽勝だろう なぜなら |
光とロマンteto | teto | 小池貞利 | 小池貞利 | | 遊覧船で腕を組む 上を向くと無邪気な雨 目の前で咽び泣く少女 約束を交わせない自分 なんも伝わらない そりゃそうだよな 10円玉だけ集めて 手は冷たく電話ボックスへ 君への言葉、見つからず 時間は過ぎ、あの街のまま誰かと なんも変わりゃしない そりゃそうだよな 今更ダメージもない いつの日か誰かを心から 愛せるようになれたら誰かの心も傷つけずに済むのだろうか? まぁいずれわかる 現実を歩く俺らせめて音の渦の中で求めるさ、光とロマン いつの日か誰かの為が自分の為に 自分の為が誰かの為にとなるだろうか?まぁいずれわかる 現実を歩く俺らせめて音の渦の中で求めるさ、光とロマン ヒーローごっこしよう ヒーロー誰にしよう? カンニング得意なアイツがヒーローだ 誰にも負けないぜカードゲーム 町民プールで蒸しパン食べたな 学ランの袖から通したイヤホン 脳内狂わすB級パンク 夕焼けの校舎、隠れてキスして 鼻歌を歌ったあの頃を今でも |
光るまちthe dadadadys | the dadadadys | 小池貞利 | 小池貞利 | | 悪ガキにはなれない並ガキな君の口癖はただ「眩しい」だった そつなくこなす、嘘付くことない君の背中を追うのが好きだった 愛想笑いが苦手な君の無愛想笑いを見るのが好きで 愛想笑いもする機会のない俺の心のスーパーヒーローだ 光るまちに行こう 終電には帰ろう 君に連れられて来たライブハウス、何かコカ・コーラは薄かった 音は煩い、煙草も臭い でも見える世界は眩しかった 君が狭い狭いステージで歌ったあのダサい歌が好きで 君の狭い狭い狭い狭い狭い世界こそ正解だ 光るまちに行こう 終電には帰ろう 思いかえせば一昨日くらいのことのように思えるあの日たちは 埃を被って日焼けした小説の一部の如くになっていく あのライブハウスは無くなった 君とも会うことは無くなった それでも今もこれからもこうして 光るまちに行こう 終電には帰ろう 光るまちに行こう 終電なんか逃そう |
光るまち(アコースティックVer.)teto | teto | 小池貞利 | 小池貞利 | | 悪ガキにはなれない並ガキな君の口癖はただ「眩しい」だった そつなくこなす、嘘付くことない君の背中を追うのが好きだった 愛想笑いが苦手な君の無愛想笑いを見るのが好きだった 愛想笑いもする機会のない僕の心のスーパーヒーローさ 光るまちに行こう 終電には帰ろう 君に連れられて来たライブハウス、何かコカ・コーラは薄かった 音は煩い、煙草も臭い でも見える世界は眩しかった 君が狭い狭いステージで歌ったあのダサい歌が好きだった 君の狭い狭い狭い狭い狭い狭い世界こそ正解だ 光るまちに行こう 終電には帰ろう 思いかえせば一昨日くらいのことのように思えるあの日たちは 埃を被って日焼けした小説の一部の如くになっていく あのライブハウスは無くなった 僕らも会うことは無くなった それでも今もこれからもこうして 光るまちに行こう 終電には帰ろう 光るまちに行こう 終電はもう逃そう |
東日暮里5丁目19-1the dadadadys | the dadadadys | 小池貞利 | 小池貞利 | | 何だか走りたくなる夜だな コンビニで一缶買って公園へ 誰にも渡したくない夜だな 憂鬱も快楽も独り占めなのさ キラキラと星が光っている リンリンと虫たちが歌ってる 転ばぬよう足元を見ていても 転ぶときはどうしたって転ぶのさ いつかの地球最後はこんな夜がいいな いつかの地球最後はこんな夜がいいな あの月の明かりに吸い込まれそうだ いつかの地球最後はこんな夜がいいな ブランコで話す女子高生たち 笑い声って美しい主旋だな そのまま曲にしてオリコンで一位を取って 世の中全部ひっくり返らないかな 砂場には小さな小さなお城 天まで届いても良いんだけどな 悲しいことってあんまりないけど 寂しいことって結構あるよな いつかの地球最後はこんな夜がいいな いつかの地球最後はこんな夜がいいな 君との最初の夜もこんな夜がいいし いつかの地球最後もこんな夜がいいな 俺に似た誰かが今日もまた 同じように月に吸い込まれる 明日はどんな一日になるだろう 思っ切り走って帰ろうかな |
蜩teto | teto | 小池貞利 | 小池貞利 | | いつかの蜩の鳴き声が遠ざかっていく あの日常も幻のように 海の深くから陽を眺めるように朧げに浮かぶ 歳月の波は容赦なく私を飲み込んで あの街も木々も君も奪ってく まるで昔から無かったかのように跡形だってなく 冷えた炭酸の沁み渡る速さで 薄暗い街もオレンジに染めて 最初で最後の覚悟で まだ見ぬ愛を探している あの蜩のようにあなたもあの日鳴いていた いつかの日暮しの泣き顔が遠ざかっていく あの日常も幻のように 海の深くから陽を眺めるように朧げに浮かぶ 幸や不幸、思想も意思も生まれた場所さえも 関係なく夕焼けはいつだって 私を守っては、私と話しては、私と歩いてく 冷えた炭酸の沁み渡る速さで 薄暗い街もオレンジに染めて 最初で最後の覚悟で まだ見ぬ愛を探している あの蜩のようにあなたもあの日鳴いていた 掠れてく鳴き声で短い蝋を灯していた 夏が終わりゆくように あなたのことを思い出すんだ 最初で最後の覚悟で まだ見ぬ愛を探していた あの蜩のようにあなたもあの日鳴いていた 掠れてく鳴き声で短い蝋を灯していた 夏が終わりゆくように あなたのことを思い出しています |
PUXXY WOMANthe dadadadys | the dadadadys | 小池貞利 | 小池貞利 | | 君の口に指突っ込んで 流れた涙を桶に溜め 顔を洗って残った一滴まで 飲み干してみたいって思ってます 疑いの目線、大好物 軽蔑の目線、大好物 一言一句伝えるのはどうなん?これでわかれよ 言葉にするのすら面倒くさい そのせいで誤解されちゃってもさ そのままズレたままでいいさ 大して問題は無い 間違ったまま愛し合っていても 出し切った後にあるティッシュが真実 キスも傷もあるが律するルールなんてない いいからいいからこのままでいよう こっちもそっちも気にせずに寝るんだ 君の口に指突っ込んで 流れた涙でプール張って 揺れる波を眺めた後に クロールしてみたいって思っています ベッドまでいくのも面倒くさい そのまま玄関に寝転んで さぁ床の硬さが俺のチェイサー こんな日があったってよくない? 間違ったまま愛し合っていても 出し切った後にあるティッシュが真実 キスも傷もあるが律するルールなんてない いいからいいからこのままでいよう こっちもそっちも気にせずに寝るんだ いろはにほへと、まーいっか 君の血の色、真っ赤っ赤 間違ったまま愛し合っていても 出し切った後にあるティッシュが真実 キスも傷もあるが律するルールなんてない 間違ったまま愛し合ったのに 冷め切ってからは入り組むキスすることなんてない インする部屋もない 仕方ない 気付けないならご苦労 ただこいつもそいつもあいつもどいつも人の恋、指差す資格はあんのか 投げても入らない空き缶が この恋の行方を暗示してた 分別するまでもいかずに ゴミ箱は物憂く見てきてます 缶の縁をつたるパインジュース 舌が痺れ、やけに甘くて 罪悪感を覚えるカロリーと共に後に残ります 後に残ってます |
不透明恋愛teto | teto | 小池貞利 | 小池貞利 | | ティーカップに積もり積もる埃の重みを数えては 想いと時が重ね合って増してくことなど無いと気付いた いつからだっけこんな風に思ったのは ハイカットは上まで紐を通すアイツの履き方と 窮屈になった自分の足元を追っては思い出した いつからだっけこんな風に思ったのは いつからだっけこんな風に思ったのは 秒針の音は鳴り止まず 同じリズムを刻んでいく 繰り返されれば忘れられず この時は音になって残っていくのでしょう まともに愛せないなりの愛を 相も変わらず不透明でさえも ただあなたに差し上げたいのです 薔薇は抱え露草は蹴って笑う顔に違和感を覚え 日傘は時に視界を遮ると誤解をされて分かった 濁ってしまった心でさえも「時が経っただけ」なんて 笑ってくれますか まともに愛せないなりの愛を 相も変わらず不透明でさえも ただあなたに差し上げたいのです あなたに |
Pain Pain Painteto | teto | 小池貞利 | 小池貞利 | | いつだって償って償ってイキがって報われなくて いつだって満たされない見つからない見えない会えない有り得ないな 聞き飽きたことばかり言葉軽い物語 届かないだったら早くして心変わり ラブのないラブホテルに泊まって 愛のない愛撫をして笑って 帰り際イヤホンから流れる void がいつもより深く刺した 時計の針はなりふり構わず進んで 私もなりふり構わず進んで 戻って進んで戻って進んで 綺麗事でも絵空事でも他人事でも何事でもなくて 何にも言えない後付けはやめて傷が癒えない後付けはやめて 痛い痛い痛い痛い痛いなんて声が聞こえて 危機の音、聞こえないフリをしてしまって 冷凍食品の底とあなたへの愛が底を尽きた頃 無愛想ばっか振り撒くあたしは何だかいつか干されてしまいそう 可哀想いつでも全てわかってしまいそう 午前2時43分32秒マスカラが落ちてしまいそう 明日からあなた無しで 泣き出せないのは吐き出せないから 愛したから新たな視で 可愛い私はわかっているから 明日からあなた無しで 泣き出せないのは吐き出せない 愛したから新たな視で 可愛い私はわかっているから |
My I Myteto | teto | 小池貞利 | 小池貞利 | | 「曖昧な愛なんて必要ない 会えないぶんだけ辛い賭けじゃない?」 関係ない要らないなら頂戴、そんな愛 ダサいプライドこそ必要ない あんなに「楽しい」「悲しい」を忘れて 呑気に12時に起きるお昼 相変わらず濃いブラウンのカーテンの隙間から 覗く太陽が嫌味ったらしいよ 毎日飽き飽きしちゃうね 毎日眠ってたいね 前に進めだなんてそんな簡単に言わないでよね 虎視眈々とアンサンブルを鳴らす あの姿のあなたに憧れて濡れてたのに 今じゃ850円と出来高だもんね 「誰にでも全盛期はある、全然平気よ」 なんてそろそろフォローフォロー あのバーテンダー惹かれんなー結婚してんの? 「蜂に刺されたアナフィラキシーショック!」 長文メールなんつーか何通も送っちゃったのに 似非精神崩壊、脳内崩壊、壮大公開、後悔 そうかい?なんて気にも止めない顔してこっち見んなよ 毎日ドキドキしたいね 毎日サボってたいね 会いに行けばだなんてそんな簡単に言わないでよね 毎日恋を更新したいね 毎日遊んでたいね やけに沈みかける夕日が無駄に染みていくよね あぁそっか時が経つってこんな感覚だったのなら 1日1日にいちいち遊ばれたらキリないね |
マーブルケイブの中へteto | teto | 小池貞利 | 小池貞利 | | あぁ2回目に読み終えた「車輪の下」を置き ヨレたTシャツを脱ぎ、一目散に走り出した あぁ朝食のベーコンエッグ、食べる間も無く走り出した 家を守った君への おはようのご褒美さ ミニー こんなことになるならまだ走り足りなかったよ 小さい体、大きな声でスカした街に吠えてくれよ 辿りついた校舎の裏 聞こえる野球部の声 気怠そうに走ってごめんよ 自分へのご褒美だったのにな ミニー こんなことになるならまだ走り足りなかったよ 小さい体、大きな声でスカした街に吠えてくれよ あぁ いつから悟っていたんだい あぁ 僕は君の家を守れていたのかい ミニー こんなことになるならまだ走り足りなかったよ 小さい体、大きな声でスカした街に吠えてくれよ ミニー こんなことになるならまだ気づき足りなかったよ 小さい体、大きな声でス力した僕に吠えてくれよ どうやら手は動かず目を開けるのもひと苦労か 間に合わなくなる前にマーブルケイブの中へ |
メアリー、無理しないでteto | teto | 小池貞利 | 小池貞利 | | ロマンチックな夜の為に君は舞台に上がっていく でもそのドレスが血で紅く染まっていることを知っているから そう簡単には無責任な賞賛など出来ないな 真っ黒に汚れたその台本は一度二人で描く為に真っ白へ 後悔など瓶に詰め、 海に流したらいい 拾われても滲んでさ、 誰も読めやしない なあ?メアリー? 悲しみは君の血肉だと言う だが喜びを捨てる理由にはならない なあ?メアリー? 君の代わりなどどこにも居ない だが君の役はきっと誰かが埋める 疲れたなら全てやめにしよう やめたあとに次を考えよう 観る者の心無き演劇は 白紙に近いただの言葉さ 「高慢ちきなあの人に恋をし始め落ちていく。 でも堕ちていくのはわたしだけでどうしようも無く沈んでいく」 だろ?俺なら君の苦悩、 哲学や他の願いも 全てわかってあげられるのに君はそれを抱え舞台で昇華する 地上波に小さく映る 吐き気を伴う大衆の群れ 空回る永遠の肥溜め 祈りの届かぬシスター 心配など紙飛行機にし、 空に飛ばしたらいい 雲を突き抜けた後は誰も読めやしない なあ?メアリー? 悲しみは君の血肉だと言う だが喜びを捨てる理由にはならない なあ?メアリー? 君の代わりなどどこにも居ない だが君の役はきっと誰かが埋める わかったから全て投げちまえ 君だけの重そうな荷物を 「それでも私は私を演じ、 ノンフィクションからフィクションを産む」 メアリー、 手遅れになる前に メアリー、 地上に落ちる前に |
もしもし?もしもさぁteto | teto | 小池貞利 | 小池貞利 | | もしもし?もしもさぁ 俺らまた来世で出会ったとして 記憶の片隅にすらも残ってない赤の他人同士になるなら 君が惜しみもなく見せる不細工な寝顔でさえも どうやら価値があったんじゃないかってそんなことを思っている 一度散ってしまった胡蝶蘭がもう一度咲き始めたあの日 記憶の無くなった祖父から名前を呼ばれて 夜が明けたあの日と同じ光が差し込んでいる だから わざわざ馬鹿な話がまたあなたと交わしたい 酸いも甘いも毎日の変化すら飲み込んで 風をも置き去るスピードで聞こえてくる声が 未知で満ちた道をまた一から作り出す どこで聞いてたって もしもし?もしもさぁ 天からぶら下げられたあの糸に 一千万人一斉に走り一人だけが掴める争いがあるなら 恥も外聞も気にせず異論も疑問も持たざる そんな人種に生まれ変わるよう誰か俺の背中を蹴り上げろ 糸が千切れたら一位とかあいつこそが転べば一位とか些細な事は気にせずに 背に刺さったあの明日 たまには真正面から抱きしめていく だから ガラガラに枯れたこの声も濁った両眼でも 自分の分の運も個性として抱え込んで 大切に守るべきものを迷わず選ぶから あなたがアート、あなたが花だから離さぬよう どこで生きていたって だから わざわざ馬鹿な話がまたあなたと交わしたい 酸いも甘いも毎日の変化すら飲み込んで 電波障害も飛び越えてあなたへ飛ぶ音で 未知で満ちた道をまた一から作り出す まだまだ鳴り止やませない二人だけのあの話 こんな夜こそがずっとずっとずっとずっと続きますように |
夜想曲teto | teto | 小池貞利 | 小池貞利 | | 変わることを恐れた一匹のエゾシカは 春を迎えることすら ままない様だった 月に照らし出されて 雫が煌めいて 銀色に囲まれた二度ともうない夜だった 一粒、二粒、雪が背を刺す度に想いがまた募る 遠ざかっていく街や声をもう一度抱えていきたい 愛や憎しみ、欲望までも全てを飲み混んで 混ぜて満たしてゲロになるまで全てを吐き出したい 正解も不正解も真偽も全てを飲み込んで 最後笑って眠りにつく為、全てを溶かしていきたい 「道に迷ったなら東へ行きなさい、日が昇り出すから。」とあの時父は言った 愛や憎しみ、欲望までも全てを飲み込んで 混ぜて満たしてゲロになるまで全てを吐き出したい 正解も不正解も真偽も全てを飲み込んで 最後笑って眠りにつく為、全てを溶かしていきたい いずれ朽ちて無くなってしまうまでなるがままで歩いていくのです 愛や憎しみ、欲望までも全てを飲み込んで 混ぜて満たして光になるまで全てを吐き出したい 空が暗くて膝をついても何度間違えようとも 最後笑って眠りにつくまで全てを抱きしめていたい いずれ朽ちて無くなってしまうまでなるがままで歩いていくのです |
夜想曲teto | teto | 小池貞利 | 小池貞利 | | 変わることを恐れた一匹のエゾシカは 春を迎えることすら ままない様だった 月に照らし出されて 雫が煌めいて 銀色に囲まれた二度ともうない夜だった 一粒、二粒、雪が背を刺す度に想いがまた募る 遠ざかっていく街や声をもう一度抱えていきたい 愛や憎しみ、欲望までも全てを飲み込んで 混ぜて満たしてゲロになるまで全てを吐き出したい いつか訪れる自分の死まで全てを飲み込んで 最後笑って眠りにつく為、全てを溶かしていきたい 「道に迷ったなら東へ行きなさい、日が昇り出すから。」 とあの時父は言った 愛や憎しみ、欲望までも全てを飲み込んで 混ぜて満たしてゲロになるまで全てを吐き出したい いつか訪れる自分の死まで全てを飲み込んで 最後笑って眠りにつく為、全てを溶かしていきたい いずれ朽ちて無くなってしまうまで なるがままで歩いていくのです 愛や憎しみ、欲望までも全てを飲み込んで 混ぜて満たして光になるまで全てを吐き出したい 人に産まれて人である限り人を求めていく限り 最後笑って眠りにつくまで全てを抱きしめてみたい いずれ朽ちて無くなってしまうまで なるがままで歩いていくのです |
遊泳地teto | teto | 小池貞利 | 小池貞利 | | 窓のない部屋の隅 天井を眺めながら 飛べる程の遊泳を待つ 少女への手紙 感じない四季の風味 感じたい日々の空気 愛しい人に両手も振れず 塞がるピアスホール 薄紅に染まるはなびら 雨は止んで虹がかかった 君の後を追いかけたら 辿り着いた桜の木の下 Everything in my words is with you. 君は今日も何も信じず Everything in my words is with you. 愛を幻想と語っている 居場所が無い訳では無くて ただ居場所がわからない 目を閉じ胸を押さえ耳を塞ぐ どこにも出掛けられず なら 枯れた目には星の砂を 閉じた胸にはコサージュを 錆びた耳にはディストーションを ここが君へのナイトパレード Everything in my words is with you. 君は今日も何も信じず Everything in my words is with you. ただいまおかえりを待っている 誰かが夜を泳いで、星を結んで繋げて産まれた僕たちは 歩く速さも身なりも運も違う中、荒波を掻き分けていこう Everything in my world is with you. 君が孤独と語るのなら Everything in my world is with you. この歌をなんと呼ぼう Everything in my world is with you. 愛を幻想と語るのなら あの人が何も言わずそっと掌で背中を押してくれた あの温もりをなんと呼ぼう |
夢見心地でteto | teto | 小池貞利 | 小池貞利 | | 街中のライトが消え始め、誰もが寝静まりゆく頃 哀愁を帯びたあの星は誰に見られずとも光っている 日が暮れたら間に合わなくなる、そう思っていた時もあった それでも日が沈んでいくから出逢えたこともあった 夢見る時代ならもう過ぎた それでももう一度見た夢が心地良くて 裸のままあなたにただただ逢いたくて きっともう一度だけ僕等も新しい時間があるのさ 「あなたがまだあなたでいるから、わたしもわたしでいられる」 それならわたしも、もっとわたしで居ていたいと思えた 憂いや悩みを抱え込んでそれでも恋人たちは今日も歩いていく 水飛沫を上げ、また誰にも届かずとも歌を歌う鯨と 同じく新しい朝へと向かっている 夢見る時代ならもう過ぎた それでももう一度見た夢が心地良くて 裸のままあなたにただただ逢いたくて きっともう一度だけ僕等も輝かしい時間があるのさ 眩しい朝焼け あなたと見たいだけ 知らない街まで何も持たずに行きたいだけ |
(許)the dadadadys | the dadadadys | 小池貞利 | 小池貞利 | | 電信柱を渡り飛んで カラスが運んできたメロディ 通りで雑食の腐乱臭 ずる賢くて奴らに似てる 鶯谷は今日も娼婦が 救えないはずの命を救う 一方アイツが読んでる雑誌 見出し「ゆるふわ愛されコーデ」 ひび割れた鏡はいつも曇ってて 自意識の強い自分を映し出す まぁいいや~ まぁいっか~ 拗れた脳内も歪んだ性癖も全部無修正で まぁいいや~ まぁいっか~ 阿保面な野次馬たちも頓珍漢な商人も全部全部全部 この頃の地上は不景気みたいで 何故かキナ臭い奴が蔓延ってる マルボロを吸っていたあの子の ただの文字の羅列などでは無い 震えていた言葉のかけらも 煙と共に吹き飛ばされた それ拾った下北の馬鹿が 都合良く形を変えていく 玩具が玩具で遊ぶ だから またもメビウスの輪っか完成 まぁいいや~ まぁいっか~ 拗れた脳内も歪んだ性癖も全部無修正で まぁいいや~ まぁいっか~ 阿保面な野次馬たちも頓珍漢な商人も全部全部全部 あの人の鳴らしているギターにだけ 悲しい歪みが聴こえてくるのはなぜ? 燕たちは自由に羽ばたいていて アタシが眺めているだけなのはなぜ? まぁいいや~ まぁいっか~ 拗れた脳内も歪んだ性癖も全部無修正で まぁいいや~ 花や星に初めて名前をつけた君が居ないとされんのは 正しいことを正しい顔で言う 正しいだけの正しさが馬鹿げてる |
utopiateto | teto | 小池貞利 | 小池貞利 | | 永遠に続くはずのあの街の恋やゲーセンは終えて残ったのは 一本のカビ臭いブルージーンズ 世に屈服、割腹いいあんちゃんは今日も何だかメディアに 3回転半踊らされ目が回っているようだ 俺といったら洗い残された食器も片付けられず 親友の誕生日すら祝うことも出来ず 誰か予想していたんですか、こんな未来は 誰か梱包してくれ、ごめん興味ないか 今日もまた勘違いされて終わっていった 嘘吐いて騙して騙されてしまった 昔ってもっと笑い合って描き合って抱き合ったような 理想郷がいつだって側にあったような |
LIFEteto | teto | 小池貞利 | 小池貞利 | | このビー玉に映る街もまた 美しく思えるようになったのです ガラスの中では偽りだとしても 時には真実よりずっと綺麗なもの 君に嫌われないようにと なんとなく言っちゃった夢が 今では本当になってさ なんだか笑える話だよな この薔薇の棘も意味があるのなら 痛くは映らないようになったのです 幸せとは何? そう思える時間こそが なによりだれより幸せでした 君に嫌われないようにと なんとなく言っちゃった夢が 今では本当になってさ なんだか笑える話だよな 君に気に入られるようにと なんとなく始めたバンドは 今でも楽しくやれててさ たまには遊びにでもおいでよ |
ラストワルツteto | teto | 小池貞利 | 小池貞利 | | 英才教育のもと育った わたしももうバレリーナ 見本になることだけ覚えて 誰にも心を開けずにただ ずっと履いて黙って踊ってた 赤いトゥーシューズはまだ サイズが違うように思えて 足枷のように感じてしまう 靴擦れに気づいた頃にはもう末期 素直に脱ぎ、踊り始めたら良かったわ 正解なんてもう知る必要もない そう不恰好なほどダンスを踊るバカでいたい 不正解なんてもう知る必要もない そう、不恰好なこのダンスを踊った挙句に笑って眠りたい マタタビで戯れ合いだすあの猫のように 時間を忘れて、ただ忘れたくないものをずっと得ていきたい 正解なんてもう知る必要もない そう不恰好なほどダンスを踊るバカでいたい 不正解なんてもう知る必要もない そう、不恰好なこのダンスを踊った挙句に笑って眠りたい 道から逸れることを怖がらず 踊るストリートダンサー 希望の灯りでこのからだが 焼け焦げようとももう構わない |
螺旋階段teto | teto | 小池貞利 | 小池貞利 | | アイツらは胡散臭い街で眠らない夜を過ごす 俺は普段と変わらずに眠らない夜を過ごす 叶わない夢を見ている 大好きなブラックコーヒーをもう一杯飲み干して 苦みがかった唾を吐いたなら涙目の自分と目があった 叶わない夢を見ている 夜はよく思考が巡る いつからか人の理想はどんどんと大きくなって このままでは自分の欲にただただ潰されていく 数字だけ追うコバンザメたち 踊らされていくあの少女たち 何もできやしない俺自身 ただただただ無力か 考えたら考えるほど螺旋階段に陥っていく |
らぶりありてぃthe dadadadys | the dadadadys | 小池貞利 | 小池貞利 | | こっちの世界は平和そうだ ここに居れば全部が対等だ 無しグラビティ 子の遊びに大人の色気 宿題課題残業後回し つまんねえリアルならお断り らぶりありてぃ 俺は嘘も嘘と楽しめるし 宇宙をイメージ 当たり障りないハイボールまっじ~ かったりーハッタリ 毎度疲れちゃったり うさんくさい喝采にガッカリしちゃったり やっぱり少し羨ましかったり でも近づけば真っ先に厄介がられたりでもう人生ギリギリ ならDDDYSのかっけえもだっせえも楽しめ 悩みなんて今は吹き飛ばす 鳴かず飛ばずな日々も鼻糞と化す アメダス、ノストラダムスでも予知できない大トラブル待ってんだ 感電なんて関係ない 安静、反省なんてしてらんねえや やっべえ奴、安定な奴、泣いてる奴、内定ある奴、常に笑ってる奴、 何かが毎日足んねえやつ、戦わない為戦ってんだって奴、 全員まとめて交わせグラス こんな日がありゃ革命いらず こっちの世界は平和そうだ ここに居れば全部が対等だ 無しグラビティ 子の遊びに大人の色気 宿題課題残業後回し つまんねえリアルならお断り らぶりありてぃ 俺は嘘も嘘と楽しめるし 宇宙をイメージ 人生が楽しめなくて いい青年がおしめ履いちゃって こっち見んなって誰も寄せ付けない日々があって 貸しばっか作って肩意地張って 待ったって言ったって誰も待ってくれなくって どうでもいいことでバトって常に余裕ないサドンデス 大本命の気遣いも気付けなくて ただ遠くの神様が作ってくれた点と点 近くのお前が繋いでくれた線と線 縁と縁を繋げ出来た星座、エンドレス だけどこの想い出来れば急速冷凍へ 失敗、過去の後悔、昔の自分がほざいたことだから許してあげようか 黒歴史は塗りつぶせそうもないからまた新しい壁紙で新たに こっちの世界は平和そうだ ここに居れば全部が対等だ 無しグラビティ 子の遊びに大人の色気 宿題課題残業後回し つまんねえリアルならお断り らぶりありてぃ |
ラムレーズンの恋人teto | teto | 小池貞利 | 小池貞利 | | 「何が好きとか何が嫌いとか いい年だからもうやめたら?」と あの人は言った 「好き嫌いとか目を悪くするのよ。 目を悪くするとさ、この美人が見えないよ。」と あの人は言った そして彼女は準備を始めた あの人が毎朝焼くパンには決まって忍び込んでるラムレーズン それをひとつかみ、ちぎってはバレて怒られるのが好きだ 「嘘であるなら嘘でいいけど 最後の日まで騙しきって」と あの人は言った あの人が毎朝焼くパンには決まって忍び込んでるラムレーズン いつからか無くして嫌いだけ残って好きになれないラムレーズン 嘘や本当はさておき、あの日々があったような |
嵐坊the dadadadys | the dadadadys | 小池貞利 | 小池貞利 | | 優しい面なんていらんぜ 興味、関心、理解を示せ くだんねえ嘘ならぶち抜くぜ イライラよー 奴らのパワフルパワハラで 神棚に祀った心臓が 祈りすら届かず上空へ イライラよー 安息は無い 癇癪が舞い 俺を癒せる絆創膏が無い 日常も戦場 「孤独ぶってんの?」 は? 兎に角1に愛、2に愛、3,4は無い、5に愛 ご自愛ください間違いない 愛の渇きこそが警告のサイン Let's→満たされない病♪ ラズベリー頬張って口紅落ちても目に入れても痛くなくなくない まだ見ぬどっかの誰かを愛し愛されてみたいだけ 「惨めすぎる」 |
ルサンチマンteto | teto | 小池貞利 | 小池貞利 | | 一人目は守銭奴の商売人 養分になる奴だけを吸い上げる 二人目はPTA会長の娘 ズレないように生きないと気が済まない 三、四人目は滑稽な自称表現者とそれに群がる思考停止の取り巻きちゃん 全員あしでまといになる ルサンチマンお前は間違ってなどいないよと問い掛けてくれよ ルサンチマンお前だけは悲しむべきじゃないよと問い掛けてくれよ 掌で踊らされ脅され、そんな暮らしには飽き飽きした 世直し、お掃除する気なし ただ地球を蹴っ飛ばしてえ ルサンチマンお前は間違ってなどいないよと問い掛けてくれよ ルサンチマンお前だけは悲しむべきじゃないよと問い掛けてくれよ |
ROSSOMANthe dadadadys | the dadadadys | 小池貞利 | 小池貞利 | | 月曜日は財布無くし 火曜日は携帯を無くした 水曜日は家の鍵を無くし 木曜日まで探し続けたんだ ロストマン 金曜日、泣いた女子見て 泣き顔にグッと発情する 土曜日はしゃばい場所にバイバイ 日曜日は別に何も無い ロストマン ギリギリ・キリギリス 要らない過去は捨てちゃいます ギリギリ・キリギリス ギリギリ握り生きる 無くしたものが多すぎて 忘れた、捨てたは覚えていない 大抵のものは必要がない 最初から無くても変わりゃしない ただ貴方へ手紙書くと 言葉が消しカスに変わる度 あの頃の想いが未だあると 無くしていない今を再確認 ギリギリ・キリギリス 知らない未来じゃ悩みません ギリギリ・キリギリス ギリギリ握り生きる ギリギリギリギリっす 同じ阿呆なら踊らにゃ損 ギリギリ・キリギリス ギリギリ握り生きる 命無くさなけりゃ何度も手に入る 命無くさなけりゃ何でも捨てられる We are the da da The dadadadys そりゃ白線たまにゃー超えちゃいます それでも地獄でも天国でも ギリギリのまま生きる そんなロストマン |
忘れたthe dadadadys | the dadadadys | 小池貞利 | 小池貞利 | | 60分15000円と書かれた右手の看板と 左手の薬指には控えめに光る指輪 あぁ俺はそんな彼にいくつもの憧れ抱いた 歩けど歩けど歩かねばならぬとの歌を思いだした 副業でアカぎれた母の手とそれを馬鹿にしたクラスメイトと 顔立ちすら思い出すことのできない別れた父と あぁ考えただけでもういつもえづいてしまってた 不安定、透明、不感症なそんな過去を思い出した いつか全て忘れた頃、無くした頃もあなたと居たあなたと見た 半径1メートルの世界だけはもう譲れはできないなって そう思えるから今日も生きれたんだ 抱き合い共に笑う子どもたち 泣き顔を恥じ隠す大人たち 空腹、憂鬱で背けたくなる午前、何も手のつかない午後 あぁ骨の軋む音まで何故か聞こえてしまうから 星まで届けと思い漕いでたブランコを思い出した 今まで喜ばせた人の数、今まで悲しませた人の数 幾度も考えた今についてわからず、また今日も眠る 自分の居場所を知られたくないそれでも誰かに気づいて欲しい 当てのない悩みを抱え幾千の歳月は去っていった あぁ赤い実も弾けて いつか全て忘れた頃、無くした頃もあなたと聞いたあなたと知った 半径1メートルの世界だけはもう譲れはできないなって そう思えるから今日も いつかお前が何処へ行こうとも何をしようとも道外そうとも なんか狂ってヘラっちゃっても 何年経とうたって寿命がいつ来たって 忘れてなんかやんねーしって思っていたら今日も生きていたんだ まだまだ |
忘れたteto | teto | 小池貞利 | 小池貞利 | | 60分15000円と書かれた右手の看板と 左手の薬指には安っぽく光る指輪 俺はそんな彼に何故だか憧れを抱いた 「歩けど歩けど歩かねばならぬ」との歌を思い出した 副業であかぎれた母の手とそれを馬鹿にしたクラスメイトと 顔立ちすら思い出すことのできない過去の父と 考えただけでもう何故かえずいてしまっていた 不安定、不透明、不感症なそんな過去を思い出した いつか全て忘れた頃、無くした頃あなたと居た あなたと見た半径1メートルの世界だけはもう譲れはできないなって そう思えるから今日も生きれたんだ 抱き合い共に笑う子供達、泣き顔を恥じ隠す大人達 空腹と憂鬱で背けたくなる午前と何も手の付かない午後 骨の軋む音まで何故か聞こえてしまうから いつしか届けと思い漕いでたブランコを思い出した 今まで喜ばせた人の数、今まで悲しませた人の数 幾度も考えた今についてわからずにまた今日も眠る 自分の居場所を知られたくない それでも誰かに気づいて欲しい 当ての無い場所を彷徨い、幾千の歳月は去っていた ああ赤い実も弾けて いつか全て忘れた頃、無くした頃あなたと聞いた あなたと知った半径1メートルの世界だけはもう譲れはできないなって そう思えるから今日も いつか全て抱えてもっと離さずもっと無くさずもっと必ずとも 何年経とうたって寿命がいつ来たって忘れはしたくないなって そう思って今日を生きていたいんだ まだまだ |